JP4053745B2 - Automatic rust preventive application device to the chimney inner wall - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、煙突の内壁へ防錆剤を塗布するときに使われる煙突内壁への防錆剤塗布装置に関し、特に、煙突の内壁に自動的に防錆剤を塗布することが可能な煙突内壁への防錆剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、煙突の内壁が錆びることを防ぐための防錆剤塗布装置として、自動的に防錆剤を塗布できる装置は、市場に提供されてなく、作業員が命綱等で煙突の頂部から煙突内に吊り下がって、この作業員が防錆剤を煙突の内壁に直接塗布するようにしていた。
ところが、この煙突内での防錆剤塗布作業は、極めて困難な作業であり、しかも危険性を伴う作業であるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題を解決し、煙突内に装置自体を入れてこの装置自体から煙突の内壁に防錆剤を自動的に塗布することができ、この塗布作業の能率を向上することができる煙突内壁への自動防錆剤塗布装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記載の発明は、煙突上部に設置した吊り金具にワイヤーロープを垂らし、装置に取り付けたエンドレスウインチにより前記ワイヤーロープに沿って昇降する煙突内壁への自動防錆剤塗布装置であって、モータの駆動によって回転する中心軸と、この中心軸の回転に伴って中心軸上を上下移動する可動部材と、半径方向に互いに等角度間隔で斜め上向きに設けられこの可動部材の下降に伴い拡径し上昇に伴い縮径するように構成された3本以上のアームと、これらのアームの先端に取り付けられた防錆剤塗布機構と、前記防錆剤塗布機構に設けられた装置回転機構とから構成されてなることを特徴としている。
【0005】
請求項2に記載の発明は、前記可動部材とアームがリンク機構により連結されてなることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記可動部材が、前記中心軸のネジ溝に螺合し、この中心軸の回転に伴い、中心軸に対して上下移動可能に連結される連結部材と、この連結部材に対して上下動可能に挿通された挿通棒と、この挿通棒の下端に取り付けられ前記アームの一端が取着された下端部材と、この下端部材と連結部材との間に介装され、前記アームが縮径し前記下端部材が上昇することにより縮むバネから構成されてなることを特徴としている。
【0006】
請求項4に記載の発明は、前記防錆剤塗布機構が、この防錆剤塗布機構の本体部の下端に設けられ防錆剤を塗布するノズルと、前記本体部の上下にそれぞれ一対ずつ配置され煙突内壁に当接するガイド部材とを備え、このガイド部材は4つの円筒状ローラが互いに等角度偏向して配設されてなることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記装置回転機構が、前記ガイド部材の前記円筒状ローラが回動可能に軸着された回転体と、この回転体を回転させるモータとを備えていることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る煙突内壁への自動防錆剤塗布装置の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施形態の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置の全体構造を示す斜視図、図2は同装置における主要構成を示す概略部分正面図、図3は同装置におけるガイド部材を構成する上下それぞれ一対の回転体の角度位置関係を示した平面図、図4は同装置における防錆剤塗布機構と装置回転機構を示す正面図、図5は図4に示す防錆剤塗布機構と装置回転機構の側面図、図5は同装置を煙突内にセットした状態を示す斜視図である。
【0008】
本実施形態の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置は、図1、図2に示すように、モータ1の駆動によって回転する中心軸2と、この中心軸2の回転に伴って中心軸上を上下移動する可動部材3と、互いに等角度間隔(本実施形態においては120度間隔)で半径方向に延出された3本以上のアーム4(本実施形態においては3本)と、このアーム4の先端に取り付けられた防錆剤塗布機構5と、可動部材3に取り付けられたCCDカメラ11を備えている。
図2に示すように、モータ1は柱状の取り付け基台7に固定状態に取り付けられており、中心軸2はモータ1の回転軸と直結されてモータ1の駆動に伴って回転する。また、中心軸2にはネジ溝が螺刻されている。取り付け基台7には装置各所に配設されたモータやシリンダにエアーを供給するためのエアコンプレッサー8が取り付けられている。尚、図面を見やすくするために配管チューブやレギュレータについては一部図示を省略している。
【0009】
可動部材3は、中心軸2に対して上下移動可能に連結される連結部材31と、この連結部材31に対して上下動可能に挿通された挿通棒32と、この挿通棒32の下端に取り付けられアーム4の一端が取着された下端部材33と、この下端部材33と連結部材31との間に介装されたバネ34とから構成されている。
連結部材31は、中心軸2のネジ溝に螺合可能なネジ溝が内面に形成された中心軸挿通孔3aを備えており、中心軸2をこの中心軸挿通孔3aに挿通した状態でモータ1を駆動させることによって可動部材3は中心軸2に沿って上下移動する。
【0010】
挿通棒32は連結部材31に設けられた挿通孔3bに対して固定状態に取り付けられた外筒32aと、この外筒32aに対して上下移動可能に嵌合された内筒32bとから構成されており、内筒32bと下端部材33との間にバネ34が介装されている。
内筒32bはバネ34によって常時下方向に付勢されているが、煙突内壁に突起物があった場合などアーム4に対して半径方向内向きに強い力が加わった場合には、バネ34が縮んで下端部材33が上昇する。
下端部材33にはアーム4が連結されているので、下端部材33の上昇によってアーム4が半径方向に縮径して突起物を乗り越えることが可能となる。尚、このアームの縮径作用については後で詳しく説明する。
尚、図示していないが、外筒32aの内部には抜け止めが形成されており、内筒32bが抜け落ちることがないようになっている。
【0011】
以下、アーム4の詳しい構成及び作用について説明する。
アーム4は4本の棒状節41、42、43、44を4組のまわり対偶で環状に連結した4節連鎖と、一端が下端部材33に対して枢着され他端がこの4節連鎖の下部棒状節41の中途部に枢着された連結棒45とから構成され、下部棒状節41の一端は取り付け基台7に固定された固定板71に枢着され、下部棒状節41の他端には防錆剤塗布機構5が枢着されている。尚、下端部材33及び固定板71は共に略三角形状に形成され、その各頂点部に連結棒45及び下部棒状節41の一端が枢着されている。
上記構成からなるアーム4によれば、モータ1の駆動によって可動部材3が中心軸2に対して上昇した場合、可動部材3の下端部材33に対して枢着された連結棒45が下部棒状節41を上方に引張り、これによって4節連鎖が防錆剤塗布機構5を中心軸2に対して平行に半径方向内側に引き寄せる。一方、可動部材3が中心軸2に対して下降した場合、可動部材3の下端部材33に対して枢着された連結棒45が下部棒状節41を下方に押すことによって4節連鎖が棒錆剤塗布機構5を中心軸2に対して平行に半径方向外側へと押しやる。
【0012】
また、煙突内壁に突起物があった場合には、アーム4に対して半径方向内向きに強い力が加わるが、この場合には4節連鎖を介して連結棒45から下端部材33を上方向に押し上げる力が働き、この押し上げ力によってバネ34が縮んで下端部材33が上昇し、これに伴って連結棒45が下部棒状節41を上方に引張り、4連鎖が防錆剤塗布機構5を中心軸2に対して平行に半径方向内側に引き寄せることとなる。
【0013】
また、本実施形態の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置では、アーム4が斜め上向きに取り付けられているため、上記作用においてアーム4の拡径の際にはアームは下がり、縮径の際にはアームが上がるようになる。そのため、煙突清掃時においてはアームを下げる方向の力が必要となるが、この場合、アームの自重を利用することが可能であるため、大きな駆動力のモータを必要としない。
【0014】
防錆剤塗布機構5は、柱状体53からなる本体部の下端に設けられ防錆剤を塗布するノズル51と、柱状体53からなる本体部の上下にそれぞれ一対ずつ配置され煙突内壁に当接するガイド部材54とから構成され、このガイド部材54は4つの円筒状ローラ56が互いに等角度偏向して配設されている。そして、取り付け基台7の前部には、内部に防錆剤からなる薬液が入ったタンク55が配置され、このタンク55の上部にはタンク55に入った薬液をノズル51に圧送して噴出させるためのポンプ58が配置されている。
【0015】
ノズル51は前方が開放された筐体状本体51aとこの筐体状本体51a内の中央に設けた噴出口51bと、その上下に設けられ前方に向けて上下方向に拡開するガイドテーパ面を有するガイド板材51c、51dとから構成され、筐体状本体51aの開口部は上下方向に長い長方形状とされている。
したがって、噴出口51bから噴出された防錆剤は前方上下方向に向け広がりながら噴出されるようになっている。
【0016】
柱状体53の上部には旋回用ギアモータ52が取り付けられており、このモータの回動によって回転される回転軸56は柱状体53の側部を通って上下部の計4つのガイド部材54の中心を貫通しており、旋回用ギアモータ52の駆動によって上下部の計4つのガイド部材54が全て回転するようになっている。
【0017】
ガイド部材54は図3に示すように、4つの円筒状ローラ59が回転体57に対して互いに等角度間隔で個々に回動可能に軸着されることにより構成されている。
尚、図中57aは回転軸56を挿通固定するための貫通孔である。一対のガイド部材54は、上下に重なり合う2つの回転体57が平行に且つ互いに45度角度偏向して配設される。このときの、2つの回転体57の角度位置関係を平面的に表した図が図3である。このように、上下に重なり合う2つの回転体57が互いに45度角度偏向して配設されていることによって、円筒状ローラ59を確実に煙突Aの内壁面a(図6参照)に当接させることができる。
【0018】
ガイド部材54は、装置を煙突A内に入れて塗布作業を行う際に煙突Aの内壁面aに円筒状ローラ59の表面を当接させることによって装置を煙突内にて上昇させるときのガイドの役割を果たさせるためのものであり、装置を煙突A内にて上昇させた場合に、円筒状ローラ59が回転体57への枢着軸を中心に回転することによって、装置を煙突A内にてスムーズに上昇させることが可能となる。また、ガイド部材54は装置を煙突A内にて回転させるための装置回転機構の役割も同時に果している。すなわち、煙突Aの内壁面aに円筒状ローラ59の表面を当接させた状態で、ガイド部材54の回転体57をモータ52によって回転させることによって装置全体を煙突A内にて回転(旋回)させることが可能となる。
【0019】
尚、上記した装置回転機構による装置の回転は、一方向に120度回転し、次いで反対方向に120度回転して戻るといった動作を繰り返す。このとき、回転角度を120度より僅かに大きくすると、回転の始端部及び終端部において防錆剤塗布機構の重なり部分が生じるため煙突内壁面を確実に360度塗布することができる。
【0020】
本実施形態の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置は、煙突上部に設置した吊り金具にワイヤーロープを垂らし、装置に取り付けたエンドレスウインチ10によってワイヤーロープに沿って上昇・下降し、装置回転機構によって装置を旋回させながら、塗布作業を行うことができる。
尚、図中、符号6は取り付け基台7の上端部に設けられ、煙突A内を照明するための2つの電球からなる照明具である。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、煙突上部に設置した吊り金具にワイヤーロープを垂らし、装置に取り付けたエンドレスウインチにより前記ワイヤーロープに沿って昇降する煙突内壁への自動防錆剤塗布装置であって、モータの駆動によって回転する中心軸と、この中心軸の回転に伴って中心軸上を上下移動する可動部材と、半径方向に互いに等角度間隔で斜め上向きに設けられこの可動部材の下降に伴い拡径し上昇に伴い縮径するように構成された3本以上のアームと、これらのアームの先端に取り付けられた防錆剤塗布機構と、前記防錆剤塗布機構に設けられた装置回転機構とから構成したので、以下に述べる効果を奏する。
【0022】
すなわち、3本以上のアームで煙突内壁を支持することができるため、装置を煙突内にて安定して支持することができ、装置を煙突内壁に対して平行に上昇させることができ、煙突内壁に満遍なく防錆剤を自動的に塗布することができて、この塗布作業の能率を向上することができる。
また、アームが斜め上向きに取り付けられているため、煙突内塗布時においてアームの拡径にアームの自重を利用することが可能であり、大きな駆動力のモータを必要としない。
【0023】
請求項2に記載の発明は、可動部材とアームがリンク機構により連結されたものであるから、防錆剤塗布機構を中心軸に対して平行に移動させることができ、煙突内壁に対して防錆剤塗布機構が傾くことがない。
請求項3に記載の発明は、可動部材が、前記中心軸のネジ溝に螺合し、この中心軸の回転に伴い、中心軸に対して上下移動可能に連結される連結部材と、この連結部材に対して上下動可能に挿通された挿通棒と、この挿通棒の下端に取り付けられ前記アームの一端が取着された下端部材と、この下端部材と連結部材との間に介装され、前記アームが縮径し前記下端部材が上昇することにより縮むバネから構成されたものであるから、煙突の内壁に突起物が存在していた場合でも、バネの作用によって突起物を乗り越えて装置を上昇させることができる。
【0024】
請求項4に記載の発明は、防錆剤塗布機構が、この防錆剤塗布機構の本体部の下端に設けられ防錆剤を塗布するノズルと、前記本体部の上下にそれぞれ一対ずつ配置され煙突内壁に当接するガイド部材とを備え、このガイド部材は4つの円筒状ローラが互いに等角度偏向して配設されているので、3本以上のアームに取り付けられた防錆剤塗布機構のノズルから煙突の内壁面に自動的に噴出することができて、煙突の内壁面を容易に満遍なく防錆処理でき、作業能率を向上することができる。また、上下に重なり合う2つの回転体が互いに45度角度偏向して配設されていることによって、円筒状ローラを確実に煙突内壁面に当接させることができ、装置を煙突内にてスムーズに上昇させることができる。
【0025】
請求項5に記載の発明は、装置回転機構が、ガイド部材の前記円筒状ローラが回動可能に軸着された回転体と、この回転体を回転させるモータとを備えているので、煙突の内壁面に円筒状ローラの表面を当接させた状態でガイド部材の回転体をモータによって回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置の全体構造を示す斜視図である。
【図2】同装置における主要構成を示す概略部分正面図である。
【図3】同装置におけるガイド部材を構成する上下それぞれ一対の回転体の角度位置関係を示した平面図である。
【図4】同装置における防錆剤塗布機構と装置回転機構を示す正面図である。
【図5】図4に示す防錆剤塗布機構と装置回転機構の側面図である。
【図6】同装置を煙突内にセットした状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モータ
2 中心軸
3 可動部材
31 連結部材
32 挿通棒
33 下端部材
34 バネ
4 アーム
5 防錆剤塗布機構
51 ノズル
54 ガイド部材
57 回転体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for applying a rust preventive agent to a chimney inner wall used when applying a rust preventive agent to the inner wall of a chimney, and in particular, a chimney inner wall capable of automatically applying a rust preventive agent to the inner wall of the chimney. The present invention relates to a rust preventive coating apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a rust preventive coating device to prevent the inner wall of the chimney from rusting, a device that can automatically apply a rust preventive agent has not been provided to the market. The worker applied the rust inhibitor directly to the inner wall of the chimney.
However, the work of applying the rust preventive agent in the chimney is a very difficult work, and there is a problem that the work is dangerous.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and can automatically apply a rust preventive agent to the inner wall of the chimney by placing the device itself in the chimney, thereby improving the efficiency of this application work. An object of the present invention is to provide an automatic rust preventive agent application device for the inner wall of a chimney.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been proposed in order to solve the above-mentioned problems, and the invention according to
[0005]
The invention according to
According to a third aspect of the present invention, the movable member is screwed into the screw groove of the central shaft, and is connected to the central shaft so as to be movable up and down with the rotation of the central shaft. An insertion rod that is inserted into the connecting member so as to be movable up and down, a lower end member that is attached to the lower end of the insertion rod and that has one end of the arm attached thereto, and is interposed between the lower end member and the connecting member. The arm is formed of a spring that contracts when the arm diameter is reduced and the lower end member is raised .
[0006]
According to a fourth aspect of the present invention, the rust preventive agent applying mechanism is provided at a lower end of the main body portion of the rust preventive agent applying mechanism and a pair of rust preventive agent is disposed above and below the main body portion, respectively. And a guide member that abuts against the inner wall of the chimney. This guide member is characterized in that four cylindrical rollers are arranged at an equal angle with respect to each other.
According to a fifth aspect of the present invention, the apparatus rotation mechanism includes a rotating body on which the cylindrical roller of the guide member is pivotally mounted, and a motor that rotates the rotating body. It is a feature.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an automatic rust preventive agent coating apparatus for a chimney inner wall according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing the overall structure of an automatic rust preventive agent coating apparatus for a chimney inner wall according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a schematic partial front view showing the main configuration of the apparatus, and FIG. FIG. 4 is a front view showing the rust preventive agent application mechanism and the device rotation mechanism in the apparatus, and FIG. 5 is a rust preventive agent application shown in FIG. FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the device is set in a chimney.
[0008]
As shown in FIGS. 1 and 2, the automatic rust preventive agent coating apparatus for the chimney inner wall according to the present embodiment has a
As shown in FIG. 2, the
[0009]
The
The connecting
[0010]
The
The
Since the
Although not shown, a stopper is formed inside the
[0011]
Hereinafter, the detailed configuration and operation of the
The
According to the
[0012]
In addition, when there is a projection on the inner wall of the chimney, a strong force is applied inward in the radial direction to the
[0013]
Moreover, in the automatic rust preventive agent coating apparatus for the chimney inner wall of the present embodiment, the
[0014]
The rust preventive
[0015]
The
Therefore, the rust preventive agent ejected from the
[0016]
A
[0017]
As shown in FIG. 3, the
In the drawing, 57a is a through hole for inserting and fixing the
[0018]
The
[0019]
Note that the rotation of the apparatus by the apparatus rotation mechanism described above repeats the operation of rotating 120 degrees in one direction and then rotating back 120 degrees in the opposite direction. At this time, if the rotation angle is slightly larger than 120 degrees, an overlapping portion of the anticorrosive coating mechanism is generated at the start and end portions of the rotation, so that the inner surface of the chimney can be reliably applied 360 degrees.
[0020]
The automatic rust preventive agent coating apparatus for the inner wall of the chimney according to this embodiment hangs a wire rope on a hanging metal fitting installed on the upper part of the chimney, and moves up and down along the wire rope by an
In the figure, reference numeral 6 denotes an illuminating device that is provided at the upper end of the mounting
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention , the wire rope is hung on the hanging metal fitting installed in the upper part of the chimney, and the rust prevention on the inner wall of the chimney that moves up and down along the wire rope by the endless winch attached to the device. The agent coating device is provided with a central axis that is rotated by driving of a motor, a movable member that moves up and down on the central axis as the central axis rotates, and is provided obliquely upward at equal angular intervals in the radial direction. Three or more arms configured to increase in diameter as the movable member descends and decrease in diameter as it rises, a rust preventive coating mechanism attached to the tips of these arms, and the rust preventive coating mechanism Since the apparatus rotation mechanism is provided, the following effects can be obtained.
[0022]
That is, since the chimney inner wall can be supported by three or more arms, the device can be stably supported in the chimney, and the device can be raised parallel to the chimney inner wall. Thus, the rust preventive agent can be automatically applied evenly, and the efficiency of this application work can be improved.
Further, since the arm is attached obliquely upward, the weight of the arm can be used for expanding the arm diameter during application in the chimney, and a motor with a large driving force is not required.
[0023]
According to the second aspect of the present invention, since the movable member and the arm are connected by the link mechanism, the rust preventive agent application mechanism can be moved in parallel to the central axis, and the chimney inner wall is protected. The rusting agent application mechanism does not tilt.
According to a third aspect of the present invention, there is provided a connecting member in which the movable member is screwed into the thread groove of the central shaft and is connected to the central shaft so as to be movable up and down as the central shaft rotates. An insertion rod that is inserted in a vertically movable manner with respect to the member, a lower end member that is attached to the lower end of the insertion rod and to which one end of the arm is attached, and is interposed between the lower end member and the connecting member , Since the arm is reduced in diameter and the lower end member is raised, the spring is contracted, so that even when a protrusion is present on the inner wall of the chimney, the device is moved over the protrusion by the action of the spring. Can be raised.
[0024]
According to a fourth aspect of the present invention, a pair of rust preventive agent coating mechanisms are disposed on the lower end of the main body portion of the rust preventive agent coating mechanism and a nozzle for applying the rust preventive agent, and above and below the main body portion. A guide member that abuts against the inner wall of the chimney, and this guide member is provided with four cylindrical rollers that are deflected at an equal angle to each other, so that the nozzle of the anticorrosive coating mechanism attached to three or more arms Can be automatically ejected to the inner wall surface of the chimney, the inner wall surface of the chimney can be easily and uniformly rust-proofed, and the work efficiency can be improved. In addition, since the two rotating bodies that overlap in the vertical direction are arranged at an angle of 45 degrees to each other, the cylindrical roller can be reliably brought into contact with the inner wall surface of the chimney, and the apparatus can be smoothly moved in the chimney. Can be raised.
[0025]
In the fifth aspect of the invention, the device rotating mechanism includes a rotating body on which the cylindrical roller of the guide member is rotatably mounted, and a motor that rotates the rotating body. The rotating member of the guide member can be rotated by the motor while the surface of the cylindrical roller is in contact with the inner wall surface.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the overall structure of an automatic rust preventive agent applying device to a chimney inner wall according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic partial front view showing a main configuration of the apparatus.
FIG. 3 is a plan view showing an angular positional relationship between a pair of upper and lower rotating bodies constituting a guide member in the apparatus.
FIG. 4 is a front view showing a rust preventive agent application mechanism and an apparatus rotation mechanism in the apparatus.
5 is a side view of the rust preventive agent application mechanism and the apparatus rotation mechanism shown in FIG. 4;
FIG. 6 is a perspective view showing a state in which the apparatus is set in a chimney.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
モータの駆動によって回転する中心軸と、
この中心軸の回転に伴って中心軸上を上下移動する可動部材と、
半径方向に互いに等角度間隔で斜め上向きに設けられこの可動部材の下降に伴い拡径し上昇に伴い縮径するように構成された3本以上のアームと、
これらのアームの先端に取り付けられた防錆剤塗布機構と、
この防錆剤塗布機構に設けられた装置回転機構とから構成されてなることを特徴とする煙突内壁への自動防錆剤塗布装置。 A device for automatically applying an anticorrosive agent to the inner wall of a chimney that is hung up and down along the wire rope by an endless winch attached to the device, hanging a wire rope on a hanging bracket installed at the top of the chimney,
A central shaft that is rotated by driving the motor;
A movable member that moves up and down on the central axis as the central axis rotates,
Three or more arms, which are provided obliquely upward at equal angular intervals in the radial direction and configured to increase in diameter as the movable member descends and decrease in diameter as it rises;
Rust preventive application mechanism attached to the tip of these arms,
An automatic rust preventive agent coating device for an inner wall of a chimney, comprising a device rotating mechanism provided in the rust preventive agent applying mechanism.
この連結部材に対して上下動可能に挿通された挿通棒と、
この挿通棒の下端に取り付けられ前記アームの一端が取着された下端部材と、
この下端部材と連結部材との間に介装され、前記アームが縮径し前記下端部材が上昇することにより縮むバネから構成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置。The movable member is screwed into a screw groove of the central axis, and a connecting member that is connected to the central axis so as to move up and down as the central axis rotates .
An insertion rod inserted into the connecting member so as to be movable up and down;
A lower end member attached to the lower end of the insertion rod and attached to one end of the arm;
The chimney inner wall according to claim 1 or 2, comprising a spring interposed between the lower end member and a connecting member, the arm being reduced in diameter and contracted when the lower end member is raised. Automatic rust preventive application device.
前記本体部の上下にそれぞれ一対ずつ配置され煙突内壁に当接するガイド部材とを備え、
このガイド部材は4つの円筒状ローラが互いに等角度偏向して配設されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置。The rust preventive application mechanism is provided at the lower end of the main body of the rust preventive application mechanism, and a nozzle for applying the rust preventive agent;
A pair of guide members arranged on the upper and lower sides of the main body part respectively to contact the chimney inner wall,
4. The automatic rust preventive agent coating apparatus for an inner wall of a chimney according to any one of claims 1 to 3, wherein the guide member includes four cylindrical rollers arranged at an equal angle to each other.
この回転体を回転させるモータとを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の煙突内壁への自動防錆剤塗布装置。 A rotating body on which the cylindrical roller of the guide member is rotatably mounted ;
An automatic rust preventive agent coating apparatus for a chimney inner wall according to any one of claims 1 to 4, further comprising a motor for rotating the rotating body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001242251A JP4053745B2 (en) | 2001-08-09 | 2001-08-09 | Automatic rust preventive application device to the chimney inner wall |
Applications Claiming Priority (1)
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