JP4044160B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクアレイ装置に係り、特に複数のディスク装置を組み合わせて論理デバイスを構成するディスクアレイ装置に関する。
近年、インタフェースの標準化等を含むオープン化やダウンサイジング化の潮流から種々の容量のディスク装置を一台のホスト下に接続し、これらを信頼性高く、かつ、高性能なディスクアレイ装置として使用したいという要求が高まっている。
【0002】
【従来の技術】
図17に従来のディスクアレイ装置の一例のブロック構成図を示す。同図中、21-1〜21-nはハードディスク装置を示す。ハードディスク装置21-1〜21-nは全て同一容量の同一製品よりなり、制御装置22に接続される。
【0003】
制御装置22はホストコンピュータ23と接続され、ハードディスク装置21-1〜21-nとホストコンピュータ23とのデータの読み書きを制御する。このとき、制御装置22は複数のハードディスク装置21-1〜21-nを一つの論理デバイスとして扱う構成とされていた。このように複数のハードディスク装置21-1〜21-nを一つの論理デバイスとして扱うものをRAID(redundantarrays of inexpensive discs)と呼び、冗長性をもつ低価格のディスクアレイ装置として用いられている。
【0004】
RAIDにはいくつかの動作モードが有る。RAIDのモードとしては主にRAID0,RAID1,RAID3,RAID5が上げられる。
図18乃至図21にRAIDの動作モードの説明図を示す。RAID0はエラー訂正符号を付けずに、接続された複数のハードディスク装置に対して図18に示すように順次にストライピングを行なう。
【0005】
RAID1は図19に示すように偶数のハードディスク装置を用い偶数個のハードディスク装置を二分割し、データの二重化(ミラード・ディスク)を行なうもので、一方のハードディスク装置群G1と他方のハードディスク装置群G2とで同一のストライピングが行なわれる。
【0006】
RAID3は図20に示すように入力データをビット単位で分割し、分割されたデータを複数のハードディスク装置に分割して格納するもので、訂正符号(パリティ)が付与される。
RAID5は図21に示すように、複数のハードディスク装置をセクタ単位で分割し、入力データを複数のハードディスクにセクタ単位でインタリーブして格納するものである。 従来、ディスクアレイ装置に接続されるハードディスク装置21-1〜21-nはRAIDの各モードを構成できるようにするために同一容量のものが用いられ、制御装置22は同一容量、同一製品のハードディスク装置にのみ対応できる構成とされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のディスクアレイ装置では一つの論理デバイスを構成する複数の物理デバイスは同一種類(同一容量)である必要があるため、種々の種類の物理デバイスを組み合わせて使用することができず、拡張性が低かった。
【0008】
また、既存の論理デバイスに新たに物理デバイスを追加する場合には論理デバイスに容量変更が伴うことになるため、論理デバイスを更にイニシャライズする必要があるため、旧データのバックアップ等が必要となり物理ディスクの追加等に手間がかかる等の問題点があった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、異種の物理ディスクにより各種論理デバイスを容易に構築できるディスクアレイ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明の原理図を示す。論理デバイス設定手段1は、複数の物理ディスクD 1 〜D N の種類に基づいて、分割された論理ブロックS 1 〜S M に最適な論理デバイスL 1 〜L L を自動設定しており、設定された論理デバイスL 1 〜L L が連続してストライピング可能な論理デバイスのとき、新規に接続された物理ディスクD 1 〜D N を連続してストライピングする。
【0011】
制御手段2は前記複数の物理ディスクD1 〜DN が接続され、前記複数の物理ディスクD1 〜DN を前記論理デバイス設定手段1で設定された論理デバイスL1 〜LL に分けて動作させる。請求項1によれば、物理ディスクに対して所望の記録領域毎に論理デバイスを設定し、動作させることができるため、論理デバイスの設定の自由度が向上でき、したがって、例えば、容量の異なる複数の物理ディスクに対しても論理デバイスの設定が可能となる。また、このとき、設定されている論理デバイスが連続してストライピング可能な論理デバイスのときには新規に接続された物理ディスクをその論理デバイスに連続してストライピングすることにより、予め設定された論理デバイスのデータはそのままで、新規の物理ディスクを追加し、論理デバイスの容量を大きくすることができる。
【0015】
請求項は前記論理デバイス設定手段にデータの扱いを決める使用モードを設定する使用モード設定手段を設け、前記使用モード設定手段に設定された使用モードに応じた前記論理デバイスを設定することを特徴とする。
【0016】
請求項によれば、データの扱いに応じて設定する論理デバイスを決めることができるため、扱うデータに適した論理デバイスの設定が可能となり、データの処理を効率よく行なえる等の特長を有する
求項は論理デバイス設定手段を前記複数の物理ディスクに対して複数の論理デバイスを設定する構成とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2に本発明のディスクアレイ装置の一実施例のブロック構成図である。本実施例のディスクアレイ装置11はデータを格納する複数のハードディスク装置12-1〜12-N,複数のハードディスク装置12-1〜12-6とホストコンピュータ13との間に接続され、ホストコンピュータ13から複数の複数のハードディスク装置12-1〜12-6へのデータの格納及び複数の複数のハードディスク装置12-1〜12-6からのデータの読み出しを制御する制御装置(ACL:ArrayControl Logic)14より構成される。
【0020】
ハードディスク装置12-1〜12-Nは円盤状の磁気記録媒体を回転させ、回転する磁気記録媒体に磁気ヘッドを対向させ、データに応じて磁気ヘッドを励磁して、磁気記録媒体を磁化し、磁気ヘッドを移動させることにより磁気記録媒体に同心円状にデータを記録する。ハードディスク装置12-1〜12-Nは制御装置14により、論理ブロックが設定され、設定された論理ブロックに属する論理デバイスが設定され、属する論理デバイス毎のデータが格納される。
【0021】
制御装置14はCPU,MPUよりなり、ホストコンピュータ13と接続され、ホストコンピュータ13とのデータの送受信を行なうホストアダプタHA,ホストアダプタHAに接続され、ホストコンピュータ13と送受信するデータを一時的に保持するキャッシュメモリ15,ハードディスク装置12-1〜12-Nと接続され、ハードディスク装置12-1〜12-Nとのデータの送受信を行なうデバイスアダプタDA0〜DAn,ホストアダプタ,デバイスアダプタDA0〜DAnを制御して、ハードディスク装置12-1〜12-Nを単一又は複数の論理デバイスとして動作させる制御回路16,他の制御装置14’との調停をとる結合回路17,接続されたハードディスク装置12-1〜12-Nの論理デバイス構造をハードディスク装置12-1〜12-Nの論理ブロック毎に論理デバイスを分割して設定可能な論理デバイス設定部18より構成される。
【0022】
論理デバイス設定部18はメモリ等よりなり、デバイスアダプタDA0〜DAnに接続されたハードディスク装置12-1〜12-Nの属する論理デバイスのストライピング状況をハードディスク装置12-1〜12-N内部夫々の論理ブロック(記憶領域)毎に記憶し、管理を行なう。
【0023】
次に論理デバイス設定部18による本実施例の異なる容量のディスク装置が接続された場合のストライピング方法について説明する。図3,図4に本発明の一実施例のハードディスク装置の接続を説明するための図を示す。
図3に示すように本実施例によれば制御装置14のポートに異なるディスク0〜4を接続しても論理デバイス設定部18によりディスク0〜4の記憶領域毎に論理デバイスを設定できるため、図4に示すように複数の論理デバイスLUN0〜LUN3を設定できる。
【0024】
まず、RAID0モードによるストライピング方法について説明する。図5にRAID0モードのストライピング方法を説明するための図を示す。
図5(A)はシーケンシャルRAID0モードによるストライピングを行なうもので、図中、0,1,2,3,…m,m+1…,n,n+1…,p,p+1,…は論理ブロック番号(No)を示す。異なる容量のディスク装置が接続された場合にシーケンシャルRAID0モードが設定されるとポートP0〜Pnの順に順次に論理ブロックNoが設定される。
【0025】
まず、ポートP0に接続されたディスク0に順次に論理ブロックが設定され、ディスク0にはディスク0に設定可能な論理ブロックNo.0〜m+5が設定される。次にポートP1に接続されたディスク1にディスク0に続けて順次論理ブロックが設定され、ディスク1にはディスク1に設定可能な分の論理ブロックNo.m+6〜n+5が設定される。次にポートP2に接続されたディスク2にディスク1に設けて順次論理ブロックが設定され、ディスク2にはディスク2に設定可能な分の論理ブロックNo.n+6〜p+5が設定される。次にポートP3に接続されたディスク3に順次論理ブロックが設定され、ディスク3にはディスク2に連続する論理No.p+6〜が順次設定される。したがって、ポートP0〜Pnに接続されるディスクの容量が異なっても一つの論理デバイスを構築できる。
【0026】
図5(B)はストライプドRAID0モードによるストライピングを行なうもので、A−00,01,02…B−00,01,02…はW−00,01,02…は論理ブロックNo.を示す。
ストライプドRAID0モードによるストライピングの場合はディスク0〜3中のうち最小の容量のディスク0,3がうまるまでは通常のストライプドRAID0モードと同様にディスク0に論理ブロックNo.A−00,A01,A−02,A−03,B−00,B−01,B−02,B−03,C−00…M−00,M−01,M−02,M−03の順で、論理ブロックNo.が設定され、ディスク0,3がうまった後はM−03に連続させて、ディスク1,2とで、論理ブロックNo.S−01,S−02,S−03,S−04,T−01,T−02,T−03,T−04の順で論理ブロックが設定され、ディスク1がうまった後はディスク2の残りの論理ブロックを用いて、論理ブロックNo.T−04に連続させて、論理ブロックNo.W−01,W−02,W−03,W−04が設定される。なお、ストライプドRAID0はパリティーを提供しないRAID3モードに等価である。
【0027】
図6にRAID1モードによるストライピング方法について説明する。同図中、A,B,C,D…は論理ブロックを示す。容量の異なるディスクにRAID1モードによるストライピングを行なう場合、偶数のディスクが接続されていることが必要で、偶数のディスク0〜3をディスク0,1の組とディスク2,3の組に二分割し、ディスク0,1組とディスク2,3の組の小さい方の容量と対を有すように論理ブロックNo.を夫々の組で設定する。
【0028】
以上によりRAID1モードの一組の論理デバイスLUN0を設定できる。
図7にRAID3モードのストライピング方法を説明するための図を示す。同図中、A−00,01,02,03,0P,B−00,01,02…0P,…L−00,01,…0P,S−01…S−0P,Y01,Y0Pは論理ブロックを示す。容量の異なるディスクD0〜D4にRAID3モードによるストライピングを行なう場合、A−00,A−01,A−02,A−03,A−0Pにより論理ブロックAを形成し、B−00,B−01,B−02,B−03,B−0Pにより論理ブロックB,同様に論理ブロックMをディスク0〜4を用いて設定し、ディスク1,2,3の残りの記録領域を用いてS−01,S−02,S−0Pにより論理ブロックS,T−01,T−02,T−0Pにより論理ブロックT,U−01,U−02,U−0Pにより論理ブロックUを設定し、ディスク2,3の残りの記録領域を用いてW01,0P,により論理ブロックW,X02,0Pにより論理ブロックX,Y−02,0Pを用いて論理ブロックYを設定する。
【0029】
以上により論理ブロックA〜Mで、一つの論理デバイスLUN0,論理ブロックS,T,Uで一つの論理デバイスLUN1,論理ブロックW,X,Yで一つの論理デバイスLUN2…と、RAID3モードで容量の異なる3つの論理デバイスLUN0,1,2を設定できる。
【0030】
図8に本発明の一実施例のRAID5モードのストライピング方法を説明するための図を示す。異なる容量のディスク0〜4を用いてRAID5モードの論理デバイスを設定する場合、最小容量のディスク4が堆るまで、ディスク0〜4に論理ブロック0〜11,パリティブロックP00,P01,P02,論理ブロック12〜23,パリティブロックP12,P13,P14…の順でパリティブロックP00,P01,P02/P12,P13,P14/…が互いに異なるディスク0〜4に分散されるように設定して、通常のRAID5モードの論理デバイスLUN0を設定する。
【0031】
容量が残っているディスク0〜3を用いて、残りの容量が最小のディスク0が堆るまで、ディスク0,1,2,3に論理ブロック50〜58;パリティブロックP50,P51,P52,論理ブロック59〜67;パリティブロックP59,P60,P61…のようにパリティブロックが互いに異なるディスクに分散されるように設定して、通常のRAID5モードの論理デバイスLUN1を設定する。
【0032】
同様に残りのディスク1,2,3を用いてRAID5モードの論理デバイスLUN2,その残りのディスク2,3を用いてRAID5モードの論理デバイスLUN3を設定する。
以上により容量の異なるRAID5モードの論理デバイスLUN0〜LUN3が設定される。
【0033】
図9に本発明の一実施例のRAIDモード混在時のストライピング方法を説明するための図を示す。
異なる容量ディスクをストライピングする場合はディスク0〜4を用いてストライピングする。このとき、ディスク0〜3で使用する容量はディスク0〜4で最小の容量であるディスク4の容量と同じ容量とし、5つのディスク0〜4を用いて例えば、RAID3モードを有する論理デバイスLUN0が設定される。
【0034】
次に、ディスク0〜3の残りの容量を用いてストライピングを行なう。このとき、ディスク1〜3で使用する容量はディスク0〜3のうち残りが最小の容量であるディスク0の残りの容量と同じ容量を使用し、4つのディスク0〜3を用いて例えばRAID5モードを有する論理デバイスLUN1を設定する。
【0035】
次に、ディスク1〜3の残りの容量を用いてストライピングを行なう。このとき、ディスク2,3で使用する容量はディスク1〜3のうち残りが最小の容量であるディスク1の残りの容量と同じ容量を使用し、3つのディスク1〜3により例えばRAID0モードの論理デバイスLUN2を設定する。
【0036】
最後に残り容量が同一のディスク2とディスク3を用いて例えば、RAID1モードの論理デバイスLUN3を設定する。以上のようにRAID3,RAID5,RAID0,RAID1と互いに異なるRAIDモードを有する複数の論理デバイスLUN0,LUN1,LUN2,LUN3を異なる容量の複数のディスク0〜4を用いて設定することができる。
【0037】
図10,図11に本発明の一実施例のディスク増設時のストライピング方法を説明するための図である。既に論理デバイスが設定されたディスクアレイ装置に新規にディスクを増設する場合、他のディスクの設定をくずさないで行なおうとすると、RAID1又はRAID0モードで設定を行なう必要がある。
【0038】
図10はRAID1モードでディスクの増設を行なう場合の説明図を示す。この場合、図10に示すように容量が同一の2台のディスクa,bを接続し、ディスクaに論理ブロックA〜Y,ディスクbに論理ブロックA〜Yのミラー論理ブロックA〜Yを格納するように設定し、RAID1モードの論理デバイスを設定する。
【0039】
図11はRAID0モードでディスクを増設する場合のストライピング方法を説明するための図を示す。図11に示すように、RAID0モードで既に設定されている論理デバイスLUN0に設けて新規に接続されたディスクcに論理ブロックNo.S+4,S+5…V,W,X,Yを順次割り付けることにより、ディスク0〜3及びディスクcにより一つのRAID0モードの論理デバイスLUNbを設定できる。
【0040】
以上のように本実施例によれば、既に設定されている論理デバイスの内容を書き換えることなく、ディスクの増設が行なえる。
図12、13、14は本発明の制御装置14(図2に示す)の制御装置の動作フローチャートである。特に、図12ないし図14は全てのディスクドライブがディスクアレイ装置11に新規に加えられる本発明の実施例に向けられたものである。制御装置14(図2に示す)のデバイスアダプタDA0〜DAnに新規にハードディスク装置が接続されると、デバイスアダプタDAx(x=0〜n)はこれを検知する。制御装置14は接続されたディスクドライブの各々から情報を読み出すことによって、新規に接続されたディスクドライブを制御するのに必要な情報、例えば予め設定された回転数、制御インタフェース、データ転送速度等の情報を取得する。
【0041】
図12において、ステップS1−1で、制御装置14はハードディスクドライブがディスクアレイ装置11に新規に接続されたものかどうかを判断する。より特定すると、図2に示すデバイスアダプタDAx(x=0−n)がハードディスクドライブが新規に加えられたことを検出する。そして、デバイスアダプタDAxは新規に接続されたディスクドライブから、これを制御するのに必要な情報、例えば予め設定された回転数、制御インタフェース、データ転送速度等の情報を取得する。この情報はデバイスアダプタDAxによって制御回路16(図2)に送られる。制御回路16はデバイスアダプタDAxを介して新規に接続されたデバイスドライバから読み出された上記情報を認識する。
【0042】
そして、図12のステップS1−2において、制御回路16は新規に接続されたデバイスドライバの回転数が接続されているハードディスクドライブのいずれかの回転数に等しいかどうかを判断する。もしステップS1−2の結果がNOならば、処理はステップS1−8に進む。もしステップS1−2の結果がYESならば、ステップS1−3で、制御回路16は新規に接続されたディスクドライブの制御インタフェースは他の接続されているドライブのいずれかの制御インタフェースと同じかどうかを判断する。もしステップS1−3の結果がYESならば、処理はステップS1−4に進む。
【0043】
ステップS1−4において、制御回路16は新規に接続されたディスクドライブのデータ転送速度が他の接続されているドライブのいずれかのデータ転送速度に等しいかどうかを判断する。もしステップS1−4の結果がNOの場合、処理はステップS1−8に進む。もしステップS1−4の結果がYESの場合には、制御回路16は新規に接続されたディスクドライブは他の接続されているディスクドライブのいずれかと同じであると判断し、ステップS1−5を実行する。
【0044】
ステップS1−5では、制御回路16はハードディスクドライブの総数は制御回路16に記憶された対応するドライブ情報から得られたものであることを認識する。ステップS1−5で偶数個のハードディスクドライブが存在すると判断された場合には、新規に加えられたディスクドライブ用の第1の設定処理(図13に示す偶数時設定処理)がステップS1−6で実行される。もし、奇数個のハードディスクドライブが存在すると判断された場合には、新規に加えられたディスクドライブ用の第2の設定処理(図14に示す奇数時設定処理)がステップS1−7で実行される。ステップS1−8では全てのハードディスクドライブがシーケンシャルRAID0モードに設定される。
【0045】
図13は、偶数時設定処理のフローチャートである。この処理は、図12に示すステップS1−5の判断結果がYESの場合に実行される。図13において、ステップS2−1では、制御回路16は新規に加えられたディスクドライブの予め決められた設定モードを検出する。予め決められた設定モードが高信頼性モード、すなわち新規に加えられたディスクドライブの信頼性が高くなければならなモードであると判断されると、制御回路16はステップS2−2でRAID1モードを設定する。ステップS2−1の結果がNOの場合には、制御回路16はステップS2−3を実行する。ステップS2−3では、予め決められたモードがデータの記憶容量を大容量とする大容量モードであるかどうかが判断される。ステップS2−3の結果がYESの場合には、制御回路16はステップS2−4でRAID0モードを設定する。ステップS2−3の結果がNOの場合には、制御回路16はステップS2−5でRAID5モードを設定する。
【0046】
そして、制御回路16は、ステップS2−6で、何の動作モードも定義されていない未定義領域があるかどうかを判断する。ステップS2−6の結果がYESのときには、ステップS2−7の処理でステップS1−5に戻る。ステップS2−6の結果がNOの場合には、偶数時設定処理を終了する。
【0047】
図14は、奇数時設定処理のフローチャートであり、ステップS1−5の結果がNOの場合に実行される。ステップS3−1で、制御回路16はユーザによって事前に設定された予めきめられたモードを検出する。この予め決められたモードがデータの信頼性を高める信頼性モードである場合には、制御回路16はRAID5モードをステップS3−2で設定する。
【0048】
ステップS3−1の結果がNOの場合には、制御回路16はステップS3−3を実行する。ステップS3−3では、予め決められた設定モードが大容量モードであるかどうかが判断される。ステップS3−3の結果がYESの場合には、制御回路16はステップS3−4でRAID0モードを設定する。
【0049】
ステップS3−3の結果がNOの場合には、制御回路16は予め決められた設定モードが高速モードであるかどうかを判断する。ステップS3−5の結果がNOの場合には、制御回路16はステップS3−7でRAID5モードを設定する。ステップS3−5の結果がYESの場合には、制御回路16はステップS3−6でRAID3モードを設定する。ステップS3−4、S3−6又はS3−7が実行された後、奇数時設定処理は終了する。
【0050】
以上のように、制御装置14で上記のような手順で制御を行なうことにより新規に接続されたディスク装置に対して新規に接続されたディスク装置の容量に応じて及び既に接続されているディスク装置のRAIDモードに応じたRAIDモードの設定を行なえ、接続されているディスク装置に対して最も効率の良いRAIDモードの設定が可能となる。
【0051】
図13及び図14に示すフローチャートでは、新規に接続されたハードディスクドライブがRAID0の代わりに、RAID3又はRAID5を用いて構成されることができるかどうかを判断する処理を有する。回転数、インタフェース、データ転送速度の上述した比較処理は、新規に接続したディスクドライブが他の接続されているディスクドライブのそれらと異なるかどうかを判断するものである。もし、異なる場合には、新規に接続されるディスクドライブをRAID3又はRAID5に構成することが好ましくはない。なぜなら、全てのディスクドライブが同期する必要があるためである。
【0052】
なお、本実施例では1ポートに1つのディスクを接続した場合について説明したが、図15に示すように1ポートP0に複数のディスク0,1,3を接続する構成としてもよい。また、図17に示すように複数のポート夫々に複数のディスクを接続した構成も考えられ、このような構成とすることにより、論理デバイス設定部18により多数の論理デバイス(RAIDモード)の設定が行なえる。
【0053】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、物理ディスクに対して所望の記録領域毎に論理デバイスを設定し動作させるため、容量の異なる物理ディスクを接続しても異なる物理ディスクで一つの論理デバイスを動作させることができ、物理ディスクの選択の自由度を向上させることができる等の特長を有する。
【0054】
本発明によれば、制御手段に接続された複数の物理ディスクの種類に応じて設定する論理デバイスを決めるため、接続された物理ディスクの容量に対して最適となる論理デバイスを設定でき、異種の物理デバイスを無駄なく活用できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のディスクアレイ装置の一実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例のハードディスク装置の接続を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例のハードディスク装置の接続を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例のRAID0モードのストライピング方法を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例のRAID1モードのストライピング方法を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例のRAID3モードのストライピング方法を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例のRAID5モードのストライピング方法を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例のRAIDモード混在時のストライピング方法を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施例のディスク増設時のストライピング方法を説明するための図である。
【図11】本発明の一実施例のディスク増設時のストライピング方法を説明するための図である。
【図12】本発明の一実施例の制御回路の動作フローチャートである。
【図13】本発明の一実施例の偶数時設定処理の動作フローチャートである。
【図14】本発明の一実施例の奇数時設定処理の動作フローチャートである。
【図15】本発明の一実施例の変形例の動作説明図である。
【図16】本発明の一実施例の変形例の動作説明図である。
【図17】従来のディスクアレイ装置の一例のブロック図である。
【図18】RAID0モードを説明するための図である。
【図19】RAID1モードを説明するための図である。
【図20】RAID3モードを説明するための図である。
【図21】RAID5モードを説明するための図である。
【符号の説明】
1 論理デバイス設定手段
2 制御手段
1 〜DN 物理ディスク
1 〜SM 記憶領域
1 〜LL 論理デバイス
11 ディスクアレイ装置
12-1〜12-N ハードディスク装置
13 ホストコンピュータ
14 制御装置
15 キャッシュメモリ
16 制御回路
17 結合回路
18 論理デバイス設定部
HA ホストアダプタ
DA0〜DAn デバイスアダプタ

Claims (2)

  1. データが格納される複数の物理ディスクを用いて複数の論理デバイスを構成するディスクアレイ装置において、
    前記複数の物理ディスクの記憶領域を論理ブロックに分割し、分割された論理ブロックに対して論理デバイスを設定する論理デバイス設定手段と、
    前記複数の物理ディスクが接続され、前記複数の物理ディスクを前記論理デバイス設定手段で設定された複数の論理デバイスとして動作させる制御手段とを有し、
    前記論理デバイス設定手段は、異なる容量の複数の物理ディスクにストライピングを行う場合には、前記制御手段に接続された複数の物理ディスクのうち容量が最小の物理ディスクの容量を他の物理ディスクの容量として、順次に論理デバイスを設定していくことにより、 RAID0 を含む異なる複数の論理デバイスを設定し、
    前記新規に接続された物理ディスクにストライピングを行う場合には、前記新規に接続された物理ディスクにストライピングを行う場合には、既に設定された前記 RAID0 の論理デバイスに続けて、前記新規に接続された物理ディスクに論理ブロック番号を割り付けることを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 前記論理デバイス設定手段は、データの扱いを決める使用モードを設定する使用モード設定手段を有し、
    前記使用モード設定手段に設定された使用モードに応じた前記論理デバイスを設定することを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
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