JP4037299B2

JP4037299B2 - Structure for securing the label continuum to the core and the roll of the label continuum

Info

Publication number: JP4037299B2
Application number: JP2003082927A
Authority: JP
Inventors: 勝巳奥田; 秀尚竹内; 藤川　　誠; 良仁渡邉; 健太郎川上
Original assignee: Osaka Sealing Printing Co Ltd
Current assignee: Osaka Sealing Printing Co Ltd
Priority date: 2003-03-25
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2008-01-23
Anticipated expiration: 2023-03-25
Also published as: JP2004292066A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ラベルを巻心に留める構造及びラベル連続体の巻状体に関し、特に、例えば、長尺状の剥離台紙にラベルが複数適宜な間隔をおいて仮着されたラベル連続体を巻心に留める構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のラベル連続体の巻心へ留める構造は、特開２００１−１６３４９０において示されるように、両面に、接着強度が相対的に異なる接着面を有する接着片を用いて、複数枚のラベルが剥離台紙に仮着したラベル連続体において、剥離台紙の剥離処理されていない面と接着片の接着強度の相対的に弱い接着面（弱接着面）とを接着し、そして、巻心と接着片の相対的に接着強度の強い面（強接着面）とを接着するように形成されている。そして、従来のラベル連続体の巻心へ留める構造によれば、プリンタに装填してラベル連続体を使い終わる際、プリンタの走行異常を生起せしめるほど異常に走行テンションを上昇させることなく、巻心からラベル連続体を接着片を伴わずに剥がすことができ、また、ラベル連続体を巻き込んで巻状体を作製する際には、巻き込み始めるときのテンションが、ラベル連続体が巻心から剥がれないように設定してあるので、ラベル連続体が巻心から剥がれることなくラベルを巻き込むことができる。この場合、ラベル表面が外側に向くように巻かれており、このような巻状体は、表巻きラベルと呼ばれている。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−１６３４９０公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
一方、ラベル表面が内側（巻心側）に向くように巻かれた裏巻きラベルにこの考え方を適用して、両面に接着強度の相対的に異なる接着片をもって、ラベル連続体を構成する剥離台紙のラベルが仮着されている面、すなわち、剥離台紙の剥離処理されている面（剥離面）と巻心とを、接着片の弱接着面を剥離台紙の剥離面に、そして接着片の強接着面を巻心の外表面に接着して接合すると、ラベル巻状体を作製する際において、ラベル連続体が、剥離台紙と接着片との間で剥がれやすく、ラベル連続体の巻状体を作製するのが難しい。
この発明は、ラベル連続体の裏巻きラベル巻状体において、前記課題を解決するためになされたものである。
【０００５】
それゆえに、この発明の主たる目的は、プリンタ等に装填して裏巻きラベル巻状体のラベル連続体を使い終わる際、ラベル連続体を巻心に留めていた接着テープ等の接着片を伴うことなく、ラベル連続体を巻心より剥がすことができ、ラベル連続体の巻状体を作製するのが容易な、ラベル連続体を巻心に留める構造および該留め構造を有するラベル連続体の巻状体を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる請求項１に記載のラベル連続体を巻心に留める構造は、複数のラベルが連続して剥離台紙の剥離面に仮着したラベル連続体を、ラベルを内側として巻心に留める構造において、相対的に強い接着力の第１接着層と弱い接着力の第２の接着層とが形成された接着片の、第１接着層が巻心の外周面に接着され、第２接着層がラベル連続体の最後尾近傍のラベルの面内に接着された、ラベル連続体を巻心に留める構造である。
この発明にかかる請求項２に記載のラベル連続体を巻心に留める構造は、最後尾近傍のラベルが、最後尾のラベルである、請求項１に記載のラベル連続体を巻心に留める構造である。
この発明にかかる請求項３に記載のラベル連続体を巻心に留める構造は、接着片が接着されるラベルにおけるラベル連続体の終端側の反対側たる前側の端縁と、接着片におけるラベル連続体の終端側の反対側たる前側に位置する端縁とがほぼ一致しないように、接着片の第２接着層がラベルの面内に接着された、請求項１または請求項２に記載のラベル連続体を巻心に留める構造である。
この発明にかかる請求項４に記載のラベル連続体を巻心に留める構造は、接着片が接着されるラベルにおけるラベル連続体の終端側たる後側の端縁近傍のラベル面内に接着片の第２接着層が接着された、請求項１ないし請求項３のいずれかに記載のラベル連続体を巻心に留める構造である。
この発明に係る請求項５に記載のラベル連続体の巻状体は、請求項１ないし請求項４の留め構造を有するラベル連続体の巻状体において、巻心に留められているラベルの直前のラベルが剥がされてラベルが仮着されていない部位が、少なくともラベル一枚分だけ剥離台紙に形成された、ラベル連続体の巻状体である。
【０００７】
［作用・効果］
この発明によれば、接着片の強接着面を巻心に接着するとともに、接着片の弱接着面を剥離台紙に仮着しているラベルに、ラベルからはみ出すことなく接着することによって、プリンタに装填したラベル連続体の巻状体を使い終わる際に、巻心からラベル連続体を、接着片を伴わずに剥がすことができ、且つ、ラベル連続体を巻き込んで巻状体を作製する際、ラベル連続体が巻心から剥がれることなくラベルを巻き込むことができる。
【０００８】
この発明の上述の目的，その他の目的，特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【０００９】
【発明の実施の形態】
図１は、この発明の一実施の形態である巻心に留められたラベル連続体の斜視図解図であり、図２は、その断面図解図である。図３は、ラベル連続体が巻心に接着片で接着された状態を示す平面図解図である。図４は、接着片を示す図解図であり、（Ａ）は、接着片の作製過程を示す斜視図解図であり、（Ｂ）は、接着片の斜視図解図である。図５は、ラベル連続体が巻心より剥がされた状態を示す断面図解図である。
このラベル連続体１０は、複数のラベル１２が適宜な間隔をおいてラベル１２を構成する方形のラベル基材１４の裏面に形成された粘着剤層１６の粘着力により、剥離台紙１８の剥離面（例えば、シリコーン塗布面）１８ａに仮着されてなる。
そして、このラベル連続体１０は、剥離台紙１８に仮着されたラベル１２を内側、すなわち巻心２０側として巻心２０に留められ、巻心２０の外周面に巻き重ねられた裏巻きの巻状体に形成されている。
【００１０】
ラベル連続体１０は、それを構成する長尺状の剥離台紙１８に仮着されたラベル１２のうち、最後端のラベル１２ａの後側の端部近傍において、巻心２０の外側面に接着片３０によって留められている。
接着片３０は、一方の面に相対的に強い接着力の第１接着層３２と、もう一方の面に相対的に弱い接着力の第２接着層３４とを備える。接着片３０は、例えば、図４において示されるように、次のように作製される。
剥離台紙１００の剥離面（例えば、シリコーン塗布面）に相対的に強い接着力の粘着剤を塗布することによって第１接着層１３２を形成し、第１接着層１３２上に心材１３６を積層する。
剥離台紙１００とは別の剥離紙１０２の剥離面（例えば、シリコーン塗布面）に相対的に弱い接着力の粘着剤を塗布することによって、第２接着層１３４を形成する。
そして、剥離台紙１００の心材１３６側と剥離紙１０２の第２接着層１３４側とを対向積層する。次いで、剥離紙１０２側から剥離台紙１００を残して、剥離紙１０２、第２接着層１３４、心材１３６、第１接着層１３２をダイカットし、不要部１０４をカス上げして、図４（Ｂ）において示すように、剥離台紙１００上に剥離紙１０２が仮着した第１接着層３２、心材３６、第２接着層３４を備えた接着片３０が形成される。
この接着片３０を剥離台紙１００から剥がして、第１接着層３２をもって、巻心２０の外表面に接着し、該接着片３０から剥離紙１０２を剥がし取り、第２接着層３４をもって、ラベル連続体１０の最後端のラベル１２ａに接着する。
【００１１】
第１接着層３２は、ＪＩＳＺ０２３７の１８０度引き剥がし法で得られた粘着力が、３．１Ｎ／１０ｍｍ以上が好ましく、より好ましくは、３．９Ｎ／１０ｍｍ以上である。このような粘着力（接着強度）の接着層を採用すれば、後述の第２接着層３４に対して、十分に強い接着強度が得られる。第１接着層３２の粘着力の上限を設ける必要はないが、１２Ｎ／１０ｍｍ程度を超えて、さらに粘着力を上げても、さらなるメリットは見出しがたい。
第２接着層３４は、ＪＩＳＺ０２３７の１８０度引き剥がし法で得られた粘着力が、２．４Ｎ／１０ｍｍ以下が好ましく、より好ましくは２．０Ｎ／１０ｍｍ以下である。このような粘着力（接着強度）の接着層を採用すれば、第１接着層３２に対して、十分に弱い接着強度が得られる。そして、ラベル連続体１０をプリンタに装填して使い終わるとき、ラベル１２が接着片３０から確実に剥がれる。第２接着層３４の粘着力の下限は、ラベル連続体１０を巻心に巻き込んで作製するとき、特にラベル連続体１０を巻き込み始める際に剥がれにくくするため、０．２Ｎ／１０ｍｍ程度以上であることが好ましい。
【００１２】
接着片３０は、図４に示すように、巻心２０の円周方向に延びるように形成された直線状の短辺３８と巻心２０の幅方向に延びるように形成された直線状の長辺４０とを備えた平面方形である。
接着片３０は、その幅方向（その短辺）を巻心２０の円周方向とほぼ平行に且つその長さ方向（その長辺）を巻心２０の幅方向にほぼ平行にして、巻心２０の外周面に第１接着層３２により接着するとともに、ラベル連続体１０のラベル１２のうち、最後尾のラベル１２ａの後側（ラベル連続体１０の後端側、即ち巻心２０に接する側の終端側）の端部近傍における表面に、第２接着層３４により接着される。
【００１３】
巻心２０は、紙管またはプラスチック管等により形成された円管状で、その両口縁、すなわち、口縁２２および口縁２４とが、平行に形成されている。
【００１４】
そして、接着片３０は、図３で示すように、その短辺３８が巻心２０の口縁２２および口縁２４とほぼ平行となるように、巻心２０の外表面に第１接着層３２により接着される。
さらに、接着片３０は、ラベル連続体１０の最後尾（最終端）のラベル１２ａの後側の端縁に、接着片３０の一方側の長辺４０をほぼ一致させ、且つ、接着片３０の短辺３８がラベル１２の後側の端縁より内側（前側）に向かって剥離台紙１８の左右端縁とほぼ平行に延びるように、第２接着層３４によってラベル１２の表面に接着されている。
なお、図２、図５および図６に示されているように、接着片３０が接着されたラベル１２ａの直前のラベル１２ｂを、好ましくは１枚剥がすことが好ましい。ラベル１２ｂが欠落していると、ラベル連続体１０の最終であることが、ラベル１２にプリントするプリンタに認識されるからである。また、このようにラベル１２ｂが欠落していると、たとえラベル連続体１０が巻心２０から剥がれなくとも、プリンタの走行異常をきたすほどテンションが上昇することを抑制する効果も期待できる。
【００１５】
そして、ラベル連続体１０を巻心２０の外周面に巻回させて裏巻きの巻状体とし、ラベル連続体１０の前端をプリンタの走行系の引っ張り力で引き、ラベル連続体１０を巻き戻して最後尾末端近傍まで巻き戻されたとき、ラベル連続体１０は巻心２０より剥がされ、接着片３０が巻心２０に残存する（図５図示）。
【００１６】
ラベル連続体１０の剥離台紙１８に仮着されたラベル１２の表面、すなわちラベル基材１４の粘着剤層１６側とは反対側の表面と、巻心２０の外周面とを接着片３０によって接着することによって、ラベル連続体１０は、図６に示すように、巻心２０に留められるとともに、巻心２０の外周面の外側にラベル１２を内側として巻き重ねられる。
【００１７】
（実施例１）
剥離台紙の剥離面側に第１接着層を形成する粘着剤として、強接着タイプのアクリル系粘着剤を１４ｇ／ｍ²塗布し、心材を積層した。また、剥離台紙とは別の剥離紙の剥離面側に第２接着層を形成する粘着剤として、再剥離タイプのアクリル系粘着剤を１８ｇ／ｍ²塗布した。剥離台紙に積層した積層体の剥離台紙側とは反対側の面と剥離紙に積層した積層体の剥離紙側とは反対側の面を対向積層した積層体を形成し、該積層体を剥離紙側から剥離台紙を残してダイカットし、不要部をカス上げして長辺２２ｍｍ、短辺１３ｍｍの平面方形の接着片を得た。
第１接着層の剥離力は、ＪＩＳＺ０２３７の１８０度引き剥がし法によれば、７．４Ｎ／１０ｍｍであり、第２接着層の剥離力は、ＪＩＳＺ０２３７の１８０度引き剥がし法によれば、０．８Ｎ／１０ｍｍである。
【００１８】
ラベル連続体として、複数のラベルが適宜な間隔をおいて、ラベルを構成するラベル基材の裏面に形成された粘着剤層の粘着力により、剥離台紙の剥離面に仮着されてなるものを準備する。
剥離台紙として、坪量６４ｇ／ｍ²のグラシン紙の表面にシリコーン塗布面（剥離面）が形成され、剥離面と反対側の面には、剥離処理が施されていないものを準備した。
巻心として、表面がクラフト紙により形成された直径（内径）７６ｍｍ、肉厚５ｍｍ、幅６２ｍｍの円管状の紙管を準備した。
【００１９】
剥離紙付きの接着片を剥離台紙より剥がして、接着片の第１接着層を巻心の外表面に接着するとともに、ラベル連続体の最終端のラベル１２ａ表面に、接着片から剥離紙を剥がして接着片の第２接着層を接着することによって、ラベル連続体を巻心に留めた。
接着片は、ラベル連続体の最終端のラベル、すなわち、巻心に巻き重ねられた最終のラベル１２ａのラベル連続体の終端側（後側）の端縁に、接着片の一方の長辺をほぼ一致させ、且つ、接着片の短辺がラベルの後側端縁より前側に向かって剥離台紙の左右端縁とほぼ平行に延びるように、第１接着層によって巻心に、そして第２接着層によってラベルの表面（ラベル基材の表面）に接着されている。
【００２０】
そして、ラベル連続体を巻心の外周面に巻回させて巻状体とし、ラベル連続体の前端をプリンタの走行系の引っ張り力で引き、巻き戻して最後尾末端近傍まで巻き戻されたとき、ラベル連続体は巻心より剥がされ、ラベルは剥離台紙に残存し、接着片が巻心に残存した（図５図示）。
【００２１】
この実施の形態では、剥離台紙１８の内側（剥離面側）に仮着されている最終のラベル１２ａの表面であって、その後側の端縁と接着片３０の一方の長辺４０をほぼ一致させ、且つ、接着片３０の短辺３８が剥離台紙１８に仮着された最終のラベル１２ａの後側の端縁より前側（ラベル繰り出し側）に向って剥離台紙１８の幅方向端縁とほぼ平行に延びるような位置に接着片３０を配置し、剥離台紙１８上に仮着したラベル１２ａと巻心２０とを接着したが、剥離台紙１８に仮着された最終のラベル１２ａの後側の端縁より前側に接着片３０の一方の長辺４０を置き、もう一方の長辺４０は一方の長辺４０よりさらにラベル１２ａの前側に配置するようにして、剥離台紙１８上のラベル１２ａと巻心２０とを接着してもよい。
接着片３０の長辺４０を剥離台紙１８の幅方向の端縁とほぼ平行になるように配置してもよい。
ただし、ラベル連続体の後端（終端）側とは反対側（前側）に接着片３０がラベル１２からはみ出して接着した場合や、図７に示すように、ラベル１２ａから接着片３０がはみ出さなくてもラベル１２ａの前側の端縁と接着片３０の前側に位置する辺がほぼ一致して接着した場合には、ラベル１２にある角度で引き剥がす力が働き、ラベル１２ａが容易に剥がれてしまうおそれがある。したがって、ラベル連続体１０を巻心２０に巻き込み、ラベル連続体１０の巻状体を作製する際、接着片３０が貼付されたラベル１２ａごと、ラベル連続体１０から剥がれてしまい、ラベル連続体１０を作製できなくなるおそれがある。
また、ラベル連続体１０の巻状体を作製できても、その巻状体をプリンタに装填して使い終わるとき、接着片３０を伴ってラベル１２ａが剥がれるおそれがある。
上述のように、接着片３０が、ラベル連続体の後端（終端）側とは反対方向（前側）のラベル１２端縁と接着片３０のラベル連続体の後端（終端）側とは反対側（前側）に位置する辺がほぼ一致し接着される場合を除いて、ラベル１２ａ周縁からはみ出さずに接着されていれば、ラベル１２ａの特に前側の端縁に、ある角度で引き剥がす力が働きにくく、そしてラベル１２ａの剥離台紙１８上における垂直抗力（垂直方向の剥離力に対抗する接着力）やずり抗力（ラベル面に平行方向の剥離力に対抗する接着力）は十分に大きいので、ラベル巻状体を作製する際に、ラベル連続体１０が剥がれるおそれがない。また、使用時に接着片３０を伴ってラベル１２ａが剥がれるおそれもない。
特に、接着片３０は、図６に示すように、ラベル１２のラベル連続体１０の終端側の端縁近傍にあることが好ましい。このような構成とすれば、巻心２０への接着部分より終端側のラベル連続体１０の端縁がめくれ上がって巻き込まれることもない。
また、接着片３０は、剥離台紙１８の幅方向のほぼ中央で、巻心２０の外表面の幅方向のほぼ中央の位置に配置して接着することが好ましい。
【００２２】
この発明は、接着されるラベルについて、前記実施の形態に限定されるものではなく、巻心２０に最も近いラベル１２ａでなく、ラベル連続体１０の最後尾末端近傍の別のラベル１２、例えば巻心２０に最も近いラベル１２ａの一つ前のラベル１２に接着片３０を接着することもできる。この場合も、ラベル１２と接着片３０と巻心２０とが、ラベル１２ａにおける場合と同様に配置されて接着される。また、接着片３０が接着された一つ前（直前）のラベル１２は、剥がすことが好ましい。
【００２３】
また、接着片３０の短辺３８または長辺４０を剥離台紙１８の幅方向の端縁と直交する方向、つまり巻心２０の幅方向とほぼ平行になるように配置しなくともよい。
そして、ラベルの形状は、方形に限られるものではなく、例えば、円形でも楕円形でも六角形でもよい。ただし、ラベルからはみ出さないように接着することに留意すべきである。
なお、ラベル連続体を巻心に留める接着片は一つに限定されないが、コスト，作業効率等から一つが好ましい。
【００２４】
この発明のさらに別の実施の形態について記載する。
接着片として、両面にほぼ同等の粘着力をもつ接着層、すなわち、好ましくは、ＪＩＳＺ０２３７の１８０度引き剥がし法で得られた粘着力が、３．１Ｎ／１０ｍｍ以上、より好ましくは、３．９Ｎ／１０ｍｍ以上の接着層を形成した接着片を準備し、この接着片を、巻心とラベルが仮着される剥離台紙の剥離面に接着する。
接着片を接着するために、ラベル連続体の最後尾近傍のラベルを剥がす等、接着片を接着するスペースを剥離台紙に用意する。
そして、接着片の一方の接着層を巻心の外表面に、もう一方の接着層をラベル連続体の最後尾端部近傍の剥離台紙の剥離面に接着する。
このような構成とすることで、剥離台紙の接着片が接着される剥離面は、剥離処理されているので、相対的に接着強度が弱く、巻心の外表面は剥離処理されていないので、相対的に接着強度が強く、プリンタで本ラベル連続体の巻状体を使い終わる際、接着片を伴うことなく、ラベル連続体の剥離台紙が巻心から確実に剥がれる。
【００２５】
以上記載したように、この発明のラベル連続体を裏巻きして巻心に留める構造においては、両面に接着層を設けた適宜な所定の大きさの接着片を準備し、この接着片の全面をもって、ラベル連続体のラベルが仮着されている側と巻心の外表面とに接着するので、それぞれの接着層による接着強度のばらつきを少なくでき、且つ二つの接着層による接着強度を異ならせ、ラベル連続体側の接着強度が巻心側の接着強度より弱く構成されているので、ラベル連続体の巻状体を使い終わる際、接着片を伴わずに、ラベル連続体の剥離台紙を巻心から確実に剥がすことができる。これにより、裏巻きラベルにおいて課題であったプリンタの走行系におけるトラブルが大幅に減少する。
さらに、ラベル連続体の巻状体の作製においても、巻心にラベルを巻き入れる際に、ラベル連続体が巻心から剥がれてしまうというトラブルも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施の形態である巻心に留められたラベル連続体の斜視図解図である。
【図２】図１図示ラベル連続体の断面図解図である。
【図３】ラベル連続体が巻心に接着片で接着された状態を示す平面図解図である。
【図４】接着片を示す図解図であり、（Ａ）は、接着片の作製過程を示す斜視図解図であり、（Ｂ）は、接着片の斜視図解図である。
【図５】ラベル連続体が巻心より剥がされた状態を示す断面図解図である。
【図６】ラベル連続体を巻心に留める一例の構造を示す断面図解図である。
【図７】ラベルを巻心に留める好ましくない例の構造を示す断面図解図である。
【符号の説明】
１０ラベル連続体
１２１２ａ１２ｂラベル
１４ラベル基材
１６粘着剤層
１８剥離台紙
１８ａ剥離面
２０巻心
２２２４口縁
３０接着片
３２第１接着層
３４第２接着層
３６心材
３８短辺
４０長辺
１００剥離台紙
１０２剥離紙
１０４不要部
１３２第１接着層
１３４第２接着層
１３６心材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a structure for fastening a label to a core and a wound body of a label continuous body, and in particular, for example, winding a continuous label body in which a plurality of labels are temporarily attached to a long release board at an appropriate interval. Concerning structures to keep in mind.
[0002]
[Prior art]
As shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-163490, a conventional structure for fastening to a core of a continuous label is formed by peeling a plurality of labels using adhesive strips having adhesive surfaces with relatively different adhesive strengths on both sides. In the label continuous body temporarily attached to the mount, the unbonded surface of the release mount and the adhesive surface (weakly bonded surface) with relatively weak adhesive strength of the adhesive strip are bonded, and the winding core and the adhesive strip It is formed so as to adhere a surface having a relatively strong adhesive strength (strong adhesive surface). Then, according to the conventional structure of fastening to the core of the label continuous body, when the label continuous body is used after being loaded in the printer, the travel tension of the printer does not rise abnormally enough to cause abnormal running of the printer. The label continuum can be peeled off without an adhesive piece, and when making a wound body by winding the label continuum, the tension at the start of winding should be such that the label continuum does not peel off the core. Since it is set, the label can be wound without the label continuum being peeled off from the winding core. In this case, the label surface is wound so as to face outward, and such a wound body is called a front wound label.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-163490
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, this concept is applied to a back-wrapped label wound so that the label surface faces inward (winding core side), and a peeling mount that forms a label continuous body with adhesive pieces having relatively different adhesive strengths on both sides The surface on which the label is temporarily attached, that is, the surface (peeling surface) on which the peeling mount is peeled off and the winding core, the weakly bonding surface of the adhesive strip to the peeling surface of the peeling mount, and the strength of the adhesive strip When the adhesive surface is bonded and bonded to the outer surface of the winding core, the label continuous body is easily peeled between the peeling mount and the adhesive piece when the label wound body is produced. Difficult to make.
This invention is made in order to solve the said subject in the back wound label winding body of a label continuous body.
[0005]
Therefore, the main object of the present invention is to attach an adhesive strip such as an adhesive tape that holds the label continuous body around the core when the label continuous body of the back-wrapped label wound body is used up after being loaded in a printer or the like. The label continuum can be peeled off from the core, and the structure of fastening the label continuum to the core and the winding of the label continuum having the fastening structure can be easily produced. Is to provide a body.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the structure of the label continuous body according to claim 1 according to the present invention, the label continuous body, in which a plurality of labels are continuously attached to the peeling surface of the peeling mount, is fastened to the core with the label inside. In the structure, the first adhesive layer of the adhesive piece in which the first adhesive layer having a relatively strong adhesive force and the second adhesive layer having a weak adhesive force are formed is adhered to the outer peripheral surface of the winding core. A structure in which the layer is glued in the plane of the label in the vicinity of the end of the label continuum to hold the label continuum around the core.
The structure for fastening the label continuous body according to claim 2 to the winding core according to the present invention is the structure for fastening the label continuous body according to claim 1 to the winding core, wherein the label in the vicinity of the tail is the last label. It is.
According to a third aspect of the present invention, there is provided the structure in which the label continuous body is fastened to the core, the front edge opposite to the end side of the label continuous body in the label to which the adhesive strip is bonded, and the label continuous in the adhesive strip. The label according to claim 1 or 2, wherein the second adhesive layer of the adhesive piece is adhered in the plane of the label so that the edge located on the front side opposite to the terminal end side of the body does not substantially coincide. It is a structure that keeps the continuum around the core.
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a structure in which the label continuous body is fastened to the core, and the adhesive strip is placed in the label surface near the rear edge of the label continuous body in the label to which the adhesive strip is bonded . It is a structure which fastens the label continuous body in any one of Claim 1 thru | or 3 to which the 2nd contact bonding layer was adhere | attached on a winding core.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the label continuous body wound body according to any one of the label continuous body winding bodies having the fastening structure according to any one of claims 1 to 4, immediately before the label being fastened to the core. The portion where the label is peeled off and the label is not temporarily attached is a roll of a continuous label body formed on the release mount for at least one label.
[0007]
[Action / Effect]
According to the present invention, the strong adhesive surface of the adhesive piece is adhered to the core, and the weakly adhesive surface of the adhesive piece is adhered to the label temporarily attached to the peeling mount without sticking out of the label. When the roll of the loaded label continuum is used up, the label continuum can be peeled off from the core without an adhesive piece, and the label continuum is rolled up to produce the roll. The label can be wound without the continuum being peeled off from the core.
[0008]
The above object, other objects, features, and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description of embodiments of the present invention with reference to the drawings.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic perspective view of a continuous label body fastened to a winding core according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a schematic sectional view thereof. FIG. 3 is an illustrative plan view showing a state in which the label continuum is bonded to the core with an adhesive piece. FIG. 4 is an illustrative view showing an adhesive piece, (A) is a perspective illustrative view showing a production process of the adhesive piece, and (B) is a perspective illustrative view of the adhesive piece. FIG. 5 is an illustrative sectional view showing a state in which the label continuous body is peeled off from the core.
The label continuous body 10 has a peeling surface of the peeling mount 18 due to the adhesive force of the pressure-sensitive adhesive layer 16 formed on the back surface of the rectangular label base material 14 in which the plurality of labels 12 form the label 12 at appropriate intervals. (For example, a silicone-coated surface) 18a is temporarily attached.
The label continuous body 10 is attached to the winding core 20 with the label 12 temporarily attached to the peeling mount 18 inside, that is, the winding core 20 side, and is wound on the back winding wound around the outer peripheral surface of the winding core 20. It is formed in the shape.
[0010]
The label continuum 10 has an adhesive strip on the outer surface of the winding core 20 in the vicinity of the rear end of the label 12a at the rearmost end of the label 12 temporarily attached to the long strip 18 that forms the continuous label. 30 is fastened.
The adhesive piece 30 includes a first adhesive layer 32 having a relatively strong adhesive force on one surface and a second adhesive layer 34 having a relatively weak adhesive force on the other surface. For example, as shown in FIG. 4, the adhesive piece 30 is manufactured as follows.
A first adhesive layer 132 is formed by applying a relatively strong adhesive with a release surface (for example, a silicone application surface) of the release mount 100, and a core material 136 is laminated on the first adhesive layer 132.
The second adhesive layer 134 is formed by applying a pressure-sensitive adhesive having a relatively weak adhesive force to a release surface (for example, a silicone application surface) of a release paper 102 different from the release mount 100.
Then, the core material 136 side of the release mount 100 and the second adhesive layer 134 side of the release paper 102 are laminated to face each other. Next, leaving the release mount 100 from the release paper 102 side, the release paper 102, the second adhesive layer 134, the core material 136, and the first adhesive layer 132 are die-cut, and the unnecessary portion 104 is lifted up, and FIG. As shown in FIG. 1, the adhesive strip 30 including the first adhesive layer 32, the core material 36, and the second adhesive layer 34 to which the release paper 102 is temporarily attached is formed on the release mount 100.
The adhesive strip 30 is peeled off from the release mount 100, and the first adhesive layer 32 is adhered to the outer surface of the winding core 20. The release paper 102 is peeled off from the adhesive strip 30 and the second adhesive layer 34 is used for continuous labeling. Adhere to the label 12a at the end of the body 10.
[0011]
As for the 1st contact bonding layer 32, 3.1 N / 10mm or more is preferable, and, more preferably, the adhesive force obtained by 180 degree | times peeling method of JISZ0237 is 3.9N / 10mm or more. Adopting such an adhesive layer with adhesive strength (adhesive strength) provides a sufficiently strong adhesive strength for the second adhesive layer 34 described later. Although it is not necessary to provide an upper limit of the adhesive strength of the first adhesive layer 32, it is difficult to find further merits even if the adhesive strength is further increased beyond about 12 N / 10 mm.
The second adhesive layer 34 has an adhesive strength obtained by the 180-degree peeling method of JIS Z0237 of preferably 2.4 N / 10 mm or less, more preferably 2.0 N / 10 mm or less. Adopting such an adhesive layer with adhesive strength (adhesive strength) provides a sufficiently weak adhesive strength with respect to the first adhesive layer 32. When the label continuous body 10 is loaded into the printer and used, the label 12 is reliably peeled off from the adhesive piece 30. The lower limit of the adhesive strength of the second adhesive layer 34 is about 0.2 N / 10 mm or more in order to make it difficult to peel off when the label continuum 10 is wound around the core, particularly when the label continuum 10 starts to be wound. It is preferable.
[0012]
As shown in FIG. 4, the adhesive piece 30 includes a linear short side 38 formed so as to extend in the circumferential direction of the winding core 20 and a linear length formed so as to extend in the width direction of the winding core 20. It is a planar square with sides 40.
The adhesive strip 30 has its width direction (its short side) substantially parallel to the circumferential direction of the core 20 and its length direction (its long side) substantially parallel to the width direction of the core 20. The first adhesive layer 32 adheres to the outer peripheral surface of the label 20, and the rear side of the rearmost label 12a of the label 12 of the label continuous body 10 (the rear end side of the label continuous body 10, that is, the side in contact with the winding core 20). The second adhesive layer 34 adheres to the surface in the vicinity of the end portion on the terminal end side).
[0013]
The winding core 20 is a circular tube formed of a paper tube, a plastic tube, or the like, and both mouth edges thereof, that is, the mouth edge 22 and the mouth edge 24 are formed in parallel.
[0014]
As shown in FIG. 3, the adhesive piece 30 has a first adhesive layer 32 on the outer surface of the core 20 so that the short side 38 is substantially parallel to the rim 22 and the rim 24 of the core 20. Is adhered by.
Further, the adhesive piece 30 has the long side 40 on one side of the adhesive piece 30 substantially coincided with the rear edge of the label 12a at the tail end (final end) of the label continuous body 10, and the adhesive piece 30 The short side 38 is adhered to the surface of the label 12 by the second adhesive layer 34 so that the short side 38 extends inward (front side) from the rear edge of the label 12 substantially in parallel with the left and right edges of the release mount 18. .
As shown in FIGS. 2, 5, and 6, it is preferable to peel off one label 12b immediately before the label 12a to which the adhesive piece 30 is bonded. This is because if the label 12b is missing, the printer that prints on the label 12 recognizes that the label continuous body 10 is the final. Further, if the label 12b is missing in this way, even if the label continuous body 10 is not peeled off from the winding core 20, an effect of suppressing an increase in tension to the extent that the printer travels abnormally can be expected.
[0015]
Then, the label continuous body 10 is wound around the outer peripheral surface of the winding core 20 to form a back-winding wound body, the front end of the label continuous body 10 is pulled by the pulling force of the running system of the printer, and the label continuous body 10 is rewound. When the tape is rewound to the vicinity of the last end, the label continuous body 10 is peeled off from the core 20 and the adhesive piece 30 remains on the core 20 (shown in FIG. 5).
[0016]
The surface of the label 12 temporarily attached to the release mount 18 of the continuous label body 10, that is, the surface opposite to the pressure-sensitive adhesive layer 16 side of the label base material 14, and the outer peripheral surface of the winding core 20 are bonded together by the adhesive piece 30. By doing so, as shown in FIG. 6, the label continuous body 10 is fastened to the core 20 and is wound around the outer peripheral surface of the core 20 with the label 12 as the inside.
[0017]
Example 1
As an adhesive for forming the first adhesive layer on the release surface side of the release mount, 14 g / m ² of a strong adhesion type acrylic adhesive was applied and a core material was laminated. Moreover, 18 g / m < ² > of re-peeling type acrylic pressure-sensitive adhesives were applied as pressure-sensitive adhesives for forming the second adhesive layer on the peeling surface side of the release paper different from the release board. A laminate is formed by laminating the opposite side of the release sheet side of the laminate laminated to the release sheet and the opposite side of the release sheet side of the laminate laminated to the release sheet, and peeling the laminate. Die-cutting was carried out leaving the release mount from the paper side, and unnecessary portions were scraped up to obtain a flat rectangular adhesive piece having a long side of 22 mm and a short side of 13 mm.
The peel strength of the first adhesive layer is 7.4 N / 10 mm according to JIS Z0237 180 degree peeling method, and the peel force of the second adhesive layer is according to 180 degree peel method of JIS Z0237. 0.8 N / 10 mm.
[0018]
As a label continuum, a plurality of labels are temporarily attached to the release surface of the release mount by the adhesive force of the adhesive layer formed on the back surface of the label base material constituting the label at an appropriate interval. prepare.
As the release mount, a silicone-coated surface (release surface) was formed on the surface of glassine paper having a basis weight of 64 g / m ² , and the surface opposite to the release surface was not subjected to release treatment.
A cylindrical paper tube having a diameter (inner diameter) of 76 mm, a wall thickness of 5 mm, and a width of 62 mm, the surface of which was made of kraft paper, was prepared as a winding core.
[0019]
The adhesive piece with release paper is peeled off from the release mount, and the first adhesive layer of the adhesive piece is adhered to the outer surface of the core, and the release paper is peeled off from the adhesive piece on the surface of the label 12a at the final end of the label continuous body. By adhering the second adhesive layer of the adhesive piece, the label continuous body was fastened to the core.
The adhesive strip is formed by placing one long side of the adhesive strip on the label on the final end of the label continuous body, that is, on the end edge (rear side) of the label continuous body of the final label 12a wound around the winding core. The first adhesive layer and the second adhesive are arranged so that the short sides of the adhesive strip extend substantially parallel to the left and right edges of the release mount toward the front side of the rear edge of the label. The layer is adhered to the surface of the label (the surface of the label substrate).
[0020]
When the label continuum is wound around the outer peripheral surface of the winding core to form a wound body, the front end of the label continuum is pulled by the pulling force of the printer running system, and then rewound to the vicinity of the last end. The label continuum was peeled off from the core, the label remained on the release mount, and the adhesive piece remained on the core (shown in FIG. 5).
[0021]
In this embodiment, it is the surface of the final label 12a temporarily attached to the inner side (peeling surface side) of the peeling mount 18, and the rear edge and one long side 40 of the adhesive piece 30 substantially coincide with each other. In addition, the short side 38 of the adhesive piece 30 is substantially the same as the width direction edge of the peeling mount 18 toward the front side (label feeding side) from the rear edge of the final label 12a temporarily attached to the peeling mount 18. The adhesive piece 30 is arranged at a position extending in parallel, and the label 12a temporarily attached to the peeling mount 18 and the winding core 20 are bonded, but the rear side of the final label 12a temporarily attached to the peeling mount 18 is attached. One long side 40 of the adhesive piece 30 is placed on the front side from the edge, and the other long side 40 is arranged further on the front side of the label 12a than the one long side 40, The winding core 20 may be bonded.
You may arrange | position so that the long side 40 of the adhesive piece 30 may become substantially parallel to the edge of the width direction of the peeling mount 18.
However, the adhesive piece 30 protrudes from the label 12a when the adhesive piece 30 protrudes from the label 12 on the opposite side (front side) to the rear end (terminal) side of the label continuous body, or as shown in FIG. Even if not, when the edge on the front side of the label 12a and the side located on the front side of the adhesive piece 30 are almost coincident with each other, the label 12a is easily peeled off due to the force of the label 12 to be peeled off at an angle. There is a risk that. Therefore, when the continuous label body 10 is wound around the winding core 20 to produce a wound body of the continuous label body 10, the label continuous body 10 is peeled off from the continuous label body 10 together with the label 12a to which the adhesive piece 30 is attached. May not be able to be produced.
Further, even if the wound body of the label continuous body 10 can be manufactured, the label 12a may be peeled off with the adhesive piece 30 when the wound body is loaded into the printer and used.
As described above, the adhesive piece 30 is opposite to the label 12 edge in the direction (front side) opposite to the rear end (end) side of the label continuous body and the rear end (end end) side of the label continuous body of the adhesive piece 30. Except for the case where the sides located on the side (front side) are substantially coincident and bonded, if the label 12a is bonded without protruding from the peripheral edge, the force to peel off the label 12a particularly at the front edge at a certain angle And the vertical drag (adhesive force against the peel force in the vertical direction) and shear drag (adhesive force against the peel force in the direction parallel to the label surface) on the peeling mount 18 of the label 12a are sufficiently large. When producing the label winding, there is no possibility that the label continuous body 10 is peeled off. Further, there is no possibility that the label 12a is peeled off with the adhesive piece 30 during use.
In particular, as shown in FIG. 6, the adhesive piece 30 is preferably in the vicinity of the end edge of the label continuous body 10 of the label 12. With such a configuration, the end edge of the label continuous body 10 on the end side from the adhesion portion to the winding core 20 is not turned up and wound.
Further, it is preferable that the adhesive piece 30 is arranged and bonded at a substantially central position in the width direction of the outer surface of the winding core 20 at a substantially central position in the width direction of the peeling mount 18.
[0022]
The present invention is not limited to the above-described embodiment with respect to the label to be bonded, and is not the label 12a closest to the winding core 20, but another label 12 near the tail end of the label continuous body 10, for example, a winding. The adhesive strip 30 can also be bonded to the label 12 immediately preceding the label 12a closest to the core 20. Also in this case, the label 12, the adhesive piece 30, and the winding core 20 are arranged and bonded in the same manner as in the label 12a. Moreover, it is preferable to peel off the immediately preceding (immediately preceding) label 12 to which the adhesive piece 30 has been bonded.
[0023]
Further, the short side 38 or the long side 40 of the adhesive piece 30 may not be arranged so as to be substantially parallel to the direction orthogonal to the edge in the width direction of the peeling mount 18, that is, the width direction of the winding core 20.
The shape of the label is not limited to a square, and may be, for example, a circle, an ellipse, or a hexagon. However, it should be noted that bonding is performed so as not to protrude from the label.
In addition, the adhesive piece which fastens a label continuous body to a core is not limited to one, However, One is preferable from cost, work efficiency, etc.
[0024]
Another embodiment of the present invention will be described.
As an adhesive piece, an adhesive layer having substantially the same adhesive strength on both sides, that is, preferably, the adhesive strength obtained by the 180-degree peeling method of JIS Z0237 is 3.1 N / 10 mm or more, more preferably 3. An adhesive piece on which an adhesive layer of 9 N / 10 mm or more is formed is prepared, and this adhesive piece is bonded to the release surface of the release mount on which the core and the label are temporarily attached.
In order to adhere the adhesive strip, a space for adhering the adhesive strip, such as peeling off the label near the tail of the label continuum, is prepared on the release mount.
Then, one adhesive layer of the adhesive strip is adhered to the outer surface of the core, and the other adhesive layer is adhered to the release surface of the release mount in the vicinity of the tail end of the label continuous body.
By adopting such a configuration, since the peeling surface to which the adhesive piece of the peeling mount is bonded is peeled, the adhesive strength is relatively weak, and the outer surface of the core is not peeled. The adhesive strength is relatively strong, and when the roll of the label continuous body is used up by the printer, the peeling mount of the label continuous body is surely peeled off from the core without an adhesive piece.
[0025]
As described above, in the structure in which the label continuous body of the present invention is wound back and fastened to the core, an adhesive piece of an appropriate predetermined size provided with an adhesive layer on both sides is prepared, and the entire surface of the adhesive piece Therefore, it is possible to reduce variations in the adhesive strength between the adhesive layers and to make the adhesive strengths different between the two adhesive layers. Since the adhesive strength on the label continuum side is weaker than the adhesive strength on the core side, when using the roll of the label continuum, the label continuity peeling mount is removed from the core without the adhesive piece. Can be removed reliably. As a result, troubles in the printer running system, which was a problem with the back-wrapped label, are greatly reduced.
Furthermore, also in the production of the roll of the label continuous body, it is possible to prevent the trouble that the label continuous body is peeled off from the core when the label is wound around the core.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a continuous label body fastened to a winding core according to an embodiment of the present invention.
2 is a cross-sectional view of the label continuum shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is an illustrative plan view showing a state in which the label continuum is bonded to the winding core with an adhesive piece.
FIG. 4 is an illustrative view showing an adhesive piece, (A) is a perspective view showing a production process of the adhesive piece, and (B) is a perspective view showing the adhesive piece.
FIG. 5 is an illustrative sectional view showing a state in which the label continuum is peeled off from the core.
FIG. 6 is an illustrative sectional view showing an example of a structure in which a continuous label body is fastened to the core.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the structure of an unfavorable example in which the label is fastened to the core.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Label continuous body 12 12a 12b Label 14 Label base material 16 Adhesive layer 18 Peeling board 18a Peeling surface 20 Winding core 22 24 Mouth 30 Adhesive piece 32 1st adhesive layer 34 2nd adhesive layer 36 Core material 38 Short side 40 Long side 100 Release Mount 102 Release Paper 104 Unnecessary Part 132 First Adhesive Layer 134 Second Adhesive Layer 136 Core Material

Claims

In a structure in which a label continuous body in which a plurality of labels are continuously attached to the release surface of the release mount is fastened to the core with the label inside,
An adhesive piece in which a first adhesive layer having a relatively strong adhesive force and a second adhesive layer having a weak adhesive force are formed.
The first adhesive layer is bonded to the outer peripheral surface of the core;
The second adhesive layer was adhered in the plane of the label near the tail of the label continuum,
Structure that keeps the label continuum around the core.

The structure which fastens the label continuous body of Claim 1 to a winding core which is a label of the tail end in the label of the said tail end.

And the opposite side serving front edge of the end side of the continuous label strip in a label wherein the adhesive strip is bonded, the edges on the opposite side serving front end side of the label continuum in the adhesive strip does not substantially match Thus, the structure which fastens the label continuous body of Claim 1 or Claim 2 to which the 2nd contact bonding layer of the said adhesive piece was adhere | attached in the surface of the label.

The adhesive strip second adhesive layer of the adhesive strip on the label surface of the edge near the terminating serving rear of the label continuum in the label to be adhered is bonded, any one of claims 1 to 3 The structure which fastens the label continuum described in the above to the core.

In the wound body of the label continuous body having the fastening structure according to claim 1,
A rolled body of a label continuous body in which at least one label is formed on a peeling mount at a portion where a label immediately before a label held at a core is peeled off and a label is not temporarily attached.