JP4052374B2 - 円弧状多孔ファンディスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的にガスタービンエンジンのファン組立体に関し、より詳細には、ファンディスクの中の円弧状ダブテールスロットと噛み合う円弧状ダブテール根元部を備えたファンブレードを持つ、ファン組立体のためのガスタービンエンジン・ファンディスクに関する。
【0002】
【発明の背景】
飛行中の航空機を動かすのに用いられるターボファン・ガスタービンエンジンは、ロータディスクから半径方向外方に延び、周方向に間隔をもって配置された複数のファンブレードを持った、ファン組立体を含む。周囲の空気はブレードの間に導かれ、そこで圧縮されて、飛行中の航空機を動かすための推力が生み出される。ファン組立体は、通常は、周方向に間隔をもって配置された複数のファンブレードを含み、これらは各々、ロータディスクの周縁またはリム上にあって軸方向に延びるダブテール溝またはスロットに弧状に配置されるダブテール根元部を持っている。ダブテール溝はダブテールポストにより形成され、ブレードを放射状にロータディスクに保持するためのブレード側のダブテール根元部と対応する配列になっている。上流及び下流方向におけるブレードの軸方向の動きを防ぐために、ブレードはまた、ロータディスクに対し軸方向にも保持される。ファンへの空気流を円滑にするため、ファン組立体の前端にはスピナが取付けられる。
【0003】
ブレードの間に導かれる空気流の半径方向内方における流路の境界は、隣接するファンブレードの間で周方向に互いに接し合っている、ブレード根元部における一体化したプラットフォームによって与えられるのが普通である。ファンブレードの先端を増大させたり極限状態に保持することなしに推力を増強するために、ファンブレードを通り抜ける空気流を増大させる理由がしばしばある。流路の内側の境界は、しばしばハブと呼ばれるが、既存のエンジン設計よりも半径方向内側に移動させるか、またはエンジンは初めから小半径ハブと呼ばれるものを持つように設計される。普通は、半径方向の過渡部分とは、流路における湾曲したブレード部からダブテール頂部の直線的なシャンク部にいたる間の部分のことである。流路の内径が小さいために、ブレードの空気力学的部分、言い換えれば湾曲部分から、ダブテール根元部までの間のファンブレードの半径方向過渡部分は、著しく短くなっている。小半径ハブのデザインには、ディスクへの適切な足場と荷重伝達径路を確保するため、円弧状ダブテール根元部及びスロットが備えられたファンディスク組立体を得ることが望ましい。
【0004】
円弧状ダブテールとは、特許文献1に開示されているような円弧状の形をしたものである。そこには、ディスクを半径方向に見たとき中心線が円弧の形をなすような円弧状ダブテールスロット及び根元部が開示されている。
【特許文献1】
米国特許第5,123,813号公報
【特許文献2】
米国特許第5,213,475号公報
【0005】
【発明の概要】
ガスタービンエンジンのロータディスクは、中心線の周りに置かれた第1の複数の環状ハブを持ち、各々のハブはウェブによってディスク・リムに結合されている。複数の周方向に間隔をもって配置されたダブテールスロットが、リムを通して形成され、ディスクポストの間を周方向に延び、リムの前方端から後方端まで軸方向に延び、かつ、リムのディスク外表面から半径方向内向きに延びている。周方向に延びる環状バースト・スロットが、リムを通して半径方向に延び、ウェブの隣接する対の各々の間でダブテールスロットに達している。ここで図示されている本発明の例示的な実施形態において、ダブテールスロットは、円弧状ダブテールスロットである。
【0006】
別の実施形態は、以下の特徴または要素を単独及び組み合わせで含む。軸方向前方へ延びるオーバハングが、ディスクポストの各々の半径方向外方において位置しており、面取り部が、ディスクポストの各々のオーバハング部分における半径方向外方の角部にある。複数個のポスト穴が軸方向後方にリムの中に延びており、ポスト穴の各々は軸方向後方にディスクポストの対応する一つの中に延びている。前方及び後方ディスクラグが、リムのディスク外表面に沿ってポストから半径方向外方に延びている。環状前方延長部が、環状前方フランジを持ち、ウェブの最前方のものから前方に延びる環状前部アームに結合されている。環状前方延長部は、環状前部アームにボルト止めされた後方延長フランジを持つか、あるいは、環状前方延長部は環状前部アームと一体に鋳造されている。周方向に配置されている複数個の延長軽量化孔が、環状前方延長部を通して形成されている。
【0007】
本発明に固有と考えられる新規な特徴は請求項で提示され、明示されている。本発明を、添付の図と関連して更に詳述する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に概略的に図示しているのは、本発明によるロータ組立体の例示的な実施形態を含む、航空機用ターボファン・ガスタービンエンジン10の前方部分である。同組立体は、低圧力タービン(図示せず)によって駆動されるファン・ドライブシャフト14により回転するファン組立体12の形をとっている。ファン組立体12は、ファン・ロータディスク16を含み、このロータディスクから、周方向に間隔をもって配置されたファンブレード20が、軸方向に単一の列18として、半径方向外方に向かって延びている。ファン組立体12の下流側には、軸方向に間隔をもって配置されたブースタベーン22の列及び回転するブースタスプール28に取付けられたブースタブレード24の列を持つ、従来のブースタ圧縮機26がある。環状取付けプレート29は、複数個の環状配列された半径方向内側孔174、半径方向外側孔208、及び、半径方向内側孔と外側孔の間に位置する半径方向中間孔23を持つ。環状取付けプレート29は、複数個のプレートボルト組立体25を用いて、ボルト止め、または他の固定方法で、ブースタスプール28に結合される。プレートボルト組立体25の各々は、中間孔23の一つ、及びブースタスプール28の中の複数個のスプール孔19の一つに通した、キャリッジボルト37を持つ(図29参照)。キャリッジボルト37の各々は、取付プレート29に係合するボルト頭部21を有し、このボルト頭部21は、ねじ付自由端478、及びボルト頭部21と自由端478の間の平滑部分480を有するシャンク476に取り付けられている。平滑部分は、中間孔23及びスプール孔19を貫通する。ブースタスプール28をプレート29に結合するため、キャリッジボルト37は、自由端278にねじ込まれた皿繰りナット33によって固定される。皿繰りナット33と取付けプレート29の間の締り嵌合により、プレートボルト組立体25を締めるときにボルト頭部21がねじられる場合にもナットはその場に保持される。
【0009】
図5及び図17に詳細に示されているように、取付けプレート29は、複数個の内側ボルト組立体30によりロータディスク16に固定的に結合されている。したがって、ブースタスプール28は取付けプレート29を介してロータディスク16に結合され、取付けプレート29はブースタスプールの一部と見なされる。ブースタスプール及びファンディスクは、ファン・ドライブシャフト14を介してタービン(図示せず)により回転される。ファン・ドライブシャフト14は、スラストベアリング43によりエンジンの固定構造部すなわちフレーム38の内部に回転可能に保持される。
【0010】
更に図2及び図3を参照すると、ファンブレード20の各々は、正圧側55と負圧側57を有する湾曲した翼形部56を持ち、正圧側と負圧側は、翼形前縁LEと後縁TEとの間に延びている。翼形部56は円弧状ダブテール根元部58に取り付けられており、ファンブレード20の過渡部分60が翼形部と根元部の間に延びている。更に図4を参照すると、ファン・ロータディスク16はリム62を有する多孔ディスクであり、リム62は、ボア66を有する複数のディスクハブ64に、中心線11の周りに設けられた対応する数のウェブ68によって取り付けられている。ウエブチャンネル61が、ウェブ68の間を軸方向に、リム62とハブ64の間を半径方向に、延びている。
【0011】
ここに図示する本発明の例示的な実施形態の例には、3個の同形のハブが用いられているが、2個あるいは4個またはそれ以上など、違う数のハブを用いることも可能である。本発明によるディスクは、同形のハブ、ウェブ、及びボアに限定されない。ハブ、ウェブ、及びボアは異なった寸法の半径及び軸長を持つことができる。ファンブレード20は、ディスク外表面63からエンジン中心線11までの半径R1で表示されるディスク16の外径に比して長い軸長L1を持つため、多孔ディスクは、その軽量性によって従来の単孔ディスクよりも効率的である。本発明による多孔ディスクはまた、コンプレッサやタービンといったエンジンの他の部分に用いることができる。
【0012】
図4及び図28を参照すると、リム62は、ハブ64に対し半径方向に非常に近接し間隔をもって位置する。ウエブチャンネル61は、従来のディスクのものに比べて幅広であり短い。リム62とハブ64の間を半径方向に延びる比較的短いチャンネル長LCに比べて、ウエブチャンネルは、ウェブ68の間を軸方向に延びるチャンネル最大幅W1が大きい。チャンネル最大幅W1は、チャンネル長LCと同じ大きさのオーダーである。ウエブチャンネル61はほぼ球形であり、それぞれ比較的大きい半径方向内側フィレット部71及び外側フィレット部73を持ち、そしてこの内側フィレット部71は、チャンネル長LCの約30パーセントから70パーセントまでの範囲に拡がっており、この実施形態ではチャンネル長LCの約50パーセントで図示されている。ウエブチャンネルは短く幅広であり、この実施形態においては、ウェブ68は、大きな内側曲率半径75及び外側曲率半径77をそれぞれに持つ内側フィレット部71及び外側フィレット部73によって実質的に形成されている。一般的に、内側フィレット部71及び外側フィレット部73がウェブ68の実質的な部分を構成する。内側フィレット部71は大きく、ハブ64とウェブ68の間に生じる大きな応力集中を避けるために、大きな内側曲率半径75を持つ。
【0013】
更に図2、図3、及び図4を参照すると、リム62の全周には複数の円弧状ダブテールスロット52が間隔を置いて配置され、これらは、ディスクポスト50の間を周方向に延び、リムの前方端65から後方端67へ軸方向に延び、かつ、リムのディスク外表面63から半径方向内方に向かって延びている。円弧状ダブテールスロット52は、円弧状ダブテール根元部58を受け、半径方向に保持するのに用いられる。
【0014】
円弧状ダブテール根元部58と、円弧状ダブテールスロット52、及びディスクポスト50は弧状をなし、半径軸RAに直角な方向に、その周りで湾曲している。このことは、ディスクポスト50を通り、曲率半径Rの長さで半径軸RAの周りを通る弧ARにより例示されている。各々の円弧状ダブテール根元部58は、複数の円弧状ダブテールスロット52の中の対応するスロットに、軸方向後方に弧に沿って差し込まれ、ディスク・リム62、より詳細にはポスト50によって、半径方向及び周方向で保持されるよう設計されている。ポスト50の各々は、ディスク・リム62から軸方向前方に延びポスト上に半径方向外方に位置するオーバハング69を持っている。この例示的な実施形態においては、リム62のディスク外表面63は、ディスクポスト50及びオーバハング69と連続している。差し込み動作は弧に沿って円を描くが、ここではそれはまた、軸方向の差し込み動作と呼ばれる。
【0015】
図9を参照すると、ディスクポスト50には、円弧状ダブテールスロット52で、該スロット内に沿って円錐状のアンダーカット74が形成されている。アンダーカット74は、ディスクポスト50上の円錐状のダブテールスロット圧力面76、ならびに円弧状ダブテールスロット52の内に沿う丸められた横断面ないしはトロイダル部分との間に延びている。円錐状のダブテールスロット圧力面76は、円弧状ダブテール根元部58上の円錐状のダブテール根元部圧力面78と円錐形をなして接するよう設計されている。アンダーカット74は円錐状であり、本実施形態においては、ディスクポスト50上のダブテールスロット圧力面76に対し約30度のアンダーカット角度81を持つものとして図示されている。エンジン加速中や航空機の離陸時のようにファンブレード20が高速回転している間の接触弧内の根元部上の接触応力は高い。ポスト50上のアンダーカット74は、接触応力が局部的に高くなるのを軽減するのを助ける。
【0016】
図1、図4及び図5を参照すると、リム62は、ウェブ68の隣接する対72の各々の間を周方向に延びる環状バースト・スロット70を持っている。バースト・スロット70は、リム62を貫通してダブテールスロット52の中に延び、ひび割れ止めの働きをする。リム62のリム部分82は、その部分でウェブ68がリム62から延びる位置であり、バースト・スロット70は該リム部分82の間のフープ荷重経路を遮断して、ディスク16の一つのリム部分82から他の部分へとひび割れが伝播するのに対し抗する。本実施形態では、バースト・スロット70は、半径方向外側尖頭半径83と半径方向内側尖頭半径84とを有し、内側尖頭半径84の方が大巾に大きい尖頭形85の形状の断面を有する(図28参照)。
【0017】
更に図3及び図4を参照すると、環状前方延長部86(ここでの例示では円筒状の環状前方延長部)は、環状前方フランジ90及び環状後方延長フランジ87を持つ。環状後方延長フランジ87は、ディスク16のウェブ68の最前方のもの88から前方に延びた環状前部アーム89にボルト止めされる。別の実施形態では、ディスク16のウェブ68の最前方のもの88と一体形成ないしは鋳造されてそこから前方に延びるように前方延長部86を形成することができる。環状後方アーム96(ここでの例示では円錐状の環状後方アーム)は、ディスク16のウェブ68の最後尾のもの98と一体形成ないしは鋳造されてここから軸方向後方に延び、環状後方フランジ94を持っている。環状後方フランジ94は図1に図示するようにファン・ドライブシャフト14にボルト止めされており、このようにしてファンディスクをファン・ドライブシャフトに結合する。前方フランジ90は波型加工されており、前方フランジの波型にくり抜かれた部分の間の突状部101を貫通して複数個の前方ボルト穴100が周方向に配列されている。ディスク16及びファン組立体12の重量を軽減するため、周方向に配列された複数個の延長部軽量化孔102が前方延長部86を貫通して形成されている。ディスク16とスピナ104の間の半径方向の伸びの差を減少ないしは吸収するように、前方延長部86は充分な可撓性及び長さをもって設計されている。
【0018】
図2、図3、図4、図5、図19及び図20に図示するのは、ファンブレード20の間に周方向に配置されている非一体化プラットフォーム32(ファンブレード20から分離されている)である。前方及び後方ディスクラグ34、35は、ポスト50から、ディスク16のリム62のディスク外表面63に沿って半径方向外方に延びている。プラットフォーム32の各々は、空気力学的外形を持つプラットフォーム壁27を持ち、その半径方向外側面36は、半径方向外方に向き、ファンブレード20を横切って軸方向に延びるファン内側流路を定め、維持する。プラットフォーム壁27の半径方向内側面236は、半径方向内方に向いている。外表面36(プラットフォームに沿ったファン内側流路表面)の半径を軸方向後方に向かって増大させるために、プラットフォーム壁27は中心線11に対し傾斜している。
【0019】
ディスクポスト50の半径方向外側角部45は、そのディスクポストのオーバハング69の部分を取り囲む平坦面取り部39を持っている。プラットフォーム壁27は傾斜をもって形成され、すなわち、面取り部39に平行になるように傾斜を付けられている。ここに示す例示的な実施形態では、プラットフォーム壁27は、ディスクポスト50のオーバハング69の半径方向外側角部45に平行であり、かつ、該角部45に沿って面取り部39から約30ミル(0.03インチ:0.76mm)の図5に示す第1の間隙C1だけ間隔をもって位置する。更に、図21を参照すると、プラットフォーム壁27の内表面236から楔形のプラットフォームバンパ238が半径方向内側に向かって延びている。この例示的な実施形態では、プラットフォームバンパ238は平坦な底面240を持ち、該底面と内表面であるディスク外表面63の間には、ポスト50に沿って、図5に図示する約50ミルの第2の間隙C2が存在する。別の実施形態では、プラットフォームバンパ238の底面は、周方向に湾曲したディスク外表面63に合致するように周方向に湾曲した外形にすることもできる。
【0020】
図19、図20及び図21を参照すると、プラットフォーム壁27は矩形の前方部分252と周方向に湾曲している後方部分244を持つ。周方向に湾曲している後方部分244は、それぞれ翼形前縁LEと後縁TEの間の湾曲している翼形部56の周りに適合する外形をしている。周方向に湾曲している後方部分244は、正圧側縁262及び負圧側縁264を持ち、これらは、翼形部56の正圧側55及び負圧側57にそれぞれ一致するよう形成されている。
【0021】
図5及び図17から図21までを参照すると、プラットフォーム32の各々は、プラットフォーム壁27から半径方向内側に向かって延びる前部取付けラグ40、中間部取付けラグ42、及び後部取付けラグ44を持つ。前部取付けラグ40と後部取付けラグ44は、それぞれ、プラットフォーム壁27の前方端46及び後方端48に位置しており、中間部取付けラグ42は軸方向にみてその間に位置するが、必ずしも中間点にある必要はない。中間部取付けラグ42と後部取付けラグ44は、それぞれ、軸方向に貫いて延びる中間部穴47、及び後部穴49を持ち、かつ中間部及び後部穴の内に置かれたブッシュ41を持っている。プラットフォーム材料は、例えば7075−T73アルミニウムのようなアルミニウム合金が一般的であり、ファンが高速度で回っている際にプラットフォーム32をディスク16に固定ないしは保持するのに用いるピンにより加えられる大きな軸受け応力に耐えられない。ピンの軸受け荷重のもとでは、プラットフォームのラグにおいて、穴の内部がつぶれることになる。したがって、本発明の例示的な実施形態では、プラットフォーム32の中間部穴47及び後部穴49にプレス嵌めでブッシュ41を組み入れる。ブッシュ41は、例えばインコネル718のような、必要な軸受け能力を持った、より硬質の材料から作られる。ブッシュ41は、直径にして1.5ミルから2.5ミル(38μmから64μm)の大きさの締り嵌め代をもって穴に打ち込まれる。こうして、ピンにより加えられる軸受け応力は、ブッシュを通じて軽減され、アルミニウム製プラットフォームに悪影響を与えない。
【0022】
図5及び図25に図示するように、プラットフォーム壁27の矩形前方部分252には、リム62を越えて軸方向前方に延びるプラットフォーム前縁140と、プラットフォーム前縁のところで前方部分252から前向きの円形リム表面142の上方に水平に延びる前部取付けラグ40が含まれる。リム62の正面において、複数個のポスト穴214が円形リム表面142の中に軸方向後方に延びている。ポスト穴214の各々は、対応するディスクポスト50の中に延びている。
【0023】
後方に向かって延びる複数個のプラットフォーム・ピン220のうちの対応するピンを支持するために、前部取付けラグ40の各々は、前部ラグ孔51を持つ。プラットフォーム・ピン220の各々は、より細いシャンク224に付けられた平滑な円筒体222を持つ。シャンク224は、ねじ付き自由端226及び平滑な円筒体222と自由端226の間の平滑部分228を持つ。前部取付けラグ40と接触している円筒状の荷重軸受け表面を充分に平滑なものにするために、平滑部分228は前部ラグ孔51を通して配置される。平滑部分228は、前部ラグ孔51の幅ないしは厚さと同じだけの長さである。プラットフォーム・ピン220を前部取付けラグ40に固定するために、自由端226には内部にねじを付けた皿繰りナット230がねじ嵌めされる。皿繰りナット230には、ナットのねじ部の前に皿繰り部をもった小さな無ねじ部分232がある。
【0024】
図5及び図25を参照すると、第1の深いカウンタボア152が、各々の前方ディスクラグ34を貫通し、前方ディスクラグの後方端156にあるカウンタボア背面壁144まで軸方向に延びている。第1のカウンタボア152と同軸な第1のボルト穴154が、軸方向に向かい、背面壁144を貫通して延びている。前方ピン150もまた、上述したのと同様に、より細いシャンク161に付けられた平滑な円筒体159を持つ。シャンク161は、ねじ付き自由端226及び平滑な円筒体159と自由端226の間の平滑部分228を持つ。前方ピン150の平滑な円筒体159は、第1のカウンタボア152の中に緊密に配置される。前方ピン150より細い平滑部分228は、前方ディスクラグ34の背面壁144を通して軸方向に延びる第1のボルト穴154を通して配置される。平滑な円筒体159及び第1のカウンタボア152は、実質的に同一の第1直径160を持ち、第1のボルト穴154は第2直径162を持ち、第1直径は第2直径より大きい。前方ピン150を前方ディスク34に固定するために、シャンク161の自由端226には内ねじを有する皿繰りナット230がねじ嵌めされる。
【0025】
後部孔170が各々の後方ディスクラグ35を貫通して軸方向に延び、環状取付けプレート29中の内側孔174の対応する孔と芯合わせ状態になっている。内側ボルト組立体30の各々は、後部孔170と内側孔174とを通して配置されるキャリッジボルト180を持っている。キャリッジボルト180の各々は、ねじ付き自由端178を備えるシャンク176に付けられ後方ディスクラグ35と係合するボルト頭部182、及びボルト頭部182と自由端178の間の平滑部分188を持っている。平滑部分は、後部孔170と内側孔174を貫通して延びている。後方ディスクラグがプレート29に結合されるように、キャリッジボルト180は自由端178にねじ込まれた皿繰りナット190により固定される。皿繰りナット190と取付けプレート29の間の締り嵌めにより、内側ボルト組立体を締めるためボルト頭部182がねじられる際にも、ナットはその場に保持される。
【0026】
前方に延びる複数個の後方ピン200が、環状取付けプレート29の上に取付けられる。後方ピン200の各々は、より細いシャンク204に付けられた平滑な円筒体202を持っている。シャンク204は、ねじ付き自由端206、及び平滑な円筒体202と自由端206の間の平滑部分207を持つ。平滑な円筒体202はプレートの軸方向前方に延びている。平滑部分207は、環状取付けプレート29の半径方向外側孔208の対応する孔に通される。後方ピン200を環状取付けプレート29に固定するために、自由端206には内ねじをもった皿繰りナット210がねじ込まれる。皿繰りナット210は、ナットのねじ部の前に皿繰りをもった小さな無ねじ部分232がある。後方ピン200の各々は、後部取付けラグ44中の後部穴49の対応する穴に挿入される。
【0027】
再度、図19、図20、及び図21を参照すると、中間部取付けラグ42と後部取付けラグ44の間には、周方向に湾曲した後部補強リブ270が延びている。後部補強リブ270は、正圧側縁262及び負圧側縁264のそれぞれと実質的に平行に、内方向に第1間隔272を空けて延びている。中間部取付けラグ42からプラットフォーム・バンパ238の前縁274に向かって軸方向に、周方向に湾曲した前部補強リブ271が延び、その辺りで楔形のプラットフォーム・バンパ238がプラットフォーム壁27の内表面236から半径方向内側に向かって下向きに延び始める。軸方向に延びるバンパ長239に沿って、軸方向のいかなる位置にあっても前部補強リブ271の高さがプラットフォーム・バンパ238の高さより低くなるように、前部補強リブ271はプラットフォーム32の内表面236に向かって先細になるか、該内表面236に融合される。プラットフォーム・バンパ238は、プラットフォーム32及びプラットフォーム壁27に氷や鳥が衝突する際にかかる応力や変形を制御するための剛性を付け加える働きをする。プラットフォーム・バンパ238は、薄いプラットフォーム壁27からディスクポスト50の頂部への荷重経路をつくり出し、そのような衝突が起こった際の変形(したがって応力)を抑える。
【0028】
プラットフォーム32の各々は、隣接する2つのファンブレード20の間でディスク16に取り付けられる。ファンブレード20の過渡部分60の中のノッチ59(図5及び図17を参照)が環状取付けプレート29に当たるまで、ダブテール根元部58を対応するダブテールスロット52の中に円を描くように滑り込ませることで、まず、2つの隣り合うファンブレードがディスク16に取り付けられる。こうして、回転することのできるブースタスプール28の一部と見なされる環状取付けプレート29は、後方に向かって軸方向にファンブレード20を保持する働きをする。次に、隣り合って取り付けられた二つのファンブレード20の間で、プラットフォーム・ピン20と、前方ピン150、及び後方ピン200のそれぞれが、対応するポスト穴214、ならびに中間部穴47及び後部穴49の中のブッシュ41と周方向に整列させられ、ピンがその対応する穴及びブッシュに差し込まれるようにプラットフォームを軸方向後方へ滑り込ませることによって、プラットフォーム32がディスクに取り付けられる。このことで、ピンとクレビスによる手段が本質的に形成され、プラットフォーム32はディスク16、プレート29、及びブースタスプール28に対し半径方向ならびに周方向に保持されることになる。
【0029】
図9、図12、及び図13を参照すると、ブレードのダブテール根元部に半径方向外向きの力すなわち初期荷重を働かせてロータブレードとロータディスクの間の相対的な動きを制限するために、ディスクポスト50の間にあるダブテールスロットの底面壁292と、ファンブレードのダブテール根元部58の軸方向に延びる根元部底面296との間で、ダブテールスロット52の各々の内に、円弧形状のスペーサ290が配置される。スペーサ290はバックボーン300を含み、バックボーンに沿って前方ダブテールランド部302、中間ダブテールランド部304及び後方ダブテールランド部308が形成される。バックボーン300と、前方ダブテールランド部302と、中間ダブテールランド部304と、後方ダブテールランド部308とは、連続し、ダブテールスロット底面壁292と同一の広がりを持つ底部湾曲バックボーン表面310を持つ。前方ダブテールランド部302、中間ダブテールランド部304、及び後方ダブテールランド部308の各々は、ライザ312を持ち、該ライザは、バックボーン300の上方に半径方向に延び、かつ平坦なトップ314を持っている。前方ランド部302のほぼ軸方向前方にスペーサ・タブ320が延び、それぞれ交差する軸方向タブ孔316及び半径方向タブ孔318を含む。スペーサ・タブ320は矩形断面321を持ち、前方ランド部302の前方正面322から突出して延びている。スペーサ・タブ320はまた、各々のランド部のライザ312の平坦なトップ314と同一平面上にある平坦なトップ324を持つ。スペーサのバックボーン300と、前方ダブテールランド部302、中間ダブテールランド部304、及び後方ダブテールランド部308、並びにスペーサ・タブ320は、エンジン中心線11から半径方向に延びる半径軸RAに直角なその周りの円弧に沿って、湾曲している。この例示的な実施形態において、スペーサ・タブ320は、上述したように直交する円弧に沿って湾曲しているが、別の実施形態においては、これは、前方ランド部302の前方正面322から突出するに際して、傾斜していても真っ直ぐであってもよい。ブレードの回転運動を最大6度までに制御するために、中間ダブテールランド部304はスペーサ・アンダーカット340を持ち、これはここに図示する実施形態においては約6度であるが、他の角度もありうる。スペーサの中間ダブテールランド部304がダブテールスロット底面壁292に触れると、ブレードは周方向の回転運動を制限されることになる。中間スペーサはまたディスク・リム上のブレードアウト・バンパ400と連繋して働くように設計されており、バンパはブレード・シャンクから遠ざかる方向の最大6度までの回転運動を許容する。ブレードの回転運動を6度までに制限するため、ブレードアウト・バンパ400及びスペーサ・アンダーカット340は同時に接触し並列的に働くよう設計される。
【0030】
実施形態の1つにおいて、スペーサのバックボーン300の周囲、及び前方ダブテールランド部302と後方ダブテールランド部308の間にあるボイド330には、エラストマー材料332が充填され、ディスクに柔軟な干渉を与える働きをする。これは図13、図22、図23、及び図24に図示するように、バックボーン・スペーサ290の母材をエラストマー材料で囲むことによって果たされる。ボイドが充填されると、スペーサは、半径軸RAに直角にその周りに滑らかに湾曲した弧を描く連続的な軸方向に延びる湾曲縁319を持つことになる。充填されたボイドはまた、前方ダブテールランド部302と後方ダブテールランド部308の間において、一様な形状と大きさの断面領域Aをスペーサに形成する。この柔軟な干渉は、圧力面を完全に接触させておくことによって、ブレードに回転に対するある程度の抵抗力を与える。図10に図示されているように、前方ダブテールランド部302、中間ダブテールランド部304、及び後方ダブテールランド部308は、それぞれ前方ダブテールランド部302、中間ダブテールランド部304、及び後方ダブテールランド部308の間にバーストスロット70が来て、ダブテールランド部がディスクの金属に完全に接触するように、バックボーン300に沿って配置される。
【0031】
スペーサは、ブレードを半径方向外向きに支持するために、また、外れたファンブレードが後側の最初のファンブレードに衝突するブレードアウトが起きている間に、望ましくない回転や後ろ側ファンブレードの破損を防ぐために、設けられている。後側の最初のファンブレードは周方向に回転するため、円弧状ダブテールの場合には、後側の最初のブレードのダブテールの一体性を危うくする点までダブテールの荷重を上昇させることになる。ブレードが回転しすぎて角部の荷重が上昇することは避けねばならない。
【0032】
ファンブレード20と隣接する2つのプラットフォームがディスク16のリム62に付けられた後で、スペーサ290は、ダブテールスロット底面壁292とファンブレード・ダブテール根元部58の根元部底面296との間で、ダブテールスロット52に差し込まれる。周方向に隣接するディスクポスト50のオーバハング69には、ディスクポスト50のオーバハング69がリム62から軸方向前方に延び始める、オーバハング69の最後端の軸方向の位置において、周方向に向かい合う対になった保持スロット352が切り込まれる。スペーサ290は、タブ320が保持スロット352を通過するまで、後方に向かって差し込まれる。図12を参照すると、その後に、ファンブレード20を軸方向で所定の位置にロックするために、リテーナ350が用いられる。
【0033】
真っ直ぐなダブテールスロットに対して真っ直ぐなスペーサを用いることができる。そのような実施形態では、バックボーンは真っ直ぐであり、前方、中間部、及び後方の各ダブテールランド部は軸方向に真っ直ぐで、バックボーン上に軸方向に配置される。
【0034】
図14、図15、及び図16を参照すると、リテーナ350は全体として、一体ブロックであり、ブロック厚D1を有し、該ブロックから半径方向内方に延びてより薄いブロック厚D2を持つリテーナ壁362を備える。リテーナ壁の半径方向内側縁366に沿って、リテーナ壁362と直角をなし軸方向前方に延びる矩形棚状部364が設けられる。本実施形態では、リテーナ・スロット368は矩形であり、矩形棚状部364に沿ってリテーナ壁362を通して形成される。リテーナ・スロット368は、該スロットを通してスペーサ・タブ320を差し込めるような形状と大きさをしている。ここに図示する実施形態では、リテーナ・スロット368は横方向に弧をなしており、すなわち湾曲しており、また、別の実施形態においては、棚状部364の中央を通って軸方向に延びる棚状部中心線365に対し斜めに延びている。スペーサ・タブ320もまた湾曲しており、別の実施形態においては、図10に見られるように、棚状部中心線365に対し斜めに延びている。半径方向に延びる棚状部孔370が矩形棚状部364を通して形成され、半径方向に延びるタブ孔318と整列するように配置される。リテーナ350のリテーナ背面374から盛り上げられたリテーナ・ランド部371が後方へ延びる。図17及び図18に図示するように、リテーナ・ランド部372は、ダブテール根元部58に沿って軸方向前向き平坦部414に効果的に接触するように設計された形状をしている。リテーナ350が取り付けられる前に、ブレード20と、前部補強リブ271、及びプラットフォームの間に前方シール410が配置され、リテーナ350によって、所定の場所に嵌め込まれる。前方シール410は、プラットフォーム32のそれぞれ正圧側縁262及び負圧側縁264に結合されたプラットフォーム側シールを複雑化させることなく、ブレードの前縁における潜在的な漏れ径路を塞ぐ。
【0035】
スペーサ290がダブテールスロット52に後方に向かって差し込まれた後に、ディスクポスト50のオーバハング69の下から、周方向に対向した保持スロット352の中に、リテーナが持ち上げられる。リテーナ350が保持スロット352の中の所定位置に置かれると、それはダブテールスロット52を横切って延び、ダブテールスロット52の中のファンブレード・ダブテール根元部58を軸方向に保持することになる。スペーサ290が前方に滑らされ、矩形スペーサ・タブ320がリテーナ・スロット368の中に差し込まれる。これは、軸方向に延びるタブ孔316を通してスペーサ・タブ320を簡単に係合させたり係合を解除したりする工具を用いることによって達成できる。スペーサ・タブ320とスペーサ290は、半径方向タブ孔318と棚状部孔370とが芯合わせされるように配置される。その後、棚状部孔370を通して、半径方向タブ孔318を上向きに、スペーサ・ボルト頭部379及びねじ付きスペーサ・ボルト・シャンク376を持つスペーサ・ボルト373が挿入される。次いで、スペーサ・ナット378がスペーサ・タブ320に係合し、スペーサ・ボルト頭部379が矩形棚状部364に係合するように、スペーサ・ナットがスペーサ・ボルト・シャンク376にねじ込まれ、締められる。
【0036】
図26及び図27を参照すると、ここでは正圧側折れ曲がりシール403及び負圧側折れ曲がりシール401と表示され呼ばれているプラットフォーム側面シールは、プラットフォーム32の内表面236に対してエポキシなどを用いて接着ないしは結合され、これに沿って軸方向に延びる平坦なシール基部402を持つ。正圧側折れ曲がりシール403及び負圧側折れ曲がりシール401は、後部補強リブ270と正圧側縁262の間、及び前部補強リブ271と負圧側縁264の間に、それぞれ配置される。折れ曲がりシール脚404は、シール基部402から、半径方向内方に延びる。正圧側折れ曲がりシール403及び負圧側折れ曲がりシール401は、折れ曲がりシールの軸長に沿って、それがシールするファンブレード20の形状と一致するように変化する断面を持っている。
【0037】
図17及び図18を参照すると、リテーナ350が取り付けられる前に、ブレード20と、隣接するプラットフォーム32の前部補強リブ271と、隣接するプラットフォームの内表面236と、ダブテール根元部58に沿った軸方向前向き平坦部414、及び、該前向き平坦部414と翼形部56の前縁LEとの間のラベット416、との間に形成される環状空間412に、前方シール410が挿入される。本実施形態における前方シール410は、円筒形をしている。前方シール410の各々は、保持スロット352を通して挿入され、ブレード20と、隣接するプラットフォーム32の正圧側縁262及び負圧側縁264の前部補強リブ271と、隣接するプラットフォーム32の内表面236との間に位置してこの部分をシールする。その後、リテーナ350が取り付けられる。前方シール410と、正圧側折れ曲がりシール403と、負圧側折れ曲がりシール401は、シリコンその他のエラストマー材料から形成されている。
【0038】
環状取付けプレート29には、環状後方シール430が、エポキシなどを用いて接着ないしは結合される。後方シール430は、本実施形態では、円形断面形状を持っており、後方シールはフープと表現することができる。後方シール430は環状取付けプレート29に沿ってプラットフォーム32の半径方向内方に配置されて、取付けプレートと、ブレード20の後縁LEと、ブレードを囲んで隣接するプラットフォームと、によって定まる隙間をシールする。
【0039】
図2、図3、図9、及び図10を参照すると、ブレードアウト事象の間に外れたファンブレード20が隣接する後側ファンブレードに衝突するのを防ぐため、前方ディスクラグ34の上にファンディスク用軟質ブレードアウト・バンパ400が配置される。ブレードアウト・バンパ400は、前方ディスクラグ34上の周方向に延びる延長部440を含み、図10に破線で図示したファンブレード20の翼形部56の負圧側57に向かって延びる。隣接する後側ファンブレードは周方向に回転しており、円弧状ダブテール根元部を持つファンブレードにとっては、この回転は、点位置にまでダブテールの荷重を高め、そのためにブレードのダブテールの一体性に危険を及ぼす。ブレードが回転しすぎて角部の荷重を上昇させることは避けられねばならない。ブレードアウト・バンパ400は、図11に示すようなファンブレード軽量化孔432を持つファンブレード20と共に働くよう設計される。ブレードアウト・バンパ400は、接触が、ファンブレード軽量化孔432の位置ではなく、ファンブレード軽量化孔432の間の軸方向接触位置434のところで確実に行われるように軸方向に位置決めされる。荷重が最少になることを更に保証するために、ブレードアウト・バンパ400は今までの同様なバンパより幅広であり、ファンブレード軽量化孔432の一つの穴中心線435から隣接するファンブレード軽量化孔432穴の中心線まで軸方向に延びる。周方向延長部440は、周方向に向いたバンパ表面442を含む。これは、負圧側57に対面し、メタリック・サーマルスプレー材料のような、金属材料から作られているソフトコーティング436を持つものである。ソフトコーティング436は、ファンブレード20に接するように設計され、該コーティングはファンブレードの材料より柔らかい材料で作られるのでブレードに与える損傷を制限する。例示する実施形態では、バンパ表面442は、軸方向接触位置434におけるブレード20の形に合わせて外形が作られる。
【0040】
図6、図7、及び図8を参照すると、スピナ104は前方延長部86の前方フランジ90には取り付けられており、これによってディスク16に結合されている。ここで、例示した実施形態に示されるように、スピナ104は、ほぼ円錐形をした中空体を持ち、単一部品のスピナである。スピナ104は先端部106を持ち、そこから中間部分108へ向かって円錐前方部分107が後方に延びている。中間部分108からは円錐後方部分109が後方へと延びている。円錐前方部分107と円錐後方部分109は、異なる円錐角度をしている。スピナ104の内表面112をめぐって複数個のボス110が周方向に配列されるが、ここではそれは、スピナの円錐前方部分107と円錐後方部分109の間の中間部分108の中の位置にほぼ対応する軸方向位置で図示されている。複数個のボス・カウンタボア117が、スピナ104の中のボス・ボルト穴118に対して軸方向に隣接し、その前方に位置し、かつ、同軸になっている。ボス・カウンタボア117と対応するボス・ボルト穴118の各々は、スピナ104とボス110の各々を通して、中心線11に対し軸方向に平行に延びている。スピナボルト120は、ボス・ボルト穴118を通して配置され、環状前方フランジ90の中の前方ボルト穴100に埋め込まれたスピナナット122の中にねじ係合されて、スピナ104を環状前方フランジ90及びディスク16に固定する。スピナナット122はシャンクナットであり、前方ボルト穴に埋め込まれた状態でナットの回転が防止される。
【0041】
スピナ104の後方円錐部分109の軸方向後方スピナ端128には、後方スピナフランジ126が取り付けられる。後方スピナフランジ126を軸方向に通して配置された複数個のフランジ軽量化孔134が、後方スピナフランジの周りに周方向に配列される。フランジ軽量化孔134は、大きな間隙を有するように充分な大きさにされていて、前方延長部86の前方フランジ90にスピナが組み合わされ固定されるとき、プラットフォーム・ピン220のねじ付き前方シャンク部分がフランジ軽量化孔を容易に通り抜けることができる。例示したこの実施形態では、プラットフォーム・ピン220よりフランジ軽量化孔134の方が数が多い。スピナ104は、中間部分108で接続された円錐前方部分107と円錐後方部分109を持つ二円錐の形状としてここに図示されている。本発明では他の形状も考慮に入れられている。
【0042】
ポスト穴214の中のプラットフォーム・ピン220は、プラットフォームの前方部分を半径方向に支持する働きをする。プラットフォーム32の前部取付けラグ40は、リム62の前向き円形リム表面142と後方スピナフランジ126の間に嵌合され、これによって、プラットフォーム全体を軸方向に支持する働きをする。
【0043】
ここでは、本発明の好ましい例示的な実施の形態と考えられるものを説明しててきたのであるが、ここでの説明から本発明の他の修正も当業者には明らかであろう。よって、本発明の技術思想と技術的範囲に含まれるそのような全ての変形例が特許請求の範囲により保護されることが望まれる。
【0044】
従って、本出願によって保護されることが望まれるものは、最初の特許請求の範囲の中に記載し特定している発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的なファン組立体を示す、ターボファン・ガスタービンエンジン前方部分の部分断面図。
【図2】 図1に示すファン組立体中のファン・ロータの分解斜視図。
【図3】 図1に示すファンディスクの斜視図。
【図4】 図3に示すファンディスクの拡大断面図。
【図5】 図1に示すターボファン・ガスタービンエンジン前方部分のブースタ・ロータ部に取付けられた、図2に示すファン・ディスクロータの断面図。
【図6】 図1に示すファン・ロータのスピナを前方から後方に見た斜視図。
【図7】 図1に示すファン・ロータのスピナを後方から前方に見た斜視図。
【図8】 図1に示すファン・ロータのスピナの拡大断面図。
【図9】 図3に示すファンディスク中のダブテールスロットの断面図。
【図10】 図3に示すファンディスクの一部の拡大斜視図。
【図11】 図1に示すファンディスク中のダブテールスロットに取付けられた、ファンブレード軽量化孔付きファンブレードの下側部分の断面図。
【図12】 図10に示すファンディスクの前方部分の拡大斜視図。
【図13】 図10に示すファンディスクのダブテールスロット中のスペーサの斜視図。
【図14】 図1に示すファンディスク中のリテーナと噛み合わされた、図13に示すスペーサの前方部分の斜視図。
【図15】 図14に示すリテーナを前方から後方へ見た斜視図。
【図16】 図14に示すリテーナを後方から前方へ見た斜視図。
【図17】 図1に示すファンディスク中の前方シール及び後方シールの断面図。
【図18】 図17に示す前方シールを半径方向内方へ見た断面図。
【図19】 図1に示すファン・ロータのファン・プラットフォームを前方から後方へ見た斜視図。
【図20】 図1に示すファン・ロータの上に組立てられたファン・プラットフォームを半径方向内方へ見た断面図。
【図21】 図19に示すファン・プラットフォームを半径方向外方へ見た斜視図。
【図22】 図13に示すスペーサの線22−22による断面図。
【図23】 図13に示すスペーサの線23−23による断面図。
【図24】 図13に示すスペーサの線24−24による断面図。
【図25】 図5のファンディスクの破線25で囲まれた円内部分の拡大図。
【図26】 図20に示すファン・プラットフォーム上のシールの分解斜視図。
【図27】 図26に示すプラットフォームの線27−27による断面図。
【図28】 図4のファンディスクの破線28で囲まれたスロット部分の拡大図。
【図29】 図5のファンディスクの破線29で囲まれたプレートボルト組立体25部分の拡大図。
【符号の説明】
10 ガスタービンエンジン
11 エンジン中心線
12 ファン組立体
14 ファン駆動シャフト
16 ロータディスク
18 列
19 スプール孔
20 ファンブレード
21 ボルト頭部
22 ブースタベーン
23 中間孔
24 ブースタブレード
25 プレートボルト組立体
26 ブースタ圧縮機
27 プラットフォーム壁
28 ブースタスプール
29 取付けプレート
30 ボルト組立体
32 プラットフォーム
33 ナット
34 前方ディスクラグ
35 後方ディスクラグ
36 外表面
37 キャリッジボルト
38 フレーム
39 平坦面取り部
40 前部取付けラグ
41 ブッシュ
42 中間部取付けラグ
43 スラストベアリング
44 後部取付けラグ
45 外側角部
46 前方端
47 中間部穴
48 後方端
49 後部穴
50 ディスクポスト
51 孔
52 ダブテールスロット
55 正圧側
56 翼形部
57 負圧側
58 ダブテール根元部
59 ノッチ
60 過渡部分
61 ウエブチャンネル
62 リム
63 外表面
64 ハブ
65 前方端
66 ボア
67 後方端
68 ウェブ
69 オーバハング
70 バースト・スロット
71 内側フィレット
72 隣接する対
73 外側フィレット
74 アンダーカット
75 内側曲率半径
76 ダブテールスロット圧力面
77 外側曲率半径
78 ダブテール根元部圧力面
81 アンダーカット角度
82 リム部分
83 外側尖頭半径
84 内側尖頭半径
85 尖頭形
86 前方延長部
87 後方延長フランジ
88 最前方のもの
89 環状前部アーム
90 前方フランジ
94 後方フランジ
96 後方アーム
98 最後尾のもの
100 ボルト穴
101 突状部
102 軽量化孔
104 スピナ
106 先端部
107 円錐前方部分
108 中間部分
109 円錐後方部分
110 ボス
112 内表面
117 ボス・カウンタボア
118 ボス・ボルト穴
120 スピナボルト
122 スピナナット
126 後方スピナフランジ
128 後方スピナ端
134 軽量化孔
140 プラットフォーム前縁
142 リム表面
144 背面壁
150 前方ピン
152 第1カウンタボア
154 第1ボルトボア
156 後方端
158 自由端
159 円筒体
160 第1直径
161 シャンク
162 第2直径
164 ねじ付き皿繰りナット
170 後部孔
174 内側孔
176 シャンク
178 自由端
180 ボルト
182 ボルト頭部
188 平滑部分
190 ナット
200 後方ピン
202 円筒体
204 シャンク
206 自由端
207 平滑部分
208 外側孔
210 ナット
214 ポスト穴
220 プラットフォーム・ピン
222 円筒体
224 シャンク
226 ねじ付き自由端
228 平滑部分
230 ねじ付き皿繰りナット
232 無ねじ部分
236 内表面
238 プラットフォームバンパ
239 バンパ長
240 平坦底面
244 後方部分
252 前方部分
262 正圧側縁
264 負圧側縁
270 後部補強リブ
271 前部補強リブ
272 第1間隔
274 前方縁
278 自由端
290 スペーサ
292 底面壁
296 根元部底面
300 バックボーン
302 前方ダブテールランド部
304 中間ダブテールランド部
308 後方ダブテールランド部
310 バックボーン表面
312 ライザ
314 平坦なトップ
316 軸方向に延びるタブ孔
318 半径方向に延びるタブ孔
319 湾曲縁
320 スペーサ・タブ
321 矩形断面
322 前方正面
324 平坦なトップ
330 空隙
332 エラストマー材料
340 スペーサ・アンダーカット
350 リテーナ
352 保持スロット
360 一枚板状ブロック
362 リテーナ壁
364 矩形棚状部
365 棚状部中心線
366 内側縁
368 リテーナ・スロット
370 棚状部孔
371 リテーナ・ランド部
372 リテーナ・ランド部
373 スペーサ・ボルト
374 リテーナ背面
376 スペーサ・ボルト・シャンク
378 スペーサ・ナット
379 スペーサ・ボルト頭部
400 ブレードアウト・バンパ
401 負圧側折れ曲がりシール
402 シール平坦基部
403 正圧側折れ曲がりシール
404 折れ曲がりシール脚部
410 前方シール
412 環状空間
414 前方向き平坦部
416 ラベット
430 環状後方シール
432 軽量化孔
434 接触位置
435 穴中心線
436 ソフトコーティング
440 延長部
442 バンパ表面
476 シャンク
478 ねじ付き自由端
480 平滑部分
718 インコネル
A 断面領域
AR 弧
C1 第1の間隙
C2 第2の間隙
D1 ブロック厚
D2 リテーナ壁厚
L1 長い軸長
LC 短いチャンネル長
R 曲率半径
R1 半径
RA 半径軸
W1 最大幅
LE 前縁
TE 後縁

Claims (7)

  1. 中心線(11)と周縁のディスクリム(62)とを有するロータディスク(16)であって、
    前記中心線(11)の周りに置かれ多数の環状ハブ(64)と、
    半径方向外側フィレット部(73)と該外側フィレット部(73)の曲率半径(77)より大きな曲率半径(75)を有する内側フィレット部(71)とから形成され、前記ハブ(64)をディスクリム(62)に結合するウェブ(68)と、
    円弧状のダブテール根元部(58)を軸方向から受け入れて半径方向及び周方向に保持する円弧状のダブテールスロット(52)を周方向に間隔をもって複数形成する、前記リム(62)の前方端(65)から後方端(67)まで該リム(62)を通して軸方向に延びる複数のディスクポスト(50)と、
    前記ウェブ(68)を形成する前記内側フィレット部(71)及び外側フィレット部(73)により画成され、前記ウェブ(68)間を軸方向に、前記リム(62)とハブ(64)との間を半径方向に延びるウェブチャンネル(61)と、
    前記リム(62)を通して半径方向に延び、前記ウェブ(68)の隣接する対(72)の各々の間で前記ダブテールスロット(52)に達している、周方向に延びる環状バースト・スロット(70)と、
    を含み、
    前記ウェブチャンネルは、半径方向の最大チャンネル長(LC)と同じ長さのチャンネル最大幅(W1)を有し、
    前記環状バースト・スロット(70)は、半径方向外側が尖った尖頭形(85)の形状の断面を有する
    ことを特徴とする、ガスタービンエンジンのロータディスク。
  2. 前記ディスクポスト(50)は、各々の半径方向外方において軸方向前方に延びている請求項1に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(16)。
  3. 前記円弧状ダブテールスロット(52)に沿って前記ポスト(50)上のダブテールスロット圧力面(76)の下方に形成されたアンダーカット(74)を更に含む、請求項2に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(16)。
  4. 前記円弧状ダブテールスロット(52)に沿って前記ポスト(50)上のダブテールスロット圧力面(76)の下方に形成されたアンダーカット(74)を更に含む、請求項1に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(1 6)。
  5. 環状前方フランジ(90)を持ち、前記ウェブ(68)の最前方のもの(88)から前方に延びる環状前部アーム(89)に結合された環状前方延長部(86)を更に含む、請求項2に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(16)。
  6. 前記ディスクポスト(50)の前記半径方向外方において軸方向前方に延びている部分(69)角部(45)上にある面取り部(39)を更に含む、請求項2に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(16)。
  7. 前記リム(62)の前部において軸方向後方に、円形のリム表面(142)から前記ディスクポスト(50)の中に延びる複数個のポスト穴(214)を更に含む、請求項2に記載のガスタービンエンジンのロータディスク(16)。
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