JP4059048B2 - リニアモータの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリニアモータの制御装置に関し、詳しくは、電力変換器により駆動されてリニアモータの可動部としてのピストン等を往復運動させることにより気体を圧縮するコンプレッサ(いわゆるリニアコンプレッサ)用のリニアモータにおいて、特に可動部の位置検出センサを使用することなく可動部の衝突を防止するようにした制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、電力変換器により駆動される従来のリニアコンプレッサの駆動システムを示しており、この従来技術では、電力変換器として単相インバータを用い、リニアモータとして単相ボイスコイルモータを用いている。なお、この種のリニアコンプレッサは、冷蔵庫等の冷却装置において、膨張した冷媒ガスをシリンダ内のピストンの往復運動により圧縮する場合に使用されている。
【0003】
図9において、1は直流電源、2は半導体スイッチング素子Q〜Qを有する単相インバータ、3はリニアコンプレッサ、4A,4Bはリニアモータ、5A,5Bはそれぞれ各モータ4A,4Bにより駆動されて気体を圧縮する可動部としてのピストン、6はシリンダ、7はピストンの位置情報を得るための磁気センサ等の位置センサである。
【0004】
この従来技術の動作を簡単に説明する。
直流電源1に接続された単相インバータ2により、所望の周波数及び振幅の単相交流電圧をリニアモータ4A,4Bに供給する。各モータ4A,4Bにそれぞれ連結されたピストン5A,5Bは、単相インバータ2が出力する周波数に応じて図の左右方向(x方向)に往復運動を行い、シリンダ6内の気体を圧縮する。
【0005】
このようなリニアコンプレッサ3では、気体の圧縮時と膨張時とでピストン5A,5Bに対する平均圧力が異なると、ピストン5A,5Bのx方向に沿った中心位置が変動することになる。その結果、最悪の場合にはピストン5A,5B同士が衝突してリニアモータ4A,4Bを破損するおそれがある。
【0006】
上記不都合を回避するため、従来では、位置センサ7により検出したピストン5Aの位置情報を制御に用いている。
ここで、図10は単相インバータ2の制御ブロック図を示している。インバータ2の出力周波数指令を正弦波発振器11に入力し、周波数指令を積分して得た位相角指令から正弦波テーブル等を参照することにより、所望の周波数の正弦波信号を得る。この正弦波信号とインバータ2の出力電圧指令(振幅指令)とを乗算器12により乗算し、その結果に係数器13,14にて係数を乗じて出力電圧指令を得る。係数器13から出力された出力電圧指令は加算器24を介して比較器16に入力されると共に、係数器14から出力された出力電圧指令は比較器17にそのまま入力される。
【0007】
比較器16,17では、上記各出力電圧指令と、キャリア発生器15から出力される三角波とがそれぞれ比較され、PWMパルスが生成される。このPWMパルスは、分配器18を経てデッドタイム生成手段19により上下アームの短絡を防止するためのデッドタイムが付加された後、ゲートドライバ20に入力される。ゲートドライバ20では、PWMパルスに基づいて単相インバータ2のスイッチング素子Q〜Qに対するゲート信号を生成し、これらのゲート信号によってスイッチング素子Q〜Qをオン、オフすることにより、所望の振幅及び周波数を有する交流電圧を出力してリニアモータ4A,4Bに供給する。
【0008】
この従来技術において、ピストン位置の制御は、次のように行っている。
すなわち、前記位置センサ7により検出した位置情報を直流分検出手段21に入力してピストンのx方向の中心位置を検出する。また、ピストンの平均位置指令と、直流分検出手段21により検出したピストンの中心位置との偏差を加算器22により求める。そして、この偏差を位置調節器(比例調節器や比例積分調節器等)23に入力してその出力である直流バイアスをオフセット電圧として加算器24により一方の比較器16側の出力電圧指令に重畳することで、ピストン5A,5Bの中心位置の変動を防止している。
ここで、比較器16側の出力電圧指令に正のオフセット電圧を重畳すると、ピストン5A,5Bは軸方向の外側に向かって移動するものと仮定する。
【0009】
なお、ピストンの位置を制御するために位置センサを備えたリニアコンプレッサの従来技術は、以下のように種々存在する(例えば、特許文献1〜3参照)。一方、位置センサ7はシリンダ6内に配置する必要があるが、シリンダ6の内部は圧力が高いため、位置センサ7の信号線を引き出すことは構造上、困難であると共に、コストが上昇する原因ともなる。このような点に鑑み、位置センサを使用せずに、リニアモータの電圧、電流を測定してピストン位置を推定するようにした自由ピストン圧縮機のピストン位置の測定方法及び装置も既に公知となっている(特許文献4参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開平9−291889号公報(段落[0024]等、[図1])
【特許文献2】
特開2001−90661号公報(段落[0032],[0033]等、[図1],[図2],[図10])
【特許文献3】
特開2002−155869号公報(段落[0028]〜[0034],[0050],[0058]等、[図1],[図3],[図7])
【特許文献4】
特表平8−508558号公報(第7頁〜第8頁「発明の簡単な開示」、第9頁第11行〜第16行等)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述した如く、ピストンの衝突を防止するために位置センサを使用する場合には構造上の問題やコスト上の問題がある。
また、特許文献4のごとく位置センサを用いずにピストン位置を制御する従来技術によれば、シリンダ内にピストンを配置する場合の不都合は回避できるが、モータ定数のばらつきやシリンダ内に充填されたガスの劣化、バネの劣化などにより、万が一、ピストンが衝突状態に陥った際にすばやく脱出できないことがあり、この衝突状態が長時間継続するとモータを破損するおそれがある。
【0012】
そこで本発明は、ピストン等の可動部の位置センサを用いずに可動部の位置制御を行うリニアモータにおいて、仮に可動部が衝突した場合でも衝突状態から直ちに脱出してモータの破損を未然に防止するようにしたリニアモータの制御装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、電力変換器により駆動され、かつ、負荷としての可動部を往復運動させるようにしたリニアモータにおいて、前記可動部の衝突を検出する衝突検出センサと、このセンサによる衝突検出時に前記電力変換器の出力電圧の大きさを変化させる手段と、前記出力電圧に重畳するオフセット電圧を変化させる手段とを備え、衝突検出時には前記出力電圧を直ちに減少させると共に前記オフセット電圧を増加させ、その後、前記出力電圧を復帰させるものである。
【0014】
請求項2記載の発明は、電力変換器により駆動され、かつ、負荷としての可動部を往復運動させるようにしたリニアモータにおいて、前記可動部の衝突を検出する衝突検出センサと、このセンサによる衝突検出時に、その時の前記電力変換器の出力電圧が前回の衝突検出時の出力電圧よりも小さい場合には出力電圧を減少させると共にこの出力電圧に重畳するオフセット電圧を減少させ、かつ、衝突検出時の前記電力変換器の出力電圧が前回の衝突検出時の出力電圧よりも大きい場合には出力電圧を減少させると共に前記オフセット電圧を増加させる手段とを備えたものである。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載したリニアモータの制御装置において、前記可動部の衝突検出時に、出力電圧に重畳するオフセット電圧を補正するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は本発明の第1実施形態が適用されるリニアコンプレッサ3’の駆動システムであり、図9と同一の構成要素には同一の参照符号を付してある。
図から明らかなように、このリニアコンプレッサ3’では、ピストンの位置を検出するための位置センサが除去され、その代わりに、一方のピストン5Aの後端部に、このピストン5Aが他方のピストン5Bやシリンダ6の両端部内壁と衝突したことを検出する衝突検出センサ8が設けられている。ここで、衝突検出センサ8は、例えばピストン5Aが他方のピストン5B方向へ所定距離以上、移動したことを検出する近接スイッチ等により構成されているが、モータの電流の変化を検出するセンサや衝突音を検出するセンサであってもよい。
【0017】
図2は、本実施形態における単相インバータ2の制御ブロック図であり、請求項1記載の発明に相当している。この図において、図10と同一の構成要素には同一の参照符号を付してあり、以下では図10と異なる部分を中心として構成及び動作を説明する。
【0018】
図2において、前記衝突検出センサ8から出力される衝突検出信号は、ダウンカウンタ25に入力され、その出力はインバータ2の出力電圧指令(振幅指令)と共に図示の符号で加算器26に入力されている。この加算器26の出力信号は乗算器12に入力されており、従来と同様に正弦波発振器11からの正弦波信号と乗算される。
一方、前記衝突検出信号はカウンタ27に入力され、その出力は乗算器27においてゲインKoffと乗算された後、係数器13の出力側の加算器24に入力されている。
【0019】
上記構成において、ダウンカウンタ25は、例えばピストン5Aが他方のピストン5Bに衝突した場合に出力電圧指令の大きさを小さくするように作用し、カウンタ27及び乗算器28は、出力電圧指令に加えるオフセット電圧を増加させるように作用している。
【0020】
ピストンの衝突時に、オフセット電圧を加算するだけでなく、出力電圧指令すなわちモータへの印加電圧を小さくする理由は、オフセット電圧のステップ変化に対するピストン位置の応答が遅いためである。一般にリニアモータのピストンは気体の共振周波数で運転されており、共振周波数以外でのピストンの位置応答は極めて遅くなる。よって、まず、モータへの印加電圧を小さくすることによってピストンの振幅は直ちに小さくなるため、衝突状態から迅速に脱出することが可能であり、これと同時にオフセット電圧を増加させることとした。
なお、衝突直後に減少させた出力電圧指令は、その後にゆっくりと復帰させる。
【0021】
図3は、図2におけるピストン衝突時の動作を示す図、図4はピストン衝突時のダウンカウンタ25の動作を示す図である。
図2のダウンカウンタ25は、衝突検出信号をトリガとしてプリセットした値から減算することにより、図4に示すごとくのこぎり波状の波形を生成する。このダウンカウンタ25の出力を出力電圧指令(衝突前の大きさをV1とする)から減じることで、出力電圧を図3のように減少させる。一方、カウンタ27は衝突検出信号をカウントし、その出力に対し乗算器28によりゲインKoffを乗じて衝突時にオフセット電圧を増加させ、このオフセット電圧を加算器24により出力電圧指令に加算する。
【0022】
次に、図5は本発明の第2実施形態が適用される単相インバータ2の制御ブロック図であり、請求項2記載の発明に相当する。なお、リニアコンプレッサ3’の駆動システムは図1と同様の構成である。
前述した第1実施形態では、主としてピストンはシリンダ6の中心方向に移動してピストン5A,5Bが相互に衝突することを想定している。これは主に、シリンダ6内は圧縮時のほうが膨張時に比べて圧力が高いため、ピストン5A,5Bがシリンダ6の中心方向に移動するためである。しかし、経年変化などを考慮すると、場合によってはピストン5A,5Bがシリンダ6の両端部内壁に衝突する場合もあるため、このようなときにも衝突状態から直ちに脱出する必要がある。
【0023】
そこで、第2実施形態では、ピストン5A,5Bが中心方向に移動して相互に衝突した場合(便宜的に中央衝突という)と外側方向に移動してシリンダ6の両端部内壁に衝突した場合(便宜的に外側衝突という)とを判別し、状況に応じたオフセット電圧を出力電圧に重畳して衝突状態から脱出するようにした。
なお、ピストン5A,5B同士の衝突を未然に防ぐためにシリンダ6にストッパを設けることがあり、このような場合にピストン5A,5Bがストッパに衝突するケースも本発明における中央衝突に含めるものとする。
【0024】
図5において、図2との相違点を中心に説明すると、図5の実施形態では、衝突検出信号がダウンカウンタ25及びカウンタ(アップダウンカウンタ)27に入力されているほか、中央衝突判定器29にも入力されている。この中央衝突判定器29は、衝突検出信号及び出力電圧指令に基づいて中央衝突と外側衝突とを判別するものであり、その判別結果に応じてアップカウント指令またはダウンカウント指令をカウンタ27に向けて出力する。
図5のその他の構成は図2と同様である。
【0025】
ここで、図6は外側衝突の判定原理を示している。前述したように中央衝突と外側衝突との判別は、中外衝突判定器29により行われる。
中央衝突時には出力電圧を減少させてオフセット電圧を増加させるため、図3、図6に示すように、少なくとも衝突時の出力電圧V1までは復帰できる。しかし、オフセット電圧を増加させるとピストンは外側に変位するので、外側衝突時には、図6に示すごとく前回の衝突時の出力電圧V1に復帰する前に出力電圧V2’にて再び衝突することになる。
【0026】
そこで本実施形態では、前回の衝突時の出力電圧V1と今回の衝突時の出力電圧V2とを比較し、
V1>V2ならば外側衝突と判定し、オフセット電圧を減少させる、
V1<V2ならば中央衝突と判定し、オフセット電圧を増加させる、
ことにより、中央衝突時または外側衝突時で出力電圧に重畳するオフセット電圧を調整するようにした。
【0027】
中外衝突判定器29は衝突検出信号及び出力電圧指令に基づいて上記判定動作を行い、その判別結果に従ってカウンタ27にアップカウント指令またはダウンカウント指令を出力する。カウンタ27では、例えば外側衝突時は2つ減少させ、中央衝突時は1つ加算した値を出力することにより、出力電圧指令に重畳するオフセット電圧を変化させる。
これにより、中央衝突時または外側衝突時の何れの場合も、それぞれ適切なオフセット電圧を出力電圧指令に重畳して衝突状態から迅速に脱出することができる。
【0028】
次いで、図7は本発明の第3実施形態が適用される単相インバータ2の制御ブロック図であり、請求項3記載の発明に相当する。なお、リニアコンプレッサ3’の駆動システムは図1と同様の構成である。
図7と図2の相違点を主に説明すると、図7においては、乗算器28の出力及び出力電圧指令が補正テーブル30に入力され、その出力が係数器13側の加算器24に加えられている。
【0029】
上記補正テーブル30は、図8のように構成されている。
すなわち、ピストンの衝突時に、その衝突した方向(中央衝突または外側衝突)に応じて、出力電圧指令とこれに重畳するオフセット電圧との関係を補正する。具体的には、図8の破線が衝突前の両者の関係であるとすると、中央衝突時には出力電圧に対するオフセット電圧の割合を増加させるように、また、外側衝突時には出力電圧に対するオフセット電圧の割合を減少させるように両者の関係を補正し、これらの関係により増加または減少させたオフセット電圧を加算器24に向けて出力する。
【0030】
これにより、衝突時以上の電圧を指令として次に出力した場合でも、中央衝突時及び外側衝突時の何れのケースでも再度衝突することなしに運転することができる。
なお、この実施形態における補正テーブル30は、出力電圧とオフセット電圧との関係を規定したテーブルであるが、出力電流とこれに重畳するオフセット電圧との関係や、出力電力とこれに重畳するオフセット電圧との関係を規定したテーブルであってもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ピストン等の可動部の位置センサを持たないリニアコンプレッサであっても、可動部の中央衝突や外側衝突を確実に検出して直ちに衝突状態から脱出することができ、モータの破損を防止してその長寿命化を達成することができる。また、衝突検出センサは必ずしもシリンダ内に配置する必要がないので、位置センサを用いる場合のような構造上、コスト上の問題も生じない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用されるリニアコンプレッサの駆動システムを示す図である。
【図2】第1実施形態における単相インバータの制御ブロック図である。
【図3】図2におけるピストン衝突時の動作を示す図である。
【図4】図2におけるピストン衝突時のダウンカウンタの動作を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態における単相インバータの制御ブロック図である。
【図6】第2実施形態における外側衝突の判定原理を示す図である。
【図7】本発明の第3実施形態における単相インバータの制御ブロック図である。
【図8】第3実施形態における補正テーブルの説明図である。
【図9】従来のリニアコンプレッサの駆動システムを示す図である。
【図10】従来技術における単相インバータの制御ブロック図である。
【符号の説明】
1:直流電源
2:単相インバータ
3’:リニアコンプレッサ
4A,4B:リニアモータ
5A,5B:ピストン
6:シリンダ
8:衝突検出センサ
11:正弦波発振器
12,28:乗算器
13,14:係数器
15:キャリア発生器
16,17:比較器
18:分配器
19:デッドタイム生成手段
20:ゲートドライバ
24,26:加算器
25:ダウンカウンタ
27:カウンタ
29:中央衝突判定器
30:補正テーブル
〜Q:半導体スイッチング素子

Claims (3)

  1. 電力変換器により駆動され、かつ、負荷としての可動部を往復運動させるようにしたリニアモータにおいて、
    前記可動部の衝突を検出する衝突検出センサと、このセンサによる衝突検出時に前記電力変換器の出力電圧の大きさを変化させる手段と、前記出力電圧に重畳するオフセット電圧を変化させる手段とを備え、
    衝突検出時には前記出力電圧を直ちに減少させると共に前記オフセット電圧を増加させ、その後、前記出力電圧を復帰させることを特徴とするリニアモータの制御装置。
  2. 電力変換器により駆動され、かつ、負荷としての可動部を往復運動させるようにしたリニアモータにおいて、
    前記可動部の衝突を検出する衝突検出センサと、このセンサによる衝突検出時に、その時の前記電力変換器の出力電圧が前回の衝突検出時の出力電圧よりも小さい場合には出力電圧を減少させると共にこの出力電圧に重畳するオフセット電圧を減少させ、かつ、衝突検出時の前記電力変換器の出力電圧が前回の衝突検出時の出力電圧よりも大きい場合には出力電圧を減少させると共に前記オフセット電圧を増加させる手段とを備えたことを特徴とするリニアモータの制御装置。
  3. 請求項1または2に記載したリニアモータの制御装置において、
    前記可動部の衝突検出時に、出力電圧に重畳するオフセット電圧を補正することを特徴とするリニアモータの制御装置。
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