JP4066667B2 - 車両工程管理システム及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両工程管理システム及び方法、特に手直し工程中の車両管理に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、塗装や組み付け等の通常作業を行う主工程と、品質不良等を修正する手直し工程を含む車両生産工程において、ライン上のある車両が手直し中であるのか否か、手直し中である場合にはどの手直し工程であるかということを管理する必要がある。例えば、手直し中である場合には、それだけ完成までに時間を要するためその遅れを見越した納期管理が必要となるが、手直し中か否かを正確に管理できなければ、このような納期管理も困難となる。
【0003】
従来より、手直し管理方法として、
(1)手直し工程の入口ポイントと出口(完了)ポイントにて車両の通過を検出装置により検出して管理する
(2)完了ポイントでの検出は行わず、他工程の入口ポイントの通過を検出することにより手直しが完了したと認識する
等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、(1)の方法では、手直し工程に対して複数の出口が存在する場合、それぞれの出口に検出装置を設置する必要が生じ、システム構成が複雑化するとともにコストも増大する。また、(2)の方法では、システム構成自体は(1)より簡易となるが、再塗装など主工程に車両を戻して手直しを行う場合においては、主工程に戻した時点で手直し完了と誤判定してしまうおそれがあり、主工程上での手直し車両について正確に管理することができない(主工程上の通常作業車と手直し作業車とを互いに識別できない)問題がある。もちろん、ラインの各作業者が、手直し工程から主工程に戻った各車両についてその旨のデータをその都度コンピュータに入力することも可能であるが、作業量が増大してしまう。
【0005】
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、かつ、手直し工程中にある車両を正確に管理することができるシステム及び方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、工程における車両を管理するシステムであって、前記車両が主工程の各工程に搬入されたことを検出する第1検出手段と、前記車両が手直し工程に搬入されたことを検出する第2検出手段と、前記車両の情報として、少なくとも車両の識別情報、現在工程情報、手直し工程情報、通過実績情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報を順次更新することで管理する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第2検出手段からの検出信号に基づき、前記車両が前記手直し工程に搬入されたことを示すフラグを前記手直し工程情報に設定する手段と、前記第1検出手段からの検出信号に基づき、車両の現在工程及び通過実績を前記現在工程情報及び通過実績情報にそれぞれ設定するとともに、前記手直し工程情報に前記フラグが設定されている場合であって前記通過実績にない新たな工程に搬入された場合に前記手直し工程が完了したと判定して前記フラグを解除する手段とを有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、コンピュータを用いて工程における車両を管理する方法であって、前記車両が手直し工程に搬入されたことを検出するステップと、前記車両が前記手直し工程に搬入されたことを示すフラグを前記車両に関連付けて前記コンピュータのメモリに書き込むステップと、前記車両が主工程の一つの工程に搬入された場合に、前記コンピュータのメモリを検索して、前記車両に関連付けて前記フラグが設定されているか否かを判定し、前記フラグが設定されている場合であって前記一つの工程が過去に通過したことのない新たな工程であるときには前記手直し工程が完了したと判定するステップと、前記手直し工程が完了した場合に前記フラグを解除するステップとを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0009】
<第1実施形態>
図1には、本実施形態における車両工程管理システムの構成図が示されている。工程A(例えば車両塗装)及び工程B(例えば車両組み付け)を含む生産工程100が存在し、これら主工程とは別に手直し工程Rが存在するものとする。車両10は生産工程100の上流から下流に向けて順次搬送される。車両10にはそれぞれIDが付与されており、図においては一例としてID=10025が付与されていることを示す。生産工程100及び手直し工程Rの各入口には工程への車両搬入を検出する検出装置12、14、16が設けられている。すなわち、工程Aの入口には検出装置12が設けられ、手直し工程Rの入口には検出装置14が設けられ、工程Bの入口には検出装置16が設けられる。検出装置12,14,16は電磁気的あるいは光学的に車両の搬入を検出し、検出時に各車両に付与されたIDを読み取る。IDがバーコード形成で付与される場合、検出装置12、14、16にはバーコードリーダが備えられる。各検出装置12、14、16の検出信号は、生産工程100を管理する生産管理サーバ18に出力される。
【0010】
生産管理サーバ18は、生産工程100における車両10の生産状況を管理するコンピュータであり、その機能ブロックとして手直し開始処理部、トラッキング処理部及び車両情報記憶部を有する。手直し開始処理部は、手直し工程Rの入口に設けられた検出装置14からの検出信号に基づき動作し、車両情報記憶部内に記憶された車両情報ファイルに対して車両が手直し工程Rに搬入されたことを示すフラグを設定する。一方、トラッキング処理部は、主工程を構成する各工程(本実施形態では工程A及びB)の入口に設けられた検出装置12、16からの検出信号に基づき、車両10の各工程における通過実績や現在工程を車両情報ファイルに書き込むとともに、車両10が手直し工程中である場合には当該手直し工程が完了したか否かを判定してフラグを解除する。車両情報記憶部は、車両の各種情報を記憶するデータベースとして機能し、上述した車両情報ファイルを格納する。車両情報ファイルは、生産工程100を通過する各車両の情報を有する。
【0011】
手直し開始処理部及びトラッキング処理部は、コンピュータ内のプロセッサで構成される。また、車両情報記憶部は、コンピュータ内の書き換え可能なメモリ、例えばハードディスクで構成される。
【0012】
図2には、車両情報記憶部に記憶される車両情報ファイルが例示されている。車両情報として、車両ID、車両仕様、現状ステータス、通過実績及び手直し開始/完了実績が記憶される。現状ステータスとしては、現在工程及び手直し工程の有無が記憶される。仮に、車両10が主工程から手直し工程Rに搬入された場合、ファイルの手直し工程フィールドにフラグが設定される。また、通過実績は、各工程の通過時刻を記憶する。図では、工程A及び工程Bに対応してAポイント通過実績及びBポイント通過実績が示されている。Aポイントを通過したことを検出装置12で検出すると、その検出時刻がAポイントの通過実績として書き込まれる。Bポイントについても同様である。手直し開始/完了実績は、手直し工程Rに対する搬入開始時刻及び手直し工程Rの完了時刻が記憶される。搬入開始時刻は検出装置14で検出した時刻であり、完了時刻は手直し工程が完了したと判定し、その次の工程に搬入されたことを検出した時刻(本実施形態では工程Bに搬入された時刻)が書き込まれる。生産情報ファイルの内容は、適宜読み出されてディスプレイに表示される。
【0013】
以下、図1において、車両10が工程Aを通過後、品質不良により手直し工程Rに搬入され、手直し工程Rで手直し作業が行われた後に工程Bに搬入される場合を例にとり、生産管理サーバ18の処理について説明する。
【0014】
図3には、検出装置14にて車両10が手直し工程Rに搬入されたことを検出した場合の、手直し開始処理部の処理フローチャートが示されている。
【0015】
まず、手直し開始処理部は、検出装置14からの検出信号を入力すると、当該検出装置14が設置された手直し工程Rについて車両情報ファイルの手直し工程フィールドにフラグを設定する(S101)。また、入力ポイント(手直し工程R)の手直し開始実績を手直し開始/完了実績のRポイント始フィールドに書き込む(S102)。手直し開始時刻は、検出装置14で車両10を検出した時刻である。
【0016】
図4には、図3の処理により更新された車両情報ファイルが示されている。車両ID=10025に着目すると、図2と比較した場合、現状ステータスの手直し工程フィールドにフラグRが設定され(符号50)、手直し開始/完了実績のRポイント始フィールドに手直し開始時刻08:15が設定されていることが分かる(符号52)。なお、車両10は既に工程Aは通過しているため、現状ステータスの現在工程フィールドには工程Aが設定されている。また、通過実績のAポイントフィールドには工程Aに搬入された時刻である07:20が設定されている。これらは、検出装置12からの信号入力をトリガとしてトラッキング処理部により書き込まれたものである。
【0017】
車両10がラインのどこに存在していても、車両情報ファイルの手直し工程フィールドにフラグRが設定されている限り、車両10は現在手直し工程Rの作業中であり、未だ手直し工程Rが完了していないことを認識できる。
【0018】
図5には、手直し工程Rでの手直し作業が終了し、車両10が工程Rから再び主工程の工程Bに戻された場合のトラッキング処理部における処理フローチャートが示されている。トラッキング処理部は、車両10が工程Bの入口に設置された検出装置16からの検出信号を入力したことをトリガとして動作する。
【0019】
まず、トラッキング処理部は、検出された車両10の車両情報ファイルをIDに基づき検索し、手直し工程フィールドがブランクか否か、すなわち手直し工程のフラグが設定されていないか否かを判定する(S201)。車両ID=10025で示される車両の手直し工程フィールドには、上述したようにフラグが設定されているため、S201ではNO、すなわちブランクでないと判定される。
【0020】
手直し工程がブランクでないと判定された場合、トラッキング処理部はさらに入力ポイントの通過実績があるか否かを判定する(S202)。工程Bは車両10にとり初めての工程であり通過実績は存在しない。具体的には、図4において通過実勢のBポイントフィールドはブランク状態である。トラッキング処理部は、手直し工程にフラグが設定されており、しかも車両10が過去に通過実績のない新たな工程に搬入されたと判定した場合、手直し工程Rでの手直し作業が完了したとみなし、車両情報ファイルの手直し完了実績を更新するとともに、手直し工程に設定されたフラグを解除(ブランク)する(S203)。
【0021】
手直し工程Rが完了したと判定した後、トラッキング処理部は、現在工程フィールドを入力ポイント(すなわち、工程B)に更新し(S204)、さらに入力ポイントの通過実績を更新する(S205)。入力ポイントの通過実績は、検出装置16で車両10を検出した時刻である。
【0022】
図6には、図5の処理により更新された車両情報ファイルが示されている。S203にて手直し工程の手直し完了実績が更新されるため、手直し開始/完了実績のRポイント完のフィールドに09:15と書き込まれる(符号54)。この時刻は、検出装置16で車両10を検出した時刻と一致する。もちろん、S202でNOと判定された時刻を完了時刻としてもよい。また、手直し工程フィールドに設定されていたフラグRが解除されてブランクとなる(符号55)。さらに、現在工程フィールドが工程Aから工程Bに更新され(符号56)、Bポイントの通過実績フィールドに09:15が書き込まれる。(符号58)。車両情報ファイルの手直し工程フィールドにもはやフラグRが設定されていないため、車両10がラインのどこに存在しようとも、手直し工程Rが完了し、通常作業中であることを認識できる。
【0023】
このように、本実施形態においては、手直し工程に搬入された場合に、車両情報ファイルの手直し工程フィールドに手直し作業中であること(及びその手直し工程の種類)を示すフラグを設定することで、その車両の手直し工程フィールドを参照することにより当該車両が通常作業中であるか、或いは手直し作業中であるかを容易に識別することが可能となる。また、ある車両の手直し工程フィールドにフラグが設定され、しかも当該車両が今まで通過していない新たな工程に搬入されたことを検出した時点で手直し作業が完了したものとみなして当該フラグを解除するため、従来のように未だ手直し作業が終了していないにもかかわらず手直し完了と誤認識してしまう事態も確実に防ぐことができ、主工程上に存在しても手直し車両を確実に管理できる。
【0024】
<第2実施形態>
上述した第1実施形態においては、工程A後に品質不良が検出され、手直し工程Rにて手直しを行い、手直し工程Rから工程Bに車両を戻す場合について説明したが、手直し工程Rにて手直しを行った後、再び工程Aの入口に戻す場合もあり得る。本実施形態においては、このような場合の車両情報ファイルの管理について説明する。
【0025】
図7には、本実施形態における車両工程管理システムの構成図が示されている。図1に示された構成と異なる点は、工程Aにて品質不良が検出された車両を手直し工程Rに搬入した後、手直し工程Rから再び工程Aの入口に車両を戻し、工程Aを再び経由させる点である。この場合、最初に車両が工程Aに搬入された時点で検出装置12で検出されトラッキング処理部が動作して車両情報ファイルを更新し、その後、手直し工程Rの入り口に設置された検出装置14にて車両10が手直し工程Rに搬入されたことを検出して手直し開始処理部が車両情報ファイルを更新する。そして、検出装置12で当該車両10が再び工程Aの入口に搬入されたことを検出してトラッキング処理部が車両情報ファイルを更新する。
【0026】
手直し開始処理部及びトラッキング処理部における処理は上述した第1実施形態と同様であり、それぞれ図3に示されたS101〜S102及び図5に示されたS201〜S205の処理を実行する。最初に車両10が工程Aに搬入された時点の車両情報ファイルの内容は図2に示された通りである。現在工程としてAが設定され、通過実績のAポイントフィールドには工程Aに搬入された時刻07:20が設定される。また、この時点では車両10は通常作業中であるため手直し工程のフラグは設定されておらずブランク状態にある。
【0027】
図8には、車両10が手直し工程Rに搬入され、手直し開始処理部にて更新された後の車両情報ファイルが示されている。検出装置14により車両10が手直し工程Rに搬入されたことを検出すると、手直し開始処理部は手直し工程フィールドに手直し工程RのフラグRを設定する(符号60)。また、手直し開始/完了実績のRポイント始フィールドに通過実績である08:15を書き込む(符号62)。手直し工程フィールドにフラグが設定されている限り、当該車両は手直し作業中であることを意味する。
【0028】
車両10が手直し工程Rから再び工程Aに戻され、検出装置12でその搬入が検出されると、トラッキング処理部は、車両10のIDを用いて車両10の手直し工程フィールドを検索し、フラグが設定されているか否かを判定する(S201)。この場合、手直し工程フィールドにはフラグが設定されていると判定されるので、次に入力ポイントの通過実績があるか否かを判定する。Aポイントについては以前に通過したため通過実績が存在する(Aポイントフィールドの8時30分)。したがって、S202ではYESと判定され、現在工程を入力ポイントに更新するとともに入力ポイントの通過実績を更新する。具体的には、現在工程をAに更新し(以前のデータもAであるため結果としてデータ値はそのままとなる)、通過実績08:30を書き込む(符号66)。工程Aを通過した後、車両10は工程Bに搬入される。
【0029】
図9には、車両10が工程Aから工程Bに搬入され、検出装置16で検出され、トラッキング処理部で更新された後の車両情報ファイルが示されている。トラッキング処理部は、検出装置16からの検出信号をトリガとして、再びS201〜S205の処理を実行する。手直し工程フィールドには依然としてフラグRが設定されているため、S201ではブランクでないと判定する。次に、入力ポイントの通過実績があるか否かを判定する(S202)。工程Bについては新たな工程であるため通過実績はないと判定し、この時点で手直し工程Rが完了したとみなして手直し工程Rのフラグを解除して手直し工程フィールドをブランクとする(S203)。また、手直し開始/完了実績のRポイント完フィールドにその時刻を書き込む。図9において、手直し工程フィールドがブランクとされ(符号70)、手直し/完了実績のRポイント完フィールドに09:30が書き込まれたことが示されている(符号68)。そして、現在工程を入力ポイントに更新し(S204)、入力ポイントの通過実績を更新する(S205)。図9において、現在工程フィールドがAからBに更新され(符号72)、通過実績のBポイントフィールドに09:30が書き込まれたことが示されている(符号74)。
【0030】
このように、車両10が手直し工程Rから主工程の工程Aに再び戻された場合でも、手直し工程フィールドにフラグが設定されている限り、当該車両は通常作業中ではなく手直し作業中であることを正しく認識することができる。また、新たな工程Bに車両10が搬入された時点で手直し工程が完了したと認識するので、工程Aを移動中で未だ手直し作業を行っているにもかかわらず通常作業中であると誤認識することもない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば簡易な構成で手直し車両を管理することができる。これにより、例えば手直し工程中の車両が何台存在するかを正確に認識することができ、納期管理に利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステム構成図である。
【図2】 車両情報ファイル説明図である。
【図3】 手直し開始処理部の処理フローチャートである。
【図4】 車両情報ファイル説明図である。
【図5】 トラッキング処理部の処理フローチャートである。
【図6】 車両情報ファイル説明図である。
【図7】 他の実施形態のシステム構成図である。
【図8】 車両情報ファイル説明図である。
【図9】 車両情報ファイル説明図である。
【符号の説明】
10 車両、12,14,16 検出装置、18 生産管理サーバ。
Claims (2)
- 工程における車両を管理するシステムであって、
前記車両が主工程の各工程に搬入されたことを検出する第1検出手段と、
前記車両が手直し工程に搬入されたことを検出する第2検出手段と、
前記車両の情報として、少なくとも車両の識別情報、現在工程情報、手直し工程情報、通過実績情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された情報を順次更新することで管理する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第2検出手段からの検出信号に基づき、前記車両が前記手直し工程に搬入されたことを示すフラグを前記手直し工程情報に設定する手段と、
前記第1検出手段からの検出信号に基づき、車両の現在工程及び通過実績を前記現在工程情報及び通過実績情報にそれぞれ設定するとともに、前記手直し工程情報に前記フラグが設定されている場合であって前記通過実績にない新たな工程に搬入された場合に前記手直し工程が完了したと判定して前記フラグを解除する手段と、
を有することを特徴とする車両工程管理システム。 - コンピュータを用いて工程における車両を管理する方法であって、
前記車両が手直し工程に搬入されたことを検出するステップと、
前記車両が前記手直し工程に搬入されたことを示すフラグを前記車両に関連付けて前記コンピュータのメモリに書き込むステップと、
前記車両が主工程の一つの工程に搬入された場合に、前記コンピュータのメモリを検索して、前記車両に関連付けて前記フラグが設定されているか否かを判定し、前記フラグが設定されている場合であって前記一つの工程が過去に通過したことのない新たな工程であるときには前記手直し工程が完了したと判定するステップと、
前記手直し工程が完了した場合に前記フラグを解除するステップと、
を有することを特徴とする方法。
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