JP4069350B2 - Cleaning device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置で用いられる像担持体をクリーニングするクリーニング装置に係り、特に、像担持体に対して接離自在に設けられるタイプのクリーニング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における中間転写型の画像形成装置として、感光体ドラムの周囲に例えばイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色成分の現像器を具備させると共に、前記感光体ドラムに対し例えばベルト状の中間転写体(中間転写ベルト)を対向配置し、感光体ドラムの一回転毎に当該感光体ドラム上に形成された各色成分のトナー像を前記中間転写ベルトに順次一次転写した後、この中間転写ベルト上に重ね合わされた合成一次転写像を用紙に一括転写(二次転写)して所望のカラー画像を用紙上に形成するものが知られている。
【0003】
この種の画像形成装置にあっては、二次転写後に中間転写ベルト上に残存する残留トナーをそのままに放置すると、次に中間転写ベルト上に形成される画像を汚すこととなるため、二次転写後の中間転写ベルト上の残留トナーを除去するためのクリーニング装置(ベルトクリーナ)が配設されるようになっている。
【0004】
そして、このようなベルトクリーナとしては、例えば、中間転写ベルトに対向する部位に開口部が開設されるクリーナハウジングと、当該クリーナハウジングの開口部に面した箇所に配設されるクリーニング部材とを備えたものが知られている。ここで、前記クリーニング部材としては、例えば中間転写ベルトに圧接して残留トナーを掻き取るブレードクリーナや、中間転写ベルトに接触して残留トナーを静電吸着するブラシロールクリーナ等が用いられる。
そして、上述した画像形成装置においては、感光体ドラムから中間転写ベルトに各色成分トナー像を一次転写する動作が行われているときには、中間転写ベルト表面からクリーニング部材を離間させ、中間転写ベルトから用紙へのトナー像の二次転写が終了した後に中間転写ベルトにクリーニング部材を圧接させる接離機構が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したクリーニング装置では、中間転写ベルトに圧接させたクリーニング部材を離間させる際、クリーニング部材に付着していた残留トナーが飛散して中間転写ベルト上に再付着し、次の画像中にこの飛散トナーによる点状画質欠陥(以下、必要に応じてトナー点という)が発生してしまうという技術的課題がみられた。
【0006】
このようなトナー点の発生を防止するため、例えば、クリーナハウジングの開口部に開閉自在なシャッタを配設し、接離機構の動作に連動して離間時には前記開口部を閉鎖するようにした技術(特許第2867567号公報参照)を適用することが考えられるが、装置が大型化してしまう懸念がある他、シャッタの開閉動作に伴って生じる気流により、逆にトナー飛散を誘発してしまうおそれもある。
【0007】
また、前記クリーニング部材から見て下側のクリーナハウジング開口部端部にシール部材を配設すると共に、例えばブラシロールクリーナとブレードクリーナからなるクリーニング部材及び前記シール部材に夫々揺動機構を取り付け、圧接時にはシール部材→ブラシロールクリーナ→ブレードクリーナの順で中間転写ベルトに圧接させる一方、離間時にはブレードクリーナ→ブラシロールクリーナ→シール部材の順で中間転写ベルトから離間させることにより、クリーニング部材から飛散したトナーがクリーナハウジング外部へ飛び出すのを防止するようにした技術も提案されている(特開平10−69146号公報参照)。
しかしながら、このタイプのものにおいては、クリーニング部材及びシール部材に夫々接離機構を設けなければならない分、装置が複雑化する他、大型化も避けられないという技術的課題がみられた。
【0008】
一方、前記クリーニング部材として残留トナーを静電吸着するブラシロールクリーナを用いる態様にあっては、このブラシロールクリーナに残留トナーの帯電極性とは逆極性の除去バイアスを印加して像担持体上の残留トナーを除去する一方、このブラシロールクリーナに前記除去バイアスと同極性であって当該除去バイアスよりも大きい回収バイアスが印加される回収ロールを回転可能に接触配置することで、前記ブラシロールクリーナ上の残留トナーを取り除くようにしたものが知られている。
【0009】
しかしながら、このタイプのものにおいては、これらブラシロールクリーナ及び回収ロールの圧接部において、フリッキングによる残留トナーの飛び散りが生じ易く、この飛び散ったトナーが前記中間転写ベルトに再付着してしまうと、前記トナー点の発生を誘発してしまうという技術的課題もみられた。
【0010】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、簡易な構成で像担持体から除去した残留トナーの当該像担持体への再付着及びこれに伴う画質欠陥の発生を有効に防止することのできるクリーニング装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、図1に示すように、像担持体1に対向する部位に開口部2aが開設されるクリーナハウジング2と、当該クリーナハウジング2の開口部2aに面した箇所に配設され且つ前記像担持体1上の残留トナーTが除去されるクリーニング部材3とを有するクリーナユニット4と、回転軸を中心に前記クリーナユニット4を回転させることで前記クリーナユニット4を前記像担持体1に対して進退させ、前記クリーニング部材3と前記像担持体1とを接離させる接離手段5と、前記クリーニング部材3の接離位置に対して前記回転軸と反対側に設けられ、前記クリーナハウジング2内の空気を吸引すると共に前記接離手段5によるクリーニング部材3の接離動作に応じて前記クリーナハウジング2の吸引口2bに対し前記クリーナユニット4の離間動作に伴って前記クリーナハウジング2の開口部2aと前記像担持体1との間に生じた隙間のうち間隙が大きい隙間から遠い側を塞ぐことで前記クリーナハウジング2の吸引口2bの面積が圧接時に比べて離間時の方が狭くなるように変化する吸引手段6とを備えたことを特徴とする。
【0012】
このような技術的手段において、クリーニング部材3は、像担持体1上の残留トナーTを除去可能なものであれば、ブレード部材、ロール部材あるいはブラシ部材等より適宜選定して差し支えない。
【0013】
また、吸引手段6については、クリーナハウジング2内の空気を吸引可能なものであれば適宜選定して差し支えない。
そして、吸引手段6による吸引量を適切なものとするという観点からすれば、接離手段5の接離動作に応じて前記吸引手段6による吸引量を可変する吸引量可変手段7を具備させることが好ましい。
更に、吸引手段6による吸引動作の実行タイミングについては、常時実行させるようにしても差し支えないが、飛散トナーの像担持体1への再付着を防止するためには、少なくとも離間動作時すなわち像担持体1とクリーニング部材3とが圧接する圧接状態から離間する離間状態への移行時には、吸引動作を実行させることが好ましい。
【0014】
また、本発明の好ましい態様は、図1に示すように、クリーナユニット4が、像担持体1に対向する部位に開口部2aが開設されるクリーナハウジング2と、当該クリーナハウジング2の開口部2aに面した箇所に回転可能に配設され且つ前記像担持体1上の残留トナーTの帯電極性とは逆極性の除去バイアスが印加される導電性ブラシ3aと、前記導電性ブラシ3aに回転可能に接触配置され且つ前記除去バイアスと同極性であって当該除去バイアスよりも大きい回収バイアスが印加される回収体8とを有し、前記導電性ブラシ3aと前記回収体8との当接部Nから飛散するトナーの飛散方向と前記開口部2aとを非対向に配置するものである。
このようにトナーの飛散方向を開口部2aすなわち像担持体1とは異なる方向に設定することで、飛散トナーが像担持体1に再付着するという事態が防止される。
【0015】
このような技術的手段において、前記クリーナハウジング2内部の空気を吸引する吸引手段6が具備される態様にあっては、前記当接部Nから飛散するトナーを確実に除去するという観点からすれば、前記トナーの飛散方向側のクリーナハウジング2に前記吸引手段6と連通接続される吸引口2bを配設することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図2は、本発明に係るクリーニング装置が適用されたカラー画像形成装置(本実施の形態ではカラー電子写真複写機)の実施の一形態の概略構成を示す。
同図において、符号11は感光体ドラム(潜像担持体)であり、矢線A方向への回転に伴いその表面には帯電装置12及び図示外の露光装置(図中露光ビームを符号13で示す)等の周知の電子写真プロセスによって画像情報に応じた静電潜像が形成される。
また、この感光体ドラム11の周囲にはイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色に対応した現像器15〜18を含む現像器ユニット14が配設されており、感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像器のいずれかで現像してトナー像Tを形成するようになっている。
本実施の形態では、感光体ドラム11が負極性に帯電するもので構成され、また、現像は反転現像方式にて行われる。従って、使用されるトナーはすべて負極性に帯電するタイプのものである。
【0017】
また、符号20は感光体ドラム11の表面に当接されるよう配設された中間転写ベルトであり、複数(本実施の形態では6つ)のロール21〜26に張架されて矢線B方向へ回動するようになっている。
ここで、本実施の形態では、符号21、25は従動ロール、22は中間転写ベルト20の位置決めや平坦な一次転写面の形成に用いられる金属製のアイドラロール(Idler roll)、符号23は中間転写ベルト20の張力を一定に制御するようにしたテンションロール、24は中間転写ベルト20の駆動ロール、26は二次転写用の対向ロール(バックアップロール)である。
【0018】
また、本実施の形態では、中間転写ベルト20として、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、塩化ビニル等の樹脂または各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、その体積抵抗率を106〜1014Ωcm、厚みを0.1mmとしたものを用いている。
【0019】
更に、中間転写ベルト20の感光体ドラム11に対向する部位(一次転写位置)において、中間転写ベルト20の裏面側には、一次転写装置(本実施の形態では一次転写ロール)27が配設されており、この一次転写ロール27に、トナーの帯電極性と逆極性(本実施の形態では正極性)の一次転写バイアスを印加することで、感光体ドラム11上のトナー像Tが中間転写ベルト20に静電吸引されるようになっている。
尚、符号19は一次転写後の感光体ドラム11上に残留したトナーを除去するドラムクリーナである。
【0020】
また、記録媒体としての用紙30の搬送経路に面した中間転写ベルト20の二次転写位置には二次転写装置40が配設されており、本実施の形態では、中間転写ベルト20のトナー担持面側に圧接配置される二次転写ロール28と、中間転写ベルト20の裏面側に配設されて二次転写ロール28の対向電極をなす対向ロール(バックアップロール)26とを備えている。
そして、本実施の形態では、二次転写ロール28が接地されており、また、バックアップロール26には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアスが給電ロール29を介して安定的に印加されている。
【0021】
更に、二次転写装置40の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト20上に残留したトナーを除去するベルトクリーナ60が設けられている。
尚、前記二次転写ロール28及びベルトクリーナ60は、中間転写ベルト20に対して接離可能に配設されており、複数色のカラー画像が形成される場合には、最終色前のトナー像Tが二次転写ロール28及びベルトクリーナ60を通過するまでこれらは中間転写ベルト20から離間するようになっている。前記ベルトクリーナ60及び当該ベルトクリーナ60の接離機構の詳細については後述する。
【0022】
また、本実施の形態において、用紙搬送系は、用紙トレイ50からの用紙30をフィードロール51で送出し、レジストレーションロール(レジストロール)52で一旦位置決め停止させた後所定のタイミングで二次転写位置へと用紙30を送り込むようになっており、更に、二次転写後の用紙30を図示外の用紙搬送ガイドを介して搬送ベルト53へと導き、この搬送ベルト53にて定着器54へと搬送するようになっている。
【0023】
また、本実施の形態においては、各色成分トナーとして、スチレンアクリル樹脂微粒子と各々イエロ、マゼンタ、シアン、及び、ブラックの顔料微粒子を凝集・合一して体積平均粒径約3〜7μmに調製してなる、乳化凝集合一法(EA法)で製造したトナーを用いた。粒度分布指標(GSD)は1.23であった。平均粒径はコールターカウンター(コールター社製)で測定した体積平均粒径の値である。そして、重合の際の加熱時間と加熱温度を調整し、平均粒径、粒度分布が略同じ4種類(4色)のトナーを作成した。
トナーの形状は、形状係数ML2/Aで表し、光学顕微鏡(ミクロフォトFXA;ニコン社製)で得た該トナーの拡大写真を、イメージアナライザーLuzex3(NIRECO社製)により画像解析を行って以下の数式1により算出した値である。
【0024】
【数1】
【0025】
形状係数ML2/Aは、トナーの投影面積と、それに外接する円の面積との比で表しており、真球の場合100となり、形状が崩れるにつれ増加する。形状係数は、トナー粒子複数個に対して計算され、その平均値を代表値とする。本実施の形態では、形状係数125以下の略球形なトナーを用いた。
また、離型性を高めるため、該トナーに、平均粒径10〜150nmのシリカ及び酸化チタン(チタニア)等の無機微粒子を外添剤として適宜量外添し、平均粒径35μmのフェライトビーズからなるキャリアと混合し現像剤とした。
尚、トナーとしては、本製造法により作成したトナー以外にも、懸濁重合法、溶解懸濁法、乳化重合法、混練粉砕法等により形成された球形トナーあるいは非球形トナーを使用してもよく、また、上述したようなトナーとキャリアとを混在させた二成分系現像剤でも、トナーのみの一成分系現像剤でも構わないことは勿論である。
【0026】
図3及び図4には、本実施の形態に係るベルトクリーナ60の拡大断面図を示す。ここで、図3はクリーニング動作時の状態を示す図、図4は非クリーニング動作時の状態を示す図である。
これらの図において、ベルトクリーナ60は、前記中間転写ベルト20の像担持面側(図中残留トナーを符号Tで示す)に配設される導電性ブラシロール61と、この導電性ブラシロール61からみて前記中間転写ベルト20の移動方向下流側に配設されるクリーニングブレード62と、これら導電性ブラシロール61及びクリーニングブレード62が収容されるクリーナハウジング63とを有している。尚、符号63aは前記中間転写ベルト20に対向して開口するクリーナハウジング63の開口部を示している。
【0027】
ここで、前記導電性ブラシロール61は、前記中間転写ベルト20との対向部において当該中間転写ベルト20の移動方向Bとは逆方向に回転するようになっている。また、導電性ブラシロール61は、中間転写ベルト20に対して1.5mmくい込むように配置されている。そして、導電性ブラシロール61は金属製の芯金(φ6mm)に10デニールの導電性ナイロン(商品名:ベルトロン)が1平方インチあたり80000本の密度で植毛され、外径が18mmになるよう刈り揃えてある。そして、ブラシ繊維部の軸方向の長さは312mmとし、回転数は約235rpm(周速度220mm/s)とした。
【0028】
また、前記導電性ブラシロール61には、その対向部において当該導電性ブラシロール61とは逆方向に回転する回収ロール64が接触配置されている。ここで、回収ロール64は、アルミニウムの円筒ロールの表面に、タフラム処理(General Magnaplate社の商標)により絶縁皮膜を形成したものであって、食い込み量2mmで前記導電性ブラシロール61と回収ニップ部Nを形成している。また、回収ロール64も、前記導電性ブラシロール61と同回転数の235rpm(周速度220mm/s)で回転する。
更に、前記回収ロール64には、その回転方向からみて所謂ドクター方向にスクレーパ65が圧接配置されている。
【0029】
尚、符号66は、導電性ブラシロール61からみて中間転写ベルト20の移動方向B上流側に設けられ除去された残留トナーTの外部への飛び散りを防止するためのフィルムシール、符号67は、前記クリーナハウジング63にクリーニングブレード62を固定するL字状プレート、符号68は、クリーナハウジング63内部の下部側に設けられ、クリーナハウジング63内に回収された残留トナーTを図示しない廃トナー容器へ排出する排出オーガである。
【0030】
また、本実施の形態では、前記回収ロール64に、図示しない電源により+800Vのバイアス(回収バイアス)が印加され、一方、前記導電性ブラシロール61には、図示しない電源により+400Vのバイアス(除去バイアス)が印加されるようになっている。
そして、中間転写ベルト20を挟んだ導電性ブラシロール61の裏面側には、V字状の形状を有し、その平面部が当該中間転写ベルト20に接触配置される金属プレート71が配置されている。この金属プレート71は接地されており、前記導電性ブラシロール61との間に所定の電界を形成するようになっている。
【0031】
更に、前記クリーナハウジング63の側面には、板金81が取り付けられている。この板金81は、前記フィルムシール66からみて中間転写ベルト20の移動方向B上流側に設けられた回転軸82を中心に揺動自在となっており、これにより、クリーナハウジング63(及び導電性ブラシロール61、クリーニングブレード62等も含む)が揺動自在になっている。そして、この板金81には、図中上方に向かって付勢するばね(図示せず)が取り付けられている。
また、板金81の自由端側の上方端部には、シャフト83が取り付けられている。このシャフト83には、図示しない偏心カムが押圧配置されており、導電性ブラシロール61やクリーニングブレード62等を中間転写ベルト20から離間させる際には、前記シャフト83を図中下側に押圧するようになっている。
【0032】
そして、本実施の形態では、前記クリーナハウジング63の背面側に排気口69が開設されており、この排気口69には、当該排気口69に対向する部位に開口部90aを有するダクト90が設置されている。
このダクト90は筒状の形状を有しており、その側面には、図示しない吸気ファンに連通する排出口91が配設されている。尚、この排出口91内には、図示しないフィルタが設けられており、前記排気口69を介して吸引された残留トナーTが、吸気ファンまで到達できないようになっている。
【0033】
更に、本実施の形態では、図3及び図4に示すように、ベルトクリーナ60の圧接時と離間時とで、クリーナハウジング63の排気口69とダクト90の開口部90aとの対向面積が変化するように、具体的には、圧接時(図3参照)に比べて離間時(図4参照)の対向面積が略半分となるように設定されている。
【0034】
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の作像プロセスについて説明する。
今、図示外のスタートスイッチがオンされると、所定の作像プロセスが実行される。
まず、感光体ドラム11上に静電潜像の書き込みが行われ、この静電潜像に対応した現像器によって現像される。
これは、例えば感光体ドラム11上に書き込まれた静電潜像がイエロの画像情報に対応したものであれば、この静電潜像はイエロのトナーを内包する現像器15で現像され、感光体ドラム11上にはイエロのトナー像Tが形成される。
そして、感光体ドラム11上に形成されたトナー像Tは、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で感光体ドラム11から中間転写ベルト20の表面に転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム11上に残留したトナーはドラムクリーナ19によって除去される。
【0035】
このとき、単色画像を形成する場合には、中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tを直ちに用紙30に二次転写するのであるが、複数色のトナー像Tを重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム11上でのトナー像T形成並びにこのトナー像Tの一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。
例えば、4色のトナー像Tを重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム11上にはその一回転毎にイエロ、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像Tが形成され、これらトナー像Tは順次中間転写ベルト20に一次転写される。一方、中間転写ベルト20は最初に一次転写されたトナー像Tを保持したまま感光体ドラム11と同一周期で回動し、中間転写ベルト20上にはその一回転毎にマゼンタ、シアン及びブラックのトナー像Tが転写される。
【0036】
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。
一方、用紙30はレジストロール52にて所定のタイミングで二次転写位置へと供給され、バックアップロール26に対して二次転写ロール28が用紙30をニップする。
すると、二次転写位置では、二次転写装置40である二次転写ロール28とバックアップロール26との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20に担持されたトナー像Tが二次転写位置において用紙30に静電転写される。その後、二次転写された用紙30は、搬送ベルト53を経て定着器54へと搬送されて用紙30上のトナー像Tが定着され、一方、二次転写位置を通過した中間転写ベルト20の像担持面側は、ベルトクリーナ60によってクリーニングされる。
【0037】
ここで、ベルトクリーナ60による中間転写ベルト20のクリーニングプロセスは、次の通りである。
図3及び図4において、二次転写が終了すると、図示しない偏心カムによって板金81が揺動せしめられ、クリーナハウジング63は回転軸82を中心に揺動し、フィルムシール66、導電性ブラシロール61,クリーニングブレード62の順に中間転写ベルト20に圧接していく。
【0038】
そして、中間転写ベルト20上の残留トナーT(負極性に帯電)が導電性ブラシロール61との対向部に到達すると、この残留トナーTは当該導電性ブラシロール61と金属プレート71との間の電位差(+400V)によって導電性ブラシロール61上に転移する。そして、導電性ブラシロール61に転移した残留トナーTが回収ロール64との対向部に到達すると、今度は、当該回収ロール64と導電性ブラシロール61との間の電位差(+800V−(+400V)=+400V)によって回収ロール64上に転移する。そして、回収ロール64上に転移した残留トナーTは、スクレーパ65により掻き取られクリーナハウジング63内に落下する。
一方、導電性ブラシロール61上に転移しなかった残留トナーTは、クリーニングブレード62により掻き取られ、クリーナハウジング63内に落下する。
そして、クリーナハウジング63内の残留トナーTは、排出オーガ68により外部へと排出される。
【0039】
その後、クリーニングが終了すると、図示しない偏心カムによって再び板金81が揺動せしめられ、クリーナハウジング63は回転軸82を中心に今度は逆側に揺動し、クリーニングブレード62、導電性ブラシロール61、フィルムシール66の順に中間転写ベルト20から離間していく。
【0040】
本実施の形態では、この一連のクリーニングプロセスの間、図示しない吸引ファンによってダクト90より吸気が行われる。
まず始めに、クリーニング動作実行時(図3参照)においては、クリーナハウジング63の排気口69及びダクト90の開口部90aが全面で対向しているため、吸引ファンの吸引力がそのままクリーナハウジング63内に伝わることとなるが、クリーナハウジング63の開口部63aと中間転写ベルト20とが密着している(フィルムシール66及びクリーニングブレード62が中間転写ベルト20に接しており、隙間がほとんどない)ため、この時点での吸引量はきわめて少ない。
【0041】
次に、クリーニング動作終了時すなわち離間動作開始時においては、上記と同様にクリーナハウジング63の排気口69及びダクト90の開口部90aが全面で対向しているため、吸引ファンの吸引力がそのままクリーナハウジング63内に伝わることとなる一方、クリーナハウジング63の離間動作に伴ってクリーナハウジング63の開口部63aと中間転写ベルト20との間(具体的には中間転写ベルト20とクリーニングブレード62との間)には隙間が生じるため、クリーニング動作時とは異なり吸引量は大きくなる。
このとき、導電性ブラシロール61及びクリーニングブレード62は、中間転写ベルト20からの離間に伴って弾性変形し、これらに付着していた残留トナーTが飛び散ろうとするが、吸引によってクリーナハウジング63内に引き込まれるため、飛び散った残留トナーTの中間転写ベルト20への再付着は防止される。そして、クリーナハウジング63内に引き込まれた残留トナーTは、ダクト90側に引き込まれるか、あるいは、落下して排出オーガ68によって排出される。尚、ダクト90側に引き込まれた残留トナーTは、その後排出口91から図示しない吸引ファンに向かって移動していくが、吸引ファンの手前に設けられたフィルタ(図示せず)によって捕獲される。
このように、吸引を行わせることにより、離間動作時に導電性ブラシロール61及びクリーニングブレード62に付着した残留トナーTが飛び散るという事態を回避させるようにしたので、飛び散ったトナーが中間転写ベルト20に再付着することで発生する次画像の画質欠陥や、飛び散ったトナーがカラー画像形成装置内を舞うことによって生じる機内のトナー汚れ等を防止することができる。
【0042】
更に、離間動作終了時においては、図4に示すように、クリーナハウジング63の排気口69及びダクト90の開口部90aがこれまでとは異なり半面で対向しているため、吸引ファン(図示せず)による吸引力は略半分となってクリーナハウジング63内に伝わることとなる。
これにより、ダクト90側に引き込まれる残留トナーTは少なくなるため、前記フィルタ(図示せず)に捕獲されるトナー量も少なくなり、その分フィルタの寿命を延ばすことが可能となる。
【0043】
また、本実施の形態では、図5に示すように、導電性ブラシロール61及び回収ロール64の回収ニップ部Nから飛び散るトナーの飛散方向Cが、クリーナハウジング63の開口部63aに向かわないように設定されているので、この回収ニップ部Nから飛散した残留トナーTが中間転写ベルト20に再付着するという事態も生じにくい。更に、このトナーの飛散方向Cが前記クリーナハウジング63の排気口69側に向くようにしているので、飛び散ったトナーは吸引によってダクト90側に引き込まれ易くなり、その分、中間転写ベルト20側への飛び散りを更に抑制することが可能である。
【0044】
更にまた、本実施の形態では、図5に示すように、前記回収ニップ部Nのクリーナハウジング63側に空間Dを設けると共に、当該空間Dから排出オーガ68に向かう部位におけるクリーナハウジング63の内壁を傾斜させることで、排出オーガ68側に移動し易くなるようにしたので、導電性ブラシロール61から離脱したトナーが当該導電性ブラシロール61に再付着するという事態に回避することができる。
【0045】
本発明者は、吸引とトナー飛散との関係を調査するため、以下の実験を行った。
図6は、この実験で用いたクリーニング装置を示す。
同図において、符号120は中間転写ベルトであり、駆動ロール121を含む複数の張架ロール(図示せず)に張架されて矢印方向に回動するようになっている。
また、ベルトクリーナ160は、前記中間転写ベルト120の像担持面側に配設される導電性ブラシロール161と、中間転写ベルト120の移動方向下流側に配設されるクリーニングブレード162と、これら導電性ブラシロール161及びクリーニングブレード162が収容されるクリーナハウジング163とを有するクリーニングユニット164を備えている。ここで、導電性ブラシロール161は、中間転写ベルト120との対向部において逆方向に回転するようになっており、中間転写ベルト120上の残留トナーを静電的に引きつけるためのクリーニングバイアス電源165(+400V)が接続されている。また、導電性ブラシロール161からみて中間転写ベルト120の移動方向上流側には、除去された残留トナーの外部への飛び散りを防止するためのフィルムシール166が取り付けられている。
【0046】
一方、前記導電性ブラシロール161に対向する前記中間転写ベルト120の像担持面裏面側には、当該中間転写ベルト120の回動に伴って従動回転する対向ロール167が接触配置されており、この対向ロール167を接地することで、導電性ブラシロール161と中間転写ベルト120との間にトナーを除去するためのクリーニング電界が形成されるようになっている。
尚、前記導電性ブラシロール161には、その対向部において逆方向に回転する回収ロール168が接触配置されており、当該導電性ブラシロール161に付着した残留トナーを静電的に引きつけるための回収バイアス電源169(+800V)が接続されている。更に、前記回収ロール168にはスクレーパ170が圧接配置されており、当該回収ロール168に付着した残留トナーを掻き落としてクリーナハウジング163内に収容するようになっている。
また、前記クリーニングユニット164は、軸163aを中心に揺動自在に配設されており、中間転写ベルト120に対して当接及び離間可能となっている。そして、感光体ドラム(図示せず)から中間転写ベルト120に各色のトナー像を一次転写する動作が行われているときには、中間転写ベルト120表面から導電性ブラシロール161、クリーニングブレード162及びフィルムシール166を離間させ、一方、中間転写ベルト120から転写紙へのトナー像の一括転写が終了した後には、中間転写ベルト120に導電性ブラシロール161、クリーニングブレード162及びフィルムシール166を接触させ、残留トナーをクリーニングするような制御が行われるようになっている。
【0047】
また、このクリーニング装置においては、前記クリーニングブレード162の下側に吸気用のチューブ群171が取り付けられている。
このチューブ群171は、図7に示すように、クリーニングブレード162の一端部側に開口を有する第一チューブ171aと、略中央部に開口を有する第二チューブ171bと、逆側の一端部側に開口を有する第三チューブ171cとを備えている。そして、これら各チューブ171a〜171cは、チューブ171cの開口が形成される側の端部で一つチューブ171dにまとめられ、図示しない吸気ファンに接続されるようになっている。
【0048】
また、この実験においては、吸気量を測定するため、前記各チューブ171a〜171cの手前側(中間転写ベルト120側、図6参照)に対応する位置に流速センサ172(具体的には172a〜172c)を配設した。但し、流速センサ172aについては、レイアウトの都合から、前記第一チューブ171aの開口から30mmずれた位置に配設した。
【0049】
上述したクリーニング装置を用い、まず初めに、トナー飛散を防止するために必要なエア流速及びクリーナハウジング163内の気圧(圧接時における大気圧との静圧差)について検討を行った。
この実験においては、中間転写ベルト120上に画像を連続形成し、形成される画像にトナー飛散によるトナー点のどの程度発生するか調査した。このとき、画像中に0.3mm以上のトナー点が発生したものをα、0.3mm以下のトナー点が2mm以内の間隔で発生したものをβ、0.3mm以下のトナー点が2mmを超える間隔で発生したものをγに分類し、100枚当たりの発生枚数で評価した。
【0050】
結果を図8に示す。
吸引を行わない場合にはαが5.3枚/100枚となったのに対し、吸引を行った場合にはαの値が小さくなり、大気圧との静圧差が0.08(mmH2O)以上であれば、αが目標値の2.0枚/100枚以下となることが判明した。
【0051】
次に、上記結果を踏まえ、エアの吸引タイミングについて、調査を行った。
評価は、上記と同様の実験によって行った。また、吸引タイミングについては、常時吸引を行うもの、圧接時のみ吸引を行うもの、離間時のみ吸引を行うものの三者とした。
【0052】
結果を図9に示す。
常時吸引を行った場合は、吸引を行わない場合よりα、β、γの値が著しく小さくなり、また、クリーニングブレード162に堆積するトナーも少なくなることが確認された。但し、その一方でチューブ群171内に吸い込まれるトナー量(吸引トナー重量)が多くなってしまうことも分かった。この吸引トナー重量が多すぎると、チューブ群171やフィルタ(図示せず)の目詰まりを誘発するおそれがある。
また、圧接時のみ吸引を行った場合は、確かに吸引を行わない場合よりもα、β、γの値が小さくなるが、目標値(α≦2.0)には達せず、また、クリーニングブレード162に堆積するトナーが多くなってしまうことが判明した。
一方、離間時のみ吸引を行った場合は、吸引を行わない場合よりα、β、γの値が小さくなり、また、クリーニングブレード162に堆積するトナーも少なくなることが確認された。更に、吸引トナー重量も少なくなることも確認された。以上の結果より、実用上は、離間時のみ吸引動作を行わせることが好ましいことがわかった。
【0053】
更に、本発明者は、上記結果を踏まえ、クリーニング動作終了時における導電性ブラシロール161(以下必要に応じてESB(Electric Static Brushの略)という)の回転停止タイミング(バイアス印加停止タイミング)と中間転写ベルト120からの離間タイミングとの関係について調査を行った。
【0054】
結果を図10に示す。
これによれば、離間動作開始と同時にESB161の回転及びバイアス印加を停止させる場合と比較して、離間動作開始の0.1秒前にESB161の回転及びバイアス印加を停止させた方が、トナー飛散枚数α〜γを低減できることが確認された。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体からのクリーニング部材の接離動作時にクリーニング部材より飛散するトナーを吸引するようにしたので、簡易な構成で像担持体から除去した残留トナーの当該像担持体への再付着及びこれに伴う画質欠陥の発生を有効に防止することができる。
特に、本発明では、吸引手段は、クリーニング部材の接離動作に応じてクリーナハウジングの吸引口の面積が圧接時に比べて離間時の方が狭くなるように変化するため、クリーニング部材の離間動作開始直後に吸引手段による吸引力を大きくし、離間動作終了時には前記吸引力を小さくすることができる。このため、クリーナハウジング内の残留トナーを吸引し過ぎることなく、クリーニング部材の離間動作開始直後にクリーニング部材から飛散しようとするトナーを効率的に吸引することができる。
更に、本発明では、接離手段が、回転軸を中心にクリーナユニットを回転させることで像担持体に対してクリーナユニットを進退させ、クリーニング部材と像担持体とを接離させる一方、吸引手段が、クリーニング部材の接離位置に対して回転軸と反対側に設けられ、接離手段によるクリーニング部材の接離動作に応じてクリーナハウジングの吸引口に対しクリーナユニットの離間動作に伴ってクリーナハウジングの開口部と像担持体との間に生じた隙間のうち間隙が大きい隙間から遠い側を塞ぐことでクリーナハウジングの吸引口の面積が圧接時に比べて離間時の方が狭くなるように変化するため、上述したように、吸引口の面積を小さくすることでクリーニング部材の離間動作終了時には吸引力を小さくし、かつ、クリーナハウジングの開口部と像担持体との間に生じた隙間のうち間隙が大きい隙間に対して吸引口による吸引作用を働かせることができる。
【0056】
また、本発明において、導電性ブラシと回収体との当接部から飛び散ったトナーが、クリーナハウジングの開口部に向かわないようにすれば、簡易な構成で像担持体から除去した残留トナーの当該像担持体への再付着及びこれに伴う画質欠陥の発生を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るクリーニング装置の概要図である。
【図2】 本発明に係るクリーニング装置が適用されたカラー画像形成装置の実施の一形態の概要構成図である。
【図3】 クリーニング装置のクリーニング時の状態を示す説明図である。
【図4】 クリーニング装置の非クリーニング時の状態を示す説明図である。
【図5】 クリーニング装置の回収ニップ部近傍に関する説明図である。
【図6】 実験で用いたクリーニング装置の概略構成図である。
【図7】 実験で用いたクリーニング装置のクリーニングブレード近傍の拡大図である。
【図8】 第一の実験結果を示す図表である。
【図9】 第二の実験結果を示す図表である。
【図10】 第三の実験結果を示す図表である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…クリーナハウジング,2a…開口部,2b…吸引口,3…クリーニング部材,3a…導電性ブラシ,4…クリーナユニット,5…接離手段,6…吸引手段,7…吸引量可変手段,8…回収体,T…残留トナー,N…当接部 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning device for cleaning an image carrier used in an image forming apparatus such as an electrophotographic copying machine or a printer, and more particularly to an improvement of a cleaning device of a type provided so as to be able to come in contact with and separate from an image carrier. .
[0002]
[Prior art]
As a conventional intermediate transfer type image forming apparatus, for example, a developing device for each color component of yellow (Y), magenta (M), cyan (C), and black (Bk) is provided around the photosensitive drum, and the photosensitive drum is used. For example, a belt-like intermediate transfer member (intermediate transfer belt) is disposed opposite to the photosensitive drum, and the toner images of the respective color components formed on the photosensitive drum for each rotation of the photosensitive drum are sequentially applied to the intermediate transfer belt. It is known that after the primary transfer, the composite primary transfer image superimposed on the intermediate transfer belt is batch-transferred (secondarily transferred) to a sheet to form a desired color image on the sheet.
[0003]
In this type of image forming apparatus, if the residual toner remaining on the intermediate transfer belt after the secondary transfer is left as it is, the next image formed on the intermediate transfer belt will be stained. A cleaning device (belt cleaner) for removing residual toner on the intermediate transfer belt after the transfer is provided.
[0004]
Such a belt cleaner includes, for example, a cleaner housing having an opening at a portion facing the intermediate transfer belt, and a cleaning member disposed at a location facing the opening of the cleaner housing. Is known. Here, as the cleaning member, for example, a blade cleaner that presses against the intermediate transfer belt to scrape the residual toner, a brush roll cleaner that contacts the intermediate transfer belt and electrostatically adsorbs the residual toner, or the like is used.
In the image forming apparatus described above, when the primary transfer of each color component toner image from the photosensitive drum to the intermediate transfer belt is performed, the cleaning member is separated from the surface of the intermediate transfer belt, and the sheet is transferred from the intermediate transfer belt A contact / separation mechanism that presses the cleaning member against the intermediate transfer belt after the secondary transfer of the toner image to the toner image is provided.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the cleaning device described above, when the cleaning member pressed against the intermediate transfer belt is separated, the residual toner adhering to the cleaning member is scattered and reattached on the intermediate transfer belt, and this is included in the next image. There has been a technical problem that a dot-like image quality defect (hereinafter, referred to as a toner spot as required) due to scattered toner occurs.
[0006]
In order to prevent the occurrence of such toner spots, for example, a technique is provided in which an openable / closable shutter is provided at the opening of the cleaner housing, and the opening is closed at the time of separation in conjunction with the operation of the contact / separation mechanism. (See Japanese Patent No. 2867567). However, there is a concern that the apparatus may be increased in size, and there is a possibility that toner scattering may be induced by the airflow generated by the opening / closing operation of the shutter. is there.
[0007]
In addition, a seal member is disposed at the end of the opening of the lower cleaner housing as viewed from the cleaning member, and a swing mechanism is attached to each of the cleaning member, for example, a brush roll cleaner and a blade cleaner, and the seal member. In some cases, the toner is scattered from the cleaning member by being pressed against the intermediate transfer belt in the order of the seal member → brush roll cleaner → blade cleaner, while being separated from the intermediate transfer belt in the order of the blade cleaner → brush roll cleaner → seal member at the time of separation. Has also been proposed (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-69146) for preventing the toner from jumping out of the cleaner housing.
However, in this type, there is a technical problem that the apparatus becomes complicated and the size is unavoidable because the cleaning member and the seal member each need to be provided with a contact / separation mechanism.
[0008]
On the other hand, in a mode in which a brush roll cleaner that electrostatically adsorbs residual toner is used as the cleaning member, a removal bias having a polarity opposite to the charged polarity of the residual toner is applied to the brush roll cleaner so as to remove the residual toner from the image carrier. While removing the residual toner, the brush roll cleaner is disposed in contact with the brush roll cleaner so that a collection roll having the same polarity as the removal bias and applied with a collection bias larger than the removal bias is rotatably contacted. A toner that removes residual toner is known.
[0009]
However, in this type, residual toner is likely to scatter due to flicking at the pressure contact portions of the brush roll cleaner and the recovery roll, and if the scattered toner reattaches to the intermediate transfer belt, the toner There was also a technical problem that caused the generation of dots.
[0010]
The present invention has been made in order to solve the above technical problem, and has a simple configuration, the residual toner removed from the image carrier is reattached to the image carrier, and the image quality defect is caused accordingly. It is an object of the present invention to provide a cleaning device that can effectively prevent the above-described problems.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
That is, as shown in FIG. 1, the present invention is provided in a
[0012]
In such technical means, the
[0013]
The suction means 6 may be appropriately selected as long as it can suck the air in the
From the viewpoint of making the suction amount by the suction means 6 appropriate, the suction amount variable means 7 for varying the suction amount by the suction means 6 according to the contact / separation operation of the contact / separation means 5 is provided. Is preferred.
Further, the execution timing of the suction operation by the suction means 6 may be always executed. However, in order to prevent the scattered toner from reattaching to the
[0014]
In addition, the present inventionpreferableAs shown in FIG.Cleaner unit
Thus, by setting the toner scattering direction to be different from the opening 2 a, that is, the
[0015]
In such a technical means, in the aspect in which the suction means 6 for sucking the air inside the
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on embodiments shown in the accompanying drawings.
FIG. 2 shows a schematic configuration of an embodiment of a color image forming apparatus (a color electrophotographic copying machine in the present embodiment) to which a cleaning device according to the present invention is applied.
In the figure,
Around the
In this embodiment, the
[0017]
Here, in this embodiment,
[0018]
Further, in the present embodiment, as the
[0019]
Further, a primary transfer device (primary transfer roll in the present embodiment) 27 is disposed on the back side of the
[0020]
Further, a
In this embodiment, the
[0021]
Further, a
The
[0022]
In the present embodiment, the paper transport system feeds the
[0023]
In the present embodiment, as each color component toner, styrene acrylic resin fine particles and yellow, magenta, cyan, and black pigment fine particles are aggregated and combined to prepare a volume average particle diameter of about 3 to 7 μm. The toner produced by the emulsion aggregation and coalescence method (EA method) was used. The particle size distribution index (GSD) was 1.23. The average particle diameter is a value of a volume average particle diameter measured with a Coulter counter (manufactured by Coulter). Then, the heating time and the heating temperature during the polymerization were adjusted, and four types (four colors) of toners having substantially the same average particle size and particle size distribution were prepared.
The shape of the toner is the shape factor ML2This is a value calculated by the
[0024]
[Expression 1]
[0025]
Shape factor ML2/ A is represented by the ratio of the projected area of the toner to the area of the circle circumscribing the toner, and is 100 for a true sphere, which increases as the shape collapses. The shape factor is calculated for a plurality of toner particles, and the average value is used as a representative value. In the present embodiment, a substantially spherical toner having a shape factor of 125 or less is used.
In addition, in order to improve the releasability, an appropriate amount of inorganic fine particles such as silica and titanium oxide (titania) having an average particle diameter of 10 to 150 nm is externally added to the toner as an external additive, and ferrite toner having an average particle diameter of 35 μm is used. A developer was mixed with the carrier.
In addition to the toner prepared by this production method, a spherical toner or a non-spherical toner formed by a suspension polymerization method, a dissolution suspension method, an emulsion polymerization method, a kneading pulverization method, or the like may be used as the toner. Of course, a two-component developer in which the toner and the carrier are mixed as described above or a one-component developer containing only the toner may be used.
[0026]
3 and 4 are enlarged sectional views of the
In these drawings, a
[0027]
Here, the
[0028]
Further, a
Furthermore, a
[0029]
[0030]
In the present embodiment, a bias (recovery bias) of +800 V is applied to the
A
[0031]
Further, a
A
[0032]
In the present embodiment, an
The
[0033]
Furthermore, in the present embodiment, as shown in FIGS. 3 and 4, the facing area between the
[0034]
Next, an image forming process of the color image forming apparatus according to the present embodiment will be described.
Now, when a start switch (not shown) is turned on, a predetermined image forming process is executed.
First, an electrostatic latent image is written on the
For example, if the electrostatic latent image written on the
The toner image T formed on the
[0035]
At this time, when forming a single-color image, the toner image T primarily transferred to the
For example, when a full color image is formed by superposing four color toner images T, yellow, magenta, cyan, and black toner images T are formed on the
[0036]
The toner image T primarily transferred to the
On the other hand, the
Then, at the secondary transfer position, the toner image T carried on the
[0037]
Here, the cleaning process of the
3 and 4, when the secondary transfer is completed, the
[0038]
When the residual toner T (negatively charged) on the
On the other hand, the residual toner T that has not transferred onto the
The residual toner T in the
[0039]
Thereafter, when the cleaning is completed, the
[0040]
In the present embodiment, air is sucked from the
First, when the cleaning operation is performed (see FIG. 3), the
[0041]
Next, at the end of the cleaning operation, that is, at the start of the separation operation, the
At this time, the
In this way, by causing suction, the situation where the residual toner T adhering to the
[0042]
Further, at the end of the separation operation, as shown in FIG. 4, the
As a result, the residual toner T drawn into the
[0043]
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, the scattering direction C of the toner scattered from the collection nip N of the
[0044]
Furthermore, in the present embodiment, as shown in FIG. 5, a space D is provided on the
[0045]
The inventor conducted the following experiment in order to investigate the relationship between suction and toner scattering.
FIG. 6 shows the cleaning device used in this experiment.
In the figure,
The
[0046]
On the other hand, on the back side of the image carrying surface of the
The
The
[0047]
Further, in this cleaning device, an
As shown in FIG. 7, the
[0048]
In this experiment, in order to measure the intake air amount, a flow velocity sensor 172 (specifically, 172a to 172c) is positioned at a position corresponding to the front side of each of the tubes 171a to 171c (the
[0049]
Using the above-described cleaning device, first, the air flow rate necessary to prevent toner scattering and the pressure inside the cleaner housing 163 (the difference in static pressure from the atmospheric pressure during pressure contact) were examined.
In this experiment, images were continuously formed on the
[0050]
The results are shown in FIG.
When suction was not performed, α was 5.3 sheets / 100 sheets, whereas when suction was performed, the value of α was small, and the static pressure difference from the atmospheric pressure was 0.08 (mmH2If O) or more, it was found that α is the target value of 2.0 sheets / 100 sheets or less.
[0051]
Next, based on the above results, the air suction timing was investigated.
Evaluation was performed by the same experiment as described above. As for the suction timing, there are three types: one that performs suction at all times, one that performs suction only during pressure contact, and one that performs suction only during separation.
[0052]
The results are shown in FIG.
It was confirmed that the values of α, β, and γ were significantly smaller when the suction was always performed and the toner deposited on the
When suction is performed only during pressure contact, the values of α, β, and γ are certainly smaller than when suction is not performed, but the target values (α ≦ 2.0) are not reached, and cleaning is performed. It was found that the toner deposited on the
On the other hand, it was confirmed that when suction was performed only at the time of separation, the values of α, β, and γ were smaller than when suction was not performed, and toner deposited on the
[0053]
Further, based on the above result, the present inventor has a rotation stop timing (bias application stop timing) of the conductive brush roll 161 (hereinafter referred to as an abbreviation of “Electric Static Brush” if necessary) and an intermediate state at the end of the cleaning operation. The relationship with the separation timing from the
[0054]
The results are shown in FIG.
According to this, compared to the case where the rotation and bias application of the
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the toner scattered from the cleaning member is sucked when the cleaning member contacts and separates from the image carrier, the residual toner removed from the image carrier with a simple configuration. Can be effectively prevented from being reattached to the image carrier and the accompanying image quality defects.
In particular, according to the present invention, the suction means is a suction port of the cleaner housing according to the contact / separation operation of the cleaning member.ofSince the area changes so as to be narrower at the time of separation than at the time of press contact, the suction force by the suction means can be increased immediately after the start of the separation operation of the cleaning member, and the suction force can be reduced at the end of the separation operation. For this reason, it is possible to efficiently suck the toner to be scattered from the cleaning member immediately after the cleaning member starts the separating operation without sucking the residual toner in the cleaner housing too much.
Further, in the present invention, the contacting / separating means rotates the cleaner unit about the rotation axis to advance and retract the cleaner unit with respect to the image carrier, thereby contacting and separating the cleaning member and the image carrier, while suction means. Is provided on the opposite side of the rotating shaft with respect to the contact / separation position of the cleaning member, and the cleaner housing is moved away from the suction port of the cleaner housing according to the contact / separation operation of the cleaning member by the contact / separation means. The area of the suction port of the cleaner housing changes so that it is narrower at the time of separation compared to that at the time of pressure contact by closing the side far from the gap where the gap is large among the gaps formed between the opening and the image carrier. Therefore, as described above, by reducing the area of the suction port, the suction force is reduced at the end of the separating operation of the cleaning member, and the cleaner housing Can work suction action by the suction mouth relative to the clearance gap is larger among the resulting gap between the mouth portion and the image bearing member.
[0056]
In addition, the present inventionInPrevents toner scattered from the contact area between the conductive brush and the collection body from going to the cleaner housing opening.if,It is possible to effectively prevent the residual toner removed from the image carrier with a simple structure from reattaching to the image carrier and the accompanying image quality defects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a cleaning device according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram of an embodiment of a color image forming apparatus to which a cleaning device according to the invention is applied.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a state during cleaning of the cleaning device.
FIG. 4 is an explanatory view showing a state when the cleaning device is not cleaned.
FIG. 5 is an explanatory diagram relating to the vicinity of a recovery nip portion of the cleaning device.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a cleaning device used in the experiment.
FIG. 7 is an enlarged view of the vicinity of the cleaning blade of the cleaning device used in the experiment.
FIG. 8 is a chart showing a first experimental result.
FIG. 9 is a chart showing the results of a second experiment.
FIG. 10 is a chart showing the results of a third experiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
回転軸を中心に前記クリーナユニットを回転させることで前記クリーナユニットを前記像担持体に対して進退させ、前記クリーニング部材と前記像担持体とを接離させる接離手段と、
前記クリーニング部材の接離位置に対して前記回転軸と反対側に設けられ、前記クリーナハウジング内の空気を吸引すると共に前記接離手段によるクリーニング部材の接離動作に応じて前記クリーナハウジングの吸引口に対し前記クリーナユニットの離間動作に伴って前記クリーナハウジングの開口部と前記像担持体との間に生じた隙間のうち間隙が大きい隙間から遠い側を塞ぐことで前記クリーナハウジングの吸引口の面積が圧接時に比べて離間時の方が狭くなるように変化する吸引手段とを備えたことを特徴とするクリーニング装置。A cleaner housing having an opening at a portion facing the image carrier, and a cleaning member disposed at a location facing the opening of the cleaner housing and removing residual toner on the image carrier. A cleaner unit,
The cleaner unit by rotating the cleaner unit about an axis of rotation is forward and backward relative to said image bearing member, and a moving means for contacting and separating with said image bearing member and said cleaning member,
Wherein said rotation axis with respect to contact and separation position of the cleaning member provided on the opposite side, the suction port of the cleaner housing according to and away operation of the cleaning member by the moving means while sucking the air in the cleaner housing On the other hand, the area of the suction port of the cleaner housing by closing the side far from the large gap among the gaps formed between the opening of the cleaner housing and the image carrier in association with the separation operation of the cleaner unit. And a suction means that changes so that the distance at the time of separation becomes narrower than that at the time of pressure contact.
前記接離手段の接離動作に応じて前記吸引手段による吸引量を可変する吸引量可変手段を備えたことを特徴とするクリーニング装置。The cleaning device according to claim 1,
A cleaning apparatus, comprising: a suction amount varying means for varying a suction amount by the suction means in accordance with a contact / separation operation of the contact / separation means.
クリーナユニットは、像担持体に対向する部位に開口部が開設されるクリーナハウジングと、当該クリーナハウジングの開口部に面した箇所に回転可能に配設され且つ前記像担持体上の残留トナーの帯電極性とは逆極性の除去バイアスが印加される導電性ブラシと、前記導電性ブラシに回転可能に接触配置され且つ前記除去バイアスと同極性であって当該除去バイアスよりも大きい回収バイアスが印加される回収体とを有し、
前記導電性ブラシと前記回収体との当接部から飛散するトナーの飛散方向と前記開口部とを非対向に配置することを特徴とするクリーニング装置。The cleaning device according to claim 1,
The cleaner unit is provided with a cleaner housing having an opening at a portion facing the image carrier, and is rotatably disposed at a position facing the opening of the cleaner housing and charging residual toner on the image carrier. A conductive brush to which a removal bias having a polarity opposite to the polarity is applied, and a recovery bias that is rotatably contacted with the conductive brush and has the same polarity as the removal bias and greater than the removal bias. A recovery body,
A cleaning device, wherein a scattering direction of toner scattered from a contact portion between the conductive brush and the collection body and the opening portion are arranged so as not to face each other.
前記クリーナハウジング内部の空気を吸引する吸引手段を具備させると共に、前記トナーの飛散方向側のクリーナハウジングに吸引手段と連通接続される吸引口を配設したことを特徴とするクリーニング装置。The cleaning device according to claim 3.
A cleaning apparatus comprising: suction means for sucking air in the cleaner housing; and a suction port connected to the suction means in the cleaner housing on the toner scattering direction side.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001075404A JP4069350B2 (en) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | Cleaning device |
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JP2001075404A JP4069350B2 (en) | 2001-03-16 | 2001-03-16 | Cleaning device |
Publications (3)
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