JP4040102B2 - 冗長エレメントとして単一ポリシリコンフローティングゲートトランジスタを使用するメモリ冗長回路 - Google Patents

冗長エレメントとして単一ポリシリコンフローティングゲートトランジスタを使用するメモリ冗長回路 Download PDF

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Description

本発明の背景
本発明の技術分野
本発明は集積回路のメモリ設計に関し、より詳細にはメモリアレイの冗長をチップに提供する回路に関する。
関連技術の説明
集積回路のメモリデバイスの製造では、メインアレイに加えて冗長セグメントを供給するのが普通であり、これは欠陥のあるアレイのセグメントの置き換えとして使用することができる。従って、メモリセルの追加のロウとカラムは集積回路のメモリデバイス上に提供される。デバイスの製造後、テストしてメインアレイの全てのセグメントが良好な状態にあるかどうかを決定する。アレイのいずれかのセグメントがテストで不良とされた場合には、その後それはチップ上にアドレスを記憶すると共に不良セグメントの特性を記述して冗長セグメントに置き換えられ、記憶したアドレスに応答して不良品の代わりに追加のセグメントにアクセスする回路を使用する。このプロセスはメモリ回路の製造量をかなり向上させる。
この分野の事実上の従来技術は、例えば、米国特許No. 3,753,244、米国特許No. 4,047,163、米国特許No. 4,250,570、及び1980年のIEEE国際固体回路会議でのMcKinneyの「冗長回路を使用するA 5V 64K EPROM(A 5V 64K EPROM Utilizing Redundant Circuitry)」の146頁〜147頁等の刊行物に説明されている。
冗長が広く適用された1分野はマスクROMのような高密度の読み出し専用メモリROMデバイスの分野である。なぜならば、マスクROMのROMセルは製造段階を使用してプログラムされ、追加の置き換えセグメントとして他のマスクROMセルを使用することは不可能であるからである。これは真実であり、なぜならば、ROMセルの追加セグメントは不良セグメントからのデータでテスト後にプログラムできないからである。従って、アレイのメモリエレメントが製造後にプログラムされるように設計されると共に冗長エレメントが容易に利用される、好ましくないプログラム可能なメモリデバイス、読み出し専用メモリ回路は冗長の使用を容易に認めない。
メモリアレイの密度が少なくなり歩留まりを証明する必要性が増加すると、冗長エレメントを読み出し専用メモリ回路に使用することが望まれる。しかし、冗長エレメントは小型でROM製造プロセスと互換性がなければならず、冗長エレメントを実行するコストは冗長により達成される製造歩留まりの利益ほど重要ではなくなるようになる。
本発明の概要
本発明は水平に展開されたフローティングゲートメモリセルに基づいた集積回路メモリの独特の冗長エレメントを提供する。本発明は特にマスクROMのような読み出し専用メモリアレイに適合される。マスクROMプロセスでの水平に展開されたフローティングゲートメモリの使用は、製作時に余分なプロセス段階なしでマスクROMに冗長を実行させ、著しい歩留まりの向上を提供する。
水平に展開されたフローティングゲートメモリセルは基本的にソース、ドレイン、及びコントロールゲートが埋め込み拡散領域として実行されるように製作された単一ポリシリコンフローティングゲートトランジスタである。単一ポリシリコンエレメントはコントロールゲート拡散及びソースとドレインとの間の領域の上に重なり、平面又は平面型のフローティングゲート構造を提供する。この構造は以下の従来技術の引用に説明されている。Eitanにより発明された「単層多結晶フローティングゲート(Single Layer Polycrystalline Floating Gate)」という表題の米国特許No. 4,649,520、Mohammadiにより発明された「高信頼性の単一ポリEEPROMセル(High-Reliability Single Poly EEPROM Cell)」という表題の米国特許No. 4,807,003、Cacharelisらによる1988年のIEDMでの「モジュラ1μmのCMOS単一ポリシリコンEPROM PLD技術(A Modular One μm CMOS Single Polysilicon EPROM PLD Technology)」の60頁、Ohsakiらによる1993年のVLSIシンポジウムでの「標準CMOSのプロセスと適用による平面型EEPROMセル構造(A Planar Type EEPROM Cell Structure by Standard CMOS Process and Applications)」の55頁である。
従って、本発明は集積回路メモリ上のフローティングゲートメモリセルの追加のロウ及びカラムに基づいたメモリ冗長システムとして特性を表すことができる。従って、本発明によると、集積回路基板上の複数のビット線と複数のワード線を有するメモリのための冗長エレメントのロウは、フローティングゲートメモリセルのロウを含んでいる。ロウのフローティングゲートメモリセルは、複数のビット線の対応するビット線に結合した基板のドレイン電極、該ドレイン電極から一定の間隔を置いた基板のソース電極、該ソース電極から一定の間隔を置いた基板のコントロールゲート電極、及びドレイン電極とソース電極との間のそれぞれの領域及びコントロールゲート電極から分離されると共にそれらの上に広がるフローティングゲートを含んでいる。ロウのソース電極はワード線に平行に広がる単一埋め込み拡散領域に形成されてもよい。また、ロウのコントロールゲート電極はワード線に平行に延びた単一埋め込み拡散領域に一緒に結合されてもよい。
本発明の1つの特徴によれば、コントロールゲート埋め込み拡散領域は基板と同じ導電型を有し、反対極性型のより深い埋め込み拡散領域に形成される。これは基板からそれを分離し、プログラミング及び又は消去のため正及び負の電圧をフローティングゲートセルにかけるためにコントロールゲートが使用されるようにさせる。
本発明は又、冗長エレメントカラムとして特性を表すことができる。この冗長エレメントのカラムは、基板にドレイン電極を有するフローティングゲートセルのカラム、アレイの複数の1本のワード線のワード線に対応する各セルを含んでいる。基板のソース電極はドレイン電極から一定の間隔を置かれ、基板のコントロールゲート電極はソース電極から一定の間隔を置かれている。フローティングゲートは、ドレイン電極とソース電極との間のそれぞれの領域及びコントロールゲート電極から分離されると共にそれらの上に広がっている。カラム構造では、ソース電極は再び、単一埋め込み拡散領域に一緒に結合されるが、この場合、それらはビット線に平行に延びる。同様に、コントロールゲート電極はビット線に平行な単一埋め込み拡散領域に形成され、反対極性型のより深い拡散領域に形成されている。更に、カラムの冗長エレメント構造では、追加のビット線が提供され、結合回路は対応するワード線上の信号に応じて、複数のドレイン電極の内の選択されたものを追加のビット線に接続するため使用される。
本発明の更なる別の特徴によれば、読み出し専用メモリデバイスはロウとカラムに配置された読み出し専用メモリセルのアレイを含んで供給されている。フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムが提供されている。読み出し専用メモリセルのアレイに結合されたロウ又はカラムのデコーダは、アドレス指定したロウ又はカラムを選択するためアレイのロウ又はカラムに対応するアドレスに応答する。プログラム可能な記憶装置を有する制御回路はアレイの欠陥のあるロウ又はカラムを確認し、追加のロウ又はカラムで置き換え、追加のロウ又はカラムを選択し、欠陥のあるロウ又はカラムに対応するアドレスに応じて欠陥のあるロウ又はカラムを置き換える。更に、回路は集積回路上に提供され、主な読み出し専用メモリアレイの欠陥のあるロウ又はカラムのデータで追加のロウ又はカラムをプログラムするため、フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムへのアクセスを可能させる。フローティングゲートセルの追加のロウ又はカラムは、上述したように、埋め込み拡散コントロールゲートを有する平面型又は単一ポリシリコンフローテイングゲートセルからなっている。この構造は特にマスクROMセルのアレイに適用される。更に、フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムはマスクROMセルそれ自体のアレイの配置内部で実行可能であり、非常に密集した小型の構造が非常に多くの追加プロセス段階を要求することなしに提供され冗長のロウ又はカラムを実行する。
本発明の更なる別の特徴によれば、アレイ構造は上述したように、フローティングゲートメモリの冗長エレメントを提供する半導体基板にメモリデバイスを供給する。この特徴によれば、第1の導電型を有する半導体基板はメモリデバイスとして利用される。第1の方向に通常平行に配置される第2の導電型の複数の導電性埋め込み拡散線が、アレイのビット線を供給するために含まれている。複数の導電性埋め込み拡散線の上に重なると共にそれから絶縁され、第1の方向に通常直交して配置される複数のワード線が提供される。ワード線の下で埋め込み拡散線の各対間の領域は読み出し専用メモリセルのアレイのためのチャネル領域を提供する。アレイのサブセットのチャネル領域の打ち込み部はアレイにデータを確立する。複数のビット線の導体はワード線と複数の埋め込み拡散線の上に重なると共にそれから絶縁されている。選択的に回路は埋め込み拡散線とビット線の導体を接続する。複数のカラム選択トランジスタはビット線の導体に結合され、アレイのカラムに対応するアドレスに反応して出力回路にアドレス指定したカラムを選択的に接続する。更に、アレイのロウに対応するアドレスに応じて複数のワード線に結合されるロウのデコーダはアドレスロウのワード線を選択する。
平面型フローティングゲートセルの追加のロウは以下のアレイ構造のエレメントを使用して形成される。それは、
複数のワード線に通常平行に配置される第2の導電型の第1の追加の埋め込み拡散線と、
複数のワード線に通常平行に配置されると共に半導体基板から分離された第1導電型の第2の追加の埋め込み拡散線と、
複数の埋め込み拡散線の内の対応するものに近接した複数の埋め込み拡散ドレイン電極と、
複数の導電性埋め込み拡散線及び複数のドレイン電極に近接すると共にそれらから分離し、複数のワード線に通常平行に配置され、複数の導電性埋め込み拡散線と複数のドレイン電極との間の半導体基板の領域が選択トランジスタの1セットのチャネル領域を提供し、該選択トランジスタが追加の導体上の信号に応じて複数の導電性埋め込み拡散領域の内の対応するものに複数のドレイン電極を接続するようになっている追加の導体と、
それぞれが対応するドレイン電極と第1の追加の埋め込み拡散線との間の領域上に重なると共に第2の追加の埋め込み拡散線上に広がり、第1の追加の埋め込み拡散線と複数のドレイン電極との間の領域がフローティングゲートメモリセルのロウのためにチャネルゲートを提供し、第1の追加の埋め込み拡散線がソース領域を提供し、第2の追加の埋め込み拡散線がコントロールゲートを提供するように配置された複数のフローティングゲート
である。
制御回路は、上述したように、アレイで欠陥のあるロウを確認しフローティングゲートメモリセルのロウで置き換えられるプログラム可能な記憶装置を提供する集積回路上に提供される。
本発明は又、説明したように冗長のカラムが提供されるメモリデバイスとして特性を表わすことができる。この特徴では、フローティングゲートセルの冗長のカラムは第1、第2、及び第3の追加の埋め込み拡散線に基づいている。第1の追加の埋め込み拡散線はビット線を提供する複数の導電性埋め込み拡散線に通常平行に配置されている。第2の追加の埋め込み拡散線は複数の導電性埋め込み拡散領域に通常平行に配置され第1の追加の埋め込み拡散線から一定の間隔を置かれている。第3の追加の埋め込み拡散線は導電性埋め込み拡散領域に平行に形成されている。上述したように、それは反対の導電性型のより深い拡散領域により基板から分離されている。
フローティングゲートセルの複数の埋め込み拡散ドレイン電極は複数のワード線の対応するワード線と結合されている。これらの電極は、第1の追加の埋め込み拡散線と複数のドレイン電極の内の対応するものの上にワード線を伸ばすことにより形成されたトランジスタを使用して、置き換えのビット線として作用する第1の追加の埋め込み拡散線に結合され、ドレイン電極と第1の追加の埋め込み拡散線との間の領域が選択トランジスタのチャネルを提供するようになっている。冗長のカラムのためのフローティングゲートは対応するドレイン電極と第2の追加の埋め込み拡散線との間の領域の上に重なり、第3の追加の埋め込み拡散線上に広がっている。ドレイン電極と第2の埋め込み拡散線との間の領域がチャネル領域を提供すると共に第3の追加の埋め込み拡散線がコントロールゲートを提供するように、フローティングゲートが配置されている。冗長のカラムを選択する制御回路は同様に提供される。
従って、本発明はメモリデバイス、特に、平面型フローティングゲートメモリセルに基づいた冗長のエレメントを有する読み出し専用メモリデバイスを提供する。アレイ構造の独特の配置が提供され、読み出し専用メモリ用に非常に多くの追加のプロセス段階なしで実行される小型の構造を与える。更に、プログラミング又は冗長のエレメントを消去する目的のため、冗長のロウ又はカラムのフローティングゲートメモリセルに正又は負のバイアス電位をかけさせる独特のコントロールゲート構造が提供される。
本発明の他の特徴及び利点は、図面の概観、詳細な説明、及びその後に続く特許請求の範囲で理解することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は平面型フローティングゲートセルの置き換えロウを含む読み出し専用メモリ回路の簡略化したブロック図である。
図2は平面型フローティングゲートセルの置き換えカラムを含む読み出し専用メモリ回路の簡略化したブロック図である。
図3は本発明に従って使用される平面型フローティングゲートメモリの1つの配置を示している。
図4は図3の回路の線A−A’に沿って切断した断面図である。
図5は線B−B’に沿って切断した、図3のフローティングゲートメモリセルの断面図である。
図6は本発明による使用のための別の平面型フローティングゲートセル構造の配置を示す図である。
図7は平面型マスクROM回路のカラムの冗長のために使用される平面型フローティングゲートセル構造の図解である。
図7Aは図7の平面型フローティングゲートセル及び選択トランジスタ用の概略のシンボルを示しており、図8及び図10での使用のためのものである。
図8はマスクROMアレイのロウの冗長エレメントとして平面型フローティングゲートセルを使用するための1つの配置構成を示す回路図である。
図9はマスクROM用のカラムの冗長エレメントとして平面型フローティングゲートセルを使用するための1つの手段を示す配置図である。
図10は図9のカラムの冗長配置のための回路概略図を示している。
図11A及び図11Bは本発明による冗長のために使用可能なPMOS/CMOSフローティングゲートセルの概略側面図及び平面配置図を示している。
図12A及び図12Bは本発明による冗長のために使用されるかもしれないpウェル、nウェルフローティングゲートセルの側面図及び平面図を示している。
図13A及び13Bは本発明により使用可能なpウェル又はp型基板のフローティングゲートセルの側面図及び平面図を示している。
図14は図13A及び13Bのセルのような別のフローティングゲートセルの側面図である。
好適な実施例の詳細な説明
本発明の好適な実施例の詳細な説明は図面に関して提供され、図1及び2は本発明の基本構成を示している。
図1は本発明によるロウの冗長を有する読み出し専用メモリを示している。従って、デバイスはROMアレイ10を含んでいる。ロウデコーダ11はアドレスバッファ13により供給される線12のアドレスに反応する。ロウデコーダはROMアレイのためワード線を選択し、入力アドレスに応じて明記されたロウをアドレス指定する。更に、ロウデコーダ及び出力ブロック14はROMアレイ10のビット線に結合されて含まれている。カラムデコーダは線12のアドレスバッファ13からのアドレスに反応し、出力データを供給するカラムを選択する。
分かるように、ROMアレイ10に結合されるのは平面型ゲートセルからなる置き換えのロウ15である。置き換えのロウ15は置き換えのロウのドライバ16により選択され、コンパレータ17の出力により制御されている。線12上のアドレスがフューズアレイ、EPROMセルアレイ、又はデバイスの試験中にプログラムされる他のメモリエレメントのようなプログラム可能な記憶装置18に記憶された欠陥のロウのアドレスに合致すると、コンパレータ17は置き換えのロウのドライバ16を選択する。更に、置き換えのロウをプログラムする制御回路19が回路上で提供されている。この制御回路19は、ROMアレイ10の欠陥のあるロウのデータで置き換えのロウをプログラムする目的のため、平面型フローティングゲートセルの置き換えのロウへのアクセスを提供する。
従って、図1に示すようなROMデバイスの試験中、ROMアレイ10の欠陥のあるロウが検出されてもよい。欠陥のあるロウのアドレスはプログラム可能な記憶装置18に記憶され、置き換えのロウをプログラムする制御回路19により提供されるアクセスを使用して、欠陥のあるロウからのデータは平面型フローティングゲートセルの置き換えのロウ15にプログラムされる。フローティングゲートセルの電位をプログラムすることを提供するため特別なピンを使用し、標準供給電圧に基づいてプログラムする電圧の発生を可能にするチップ上の電荷ポンプ又は本分野で公知の他の技術を使用して、このアクセスは提供されてもよい。
図2は置き換えのカラムが提供される本発明の別の構成を示している。従って、図2の回路はアレイ10、ロウデコーダ11、カラムデコーダ14、及びアドレスバッファ13を含んでいる。アドレスバッファ13はロウデコーダ11とカラムデコーダ14に線12上のアドレスを提供する。ROMアレイと結合させるのは平面型フローティングゲートセルの置き換えのカラム21である。置き換えのカラム21は置き換えのドライバ22により選択されている。置き換えのドライバ22はコンパレータ23の出力により選択されている。コンパレータ23への入力はプログラム可能な記憶装置24からの欠陥のあるカラムのアドレスと、線12からのアドレス入力とを含んでいる。置き換えのカラムをプログラムする制御回路25はROMアレイ10の欠陥のあるカラムのデータで置き換えのカラムをプログラムする目的のため含まれている
図1及び図2に示されている冗長回路は欠陥のあるアドレス記憶装置のエレメント18,24、コンパレータ17,23、及びアドレス入力バッファ13の使用に基づいている。アレイの欠陥のあるロウ又はカラムの代わりに置き換えのロウ又はカラムを利用するために動作する別の論理回路は本分野で公知として実行されることができる。
図1及び図2の置き換えのロウ又はカラムの配置は図3から図5に示されているように行うことができる。図3は1対のフローティングゲートセルの能動エレメントの平面図を提供している。上部から始めると、セル構造はドレイン電極領域32,33、ソース拡散線34、及びコントロールゲート拡散線35の上に重なるフローティングゲート30,31を含んでいる。ドレイン電極32及び33及びソース拡散線34は基板と反対の電導型から形成されている。従って、p型基板にとって、ドレイン電極32,33及びソース拡散領域34はn+埋め込み拡散領域を使用して形成されている。ソース34とコントロールゲート拡散35との間の分離領域(ISO)はp型閾値改良打ち込みの間、又は二者択一的に閾値レベルを上げるROMコード打ち込み段階の間ドープされ、分離を提供する。
コントロールゲート35はp+埋め込み拡散領域に形成されている。このp+埋め込み拡散領域はp+拡散領域より深くそれを取り囲むn−埋め込み拡散領域36によりp−基板から分離されている。電極38のn−拡散領域に反対の電極37のp+拡散領域をバイアスすることにより、反対にバイアスされたPN接合が提供され、基板からコントロールゲート拡散領域35を分離する。ソース拡散領域34は接地又はVSS電位に使用される電極39に結合されている。ドレイン電極32,33は電極40,41に結合され、ロウの冗長の目的のためアレイのビット線、又はカラムの冗長の目的のため冗長のビット線にアレイのワード線により制御された選択トランジスタに接続されてもよい。
図4に示された断面図は図3の線A−A’に沿って切断されている。従って、フローティングゲート31、ドレイン電極33、金属電極41、ソース拡散領域34、及びコントロールゲート拡散領域35が示されている。また、分離するn−拡散領域36が示されている。図示されているようにこれらの構造のすべてはp型基板に形成されている。チャネル酸化物45はドレイン電極33とソース拡散領域34との間の領域上に形成されフローティングゲートデバイスのためのチャネル領域を提供する。フローティングゲート31はコントロールゲート領域上に広がり、薄い酸化物46はコントロールゲート領域35からフローティングゲート31を分離させる。領域80では、n−拡散領域36とソース拡散領域34との間では、p−型の打ち込みは寄生トランジスタに高い閾値を発生させるために使用され、又は厚い酸化物が寄生トランジスタの形成を妨げるために形成される。
ソース拡散領域及びドレイン電極33上の酸化物47及び48は図面に示されたチャネル領域及びコントロールゲートの上より厚くなっている。
図5は図3の線B−B’に沿って切断されたフローティングゲート構造の断面図を示している。この図面はそれぞれドレイン電極32及び33上のフローティングゲート30及び31を示している。フローティングゲート及びドレイン領域の間の厚い酸化物領域48及び50が示されている。領域81では、閾値改良打ち込みが分離を提供する。
従って、本発明はROM冗長エレメントとして単一ボリシリコンの不揮発性メモリデバイスの製作及び手段を含んでいる。デバイスのドレイン及びソースは直接操作する必要のない埋め込み拡散型ROM技術でn+埋め込み拡散により形成されている。デバイスの単一ポリフローティングゲートはドレイン及びソース領域に設けられ、分離したp+領域のコントロールゲート上に広がり、周囲の又はROMセル閾値電圧の調節打ち込みの間、或いはROMコード打ち込みの間、p+領域が形成可能である。p+コントロールゲート領域にかけられた電圧は部分的にフローティングゲートに結合されるだろう。従って、フローティングゲートのプログラミング、消去、及び読み出しはドレイン、ソース、及びコントロールゲート端子上の電圧バイアスを制御することにより成し遂げられる。
以下の表は、2つの方法でプログラム、消去、及び読み出すために使用される電圧の可能性を示している。図1及び図2のプログラムコントローラ19及び25はプログラミング及び消去の目的のためコントロールゲート、ソース、及びドレインに適当な電位を与えるために操作される。表1は約60%のゲート結合率、高い閾値電圧を設定するようにプログラムする熱い電子、及び低い閾値電圧を設定するファウラ−ノルトハイム(Fowler-Nordheim)消去を仮定すると共にチャネル領域上の約90Åの厚さの薄い酸化物を仮定する第1の方法のためのものである。
Figure 0004040102
表2は約60%のゲート結合率、低い閾値電圧にファウラ−ノルトハイムプログラミング及び高い閾値電圧にファウラー−ノルトハイム消去を仮定する作動バイアスを示しており、薄い酸化物全体の厚さが約90Åのものを使用している。
Figure 0004040102
図6は本発明によるフローティングゲートメモリセルのロウ又はカラムの別の配置を示している。この別の配置はより密集したアレイを与え、金属電極のためピッチは1つ以上のフローティングゲートデバイスを横切って分割することができる。従って、図6の構造はn−拡散51に形成された、分割したコントロールゲートp+拡散50を含んでいる。第1のソース拡散領域52はコントロールゲート拡散50の一方側に形成され、第2のソース拡散領域53はコントロールゲート拡散50の他方側に形成されている。ドレイン電極54及び55は構造の頂部に形成され、ドレイン電極56は図示されているように構造の底部に形成されている。金属電極57,58及び59はそれぞれのドレイン電極54,55及び56に形成されている。フローティングゲートポリ構造60,61はコントロールゲート50、ソース拡散領域52及び53、及び56を通るドレイン電極領域54の一部分の上に重ねて形成されている。従って、通常、領域70のドレイン、領域71のチャネル及びゲート、及び領域72のソースを有する第1のフローティングゲートデバイスはフローティングゲートポリ62に基づいて提供される。次のフローティングゲート61では、ソース領域が通常73に提供され、ゲート及びチャネル領域は通常74で提供され、ドレインは通常75で提供される。同様に、フローティングゲートポリ60に基づいた第3のデバイスは通常76でドレイン、通常77でチャネル及びゲート、及び通常78でソースを有する。ソース領域52及び53は、通常、n−拡散51とソース拡散52との間、又はn−拡散51とソース領域53との間の基板の領域により、その領域の薄い酸化物で、その領域の閾値改良打ち込みにより、コントロールゲート領域から分離され、例えば、ROMコードの打ち込み段階の間に成し遂げられる。二者択一的には、厚い酸化物分離構造が製作可能である。
図7は更に別の配置を示しており、ドレイン領域が金属電極に結合されていないが、それどころか平面型ROMアレイのブロックトランジスタによって局部埋め込み拡散ビット線に結合されていない。従って、図7はワード線WL62、ワード線WL63及びワード線WL64を含む平面型ROMアレイの一部分を示している。埋め込み拡散接地線100、埋め込み拡散ビット線101、埋め込み拡散接地線102、及び埋め込み拡散ビット線103はアレイを介して互い違いになっている。フローティングゲートセルの冗長のロウは各ビット線用の1つのフローティングゲートセルで形成されている。従って、ドレイン電極105はビット線101に結合され、ドレイン電極106はビット線103に結合されている。ドレイン電極105及び106は基板の埋め込み拡散領域である。ブロック選択ワード線107はビット線101と電極105との間の領域の上に重なり、通常、ドレイン電極とビット線との間にチャネル領域108を確立する。同様に、チャネル領域109はビット線103とドレイン電極106との間に形成される。これらは埋め込み拡散ビット線にドレイン電極を結合する選択トランジスタを提供する。
別の実施例は、特にビット線101と103、及び接地線100と102が両方のデータ及び接地のために使用される事実上の接地アレイにおいて、接地線100および102に結合された追加の冗長セルを含んでいる。接地線100及び102に結合された冗長セルは、水平の配置ピッチを保つため電極105及び106に関して垂直に互い違いに配ロウされたドレイン電極を含んでいるのが好ましい。
ソース拡散線110は通常ワード線に平行な集積回路基板に配置されている。コントロールゲート拡散線111は通常ワード線に平行な集積回路基板に配置され、ソース拡散線110から一定の間隔を置かれている。コントロールゲート拡散線111は反対の電導型を有する分離拡散領域112内に形成されている。電極113及び114はプログラム回路に結合され、拡散領域112及び111に逆バイアスを提供し、基板からのコントロールゲートの分離を提供する。ROMコード打ち込み、又は他の閾値改良打ち込みはソース拡散110とコントロールゲート拡散112,113との間の領域で実行される。二者択一的には、厚い酸化物分離構造が製作可能である。フローティングゲート構造115及び116はソース拡散領域110とドレイン電極105及び106との間の領域の上に重なり、図面に示されているようにそれぞれコントロールゲート拡散領域111上に広がっている。断面では、それらは図4及び図5に示すように、実質上同じ構造を有している。
図7Aは図7の冗長エレメントのための概略シンボルを示しており、参照番号は図7の構造に対応している。この概略シンボルは以下の図8及び図10の図で使用されている。
図8は復旧したロウの冗長につき単一ビットの構成において図7に示されるように、フローティングゲートの冗長エレメントを組み込む平面型マスクROM回路の概要を示している。ROMアレイはアレイのROMセルに結合されたWLNを通る複数のワード線WL0を含んでいる。アレイは複数の埋め込み拡散、局部ビット線200,201,202,203,204,205,206を含み、アレイを横切って繰り返す。局部ビット線200及び201との間でワード線の下の領域は、ワード線WL0に結合されたセル210、及びワード線WLNに結合されたセル211のような、ROMメモリセルを提供する。アレイのデータはチャネル領域の打ち込みによる製造中に確立される。チャネル領域に打ち込みを有するセルは高い閾値電圧を有し、それらは読み出し電位がワード線にかけられる時に電導しないようになっている。
図8に示されるアレイでは、局部ビット線201はブロック選択トランジスタ220のソースに広がっている。ブロック選択トランジスタ220のドレインは金属ビット線222(BLN)に接続する金属電極221に結合されている。金属ビット線222は下にあるアレイの上に重なると共にそれから絶縁されている。同様に、局部ビット線203はブロック選択トランジスタ223に結合され、局部ビット線203を金属の仮想接地線224(VGN)に接続する。局部ビット線205は該局部ビット線を金属ビット線226(BLN+1)に接続するブロック選択トランジスタ225のソースに広がっている。あらゆる他の局部ビット線202,204,206は、BRTワード線及びBLTワード線に結合されたセルのロウに基づいた左右の選択構造を介して一方側のビット線又は他方側の接地線のいずれかに選択的に接続可能である。BRTワード線に接続されたロウのROMセルは局部ビット線202と203との間、及び203と204との間、及び206と次の線との間に打ち込み部を有している。従って、BRT信号が現れると、局部ビット線200,201及び202がトランジスタ230及び231を介して一緒に短絡される。同様に、局部ビット線204,205及び206がトランジスタ232及び233を介して一緒に短絡される。BLT信号が現れると、局部ビット線200と201との間、局部ビット線201と202との間、局部ビット線204と205との間、及び局部ビット線205と206との間の打ち込み部で、トランジスタ234及び235は拡散領域202,203及び204を一緒に短絡させる。
ブロック選択トランジスタ220,223及び225はブロックワード線BWLにより制御されている。それが現れると、副アレイはビット線に結合される。さもなければ、この副アレイはビット線から分離されている。金属ビット線BLN及び仮想接地線VGNで復号されるれるカラムの選択に加えて、アクセスされるセルの特定のカラムはBRT及びBLT信号により決定される。従って、拡散線201と202との間のカラムが選択されると、BLT信号が現れ、BRT信号は弱くなる。金属ビット線222は局部ビット線201に結合されている。BLT信号は局部ビット線202を局部ビット線203、従って仮想接地線224に短絡させる。従って、拡散線201と202との間のカラムのWLNを介して電圧を加えられたワード線WL0を有するセルがアドレス指定される。
拡散領域200と201との間のセルは又、ワード線により電圧をかけられ、電流はビット線BLNに流れることができる。しかし、カラムの選択回路は仮想接地線から図8の左側に電流が流れるのを妨げ、拡散線200と201との間のカラムのセルがビット線の電流の一因とはならないようになっている。そのセルを選択するため、仮想の接地線VGN222が接地から外され、右のVGN-1への仮想接地線は接地に結合され、左手側のセルにビット線BLNへ電流を通させる。
カラム202と203との間のセルにアクセスするため、BRT信号は強くなり,BLT信号は弱くなる。これはビット線222を局部ビット線202に結合し、接地線224を拡散線203に結合する。再び、拡散線202と203との間、又は拡散線203と204との間のカラムが選択されるかどうかはビット線レベルでの復号化による。
図7を参照して分かるように、ロウの冗長セルはアレイのドレインとして作動する各局部ビット線のため要求される。局部ビット線201と局部ビット線205は2個のセルのドレインとして動作するので、2個の冗長エレメント、通常は250と251であるが、それらは局部ビット線201に結合されている。また、2個の冗長エレメント、通常は252と253であるが、それらは局部ビット線205に結合されている。局部ビット線200,202,204、及び206はアレイの単一セルのドレインとして動作してもよく、従って、それぞれは、通常257を介する254である単一フローティングゲートの冗長エレメントを有している。
全体のロウの冗長はBRT及びBLT信号に基づいた冗長エレメントを選択することにより提供されている。従って、冗長エレメント251と253が選択され、それぞれ局部ビット線200と201との聞及び局部線204と205との間のセルを置き換える。冗長エレメント250と252が選択され、それぞれ局部ビット線201と202との間及び局部ビット線205と206との間のセルを置き換える。これらの信号はBLT信号と局部ビット領域201又は205の左又は右側のセルを示す制御信号との論理AND関数により、図示されているように、論理的に制御される。従って、ビット線BLNが左側にセルをアクセスするために使用される時、ANDゲート260の入力でのL信号は電圧を加えられる。ビット線BLNが右側にセルをアクセスするために使用される時、ANDゲート261の入力でのR信号は電圧を加えられる。同様に、領域202と203との間、文は領域203と204との間のセルが選択され、冗長セルの選択回路はBRT信号により電圧を加えられる。
図9は本発明によるフローティングゲートの冗長を有するROMデバイスの配置を示しており、冗長は置き換えのカラムとして実行される。従って、アレイは図面に示されるWL4を介してワード線WL1を含んでいる。埋め込み拡散ビット線300,301及び302はアレイに含まれ、平面型ROMアレイを確立する。単一ポリシリコンの平面型フローティングゲートセルのカラムは図9の構造の置き換えエレメントのために使用される。このカラムは図6に関して説明されたものに類似した構造を有しているが、ドレイン拡散領域に金属電極を有さず、むしろ置き換えのビット線310又は311にドレイン拡散領域を結合するための選択トランジスタを有し、アレイのワード線上の信号に反応する。従って、構造はワード線の下の基板に埋め込み拡散領域として形成された第1の置き換えビット線310を含んでおり、第2の埋め込み拡散311が同様に形成されるが、図示されているように2本のビット線間にフローティングゲートセルの形成を可能にするのに十分なように、第1の拡散線310から一定の間隔を置いている。これは、ドレイン電極のピッチが1個よりむしろ2個のカラムに分配されるので、ROMセルの鉛直ピッチを減少させる。従って、置き換えカラムのセルの第1カラムは、アレイのあらゆる他のワード線又は奇数番目のワード線に対応する複数のドレイン電極312,313を含んでいる。ワード線WL1及びWL3は追加の埋め込み拡散ビット線310、及びドレイン電極312と313上に広がり、ドレイン電極と埋め込み拡散線との間に選択トランジスタ330,331を提供する。従って、ワード線WL1及びWL3の一方が高電圧であると、対応するドレイン電極312又は313は置き換えのビット線310に結合される。
フローティングゲートセルは図面において、ドレイン電極312と313の右側に形成されている。従って、通常アレイのビット線に平行に広がるソース拡散領域314、及びアレイのビット線に平行に広がるコントロールゲート拡散領域315が形成される。コントロールゲート拡散領域315は反対の極性型のより深い拡散領域内部に形成される。フローティングゲート317と318は電極312と313とソース領域314との間のチャネル領域上、及び図面に示されているようにコントロールゲート領域315上に広がっている。上述したように、閾値改良打ち込み部はチャネルとして作動しない基板領域に配置される。
置き換えカラムのセルの第2カラムは偶数のワード線WL2,WL4等に結合されている。従って、ドレイン電極320はワード線WL2に結合されている。選択トランジスタは追加のビット線311とワード線WL2の下のドレイン電極320との間に形成されている。フローティングゲートセルは右側に形成されている。従って、n拡散323に埋め込まれたp+拡散で形成されたソース拡散線321とコントロールゲート拡散線322が提供されている。フローティングゲート構造324はドレインコンタクト領域320とソース拡散321との間のチャネル領域の上に重なり、コントロールゲート322上に広がっている。
置き換えのビット線を提供する埋め込み拡散線310及び311は、それぞれ偶数及び奇数のブロックトランジスタ330と331によって置き換えの金属線に結合されている。従って、奇数のワード線が選択されると、ブロックトランジスタ330が作動し、ビット線310をI/O回路に結合する。偶数のワード線が選択されると、トランジスタ331が作動し、追加の拡散線311をI/O回路に結合させるフローティングゲートセルに結合する。
図10は図9により配置された冗長カラムの回路概略図を示している。従って、集積回路アレイ、通常は350であるが、これは図面に示されている。偶数のワード線WL0は第1のフローティングゲートセル351に結合され、奇数のワード線WL1はフローティングゲートセル352に結合されている。コントロールゲート線353とコントロールゲート線354は一緒に結合され、置き換えのカラムドライバにより作動される。同様に、接地線358と359は仮想接地供給Vssに結合されている。選択トランジスタ356及び357は、追加のビット線310に結合されたフローティングゲートセル、及び追加のビット線311に結合されたフローティングゲートセルをブロックワード線BWLにより制御されるブロック選択トランジスタ360に選択的に接続する。ブロック選択トランジスタ360は冗長カラムを金属ビット線361に結合する。
図11A〜11B、12A〜12B、及び13A〜13Bはコントロールゲートとして拡散領域を使用する別のフローティングゲートセルを示し、本発明のよる冗長を利用することができる。
図11Aでは、フローティングゲートメモリセルは、n型拡散領域401とn型拡散領域402によりpウェル400に形成されたNMOSを使用して行われることを示している。NMOSトランジスタのゲート403はnウェル405に形成されたPMOSトランジスタのゲート404に接続されている。PMOSトランジスタはp型拡散406と407により形成されている。フローティングゲートメモリセルを形成するため、拡散領域405と407は一緒に結合され、コントロールゲート端子408として作動する。拡散領域401はデバイスのドレイン409として作動し、拡散領域402はデバイスのソース410として作動する。作動中、nウェル405のPMOSトランジスタは作動状態にあり、拡散領域407と406との間のチャネルがコントロルゲート関数の電導領域として作動するようになっている。
図11Bは図11Aの構造の1つの配置の平面図を示している。拡散領域407と406は図11Bでは鉛直に配置され、図11Aで示されたそれに直交していることに注目しなさい。NMOSトランジスタのゲート403及びPMOSトランジスタのゲート404は図11Bに示されているように単一片のポリシリコンである。pウェル400の拡散領域401と拡散領域402はNMOSトランジスタを提供する。薄い絶縁体はゲート403,404のポリシリコン材料を基板から分離する。
図12Aと図12Bは本発明による冗長のために使用可能なフローティングゲートトランジスタの別の配置を示している。図12Aで分かるように、構造はpウェル430とnウェル431を含んでいる。n型拡散領域432はpウェル430に形成されドレインを提供する。n型拡散領域433は又、pウェルに形成されソースとして作動する。nウェル431では、p型拡散434が形成され、コントロールゲートとして作動する。ポリシリコンフローティングゲート435は構造上に堆積され、それがコントロールゲート拡散434上の薄い絶縁体436、及びソース拡散433とドレイン拡散432との間のチャネル上の薄い絶縁体437の上に重なるようになっている。コントロールゲート434とソース433との間の酸化物領域438はコントロールゲート上及びチャネル上の薄い酸化物より実質上厚い電界酸化物である。
図12Bは図12Aに示された構造の平面図を示している。従って、ドレイン拡散432とソース拡散433はチャネル領域により分離されている。コントロールゲート拡散434はnウェルに形成されている。ポリシリコン層はコントロールゲート上に配置されフローティングゲート435を確立する。
この構造は結合率を設定する著しい製造の柔軟性を提供し、そのためフローティングゲートのプログラミング特性が利用される。フローティングゲートのポリシリコン435の形状と領域及びコントロールゲートとチャネル領域の絶縁体の厚さは特別の設計使用に適合可能である。
図13Aと13Bは本発明による使用可能な更に別のフローティングゲートセルを示している。図13Aに示される別のものでは、デバイスは単一のpウェル460に形成されている。N+拡散領域461がドレインとして使用される。N+拡散領域462はソースとして使用される。N+拡散領域463はコントロールゲートとして使用される。ソース領域462とコントロールゲート領域463は、重大な漏電が基板460のその領域に起きない十分な距離を持って互いに間隔を置かれている。チャネル465はドレイン及びソース領域461と462との間に確立されている。チャネル465はドレインとソース領域を形成する打ち込み部の前のマスクを使用して形成されている。ドレイン、ソース、及びゲート領域を形成した後、ポリシリコン層はコントロールゲート領域463上にフローティングゲート466を形成するために堆積される。
フローティングゲート466の下の酸化物467は特定の設計に適合するようにポテンシャル障壁を通り抜け又は熱い電子の注入のために設計されている。コントロールゲート463上の酸化物468はより厚くすることができる。再び、これらのパラメータは特定の手段の仕様により設計されている。
領域470はP++ドーピング、又はコントロールゲート463とソース462との間のトランジスタのような領域(寄生トランジスタ)の閾値を上げる他の打ち込み部で打ち込まれ、電流を妨げる。これは又、領域のより薄い酸化物を与える。
図13Bは同様の参照番号で、図13Aの構造の平面図を示している。図12Bのように、この例ではドレインとソースがT型で配置されていることが分かる。他の形状が使用されてもよい。コントロールゲート領域463はソース領域462から間隔を置かれている。フローティングゲート466は設計されるフローティングゲートセルの仕様に適合するように、コントロールゲートとソースとドレインとの間の容量結合率を提供するように設計された形状を有している。
図14は同様の参照番号で、打ち込み領域470を誘電体を充満した溝又は厚い酸化物475で置き換えることにより修正された図3の構造を示している。厚い酸化物475は寄生トランジスタの形成の防止により、領域462と463との間の分離を提供する。
従って、本発明により、いろいろなフローティングゲート構造が利用可能であり、読み出し専用メモリチップに冗長を提供することができる。また、これらの技術は特定の使用に適合するように、他の型のメモリチップにも適用できる。本発明により利用可能なフローティングゲートデバイスのいろいろな配置は、水平に配置されるフローティングゲートの冗長セルが使用されるメモリ構造の範囲を著しく向上させる。
従って、本発明はメモリ回路、特に平面型マスクROMアレイのの冗長エレメントのようなフローティングゲートメモリセルの使用を提供し、これは冗長エレメントのような単一ポリシリコンの不揮発性メモリデバイスの使用に基づいている。冗長エレメントはデバイスの厚い電界酸化物領域なしで行うことができ、マスクROMデバイスに特に重要な平面型配置を保つ。コントロールゲートはn型領域内部のp型領域に形成され、n型領域はp型基板に存在している。これは、p型及びn型領域のバイアスの極性を変えることにより、フローティングゲートポリをコントロールゲートを介して正又は負の電圧のいずれかに結合させる。p型コントロールゲート領域は、アレイのため周辺装置の閾値調節打ち込みの間、又はROMセルの調節打ち込みの間のいずれかの間に形成させることができる。更に、領域はROMコード打ち込み段階の間に形成されることができ、ROMコード打ち込みプロセスのホウ素打ち込みはフローティングゲートポリを貫通し、ポリシリコンの下に存在する。
フローティングゲートを負に充電させるため、上述したように熱い電子のプログラミング又はF−Nトンネルのプログラミングが利用可能である。更に、フローティングゲートの負の電荷を取り除くことは、デバイスのチャネル及びソース/ドレインへのF−Nトンネルによって、又はゲートが初めに負にバイアスされるソース又はドレイン領域を介してのみ成し遂げられる。本発明は、製造プロセスの生産高を著しく向上しながら、非常に密集しているマスクROMデバイスへの冗長の適用を可能にする。
本発明の好適な実施例の前述した説明は、例証と説明の目的のため示された。本発明を開示された正確な形式に徹底又は限定することを意図するものではない。明らかに、多くの修正及び変更がこの分野の熟練した実務家にとって明白である。発明の範囲は以下の特許請求の範囲及びそれらと同等なものにより定義されることを意図している。

Claims (19)

  1. 複数のロウとカラムに配置された読み出し専用メモリセルのアレイと、
    フローティングゲートメモリセルの追加のロウと、
    前記読み出し専用メモリセルのアレイに結合し、アドレス指定したロウ又はカラムを選択するためアレイのロウ又はカラムに対応するアドレスに応答するロウデコーダ又はカラムデコーダと、
    前記追加のロウにより置き換えられる前記アレイの欠陥のあるロウを確認するプログラム可能な記憶装置を含み、前記欠陥のあるロウに対応するアドレスに応じて、前記欠陥のあるロウの代わりに前記追加のロウを選択する制御回路と、
    前記追加のロウを前記欠陥のあるロウのデータでプログラムするため前記追加のロウへのアクセスを提供する回路とを含み、
    さらに、前記読み出し専用メモリセルのアレイがセルの複数のブロックと、前記ブロックの対応するカラムのセルに結合する複数の局部ビット線とを含み、前記フローティングゲートメモリセルの追加のロウが、所定の前記ブロックの前記局部ビット線に結合することを特徴とする読み出し専用メモリデバイス。
  2. 複数のロウとカラムに配置された読み出し専用メモリセルのアレイと、
    フローティングゲートメモリセルの追加のカラムと、
    前記読み出し専用メモリセルのアレイに結合し、アドレス指定したロウ又はカラムを選択するためアレイのロウ又はカラムに対応するアドレスに応答するロウデコーダ又はカラムデコーダと、
    前記追加のカラムにより置き換えられる前記アレイの欠陥のあるカラムを確認するプログラム可能な記憶装置を含み、前記欠陥のあるカラムに対応するアドレスに応じて、前記欠陥のあるカラムの代わりに前記追加のカラムを選択する制御回路と、
    前記追加のカラムを前記欠陥のあるカラムのデータでプログラムするため前記追加のカラムへのアクセスを提供する回路とを含み、
    前記フローティングゲートメモリセルの追加のカラムが、前記読み出し専用メモリセルのアレイの複数のワード線の内の対応するワード線に結合することを特徴とする読み出し専用メモリデバイス。
  3. 前記フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムが半導体基板中の埋め込み拡散コントロールゲートを有するフローティングゲートメモリセルのロウ又はカラムを含む請求項1又は請求項2に記載の読み出し専用メモリデバイス。
  4. 前記読み出し専用メモリセルのアレイがMOSマスクROMセルのアレイを含む請求項1又は請求項2に記載の読み出し専用メモリデバイス。
  5. 前記読み出し専用メモリセルのアレイがMOSマスクROMセルのアレイを含み、前記フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムが半導体基板中の埋め込み拡散コントロールゲートを有するフローティングゲートメモリセルのロウ又はカラムを含む請求項1又は請求項2に記載の読み出し専用メモリデバイス。
  6. 前記読み出し専用メモリセルのアレイがMOSマスクROMセルの平面型アレイを含み、前記フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムが半導体基板中の埋め込み拡散コントロールゲート、ソース及びドレインを有すると共に、前記埋め込み拡散コントロールゲート及び前記ソースとドレインとの間のチャネル領域に容量結合されたフローティングゲートを有するフローティングゲートメモリセルのロウ又はカラムを含む請求項1又は請求項2に記載の読み出し専用メモリデバイス。
  7. 前記フローティングゲートメモリセルの追加のロウ又はカラムの内の特定のフローティングゲートメモリセルと結合する分離構造を含み、前記埋め込み拡散コントロールゲートを前記特定のフローティングゲートメモリセルの前記ソースから分離する請求項に記載の読み出し専用メモリデバイス。
  8. 前記分離構造が前記半導体基板のドープト領域を含み、前記特定のフローティングゲートメモリセルのフローティングゲートの下に寄生トランジスタのため高い閾値を引き起こす請求項に記載の読み出し専用メモリデバイス
  9. 前記分離構造が前記半導体基板に広がる前記特定のフローティングゲートメモリセルのフローティングゲートの下の誘電体を含む請求項に記載の読み出し専用メモリデバイス
  10. 第1の電導型の半導体基板と、
    前記半導体基板中に、第1の方向に平行に配置された第2の電導型の複数の電導性埋め込み拡散線と、
    前記複数の電導性埋め込み拡散線の上に重なると共にそれから絶縁され、第1の方向に直交して平行に配置された複数のワード線であって前記ワード線の下で前記導電性埋め込み拡散線の各対の間の前記半導体基板の領域が読み出し専用メモリセルのアレイのためのチャネル領域を提供するようになっている複数のワード線と、
    前記アレイのサブセットの前記チャネル領域で、前記アレイにデータを確立する打ち込み部と、
    前記複数のワード線と前記複数の電導性埋め込み拡散線の上に重なると共にそれらから絶縁された複数のビット線導体と、
    前記複数の電導性埋め込み拡散線と前記複数のビット線導体とに結合され、前記電導性埋め込み拡散線を対応する前記ビット線導体に選択的に接続する回路と、
    前記複数の対応するビット線導体に結合し前記アレイのカラムに対応するアドレスに応じてアドレス指定したカラムを出力回路に選択的に接続するカラムデコーダと、
    前記複数のワード線に結合し前記アレイのロウに対応するアドレスに応じてアドレス指定したロウのワード線を選択するロウデコーダと、
    前記半導体基板中に、前記複数のワード線に平行に配置される第2の電導型の第1の追加の埋め込み拡散線と、
    前記半導体基板中に、前記複数のワード線に平行に配置され、前記第1の追加の埋め込み拡散線から分離した第2の追加の埋め込み拡散線と、
    前記半導体基板中に、前記複数の電導性埋め込み拡散線の内の対応するものに近接して配置され第2の電導型の複数の埋め込み拡散ドレイン電極と、
    前記複数の電導性埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極に近接すると共にそれらから絶縁し、前記複数のワード線に平行に配置された追加の導体であって、前記複数の電導性埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極との間の前記半導体基板の領域が、前記追加の導体の信号に応じて前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極を前記複数の電導性埋め込み拡散線の内の対応するものに接続する選択トランジスタのための1セットのチャネル領域を提供するようになっている追加の導体と、
    対応する前記埋め込み拡散ドレイン電極と前記第1の追加の埋め込み拡散線との間の領域上にそれぞれ重なると共に前記第2の追加の埋め込み拡散線上に広がる複数のフローティングゲートであって、前記第1の追加の埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極との間の前記半導体基板の領域がフローティングゲートメモリセルのロウのためのチャネル領域を提供し前記第1の追加の埋め込み拡散線が前記フローティングゲートメモリセルのロウのためのソース領域を提供し、及び前記第2の追加の埋め込み拡散線が前記フローティングゲートメモリセルのロウのためのコントロールゲートを提供するように配置された複数のフローティングゲートと、
    前記アレイの欠陥のあるロウを確認し前記フローティングゲートメモリセルのロウにより置き換えられるプログラム可能な記憶装置を含み、前記欠陥のあるロウに対応するアドレスに応じて、前記欠陥のあるロウの代わりに前記フローティングゲートメモリセルのロウにアクセスする制御回路と、
    前記フローティングゲートメモリセルのロウを前記欠陥のあるロウのデータでプログラムするため前記フローティングゲートメモリセルのロウにアクセスを提供する回路とを含むことを特徴とするメモリデバイス
  11. 前記第2の追加の埋め込み拡散線が前記半導体基板の第2の電導型の分離埋め込み拡散領域と、前記分離埋め込み拡散領域の内部の第1の電導型のコントロールゲート埋め込み拡散領域とを含み、前記コントロールゲート埋め込み拡散領域及び前記分離埋め込み拡散領域が、正及び負のバイアス電位が前記コントロールゲート埋め込み拡散領域に加えられるようにアクセスを提供する回路に結合された請求項10に記載のメモリデバイス。
  12. 前記第2の追加の埋め込み拡散線が第2の電導型のコントロールゲート埋め込み拡散領域を含み、前記第2の追加の埋め込み拡散線を前記第1の追加の埋め込み拡散線から分離する分離構造を含んでいる請求項10に記載のメモリデバイス。
  13. 前記分離構造が前記半導体基板の1つの第1の電導型のドープト領域又は複数の第1の電導型のドープト領域を含み、前記フローティングゲートメモリセルのロウの前記フローティングゲートの下に寄生トランジスタのため高い閾値を引き起こす請求項12に記載のメモリデバイス
  14. 前記分離構造が前記フローティングゲートメモリセルのロウの前記フローティングゲートの下の誘電体を含む請求項12に記載のメモリデバイス
  15. 第1の電導型の半導体基板と、
    前記半導体基板中に、第1の方向に平行に配置された第2の電導型の複数の電導性埋め込み拡散線と、
    前記複数の電導性埋め込み拡散線の上に重なると共にそれから絶縁され、第1の方向に直交して平行に配置された複数のワード線であって前記ワード線の下で前記電導性埋め込み拡散線の各対の間の前記半導体基板の領域が読み出し専用メモリセルのアレイのためのチャネル領域を提供するようになっている複数のワード線と、
    前記アレイのサブセットの前記チャネル領域で、前記アレイにデータを確立する打ち込み部と、
    前記複数のワード線と前記複数の電導性埋め込み拡散線の上に重なると共にそれらから絶縁された複数のビット線導体と、
    前記複数の電導性埋め込み拡散線と前記複数のビット線導体とに結合され、前記電導性埋め込み拡散線を対応する前記ビット線導体に選択的に接続する回路と、
    前記複数のビット線導体に結合し前記アレイのカラムに対応するアドレスに応じてアドレス指定したカラムを出力回路に選択的に接続するカラムデコーダと、
    前記複数のワード線に結合し前記アレイのロウに対応するアドレスに応じてアドレス指定したロウのワード線を選択するロウデコーダと、
    前記半導体基板中に、前記複数の電導性埋め込み拡散線平行に配置される第2の電導型の第1の追加の埋め込み拡散線と、
    前記半導体基板中に、前記複数の電導性埋め込み拡散線平行に配置される第2の電導型の第2の追加の埋め込み拡散線と、
    前記半導体基板中に、前記複数の電導性埋め込み拡散線平行に配置され、前記半導体基板から分離した第3の追加の埋め込み拡散線と、
    前記半導体基板中に、前記複数のワード線の内の対応するものに近接して配置された第2の電導型の複数の埋め込み拡散ドレイン電極であって、前記複数のワード線が前記第1の追加の埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極の内の対応するものとの間の領域上に広がり、前記第1の追加の埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極との間の前記半導体基板の領域が前記対応するワード線の信号に応じて前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極の内の選択した埋め込み拡散ドレイン電極を前記第1の追加の埋め込み拡散線に接続する選択トランジスタのため1セットのチャネル領域を提供するようになっている複数の埋め込み拡散ドレイン電極と、
    対応する前記埋め込み拡散ドレイン電極と前記第2の追加の埋め込み拡散線との間の領域上にそれぞれ重なると共に前記第3の追加の埋め込み拡散線上に広がる複数のフローティングゲートであって、前記第2の追加の埋め込み拡散線と前記複数の埋め込み拡散ドレイン電極との間の前記半導体基板の領域がフローティングゲートメモリセルのカラムのためのチャネル領域を提供し前記第2の追加の埋め込み拡散線が前記フローティングゲートメモリセルのカラムのためのソース領域を提供し、及び前記第3の追加の埋め込み拡散線が前記フローティングゲートメモリセルのカラムのためのコントロールゲートを提供するように配置された複数のフローティングゲートと、
    前記アレイの欠陥のあるカラムを確認し前記フローティングゲートメモリセルのカラムにより置き換えられるプログラム可能な記憶装置を含み、前記欠陥のあるカラムに対応するアドレスに応じて、前記欠陥のあるカラムの代わりに前記フローティングゲートメモリセルのカラムにアクセスする制御回路と、
    前記フローティングゲートメモリセルのカラムを前記欠陥のあるカラムのデータでプログラムするため前記フローティングゲートメモリセルのカラムにアクセスを提供する回路とを含むことを特徴とするメモリデバイス
  16. 前記第3の追加の埋め込み拡散線が前記半導体基板の第2の電導型の分離埋め込み拡散領域と、前記分離埋め込み拡散領域の内部の第1の電導型のコントロールゲート埋め込み拡散領域とを含み、前記コントロールゲート埋め込み拡散領域及び前記分離埋め込み拡散領域が、正及び負のバイアス電位が前記コントロールゲート埋め込み拡散領域に加えられるようにアクセスを提供する回路に結合された請求項15に記載のメモリデバイス。
  17. 前記第3の追加の埋め込み拡散線が第2の電導型のコントロールゲート埋め込み拡散領域を含み、前記第3の追加の埋め込み拡散線を前記第2の追加の埋め込み拡散線から分離する分離構造を含んでいる請求項15に記載のメモリデバイス。
  18. 前記分離構造が前記半導体基板の1つの第1の電導型のドープト領域又は複数の第1の電導型のドープト領域を含み、前記フローティングゲートメモリセルのカラムの前記フローティングゲートの下に寄生トランジスタのための高い閾値を引き起こす請求項17に記載のメモリデバイス。
  19. 前記分離構造が前記フローティングゲートメモリセルのカラムの前記フローティングゲートの下の誘電体を含む請求項17に記載のメモリデバイス。
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