JP4037612B2 - 部屋の構成平面のスチームを使用した消毒 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消毒すべき面に対してスチームを吹き付けることによって、閉塞空間を構成する平坦面を消毒するための方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
望ましくない病原性微生物が人体や動物に付着するのを防止するために面を消毒するための方法としては、多数の方法が知られている。最も一般的な方法は、従来からの抗生物質を処方に従って使用するような、化学物質を使用した消毒である。しかしながら、化学物質の使用は、環境汚染の問題と関連しており、また、より強い抵抗性を有した微生物の進化につながる。
【0003】
このことは、とりわけ病院内において、様々な消毒法やそれらの組合せに対してもはや所望の態様では反応しないような万能抵抗性病原体の進化に関してますます注意が必要であることを意味している。
【0004】
例えば医療器具といったような比較的小さな対象物に対して一般的に使用されている他の公知方法は、熱による消毒である。しかしながら、熱による消毒のためには、かなりの時間と高温とが必要であり、そのため、特に閉塞空間を対象とする場合のように、大面積の場合には、実用的ではなく経済的な面から実行することができない。
【0005】
したがって、単純に動作しかつ有害な化学物質を使用する必要がなくかつすべての病原性で望ましくない微生物を除去し得るような消毒デバイスが、例えば病院や飲食施設や動物保護収容センターといったような食料製造や衛生に関連した衛生が最優先されるような多くの場所において、有効である。
【0006】
技術的に単純でコスト的に有効なスチームクリーニング方法が新規な消毒方法となり得ることが示唆されている。現在までに出版されている例示としての応用は、時間が適正に測定されるならばスチームクリーナの温度および圧力が消毒効果を有するものであるという仮定に、基づいている。
【0007】
様々な製造業者によってこれまでになされた疑わしい消毒効果に関しての大部分の広告文書は、排除されなければならない。なぜなら、ランダムに試験された消毒結果は、科学的精密さに耐えられるものではないからであり、そのため、すべての消毒過程において重要な信頼性の要求を満足していないからである。
【0008】
Munich所在の Ludwig-Maximilian大学の動物衛生と行動科学と動物福祉に関する研究機関において1994年に開始された学位においては、消毒に関しての潜在的方法としてのスチームクリーニングが調査された。
【0009】
これら調査の結果は、A Haas氏、S Platz氏、および、J Unshelm氏によって、1996年9月23日〜24日の第6回 Hohenheimセミナーにおいて、『環境および動物衛生』と題して発表された。この結果は、熱による消毒に関する結果に基づいた計算により、スチームの利用に際して要求される実効時間は、劇的に5〜10秒間へと実際に低減することができることを示した。しかしながら、これらの結果は、スチーム出口上に広げられた布を備えかつ布から試料スライド台までの最小距離が2.5cmという最小距離とされた特定の技術的特性を有した試験装置(Uninova Hausgerate Gmbh 社製)によるものであった。これら結果は、実験室条件下においてのみ得られるものであって、特に比較的大面積といったような経済的実用性の観点からシステムが実用化できるかどうかという質問に答えられるものではない。
【0010】
独国特許出願公開明細書第41 08 538号には、特に薬剤が流通するシール領域といった表面の熱的消毒方法が開示されている。記載された方法においては、ミスト状で流通可能とされた加熱媒体が、消毒すべき面に対して適用される。この文献は、シュードモナス属アエリジノーザ(aeriginosa)病原体に対して連結されたパイプが、70〜90℃の温度とされたミスト状媒質としてのスチームが適用されてからわずか数分後にバクテリアがなくなることが提案されている。
【0011】
この方法は、主に、スチームによってパイプを洗浄するために使用されるものであって、この文献においては、消毒剤を水に対して添加したりあるいは消毒剤だけを使用したりすることが提案されていることにより、この方法は、(詳細に上述したように)水だけによって比較的大面積を熱的に消毒するために使用されるものではない。
【0012】
科学的背景を明確にするために1993年11月15日付けで B Bullemer 氏によって開示されたスチームクリーナの動作態様の例示は、スチームクリーニングのためにエネルギーを供給する反応はスチーム分子の水への再結合であるという結論に達する。1995年4月10日には、同じくスチーム源による代替可能な消毒方法として、凝集性スチームからの低温エネルギー供給が、提案された。
【0013】
しかしながら、使用者が適切な熱力学の原理に関する知識を有していないと仮定できることが、主要な問題であることがわかった。スチームクリーナの消毒効果を説明するための上記学位でさえ、物理的動作原理の詳細には立ち入っておらず、例えば相異なる面上における様々な温度や圧力によって引き起こされ得る外部条件といったような常に変化する外部条件が考慮されていないけれども、実験室条件下における実験結果を詳細に示しているだけである。
【0014】
したがって、本発明の目的は、例えば過熱スチームを使用できるまでの実効時間をできる限り短くしつつ平坦な閉塞面をコスト的に有利に消毒できるととともに、常に変化する使用条件下における信頼性レベルをかなり向上させることができ、これにより、できる限り多くの微生物に対して多様に応用し得るような、最初に記述したタイプの方法および装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、格別に構成された消毒ヘッドを通してのスチームの案内を提案する。消毒ヘッドは、可動とすべきであって、ハンドル付きのホルダを介して、スチームのための流入ホースが連結されていて、さらに、一次チャンバを介して、被消毒面から2.5cm(最適の距離と思われる)の距離に維持されたノズルアセンブリが接続されており、消毒ヘッドのハウジングの前部と共に、スチームチャンバを形成する。
【0016】
消毒ヘッドには、囲む状態で吸込ベルが取り付けられており、消毒ヘッド上の吸込ノズルを介して生成された凝集スチームを吸い込む。
【0017】
吸込ノズルは、消毒ヘッドを保持しているプラスチック製ホルダの内部に設置された流出スチームホースに対して連結されており、収集容器へと凝集物を搬送する。取り込まれた凝集物は、収集容器から、装置の一次蒸発セルへと戻されて殺菌される。
【0018】
消毒ヘッドの重要部材は、ノズルアセンブリである。ノズルアセンブリを通しては、被消毒面に対してスチームが到達する際にスチームが水滴を含有していないようにして、スチームが案内される。
【0019】
ノズルアセンブリは、まず最初にスチームを遅らせ、次に表面上においてスチームを分散させることにより、スチームの主流を制御する。これにより、経済的な使用が可能とされている。
【0020】
同時に、ノズルアセンブリは、被消毒面に対してスチームを過度の圧力で適用することがない。これにより、微生物の不要な飛散を引き起こすことがない。スチーム流が複数のスチームチャネルへと分割されることにより、スチームチャンバ内における凝集プロセスの数が増加する。各凝集プロセスに関し、水の沸点の平均熱エネルギーを有した多数のものが、微生物でいっぱいの被消毒面上に吹き付けられたときに、ノズルアセンブリを貫通する貫通孔の数を増大させることにより、エネルギーの利用度を向上させる。このことは、消毒プロセスの成功にとっては、重要である。
【0021】
貫通孔の数を増やした場合には、実効時間を低減できることが明らかとされた。結果は、ブドウ球菌属アウレウス(aureus)およびシュードモナス属アエルジノーザ(aeruginosa)の、以下の可変とされた外部環境下における様々な面上における培養試験によって検証された。様々な面は、6℃という温度において低温貯蔵された木製表面、17℃という温度および人工的に形成された圧力とされた手術室における金属表面、および、薬剤の使用によって粗面化されたプラスチック表面であって、23℃という温度において食料製造のために使用される殺菌領域内のエアシャフト内におけるプラスチック表面、とされた。
【0022】
ノズルアセンブリが、上記の消毒ヘッドと協働して、適切な消毒をもたらすとともに、スチームに対して要求される実効時間を3秒以下へと減少させるような、本発明のさらなる展開が、提案される。
【0023】
この目的のために、ノズルアセンブリは、約2.5cmの厚さとされ、一緒に合わさってホルダを形成することとなる4枚のプレートから形成される。4枚のプレートは、約1mmというギャップの分だけ相互に隔離されている。各プレートには、スチームを通すための、多数の水平貫通孔が形成されている。この場合にも、出口の開放後に、流通するスチームの運動エネルギーのいくらかが変換され、実際の消毒プロセスに対しては、その変換されたエネルギーを、スチームチャンバの前部において、別のエネルギー形態で部分的に解放されつつある結合エネルギーとして利用することができる。
【0024】
水平貫通孔は、表面全体をカバーしているものの、互いに7mmずつ離間して均等分散されている。水平貫通孔は、真空コーティングされた金属面を有しており、0.5mmという直径を有している。
【0025】
全般的に、ノズルアセンブリ面に対して約0.4%という開口面積が、スチーム開口面積として非常に効果的であることがわかった。水中における銀の消毒効果が古くから知られていることにより、また、試験された他の材質と比較して、流通するスチームに対して最も良好な表面耐性を有していることにより、銀が、貫通孔のコーティングのために使用された。
【0026】
本発明のさらなる実施形態においては、セラミック材料または加熱耐性プラスチック材料から形成されたノズルアセンブリまたはノズルアセンブリをなすプレートを加熱することを提案する。要求されるエネルギーは、ホルダ内部のラインを通して、導入することができる。本発明のさらなる形態においては、ノズルアセンブリのうちの、スチームに接触する外面と、プレートどうしを隔離するギャップをなす水平方向内面とを、好ましくは金や白金といったような貴金属によってコーティングすることを提案する。このコーティングの利点は、本質的に、双方の貴金属が、セラミック材料やプラスチック材料および銀コーティング貫通孔との複合体における加工に際して好適であることがわかっていることである。これらの材料は、腐食に耐性があり、長期使用後においても、摩耗も変形も示さない。
【0027】
スチームは、通常、何らの残留物をも残すことなく乾燥するけれども、一連の実験により、コーティングされていないプラスチック面またはセラミック面の場合には、約2時間の使用後に貫通孔が詰まってしまい、ノズルアセンブリの内面および外面に堆積物が増加してしまって、層流の適切な形成が阻害されてしまうことが示された。他の金属材料が使用されたときの結果は、同様に望ましいものではなく、したがって、金および白金が、長期使用の観点から最良の結果を示した。本発明のさらなる実施形態においては、消毒ヘッドは、対応形状のノズルアセンブリとともに矩形とはされず、独自バージョンとして、楕円形の消毒ヘッドとして提案される。この楕円形消毒ヘッドは、円筒形ノズルアセンブリを有している。楕円形消毒ヘッドは、円形開口内に、約2.5×7cmという寸法とされた円筒形ノズルアセンブリを有している。消毒ヘッド内の矩形開口には、吸込チャネルを収容している。この実施形態は、例えば連結部分や曲がり部分といったようなアクセスが困難であるような場所を、凝集スチームにより上記原理でもって消毒し得るよう構成されている。
【0028】
丸形のノズルアセンブリを囲んでいるところよりも先端側においては、楕円形消毒ヘッドは、約2.5cm長さとされたテーパー形状ノズルをなす。
【0029】
さらなる実施形態として、この楕円形ノズルは、直線状とすることができ、あるいは、様々な傾斜角度でもって曲げることができ、あるいは、250゜以上でもって湾曲させることができる。この種の構成は、孔を通してアクセス可能とされた吊り下げ天井部材に対して好適である。
【0030】
吸込チャネルのための開口は、ノズルの先端から0.7cm後退したあたりに位置させることができる。
【0031】
本発明のさらなる実施形態においては、形成される凝集スチームを吸い込み、一次蒸発セル内へと戻すことが、提案される。上記の矩形消毒ヘッドの周囲に、好ましくは透明プラスチックから形成された吸込ベルを取り付けるという、有利な実施形態がある。基本構成においては、吸込ベルは、消毒ヘッドの外部形状に適合し得るものとされ、被消毒領域に当接する領域に、回転スライドベアリングまたはローラを有している。これにより、使用者の操作を容易なものとし、被消毒面と消毒ヘッドとの双方を保護する。スライドベアリングは、ノズルアセンブリと被消毒面との間の間隔には、無視し得る影響しか与えない。
【0032】
吸込ノズルは、消毒ヘッドに対して、消毒ヘッドの狭い方の側部および/または下部において、約135゜という側方開口角度でもって取り付けられたものとすることができる。このような吸込ノズルは、吸込チャネルへと連結される。吸込チャネルは、好ましくはホルダ内に設置されているべきものであって、収集容器へとつながる単一の吸込口を形成する。
【0033】
本発明の適切な実施形態においては、吸込機能を、プラスチック製ホルダ上に設けられたスライドスイッチおよび/またはトグルスイッチを介して制御すること、および、使用者が親指で操作することが、提案される。この場合、1つの機能は、吸込実行であり、他の機能は、スチーム吹付である。
【0034】
消毒ヘッド上における光学信号は、有意義である。本発明の特に有利な実施形態においては、生存しているすべての微生物を吸い込んで、吸込プロセスの一部として除去することが提案される。粗フィルタおよび微細フィルタを通して収集容器内へと凝集スチームを吸い込むことは、有意義なことである。この場合、収集容器は、一次蒸発セルの容積よりも小さな容積のものとされるべきものである。収集容器および一次蒸発セルは、単一デバイス内に設置することができる。この場合、収集容器は、容易に取り外し可能であり、システム自体を消毒することができる。
【0035】
また、収集容器内に収集された凝集材料を、第2吸込ポンプおよびパイプを介して(一次)蒸発セル内へと導くことが考えられる。蒸発セル内においては、凝集材料内に分散したすべての微生物や生存しているすべての微生物をも含有した凝集材料は、必要な動作圧力でもって凝集材料を再加熱することによって自動的に殺菌される。
【0036】
再加熱過程の終了後には、スチームは、消毒ヘッドに対して再度供給される。
【0037】
このデバイスの特に有利な点は、例えば芽胞形成性微生物といったような熱耐性を有した微生物でさえも、上記のようなプロセスの第1ステージの実行後にスチーム吹付の短い実効時間を増大させる必要なく、除去されることである。この点は、経済的実現性の観点から非常に重要である。したがって、殺菌過程は、本デバイスによって有効に処理できる微生物の範囲を拡大させ、これにより、応用範囲を拡大させる。
【0038】
セルを形成する膜が破れたときに放出される物質が無害であるという付加的な利点があり、このことは、使用者の安全性を向上させる。
【0039】
また、一次蒸発セルが、使用者によってアクセス可能とされたボイラー出口ネジを備えており、そのため、定期的に内部をクリーニングできるようになっていることが有利である。本発明の格別の利点は、消毒システムと殺菌システムとが単一デバイス内において組み合わされていることの結果として、必要な水の量を低減できることであり、また、動作可能な期間が延長されていることである。さらに、付加的な化学物質を併用する必要はない。さらなる利点は、長期にわたって殺菌が標準的な作業であるとともに現存の消毒プロセス内にこのような手順を矛盾なく組み込み得ることにより、病院や動物施設内の使用者にとってすごく受け入れやすいことである。また、食品産業においては、寄生虫(および、例えば寄生虫の卵)の駆除および除去に対しての、効果的でありかつ衛生的でありかつ安全な手段を与える。全般的に、提案した方法であると、消毒プロセスにおけるすべての要求を満たすことができる。この方法は、信頼性が高く、コスト的に有利であり、材質の観点から無害であり、使用者にとって取り扱いやすく、さらに、迅速にかつ不可逆的な結果をもたらすことにより、幅広い適用範囲を有したものである。また、人および環境に対して無害である。
【0040】
本方法は、例えば呼吸システムや心臓および循環設備やカテーテルや一般的医療器具や動作流路や労働者施設や集中治療室や隔離病棟といったような衛生が特に重要であるような対象物の消毒やその後の殺菌を本発明によって行うようなプロセスに対して使用することができる。
【0041】
より大きなノズルアセンブリを使用することによりより短い時間でもってより広い面積を消毒するという目的のために、必要であれば、消毒ヘッドを、図示したものよりも大きなサイズで構成することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
本発明のさらなる利点や詳細は、添付図面に基づいたいくつかの例示としての実施形態に関しての以下の説明により、明らかとなるであろう。
【0043】
図1は、ノズルアセンブリとホルダと流入スチームホースと吸込ベルと消毒面と流出スチームホースとを備えた消毒ヘッドの完成品を示す断面図である。
図2は、ノズルアセンブリを有するとともに側面に吸込ノズルを有することによって完成された消毒ヘッドを示す断面図であって、層流の形成も示している。
図3は、矩形ノズルアセンブリを示す図である。
図4(a)は、楕円形バージョンとされた消毒ヘッドを示す図であり、図4(b)は、丸形の消毒ヘッドを示す図であり、図4(c)は、湾曲形状とされたノズル形状を示す図である。
図5は、矩形ノズルアセンブリの断面図である。
図6は、矩形消毒ヘッドを示す底面図である。
図7は、消毒過程と殺菌過程との組合せを概略的に示す図である。
【0044】
図1は、プラスチック製ホルダ2によって保持された消毒ヘッド1の格別の実施形態を示す図である。消毒ヘッド1の中央には、一次チャンバ10と、ノズルアセンブリ3と、が設けられている。一次チャンバ10およびノズルアセンブリ3を通して、スチーム流入噴出部12から放出されたスチームが、案内される。これにより、スチームは、できる限り少ない水滴数でもってかつ層流でもって、ノズルアセンブリに対向した被消毒面4上に吹き付けられる。ノズルアセンブリ3は、消毒ヘッド1のハウジングの前部および被消毒面4と協働して、かなりの程度でもってシールされたスチームチャンバ5を形成する。この場合、蒸発エネルギーが、消毒効果を解放する。吸込ベル6は、凝集したスチームと、そのスチーム内に取り込まれた微生物と、を吸い込む。そして、それらスチームおよび微生物を、消毒ヘッド1の側部または下部に設置された吸込チャネル18を通して、プラスチック製ホルダ2の中央へと、吸い込む。吸込ベル6が被消毒面に対して当接するところには、吸込システム内に設置された回転スライドベアリング15が設けられている。これにより、被消毒面の非平坦性を緩和することができるとともに、被消毒面4から適正間隔のところに消毒ヘッド1を維持することができる。吸込ベル6は、また、ブラシクラウンまたは可動プラスチックバンド14を有している。プラスチック製ホルダ2上のスイッチ16を前方側に押圧することにより、スチーム流入を起動することができる。スイッチ16は、スライド式のスイッチとすることも、トグル型のスイッチとすることも、できる。スチームが起動されたときには、ライト17が、スチームが所定効果を発揮するのに必要な時間を表示する。スイッチを再度操作して元の位置に戻すことにより、スチームの吸収が起動される。スチームは、互いに異なるホース系統によって、供給と吸込とが行われる。これにより、吸込システムの構成を、単純化することができる。また、プラスチック製ホルダ2に対しては、様々な消毒ヘッドを、取り付けることができる。各消毒ヘッドは、ボールジョイントを介して可動とすることができる。
【0045】
図2は、スチームチャンバ5における流体の流れを示す図である。ここで、互いに対向している被消毒面4とノズルアセンブリ3との間の距離は、約2.5cmとされている。この図2は、また、消毒ヘッド1の側部に対して取り付けられた吸込ベル6を示している。吸込ベル6には、吸込ベル内において回転可能とされたスライドベアリング15が設けられている。側部に設けられた吸込チャネル18は、消毒ヘッドの直下に位置しているプラスチック製ホルダ2の内部へと延出されている。
【0046】
この図2は、さらに、ノズルアセンブリ3が、約1mm間隔とされた3枚のプレートへと分割されていることを示している。これにより、消毒に際してのスチームの有効性が改良される。
【0047】
図3は、斜視図によって、ノズルアセンブリ3を示す図である。これにより、開口の均等分布が明瞭に示されている。図3は、また、側面に設けられたガイドを示している。このガイドは、詳細には図示していない加熱パイプに対してのコンタクトをもたらすものである。図3は、さらに、ノズルアセンブリ3が、消毒ヘッド1に対して連結されるものであることを示している。
【0048】
図4(a)は、側部に吸込チャネル18が取り付けられている楕円形消毒ヘッド1を示している。この消毒ヘッドは、このヘッドに合わせて長いものとされているスチーム流入噴出部11と協働して、ホースやパイプの消毒のために使用される。
【0049】
図4(b)は、器具や換気グリルや装置の消毒に際して好適な消毒ヘッド1を示している。上記ノズルアセンブリ3を使用していることのためにどの場所においても非常に乾燥している、スチームからの凝集物をすぐに吸い込むことは、湿気が残らないことを意味する。
【0050】
図4(c)は、感染性病棟における特定の問題点を解決し得るよう構成された消毒ヘッド1を示している。多くの病院は、吊下式の孔が開けられた天井を有している。これら天井は、様々な消毒操作のために使用されるとともに病原性微生物の存在率の低さに関して特に厳しい要求が求められる場合に使用される比較的毒性の強いガス状ミストによっては実際にはアクセスしにくいものである。ここで例示した消毒ヘッド1は、また、例えば集中治療室といったような特に重要な場所において使用される頭上ケーブルやパイプラインシャフト内においても使用することができる。この種のシャフト内において既に凝集した凝集物も同時に吸い出すことができることは、明瞭である。
【0051】
図5は、同じ厚さからなる4つのディスクへと分割されているノズルアセンブリ3の断面図である。図5は、銀によってコーティングされた開口の水平配置を示している。
【0052】
図6は、消毒ヘッド1を、底面側から示す図である。側部にスライドベアリング15が設けられている吸込ベル6は、好ましくは、透明プラスチックから形成されており、吸込チャネル18内への凝集物の吸込を容易とし得るような形状とされている。吸い込まれた凝集物は、さらに、吸込ホース7内へと吸入される。
【0053】
図7は、スチーム供給機構および吸込機構の完成品を示している。この場合、スチームは、消毒と吸込とに寄与し、また、殺菌にも寄与する。
【0054】
一次蒸発セル9から放出されたスチームは、スチームチャンバ5内において物理的状態を変化させた後に、消毒ヘッド1およびノズルアセンブリ3を通して供給される。そして、一次蒸発セル9内において受け取ったエネルギーを放出しつつ時間と場所との観点から高度に集中的な消毒操作を達成する。その後、スチームは、2つの吸込ポンプ19,20によって粗フィルタおよび微細フィルタ25を介して吸い込まれ、収集容器8内へと供給される。収集容器8からは、流入口21を通って一次蒸発セル9内へと戻される。
【0055】
凝集スチームと共に吸い込まれた微生物、ならびに、その成分や反応生成物は、一次蒸発セル9内におけるその後の加熱工程時に、殺菌される。
【0056】
個々の構成要素は、すなわち、一次蒸発セル9と、加熱部材2と、スチーム出口バルブ22と、流入口21と吸込ポンプ19,20を介して一次蒸発セル9に対して接続された収集容器8と、のすべては、ホイール26が設置された可動ユニット23内に収容されている。閉回路を構成しているという衛生上の利点は、また、使用者にとって大いに使いやすいという点によっても、また、水とエネルギーという資源を共通使用しているという技術によっても、支持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノズルアセンブリとホルダと流入スチームホースと吸込ベルと消毒面と流出スチームホースとを備えた消毒ヘッドの完成品を示す断面図である。
【図2】 ノズルアセンブリを有するとともに側面に吸込ノズルを有することによって完成された消毒ヘッドを示す断面図であって、層流の形成も示している。
【図3】 矩形ノズルアセンブリを示す図である。
【図4】 図4(a)は、楕円形バージョンとされた消毒ヘッドを示す図であり、図4(b)は、丸形の消毒ヘッドを示す図であり、図4(c)は、湾曲形状とされたノズル形状を示す図である。
【図5】 矩形ノズルアセンブリの断面図である。
【図6】 矩形消毒ヘッドを示す底面図である。
【図7】 消毒過程と殺菌過程との組合せを概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 消毒ヘッド
2 プラスチック製ホルダ
3 ノズルアセンブリ
4 被消毒面
5 スチームチャンバ
6 吸込ベル
7 吸込ホース
8 収集容器
9 一次蒸発セル
11 スチーム流入噴出部
12 スチーム流入部
14 ブラシまたはプラスチックバンド
15 スライドベアリングまたはローラ
16 スイッチ
17 ランプ
18 吸込ノズル
19 吸込ポンプ
25 粗フィルタおよび微細フィルタ

Claims (15)

  1. スチームを被消毒面に対して適用することによって閉塞空間を形成する平面を消毒するための方法であって、
    一次蒸発セル(9)によって生成されたスチームを、消毒ヘッド(1)内のノズルアセンブリ(3)を通して供給し、塊状の水を含有しておらずかつ層流とされたスチームを、前記ノズルアセンブリ(3)から直接的に、所定距離のところに位置した被消毒面(4)に適用し、この場合、前記消毒ヘッド(1)は、前記被消毒面(4)に対向するスチームチャンバ(5)を形成し、
    前記スチームが凝集した後においては、凝集物を、消毒ヘッド(1)上に取り付けられた吸込ベル(6)を通して吸い込み、吸い込んだ前記凝集物を収集容器(8)内に供給し、さらには、前記一次蒸発セル(9)内に供給し、該一次蒸発セル(9)内においては加熱殺菌を行い、該一次蒸発セル(9)から前記消毒ヘッド(1)へと供給することを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法を実行するための装置であって、
    前記ノズルアセンブリ(3)は、前記消毒ヘッド(1)内に挿入され、
    前記吸込ベル(6)は、吸込ノズル(18)に対して連結されているとともに前記消毒ヘッド(1)上に設置され、
    前記消毒ヘッド(1)は、移動可能な状態でホルダ(2)に対して取り付けられ、
    該ホルダ(2)は、前記スチームのための流入ホース(13)と、前記吸込ノズル(18)に対して相互接続された吸込ホース(7)とを備え、
    前記流入ホース(13)は、スチーム流出バルブ(22)を介して、加熱部材(24)を有した前記一次蒸発セル(9)に対して連結され、
    前記吸込ホース(7)は、吸込ポンプ(19)を介して、前記収集容器(8)に対して連結され、
    該収集容器(8)は、さらなる吸込ポンプ(20)および流入口(21)を介して、前記一次蒸発セルに対して連結され、
    前記一次蒸発セル(9)と、前記収集容器(8)と、前記吸込ポンプ(19)と、前記さらなる吸込ポンプ(20)と、前記流入口(21)と、前記スチーム流出バルブ(22)とが、可動装置内に収容されていることを特徴とする装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記ノズルアセンブリ(3)は、複数のプレートを備えあるいは4個のプレートを備え
    これら複数のプレートは、キャリアを形成するようにして互いに集積され、
    前記ノズルアセンブリは、約2.5cmという厚さとされるとともに、前記ノズルアセンブリの表面全体にわたって直径0.5mmの複数の円形孔を有し、さらに、プラスチック材料またはセラミック材料から形成されていることを特徴とする装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記ノズルアセンブリ(3)は、矩形形状または円筒状形状のものであるとともに、様々なサイズのものとされ、さらに、加熱可能とされていることを特徴とする装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載の装置において、
    前記ノズルアセンブリ(3)の外面および鉛直方向内面は、貴金属によってあるいは金または白金によってコーティングされていることを特徴とする装置。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の装置において、
    前記ノズルアセンブリ(3)に設けられた前記孔をなす面は、貴金属によるあるいは銀による真空コーティング面とされていることを特徴とする装置。
  7. 請求項2記載の装置において、
    前記消毒ヘッド(1)は、前記ノズルアセンブリ(3)を収容するための開口を有したプラスチックケーシングから形成され、
    前記開口に対向したところには、前記プラスチック製ホルダ(2)上に、スチーム流入噴出部(11)が設けられ、
    該スチーム流入噴出部には、スチーム流入部(12)とホース連結部(13)とが連接されていることを特徴とする装置。
  8. 請求項7記載の装置において、
    前記スチーム流入噴出部(11)および前記プラスチック製ホルダ(2)は、ボールジョイントを介することによって、移動可能とされた状態で、前記消毒ヘッド(1)に対して取り付けられていることを特徴とする装置。
  9. 請求項2〜8のいずれかに記載の装置において、
    前記消毒ヘッド(1)は、前記ケーシングのうちの、前記被消毒面(4)に対向した前記開口の周囲領域に、ブラシまたはプラスチックバンド(14)が設けられていることを特徴とする装置。
  10. 請求項2〜9のいずれかに記載の装置において、
    前記吸込ベル(6)は、前記被消毒面(4)に当接するところに、スライドベアリング(15)またはローラを有していることを特徴とする装置。
  11. 請求項2〜10のいずれかに記載の装置において、
    前記プラスチック製ホルダ(2)上に設置されたスイッチ(16)を介して、使用者が、吸込機能を制御し、
    この場合、ランプ(17)が、スチームが使用できるまでの実効時間を表示することを特徴とする装置。
  12. 請求項2〜11のいずれかに記載の装置において、
    前記消毒ヘッド(1)に、吸込ノズル(18)が設けられ、
    該吸込ノズルの開口角度は、100°より大きなものとされ、
    前記吸込ノズルは、前記被消毒面(4)から2cmあたりのところに配置されることを特徴とする装置。
  13. 請求項2〜12のいずれかに記載の装置において、
    前記吸込ノズル(18)が、吸込ホースのところにまで延出され、さらに、前記プラスチックホルダ(2)の内部に連接されて、単一の吸込ホース(7)を形成していることを特徴とする装置。
  14. 請求項2〜13のいずれかに記載の装置において、
    吸込ポンプ(19)によって、凝集物が粗フィルタおよび微細フィルタ(25)を通して収集容器(8)内へと吸い込まれるようになっていることを特徴とする装置。
  15. 請求項2〜14のいずれかに記載の装置において、
    前記収集容器(8)が、前記一次蒸発セル(9)の容積よりも小さな容積のものとされ、凝集物が所定レベルに達したときには、信号を表示するようになっていることを特徴とする装置。
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