JP4057310B2 - Release pulling jig for pipe joint and release pulling method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、継手本体に差し込むことにより、継手本体に係止状態に接続されている管の係止状態を解除して引抜くための管継手の解除引抜き治具及び解除引抜き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅向け給水給湯配管として、近年、架橋ポリエチレン管やポリブテン管などの樹脂配管材が広く普及している。これら樹脂配管用の管継手は、真鍮からなる継手本体に袋ナットを締め込むことにより、配管を接続する方法が採られている。正しく施工されれば、漏水などの事故もなく優れた管継手であるが、袋ナットの締め付け量の過不足などにより漏水が発生する場合があった。
【0003】
また、狭い作業スペースでの管の接続や取り外し作業は作業性が悪く、施工時間が掛かるという問題点があった。このような問題点に対し、現場作業者の熟練に頼ることなく、配管接続を容易に短時間で施工できる管継手が検討されてきた。その管継手は、継手本体に管の端末を差し込むだけで管の接続が完了する構造を有するものである。
【0004】
図7は、従来の外止水方式のワンタッチ継手を示し、継手本体1にはその軸方向に内腔2が貫通して設けられている。継手本体1の前端部には内腔2より大径の管差込み部3が設けられ、その外側にはさらに大径の凹陥部4が設けられている。
【0005】
凹陥部4の奥部にはOリングからなる止水部材5が収納され、その外側にはワッシャ6を挟んで複数の係止爪7を有するCリング状の係止部材8が挿入されている。この係止部材8は継手本体1に螺合固定された蓋部材9によって継手本体1に取り付けられている。管10の端末には予めスリーブ部材11が挿入されている。
【0006】
このように構成されたワンタッチ継手は、管10の端末に挿入したスリーブ部材11を管差込み部3に差し込むことにより、管10の外周面が止水部材5によって封止され、管10の外周面に係止部材8の係止爪7が係止される。従って、管10を継手本体1に差込み挿入するのみで接続可能であり、管10の外周面が止水部材5によって封止されるとともに、係止爪7によって管10の抜け出しを防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した管継手によれば、特別な熟練度を要求されることなく、短期間で接続が完了することができるが、一旦管10を継手本体1に接続するとそれを取り外すことができず、継手本体1も含め交換する必要があった。実際の施工現場では、しばしば、継手本体1の接続箇所を間違えて配管する場合があり、そのやり直し作業は、継手本体1ごと交換するという極めて不経済な方法であった。
【0008】
そこで、図8に示すように、円周の一部に切れ目を有する略C字状の解除治具12に複数の爪13を設け、この爪13を蓋部材9の内周に設けた溝7aに挿入することにより、継手本体1の内部にある係止部材8を拡径し、管10の接続を解除できる管継手が開発されている。
【0009】
また、管継手と解除治具とを一体化したものとしては、特開平10−281374号公報が知られている。この管継手は、特に治具を必要とせず、管の着脱を容易に行うことができるが、管を切断せずに着脱できるため、マニュアルに違反して係止部材の傷跡が付いた管10がそのまま再使用されることがあり、傷跡による密閉性能が低下するという問題があった。
【0010】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、継手本体に対して管を間違えて接続しても、継手本体から管を取り外すことができると共に、係止傷が付いた管を再使用することを防止できる管継手の解除引抜き治具及び解除引抜き方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、継手本体に管差込み部及び係止部材を設け、管を前記継手本体の管差込み部に差し込むことにより、管が前記係止部材に係止される管継手の、前記管と係止部材との係止状態を解除して管を継手本体から引き抜く管継手の解除引抜き治具において、前記解除引抜き治具は、前記継手本体に接続された前記管を所定の長さに切断し、切断した管の端部から嵌合して前記管と係止部材との間に挿入して前記係止部材を拡径して管との係止状態を解除する円環状の解除治具と、切断した前記管の端部から管内に挿入して前記継手本体に接続された前記管の端面に係止し、前記管を引き抜く引抜き治具とを具備したことを特徴とする。
【0012】
請求項2は、請求項1の前記解除治具は、その一端側に前記係止部材を拡径する爪を有していることを特徴とする。
【0013】
請求項3は、請求項1の前記引抜き治具は、前記解除治具の不使用時に、該解除治具を収納する解除治具収納部を有していることを特徴とする。
【0014】
請求項4は、請求項3の前記引抜き治具は、取手を有し、この取手に前記解除治具収納部を設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項5は、請求項3の前記引抜き治具は、取手を有し、この取手に前記解除治具の爪部を含む筒状部が密に外嵌される嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項6は、継手本体に管差込み部及び係止部材を設け、管を前記継手本体の管差込み部に差し込むことにより、管が前記係止部材に係止される管継手の、前記管と係止部材との係止状態を解除して管を継手本体から引き抜く管継手の解除引抜き方法において、前記管を所定の長さに切断し、円環状の解除引抜き治具を、切断した前記管の端部から嵌合して前記管と係止部材との間に挿入して前記係止部材を拡径して管との係止状態を解除し、切断した前記管の端部から管内に引抜き治具を挿入して前記継手本体に接続された前記管の端面に係止し、前記管を引き抜くことを特徴とする。
【0016】
請求項によれば、継手本体に接続された管を切断し、継手本体の外部から解除治具を管と係止部材との間に挿入することにより、係止部材が拡径して管との係止状態を解除される。この状態で、前記管を継手本体から残った管端部を引き抜くことができる。引く抜いた管は係止部材の傷跡が残っているため廃棄し、残った管の端末を継手本体に差し込むことにより、気密状態に接続することができる。
さらに、一旦接続された管を必ず切断しなければ解除治具を挿入させることができないので、再接続の場合は常に傷の無い管が挿入されることになり、継手の性能を落とすような要因を排除できる。また、持ち運び及び取り扱い時に解除治具の爪の変形等を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
(第1の実施の形態)
図1は解除引抜き治具を分解して示し、(a)は引抜き治具の一部切欠した側面図、(b)は解除治具の半縦断側面図、(c)は同じく正面図、図2は解除治具と引抜き治具とを一体的に結合した状態の一部切欠した側面図である。
【0021】
この発明の解除引抜き治具は、図1及び図2に示すように、解除治具21と引抜き治具22とから構成されている。解除治具21は、前記管10に嵌合できる内径を有する円環状の治具本体23で、軸方向の一端部における外周面には雄ねじ部24が設けられている。治具本体23の前記一端部には周方向に等間隔に複数の爪25が軸方向の突出して設けられている。これら爪25は薄肉で、後述する管継手の蓋部材9の溝7aの曲率に沿って円弧状に形成されている。
【0022】
前記引抜き治具22は、棒状で、その先端部には軸方向に対して直角に突出する引掛け部26が一体に設けられている。引抜き治具22の基端部には円錐状の取手27が一体に設けられている。取手27の基端部には凹陥部からなる解除治具収納部28が設けられている。この解除治具収納部28は、治具本体23の雄ねじ部24と螺合する雌ねじ部29を有し、その奥部には治具本体23から突出する爪25を収納する凹部30を有している。
【0023】
従って、解除治具21の不使用時には、治具本体23の爪25を解除治具収納部28の凹部30に収納し、雄ねじ部24を雌ねじ部29に螺合することにより、解除治具21と引抜き治具22とを一体化できる。しかも、解除治具21と引抜き治具22とを一体化することにより、解除治具21の爪25が解除治具収納部28に収納されることから、持ち運び時や取り扱い時に爪25が他の部材と干渉して変形させたり、破損させることを未然に防止できる。
【0024】
前記解除治具21の材質は、係止部材8に損傷を与える物でなければ特に限定されないが、継手本体1に挿入された管10の外面を傷つけることなく、かつ、係止部材8を痛めることなくそれを拡径し、継手本体1の内部に挿入しやすくするためには、金属などよりも、樹脂などの適度な柔軟性を持った材料が好ましく、例えば、塩化ビニール、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの成型品が好都合である。従って、前述のように、解除治具収納部28を設けることが爪25を保護することで重要なことである。
【0025】
次に、図3及び図4に基づいて管継手の接続手順及び前述のように構成された解除引抜き治具を用いて管を引抜く方法を説明する。なお、図3及び図4において、継手本体及び管は、図7に示した従来例と同一構成であるため、同一番号を付して説明を省略する。
【0026】
図3(a)に示すように、継手本体1に対して接続する管10の端末に円筒状のスリーブ11を挿入し、管10の扁平を修正し、外径を円形に規制する。スリーブ11が挿入された管10を図3(a)の矢印方向Aに継手本体1に挿入すると、図3(b)に示すように、管10は継手本体1の管差込み部3に接続される。
【0027】
管10を管差込み部3に差し込むことにより、管10の外周面が止水部材5によって封止され、管10の外周面に係止部材8の係止爪7が係止される。従って、管10を継手本体1に差込み挿入するのみで接続可能である。管10の外周面は止水部材5によって封止されるとともに、係止爪7によって管10の抜け出しを防止できる。
【0028】
ところで、施工現場で継手本体1に対して管10を間違えて接続してしまった場合、管10を接続し直す作業が必要となる。このとき、この実施形態では、図3(c)に示すように、継手本体1の近傍で、パイプカッターによって管10を切断する。そして、図3(e)に示すように、管10に対して円環状の解除治具21を嵌合できるようにする。
【0029】
そして、図3(e)に示すように、管10に対して解除治具21を嵌合し、継手本体1の方向にスライドさせると、爪25が管10と係止部材8との間に挿入され、係止部材8が拡径される。従って、管10の外周面に対する係止爪7の係止状態が解除される。
【0030】
次に、図4(a)に示すように、継手本体1の外部から引抜き治具22の先端部を管10の内部、実際にはスリーブ11の内部に挿入し、引掛け部26をスリーブ11の端面に係止させる。この状態で、引抜き治具22の取手27を持って引抜き治具22を継手本体1の外方に引っ張ると、図4(b)に示すように、スリーブ11が挿入された管10は継手本体1から引抜かれる。
【0031】
継手本体1から引抜かれたスリーブ11付きの管10は、その外周面には係止部材8との係止によって傷跡が残っているため、廃棄されるが、スリーブ11は再使用可能である。そこで、図4(c)に示すように、引抜き治具22の先端部をスリーブ11の反対側から挿入し、引掛け部26をスリーブ11の端面に係止して管10から引抜くことができる。このとき、管10に予め挿入されたスリーブ11をラジオペンチやドライバーなどを用いて、無理に抜こうとすると、スリーブ11に損傷を与え、破損や漏水の原因となり管継手の密閉性能を低下させることになるが、引抜き治具22を用いることにより、管継手の性能を落とすような要因を排除できるのである。
【0032】
そして、切り落として残った管10の端末に前述と同様にスリーブ11を挿入して図3(a)(b)の手順で継手本体1の管差込み部3に管10を差し込むことにより、管10の外周面に傷跡のない部分を接続することができる。
【0033】
このように、解除治具21を円環状に形成することにより、一旦接続された管10を切り落とし、端部を形成させなければ解除治具10を挿入させることができない。従って、再接続の場合は常に傷の無い管10が挿入されることになり、管継手の性能を落とすような要因を排除できるのである。
【0034】
(第2の実施形態)
図5及び図6は解除引抜き治具を示し、図5(a)は引抜き治具の側面図、(b)は解除治具の半縦断側面図、(c)は同じく正面図、図6(a)は解除治具と引抜き治具とを分解した一部切欠した側面図、(b)は解除治具と引抜き治具とを一体的に結合した状態の一部切欠した側面図である。
【0035】
本実施形態の解除引抜き治具は、図5及び図6に示すように、解除治具31と引抜き治具32とから構成されている。解除治具31は、管10に嵌合できる内径を有する円環状の治具本体33で、軸方向の一端面には凹陥部34が設けられ、この内周面には雌ねじ部34aが設けられている。治具本体33の前記一端部には周方向に等間隔に複数の爪35が軸方向の突出して設けられている。これら爪35は薄肉で、治具本体21の内周面の曲率に沿って円弧状に形成されている。
【0036】
前記引抜き治具32は、棒状で、その先端部には軸方向に対して直角に突出する引掛け部36が一体に設けられている。引抜き治具32の基端部には略円柱状の取手37が一体に設けられている。取手37には解除治具31の凹陥部34と嵌合可能な大径円柱部38が設けられ、この大径円柱部38の外周面には雄ねじ部38aが設けられている。大径円柱部38の隣側には解除治具31の内径と密に嵌合する小径円柱部39が設けられている。
【0037】
従って、解除治具31の不使用時には、解除治具31を引抜き治具32の先端部側から引抜き治具32に嵌合し、解除治具31の雌ねじ部34aを引抜き治具32の雄ねじ部38aに螺合することにより、解除治具31と引抜き治具32とを一体化できる。しかも、解除治具31と引抜き治具32とを一体化することにより、解除治具31の爪35が引抜き治具32の小径円柱部39に密着状態となる。従って、解除引抜き治具の持ち運び時や取り扱い時に爪35を他の部材に干渉させて変形させたり、破損させることを未然に防止できる。
【0038】
このように、解除引抜き治具は、継手本体1から管10の接続解除から再接続までの一連の作業においてセットで用いられることから、一体化しておくことが好ましい。この一体化させる場合、解除治具31の爪35を保護するように一体化させることが望ましい。前述のように爪35は、継手本体31の内部の狭い空間に挿入されるため、本治具を持ち運び時などに傷や変形などをすると使用不能になるからである。
【0039】
なお、前記実施形態においては、引抜き治具の先端部に軸心に対して直角に片側へ突出する引掛け部を設けたが、引抜き治具の先端部に軸心と同軸に傘状に突出する引掛け部を設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、管を継手本体の係止部材に係止して接続する管継手において、継手本体に誤って接続された管の解除、再接続を極めて作業性良く、容易に行うことができる。
【0041】
また、解除引抜き方法によれば、一旦接続された管を切り落とし、端部を形成してから管を引抜くため、再接続の場合は常に傷の無い管が挿入されることになり、管継手の性能を落とすような要因を排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の解除引抜き治具を分解して示し、(a)は引抜き治具の一部切欠した側面図、(b)は解除治具の半縦断側面図、(c)は同じく正面図。
【図2】同実施形態を示し、解除治具と引抜き治具とを一体的に結合した状態の一部切欠した側面図。
【図3】同実施形態示し、(a)〜(e)は作用を説明するための半縦断側面図。
【図4】同実施形態示し、(a)〜(c)は作用を説明するための半縦断側面図。
【図5】この発明の第2の実施形態の解除引抜き治具を分解して示し、(a)は引抜き治具の一部切欠した側面図、(b)は解除治具の半縦断側面図、(c)は同じく正面図。
【図6】同実施形態を示し、(a)は解除治具と引抜き治具とを分解した状態の一部切欠した側面図、(b)は解除治具と引抜き治具とを一体的に結合した状態の一部切欠した側面図。
【図7】従来のワンタッチ継手を示し、(a)は継手本体の半縦断側面図、(b)は同じく正面図、(c)は管の半縦断側面図。
【図8】従来のワンタッチ継手を示し、(a)は解除治具の半縦断側面図、(b)は同じく正面図。
【符号の説明】
1…継手本体
3…管差込み部
8…係止部材
10…管
11…スリーブ
21…解除治具
22…引抜き治具
25…爪[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint releasing / extracting jig and an extracting / extracting method for releasing a pipe connected to the joint main body in a locked state by being inserted into the joint main body.
[0002]
[Prior art]
In recent years, resin piping materials such as cross-linked polyethylene pipes and polybutene pipes are widely used as water supply and hot water supply pipes for houses. For these pipe joints for resin piping, a method is adopted in which pipes are connected by fastening cap nuts to a joint body made of brass. If constructed correctly, it is an excellent fitting without accidents such as water leakage, but water leakage may occur due to excessive or insufficient tightening of cap nuts.
[0003]
In addition, connecting and removing pipes in a narrow work space has a problem in that workability is poor and construction time is required. In order to solve such problems, pipe joints that can be easily connected in a short time without depending on the skill of field workers have been studied. The pipe joint has a structure in which the connection of the pipe is completed simply by inserting the end of the pipe into the joint body.
[0004]
FIG. 7 shows a conventional water-stop type one-touch joint, and a
[0005]
A
[0006]
In the one-touch joint configured in this way, the outer peripheral surface of the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the pipe joint described above, the connection can be completed in a short time without requiring special skill, but once the
[0008]
Therefore, as shown in FIG. 8, a plurality of
[0009]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-281374 is known as an integrated pipe joint and release jig. This pipe joint does not particularly require a jig and can be easily attached / detached. However, since the pipe can be attached / detached without cutting, the
[0010]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and the object thereof is to be able to remove the pipe from the joint body even if the pipe is mistakenly connected to the joint body. It is an object of the present invention to provide a release pulling jig and a release pulling method for a pipe joint that can prevent a pipe with a mark from being reused.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention provides a pipe main body having a pipe insertion portion and a locking member, and the pipe is inserted into the pipe insertion portion of the joint main body so that the pipe is locked. In a pipe joint release pulling jig for releasing a pipe joint that is locked to a member and releasing the locked state between the pipe and the locking member and pulling out the pipe from the joint main body, the release pulling jig is the joint main body. The pipe connected to the pipe is cut into a predetermined length, fitted from the end of the cut pipe , inserted between the pipe and the locking member, the diameter of the locking member is increased, and the pipe An annular release jig for releasing the locking state of the pipe, and a pulling jig for inserting the pipe into the pipe from the cut end of the pipe and engaging with the end face of the pipe connected to the joint body, and pulling out the pipe It is characterized by comprising a tool.
[0012]
A second aspect of the invention is characterized in that the release jig of the first aspect has a claw for expanding the diameter of the locking member on one end side thereof .
[0013]
According to a third aspect of the present invention, the drawing jig according to the first aspect has a release jig storage portion for storing the release jig when the release jig is not used .
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, the drawing jig according to the third aspect has a handle, and the release jig storage portion is provided in the handle .
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, the drawing jig according to the third aspect has a handle, and a fitting portion is provided on the handle so that the cylindrical portion including the claw portion of the release jig is closely fitted. Features .
[0016]
According to claim, disconnect the connected pipe to the joint body, by inserting between the tube and the locking member to release jig from the outside of the joint body, and the tube engaging member is diametrically enlarged The locked state of is released. In this state, the pipe end portion remaining from the joint body can be pulled out of the pipe. The pulled pipe is discarded because the scar of the locking member remains, and can be connected in an airtight state by inserting the end of the remaining pipe into the joint body.
Furthermore, since the release jig cannot be inserted unless the connected pipe is cut off, a pipe with no flaws is always inserted in the case of reconnection, which causes a decrease in joint performance. Can be eliminated. Further, it is possible to prevent deformation of the pawl release jig during lifting Chi carrying and handling.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0020]
(First embodiment)
FIG. 1 is an exploded view of a release / drawing jig, (a) is a side view of the extraction jig partially cut away, (b) is a half-longitudinal side view of the release jig, and (c) is a front view of the same. 2 is a partially cutaway side view of the state where the release jig and the extraction jig are integrally coupled.
[0021]
As shown in FIGS. 1 and 2, the release drawing jig of the present invention is composed of a
[0022]
The pulling
[0023]
Accordingly, when the
[0024]
The material of the
[0025]
Next, based on FIG.3 and FIG.4, the connection procedure of a pipe joint and the method of extracting a pipe | tube using the cancellation | release drawing jig comprised as mentioned above are demonstrated. 3 and 4, the joint body and the pipe have the same configuration as the conventional example shown in FIG.
[0026]
As shown in FIG. 3A, a
[0027]
By inserting the
[0028]
By the way, when the
[0029]
Then, as shown in FIG. 3 (e), when the
[0030]
Next, as shown in FIG. 4 (a), the distal end portion of the
[0031]
The
[0032]
Then, the
[0033]
Thus, by forming the
[0034]
(Second Embodiment)
5 and 6 show the release / drawing jig, FIG. 5 (a) is a side view of the drawing jig, (b) is a half-longitudinal side view of the releasing jig, (c) is a front view, and FIG. a) is a partially cutaway side view in which the release jig and the extraction jig are disassembled, and (b) is a partially cutaway side view in a state where the release jig and the extraction jig are integrally coupled.
[0035]
As shown in FIGS. 5 and 6, the release drawing jig of the present embodiment includes a
[0036]
The pulling
[0037]
Therefore, when the
[0038]
Thus, since the release drawing jig is used as a set in a series of operations from connection release to reconnection of the
[0039]
In the above-described embodiment, a hooking portion that protrudes to one side at a right angle to the axis is provided at the tip of the extraction jig. However, the tip of the extraction jig protrudes in an umbrella shape coaxially with the axis. A hooking portion may be provided.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a pipe joint in which a pipe is locked and connected to a locking member of the joint main body, the release and reconnection of the pipe erroneously connected to the joint main body can be performed with excellent workability. Can be done easily.
[0041]
Also, according to the release pulling method, the pipe once connected is cut off and the end is formed, and then the pipe is pulled out. Factors that degrade performance can be eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded view of a release pulling jig according to a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1 (a) is a side view with a part of the pulling jig cut out, and FIG. (C) is also a front view.
FIG. 2 is a partially cutaway side view showing the embodiment, in a state where a release jig and a drawing jig are integrally coupled.
FIG. 3 shows the same embodiment, and (a) to (e) are half-vertical side views for explaining the operation.
FIG. 4 shows the same embodiment, and (a) to (c) are semi-vertical side views for explaining the operation.
FIGS. 5A and 5B are exploded views of a release drawing jig according to a second embodiment of the present invention, in which FIG. 5A is a partially cutaway side view of the drawing jig, and FIG. (C) is also a front view.
6A and 6B show the same embodiment, in which FIG. 6A is a partially cutaway side view of a state in which the release jig and the extraction jig are disassembled, and FIG. The side view partly cut away in the combined state.
FIGS. 7A and 7B show a conventional one-touch joint, wherein FIG. 7A is a half longitudinal side view of the joint body, FIG. 7B is a front view thereof, and FIG. 7C is a half longitudinal side view of the pipe;
8A and 8B show a conventional one-touch joint, in which FIG. 8A is a side view of a half of a release jig, and FIG. 8B is a front view of the same.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記解除引抜き治具は、前記継手本体に接続された前記管を所定の長さに切断し、切断した管の端部から嵌合して前記管と係止部材との間に挿入して前記係止部材を拡径して管との係止状態を解除する円環状の解除治具と、
切断した前記管の端部から管内に挿入して前記継手本体に接続された前記管の端面に係止し、前記管を引き抜く引抜き治具とを具備したことを特徴とする管継手の解除引抜き治具。A pipe insertion part and a locking member are provided in the joint body, and the pipe and the locking member of the pipe joint in which the pipe is locked to the locking member by inserting the pipe into the pipe insertion part of the joint body. In the release pulling jig of the pipe joint that releases the locking state and pulls the pipe from the joint body,
The release pulling jig cuts the pipe connected to the joint body into a predetermined length, fits from an end of the cut pipe, and inserts it between the pipe and the locking member. An annular release jig that expands the locking member to release the locking state with the pipe;
A pipe joint release pulling device, comprising: a drawing jig that is inserted into a pipe from an end portion of the cut pipe and is engaged with an end face of the pipe connected to the joint main body to pull out the pipe. jig.
前記管を所定の長さに切断し、円環状の解除引抜き治具を、切断した前記管の端部から嵌合して前記管と係止部材との間に挿入して前記係止部材を拡径して管との係止状態を解除し、The tube is cut to a predetermined length, and an annular release pulling jig is fitted from the end of the cut tube and inserted between the tube and the locking member to insert the locking member. Increase the diameter to release the locked state with the pipe,
切断した前記管の端部から管内に引抜き治具を挿入して前記継手本体に接続された前記管の端面に係止し、前記管を引き抜くことを特徴とする管継手の解除引抜き方法。A method of releasing a pipe joint, comprising: inserting a drawing jig into the pipe from the cut end of the pipe, engaging with the end face of the pipe connected to the joint body, and pulling out the pipe.
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