JP4061848B2

JP4061848B2 - Automotive seals

Info

Publication number: JP4061848B2
Application number: JP2001041368A
Authority: JP
Inventors: 政博野崎
Original assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 2001-02-19
Filing date: 2001-02-19
Publication date: 2008-03-19
Anticipated expiration: 2021-02-19
Also published as: JP2002240649A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉部材により開閉される自動車の開口部の開口周縁に沿って取付けられるシール部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種のシール部材として、車体側面のドア開口の開口周縁に沿って取付けられるオープニングウエザストリップや、ドアのドアフレームの内周に沿って取付けられるガラスランがある。
【０００３】
図３および図４に示すように、オープニングウエザストリップＷとしては、車体側面のドア開口の開口周縁に沿って形成したフランジ１に取付けられる断面ほぼコ字形ないしＵ字形で、芯材６が埋設されたソリッド材からなる取付基部４と、取付基部４の相対向する側壁４１ａ，４１ｂのうち車外側の側壁４１ａの外側面から膨出し、ドア閉時にドア２の外周部が押付けられるスポンジ材からなる中空状のシール部５を備えたオープニングウエザストリップが多く用いられている。
【０００４】
一方、ガラスランＧとしては、図３および図５に示すように、ドアフレーム２１の内周に形成したチャンネル２２に嵌着される断面ほぼコ字形の取付基部７の相対向する側壁７１ａ，７１ｂの先端から斜め内方に延出し、ドアフレーム２１により縁取られたドア窓開口を開閉するドアガラス３の外周をその両面から挟むシールリップ７３ａ，７３ｂと、側壁７１ａ，７１ｂの先端から反転して側壁７１ａ，７１ｂの外側面沿って延び、側壁７１ａ，７１ｂとでドアフレーム２１のフランジ部と重合するチャンネル２２の側壁２２１ａ，２２１ｂを挟持するモールリップ７４ａ，７４ｂを備えたガラスランが一般に用いられている。
【０００５】
オープニングウエザストリップＷおよびガラスランＧはいずれもゴム、一般にはＥＰＤＭゴムからなり押出成形される。また近時オレフィン系熱可塑性エラストマー製のものが用いられるようになってきた。
【０００６】
オープニングウエザストリップＷにおいて、取付基部４に埋設される芯材６としては種々のタイプがあるが、大別して一体タイプと分離タイプがある。一体タイプのものとしては、小間隔をおいて取付基部長手方向に配列するコ字形ないしはＵ字形の多数の金属芯材片が、屈曲変形可能な連結部によりブリッジ状に連結されたものが多く用いられている。分離タイプとしては、配列する多数の金属芯材片を連結する連結部をオープニングウエザストリップ製造の過程で破断し、各芯材片を分離させたものが多く用いられている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
オープニングウエザストリップＷおよびガラスランＧは取付け時、それぞれ車体のドア開口周縁およびドアフレーム２１のコーナ部（図３のＣ部）に沿ってほぼ直角状に湾曲せしめるが、この場合に次の問題が発生する。
【０００８】
分離タイプの芯材を埋設したオープニングウエザストリップＷにおいては、芯材６に制約されることなく取付基部４のゴムが湾曲せしめられる。このとき、図４の破線で示すように、中空状のシール部５は湾曲内径側に倒れ込み断面形状がつぶれ状に変形する。この原因は、オープニングウエザストリップＷは湾曲内径側の底壁４２付近で最もボリュームが大きいから、底壁４２側を中心軸として湾曲するからである。
【０００９】
一方、ガラスランＧについては、これを取付基部７の開口を内径側として湾曲せしめると、図５の破線で示すように、モールリップ７４ａ，７４ｂの先端部が外側へ倒れ、側壁７１ａ，７１ｂとの間に口開きが生じる。その原因は、シールリップ７３ａ，７３ｂおよびモールリップ７４ａ，７４ｂの根元部が集中する側壁７１ａ，７１ｂの先端側において最もボリュームが大きく、この部分を中心軸として湾曲するからである。
【００１０】
上記したオープニングウエザストリップＷにおけるシール部５の変形はコーナ部におけるシール性能を低下させる。またガラスランＧにおけるモールリップ７４ａ，７４ｂの口開きは、チャンネル２２に対するガラスランＧの保持力を低下させるとともに、見栄えを損ねる。なお、モールリップ７４ａ，７４ｂの倒れを防ぐためにこれらの先端部を他の部分よりも厚肉としてモールリップ先端部付近に湾曲中心軸を移すことも考えられるが、厚くすると見栄えも良くないし、かつ先端部と側壁７１ａ，７１ｂの間へのチャンネル２２の挿入作業性を悪くする。
【００１１】
本発明は上記の実情に鑑みてなされたもので、シール部材、特にオープニングウエザストリップにおいて、湾曲中心軸を所望の位置に設定することができ、自動車の開口部の開口周縁のコーナ部に沿って取付けたときに、シール部に不都合な変形を生じさせないシール部材を提供することを課題としてなされたものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ドアにより開閉される車体側面のドア開口部の開口周縁に沿って取付けられるシール部材であって、上記開口周縁に沿って形成したフランジに嵌着される断面ほぼコ字形で、分離タイプの芯材が埋設され、上記開口周縁のコーナ部にコ字形の開口側を湾曲外径側として取付けられるソリッド材からなる取付基部と、取付基部の相対向する側壁の一方の側壁の外側面に一対の基端が接続し、上記外側面から膨出してドア閉時にドアの外周部が押付けられるスポンジ材からなる中空状のシール部を備え、上記取付基部の側壁には、上記一対の基端間の高さ位置に取付基部よりも硬質で取付基部長手方向に連続して延びる硬質部を取付基部と一体に形成して硬質部形成位置に取付基部の湾曲中心軸を設定し、取付基部を湾曲せしめて上記開口周縁のコーナ部に沿って取付ける（請求項１）。
【００１３】
シール部材の種類に応じ硬質部形成位置を設定することで、コーナ形状に湾曲させたときに発生するシール部材の不都合な変形を防止することができる。オープニングウエザストリップを車体のドア開口周縁のコーナ部に沿って湾曲させると、シール部が湾曲中心となり、シール部の倒れ込みや断面変形が防止される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明を自動車のオープニングウエザストリップ（以下、単にウエザストリップという）に適用した実施形態を、図１（Ａ）により、従来との相違点を中心に説明する。
【００１６】
ウエザストリップＷはＥＰＤＭゴムの押出成形体で、断面ほぼＵ字形の取付基部４と、取付基部４の一方の側壁４１ａの外側面から膨出する中空状のシール部５を備えている。取付基部４はソリッド材からなり、シール部５はスポンジ材からなる。取付基部４には、ほぼＵ字形の芯材片が取付基部長手方向に若干の間隔をおいて配列する分離タイプの芯材６が埋設されている。
【００１７】
ウエザストリップＷは、車体のドア開口周縁に沿って形成したフランジ１にシール部５を車外側として覆嵌し取付基部４の側壁４１ａ，４１ｂの内部対向面から突出する保持リップ４３でフランジ１を挟持せしめることにより一連に取付けられる。そしてドア２（図３）が閉じられると、シール部５がドア２の外周部内面により押付けられる。以上の構造は従来のものと実質的に同じである。
【００１８】
ウエザストリップＷの一方の側壁４１ａの外側面には、該外側面に接続するシール部５の一対の基端間の中央位置に、取付基部４よりも硬質のＥＰＤＭゴムからなり、取付基部４の全長にわたって連続して帯状に延びる硬質部８が一連に形成してある。この硬質部８はウエザストリップＷを押出成形するときに同時に成形される。
【００１９】
硬質部８の硬度は、取付基部４の硬度をＨｓ７０〜７５とした場合、Ｈｓ８５〜９０程度とする。硬質部８の断面寸法は、これを四角形状とした場合、一辺２．５〜３．０ｍｍ程度とする。硬質部８は四角形状に限らず、例えば円形状としてもよい。硬質部８は湾曲中心軸として作用するボリュームを備えて長手方向に連続して形成されていればよく、断面形状は特に限定されない。
【００２０】
ウエザストリップＷは、これを車体のドア開口周縁に取付けるとき、開口周縁の上部コーナ部Ｃ（図３）や、下部の前後のコーナ部でほぼ直角状に、取付基部４の開口側を湾曲外径側として曲げると、硬質部８を湾曲中心軸として曲げられる。硬質部８は中空状のシール部５の中心とほぼ対応する高さ位置にあるから、シール部５が曲げられたときの湾曲外径側と湾曲内径側との周長差は僅少であるから、シール部５の倒れ込みや断面変形を最小限度におさえることができる。
【００２１】
図１（Ｂ）は、本発明をウエザストリップに適用した他の実施形態を示すもので、硬質部８はシール部５を形成した側壁４１ａと対向する他方の側壁４１ｂの内側面に、シール部５の両基端間位置で形成してある。硬質部８は、取付基部４よりも硬質のＥＰＤＭゴムで形成してもよいし、合成樹脂、例えばポリエチレン（ＰＥ）、ポリプロピレン（ＰＰ）で形成してもよい。合成樹脂の場合は、その帯状の硬質部材を、ウエザストリップＷが押出成形されて引き取られる過程で取付基部４に熱融着してもよいし、同時押出成形で形成してもよい。
【００２２】
本発明はＴＰＯのウエザストリップにも適用され得る。この場合、硬質部は、取付基部よりも硬質のＰＰを含むＴＰＯで形成する。
【００２３】
本発明の技術は自動車のガラスランにも適用可能であり、その適用参考例を図２により、図５に示す従来のガラスランとの相違点を中心に説明する。
【００２４】
ガラスランＧはＥＰＤＭゴムの押出成形体で、断面ほぼコ字形の取付基部７と、取付基部７の両側壁７１ａ，７１ｂの先端から内側へ延出するシールリップ７３ａ，７３ｂと、両側壁７１ａ，７１ｂの先端から反転して側壁７１ａ，７１ｂの外側面に沿って延びるモールリップ７４ａ，７４ｂを備えている。ガラスランＧはその取付基部７を、ドアフレーム２１の内周側に形成した断面ほぼコ字形のチャンネル２２内に押し込み、このときにドアフレーム２１のフランジ部と一体に形成されたチャンネル２２の側壁２２１ａ，２２１ｂをそれぞれ、ガラスランＧの側壁７１ａとモールリップ７４ａとの間、および側壁７１ｂとモールリップ７４ｂとの間に圧入させることにより取付けられる。以上の構造は従来のものと同じである。
【００２５】
ガラスランＧの両側壁７１ａ，７１ｂの、モールリップ７４ａ，７４ｂの先端部と対向する基端部は、他の部分よりも硬質のＥＰＤＭの硬質部９で形成してある。硬質部９を含むガラスランＧは一体押出形成される。硬質部９の他の部分に対する硬度は、図１（Ａ）に示すウエザストリップＷの場合とほぼ同じである。
【００２６】
ガラスランＧをチャンネル２２に取付けるとき、取付基部７がドアフレーム２１のコーナ部Ｃ（図３）でほぼ直角状にまげられる。このときガラスランＧは硬質部９を湾曲中心軸として湾曲する。これにより硬質部９に沿って長手方向に延びるモールリップ７４ａ，７４ｂの先端部には、側壁７１ａ，７１ｂとの位置関係を変化させる変形はほとんど生じない。なお、本発明はＴＰＯからなるガラスランにも適用でき、この場合には硬質部９は本体部７より高硬度のＴＰＯで形成する。
【００２７】
【発明の効果】
本発明によれば、自動車の開口周縁に取付けるシール部材において、その取付基部を開口周縁コーナ部に沿って取付けるときの湾曲中心軸としたい軸線位置に連続した硬質部を形成する構造としたから、例えば車体のドア開口周縁に沿って取付けるウエザストリップにおいては、硬質部を中空状のシール部の中心部に沿う位置に形成することで、シール部にシール性能を低下させるような変形を生じさせることなく、開口周縁のコーナ部に沿って取付けることができる。また例えばドアフレーム内周側のチャンネルに取付けるモールリップ付きガラスランにおいては、取付基部のモールリップ先端部沿いの位置に硬質部を形成することで、モールリップにチャンネルに対する保持力を低下させるような変形を生じさせることなくドアフレームのコーナ部に沿って取付けることができる。
【００２８】
硬質部の位置は、シール部材の種類や、取付基部をコーナ状に湾曲させたときに断面変形や倒れ込みなどの変位を生じさせたくない部位によって選ばれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）は、図３のＹ−Ｙ線に沿う位置での本発明のオープニングウエザストリップの断面図、（Ｂ）は、上記と同位置での本発明の他のオープニングウエザストリップの断面図である。
【図２】図３のＹ−Ｙ線に沿う位置での本発明のガラスランの断面図である。
【図３】自動車の側面図である。
【図４】図３のＹ−Ｙ線に沿う位置での従来のオープニングウエザストリップの断面図である。
【図５】図３のＹ−Ｙ線に沿う位置での従来のガラスランの断面図である。
【符号の説明】
１フランジ
２ドア
２１ドアフレーム
２２チャンネル
２２１ａ，２２１ｂ側壁
３ドアガラス
Ｗオープニングウエザストリップ（シール部材）
４取付基部
４１ａ，４１ｂ側壁
５シール部
６芯材
Ｇガラスラン（シール部材）
７取付基部
７１ａ７１ｂ側壁
７３ａ，７３ｂシールリップ
７４ａ，７４ｂモールリップ
８，９硬質部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seal member that is attached along the periphery of an opening of an automobile that is opened and closed by an opening and closing member.
[0002]
[Prior art]
As this type of sealing member, there is an opening weather strip attached along the opening periphery of the door opening on the side of the vehicle body, and a glass run attached along the inner periphery of the door frame of the door.
[0003]
As shown in FIGS. 3 and 4, the opening weather strip W has a substantially U-shaped or U-shaped cross section attached to the flange 1 formed along the opening periphery of the door opening on the side of the vehicle body, and the core material 6 is embedded. A mounting base 4 made of a solid material, and a sponge material that bulges from the outer surface of the side wall 41a outside the vehicle among the opposing side walls 41a and 41b of the mounting base 4 and presses the outer periphery of the door 2 when the door is closed. hollow opening weather strip having a seal portion 5 formed is often used.
[0004]
On the other hand, as the glass run G, as shown in FIGS. 3 and 5, opposite side walls 71 a and 71 b of the mounting base portion 7 having a substantially U-shaped cross section that is fitted into the channel 22 formed on the inner periphery of the door frame 21. The seal lips 73a, 73b sandwiching the outer periphery of the door glass 3 that opens and closes the door window opening bordered by the door frame 21 from both sides and the ends of the side walls 71a, 71b are inverted. A glass run provided with molding lips 74a and 74b extending along the outer surfaces of the side walls 71a and 71b and sandwiching the side walls 221a and 221b of the channel 22 overlapping the flange portion of the door frame 21 with the side walls 71a and 71b is generally used. ing.
[0005]
Both the opening weather strip W and the glass run G are made of rubber, generally EPDM rubber, and are extruded. Recently, those made of olefinic thermoplastic elastomers have been used.
[0006]
In the opening weather strip W, there are various types of the core material 6 embedded in the mounting base 4, and there are roughly divided into an integrated type and a separated type. As an integral type, many U-shaped or U-shaped metal core pieces arranged in the longitudinal direction of the mounting base at small intervals are connected in a bridge shape by connecting portions that can be bent and deformed. It is used. As the separation type, a structure is often used in which a connecting portion for connecting a large number of arranged metal core pieces is broken in the process of manufacturing an opening weather strip and each core piece is separated.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
When the opening weather strip W and the glass run G are attached, the opening weather strip W and the glass run G are bent at substantially right angles along the periphery of the door opening of the vehicle body and the corner portion (C portion in FIG. 3) of the door frame 21, respectively. Occurs.
[0008]
In the opening weather strip W in which the separation type core material is embedded , the rubber of the mounting base 4 is curved without being restricted by the core material 6. At this time, as shown by a broken line in FIG. 4, the hollow seal portion 5 falls to the curved inner diameter side and the cross-sectional shape is deformed into a collapsed shape. This is because the opening weather strip W has the largest volume in the vicinity of the bottom wall 42 on the curved inner diameter side, and is curved with the bottom wall 42 side as the central axis.
[0009]
On the other hand, when the glass run G is bent with the opening of the attachment base 7 as the inner diameter side, the tip ends of the molding lips 74a and 74b are inclined outward as shown by the broken lines in FIG. A mouth open occurs between the two. The reason is that the volume is the largest on the distal end side of the side walls 71a and 71b where the base portions of the seal lips 73a and 73b and the molding lips 74a and 74b are concentrated, and the portion is curved with this portion as the central axis.
[0010]
The deformation of the seal portion 5 in the opening weather strip W described above deteriorates the sealing performance at the corner portion. Further, the opening of the molding lips 74a and 74b in the glass run G reduces the holding power of the glass run G with respect to the channel 22 and impairs the appearance. In order to prevent the lips of the molding lips 74a and 74b from falling, it is conceivable that these tip portions are thicker than the other portions and the curved central axis is moved to the vicinity of the molding lip tip portion. The workability of inserting the channel 22 between the tip and the side walls 71a and 71b is deteriorated.
[0011]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and in a sealing member, particularly an opening weather strip, the curved central axis can be set at a desired position, and along the corner portion of the opening edge of the opening of the automobile. It is an object of the present invention to provide a seal member that does not cause an undesired deformation in the seal portion when mounted.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a sealing member attached along the opening edge of the door opening of the vehicle body side is opened and closed by the door, cross-section substantially U-shaped is fitted to a flange formed along the opening edge, separated A mounting base made of a solid material in which a core of the type is embedded and attached to the corner portion of the opening periphery with the U-shaped opening side as a curved outer diameter side, and the outer surface of one side wall of the mounting base facing each other A pair of base ends connected to each other, and provided with a hollow seal portion made of a sponge material that bulges from the outer surface and is pressed against the outer periphery of the door when the door is closed. A hard part that is harder than the mounting base and extends continuously in the longitudinal direction of the mounting base is formed integrally with the mounting base at the height position between the ends, and the curved central axis of the mounting base is set at the hard part forming position. The base is bent and the above Attached along the corner of the mouth rim (claim 1).
[0013]
By setting the hard portion forming position according to the type of the seal member, it is possible to prevent an undesirable deformation of the seal member that occurs when the seal member is bent into a corner shape. When the opening weather strip is curved along the corner of the door opening periphery of the vehicle body, the seal portion becomes the center of curvature, and the seal portion is prevented from falling or being deformed in cross section.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment in which the present invention is applied to an opening weather strip (hereinafter simply referred to as a weather strip) of an automobile will be described with reference to FIG.
[0016]
The weather strip W is an extruded product of EPDM rubber, and includes a mounting base portion 4 having a substantially U-shaped cross section and a hollow seal portion 5 bulging from the outer surface of one side wall 41a of the mounting base portion 4. The mounting base 4 is made of a solid material, and the seal portion 5 is made of a sponge material. The attachment base 4 is embedded with a separation-type core 6 in which approximately U-shaped core pieces are arranged at a slight interval in the longitudinal direction of the attachment base.
[0017]
The weather strip W has a flange 1 formed by covering the flange 1 formed along the periphery of the door opening of the vehicle body with the seal portion 5 as the vehicle outer side and a holding lip 43 protruding from the inner facing surfaces of the side walls 41a, 41b of the mounting base 4. Can be attached in series. When the door 2 (FIG. 3) is closed, the seal portion 5 is pressed by the inner surface of the outer peripheral portion of the door 2. The above structure is substantially the same as the conventional one.
[0018]
The outer surface of one side wall 41a of the weather strip W is made of EPDM rubber harder than the mounting base 4 at the center position between a pair of base ends of the seal portion 5 connected to the outer surface, and the mounting base 4 A hard portion 8 extending continuously in the shape of a belt over the entire length is formed in series. The hard portion 8 is formed at the same time when the weather strip W is extruded.
[0019]
The hardness of the hard portion 8 is about Hs 85 to 90 when the hardness of the mounting base 4 is Hs 70 to 75. The cross-sectional dimension of the hard part 8 is about 2.5 to 3.0 mm on a side when it is rectangular. The hard portion 8 is not limited to a rectangular shape, and may be a circular shape, for example. The hard part 8 has only to be formed continuously in the longitudinal direction with a volume acting as a curved central axis, and the cross-sectional shape is not particularly limited.
[0020]
When the weather strip W is attached to the periphery of the door opening of the vehicle body, the opening side of the attachment base 4 is curved at a substantially right angle at the upper corner portion C (FIG. 3) of the opening periphery and the front and rear corner portions. When bent on the outer diameter side, the hard portion 8 is bent with the central axis of curvature. Since the hard portion 8 is at a height position substantially corresponding to the center of the hollow seal portion 5, the circumferential length difference between the curved outer diameter side and the curved inner diameter side when the seal portion 5 is bent is small. In addition, it is possible to minimize the collapse and cross-sectional deformation of the seal portion 5.
[0021]
FIG. 1B shows another embodiment in which the present invention is applied to a weather strip. The hard portion 8 is sealed on the inner side surface of the other side wall 41b facing the side wall 41a on which the seal portion 5 is formed. It is formed at a position between both base ends of the portion 5. The hard part 8 may be formed of EPDM rubber harder than the attachment base part 4, or may be formed of a synthetic resin such as polyethylene (PE) or polypropylene (PP). In the case of a synthetic resin, the band-shaped hard member may be heat-sealed to the mounting base 4 in the process in which the weather strip W is extruded and taken, or may be formed by simultaneous extrusion molding.
[0022]
The present invention can also be applied to TPO weatherstrips. In this case, the hard portion is formed of TPO containing PP that is harder than the attachment base portion.
[0023]
The technique of the present invention can also be applied to a glass run of an automobile , and an application reference example thereof will be described with reference to FIG. 2 focusing on differences from the conventional glass run shown in FIG .
[0024]
The glass run G is an extruded product of EPDM rubber, and has an attachment base 7 having a substantially U-shaped cross section, seal lips 73a and 73b extending inwardly from the ends of both side walls 71a and 71b of the attachment base 7, and both side walls 71a, There are provided molding lips 74a and 74b that are inverted from the tip of 71b and extend along the outer surfaces of the side walls 71a and 71b. The glass run G pushes the mounting base 7 into a channel 22 having a substantially U-shaped cross section formed on the inner peripheral side of the door frame 21, and at this time, the side wall of the channel 22 formed integrally with the flange portion of the door frame 21. The glass run G is attached by press-fitting between the side wall 71a and the molding lip 74a and between the side wall 71b and the molding lip 74b. The above structure is the same as the conventional one.
[0025]
Base end portions of both side walls 71a and 71b of the glass run G facing the tip portions of the molding lips 74a and 74b are formed by hard portions 9 of EPDM that are harder than other portions. The glass run G including the hard part 9 is integrally formed by extrusion. The hardness of the hard part 9 with respect to the other parts is substantially the same as that of the weather strip W shown in FIG.
[0026]
When the glass run G is attached to the channel 22, the attachment base 7 is bent at a substantially right angle at the corner portion C (FIG. 3) of the door frame 21. At this time, the glass run G bends with the hard portion 9 as the bending center axis. As a result, deformation that changes the positional relationship with the side walls 71a and 71b hardly occurs at the front ends of the molding lips 74a and 74b extending in the longitudinal direction along the hard portion 9. The present invention can also be applied to a glass run made of TPO. In this case, the hard portion 9 is formed of TPO having a higher hardness than the main body portion 7.
[0027]
【The invention's effect】
According to the present invention, in the seal member to be attached to the opening periphery of the automobile, since it has a structure that forms a hard portion continuous to the axis position that is desired to be the central axis of curvature when the attachment base is attached along the opening periphery corner portion, For example, in a weather strip that is attached along the periphery of the door opening of a vehicle body, the hard part is formed at a position along the center part of the hollow seal part, thereby causing the seal part to be deformed to reduce the sealing performance. It can attach along the corner part of an opening periphery, without. Further, for example, in a glass run with a molding lip attached to a channel on the inner peripheral side of the door frame, a hard part is formed at a position along the tip of the molding lip of the mounting base, so that the holding force for the channel on the molding lip is reduced. It can be mounted along the corners of the door frame without causing deformation.
[0028]
The position of the hard portion is selected depending on the type of the seal member and the portion where it is not desired to cause displacement such as cross-sectional deformation or collapse when the mounting base is curved in a corner shape.
[Brief description of the drawings]
1A is a cross-sectional view of an opening weather strip of the present invention at a position along line YY in FIG. 3, and FIG. 1B is another opening web of the present invention at the same position as above. It is sectional drawing of the strip.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the glass run of the present invention at a position along the line YY of FIG.
FIG. 3 is a side view of an automobile.
4 is a cross-sectional view of a conventional opening weather strip taken along a line YY in FIG.
5 is a cross-sectional view of a conventional glass run at a position along the line YY in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Flange 2 Door 21 Door frame 22 Channel 221a, 221b Side wall 3 Door glass W Opening weather strip (seal member)
4 mounting base parts 41a and 41b side wall 5 seal part 6 core material G glass run (seal member)
7 Mounting base 71a71b Side wall 73a, 73b Seal lip 74a, 74b Mold lip 8, 9 Hard part

Claims

A sealing member attached along the opening periphery of a door opening on the side of a vehicle body that is opened and closed by a door, and having a substantially U-shaped cross section fitted to a flange formed along the opening periphery, and a separation type core material And a pair of bases on the outer surface of one of the opposing side walls of the mounting base and a mounting base made of a solid material attached to the corner portion of the opening periphery with the U-shaped opening side as the curved outer diameter side. A hollow seal portion made of a sponge material that is connected to the end and bulges from the outer surface and is pressed against the outer peripheral portion of the door when the door is closed; the side wall of the mounting base has a height between the pair of base ends. A rigid part that is harder than the attachment base and extends continuously in the longitudinal direction of the attachment base is formed integrally with the attachment base at the position, and the bending center axis of the attachment base is set at the rigid part formation position, and the attachment base is curved. Of the opening Automotive sealing member attached along over Na portion.