JP4041322B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はかかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激するとともに、その刺激を脊髄に伝達して脳と中枢神経を刺激し、知覚、運動、反射機能を健全にして健康体を作るためのマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、かかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激するとともに、その刺激を脊髄に伝達して脳と中枢神経を刺激し、知覚、運動、反射機能を健全にして健康体を作るためのマッサージ機としては、従来、被施療部に対して転動することにより被施療部を刺激して施療するためのさまざまな形状の複数の施療体と、複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動可能な状態で保持する施療体保持部と、施療体保持部を被施療部に対して略鉛直な回転軸を軸心として回転させることにより複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動させる駆動手段とを備えたマッサージ機の技術が種々開発されている。
【0003】
例えば、特開平11−206828号公報には、モーター軸の先端にシャフトを連動連結し、回転抜け止めボルトにギヤを設けてリングギヤと噛合させるとともに、リングギヤに突設した回転軸の先端に施療体を設け、モーターを駆動して施療対を回転させてマッサージ可能とし、シャフトの先端に設けた軸受けと、モーター軸の軸受けとの間にさらにシャフトの基端を支持する軸受けを設けたことを特徴とするマッサージ器の技術が開示されている。
【0004】
また、特開2001−491号公報には、被施療部に当接する施療体が略長円となる軌道で往復移動することを特徴とするマッサージ器の技術が開示されている。
【0005】
上述の公報に開示されたマッサージ機の技術は、いずれも被施療部を施療するための複数の施療体と、複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動可能な状態で保持する施療体保持部と、施療体保持部を回転させることにより複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動させる駆動手段とを備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の公報に開示されたマッサージ機の技術は、いずれも上記それぞれの施療体に対して個別に転動部が設けられているので、駆動手段により施療体保持部を回転させて複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動させる際に、施療体保持部の転動部と施療体との間の摩擦により、転動部と施療体との発熱や磨耗が発生するという不具合があった。
【0007】
特に、足の裏などの被施療部を施療するためのマッサージ機の場合は、人間の体重が施療体保持部の転動部と施療体との間にかかるため、これを上述の公報に開示されたマッサージ機のように部材の摺動だけで対応しようとすると上記の不具合が著しくなる。
【0008】
また、上述の公報に開示されたマッサージ機の技術のようにそれぞれの施療体に対して個別に転動部が設けられている場合は、駆動のためのトルクが大きくなる傾向があるだけでなく、転動部のスペースだけ、それぞれの施療体の間隔を隔てる必要があり、このため、装置が大型化する傾向があった。
【0009】
さらに、転動部のスペースだけ、それぞれの施療体の間隔を隔てる場合は、装置が大型化する割には、高い密度で施療体を設けることができない結果、被施療部に対してきめ細かく刺激を与えることができないという問題があった。
【0010】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、かかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激するとともに、その刺激を脊髄に伝達して脳と中枢神経とを刺激し、知覚、運動、反射機能を健全にして健康体を作るためのマッサージ機において、施療体保持部と施療体との間の摺動部分を減少させて装置の耐久性を増加させるだけでなく、高い密度で施療体を設けることにより被施療部に対してきめ細かく刺激を与えることができる低トルクでコンパクトなマッサージ機を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、被施療部に対して転動することにより被施療部を刺激して施療するための複数の施療体と、複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して円周方向に転動可能な状態で保持する円盤状回転体と、円盤状回転体を被施療部に対して略鉛直な回転軸を軸心として回転させることにより複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動させる駆動手段と、駆動手段を制御するための制御手段とを備えたマッサージ機であって、前記施療体は、球状の形状を有し、上記円盤状回転体は、各施療体が転動可能かつ移動自在な一つの共通の水平な転動面と、この水平な転動面に連設されて前記回転軸寄りの概ね垂直な内周壁と、前記水平な転動面に連設されるとともに前記内周壁とは反対側に設けられた概ね垂直な外周壁とを有し、上記内周壁と外周壁との間の転動面上の環状空間内に上記複数の施療体が互いに近接して配置されていることを特徴とするマッサージ機である。
【0012】
この発明によれば、円盤状回転体に保持され、被施療部に対して円周方向に転動して被施療部を刺激する複数の施療体が、円盤状回転体において一つの転動面を共有して転動可能かつ移動自在に構成されているので、それぞれの施療体に対して個別に転動部を設ける場合と比較して、円盤状回転体と施療体との間の摺動部分を減少させて、装置の耐久性を著しく増加させることができるだけでなく、駆動のためのトルクを小さくし、装置をコンパクトにすることができる。また、高い密度で施療体を設けることにより被施療部に対してきめ細かく刺激を与えることができる。更に、施療体が、球状の形状を有しているので、足の裏、掌、太腿などの被施療部を等方向かつ均等に程よく刺激することができる。
【0013】
また、上記円盤状回転体上の施療体配設箇所の上方に、塵埃を防止するとともに、被施療部の安全を確保するための柔軟なカバー部材が設けられていることが好ましい。
【0014】
この好ましい態様によれば、塵埃を嫌う可動部分に塵埃が進入することを防止することができるだけでなく、カバー部材を介して被施療部を刺激するので被施療部の安全を確保することができる。
【0015】
さらに、上記マッサージ機は、所定間隔を隔てて配置される一対の上記円盤状回転体と、それぞれの円盤状回転体に設けられた複数の上記施療体を備えるとともに、それぞれの円盤状回転体を一つのモーターで駆動するためのベルト装置を上記駆動手段に備えていることが好ましい。
【0016】
この好ましい態様によれば、上記マッサージ機は、所定間隔を隔てて配置される一対の円盤状回転体と、それぞれの円盤状回転体に複数の施療体を備えているので、両方の足の裏を刺激するのに好適である。また、それぞれの円盤状回転体を一つのモーターで駆動するためのベルト装置を駆動手段に備えているので、装置の部品点数を少なくし、装置製造に係るコストを低減することができるだけでなく、それぞれの円盤状回転体の駆動をより円滑なものにすることができる。
【0017】
また、上記マッサージ機は、円盤状回転体の近傍に足を乗せるための足乗せ安定座と、被施療者の身体を支えるための身体保持手段とを備え、被施療者が垂直に立った状態で、足の裏の被施療部を施療可能にするものであることが好ましい。
【0018】
この好ましい態様によれば、上記マッサージ機には、足を乗せるための足乗せ安定座と、被施療者の身体を支えるための身体保持手段とが備えられているので、垂直に立った状態にある被施療者が、より安定した状態で足の裏の被施療部を施療することができる結果、踵などの足裏を刺激することで、脚部を通して全身の中枢神経に刺激を波及させ、健全な健康体を作ることに貢献することができる。
【0019】
さらに、上記マッサージ機は、装置の移動を容易にするためのキャスターを底部に有していることが好ましい。
【0020】
この好ましい態様によれば、上記マッサージ機は、装置の移動を容易にするためのキャスターを底部に有しているので、特にあお向けに寝て太腿などを施療する際に寝ながらの姿勢で容易に装置を前後に移動させることができる。
【0021】
また、上記マッサージ機は、被施療部に対して温風あるいは冷風を送風するための送風手段を有していることが好ましい。
【0022】
この好ましい態様によれば、上記マッサージ機は、温風あるいは冷風を送風するための送風手段を有しているので、被施療部の血行を高めたり、整えたりすることができる結果、被施療部に対する施療効果を高めることができる。
【0023】
更に、上記マッサージ機は、上記施療体として表面に多数のディンプルを有するものが好ましい。更にまた、上記円盤状回転体の軸受け部に、円すいころ軸受けを設けることが好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は本発明の実施形態に係るマッサージ機10の構成を示す平面図であり、図2は本発明の実施形態に係るマッサージ機10の要部の構成を示す正面図である。また、図3は本発明の実施形態に係るマッサージ機10の要部の構成を示す側面図である。
【0025】
これらの図を参照して、本発明の実施形態に係るマッサージ機10は、かかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激するとともに、その刺激を脊髄に伝達して脳と中枢神経を刺激し、知覚、運動、反射機能を健全にして健康体を作るためのものであって、筐体11の中に被施療部を刺激して施療するための複数の施療体12が、5個ずつ左右に、両方の足の裏を刺激するのに好適なように、所定間隔を隔てて設けられている。また、これら複数の施療体12の近傍には、足を乗せるための足乗せ安定座13が、筐体11の側面に設けられ、さらに足乗せ安定座13の上部には、被施療者の身体を支えるための身体保持手段14が設けられている。このように、本発明の実施形態に係るマッサージ機10は、全体として、被施療者が垂直に立った状態で、足の裏の被施療部を施療することができるように構成されている。
【0026】
上記筐体11は、マッサージ機10の主要部分を収納するための金属製あるいは合成樹脂製の容器であり、板材を曲折して下方に開口する箱状に形成された筐体上部11aと、筐体下部11bの2つの部分から構成され(図2)、筐体下部11bは、図略のビスにより下方から筐体上部11aに固定されるとともに、その底面の4隅に筐体11を安定させるためのゴム製の脚部11cを有している。
【0027】
上記複数の施療体12は、足の裏、掌、太腿などの被施療部を等方向かつ均等に程よく刺激するために、球状の形状を有する合成樹脂の成形品であり、本実施形態では、ゴルフボールの大きさのものが好適なものとして採用されている。この施療体12は、円盤状回転体15(図4)の上に、転動可能かつ移動自在な一つの共通の転動面15aを有し、この転動面15aの上を、それぞれ被施療部に対して円周方向に転動することにより、被施療部を刺激することができるようになっている。この施療体12は、また、円盤状回転体15の上において円滑に転動することができるようにするために、図示しないが、表面に多数のディンプルを有している。
【0028】
そして、円盤状回転体15上の施療体12配設箇所の上方に、合成樹脂素材からなる柔軟なカバー部材16が施療体12の上部を覆うようにして設けられている。このカバー部材16は、リング状のカバー押さえ16aとねじ16bを介して筐体上部11aの上面に固定されており、外部から筐体11の内部に塵埃が進入することを防止するとともに、使用時に施療体12と被施療部との間に介在することにより被施療部の安全を確保することができるようになっている。また、被施療者は、この柔軟なカバー部材16の快適な感触を介して被施療部を施療することができるようになっている。
【0029】
上記足乗せ安定座13は、金属製の板材を曲折するかあるいは合成樹脂で一体成形されて、筐体11とほぼ同形の箱状に形成された下方に開口する台座であり、固定ねじ13aにより、筐体11の側面に固定して一体とすることができるようになっている。そして、その上面には、足の前方部分を乗せるための柔軟な合成樹脂素材からなる円盤状の一対のマット13bが貼付され、底部には、装置の移動を容易にするための一対のキャスター13c(図2)を有している。この一対のキャスター13cは、被施療者がマッサージ機10の側近に立った状態で、身体保持手段14を持って移動させることも可能であるが、また、被施療者が、あお向けに寝て太腿などを施療する際にも、この一対のキャスター13cによりマッサージ機10を前後に移動させることが容易になるという利点がある。
【0030】
この足乗せ安定座13の上面中央には、後述する駆動手段17のモーター17aの外径よりもやや大きい径の円形の開口部13dが設けられており、固定ねじ13aを緩めて足乗せ安定座13を筐体11から取り外した後、この開口部13dにモーター17aを挿通させるようにして足乗せ安定座13を筐体11の上に重ねてコンパクトに梱包することができるようになっている。
【0031】
上記身体保持手段14は、被施療者が足乗せ安定座13の上で身体を支えることができるようにするために設けられたものであり、図2に示すように、表面を樹脂加工した鋼鉄製のパイプからなるハンドル部14aと、同じく表面を樹脂加工した鋼鉄製のパイプからなる支柱部14bとを継ぎ手14cと補強部材14dで組み合わせてT字状に構成している。そして、支柱部14bは、足乗せ安定座13に設けられた支柱挿通孔13eに挿通して底部に設けられたゴム等の弾性部材14eを床に設置した状態で足乗せ安定座13の側面に設けられた固定ねじ13fを介して足乗せ安定座13に固定できるようになっている。
【0032】
また、ハンドル部14aが、継ぎ手14cとともに、支柱部14bから分離することができるようになっているだけでなく、支柱部14bも、図示しないが、上下2本に分割可能に構成されているため、これらハンドル部14aと2本に分割した支柱部14bとを束ねて、前述の足乗せ安定座13と同様に、筐体11の上部に配置して梱包することができるようになっている。
【0033】
次に、図4〜図5を参照して、本発明の実施形態に係るマッサージ機10の要部について詳述する。図4は、本発明の実施形態に係るマッサージ機10の要部の構成を示す分解斜視図であり、図5は本発明の実施形態に係るマッサージ機10の駆動手段17の構成を示す説明図である。図5において、(a)は駆動手段17の構成を示す平面図、(b)は駆動手段17の構成を示す断面図である。
【0034】
これらの図を参照して、本発明の実施形態に係るマッサージ機10は、筐体11の内部に、複数の施療体12をそれぞれ被施療部に対して円周方向に転動可能な状態で保持する一対の円盤状回転体15と、円盤状回転体15を被施療部に対して略鉛直な回転軸を軸心として回転させることにより複数の施療体12をそれぞれ被施療部に対して転動させる駆動手段17を備えている。また、駆動手段17を制御するための制御手段18(図1)を備えている。
【0035】
上記一対の円盤状回転体15は、それぞれ5個の施療体12の下に設けられた金属製あるいは合成樹脂製の皿状部材であり、各施療体12が転動可能かつ移動自在な一つの共通の転動面15aを有するとともに、施療体12を円周方向に転動可能な状態で保持している。そして、それぞれ抜け止めボルト19と、軸受け部20とを介して回転可能な状態でベース21の上に連結され、略鉛直な回転軸を軸心として回転することができるように構成されている。
【0036】
抜け止めボルト19は、円盤状回転体15を回転可能に保持するための金属製のロッド状部材であり、上端に円盤状回転体15が上方に離脱するのを防止するための頭部19aを有するとともに、下端には、ねじ19bでベース21に固定するためのねじ孔19cを有している。そして、抜け止めボルト19の周面19dと円盤状回転体15とが、摺動可能に嵌合されることにより、この抜け止めボルト19を回転軸として円盤状回転体15が回転することができるようになっている。
【0037】
また、円盤状回転体15の軸受け部20には、図5(b)にも示すように、可動側部材20aと、固定側部材20bとの間に、ローラーベアリング20cを傾斜して配置した円すいころ軸受けが採用されている。足の裏などの被施療部を施療するためのマッサージ機10の場合は、回転軸のスラスト方向とラジアル方向との両方の方向に対して、人間の体重が大きく働くため、これを従来のマッサージ機10のように部材の摺動だけで対応しようとすると摺動部の発熱や磨耗が大きくなる。そして、これを解決するために、回転軸のスラスト方向とラジアル方向との両方の方向に対してそれぞれ軸受けを設けることは、マッサージ機10の製造に係るコストを増加させる要因となるので、本実施形態においては、特に円すいころ軸受けを軸受け部20に採用することにより、装置の部品点数を少なくして製造に係るコストを抑制している。
【0038】
また、ベース21は、上記軸受け部20の固定側部材を筐体下部11bに固定するために設けられた金属製の皿状部材であり、中央部に環状の溝21a(図5(a))を有して、この中に軸受け部20全体を収容するとともに、4本のねじ21bにより、筐体下部11bの底部に固定されている。
【0039】
上記駆動手段17は、円盤状回転体15を被施療部に対して略鉛直な回転軸を軸心として回転させるために設けられたものであり、モーター17aと、このモーター17aで2つの円盤状回転体15を駆動するためのベルト装置17bとを備えている。
【0040】
図4を参照して、モーター17aは、下部に減速機ユニット17pを備えた減速機付き電動モータであり、モーター架台17kに4組のボルト17dで固定されており、モーター架台17kは、筐体11の中央に配置され、4本の脚部17cにおいて、ボルト17m、ナット17nで筐体下部11bに固定されている。一方、ベルト装置17bは、モーター17aの減速機ユニット17pの回転軸下端に取り付けられたプーリ17eと、このプーリ17eの円周面に形成された波面17fと噛合する波面17gを一方の側面に有する柔軟なゴムもしくは合成樹脂製の両面ベルト17hとを有している。両面ベルト17hのもう一方の側面には、円盤状回転体15に設けられた波面15bと噛合するための別の波面17jが設けられ、モーター17aの回転力を2つの円盤状回転体15に伝達して、それぞれの円盤状回転体15を駆動することができるようになっている。
【0041】
上記制御手段18(図1)は、駆動手段17を制御するために設けられたものであり、モーター17aの上部に設けられ、電源供給をON、OFFするための電源スイッチ18aおよびモーター17aの回転数を制御するための回転速度調節つまみ18bと、電力供給線22の途中に設けられ、モーター17aの回転方向を正逆可変とするための回転方向切り替えスイッチ18cとを有している。本実施形態では、このようにモーター17aの回転方向を正逆に切り換えることができるだけでなく、モーター17aの回転数を制御することができるので、より多様にかかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激することができるようになっている。
【0042】
次に図1〜図5を参照して本実施形態の作用について説明する。
【0043】
本実施形態に係るマッサージ機10の使用方法は以下の通りである。
【0044】
図1〜図3を参照して、被施療者は、身体保持手段14に両手で捉まるようにして、身体を支えながら、足乗せ安定座13に両足を乗せて、垂直に立った状態で、足の裏の被施療部をカバー部材16で覆われた施療体の上に載せる。
【0045】
また、足の裏の被施療部を施療体の上に載せる前か後に、モーター17aの上部に設けられている電源スイッチ18aをONすることにより、モーター17aの回転がスタートする。
【0046】
そして、モーター17aの回転がスタートすると、モーター17aの減速機ユニット17pに取り付けられたプーリ17e(図4)の円周面に形成された波面17fと噛合する両面ベルト17hが走行を始め、両面ベルト17hのもう一方の側面に設けられた波面17jと噛合する波面15bを有する円盤状回転体15が駆動され、複数の施療体12が、それぞれ被施療部に対して転動して被施療部を刺激する。
【0047】
この状態で、電源スイッチ18aに隣接する回転速度調節つまみ18bを操作して、施療体12の転動速度を好みの速度に制御したり、あるいは、電力供給線22の途中に設けられた回転方向切り替えスイッチ18cを切り替えることにより、施療体12の転動方向を正逆いずれか好みの方向に選択する。
【0048】
マッサージ機10を停止させるには、制御手段18において、モーター17aの上部に設けられている電源スイッチ18aをOFFすることにより、電力の供給を停止してモーター17aの回転を停止させる。これにより、プーリ17e、両面ベルト17h、円盤状回転体15が動作を停止し、施療体12の被施療部に対する転動が停止する。
【0049】
なお、マッサージ機10を出荷したり、不要時に収納する際など、マッサージ機10を分割して、梱包する要領は以下の通りである。すなわち、まず、ハンドル部14aを、継ぎ手14cとともに、支柱部14bから分離する。次に筐体11の側面に設けられた固定ねじ13fを緩めて支柱部14bを、筐体11に設けられた支柱挿通孔13eから抜き取り、上下2本に分割する。
【0050】
次に、足乗せ安定座13を固定ねじ13aを緩めることにより、筐体11から取り外すとともに足乗せ安定座13の開口部13dにモーター17aの本体を挿通させるようにして筐体11の上に足乗せ安定座13を重ねる。
【0051】
最後に、ハンドル部14aと2本に分割した支柱部14bとを束ねて筐体11の長手方向に合わせて足乗せ安定座13の上部に配置して全体を梱包する。
【0052】
以上説明したように、本実施形態によれば、円盤状回転体15に保持され、被施療部に対して円周方向に転動して被施療部を刺激する複数の施療体12が、円盤状回転体15において一つの転動面15aを共有して転動可能かつ移動自在に構成されているので、それぞれの施療体12に対して個別に転動部を設ける場合と比較して、円盤状回転体15と施療体12との間の摺動部分を減少させて、装置の耐久性を著しく増加させることができるだけでなく、駆動のためのトルクを小さくし、装置をコンパクトにすることができる。また、高い密度で施療体12を設けることにより被施療部に対してきめ細かく刺激を与えることができる。
【0053】
次に、施療体12が、球状の形状を有しているので、足の裏、掌、太腿などの被施療部を等方向かつ均等に程よく刺激することができる。
【0054】
また、塵埃を嫌う可動部分に塵埃が進入することを防止することができるだけでなく、カバー部材16を介して被施療部を刺激するので被施療部の安全を確保することができる。
【0055】
さらに、上記マッサージ機10は、所定間隔を隔てて配置される一対の円盤状回転体15と、それぞれの円盤状回転体15に複数の施療体12を備えているので、両方の足の裏を刺激するのに好適である。また、それぞれの円盤状回転体15を一つのモーター17aで駆動するためのベルト装置17bを駆動手段17に備えているので、装置の部品点数を少なくし、装置製造に係るコストを低減することができるだけでなく、それぞれの円盤状回転体15の駆動をより円滑なものにすることができる。
【0056】
また、上記マッサージ機10には、足を乗せるための足乗せ安定座13と、被施療者の身体を支えるための身体保持手段14とが備えられているので、垂直に立った状態にある被施療者が、より安定した状態で足の裏の被施療部を施療することができる結果、踵などの足裏を刺激することで、脚部を通して全身の中枢神経に刺激を波及させ、健全な健康体を作ることに貢献することができる。
【0057】
また、上記マッサージ機10は、装置の移動を容易にするためのキャスター13cを底部に有しているので、特にあお向けに寝て太腿などを施療する際に寝ながらの姿勢で容易に装置を前後に移動させることができる。
【0058】
ここで、図6を参照して、本実施形態の変形例を説明する。図6は、本実施形態の変形例の構成を示す図であり、(a)は本実施形態の変形例の構成を示す平面図、(b)は本発明の実施形態の変形例の構成を示す断面図である。
【0059】
これらの図を参照して、本実施形態の変形例に係るマッサージ機30は、被施療部に対して温風を送風するための送風手段31を有している。この送風手段は、多数の通気孔36aが設けられた通気カバー部材36と、通気カバー部材36に温風を送風するための送風ボルト39と、図略の温風を発生するための温風発生装置から送風ボルト39に温風を供給するための送風継ぎ手32とを有している。
【0060】
上記通気カバー部材36は、柔軟な合成樹脂素材に多数の通気孔36aを設けたもので、この通気カバー部材36から温風を供給して被施療部を程よく暖めることにより、施療効果を一段と高めることができるようになっている。
【0061】
上記送風ボルト39は、施療体12の間隙を通して通気カバー部材36に温風を送風するために送風ボルト39の中央部に送風管39aを形成したものであり、ベース21を貫通して、筐体下部11bの底部で送風継ぎ手32と取り合っている。
【0062】
上記送風継ぎ手32は、図略の温風を発生するための温風発生装置から送風ボルト39に温風を供給するためのL型の配管継ぎ手であり、ベース21を貫通した送風ボルト39の下端に設けられたねじ39bと螺合するとともに、床の上面水平方向に配置された図略の温風配管と取り合うようにねじ32aを有している。
【0063】
そして、この温風発生装置から温風配管、送風継ぎ手32、送風ボルト39、通気カバー部材36を介して、被施療部に温風を供給して程よく被施療部を暖めることができるようになっている。
【0064】
以上説明したように、本実施形態の変形例によれば、上記マッサージ機30は、温風を送風するための送風手段31を有しているので、被施療部の血行を高めたり、整えたりすることができる結果、被施療部に対する施療効果を高めることができる。
【0065】
また、図示していないが、さらに変形例として、足乗せ安定座13のマット13bの裏面には、足の裏を暖めるために、薄手のパネルヒータを設置することもできる。このように、温風を送風するための送風手段31に加えて、マット13bの裏面に、足の裏を暖めるためのパネルヒータを設置することにより、被施療部の血行を高めたり、整えたりすることができる結果、被施療部に対する施療効果を高めることができるようになっている。
【0066】
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【0067】
例えば、施療体12は、図示の形状、構成に限定されない。必ずしも完全な球形ではないが、その輪郭が球面を形成するような不定形な施療体や円柱台形状のローラーなど、円盤状回転体15に保持された状態で、それぞれ被施療部に対して円周方向に転動することにより被施療部を刺激して施療することができる施療体12であれば、どのような形状の施療体でも採用可能である。
【0068】
次に、円盤状回転体15も必ずしも図示の形状、構成に限定されない。例えば、前述の円柱台形状のローラーに対応して、これに適応する円錐形状の転動面15aを有するものであっても採用可能である。
【0069】
また、施療体12と円盤状回転体15とは、必ずしも図示のように、左右二組に限定されるものではなく、足の前方と後方とにそれぞれ施療体12と円盤状回転体15を設けたものを左右2組すなわち、全体で4箇所に設けて、施療可能な箇所を増加させるなどの設計変更が可能である。その場合は、足の前方と後方の円盤状回転体15に、同期駆動させるための別のベルトを設けることにより、ベルト装置17bからどちらか一方に伝達された動力を用いて足の前方と後方の双方の円盤状回転体15を駆動することができる。
【0070】
さらに、駆動手段17や制御手段18も図示の形状、構成に限定されない。例えば、ベルト装置17bによる駆動の代わりに、クランクシャフトとクランク軸からなるクランク機構を、プーリ17eと円盤状回転体15との間に設けることにより、モーター17aが円盤状回転体15を駆動できるようにしてもよい。その他、各円盤状回転体15にそれぞれ両面ベルト17hを設けたり、あるいは、個別にモーター17aを設けるなど、種々の設計変更が可能である。
【0071】
また、電力供給線22の途中に設けられているモーター17aの回転方向を正逆可変とするための回転方向切り替えスイッチ18cは、身体保持手段14に、着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
【0072】
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、かかとや足の裏、あるいは掌や太腿などの被施療部を刺激するとともに、その刺激を脊髄に伝達して脳と中枢神経を刺激し、知覚、運動、反射機能を健全にして健康体を作るためのマッサージ機において、複数の施療体が、円盤状回転体からなる施療体保持部において一つの転動面を共有して転動可能かつ移動自在に構成されているので、施療体保持部と施療体との間の摺動部分を減少させて、装置の耐久性を著しく増加させることができるだけでなく、駆動のためのトルクを小さくし、装置をコンパクトにすることができる。また、高い密度で施療体を設けることにより、被施療部に対してきめ細かく刺激を与えることができるため、施療効果も高めることができ、更に、施療体が、球状の形状を有しているので、足の裏、掌、太腿などの被施療部を等方向かつ均等に程よく刺激することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るマッサージ機の構成を示す平面図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るマッサージ機の要部の構成を示す正面図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るマッサージ機の要部の構成を示す側面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るマッサージ機の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るマッサージ機の駆動手段の構成を示す図であり、図5(a)は本発明の実施形態に係るマッサージ機の駆動手段の構成を示す平面図である。また、図5(b)は本発明の実施形態に係るマッサージ機の駆動手段の構成を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施形態の変形例の構成を示す図であり、図5(a)は本発明の実施形態の変形例の構成を示す平面図である。また、図5(b)は本発明の実施形態の変形例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 マッサージ機
12 施療体
13 足乗せ安定座
13c キャスター
14 身体保持手段
15 円盤状回転体
15a 転動面
16 カバー部材
17 駆動手段
17a モーター
17b ベルト装置
18 制御手段
31 送風手段

Claims (8)

  1. 被施療部に対して転動することにより被施療部を刺激して施療するための複数の施療体と、
    複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して円周方向に転動可能な状態で保持する円盤状回転体と、
    円盤状回転体を被施療部に対して略鉛直な回転軸を軸心として回転させることにより複数の施療体をそれぞれ被施療部に対して転動させる駆動手段と、
    駆動手段を制御するための制御手段と
    を備えたマッサージ機であって、
    前記施療体は、球状の形状を有し、
    上記円盤状回転体は、各施療体が転動可能かつ移動自在な一つの共通の水平な転動面と、この水平な転動面に連設されて前記回転軸寄りの概ね垂直な内周壁と、前記水平な転動面に連設されるとともに前記内周壁とは反対側に設けられた概ね垂直な外周壁とを有し、上記内周壁と外周壁との間の転動面上の環状空間内に上記複数の施療体が互いに近接して配置されていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 上記円盤状回転体上の施療体配設箇所の上方に、塵埃を防止するとともに、被施療部の安全を確保するための柔軟なカバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 上記マッサージ機は、所定間隔を隔てて配置される一対の上記円盤状回転体と、それぞれの円盤状回転体に設けられた複数の上記施療体を備えるとともに、それぞれの円盤状回転体を一つのモーターで駆動するためのベルト装置を上記駆動手段に備えていることを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  4. 上記マッサージ機は、円盤状回転体の近傍に足を乗せるための足乗せ安定座と、被施療者の身体を支えるための身体保持手段とを備え、被施療者が垂直に立った状態で、足の裏の被施療部を施療可能にするものであることを特徴とする請求項3記載のマッサージ機。
  5. 上記マッサージ機は、装置の移動を容易にするためのキャスターを底部に有していることを特徴とする請求項4記載のマッサージ機。
  6. 上記マッサージ機は、被施療部に対して温風あるいは冷風を送風するための送風手段を有していることを特徴とする請求項5記載のマッサージ機。
  7. 上記施療体は、表面に多数のディンプルを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のマッサージ機。
  8. 上記円盤状回転体の軸受け部に、円すいころ軸受けが設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載のマッサージ機。
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