JP4061204B2 - Manufacturing method of temperature sensor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は温度センサ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特許文献1記載の温度センサが知られている。この温度センサは、車両の排気通路に設けられ、排気ガスの温度を検出するために用いられるものである。この温度センサは、金属カバー、フランジ、ナット、外筒及びグロメットと、感温素子としてのサーミスタと、シースピンとを備えている。金属カバーは先端側が閉じられ、シースピンの一端側に被せて固定されている。金属カバー内には、温度を検知して電気信号として第1電極及び第2電極に出力するサーミスタが収納されている。また、シースピンは、筒状のシースと、シース内に絶縁状態で設けられた第1芯線及び第2芯線とからなる。金属カバー内において、シースピンの第1芯線はサーミスタの第1電極と接続され、シースピンの第2芯線はサーミスタの第2電極と接続されている。そして、第1、2電極及び第1、2芯線は、金属カバー内において、サーミスタとシースピンのシースとの間に挿入された絶縁ホルダに装着されている。
【0003】
この温度センサによれば、第1、2電極が絶縁ホルダによって保持されているため、車両の振動等によりサーミスタに振動が加わっても、第1、2電極の振動が抑制される。そのため、この温度センサでは、第1、2電極の耐震性が向上し、第1、2電極の断線を防止することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−267547号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の温度センサでは、第1、2電極及び第1、2芯線の重なり部をレーザー溶接等により溶接した後、第1、2電極及び第1、2芯線を絶縁ホルダに装着している。そのため、第1、2電極と第1、2芯線との溶接のためにのみ用いられる治具が別途必要となる。さらには、絶縁ホルダが穴部に対応する部位にて穴部の軸線方向に沿って分割された2個の分割部材からなるため、部品点数が増加する。これらのことから、この温度センサでは、製造コストの高騰化を招いてしまう。また、この温度センサでは、第1、2電極及び第1、2芯線を絶縁ホルダに装着する際、穴部までもが分割されて形成されているために第1、2電極や第1、2芯線がその分割された穴部に対し位置ずれを生じ易く、分割部材の間に第1、2電極や第1、2芯線を挟んでしまい、絶縁性を損なう虞もある。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1、2電極及び第1、2芯線が互いに確実に絶縁されるとともに、製造コストの低廉化を実現することのできる温度センサを提供することを解決すべき課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1発明の温度センサの製造方法は、先端が閉じられた有底筒状の金属カバーと、温度を検知して電気信号として第1電極及び第2電極に出力可能な感温素子と、内部に絶縁状態で第1芯線及び第2芯線が設けられたシースピンとを少なくとも用意する第1工程と、
【0012】
両側を絶縁状態に離反させる仕切部と、該仕切部の一方側に開く第1挿入口と、該仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダであって、該第1挿入口の内径が該第1電極の外径と該第1芯線の外径との合計と略同等に形成されるとともに、該第2挿入口の内径が該第2電極の外径と該第2芯線の外径との合計と略同等に形成されてなる絶縁ホルダを用意する第2工程と、
【0013】
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に、該第1電極と該第1芯線との重なり部が該第1挿入口の開口側に露出するように、該第1電極と該第1芯線とを挿入して重ね合わせる一方、該第2挿入口内に、該第2電極と該第2芯線との重なり部が該第2挿入口の開口側に露出するように、該第2電極と該第2芯線とを挿入して重ね合わせる第3工程と、
【0014】
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に位置する該第1電極と該第1芯線との前記重なり部を接合し、該第2挿入口内に位置する該第2電極と該第2芯線との前記重なり部を接合する第4工程と、
【0015】
該絶縁ホルダとともに該感温素子を該金属カバー内に収納し、該金属カバーと該シースピンとを固定する第5工程とを備えていることを特徴とする。
また、第2発明の温度センサの製造方法は、先端が閉じられた有底筒状の金属カバーと、温度を検知して電気信号として第1電極及び第2電極に出力可能な感温素子と、内部に絶縁状態で第1芯線及び第2芯線が設けられたシースピンとを少なくとも用意する第1工程と、
両側を絶縁状態に離反させる仕切部と、該仕切部の一方側に開く第1挿入口と、該仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダを用意する第2工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に、該第1電極又は該第1芯線の外径の小さいほうが該第1挿入口の開口側に位置するように、該第1電極と該第1芯線とを挿入して重ね合わせる一方、該第2挿入口内に、該第2電極又は該第2芯線の外径の小さいほうが該第2挿入口の開口側に位置するように、該第2電極と該第2芯線とを挿入して重ね合わせる第3工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に位置する該第1電極と該第1芯線との重なり部を接合し、該第2挿入口内に位置する該第2電極と該第2芯線との重なり部を接合する第4工程と、
該絶縁ホルダとともに該感温素子を該金属カバー内に収納し、該金属カバーと該シースピンとを固定する第5工程とを備えていることを特徴とする。
【0016】
第1、2発明の製造方法では、まず第1工程において、先端が閉じられた金属カバーと、温度を検知して電気信号として第1電極及び第2電極に出力可能な感温素子と、内部に絶縁状態で第1芯線及び第2芯線が設けられたシースピンとを少なくとも用意する。また、第2工程において、両側を絶縁状態に離反させる仕切部と、この仕切部の一方側に開く第1挿入口と、仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダを用意する。
【0017】
そして、第3工程において、絶縁ホルダの第1挿入口内に第1電極と第1芯線とを挿入して重ね合わせ、第2挿入口内に第2電極と第2芯線とを挿入して重ね合わせる。挿入して重ね合わせる際、第1電極及び第1芯線と第2電極及び第2芯線とを重ねた状態で挿入することも可能である。このとき、本発明では、第1電極及び第1芯線と第2電極及び第2芯線とを挿入、配置させるための一対の挿入口が、従来のように分割した絶縁ホルダ同士を重ねて形成されるのではなく、単一の絶縁ホルダに仕切部を隔てて凹設されている。このため、第1電極及び第1芯線、第2電極及び第2芯線を各挿入口に容易に挿入させつつ、両者を重ね合わせることができる。また、各挿入口に各電極及び各芯線を挿入(配置)した後、電極及び芯線の周囲は挿入口内周面に包囲されることになるため、電極及び芯線の挿入口内における位置ずれが生じ難く、後述する第4工程における電極と芯線との重なり部の接合を良好に行うことができる。さらに、一対の挿入口が、単一の絶縁ホルダに対して仕切部の両側に開く形態で形成(凹設)されているので、各挿入口に電極及び芯線を挿入した状態を画像処理等で確認し易く、後述する第4工程における電極と芯線との接合を確実に行うことも可能となる。
【0018】
そして、第4工程において、絶縁ホルダの第1挿入口内に位置する第1電極と第1芯線との重なり部を接合し、第2挿入口内に位置する第2電極と第2芯線との重なり部を接合する。つまり、本発明の製造方法では、絶縁ホルダが、温度センサ実使用時の第1、2電極及び第1、2芯線との互いの絶縁を図る機能を果たす他に、第1電極と第1芯線とを接合する治具、並びに第2電極と第2芯線とを接合する治具の働きを兼ねている。そのため、第1電極と第1芯線、第2電極と第2芯線とを接合する治具を従来のように別途用意する必要がない。また、第1電極と第1芯線とを第1挿入口内に挿入した状態で、さらに第2電極と第2芯線とを第2挿入口内に挿入した状態で直接接合を行うことから、接合の作業を簡単に行うことができる。
【0019】
この後、第5工程において、絶縁ホルダとともに感温素子を金属カバー内に収納し、金属カバーとシースピンとを固定する。こうして、温度センサを得る。
そして、第1、2発明の温度センサの製造方法により得られた温度センサでは、絶縁ホルダが単一の部材からなるため、部品点数が減少する。また、この温度センサでは、仕切部の一方側に開く第1挿入口と、仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダを備えているため、第1電極及び第1芯線と、第2電極及び第2芯線とを単一の絶縁ホルダの仕切部によって離反させることができるとともに、第1電極と第1芯線との接合部及び第2電極と第2芯線との接合部を各挿入口内に確実に配置させることができる。そのため、絶縁ホルダの挿入口に対する電極及び芯線の位置ずれが生じ難く、第1電極及び第1芯線と、第2電極及び第2芯線との間が互いに確実に絶縁される。したがって、第1、2発明の温度センサでは、第1、2電極及び第1、2芯線が互いに確実に絶縁されるとともに、コストの低廉化を実現することができる。
【0020】
上記第4工程における接合の手法は特に限定されず、レーザー溶接、アルゴン溶接、ロー付け接合等を挙げることができる。なお、電極と芯線との溶接強度を良好に得るために、また挿入口といった狭い領域に位置する電極と芯線との重なり部への接合を実施することを考慮すると、レーザー溶接を採用することが好ましい。
【0021】
また、第1発明の製造方法では、上記第2工程にて、第1挿入口(第2挿入口)の内径を第1電極(第2電極)の外径と第1芯線(第2芯線)の外径との合計と略同等に形成した単一の絶縁ホルダを用意し、上記第3工程にて、第1電極(第2電極)と第1芯線(第2芯線)との重なり部が第1挿入口(第2挿入口)の開口側に露出するように両者を該第1挿入口(第2挿入口)内に挿入させる。こうすることにより、上記第4工程において、挿入口内における電極と芯線との重なり部(接合面)を接触維持させるための押え作業等を行わなくとも両者の当接状態を維持することができ、電極と芯線との重なり部に対し確実に接合を行え、接合の作業をより簡便にすることができる。
【0022】
また、第2発明の製造方法では、第3工程にて、第1挿入口(第2挿入口)の開口方向(絶縁ホルダの軸方向に直交する方向)に第1電極(第2電極)及び第1芯線(第2芯線)を重ねて配置させる場合には、第1電極(第2電極)又は第1芯線(第2芯線)の外径の小さいほうが第1挿入口(第2挿入口)の開口側に位置するように両者を配置させる。こうすることにより、上記第4工程にて電極と芯線との重なり部を接合する前段階にて、電極と芯線との配置位置を画像処理等により良好に確認することが可能となり、両者の位置だしを精度良く行え、ひいては電極と芯線との重なり部の接合を良好に行うことができる。
【0023】
第1、2発明の温度センサにおいては、絶縁ホルダの最大外径をd、この最大外径の位置に対応する金属カバーの内径をDとしたときに、D−d≦0.2mmの関係を満たすことが好ましい。これにより、絶縁ホルダが金属カバー内に好適に保持されることから、温度センサ自身に振動が加わっても、絶縁ホルダが金属カバーの内周面によって振れが抑えられることになり、第1、2電極及び第1、2芯線の振動が有効に抑制され、第1、2電極及び第1、2芯線の断線を防止することができる。
【0024】
第1、2発明の温度センサにおいては、絶縁ホルダは、第1挿入口及び第2挿入口が同一方向に向かって開いているものを採用することができる。絶縁ホルダの第1挿入口及び第2挿入口が同一方向に向かって開いていれば、第1電極、第1芯線及び第2電極、第2芯線を絶縁ホルダの第1、2挿入口に挿入した後、そのままの状態で第1電極、第1芯線及び第2電極、第2芯線を連続して溶接できるため、作業性が良好である。この場合、絶縁ホルダの軸方向に直交する断面形状が略E字型であることができる。軸方向に直交する断面形状が略E字型である絶縁ホルダであれば、構造が簡単であり、比較的容易に製造することができる。
【0025】
また、第1、2発明の温度センサにおいては、絶縁ホルダは、第1挿入口及び第2挿入口が逆方向に向かって開いているものを採用することもできる。絶縁ホルダの第1挿入口及び第2挿入口が逆方向に向かって開いていれば、第1電極、第1芯線及び第2電極、第2芯線の間の絶縁性が特に良好になる。このような絶縁ホルダとして、軸方向に直交する断面形状が略H字型であるものや略S字型であるものを採用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、第1、2発明の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダを具体化した実施形態1〜3を図面を参照しつつ説明する。
【0027】
(実施形態1)
図1に実施形態1の温度センサ100の部分破断断面図を示す。この温度センサ100は、車両の排気通路に設けられ、排気ガスの温度を広範囲にわたって検出するために用いられる。この温度センサは、金属カバー1、フランジ12、ナット13、外筒10及びグロメット18と、感温素子としてのサーミスタ2と、シースピン3とを備えている。
【0028】
ステンレス等の金属からなる有底筒状の金属カバー1は、図2に示すように、細部1aと大径部1bとからなり、細部1aの先端が閉じられ、大径部1bは開口部を有している。この大径部1bの開口部側がシースピン3の一端側3aの外側面に被せられて、全周レーザー溶接によって固定されている。金属カバー1の細部1aには、温度を検知して電気信号として第1電極2a及び第2電極2b(Pt−Rh合金線等から形成)に出力するサーミスタ2が設けられている。また、シースピン3は、ステンレス等の金属からなる筒状のシース内に第1芯線4及び第2芯線5を収納し、両芯線4、5とシースとの間にシリカ等の絶縁粉末を充填してなるものである。金属カバー1内において、シースピン3の第1芯線4の一端側4aはサーミスタ2の第1電極2aとレーザー溶接により接続され、シースピン3の第2芯線5の一端側5aはサーミスタ2の第2電極2bとレーザー溶接により接続されている。そして、第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5の一端側4a、5aは、金属カバー1内において、サーミスタ2とシースピン3の一端側3aとの間に挿入されたアルミナからなる絶縁ホルダ6に装着されている。なお、この実施形態1の温度センサ100では、絶縁ホルダ6の最大外径をd、この最大外径の位置に対応する金属カバー1の内径をDとしたときに、D−d=0.1(mm)となるように設計されており、振動に伴う絶縁ホルダ6の振れが金属カバー1の内周面により有効に抑制可能な構造になっている。
【0029】
絶縁ホルダ6は、図3に示すように、外形が略円柱形状の単一の部材である絶縁性のセラミックスからなり、軸方向に直交する断面の形状が略E字型をなしている。周面に同一方向に向かって開く第1挿入口6a及び第2挿入口6bは軸方向に平行に凹設され、第1挿入口6aと第2挿入口6bとの間に仕切部6dが形成されている。仕切部6dの幅t2は、機械的強度等を考慮して0.1mm以上となっている。
【0030】
また、図1に示すように、シースピン3は、自身の他端側3bがフランジ12の内側に挿通された状態で、フランジ12に対して固定されている。このフランジ12は、軸線方向に延びる鞘部12bと、この鞘部12bの一端側に位置し、径方向外側に向かって突出する突出部12aとを有している。突出部12aは、一端側に図示しない排気管の取付部のテーパ部に対応したテーパ形状をなす座面12cを有する環状に形成されており、座面12cが上記取付部のテーパ部に密着することで、排気ガスが排気ガス管外部へ漏出するのを防止するようになっている。なお、シースピン3はフランジ12に対して圧入され、全周レーザー溶接によって隙間なく固定されている。フランジ12の周囲には、六角ナット部13a及びネジ部13bを有するナット13が回動自在に嵌挿されている。温度センサ1は、排気管の取付部にフランジ12の突出部12aの座面12cを当接させ、ナット13により固定される。また、フランジ12の鞘部12bの径方向外側には、筒状の外筒10の一端側10aが気密状態で同軸上に接合(例えば、全周レーザー溶接)されている。外筒10内において、第1、2芯線4、5の他端側4b、5bが第1、2リード線14、15の一端側14a、15aとカシメ端子16によりかしめられている。また、他端側4b、5bと一端側14a、15aには、カシメ端子16とともに絶縁チューブ17が被せられている。そして、外筒10の他端側10bの内部には、第1、2リード線14、15を挿通するための第1、2リード線挿通口18a、18bが形成された耐熱ゴム製のグロメット18が配置され、他端側10bを径方向内側にかしめることによって、グロメット18は外筒10に固定されている。
【0031】
この温度センサ100の製造方法について説明する。まず、第1工程において、金属カバー1とサーミスタ2とシースピン3とを用意し、第2工程において、絶縁ホルダ6を用意する。
【0032】
第3工程において、絶縁ホルダ6の第1挿入口6a内に第1電極2aと第1芯線4とを挿入して重ね合わせ、第2挿入口6b内に第2電極2bと第2芯線5とを挿入して重ね合わせる。
【0033】
なお、この実施形態1では、第1、2電極2a、2bと第1、2芯線4、5との外径を比較したときに、第1、2電極2a、2bの方が小さく調整されている。そこで、第1挿入口6a内に第1電極2aと第1芯線4とを挿入し重ね合わせるにあたり、第1電極2aが第1挿入口6aの開口側に位置するように挿入している。このように第1電極2aと第1芯線4とを第1挿入口6aに挿入、配置させることで、後述する第4工程にて第1電極2aと第1芯線4との重なり部を接合する前段階にて、両者の位置出しを精度良く行うことができる。なお、第2挿入口6bに対する第2電極2b、第2芯線5の挿入についても同様である。
【0034】
また、この実施形態1の絶縁ホルダ6では、仕切部6dのうちで第1、2電極2a、2bと第1、2芯線4、5とが挿入される側に、外側に向かうほど幅狭となる面取り部(この実施形態1では直線状に面取りを行った部分であるC面)6cが形成されている。このように仕切部6dに面取り部6cを形成することによって、上記第3工程において、第1、2挿入口6a、6bに対する第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5の挿入を円滑に行うことができる。
【0035】
また、第4工程において、絶縁ホルダ6の第1挿入口6a内に位置する第1電極2aと第1芯線4との重なり部を接合し、第2挿入口6b内に位置する第2電極2bと第2芯線5との重なり部を接合する。
【0036】
そして、第5工程において、絶縁ホルダ6とともにサーミスタ2を金属カバー1内に収納し、シースピン3の一端側3aと金属カバー1の大径部1bとの重なり部を全周レーザー溶接により固定する。その後、第1、2芯線4、5の他端4b、5bと第1、2リード線14、15の一端14a、15aとをカシメ端子16により接続し、絶縁チューブ17を被せた後、外筒10、フランジ12、ナット13及びグロメット18を組み付けて、温度センサ100が完成する。
【0037】
以上の構成をした実施形態1の温度センサ100では、排気ガスの温度が金属カバー1の細部1aを介してサーミスタ2に伝達され、その温度に応じてサーミスタ2の抵抗値が変化する。そして、このサーミスタ2の抵抗が電気信号として、第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5を介して第1、2リード線14、15から取り出される。こうして、第1、2リード線14、15から取り出される電気信号により、排気ガスの温度を検知することができる。
【0038】
この温度センサ100では、第1電極2aと第1芯線4の一端側4aとの重なり部は絶縁ホルダ6の第1挿入口6a内で位置決めされるとともにレーザー溶接され、第2電極2bと第2芯線5の一端側5aとは絶縁ホルダ6の第2挿入口6b内で位置決めされるとともにレーザー溶接される。つまり、絶縁ホルダ6が第1、2電極2a、2bと第1、2芯線4、5とを溶接する治具の働きを兼ねている。そのため、第1、2電極2a、2bと第1、2芯線4、5とを溶接する治具を別途用意する必要がない。また、第1電極2a、第1芯線4の一端側4a及び第2電極2b、第2芯線5の一端側5aを絶縁ホルダ6の第1、2挿入口6a、6bに挿入した状態でレーザー溶接できる。そのため、レーザー溶接の作業が簡単である。
【0039】
また、この温度センサ100では、絶縁ホルダ6が単一の部材からなるため、部品点数が減少する。
【0040】
さらに、この温度センサ100では、第1電極2a及び第1芯線4の一端側4aと第2電極2b及び第2芯線5の一端側5aとが単一の絶縁ホルダ6の仕切部6dによって離反され、作業ミスを生じないため、両者が互いに確実に絶縁される。
【0041】
また、この温度センサ100では、第1電極2a及び第1芯線4の一端側4aと第2電極2b及び第2芯線5の一端側5aとが絶縁ホルダ6によって金属カバー1に保持されている。そのため、金属カバー1内にセメントを用いてサーミスタ2等を固定しなくても、サーミスタ2に振動が加わった場合の第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5の振動が抑制されるため、製造コストの低廉化と第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5の断線の防止とを実現することができる。
【0042】
さらに、この温度センサ100では、絶縁ホルダ6の第1挿入口6a及び第2挿入口6bが同一方向に向かって開いているため、第1電極2a、第1芯線4の一端側4a及び第2電極2b、第2芯線5の一端側5aを絶縁ホルダ6の第1、2挿入口6a、6bに挿入した後、そのままの状態で第1電極2a、第1芯線4の一端側4a及び第2電極2b、第2芯線5の一端側5aを連続してレーザー溶接できるため、作業性が良好である。特に、絶縁ホルダ6の軸方向に直交する断面の形状が略E字型であるため、構造が簡単であり、比較的容易に製造することができる。
【0043】
したがって、この温度センサ100によれば、第1電極2a及び第1芯線4並びに第2電極2b及び第2芯線5が互いに確実に絶縁されるとともに、製造コストの低廉化を実現することができる。
【0044】
(実施形態2)
実施形態2の温度センサは、図4に示す絶縁ホルダ26を用いている。この絶縁ホルダ26は、外形が略円柱形状の単一の部材である絶縁性のセラミックスからなり、軸方向に直交する断面の形状が略H字型をなしている。周面に逆方向に向かって開く第1挿入口26a及び第2挿入口26bは軸方向に平行に凹設され、第1挿入口26aと第2挿入口26bとの間に仕切部26dが形成されている。仕切部26dの幅t4は、機械的強度を考慮して0.1mm以上となっている。
【0045】
また、この実施形態2の温度センサにおいても、第1挿入口26a及び第2挿入口26b内に第1電極2a及び第1芯線4の一端側4a、第2電極2b及び第2芯線5の一端側5aを挿入した上で両者を重ね合わせ、両重なり部に対してレーザー溶接を行い、電極と芯線との接続を図っている。
【0046】
なお、この断面形状が略H字型をなした絶縁ホルダ26の第1挿入口26a及び第2挿入口26bの内径t3は、第1電極2a(第2電極2b)の外径と第1芯線4(第2芯線5)の外径との合計と略同等の寸法に形成されている。そして、この実施形態2では、図示はしないが、第1電極2aと第1芯線4との重なり部が第1挿入口26aの開口側に露出するように、該重なり部を該第1挿入口26a内に配置させる。なお、第2挿入口26bに対する第2電極2bと第2芯線5の挿入についても同様とする。このように、第1電極2a及び第1芯線4、第2電極2b及び第2芯線5を第1、2挿入口26a、26bに配置させることで、電極と芯線との重なり部(接合面)を良好に接触させた状態を維持することができ、電極と芯線との重なり部を押える押え作業等を行わずに、両者のレーザー溶接を良好に行うことができる。また、この実施形態2の絶縁ホルダ26では、仕切部26dのうちで第1、2電極2a、2bと第1、2芯線4、5とが挿入される側に、外側に向かうほど幅狭となる面取り部(この実施形態2では曲線状に面取りを行った部分であるR面)26cが形成されている。これにより、第1、2挿入口26a、26bに対する第1、2電極2a、2b及び第1、2芯線4、5の挿入を円滑に行うことができる。
【0047】
この温度センサでは、絶縁ホルダ26により、第1電極2a、第1芯線4及び第2電極2b、第2芯線5の間の絶縁性が特に良好になる。
【0048】
(実施形態3)
実施形態3の温度センサは、図5に示す絶縁ホルダ36を用いている。この絶縁ホルダ36も、外形が略円柱形状の単一の部材である絶縁性のセラミックスからなり、軸方向に直交する断面の形状が略S字型をなしている。周面に逆方向に向かって開く第1挿入口36a及び第2挿入口36bは軸方向に平行に凹設され、第1挿入口36aと第2挿入口36bとの間に仕切部32dが形成されている。仕切部36dの幅t6は、機械的強度等を考慮して0.1mm以上となっている。
【0049】
この温度センサにおいても、絶縁ホルダ36により、第1電極2a、第1芯線4及び第2電極2b、第2芯線5の間の絶縁性が特に良好になる。
【0050】
本発明は、上述した具体的な実施形態に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施形態とすることができる。例えば、絶縁ホルダ6、26、36は単一部材で形成されれば良く、その形状は略円柱形状に限定されない。
【0051】
さらに、第1電極2aと第1芯線4の一端側4aとの重なり部の接合や第2電極2bと第2芯線5の一端側5aとの重なり部の接合は、実施形態1〜3のようにレーザー溶接に限られず、アルゴン溶接やロー付け溶接等によって行っても良い。また、金属カバー1の形状は、実施形態1のように段付形状でなく、略真っ直ぐな筒形状となっていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダに係り、温度センサの部分破断断面図である。
【図2】実施形態1の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダに係り、温度センサの一部拡大断面図である。
【図3】実施形態1の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダに係り、絶縁ホルダの斜視図である。
【図4】実施形態2の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダに係り、絶縁ホルダの斜視図である。
【図5】実施形態3の温度センサ、その製造方法及び温度センサ用絶縁ホルダに係り、絶縁ホルダの斜視図である。
【符号の説明】
1…金属カバー
2…感温素子(サーミスタ)
2a…第1電極
2b…第2電極
3…シースピン
4…第1芯線
5…第2芯線
6、26、36…絶縁ホルダ
6a、26a、36a…第1挿入口
6b、26b、36b…第2挿入口
6d、26d、36d…仕切部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a temperature sensor and a manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a temperature sensor described in Patent Document 1 is known. This temperature sensor is provided in the exhaust passage of the vehicle and is used to detect the temperature of the exhaust gas. This temperature sensor includes a metal cover, a flange, a nut, an outer cylinder and a grommet, a thermistor as a temperature sensitive element, and a sheath pin. The metal cover is closed at the front end side, and is fixed on one end side of the sheath pin. The thermistor which detects temperature and outputs it as an electrical signal to the first electrode and the second electrode is housed in the metal cover. The sheath pin includes a cylindrical sheath and a first core wire and a second core wire provided in an insulated state in the sheath. In the metal cover, the first core wire of the sheath pin is connected to the first electrode of the thermistor, and the second core wire of the sheath pin is connected to the second electrode of the thermistor. The first and second electrodes and the first and second core wires are attached to an insulating holder inserted between the thermistor and the sheath of the sheath pin in the metal cover.
[0003]
According to this temperature sensor, since the first and second electrodes are held by the insulating holder, even if vibration is applied to the thermistor due to vehicle vibration or the like, vibration of the first and second electrodes is suppressed. Therefore, in this temperature sensor, the earthquake resistance of the first and second electrodes is improved, and disconnection of the first and second electrodes can be prevented.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2002-267547 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional temperature sensor, after welding the overlapping portion of the first and second electrodes and the first and second core wires by laser welding or the like, the first and second electrodes and the first and second core wires are attached to the insulating holder. Yes. Therefore, a jig that is used only for welding the first and second electrodes and the first and second core wires is required separately. Furthermore, since the insulating holder is composed of two divided members that are divided along the axial direction of the hole at a portion corresponding to the hole, the number of parts increases. For these reasons, this temperature sensor leads to an increase in manufacturing cost. Further, in this temperature sensor, when the first and second electrodes and the first and second core wires are attached to the insulating holder, the holes are also divided so that the first and second electrodes and the first and second electrodes are formed. The core wire is likely to be displaced with respect to the divided holes, and the first and second electrodes and the first and second core wires are sandwiched between the divided members, which may impair insulation.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-described conventional circumstances, and the temperature at which the first and second electrodes and the first and second core wires are reliably insulated from each other and the manufacturing cost can be reduced. Providing a sensor is an issue to be solved.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
FirstThe manufacturing method of the temperature sensor of the invention includes a bottomed cylindrical metal cover having a closed tip, a temperature sensing element capable of detecting the temperature and outputting the electric signal to the first electrode and the second electrode, and insulating inside A first step of preparing at least a sheath pin provided with a first core wire and a second core wire in a state;
[0012]
A single insulating holder having a partition part that separates both sides in an insulated state, a first insertion port that opens on one side of the partition part, and a second insertion port that opens on the other side of the partition partThe inner diameter of the first insertion port is formed substantially equal to the sum of the outer diameter of the first electrode and the outer diameter of the first core wire, and the inner diameter of the second insertion port is the second Insulating holder formed substantially equal to the sum of the outer diameter of the electrode and the outer diameter of the second core wireA second step of preparing
[0013]
In the first insertion port of the insulating holderThe overlapping portion between the first electrode and the first core wire is exposed to the opening side of the first insertion port.The first electrode and the first core wire are inserted and overlappedWhileIn the second insertion slotThe overlapping portion of the second electrode and the second core wire is exposed on the opening side of the second insertion port.A third step of inserting and overlapping the second electrode and the second core wire;
[0014]
The first electrode positioned in the first insertion port of the insulating holder and the first core wireSaidThe overlapping portion is joined, and the second electrode located in the second insertion port and the second core wireSaidA fourth step of joining the overlapping portions;
[0015]
The thermosensitive element is housed in the metal cover together with the insulating holder, and a fifth step of fixing the metal cover and the sheath pin is provided.
Further, the manufacturing method of the temperature sensor of the second invention includes a bottomed cylindrical metal cover having a closed end, a temperature sensing element capable of detecting the temperature and outputting the electric signal to the first electrode and the second electrode. A first step of preparing at least a sheath pin provided with a first core wire and a second core wire in an insulated state inside;
Preparing a single insulating holder having a partition part that separates both sides in an insulated state, a first insertion port that opens on one side of the partition part, and a second insertion port that opens on the other side of the partition part; Process,
In the first insertion port of the insulating holder, the first electrode and the first core wire are arranged so that the smaller outer diameter of the first electrode or the first core wire is located on the opening side of the first insertion port. And inserting the second electrode and the second core so that the smaller outer diameter of the second electrode or the second core wire is located on the opening side of the second insertion port. A third step of inserting and overlapping the second core wire;
The overlapping portion between the first electrode located in the first insertion port of the insulating holder and the first core wire is joined, and the overlapping portion between the second electrode located in the second insertion port and the second core wire A fourth step of bonding
The thermosensitive element is housed in the metal cover together with the insulating holder, and a fifth step of fixing the metal cover and the sheath pin is provided.
[0016]
1st and 2ndIn the manufacturing method of the invention, first, in the first step, a metal cover whose tip is closed, a temperature sensing element capable of detecting the temperature and outputting it as an electrical signal to the first electrode and the second electrode, and an insulating state inside. At least a sheath pin provided with a first core wire and a second core wire is prepared. Also, in the second step, a single insulation having a partition part that separates both sides in an insulated state, a first insertion port that opens on one side of the partition part, and a second insertion port that opens on the other side of the partition part Prepare a holder.
[0017]
In the third step, the first electrode and the first core wire are inserted and overlapped in the first insertion port of the insulating holder, and the second electrode and the second core wire are inserted and overlapped in the second insertion port. When inserting and overlapping, it is also possible to insert the first electrode and the first core wire in a state where the second electrode and the second core wire are overlapped. At this time, in the present invention, a pair of insertion openings for inserting and arranging the first electrode and the first core wire and the second electrode and the second core wire are formed by overlapping the insulating holders divided as in the prior art. Instead, the single insulating holder is recessed with a partitioning portion. For this reason, both can be overlap | superposed, inserting a 1st electrode, a 1st core wire, a 2nd electrode, and a 2nd core wire into each insertion port easily. Further, after each electrode and each core wire are inserted (arranged) into each insertion port, the periphery of the electrode and the core wire is surrounded by the inner peripheral surface of the insertion port, so that the displacement of the electrode and the core wire in the insertion port is unlikely to occur. Thus, it is possible to satisfactorily join the overlapping portion between the electrode and the core wire in the fourth step described later. Furthermore, since the pair of insertion openings are formed (recessed) in such a way as to open on both sides of the partition part with respect to a single insulating holder, the state in which the electrodes and core wires are inserted into each insertion opening can be obtained by image processing or the like. It is easy to confirm, and it becomes possible to reliably join the electrode and the core wire in the fourth step described later.
[0018]
And in a 4th process, the overlapping part of the 1st electrode and 1st core wire which are located in the 1st insertion slot of an insulating holder is joined, and the overlapping part of the 2nd electrode and 2nd core wire which are located in the 2nd insertion slot Join. In other words, in the manufacturing method of the present invention, the insulating holder serves to insulate the first and second electrodes and the first and second core wires from each other when the temperature sensor is actually used. And a jig for joining the second electrode and the second core wire. Therefore, it is not necessary to separately prepare a jig for joining the first electrode and the first core wire and the second electrode and the second core wire as in the prior art. Further, since the first electrode and the first core wire are inserted into the first insertion port, and the second electrode and the second core wire are further inserted into the second insertion port, the bonding operation is performed. Can be done easily.
[0019]
Thereafter, in the fifth step, the temperature sensitive element is housed in the metal cover together with the insulating holder, and the metal cover and the sheath pin are fixed. In this way, a temperature sensor is obtained.
And in the temperature sensor obtained by the manufacturing method of the temperature sensor of 1st, 2nd invention, since an insulation holder consists of a single member, a number of parts reduces. In addition, since this temperature sensor includes a single insulating holder having a first insertion port that opens on one side of the partition portion and a second insertion port that opens on the other side of the partition portion, the first electrode and the first electrode The one core wire, the second electrode, and the second core wire can be separated by a partition part of a single insulating holder, and the joint between the first electrode and the first core wire and the second electrode and the second core wire The joint portion can be reliably arranged in each insertion port. Therefore, the electrode and the core wire are hardly displaced with respect to the insertion opening of the insulating holder, and the first electrode and the first core wire are reliably insulated from the second electrode and the second core wire. Therefore, in the temperature sensor of the first and second inventions, the first and second electrodes and the first and second core wires are reliably insulated from each other, and the cost can be reduced.
[0020]
The joining method in the fourth step is not particularly limited, and examples thereof include laser welding, argon welding, brazing joining, and the like. In order to obtain a good welding strength between the electrode and the core wire, and considering that the electrode and the core wire located in a narrow region such as the insertion opening are joined to each other, laser welding may be employed. preferable.
[0021]
Also,In the manufacturing method of the first invention,Above2In the process, the inner diameter of the first insertion port (second insertion port) is formed substantially equal to the sum of the outer diameter of the first electrode (second electrode) and the outer diameter of the first core wire (second core wire). One insulating holder is prepared, and the overlapping portion of the first electrode (second electrode) and the first core wire (second core wire) is the opening side of the first insertion port (second insertion port) in the third step. Both are inserted into the first insertion slot (second insertion slot) so as to be exposed toTheBy doing so, in the fourth step, it is possible to maintain the contact state between the electrode and the core wire in the insertion port without performing a pressing work for maintaining contact with the overlapping portion (joint surface) of the core wire, Bonding can be reliably performed on the overlapping portion of the electrode and the core wire, and the bonding operation can be simplified.
[0022]
Also,In the manufacturing method of the second invention,In the third step, the first electrode (second electrode) and the first core wire (second core wire) are overlapped in the opening direction of the first insertion port (second insertion port) (direction orthogonal to the axial direction of the insulating holder). If the first electrode (second electrode) or the first core wire (second core wire) has a smaller outer diameter, both are positioned on the opening side of the first insertion port (second insertion port). PlaceTheBy doing so, it becomes possible to confirm the arrangement position of the electrode and the core wire well by image processing or the like before joining the overlapping portion of the electrode and the core wire in the fourth step. However, it is possible to perform the dashi accurately, and thus, it is possible to satisfactorily join the overlapping portion between the electrode and the core wire.
[0023]
1st and 2ndIn the temperature sensor of the invention, it is preferable that the relationship D−d ≦ 0.2 mm is satisfied, where d is the maximum outer diameter of the insulating holder and D is the inner diameter of the metal cover corresponding to the position of the maximum outer diameter. . Thus, since the insulating holder is suitably held in the metal cover, even if vibration is applied to the temperature sensor itself, the insulating holder can be prevented from shaking by the inner peripheral surface of the metal cover. The vibrations of the electrode and the first and second core wires are effectively suppressed, and disconnection of the first and second electrodes and the first and second core wires can be prevented.
[0024]
1st and 2ndIn the temperature sensor of the invention, the insulating holder may be one in which the first insertion port and the second insertion port are open in the same direction. If the first insertion port and the second insertion port of the insulation holder are open in the same direction, the first electrode, the first core wire, the second electrode, and the second core wire are inserted into the first and second insertion ports of the insulation holder. Then, since the first electrode, the first core wire, the second electrode, and the second core wire can be continuously welded as they are, workability is good. In this case, the cross-sectional shape orthogonal to the axial direction of the insulating holder can be substantially E-shaped. An insulating holder having a substantially E-shaped cross section perpendicular to the axial direction has a simple structure and can be manufactured relatively easily.
[0025]
Also,1st and 2ndIn the temperature sensor of the invention, the insulating holder may be one in which the first insertion port and the second insertion port are open in the opposite directions. If the first insertion port and the second insertion port of the insulating holder are opened in the opposite directions, the insulation between the first electrode, the first core wire, the second electrode, and the second core wire is particularly good. As such an insulating holder, one having a substantially H-shaped or substantially S-shaped cross-section perpendicular to the axial direction can be adopted.
[0026]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Less than,1st and 2ndEmbodiments 1 to 3 embodying a temperature sensor, a manufacturing method thereof, and an insulating holder for a temperature sensor will be described with reference to the drawings.
[0027]
(Embodiment 1)
FIG. 1 shows a partially broken sectional view of the
[0028]
As shown in FIG. 2, the bottomed cylindrical metal cover 1 made of metal such as stainless steel is composed of a
[0029]
As shown in FIG. 3, the insulating
[0030]
Further, as shown in FIG. 1, the
[0031]
A method for manufacturing the
[0032]
In the third step, the
[0033]
In the first embodiment, when the outer diameters of the first and
[0034]
Further, in the insulating
[0035]
Further, in the fourth step, the overlapping portion of the
[0036]
In the fifth step, the
[0037]
In the
[0038]
In this
[0039]
Moreover, in this
[0040]
Furthermore, in this
[0041]
Further, in this
[0042]
Furthermore, in this
[0043]
Therefore, according to the
[0044]
(Embodiment 2)
The temperature sensor of the second embodiment uses an insulating
[0045]
Also in the temperature sensor of the second embodiment, the
[0046]
The inner diameter t3 of the
[0047]
In this temperature sensor, the insulation between the
[0048]
(Embodiment 3)
The temperature sensor of the third embodiment uses an insulating
[0049]
Also in this temperature sensor, the insulation between the
[0050]
The present invention is not limited to the specific embodiments described above, and various modifications can be made within the scope of the present invention depending on the purpose and application. For example, the insulating
[0051]
Furthermore, the joining of the overlapping portion between the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken cross-sectional view of a temperature sensor according to a temperature sensor, a manufacturing method thereof, and a temperature sensor insulating holder according to a first embodiment.
FIG. 2 is a partially enlarged cross-sectional view of the temperature sensor according to the temperature sensor, the manufacturing method thereof, and the temperature sensor insulating holder according to the first embodiment.
FIG. 3 is a perspective view of an insulating holder according to the temperature sensor, the manufacturing method thereof, and the insulating holder for the temperature sensor according to the first embodiment.
4 is a perspective view of an insulating holder according to a temperature sensor, a manufacturing method thereof, and an insulating holder for a temperature sensor according to
FIG. 5 is a perspective view of an insulating holder according to a temperature sensor, a manufacturing method thereof, and an insulating holder for a temperature sensor according to a third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 ... Metal cover
2 ... Temperature sensing element (thermistor)
2a ... 1st electrode
2b ... second electrode
3 ... Seaspin
4 ... 1st core wire
5 ... Second core wire
6, 26, 36 ... Insulation holder
6a, 26a, 36a ... 1st insertion slot
6b, 26b, 36b ... 2nd insertion slot
6d, 26d, 36d ... partitioning part
Claims (8)
両側を絶縁状態に離反させる仕切部と、該仕切部の一方側に開く第1挿入口と、該仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダであって、該第1挿入口の内径が該第1電極の外径と該第1芯線の外径との合計と略同等に形成されるとともに、該第2挿入口の内径が該第2電極の外径と該第2芯線の外径との合計と略同等に形成されてなる絶縁ホルダを用意する第2工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に、該第1電極と該第1芯線との重なり部が該第1挿入口の開口側に露出するように、該第1電極と該第1芯線とを挿入して重ね合わせる一方、該第2挿入口内に、該第2電極と該第2芯線との重なり部が該第2挿入口の開口側に露出するように、該第2電極と該第2芯線とを挿入して重ね合わせる第3工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に位置する該第1電極と該第1芯線との前記重なり部を接合し、該第2挿入口内に位置する該第2電極と該第2芯線との前記重なり部を接合する第4工程と、
該絶縁ホルダとともに該感温素子を該金属カバー内に収納し、該金属カバーと該シースピンとを固定する第5工程とを備えていることを特徴とする温度センサの製造方法。A bottomed cylindrical metal cover with a closed tip, a temperature sensing element capable of detecting the temperature and outputting it as an electrical signal to the first electrode and the second electrode, and the first and second core wires in an insulated state inside A first step of preparing at least a seaspin provided with:
A single insulating holder having a partition part that separates both sides in an insulated state, a first insertion port that opens on one side of the partition part, and a second insertion port that opens on the other side of the partition part , The inner diameter of the first insertion port is formed substantially equal to the sum of the outer diameter of the first electrode and the outer diameter of the first core wire, and the inner diameter of the second insertion port is equal to the outer diameter of the second electrode. A second step of preparing an insulating holder formed substantially equal to the total outer diameter of the second core wire ;
The first electrode and the first core wire are placed in the first insertion port of the insulating holder so that the overlapping portion of the first electrode and the first core wire is exposed to the opening side of the first insertion port . while that overlay inserted, to the second insertion mouth, as the overlapping portion between the second electrode and the second wire is exposed to the opening side of the second insertion opening, said second electrode and said A third step of inserting and superposing two core wires;
Joining the overlapping portion between the first electrode and the first core positioned in the first insertion mouth of the insulating holder, the the second electrode and the second core is located in the second insertion mouth A fourth step of joining the overlapping portions;
A temperature sensor manufacturing method comprising: a fifth step of housing the temperature sensitive element in the metal cover together with the insulating holder and fixing the metal cover and the sheath pin.
両側を絶縁状態に離反させる仕切部と、該仕切部の一方側に開く第1挿入口と、該仕切部の他方側に開く第2挿入口とを有する単一の絶縁ホルダを用意する第2工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に、該第1電極又は該第1芯線の外径の小さいほうが該第1挿入口の開口側に位置するように、該第1電極と該第1芯線とを挿入して重ね合わせる一方、該第2挿入口内に、該第2電極又は該第2芯線の外径の小さいほうが該第2挿入口の開口側に位置するように、該第2電極と該第2芯線とを挿入して重ね合わせる第3工程と、
該絶縁ホルダの該第1挿入口内に位置する該第1電極と該第1芯線との重なり部を接合し、該第2挿入口内に位置する該第2電極と該第2芯線との重なり部を接合する第4工程と、
該絶縁ホルダとともに該感温素子を該金属カバー内に収納し、該金属カバーと該シースピンとを固定する第5工程とを備えていることを特徴とする温度センサの製造方法。A bottomed cylindrical metal cover with a closed tip, a temperature sensing element capable of detecting the temperature and outputting it as an electrical signal to the first electrode and the second electrode, and the first and second core wires in an insulated state inside A first step of preparing at least a seaspin provided with:
Preparing a single insulating holder having a partition part that separates both sides in an insulated state, a first insertion port that opens on one side of the partition part, and a second insertion port that opens on the other side of the partition part; Process,
In the first insertion port of the insulating holder, the first electrode and the first core wire are arranged so that the smaller outer diameter of the first electrode or the first core wire is located on the opening side of the first insertion port . while that overlay by inserting, in the second insertion mouth, as the smaller outer diameter of the second electrode or the second core is located on the opening side of the second insertion opening, and the second electrode A third step of inserting and overlapping the second core wire;
The overlapping portion between the first electrode located in the first insertion port of the insulating holder and the first core wire is joined, and the overlapping portion between the second electrode located in the second insertion port and the second core wire A fourth step of bonding
A temperature sensor manufacturing method comprising: a fifth step of housing the temperature sensitive element in the metal cover together with the insulating holder and fixing the metal cover and the sheath pin.
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