JP4062952B2

JP4062952B2 - Air-conditioning seat device

Info

Publication number: JP4062952B2
Application number: JP2002106162A
Authority: JP
Inventors: 浩宇野; 範幸米野; 充米山; 真太郎野澤
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-04-09
Filing date: 2002-04-09
Publication date: 2008-03-19
Anticipated expiration: 2022-04-09
Also published as: JP2003299551A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、夏季には高温になった表皮から除湿空気を吹き出して汗によるむれ感を解消し、冬季には表皮を暖め、常に快適な着座環境に保つ自動車などの空調座席装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の空調座席装置としては、特表平９−５０５４９７号公報に記載されているようなものがあった。図１３は、前記公報に記載された従来の空調座席装置を示すものである。
【０００３】
図１３において、空調座席装置は背当部１と着座部２からなる自動車用の座席３と、ペルチェモジュ−ル４と、このペルチェモジュ−ル４に接続され、空気流を冷却または加温する主熱交換器５および廃熱を空気流に熱交換する廃熱熱交換器６と、背当部１と着座部２の乗員が座る座席３の表面カバ−７に設け、空気流を吹き出す空気流吹出孔８と、主熱交換器５から空気流吹出孔８に連通し、吹出す空気流を搬送するために背当部１と着座部２の内部に設けた空気流通路９と、廃熱熱交換器６から廃熱空気流を搬送する廃熱空気流通路１０と、ペルチェモジュ−ル４に接続した主熱交換器５および廃熱熱交換器６に空気流を搬送する主ファン１１および不用ファン１２と、ペルチェモジュールの主熱交換器側面に取り付けられた温度センサー１３と、制御器１４とから構成されていた。
【０００４】
そして、自動車の運転時にペルチェモジュ−ル４と主ファン１１および不用ファン１２が駆動し、夏季では、主ファン１１で搬送された空気流はペルチェモジュ−ル４で伝熱された主熱交換器５で冷却されて、空気流通路９で搬送され、空気流吹出孔８から冷風として吹出していた。
【０００５】
ペルチェモジュ−ル４で伝熱された廃熱熱交換器６で加温された廃熱空気流は廃熱空気流通路１０から廃熱として吹出していた。一方、冬季では、主ファン１１で搬送された空気流はペルチェモジュ−ル４で伝熱された主熱交換器５で加温されて、空気流通路９で搬送され、空気流吹出孔８から温風として吹出していた。
【０００６】
ペルチェモジュ−ル４で伝熱された廃熱熱交換器６で冷却された廃熱空気流は廃熱空気流通路１０から廃熱として吹出していた。
【０００７】
このようにして、乗員の背中および臀部を冷却または加温して座席の空調が行われていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の構成では、夏季に自動車を駐車すると日射により座席温度が約６０℃の高温に上昇するため、運転をすると、ペルチェモジュ−ル４と送風機１１が駆動し、空気流が冷却されて、空気流吹出孔８へと搬送されるが、座席３の表面カバ−７は約６０℃の高温になっているため、座席３の表面カバ−７の温度は短時間に低下せず、さらに、空気流は温度が低下すると逆に相対湿度は上昇し、この状態で吹き出すため、汗をかいている乗員はむれ感を感じ、不快感があるという課題を有していた。
【０００９】
また、冬季に運転をすると、ペルチェモジュ−ル４と送風機１１が駆動し、空気流が加温されて、空気流吹出孔８から噴出するが、ペルチェモジュ−ル４の加温熱量と空気流の風量で温度上昇値は決定される。吹き出し温度は雰囲気温度にで温度上昇値が加わって決定されるが、雰囲気温度が低いと、吹き出し温度は暖かさを感じる温度にまで上昇できないという課題を有していた。
【００１０】
本発明は前記従来の課題を解決するもので、夏季に日射により座席カバ−の温度が上昇した状態で運転をしても、座席表面の人体に接する領域に除湿された空気を噴出し、短時間で汗などのむれ感を解消して快適に座れるようにし、冬季には座席の表面カバ−の人体に接する領域の温度を加温して快適に座れるようにした空調座席装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の空調座席装置は、送風機と、この送風機で送風された空気を吸着材で吸湿させて除湿する作用を用いた除湿手段と、除湿性能が所定値以下に低下した前記吸着材を再生させるための加熱手段と、除湿された空気を座席のパッド部に導入し、さらにパッド部を出るまでの間に設けた通風路と、送風機から出て前記除湿手段とは並行に分岐し、前記通風路に合流する送風運転用風路と、送風機から出た空気を除湿手段または送風運転用風路のどちらかを通過するように切り替える風路切り替え手段と、前記パッド部を覆い、前記通風路から除湿された空気が噴出する噴出穴を設けた表皮とを具備し、前記加熱手段を作動させて吸着材を再生させる再生工程時に、前記風路切り替え手段は前記送風機からの空気の一部を除湿手段に分流させ、残りは送風運転用風路を通過するようにしたものである。
【００１２】
これによって、運転時は風路切り替え手段が送風機から出た空気が除湿手段を通過するように切り替えると、送風された空気は除湿手段で除湿され、通風路を通ってパッド部に入り、分岐した通風路を通過して表皮の噴出穴から噴出する。
【００１３】
座席には乗員が着座しているため、除湿された空気が乗員の背中から臀部、さらに下肢に吹きつける。
【００１４】
また、除湿運転中に除湿手段の除湿性能が低下した場合、または除湿手段が除湿できる準備ができていない場合には、風路切り替え手段が送風機から出た風を除湿手段に流入させずに送風運転用風路を通過するように切り替える。
【００１５】
そこで、運転開始直後で汗があるときに気化乾燥させ、気化熱を皮膚表面から奪い冷却感を感じさせて汗のむれ感を解消し、除湿空気が必要なくなった時点で除湿手段の除湿性能が低下して送風のみに切り替わる運転ができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明は、送風機と、この送風機で送風された空気を吸着材で吸湿させて除湿する作用を用いた除湿手段と、除湿性能が所定値以下に低下した前記吸着材を再生させるための加熱手段と、除湿された空気を座席のパッド部に導入し、さらにパッド部を出るまでの間に設けた通風路と、送風機から出て前記除湿手段とは並行に分岐し、前記通風路に合流する送風運転用風路と、送風機から出た空気を除湿手段または送風運転用風路のどちらかを通過するように切り替える風路切り替え手段と、前記パッド部を覆い、前記通風路から除湿された空気が噴出する噴出穴を設けた表皮とを具備し、前記加熱手段を作動させて吸着材を再生させる再生工程時に、前記風路切り替え手段は前記送風機からの空気の一部を除湿手段に分流させ、残りは送風運転用風路を通過するようにしたものである。
【００１７】
このようにして、運転時は風路切り替え手段が送風機から出た空気が除湿手段を通過するように切り替えると、送風された空気は除湿手段で除湿され、通風路を通ってパッド部に入り、分岐した通風路を通過して表皮の噴出穴から噴出する。
【００１８】
座席には乗員が着座しているため、除湿された空気が乗員の背中から臀部、さらに下肢に吹きつける。また、除湿運転中に除湿手段の除湿性能が低下した場合、または除湿手段が除湿できる準備ができていない場合には、風路切り替え手段が送風機から出た風を除湿手段に流入させずに送風運転用風路を通過するように切り替える。
【００１９】
そこで、運転開始直後で汗があるときに気化乾燥させ、気化熱を皮膚表面から奪い冷却感を感じさせて汗のむれ感を解消し、除湿空気が必要なくなった時点で除湿手段の除湿性能が低下して送風のみに切り替わる運転ができる。
【００２０】
除湿手段の除湿性能が所定値以下に低下すると、送風機から出た空気は、送風運転用風路を通過して表皮から吹き出す。
【００２１】
そこで、運転開始直後で汗があるときに所定値以上の除湿性能で汗を気化乾燥させて汗のむれ感を解消できるものである。
【００２２】
また、除湿手段の再生行程では、再生用ヒ−タで吸着材を加熱するが、分流手段で分流送風された風が温風になり、吸着材の全域を効率よく加熱する。再生用ヒ−タの熱量と分流送風される風量とを適正に選択することで、送風される温度は吸着材が湿度水分を放出させる温度になる。
【００２３】
そして、再生行程では、再生用ヒ−タの熱で吸着材を加熱し、吸着した湿度水分を放出させるが、再生用ヒ−タの熱が分流された風で吸着材の隅々まで搬送され、風がない場合に比較し、再生効率が向上する。
【００２４】
除湿手段の再生行程が終了した後、温度上昇した除湿手段が所定値に温度低下するまでの時間、除湿手段への分流送風を停止し、送風機から出た空気が送風運転用風路を通過する状態を継続するようことが望ましく、また、好ましくは、除湿手段が所定値に温度低下し、再び、除湿運転をするまでの時間内は除湿手段を含む空気流動系を気密雰囲気として、湿気水分が侵入しないようにする。
【００２５】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【００２６】
（実施例１）
図１は本発明の第１の実施例における空調座席装置の構成図を示すものである。
【００２７】
図１において、２０は送風機である。２１は除湿手段で、送風機２０で送風された空気を除湿する。２２は通風路であり、除湿された空気を座席２３のパッド部２４に導入する。通風路２２はパッド部２４で分岐している。２５は表皮であり、パッド部２４を覆い、通風路２２から吹き出した除湿空気が噴出する噴出穴２６を設けている。２７は送風運転用風路で送風機２０から出て除湿手段２１とは並行に分岐し、通風路２２に合流する。
【００２８】
２８は風路切り替え手段で送風機２０から出た空気を除湿手段２１または送風運転用風路２７のどちらかを通過するように切り替える。
【００２９】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００３０】
運転時は風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気が除湿手段２１を通過するように切り替えると、送風された空気は除湿手段２１で除湿され、通風路２２を通ってパッド部２４に入り、分岐した通風路２２を通過して表皮２５の噴出穴２６から噴出する。座席２３には乗員が着座しているため、除湿された空気が乗員の背中から臀部、さらに下肢に吹きつける。
【００３１】
また、除湿運転中に除湿手段２１の除湿性能が低下した場合、または除湿手段２１が除湿できる準備ができていない場合には、風路切り替え手段２８が送風機２０から出た風を除湿手段２１に流入させずに送風運転用風路２７を通過するように切り替える。
【００３２】
このようにして、運転開始直後で汗があるときに気化乾燥させ、気化熱を皮膚表面から奪い冷却感を感じさせて汗のむれ感を解消し、除湿空気が必要なくなった時点で除湿手段２１の除湿性能が低下して送風のみに切り替わる運転ができる。
【００３３】
（実施例２）
図１は本発明の第２の実施例の空調座席装置の構成図である。
【００３４】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００３５】
実施例１と異なる点は、送風された空気が除湿手段２１を通過する際に冷却する冷却熱交換手段２９を設けて構成したところである。なお、３０は吸着材である。
【００３６】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００３７】
送風機２０で送風された空気は除湿手段２１で除湿されると同時に、圧縮式冷凍サイクルを用いた方式では凝縮熱、吸着方式では吸着材３０の吸着熱で加温され、温度が上昇するが、除湿手段２１を出て冷却熱交換手段２９に入ると、この冷却熱交換手段２９を通過する際に冷却される。
【００３８】
冷却熱交換手段２９の冷却方法は限定しないが、一般的には車室内の空気で温度上昇した除湿空気と熱交換し、冷却する。座席２３には乗員が着座しているため、温度が上昇していない除湿空気が乗員の背中から臀部、さらに下肢に吹きつける。
【００３９】
以上のように、本実施例においては、温度が変動せずに乾燥した空気になって、座席２３表面の人体に接する領域に噴出するため、汗が気化乾燥し、気化熱を皮膚表面から奪い、より冷却感を感じさせ、汗のむれ感を解消してより快適に座れるようになる。
【００４０】
（実施例３）
図１は本発明の第３の実施例の空調座席装置の構成図、図２は運転状態のシ−ケンス図である。
【００４１】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００４２】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下すると、風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように切り替えるように構成したところである。
【００４３】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００４４】
除湿運転中に除湿手段２１に用いている吸着材３０の吸湿が飽和状態に近づき、除湿性能が低下して所定値以下になると、風路切り替え手段２８が送風された風を除湿手段２１に流入させずに送風運転用風路２７を通過するように切り替える。
【００４５】
そして単なる送風として通風路２２を経由して表皮２５から吹き出す。風路切り替え手段２８を作動させるための除湿性能の所定値の決定法としては、運転開始直後で汗のむれ感を解消するために、必要な除湿性能とし、その後、風のみでの快適に感じる除湿性能になるように設定すればよい。
【００４６】
以上のように、本実施例においては、運転開始直後で汗があるときに所定値以上の除湿性能で汗を気化乾燥させて汗のむれ感を解消し、除湿空気が必要なくなった時点で所定値以下の除湿性能に低下するようになり、効率的な運転制御が実現できる。
【００４７】
（実施例４）
図３は本発明の第４の実施例の空調座席装置の構成図、図４は運転状態のシ−ケンス図である。
【００４８】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００４９】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下することの指標として、除湿運転を開始してからの時間を用い、タイマ−３１により風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように切り替えるように構成したところである。
【００５０】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００５１】
除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下する時間をタイマ−３１に設定し、その時間になると風路切り替え手段２８が切り替える。
【００５２】
以上のように、本実施例においては、簡単に風路切り替え手段２８が切り替える。
【００５３】
（実施例５）
図５は本発明の第５の実施例の空調座席装置の構成図、図６は運転状態のシ−ケンス図である。
【００５４】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００５５】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下することの指標として、吸着材３０の温度を用い、吸着材３０の温度により風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように切り替えるように構成したところである。なお、３２は温度センサ、３３は制御部である。
【００５６】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００５７】
除湿運転時は吸着材３０が吸湿すると、吸着材３０が発熱するため、除湿性能と吸着材３０の温度とは相関があり、この吸着材３０の温度を温度センサ３２で検出すると除湿手段２１の除湿性能が推定できる。
【００５８】
除湿性能と吸着材３０の温度との相関から、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下になった時点の吸着材３０の発熱温度を求めて切り替え温度とし、温度センサ３２の検出温度がその切り替え温度になると、制御部３３により風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気は除湿手段２１から送風運転用風路２７を通過するように切り替える。
【００５９】
以上のように、本実施例においては、吸着材３０の温度を検出することで、簡便に除湿手段２１の除湿性能の低下による風路の切り替えができる。
【００６０】
（実施例６）
図１は本発明の第６の実施例の空調座席装置の構成図、図７は運転状態のシ−ケンス図である。
【００６１】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００６２】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下し、送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように風路切り替え手段２８が切り替えた後、除湿手段２１は除湿性能を回復させる再生行程に進ませるように構成したところである。なお、３４は再生用ヒ−タである。
【００６３】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００６４】
運転を開始すると、送風された空気は除湿手段２１で除湿され、表皮２５の噴出穴２６から噴出し、乗員の汗によるむれ感を解消する。
【００６５】
つぎに、除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下すると、風路切り替え手段２８が送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように切り替える。つぎに、除湿手段２１は除湿機能を停止して除湿性能を回復させる再生行程に進む。再生行程では、除湿手段２１は吸着材３０を用いているため、再生用ヒ−タ３４で吸着材３０を加熱し、吸着した湿度水分を放出させる。
【００６６】
湿度水分を放出し終えると、再生用ヒ−タ３４を停止し、再生行程が終了したことになる。
【００６７】
以上のように、本実施例においては、除湿手段２１が乗員の汗によるむれ感を解消し、送風のみでもよい時点で再生行程に進み、除湿手段２１は次の除湿運転に備えることができる。
【００６８】
（実施例７）
図８は本発明の第７の実施例の空調座席装置の要部構成図、図９は運転状態のシ−ケンス図である。
【００６９】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００７０】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１が除湿性能を回復させる再生行程において、前記送風機２０からの空気の一部を除湿手段２１に分流送風する分流手段３５を設けた構成したところである。
【００７１】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００７２】
除湿手段２１の除湿性能が所定値以下に低下すると、風路切り替え手段２８が送風機２０から出た風を送風運転用風路２７を通過するように切り替えるが、分流手段３５により除湿手段２１にも一部は分流送風される。同時に、除湿手段２１は除湿性能を回復させる再生行程に進む。再生行程では、再生用ヒ−タ３４で吸着材３０を加熱するが、分流手段３５で分流送風された風が温風になり、吸着材３０の全域を効率よく加熱する。
【００７３】
再生用ヒ−タ３４の熱量と分流送風される風量とを適正に選択することで、送風される温度は吸着材３０が湿度水分を放出させる温度になる。
【００７４】
以上のように、本実施例においては、再生行程では、再生用ヒ−タ３４の熱で吸着材３０を加熱し、吸着した湿度水分を放出させるが、再生用ヒ−タ３４の熱が分流された風で吸着材３０の隅々まで搬送され、風がない場合に比較し、再生効率が向上する。
【００７５】
（実施例８）
図１０は本発明の第８の実施例の空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図である。
【００７６】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００７７】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の除湿性能を回復させる再生行程が終了した後、温度上昇した除湿手段２１が所定値に温度低下するまでの時間は、前記分流手段３５の閉止により、除湿手段２１への分流送風を停止し、送風機２０から出た空気は送風運転用風路２７を通過するように風路切り替え手段２８が切り替えた状態を継続するように構成したところである。
【００７８】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００７９】
再生行程では、再生用ヒ−タ３４の熱で吸着材３０を加熱し、吸着した湿度水分を放出させるが、再生行程が終了した時点では吸着材３０の温度は高い。例えば、シリカゲルでは１２０℃程度になっている。
【００８０】
この温度では除湿手段２１に送風された空気は温風になり、乗員の汗を乾燥させることはできず、逆に不快になる。
【００８１】
そこで、再生行程が終了した時点から、分流手段３５は閉止させて除湿手段２１への分流送風は停止させ、吸着材３０の温度が低下して除湿空気が汗を乾燥させる温度に下がるまで、風路切り替え手段２８が切り替えた状態を継続させる。
【００８２】
以上のように、本実施例においては、再生行程で温度上昇した除湿手段２１の吸着材３０が、温度が低下して除湿空気が汗を乾燥させる温度になるまで、風路切り替え手段２８が送風のみの運転にするため、不具合が生ぜず、使い勝手が向上する。
【００８３】
（実施例９）
図８は本発明の第９の実施例の空調座席装置の構成図である。
【００８４】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００８５】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１が除湿性能を回復させる再生行程が終了した後、温度上昇した除湿手段２１が所定値に温度低下し、再び、除湿運転をするまでの時間内に除湿手段２１に装置雰囲気中の湿気水分が侵入しないように、前記分流手段３５および前記風路切り替え手段２８を含めて気密構成としたところである。
【００８６】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００８７】
再生行程終了後、吸着材３０は温度が低下し始めると、湿度水分の放出から吸湿をするように変わるが、風路切り替え手段２８を含めて気密構成になっているため、温度が低下しても吸湿を防止する。
【００８８】
以上のように、本実施例においては、再生行程終了後、吸着材３０は気密構成で保持され、吸湿せずに次の除湿運転まで保持されるため、次の除湿運転では除湿性能が最大に発揮することができる。
【００８９】
（実施例１０）
図１１は本発明の第１０の実施例の空調座席装置の構成図、図１２は運転状態のシ−ケンス図である。
【００９０】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００９１】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の吸着材３０の除湿性能を検出する手段に湿度センサ３６を設けたところである。
【００９２】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【００９３】
除湿運転では一例として除湿手段２１を通過した空気の湿度を湿度センサ３６が検出して、除湿性能の低下を判定する。
【００９４】
検出した湿度が上昇してくると除湿手段２１の除湿性能が低下してきたことになるため、切り替え湿度を設定しておき、その湿度まで上昇すると再生行程に切り替える。
【００９５】
また、除湿性能を回復させる再生行程では、一例として吸着材３０が放出する湿気水分を湿度として検出すると、再生状態が判定できる。再生行程の途中では、吸着材３０が放出する湿気水分が多いため、検出した湿度は高いが、低下してくると再生が完了したことになる。
【００９６】
以上のように、本実施例においては、湿度センサ３６を設けたことにより、除湿手段２１の除湿性能が定量的に把握でき、より除湿効果を高めることができる。
【００９７】
（実施例１１）
図３は本発明の第１１の実施例の空調座席装置の構成図、図４は運転状態のシ−ケンス図である。
【００９８】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【００９９】
実施例１と異なる点は、除湿手段２１の吸着材３０の再生行程において除湿性能の回復の予測を所定時間で作動するタイマ−３１で行うところである。
【０１００】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【０１０１】
再生用ヒ−タ３４の加熱熱量と、除湿手段２１の吸着材３０の湿気水分の放出に要する熱量から、再生工程の終了時間が概略予測できる。この時間をタイマ−３１が作動する時間にすれば、ほぼ近似して再生工程を終えることができる。
【０１０２】
以上のように、本実施例においては、再生行程の終了を複雑な手段を用いることなく、設定でき、装置が簡素になる。
【０１０３】
（実施例１２）
図１は本発明の第１２の実施例の空調座席装置の構成図である。
【０１０４】
なお実施例１と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【０１０５】
実施例１と異なる点は、座席２３の前記表皮２５と前記パッド部２４の間に載置し、前記通風路２２から送風された空気が前記表皮２５の前記噴出穴２６から噴出するために通過するシ−ト３７にヒ−タ３８を配設してなるシ−ト状ヒ−タ３９を設けて構成したところである。
【０１０６】
以上のように構成された空調座席装置について、以下、その動作、作用を説明する。
【０１０７】
冬季の暖房運転ではシ−ト状ヒ−タ３９に通電して発熱させると表皮２５に伝導して、表皮２５が温まる。表皮２５が温まると、着座している乗員にも伝導と輻射で暖める。また、除湿または送風運転では、通風路２２から吹き出した空気はシ−ト状ヒ−タ３9のシ−ト３７を通過し、表皮２５から吹き出す。
【０１０８】
以上のように、本実施例においては、冬季の暖房運転ではシ−ト状ヒ−タ３９に通電して発熱させ、シ−ト状ヒ−タ３９からの熱伝導で表皮２５を暖めるため、温風で暖房をする場合に比べ、表皮２５の温度が高くなり、上昇速度も速くなり、快適性が向上する。また、シ−ト状ヒ−タ３９は除湿または送風運転時の風の通過にも支障がない。
【０１０９】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、夏季に日射により座席の表皮２５の温度が上昇した状態で自動車の運転をしても、座席表面の人体に接する領域に除湿された空気を噴出するため、汗が気化乾燥し、気化熱を皮膚表面から奪い、冷却感を感じさせ、汗のむれ感を解消して快適に座れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１、実施例２、実施例３、実施例６、実施例１２における空調座席装置の構成図
【図２】本発明の実施例３における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図３】本発明の実施例４、実施例１１における空調座席装置の構成図
【図４】本発明の実施例４、実施例１１における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図５】本発明の実施例５における空調座席装置の構成図
【図６】本発明の実施例５における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図７】本発明の実施例６における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図８】本発明の実施例７、実施例９における空調座席装置の要部構成図
【図９】本発明の実施例７における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図１０】本発明の実施例８における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図１１】本発明の実施例１０における空調座席装置の構成図
【図１２】本発明の実施例１０における空調座席装置の運転状態のシ−ケンス図
【図１３】従来の空調座席装置の構成図
【符号の説明】
２０送風機
２１除湿手段
２２通風路
２３座席
２４パッド部
２５表皮
２６噴出穴
２７送風運転用風路
２８風路切り替え手段
２９冷却熱交換手段
３０吸着材
３１タイマ−
３２温度センサ
３３制御部
３４再生用ヒ−タ
３５分流手段
３６湿度センサ
３７シ−ト
３８ヒ−タ
３９シ−ト状ヒ−タ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to an air-conditioning seat device for an automobile or the like that eliminates the feeling of sweating caused by blowing dehumidified air from a hot skin in the summer and warms the skin in the winter to always maintain a comfortable seating environment. .
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, as this type of air-conditioning seat device, there has been one as described in JP-T-9-505497. FIG. 13 shows a conventional air-conditioning seat device described in the publication.
[0003]
  In FIG. 13, the air-conditioning seat device is connected to an automobile seat 3 comprising a backrest portion 1 and a seating portion 2, a Peltier module 4, and the Peltier module 4, and cools or heats the air flow. Air provided to the main heat exchanger 5 and the waste heat heat exchanger 6 for exchanging waste heat into an air flow, and the surface cover 7 of the seat 3 on which the occupants of the backrest 1 and the seat 2 sit, and blow out the air flow An air flow passage 9 provided in the backrest portion 1 and the seating portion 2 for conveying the air flow that is communicated to the air flow blowout hole 8 from the main heat exchanger 5 A waste heat air flow passage 10 for conveying the waste heat air flow from the heat heat exchanger 6, a main heat exchanger 5 connected to the Peltier module 4, and a main fan 11 for conveying the air flow to the waste heat heat exchanger 6. And a temperature sensor mounted on the side of the main heat exchanger of the Peltier module And 13, was composed of the controller 14.
[0004]
  The Peltier module 4, the main fan 11, and the unnecessary fan 12 are driven during the operation of the automobile. In summer, the air flow conveyed by the main fan 11 is transferred to the main heat exchanger by the Peltier module 4. 5 was cooled and conveyed in the air flow passage 9 and was blown out as cold air from the air flow blowing hole 8.
[0005]
  The waste heat air flow heated by the waste heat heat exchanger 6 transferred by the Peltier module 4 was blown out as waste heat from the waste heat air flow passage 10. On the other hand, in the winter season, the air flow conveyed by the main fan 11 is heated by the main heat exchanger 5 transferred by the Peltier module 4, conveyed by the air flow passage 9, and from the air flow outlet 8. It was blowing out as warm air.
[0006]
  The waste heat air flow cooled by the waste heat heat exchanger 6 transferred by the Peltier module 4 was blown out as waste heat from the waste heat air flow passage 10.
[0007]
  In this way, the passenger's back and buttocks are cooled or heated to air-condition the seat.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the conventional configuration, when a car is parked in the summer, the seat temperature rises to about 60 ° C. due to solar radiation. Therefore, when driving, the Peltier module 4 and the blower 11 are driven, and the air flow is cooled. However, since the surface cover 7 of the seat 3 is at a high temperature of about 60 ° C., the temperature of the surface cover 7 of the seat 3 does not decrease in a short time. On the contrary, when the temperature of the air flow decreases, the relative humidity increases, and the air flow blows out in this state. Therefore, the sweater has a problem of feeling uncomfortable and uncomfortable.
[0009]
  Further, when the system is operated in winter, the Peltier module 4 and the blower 11 are driven, and the air flow is heated and ejected from the air flow blowout hole 8. The heating heat amount and the air flow of the Peltier module 4 are heated. The temperature rise value is determined by the air volume. The blowing temperature is determined by adding a temperature increase value to the ambient temperature. However, when the ambient temperature is low, there is a problem that the blowing temperature cannot be increased to a temperature at which warmth is felt.
[0010]
  The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and even when driving in the summer when the temperature of the seat cover is increased by solar radiation, the dehumidified air is blown out to the area in contact with the human body on the seat surface. To provide an air-conditioning seating device that can comfortably sit by eliminating the feeling of sweating, etc. over time, and can comfortably sit in the winter by heating the surface area of the seat cover that touches the human body. It is in.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-mentioned conventional problems, the air-conditioning seat device of the present invention includes a blower, and a dehumidifying means using an action of dehumidifying the air blown by the blower with an adsorbent,Heating means for regenerating the adsorbent whose dehumidifying performance has fallen below a predetermined value, and dehumidified airA ventilation path provided between the introduction of the pad portion of the seat and the exit of the pad portion; and the dehumidifying means branching out of the blower in parallel and merging with the ventilation path; Air path switching means for switching the air discharged from the blower so as to pass either the dehumidifying means or the air path for the air blowing operation, and an ejection hole for covering the pad portion and ejecting the dehumidified air from the ventilation path are provided. TheAnd a regenerating step in which the adsorbent is regenerated by operating the heating unit, the air path switching unit diverts a part of the air from the blower to the dehumidifying unit, and the rest is an air path for the air blowing operation To passIs.
[0012]
  Thus, during operation, when the air path switching means switches so that the air emitted from the blower passes through the dehumidifying means, the blown air is dehumidified by the dehumidifying means, enters the pad portion through the ventilation path, and branches. It passes through the ventilation path and erupts from the spout hole of the epidermis.
[0013]
  Since an occupant is seated on the seat, dehumidified air blows from the occupant's back to the buttocks and further to the lower limbs.
[0014]
  In addition, when the dehumidifying performance of the dehumidifying means is reduced during the dehumidifying operation, or when the dehumidifying means is not ready to be dehumidified, the air path switching means blows air without flowing into the dehumidifying means. Switch to pass the driving airway.
[0015]
  Therefore, when there is sweat immediately after the start of operation, it evaporates and dries, removes the heat of vaporization from the skin surface, feels the cooling feeling, eliminates the sweaty feeling, and when the dehumidifying air is no longer needed, the dehumidifying performance of the dehumidifying means It is possible to drive to lower and switch to only blowing.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  The present invention is a dehumidifying means using an air blower and an action of dehumidifying the air blown by the air blower with an adsorbent,Heating means for regenerating the adsorbent whose dehumidifying performance has fallen below a predetermined value, and dehumidified airA ventilation path provided between the introduction of the pad portion of the seat and the exit of the pad portion; and the dehumidifying means branching out of the blower in parallel and merging with the ventilation path; Air path switching means for switching the air discharged from the blower so as to pass either the dehumidifying means or the air path for the air blowing operation, and an ejection hole for covering the pad portion and ejecting the dehumidified air from the ventilation path are provided. TheAnd a regenerating step in which the adsorbent is regenerated by operating the heating unit, the air path switching unit diverts a part of the air from the blower to the dehumidifying unit, and the rest is an air path for the air blowing operation To passIs.
[0017]
  In this way, during operation, when the air path switching means switches so that the air emitted from the blower passes through the dehumidification means, the blown air is dehumidified by the dehumidification means, enters the pad portion through the ventilation path, It passes through the branched air passage and erupts from the spout hole in the epidermis.
[0018]
  Since an occupant is seated on the seat, dehumidified air blows from the occupant's back to the buttocks and further to the lower limbs. In addition, when the dehumidifying performance of the dehumidifying means is reduced during the dehumidifying operation, or when the dehumidifying means is not ready to be dehumidified, the air path switching means blows air without flowing into the dehumidifying means. Switch to pass the driving airway.
[0019]
  Therefore, when there is sweat immediately after the start of operation, it evaporates and dries, removes the heat of vaporization from the skin surface, feels the cooling feeling, eliminates the sweaty feeling, and when the dehumidifying air is no longer needed, the dehumidifying performance of the dehumidifying means It is possible to drive to lower and switch to only blowing.
[0020]
  When the dehumidifying performance of the dehumidifying means is reduced to a predetermined value or less, the air discharged from the blower blows out from the skin through the air passage for air blowing operation.
[0021]
  Therefore, when there is sweat immediately after the start of operation, the sweat can be evaporated and dried with a dehumidifying performance equal to or higher than a predetermined value, thereby eliminating the sweaty feeling.
[0022]
  Further, in the regeneration process of the dehumidifying means, the adsorbent is heated by the regeneration heater, but the air that has been shunted by the diversion means becomes warm air, and the entire area of the adsorbent is efficiently heated. By appropriately selecting the amount of heat of the regeneration heater and the amount of air to be shunted, the temperature of the air to be blown becomes the temperature at which the adsorbent releases moisture and moisture.
[0023]
  In the regeneration process, the adsorbent is heated by the heat of the regeneration heater and the adsorbed moisture is released. However, the heat of the regeneration heater is conveyed to every corner of the adsorbent by the diverted wind. As compared with the case where there is no wind, the reproduction efficiency is improved.
[0024]
  After the regeneration process of the dehumidifying means is completed, the shunting air flow to the dehumidifying means is stopped for the time until the temperature of the dehumidifying means having increased in temperature decreases to a predetermined value, and the air discharged from the blower passes through the air passage for the blowing operation. It is desirable to continue the state, and preferably, during the time period until the dehumidifying means drops to a predetermined value and the dehumidifying operation is performed again, the air flow system including the dehumidifying means is used as an airtight atmosphere, and moisture moisture is reduced. Prevent intrusion.
[0025]
【Example】
  Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0026]
  Example 1
  FIG. 1 shows a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a first embodiment of the present invention.
[0027]
  In FIG. 1, 20 is a blower. Dehumidifying means 21 dehumidifies the air blown by the blower 20. Reference numeral 22 denotes a ventilation path which introduces the dehumidified air into the pad portion 24 of the seat 23. The ventilation path 22 branches off at the pad portion 24. An outer skin 25 covers the pad portion 24 and has an ejection hole 26 through which dehumidified air blown out from the ventilation path 22 is ejected. Reference numeral 27 denotes an air passage for air blowing operation, which exits from the blower 20 and branches in parallel with the dehumidifying means 21 and joins the air passage 22.
[0028]
  Reference numeral 28 denotes an air path switching means for switching the air that has exited from the blower 20 so as to pass through either the dehumidifying means 21 or the air passage 27 for air blowing operation.
[0029]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0030]
  During operation, when the air path switching means 28 switches so that the air emitted from the blower 20 passes through the dehumidifying means 21, the blown air is dehumidified by the dehumidifying means 21 and enters the pad portion 24 through the ventilation path 22. Then, it passes through the branched ventilation path 22 and ejects from the ejection hole 26 of the skin 25. Since an occupant is seated on the seat 23, the dehumidified air blows from the occupant's back to the buttocks and further to the lower limbs.
[0031]
  Further, when the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 is reduced during the dehumidifying operation, or when the dehumidifying means 21 is not ready to be dehumidified, the wind path switching means 28 sends the wind from the blower 20 to the dehumidifying means 21. It switches so that it may pass through the air path 27 for ventilation operation, without making it flow.
[0032]
  In this way, when there is sweat immediately after the start of operation, it is vaporized and dried, the heat of vaporization is taken away from the skin surface, the feeling of cooling is eliminated, and the feeling of sweat sweat is eliminated. The dehumidifying performance is reduced and the operation can be switched to only blowing.
[0033]
  (Example 2)
  FIG. 1 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a second embodiment of the present invention.
[0034]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0035]
  The difference from the first embodiment is that a cooling heat exchanging means 29 that cools the blown air when it passes through the dehumidifying means 21 is provided. Reference numeral 30 denotes an adsorbent.
[0036]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0037]
  The air blown by the blower 20 is dehumidified by the dehumidifying means 21, and at the same time, it is heated by the condensation heat in the method using the compression refrigeration cycle, and by the adsorption heat of the adsorbent 30 in the adsorption method, and the temperature rises. When leaving the dehumidifying means 21 and entering the cooling heat exchanging means 29, it is cooled when passing through the cooling heat exchanging means 29.
[0038]
  The cooling method of the cooling heat exchanging means 29 is not limited, but in general, heat is exchanged with dehumidified air whose temperature has been increased by air in the passenger compartment, and cooling is performed. Since an occupant is seated on the seat 23, dehumidified air whose temperature has not increased blows from the back of the occupant to the buttocks and further to the lower limbs.
[0039]
  As described above, in this embodiment, since the temperature is not changed and the air is dried and is ejected to the area of the seat 23 in contact with the human body, the sweat is vaporized and dried, and the heat of vaporization is taken away from the skin surface. , Make you feel more cool, eliminate the sweaty feeling and can sit more comfortably.
[0040]
  (Example 3)
  FIG. 1 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a third embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sequence diagram of a driving state.
[0041]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0042]
  The difference from the first embodiment is that when the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 is reduced to a predetermined value or less, the air path switching means 28 is configured to switch the air emitted from the blower 20 so as to pass through the air passage 27 for the blowing operation. I have just done it.
[0043]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0044]
  When the moisture absorption of the adsorbent 30 used for the dehumidifying means 21 approaches a saturated state during the dehumidifying operation and the dehumidifying performance is reduced to a predetermined value or less, the air path switching means 28 flows the blown wind into the dehumidifying means 21. It switches so that it may pass through the air path 27 for ventilation operation, without making it.
[0045]
  And it blows out from the outer skin 25 via the ventilation path 22 as simple ventilation. As a method for determining the predetermined value of the dehumidifying performance for operating the air path switching means 28, the dehumidifying performance necessary for eliminating the feeling of sweating immediately after the start of operation is set, and then the user feels comfortable only with the wind. What is necessary is just to set so that it may become dehumidification performance.
[0046]
  As described above, in this embodiment, when there is sweat immediately after the start of operation, the sweat is vaporized and dried with a dehumidifying performance equal to or higher than a predetermined value to eliminate sweat sensation. The dehumidifying performance falls below the value, and efficient operation control can be realized.
[0047]
  Example 4
  FIG. 3 is a block diagram of an air-conditioning seat device according to a fourth embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a sequence diagram of the driving state.
[0048]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0049]
  The difference from the first embodiment is that the time from the start of the dehumidifying operation is used as an indicator that the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 falls below a predetermined value, and the air path switching means 28 is blown by the timer 31 by the timer-31. The air that has exited is configured to be switched so as to pass through the air passage 27 for blowing operation.
[0050]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0051]
  A time during which the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 is reduced to a predetermined value or less is set in the timer 31, and the air path switching means 28 is switched at that time.
[0052]
  As described above, in the present embodiment, the air path switching means 28 is easily switched.
[0053]
  (Example 5)
  FIG. 5 is a block diagram of an air-conditioning seat device according to a fifth embodiment of the present invention, and FIG. 6 is a sequence diagram of the driving state.
[0054]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0055]
  The difference from the first embodiment is that the temperature of the adsorbent 30 is used as an indicator that the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 falls below a predetermined value, and the air path switching means 28 exits from the blower 20 depending on the temperature of the adsorbent 30. The air is configured to be switched so as to pass through the air passage 27 for the air blowing operation. In addition, 32 is a temperature sensor and 33 is a control part.
[0056]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0057]
  When the adsorbent 30 absorbs moisture during the dehumidifying operation, the adsorbent 30 generates heat. Therefore, there is a correlation between the dehumidifying performance and the temperature of the adsorbent 30. When the temperature sensor 32 detects the temperature of the adsorbent 30, the dehumidifying means 21 Dehumidification performance can be estimated.
[0058]
  From the correlation between the dehumidifying performance and the temperature of the adsorbent 30, the heat generation temperature of the adsorbent 30 when the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 becomes a predetermined value or less is obtained and used as the switching temperature, and the detection temperature of the temperature sensor 32 is switched. When the temperature is reached, the air flow switching means 28 is switched from the dehumidifying means 21 so that the air passage switching means 28 passes through the air passage 27 for blowing operation by the control unit 33.
[0059]
  As described above, in this embodiment, by detecting the temperature of the adsorbent 30, it is possible to easily switch the air path due to a decrease in the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21.
[0060]
  (Example 6)
  FIG. 1 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a sixth embodiment of the present invention, and FIG. 7 is a sequence diagram of a driving state.
[0061]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0062]
  The difference from the first embodiment is that the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 is lowered to a predetermined value or less, and after the air path switching means 28 is switched so that the air emitted from the blower 20 passes through the air path 27 for air blowing operation, The dehumidifying means 21 is configured to proceed to a regeneration process for restoring the dehumidifying performance. Reference numeral 34 denotes a reproduction heater.
[0063]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0064]
  When the operation is started, the blown air is dehumidified by the dehumidifying means 21 and is ejected from the ejection hole 26 of the skin 25 to eliminate the feeling of stuffiness caused by the sweat of the occupant.
[0065]
  Next, when the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 falls below a predetermined value, the air path switching means 28 switches so that the air emitted from the blower 20 passes through the air path 27 for air blowing operation. Next, the dehumidifying means 21 proceeds to a regeneration process in which the dehumidifying function is stopped and the dehumidifying performance is restored. In the regeneration process, since the dehumidifying means 21 uses the adsorbent 30, the adsorbent 30 is heated by the regeneration heater 34 to release the adsorbed humidity and moisture.
[0066]
  When the moisture and moisture have been released, the regeneration heater 34 is stopped, and the regeneration process is completed.
[0067]
  As described above, in the present embodiment, the dehumidifying means 21 eliminates the sensation of sweat caused by the occupant and proceeds to the regeneration process at the time when only the ventilation is required, and the dehumidifying means 21 can be prepared for the next dehumidifying operation.
[0068]
  (Example 7)
  FIG. 8 is a block diagram of the main part of an air-conditioning seat device according to a seventh embodiment of the present invention, and FIG. 9 is a sequence diagram of the driving state.
[0069]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0070]
  The difference from the first embodiment is that a flow dividing means 35 for diverting a part of the air from the blower 20 to the dehumidifying means 21 is provided in the regeneration process in which the dehumidifying means 21 recovers the dehumidifying performance.
[0071]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0072]
  When the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 falls below a predetermined value, the air path switching means 28 switches the wind emitted from the blower 20 so as to pass through the air flow path 27 for the air blowing operation. Some are diverted. At the same time, the dehumidifying means 21 proceeds to a regeneration process for restoring the dehumidifying performance. In the regeneration process, the adsorbent 30 is heated by the regeneration heater 34. However, the air blown by the diverter 35 becomes warm air, and the entire area of the adsorbent 30 is efficiently heated.
[0073]
  By appropriately selecting the amount of heat of the regeneration heater 34 and the amount of air to be shunted, the temperature of the air to be blown becomes the temperature at which the adsorbent 30 releases moisture and moisture.
[0074]
  As described above, in the present embodiment, in the regeneration process, the adsorbent 30 is heated by the heat of the regeneration heater 34 to release the adsorbed humidity and moisture, but the heat of the regeneration heater 34 is divided. The air is conveyed to every corner of the adsorbent 30 and the regeneration efficiency is improved as compared with the case where there is no wind.
[0075]
  (Example 8)
  FIG. 10 is a sequence diagram of the operating state of the air-conditioning seat device according to the eighth embodiment of the present invention.
[0076]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0077]
  The difference from the first embodiment is that after the regeneration process for recovering the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 is completed, the time until the dehumidifying means 21 whose temperature has increased to a predetermined value is decreased by closing the flow dividing means 35. The shunting air flow to the dehumidifying means 21 is stopped, and the state where the air path switching means 28 is switched so that the air emitted from the blower 20 passes through the air path 27 for the air blowing operation is continued.
[0078]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0079]
  In the regeneration process, the adsorbent 30 is heated by the heat of the regeneration heater 34 to release the adsorbed humidity and moisture, but the temperature of the adsorbent 30 is high when the regeneration process is completed. For example, the temperature is about 120 ° C. for silica gel.
[0080]
  At this temperature, the air blown to the dehumidifying means 21 becomes warm air, and the occupant's sweat cannot be dried.
[0081]
  Therefore, from the time when the regeneration process is completed, the diverting means 35 is closed and the diverting air flow to the dehumidifying means 21 is stopped, until the temperature of the adsorbent 30 decreases and the dehumidified air drops to a temperature at which the sweat is dried. The state switched by the path switching means 28 is continued.
[0082]
  As described above, in the present embodiment, the air path switching unit 28 blows the air until the adsorbent 30 of the dehumidifying unit 21 whose temperature has increased in the regeneration process decreases to a temperature at which the dehumidified air dries sweat. Because it is only operated, there are no problems and the usability is improved.
[0083]
  Example 9
  FIG. 8 is a configuration diagram of an air conditioning seat device according to a ninth embodiment of the present invention.
[0084]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0085]
  The difference from the first embodiment is that after the regeneration process in which the dehumidifying means 21 recovers the dehumidifying performance is completed, the dehumidifying means 21 whose temperature has risen falls to a predetermined value, and dehumidifying within the time until the dehumidifying operation is performed again. In order to prevent moisture and moisture in the atmosphere of the apparatus from entering the means 21, the diversion means 35 and the air path switching means 28 are configured to be airtight.
[0086]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0087]
  When the temperature of the adsorbent 30 starts to decrease after the regeneration process is finished, the humidity changes from the release of moisture to moisture, but since the airflow switching means 28 is included in the airtight structure, the temperature decreases. Also prevent moisture absorption.
[0088]
  As described above, in the present embodiment, after the regeneration process is completed, the adsorbent 30 is held in an airtight configuration, and is held until the next dehumidifying operation without absorbing moisture, so that the dehumidifying performance is maximized in the next dehumidifying operation. It can be demonstrated.
[0089]
  (Example 10)
  FIG. 11 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a tenth embodiment of the present invention, and FIG. 12 is a sequence diagram of a driving state.
[0090]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0091]
  The difference from the first embodiment is that a humidity sensor 36 is provided in the means for detecting the dehumidifying performance of the adsorbent 30 of the dehumidifying means 21.
[0092]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0093]
  In the dehumidifying operation, as an example, the humidity sensor 36 detects the humidity of the air that has passed through the dehumidifying means 21 to determine a decrease in dehumidifying performance.
[0094]
  When the detected humidity rises, the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 has deteriorated. Therefore, a switching humidity is set, and when it rises to that humidity, the regeneration process is switched.
[0095]
  Further, in the regeneration process for recovering the dehumidifying performance, the regeneration state can be determined by detecting, as an example, the moisture and moisture released by the adsorbent 30 as humidity. In the middle of the regeneration process, the moisture content released by the adsorbent 30 is large, so that the detected humidity is high, but the regeneration is completed when it decreases.
[0096]
  As described above, in the present embodiment, by providing the humidity sensor 36, the dehumidifying performance of the dehumidifying means 21 can be quantitatively grasped, and the dehumidifying effect can be further enhanced.
[0097]
  (Example 11)
  FIG. 3 is a block diagram of an air-conditioning seat device according to an eleventh embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a sequence diagram of a driving state.
[0098]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0099]
  The difference from the first embodiment is that the recovery of the dehumidifying performance is predicted by the timer 31 that operates for a predetermined time in the regeneration process of the adsorbent 30 of the dehumidifying means 21.
[0100]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0101]
  From the amount of heat of the regeneration heater 34 and the amount of heat required to release moisture and moisture from the adsorbent 30 of the dehumidifying means 21, the end time of the regeneration step can be roughly estimated. If this time is set to a time for the timer 31 to operate, the regeneration process can be completed approximately.
[0102]
  As described above, in this embodiment, the end of the reproduction process can be set without using complicated means, and the apparatus is simplified.
[0103]
  Example 12
  FIG. 1 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to a twelfth embodiment of the present invention.
[0104]
  In addition, the thing of the same code | symbol as Example 1 has the same structure, and abbreviate | omits description.
[0105]
  The difference from the first embodiment is that the seat 23 is placed between the skin 25 and the pad portion 24, and passes because the air blown from the ventilation path 22 is ejected from the ejection hole 26 of the skin 25. A sheet-like heater 39 in which a heater 38 is disposed on the sheet 37 is provided.
[0106]
  About the air-conditioning seat apparatus comprised as mentioned above, the operation | movement and an effect | action are demonstrated below.
[0107]
  In the heating operation in winter, when the sheet heater 39 is energized to generate heat, it is conducted to the skin 25 and the skin 25 is warmed. When the skin 25 is warmed, the seated passenger is warmed by conduction and radiation. Further, in the dehumidifying or blowing operation, the air blown out from the ventilation path 22 passes through the sheet 37 of the sheet heater 39 and blows out from the skin 25.
[0108]
  As described above, in the present embodiment, in the heating operation in winter, the sheet heater 39 is energized to generate heat, and the skin 25 is heated by heat conduction from the sheet heater 39. Compared with the case of heating with warm air, the temperature of the epidermis 25 becomes higher, the rising speed becomes faster, and the comfort is improved. Further, the sheet heater 39 does not interfere with the passage of wind during dehumidification or air blowing operation.
[0109]
【The invention's effect】
  As described above, according to the present invention, even when the automobile is operated in the state where the temperature of the skin 25 of the seat is increased due to solar radiation in summer, the dehumidified air is ejected to the area in contact with the human body on the seat surface. Sweat evaporates and dries, removes the heat of vaporization from the skin surface, makes it feel cool, eliminates the sweaty feeling, and allows you to sit comfortably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an air conditioning seat device according to a first embodiment, a second embodiment, a third embodiment, a sixth embodiment, and a twelfth embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sequence diagram of an operating state of an air-conditioning seat device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of an air-conditioning seat device according to Embodiment 4 and Embodiment 11 of the present invention.
FIG. 4 is a sequence diagram of an operating state of an air-conditioning seat device according to Embodiment 4 and Embodiment 11 of the present invention.
FIG. 5 is a configuration diagram of an air conditioning seat device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sequence diagram of the operating state of the air-conditioning seat device according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sequence diagram of the operating state of the air-conditioning seat device according to the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a configuration diagram of a main part of an air-conditioning seat device according to Embodiments 7 and 9 of the present invention.
FIG. 9 is a sequence diagram of an operating state of the air-conditioning seat device according to the seventh embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a sequence diagram of the operating state of the air-conditioning seat device according to the eighth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a configuration diagram of an air conditioning seat device according to a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a sequence diagram of the operating state of the air-conditioning seat device according to the tenth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a configuration diagram of a conventional air-conditioning seat device.
[Explanation of symbols]
  20 Blower
  21 Dehumidifying means
  22 Ventilation path
  23 seats
  24 Pad part
  25 epidermis
  26 Spout hole
  27 Air path for air blowing operation
  28 Airway switching means
  29 Cooling heat exchange means
  30 Adsorbent
  31 Timer
  32 Temperature sensor
  33 Control unit
  34 Heater for playback
  35 Dividing means
  36 Humidity sensor
  37 sheets
  38 Heater
  39 Sheet heater

Claims

A dehumidifying means using an air blower, an action of dehumidifying the air blown by the air blower with an adsorbent, a heating means for regenerating the adsorbent whose dehumidifying performance is reduced below a predetermined value, and dehumidified The ventilation path provided before the air is introduced into the pad portion of the seat and then exiting the pad portion, and the dehumidifying means exiting from the blower branch in parallel and merge with the ventilation passage. A path, air path switching means for switching the air discharged from the blower so as to pass either the dehumidifying means or the air path for blowing operation, and a jet covering the pad portion and dehumidified air from the ventilation path And a regenerating step in which the adsorbent is regenerated by operating the heating means, the air path switching means diverts a part of the air from the blower to the dehumidifying means, and the rest is blown Driving airway Air conditioning seat apparatus that over to.

After the regeneration process of the dehumidifying means is completed, the time until the dehumidifying means whose temperature has increased to the predetermined value is reduced to a predetermined value, the diverted air flow to the dehumidifying means is stopped, and the air from the blower passes through the air passage for the air blowing operation The air-conditioning seat device according to claim 1, wherein the state to be continued is continued .

The air-conditioning seat device according to claim 2, wherein the moisture flow is prevented from entering by using the air flow system including the dehumidifying means as an airtight atmosphere during a period of time until the dehumidifying means drops to a predetermined value and the dehumidifying operation is performed again .