JP4056719B2 - Program information changing method, receiving apparatus and computer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組情報変更方法、受信装置、番組情報送信方法、及び番組情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル放送が本格化されつつある今日、既に実現されているBS放送やCS放送、ケーブルテレビ放送はもとより、地上波デジタル放送の実現も目前のものとなってきている。また、それに伴って大容量ハードディスクを備えたテレビも発売されてきている。一方、インターネット等の通信回線の高速化に伴い、テレビチューナを備えたパーソナルコンピュータでテレビを見ることもできるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況下で、テレビ放送の多チャンネル化がより一層促進されると、数多くあるチャンネルや番組の中から視聴者が主体的に見たい番組やチャンネルを選ぶようになってくる。その一方、主として民間放送局における番組の製作は、当該番組を介して宣伝広告を行いたいと考えるスポンサーから提供される資金に頼っており、その番組を放送している間にスポンサーのコマーシャル(CM)を如何に視聴者に見させることができるかが問題となる。具体的に言うと、例えば視聴者がテレビのハードディスクに見たい番組を記録しておき、後でその番組を見るような場合、視聴者がCM部分だけを飛ばして番組を見るようになると、そのCMで宣伝活動を行いたいスポンサーにとっては当該番組に資金提供している意味がなくなってしまうことになる。
【0004】
そこで本発明は、以上のような問題を解決するために、番組視聴の際に、視聴者によってCMや特定のシーン等の番組の一部分だけが飛ばされることを防止するようにしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の番組情報変更方法は、番組を構成する一部分の情報を識別する情報である識別情報が記録された番組情報に、任意に識別情報を記録するようにしたものである。
【0006】
ここで、「番組を構成する一部分」とは、ある番組における一シーンや一コーナー、あるいは一CM等のいずれかの部分を指す意味である。そして「識別情報」には、前記一部分の情報の開始地点、又は開始地点と終了地点の両方など、当該部分の位置(部位)を識別するものである。
【0007】
また、「任意に」とは、例えば乱数等を用いて「ランダムに」という意味である。
【0008】
さらに、「記録する」ことには、新規に記録することに加えて、既にある情報の間に挿入すること、上書きすることなども含まれる。
【0009】
このように、識別情報が記録された番組情報に任意に識別情報を記録して番組情報を更新することで、例えばCMであることを示す識別情報が、本来その識別情報があるべき箇所か否かに拘わらず任意の箇所に記録されることになるため、このような番組情報を受信した側では本当のCMを示す情報がどこにあるのかを識別情報に基づいて判断することができなくなり、CMの部分だけをカットして見ることが困難となる。したがって、視聴者に対して番組のスポンサーの希望通りにCMを見せて有効に宣伝広告を行うことができるようになる。
【0010】
このように、CMが番組情報のうちどこにあるのかを識別しにくいようにして、視聴者にCMを確実に視聴させるようにする方法としては、CM識別情報を任意に記録する他に、番組を構成する一部分の情報を識別する情報である識別情報が記録された番組情報に、一定の方法に基づいてCM識別情報を記録するようにすることもできる。
【0011】
一方、テレビ等の番組を見る側の受信装置においても同様に、CM識別情報が記録された番組情報を受け付ける番組情報受付部と、前記番組情報受付部で受け付けた番組情報にCM識別情報を書き込むCM識別情報記録部と、前記CM識別情報記録部における結果を蓄積する番組情報蓄積部とを備えたものとすることで、CM識別情報に基づく番組情報中の本来のCMを示す情報の所在を識別できなくすることができるのでCMだけを飛ばすことを防止することが可能となる。この場合、前記番組情報受付部において受け付ける番組情報は、既にCM識別情報の所在を識別し難いように番組情報を変更したものであってもよいし、本来の位置にCM識別情報を記録した正規の情報であってもよい。
【0012】
ところで、デジタル放送においては、映像や音声等の情報が例えばMPEG等の情報圧縮技術を利用して圧縮された状態で放送される。このような情報圧縮技術では、一連の関連する映像のうち例えば最初の映像を基準映像としそれ以後の映像を基準映像との差分映像とすることによって、情報の圧縮が行われている。そして、基準映像と差分映像とを組にしてセット映像を作成し、複数のセット映像を連続的に構成することによって一つの番組を構成するようにしている。一方、テレビ側ではこのようにして圧縮された情報をデコードすることによって通常の番組として視聴できるようにしている。すなわち、ごく簡略化して説明すると、例えばCMに係る情報が一のセット映像として存在しており、そのCMに対応するセット映像が番組のコンテンツに係る複数のセット映像の間に挿入されている場合、CMに係る映像の最初の映像がそれ以前のセット映像とは異なる基準映像となっているため、その基準映像を認識できなければテレビ側でCM部分のセット映像を飛ばすことができないことになる。そこで、このように例えばCMを示すセット映像の最初の基準映像の所在を容易には認識できないようにするには、基準となる映像である一の基準映像と一の基準映像との差分の映像である1以上の差分映像の組であるセット映像が複数、連続的に構成されている番組情報を受け付ける番組情報受付ステップと、前記番組情報受付ステップで受け付けた番組情報を構成するセット映像の基準映像を前のセット映像を構成する最終の差分映像からの差分の映像に変更する基準映像変更ステップとによって番組情報を変更するようにすることが望ましい。
【0013】
一方、テレビ側の受信装置においても同様に、基準となる映像である一の基準映像と一の基準映像との差分の映像である1以上の差分映像の組であるセット映像が複数、連続的に構成されている番組情報を受け付ける番組情報受付部と、前記番組情報受付部で受け付けた番組情報を構成するセット映像の基準映像を前のセット映像を構成する最終の差分映像からの差分の映像に変更する基準映像変更部と、前記基準映像変更部での結果物である番組情報を蓄積する番組情報蓄積部とを備えることで、例えばCMの始まりを示す基準映像の所在を認識できないようにしてその基準映像に基づくセット映像を飛ばすことができないようにしつつ、当該番組情報に基づくを視聴できるようにすることができる。なお、基準映像変更部は、例えば通常のMPEGのエンコード技術等で実現することができる。
【0014】
他方、番組の一部分を飛ばして視聴することができないように講じた番組情報送信方法には、番組を構成する一部分の情報を識別する情報である識別情報が記録された番組情報における識別情報を暗号化する暗号化ステップと、前記暗号化ステップにおいて暗号化された識別情報が記録された番組情報を送信する送信ステップとを含む方法が挙げられる。
【0015】
このような番組情報送信方法によって送信された番組情報を処理する受信側における情報の処理方法としては、前記送信ステップにおいて送信された番組情報を受信する受信ステップと、前記暗号化ステップにおいてされた暗号を解くカギを取得する鍵取得ステップと、前記鍵取得ステップにおいて取得された鍵を用いて、前記受信ステップにおいて受信した番組情報中の暗号化された識別情報の暗号を解く暗号解除ステップと、前記暗号解除ステップにおける結果の情報である番組情報を格納する番組情報格納ステップとを含む方法が挙げられる。
【0016】
ここで、「格納する」ことには、情報をハードディスクやメモリ等の記録媒体に保持させることの他、受信したデータを一時メモリに保持することも含む概念である。
【0017】
このようにすることで、暗号化された識別情報の暗号を解除して、番組中の特定の部分に係る情報の所在を認識し、その部分だけを飛ばして視聴することができるようになる。
【0018】
具体的に、CMに係る部分だけを飛ばして視聴できるようにするには、前記識別情報がコマーシャルを識別するCM識別情報であり、前記番組情報格納ステップにおいて格納された番組情報を再生する際に、前記CM識別情報で識別されるコマーシャルを飛ばして、番組情報を再生する番組情報再生ステップとさらに含めるとよい。しかしながら、視聴者がCMを飛ばしてしまうと当該番組を通じてのスポンサーに係る宣伝広告活動を好適に行うことができないため、前記鍵の利用に対して課金する課金ステップをさらに設けることによって、CM飛ばしを有効に防止できるようになる。
【0019】
ここで、「課金する」とは、前記鍵の利用回数を計数したり、その計数した鍵利用回数や月ごと等の契約事項に基づいて料金を算出することを含むことを意味している。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0021】
ここで、以下に説明する各実施形態は、いずれもテレビ放送局から発信されるデジタル放送を、各ユーザがテレビ受像機で視聴する場合について示したものである。この放送システム全体の機器構成は、各実施例において共通であるため、まず図1にその概略図を示して説明する。同図中、Sは放送局に設置されたセンタコンピュータであり、このセンタコンピュータSで制作、編集された番組情報が送信機Pa等を通じて送信されている。この送信形態は、BSやCS等の人工衛星を介するもの、地上波を介するもの、ケーブルテレビやインターネットを介するものなど、特に限定されることはない。一方、同図中TVは、放送を視聴する各ユーザが使用するテレビ受像機であり、デジタルテレビ放送用チューナTN、このチューナTNに接続されたディスプレイD及びハードディスクHDDやアンテナ(図示省略)等を有している。なお、チューナTN,ディスプレイD,ハードディスクHDD等はそれぞれケーブル等で接続された別体をなすものであってもよいし、それらを一体に内蔵したものでもよい。また、テレビ受像機としてチューナ機能やハードディスク機能を備えた一般的なパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話等を使用してもよい。
【0022】
具体的に、センタコンピュータSは、図2に示すようにCPU1001、内部メモリ1002、HD等の外部記憶装置1003、キーボードやマウス等からなる入力手段1004、ディスプレイ等の表示手段1005、送信機Paとの通信インタフェース1006等を有しており、その他にデータベース機能等のサーバコンピュータとしての一般的な機能を備えている。ここではこのセンタコンピュータを一台のコンピュータとして示しているが、番組情報の加工処理等は外部の番組製作会社で行い、放送局はそこから得た番組情報を放送する行為のみを行うようにしてもよい。これらセンタコンピュータSの各機能を分散させて複数のコンピュータで行う場合は、各コンピュータが全体としてセンタコンピュータとして機能しているものとする。
【0023】
一方、テレビ受像機TVにおけるチューナTNは、図3に示すように、CPU1011、内部メモリ1012、入力手段1013、放送局から放送されている情報を受信する受信手段1014、ハードディスクHDDやディスプレイD等の周辺機器との通信インタフェース1015等を有し、その他にも一般的なデジタルテレビ用チューナとしての諸機能を有するものである。そして、チューナTNで受信した情報は、一旦ハードディスクHDDに格納された後ユーザの所定の操作によりディスプレイDに表示されるか、あるいは放送時にリアルタイムでディスプレイDに表示されることによって、ユーザに視聴されることになる。
【0024】
以下、本システムに基づく第1〜第3実施形態について具体的に説明する。
【0025】
<第1実施形態>
本実施形態において、センタコンピュータSは、その記憶装置1003等に記憶させたプログラム等にしたがってCPU1001や周辺機器が作動し、図4に示すように、番組情報管理部1、CM識別情報記録部2、番組情報送信部3等としての機能を発揮する。なお、前記プログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してあるものをインストールしたり、インターネット等の電気通信回線を通じて受信しインストールしてもよい。
【0026】
具体的に、番組情報管理部1は、制作された各番組情報を番組情報データベースDB1等に蓄積し管理するものである。ここで管理されている各番組情報は、例えば図5(a)に示すように、時系列に並べられた番組データとして蓄積されている。この番組データは、当該番組の本質となる具体的内容(コンテンツ)を示す部位である番組本体データと、スポンサー企業等の宣伝内容を示すCMデータとから構成されている。そして、各CMデータには、その開始時刻及び終了時刻に対応するデータの部位に、CM識別子01(開始),02(終了)が記録されている。
【0027】
CM識別情報記録部2は、前記番組情報における任意の箇所に、CM識別子01又は02を書き加えて記録するものである。これらCM識別子01,02を記録する箇所は乱数等に基づいてランダムに決定される。すなわち、番組本体データ及びCMデータの如何を問わず適宜にCM識別子01,02が新たに記録されることになり、当初にCM識別子01,02が附されていた箇所に上書きされることもあるし、それが消去されることもある。なお、CM識別子01,02の新たな記録は、任意になされるものとするのではなく、所定の規則に基づいて実行されるようにすることもできる。いずれにしても、番組情報管理部1で管理している番組情報がこのCM識別情報記録部2による作用の結果、変更されることになる。
【0028】
番組情報送信部3は、前記変更された番組情報に基づいて、ユーザのテレビ受像機TVに受信させるべく、当該番組情報を送信するものである。
【0029】
他方、テレビ受像機TVは、予め記憶されたプログラム、又は放送局から送信されダウンロードしたプログラム等にしたがってチューナTNのCPU1011やハードディスクHDD、ディスプレイD等の周辺機器が作動し、図4に示すように、番組情報受付部101、番組情報蓄積部102、番組再生部103等としての機能を発揮する。
【0030】
具体的に、番組情報受付部101は、前記センタコンピュータSの番組情報送信部3から送信された番組情報を受信して受け付けるものである。番組情報蓄積部102は、前記番組情報受付部101で受け付けた番組情報を、ハードディスクHDD等に蓄積しておくものである。また、番組再生部103は、前記番組情報蓄積部102に蓄積した番組情報に基づいて、ディスプレイに当該番組情報に対応する番組を再生し、映像の表示や音声出力の制御を行うものである。なお、番組再生部103では、前記番組情報受付部101で受け付けた番組情報を、リアルタイムで再生することもできる。
【0031】
次に、本実施形態のシステム利用の流れについて図6及び図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0032】
まず、放送局のセンタコンピュータSでは、番組情報データベース中のある番組情報に対して、CM識別子を任意に書き込むなどして記録する(図6;ステップS1)。記録された番組情報は、例えば図5(b)に示すように、本来のCMデータの開始位置及び終了位置に加えて、番組本体データの任意箇所にもCM識別子01,02が記録され変更された状態となる。次に、この変更された番組情報が前記番組情報データベース内において蓄積され(ステップS2)、所定の放送時刻になると送信されることになる(ステップS3)。
【0033】
これに対してユーザのテレビ受像機TVでは、送信された番組情報を受信して(図7;ステップS101)、蓄積しておき(ステップS102)、ユーザが当該番組を見たい時間に所定の操作を行うと、再生される(ステップS103)。このとき、当該テレビ受像機TVに番組情報中におけるCM識別子を認識してCMデータを飛ばして番組本体データのみを再生する機能が備わっていても、この番組情報には本来のCMデータ以外の箇所にもCM識別子が記録されているため、本来の正常な番組内容を視聴することはできないことになる。そのため、ユーザはCM部分を含めて番組全体を視聴せざるを得ず、その結果、スポンサー及び放送局の期待通りに当該番組の本体部分と併せてCMを通じた宣伝活動を行うことが可能である。
【0034】
なお、本実施形態では、センタコンピュータSにおいて番組情報にCM識別子を記録する場合について以上に説明したが、放送局側では正規のCM識別子が記録された番組情報を送信して、それを受信する受信装置たるテレビ受像機においてCM識別子を前記CM識別情報記録部2と同様に番組情報に記録し、その記録された番組情報を蓄積した上で再生するようにするように構成しても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。このような上記第1実施形態の変形例について、以下に説明する。
【0035】
すなわち、この変形例では、放送局側のセンタコンピュータSは所定のプログラム等に従って各部が作動することにより、図8に示すように、番組情報管理部1、番組情報送信部3等としての機能を発揮する。他方、テレビ受像機TVは所定のプログラム等に従って各部が作動することにより、番組情報受付部101、番組情報蓄積部102、番組再生部103、CM識別情報記録部104等としての機能を発揮する。
【0036】
ここで、センタコンピュータSにおける番組情報管理部1は、前記第1実施形態と同様に、制作、編集された各番組情報を番組情報データベースDB1等に蓄積するものであり、番組情報送信部3は、その蓄積された番組情報を送信するものである。ここで、蓄積されている各番組情報は、図5(a)に示した番組情報と同様に、番組本体データとCMデータとから構成されており、各CMデータには、その開始時刻及び終了時刻に対応するデータの部位に、CM識別子01,02が記録されている。
【0037】
また、テレビ受像機TVにおいて番組情報受付部101は、前記第1実施形態と同様に、前記番組情報送信部3により送信された番組情報を受信するものである。CM識別情報記録部104は、前記番組情報受付部101で受信した番組情報における任意の箇所に、CM識別子01又は02を書き加えて記録する、前記第1実施形態におけるCM識別情報記録部と同様の作用を奏するものである。そして、番組情報蓄積部102は、CM識別情報記録部104によってCM識別情報が書き加えられた番組情報を蓄積しておくものであり、また、番組再生部103は、前記番組情報蓄積部102に蓄積した番組情報に基づいて、当該番組情報に対応する番組を再生するものである。
【0038】
次に、本変形例におけるシステム利用の流れについて説明する。まず、センタコンピュータSでは、図10にフローチャートで示すように、予め制作・編集などされた番組情報を蓄積しておき(ステップS1’)、所定の放送時間になるとその番組情報を送信する(ステップS2’)。
【0039】
一方、テレビ受像機TVは、図11にフローチャートで示すように、前記送信された番組情報を受信すると(ステップS101’)、その番組情報にCM識別情報01又は02を記録し(ステップS102’)、さらにCM識別情報が記録された番組情報を蓄積する(ステップS103’)。ここで、CM識別情報01,02が書き加えられ記録された番組情報は、図5(b)に示したものと同様に、図12に示すように本来のCMデータの開始位置及び終了位置に加えて、番組本体データの任意箇所にもCM識別子01,02が記録され変更された状態となっている。そして、ユーザが当該番組を見たい時間に所定の操作を行うと、このような番組情報を再生する(ステップS104’)。
【0040】
以上に説明したような変形例であっても、前記実施形態のようにセンタコンピュータS側でCM識別情報を変更する場合と同様に、ユーザにCMを飛ばされることなく番組全体を視聴させることができる。
【0041】
<第2実施形態>
本実施形態では、センタコンピュータSは、所定のプログラム等に従って各部が作動することにより、図13に示すように番組情報受付部11、番組情報管理部12、基準映像変更部13、番組情報送信部14等としての機能を少なくとも発揮する。
【0042】
番組情報受付部11は、外部の番組制作会社や放送局内で制作された番組に係る番組情報を、インターネットやイントラネット、あるいはDVD−ROM等の記録媒体を通じて受け付けるものであり、その受け付けた番組情報は、前記第1実施形態の場合と同様に例えば番組情報データベースD12に蓄積するなど番組情報管理部12で管理している。
【0043】
ここで、本実施形態において番組情報は、例えばMPEG(Motion Picture Experts Group)等の映像圧縮技術を用いてエンコードしてあり、例えば図14(a)にごく簡略化して示すように、ある映像や音声の内容において関連する一連の映像をセット映像として、各セット映像を基準となる一の基準映像(001)と、直前の映像(基準映像(001)又は差分映像(002))との差分の映像である複数の差分映像(002)の組で構成している。すなわち、各セット映像の先頭は基準映像(001)であり、番組データは番組本体データ及びCMデータを表す複数のセット映像を時系列で連続的に並べることによって構成されている。ここでは番組情報の先頭のセット映像から順にセット映像番号01,02,03…を附して示している。
【0044】
基準映像変更部13は、前記番組情報のうちCMデータに係るセット映像における基準映像を、その直前のセット映像における最終の差分映像との差分である差分映像に変更するものである。本実施形態では、ここで変更を加えられた番組情報が、前記番組情報管理部12において再び管理されるものとする。
【0045】
番組情報送信部14は、前記基準映像変更部13で変更された番組情報に基づいて、ユーザのテレビ受像機TVに受信させるべく、当該番組情報を送信するものである。
【0046】
一方、テレビ受像機TVは、所定のプログラム等に従って各部が作動し、図13に示すように、番組情報受付部111、番組情報蓄積部112、番組再生部113等としての機能を発揮する。なお、これら番組情報受付部111、番組情報蓄積部112、番組再生部113は、それぞれ前記第1実施形態におけるテレビ受像機TVの番組情報受付部101、番組情報蓄積部102、番組再生部103と同様の機能を有するものであるため説明を省略する。なお、番組情報を再生する際には、圧縮された映像をデコードして再生するべくこのテレビ受像機TVには然るべきデコーダを備えている。
【0047】
次に、本実施形態のシステム利用の流れについて、図15及び図16に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】
まず、放送局のセンタコンピュータSでは、番組情報を外部等から受け付けて番組情報データベースD12で管理し(図15;ステップS11)、その番組情報からCMデータに該当するセット映像及びその直前のセット映像における最終の差分映像を抽出する(ステップS12)。そして、当該CMデータのセット映像の先頭に位置する基準映像を、前記直前の差分映像との差分映像に変更し(ステップS13)、その変更した情報に基づいて当該番組情報を蓄積する(ステップS14)。ここで、図14(b)に、変更後の番組情報の具体例を示す。すなわち、同図(a)において、CMデータに係るセット映像(セット映像番号03)において、先頭の基準映像(001、図中網掛けを附して示している)が、同図(b)では差分映像(002、図中網掛けを附して示している)に変更されている。更に、所定の放送時刻になると前記管理された番組情報が送信されることになる(ステップS15)。
【0049】
これに対してユーザのテレビ受像機TVでは、送信された番組情報を受信して(図16;ステップS111)、蓄積しておき(ステップS112)、ユーザが当該番組を見たい時間に所定の操作を行うと、再生される(ステップS113)。このとき、当該テレビ受像機TVに番組情報中における基準映像を認識してCMデータを飛ばして番組本体データのみを再生する機能が備わっていても、受け付けた番組情報にはCMデータにおける基準映像が差分映像に変更されているため、CM映像の開始を示す基準映像を識別することができず、本来の正常な番組内容を視聴することはできないことになる。そのため、ユーザはCM部分を含めて番組全体を視聴せざるを得ず、その結果、スポンサー及び放送局の期待通りに当該番組の本体部分と併せてCMを通じた宣伝活動を行うことが可能である。
【0050】
なお、本実施形態では、センタコンピュータSにおいて番組情報におけるCMデータに係る基準映像を差分映像に変更する場合について以上に説明したが、放送局側では正規の基準映像が記録された番組情報を送信して、それを受信する受信装置たるテレビ受像機においてCMデータに係る基準映像を差分映像に変更し、その変更が施された番組情報を蓄積した上で再生するようにするように構成しても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。このような上記第2実施形態の変形例について、以下に説明する。
【0051】
すなわち、この変形例では、放送局側のセンタコンピュータSは、図8に示すように、図17に示すように番組情報受付部11、番組情報管理部12、番組情報送信部14等としての機能を発揮する。一方、テレビ受像機TVは、所定のプログラム等に従って各部が作動することにより番組情報受付部111、番組情報蓄積部112、番組再生部113、基準映像変更部114等としての機能を発揮する。
【0052】
ここで、センタコンピュータSにおける番組情報受付部11は、前記第2実施形態と同様に、予め制作、編集された番組情報を受信等して受け付けるものであり、その受け付けた番組情報を番組情報データベースD12に蓄積するなど番組情報管理部12で管理している。また、番組情報送信部14は、その蓄積された番組情報を送信するものである。ここで、蓄積され送信される各番組情報は、図18に示すように、図14(a)に示した番組情報と同様に、基準映像(001)及び複数の差分映像(002)からなる番組本体データ又はCMデータに係る複数のセット映像により構成されるものである。
【0053】
また、テレビ受像機TVにおいて、番組情報受付部111は、前記第2実施形態と同様に、前記番組情報送信部14により送信された番組情報を受信するものである。基準映像変更部114は、前記番組情報受付部111で受信した番組情報のうちCMデータに係るセット映像における基準映像を、その直前のセット映像における最終の差分映像との差分である差分映像に変更する、前記第2実施形態におけるセンタコンピュータSの基準映像変更部13と同様の作用を奏するものである。また、番組情報蓄積部112は、基準映像変更部114により変更された番組情報を蓄積するものであり、番組再生部113は、その蓄積された番組情報を当該番組情報に対応する番組を再生するものである。
【0054】
次に、本変形例におけるシステム利用の流れについて説明する。まず、センタコンピュータSでは、図19にフローチャートで示すように、予め制作・編集などされた番組情報を受信するなどして受け付け(ステップS11’)、それを蓄積しておき(ステップS12’)、所定の放送時間になるとその番組情報を送信する(ステップS13’)。
【0055】
一方、テレビ受像機TVは、図20にフローチャートで示すように、送信された番組情報を受信する(ステップS111’)。そして、その番組情報からCMデータに該当するセット映像及びその直前のセット映像における最終の差分映像を抽出し(ステップS112’)、当該CMデータのセット映像の先頭に位置する基準映像をその直前の差分映像との差分映像に変更し(ステップS113’)、変更した情報に基づいて当該番組情報を蓄積する(ステップS114’)。さらに、ユーザが当該番組を見たい時間に所定の操作を行うと、この変更後の番組情報を再生する(ステップS115’)。ここで、基準映像に変更が施され、それに基づいて蓄積されて再生された番組情報は図21に示すように、図14(b)に示したものと同様に、CMデータに係るセット映像(セット映像番号03)の先頭の基準映像(図18において(001))が、差分映像(002、図中網掛けを附して示している)に変更されている。
【0056】
以上に説明したような変形例であっても、前記実施形態のようにセンタコンピュータS側でCMデータの基準映像を差分映像に変更する場合と同様に、ユーザにCMを飛ばされることなく番組全体を視聴させることができる。
【0057】
<第3実施形態>
本実施形態では、センタコンピュータSは、所定のプログラム等に従って各部が作動することにより、図22に示すように、番組情報管理部21、暗号化処理部22、番組情報送信部23、鍵管理部24、課金情報管理部25等としての機能を少なくとも発揮する。
【0058】
具体的に、番組情報管理部1は、制作された各番組情報を番組情報データベースDB21等に蓄積し管理するものである。ここで管理されている各番組情報は、例えば図23(a)に示すように、時系列に並べられた番組データとして蓄積されている。この番組データは、前記各実施形態と同様に番組本体データとCMデータとから構成されている。そして、本実施形態では番組本体データには識別情報(0001)を、CMデータには識別情報(0002)をそれぞれ対応させて記録した状態で番組情報を記録している。
【0059】
暗号化処理部22は、前記管理されている番組情報について、各識別情報を暗号化する処理を行うものである。なお、識別情報を暗号化するには、一般的な暗号化鍵を利用すればよく、その暗号化鍵は後述する鍵管理部24で蓄積するようにしている。
【0060】
番組情報送信部23は、前記暗号化された識別情報が記録された番組情報に基づいて、ユーザのテレビ受像機TVに受信させるべく、当該番組情報を送信するものである。
【0061】
鍵管理部24は、前記暗号化処理部22で利用した暗号化鍵を、当該暗号化鍵と対をなして暗号化された識別情報を復号化するための復号化鍵と共に、暗号化処理部22で暗号化処理した番組情報に対応させて管理しているものである。
【0062】
課金情報管理部25は、ユーザのテレビ受像機TVにおいて前記鍵管理部24で管理されている復号化鍵が利用された情報が発信された場合、それを受信してユーザに然るべき料金を課するための情報を蓄積するものである。
【0063】
一方、テレビ受像機TVは、所定のプログラム等に従って各部が作動することによって、図22に示すように、番組情報受付部121、復号化鍵取得部122、暗号解除部123、番組情報格納部124、番組再生部125、課金情報処理部126等としての機能を少なくとも発揮する。
【0064】
具体的に、番組情報受付部121は、センタコンピュータSの番組情報送信部23から送信された番組情報を受信して受け付けるものである。
【0065】
復号化鍵取得部は122、前記番組情報受付部121で受け付けた番組情報において識別情報を暗号化している暗号化鍵に対応する復号化鍵を、センタコンピュータSの前記鍵管理部24に要求するとともにそれを受信して取得するものである。なお、復号化鍵取得部122は、センタコンピュータSから一方的に送信された復号化鍵を取得するものとしてもよい。また、複合化鍵のセンタコンピュータSからの取得は、センタコンピュータSから放送されたものを受信する場合もあれば、インターネットやCATV等のネットワークを通じてセンタコンピュータSから受信する場合もある。
【0066】
暗号解除部123は、前記番組情報受付部121で受け付けた番組情報と前記復号化鍵取得部122で取得した復号化鍵に基づいて、前記番組情報における暗号化された識別情報を復号化し、当該識別情報を暗号化前の状態に戻す処理を行うものである。
【0067】
番組情報格納部124は、基本的には前述のように識別情報が復号化された番組情報を格納するものであるが、復号化鍵を利用して暗号の解除を行わない場合には、前記番組情報受付部121で受け付けた番組情報をそのまま格納することもできる。
【0068】
番組再生部125は、前記番組情報格納部124に格納した番組情報に基づいて、ディスプレイに当該番組情報に対応する番組を再生し、映像の表示や音声出力の制御を行うものである。その際、この番組再生部125では、暗号化が解除された識別情報に基づいて、番組情報のうちCMデータに係る部分をカットして(飛ばして)、番組本体データに基づく当該番組の本質的なコンテンツ部分だけを再生するか否かを選択することができるようにしている。
【0069】
課金情報生成部126は、前記番組再生部125においてCMデータを示すCM識別情報に基づいてCMデータを飛ばして番組情報を再生した場合、そのCMを飛ばした旨の情報に基づいてユーザに対して課金するための情報を生成するものである。具体的には、例えばCMが飛ばして再生される毎に当該番組につき一回、前記復号化鍵を利用したとして、その鍵利用回数をカウントする。そして、そのカウントごとに、あるいは所定期限(一月など)ごとなどにカウントされた鍵利用回数を課金情報としてセンタコンピュータSに送信し、前記課金情報管理部25で管理されるようにしている。
【0070】
次に、本実施形態のシステム利用の流れについて、図24及び図25に示すフローチャートを参照して説明する。
【0071】
まず、放送局のセンタコンピュータSでは、番組情報データベース中のある番組情報に対して、その識別情報(0001,0002)を、例えば図23(b)に示すように暗号化鍵を利用して暗号化し(図24;ステップS21)、その番組情報を記録して管理する(ステップS22)。そして、所定の放送時刻になると、前記管理された番組情報が送信されることになる(ステップS23)。
【0072】
一方、送信された番組情報を受信した(図25;ステップS121)テレビ受像機TVでは、センタコンピュータSに当該番組情報に対応する復号化鍵を要求する旨の情報を送信するとともにそれに対応してセンタコンピュータSから送信されてきた復号化鍵を受信して取得する(ステップS122)。更に、これら受け付けた番組情報及び取得した復号化鍵に基づいて、暗号化された識別情報を復号化することにより識別情報の暗号化を解除した(ステップS123)うえで、その番組情報を格納する(ステップS124)。識別情報が復号化された番組情報は、図23(a)に示したような元の状態となっている。そして、格納された番組情報を再生して当該番組を視聴する際には、CMデータに係る部分を飛ばして再生するか否かをユーザに選択させ(ステップS125)、ユーザがCMを飛ばして再生するための所定の操作を行うとその操作を認識し(ステップS125;Y)、番組本体データに係る部分のみからなる番組情報を再生する(ステップS126)。この場合、CMを飛ばして番組情報を再生したことに基づいて復号化鍵の利用回数に「1」を加える処理を行う(ステップS127)。一方、前記ステップS125において、ユーザがCMを飛ばさずに再生するための所定の操作を行った場合(ステップS125;N)、CMデータと番組本体データの両方からなる番組データの全体を再生する(ステップS128)。そして、例えば一月ごとなどの所定期間の間、復号化鍵を利用することによりCMを飛ばして番組情報を再生した回数、すなわち前記ステップS127における処理を行った回数である復号化鍵の利用回数を課金情報として蓄積しておき、所定時になるとその課金情報をセンタコンピュータへと送信する(ステップS129)。
【0073】
これに対して課金情報を受信したセンタコンピュータSでは、例えば当初からのユーザとの契約に基づいて、例えば予め取得しているユーザの銀行口座等から前記課金情報に対応する金額を引き落としたり、ユーザに対して課金情報に基づく請求書を発行するなどの処理を行う。
【0074】
なお、本実施形態では、番組情報を再生する際にCMを飛ばすか否かの判断を行うようにしたが、このようなものに限らず、例えば復号化鍵を取得するかの判断を番組情報を受け付けた段階で行っておくようにすることもできる。すなわち、復号化鍵を取得した場合は暗号化されている識別情報を復号化した上で番組情報を格納・再生するようにする一方で、復号化鍵を取得しない場合は識別情報が暗号化されたままの番組情報を格納し再生するようにする。そして、復号化鍵を取得した場合に限りCMを飛ばして再生することに基いて当該ユーザに課金するようにすればよい。
【0075】
本発明は、上述した各実施形態に限られるものではなく、これら実施形態のいずれかを組み合わせて実施することもできる他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、番組を放送する放送局等の者にとって視聴者に見せたいCM等の番組の一部分が、視聴者によって飛ばされないような状態で番組を視聴させることが可能である。したがって、特にその番組の一部分が当該番組のスポンサーのCMである場合には、ユーザに対してできるだけCMも含めた番組全体を視聴させるようにすることで、番組の本質的な内容を表す情報はもとより、CMを通じた番組制作に対する出資元であるスポンサーの宣伝活動を有効に行うことができるようになるため、放送局にとっては放送業務の円滑化を図り、スポンサーの希望にも十分に応えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステム全体の機器構成を示す概略図
【図2】同実施形態における放送局側のセンタコンピュータの内部機器構成図
【図3】同実施形態における視聴者側のテレビ受像機の内部機器構成図
【図4】同実施形態に基づく第1実施形態における機能構成図
【図5】第1実施形態における番組情報の一例を示すメモリマップ
【図6】第1実施形態におけるセンタコンピュータの処理手順を示すフローチャート
【図7】第1実施形態におけるテレビ受像機の処理手順を示すフローチャート
【図8】第1実施形態の変形例における機能構成図
【図9】同変形例における番組情報の一例を示すメモリマップ
【図10】同変形例におけるセンタコンピュータの処理手順を示すフローチャート
【図11】同変形例におけるテレビ受像機の処理手順を示すフローチャート
【図12】同変形例における変更後の番組情報の一例を示すメモリマップ
【図13】同実施形態に基づく第2実施形態におけるセンタコンピュータの機能構成図
【図14】第2実施形態における番組情報の一例を示すメモリマップ
【図15】第2実施形態におけるセンタコンピュータの処理手順を示すフローチャート
【図16】第2実施形態におけるテレビ受像機の処理手順を示すフローチャート
【図17】第2実施形態の変形例における機能構成図
【図18】同変形例における番組情報の一例を示すメモリマップ
【図19】同変形例におけるセンタコンピュータの処理手順を示すフローチャート
【図20】同変形例におけるテレビ受像機の処理手順を示すフローチャート
【図21】同変形例における変更後の番組情報の一例を示すメモリマップ
【図22】同実施形態に基づく第3実施形態におけるセンタコンピュータの機能構成図
【図23】第3実施形態における番組情報の一例を示すメモリマップ
【図24】第3実施形態におけるセンタコンピュータの処理手順を示すフローチャート
【図25】第3実施形態におけるテレビ受像機の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1…番組情報管理部
2…CM識別情報記録部
3…番組情報送信部
11…番組情報受付部
12…番組情報管理部
13…基準映像変更部
14…番組情報送信部
21…番組情報管理部
22…暗号化処理部
23…番組情報送信部
24…鍵管理部
25…課金情報管理部
101…番組情報受付部
102…番組情報蓄積部
103…番組再生部
111…番組情報受付部
112…番組情報蓄積部
113…番組再生部
121…番組情報受付部
122…復号化鍵取得部
123…暗号解除部
124…番組情報格納部
125…番組再生部
126…課金情報生成部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a program information changing method, a receiving device, a program information transmitting method, and a program information processing method.
[0002]
[Prior art]
Today, digital broadcasting is becoming full-scale, and the realization of digital terrestrial broadcasting as well as BS broadcasting, CS broadcasting, and cable television broadcasting that have already been realized has become near-term. Along with this, televisions with large-capacity hard disks have been released. On the other hand, with the increase in the speed of communication lines such as the Internet, it has become possible to watch TV on a personal computer equipped with a TV tuner.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Under such circumstances, when the multi-channel television broadcasting is further promoted, the program or channel that the viewer wants to watch is selected from a large number of channels and programs. On the other hand, production of programs mainly in private broadcasting stations relies on funds provided by sponsors who want to promote advertisements through the programs, and commercials (CMs) of sponsors while broadcasting the programs. ) Is a problem. Specifically, for example, when a viewer records a program that the viewer wants to watch on the TV hard disk and views the program later, when the viewer starts watching the program by skipping only the CM part, For sponsors who want to promote advertisements with commercials, the meaning of funding the program will be lost.
[0004]
In order to solve the above problems, the present invention prevents a viewer from skipping only a part of a program such as a CM or a specific scene when viewing the program.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That is, in the program information changing method of the present invention, identification information is arbitrarily recorded in program information in which identification information, which is information for identifying a part of information constituting a program, is recorded.
[0006]
Here, “a part constituting a program” means any part of a scene, a corner, or a CM in a program. The “identification information” identifies the position (part) of the part, such as the start point of the partial information or both the start point and the end point.
[0007]
Further, “arbitrarily” means “randomly” using, for example, a random number or the like.
[0008]
Furthermore, “recording” includes, in addition to newly recording, inserting between existing information and overwriting.
[0009]
As described above, by arbitrarily recording the identification information in the program information in which the identification information is recorded and updating the program information, for example, the identification information indicating that it is a CM is a place where the identification information should originally exist. Regardless of this, since the program information is recorded at any location, it is impossible for the side receiving such program information to determine where the information indicating the true CM is based on the identification information. It becomes difficult to cut and see only the part of. Therefore, the advertisement can be effectively performed by showing the CM as desired by the program sponsor to the viewer.
[0010]
As described above, in order to make it difficult to identify where the CM is in the program information and to ensure that the viewer can watch the CM, in addition to arbitrarily recording the CM identification information, CM identification information can also be recorded based on a certain method in program information in which identification information, which is information for identifying a part of information constituting the information, is recorded.
[0011]
On the other hand, in a receiving device on the side of viewing a program such as a television, similarly, a program information receiving unit that receives program information in which CM identification information is recorded, and CM identification information is written in the program information received by the program information receiving unit. By providing a CM identification information recording unit and a program information accumulation unit for accumulating the results in the CM identification information recording unit, the location of information indicating the original CM in the program information based on the CM identification information is determined. Since it is possible to make it impossible to identify, it is possible to prevent only the CM from being skipped. In this case, the program information received by the program information receiving unit may be the program information that has already been changed so that it is difficult to identify the location of the CM identification information, or the regular information in which the CM identification information is recorded at the original position. It may be the information.
[0012]
By the way, in digital broadcasting, information such as video and audio is broadcast in a compressed state using an information compression technique such as MPEG. In such an information compression technique, information compression is performed by using, for example, a first video as a reference video and a subsequent video as a differential video from the reference video among a series of related videos. Then, a set video is created by combining the reference video and the difference video, and a plurality of set videos are continuously configured to form one program. On the other hand, on the television side, the information compressed in this way is decoded so that it can be viewed as a normal program. That is, in a very simplified description, for example, information related to a CM exists as one set video, and a set video corresponding to the CM is inserted between a plurality of set videos related to program content. Since the first video of the CM-related video is a reference video different from the previous set video, the set video of the CM portion cannot be skipped on the TV side unless the reference video can be recognized. . Therefore, in order to make it difficult to easily recognize the location of the first reference video of a set video showing a CM in this way, for example, a video of a difference between one reference video that is a reference video and one reference video A program information receiving step for receiving program information in which a plurality of set videos, each of which is a set of one or more difference videos, are continuously configured, and a reference for the set video constituting the program information received in the program information receiving step It is desirable that the program information is changed by a reference video changing step for changing the video to a differential video from the final differential video constituting the previous set video.
[0013]
On the other hand, in the receiver on the television side, a plurality of set videos that are sets of one or more difference videos that are the difference between one reference video that is a reference video and one reference video are continuously displayed. The program information receiving unit that receives the program information configured in the above, and the reference video of the set video that constitutes the program information received by the program information receiving unit is the difference video from the last differential video that constitutes the previous set video And a program information storage unit for storing program information that is a result of the reference video change unit so that the location of the reference video indicating the start of the CM cannot be recognized, for example. Thus, the set video based on the reference video cannot be skipped, and the video based on the program information can be viewed. The reference video changing unit can be realized by, for example, a normal MPEG encoding technique.
[0014]
On the other hand, in the program information transmission method that prevents a part of the program from being viewed, the identification information in the program information in which the identification information that is information for identifying the information constituting the part of the program is recorded is encrypted. And a transmitting step of transmitting program information in which the identification information encrypted in the encrypting step is recorded.
[0015]
Information processing methods on the receiving side for processing program information transmitted by such a program information transmitting method include a receiving step for receiving program information transmitted in the transmitting step and an encryption performed in the encrypting step. A key obtaining step for obtaining a key for decrypting, and a descrambling step for decrypting encrypted identification information in the program information received in the receiving step using the key obtained in the key obtaining step; And a program information storing step of storing program information which is information of a result in the descrambling step.
[0016]
Here, “storing” is a concept including not only holding information in a recording medium such as a hard disk or a memory but also holding received data in a temporary memory.
[0017]
By doing so, it becomes possible to release the encryption of the encrypted identification information, recognize the location of information related to a specific part in the program, and skip only that part for viewing.
[0018]
Specifically, in order to be able to view only a portion related to a CM, the identification information is CM identification information for identifying a commercial. When the program information stored in the program information storage step is reproduced, A program information reproduction step of reproducing the program information by skipping the commercial identified by the CM identification information may be further included. However, if the viewer skips the CM, it is not possible to suitably carry out the advertising activities related to the sponsor through the program. Therefore, by providing a billing step for charging for the use of the key, the CM skip can be performed. It can be effectively prevented.
[0019]
Here, “charging” means counting the number of times the key is used, and calculating a fee based on the counted number of times the key is used and monthly contract items.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0021]
Here, each embodiment described below shows a case where each user views a digital broadcast transmitted from a television broadcast station on a television receiver. Since the apparatus configuration of the entire broadcasting system is common to the embodiments, first, a schematic diagram thereof will be described with reference to FIG. In the figure, S is a center computer installed in a broadcasting station, and program information produced and edited by the center computer S is transmitted through a transmitter Pa or the like. This transmission form is not particularly limited, for example, via an artificial satellite such as BS or CS, via terrestrial waves, via cable TV or the Internet. On the other hand, TV in the figure is a television receiver used by each user who views the broadcast, and includes a digital television broadcast tuner TN, a display D connected to the tuner TN, a hard disk HDD, an antenna (not shown), and the like. Have. Note that the tuner TN, the display D, the hard disk HDD, and the like may be separate units connected by cables or the like, or they may be incorporated integrally. Further, a general personal computer, a PDA, a mobile phone or the like having a tuner function or a hard disk function may be used as a television receiver.
[0022]
Specifically, as shown in FIG. 2, the center computer S includes a
[0023]
On the other hand, as shown in FIG. 3, the tuner TN in the television receiver TV includes a
[0024]
Hereinafter, the first to third embodiments based on the present system will be specifically described.
[0025]
<First Embodiment>
In the present embodiment, in the center computer S, the
[0026]
Specifically, the program information management unit 1 accumulates and manages each produced program information in the program information database DB1 or the like. Each piece of program information managed here is stored as program data arranged in time series, for example, as shown in FIG. This program data is composed of program main body data which is a part indicating specific contents (contents) which are the essence of the program, and CM data indicating advertisement contents of a sponsor company or the like. In each CM data, CM identifiers 01 (start) and 02 (end) are recorded in data portions corresponding to the start time and end time.
[0027]
The CM identification information recording unit 2 adds and records the
[0028]
The program
[0029]
On the other hand, in the television receiver TV, peripheral devices such as the
[0030]
Specifically, the program
[0031]
Next, the system usage flow of this embodiment will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS.
[0032]
First, the broadcast station center computer S records a program identifier in a program information database by arbitrarily writing a CM identifier (FIG. 6; step S1). In the recorded program information, for example, as shown in FIG. 5 (b),
[0033]
On the other hand, the user's television receiver TV receives the transmitted program information (FIG. 7; step S101), stores it (step S102), and performs a predetermined operation at a time when the user wants to view the program. If it is performed, it is played back (step S103). At this time, even if the television receiver TV has a function of recognizing the CM identifier in the program information and skipping the CM data to reproduce only the program main body data, the program information has a part other than the original CM data. Since the CM identifier is also recorded, the original normal program content cannot be viewed. Therefore, the user is forced to view the entire program including the CM portion, and as a result, it is possible to perform advertising activities through the CM together with the main portion of the program as expected by the sponsor and the broadcasting station. .
[0034]
In the present embodiment, the case where the center computer S records the CM identifier in the program information has been described above. However, the broadcast station transmits the program information in which the regular CM identifier is recorded and receives it. The television receiver as the receiving apparatus may be configured to record the CM identifier in the program information in the same manner as the CM identification information recording unit 2 and to reproduce the recorded program information after accumulating it. The same effect as the embodiment can be obtained. Such a modification of the first embodiment will be described below.
[0035]
That is, in this modification, the center computer S on the broadcast station side functions as a program information management unit 1, a program
[0036]
Here, the program information management unit 1 in the center computer S accumulates each program information produced and edited in the program information database DB1, etc., as in the first embodiment, and the program
[0037]
In the television receiver TV, the program
[0038]
Next, the flow of system use in this modification will be described. First, as shown in the flowchart of FIG. 10, the center computer S accumulates program information produced and edited in advance (step S1 ′), and transmits the program information when a predetermined broadcast time is reached (step S1 ′). S2 ′).
[0039]
On the other hand, as shown in the flowchart in FIG. 11, when receiving the transmitted program information (step S101 ′), the television receiver TV records
[0040]
Even in the modification described above, the user can watch the entire program without skipping the CM, as in the case of changing the CM identification information on the center computer S side as in the above embodiment. it can.
[0041]
Second Embodiment
In the present embodiment, the center computer S is operated according to a predetermined program or the like so that the program
[0042]
The program
[0043]
Here, in the present embodiment, the program information is encoded using a video compression technique such as MPEG (Motion Picture Experts Group), for example, and for example, as shown in a simplified manner in FIG. A series of videos related in the contents of audio is set as a set video, and the difference between one reference video (001) based on each set video and the immediately preceding video (reference video (001) or difference video (002)) is set. It consists of a set of a plurality of difference videos (002) which are videos. That is, the head of each set video is a reference video (001), and the program data is configured by sequentially arranging a plurality of set videos representing program main body data and CM data in time series. Here, set
[0044]
The reference
[0045]
The program
[0046]
On the other hand, each part of the television receiver TV operates according to a predetermined program or the like, and as shown in FIG. 13, functions as a program
[0047]
Next, the flow of system use of this embodiment will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS.
[0048]
First, the center computer S of the broadcasting station receives program information from the outside and manages it in the program information database D12 (FIG. 15; step S11), and the set video corresponding to the CM data from the program information and the set video just before it. The final difference video at is extracted (step S12). Then, the reference video located at the head of the set video of the CM data is changed to a difference video with the previous difference video (step S13), and the program information is accumulated based on the changed information (step S14). ). Here, FIG. 14B shows a specific example of the changed program information. That is, in the figure (a), in the set picture (set picture number 03) relating to the CM data, the leading reference picture (001, shown with shading in the figure) is shown in the figure (b). It has been changed to a difference video (002, shown with shading in the figure). Furthermore, the managed program information is transmitted at a predetermined broadcast time (step S15).
[0049]
On the other hand, in the user's television receiver TV, the transmitted program information is received (FIG. 16; step S111), stored (step S112), and a predetermined operation is performed at the time when the user wants to view the program. If it is performed, it is played back (step S113). At this time, even if the television receiver TV has a function of recognizing the reference video in the program information and skipping the CM data to reproduce only the program body data, the received program information includes the reference video in the CM data. Since it is changed to the difference video, the reference video indicating the start of the CM video cannot be identified, and the original normal program content cannot be viewed. Therefore, the user is forced to view the entire program including the CM portion, and as a result, it is possible to perform advertising activities through the CM together with the main portion of the program as expected by the sponsor and the broadcasting station. .
[0050]
In the present embodiment, the case where the center computer S changes the reference video related to the CM data in the program information to the difference video has been described above. However, the broadcast station transmits the program information in which the regular reference video is recorded. Then, in the television receiver as a receiving apparatus that receives the received data, the reference video related to the CM data is changed to a differential video, and the changed program information is stored and reproduced. Also, the same effects as those of the above embodiment can be obtained. Such a modification of the second embodiment will be described below.
[0051]
That is, in this modification, the center computer S on the broadcasting station side functions as a program
[0052]
Here, the program
[0053]
In the television receiver TV, the program
[0054]
Next, the flow of system use in this modification will be described. First, as shown in the flowchart of FIG. 19, the center computer S receives and receives program information that has been produced and edited in advance (step S11 ′), and stores it (step S12 ′). When the predetermined broadcast time is reached, the program information is transmitted (step S13 ′).
[0055]
On the other hand, the television receiver TV receives the transmitted program information as shown in the flowchart of FIG. 20 (step S111 ′). Then, from the program information, the set video corresponding to the CM data and the final difference video in the previous set video are extracted (step S112 ′), and the reference video located at the head of the set video of the CM data is used as the immediately preceding video. The difference video is changed to the difference video (step S113 ′), and the program information is accumulated based on the changed information (step S114 ′). Further, when the user performs a predetermined operation at a time when the user wants to view the program, the changed program information is reproduced (step S115 ′). Here, as shown in FIG. 21, the program information that has been changed to the reference video and accumulated and reproduced based on the set video (see FIG. The first reference image ((001) in FIG. 18) of the set image number 03) is changed to a difference image (002, shown with shading in the figure).
[0056]
Even in the modified example as described above, the entire program is not skipped by the user without the CM being skipped as in the case of changing the reference video of the CM data to the differential video on the center computer S side as in the above embodiment. Can be viewed.
[0057]
<Third Embodiment>
In the present embodiment, the center computer S operates as each unit operates according to a predetermined program or the like, whereby a program
[0058]
Specifically, the program information management unit 1 accumulates and manages each produced program information in the program
[0059]
The
[0060]
The program
[0061]
The
[0062]
When the information using the decryption key managed by the
[0063]
On the other hand, as shown in FIG. 22, the television receiver TV operates according to a predetermined program or the like, so that a program
[0064]
Specifically, the program
[0065]
The decryption
[0066]
The
[0067]
The program
[0068]
The
[0069]
When the
[0070]
Next, the flow of system use of this embodiment will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS.
[0071]
First, in the center computer S of the broadcasting station, the identification information (0001, 0002) is encrypted with respect to certain program information in the program information database by using an encryption key as shown in FIG. 23 (b), for example. (FIG. 24; step S21), and the program information is recorded and managed (step S22). When the predetermined broadcast time is reached, the managed program information is transmitted (step S23).
[0072]
On the other hand, the television receiver TV that has received the transmitted program information (FIG. 25; step S121) transmits information requesting the decryption key corresponding to the program information to the center computer S and correspondingly. The decryption key transmitted from the center computer S is received and acquired (step S122). Further, based on the received program information and the obtained decryption key, the encrypted identification information is decrypted to decrypt the identification information (step S123), and then the program information is stored. (Step S124). The program information obtained by decoding the identification information is in the original state as shown in FIG. Then, when the stored program information is played back and the program is viewed, the user selects whether to skip the portion related to the CM data (step S125), and the user skips the CM and plays it back. When a predetermined operation is performed, the operation is recognized (step S125; Y), and program information consisting only of the portion related to the program body data is reproduced (step S126). In this case, a process of adding “1” to the number of times of use of the decryption key is performed based on the fact that the program information is reproduced by skipping the CM (step S127). On the other hand, when the user performs a predetermined operation for reproduction without skipping the CM in step S125 (step S125; N), the entire program data composed of both the CM data and the program main body data is reproduced (step S125; N). Step S128). For example, the number of times the program information is reproduced by skipping the CM by using the decryption key for a predetermined period such as every month, that is, the number of times the decryption key is used, which is the number of times the processing in step S127 is performed. Is stored as billing information, and the billing information is transmitted to the center computer at a predetermined time (step S129).
[0073]
On the other hand, in the center computer S that has received the billing information, for example, on the basis of a contract with the user from the beginning, for example, the amount corresponding to the billing information is withdrawn from the bank account of the user acquired in advance, For example, issuing a bill based on the billing information.
[0074]
In this embodiment, it is determined whether or not to skip the CM when reproducing the program information. However, the present invention is not limited to this. For example, the program information may be used to determine whether to obtain a decryption key. It can also be done when it is accepted. In other words, when the decryption key is obtained, the encrypted identification information is decrypted and then the program information is stored and reproduced. On the other hand, when the decryption key is not obtained, the identification information is encrypted. Store and play live program information. Then, only when the decryption key is obtained, the user is charged based on skipping and playing the CM.
[0075]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be implemented by combining any of these embodiments, and the specific configuration of each part is not limited to the above-described embodiments. Various modifications can be made without departing from the spirit of the invention.
[0076]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a program such as a broadcast station that broadcasts a program can be viewed in such a manner that a part of the program such as a CM that the viewer wants to show to the viewer is not skipped by the viewer. Is possible. Therefore, in particular, when a part of the program is the CM of the sponsor of the program, the information representing the essential contents of the program can be obtained by allowing the user to view the entire program including the CM as much as possible. Of course, since it will be possible to effectively promote advertising activities of sponsors who have invested in program production through commercials, broadcasters will be able to streamline broadcasting operations and fully respond to sponsors' wishes. Is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a device configuration of an entire system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an internal device configuration diagram of the center computer on the broadcasting station side in the embodiment.
FIG. 3 is an internal device configuration diagram of a television receiver on the viewer side in the embodiment.
FIG. 4 is a functional configuration diagram in the first embodiment based on the embodiment;
FIG. 5 is a memory map showing an example of program information in the first embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing a processing procedure of the center computer in the first embodiment.
FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure of the television receiver in the first embodiment.
FIG. 8 is a functional configuration diagram of a modification of the first embodiment.
FIG. 9 is a memory map showing an example of program information in the modified example
FIG. 10 is a flowchart showing a processing procedure of the center computer in the modification.
FIG. 11 is a flowchart showing a processing procedure of the television receiver in the modification.
FIG. 12 is a memory map showing an example of program information after change in the modified example
FIG. 13 is a functional configuration diagram of a center computer in the second embodiment based on the embodiment;
FIG. 14 is a memory map showing an example of program information in the second embodiment.
FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure of the center computer in the second embodiment.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure of the television receiver in the second embodiment.
FIG. 17 is a functional configuration diagram in a modified example of the second embodiment.
FIG. 18 is a memory map showing an example of program information in the modified example
FIG. 19 is a flowchart showing the processing procedure of the center computer in the modification.
FIG. 20 is a flowchart showing the processing procedure of the television receiver in the modification.
FIG. 21 is a memory map showing an example of program information after change in the modified example
FIG. 22 is a functional configuration diagram of the center computer in the third embodiment based on the embodiment;
FIG. 23 is a memory map showing an example of program information in the third embodiment.
FIG. 24 is a flowchart showing the processing procedure of the center computer in the third embodiment.
FIG. 25 is a flowchart showing a processing procedure of the television receiver in the third embodiment.
[Explanation of symbols]
1. Program information management department
2 ... CM identification information recording unit
3 ... Program information transmitter
11 ... Program information reception part
12 ... Program information management department
13 ... Reference picture changing part
14 ... Program information transmitter
21 ... Program information management department
22: Encryption processing unit
23. Program information transmission unit
24 ... Key management department
25 ... Billing information manager
101 ... Program information reception part
102. Program information storage unit
103 ... Program playback section
111 ... Program information reception part
112 ... Program information storage unit
113 ... Program playback section
121 ... Program information reception part
122: Decryption key acquisition unit
123: Decryption unit
124: Program information storage unit
125 ... Program playback section
126 ... Billing information generation unit
Claims (6)
前記番組情報受付ステップで受け付けた番組情報を構成するセット映像のうちCMデータに係るセット映像における基準映像をその直前のセット映像を構成する最終の差分映像からの差分の映像に変更する基準映像変更ステップとを具備する番組情報変更方法。Program information reception for receiving program information in which a plurality of set videos, each of which is a set of one or more difference videos that are the difference video between one reference video that is a reference video and one reference video, are configured Steps,
Reference image to change the reference image in the set image according to the CM data of the set image constituting the program information program information received by the receiving step to the difference between the video from the last differential image constituting the immediately preceding set image A program information changing method comprising: a changing step.
前記番組情報受付部で受け付けた番組情報を構成するセット映像のうちCMデータに係るセット映像における基準映像をその直前のセット映像を構成する最終の差分映像からの差分の映像に変更する基準映像変更部と、
前記基準映像変更部での結果物である番組情報を蓄積する番組情報蓄積部とを具備する受信装置。Program information reception for receiving program information in which a plurality of set videos, each of which is a set of one or more difference videos that are the difference video between one reference video that is a reference video and one reference video, are configured And
Reference image to change the reference image in the set image according to the CM data of the set image constituting the program information program information received by the receiving portion to the difference of the image from the last differential image constituting the immediately preceding set image Change part,
A receiving apparatus comprising: a program information accumulating unit that accumulates program information that is a result of the reference video changing unit.
基準となる映像である一の基準映像と一の基準映像との差分の映像である1以上の差分映像の組であるセット映像が複数、連続的に構成されている番組情報を受け付ける番組情報受付部、
前記番組情報受付部で受け付けた番組情報を構成するセット映像のうちCMデータに係るセット映像における基準映像をその直前のセット映像を構成する最終の差分映像からの差分の映像に変更する基準映像変更部、及び、
前記基準映像変更部で変更された番組情報を送信する番組情報送信部として機能するコンピュータ。It is used for implementing the program information changing method according to claim 1,
Program information reception for receiving program information in which a plurality of set videos, each of which is a set of one or more difference videos that are the difference video between one reference video that is a reference video and one reference video, are configured Part,
Reference image to change the reference image in the set image according to the CM data of the set image constituting the program information program information received by the receiving portion to the difference of the image from the last differential image constituting the immediately preceding set image Change part, and
A computer that functions as a program information transmission unit that transmits program information changed by the reference video change unit.
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