JP4066252B2 - connector - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の駆動系のケーシング1には、図5に概略を示すように、内部に配された電気機器を外部の給電回路に接続するためのコネクタ2が取り付けられる開口部3が設けられている。この開口部3は、外部からの浸水を防ぐためにOリング4などによって水密状に保たれている。
その一方、ケーシング1内は、駆動系の機構の作動に伴って高温となって内圧が上昇するので、通常ケーシング1には、圧抜きのための管5が設けられている。
なお、自動車の駆動系のケーシングの一例として下記特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−181079公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した圧抜きのための管5は、金属製のケーシング1の側面に溶接によって接続されているため、溶接の手間がかかるとともにコスト高となっており、改善が求められていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、低コストで内圧上昇を防ぐことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ケーシングを内外に貫通した状態で取り付けられるコネクタと、前記ケーシング外に配されて外部回路に接続されるとともに前記コネクタに嵌合される外部コネクタとを備えたものであって、前記コネクタを構成するコネクタハウジングには、前記ケーシングの内部空間と外部とに通じる圧抜き孔が設けられており、前記コネクタハウジングは、前記ケーシングに設けられた開口部を貫通した状態で取り付けられ、その外周面と前記開口部の内周面との間には、両者に密着して前記開口部をシールするOリングが装着され、前記外部コネクタを構成するハウジングの外周面と、このハウジングが嵌合される前記コネクタハウジングの内周面との間には、両者に密着して両者間をシールするシールリングが装着され、前記外部コネクタの前記ハウジングには、電線の端末に接続された端子金具が収容されるキャビティが設けられ、このキャビティの内周面と前記電線の外周面との間には、両者に密着して両者間をシールする防水ゴム栓が装着され、前記Oリング、前記シールリング、及び前記防水ゴム栓は、前記ケーシング、前記コネクタ、及び前記外部コネクタの内部空間を外部から水密状に保っており(但し、前記ケーシングの内部空間に通じる前記圧抜き孔と、この圧抜き孔に通じる前記キャビティと、このキャビティ内に配された前記電線を構成する芯線と被覆との間の隙間との間での空気の流通については許容する)、前記コネクタハウジングは、前記ケーシング内に収容されるコイル装置に一体形成されるとともに、前記外部コネクタを嵌合可能な嵌合部を備え、前記圧抜き孔は、前記内部空間と前記嵌合部とにそれぞれ開口して形成されており、前記コネクタハウジングは、前記コイル装置を構成する外装体の外周側端部から径方向と略直交する方向へ突出するコネクタ部から構成され、このコネクタ部は、前記外装体に連結されてその外周面と面一状をなす小径部と、この小径部と前記嵌合部とを繋ぐとともに前記開口部に対して内嵌可能で且つ前記小径部及び前記外装体の外周面から径方向に沿って外側へ張り出す形態とされる大径部とを備え、前記圧抜き孔は、前記小径部及び前記外装体の外周面と略面一状をなすとともに、前記嵌合部の奥面と前記大径部の内側面とに開口して形成され、且つ前記ケーシング内に前記コイル装置が収容された状態で前記小径部よりも上側に配されている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
ケーシング内が高温になった場合でも、圧抜き孔を通してケーシングの内部空間から外部へと内部空間の空気が逃がされるから、内圧上昇を抑制することができる。本発明によれば、ケーシングを内外に貫通して取り付けられるコネクタを利用して圧抜きを行うようにしたから、従来のように圧抜きのための管が不要となり、低コストで対応することができる。
コネクタハウジングがケーシング内に収容されるコイル装置に一体形成されたものでも、圧抜き孔によって内部空間から外部コネクタが嵌合される嵌合部へと内部空間の空気が逃がされることで、内圧上昇を抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、参考例及び本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<参考例>
参考例を図1または図2によって説明する。この参考例では、自動車の駆動系に使用される金属製のケーシング10に取り付けられるコネクタ20を示す。
【0010】
このコネクタ20は、図1に示すように、略箱型をなすケーシング10の側壁に設けられた開口部11に貫通した状態で取り付けられるとともに、ケーシング10内に収容された図示しない電気機器(例えばコイル装置など)を外部Oに配された給電回路に電気的に接続可能とされる。詳しくは、ケーシング10内には、電線Wを介して電気機器に接続された内部コネクタ12が配されるのに対し、ケーシング10外には、電線Wを介して給電回路に接続された外部コネクタ13が配されており、これら両コネクタ12,13が上記コネクタ20に対して嵌合接続されることで、電気機器への電力供給がなされるようになっている。
【0011】
内外両コネクタ12,13は、図2に示すように、共に合成樹脂製のハウジング12a,13aと、ハウジング12a,13aに設けられたキャビティ内に収容されるとともに各電線Wの端末に接続された複数の雌端子金具12b,13bとから構成され、ハウジング12a,13aの上面には、ロックアーム12c,13cが突設されている。また外部コネクタ13では、電線Wの外周面とキャビティの内周面との間に防水ゴム栓13dが装着されることで、外部Oからキャビティ内への浸水が防がれている。
【0012】
コネクタ20は、合成樹脂製のコネクタハウジング21を備え、このコネクタハウジング21には、ケーシング10内へ開放する略筒状をなすとともに外部コネクタ13を内嵌可能な内側嵌合部22と、ケーシング10外へ開放するとともに外部コネクタ13を内嵌可能な略筒状をなす外側嵌合部23とが設けられている。このうち外側嵌合部23の奥端部内周面と外部コネクタ13の先端部外周面との間には、両者間をシール可能なシールリング24が装着され、これにより外部Oから外側嵌合部23と外部コネクタ13との間に浸水するのが防がれる。また両嵌合部の上部には、それぞれ嵌合される内外両コネクタ12,13のロックアーム12c,13cを係止可能なロック部25,26が設けられている。
【0013】
上記コネクタハウジング21は、予め成形金型内に複数本の端子金具27をインサートし、その状態で成型金型内に溶融状態の樹脂を流し込んで固化させた後、型開きすることで成形されるようになっており、その結果内部に各端子金具27が埋設される。この端子金具27は、金属板をプレス成形することで、途中で屈曲した略板状に形成されており、その両端部がそれぞれ両嵌合部内に突き出して配されるとともに内外両コネクタ12,13の雌端子金具12b,13bに対して接触可能とされている。
【0014】
コネクタハウジング21の外周面における長さ方向略中央には、開口部11をシールするためのOリング29を嵌着可能なOリング装着溝28が周設されている。このOリング29は、コネクタハウジング21の取り付けに伴って開口部11の内周面に密着することで、開口部11を水密状に保つことができるようになっている。これにより、外部Oから開口部11を通してケーシング10内へ浸水するのを防ぐことが可能とされる。
【0015】
またコネクタハウジング21における下面からは、取付部30が図示下方へ突出して設けられており、この取付部30には、コネクタハウジング21をケーシング10に固定するためのボルトBを挿通可能な金属製のカラー31が上記端子金具27と同様にインサートされている。ボルトBは、ケーシング10の外面に設けられたねじ凹部14に螺合可能とされる。
【0016】
さて、コネクタハウジング21のうち、図示上下の端子金具27の中間位置には、端子金具27の長さ方向(水平方向)に沿って圧抜き孔32が真っ直ぐに貫通して設けられている。圧抜き孔32は、外側嵌合部23の奥面(シールリング24よりも径方向内方位置)と内側嵌合部22の奥面とにそれぞれ開口して形成されることで、ケーシング10の内部空間I(図2でケーシング10の右側)と外部O(図2でケーシング10の左側)とに通じており、これによりケーシング10の内部空間Iの空気を外部Oへ逃がすことができるようになっている。詳細には、内部空間Iの空気は、内部コネクタ12のハウジング12aと内側嵌合部22との隙間などを通って圧抜き孔32内に流入した後、外側嵌合部23内に流入すると、外部コネクタ13のキャビティ内に流入してそこに収容された電線Wにおける芯線Waと被覆Wbとの隙間を通って外部Oへと逃がされるようになっている。
【0017】
本参考例は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。まず、コネクタハウジング21をケーシング10に組み付けるには、ケーシング10の外部Oから内側嵌合部22を開口部11に挿入する。取付部30のカラー31がケーシング10の外面に当接する深さまで挿入したところで、ボルトBをカラー31に挿通しつつねじ凹部14に螺合することで、コネクタハウジング21をケーシング10から脱落不能に保持する。このとき、Oリング29がOリング装着溝28の周面と開口部11の内周面との間で圧縮されるとともに両者に密着することで、開口部11のシールが図られる。
【0018】
続いて、内部コネクタ12を内側嵌合部22に嵌合するとともに、外部コネクタ13を外側嵌合部23に嵌合する作業を行う。両コネクタ12,13は、正規に嵌合されるとそれぞれロックアーム12c,13cがロック部25,26に係止することで、嵌合状態から抜け止め状態に保持される。嵌合状態では、両コネクタ12,13の両雌端子金具12b,13bが端子金具27の両端部にそれぞれ接触されることで、ケーシング10内の電気機器が外部Oの給電回路に対して電気的に接続されるので、電気機器への電力供給が可能となる。また外部コネクタ13と外側嵌合部23との間でシールリング24が圧縮されるとともに両者に密着することでそのシールが図られる。なお、上記した組付手順以外にも、例えば開口部11を通してケーシング10外に引き出した内部コネクタ12を内側嵌合部22に嵌合し、その後コネクタハウジング21を開口部11に取り付けるようにしてもよい。
【0019】
上記のようにして組付が完了した後、駆動系の機構を作動させると、ケーシング10内に注入されたオイルなどが加熱されることで、ケーシング10内の温度が上昇し、それに伴って内圧が上昇しようとする。ところが、内部空間Iの空気は、内部コネクタ12のハウジング12aと内側嵌合部22との隙間などを通って圧抜き孔32内に流入し、その後外側嵌合部23内に流入すると、外部コネクタ13のハウジング13aと外側嵌合部23との間がシールリング24により封止されているため、ハウジング13aのキャビティ内に流入する。そして内部空間Iの空気は、キャビティと電線Wとの間が防水ゴム栓13dにより封止されているため、電線Wにおける芯線Waと被覆Wbとの間の隙間に流入し、その後電線Wにおける反対側の端末から外部Oへと逃がされる。このように、内部空間Iの空気が圧抜き孔32や外部コネクタ13を介して外部Oへと逃がされるから、ケーシング10の内圧上昇を抑制することができる。
【0020】
以上説明したように本参考例によれば、ケーシング10を内外に貫通して取り付けられるコネクタ20を利用してケーシング10の圧抜きを行うようにしたから、従来のように圧抜きのための管が不要となり、もって低コスト化を図ることができる。
【0021】
<実施形態>
本発明の一実施形態を図3または図4によって説明する。本実施形態では、コネクタハウジングがケーシング10A内に収容されるコイル装置40に一体形成されたものを示す。
【0022】
コイル装置40は、コイル41が巻装されたボビン42の周りに合成樹脂製の外装体43がモールド成形により形成されて、全体が略環形に形成されている。外装体43における外周側端部には、ケーシング10Aの開口部11A内に挿入可能なコネクタ部44が側方(径方向と略直交する方向)へ突出して設けられている。このコネクタ部44が特許請求の範囲に記載したコネクタハウジングに相当する。
【0023】
コネクタ部44は、外装体43の外周面と面一状をなす小径部45と、開口部11Aに対して内嵌可能な径寸法を有する大径部46と、ケーシング10A外へ開放する略筒状をなすとともに外部Oの給電回路に電線Wを介して接続された外部コネクタ13Aを内嵌可能な嵌合部47とから構成されている。大径部46の外周面には、開口部11Aの内周面に密着可能なOリング29Aが嵌着されるOリング装着溝28Aが周設されている。なお、嵌合部47には、上記参考例と同様のロック部26Aやシールリング24Aが設けられている。
【0024】
コネクタ部44内には、コイル41の端末に接続された略板状をなす端子金具27Aが2本埋設されており、その先端部が嵌合部47内に突き出して配されるとともに外部コネクタ13Aのハウジング13Aa内に収容された雌端子金具13Abと接触可能とされている。また、外部コネクタ13Aのハウジング13Aaには、電線Wの端末に接続された雌端子金具13Abを収容可能なキャビティ13eが後方へ開放して設けられ、その上面側には、雌端子金具13Abに係止してこれを抜け止め可能なランス13fが突設されている。なお、ハウジング13Aaには、参考例と同様のロックアーム13Acや防水ゴム栓13Adが設けられている。
【0025】
さて、コネクタ部44の大径部46における端子金具27Aの上方位置(径方向外方位置)には、端子金具27Aの長さ方向に沿って圧抜き孔32Aが真っ直ぐに貫通して設けられている。圧抜き孔32Aは、小径部45及び外装体43の外周面と略面一状をなすとともに、嵌合部47の奥面と大径部46の内側面(内部空間I)とにそれぞれ開口して形成されていることで、ケーシング10Aの内部空間Iと外部Oとに通じている。
【0026】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。ケーシング10A内に収容したコイル装置40のうちコネクタ部44を開口部11A内に挿入する。嵌合部47がケーシング10Aから外方へ突出し、大径部46が開口部11A内に嵌合したところで、取り付けがなされてコイル装置40全体が所定の姿勢に支持される。その後、外部コネクタ13Aを嵌合部47内に嵌合して、雌端子金具13Abが端子金具27Aに接触されることで、外部Oの給電回路からコイル装置40への電力供給が可能となる。
【0027】
上記のようにして組付が完了した後、駆動系の機構を作動させると、ケーシング10A内に注入されたオイルなどが加熱されることで、ケーシング10A内の温度が上昇し、それに伴って内圧が上昇しようとする。ところが、内部空間Iの空気は、圧抜き孔32A内を通って嵌合部47内に流入した後、外部コネクタ13Aのハウジング13Aaと嵌合部47との間がシールリング24Aにより封止されているため、ハウジング13Aaのキャビティ13e内に流入する。そして内部空間Iの空気は、キャビティ13eと電線Wとの間が防水ゴム栓13Adにより封止されているため、電線Wにおける芯線Waと被覆Wbとの間の隙間に流入し、その後電線Wにおける反対側の端末から外部Oへと逃がされる。このように、内部空間Iの空気が圧抜き孔32Aや外部コネクタ13Aを介して外部Oへと逃がされるから、ケーシング10Aの内圧上昇を抑制することができる。
以上のようにコイル装置40に一体に設けられたコネクタ部44を開口部11Aに取り付けるものにおいても、圧抜き孔32Aによって内圧上昇を抑制することができる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態以外にも、圧抜き孔の形状や配設位置については任意に設定することが可能である。
【0029】
(2)上記した実施形態では、コイルをボビンに巻装したものを示したが、ボビンを持たず、コイルを直接に外装体内に埋設するようなタイプのものにも本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係るコネクタを取り付けたケーシングの概略断面図
【図2】ケーシング及びコネクタの拡大断面図
【図3】 本発明の一実施形態に係るコネクタを取り付けたケーシングの概略断面図
【図4】ケーシング及びコネクタの拡大断面図
【図5】従来例の概略断面図
【符号の説明】
10,10A…ケーシング
12…内部コネクタ
13,13A…外部コネクタ
20…コネクタ
21…コネクタハウジング
22…内側嵌合部
23…外側嵌合部
32,32A…圧抜き孔
40…コイル装置
44…コネクタ部(コネクタハウジング)
47…嵌合部
I…内部空間
O…外部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connector.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as shown schematically in FIG. 5, an automobile
On the other hand, since the internal pressure rises in the
In addition, the thing of the following
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-181079
[Problems to be solved by the invention]
However, since the above-described pressure release pipe 5 is connected to the side surface of the
The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object thereof is to prevent an increase in internal pressure at a low cost.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As means for achieving the above object, the invention of
[0007]
[Action and effect of the invention]
<Invention of
Even when the inside of the casing becomes hot, air in the internal space is released from the internal space of the casing to the outside through the pressure release hole, so that an increase in internal pressure can be suppressed. According to the present invention, since the pressure relief is performed by using the connector that penetrates the casing inside and outside, the pressure relief pipe is not required as in the prior art, and it is possible to cope with low cost. it can.
Even if the connector housing is integrally formed with the coil device housed in the casing, the internal pressure is increased by releasing the air in the internal space from the internal space to the fitting portion where the external connector is fitted by the pressure release hole. Can be suppressed.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, reference examples and embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
< Reference example >
A reference example will be described with reference to FIG. In this reference example , a
[0010]
As shown in FIG. 1, the
[0011]
As shown in FIG. 2, the inner and
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
An O-
[0015]
A mounting
[0016]
Now, in the
[0017]
This reference example has the above structure, and its operation will be described. First, to assemble the
[0018]
Subsequently, an operation of fitting the
[0019]
After the assembly is completed as described above, when the drive system mechanism is operated, the oil injected into the
[0020]
As described above, according to the present reference example , the
[0021]
<Implementation form>
One embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 3 or FIG. In the present embodiment, the connector housing is integrally formed with the
[0022]
In the
[0023]
The
[0024]
In the
[0025]
Now, in the
[0026]
The present embodiment has the above-described structure, and the operation thereof will be described subsequently. Of the
[0027]
When the drive system mechanism is operated after the assembly is completed as described above, the oil or the like injected into the
As described above, even in the case where the
[0028]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1) In addition to the above-described embodiment, the shape and arrangement position of the pressure release hole can be arbitrarily set.
[0029]
(2) In the implementation form described above, although the ones in which a coil wound on the bobbin, no bobbin, the present invention of the type as embedded in the outer package of the coil directly to applicable It is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view of a casing with a connector according to a reference example . FIG. 2 is an enlarged sectional view of the casing and the connector. FIG. 3 is a schematic sectional view of a casing with a connector according to an embodiment of the invention. [Fig. 4] Enlarged sectional view of casing and connector [Fig. 5] Schematic sectional view of conventional example [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
47 ... Fitting part I ... Internal space O ... External
Claims (1)
前記コネクタを構成するコネクタハウジングには、前記ケーシングの内部空間と外部とに通じる圧抜き孔が設けられており、
前記コネクタハウジングは、前記ケーシングに設けられた開口部を貫通した状態で取り付けられ、その外周面と前記開口部の内周面との間には、両者に密着して前記開口部をシールするOリングが装着され、
前記外部コネクタを構成するハウジングの外周面と、このハウジングが嵌合される前記コネクタハウジングの内周面との間には、両者に密着して両者間をシールするシールリングが装着され、
前記外部コネクタの前記ハウジングには、電線の端末に接続された端子金具が収容されるキャビティが設けられ、このキャビティの内周面と前記電線の外周面との間には、両者に密着して両者間をシールする防水ゴム栓が装着され、
前記Oリング、前記シールリング、及び前記防水ゴム栓は、前記ケーシング、前記コネクタ、及び前記外部コネクタの内部空間を外部から水密状に保っており(但し、前記ケーシングの内部空間に通じる前記圧抜き孔と、この圧抜き孔に通じる前記キャビティと、このキャビティ内に配された前記電線を構成する芯線と被覆との間の隙間との間での空気の流通については許容する)、
前記コネクタハウジングは、前記ケーシング内に収容されるコイル装置に一体形成されるとともに、前記外部コネクタを嵌合可能な嵌合部を備え、
前記圧抜き孔は、前記内部空間と前記嵌合部とにそれぞれ開口して形成されており、
前記コネクタハウジングは、前記コイル装置を構成する外装体の外周側端部から径方向と略直交する方向へ突出するコネクタ部から構成され、
このコネクタ部は、前記外装体に連結されてその外周面と面一状をなす小径部と、この小径部と前記嵌合部とを繋ぐとともに前記開口部に対して内嵌可能で且つ前記小径部及び前記外装体の外周面から径方向に沿って外側へ張り出す形態とされる大径部とを備え、
前記圧抜き孔は、前記小径部及び前記外装体の外周面と略面一状をなすとともに、前記嵌合部の奥面と前記大径部の内側面とに開口して形成され、且つ前記ケーシング内に前記コイル装置が収容された状態で前記小径部よりも上側に配されていることを特徴とするコネクタ。A connector attached in a state of penetrating the casing in and out, and an external connector arranged outside the casing and connected to an external circuit and fitted to the connector,
The connector housing constituting the connector is provided with a pressure release hole that communicates with the internal space of the casing and the outside.
The connector housing is attached in a state of penetrating an opening provided in the casing, and between the outer peripheral surface and the inner peripheral surface of the opening, the connector is tightly sealed to seal the opening. The ring is attached,
Between the outer peripheral surface of the housing constituting the external connector and the inner peripheral surface of the connector housing to which the housing is fitted, a seal ring that is in close contact with both and seals between the two is mounted.
The housing of the external connector is provided with a cavity for accommodating a terminal fitting connected to the end of the electric wire, and the inner peripheral surface of the cavity and the outer peripheral surface of the electric wire are in close contact with each other. A waterproof rubber stopper that seals between the two is attached,
The O-ring, the seal ring, and the waterproof rubber plug keep the internal space of the casing, the connector, and the external connector watertight from the outside (however, the pressure relief that leads to the internal space of the casing) Air flow between the hole, the cavity leading to the pressure release hole, and the gap between the core wire and the sheath constituting the electric wire disposed in the cavity is allowed).
The connector housing is integrally formed with a coil device housed in the casing, and includes a fitting portion capable of fitting the external connector,
The pressure relief holes are formed to open to the internal space and the fitting portion, respectively.
The connector housing is composed of a connector portion that protrudes in a direction substantially perpendicular to the radial direction from the outer peripheral side end portion of the exterior body constituting the coil device,
The connector portion is connected to the exterior body and is connected to the outer peripheral surface of the small-diameter portion, and connects the small-diameter portion and the fitting portion, and can be fitted into the opening portion and the small-diameter portion. A large-diameter portion configured to project outward from the outer peripheral surface of the portion and the outer body along the radial direction,
The pressure release hole is substantially flush with the outer peripheral surface of the small-diameter portion and the exterior body, and is formed to open to the back surface of the fitting portion and the inner surface of the large-diameter portion, and A connector, wherein the coil device is accommodated in a casing and is disposed above the small diameter portion.
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