JP4049053B2 - 噴射量測定装置及び噴射量測定方法 - Google Patents

噴射量測定装置及び噴射量測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、噴射装置から噴射された流体(燃料)の噴射量を求める噴射量測定装置及び噴射量測定方法に関する。
ディーゼルエンジンの性能(出力、排ガス、燃費など)を左右する大きな要因として、燃焼室内に噴射される燃料噴射量が挙げられる。そこで、燃料噴射装置(噴射ノズル)から噴射される燃料噴射量を正確に測定する装置が種々開発されている。
従来、この種の噴射量測定装置又はそれに相当する流量計として、(1)噴射ノズルから噴射された燃料の容積を検出して噴射量を算出する方式、(2)燃料の圧力を検出して噴射量を算出する方式、(3)燃料の重量を測定して噴射量を算出する方式、等が知られている(特許文献1〜4等)。
特許第2958592号公報 特許第2806019号公報 特開2001−3841号公報 特公昭58−37485号公報
(1)の容積方式では、噴射した燃料をシリンダに供給して内部のピストンを移動させ、ピストンの移動量をリニアスケール等の変位センサで計測し、ピストンの移動量から噴射量を求める。この場合、シリンダ内に噴射される燃料にキャビテーション等によるエアが含まれているとプラス側に誤差が生じ、しかもエアが含まれているか否か判断できないため、正確な燃料の噴射量の測定ができず、測定結果の信頼性も低い。
(2)の圧力方式では、噴射した燃料を圧力容器に導いてその内部圧力の昇圧を計測し、昇圧変化量から噴射量を求める。この場合、噴射時の圧力変動を瞬時に計測するために応答性の高いセンサが必要なり、各噴射毎に燃料を圧力容器から排出するための排出バルブが必要となり、圧力を噴射量に演算するための演算装置が必要となるため、コストアップとなる。
(3)の重量方式では、噴射した燃料をビーカー等の容器で受け、それを精密天秤で重量測定し、ビーカーの重量を減算して燃料の噴射量を求める。この場合、噴射した燃料を一旦ビーカー等の容器で受ける必要があるため、ゴミ等の混入が避けられず、正確な燃料の噴射量の測定ができない。
上記課題を解決するために創案された第1の発明は、噴射装置から噴射された流体の噴射量を測定する噴射量測定装置であって、水平に配置された筒体と、該筒体の内部にスライド自在に収容され内部を二部屋にシールして仕切るピストンと、上記双方の部屋内に充満された流体と、可撓性チューブからなり、所定の弛みをもって一方の部屋に接続され噴射装置から噴射された流体をその部屋に供給して上記ピストンを他方の部屋側へ移動する供給通路と、可撓性チューブからなり、所定の弛みをもって他方の部屋に接続されその部屋内に充満された流体を上記ピストンの移動に伴って充満を保ちつつ排出する排出通路と、上記筒体の少なくとも一端側に配置され分担荷重を測定する計量器と、該計量器の分担荷重の変動に基づいて上記ピストンの移動量を演算し噴射量を求める演算手段とを備えたものである。
また、上記他方の部屋に、噴射装置から噴射された流体をその部屋に供給して上記ピストンを一方の部屋側へ移動する別の供給通路を接続すると共に、上記一方の部屋に、その部屋内に充満された流体を上記ピストンの移動に伴って充満を保ちつつ排出する別の排出通路を接続し、上記流体の供給・排出方向を逆にすることにより、上記ピストンの移動方向を逆方向に切り替えることができるようにすることが好ましい。
第2の発明は、噴射装置から噴射された流体の噴射量を測定する噴射量測定方法であって、水平に配置された筒体の内部を流体とは密度の異なるピストンで二部屋に仕切ると共に各部屋を流体で充満し、且つ、可撓性チューブからなる供給通路を所定の弛みをもって一方の部屋に接続すると共に可撓性チューブからなる排出通路を所定の弛みをもって他方の部屋に接続し、噴射装置から噴射された流体を供給通路を介して一方の部屋に供給して他方の部屋内に充満された流体を排出通路を介して排出することでピストンを移動させ、ピストンの移動の前後で筒体の少なくとも一端側の分担荷重の変動を測定してピストンの移動量を演算し、ピストンの移動量から噴射量を求めるようにしたものである。
また、上記噴射装置から一方の部屋に複数噴射回数分の流体を供給し、ピストンの合計移動量及び合計噴射量を演算し、その合計噴射量を噴射回数で除して噴射毎の平均噴射量を求めるようにしてもよい。
本発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)分担荷重の変動を測定することで噴射量を計測できるので、簡易に噴射量を計測できる。
(2)噴射装置から噴射された流体を直接筒体内に導くので、外部からのゴミが混入しにくい。
(3)噴射装置から噴射された流体にエアが混入していると、混入していない場合と比べて分担荷重の加算値が小さくなるので、エアの混入の有無を判別できる。
(4)別の供給通路及び排出通路を使用してピストンの移動方向を逆方向に切り替えることにより、連続した計測が可能となると共にピストンの片寄りをリセットできる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る噴射量測定装置1は、ディーゼルエンジン等の噴射装置2から噴射された燃料の噴射量を測定するものである。噴射装置2は、噴射ポンプ3と噴射ノズル4(インジェクタ)とを有し、噴射ポンプ3で加圧された燃料をインジェクタ4から噴射する。噴射量測定装置1は、インジェクタ4から噴射された燃料の噴射量を測定する。
かかる噴射量測定装置1は、水平に配置され両端が蓋された筒体5(シリンダ)と、筒体5の内部にスライド自在に収容され内部を二部屋6、7にシールして仕切るピストン8とを有する。ピストン8で仕切られた双方の部屋6、7の内部には、燃料(図中ドットで示す)が充満されている。ピストン8の密度は、燃料の密度とは異なっている。筒体5は、透明であってもよい。インジェクタ4は、容器9に支持されている。容器9は、インジェクタ4から噴射された燃料を充満した状態で貯蔵する。
容器9と一方の部屋6とは、供給通路10を介して接続されている。供給通路10は、容器9に接続された第1通路11と、第1通路11に接続された第2通路12と、第2通路12に接続された三方弁13と、三方弁13に接続された第3通路14とを有する。三方弁13は、基盤15上に設置される。第3通路14は、軟らかい可撓性のある透明チューブからなり、所定の弛みを持って一方の部屋6に接続される。
他方の部屋7には、排出通路16が接続されている。排出通路16は、他方の部屋7に接続された第4通路17と、第4通路17に接続された別の三方弁18と、別の三方弁18に接続された第5通路19と有する。第4通路17は、軟らかい可撓性のある透明チューブからなり、所定の弛みを持って他方の部屋7に接続される。別の三方弁18は、基盤15上に設置される。
第5通路19は、筒体5の内面頂部よりも所定高さHだけ高く上方に延長された後に下方に曲げられており、所定のヘッド圧を発揮し、他方の部屋7内の燃料の充満を保持する。第5通路19の出口20は、サイフォンの原理によって他方の部屋7内の燃料が排出しないようにするため、筒体5の内面頂部よりも高く設定されている。この出口20は、タンク21に臨まされている。
この構成によれば、容器9内の燃料を供給通路10を介して一方の部屋6に供給すると、ピストン8が他方の部屋7側にスライドし、他方の部屋7内に充満された燃料がその充満を保ちつつ排出通路16を介してタンク21に排出される。なお、第5通路19を上述のように上方に延長する代わりに、第5通路19に所定圧で開くリリーフ弁を介設することで、他方の部屋7の燃料を充満を保って排出するようにしてもよい。
また、容器9と他方の部屋7とは、別の供給通路22を介して接続されている。別の供給通路22は、上記第1通路11と、第1通路11に第2通路12とは分岐するように接続された第6通路23と、第6通路23に接続された上記別の三方弁18と、別の三方弁18に接続された上記第4通路17とを有する。
また、一方の部屋6には、別の排出通路24が接続されている。別の排出通路24は、上記第3通路14と、第3通路14に接続された上記三方弁13と、この三方弁13に接続された第7通路25とを有する。第7通路25は、第5通路19と同様に、筒体5の内壁頂部よりも所定高さHだけ高く上方に延長された後に下方に曲げられており、燃料をタンク21に排出する。また、第7通路25の出口26は、筒体5の内面頂部よりも高く設定されている。
この構成によれば、上記各三方弁13、18を切り替え、容器9内の燃料を別の供給通路22を介して他方の部屋7に供給すると、ピストン8が一方の部屋6側にスライドし、一方の部屋6内に充満された燃料がその充満を保ちつつ別の排出通路24を介してタンク21に排出される。なお、第7通路25を上述のように上方に延長する代わりに、第7通路25に所定圧で開くリリーフ弁を介設することで、一方の部屋6の燃料を充満を保って排出するようにしてもよい。
筒体5の略両端の下方には、一対の計量器27、28が配置されている。各計量器27、28は、基盤15に水平に凹設された窪み部29に、ピストン8を挟むように所定間隔を隔てて設置されており、筒体5を水平に保ってそれぞれ分担荷重を測定する。各計量器27、28は、図例ではデジタル式の精密天秤が用いられているが、ロードセル、重量計または秤等でも構わない。なお、各計量器27、28は、筒体5の端部から多少内側に配置されても構わない。各計量器27、28は、第3通路14および第4通路17が軟らかい可撓性チューブからなるため、三方弁13、18側からの重量の影響を受けない。
各計量器27、28は、中間部30を介し、演算手段としてのコンピュータ31に接続されている。コンピュータ31には、噴射回数をカウントする噴射カウンタ32が接続されている。噴射カウンタ32は、噴射ポンプ3とインジェクタ4との間に、噴射回数を検出するためのセンサ33を有する。コンピュータ31は、各計量器27、28の分担荷重を噴射の前後で比較することで、ピストン8の移動量を演算し、噴射量を求める。その手順を以下に説明する。
図2に示すように、筒体5の全長をL、筒体5の左端(左側計量器27の支持部)から移動前のピストン8の中心までの距離をA1、移動後のピストン8の中心までの距離をA2とし、筒体5の右端(右側計量器28の支持部)から移動前のピストン8の中心までの距離をB1、移動後のピストン8の中心までの距離をB2とし、移動前のピストン8の位置をx1、移動後のピストン8の位置をx2、ピストン8の移動距離をxとし、ピストン8の重量をW、左側計量器27の分担支持荷重をRA1、RA2、右側計量器28の分担支持荷重をRB1、RB2とする。
移動前すなわち測定開始時、ピストン8がx1の位置にある場合の左側計量器27の測定値RA1および右側計量器28の測定値RB1は、燃料および筒体5の重量を無視すると、
RA1=B1×W/L…(1)
RB1=A1×W/L…(2)
となる。
移動後すなわち測定終了時、ピストン8がx2の位置にある場合の左側計量器27の測定値RA2および右側計量器28の測定値RB2は、燃料および筒体5の重量を無視すると、
RA2=B2×W/L…(3)
RB2=A2×W/L…(4)
となる。
よって、ピストン8がx1からx2に移動したとき、左側計量器27の測定値の変動RA、右側計量器28の測定値の変動RBは、
RA=RA2−RA1=(B2−B1)×W/L…(5)
RB=RB2−RB1=(A2−A1)×W/L…(6)
となる。
ここで、各部屋6、7内の燃料の重量および筒体5の重量は、計算に入っていないが、燃料は全体に充満されており、筒体5の容積・重量も変化することはないので、ピストン8の幅(厚さ)を零と仮定すれば、これら二つの重量はピストン8の位置に拘わりなく1/2ずつ左右の計量器27、28に加わり変動しない。よって、(5)式(6)式にて相殺される。
次に、(1)式及び(2)式より、
A1=RB1×L/W…(7)
B1=RA1×L/W…(8)
また、(3)式及び(4)式より、
A2=RB2×L/W…(9)
B2=RA2×L/W…(10)
となる。
従って、求めるピストン8の変位量xは、
x=A2−A1=(RB2−RB1)×L/W…(11)
x=B1−B2=(RA1−RA2)×L/W…(12)
となる。
ここで、
W=RA1+RB1=RA2+RB2…(13)
とする。なお、(13)式にて燃料の重量および筒体5の重量を無視した理由は上述した通りである。
すると、(11)式より、
x=L×(RB2−RB1)/(RA1+RB1)…(14)
=L×(RB2−RB1)/(RA2+RB2)…(15)
となり、(12)式より、
x=L×(RA1−RA2)/(RA1+RB1)…(16)
=L×(RA1−RA2)/(RA2+RB2)…(17)
となる。
こうして、ピストン8の移動距離xは、RA1、RA2、RB1、RB2を計測することで求められる。
求められたピストン8の移動距離xと筒体5の断面積Cとにより、任意の噴射回数時の総噴射量Qall は、
Qall =x×C…(18)
Qall:総噴射量(mm3)
C:筒体断面積(mm2)
x:ピストン移動距離(mm)
そして、上記総噴射量Qall をその噴射回数nで割ることで、単噴射毎の平均噴射量Qを算出できる。
Q=Qall /n…(19)
Q:単噴射毎の平均噴射量(mm3/Shot)
n:噴射回数
本実施形態によれば、左右の計量器27、28の分担荷重の変動RA、RBを測定することで噴射量を計測できるので、簡易に噴射量を計測できる。また、複数噴射によってピストン8を大きく移動させているので、分担荷重の変動RA、RBが大きくなり、単噴射ではピストン8が僅かしか移動しなくとも、単噴射毎の平均噴射量を精度よく測定できる。
また、インジェクタ4から噴射された燃料を外部に晒すことなく容器9及び各通路10、22を介して筒体5内に導くので、外部からのゴミが混入することはなく、測定精度が向上する。また、左右の三方弁13、18を切り替えて、ピストン8の移動方向を逆方向に切り替えることにより、連続して噴射量を計測でき、ピストン8の片寄りをリセットできる。
また、図3に示すように、インジェクタ4から噴射された燃料に仮にエアが混入していた場合、エアAが一方の部屋6内に導かれ、混入していない場合と比べて各計量器27、28の分担荷重の加算値が小さくなるので、エアAの混入の有無を確実に判別でき、噴射量の計測の信頼性が向上する。
また、図4に示すように、筒体5の断面積を小さくすることにより(C2<C1)、噴射毎のピストン8の移動量を増すことができ、計測精度を向上できる。また、左右の計量器27、28の間隔を離すことで(L2>L1)、各計量器27、28への重量変動が敏感になるので、高精度な計測が可能となる。また、筒体5及びその内部に充満される燃料の重量に対するピストン8の重量を相対的に増すこと(比重を大きくする等)により、左右の計量器27、28が検出する重量変動の応答性を向上させることができる。
また、図5に示すように、筒体5内の各部屋6、7に圧力計34及び/又は温度計35を取り付けることにより、燃料の圧力及び/又は温度に対する重量の補正(比重の変動、体積膨脹等)を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、筒体5の両端側にそれぞれ計量器(秤)27、28を配置したが、(11)式及び(12)式から明らかなように、筒体5の少なくとも一端側にのみ計量器27(又は28)を配置し他端側には単なる支点を配置してもピストン8の変位量Xの測定は可能であり、同様に噴射量を計測でき、同様の作用・効果が得られる。
但し、計量器27(又は28)をいずれか一方のみとした場合、ピストン8がその計量器27(又は28)側に近づくとピストン8の微小の移動に対する感度が悪化するため、測定結果の精度が多少低下する可能性がある。よって、筒体5の両サイドに計量器27、28を配置することが好ましい。しかし、既述のように一方のみでも測定は可能である。
なお、本発明は、上記実施形態に限られず、ガソリンエンジン用のインジェクタ等、一回の噴射量が少ない各種の流体用噴射装置にも適用できる。
本発明の一実施形態に係る噴射量測定装置のシステムを表す説明図である。 上記噴射量測定装置の寸法を表す説明図である。 上記噴射量測定装置の筒体内にエアが混入した様子を示す説明図である。 変形例を示す説明図である。 別の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 噴射量測定装置
2 噴射装置
3 噴射ポンプ
4 噴射ノズル(インジェクタ)
5 筒体
6 一方の部屋
7 他方の部屋
8 ピストン
10 供給通路
16 排出通路
22 別の供給通路
24 別の排出通路
27 計量器
28 計量器
31 演算手段としてのコンピュータ
32 噴射カウンタ

Claims (4)

  1. 噴射装置から噴射された流体の噴射量を測定する噴射量測定装置であって、水平に配置された筒体と、該筒体の内部にスライド自在に収容され内部を二部屋にシールして仕切るピストンと、上記双方の部屋内に充満された流体と、可撓性チューブからなり、所定の弛みをもって一方の部屋に接続され噴射装置から噴射された流体をその部屋に供給して上記ピストンを他方の部屋側へ移動する供給通路と、可撓性チューブからなり、所定の弛みをもって他方の部屋に接続されその部屋内に充満された流体を上記ピストンの移動に伴って充満を保ちつつ排出する排出通路と、上記筒体の少なくとも一端側に配置され分担荷重を測定する計量器と、該計量器の分担荷重の変動に基づいて上記ピストンの移動量を演算し噴射量を求める演算手段とを備えたことを特徴とする噴射量測定装置。
  2. 上記他方の部屋に、噴射装置から噴射された流体をその部屋に供給して上記ピストンを一方の部屋側へ移動する別の供給通路を接続すると共に、上記一方の部屋に、その部屋内に充満された流体を上記ピストンの移動に伴って充満を保ちつつ排出する別の排出通路を接続し、上記流体の供給・排出方向を逆にすることにより、上記ピストンの移動方向を逆方向に切り替えることができる請求項1記載の噴射量測定装置。
  3. 噴射装置から噴射された流体の噴射量を測定する噴射量測定方法であって、水平に配置された筒体の内部をピストンで二部屋に仕切ると共に各部屋を流体で充満し、且つ、可撓性チューブからなる供給通路を所定の弛みをもって一方の部屋に接続すると共に可撓性チューブからなる排出通路を所定の弛みをもって他方の部屋に接続し、噴射装置から噴射された流体を供給通路を介して一方の部屋に供給して他方の部屋内に充満された流体を排出通路を介して排出することでピストンを移動させ、ピストンの移動の前後で筒体の少なくとも一端側の分担荷重の変動を測定してピストンの移動量を演算し、ピストンの移動量から噴射量を求めるようにしたことを特徴とする噴射量測定方法。
  4. 上記噴射装置から一方の部屋に複数噴射回数分の流体を供給し、ピストンの合計移動量及び合計噴射量を演算し、その合計噴射量を噴射回数で除して噴射毎の平均噴射量を求めるようにした請求項3記載の噴射量測定方法。
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