JP4067615B2 - Fiber reinforced plastic propeller shaft - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に自動車に用いられる繊維強化プラスチック(以下FRPと称する)製プロペラシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用プロペラシャフトは、内燃機関の駆動力を車輪に伝達するもので、高速で回転するため、本体製造後に必要な箇所にバランスピースを取り付けて回転バランスをとる必要がある。
【0003】
金属製のプロペラシャフトでは、重量物である金属製バランスピースを所要箇所に溶接により簡単に取り付けることができるが、軽量化のためFRP製のものを用いた場合は、バランスピースの取り付け方が問題となる。
【0004】
従来、FRP製プロペラシャフトの円筒状胴部の外周面に環状プレートを接合して、その環状プレートの所要箇所にバランスピースをスポット溶接により固着する方法(実開昭55−61637号公報,実開平5−3626号公報)等が提案されたが、かかる溶接を利用するものは、スポット溶接でもFRP製のプロペラシャフトが熱の影響を受け好ましくない。
【0005】
そこで実開平3−91554号公報に記載された繊維強化プラスチック製プロペラシャフトは、取付補助部材を用いてバランスピースを所定位置にカシメ固定する例である。
【0006】
すなわち図7に示すようにFRP製管状胴部01のヨーク02の基端部が嵌着される端部にリング部材03が一体的に固着されており、管状胴部01とリング部材03との間の隙間にバランスピース04の一部を差し込み、リング部材03の端部をバランスピース04の溝04aにカシメ付けて固定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
溶接工程を要しないので、FRP製管状胴部01は熱の影響を受けることはない。
しかしバランスピース04に形成された溝04aは抜け止めのため軸方向に係合しているが周方向には係合しておらず固定が十分でないので、飛石等が衝突してかしめが緩むようなことがあると、バランスピースが周方向に移動し易くなり回転バランスが崩れるおそれがある。
【0008】
またカシメ固定されたバランスピース04は一部がリング部材03に挿入されカシメ付けられるので、リング部材03に覆われるが、バランスピース04の他の部分は外側に露出しているため、車両走行中に飛石等の直撃を受け脱落のおそれがあり、耐久信頼性に問題がある。
【0009】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、簡単な作業で確固としてバランスピースを固定でき、かつ耐久性に優れたバランスピース固定構造をなす繊維強化プラスチック製プロペラシャフトを供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】
上記目的を達成するために、本発明は、繊維強化プラスチック製プロペラシャフトの円筒状胴部に環状部材を外嵌して固着し、円弧状に湾曲した矩形板部材であり、内周面に周方向の両端縁が円弧の中心に向かって楔状に突出した係止突起が形成されたバランスピースを前記環状部材の内周面と前記円筒状胴部の外周面との間に挿入し、前記環状部材の前記バランスピースに対向する箇所をかしめてバランスピースを押圧し前記バランスピースの係止突起を前記円筒状胴部の外周面に食い込ませて固定する繊維強化プラスチック製プロペラシャフトとした。
【0011】
環状部材をかしめてバランスピースを押圧しバランスピースの係止突起を円筒状胴部の外周面に食い込ませて固定するので、バランスピースは環状部材の内周面と円筒状胴部の外周面との間で確固として固定される。
【0012】
飛石等が衝突する等の何らかの要因でバランスピースの固定に多少の緩みが生じても係止突起が円筒状胴部の外周面に食い込んで形成された凹部に係合してバランスピースが相対移動することを防止し、バランスピースが移動して回転バランスを崩すおそれがなく、耐久性に優れている。
環状部材のかしめにより該バランスピースが押圧されると、その両端縁の楔状に突出した係止突起が円筒状胴部の外周面に食い込むので、バランスピースは確固として固定される。
バランスピースの両端縁の係止突起は、プレス成形時に生じるプレス抜きダレを利用することができ製造が簡単である。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の繊維強化プラスチック製プロペラシャフトにおいて、前記環状部材が、前記繊維強化プラスチック製プロペラシャフトの円筒状胴部の外径に等しい内径の小径部と段部を介して拡径した大径部からなる円筒状部材であり、前記大径部の内周面と前記円筒状胴部の外周面との間に前記バランスピースが挿入されることを特徴とする。
【0014】
環状部材の小径部が円筒状胴部に嵌着されて環状部材が容易に位置決めされ、大径部の内周面と円筒状胴部の外周面との間で環状部材をかしめる簡単な作業で、バランスピースが押圧されて係止突起を円筒状胴部に食い込ませてバランスピースを容易にかつ確実に固定することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の繊維強化プラスチック製プロペラシャフトにおいて、前記環状部材の少なくとも前記バランスピースの係止突起に対応する箇所をかしめ付け、前記係止突起の背部を押圧して前記円筒状胴部の外周面に食い込ませることを特徴とする。
環状部材のかしめ付けが効果的に行えて作業効率を向上させることができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の繊維強化プラスチック製プロペラシャフトにおいて、前記環状部材により前記バランスピースが少なくとも軸方向に覆われることを特徴とする。
【0019】
環状部材によりバランスピースが軸方向に覆われるので、バランスピースが飛石等の直接的な衝突により脱落するようなことを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図5に図示し説明する。
図1は、本実施の形態に係るFRP製プロペラシャフト1の端部のバランスピースの取り付け構造を示す分解斜視図であり、図2はそのバランスピースを取り付けた状態を示す斜視図である。
【0021】
図1を参照してFRP製プロペラシャフト1の円筒状胴部2の端部には、ヨーク3の基端部が内部に嵌入して一体に固着されている。
この円筒状胴部2の端部に外嵌される環状部材4は、円筒状胴部2の外径に等しい内径の小径部4aと段部4bを介して拡径した大径部4cからなる金属製または樹脂製の円筒状部材である。
【0022】
バランスピース5は、円弧状に湾曲した矩形板状の金属製ウエイト部材であり簡単にプレス成形でき、そのプレス成形におけるプレス抜きにより周方向の両端縁にそれぞれ中心方向に向け楔状に鋭く係止突起5a,5aとしてのプレス抜きダレが形成されている。
したがってバランスピース5は、プレス成形により簡単に製造できる。
【0023】
まず円筒状胴部2におけるヨーク3の基端部が内部に嵌入された端部に、環状部材4を小径部4aを先にして圧入して大径部4cの端面が円筒状胴部2の端面と同一面をなす位置で嵌着し、環状部材4を外嵌する。
すると環状部材4の大径部4cの内周面と円筒状胴部2の外周面との間に空隙6を有するので、この空隙6にバランスピース5を挿入する。
【0024】
バランスピース5は、図5に示すように環状部材4の大径部4cと円筒状胴部2との間にあって内周面の周方向の両端縁の鋭く尖った係止突起5a,5aがFRP製の円筒状胴部2の外周面に引っ掛かり一時的に保持されることができ、事前のアンバランス測定結果に基づいて所要の位置に位置決めすることでき、バランスピース5を図3に示すように軸方向に環状部材4の大径部4c内に完全に没する位置で図5に示すように周方向に回転バランスをとる適切な位置に位置決めする。
【0025】
こうしてバランスピース5を位置決め保持された状態で、環状部材4の大径部4cにおいてバランスピース5の周方向の両端縁に対向する箇所にそれぞれ2点ずつ点状にかしめ付け、このかしめにより突出形成される4個の凸部4pがバランスピース5の周方向の両端縁を押圧する。
【0026】
さらに大径部4cにおけるバランスピース5の周方向の中央を3点かしめ付け、このかしめにより突出形成される3個の凸部4qが両端縁に係合しかつ押圧する。
【0027】
以上の7点のかしめ付けにより形成される凸部4p,4qはバランスピース5を押圧し、バランスピース5の両端縁の係止突起5a,5aをFRP製の円筒状胴部2の外周面に食い込ませバランスピース5を固定することができる。
【0028】
特に4個の凸部4pはバランスピース5の周方向の両端部を押圧することになるので、係止突起5a,5aがその背部から直接押圧されて円筒状胴部2に効果的に食い込むようにすることができる。
【0029】
このように7点のかしめ付けにより係止突起5a,5aをFRP製の円筒状胴部2の外周面に食い込ませる簡単な作業によりバランスピース5を確固として固定することができる。
【0030】
飛石等が衝突する等の何らかの要因でバランスピース5の固定に多少の緩みが生じても係止突起5a,5aが円筒状胴部2の外周面に食い込んで形成された凹部に係合してバランスピース5の相対的移動が禁止され、バランスピース5が移動して回転バランスを崩すおそれがなく、耐久性に優れている。
【0031】
バランスピース5は環状部材4により外周面が軸方向に全部覆われているので、バランスピース5が飛石等の直接的な衝突により脱落するようなこともない。
また溶接等の工程がなく熱の影響もない。
【0032】
なおバランスピース5における両係止突起5a,5a間の内周面に予め接着材を塗布しておいてもよい。
すなわち内周面に接着材を塗布されたバランスピース5が環状部材4の大径部4cと円筒状胴部2との間の空隙6に挿入位置決めされ大径部4cのかしめ付けにより押圧されると、係止突起5a,5aがFRP製の円筒状胴部2の外周面に食い込み、バランスピース5の内周面が円筒状胴部2に接着材を介して接することになり、両者が接着され、係止突起5a,5aの食い込みと相俟ってバランスピース5は円筒状胴部2に確固として固着される。
【0033】
以上の実施の形態では、環状部材4をその小径部4aでFRP製プロペラシャフト1の円筒状胴部2の端部に圧入するようにして嵌着していたが、接着材を用いて接着してもよい。
【0034】
例えば図6に示す実施の形態では、環状部材20を除き他の部材が前記実施の形態と同じで(同じ符号を用いる)、環状部材20も同じ形状をして小径部20a,段部20b,大径部20cからなるが、小径部20aに周方向に4カ所等間隔位置に円孔20eが形成されている。
【0035】
FRP製プロペラシャフト1の円筒状胴部2の端部に環状部材20を外嵌した後、4カ所の円孔20eに接着材21を注入し山ができる程度あふれさせる。
こうして接着材21が硬化すると、環状部材20はその小径部20aが円筒状胴部2に確実に固着される。
【0036】
その後は前記実施の形態と同様で環状部材20と円筒状胴部2との間の空隙6へのバランスピース5を挿入して位置決めし、環状部材20のかしめ付けにより形成される凸部20p,20qはバランスピース5を押圧し、バランスピース5の両端縁の係止突起5a,5aをFRP製の円筒状胴部2の外周面に食い込ませバランスピース5を固定する。
【0037】
環状部材20が円筒状胴部2に接着材21により確実に固着されているので、環状部材20のかしめにより押圧されるバランスピース5の固定も一層確固としたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るバランスピースの取付構造を示すFRPプロペラシャフトのヨーク取付端部の分解斜視図である。
【図2】バランスピースを取り付けた状態のFRPプロペラシャフトのヨーク取付端部の斜視図である。
【図3】同断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って切断した断面図である。
【図5】かしめする直前の同断面図である。
【図6】別の実施の形態に係るバランスピースを取り付けた状態のFRPプロペラシャフトのヨーク取付端部の断面図である。
【図7】従来のFRPプロペラシャフトのヨーク取付端部の断面図である。
【符号の説明】
1…FRPプロペラシャフト、2…円筒状胴部、3…ヨーク、4…環状部材、5…バランスピース、6…空隙、 20…環状部材、21…接着材。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a propeller shaft made of fiber reinforced plastic (hereinafter referred to as FRP) generally used in automobiles.
[0002]
[Prior art]
The propeller shaft for an automobile transmits the driving force of the internal combustion engine to the wheels and rotates at a high speed. Therefore, it is necessary to attach a balance piece to a necessary portion after manufacturing the main body to balance the rotation.
[0003]
With metal propeller shafts, heavy metal balance pieces can be easily attached to the required locations by welding. However, when using FRP ones for weight reduction, there is a problem with how to install the balance piece. It becomes.
[0004]
Conventionally, an annular plate is joined to the outer peripheral surface of a cylindrical body portion of an FRP propeller shaft, and a balance piece is fixed to a required portion of the annular plate by spot welding (Japanese Utility Model Laid-Open No. 55-61637, Japanese Utility Model No. 5-3626) and the like have been proposed, but those using such welding are not preferable because the FRP propeller shaft is affected by heat even in spot welding.
[0005]
Therefore, the fiber reinforced plastic propeller shaft described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 3-91554 is an example in which the balance piece is caulked and fixed at a predetermined position using an attachment auxiliary member.
[0006]
That is, as shown in FIG. 7, the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Since no welding process is required, the FRP
However, the
[0008]
In addition, the
[0009]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is a fiber reinforced plastic propeller shaft that can firmly fix the balance piece with a simple operation and has a balance piece fixing structure excellent in durability. It is in the point to offer.
[0010]
[Means for solving the problems and effects]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention is a rectangular plate member that is externally fitted and fixed to a cylindrical body portion of a fiber reinforced plastic propeller shaft, and is curved in an arc shape. Inserting a balance piece formed with a locking projection in which both edges in the circumferential direction protrude like a wedge toward the center of the arc between the inner peripheral surface of the annular member and the outer peripheral surface of the cylindrical body, A portion of the annular member facing the balance piece was caulked to press the balance piece, and a propeller shaft made of fiber reinforced plastic was fixed by biting the locking protrusion of the balance piece into the outer peripheral surface of the cylindrical body.
[0011]
Since the annular member is crimped and the balance piece is pressed and the locking projection of the balance piece is bitten into the outer peripheral surface of the cylindrical body portion, the balance piece is fixed to the inner peripheral surface of the annular member and the outer peripheral surface of the cylindrical body portion. It is fixed firmly between.
[0012]
Even if there is some loosening of the balance piece due to some factors such as collision of stepping stones, etc., the locking projection engages with the recess formed by biting into the outer peripheral surface of the cylindrical body, and the balance piece moves relatively. This prevents the balance piece from moving and loses the rotational balance, and is excellent in durability.
When the balance piece is pressed by caulking of the annular member, the locking projections protruding like wedges at both ends of the balance piece bite into the outer peripheral surface of the cylindrical body portion, so that the balance piece is firmly fixed.
The latching protrusions at both ends of the balance piece can be easily manufactured by using a punching sag generated during press molding.
[0013]
According to a second aspect of the present invention, in the fiber reinforced plastic propeller shaft according to the first aspect, the annular member has a small diameter portion and a step portion having an inner diameter equal to the outer diameter of the cylindrical body portion of the fiber reinforced plastic propeller shaft. The balance piece is inserted between the inner peripheral surface of the large diameter portion and the outer peripheral surface of the cylindrical trunk portion. .
[0014]
A simple operation in which the small-diameter portion of the annular member is fitted into the cylindrical body, the annular member is easily positioned, and the annular member is caulked between the inner peripheral surface of the large-diameter portion and the outer peripheral surface of the cylindrical body. Thus, the balance piece is pressed, and the locking projection is bitten into the cylindrical body portion, so that the balance piece can be easily and reliably fixed.
[0017]
According to a third aspect of the invention, the fiber-reinforced plastic propeller shaft according to
The caulking of the annular member can be performed effectively and the working efficiency can be improved.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, in the fiber reinforced plastic propeller shaft according to any one of the first to third aspects, the balance piece is covered at least in the axial direction by the annular member. .
[0019]
Since the balance piece is covered in the axial direction by the annular member, it is possible to prevent the balance piece from falling off due to a direct collision with a flying stone or the like.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment according to the present invention will be described below with reference to FIGS.
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an attachment structure of a balance piece at an end of an FRP propeller shaft 1 according to the present embodiment, and FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the balance piece is attached.
[0021]
With reference to FIG. 1, the base end portion of the
The
[0022]
The
Therefore, the
[0023]
First, the
Then, since the
[0024]
As shown in FIG. 5, the
[0025]
With the
[0026]
Further, the center of the
[0027]
The
[0028]
In particular, the four
[0029]
In this way, the
[0030]
Even if the loosening of the
[0031]
Since the outer peripheral surface of the
In addition, there is no process such as welding, and there is no influence of heat.
[0032]
In addition, you may apply | coat an adhesive material beforehand to the internal peripheral surface between both the latching
That is, the
[0033]
In the above embodiment, the
[0034]
For example, in the embodiment shown in FIG. 6, except for the
[0035]
After the
When the adhesive 21 is thus cured, the
[0036]
Thereafter, as in the above-described embodiment, the
[0037]
Since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a yoke mounting end portion of an FRP propeller shaft showing a structure for mounting a balance piece according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a yoke attachment end portion of an FRP propeller shaft with a balance piece attached.
FIG. 3 is a sectional view of the same.
4 is a cross-sectional view taken along line IV-IV in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view immediately before caulking.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a yoke attachment end portion of an FRP propeller shaft in a state in which a balance piece according to another embodiment is attached.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a yoke mounting end portion of a conventional FRP propeller shaft.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... FRP propeller shaft, 2 ... Cylindrical trunk | drum, 3 ... Yoke, 4 ... Ring member, 5 ... Balance piece, 6 ... Air gap, 20 ... Ring member, 21 ... Adhesive material.
Claims (4)
円弧状に湾曲した矩形板部材であり、内周面に周方向の両端縁が円弧の中心に向かって楔状に突出した係止突起が形成されたバランスピースを前記環状部材の内周面と前記円筒状胴部の外周面との間に挿入し、
前記環状部材の前記バランスピースに対向する箇所をかしめてバランスピースを押圧し前記バランスピースの係止突起を前記円筒状胴部の外周面に食い込ませて固定することを特徴とする繊維強化プラスチック製プロペラシャフト。An annular member is externally fitted and fixed to the cylindrical body of the fiber reinforced plastic propeller shaft,
A rectangular plate member that is curved in an arc shape, and a balance piece in which both end edges in the circumferential direction protrude in a wedge shape toward the center of the arc are formed on the inner circumferential surface of the annular member. Inserted between the outer peripheral surface of the cylindrical body,
A portion made of fiber reinforced plastic, wherein the portion of the annular member facing the balance piece is crimped to press the balance piece, and the locking projection of the balance piece is bitten into the outer peripheral surface of the cylindrical body. Propeller shaft.
前記大径部の内周面と前記円筒状胴部の外周面との間に前記バランスピースが挿入されることを特徴とする請求項1記載の繊維強化プラスチック製プロペラシャフト。The annular member is a cylindrical member composed of a small diameter part having an inner diameter equal to the outer diameter of the cylindrical body part of the fiber reinforced plastic propeller shaft and a large diameter part expanded through a step part,
The fiber-reinforced plastic propeller shaft according to claim 1, wherein the balance piece is inserted between an inner peripheral surface of the large-diameter portion and an outer peripheral surface of the cylindrical body portion.
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