JP4058714B2 - 紙のカラーリング方法 - Google Patents

紙のカラーリング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4058714B2
JP4058714B2 JP2002145424A JP2002145424A JP4058714B2 JP 4058714 B2 JP4058714 B2 JP 4058714B2 JP 2002145424 A JP2002145424 A JP 2002145424A JP 2002145424 A JP2002145424 A JP 2002145424A JP 4058714 B2 JP4058714 B2 JP 4058714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
color
dyed
colored
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002145424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003336190A (ja
Inventor
野 妙 子 廣
田 朝 美 山
Original Assignee
廣野 妙子
山田 朝美
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 廣野 妙子, 山田 朝美 filed Critical 廣野 妙子
Priority to JP2002145424A priority Critical patent/JP4058714B2/ja
Publication of JP2003336190A publication Critical patent/JP2003336190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4058714B2 publication Critical patent/JP4058714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙に任意の彩色を施すためのカラーリング方法に関し、とくに通常の染料の塗布では得られない微妙な色調を容易に発現させることができるカラーリング方法に関する。本発明でカラーリングされた紙は、とくに多種で自然な色調が望まれる造花用紙に最適である。
【0002】
【従来の技術】
印刷物や包装用紙等には、種々の色調の彩色紙が必要とされている。このような用途に使用される彩色紙は、一般に無色の紙に種々の染料を塗布することにより製造されている。現在は、合成技術により極めて多種の染料が開発されており、要求があれば、どのような色調の紙も製造することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に市販されている彩色紙としては、その種類が限られており、芸術的な、あるいは手芸的な用途において望まれる、自然界の花等の色調に近いもの、あるいは自然界には存在しないような特異な色調の紙が必要となった場合には、それに近似した色調の彩色紙を使用することで妥協する他はない。
【0004】
他の解決手段として、芸術家あるいは手芸家が自身で所望のカラーリングを行うということも考えられるが、多種の染料を手許に用意しておくことは不経済であり、また染料の調合には専門的な知識および技術が必要であるので、多くのユーザーが自身で彩色紙を製造することは容易でない。
本発明の目的は、芸術家あるいは手芸家が自身で所望の彩色紙を容易に得ることができる、紙のカラーリング方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1に記載された紙のカラーリング方法は、ベースカラーに染色された色原紙と、無色もしくは任意の色の被染色用紙とを準備し、まず前記色原紙を容器内の水に沈め、前記容器内の水を加熱して、前記色原紙の染料を水中に滲出させ、ついで前記被染色用紙を、前記容器内の着色した水に浸し、所望の時間後に前記被染色用紙を引き上げることを特徴とする。
【0006】
また請求項2の発明は、請求項1の方法において、前記容器内の着色した水に浸す前に、前記被染色用紙を揉んでおくことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の方法にしたがって、造花用の紙を染色する手順を説明する。
本発明では、染料を取り出すための色出し用のベースカラー紙と、この染料で染める被染色用紙とを準備する。通常の着色紙に使用されている染料は、ある程度の水溶性を有しているので、水と接触することで染料が溶出して水を着色するが、染料の溶出は、水温が高いほど顕著になる。
【0008】
本発明においては、常温もしくは加熱した水に浸したときに、水に染料が溶出するものであれば、どのような着色紙でも利用可能である。一般に市販されている色画用紙の一例を挙げれば、リンテック株式会社製の色画用紙があり、この色画用紙の製品No.と色との関係は下記のとおりである。そして、これらの色画用紙は、色出し用のベースカラー紙として使用できるとともに、この染料で染色される被染色用紙としても使用できる。
【0009】
No.103:肌色
No.106:やなぎ色
No.107:薄みどり色
No.108:黄色
No.112:薄クリーム色
No.113:明るい灰色
No.151:雪色
No.152:ミルク色
No.214:群青色
No.233:朽葉色
No.316:オリーブ色
No.505:えんじ色
そして、これらの色画用紙は、造花用の紙としても適当なものである。
【0010】
この実施の形態においては、造花用の2種類の染色紙として、ピンク乃至オレンジ系の花びら用の染色紙と、葉用のグリーン系の染色紙とを得ることとする。まず、色出し用ベースカラーに染色された色原紙を適当な大きさに折りたたんだ後、鍋などの容器に入れた水に沈め、容器内の水を加熱する。この例では、色原紙として、所望の色に着色された色原紙を選び、必要に応じて適当な大きさになるように折りたたみ、底の平らなホーロー鍋のような容器の底に置き、水を注いだのち沸騰させ、カラーリングを行っている間、この温度に保つ。沸騰して間もなく、水は染料が溶出することで着色してくるので、この段階でカラーリングを行う。
【0011】
カラーリングする被染色用紙は、染色後の紙の用途に応じて選択される。例えば造花の材料として使用する場合には、花や葉を作るのに適した用紙、例えば前述のような色画用紙を選択し、着色した高温の水に浸す。ここで重要なことは、この被染色用紙はそのままの形態ではなく、適当に揉んで皺がある状態にしておくことである。また必要に応じて、揉んだ用紙をボール状に丸めても良い。この被染色用紙を着色された水中に沈めると、数秒ないし数分間で、水に溶けている染料が被染色用紙に吸収され、ここにカラーリングが行われる。被染色用紙に皺がある状態にして染色すると、皺の折り目部分は紙の組織が壊されていることから染料が進入し易くその部分は濃く染色され、染色後の被染色用紙には皺が模様状に残り、微妙な風情を出すことができる。ついで被染色用紙を染料液から引き上げ、広げて乾燥すれば、所望の色に着色された用紙が得られる。
【0012】
カラーリング後の被染色用紙の色調は、被染色用紙が本来有していた色調と、色原紙から溶出された染料の色調とが合成された色調となり、この最終的な色調は、色原紙とも被染色用紙とも異なる独特なものである。例えば、色原紙として「えんじ」色の色画用紙を使用し、被染色用紙として薄クリーム色の色画用紙を使用した場合、カラーリング後の被染色用紙の色調は、淡いオレンジ系のものとなる。しかもこの淡いオレンジ系の色は、市販されている色画用紙には全く存在しない色であり、しかも自然の花に近いデリケートなニュアンスを持つものである。また、色原紙と被染色用紙の組合せが同じでも、組合せ比率、浸す時間、温度を変えることで色相、明度、彩度が異なるものを作ることができる。
【0013】
以上、色原紙と被染色用紙とその役割で区別して説明したが、被染色用紙も色のあるものを選べば、そこから色が出て色原紙を染色することになり、一方、ベースカラーの色原紙は、色を出すと同時に色を受け取るので、色原紙と被染色用紙の立場は部分的に逆転することになる。すなわち、色原紙と被染色用紙を適当に選ぶことで、それぞれが異なる色の被染色用紙となり、使用の際の選択の幅を広げることができる。
【0014】
このようにしてカラーリングされた用紙は、独特の色調を有することから、包装紙、グリーティングカード等の種々の用途に広く利用することができるが、特に好適な用途は、造花の材料としてである。本発明によれば、色原紙の色調と被染色用紙の色調との組み合わせ、およびカラーリング処理の条件に応じて、極めて微妙な色調を得ることが可能であり、自然の花に近い感じが容易に出せるばかりでなく、自然界には存在しない斬新な色調の造花を作るとができる。
【0015】
以下に、本発明のカラーリング方法に従って造花を作る実施例について説明するが、本発明は造花用のカラーリングに限定されるものではない。
【0016】
【実施例】
色原紙として、リンテック株式会社製の商品名「ニューカラー」No.505(えんじ色)を選び、これを4つ折りにして、底の平らなホーロー鍋の底に置いた。次いでホーロー鍋の中に適量の水を入れた後、火に掛けて沸騰させ、火を弱めてこの温度を維持した。加熱中に水の色が徐々に赤くなってきた。
【0017】
別に、造花の花びらとなる被染色用紙として、リンテック株式会社製の商品名「ニューカラー」No.103(肌色)を準備し、これを手で適当に揉んで皺のある状態とし、前述のホーロー鍋中の赤色に染まった染色液に浸してカラーリングを行った。浸漬時間は、染色液の色調および濃度、被染色用紙の色調、ならびに希望する色の濃度等によって適宜に設定することができるが、一般的には2秒から1分間程度で十分である。また、浸漬に先立って被染色用紙を揉んだが、揉まずにカラーリングを行っても良い。カラーリングの終了後、被染色用紙を染色液から引き上げ、濡れたままで緩く広げた後、自然乾燥させて、花びら用紙を得た。この用紙は、30秒間のカラーリングで濃いピンク色に変化した。
【0018】
また、種々の被染色用紙を使って同様のカラーリングを行い、下記のような色調の花びら用紙を得た。
No.103:(肌色) → 濃いピンク色
No.108:(黄色) → オレンジ色
No.112:(薄クリーム色)→ オレンジ色
No.113:(明るい灰色) → アンティークローズ色
No.151:(雪色) → 淡いピンク色
No.152:(ミルク色) → 淡いピンク色
【0019】
ついで、造花の葉となる被染色用紙として、リンテック株式会社製の商品名「ニューカラー」No.107(薄みどり色)を選択し、適当に揉んだ後、前述の染色液に約1分間浸漬し、ついで引き上げた。その後、軽く広げて自然乾燥し、赤味を帯びたオリーブグリーン色の葉用紙を得た。
【0020】
別に、No.106(やなぎ色)の被染色用紙を準備し、同様のカラーリングを施して、赤味を帯びたやなぎ色の葉用紙を得た。実際の造花の作成に当たっては、より豊かなカラーバリエーションを得るために、種々の色調の被染色用紙を使って、浸漬時間を変化させながら多種の用紙を準備するのが望ましい。
【0021】
次に、上記の操作で得た造花用紙を用い、実際にバラの造花を作成する手順について、図面を参照して説明する。
図1は、針金で作った造花の芯1を示すもので、1本の金属ワイヤー(24番程度)を曲げてその中央部に適当な直径の円形部1aを作り、合わさった部分で1,2回捻ってから、茎となる延長部1bとして2本を揃えた状態を示している。円形部1aの大きさは、通常のバラの場合には2cm程度が適当であり、ミニバラでは約1.5cm、大輪のバラでは3cm程度が適している。
【0022】
次に、前述の操作で準備した花びら用の造花用紙から、バラの花びらを切り抜いた。この例では、図2(a)〜(e)にそれぞれ示す5種の形状の花びら2a,2b,2c,2dおよび2eを作った。なお、図2(c)および(e)に波線で示した箇所は切り込みである。
【0023】
これらの花びらは、図3(a)に示すように、目打ち3のような道具を使って、まず図3(b)のように一辺に、ついで図3(c)に示すように別の1辺をカールさせた。図3には花びら2bにカールを付ける例を示したが、他の花びらについても同様にカールさせた。
【0024】
次に、芯1の円形部1aを包み込むように、適当な大きさのボール状の粘土4を付け、この粘土4を包むように、花びら2a〜2eを順に取り付けた。この課程を図4(a)〜(d)に示す。
【0025】
一方、図5(a)に示すように、花びらの下に位置する額5は、葉用にカラーリングした葉用紙を適当な形状に切り抜いて形成し、これを図3(e)で示した花の下で芯1に取り付けて図5(b)の状態とした。また葉6は、図6(a)に示しように、葉用紙を適当な形状に切り取った後に、図6(a)に示すように、その中心部に葉用の芯11の先端部に配置し、接着テープ7を使って芯11に固定した。次いで葉6を芯11に沿って2つに折り曲げてクセを付けてから開き、任意の箇所に葉脈8を形成した。葉脈8は、葉用紙を目打ちのような道具で線状に押しつけることで形成できるが、速乾性で耐水性の透明塗料を塗布すると、葉全体の厚みが増して自然の葉に近似してくる。
【0026】
花用および葉用の芯1および11は、一般にフローラルテープとして市販されているようなテープを巻いて茎に近似させた。このようにして作成された花および葉を適当に組み合わせることにより造花を完成させた。
なお、上に述べた造花の製作工程は単なる例示であり、本発明はこれに限定されない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の重要な利点として、同じ色原紙、同じ被染色用紙を使用した場合でも、被染色用紙を染色液に浸す際に、そのままで浸すか、あるいは揉む場合にもその程度を変えることにより、また浸漬時間を調節することによりカラーバリエーションを得ることができる。また、色原紙および被染色用紙として異なる色調のものを使用すること、一度カラーリングした紙を繰り返しカラーリングするなどすればこのカラーバリエーションはさらに多様な無限に近いものとすることができる。この利点は、似た色でも微妙にニュアンスの異なる用紙を提供できるという点で、特に造花用の材料として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーリング方法に従ってカラーリングされた紙を使って製作される造花のための芯を示す側面図である。
【図2】(a)〜(e)は、本発明方法でカラーリングされた花用紙から切り抜かれた種々の形状の花びらを示す平面図である。
【図3】(a)〜(c)は、花びらにカーリングを付ける過程を示す説明図である。
【図4】(a)〜(d)は、芯の先端に付けた粘土に花びらを取り付ける課程を示す説明図である。
【図5】(a)は葉用紙から額を切り抜く状態を示す平面図、(b)は芯に額を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】(a)〜(c)は、芯に葉を取り付ける課程を示す説明図である。
【符号の説明】
1: 芯
1a: 円形部
2a〜2e: 花びら
3: 目打ち
4: 粘土
5: 額
6: 葉
7: テープ
8: 葉脈

Claims (2)

  1. ベースカラーに染色された色原紙と、無色もしくは任意の色の被染色用紙とを準備し、まず前記色原紙を容器内の水に沈め、前記容器内の水を加熱して、前記色原紙の染料を水中に滲出させ、ついで前記被染色用紙を、前記容器内の着色した水に浸し、所望の時間後に前記被染色用紙を引き上げることを特徴とする紙のカラーリング方法。
  2. 前記容器内の着色した水に浸す前に、前記被染色用紙を揉んでおくことを特徴とする請求項1に記載の紙のカラーリング方法。
JP2002145424A 2002-05-20 2002-05-20 紙のカラーリング方法 Expired - Lifetime JP4058714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145424A JP4058714B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 紙のカラーリング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002145424A JP4058714B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 紙のカラーリング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003336190A JP2003336190A (ja) 2003-11-28
JP4058714B2 true JP4058714B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=29704751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002145424A Expired - Lifetime JP4058714B2 (ja) 2002-05-20 2002-05-20 紙のカラーリング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4058714B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7452912B1 (ja) 2023-09-07 2024-03-19 一般社団法人ブラッサムアート協会 造花用の紙のグラデーションカラーリング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7452912B1 (ja) 2023-09-07 2024-03-19 一般社団法人ブラッサムアート協会 造花用の紙のグラデーションカラーリング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003336190A (ja) 2003-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5910005A (en) Candleforming method
KR102385363B1 (ko) 백모를 이용한 달팽이꽃 브로치의 제조방법
CN103317936A (zh) 一种麦秸工艺画的制作方法
JP4058714B2 (ja) 紙のカラーリング方法
KR102333386B1 (ko) 모발을 이용한 목단 잎사귀 제조방법
JP3146909U (ja) 加工花
JP7452912B1 (ja) 造花用の紙のグラデーションカラーリング方法
CN1961768A (zh) 人造羽毛花的制作方法
Bonifant Art and survival: A look at Textiles in the Gambia
KR102452056B1 (ko) 백모를 이용한 머리 장식용 꽃의 제조 방법
KR102676609B1 (ko) 백모를 이용한 카네이션 그립톡의 제조방법
Johnston The Book of Paper Quilling: Techniques & Projects for Paper Filigree
Lodia The Manufacture of Artificial Flowers on the Riviera
Williams Wax-Flower Modelling Made Easy (Excerpts)
US1970265A (en) Artificial flower
JPH01174683A (ja) 人工毛髪の染色法
JP3047935U (ja) 造花用紙
JP2002302819A (ja) 造花および造花の製造方法
US1657184A (en) Artificial flower
JPS61124614A (ja) 布製造花の製造方法
JP2952383B2 (ja) めのう等の染分け着色方法
JPS6351200A (ja) 転写捺染法
KR200291752Y1 (ko) 조화 연꽃잎편의 제조장치
JP2008031616A (ja) 花弁・葉の一枚一枚の内部にまでワックスを浸み込ませた布で組み立て作られた、変形、変色のない布製造花。
WO2003090571A1 (en) Method of making miniature plants or flowers and kit therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4058714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term