JP4047200B2 - COMMUNICATION SYSTEM, COMMUNICATION DEVICE, AND COMMUNICATION METHOD - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システム、通信装置、及び通信方法に関する
【0002】
上記通信システムでは、スレーブ側装置における通信異常時に、スレーブ側装置を自動的に復旧させることが行われる。
【0003】
【従来の技術】
従来、一方の装置から他方の装置を制御するようなシステムにおいては、装置間で通信制御を行い、通信を介してお互いを制御するような方法がある。特に、一方の装置がマスタ側装置となり、他方の装置がスレーブ側装置となるマスタ−スレーブ方式を採用すると、比較的安価かつ容易な構成で一方の装置から他方の装置を制御するようなシステムの実現が可能である(例えば、特許文献1〜3)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−37438号公報
【特許文献2】
特開平11−143842号公報
【特許文献3】
特開2000−244689号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のマスタ−スレーブ方式の通信システムにおいて、スレーブ側装置のデータ受信制御部に異常が生じた場合、マスタ側装置からスレーブ側装置を制御できないまま、スレーブ側装置が暴走する恐れがある。
【0006】
また、そうした異常が発生した場合、マスタ側装置はスレーブ側装置の動作状態を正常状態に復帰させることができないので、少なくともスレーブ側装置の電源を一旦OFFしてからONして再起動させねばならないという問題があった。
【0007】
なお、こうした問題を回避するために、マスタ側装置からスレーブ側装置をリセットさせるための信号線(リセット制御線)などを、マスタ側装置とスレーブ側装置との間に設ける方法もあるが、リセット制御線を装置間に設けるためにコストアップが生じてしまう。
【0008】
本発明は上記問題点み、マスタースレーブ方式の通信システムにおける一方の装置に異常が生じた場合に、自動的に復旧させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う第1の装置と、前記受信データの送信を行うと共に、前記送信データの受信を行う第2の装置とを有する通信システムにおいて、前記第1の装置は、前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、前記受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別手段と、記判別手段により判別された判別結果を、前記判別手段による前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記第2の装置に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信手段と、複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測手段と、記計測手段により計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記第1の装置の制御回路をリセットするリセット手段と、を有することを特徴とする通信システムを提供する。
また本発明は、第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う通信装置であって、前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、通信相手からの受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果を、前記判別手段による前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記通信相手に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信手段と、複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測手段と、前記計測手段により計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記通信装置の制御回路をリセットするリセット手段と、を有することを特徴とする通信装置を提供する。
また本発明は、第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う第1の装置と、前記受信データの送信を行うと共に、前記送信データの受信を行う第2の装置とを有する通信システムの通信方法において、前記第1の装置が、前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、前記受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別ステップと、前記第1の装置が、前記判別ステップにおいて判別された判別結果を、前記判別ステップにおける前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記第2の装置に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信ステップと、前記第1の装置が、複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測ステップと、前記第1の装置が、前記計測ステップにおいて計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記第1の装置の制御回路をリセットするリセットステップと、を有することを特徴とする通信システムの通信方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0011】
まず、本発明に係る通信制御方式が適用される自動原稿搬送装置と画像読取装置とについて説明し、その次に通信制御方式を説明する。本実施の形態では、本発明に係る通信制御方式が、自動原稿搬送装置と画像読取装置との間で行われるデータ通信に適用されている場合を示す。これらの自動原稿搬送装置及び画像読取装置は、複写機の一部を構成している。
【0012】
〔自動原稿搬送装置及び画像読取装置〕
図1は、自動原稿搬送装置及び画像読取装置の構成を示す断面図であり、図2は、自動原稿搬送装置及び画像読取装置における駆動系の構成を示す図である。
【0013】
図中、1は自動原稿搬送装置部、2は画像読取装置部である。
【0014】
画像読取装置部2では、ランプ17が原稿用紙を照射し、原稿用紙からの反射光が、ミラー18、19、20及びレンズ21を介してCCD(Charge Coupled Device)22(図2ではS4)に導かれる。
【0015】
また、モータM5が、ランプ17とミラー18とから成る光学台(図示しない)に接続されており、該光学台はモータM5の駆動によって副走査方向に移動される。モータM5はステッピングモータから構成され、モータM5へ入力されるパルス信号のパルス数に応じて光学台の移動量が確定される。
【0016】
原稿用紙からの反射光は、ミラー18、19、20を介してレンズ21に導かれ、レンズ21によってCCD22上に集光される。CCD22は、原稿情報を反映した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
【0017】
このように構成される画像読取装置部2では、流し読みモードと原稿台ガラス読み取りモードとの2つのモードによって原稿情報が読み取られる。流し読みモードでは、ランプ17およびミラー18を原稿読取位置に停止させた状態で、自動原稿搬送装置部1により原稿用紙を搬送させながら原稿情報を読み取る。また原稿台ガラス読み取りモードでは、原稿用紙をプラテンガラス23上に固定的に載置して、ランプ17およびミラー18を副走査方向に移動させながら原稿情報を読み取る。
【0018】
自動原稿搬送装置部1は、原稿読取装置部2の上方にヒンジ機構(図示しない)を介してプラテンガラス23に対して開閉可能に設けられている。自動原稿搬送装置部1は主に、原稿トレイ、分離部、搬送部から構成される。
【0019】
図1に示すように、原稿トレイ3は、シート状の原稿用紙を積載するためのものである。原稿トレイ3には一対の幅方向規制板(図示しない)が原稿用紙の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ3に積載される原稿用紙の幅方向を規制し、給送時の搬送安定性を確保している。
【0020】
分離部では、原稿トレイ3の上方に、分離ローラ4が設けられている。分離ローラ4は給紙ローラ5の回転駆動に連動して回転し、シート原稿用紙を給紙する。
【0021】
分離ローラ4は、図示しないアームにて軸支され、アームを揺動することによって上下に動かせる。分離ローラ4は通常、上方(図1の実線位置)の待避位置であるホームポジションに位置し、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給紙動作が開始されると、図1の点線位置に下降して原稿用紙の上面に当接する。
【0022】
給紙ローラ5の対向側には分離パッド(図示しない)が、給紙ローラ5側に圧着するように配置され、分離パッドは給紙ローラ5より摩擦が若干小さいゴム材料などで形成される。分離パッドは、分離ローラ4にて給紙される原稿用紙を一枚毎にさばき、給紙ローラ5が給紙を行う。
【0023】
第1レジストローラ対6は、給紙ローラ5にて給紙された原稿用紙の先端をそろえるレジスト手段であり、静止した第1レジストローラ対6のニップ部に原稿用紙の先端を突き当て、原稿用紙にループを生じさせることによって先端をそろえている。
【0024】
給紙クラッチCL1は、第1レジストローラ対6に対し、給紙モータM1の駆動力を伝達するための接続手段である。給紙クラッチCL1を接続したときに第1レジストローラ対6は駆動される。
【0025】
搬送部では、第2レジストローラ対7が設けられ、第2レジストローラ対7は、第1レジストローラ対6により搬送されたシート原稿用紙をリードローラ対8へ搬出する。リードローラ対8はシート原稿用紙をプラテンガラス23に向けて搬送する。プラテンガラス23に搬送された原稿用紙は、プラテンローラ9を通過し、リード排出ローラ対10によりすくい上げられ、排紙ローラ対11によりシート原稿排出トレイ13上へ排出される。
【0026】
なお両面読み取りモード時には、排紙ローラ対11にて排出せず、排紙ローラ対11が反転回転することによって、シート原稿用紙がスイッチバックして、上方の反転ローラ対12に向けて搬送される。反転ローラ対12により搬送されたシート原稿用紙は、第2レジストローラ対7に到達すると、上記と同様に搬送され、今度は原稿用紙の裏面の読み取りが行われる。
【0027】
図2を主に参照して、各ローラなどを駆動するための駆動系の構成を説明する。
【0028】
給紙モータM1はステッピングモータで構成され、正逆転により原稿用紙の分離・搬送を行う。
【0029】
給紙モータM1が給紙方向に回転したときには、分離ローラ4がホームポジションから降下し、原稿トレイ3上のシート原稿用紙の最上紙に圧接すると共に、分離ローラ4と給紙ローラ5と第1レジストローラ対6とが駆動される。
【0030】
給紙モータM1が給紙方向とは逆方向である搬送方向に回転したときには、分離ローラ4がホームポジションに持上げられる。
【0031】
給紙クラッチCL1は、給紙モータM1の駆動力を第1レジストローラ対6へ伝えるための駆動接続機構である。
【0032】
離間モータM2は正逆転し、これによって、リードローラ対8を当接/離間させる。
【0033】
リードモータM3は、第2レジストローラ対7、リードローラ対8、プラテンローラ9、リード排出ローラ10を駆動するためのステッピングモータである。リードモータM3は、原稿画像を読み取ることのできる速度で原稿用紙が搬送されるように各ローラを駆動する。
【0034】
排紙モータM4は、排紙ローラ対11および反転ローラ対12を駆動するためのモータであり、正逆転が可能である。
【0035】
排紙離間ソレノイドSL1は、両面原稿の読み取りのためのスイッチバック時に、排紙ローラ対11の従動コロを圧着・離間させるためのものである。
【0036】
次に駆動系のセンサを説明する。
【0037】
原稿トレイ3には、シート原稿用紙がセットされたことを検出する、透過型の光センサから成る原稿セット検知センサ(図示しない)が設けられる。
【0038】
また、原稿トレイ3の幅方向規制板の位置を検出する紙幅検知センサ(図示しない)が原稿トレイ3の下部に設けられ、これが、原稿トレイ3上にセットされた原稿用紙の幅方向の長さを検知する。
【0039】
給紙ローラ5と第1レジストローラ対6との間には、原稿用紙を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ14(S1)が設けられ、分離給送された原稿用紙の先端通過を検知し、この検知信号は、第1レジストローラ対6への突き当て量(ループ量)の制御に利用される。
【0040】
第2レジストローラ対7とリードローラ対8との間には、原稿用紙を検知する反射型光センサであるリードセンサ15(S2)が設けられ、この検知信号は、原稿読取装置部2での画像読み取り開始タイミングの基準信号となる。
【0041】
排紙ローラ11の直前には原稿用紙を検知する透過型光センサである排紙センサ16(S3)が設けられ、原稿用紙の排紙タイミングなどを検知している。
【0042】
次に、自動原稿搬送装置部1における原稿用紙の給送動作を説明する。
【0043】
複写機の操作部(図示しない)で複写条件が入力され、スタートキーが押されると、原稿トレイ3の紙幅検知センサによって原稿用紙サイズの検出が行われる。また、原稿セット検知センサによって原稿トレイ3上に原稿用紙がセットされていることが検知され、これによって、給紙モータM1が所定量だけ逆転し、分離ローラ4が降下して原稿用紙上に当接する。分離ローラ4を原稿用紙上に当接した後、給紙モータM1を正転させ、これにより、原稿用紙は給紙ローラ5の給送力を受けて下流側へ搬送される。
【0044】
給紙ローラ5によって搬送された原稿用紙は、第1レジストローラ対6で先端を揃えられ、第2レジストローラ対7へ搬送される。第2レジストローラ対7は、シート原稿用紙をリードローラ対8へ搬送する。
【0045】
シート原稿用紙の先端がリードセンサ15(S2)に到達すると、画像読み取り開始タイミングの基準信号がリードセンサ15(S2)から画像読取装置部2に出力され、原稿読取装置部2は、画像の読み取り準備を行う。プラテンガラス23に向けて搬送されたシート原稿用紙は、プラテンローラ9及びリード排出ローラ10にて搬送されながら、原稿読取装置部2で画像読み取りが行われる。
【0046】
画像読み取りが終了すると、シート原稿用紙は、排紙ローラ11によって排紙トレイ13へ積載される。
【0047】
両面読み取りモード時のシート原稿用紙は、排紙ローラ11にて排出されずにスイッチバックして、上方の紙パスに案内され、反転ローラ12、第2レジストローラ対7に向けて搬送される。このとき、排紙センサ16(S3)によってシート原稿用紙の先端が検知されると、第2レジストローラ対7にてシート原稿用紙の先端が揃えられる。
【0048】
〔通信制御方式〕
図3は、自動原稿搬送装置部1及び画像読取装置部2の各制御回路の構成を示すブロック図である。
【0049】
100は自動原稿搬送装置部1の制御回路であり、120は画像読取装置部2の制御回路である。
【0050】
自動原稿搬送装置部1の制御回路100は、マイクロプロセッサ(CPU)103を中心に構成されており、CPU103の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路および各センサの検知信号が接続される。制御回路100は、RAM101と、通信制御シーケンスプログラムの格納されたROM102とを備えている。CPU103と画像読取装置部2のCPU121との間には、通信ライン141(Tx)、通信ライン142(Rx)、信号線143、信号線144が設けられる。
【0051】
通信ライン141(Tx)、通信ライン142(Rx)は、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間でデータ通信を行うための通信線である。信号線143は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADを伝送する信号線であり、通信開始タイミング基準信号DF_LOADの立ち上がりエッジを基準として、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間で通信が開始される。信号線144は、送受信データに同期させる基準クロックSCLKを伝送する信号線であり、通信のマスタ側であるCPU121が所定の周波数で基準クロックSCLKを出力する。スレーブ側のCPU103は、基準クロックSCLKの立ち上がりエッジ(または立下りエッジ)を検出したときに、通信ライン141(Tx)上を流れるCPU121からの信号の電圧レベルをモニタすることにより、基準クロックSCLK1パルスごとに1ビットのデータを受信することができる。また、CPU103は、基準クロックSCLKの立ち上がりエッジ(または立下りエッジ)に同期させるように、通信ライン142(Rx)上の信号の電圧を変化させることによって、基準クロックSCLK1パルスごとに1ビットのデータをCPU121へ送信する。
【0052】
111は、ウォッチドッグタイマ(以下「WDT」と表記する)である。
【0053】
WDT111は、加算型のタイマカウンタを持っており、CPU103がリセットされた直後から、不図示の振動子が出力するパルスクロック(CPU103を動作させるためのクロックと共通)に同期してタイマカウンタを増加させる。
【0054】
WDT111は一旦動作を開始すると、CPU103による通信制御シーケンスプログラムの処理とは独立して動作する。
【0055】
CPU103は、定期的にWDT111のタイマカウンタの値を書き換え(クリアし)、これによって、タイマカウンタがオーバーフローしないようにしている。しかし、CPU103がWDT111のタイマカウンタの値を書き換えられないことが発生すると、タイマカウンタはオーバーフローし、これによって、CPU103の不図示のリセット出力端子にリセット信号が入力され、CPU103はリセットされる。CPU103をリセットすることにより、自動原稿搬送装置部1内のRAM101、ROM102、および各種負荷のドライブ回路などを初期化することができる。
【0056】
CPU103はリセットが解除されると、通信制御シーケンスプログラムの最初から処理を開始する。
【0057】
本実施の形態では、WDT111のタイマカウンタがオーバーフローするまでに要する時間を、例えば50m秒に設定している。
【0058】
104〜106は、モータM1,M3,M4の各ドライブ回路(D)であり、モータM1,M3,M4に駆動信号をそれぞれ供給する。ドライブ回路104〜106の各々はCPU103と接続されており、CPU103から送られる相励磁信号とモータ電流制御信号とによって動作制御される。CPU103は、前述の通信ライン141(Tx)から受け取った所定データを出力ポートのデータレジスタに書き込むことにより、モータ電流制御信号を出力する。なお、相励磁信号は、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間で行われる通常の通信よりも速い変化を必要とするため、CPU103とCPU121との間では、図示しないクロックラインにより相励磁信号が伝達される。
【0059】
109,110は、排紙離間ソレノイドSL1及び給紙クラッチCL1の各ドライブ回路(D)であり、排紙離間ソレノイドSL1及び給紙クラッチCL1に駆動信号をそれぞれ供給する。ドライブ回路109,110の各々はCPU103と接続されており、CPU103から送られる信号によって動作制御される。
【0060】
なお、レジストセンサ14(S1)及びリードセンサ15(S2)からの各検知信号がCPU103に供給される。
【0061】
一方、画像読取装置部2の制御回路120もマイクロプロセッサ(CPU)121を中心に構成されており、CPU121の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続される。
【0062】
126は、ステッピングモータM5のエンコーダであり、CPU121に接続されている。CPU121がステッピングモータM5に駆動をかけているにも拘らず間に、エンコーダ126によってステッピングモータM5モータの回転が検知できないときに、CPU121は、ステッピングモータM5が脱調しているとことをCPU121は判断できる。
【0063】
128は、ランプ17のドライブ回路(D)であり、CPU121からの制御信号に従って、ランプ17を点灯制駆動する。
【0064】
129は、ランプ17の位置を検知するセンサであり、その検知信号がCPU121へ送られる。
【0065】
130はバックアップRAMである。
【0066】
131は、モータM2のドライブ回路(D)であり、CPU121から送られる制御信号に応じて駆動信号を生成し、モータM2に供給する。
【0067】
CCD22は、A/D変換回路124を介してCPU121に接続され、CCD22からの画像信号がA/D変換回路124でディジタル信号に変換されてCPU121に送られる。
【0068】
制御回路120は、RAM123と、制御シーケンスプログラムの格納されたROM122とを備えている。ROM122上には、画像読取装置部2で実行される画像読取制御に関するプログラム、自動原稿搬送装置部1で実行される原稿搬送に関する制御プログラム、画像読取装置部2と自動原稿搬送装置部1との間の通信を制御するプログラムが格納されている。
【0069】
信号線143で伝送される通信開始タイミング基準信号DF_LOAD及び信号線144で伝送される基準クロックSCLKは、画像読取装置部2のCPU121から出力される。マスタ側のCPU121は、基準クロックSCLKの立ち上がりエッジ(または立下りエッジ)を検出したときに、通信ライン142(Rx)上の信号の電圧レベルをモニタすることにより、基準クロックSCLK1パルスごとに1ビットのデータをスレーブ側のCPU103から受信する。また、基準クロックSCLKの立ち上がりエッジ(または立下りエッジ)に同期させるように、通信ライン141(Tx)上の信号の電圧を変化させることによって、基準クロックSCLK1パルスごとに1ビットのデータをCPU103へ送信する。
【0070】
画像読取装置部2のCPU121は、ROM122上に格納されたプログラムに従って、通信ライン141(Tx)を介して、自動原稿搬送装置部1側のモータ/クラッチ/ソレノイドなどを駆動したり、また、通信ライン142(Rx)を介して、自動原稿搬送装置部1側のセンサなどをモニタしたりする。自動原稿搬送装置部1の各駆動負荷を制御することによって、自動原稿搬送装置部1における原稿搬送に関する制御を行っている。
【0071】
なお本実施の形態では、自動原稿搬送装置部1側での通信制御をCPU103が行っているが、通信制御が可能なゲートアレイなどで通信制御を行うようにしてもよい。また、自動原稿搬送装置部1での原稿搬送に関する制御プログラムを自動原稿搬送装置部1のROM102上に格納して、CPU103がこれを実行するようにしてもよい。
【0072】
以下、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間の通信制御方式について説明する。なお、以下に説明する通信制御方式は、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間に限らず、画像形成装置、プリンタ、ファクシミリなどのOA機器間や、その他マスタスレーブ方式の通信を行う装置間に適用するようにしてもよい。
【0073】
〔画像読取装置部2が送信するデータ〕
図4は、画像読取装置部2から送信され、通信ライン141(Tx)を介して自動原稿搬送装置部1側が受信するデータ(Txライン上データ)を示す図である。
【0074】
Txライン上データはすべて、通信マスタ側の画像読取装置部2によって設定される。本実施の形態では、Txライン上データを13バイトで定義している。
【0075】
第1〜2バイトに記載されるOUT信号は、自動原稿搬送装置部1のCPU103の入力ポートに入力される情報である。たとえば、第1バイトのビット7が自動原稿搬送装置部1における給紙クラッチCL1のON/OFF信号に割り当てられる。画像読取装置部2側が前述のビット7に1を書き込んでデータ送信すると、自動原稿搬送装置部1の給紙クラッチCL1のドライブ回路110が給紙クラッチCL1をオンして、給紙モータM1の駆動力が第1レジストローラ対6に伝達される。画像読取装置部2が前述のビット7に0を書き込めば、自動原稿搬送装置部1の給紙クラッチCL1のドライブ回路110が給紙クラッチCL1をオフして、給紙モータM1の駆動力が第1レジストローラ対6に伝達されなくなる。
【0076】
Txライン上データの第3〜7バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103から出力されるべきPWM信号の出力値が記載される。画像読取装置部2側がPWM値の設定を変更することで、自動原稿搬送装置部1のCPU103から出力されるべきPWM信号の出力値を制御できる。
【0077】
Txライン上データの第8、9バイトにはD/A出力値が記載され、自動原稿搬送装置部1のCPU103から出力されるべきD/A出力値が画像読取装置部2側によって設定可能である。
【0078】
Txライン上データの第10、11バイトには、自動原稿搬送装置部1の各モータのON/OFF制御データおよび正逆の回転方向を切り換えるデータがそれぞれ記載される。第10バイトの各ビットに各モータが割り当てられており、各ビットに1が書き込まれていれば、対応のモータが駆動され、0が書き込まれていれば、対応のモータが停止される。また、第11バイトの各ビットにも各モータが割り当てられており、各ビットに1が書き込まれていれば、対応のモータが逆転方向に駆動され、各ビットに0が書き込まれていれば、対応のモータが正転方向に駆動される。
【0079】
Txライン上データの第12バイトにはパリティデータが記載される。
【0080】
Txライン上データの第13バイトにはチェックサムが記載される。
【0081】
〔自動原稿搬送装置部1が送信するデータ〕
図5は、自動原稿搬送装置部1から送信され、通信ライン142(Rx)を介して画像読取装置部2側が受信するデータ(Rxライン上データ)を示す図である。
【0082】
Rxライン上データはすべて、通信スレーブ側の自動原稿搬送装置部1によって設定される。本実施の形態では、Rxライン上データを20バイトで定義している。
【0083】
第1〜2バイトに記載されるOUT信号は、自動原稿搬送装置部1のCPU103の出力ポートから出力された制御信号に基づいてアクチュエータが実際に動作している状態を表す。例えば、CPU103から給紙クラッチCL1のドライブ回路110へON/OFF信号が出力され、ドライブ回路110がこのON/OFF信号に従って給紙クラッチCL1を動作させた場合、この給紙クラッチCL1の動作状態が、通信開始タイミング基準信号(DF_LOAD)がONになったときに、第1バイトのビット7に記載される。
【0084】
Rxライン上データの第3〜7バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103が実際に出力しているPWM信号の出力値が記載される。
【0085】
Rxライン上データの第8、9バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103が実際に出力しているD/A出力値(CPU103のD/A出力レジスタの値)が記載される。
【0086】
Rxライン上データの第10、11バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103の出力ポートから各モータのドライブ回路104〜106にそれぞれ出力されたON/OFF制御データおよび正逆回転方向データに基づいて各モータが実際に動作している状態が記載される。第10バイトの各ビットに各モータが割り当てられており、各ビットに1が書き込まれていれば、対応のモータが実際に駆動中であることが示され、0が書き込まれていれば、対応のモータが実際に停止していることを示す。また、第11バイトの各ビットにも各モータが割り当てられており、各ビットに1が書き込まれていれば、対応のモータが実際に逆転方向に駆動していることを示し、各ビットに0が書き込まれていれば、対応のモータが実際に正転方向に駆動していることを示す。
【0087】
Rxライン上データの第12、13バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103の入力ポートの値が記載される。
【0088】
Rxライン上データの第14〜17バイトには、自動原稿搬送装置部1のCPU103でのA/D変換結果の4チャネル分が記載される。
【0089】
これらの第3〜17バイトに記載された各値を参照することにより、画像読取装置部2は、自動原稿搬送装置部1の状態をモニタすることができる。
【0090】
Rxライン上データの第18バイトにはパリティデータが記載される。
【0091】
Rxライン上データの第19バイトには、リザルトデータが記載される。リザルトデータは、自動原稿搬送装置部1が受信したTxライン上データに対して行った異常判別の結果である。例えば、Txライン上データが正常に受信できた場合は01H、正常に受信できなかった場合は02H、異常判別が後述の所定時間T2の内にできなかった場合は00Hなどを記載する。上記の異常判別は、Txライン上データにおけるチェックサム及びパリティデータに基づいて行う。
【0092】
Rxライン上データの第20バイトにはチェックサムが記載される。
【0093】
〔自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間のデータ通信〕
図6は、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間で行われるデータ通信を示すタイミングチャートである。
【0094】
画像読取装置部2と自動原稿搬送装置部1との間では、図6で示す通信が常に連続して行われる。本実施の形態では、画像読取装置部2が通信におけるマスタ側に設定され、自動原稿搬送装置部1がスレーブ側に設定され、常に、画像読取装置部2側が主導して通信の制御を行う。こうした構成の場合、連続した通信の1通信あたりにかかる時間がばらつかないように、すなわち常に一定にすることが好ましい。そこで本実施の形態では、Txライン上データを13バイト、Rxライン上データを20バイトの固定長に設定する。
【0095】
本実施の形態の通信方式は、信号線144で伝送される基準クロックSCLKに基づくクロック同期式を採用している。基準クロックSCLKがON/OFFを繰り返す周期は、通信ボーレートと一致する。通信ボーレートは任意に設定してよいが、本実施の形態では100kbpsとした。
【0096】
なお、マスタスレーブの関係を、本実施の形態のように固定せず、通信を開始する必要のある装置側がマスタとなるような通信制御方式にしてもよい。
【0097】
また本実施の形態では、TxラインとRxラインの2つの信号線141,142を設けて、後述する通信制御によって、データの送受信を1回の通信で行うことができるようにしている。これに代わって、1回の通信でデータの送受信さえできれば、調歩同期式などの基準クロックを用いない非同期通信を行うようにしてもよい。
【0098】
通信開始タイミング基準信号DF_LOADは、画像読取装置部2のCPU121から所定時間T1に亘って出力される。本実施の形態では所定時間T1を50μ秒程度に設定する。通信開始タイミング基準信号DF_LOADがOFFからONへ切り換わると、画像読取装置部2のCPU121は、自動原稿搬送装置部1のCPU103へ送信すべき送信データTxをRAM123上に格納し、また自動原稿搬送装置部1のCPU103から送られる受信データRxを受信できる状態となる。
【0099】
画像読取装置部2のCPU121は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONからOFFに切り換わると同時に、基準クロックSCLKを自動原稿搬送装置部1のCPU103に送出する。またCPU121は、基準クロックSCLKに同期して1ビットずつ、RAM123上に格納された送信データTxをTxライン(信号線141)上に載せて自動原稿搬送装置部1のCPU103へ送信し、また自動原稿搬送装置部1のCPU103から送られてくるRxライン(信号線142)上の受信データRxを受信する。
【0100】
送信データTxの送信と受信データRxの受信とは同時に開始され、受信データRxのデータ長(20バイト)のほうが送信データTxのデータ長(13バイト)よりも長いので、受信データRxの受信は、送信データTxの送信が終了した後にも継続される。
【0101】
マスタ側の画像読取装置部2のCPU121は、自動原稿搬送装置部1から送られてくる受信データRxの第20バイトを受信した直後に基準クロックSCLKの出力を停止させる。
【0102】
CPU121は、受信データRxの第1〜19バイトに記載されたデータを加算した値と受信データRx中の第20バイトに記載された値(チェックサム)とを比較する。両者が不一致だった場合、画像読取装置部2のCPU121は受信データRxを破棄して、次回の通信で送信データTxの再送を行う。
【0103】
両者が一致したときにはCPU121は、受信データRxの第18バイトに記載されたパリティデータを確認し、予め画像読取装置部2と自動原稿搬送装置部1との間で取り決めた所定値(00Hでなく、かつFFHでない値)が入っているか否かを判別する。
【0104】
パリティデータが所定値でなければ、CPU121は、受信データRxの受信失敗と判断して受信データRxを破棄し、次回の通信で送信データTxの再送を行う。
【0105】
パリティデータが所定値であれば、受信データRxが正常に受信されたと見做し、次にCPU121は、受信データRxの第19バイトに記載されたリザルトデータの値を確認する。リザルトデータが00Hまたは02Hであれば、画像読取装置部2のCPU121が送信した送信データTxを、自動原稿搬送装置部1のCPU103が正常に受信できなかったか、または所定時間の間に異常受信の判別ができなかった場合であるので、CPU121は、次回の通信で送信データTxの再送を行う。
【0106】
CPU121は、チェックサム、パリティデータ、およびリザルトデータの全てが、正常な通信が行われたときに示す値になっている場合に、1回の通信(送受信)が正常終了したと判断する。
【0107】
一方、スレーブ側の自動原稿搬送装置部1のCPU103は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがOFFからONへ切り換わると、画像読取装置部2のCPU121から送られて来る送信データTxを受信できる状態となる。通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONからOFFに変わると、画像読取装置部2のCPU121から基準クロックSCLKが送信されてくるので、CPU103は、基準クロックSCLKに同期して送信データTxを1ビットずつ受信する。送信データTxの13バイト分を受信し終えると、CPU103は、画像読取装置部2側での上述の受信データチェックと同様のデータチェックを行う。
【0108】
ここで、送信データTxの受信終了後も受信データRxの送信が継続するが、送信データTxの受信終了時点から、受信データRxの第18バイトの送信終了時点までの時間(受信データRxの第14〜18バイトを画像読取装置部2のCPU121へ送信するのに要する時間)をT2とする。
【0109】
本実施の形態では通信ボーレートが100kbpsであるので、時間T2は、
T2=5バイト×8ビット÷100kbps=400μ秒
となる。
【0110】
スレーブ側の自動原稿搬送装置部1のCPU103は、送信データTxの受信終了後、時間T2(400μ秒)以内に、受信した送信データTxの異常判別を、パリティデータ及びチェックサムに基づいて実行する。
【0111】
CPU103は、受信した送信データTxが正常に受信されていると判別した場合には、画像読取装置部2のCPU121へ送信している受信データRxの第19バイトにリザルトデータとして01Hを記載し、正常に受信されなかったと判別した場合には、受信した送信データTxを破棄して、受信データRxの第19バイトに02Hを記載する。時間T2(400μ秒)以内に、受信した送信データTxの異常判別が終わらない場合には、受信データRxの第19バイトに00Hを記載する。
【0112】
なお、CPU103は、受信した送信データTxが正常に受信されていると判別した場合には、図6に示すように、WDT111のタイマタウンタの値を書き換える(クリアする)。
【0113】
また、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがOFFからONに切り換わったとき、CPU103は、画像読取装置部2のCPU121へ送信する受信データRxを確定し、RAM101上に格納する。但し、上述のように、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONしたときには、受信データRxの第19バイトにリザルトデータとして記載されるべき値は未だ確定していない。
【0114】
通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONからOFFに切り換わると、CPU121から基準クロックSCLKが送信されてくるので、CPU103は、基準クロックSCLKに同期して1ビットずつ、RAM101上に格納されていた受信データRxを画像読取装置部2のCPU121へ送信する。同時に、CPU103は、画像読取装置部2のCPU121から送信される送信データTxの受信も行い、受信データRxの第13バイトまでの送信が終わると、送信データTxの受信が完了する。
【0115】
その後、CPU103は、受信データRxの第14〜18バイトを画像読取装置部2のCPU121へ送信しながら、受信データRxの第19バイトに記載すべきリザルトデータを確定して、記載する。また、第20バイトに記載すべきチェックサムを計算して記載する。
【0116】
かくして、第20バイトまでの受信データRxの送信を終えると、CPU103は通信処理を終了する。
【0117】
以上のような通信制御方式において、1回の通信(送受信)において要する時間T3は、
T3=T1+20バイト×8ビット÷100kbps=1.65m秒
である。
【0118】
マスタ側の画像読取装置部2側がスレーブ側の自動原稿搬送装置部1を制御して、1通信が時間T3(=1.65m秒)で完了する。こうした通信が繰り返し実行される。
【0119】
〔画像読取装置部2におけるデータ送受信処理〕
図7は、マスタ側の画像読取装置部2におけるデータ送信(Txライン上データの送信)処理の手順を示すフローチャートである。
【0120】
画像読取装置部2のCPU121は、送信データTxを送信する前に、通信開始タイミング基準信号DF_LOADをONにする(S11)。このとき、再送すべき送信データが存在するか否かを判断し(S12)、再送すべき送信データがなければ、ROM122上に格納された原稿搬送に関する制御プログラムに従って、CPU121はCPU103へ送信すべき送信データTxを準備し、RAM123上に格納する。
【0121】
一方、再送すべき送信データがあるならば、これから送信しようとしていた送信データの13バイト分のRAM領域に、この再送すべき送信データを格納する(S13)。
【0122】
CPU121は、これから送信しようとする送信データについてチェックサムを計算し(S14)、送信データを送信バッファ(RAM123)に書き込む(S15)。
【0123】
画像読取装置部2のCPU121は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADをOFFにして基準クロックSCLKの出力を開始する(S16)と同時に、RAM123上に格納されている送信データを、基準クロックSCLKに同期して1ビットずつ送出する(S17)。送信データの送信が完了すると(S18でYES)、CPU121は、データ送信処理を終了する。
【0124】
なお、ステップS12において再送すべき送信データがあると判別された場合(前回の通信で、自動原稿搬送装置部1から送信されて受信データRx中の第19バイトに記載されたリザルトデータが00Hまたは02Hであった場合)でも、画像読取装置部2のCPU121が前回の送信データを再送信する必要がないと判断すれば、ステップS13において、これから送信しようとしていた送信データを再送データに入れ替える必要はない。
【0125】
図8は、マスタ側の画像読取装置部2におけるデータ受信処理(Rxライン上データの受信)の手順を示すフローチャートである。
【0126】
画像読取装置部2のCPU121が、通信開始タイミング基準信号DF_LOADをONからOFFする(S21)。このとき、CPU121は基準クロックSCLKの出力を開始する。CPU121は、自動原稿搬送装置部1のCPU103から送られてくる受信データRxを、基準クロックSCLKに同期して1ビットずつ受信する(S22)。CPU121は、20バイト分の受信データRxの受信を完了したとき(S23でYES)、基準クロックSCLKの出力を停止させるとともに、受信した受信データRxの第1〜19バイトの総和を計算する(S24)。
【0127】
受信データRxの第1〜19バイトの総和と、受信データRxの第20バイトに記載されたチェックサム(SUM)とが一致し、かつ第18バイトに記載されたパリティデータ(Parity)が所定の値(00HまたはFFH以外の値)である場合に(S25でYES)、画像読取装置部2のCPU121は受信データRxを正常に受信したと判断する。
【0128】
一方、受信データRxの第1〜19バイトの総和と、受信データRxの第20バイトに記載されたチェックサムとが一致しなかった場合、または受信データRxの第18バイトに記載されたパリティデータが所定の値(00HまたはFFH以外の値)でなかった場合に(S25でNO)、CPU121は、受信した受信データRxを破棄し、次回の通信で送信データTxを再送する(S27)。
【0129】
ステップS25で肯定(YES)と判断された場合、受信データRxの第19バイトに記載されたリザルトデータが00Hまたは02Hであるか否かを判別する(S26)。リザルトデータが00Hまたは02Hであると判別された場合(S26でYES)、画像読取装置部2のCPU121から送信された送信データTxが自動原稿搬送装置部1のCPU103で正常に受信できなかったか、所定時間の間に送信データTxの異常判別を行うことができなかったであるので、CPU121は、送信データTxを次回に再送すべきデータとしてRAM123上に準備して(S27)、データ受信処理を終了する。一方、リザルトデータが00Hまたは02Hではない(01Hである)と判別された場合(S26でNO)、画像読取装置部2のCPU121から送信された送信データTxが自動原稿搬送装置部1のCPU103で正常に受信されているので、ここままデータ受信処理を終了する。
【0130】
〔自動原稿搬送装置部1におけるデータ送受信処理〕
図9は、スレーブ側の自動原稿搬送装置部1におけるデータ送信(Rxライン上データの送信)処理の手順を示すフローチャートである。
【0131】
自動原稿搬送装置部1のCPU103は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがOFFからONになったのを検出すると(S31でYES)、送信すべき受信データRxをRAM101上に格納する(S32)。その後、リザルトデータ(第19バイト)とチェックサム(第20バイト)とを除いた全データの総和Aを計算し、第20バイトに記載する(S33)。
【0132】
CPU103は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONからOFFになるエッジを検出すると(S34でYES)、画像読取装置部2へ向けた受信データRxの送信を開始する(S35)。このとき、画像読取装置部2のCPU121から出力された基準クロックSCLKに同期して1ビットずつデータ送信し、1バイト送信する度に、画像読取装置部2からTxラインを介した送信データTxの受信が終了したか否かを判断する(S36)。送信データTxの受信が終了していなければ、ステップS35に戻って、受信データRxの次の1バイト分の送信を行う。送信データTxの13バイト分全部の受信が終了していればステップS37へ進み、CPU103は、送信データTxが正常に受信できたか否かを判別し、その判別結果を、受信データRxの第19バイトにリザルトデータとして記載する。このとき、予め第19バイトに記載しておいた前述の総和Aに、この第19バイトに記載されたリザルトデータ値を加算して得られた値を、チェックサムとして、受信データRxの第20バイトに記載する(S37)。
【0133】
なお、所定時間T2が経過しても、受信データRxの第19バイトにリザルトデータとして記載されるべき判別結果が決定できない場合には、受信データRxの第19バイトに00Hを記載する(F07−208)。
【0134】
CPU103は、画像読取装置部2へ向けた受信データRxの20バイト分の全てのデータを送信し終えると(S39でYES)、本データ送信処理を終了する。
【0135】
図10は、スレーブ側の自動原稿搬送装置部1におけるデータ受信(Txライン上データの受信)処理の手順を示すフローチャートである。
【0136】
自動原稿搬送装置部1のCPU103は、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがOFFからONに変わると、データ受信を可能な状態となる。その後、通信開始タイミング基準信号DF_LOADがONからOFFになるエッジを検出すると(S41でYES)、送信データTxの受信を開始する。画像読取装置部2のCPU121から出力された基準クロックSCLKに同期して、CPU103は送信データTxを1ビットずつ受信する(S42)。
【0137】
CPU103は、送信データTxを1バイト分受信する度に、所定バイト長(ここでは13バイト)の送信データTxを全部受信したか否かを判断し(S43)、全データの受信を完了すると、チェックサム計算を行い、また同時に、送信データTxの第12バイトに記載されたパリティデータが00HかつFFHでない所定の値となっていることを確認する(S44)。チェックサム及びパリティデータの両者に問題がないならば(S45でYES)、画像読取装置部2へ送信すべき受信データRxの第19バイトに、リザルトデータとして「01H」を記載する(S46)。一方、チェックサム及びパリティデータの少なくとも1つに問題があるとき(S45でNO)、画像読取装置部2へ送信するべき受信データRxの第19バイトに、リザルトデータとして「02H」を記載し(S47)、CPU103は受信した送信データTxを破棄する。その後、データ受信処理の終了をデータ送信シーケンスに通知して(S48)、CPU103は、本データ受信処理を終了する。
【0138】
次に、自動原稿搬送装置部1のCPU103に異常が発生した場合に、CPU103を自動的にリセットして、自動原稿搬送装置部1を復旧させる方法を説明する。
【0139】
〔ウォッチドッグタイマのリセット〕
図11は、自動原稿搬送装置部1内のCPU103によって実行されるウォッチドッグタイマのリセット処理の手順を示すフローチャートである。
【0140】
CPU103は、電源投入直後に、ポートの入出力設定や、内部レジスタの初期化などのCPU103の初期化に関する処理を行い(S51)、その後、WDT(ウォッチドッグタイマ)111をスタートさせる(S52)。
【0141】
その後、CPU103は、図10に示したスレーブ側の自動原稿搬送装置部1によるデータ受信(Txライン上データの受信)処理を行い(S53)、その結果、受信データRxの第19バイトに記載されるべきリザルトデータが「01H」に決定されたか否かを判別する(S54)。このとき、リザルトデータが「01H」に決定された場合、画像読取装置部2のCPU121から送信データTxを正常に受信したことになるので、ステップS55へ進んで、WDT111のカウンタをクリアする。そして、ステップS53に戻って、次回のデータ受信制御に移る。
【0142】
一方、リザルトデータが「01H」に決定されなかった場合、画像読取装置部2のCPU121から送信データTxを正常に受信できなかったか、所定時間内に異常判別ができなかったことになるので、WDT111のカウンタをリセット(クリア)せず、ステップS53へ戻って、次回のデータ受信制御を行う。
【0143】
なお、自動原稿搬送装置部1と画像読取装置部2との間で通信が行われなければ、この場合も、WDT111のタイマカウンタのクリアは行われない。
【0144】
〔CPU103のリセット〕
図12は、WDT111によるCPU103のリセットの手順を示すフローチャートである。
【0145】
WDT111は、CPU103のリセット直後に、CPU103から起動される(S61)。
【0146】
WDT111は、CPU103に供給されるパルスクロックと同じパルスクロックを入力され、予め設定された所定回数だけパルスクロックの入力を検出すると(S62でYES)、WDT111のタイマカウンタが1だけ増加する(S63)。
【0147】
その後、図11に示す処理によってCPU103がWDT111をリセットすると判断した場合(S64でYES)、CPU103はWDT111のタイマカウンタをリセットする(S65)。WDT111をリセットしないと判断した場合(S64でNO)、CPU103はWDT111に対してリセットを行わず、ステップS66へ進む。
【0148】
ステップS66では、WDT111のタイマカウンタがオーバーフローしていないか否かを判別する。その結果、タイマカウンタがオーバーフローしていなければ、ステップS62へ戻って、パルスクロックの入力を待つ。タイマカウンタがオーバーフローしていれば、WDT111がCPU103をリセットする(S67)。
【0149】
図13は、WDT111のリセット及びオーバーフロー並びにCPU103のリセット及びリセット後を示すタイムチャートである。
【0150】
図3を参照してWDT111を説明したときに述べたように、WDT111のタイマカウンタは、例えば50m秒でオーバーフローするように、予め設定されている。また、図6を参照した説明で述べたように、1通信にかかる時間は1.65m秒程度である。したがって、図13に状態「正常通信中」として表す期間においては、ノイズなどの突発的な外的要因により、自動原稿搬送装置部1内CPU103が送信データTxの受信に失敗しても、CPU103がリセットされることはない。
【0151】
一方前述のように、WDT111のタイマカウンタは、例えば50m秒でオーバーフローし、1通信にかかる時間は1.65m秒程度であるので、30回(≒50m秒÷1.65m秒)連続でCPU103が送信データTxの受信を失敗した場合、例えば図13に状態「異常通信中、リセット中」として表す期間に示すように、CPU103はリセットされる。なお、CPU103はリセット後、初期化を経て正常通信に復旧する。
【0152】
なお、上記のWDT111を用いたCPU103のリセット方法を利用して、マスタ側の画像読取装置部2が、自動原稿搬送装置部1との間の通信を50m秒以上途絶えさせるか、または誤った送信データTx(チェックサムを間違えたデータ、またはパリティデータの誤ったデータ)を30回以上連続して自動原稿搬送装置部1へ送り続けることによって、マスタ側の画像読取装置部2が、スレーブ側の自動原稿搬送装置部1を意図的に初期化させることもできる。
【0153】
なおまた、本実施の形態では、異常通信の継続時間をウォッチドッグタイマによって計測しているが、CPU103と独立に動作可能な計時手段を設け、所定時間に亘ってCPU103による送信データTxの受信が失敗したときに、CPU103をリセットするようにしてもよい。
【0154】
以上のように、マスタ−スレーブ方式でデータの送受信を同時に行う通信制御方式において、スレーブ側装置にCPUを監視するためのウォッチドッグタイマを設け、マスタ−スレーブ間の通信でスレーブ側装置が正常にデータを受信した場合に、ウォッチドッグタイマのカウント値をクリアし、該カウント値が所定値に達した場合に、スレーブ側装置のCPUをリセットするようにした。
【0155】
これにより、スレーブ側装置のCPUは通信異常時に自己復帰することが可能となり、マスタ側装置とスレーブ側装置との間にリセット制御線などを設けることが不要となる。
【0156】
また、スレーブ側装置のCPUをリセットするまでの時間である上記所定値を、マスタ−スレーブ間の1通信時間の複数倍に設定した。これにより、通信ライン上の外的ノイズなどを原因とする突発的な通信異常でスレーブ側装置のCPUが初期化されることを回避することができる。
【0157】
[他の実施の形態]
なお、本発明の目的は、前述の実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【0158】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0159】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0160】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0161】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0180】
以上のように上記説明によれば、マスタ側装置とスレーブ側装置とから成り、前記マスタ側装置が前記スレーブ側装置の通信を制御する通信システムにおいて、前記マスタ側装置が、前記スレーブ側装置に定期的にデータを送信する。前記スレーブ側装置は、前記マスタ側装置から送信されたデータを受信して、該受信データの異常を判別し、連続して異常と判別され続ける継続時間を計測する。そして、この計測された継続時間が所定時間を超えた場合に、前記スレーブ側装置の初期化を行う。
【0181】
これにより、スレーブ側装置に異常が生じた場合に、スレーブ側装置を自動的に復旧させることができる。したがって、マスタ側装置とスレーブ側装置との間にリセット制御線などを設けることが不要となり、コストアップを防止できる。
【0182】
また、スレーブ側装置のCPUをリセットするまでの時間である上記所定値を、マスタ−スレーブ間の1通信時間の複数倍に設定した。これにより、通信ライン上の外的ノイズなどを原因とする突発的な通信異常でスレーブ側装置のCPUが初期化されることを回避することができる。
【0183】
【発明の効果】
本発明によれば、一方の装置に異常が生じた場合に、その装置を自動的に復旧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動原稿搬送装置及び画像読取装置の構成を示す断面図である。
【図2】自動原稿搬送装置及び画像読取装置における駆動系の構成を示す図である。
【図3】自動原稿搬送装置部及び画像読取装置部の各制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】画像読取装置部から送信され、通信ラインを介して自動原稿搬送装置部側が受信するデータ(Txライン上データ)を示す図である。
【図5】自動原稿搬送装置部から送信され、通信ラインを介して画像読取装置部側が受信するデータ(Rxライン上データ)を示す図である。
【図6】自動原稿搬送装置部と画像読取装置部との間で行われるデータ通信を示すタイミングチャートである。
【図7】マスタ側の画像読取装置部におけるデータ送信(Txライン上データの送信)処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】マスタ側の画像読取装置部におけるデータ受信処理(Rxライン上データの受信)の手順を示すフローチャートである。
【図9】スレーブ側の自動原稿搬送装置部におけるデータ送信(Rxライン上データの送信)処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】スレーブ側の自動原稿搬送装置部におけるデータ受信(Txライン上データの受信)処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】自動原稿搬送装置部内のCPUによって実行されるウォッチドッグタイマのリセット処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】ウォッチドッグタイマによるCPUのリセットの手順を示すフローチャートである。
【図13】ウォッチドッグタイマのリセット及びオーバーフロー並びにCPUのリセット及びリセット後を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置部(第2の装置
2 画像読取装置部(第1の装置
100 制御回路(自動原稿搬送装置部1)
101 RAM
102 ROM
103 CPU(異常判別手段、付加手段、計測手段、初期化手段
104 モータM1のドライブ回路
105 モータM3のドライブ回路
106 モータM4のドライブ回路
109 ソレノイドSL1のドライブ回路
110 クラッチCL1のドライブ回路
111 ウォッチドッグタイマ(WDT)
120 制御回路(画像読取装置部2)
121 CPU
122 ROM
123 RAM
124 A/D変換回路
126 エンコーダ
128 ランプのドライブ回路
129 ポジションセンサ
130 バックアップRAM
131 モータM2のドライブ回路
141 通信ライン(送信信号Tx)
142 通信ライン(受信信号Rx)
143 信号線(通信開始タイミング基準信号DF_LOAD)
144 信号線(基準クロックSCLK)
M1 給紙モータ
M2 離間モータ
M3 リードモータ
M4 排紙モータ
M5 ステッピングモータ
S1 レジストセンサ
S2 リードセンサ
S3 排紙センサ
SL1 排紙離間ソレノイド
CL1 給紙クラッチ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention is a communication system., Communication apparatus, and communication methodRelatedDo.
[0002]
In the communication system described above, the slave side device is automatically restored when a communication abnormality occurs in the slave side device.
[0003]
[Prior art]
Conventionally, in a system in which one device controls the other device, there is a method in which communication control is performed between the devices and the other devices are controlled via communication. In particular, adopting a master-slave system in which one device becomes a master device and the other device becomes a slave device, a system that controls the other device from one device with a relatively inexpensive and easy configuration. Realization is possible (for example, Patent Documents 1 to 3).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2-37438
[Patent Document 2]
JP-A-11-143842
[Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-244689
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional master-slave communication system, if an abnormality occurs in the data reception control unit of the slave device, the slave device may run out of control without being able to control the slave device from the master device. .
[0006]
In addition, when such an abnormality occurs, the master side device cannot return the operating state of the slave side device to a normal state, so at least the slave side device must be turned off and then turned on to restart it. There was a problem.
[0007]
In order to avoid such problems, there is a method of providing a signal line (reset control line) for resetting the slave side device from the master side device between the master side device and the slave side device. Since the control line is provided between the devices, the cost increases.
[0008]
  The present inventionthe aboveproblemTheExpertSeeMaster-slave methodetcIn communication systemsOneWhen an abnormality occurs in the deviceTheDynamic recoveryTheThe purpose is to let you.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  The present inventionWhile receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, The first apparatus that transmits and receives data as a single communication from the start to the completion of transmission and reception of the reception data and transmission of the transmission data, and transmits the reception data and receives the transmission data DoIn a communication system having a second device, the first deviceDuring transmission of the transmission data after reception of the reception data,A discriminating means for discriminating whether or not the received data has been correctly received;in frontThe discrimination result discriminated by the discriminating means, Data that has started transmission upon reception of the received data that has been subjected to the determination by the determination means,Transmission means for transmitting the data included in the data longer than the received data of the transmission data being transmitted to the second device;When communicating multiple times,Elapsed time that the received data could not be received correctly or the received data could not be received correctly continuouslyCommunicationA measuring means for measuring the number of times;in frontThe elapsed time measured by the measuring means and not received correctly.Multiple N Exceed communication timeThe received data could not be received correctly when the predetermined time was reached or continuously.CommunicationTimesMultiple N More thanThere is provided a communication system comprising: reset means for resetting at least the control circuit of the first device when a predetermined number of times is reached.
  The present invention also providesWhile receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, Data transmission / reception is performed as a single communication from the start to the completion of transmission / reception of the reception data and transmission of the transmission data.A communication device,During transmission of the transmission data after reception of the reception data,A discriminating means for discriminating whether or not the received data from the communication partner has been correctly received, and a discrimination result by the discriminating means;, Data that has started transmission upon reception of the received data that has been subjected to the determination by the determination means,A transmission means for transmitting data included in a part longer than the received data of the transmission data being transmitted to the communication partner;When communicating multiple times,Elapsed time that the received data could not be received correctly or the received data could not be received correctly continuouslyCommunicationA measuring means for measuring the number of times, and an elapsed time measured by the measuring means and being unable to correctly receive the received dataMultiple N Exceed communication timeThe received data could not be received correctly when the predetermined time was reached or continuously.CommunicationTimesMultiple N More thanWhen the predetermined number of times is reached, at least the abovecommunicationAnd a reset means for resetting a control circuit of the apparatus.
  The present invention also providesWhile receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, The first apparatus that transmits and receives data as a single communication from the start to the completion of transmission and reception of the reception data and transmission of the transmission data, and transmits the reception data and receives the transmission data DoIn a communication method of a communication system having a second device, the first device includes:During transmission of the transmission data after reception of the reception data,A determination step for determining whether or not reception data has been correctly received; and a determination result determined by the first device in the determination step., Data that has started transmission upon reception of the received data that has been subjected to the determination in the determination step,The transmission step of transmitting the data included in the data longer than the received data of the transmission data being transmitted to the second device, and the first device,When communicating multiple times,Elapsed time that the received data could not be received correctly or the received data could not be received correctly continuouslyCommunicationA measurement step for measuring the number of times, and an elapsed time measured by the first device in the measurement step, the reception data being not correctly received.Multiple N Exceed communication timeThe received data could not be received correctly when the predetermined time was reached or continuously.CommunicationTimesMultiple N More thanA communication method of a communication system, comprising: a reset step of resetting at least the control circuit of the first device when a predetermined number of times is reached.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
First, an automatic document feeder and an image reading apparatus to which the communication control method according to the present invention is applied will be described, and then the communication control method will be described. In the present embodiment, a case is shown in which the communication control method according to the present invention is applied to data communication performed between an automatic document feeder and an image reading apparatus. These automatic document feeder and image reading apparatus constitute a part of a copying machine.
[0012]
[Automatic document feeder and image reader]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a configuration of an automatic document feeder and an image reading device, and FIG. 2 is a diagram showing a configuration of a drive system in the automatic document feeder and the image reading device.
[0013]
In the figure, reference numeral 1 denotes an automatic document feeder, and 2 denotes an image reading device.
[0014]
In the image reading unit 2, the lamp 17 irradiates the original paper, and the reflected light from the original paper passes to the CCD (Charge Coupled Device) 22 (S 4 in FIG. 2) via the mirrors 18, 19, 20 and the lens 21. Led.
[0015]
The motor M5 is connected to an optical bench (not shown) composed of the lamp 17 and the mirror 18, and the optical bench is moved in the sub-scanning direction by driving the motor M5. The motor M5 is composed of a stepping motor, and the amount of movement of the optical bench is determined according to the number of pulses of the pulse signal input to the motor M5.
[0016]
Reflected light from the original paper is guided to the lens 21 through the mirrors 18, 19, and 20, and is condensed on the CCD 22 by the lens 21. The CCD 22 photoelectrically converts the reflected light reflecting the document information and outputs it as an electronic image signal.
[0017]
In the image reading device section 2 configured as described above, the document information is read in two modes, namely, a flow reading mode and a document table glass reading mode. In the flow-reading mode, the document information is read while the document sheet is conveyed by the automatic document conveying unit 1 with the lamp 17 and the mirror 18 stopped at the document reading position. In the document glass reading mode, document paper is fixedly placed on the platen glass 23, and document information is read while the lamp 17 and the mirror 18 are moved in the sub-scanning direction.
[0018]
The automatic document feeder 1 is provided above the document reader 2 so as to be openable and closable with respect to the platen glass 23 via a hinge mechanism (not shown). The automatic document feeder 1 mainly includes a document tray, a separation unit, and a conveyance unit.
[0019]
As shown in FIG. 1, the document tray 3 is for stacking sheet-shaped document sheets. A pair of width direction restricting plates (not shown) are slidably disposed on the document tray 3 in the width direction of the document sheet. The width direction of the document sheets stacked on the document tray 3 is regulated by the width direction regulating plate to ensure the conveyance stability during feeding.
[0020]
In the separation unit, a separation roller 4 is provided above the document tray 3. The separation roller 4 rotates in conjunction with the rotational driving of the paper feed roller 5 and feeds sheet original paper.
[0021]
The separation roller 4 is pivotally supported by an arm (not shown) and can be moved up and down by swinging the arm. The separation roller 4 is normally located at a home position, which is a retracted position above (solid line position in FIG. 1), so as not to hinder the document setting operation. When the sheet feeding operation is started, the sheet moves down to the dotted line position in FIG. 1 and comes into contact with the upper surface of the document sheet.
[0022]
A separation pad (not shown) is arranged on the opposite side of the paper feed roller 5 so as to be pressure-bonded to the paper feed roller 5 side, and the separation pad is formed of a rubber material or the like whose friction is slightly smaller than that of the paper feed roller 5. The separation pad separates the original paper fed by the separation roller 4 one by one, and the paper feed roller 5 feeds the paper.
[0023]
The first registration roller pair 6 is registration means for aligning the leading edge of the original paper fed by the paper feeding roller 5, and the leading edge of the original paper is abutted against the nip portion of the stationary first registration roller pair 6, The leading edges are aligned by creating a loop in the paper.
[0024]
The sheet feeding clutch CL1 is a connection means for transmitting the driving force of the sheet feeding motor M1 to the first registration roller pair 6. When the paper feed clutch CL1 is connected, the first registration roller pair 6 is driven.
[0025]
In the conveyance unit, a second registration roller pair 7 is provided, and the second registration roller pair 7 carries out the sheet original sheet conveyed by the first registration roller pair 6 to the read roller pair 8. The read roller pair 8 conveys the sheet original sheet toward the platen glass 23. The document sheet conveyed to the platen glass 23 passes through the platen roller 9, is scooped up by the lead discharge roller pair 10, and is discharged onto the sheet document discharge tray 13 by the discharge roller pair 11.
[0026]
In the double-sided reading mode, the sheet discharge roller pair 11 does not discharge, but the sheet discharge roller pair 11 rotates reversely, whereby the sheet original sheet is switched back and conveyed toward the upper reverse roller pair 12. . When the sheet original sheet conveyed by the reversing roller pair 12 reaches the second registration roller pair 7, it is conveyed in the same manner as described above, and this time, the back side of the original sheet is read.
[0027]
The configuration of a drive system for driving each roller and the like will be described mainly with reference to FIG.
[0028]
The paper feed motor M1 is composed of a stepping motor, and separates and conveys original paper by forward and reverse rotation.
[0029]
When the paper feed motor M1 rotates in the paper feed direction, the separation roller 4 descends from the home position and comes into pressure contact with the uppermost sheet of the sheet document on the document tray 3, and the separation roller 4, the feed roller 5, and the first The registration roller pair 6 is driven.
[0030]
When the paper feed motor M1 rotates in the transport direction opposite to the paper feed direction, the separation roller 4 is lifted to the home position.
[0031]
The sheet feeding clutch CL1 is a drive connection mechanism for transmitting the driving force of the sheet feeding motor M1 to the first registration roller pair 6.
[0032]
The separation motor M2 rotates forward and backward, thereby bringing the lead roller pair 8 into contact / separation.
[0033]
The read motor M3 is a stepping motor for driving the second registration roller pair 7, the lead roller pair 8, the platen roller 9, and the lead discharge roller 10. The read motor M3 drives each roller so that the original paper is conveyed at a speed at which the original image can be read.
[0034]
The paper discharge motor M4 is a motor for driving the paper discharge roller pair 11 and the reverse roller pair 12, and can be rotated forward and backward.
[0035]
The paper discharge / separation solenoid SL1 is for pressing and separating the driven roller of the paper discharge roller pair 11 at the time of switchback for reading a double-sided document.
[0036]
Next, the drive system sensor will be described.
[0037]
The document tray 3 is provided with a document set detection sensor (not shown) including a transmissive optical sensor that detects that a sheet document sheet has been set.
[0038]
In addition, a paper width detection sensor (not shown) for detecting the position of the width direction regulating plate of the document tray 3 is provided at the lower part of the document tray 3, and this is the length of the document sheet set on the document tray 3 in the width direction. Is detected.
[0039]
Between the paper feed roller 5 and the first registration roller pair 6, a registration sensor 14 (S1), which is a transmission type optical sensor for detecting the original paper, is provided to pass the leading edge of the separately supplied original paper. This detection signal is used to control the amount of abutment (loop amount) on the first registration roller pair 6.
[0040]
Between the second registration roller pair 7 and the lead roller pair 8, there is provided a lead sensor 15 (S2) which is a reflection type optical sensor for detecting a document sheet, and this detection signal is sent from the document reader unit 2. This is a reference signal for image reading start timing.
[0041]
Immediately before the paper discharge roller 11, a paper discharge sensor 16 (S3), which is a transmissive optical sensor for detecting the original paper, is provided to detect the discharge timing of the original paper.
[0042]
Next, a document sheet feeding operation in the automatic document feeder 1 will be described.
[0043]
When copying conditions are input through an operation unit (not shown) of the copying machine and the start key is pressed, the paper width detection sensor of the document tray 3 detects the document paper size. Further, it is detected by the document set detection sensor that the document sheet is set on the document tray 3, and as a result, the paper feed motor M1 is reversely rotated by a predetermined amount, and the separation roller 4 is lowered to contact the document sheet. Touch. After the separation roller 4 abuts on the original paper, the paper feed motor M1 is rotated forward, whereby the original paper is conveyed downstream by receiving the feeding force of the paper feed roller 5.
[0044]
The original paper conveyed by the paper feed roller 5 is aligned at the leading edge by the first registration roller pair 6 and conveyed to the second registration roller pair 7. The second registration roller pair 7 conveys the sheet original paper to the lead roller pair 8.
[0045]
When the leading edge of the sheet original sheet reaches the read sensor 15 (S2), a reference signal for image reading start timing is output from the read sensor 15 (S2) to the image reading unit 2, and the original reading unit 2 reads the image. Make preparations. The sheet original sheet conveyed toward the platen glass 23 is read by the original reading unit 2 while being conveyed by the platen roller 9 and the lead discharge roller 10.
[0046]
When the image reading is completed, the sheet original paper is stacked on the paper discharge tray 13 by the paper discharge roller 11.
[0047]
The sheet original paper in the duplex reading mode is not discharged by the paper discharge roller 11 but is switched back, guided to the upper paper path, and conveyed toward the reverse roller 12 and the second registration roller pair 7. At this time, when the leading edge of the sheet document sheet is detected by the paper discharge sensor 16 (S3), the leading edge of the sheet document sheet is aligned by the second registration roller pair 7.
[0048]
[Communication control method]
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of each control circuit of the automatic document feeder 1 and the image reader 2.
[0049]
Reference numeral 100 denotes a control circuit of the automatic document feeder 1, and reference numeral 120 denotes a control circuit of the image reading device 2.
[0050]
The control circuit 100 of the automatic document feeder 1 is configured with a microprocessor (CPU) 103 as the center, and drive circuits of various loads and detection signals of sensors are connected to the input / output ports of the CPU 103. The control circuit 100 includes a RAM 101 and a ROM 102 in which a communication control sequence program is stored. A communication line 141 (Tx), a communication line 142 (Rx), a signal line 143, and a signal line 144 are provided between the CPU 103 and the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2.
[0051]
The communication line 141 (Tx) and the communication line 142 (Rx) are communication lines for performing data communication between the automatic document feeder 1 and the image reader 2. The signal line 143 is a signal line for transmitting the communication start timing reference signal DF_LOAD, and communication is performed between the automatic document feeder 1 and the image reading device 2 with reference to the rising edge of the communication start timing reference signal DF_LOAD. Be started. The signal line 144 is a signal line for transmitting a reference clock SCLK synchronized with transmission / reception data, and the CPU 121 on the communication master side outputs the reference clock SCLK at a predetermined frequency. When the CPU 103 on the slave side detects the rising edge (or falling edge) of the reference clock SCLK, the slave CPU 103 monitors the voltage level of the signal from the CPU 121 flowing on the communication line 141 (Tx) to thereby generate the reference clock SCLK1 pulse. One bit of data can be received every time. Further, the CPU 103 changes the voltage of the signal on the communication line 142 (Rx) so as to synchronize with the rising edge (or falling edge) of the reference clock SCLK, whereby 1-bit data is generated for each pulse of the reference clock SCLK. Is transmitted to the CPU 121.
[0052]
Reference numeral 111 denotes a watchdog timer (hereinafter referred to as “WDT”).
[0053]
The WDT 111 has an addition type timer counter, and immediately after the CPU 103 is reset, the timer counter is increased in synchronization with a pulse clock (common with a clock for operating the CPU 103) output by a vibrator (not shown). Let
[0054]
Once the WDT 111 starts operating, the WDT 111 operates independently of the processing of the communication control sequence program by the CPU 103.
[0055]
The CPU 103 periodically rewrites (clears) the value of the timer counter of the WDT 111 so that the timer counter does not overflow. However, if the CPU 103 cannot rewrite the value of the timer counter of the WDT 111, the timer counter overflows, whereby a reset signal is input to a reset output terminal (not shown) of the CPU 103, and the CPU 103 is reset. By resetting the CPU 103, the RAM 101, the ROM 102, the drive circuit of various loads, etc. in the automatic document feeder 1 can be initialized.
[0056]
When the reset is released, the CPU 103 starts processing from the beginning of the communication control sequence program.
[0057]
In the present embodiment, the time required until the timer counter of the WDT 111 overflows is set to 50 milliseconds, for example.
[0058]
Reference numerals 104 to 106 denote drive circuits (D) for the motors M1, M3, and M4, which supply drive signals to the motors M1, M3, and M4, respectively. Each of the drive circuits 104 to 106 is connected to the CPU 103 and is controlled in operation by a phase excitation signal and a motor current control signal sent from the CPU 103. The CPU 103 outputs a motor current control signal by writing predetermined data received from the communication line 141 (Tx) to the data register of the output port. Since the phase excitation signal needs to change faster than the normal communication performed between the automatic document feeder 1 and the image reader 2, a clock line (not shown) is connected between the CPU 103 and the CPU 121. Transmits a phase excitation signal.
[0059]
Reference numerals 109 and 110 denote drive circuits (D) for the paper discharge / separation solenoid SL1 and the paper feed clutch CL1, and supply drive signals to the paper discharge / separation solenoid SL1 and the paper feed clutch CL1, respectively. Each of the drive circuits 109 and 110 is connected to the CPU 103, and the operation is controlled by a signal sent from the CPU 103.
[0060]
Each detection signal from the registration sensor 14 (S1) and the lead sensor 15 (S2) is supplied to the CPU 103.
[0061]
On the other hand, the control circuit 120 of the image reading device unit 2 is also configured with a microprocessor (CPU) 121 as the center, and drive circuits and sensor signals of various loads are connected to the input / output ports of the CPU 121.
[0062]
An encoder 126 of the stepping motor M5 is connected to the CPU 121. When the rotation of the stepping motor M5 motor cannot be detected by the encoder 126 while the CPU 121 is driving the stepping motor M5, the CPU 121 indicates that the stepping motor M5 has stepped out. I can judge.
[0063]
Reference numeral 128 denotes a drive circuit (D) for the lamp 17, which drives the lamp 17 in accordance with a control signal from the CPU 121.
[0064]
Reference numeral 129 denotes a sensor that detects the position of the lamp 17, and the detection signal is sent to the CPU 121.
[0065]
Reference numeral 130 denotes a backup RAM.
[0066]
Reference numeral 131 denotes a drive circuit (D) for the motor M2, which generates a drive signal in accordance with a control signal sent from the CPU 121 and supplies the drive signal to the motor M2.
[0067]
The CCD 22 is connected to the CPU 121 via the A / D conversion circuit 124, and the image signal from the CCD 22 is converted into a digital signal by the A / D conversion circuit 124 and sent to the CPU 121.
[0068]
The control circuit 120 includes a RAM 123 and a ROM 122 that stores a control sequence program. On the ROM 122, a program related to image reading control executed by the image reading device unit 2, a control program related to document feeding executed by the automatic document feeder device 1, and the image reading device unit 2 and the automatic document feeder device 1. Stores a program that controls communication between the two.
[0069]
The communication start timing reference signal DF_LOAD transmitted through the signal line 143 and the reference clock SCLK transmitted through the signal line 144 are output from the CPU 121 of the image reading device unit 2. When the master CPU 121 detects the rising edge (or falling edge) of the reference clock SCLK, the master CPU 121 monitors the voltage level of the signal on the communication line 142 (Rx), thereby making one bit for each reference clock SCLK pulse. Is received from the CPU 103 on the slave side. Further, by changing the voltage of the signal on the communication line 141 (Tx) so as to be synchronized with the rising edge (or falling edge) of the reference clock SCLK, 1-bit data is transferred to the CPU 103 for each pulse of the reference clock SCLK. Send.
[0070]
The CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 drives a motor / clutch / solenoid and the like on the automatic document feeder 1 side via a communication line 141 (Tx) according to a program stored on the ROM 122, and also performs communication. A sensor or the like on the automatic document feeder 1 side is monitored via the line 142 (Rx). By controlling each driving load of the automatic document feeder 1, control regarding document conveyance in the automatic document feeder 1 is performed.
[0071]
In this embodiment, the CPU 103 performs communication control on the automatic document feeder 1 side. However, communication control may be performed by a gate array or the like capable of communication control. Further, a control program related to document conveyance in the automatic document conveyance device unit 1 may be stored in the ROM 102 of the automatic document conveyance device unit 1 and executed by the CPU 103.
[0072]
Hereinafter, a communication control method between the automatic document feeder 1 and the image reader 2 will be described. Note that the communication control method described below is not limited to between the automatic document feeder 1 and the image reading device 2, but between OA devices such as image forming apparatuses, printers, facsimiles, and other master-slave communication. You may make it apply between the apparatuses which perform.
[0073]
[Data transmitted by the image reading unit 2]
FIG. 4 is a diagram showing data (data on the Tx line) transmitted from the image reading apparatus unit 2 and received by the automatic document feeder 1 side via the communication line 141 (Tx).
[0074]
All the data on the Tx line is set by the image reading device unit 2 on the communication master side. In this embodiment, the data on the Tx line is defined by 13 bytes.
[0075]
The OUT signal described in the first and second bytes is information input to the input port of the CPU 103 of the automatic document feeder 1. For example, bit 7 of the first byte is assigned to the ON / OFF signal of the sheet feeding clutch CL1 in the automatic document feeder 1. When the image reading device 2 side writes 1 in the aforementioned bit 7 and transmits data, the drive circuit 110 of the paper feed clutch CL1 of the automatic document feeder 1 turns on the paper feed clutch CL1 and drives the paper feed motor M1. The force is transmitted to the first registration roller pair 6. If the image reading unit 2 writes 0 in the bit 7 described above, the drive circuit 110 of the paper feeding clutch CL1 of the automatic document feeder 1 turns off the paper feeding clutch CL1, and the driving force of the paper feeding motor M1 is the first. It is not transmitted to one registration roller pair 6.
[0076]
In the third to seventh bytes of the data on the Tx line, an output value of the PWM signal to be output from the CPU 103 of the automatic document feeder 1 is described. By changing the setting of the PWM value on the image reading device unit 2 side, the output value of the PWM signal to be output from the CPU 103 of the automatic document feeder 1 can be controlled.
[0077]
The D / A output value is written in the 8th and 9th bytes of the data on the Tx line, and the D / A output value to be output from the CPU 103 of the automatic document feeder 1 can be set by the image reading device 2 side. is there.
[0078]
In the 10th and 11th bytes of the data on the Tx line, ON / OFF control data for each motor of the automatic document feeder 1 and data for switching the forward / reverse rotation direction are described. Each motor is assigned to each bit of the 10th byte, and if 1 is written in each bit, the corresponding motor is driven, and if 0 is written, the corresponding motor is stopped. Also, each motor is assigned to each bit of the 11th byte, and if 1 is written in each bit, the corresponding motor is driven in the reverse direction, and if 0 is written in each bit, The corresponding motor is driven in the forward direction.
[0079]
Parity data is written in the 12th byte of the data on the Tx line.
[0080]
A checksum is written in the 13th byte of the data on the Tx line.
[0081]
[Data transmitted by the automatic document feeder 1]
FIG. 5 is a diagram showing data (data on the Rx line) transmitted from the automatic document feeder 1 and received by the image reading device 2 via the communication line 142 (Rx).
[0082]
All the data on the Rx line is set by the automatic document feeder 1 on the communication slave side. In this embodiment, data on the Rx line is defined by 20 bytes.
[0083]
The OUT signal described in the first and second bytes represents a state where the actuator is actually operating based on the control signal output from the output port of the CPU 103 of the automatic document feeder 1. For example, when an ON / OFF signal is output from the CPU 103 to the drive circuit 110 of the paper feed clutch CL1, and the drive circuit 110 operates the paper feed clutch CL1 in accordance with the ON / OFF signal, the operation state of the paper feed clutch CL1 is changed. When the communication start timing reference signal (DF_LOAD) is turned ON, it is described in bit 7 of the first byte.
[0084]
In the third to seventh bytes of the data on the Rx line, the output value of the PWM signal actually output by the CPU 103 of the automatic document feeder 1 is described.
[0085]
In the 8th and 9th bytes of the data on the Rx line, the D / A output value (value of the D / A output register of the CPU 103) actually output by the CPU 103 of the automatic document feeder 1 is described.
[0086]
In the 10th and 11th bytes of the data on the Rx line, ON / OFF control data and forward / reverse rotation direction data output from the output port of the CPU 103 of the automatic document feeder 1 to the drive circuits 104 to 106 of the motors, respectively. Based on this, the state in which each motor is actually operating is described. If each motor is assigned to each bit of the 10th byte and 1 is written to each bit, it indicates that the corresponding motor is actually being driven, and if 0 is written, it corresponds Indicates that the motor is actually stopped. Further, each motor is assigned to each bit of the 11th byte, and if 1 is written in each bit, it indicates that the corresponding motor is actually driven in the reverse direction, and 0 is assigned to each bit. Is written, it indicates that the corresponding motor is actually driven in the forward rotation direction.
[0087]
In the 12th and 13th bytes of the data on the Rx line, the value of the input port of the CPU 103 of the automatic document feeder 1 is described.
[0088]
In the 14th to 17th bytes of the data on the Rx line, four channels of the A / D conversion result in the CPU 103 of the automatic document feeder 1 are described.
[0089]
By referring to each value described in the 3rd to 17th bytes, the image reading apparatus unit 2 can monitor the state of the automatic document feeder unit 1.
[0090]
Parity data is described in the 18th byte of the data on the Rx line.
[0091]
Result data is described in the 19th byte of the data on the Rx line. The result data is a result of abnormality determination performed on the data on the Tx line received by the automatic document feeder 1. For example, “01H” is described when the data on the Tx line can be normally received, “02H” when the data is not normally received, and “00H” when the abnormality determination cannot be performed within a predetermined time T2 described later. The abnormality determination is performed based on the checksum and parity data in the data on the Tx line.
[0092]
A checksum is written in the 20th byte of the data on the Rx line.
[0093]
[Data communication between automatic document feeder 1 and image reader 2]
FIG. 6 is a timing chart showing data communication performed between the automatic document feeder 1 and the image reader 2.
[0094]
Communication between the image reading unit 2 and the automatic document feeder 1 is always performed continuously as shown in FIG. In the present embodiment, the image reading apparatus unit 2 is set on the master side in communication, the automatic document feeder 1 is set on the slave side, and the image reading apparatus unit 2 always takes the initiative in controlling communication. In such a configuration, it is preferable that the time taken for one continuous communication does not vary, that is, it is always constant. Therefore, in the present embodiment, the data on the Tx line is set to a fixed length of 13 bytes, and the data on the Rx line is set to a fixed length of 20 bytes.
[0095]
The communication method of this embodiment employs a clock synchronous method based on the reference clock SCLK transmitted through the signal line 144. The cycle in which the reference clock SCLK repeats ON / OFF coincides with the communication baud rate. The communication baud rate may be set arbitrarily, but is set to 100 kbps in this embodiment.
[0096]
Note that the master-slave relationship may not be fixed as in the present embodiment, but a communication control method in which the device side that needs to start communication becomes the master may be used.
[0097]
In the present embodiment, two signal lines 141 and 142 of the Tx line and the Rx line are provided so that data can be transmitted and received by one communication by communication control described later. Instead of this, asynchronous communication that does not use a reference clock such as start-stop synchronization may be performed as long as data can be transmitted and received in one communication.
[0098]
The communication start timing reference signal DF_LOAD is output from the CPU 121 of the image reading unit 2 for a predetermined time T1. In the present embodiment, the predetermined time T1 is set to about 50 μsec. When the communication start timing reference signal DF_LOAD is switched from OFF to ON, the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 stores the transmission data Tx to be transmitted to the CPU 103 of the automatic document conveying unit 1 on the RAM 123 and also performs automatic document conveyance. The reception data Rx sent from the CPU 103 of the device unit 1 can be received.
[0099]
The CPU 121 of the image reading unit 2 sends the reference clock SCLK to the CPU 103 of the automatic document feeder 1 at the same time when the communication start timing reference signal DF_LOAD is switched from ON to OFF. Further, the CPU 121 transmits the transmission data Tx stored in the RAM 123 bit by bit to the CPU 103 of the automatic document feeder 1 on the Tx line (signal line 141) in synchronization with the reference clock SCLK. Received data Rx on the Rx line (signal line 142) sent from the CPU 103 of the document feeder 1 is received.
[0100]
Transmission of transmission data Tx and reception of reception data Rx are started at the same time. Since the data length of reception data Rx (20 bytes) is longer than the data length of transmission data Tx (13 bytes), reception of reception data Rx is This is continued even after the transmission of the transmission data Tx is completed.
[0101]
The CPU 121 of the master-side image reading device unit 2 stops the output of the reference clock SCLK immediately after receiving the 20th byte of the reception data Rx sent from the automatic document feeder 1.
[0102]
The CPU 121 compares the value obtained by adding the data described in the 1st to 19th bytes of the reception data Rx with the value (checksum) described in the 20th byte in the reception data Rx. If they do not match, the CPU 121 of the image reading device unit 2 discards the reception data Rx and retransmits the transmission data Tx in the next communication.
[0103]
When the two match, the CPU 121 confirms the parity data written in the 18th byte of the received data Rx, and determines a predetermined value (not 00H) previously determined between the image reading device unit 2 and the automatic document feeder device 1. , And a value that is not FFH).
[0104]
If the parity data is not a predetermined value, the CPU 121 determines that reception of the reception data Rx has failed, discards the reception data Rx, and retransmits the transmission data Tx in the next communication.
[0105]
If the parity data is a predetermined value, it is considered that the received data Rx has been received normally, and then the CPU 121 confirms the value of the result data described in the 19th byte of the received data Rx. If the result data is 00H or 02H, the transmission data Tx transmitted by the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 cannot be normally received by the CPU 103 of the automatic document feeder 1 or abnormal reception has occurred during a predetermined time. Since it is a case where it cannot discriminate | determine, CPU121 resends transmission data Tx by next communication.
[0106]
The CPU 121 determines that one communication (transmission / reception) has ended normally when all of the checksum, parity data, and result data have the values indicated when normal communication is performed.
[0107]
On the other hand, when the communication start timing reference signal DF_LOAD is switched from OFF to ON, the CPU 103 of the slave-side automatic document feeder 1 can receive the transmission data Tx sent from the CPU 121 of the image reader 2. Become. When the communication start timing reference signal DF_LOAD changes from ON to OFF, the reference clock SCLK is transmitted from the CPU 121 of the image reading device unit 2, so the CPU 103 receives the transmission data Tx bit by bit in synchronization with the reference clock SCLK. To do. When the reception of 13 bytes of the transmission data Tx is completed, the CPU 103 performs a data check similar to the above-described reception data check on the image reading device unit 2 side.
[0108]
Here, the transmission of the reception data Rx continues even after the reception of the transmission data Tx ends, but the time from the reception end time of the transmission data Tx to the transmission end time of the 18th byte of the reception data Rx (the first data of the reception data Rx) T2 is a time required to transmit 14 to 18 bytes to the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2.
[0109]
In this embodiment, since the communication baud rate is 100 kbps, the time T2 is
T2 = 5 bytes × 8 bits ÷ 100 kbps = 400 μsec
It becomes.
[0110]
The CPU 103 of the automatic document feeder 1 on the slave side executes abnormality determination of the received transmission data Tx based on the parity data and the checksum within the time T2 (400 μsec) after the reception of the transmission data Tx is completed. .
[0111]
When the CPU 103 determines that the received transmission data Tx is normally received, the CPU 103 describes 01H as the result data in the 19th byte of the reception data Rx transmitted to the CPU 121 of the image reading device unit 2, If it is determined that the data has not been normally received, the received transmission data Tx is discarded, and 02H is written in the 19th byte of the reception data Rx. If the abnormality determination of the received transmission data Tx does not end within the time T2 (400 μsec), 00H is written in the 19th byte of the reception data Rx.
[0112]
If the CPU 103 determines that the received transmission data Tx is normally received, the CPU 103 rewrites (clears) the value of the timer towner of the WDT 111 as shown in FIG.
[0113]
When the communication start timing reference signal DF_LOAD is switched from OFF to ON, the CPU 103 determines the reception data Rx to be transmitted to the CPU 121 of the image reading device unit 2 and stores it on the RAM 101. However, as described above, when the communication start timing reference signal DF_LOAD is turned ON, a value to be described as result data in the 19th byte of the reception data Rx has not yet been determined.
[0114]
Since the reference clock SCLK is transmitted from the CPU 121 when the communication start timing reference signal DF_LOAD is switched from ON to OFF, the CPU 103 receives the received data stored in the RAM 101 bit by bit in synchronization with the reference clock SCLK. Rx is transmitted to the CPU 121 of the image reading device unit 2. At the same time, the CPU 103 also receives the transmission data Tx transmitted from the CPU 121 of the image reading device unit 2. When the transmission of the reception data Rx up to the 13th byte is completed, the reception of the transmission data Tx is completed.
[0115]
Thereafter, the CPU 103 determines and describes the result data to be described in the 19th byte of the reception data Rx while transmitting the 14th to 18th bytes of the reception data Rx to the CPU 121 of the image reading device unit 2. Also, the checksum to be written in the 20th byte is calculated and written.
[0116]
Thus, when the transmission of the reception data Rx up to the 20th byte is completed, the CPU 103 ends the communication process.
[0117]
In the communication control method as described above, the time T3 required for one communication (transmission / reception) is:
T3 = T1 + 20 bytes × 8 bits ÷ 100 kbps = 1.65 ms
It is.
[0118]
The master-side image reading device unit 2 controls the slave-side automatic document feeder 1, and one communication is completed at time T3 (= 1.65 msec). Such communication is repeatedly executed.
[0119]
[Data Transmission / Reception Processing in Image Reading Device 2]
FIG. 7 is a flowchart showing a procedure of data transmission (transmission of data on the Tx line) process in the image reading apparatus unit 2 on the master side.
[0120]
The CPU 121 of the image reading unit 2 turns on the communication start timing reference signal DF_LOAD before transmitting the transmission data Tx (S11). At this time, it is determined whether there is transmission data to be retransmitted (S12). If there is no transmission data to be retransmitted, the CPU 121 should transmit to the CPU 103 in accordance with the control program related to document conveyance stored on the ROM 122. Transmission data Tx is prepared and stored on the RAM 123.
[0121]
On the other hand, if there is transmission data to be retransmitted, this transmission data to be retransmitted is stored in a 13-byte RAM area of transmission data to be transmitted (S13).
[0122]
The CPU 121 calculates a checksum for transmission data to be transmitted (S14), and writes the transmission data in the transmission buffer (RAM 123) (S15).
[0123]
The CPU 121 of the image reading unit 2 turns off the communication start timing reference signal DF_LOAD and starts outputting the reference clock SCLK (S16). At the same time, the transmission data stored on the RAM 123 is synchronized with the reference clock SCLK. Are sent one bit at a time (S17). When the transmission of the transmission data is completed (YES in S18), the CPU 121 ends the data transmission process.
[0124]
If it is determined in step S12 that there is transmission data to be retransmitted (result data transmitted from the automatic document feeder 1 in the previous communication and described in the 19th byte in the reception data Rx is 00H or However, if the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 determines that it is not necessary to retransmit the previous transmission data, it is necessary to replace the transmission data to be transmitted with the retransmission data in step S13. Absent.
[0125]
FIG. 8 is a flowchart showing a procedure of data reception processing (reception of data on the Rx line) in the master-side image reading device section 2.
[0126]
The CPU 121 of the image reading device unit 2 turns the communication start timing reference signal DF_LOAD from ON to OFF (S21). At this time, the CPU 121 starts outputting the reference clock SCLK. The CPU 121 receives the reception data Rx sent from the CPU 103 of the automatic document feeder 1 in units of bits in synchronization with the reference clock SCLK (S22). When the reception of the reception data Rx for 20 bytes is completed (YES in S23), the CPU 121 stops the output of the reference clock SCLK and calculates the sum of the first to 19th bytes of the received reception data Rx (S24). ).
[0127]
The sum of the 1st to 19th bytes of the received data Rx matches the checksum (SUM) described in the 20th byte of the received data Rx, and the parity data (Parity) described in the 18th byte is a predetermined value. When the value is a value (a value other than 00H or FFH) (YES in S25), the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 determines that the reception data Rx has been normally received.
[0128]
On the other hand, when the sum of the first to 19th bytes of the received data Rx does not match the checksum described in the 20th byte of the received data Rx, or the parity data described in the 18th byte of the received data Rx Is not a predetermined value (a value other than 00H or FFH) (NO in S25), the CPU 121 discards the received reception data Rx and retransmits the transmission data Tx in the next communication (S27).
[0129]
When it is determined affirmative (YES) in step S25, it is determined whether or not the result data described in the 19th byte of the reception data Rx is 00H or 02H (S26). If it is determined that the result data is 00H or 02H (YES in S26), the transmission data Tx transmitted from the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 could not be normally received by the CPU 103 of the automatic document feeder 1; Since the abnormality determination of the transmission data Tx could not be performed during the predetermined time, the CPU 121 prepares the transmission data Tx on the RAM 123 as data to be retransmitted next time (S27), and performs the data reception process. finish. On the other hand, when it is determined that the result data is not 00H or 02H (01H) (NO in S26), the transmission data Tx transmitted from the CPU 121 of the image reading apparatus unit 2 is transmitted to the CPU 103 of the automatic document feeder unit 1. Since the data has been normally received, the data reception process ends here.
[0130]
[Data transmission / reception processing in the automatic document feeder 1]
FIG. 9 is a flowchart showing a procedure of data transmission (data transmission on the Rx line) processing in the automatic document feeder 1 on the slave side.
[0131]
When the CPU 103 of the automatic document feeder 1 detects that the communication start timing reference signal DF_LOAD has changed from OFF to ON (YES in S31), it stores the received data Rx to be transmitted on the RAM 101 (S32). Thereafter, the sum A of all data excluding the result data (19th byte) and the checksum (20th byte) is calculated and written in the 20th byte (S33).
[0132]
  When the CPU 103 detects an edge at which the communication start timing reference signal DF_LOAD is turned from ON to OFF (YES in S34), the CPU 103 starts transmission of the reception data Rx toward the image reading device unit 2 (S35). At this time, data is transmitted bit by bit in synchronization with the reference clock SCLK output from the CPU 121 of the image reading device unit 2, and each time one byte is transmitted, the transmission data Tx from the image reading device unit 2 via the Tx line is transmitted. It is determined whether or not the reception is completed (S36). If the reception of the transmission data Tx has not been completed, the process returns to step S35 to transmit the next 1 byte of the reception data Rx. If reception of all 13 bytes of the transmission data Tx has been completed, the process proceeds to step S37, where the CPU 103SenddataTxIs received normally, and the determination result is written as result data in the 19th byte of the reception data Rx. At this time, the value obtained by adding the result data value described in the 19th byte to the above-mentioned total sum A described in the 19th byte in advance is used as a checksum, and the 20th of the received data Rx. It is described in the byte (S37).
[0133]
If the determination result to be described as result data in the 19th byte of the reception data Rx cannot be determined even after the predetermined time T2 has elapsed, 00H is described in the 19th byte of the reception data Rx (F07− 208).
[0134]
When the CPU 103 finishes transmitting all 20 bytes of the received data Rx directed to the image reading device unit 2 (YES in S39), the data transmission process ends.
[0135]
FIG. 10 is a flowchart showing a procedure of data reception (reception of data on the Tx line) in the automatic document feeder 1 on the slave side.
[0136]
When the communication start timing reference signal DF_LOAD changes from OFF to ON, the CPU 103 of the automatic document feeder 1 is ready to receive data. Thereafter, when an edge at which the communication start timing reference signal DF_LOAD is turned from ON to OFF is detected (YES in S41), reception of the transmission data Tx is started. In synchronization with the reference clock SCLK output from the CPU 121 of the image reading unit 2, the CPU 103 receives the transmission data Tx bit by bit (S42).
[0137]
The CPU 103 determines whether or not all transmission data Tx having a predetermined byte length (here 13 bytes) has been received every time the transmission data Tx is received for one byte (S43). Checksum calculation is performed, and at the same time, it is confirmed that the parity data described in the 12th byte of the transmission data Tx is a predetermined value that is not 00H and FFH (S44). If there is no problem in both the checksum and parity data (YES in S45), “01H” is written as the result data in the 19th byte of the received data Rx to be transmitted to the image reading unit 2 (S46). On the other hand, when there is a problem with at least one of the checksum and parity data (NO in S45), “02H” is written as the result data in the 19th byte of the received data Rx to be transmitted to the image reading device unit 2 ( (S47), the CPU 103 discards the received transmission data Tx. Thereafter, the end of the data reception process is notified to the data transmission sequence (S48), and the CPU 103 ends the data reception process.
[0138]
Next, a method of automatically resetting the CPU 103 and restoring the automatic document feeder 1 when an abnormality occurs in the CPU 103 of the automatic document feeder 1 will be described.
[0139]
[Reset watchdog timer]
FIG. 11 is a flowchart showing a procedure of a watchdog timer reset process executed by the CPU 103 in the automatic document feeder 1.
[0140]
Immediately after the power is turned on, the CPU 103 performs processing related to initialization of the CPU 103 such as port input / output setting and internal register initialization (S51), and then starts a WDT (watchdog timer) 111 (S52).
[0141]
Thereafter, the CPU 103 performs data reception (reception of data on the Tx line) by the slave-side automatic document feeder 1 shown in FIG. 10 (S53), and as a result, is described in the 19th byte of the reception data Rx. It is determined whether or not the result data to be determined is “01H” (S54). At this time, if the result data is determined to be “01H”, it means that the transmission data Tx has been normally received from the CPU 121 of the image reading device unit 2, so that the process proceeds to step S 55 to clear the counter of the WDT 111. And it returns to step S53 and moves to the next data reception control.
[0142]
On the other hand, if the result data is not determined to be “01H”, it means that the transmission data Tx cannot be normally received from the CPU 121 of the image reading device unit 2 or the abnormality cannot be determined within a predetermined time. In step S53, the next data reception control is performed without resetting (clearing) the counter.
[0143]
If communication is not performed between the automatic document feeder unit 1 and the image reading unit 2, the timer counter of the WDT 111 is not cleared in this case as well.
[0144]
  [CPU103Reset)
  FIG. 12 shows a CPU using WDT 111.103It is a flowchart which shows the procedure of reset.
[0145]
The WDT 111 is activated from the CPU 103 immediately after the reset of the CPU 103 (S61).
[0146]
When the WDT 111 receives the same pulse clock as the pulse clock supplied to the CPU 103 and detects the input of the pulse clock a predetermined number of times set in advance (YES in S62), the timer counter of the WDT 111 increases by 1 (S63). .
[0147]
After that, when the CPU 103 determines to reset the WDT 111 by the process shown in FIG. 11 (YES in S64), the CPU 103 resets the timer counter of the WDT 111 (S65). If it is determined not to reset the WDT 111 (NO in S64), the CPU 103 does not reset the WDT 111 and proceeds to step S66.
[0148]
In step S66, it is determined whether or not the timer counter of the WDT 111 has overflowed. As a result, if the timer counter has not overflowed, the process returns to step S62 and waits for the input of the pulse clock. If the timer counter overflows, the WDT 111 resets the CPU 103 (S67).
[0149]
FIG. 13 is a time chart showing the reset and overflow of the WDT 111 and the reset and after reset of the CPU 103.
[0150]
  WDT with reference to FIG.111As I mentioned when explaining111The timer counter is set in advance so as to overflow in, for example, 50 milliseconds. Further, as described in the explanation with reference to FIG. 6, the time required for one communication is about 1.65 msec. Therefore, during the period indicated as “normal communication” in FIG. 13, even if the CPU 103 in the automatic document feeder 1 fails to receive the transmission data Tx due to a sudden external factor such as noise, the CPU 103 It is never reset.
[0151]
  On the other hand, as mentioned above, WDT111For example, the timer counter overflows in 50 milliseconds, and the time required for one communication is about 1.65 milliseconds, so the CPU 103 fails to receive the transmission data Tx continuously 30 times (≈50 milliseconds / 1.65 milliseconds). In such a case, the CPU 103 is reset as shown in a period of time represented as “abnormal communication, resetting” in FIG. The CPU 103 is restored to normal communication after initialization after reset.
[0152]
Note that, using the above-described reset method of the CPU 103 using the WDT 111, the master-side image reading apparatus unit 2 interrupts communication with the automatic document feeder unit 1 for 50 milliseconds or more, or erroneous transmission is performed. By continuously sending data Tx (data with an incorrect checksum or erroneous parity data) to the automatic document feeder 1 continuously for 30 times or more, the master-side image reading device 2 is connected to the slave-side image reader 2. The automatic document feeder 1 can be initialized intentionally.
[0153]
In this embodiment, the duration of abnormal communication is measured by a watchdog timer. However, a time measuring unit operable independently of the CPU 103 is provided, and the transmission data Tx is received by the CPU 103 for a predetermined time. When it fails, the CPU 103 may be reset.
[0154]
As described above, in the communication control method in which data is transmitted and received simultaneously in the master-slave method, the slave side device is provided with a watchdog timer for monitoring the CPU, and the slave side device is normally operated by communication between the master and slave. When the data is received, the count value of the watchdog timer is cleared, and when the count value reaches a predetermined value, the CPU of the slave side device is reset.
[0155]
As a result, the CPU of the slave side device can self-recover when communication is abnormal, and it is not necessary to provide a reset control line or the like between the master side device and the slave side device.
[0156]
Further, the predetermined value, which is the time until the CPU of the slave side device is reset, is set to a multiple of one communication time between the master and the slave. Thereby, it is possible to prevent the CPU of the slave side device from being initialized due to a sudden communication abnormality caused by external noise on the communication line.
[0157]
[Other embodiments]
An object of the present invention is to supply a storage medium storing software program codes for realizing the functions of the above-described embodiments to a system or apparatus, and a computer (or CPU, MPU, etc.) of the system or apparatus. It is also achieved by reading and executing the program code stored in the storage medium.
[0158]
In this case, the program code itself read from the storage medium realizes the functions of the above-described embodiment, and the storage medium storing the program code constitutes the present invention.
[0159]
Examples of the storage medium for supplying the program code include a floppy (registered trademark) disk, a hard disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a CD-RW, a DVD-ROM, a DVD-RAM, and a DVD. -RW, DVD-R, magnetic tape, nonvolatile memory card, ROM, etc. can be used.
[0160]
Further, by executing the program code read by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also an OS (operating system) running on the computer based on the instruction of the program code, etc. Includes a case where part or all of the actual processing is performed and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
[0161]
Further, after the program code read from the storage medium is written in a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. This includes the case where the CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
[0180]
  As described above, according to the above description,In a communication system including a master side device and a slave side device, and the master side device controls communication of the slave side device, the master side device periodically transmits data to the slave side device. The slave side device receives the data transmitted from the master side device, discriminates the abnormality of the received data, and measures the duration time that is continuously discriminated as abnormal. When the measured duration exceeds a predetermined time, the slave side device is initialized.
[0181]
Thereby, when an abnormality occurs in the slave side device, the slave side device can be automatically restored. Therefore, it is not necessary to provide a reset control line or the like between the master side device and the slave side device, and an increase in cost can be prevented.
[0182]
Further, the predetermined value, which is the time until the CPU of the slave side device is reset, is set to a multiple of one communication time between the master and the slave. Thereby, it is possible to prevent the CPU of the slave side device from being initialized due to a sudden communication abnormality caused by external noise on the communication line.
[0183]
【The invention's effect】
  According to the present invention, when an abnormality occurs in one apparatus, the apparatus can be automatically restored.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating configurations of an automatic document feeder and an image reading apparatus.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of a drive system in an automatic document feeder and an image reading apparatus.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a configuration of each control circuit of an automatic document feeder and an image reading device.
FIG. 4 is a diagram showing data (data on the Tx line) transmitted from the image reading device and received by the automatic document feeder device via the communication line.
FIG. 5 is a diagram illustrating data (data on the Rx line) transmitted from the automatic document feeder and received by the image reading device via the communication line.
FIG. 6 is a timing chart showing data communication performed between the automatic document feeder and the image reading device.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a procedure of data transmission (transmission of data on a Tx line) process in the image reading apparatus unit on the master side.
FIG. 8 is a flowchart showing a procedure of data reception processing (reception of data on the Rx line) in the master-side image reading device unit;
FIG. 9 is a flowchart showing a procedure of data transmission (data transmission on Rx line) processing in the automatic document feeder on the slave side.
FIG. 10 is a flowchart showing a procedure of data reception (reception of data on a Tx line) in the automatic document feeder on the slave side.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a procedure of a watchdog timer reset process executed by a CPU in the automatic document feeder.
FIG. 12 is a flowchart illustrating a procedure for resetting a CPU by a watchdog timer.
FIG. 13 is a time chart showing watchdog timer reset and overflow, and CPU reset and after reset.
[Explanation of symbols]
  1 Automatic document feeder (Second device)
  2 Image reading unit (First device)
  100 Control circuit (automatic document feeder 1)
  101 RAM
  102 ROM
  103 CPU (Abnormality determination means, addition means, measurement means, initialization means)
  104 Drive circuit of motor M1
  105 Drive circuit of motor M3
  106 Motor M4 drive circuit
  109 Drive circuit of solenoid SL1
  110 Drive circuit of clutch CL1
  111 Watchdog timer (WDT)
  120 control circuit (image reading unit 2)
  121 CPU
  122 ROM
  123 RAM
  124 A / D conversion circuit
  126 Encoder
  128 lamp drive circuit
  129 Position sensor
  130 Backup RAM
  131 Drive circuit of motor M2
  141 Communication line (Transmission signal Tx)
  142 Communication line (Reception signal Rx)
  143 signal line (communication start timing reference signal DF_LOAD)
  144 Signal line (reference clock SCLK)
  M1 paper feed motor
  M2 separation motor
  M3 lead motor
  M4 paper discharge motor
  M5 stepping motor
  S1 Registration sensor
  S2 Lead sensor
  S3 Paper discharge sensor
  SL1 Discharge separation solenoid
  CL1 paper feed clutch

Claims (8)

第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う第1の装置と、前記受信データの送信を行うと共に、前記送信データの受信を行う第2の装置とを有する通信システムにおいて、
前記第1の装置は、
前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、前記受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別手段と、
記判別手段により判別された判別結果を、前記判別手段による前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記第2の装置に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信手段と、
複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測手段と、
記計測手段により計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記第1の装置の制御回路をリセットするリセット手段と、
を有することを特徴とする通信システム。
While receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, The first apparatus that transmits and receives data as a single communication from the start to the completion of transmission and reception of the reception data and transmission of the transmission data, and transmits the reception data and receives the transmission data In a communication system having a second device to perform ,
The first device includes:
During the transmission of the transmission data after receiving the reception data, a determination means for determining whether or not the reception data has been correctly received;
The discrimination result discriminated by the previous SL determining means, a data transmission is started with the reception of the reception data subjected to the determination by said discriminating means, the received transmission data being transmitted prior Symbol second device A transmission means for transmitting data included in a longer part of the data,
Measuring means for measuring the elapsed time when the received data cannot be correctly received or the number of times the received data was not correctly received continuously when performing a plurality of communications ,
Measured by the previous SL measuring means, the time elapsed are not received correctly the received data when it reaches the predetermined time exceeding the communication time of a plurality N times, or not correctly receive the received data continuously Reset means for resetting at least the control circuit of the first device when the number of communications reaches a predetermined number exceeding a plurality of N times ;
A communication system comprising:
前記第1の装置及び前記第2の装置のうち一方は、マスタ装置として機能し、他方はスレーブ装置として機能することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。  The communication system according to claim 1, wherein one of the first device and the second device functions as a master device, and the other functions as a slave device. 前記第2の装置、前記第1の装置から送信された送信データに含まれている前記判別手段による判別結果に基づいて、データの再送を行うか否かを判断する判断手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信システム。It said second device, on the basis of the determination result by the determination means is included in the transmission data transmitted from the first device, to have a determining means for determining whether to retransmit the data The communication system according to claim 1 or 2, wherein 前記第2の装置のデータ送信の開始タイミングと、前記第1の装置のデータ送信の開始タイミングとは一致したタイミングであり、且つ、前記第2の装置が送信するデータの長さは、前記第1の装置が送信するデータの長さよりも短いことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信システム。The data transmission start timing of the second device is coincident with the data transmission start timing of the first device, and the length of the data transmitted by the second device is the first communication system according to claim 1乃optimum 3 1 of the apparatus is characterized in that less than the length of the data to be transmitted. 前記計測手段は、ウォッチドックタイマを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の通信システム。  The communication system according to claim 1, wherein the measuring unit includes a watchdog timer. 第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う通信装置であって、
前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、通信相手からの受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段による判別結果を、前記判別手段による前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記通信相手に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信手段と、
複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記通信装置の制御回路をリセットするリセット手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
While receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, A communication device that transmits and receives data as a single communication from the start to the completion of reception and reception of the reception data and transmission of the transmission data ,
During transmission of the transmission data after reception of the reception data, determination means for determining whether or not reception data from a communication partner has been correctly received;
The determination result by the determination means, a data transmission is started with the reception of the reception data subjected to the determination by said discrimination means, before Symbol data of the longer portion than the received data of the transmission data being transmitted to the communication partner A transmission means for transmission including
Measuring means for measuring the elapsed time when the received data cannot be correctly received or the number of times the received data was not correctly received continuously when performing a plurality of communications ,
The measured by the measuring means, if the elapsed time are not received correctly the received data reaches a predetermined time exceeding the communication time of a plurality N times, or not correctly receive the received data continuously communicate If the number of reaches a predetermined number of times exceeding a plurality N times, a reset means for resetting the control circuit of at least said communication device,
A communication apparatus comprising:
前記通信相手及び前記通信装置のデータ送信の開始タイミングは一致したタイミングであり、且つ、前記通信相手が送信するデータの長さは、前記通信装置が送信するデータの長さよりも短いことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。  The data transmission start timings of the communication partner and the communication device are the same timing, and the length of data transmitted by the communication partner is shorter than the length of data transmitted by the communication device. The communication device according to claim 6. 第1データ長の受信データの受信を行うと共に、当該受信と同時に前記第1データ長より長い第2データ長の送信データの送信を前記受信データの受信にかかる時間より長い時間をかけて行い、前記受信データの受信及び前記送信データの送信の送受の開始から完了までを1回の通信としてデータの送受信を行う第1の装置と、前記受信データの送信を行うと共に、前記送信データの受信を行う第2の装置とを有する通信システムの通信方法において、
前記第1の装置が、前記受信データの受信後の前記送信データの送信中において、前記受信データを正しく受信できたか否かを判別する判別ステップと、
前記第1の装置が、前記判別ステップにおいて判別された判別結果を、前記判別ステップにおける前記判別を行った前記受信データの受信と共に送信を開始したデータであり、前記第2の装置に送信中の送信データの前記受信データより長い部分のデータに含めて送信する送信ステップと、
前記第1の装置が、複数回の通信を行っている際に、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間又は連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数を計測する計測ステップと、
前記第1の装置が、前記計測ステップにおいて計測した、前記受信データを正しく受信できずにいる経過時間が複数 N 回分の通信時間を超える所定時間に達した場合、又は、連続して前記受信データを正しく受信できなかった通信の回数が複数 N 回を超える所定回数に達した場合に、少なくとも前記第1の装置の制御回路をリセットするリセットステップと、
を有することを特徴とする通信システムの通信方法。
While receiving the reception data of the first data length, performing transmission of transmission data of the second data length longer than the first data length simultaneously with the reception over a time required for reception of the reception data, The first apparatus that transmits and receives data as a single communication from the start to the completion of transmission and reception of the reception data and transmission of the transmission data, and transmits the reception data and receives the transmission data In a communication method of a communication system having a second device to perform ,
A determination step of determining whether or not the first device has correctly received the reception data during transmission of the transmission data after reception of the reception data;
Said first device, a determination result of the determination in said determination step, a data transmission is started with the reception of the reception data subjected to the determination in the determining step, sending before Symbol second device A transmission step of transmitting data included in a portion of data longer than the received data;
Measurement in which the first device measures the elapsed time that the received data cannot be correctly received or the number of times that the received data cannot be correctly received continuously when the first device is performing communication a plurality of times. Steps,
When the elapsed time in which the first apparatus is not correctly receiving the reception data measured in the measurement step reaches a predetermined time exceeding a communication time of a plurality of N times , or continuously, the reception data A reset step for resetting at least the control circuit of the first device when the number of communications that could not be correctly received has reached a predetermined number exceeding a plurality of N times
A communication method for a communication system, comprising:
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