JP4063714B2

JP4063714B2 - Door stopper for sliding door

Info

Publication number: JP4063714B2
Application number: JP2003148922A
Authority: JP
Inventors: 一哉茂木; 孝行宮原
Original assignee: Inoac Corp; Toyota Auto Body Co Ltd
Current assignee: Inoac Corp; Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date: 2003-05-27
Filing date: 2003-05-27
Publication date: 2008-03-19
Anticipated expiration: 2023-05-27
Also published as: JP2004353183A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばワンボックスタイプの車両のスライドドアに使用されるスライドドア用ドアストッパに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のドアストッパは、車両のボディ側に組み付けられており、スライドドア等のドアが閉じられる際、そのドアがオーバーストロークして車両のボディと接触することがないように、ドアを所定の閉鎖位置に規制する。
【０００３】
上記のようなドアストッパは、硬度の低いゴム（例えば、硬度（ＪＩＳ−Ａ）６０度程度のゴム）で形成されると、勢いよくドアが閉められた場合に大きく変形してドアを所定の位置に受け止めきれず、ドアがオーバーストロークしてドアとボディとが接触してしまうことがある。このため、従来からドアストッパは、上記のような不具合が発生しない硬度の高いゴム（例えば、硬度８０度程度のゴム）でその全体が形成されている。
【０００４】
また、ドアストッパは、ドアと接触してドアを受け止めるものの、ドアに対して接触圧力をほとんど付与しない（以下、０タッチという）ように配置されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ドアストッパが０タッチの状態で配置されていると、車両の振動等でドアが振動した場合にドアがドアストッパを小刻みに叩打することがある。そして、この際、ドアストッパは上記のように硬度の高いゴムで形成されているため、叩打音等の異音を発生するという問題があった。特に、車両が寒冷地等の低温環境で使用される場合、ドアストッパを形成するゴムの硬度が増すため、益々、叩打音が発生し易くなってしまうという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ドア又はボディとの間で叩打音が発生することを防止できるドアストッパを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項１に記載の発明は、車両のスライドドアを所定の閉鎖位置に規制するゴム製のスライドドア用ドアストッパであって、車両のボディに取り付けられる本体部と、前記スライドドアが閉鎖された際に前記スライドドアのドアパネルを受け止める受止め部とを備え、前記受止め部は、前記本体部と一体の突部と、該突部の先端に一体状に固着された緩衝部とからなり、該緩衝部は前記本体部を形成するゴムよりも軟質のゴムで形成され、前記本体部は、前記スライドドアの開閉を案内するガイドローラを受け止めて前記スライドドアを所定の開放位置に規制するローラ受止め部を備えていることを要旨とする。
【０００８】
この発明によれば、スライドドアが振動してスライドドア用ドアストッパが叩打されても、叩打される受止め部が本体部よりも軟質のゴムで形成されているため、叩打音の発生を防止することができる。また、スライドドア用ドアストッパとしての本来のストッパ機能は硬質の本体部が受け持つことになる。
【００１４】
また、この発明によれば、スライドドアを所定の開放位置に規制するストッパとしての機能を有する。つまり、スライドドアが閉じられる際にはスライドドアを受止め部で受け止めて所定の閉鎖位置に規制するストッパ機能を発揮し、スライドドアが開けられる際にはガイドローラを本体部が備えるローラ受止め部において受け止めることで、スライドドアを所定の開放位置に規制するストッパ機能を発揮する。このため、スライドドアを所定の開放位置に規制するために特別に他のストッパを設ける必要がなく、一つのスライドドア用ドアストッパでスライドドアの開放位置及び閉鎖位置を規制することができる。
【００１５】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前記ローラ受止め部は前記ガイドローラの周面形状に対応した円弧状の凹形状からなることを要旨とする。この発明によれば、ローラ受止め部が、ガイドローラの形状に対応した円弧状の凹形状からなるため、ガイドローラは広い面積でローラ受止め部に受け止められる。
請求項３に記載の発明は、請求項１又は請求項２に記載の発明において、前記本体部の前記ローラ受止め部の近辺には、ガイドローラを受止めた際の衝撃を緩衝するための切欠部が設けられていることを要旨とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をワンボックスタイプの車両においてスライドドアの受け止めに用いられるドアストッパに具体化した一実施形態を図１〜図５を参照して説明する。
【００１７】
図３及び図４に示すように、ボディ２０の側面の開口部２１上部には、車両側面のスライドドア２２の移動を案内するためのスライドレール２３が車両の前後方向に沿って配置されている。一方、スライドドア２２は先端にガイドローラ２５を有するアーム２６によりスライドレール２３に案内支持されている。すなわち、ガイドローラ２５は、スライドドア２２が開閉される際にスライドレール２３内で転動し、スライドドア２２の開閉を案内する。スライドドア２２は、図４に２点鎖線で示す開いた状態から車両の前方側にスライドして閉じられる際、アーム２６の回動に従って車両の内側に移動して開口部２１を塞ぐ。
【００１８】
車両のボディ２０には、スライドドア２２を所定の閉鎖位置及び開放位置に規制するドアストッパ１０がスライドレール２３の後端部の位置に取り付けられている。図２に示すように、ドアストッパ１０は、スライドドア２２が閉鎖された状態では、ドアパネル２４と接触はするもののドアパネル２４に対して接触圧力をほとんどかけない０タッチの状態となる位置に取り付けられている。
【００１９】
図１及び図２に示すように、ドアストッパ１０は、ボディ２０に取り付けられる本体部１１及び本体部１１の一部から突出した受止め部１２を備える。受止め部１２は本体部１１と一体の突部１１ａと、該突部１１ａの先端に一体状に固着された緩衝部１３とを備えている。本体部１１には、本体部１１をボディに２０に取り付けて固定するための複数の取付部１４（図１では、１つのみ図示）が形成されている。緩衝部１３はその先端に複数の突条１５を備えており、この突条１５にスライドドア２２のドアパネル２４が接触して受け止められる。
【００２０】
本体部１１は、スライドドア２２が開放された際にスライドレール２３内を後方へ転動してきたガイドローラ２５を受け止めて規制するローラ受止め部１６をその上部に備える。このローラ受止め部１６は、ガイドローラ２５の形状に合わせた円弧状の凹形状をなしている。また、ローラ受止め部１６の直下において本体部１１のコーナー部には、切欠部１７が形成されており、その切欠部１７にスライドレール２３の後端部が嵌合している。このため、本体部１１はスライドレール２３の後端において精度良く位置決めされる。
【００２１】
本体部１１は、硬度（ＪＩＳ−Ａ）が７０〜９０度の範囲内にあるゴム、好ましくは８０度程度のゴムで形成される。このゴムとして、例えば、ＥＰＤＭ、ブチルゴム等を用いることができる。
【００２２】
一方、緩衝部１３は本体部１１よりも硬度が低いゴム（本体部１１よりも軟質のゴム）で形成されており、硬度が４０〜６０度の範囲内にあるゴム、好ましくは５０〜６０度の範囲内にあるゴムで形成される。このゴムとしては、前記と同様にＥＰＤＭ、ブチルゴム等を用いることができる。本体部１１を形成するゴムと緩衝部１３を形成するゴムとの硬度の差は２０〜５０度となるようにそのゴムが選択される。なお、ドアストッパ１０は、射出成形を用いた２色成形法により製造される。
【００２３】
次に、本実施形態の作用について説明する。
スライドドア２２が開いた状態（図４の状態）から閉じられる際、スライドドア２２はドアストッパ１０の受止め部１２により受け止められて所定の閉鎖位置に規制される。この際、スライドドア２２は、緩衝部１３と接触した状態で受け止められ、その接触の際の衝撃は主に緩衝部１３により緩衝される。
【００２４】
車両の走行中は、車両の振動や風圧等によりスライドドア２２が振動し、受止め部１２が叩打されることがある。この際、スライドドア２２と接触する緩衝部１３は硬度４０〜６０度の軟質ゴムにより形成されているため、叩打音はほとんど発生しない。
【００２５】
また、図５に示すように、スライドドア２２が閉じた状態から開けられる際、そのスライドドア２２を案内するガイドローラ２５は、スライドレール２３内を転動してローラ受止め部１６に受け止められる。これにより、スライドドア２２が開放位置で規制される。ローラ受止め部１６は、ガイドローラ２５の形状に対応した円弧状の凹部形状であるため、ガイドローラ２５はその広い面積でローラ受止め部１６により受け止められる。そして、その衝撃はローラ受止め部１６を介して本体部１１全体により緩衝される。
【００２６】
上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
（１）ドアパネル２４と接触する緩衝部１３は、本体部１１よりも軟質で、硬度４０〜６０度のゴムにより形成されている。このため、スライドドア２２がドアストッパ１０を叩打しても、その叩打音がほとんど発生しないだけでなく、こすれ音等のような他の異音を発生することがない。
【００２７】
（２）本体部１１は、硬度７０〜９０度のゴムにより形成されているため、スライドドア２２を所定の閉鎖位置に規制するのに好適な硬度を確保することができる。
【００２８】
（３）緩衝部１３は先端に複数の突条１５を備え、突条１５がドアパネル２４に接触する。このため、スライドドア２２が閉まる際、突条１５が弾性変形し易く、柔軟にドアパネル２４の衝撃を緩衝することができる。また、スライドドア２２の振動に対しても、突条１５は弾性変形によりその振動を有効に吸収することができる。このため、叩打音の発生をより良好に防止することが可能となる。
【００２９】
（４）硬度４０〜６０度のゴムで緩衝部１３が形成されている。これにより、寒冷地のような低温環境においてはゴムの硬度が増すことになっても、十分に緩衝機能を維持して叩打音等の異音の発生を抑制できる。
【００３０】
（５）本体部１１は、ローラ受止め部１６を備えている。このため、ドアストッパ１０は、本体部１１によりスライドドア２２を閉鎖位置に規制するストッパ機能を有するとともに、スライドドア２２の開閉を案内するガイドローラ２５をローラ受止め部１６により受け止めて、スライドドア２２が開けられる際の開放位置を規制するストッパ機能を有する。このため、スライドドア２２の開放位置を規制するために特別に他のストッパ部材を設ける必要がなく、一つのドアストッパ１０でスライドドア２２の開放位置及び閉鎖位置を規制することができる。
【００３１】
（６）ローラ受止め部１６は、ガイドローラ２５の形状に合わせて円弧状の凹形状からなる。このため、ガイドローラ２５は、ローラ受止め部１６により広い面積で受け止められる。
【００３２】
（７）本体部１１に切欠部１７が形成されており、この切欠部１７にスライドレール２３の後端部が嵌合されている。このため、スライドレール２３に対して本体部１１の位置決めを容易に行うことができ、本体部１１が損傷等することを抑制できる。
【００３３】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図６（ａ）に示すように、受止め部１２の先端に位置する突条１５のみで構成される緩衝部１３であってもよい。また、図６（ｂ）に示すように受止め部１２全体を緩衝部１３とするドアストッパ１０であってもよい。また、図６（ｃ）に示すように、受止め部１２の先端に位置する突条１５の基端部よりも先端側を緩衝部１３とするドアストッパ１０であってもよい。つまり、受止め部１２における緩衝部１３の形状及び大きさは特に限定されない。
【００３４】
・緩衝部１３が複数の突条１５の代わりに図７に示すように複数の突部１８（図７では４つの突部）を備える構成であってもよい。また、突条１５及び突部１８の数は複数に限らず、１つであってもよい。
【００３５】
・緩衝部１３は突条１５を備えない構成であってもよい。つまり、受止め部１２の先端に突条１５がなく、緩衝部１３がドアパネル２４と面で接触する構成としてもよい。
【００３６】
・ドアストッパ１０の形状は、上記実施形態のように本体部１１及び該本体部１１の一部分において突出する受止め部１２により構成されるドアストッパ１０に限らない。例えば、全体形状が円柱形状、円錐形状等のドアストッパ１０であってもよい。これらの場合、本体部の上に緩衝部が一体に形成されることで、上記のように円柱形状、円錐形状等のドアストッパ１０を構成する。なお、これらの場合、本体部及び緩衝部により受止め部が形成される。
【００３７】
・ドアストッパ１０は、車両のボディ２０に取り付けられる構成に限らず、スライドドア２２のドアパネル２４に取り付けられる構成であってもよい。これによっても、上記実施形態と同様に振動等による叩打音等の異音の発生を防止することができる。なお、ドアパネル２４への取り付けは接着剤等で取り付けてもよい。
【００３８】
・ドアストッパ１０の数は１つに限らない。車両のボディ２０に複数設けられていてもよい。
・ドアは、スライドドア２２に限らず、通常の片開きのドア、バックドア、ボンネット、トランクリッド（トランクドア）であってもよく、車両のドアであれば特に限定されない。これらが閉じられる際、その閉鎖位置を規制するためにドアストッパが必要であり、上記実施形態と同様のドアストッパを用いることで同様の効果を得ることができる。
【００３９】
・ローラ受止め部１６は、ガイドローラ２５に合わせた円弧状の凹部形状にする必要はなく、例えば、単なる平面の壁形状であってもよい。
・切欠部１７は、スライドレール２３に対する本体部１１の位置決めのために用いられていたが、切欠部１７にスライドレール２３が嵌合されない構成としてもよい。この場合、ローラ受止め部１６の近傍に切欠部１７が形成されていることで、その切欠部１７の周辺部分は変形し易い。このため、ローラ受止め部１６がガイドローラ２５を受け止めた際の衝撃がその切欠部１７における本体部１１の形状の変化でもって緩衝され、柔軟にガイドローラ２５が受け止められることになる。
【００４０】
・ローラ受止め部１６にガイドローラ２５を受け止める際の緩衝機能を持たせてもよい。例えば、ローラ受止め部１６の部分が本体部１１よりも軟質なゴムで形成されるようにすることで、ガイドローラ２５の衝撃が柔軟に吸収され、緩衝機能を発揮する。また、ローラ受止め部１６に凸部を設けることで、その凸部にガイドローラ２５が接触した際にその凸部の変形により衝撃が吸収される。また、本体部１１のうち、ローラ受止め部１６を備える面と反対側の面を構成する部分を本体部１１よりも軟質なゴムで形成することで、ガイドローラ２５を受け止めた際、車両のボディとの間で効果的に衝撃を吸収することができる。
【００４２】
【発明の効果】
本発明によれば、接触部が本体部よりも軟質の弾性体によって形成されることで、ドア又はボディとの間で叩打音が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ドアストッパの斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線におけるドアストッパ及びスライドドアの断面図。
【図３】車両に取り付けられた状態のドアストッパの斜視図。
【図４】ドアストッパが取り付けられた車両の部分側面図。
【図５】ガイドローラを受け止めた状態のローラ受止め部の上面図。
【図６】（ａ）〜（ｃ）は別例におけるドアストッパの断面図。
【図７】別例におけるドアストッパの斜視図。
【符号の説明】
１０…ドアストッパ、１１…本体部、１２…受止め部、１３…緩衝部、１６…ローラ受止め部、２０…ボディ、２２…ドアとしてのスライドドア、２３…ドアパネル、２５…ガイドローラ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door stopper for a sliding door used for a sliding door of a one-box type vehicle, for example.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of door stopper is assembled on the vehicle body side, and when the door such as a sliding door is closed, the door is prevented from overstroke and coming into contact with the vehicle body. Restrict to a predetermined closed position.
[0003]
When the door stopper as described above is formed of rubber having a low hardness (for example, rubber having a hardness (JIS-A) of about 60 degrees), the door stopper is deformed greatly when the door is vigorously closed, and the door is made a predetermined shape. The door may not be able to be received by the position, and the door may overstroke and the door and the body may come into contact with each other. For this reason, the door stopper is conventionally formed entirely of hard rubber (for example, rubber having a hardness of about 80 degrees) that does not cause the above-described problems.
[0004]
The door stopper is arranged so as to contact the door and receive the door, but hardly apply contact pressure to the door (hereinafter referred to as “0 touch”).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the door stopper is arranged with 0 touch, when the door vibrates due to the vibration of the vehicle, the door may hit the door stopper in small increments. At this time, since the door stopper is formed of rubber having a high hardness as described above, there is a problem in that an abnormal noise such as a tapping sound is generated. In particular, when the vehicle is used in a low temperature environment such as a cold region, the hardness of the rubber forming the door stopper is increased, so that there is a problem that the hitting sound is more likely to be generated.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a door stopper capable of preventing a beating sound from being generated between the door and the body.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems body, an invention according to claim 1, a rubber sliding door stopper door for regulating the sliding door of a vehicle to a predetermined closed position, attached to the Bode I of the vehicle and parts, and a said sliding door receives the door panel before SL sliding door when it is closed receiving portion, the receiving portion includes a protrusion integral with the body portion, integrally on the tip of the projecting portion The buffer portion is formed of a softer rubber than the rubber forming the main body portion, and the main body portion receives the guide roller that guides the opening and closing of the slide door and receives the guide roller. The gist of the invention is that it includes a roller receiving portion for restricting the sliding door to a predetermined opening position .
[0008]
According to the present invention, even when the sliding door vibrates and the sliding door stopper is struck, the receiving portion to be struck is formed of softer rubber than the main body, thus preventing the occurrence of tapping sound. can do. Further, the original stopper function as the door stopper for the sliding door is handled by the hard main body.
[0014]
Further, according to the present invention has a function as a stopper for restricting the scan Raidodoa a predetermined open position. In other words, when the slide door is closed, the stopper receives the slide door at the receiving portion and restricts it to a predetermined closed position, and when the slide door is opened, the main body portion receives the roller. The stopper function that restricts the sliding door to a predetermined opening position is exhibited by receiving it at the portion. For this reason, it is not necessary to provide another stopper in order to restrict the sliding door to a predetermined opening position, and the opening position and the closing position of the sliding door can be restricted by one door door stopper.
[0015]
The gist of a second aspect of the present invention is that, in the first aspect of the present invention, the roller receiving portion has an arcuate concave shape corresponding to the shape of the peripheral surface of the guide roller. According to the present invention, since the roller receiving portion has an arcuate concave shape corresponding to the shape of the guide roller, the guide roller is received by the roller receiving portion in a wide area.
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the invention, a shock absorber when the guide roller is received is buffered near the roller receiving portion of the main body. The gist is that a notch is provided.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied as a door stopper used to receive a sliding door in a one-box type vehicle will be described with reference to FIGS.
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 4, a slide rail 23 for guiding the movement of the slide door 22 on the side surface of the vehicle is arranged along the front-rear direction of the vehicle at the upper portion of the opening 21 on the side surface of the body 20. . On the other hand, the slide door 22 is guided and supported on the slide rail 23 by an arm 26 having a guide roller 25 at the tip. That is, the guide roller 25 rolls within the slide rail 23 when the slide door 22 is opened and closed, and guides the opening and closing of the slide door 22. When the sliding door 22 is slid to the front side of the vehicle from the open state indicated by a two-dot chain line in FIG. 4 and closed, the sliding door 22 moves to the inside of the vehicle according to the rotation of the arm 26 and closes the opening 21.
[0018]
A door stopper 10 that restricts the slide door 22 to a predetermined closed position and an open position is attached to the body 20 of the vehicle at the position of the rear end portion of the slide rail 23. As shown in FIG. 2, when the sliding door 22 is closed, the door stopper 10 is attached to a position where the door stopper 24 is in a zero-touch state in which the door panel 24 comes into contact but hardly applies contact pressure to the door panel 24. ing.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 2, the door stopper 10 includes a main body portion 11 attached to the body 20 and a receiving portion 12 protruding from a part of the main body portion 11. The receiving portion 12 includes a protrusion 11a that is integral with the main body 11 and a buffer portion 13 that is integrally fixed to the tip of the protrusion 11a. A plurality of attachment portions 14 (only one is shown in FIG. 1) for attaching the body portion 11 to the body 20 and fixing the body portion 11 to the body are formed on the body portion 11. The buffer portion 13 is provided with a plurality of protrusions 15 at its tip, and the door panel 24 of the slide door 22 contacts and is received by the protrusions 15.
[0020]
The main body 11 is provided with a roller receiving portion 16 at its upper portion for receiving and regulating the guide roller 25 that has been rolled backward in the slide rail 23 when the slide door 22 is opened. The roller receiving portion 16 has an arcuate concave shape that matches the shape of the guide roller 25. A notch 17 is formed at the corner of the main body 11 immediately below the roller receiving portion 16, and the rear end of the slide rail 23 is fitted in the notch 17. For this reason, the main body 11 is accurately positioned at the rear end of the slide rail 23.
[0021]
The main body 11 is made of rubber having a hardness (JIS-A) in the range of 70 to 90 degrees, preferably about 80 degrees. As this rubber, for example, EPDM, butyl rubber or the like can be used.
[0022]
On the other hand, the buffer portion 13 is formed of rubber having a lower hardness than the main body portion 11 (softer rubber than the main body portion 11), and has a hardness in the range of 40 to 60 degrees, preferably 50 to 60 degrees. It is made of rubber that is within the range. As this rubber, EPDM, butyl rubber or the like can be used in the same manner as described above. The rubber is selected so that the difference in hardness between the rubber forming the main body 11 and the rubber forming the buffer 13 is 20 to 50 degrees. The door stopper 10 is manufactured by a two-color molding method using injection molding.
[0023]
Next, the operation of this embodiment will be described.
When the sliding door 22 is closed from the opened state (the state shown in FIG. 4), the sliding door 22 is received by the receiving portion 12 of the door stopper 10 and is restricted to a predetermined closed position. At this time, the slide door 22 is received in a state of being in contact with the buffer portion 13, and an impact at the time of the contact is mainly buffered by the buffer portion 13.
[0024]
While the vehicle is traveling, the slide door 22 may vibrate due to vibrations of the vehicle, wind pressure, etc., and the receiving portion 12 may be struck. At this time, since the buffer portion 13 that is in contact with the slide door 22 is formed of soft rubber having a hardness of 40 to 60 degrees, almost no hitting sound is generated.
[0025]
As shown in FIG. 5, when the slide door 22 is opened from the closed state, the guide roller 25 that guides the slide door 22 rolls in the slide rail 23 and is received by the roller receiving portion 16. . Thereby, the slide door 22 is regulated at the open position. Since the roller receiving portion 16 has an arcuate concave shape corresponding to the shape of the guide roller 25, the guide roller 25 is received by the roller receiving portion 16 in a wide area. The impact is buffered by the entire main body 11 via the roller receiving portion 16.
[0026]
According to the above embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The buffer part 13 which contacts the door panel 24 is softer than the main body part 11, and is formed of rubber having a hardness of 40 to 60 degrees. For this reason, even if the sliding door 22 hits the door stopper 10, not only the hitting sound is generated but also other noises such as a rubbing sound and the like are not generated.
[0027]
(2) Since the main body 11 is formed of rubber having a hardness of 70 to 90 degrees, it is possible to ensure a hardness suitable for restricting the slide door 22 to a predetermined closed position.
[0028]
(3) The buffer portion 13 includes a plurality of protrusions 15 at the tip, and the protrusions 15 come into contact with the door panel 24. For this reason, when the slide door 22 is closed, the protrusion 15 is easily elastically deformed, and the impact of the door panel 24 can be buffered flexibly. Also, the protrusion 15 can effectively absorb the vibration of the sliding door 22 by elastic deformation. For this reason, generation | occurrence | production of a tapping sound can be prevented more favorably.
[0029]
(4) The buffer portion 13 is formed of rubber having a hardness of 40 to 60 degrees. Thereby, even if the hardness of rubber increases in a low temperature environment such as a cold region, it is possible to sufficiently maintain the buffer function and suppress the generation of abnormal noise such as a tapping sound.
[0030]
(5) The main body 11 includes a roller receiving portion 16. For this reason, the door stopper 10 has a stopper function for restricting the slide door 22 to the closed position by the main body 11, and receives the guide roller 25 for guiding the opening and closing of the slide door 22 by the roller receiving portion 16. It has a stopper function that regulates the opening position when 22 is opened. For this reason, it is not necessary to provide another stopper member specifically for restricting the opening position of the slide door 22, and the opening position and the closing position of the slide door 22 can be restricted by one door stopper 10.
[0031]
(6) The roller receiving portion 16 has an arcuate concave shape in accordance with the shape of the guide roller 25. For this reason, the guide roller 25 is received in a wide area by the roller receiving portion 16.
[0032]
(7) The notch 17 is formed in the main body 11, and the rear end of the slide rail 23 is fitted into the notch 17. For this reason, the main body 11 can be easily positioned with respect to the slide rail 23, and damage to the main body 11 can be suppressed.
[0033]
In addition, you may change the said embodiment as follows.
-As shown to Fig.6 (a), the buffer part 13 comprised only by the protrusion 15 located in the front-end | tip of the receiving part 12 may be sufficient. Moreover, as shown in FIG.6 (b), the door stopper 10 which uses the receiving part 12 whole as the buffer part 13 may be sufficient. Further, as shown in FIG. 6C, the door stopper 10 may have a buffer portion 13 on the distal end side with respect to the proximal end portion of the protrusion 15 located at the distal end of the receiving portion 12. That is, the shape and size of the buffer portion 13 in the receiving portion 12 are not particularly limited.
[0034]
The buffer part 13 may be configured to include a plurality of protrusions 18 (four protrusions in FIG. 7) as shown in FIG. 7 instead of the plurality of protrusions 15. Moreover, the number of the protrusions 15 and the protrusions 18 is not limited to a plurality, and may be one.
[0035]
The buffer portion 13 may be configured without the protrusion 15. That is, it is good also as a structure which does not have the protrusion 15 at the front-end | tip of the receiving part 12, and the buffer part 13 contacts the door panel 24 on a surface.
[0036]
-The shape of the door stopper 10 is not restricted to the door stopper 10 comprised by the main-body part 11 and the receiving part 12 which protrudes in a part of this main-body part 11 like the said embodiment. For example, the door stopper 10 having an overall shape such as a cylindrical shape or a conical shape may be used. In these cases, the buffer portion is integrally formed on the main body portion, so that the door stopper 10 having a cylindrical shape, a conical shape, or the like is configured as described above. In these cases, a receiving portion is formed by the main body portion and the buffer portion.
[0037]
The door stopper 10 is not limited to a configuration that is attached to the body 20 of the vehicle, and may be a configuration that is attached to the door panel 24 of the slide door 22. Also by this, generation | occurrence | production of unusual sounds, such as a tapping sound by vibration etc., can be prevented similarly to the said embodiment. The door panel 24 may be attached with an adhesive or the like.
[0038]
-The number of door stoppers 10 is not limited to one. A plurality of vehicle bodies 20 may be provided.
The door is not limited to the slide door 22 and may be a normal one-sided door, a back door, a bonnet, or a trunk lid (trunk door), and is not particularly limited as long as it is a vehicle door. When these are closed, a door stopper is required to regulate the closed position, and the same effect can be obtained by using a door stopper similar to the above embodiment.
[0039]
The roller receiving portion 16 does not need to be in the shape of an arcuate recess that matches the guide roller 25, and may be, for example, a simple planar wall shape.
The cutout portion 17 has been used for positioning the main body portion 11 with respect to the slide rail 23, but the slide rail 23 may not be fitted into the cutout portion 17. In this case, since the notch portion 17 is formed in the vicinity of the roller receiving portion 16, the peripheral portion of the notch portion 17 is easily deformed. For this reason, the impact when the roller receiving portion 16 receives the guide roller 25 is buffered by the change in the shape of the main body portion 11 in the notch portion 17, and the guide roller 25 is received flexibly.
[0040]
The roller receiving portion 16 may have a buffer function when receiving the guide roller 25. For example, when the roller receiving portion 16 is formed of a softer rubber than the main body 11, the impact of the guide roller 25 is absorbed flexibly and exhibits a buffering function. Further, by providing the roller receiving portion 16 with a convex portion, when the guide roller 25 comes into contact with the convex portion, the impact is absorbed by the deformation of the convex portion. Moreover, when the guide roller 25 is received by forming a portion of the main body 11 that forms a surface opposite to the surface including the roller receiving portion 16 with a softer rubber than the main body 11, The shock can be effectively absorbed between the body.
[0042]
【The invention's effect】
According to the present invention, the contact portion is formed of an elastic body that is softer than the main body portion, so that it is possible to prevent the hitting sound from being generated between the door and the body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a door stopper.
2 is a cross-sectional view of a door stopper and a slide door taken along line AA in FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a perspective view of the door stopper attached to the vehicle.
FIG. 4 is a partial side view of a vehicle to which a door stopper is attached.
FIG. 5 is a top view of a roller receiving portion in a state where the guide roller is received.
6A to 6C are cross-sectional views of door stoppers according to other examples.
FIG. 7 is a perspective view of a door stopper in another example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Door stopper, 11 ... Main-body part, 12 ... Receiving part, 13 ... Buffer part, 16 ... Roller receiving part, 20 ... Body, 22 ... Sliding door as a door, 23 ... Door panel, 25 ... Guide roller.

Claims

A rubber sliding door stopper for regulating a sliding door of a vehicle to a predetermined closed position,
A body portion attached to the Bode I of the vehicle, and a front Symbol receiving unit receiving the door panel of the sliding door when the sliding door is closed,
The receiving portion includes a protrusion integral with the main body portion and a buffer portion fixed integrally to the tip of the protrusion, and the buffer portion is a softer rubber than the rubber forming the main body portion. in is formed,
The main body portion includes a roller receiving portion that receives a guide roller that guides opening and closing of the sliding door and restricts the sliding door to a predetermined opening position .

The door stopper for a sliding door according to claim 1, wherein the roller receiving portion has an arcuate concave shape corresponding to the peripheral surface shape of the guide roller .

The notch part for buffering the impact at the time of receiving a guide roller is provided in the vicinity of the roller receiving part of the main-body part, The Claim 1 or Claim 2 characterized by the above-mentioned. Door stopper for sliding doors .