JP4053143B2 - Kasagi mounting structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、階段壁等の屈曲した端面に装着される笠木の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図10(a)に示すように、廊下側Aと階段側Bとは、階段壁51によって仕切られる場合があり、このような階段壁51の端面には、デザイン上の観点から、また、手摺として機能させるために、階段壁51の厚みより僅かに幅広の笠木52が取り付けられている。
【0003】
このような階段壁51は、通常、階段の傾斜角度に合わせるように、その上端面を傾斜させているので、階段壁51の端面は90度以外の角度をもって屈曲することになり、その屈曲した端面に沿って笠木52を取り付けるために、例えば、同図(b)に示すように、階段壁51の正面の立ち上がり部分に取り付けられる笠木52aと、階段壁51の傾斜した上端面に取り付けられる笠木52bとは、それぞれの端部を所定の角度に切断することで、双方の笠木52a、52bの切断面を相互に密接させるようにして両者を接合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、階段の傾斜角度は常に一定であるというわけではなく、階段の設置スペース等によって変化するので、工場において端部を予め所定の角度に切断した笠木材を現場に出荷するというわけにはいかず、施工現場においてそれぞれの階段の傾斜角度に合わせて現場作業員が笠木材を所定角度に切断するといった加工を行わなければならない。
【0005】
しかしながら、上述したような笠木材の切断角度が微妙にずれた場合は、笠木52の接合部分に隙間や段差が生じ、外観を損ねるといった問題が発生するので、笠木材の加工は精度良く行う必要があり、現場における笠木材の加工は手間のかかる作業となっていた。
【0006】
また、一般に使用される笠木材は、木質板によって形成される基材の表面に突板や表面化粧シートを貼着したものも多く、こういった笠木材を切断すると、その切断部分において、突板が破断したり、表面化粧シートが基材から剥離したりする場合があり、そのような場合は、新たな笠木材を再度加工し直す必要があるので、作業効率が低下すると共に材料の無駄が発生するといった問題がある。また、笠木52a、52bの接合部分αは、同図(b)に示すように、角張っているため、施工後、年月が経過するうちに、その部分から表面化粧シート等が剥離するといった問題もある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、笠木材に手間のかかる加工を施すことなく、簡単かつ体裁良く、笠木を階段壁に取り付けることのできる笠木の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、この発明は、階段壁の屈曲した端面に装着される笠木の取付構造であって、前記階段壁の端面の屈曲部に所定の隙間が形成されるように、その屈曲部を挟んで前記階段壁の端面にそれぞれ固定される2枚の笠木と、前記笠木の全幅にわたって、2枚の前記笠木の対向する端部を覆う、外側に突出するように湾曲したカバー部を有する第1コーナ部材と、前記階段壁の端面の屈曲部から外方に伸び出して前記第1コーナ部材をそのカバー部の内側で支持する支持部と、この支持部を前記階段壁の端面の屈曲部を基点として揺動可能に前記笠木の端面または前記階段壁の端面に固定する固定部とを有する支持部材と、前記支持部材に支持された前記第1コーナ部材を含めて、2枚の前記笠木の対向する端部を側方から覆うように、前記第1コーナ部材に固着される第2コーナ部材とから構成される笠木の取付構造を提供するものである。
【0009】
以上のように構成された笠木の取付構造では、階段壁の端面の屈曲部において隣接する2枚の笠木の端部を完全に密接させるのではなく、屈曲部にある程度の隙間が形成されるように双方の笠木を階段壁に取り付け、その屈曲部を第1コーナ部材及び第2コーナ部材によって覆うことで笠木の端部が露出しないようにしたため、階段壁の端面の屈曲部を挟んで隣接する2枚の笠木の端部同士が完全に密接するように、階段の傾斜角度に合わせて笠木材を切断するといった面倒な加工を行う必要がなく、簡単かつ体裁良く笠木を階段壁に取り付けることができる。
【0010】
また、第1コーナ部材を支持する支持部を揺動させることによって、第1コーナ部材を階段壁の端面の屈曲部の中心位置に簡単に配置することができるので、階段の傾斜角度がある程度変化した場合でも、第1コーナ部材が屈曲部の片側に位置ずれすることがなく、屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木の端部を第1コーナ部材によって確実に覆うことができる。従って、汎用性に富んだ笠木の取付構造であるといえる。
【0011】
また、階段壁の屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木の端部が第1コーナ部材及び第2コーナ部材によって隠蔽されるので、笠木材を切断した際に、その切断部分において突板が多少破断したり、表面化粧シートが多少剥離したとしても、そのような笠木をそのまま使用することができ、現場作業員の加工ミスによる笠木材の無駄や再加工を行う手間を省くことができる。
【0012】
さらに、屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木の端部が第1コーナ部材及び第2コーナ部材によって隠蔽されているので、年月が経過するうちに、笠木の端部から表面化粧シート等が剥離するといったこともなく、長期間にわたって施工直後の美しい仕上りを維持することができる。
【0013】
また、請求項2に記載の笠木の取付構造のように、前記支持部材の前記固定部を、支持軸を介して開閉自在に連結された一対の固定板によって形成すると共に、前記支持部材の前記支持部を、前記両固定板の間に前記支持軸を介して揺動自在に支持された支持板によって形成し、前記両固定板を、前記階段壁の端面の屈曲部を挟んで前記階段壁の端面にそれぞれ固定するようにしておくと、支持板の基端部を確実に階段壁の端面の屈曲部に位置決めすることができると共に、固定板の表面をスライドさせながら笠木を支持板の基端部に双方から当接させることにより、双方の笠木を階段壁の端面の屈曲部に対して対称位置に確実に位置決めすることができるので、笠木の取付精度が向上するといった効果がある。
【0014】
また、請求項3に記載の笠木の取付構造のように、前記第1コーナ部材のカバー部を軟質材料によって形成しておくと、笠木の表面に沿うように第1コーナ部材が変形するので、笠木表面に対する第1コーナ部材の密着性が向上すると共に、柔らかい触感が得られるといった効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、廊下A側と階段B側との間には、階段Bを構成する各踏板bの一端側を支持する階段壁10が設けられており、この階段壁10は、図2(b)に示すように、階段Bの正面手前において人間の腰の高さ位置あたりまで垂直に立ち上がる垂直端面11と、この垂直端面11の上端から階段Bの前方に向かって階段Bの傾斜角度に合わせて上方に傾斜する傾斜端面12とからなる屈曲した端面を有している。
【0016】
前記階段壁10の垂直端面11及び傾斜端面12には、図1及び図2に示すように、階段壁10の厚みより僅かに幅広の笠木21、22がそれぞれ取り付けられており、階段壁10の端面の屈曲部に位置する両笠木21、22の接合部分には、図3(a)、(b)に示す合成樹脂製の第1コーナ部材31と、図4(a)、(b)に示す合成樹脂製の第2コーナ部材34と、図5(a)、(b)に示す金属製の支持部材35とから構成されるコーナ部材30が取り付けられている。
【0017】
前記第1コーナ部材31は、図2(a)、(c)、図3(a)、(b)及び図6に示すように、階段壁10の端面の屈曲部に位置する両笠木21、22の接合部分をその全幅にわたって覆う、所定の肉厚を有する断面円弧状のカバー部32と、このカバー部32の全長にわたってその内面側の幅方向の中央部に連設された接続部33とを備えており、この接続部33には、後述する支持部材35の支持板38が嵌め込まれる嵌合溝33aがカバー部32の全長にわたって形成されていると共に、第1コーナ部材31の両端面には、前記接続部33の基端部に、後述する第2コーナ部材34を装着するための装着孔33bがそれぞれ形成されている。また、前記カバー部32はエラストマ等の軟質合成樹脂によって形成されていると共に、前記接続部33は硬質合成樹脂によって形成されている。
【0018】
前記第2コーナ部材34は、図2、図4(a)、(b)及び図6に示すように、外縁が前記第1コーナ部材31のカバー部32の外縁に略一致する円盤状のカバー部34aと、このカバー部34aに連設された、前記第1コーナ部材31の装着孔33bに挿入される軸状の装着部34bとから構成されており、この装着部34bに接着剤を塗布して装着孔33bに挿入することで、カバー部34aが第1コーナ部材31の両端面に密着した状態で固着され、図6に一点鎖線で示すように、このカバー部34aによって、第1コーナ部材31の両端面と共に階段壁10の端面の屈曲部に位置する両笠木21、22の接合部分の両側部が隠蔽されるようになっている。
【0019】
前記支持部材35は、図5(a)、(b)及び図6に示すように、支持軸36を介して開閉自在に連結された一対の固定板37と、前記支持軸36を介して両固定板37の基端部に揺動自在に支持された支持板38とから構成されており、図6に示すように、2枚の固定板37を階段壁10の垂直端面11、傾斜端面12にそれぞれビス止めするために、両固定板37にはビス孔37aがそれぞれ形成されている。
【0020】
以下に、上述したコーナ部材30を用いた笠木21、22の取付方法について、図7を参照しながら説明する。まず、同図(a)に示すように、支持部材35の両固定板37の開き角度を調整することで階段壁10の端面の屈曲部に沿わせ、一方の固定板37を階段壁10の垂直端面11にビス止めすると共に他方の固定板37を階段壁10の傾斜端面12にビス止めする。
【0021】
次に、同図(b)に示すように、垂直端面11、傾斜端面12上をスライドさせるようにして、笠木21、22の端面を支持部材35の支持板38の基端部に当接させると、階段壁10の屈曲部を挟んで対称位置に双方の笠木21、22の端部が位置決めされるので、その状態で、階段壁10の垂直端面11及び傾斜端面12を構成する図示しない枠材の裏面側から笠木21、22を階段壁10に釘止めする。なお、笠木21、22の裏面側には、図6に示すように、支持部材35の固定板37が嵌り込む切欠部21a、22aを予め形成しておく。
【0022】
そして、両笠木21、22の間に位置している支持板38の先端部分に接着剤を塗布し、同図(c)に示すように、第1コーナ部材31の接続部33に形成された嵌合溝33aに支持板38を嵌め込むようにして第1コーナ部材31のカバー部32を笠木21、22の表面に当接させることで、階段壁10の端面の屈曲部に位置する両笠木21、22の接合部分をその全幅にわたって覆う。
【0023】
最後に、第2コーナ部材34の装着部34bに接着剤を塗布し、この装着部34bを第1コーナ部材31の端面に形成された装着孔33bに挿入することで、第2コーナ部材34を第1コーナ部材31の両端面に固着すると、同図(d)に示すように、第2コーナ部材34のカバー部34bによって、第1コーナ部材31の両端面と共に階段壁10の端面の屈曲部に位置する両笠木21、22の接合部分の両側部が隠蔽される。
【0024】
以上のように構成された笠木の取付構造では、階段壁10の端面の屈曲部において隣接する2枚の笠木21、22の端部を完全に密接させるのではなく、屈曲部に取り付けられた支持部材35の支持板38を挟んで、ある程度の隙間が形成されるように双方の笠木21、22を階段壁10に取り付け、両笠木21、22の接合部分を第1コーナ部材31及び第2コーナ部材34によって覆うことで笠木21、22の端部を隠蔽するようにしたため、階段壁10の端面の屈曲部において、隣接する2枚の笠木21、22の端部同士が完全に密接するように、階段Bの傾斜角度に合わせて笠木材を切断するといった面倒な加工を行う必要がなくなり、簡単かつ体裁良く笠木21、22を階段壁10に取り付けることができる。
【0025】
また、第1コーナ部材31の接続部33に形成された嵌合溝33aに支持部材35の支持板38を嵌め込みながらカバー部32を双方の笠木21、22の表面に当接させることにより、階段壁10の屈曲部を形成する垂直端面11と傾斜端面12のなす角度を2等分する位置に支持板38が自然に移動するので、階段Bの傾斜角度がある程度変化した場合でも、第1コーナ部材31が階段壁10の屈曲部の片側に位置ずれすることがなく、階段壁10の屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木21、22の端部を第1コーナ部材31によって確実に覆うことができる。
【0026】
また、図8(a)、(b)に示すように、傾斜端面12の傾斜角度βが変化した場合や、使用する笠木21、22の厚みSが変化した場合でも、支持板38の嵌合溝33aに対する嵌め込み量Lが変化することで、そういった傾斜角度βや厚みSの変化量を十分に吸収することができるので、傾斜端面12の傾斜角度βや使用する笠木21、22の厚みSの変化量がある程度の範囲内であれば、コーナ部材30を構成する各部品を共通化することができる。
【0027】
また、階段壁10の屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木21、22の端部が第1コーナ部材31及び第2コーナ部材34によって覆われているので、笠木材を切断した際に、その切断部分において突板が多少破断したり、表面化粧シートが多少剥離したとしても、そのような笠木をそのまま使用することができ、現場作業員の加工ミスによる笠木材の無駄や再加工を行う手間を省くことができる。
【0028】
さらに、階段壁10の屈曲部を挟んで隣接する双方の笠木21、22の端部が第1コーナ部材31及び第2コーナ部材34によって隠蔽されているので、年月が経過するうちに、笠木21、22の端部から表面化粧シート等が剥離するといったこともなく、長期間にわたって施工直後の美しい仕上りを維持することができる。
【0029】
また、上述したように、第1コーナ部材31のカバー部32は、エラストマ等の軟質合成樹脂によって形成されているので、第1コーナ部材31のカバー部32を笠木21、22の表面に当接させる際に、カバー部32が笠木21、22の表面に沿うように変形し、笠木21、22の表面に対する第1コーナ部材31の密着性が向上すると共に柔らかい触感が得られる。
【0030】
なお、この実施形態では、図5に示すように、数mm程度の厚みを有する固定板37や支持板38によって支持部材35を形成したため、図6に示すように、笠木21、22の裏面側に固定板37が嵌り込む切欠部21a、22aを形成する必要があったが、図9に示すように、厚みが0.8mm程度の薄い金属板によって固定板37を形成しておくと、特に、笠木21、22の裏面側に切欠部を形成する必要はない。但し、同様の薄い金属板によって支持板38を形成する場合は、図9に示すように、支持板37自体を屈曲させて第1コーナ部材31の嵌合溝33aに嵌り込む嵌合部38aを形成しておく必要がある。
【0031】
また、この実施形態では、階段壁10の垂直端面11と傾斜端面12とによって形成される屈曲部における笠木21、22の取付構造について説明したが、例えば、階段壁の傾斜端面と水平端面とによって形成される屈曲部の他、階段壁の端面に存在する種々の屈曲部に笠木を取り付ける場合にこの取付構造を適用することができることはいうまでもない。
【0032】
また、この実施形態では、支持部材35が開閉する2枚の固定板37を備えているが、固定板37は必ずしも2枚設ける必要はなく、いずれか一方の固定板37を省略することも可能である。但し、固定板37を2枚設けることによって支持部材35を階段壁10の屈曲部に精度良く取り付けることができることは上述したとおりである。
【0033】
さらに、この実施形態では、支持部材35の固定板37を階段壁10の端面にビス止めする構成を採用しているが、固定板37を双方の笠木21、22の端面にビス止めする構成を採用することも可能である。なお、固定板37が1枚の場合は、いずれか一方の笠木の端面にビス止めすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる笠木の取付構造の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】(a)は同上の笠木の取付構造を示す平面図、(b)は同上の笠木の取付構造を示す側面図、(c)は同上の笠木の取付構造を示す正面図である。
【図3】(a)は同上の笠木の取付構造における第1コーナ部材の端面を示す図、(b)は同上の第1コーナ部材を示す正面図である。
【図4】(a)は同上の笠木の取付構造における第2コーナ部材を示す側面図、(b)は同上の第2コーナ部材を示す平面図である。
【図5】(a)は同上の笠木の取付構造における支持部材を示す平面図、(b)は同上の支持部材を示す側面図である。
【図6】同上の笠木の取付構造の詳細を示す側面図である。
【図7】同上の笠木の取付構造における笠木の取付手順を説明するための説明図である。
【図8】同上の笠木の取付構造において、階段の傾斜角度や笠木の厚みが異なる場合の笠木及びコーナ部材の取付状態を示す側面図である。
【図9】支持部材の他の実施形態を示す概略側面図である。
【図10】(a)は従来の笠木の取付構造を示す斜視図、(b)は同上の笠木の取付構造を示す側面図である。
【符号の説明】
10 階段壁
11 垂直端面
12 傾斜端面
21、22 笠木
30 コーナ部材
31 第1コーナ部材
32 カバー部
33 接続部
34 第2コーナ部材
34a カバー部
34b 装着部
35 支持部材
36 支持軸
37 固定板
38 支持板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for a headboard mounted on a bent end face such as a staircase wall.
[0002]
[Prior art]
For example, as shown in FIG. 10 (a), the corridor side A and the staircase side B may be partitioned by a
[0003]
Since the upper end surface of such a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the inclination angle of the staircase is not always constant, but changes depending on the installation space of the staircase, so it is not possible to ship the coconut timber with the end cut at a predetermined angle in the factory to the site. On the construction site, the site worker must perform processing such as cutting the cap wood at a predetermined angle in accordance with the inclination angle of each stairs.
[0005]
However, if the cutting angle of the headwood is slightly shifted as described above, there is a problem in that a gap or a step is generated in the joint portion of the
[0006]
In addition, generally used shade wood has a veneer or a decorative sheet pasted on the surface of a base material formed of a wood board. When such shade wood is cut, the veneer is cut at the cut portion. It may break or the surface decorative sheet may peel off from the base material. In such a case, it is necessary to re-process a new cap, so that the work efficiency is reduced and material is wasted. There is a problem such as. Moreover, since the joining portion α of the
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a mounting structure for a headboard that allows a headboard to be attached to a staircase in a simple and good manner without subjecting the headwood to laborious processing.
[0008]
[Means for solving the problems and effects thereof]
In order to solve the above problems, the present invention is a mounting structure of a headboard mounted on a bent end face of a staircase wall, and a predetermined gap is formed at a bent portion of the end face of the staircase wall. Two headboards that are respectively fixed to the end face of the staircase wall with a bent portion interposed therebetween, and a cover portion that is curved so as to protrude outward, covering the opposite end portions of the two headboards over the entire width of the headboard A first corner member, a support portion extending outward from a bent portion of the end surface of the staircase wall and supporting the first corner member inside the cover portion, and the support portion as an end surface of the staircase wall 2 including a support member having a fixing portion fixed to the end face of the headboard or the end face of the staircase wall so as to be swingable with respect to a bent portion of the first corner member and the first corner member supported by the support member From the side of the opposite end of the cap The Migihitsuji, there is provided a mounting structure of the coping formed from the second corner member is fixed to the first corner member.
[0009]
In the mounting structure of the headboard configured as described above, a certain amount of gap is formed in the bent portion instead of completely adhering the ends of the two adjacent headboards at the bent portion of the end face of the staircase wall. Since both ends are attached to the staircase wall and the bent part is covered with the first corner member and the second corner member so that the end part of the headboard is not exposed, it is adjacent to the end part of the end face of the staircase wall. There is no need to carry out the troublesome process of cutting the caps according to the inclination angle of the stairs so that the ends of the two caps are in close contact with each other. it can.
[0010]
Further, by swinging the support portion that supports the first corner member, the first corner member can be easily arranged at the center position of the bent portion of the end surface of the staircase wall, so that the inclination angle of the staircase changes to some extent. Even in this case, the first corner member is not displaced to one side of the bent portion, and the end portions of both adjacent headboards can be reliably covered by the first corner member with the bent portion interposed therebetween. Therefore, it can be said that this is a versatile mounting structure.
[0011]
In addition, since the end portions of both of the adjacent headboards sandwiching the bent portion of the staircase wall are concealed by the first corner member and the second corner member, when the headwood is cut, the protruding plate is somewhat broken at the cut portion. However, even if the surface decorative sheet is somewhat peeled off, such a cap can be used as it is, and it is possible to eliminate the waste of the cap and the need for rework due to a processing error of the field worker.
[0012]
Further, since the end portions of both of the headboards that are adjacent to each other with the bent portion being concealed by the first corner member and the second corner member, the surface decorative sheet or the like is removed from the end portions of the headboard over the years. A beautiful finish immediately after construction can be maintained for a long time without peeling.
[0013]
In addition, as in the mounting structure of the headboard according to claim 2, the fixing portion of the support member is formed by a pair of fixing plates that are openably and closably connected via a support shaft, and the support member A support portion is formed by a support plate that is swingably supported between the both fixed plates via the support shaft, and the both fixed plates are connected to the end surface of the staircase wall with the bent portion of the end surface of the staircase wall interposed therebetween. The base end of the support plate can be surely positioned at the bent portion of the end surface of the staircase wall, and the headboard is fixed to the base end of the support plate while sliding the surface of the fixed plate. By bringing them into contact with each other, it is possible to positively position both of the headboards in a symmetrical position with respect to the bent portion of the end surface of the staircase wall, thereby improving the mounting accuracy of the headboard.
[0014]
Moreover, since the first corner member is deformed along the surface of the headboard when the cover portion of the first corner member is formed of a soft material like the headboard mounting structure according to
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0017]
As shown in FIGS. 2 (a), 2 (c), 3 (a), 3 (b), and FIG. 6, the
[0018]
As shown in FIGS. 2, 4 (a), (b) and FIG. 6, the
[0019]
As shown in FIGS. 5 (a), 5 (b), and 6, the
[0020]
Below, the attachment method of the
[0021]
Next, as shown in FIG. 2B, the end surfaces of the
[0022]
Then, an adhesive is applied to the tip portion of the
[0023]
Finally, an adhesive is applied to the mounting portion 34 b of the
[0024]
In the mounting structure of the headboard configured as described above, the ends attached to the two
[0025]
Further, the
[0026]
Further, as shown in FIGS. 8A and 8B, even when the inclination angle β of the inclined end face 12 is changed or when the thickness S of the
[0027]
Moreover, since the edge part of both the
[0028]
Furthermore, since the end portions of the two
[0029]
Further, as described above, since the
[0030]
In this embodiment, as shown in FIG. 5, the
[0031]
Moreover, in this embodiment, although the mounting structure of the
[0032]
In this embodiment, the
[0033]
Furthermore, in this embodiment, the fixing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a mounting structure for a headboard according to the present invention.
FIG. 2A is a plan view showing the mounting structure of the headboard, FIG. 2B is a side view showing the mounting structure of the headboard, and FIG. 2C is a front view showing the mounting structure of the headboard; .
FIG. 3A is a view showing an end surface of a first corner member in the mounting structure of the headboard of the above, and FIG. 3B is a front view showing the first corner member of the same.
FIG. 4A is a side view showing a second corner member in the mounting structure of the same headboard, and FIG. 4B is a plan view showing the second corner member.
FIG. 5A is a plan view showing a support member in the mounting structure of the headboard of the above, and FIG. 5B is a side view showing the support member of the same.
FIG. 6 is a side view showing details of the mounting structure of the headboard.
FIG. 7 is an explanatory view for explaining a mounting procedure of the headboard in the headboard mounting structure same as above.
FIG. 8 is a side view showing a mounting state of the headboard and the corner member when the inclination angle of the stairs and the thickness of the headboard are different in the headboard mounting structure same as above.
FIG. 9 is a schematic side view showing another embodiment of a support member.
10A is a perspective view showing a conventional mounting structure of a headboard, and FIG. 10B is a side view showing the mounting structure of the same headboard.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記階段壁の端面の屈曲部に所定の隙間が形成されるように、その屈曲部を挟んで前記階段壁の端面にそれぞれ固定される2枚の笠木と、
前記笠木の全幅にわたって、2枚の前記笠木の対向する端部を覆う、外側に突出するように湾曲したカバー部を有する第1コーナ部材と、
前記階段壁の端面の屈曲部から外方に伸び出して前記第1コーナ部材をそのカバー部の内側で支持する支持部と、この支持部を前記階段壁の端面の屈曲部を基点として揺動可能に前記笠木の端面または前記階段壁の端面に固定する固定部とを有する支持部材と、
前記支持部材に支持された前記第1コーナ部材を含めて、2枚の前記笠木の対向する端部を側方から覆うように、前記第1コーナ部材に固着される第2コーナ部材とから構成される笠木の取付構造。A mounting structure of the headboard mounted on the bent end surface of the staircase wall,
Two headboards respectively fixed to the end surface of the staircase wall with the bent portion therebetween so that a predetermined gap is formed in the bent portion of the end surface of the staircase wall;
A first corner member having a cover portion that is curved so as to protrude outwardly, covering the opposite end portions of the two headboards over the entire width of the headboard;
A support portion that extends outward from the bent portion of the end surface of the staircase wall and supports the first corner member inside the cover portion, and swings the support portion with respect to the bent portion of the end surface of the staircase wall. A support member having a fixing portion that is fixed to the end face of the headboard or the end face of the staircase wall,
Including the first corner member supported by the support member, and a second corner member fixed to the first corner member so as to cover two opposite ends of the headboard from the side. Mounting structure for the cap.
前記両固定板を、前記階段壁の端面の屈曲部を挟んで前記階段壁の端面にそれぞれ固定するようにした請求項1に記載の笠木の取付構造。The fixing portion of the support member is formed by a pair of fixing plates connected to be freely opened and closed via a support shaft, and the support portion of the support member is rocked between the both fixing plates via the support shaft. It is formed by a support plate supported movably,
The headboard mounting structure according to claim 1, wherein both the fixing plates are fixed to the end surface of the staircase wall with a bent portion of the end surface of the staircase wall interposed therebetween.
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