JP4055780B2 - 表示ドライバ - Google Patents

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Description

本発明は、表示ドライバに関する。
表示パネルを駆動するための表示ドライバは、製品として出荷するために動作確認等の検査が行われる。例えばTFTパネルを駆動する表示ドライバを検査する場合、検査項目の一つとして、表示ドライバから出力される駆動電圧を検査する。この場合、製品の表示ドライバから出力される駆動電圧はアナログであるため、その駆動電圧を一度A/D変換し、その変換されたデジタルデータに基づいて検査を行う。
これに対して、近年の表示パネルに対する高解像度、高階調表示の要望を満たす表示パネルが広く普及し始めている。例えば高階調表示が可能なTFTパネルを駆動する表示ドライバは、そのTFTパネルの階調数に応じた複数種類の駆動電圧を出力する。しかしながら、階調数が多くなると、対応する駆動電圧の種類も多くなり、その駆動電圧をA/D変換する際の精度が要求される。これは製品の製造コストの削減を妨げる。また、検査の際にA/D変換に要する時間も製品の製造コストの削減を妨げる。
さらに、駆動電圧の種類がより多くなると、その駆動電圧を正確にA/D変換することが難しくなり、精度の高い検査が行えなくなるという問題も生じる。
また、上記のような検査手法では、製品の検査の際に表示ドライバのロジック回路部分の検査を行うことができないという問題も生じる。
特開平6−235753号公報
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検査の精度を高めるとともに、検査時間を短縮する表示ドライバを提供することにある。
本発明は、少なくとも1画素の表示データを保持して出力する保持回路と、前記保持回路から出力される表示データをD/A変換するD/A変換器と、前記D/A変換器からの出力に基づく階調電圧が、その第1の入力端子に入力され、駆動電圧出力端子に駆動電圧を出力する出力セレクタと、を含み、前記保持回路は第1〜第n(nは2以上の自然数)のラッチ回路を含み、通常動作モード時には、前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータを前記D/A変換器に出力し、表示データの検査を行うテストモード時には、前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータをシリアル出力データとして第nのラッチ回路の出力からシリアル出力し、前記出力セレクタは、前記第nのラッチ回路から出力される前記シリアル出力データを受ける第2の入力端子を有し、前記通常動作モード時には、前記第1の入力端子に入力される前記階調電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、前記テストモード時には、前記保持回路から前記第2の入力端子に入力される前記シリアル出力データに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子に出力する表示ドライバに関する。
本発明によれば、表示ドライバを検査するテストモードでは、1画素の表示データを駆動電圧出力端子からシリアル出力することができる。これにより、テストモード時にテストパターンと一致判定する際に、デジタルのデータ同士での一致判定が可能となり、検査の精度の向上及び検査時間の短縮が可能となる。
また、本発明では、前記出力セレクタは、アナログ出力イネーブル信号がアクティブに設定されると前記第1の入力端子に入力された階調電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定されると、前記第2の入力端子に入力された電圧に基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、前記通常動作モード時には、前記アナログ出力イネーブル信号はアクティブに設定され、前記デジタル出力イネーブル信号はノンアクティブに設定され、前記表示データの検査を行う前記テストモード時には、前記アナログ出力イネーブル信号はノンアクティブに設定され、前記デジタル出力イネーブル信号はアクティブに設定されるようにしてもよい。
これにより、テストモード時に駆動電圧出力端子から表示データをシリアル出力することができる。また、通常動作モード時において、駆動電圧出力端子から駆動電圧を出力しないように設定することができる。
また、本発明では、前記出力セレクタは、前記駆動電圧出力端子に接続される出力ノードと第1の電源との間に設けられたP型トランジスタと、前記第1の電源よりも電圧の低い第2の電源と前記出力ノードとの間に設けられたN型トランジスタと、を含み、前記デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第2の入力端子に第1のレベルの信号が入力されると、前記P型トランジスタがオン状態となり、前記N型トランジスタはオフ状態となり、前記出力ノードを介して前記駆動電圧出力端子が前記第1の電源と電気的に接続され、前記第2の入力端子に前記第1のレベルと異なる第2のレベルの信号が入力されると、前記P型トランジスタがオフ状態となり、前記N型トランジスタはオン状態となり、前記出力ノードを介して前記駆動電圧出力端子が前記第2の電源と電気的に接続されるようにしてもよい。
これにより、第2の入力端子に入力されたデータに基づいた電圧を駆動電圧出力端子から出力することができる。また、第1の入力端子を駆動電圧出力端子に接続した場合、P型トランジスタ及びN型トランジスタが接続される出力ノードをハイインピーダンス状態に設定できるので、第2の入力端子に入力されるデータから影響を受けないようにすることができる。
また、本発明では、前記出力セレクタと前記第nのラッチ回路の出力端子との間にデジタル信号出力線が設けられ、前記保持回路の前記第1〜第nのラッチ回路は、前記表示データの第1〜第nビットのデータを記憶し、前記保持回路は、スキャンイネーブル信号に基づいて前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている表示データを、前記D/A変換器又は前記デジタル信号出力線を介して前記出力セレクタに出力し、前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合は、前記第1〜第nのラッチ回路に保持されている前記第1〜第nビットのデータをそれぞれ異なる出力線を介して前記D/A変換器に出力し、前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合は、前記第nのラッチ回路の出力端子から前記第1〜第nビットのデータを前記シリアル出力データとして前記デジタル信号出力線に出力するようにしてもよい。
これにより、保持回路の各ラッチ回路にラッチされているデータを出力セレクタの第2の入力端子にシリアル出力することができる。
また、本発明では、前記保持回路は、第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路をさらに含み、前記第1〜第(n−1)のスキャンスイッチ回路のうちの第k(kは1以上の自然数)のスキャン用スイッチ回路は、前記第1〜第nのラッチ回路のうちの第kのラッチ回路からの出力と、前記表示データのうちの第(k+1)ビットのデータとを受け、前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路の出力を第(k+1)のラッチ回路に出力し、前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第(k+1)ビットのデータを第(k+1)のラッチ回路に出力するようにしてもよい。
これにより、テストモード時に保持回路から、各ラッチ回路にラッチされているデータをシリアル出力することができる。
また、本発明では、前記通常動作モード時において、前記駆動電圧出力端子から出力される電圧を表示パネルのデジタル階調表示に対応させる場合には、前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータを前記D/A変換器に出力し、前記出力セレクタは、前記第2の入力端子に前記第nのラッチ回路から前記デジタル出力線を介して供給された前記第nビットのデータに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子から出力することようにしてもよい。
また、本発明では、前記通常動作モード時において、前記駆動電圧出力端子から出力される電圧を表示パネルのデジタル階調表示に対応させる場合には、前記出力セレクタに入力される前記デジタル出力イネーブル信号はアクティブに設定され、前記保持回路の前記スキャンイネーブル信号はノンアクティブに設定され、前記出力セレクタは、前記第nのラッチ回路から前記デジタル出力線を介して供給された前記第nビットのデータに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子から出力するようにしてもよい。
また、本発明は、少なくとも1画素の表示データを保持して出力する保持回路と、前記保持回路から出力される表示データを受け、通常動作モード又は表示データの検査を行うテストモードに応じて前記表示データの出力経路を切り替えて出力するモードセレクタと、前記モードセレクタから出力される前記表示データの第1〜第nビットのデータが入力される第1〜第n(nは2以上の自然数)のD/A変換器用入力端子を備え、前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子を介して入力された前記表示データをD/A変換するD/A変換器と、を含み、前記保持回路は前記第1〜第nビットのデータを記憶する第1〜第n(nは2以上の自然数)のラッチ回路を含み、前記通常動作モード時には、前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている前記第1〜第nビットのデータを各ラッチ回路毎に異なる出力線を介して前記モードセレクタに出力し、表示データの検査を行う前記テストモード時には、前記保持回路は、第1〜第nのラッチ回路にラッチされている前記第1〜第nビットのデータをシリアル出力データとして第nのラッチ回路の出力から前記モードセレクタにシリアル出力し、前記モードセレクタは、前記通常動作モード時には、前記保持回路から出力された前記表示データの前記第1〜第nビットのデータを前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に出力し、前記テストモード時には、前記保持回路から出力される前記シリアル出力データを前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に出力する表示ドライバに関する。
本発明によれば、表示データを検査するテストモードでは、モードセレクタにより保持回路からシリアル出力される表示データがD/A変換器の各入力端子に同じく入力されるため、駆動電圧出力端子から表示データの各ビットに応じた電圧をシリアルに出力することができる。このシリアルに出力される電圧を検出することで、表示データの各ビットのデータを読み取ることが可能となるため、テストモード時にテストパターンと一致判定する際に、デジタルのデータ同士での一致判定が可能となり、検査の精度の向上及び検査時間の短縮が可能となる。
また、本発明では、前記モードセレクタは、前記保持回路から前記表示データが入力される第1〜第nのモードセレクタ用入力端子と、前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に前記表示データを出力するための第1〜第nのモードセレクタ用出力端子を含み、前記表示データの検査を行う前記テストモードでは、前記モードセレクタは、アクティブに設定されたデジタル出力イネーブル信号を受け、前記第1〜第nのモードセレクタ用入力端子のうち、前記保持回路の第nのラッチ回路の出力を受ける第nのモードセレクタ用入力端子を、前記第1〜第nのモードセレクタ用出力端子と電気的に接続し、前記第nのラッチ回路からの前記シリアル出力データを前記第1〜第nのモードセレクタ用出力端子に出力するようにしてもよい。
これにより、テストモード時には、保持回路の第nのラッチ回路から出力されるシリアル出力データをD/A変換器20の各入力端子に共通に出力することができる。また、通常動作モード時には、保持回路の各ラッチ回路の出力を個別にD/A変換器20の対応する各入力端子に接続することができる。
また、本発明では、前記モードセレクタは、第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路を含み、第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路のうちの第kのモードセレクタ用スイッチ回路は、第kのモードセレクタ用入力端子に接続される第kのラッチ回路からの出力と、第nのモードセレクタ用入力端子に接続される前記第nのラッチ回路からの出力とを受け、前記デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第nのラッチ回路からの出力を前記第kのモードセレクタ用出力端子に出力し前記デジタル出力イネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路からの出力を前記第kのモードセレクタ用出力端子に出力するようにしてもよい。
また、本発明では、前記保持回路は、スキャンイネーブル信号に基づいて前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている表示データを前記モードセレクタに出力し、前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合は、前記第1〜第nのラッチ回路に保持されている前記第1〜第nビットのデータをそれぞれ異なる出力線を介して前記モードセレクタに出力し、前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合は、前記第nのラッチ回路の出力端子から前記第1〜第nビットのデータをシリアル出力データとして前記モードセレクタに出力するようにしてもよい。
また、本発明では、前記保持回路は、第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路をさらに含み、前記第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路のうちの第k(kは1以上の自然数)のスキャン用スイッチ回路は、前記第1〜第nのラッチ回路のうちの第kのラッチ回路からの出力と、前記表示データのうちの第(k+1)ビットのデータとを受け、前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路の出力を第(k+1)のラッチ回路に出力し、前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第(k+1)ビットのデータを第(k+1)のラッチ回路に出力するようにしてもよい。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.第1実施形態
1.1.表示ドライバ
図1は、第1実施形態にかかる表示ドライバ100を示す図である。表示ドライバ100は、説明の簡略化のため、1画素分に関して記載されているが、これに限定されない。複数の画素を同時に駆動する場合には、複数の表示ドライバ100を設ければよい。
表示ドライバ100は、例えば1画素分の表示データを記憶する保持回路10と、表示データをD/A変換するD/A変換器20と、保持回路10の出力レベルを調整するレベルインターフェース30と、D/A変換器20の出力を受けるバッファ回路40と、駆動電圧を出力する出力セレクタ50とを含むが、これに限定されない。表示ドライバ100は、前述の構成要素を全て含む必要はなく、例えばレベルインターフェース30やバッファ回路40を省略する構成も可能である。
保持回路10は、複数の入力端子LIN1〜LINnと、複数の出力端子LQ1〜LQnを含み、複数の入力端子LIN1〜LINnに1画素の表示データが入力される。具体的には、保持回路10の各入力端子LIN1〜LINnに対して、nビットの表示データの各ビットのデータが入力される。例えば入力端子LIN1には、表示データの第1ビットのデータが入力され、入力端子LIN2には、表示データの第2ビットのデータが入力され、入力端子LINnには、表示データの第nビットのデータが入力される。
保持回路10は、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定された場合、クロックDTLHCKに基づいて、各入力端子LIN1〜LINnに入力されたnビットの表示データを保持し、nビットの表示データの各ビットのデータを各出力端子LQ1〜LQnから出力する。
一方、スキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定された場合、保持回路10は、nビットの表示データの各ビットのデータを例えば出力端子LQnからシリアル出力する。この場合、シリアル出力とは、例えば第nビットのデータを出力端子LQnから出力し、次に第(n−1)ビットのデータを出力端子LQnから出力し、その後、順番に第1ビットのデータまで出力することを意味し、このシリアル出力によって出力される一連の第n〜第1ビットのデータをシリアル出力データと呼ぶ。
レベルインターフェース30は、保持回路10からnビットの表示データを受け、後段のD/A変換器20に適した信号レベルに調整して、D/A変換器20に出力する。例えば、レベルインターフェース30は、信号レベルの調整に関して電圧VDHの供給を受けるがこれに限定されない。レベルインターフェース30は、保持回路10の各出力端子LQ1〜LQnからそれぞれ別系統の配線でnビットの表示データを受ける。また、レベルインターフェース30は入力されたnビットの表示データの各ビットのデータに対して信号レベルの調整を施し、D/A変換器20の複数の入力端子DAIN1〜DAINn(広義には第1〜第nのD/A変換器用入力端子)にそれぞれ別系統の配線で出力する。
具体的には、レベルインターフェース30は、例えば保持回路10の出力端子LQ1の出力に対してレベル調整を施し、D/A変換器20の入力端子DAIN1に出力する。同様にして、レベルインターフェース30は保持回路10の各出力端子LQ2〜LQnの出力に対してレベル調整を施し、D/A変換器20の各入力端子DAIN2〜DAINnに出力する。
即ち、保持回路10の各出力端子LQ1〜LQnからnビットの表示データの第1〜第nビットのデータが出力されている場合、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには、nビットの表示データの各ビットのデータに対応する信号が入力される。具体的には、例えば入力端子DAIN1にはnビットの表示データの第1ビットのデータに相当する信号が入力され、例えば入力端子DAIN2にはnビットの表示データの第2ビットのデータに相当する信号が入力される。同様にして、入力端子DAINnにはnビットの表示データの第nビットのデータに相当する信号が入力される。
なお、本実施形態では、レベルインターフェース30を省略し、保持回路10の各出力端子LQ1〜LQnをD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnに接続するようにしてもよい。
D/A変換器20は、各入力端子DAIN1〜DAINnに入力されるnビットの表示データの第1〜第nビットのデータに基づいてD/A変換を行い、nビットの表示データに対応する階調電圧をD/A変換器20の出力端子DAQに出力する。なお、D/A変換器20には電圧VDHが供給されるが、これに限定されない。
バッファ回路40は、D/A変換器20の出力端子DAQから出力される階調電圧を受け、出力セレクタ50の入力端子IN1(広義には第1の入力端子)に出力する。なお、バッファ回路40には電圧VDHが供給されるが、これに限定されない。
出力セレクタ50は、入力端子IN1、入力端子IN2(広義には第2の入力端子)及び駆動電圧出力端子VOUTを含み、出力セレクタ50の入力端子IN2には、保持回路10と出力セレクタ50の間に設けられたデジタル出力線DOLが接続される。また、出力セレクタ50は、アナログ出力イネーブル信号ANALOGEN及びデジタル出力イネーブル信号DIGITALENを受け、これらの信号ANALOGEN、DIGITALENに基づいて駆動電圧出力端子VOUTに出力する電圧を切り替える。
具体的には、出力セレクタ50は、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがアクティブに設定され、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定されると、入力端子IN1に入力された階調電圧を駆動電圧出力端子VOUTに出力する。反対に、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがノンアクティブに設定され、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定されると、出力セレクタ50は、入力端子IN2を選択する。これにより、入力端子IN2に接続されたデジタル出力線DOLから供給される電圧が、駆動電圧出力端子VOUTから出力される。なお、デジタル出力線DOLの一端は出力セレクタ50の入力端子IN2に接続され、その他端はD/A変換器20の入力端子DAINnとレベルインターフェース30を接続する配線に接続される。即ち、出力セレクタ50の入力端子IN2には保持回路10の出力端子LQnから出力されるデータに対応する電圧が入力される。これにより、前述の場合、即ち、出力セレクタ50が駆動電圧出力端子VOUTから出力する駆動電圧として入力端子IN2に入力される電圧を選択した場合には、駆動電圧出力端子VOUTから保持回路10の出力端子LQnから出力されるデータに対応する電圧が出力される。
なお、前述の通り、保持回路10の出力端子LQnからは、保持回路10に入力されるスキャンイネーブル信号SCANENに応じて、nビットの表示データの第nビットのデータ又はnビットの表示データの第1〜第nビットのデータのシリアルデータ(広義にはシリアル出力データ)のいずれかが出力される。即ち、出力セレクタ50が入力端子IN2を選択した場合、保持回路10に入力されるスキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定されると、駆動電圧出力端子VOUTからnビットの表示データの各ビットのデータに対応した電圧が順次に出力される。一方、出力セレクタ50が入力端子IN2を選択し、且つ、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定された場合、駆動電圧出力端子VOUTからnビットの表示データの第nビットのデータに対応した電圧が出力される。この場合は、表示パネルのデジタル階調表示に対応する場合に有効である。デジタル階調表示では、駆動電圧出力端子VOUTから出力されるハイレベル又はローレベルの電圧によって表示パネルが駆動される。例えば表示パネルの1ドットがR画素、G画素、B画素の3画素で構成された場合、デジタル階調表示では、各画素で2階調を表現できるため、8階調のカラー表示がされることになる。
本実施形態では、通常動作モードにおいて、デジタル出力イネーブル信号DIGITALEN及びアナログ出力イネーブル信号ANALOGENを設定することで、表示パネルのアナログ階調表示又はデジタル階調表示に対応することができる。
なお、デジタル出力線DOLは上記の構成に限定されない。出力セレクタ50の入力端子IN2には保持回路10の出力端子LQnから出力されるデータに対応する信号が入力されればよい。例えば、デジタル出力線DOLの他端は保持回路10の出力端子LQnに接続されるようにしてもよい。
また、アナログ出力イネーブル信号ANALOGEN及びデジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定されている場合には、出力セレクタ50は入力端子IN1及びIN2の双方を非選択とし、駆動電圧出力端子VOUTから電圧を出力しない。この場合、例えば駆動電圧出力端子VOUTはハイインピーダンス状態に設定されてもよい。即ち、本実施形態に係る表示ドライバ100は、D/A変換されて生成された階調電圧を表示パネルに出力しないようにすることが可能である。
以下に、例えば1画素の表示データは6ビット(広義にはnビット、nは自然数)のデータで構成され、保持回路10には例えば1画素分の表示データである6ビットのデータが記憶される場合の表示ドライバの構成例を示すが、これに限定されない。
1.2.保持回路
図2は、保持回路10の構成例を示す図である。保持回路10は、第1〜第nのラッチ回路LA1〜LAnと、第1〜第n−1のスキャン用スイッチ回路SS1〜SSn−1を含む。なお、図2では、6ビットの表示データを保持する場合の構成例が示され、保持回路10は6つのラッチ回路LA1〜LA6と、5つ(6−1=5)のスキャン用スイッチ回路SS1〜SS5を含む。
各ラッチ回路LA1〜LA6の出力Qは保持回路10の出力端子LQ1〜LQ6に接続される。ラッチ回路LA1の入力Dには保持回路10の入力端子LIN1が接続される。残りの各ラッチ回路LA2〜LA6の入力Dには各スキャン用スイッチ回路SS1〜SS5の出力が接続される。例えばラッチ回路LA2の入力Dにはスキャン用スイッチ回路SS1の出力が接続され、例えば、ラッチ回路LA6の入力Dにはスキャン用スイッチ回路SS5の出力が接続される。
各ラッチ回路LA1〜LA6のクロック入力Cには、スキャンクロックSCANCK又はクロックDTLHCKに基づくクロックが入力され、各ラッチ回路LA1〜LA6の反転クロック入力XCには、クロック入力Cに入力される信号の反転信号が入力される。これにより、各ラッチ回路LA1〜LA6は、各ラッチ回路LA1〜LA6の入力Dに入力されたデータのラッチや、各ラッチ回路LA1〜LA6の出力Qからのデータの出力を行う。なお、各ラッチ回路LA1〜LA6は、例えばD−FF(ディレイ・フリップフロップ)で構成される。
各ラッチ回路LA1〜LA6のうちの第k(kはn以下の自然数)のラッチ回路LAkの出力Qは、各スキャン用スイッチ回路SS1〜SSn−1のうちの第kのスキャン用スイッチ回路SSkに接続される。例えば第3のラッチ回路LA3の出力Qは第3のスキャン用スイッチ回路SS3に接続される。また、各スキャン用スイッチ回路SS1〜SS5は、保持回路10の各入力端子LIN2〜LIN6と接続される。例えば、第1のスキャン用スイッチ回路SS1は、保持回路10の入力端子LIN2が接続される。なお、第kのラッチ回路LAk及び第kのスキャン用スイッチ回路SSkは、k=1の場合にはラッチ回路LA1及びスキャン用スイッチ回路SS1を示し、k=5の場合にはラッチ回路LA5及びスキャン用スイッチ回路SS5を示すこととする。
また、各スキャン用スイッチ回路SS1〜SS5は、スキャンイネーブル信号SCANENに基づいてオン・オフ制御されるスイッチDSW及びLSWを含む。例えば第kのスキャン用スイッチ回路SSkのスイッチDSWは、スキャンイネーブル信号SCANENに基づいて、保持回路10の入力端子LINkとスキャン用スイッチ回路SSkの出力と接続する。これにより、保持回路10の入力端子LINkが第k+1のラッチ回路LAk+1の入力Dに接続される。
また、例えば第kのスキャン用スイッチ回路SSkのスイッチLSWは、スキャンイネーブル信号SCANENに基づいて、第kのラッチ回路LAkの出力Qとスキャン用スイッチ回路SSkの出力と接続する。これにより、第kのラッチ回路LAkの出力Qが第k+1のラッチ回路LAk+1の入力Dに接続される。なお、入力端子LINkは、k=1の場合には入力端子LIN1を示し、k=5の場合には入力端子LIN5を示すこととする。
上記のような構成において、スキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定されると、第kのスキャン用スイッチ回路SSkのスイッチLSWがオンになり、スキャン用スイッチ回路SSkのスイッチDSWはオフになるため、第k+1のラッチ回路LAk+1の入力Dには第kのラッチ回路LAkの出力Qが接続される。一方、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定されると、第kのスキャン用スイッチ回路SSkのスイッチDSWがオンになり、スキャン用スイッチ回路SSkのスイッチLSWはオフになるため、第k+1のラッチ回路LAk+1の入力Dには保持回路10の入力端子LINkが接続される。
即ち、第k+1のラッチ回路LAk+1は、スキャンイネーブル信号SCANENがアクティブの場合には、第kのラッチ回路LAkの出力Qのデータをラッチし、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブの場合には、保持回路10の入力端子LINkに入力されたデータをラッチする。これにより、スキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定された場合、各ラッチ回路LA1〜LA6のうちの最終段のラッチ回路であるラッチ回路LA6(広義には第nのラッチ回路)の出力Qから、保持回路10に入力されたnビットの表示データの各ビットのデータをシリアルに出力することが可能となる。
また、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブの場合には、保持回路10は入力端子LIN1〜LIN6に供給されたデータを各ラッチ回路LA1〜LA6によって保持し、保持したデータを出力端子LQ1〜LQ6に出力する。
1.3.出力セレクタ
図3は出力セレクタ50の構成例を示す図である。出力セレクタ50は、P型トランジスタPTRと、N型トランジスタNTRと、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENに基づいて第1の入力端子IN1と駆動電圧出力端子VOUTとを接続するスイッチ回路52と、論理回路LBとを含む。
P型トランジスタPTRのソースには例えば電圧VDH(広義には第1の電源の電圧)が供給される。N型トランジスタNTRのソースには電圧VDHよりも電圧の低い電圧VSS(広義には第2の電源の電圧)が供給される。電圧VSSは例えばグランドレベルの電圧に設定されるがこれに限定されない。各トランジスタPTR、NTRのドレインは出力ノードQNDで接続され、各トランジスタPTR、NTRのゲートが論理回路LBに制御されることで、出力ノードQNDの電圧が設定される。例えば、各トランジスタPTR、NTRのゲートにローレベルの電圧が供給された場合、出力ノードQNDは電圧VDHに設定される。逆に各トランジスタPTR、NTRのゲートにハイレベルの電圧が供給された場合、出力ノードQNDは電圧VSSに設定される。
論理回路LBは、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定され、例えば入力端子IN2に入力される電圧レベルが第1のレベルである場合、各トランジスタPTR、NTRのゲートにローレベルの電圧を供給する。また、論理回路LBは、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定され、例えば入力端子IN2に入力される電圧レベルが第1のレベルと異なる第2のレベルである場合、各トランジスタPTR、NTRのゲートにハイレベルの電圧を供給する。即ち、論理回路LBは、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合、第2の入力端子IN2に入力される電圧レベルの切り替わりに応じて各トランジスタPTR、NTRのゲートに出力する電圧レベルを変更する。デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定された場合には、各トランジスタPTR、NTRのゲートには電圧を供給しない。この場合、例えば論理回路LBは各トランジスタPTR、NTRのゲートをハイインピーダンス状態に設定するようにしてもよい。これにより、出力ノードQNDの電圧レベルは入力IN2に入力される電圧の影響を受けない。
論理回路LBは、NAND回路54、NOR回路56、NOT回路58を含み、NAND回路54の出力はP型トランジスタPTRのゲートに接続され、NOR回路56の出力はN型トランジスタPTRのゲートに接続される。NAND回路54は2つの入力を備え、その一方にはデジタル出力イネーブル信号DIGITALENが入力され、その他方は入力端子IN2に接続される。NOT回路58は、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENを反転してNOR回路56に出力する。NOR回路56は2つの入力を備え、その一方にはNOT回路58からの出力が入力され、その他方は入力端子IN2に接続される。
論理回路LBにアクティブに設定されたデジタル出力イネーブル信号DIGITALENが入力された場合、NAND回路54の一方の入力にはハイレベルの電圧が入力され、NOR回路56の一方の入力にはNOT回路58によって反転されたローレベルの電圧が供給される。このとき、入力端子IN2にハイレベルの電圧が入力された場合、NAND回路54の他方の入力及びNOR回路56の他方の入力にハイレベルの電圧が入力され、NAND回路54及びNOR回路56は、ローレベルの電圧をP型トランジスタPTRのゲートに出力する。また、入力端子IN2にローレベルの電圧が入力された場合、NAND回路54の他方の入力及びNOR回路56の他方の入力にローレベルの電圧が入力され、NAND回路54及びNOR回路56は、ハイレベルの電圧をP型トランジスタPTRのゲートに出力する。このようにして、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合では、論理回路LBは、入力端子IN2に入力される電圧のレベルの切り替わりに応じて各トランジスタPTR、NTRのソースのゲートの電圧レベルを制御する。
また、論理回路LBにノンアクティブに設定されたデジタル出力イネーブル信号DIGITALENが入力された場合、NAND回路54の一方の入力にはローレベルの電圧が入力され、NOR回路56の一方の入力にはNOT回路58によって反転されたハイレベルの電圧が供給される。このとき、NAND回路54は入力端子IN2に入力される電圧レベルにかかわらず、P型トランジスタPTRのゲートにハイレベルの電圧を出力し、NOR回路56は入力端子IN2に入力される電圧レベルにかかわらず、N型トランジスタNTRのゲートにローレベルの電圧を出力する。これにより、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定された場合、入力端子IN2に入力される電圧レベルにかかわらず、各トランジスタPTR、NTRをオフ状態に設定できるため、出力ノードQNDをハイインピーダンス状態に設定できる。
なお、論理回路LBは上記の構成に限定されず、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合、第2の入力端子IN2に入力される電圧レベルの切り替わりに応じて各トランジスタPTR、NTRのゲートに出力する電圧レベルを変更するような論理回路であればよい。
デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定され、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがアクティブに設定されると、出力ノードQNDはハイインピーダンス状態に設定され、スイッチ回路52がオン状態となる。これによい、駆動電圧出力端子VOUTから入力端子IN1に入力される階調電圧が出力される。
逆に、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定され、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがノンアクティブに設定されると、出力ノードQNDから入力端子IN2に入力された電圧レベルに対応したレベルの電圧が出力され、、スイッチ回路52がオフ状態となる。これによい、駆動電圧出力端子VOUTから入力端子IN2に入力された電圧に対応するレベルの電圧が出力される。
また、デジタル出力イネーブル信号DIGITALEN及びアナログ出力イネーブル信号ANALOGENがノンアクティブに設定されると、出力ノードQNDはハイインピーダンス状態に設定され、スイッチ回路52もオフ状態に設定される。これにより、駆動電圧出力端子VOUTはハイインピーダンス状態に設定される。即ち、表示パネルを駆動しない場合を設定することができる。
また、出力セレクタ50は上記の構成に限定されず、例えば、デジタル出力イネーブル信号DIGITALEN及びアナログ出力イネーブル信号ANALOGENの二つの信号で駆動電圧出力端子VOUTから出力される電圧を選択しているが、これらの信号を一つの信号に置き換えて共通化する構成でもよい。具体的には、出力セレクタ50は、共通化された信号をデジタル出力イネーブル信号DIGITALENとして用い、共通化された信号を反転してアナログ出力イネーブル信号ANALOGENとして用いる構成であってもよい。
1.4.動作
図4及び図5のタイミングチャートを用いて本実施形態の表示ドライバ100の動作を説明する。図4は通常動作モードでの動作を示すタイミングチャートである。通常動作モードでは、保持回路10に入力されるスキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定される。また、図4では駆動電圧出力端子VOUTの出力を、デジタル出力ではなくアナログ出力で行う場合が示されている。そのため、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがアクティブ(例えばハイレベル)に設定され、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブ(例えばローレベル)に設定される。符号D1〜D6は、6ビットの表示データの第1〜第6ビットのデータを示す。
クロックDTLHCKに基づいてD/A変換器20には6ビットの表示データが入力される。D/A変換器20は、入力された表示データをD/A変換して出力する。これによって出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから駆動電圧が出力される。
例えばA1に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、この時の各第1〜第6ビットのデータはローレベルであるため、A2に示すようなレベルの駆動電圧が駆動電圧出力端子VOUTから出力される。また、例えばA3に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、この時の第1〜第5ビットのデータD1〜D5はローレベルであり、第6ビットのデータD6がハイレベルであるため、A4に示すような駆動電圧が出力される。また、A5に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、この時の各第1〜第6ビットのデータD1〜D6はハイレベルであるため、A6に示すような駆動電圧が出力される。
このように、通常動作モードでは、表示データの値に応じた駆動電圧が出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから出力される。
次に、図5を用いてテストモード時の動作を説明する。表示ドライバ100の検査を行うテストモード時では、出力セレクタ50に入力されるデジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定され、アナログ出力イネーブル信号ANALOGENがノンアクティブに設定される。また、保持回路10に入力されるスキャンイネーブル信号SCANENは、例えばB20に示すように、保持回路10に保持されている1画素分の6ビットのデータを出力する間、アクティブに設定される。
例えばB1に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がり、出力セレクタ50の入力端子IN2にはデジタル出力線DOLを介して第6ビットのデータD6に対応する電圧が入力される。そして、スキャンイネーブル信号SCANENがB2に示すタイミングで立ち上がり、第5〜第1ビットのデータD5〜D1を入力端子IN2に出力するためにB4に示すようにスキャンクロックSCANCKが保持回路10に入力される。これによって、駆動電圧出力端子VOUTからは、6ビットの表示データに対応したパルスが出力される。例えばB1に示すタイミングでは、第1〜第6ビットのデータD1〜D6がローレベルで示されているため、この6ビットの表示データに対応したパルス、即ちB5に示すパルスが駆動電圧出力端子VOUTから出力される。
例えばB6に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がり、B7に示すタイミングでスキャンイネーブル信号SCANENがハイレベルに設定されると、スキャンクロックSCANCKに応じて出力セレクタ50の入力端子IN2に第5〜第1ビットのデータD5〜D1に対応する電圧が入力される。この時、第1ビットのデータD1がハイレベルであり、第2〜第6ビットのデータD2〜D6がローレベルであるため、例えばB8に示すタイミングでスキャンクロックSCANCKが立ち上がると、入力端子IN2にはデジタル出力線DOLを介してハイレベルの電圧が入力される。これにより、駆動電圧出力端子VOUTからB9に示すタイミングで立ち上がるパルスが出力される。
このように、例えばB10に示す期間において、駆動電圧出力端子VOUTから出力されるB9に示すタイミングで立ち上がるパルスを検出することで、6ビットの表示データのうち、第1ビットのデータD1がハイレベルであり、第2〜第6ビットのデータD2〜D6はローレベルであるということを読み取ることができる。即ち、テストモード時では、表示データの内容を駆動電圧出力端子VOUTからデジタルで取得することができる。
もう少し図5を説明すると、例えばB1に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、この時の第6ビットのデータD6はハイレベルであるため、出力セレクタ50の入力端子IN2にはハイレベルの電圧が入力される。即ち、B12に示すタイミングで駆動電圧出力端子VOUTから出力される電圧が立ち上がる。そして、B13に示すタイミングでスキャンクロックSCANCKが立ち上がると、第5ビットのデータD5はローレベルであるため、駆動電圧出力端子VOUTの出力はB13に示すタイミングで立ち下がる。その後、第4〜第1ビットのデータD4〜D1はローレベルであるため、駆動電圧出力端子VOUTの出力はB14に示すレベルになる。即ち、第6ビットのデータがハイレベルであり、第5〜第1ビットのデータD5〜D1がローレベルである場合には、駆動電圧出力端子VOUTからは、例えばB12のタイミングで立ち上がりB13のタイミングで立ち下がり、B14のレベルに落ち着くパルスが出力される。
以上のように、テストモード時では、保持回路10に記憶されている6ビットの表示データが出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTからデジタルのシリアルデータとして出力される。
図6に本実施形態に係る表示ドライバ100の検査のフローの一例を示す。処理PR1では表示ドライバ100の内部レジスタの各種設定を行う。次に処理PR2では、テストモードを設定するためのコマンドを表示ドライバ100に送出する。このコマンドにより、表示ドライバ100の出力セレクタ50にはノンアクティブに設定されたアナログ出力イネーブル信号ANALOGENとアクティブに設定されたデジタル出力イネーブル信号DIGITALENが入力される。また、テストを行うために表示データのテストパターンを表示データが記憶される表示メモリ等にあらかじめ書き込むが、この書き込みは処理PR2に限定されず、他の処理で行ってもよい。
次に処理PR3では表示イネーブルコマンドが表示ドライバ100に送出される。表示イネーブルコマンドにより、例えば表示データが記憶されている表示メモリから各画素の表示データが表示ドライバ100の保持回路10に出力される。さらに、図5のタイミングチャートに示されるように、クロックDTLHCK、スキャンクロックSCANCK及びスキャンイネーブル信号SCANENが保持回路10に入力されるので、6ビットの表示データのデジタルデータがデジタル出力線DOLを介して出力セレクタ50の入力端子IN2に入力される。これにより、出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから6ビットの表示データが出力される。
次に処理PR4では、処理PR3によって出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから出力される6ビットの表示データをデジタルのシリアルデータとして取得する。
次に処理PR5では、処理PR4で取得した6ビットの表示データをあらかじめ設定した表示データのテストパターンを比較して、一致判定を行う。この一致判定によって、表示ドライバ100が例えば設計通りの動作を行っているか等の判定を行うことができる。
このように、本実施形態に係る表示ドライバ100では、表示ドライバ100の検査をデジタルの表示データで行えるため、精度の高い検査が可能である。なお、上記の検査フローは、検査の一例であり、本実施形態の表示ドライバ100を限定しない。
2.第2実施形態
2.1.表示ドライバ
図7は、第2実施形態に係る表示ドライバ110の構成例を示す図である。表示ドライバ110は、保持回路10、D/A変換器20、レベルインターフェース30、バッファ40及びモードセレクタ60を含む。表示ドライバ110と図1の表示ドライバ100との大きな相違点は、表示ドライバ110は、モードセレクタ60を含む点である。
なお、図7の表示ドライバ110には、図1の表示ドライバ100のデジタル出力線DOLや出力セレクタ50が図示されていないが、表示ドライバ110はこれらを含む構成も可能である。また、表示ドライバ110は上記の構成に限定されず、例えばレベルインターフェース30やバッファ40を省略する構成でもよい。保持回路10、D/A変換器20及びレベルインターフェース30は、図1の表示ドライバ100に図示されているものと同様の構成である。また、本実施形態では、構成例として表示データが6ビットである場合の図示及び説明がなされているが、これに限定されない。
モードセレクタ60は、複数の入力端子MIN1〜MINn(広義には第1〜第nのモードセレクタ用入力端子)と複数の出力端子MQ1〜MQn(広義には第1〜第nのモードセレクタ用出力端子)を含む。各入力端子MIN1〜MINnは保持回路10の出力端子LQ1〜LQnと接続される。モードセレクタ60は、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENに基づいて各入力端子MIN1〜MINnと各出力端子MQ1〜MQnとの接続を切り替える。具体的には、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定されると、各入力端子MIN1〜MINnと各出力端子MQ1〜MQnとを一対一に接続する。この場合、例えば入力端子MIN1は出力端子MQ1と接続され、例えば入力端子MINnは出力端子MQnと接続される。一方、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定されると、入力端子MINnが各出力端子MQ1〜MQnに接続される。例えば、入力端子MIN1は出力端子MQnと接続され、入力端子MINnは出力端子MQnと接続される。
即ち、保持回路のスキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定され、且つ、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合には、保持回路10の出力端子LQnからnビットの表示データがシリアル出力され、nビットの表示データがモードセレクタ60の各出力端子MQ1〜MQnからシリアル出力される。
図7のレベルインターフェース30は、モードセレクタ60からnビットの表示データを受け、後段のD/A変換器20に適した信号レベルに調整して、D/A変換器20に出力する。図7のレベルインターフェース30は、モードセレクタ60の各出力端子MQ1〜MQnからそれぞれ別系統の配線でnビットの表示データを受ける。
具体的には、レベルインターフェース30は、例えばモードセレクタ60の出力端子MQ1の出力に対してレベル調整を施し、D/A変換器20の入力端子DAIN1に出力する。同様にして、レベルインターフェース30はモードセレクタ60の各出力端子MQ2〜MQnの出力に対してレベル調整を施し、D/A変換器20の各入力端子DAIN2〜DAINnに出力する。
即ち、スキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定され、且つ、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定されている場合、保持回路10の各出力端子LQ1〜LQnからnビットの表示データが出力され、モードセレクタ60及びレベルインターフェース30を介してD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには、nビットの表示データの各ビットのデータに対応する信号が入力される。具体的には、例えば入力端子DAIN1にはnビットの表示データの第1ビットのデータに相当する信号が入力され、例えば入力端子DAIN2にはnビットの表示データの第2ビットのデータに相当する信号が入力される。同様にして、入力端子DAINnにはnビットの表示データの第nビットのデータに相当する信号が入力される。
逆に、スキャンイネーブル信号SCANENがアクティブに設定され、且つ、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定されている場合、保持回路10の出力端子LQnからnビットの表示データがシリアル出力され、モードセレクタ60及びレベルインターフェース30を介してD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには、nビットの表示データがシリアルで入力される。具体的には、各入力端子DAIN1〜DAINnには、nビットの表示データのうちの例えば第nビットから順番に第1ビットまでの各ビットのデータに相当する信号がシリアルデータとして入力される。即ち、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには共通の信号が入力される。つまり、この場合ではD/A変換器20は、各入力端子DAIN1〜DAINnの全てに同じハイレベル又はローレベルの電圧が入力されるため、これに基づいてD/A変換を行い、ハイレベル又はローレベルの2種類の電圧を出力端子DAQから出力する。なお、D/A変換器20には電圧VDHが供給されるが、これに限定されない。
なお、本実施形態では、レベルインターフェース30を省略し、モードセレクタ60の各出力端子MQ1〜MQnをD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnに接続するようにしてもよい。
バッファ回路40は、D/A変換器20の出力端子DAQから出力される階調電圧を受け、駆動電圧出力端子VOUTに出力する。
テストモード時では、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定され、スキャンイネーブル信号SCANENが一定期間アクティブに設定される。この場合、保持回路10の出力端子LQnからシリアル出力されたnビットの表示データは、モードセレクタ60及びレベルインターフェース30を介してD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnにnビットの表示データがシリアルデータとして入力される。具体的には、例えばD/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには、nビットの表示データの第nビットのデータに相当する信号が入力される。このとき、各入力端子DAIN1〜DAINnには同じ信号が入力される。第nビットのデータに相当する信号がハイレベルである場合には、各入力端子DAIN1〜DAINn全てにハイレベルの信号が入力されるため、D/A変換器20の出力端子DAQからハイレベルの電圧が出力される。逆に第nビットのデータに相当する信号がローレベルである場合には、D/A変換器20の出力端子DAQからローレベルの電圧が出力される。
D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnには、順番にnビットの表示データの第n〜第1ビットのデータに相当する信号が入力されるため、D/A変換器20の出力端子DAQからnビットの表示データがシリアル出力されることになる。
2.2.モードセレクタ
図8にモードセレクタ60の構成例を示す。モードセレクタ60は、第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路MS1〜MSn−1を含む。また、第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路MS1〜MSn−1のうちの第kのモードセレクタ用スイッチ回路MSkは、入力端子MINkと入力端子MINnのいずれか一方を、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENに基づいて、モードセレクタ60の出力端子MQkに接続する。
例えば、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合には、モードセレクタ60の入力端子MINnをモードセレクタ60の出力端子MQkに接続する。また、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定された場合には、入力端子MINkを出力端子MQkに接続する。
具体的には、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定された場合、例えばモードセレクタ用スイッチ回路MS1は入力端子MIN6(MINn)を出力端子MQ1に接続し、例えばモードセレクタ用スイッチ回路MS5は入力端子MIN6(MINn)を出力端子MQ5に接続する。
また、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブに設定された場合、例えばモードセレクタ用スイッチ回路MS1は入力端子MIN1を出力端子MQ1に接続し、例えばモードセレクタ用スイッチ回路MS5は入力端子MIN5を出力端子MQ5に接続する。なお、入力端子MIN6(MINn)は出力端子MQ6(MQn)に接続される。
2.3.動作
図9及び図10のタイミングチャートを用いて本実施形態の表示ドライバ110の動作を説明する。図9は通常動作モードでの動作を示すタイミングチャートである。通常動作モードでは、保持回路10に入力されるスキャンイネーブル信号SCANENがノンアクティブに設定される。また、デジタル出力イネーブル信号DIGITALENがノンアクティブ(例えばローレベル)に設定される。
第1実施形態に係る表示ドライバ100の動作を示す図4と同様に、クロックDTLHCKに基づいてD/A変換器20には6ビットの表示データが入力される。D/A変換器20は、入力された表示データをD/A変換して出力する。これによって出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから駆動電圧が出力される。
例えばC1に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、この時の第1〜第5ビットのデータD1〜D5はローレベルであり、第6ビットのデータD6がハイレベルであるため、C2に示すような駆動電圧が出力される。このように、通常動作モードでは、表示データの値に応じた駆動電圧が出力セレクタ50の駆動電圧出力端子VOUTから出力される。
次に、図10を用いて表示ドライバ110のテストモード時の動作を説明する。表示ドライバ110の検査を行うテストモード時では、モードセレクタ60に入力されるデジタル出力イネーブル信号DIGITALENがアクティブに設定される。なお、保持回路10に関するクロックDTLHCK、スキャンクロックSCANCK及びスキャンイネーブル信号SCANENは、図5と同様に示される。
例えばE1に示すタイミングでクロックDTLHCKが立ち上がると、モードセレクタ60を介して第6ビットのデータD6が、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnに入力される。この場合、E2に示すようにデータD6はローレベルであるため、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnにはローレベルの電圧が入力され、D/A変換器20の出力端子DAQからローレベルの電圧が出力される。即ち、駆動電圧出力端子VOUTからはE3に示すようにローレベルの電圧が出力される。E4に示すタイミングでスキャンイネーブル信号SCANENがハイレベルに設定されると、スキャンクロックSCANCKに応じて保持回路10の出力端子LQnから第5〜第1ビットのデータD5〜D1が順次に出力される。
例えばE5のタイミングでスキャンクロックSCANCKが立ち上がると、保持回路10の出力端子LQnから第5ビットのデータD5がモードセレクタ60に出力される。この時、データD5はE6に示すようにローレベルの電圧であるため、モードセレクタ60を介して、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnにはローレベルの電圧が入力される。即ち、D/A変換器20の出力端子DAQからローレベルの電圧が出力されるため、駆動電圧出力端子VOUTの出力はローレベルの状態から変化しない。
その後、スキャンクロックSCANCKの立ち上がりに応じて、各第4〜第1ビットのデータD4〜D1が順次にモードセレクタ60を介してD/A変換器20に入力される。例えば、E7のタイミングでスキャンクロックSCANCKが立ち上がると、モードセレクタ60に第1ビットのデータD1が入力される。この時、データD1はE8に示すようにハイレベルの電圧であるため、D/A変換器20の各入力端子DAIN1〜DAINnにはモードセレクタ60を介してハイレベルの電圧が入力される。これにより、D/A変換器20の出力端子DAQからハイレベルの電圧が出力され、E9に示すように駆動電圧出力端子VOUTからハイレベルの電圧が出力される。
図5と同様に、本実施形態においても、駆動電圧出力端子VOUTから出力されるパルスを検出することで、6ビットの表示データの各ビットがどのようなデータであるかを検出することができる。即ち、テストモード時では、表示データの内容を駆動電圧出力端子VOUTからデジタルで取得することができる。
以上のように、テストモード時では、保持回路10に記憶されている6ビットの表示データが駆動電圧出力端子VOUTからデジタルのシリアルデータとして出力される。なお、表示ドライバ110を検査する場合も表示ドライバ100と同様の手法で検査することができる。例えば図6に示す検査フローも第2実施形態に係る表示ドライバ110に適用することができる。
3.比較例と効果
図11は第1実施形態及び第2実施形態に係る表示ドライバの比較例を示す図である。比較例の表示ドライバ120は、保持回路12、D/A変換器20、レベルインターフェース30、及びバッファ40を含むが、これに限定されない。例えば、表示ドライバ120はレベルインターフェース30を省略する構成でもよい。保持回路12はクロックCLKに応じて、nビットの表示データをラッチし、出力する。出力されたnビットの表示データは、例えばレベルインターフェース30を介してD/A変換器20に入力される。D/A変換器20は、入力された表示データをD/A変換し、出力端子DAQから階調電圧を出力する。階調電圧はバッファ40を介して駆動電圧出力端子VOUTから出力される。
上記のような構成の表示ドライバ120を検査する場合の検査フローの一例を図12に示す。処理PR21では表示ドライバ120の内部レジスタの各種設定を行う。次に処理PR22では表示イネーブルコマンドが表示ドライバ120に送出される。表示イネーブルコマンドにより、例えば表示データが記憶されている表示メモリから各画素の表示データが表示ドライバ120の保持回路12に出力される。これにより、表示ドライバ120の駆動電圧出力端子VOUTから駆動電圧が出力される。
次に処理PR23では、処理PR22によって表示ドライバ120の駆動電圧出力端子VOUTから出力される駆動電圧を検査するために、この駆動電圧をA/D変換する。
次に処理PR24では、処理PR23でのA/D変換後のデジタルデータと、あらかじめ設定した表示データのテストパターンを比較して、一致判定を行う。この一致判定によって、表示ドライバ100が例えば設計通りの動作を行っているか等の判定を行う。
ところが、上記のような手法では、いくつかの問題点がある。例えば、上記の手法では、表示ドライバ120の駆動電圧出力端子VOUTから出力される駆動電圧をA/D変換する必要があり、A/D変換の精度が要求される。また、検査の際に画素毎にA/D変換が必要なため検査時間の短縮を妨げる。さらに、階調度が高階調になるほど、駆動電圧に対するA/D変換の精度が要求され、近年の高解像度・高階調の表示パネルを駆動する表示ドライバに対しては、駆動電圧をA/D変換しても正確なデータを取得することが難しいため、検査の精度を高めることが難しい。
従って、これらは、製品の製造コスト削減を妨げる要因となり、また品質の高い表示ドライバの提供の妨げにもなる。
一方、第1実施形態に係る表示ドライバ100及び第2実施形態に係る表示ドライバ110は、上記の問題点を解決することができる。表示ドライバ100、110は、ともにテストモードを設定することができる。このテストモードを設定した場合、表示ドライバ100、110の駆動電圧出力端子VOUTからは、nビットの表示データがデジタルデータとして出力される。このため、あらかじめテストパターンとして設定した表示データと、駆動電圧出力端子VOUTから出力される表示データとを一致判定する際、デジタルのデータ同士の比較で一致判定が行えるため、非常に高精度の検査が可能である。さらに、デジタルデータでの比較のため、表示ドライバ100、110が高階調表示を行うような場合であっても、デジタルデータの値が大きくなるだけであり、検査において検査精度を下げる要因にはならない。つまり、表示ドライバ100、110は高階調表示に対応している場合であっても、精度の高い検査が可能である。
上記のように、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
第1実施形態に係る表示ドライバを示す図。 第1実施形態及び第2実施形態に係る保持回路の構成例。 第1実施形態に係る表示ドライバの出力セレクタの構成例。 第1実施形態に係る表示ドライバの通常動作モード時の動作を説明するタイミングチャート。 第1実施形態に係る表示ドライバのテストモード時の動作を説明するタイミングチャート。 第1実施形態に係る表示ドライバの検査フローを示すフローチャート。 第2実施形態に係る表示ドライバを示す図。 第2実施形態に係る表示ドライバのモードセレクタの構成例。 第2実施形態に係る表示ドライバの通常動作モード時の動作を説明するタイミングチャート。 第2実施形態に係る表示ドライバのテストモード時の動作を説明するタイミングチャート。 第1実施形態及び第2実施形態に係る表示ドライバの比較例の構成例。 比較例の表示ドライバの検査フローを示すフローチャート。
符号の説明
10 保持回路、20 D/A変換器、50 出力セレクタ、60 モードセレクタ、
100、110 表示ドライバ、ANALOGEN アナログ出力イネーブル信号、
DAIN1〜DAINn D/A変換器用入力端子、
DIGITALEN デジタル出力イネーブル信号、DOL デジタル出力線、
IN1 第1の入力端子、IN2 第2の入力端子LA1〜LAn ラッチ回路、
LQn 第nのラッチ回路の出力、MIN1〜MINn モードセレクタ用入力端子、
MQ1〜MQn モードセレクタ用出力端子、
MS1〜MSn−1 モードセレクタ用スイッチ回路、
NTR N型トランジスタ、PTR P型トランジスタ、QND 出力ノード、
SCANEN スキャンイネーブル信号、
SS1〜SSn−1 スキャン用スイッチ回路、VDH 第1の電源の電圧、
VSS 第2の電源の電圧、VOUT 駆動電圧出力端子

Claims (12)

  1. 少なくとも1画素の表示データを保持して出力する保持回路と、
    前記保持回路から出力される表示データをD/A変換するD/A変換器と、
    前記D/A変換器からの出力に基づく階調電圧が、その第1の入力端子に入力され、駆動電圧出力端子に駆動電圧を出力する出力セレクタと、
    を含み、
    前記保持回路は第1〜第n(nは2以上の自然数)のラッチ回路を含み、
    通常動作モード時には、
    前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータを前記D/A変換器に出力し、
    前記表示データの検査を行うテストモード時には、
    前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータをシリアル出力データとして第nのラッチ回路の出力からシリアル出力し、
    前記出力セレクタは、
    前記第nのラッチ回路から出力される前記シリアル出力データを受ける第2の入力端子を有し、
    前記通常動作モード時には、前記第1の入力端子に入力される前記階調電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、
    前記テストモード時には、前記保持回路から前記第2の入力端子に入力される前記シリアル出力データに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  2. 請求項1において、
    前記出力セレクタは、
    アナログ出力イネーブル信号がアクティブに設定されると前記第1の入力端子に入力された階調電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、
    デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定されると、前記第2の入力端子に入力された電圧に基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子に出力し、
    前記通常動作モード時には、
    前記アナログ出力イネーブル信号はアクティブに設定され、前記デジタル出力イネーブル信号はノンアクティブに設定され、
    前記表示データの検査を行う前記テストモード時には、前記アナログ出力イネーブル信号はノンアクティブに設定され、前記デジタル出力イネーブル信号はアクティブに設定されることを特徴とする表示ドライバ。
  3. 請求項2において、
    前記出力セレクタは、
    前記駆動電圧出力端子に接続される出力ノードと第1の電源との間に設けられたP型トランジスタと、
    前記第1の電源よりも電圧の低い第2の電源と前記出力ノードとの間に設けられたN型トランジスタと、
    を含み、
    前記デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定された場合には、
    前記第2の入力端子に第1のレベルの信号が入力されると、前記P型トランジスタがオン状態となり、前記N型トランジスタはオフ状態となり、前記出力ノードを介して前記駆動電圧出力端子が前記第1の電源と電気的に接続され、
    前記第2の入力端子に前記第1のレベルと異なる第2のレベルの信号が入力されると、前記P型トランジスタがオフ状態となり、前記N型トランジスタはオン状態となり、前記出力ノードを介して前記駆動電圧出力端子が前記第2の電源と電気的に接続されることを特徴とする表示ドライバ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記出力セレクタと前記第nのラッチ回路の出力端子との間にデジタル信号出力線が設けられ、
    前記保持回路の前記第1〜第nのラッチ回路は、前記表示データの第1〜第nビットのデータを記憶し、
    前記保持回路は、
    スキャンイネーブル信号に基づいて前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている表示データを、前記D/A変換器又は前記デジタル信号出力線を介して前記出力セレクタに出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合は、前記第1〜第nのラッチ回路に保持されている前記第1〜第nビットのデータをそれぞれ異なる出力線を介して前記D/A変換器に出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合は、前記第nのラッチ回路の出力端子から前記第1〜第nビットのデータを前記シリアル出力データとして前記デジタル信号出力線に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  5. 請求項4において、
    前記保持回路は、
    第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路をさらに含み、
    前記第1〜第(n−1)のスキャンスイッチ回路のうちの第k(kは1以上の自然数)のスキャン用スイッチ回路は、
    前記第1〜第nのラッチ回路のうちの第kのラッチ回路からの出力と、前記表示データのうちの第(k+1)ビットのデータとを受け、
    前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路の出力を第(k+1)のラッチ回路に出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第(k+1)ビットのデータを第(k+1)のラッチ回路に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記通常動作モード時において、
    前記駆動電圧出力端子から出力される電圧を表示パネルのデジタル階調表示に対応させる場合には、
    前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされているデータを前記D/A変換器に出力し、
    前記出力セレクタは、前記第2の入力端子に前記第nのラッチ回路から前記デジタル出力線を介して供給された前記第nビットのデータに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子から出力することを特徴とする表示ドライバ。
  7. 請求項4乃至5のいずれかにおいて、
    前記通常動作モード時において、
    前記駆動電圧出力端子から出力される電圧を表示パネルのデジタル階調表示に対応させる場合には、前記出力セレクタに入力される前記デジタル出力イネーブル信号はアクティブに設定され、前記保持回路の前記スキャンイネーブル信号はノンアクティブに設定され、
    前記出力セレクタは、前記第nのラッチ回路から前記デジタル出力線を介して供給された前記第nビットのデータに基づいた電圧を前記駆動電圧出力端子から出力することを特徴とする表示ドライバ。
  8. 少なくとも1画素の表示データを保持して出力する保持回路と、
    前記保持回路から出力される表示データを受け、通常動作モード又は表示データの検査を行うテストモードに応じて前記表示データの出力経路を切り替えて出力するモードセレクタと、
    前記モードセレクタから出力される前記表示データの第1〜第nビットのデータが入力される第1〜第n(nは2以上の自然数)のD/A変換器用入力端子を備え、前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子を介して入力された前記表示データをD/A変換するD/A変換器と、
    を含み、
    前記保持回路は前記第1〜第nビットのデータを記憶する第1〜第n(nは2以上の自然数)のラッチ回路を含み、
    前記通常動作モード時には、
    前記保持回路は、前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている前記第1〜第nビットのデータを各ラッチ回路毎に異なる出力線を介して前記モードセレクタに出力し、
    前記表示データの検査を行う前記テストモード時には、
    前記保持回路は、第1〜第nのラッチ回路にラッチされている前記第1〜第nビットのデータをシリアル出力データとして第nのラッチ回路の出力から前記モードセレクタにシリアル出力し、
    前記モードセレクタは、
    前記通常動作モード時には、前記保持回路から出力された前記表示データの前記第1〜第nビットのデータを前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に出力し、
    前記テストモード時には、前記保持回路から出力される前記シリアル出力データを前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  9. 請求項8において、
    前記モードセレクタは、前記保持回路から前記表示データが入力される第1〜第nのモードセレクタ用入力端子と、前記D/A変換器の前記第1〜第nのD/A変換器用入力端子に前記表示データを出力するための第1〜第nのモードセレクタ用出力端子を含み、
    前記表示データの検査を行う前記テストモードでは、前記モードセレクタは、アクティブに設定されたデジタル出力イネーブル信号を受け、前記第1〜第nのモードセレクタ用入力端子のうち、前記保持回路の第nのラッチ回路の出力を受ける第nのモードセレクタ用入力端子を、前記第1〜第nのモードセレクタ用出力端子と電気的に接続し、前記第nのラッチ回路からの前記シリアル出力データを前記第1〜第nのモードセレクタ用出力端子に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  10. 請求項9において、
    前記モードセレクタは、第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路を含み、
    第1〜第(n−1)のモードセレクタ用スイッチ回路のうちの第kのモードセレクタ用スイッチ回路は、
    第kのモードセレクタ用入力端子に接続される第kのラッチ回路からの出力と、第nのモードセレクタ用入力端子に接続される前記第nのラッチ回路からの出力とを受け、
    前記デジタル出力イネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第nのラッチ回路からの出力を前記第kのモードセレクタ用出力端子に出力し
    前記デジタル出力イネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路からの出力を前記第kのモードセレクタ用出力端子に出力することを特徴とする表示ドライバ。
  11. 請求項8乃至10のいずれかにおいて、
    前記保持回路は、
    スキャンイネーブル信号に基づいて前記第1〜第nのラッチ回路にラッチされている表示データを前記モードセレクタに出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合は、前記第1〜第nのラッチ回路に保持されている前記第1〜第nビットのデータをそれぞれ異なる出力線を介して前記モードセレクタに出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合は、前記第nのラッチ回路の出力端子から前記第1〜第nビットのデータをシリアル出力データとして前記モードセレクタに出力することを特徴とする表示ドライバ。
  12. 請求項11において、
    前記保持回路は、
    第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路をさらに含み、
    前記第1〜第(n−1)のスキャン用スイッチ回路のうちの第k(kは1以上の自然数)のスキャン用スイッチ回路は、
    前記第1〜第nのラッチ回路のうちの第kのラッチ回路からの出力と、前記表示データのうちの第(k+1)ビットのデータとを受け、
    前記スキャンイネーブル信号がアクティブに設定された場合には、前記第kのラッチ回路の出力を第(k+1)のラッチ回路に出力し、
    前記スキャンイネーブル信号がノンアクティブに設定された場合には、前記第(k+1)ビットのデータを第(k+1)のラッチ回路に出力することを特徴とする表示ドライバ。
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