JP4036136B2

JP4036136B2 - Car fuel tank mounting structure

Info

Publication number: JP4036136B2
Application number: JP2003121922A
Authority: JP
Inventors: 裕関
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2003-04-25
Filing date: 2003-04-25
Publication date: 2008-01-23
Anticipated expiration: 2023-04-25
Also published as: JP2004322907A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフューエルタンク取付構造に関し、特にベルト等によって車体下方に吊られるフューエルタンクの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のフューエルタンク取付構造としては、例えば特許文献１に記載されるように、車体後方の前後方向に延設される一対のリアフロアサイドメンバ前端部に結合され、これらリアフロアサイドメンバ前端部間の車幅方向に延びるシートクロスメンバの後方側で、車室底部のフロアパネル下方にフューエルタンクが配設されており、このフューエルタンクはシートクロスメンバと、当該フューエルタンクより後方の前記リアフロアサイドメンバ間に跨設されるセンタークロスメンバ（リアフロアクロスメンバ）との間に架け渡して設けられるベルト（バンド）等によって吊設されているものが知られている。
【０００３】
この場合、フューエルタンクを固定するベルトは、その両端をボルト等で直接車体側に締結されたり、一方（例えば、シートクロスメンバ側）の端部のベルト幅方向にピンを設け、このピンとシートクロスメンバ下方に突設されるブラケットとを係合させたりすることにより車体と接合されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−６３３８９号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにベルトによってフューエルタンクを車体に取り付ける構造においては、とりわけ上述の後者のように、ベルト端部に設けたピンと車体側のブラケットとを係合させてベルトを車体に接合する場合、このブラケットが直接シートクロスメンバ下方に突設されることにより、車体前方からタイヤ等によって跳ね上げられる小石や泥等のチッピングを受ける可能性がある。
【０００６】
また、このブラケットの配設に際しては、当該ブラケットをシートクロスメンバの下方、つまりシートクロスメンバの底面や車体後方側の背面に溶接等によって接合していることから、この接合部分に対してベルトから荷重が加わった場合、この荷重の入力が剥離方向に作用するため、接合強度上不利となる問題がある。
【０００７】
さらに、この接合部分においては、ブラケットとシートクロスメンバとの間にベルト端部のピンを当該ブラケットへと取り付けるためのスペースを確保しなければならないが、このシートクロスメンバは断面略コ字状でなり、フロアパネルと結合することによって、当該フロアパネルと車幅方向に延びる閉断面を構成することから、ブラケットをこのシートクロスメンバ下方の底面から後方の背面にかけて接合する場合、この底面後方の角部が前記スペース確保に際して妨げとなるため、この角部を削いだ形状、すなわちシートクロスメンバの底面から背面に向けて斜め上向きの傾斜をもつ形状に成形する必要があり、この結果、車体側方からの荷重に対する強度的に不利となることが懸念される。
【０００８】
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、車体前方からのチッピングを防止でき、かつ車体に対する接合強度を格段と向上し得るとともに、車体側方からの荷重に対する強度を格別に増強し得る自動車のフューエルタンク取付構造を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、車体後方の前後方向に延設される一対のリアフロアサイドメンバ前端部に結合され、これらリアフロアサイドメンバ前端部間の車幅方向に延びるシートクロスメンバの後方側で、車室底部のフロアパネル下方に当該シートクロスメンバと上記リアフロアサイドメンバ間に跨設されるセンタークロスメンバとの間に架け渡して設けられるベルトによって吊設される自動車のフューエルタンク取付構造において、上記シートクロスメンバの裏面に、車体前後方向に延びるエクステンションサイドメンバを結合し、上記エクステンションサイドメンバに、上記シートクロスメンバに向かって窪んだ窪み面を有する凹部を設け、上記凹部に車体後方に向けて斜め後ろ上がりとなる傾斜部を形成し、上記凹部の内側に、上記ベルトの少なくとも一端に設けられる係合部を係合するためのブラケットを接合した。
【００１０】
【発明の効果】
本発明によれば、シートクロスメンバと結合されるエクステンションサイドメンバに凹部を設け、この凹部の内側にブラケットを設けるようにしたことにより、当該ブラケットと車体側の接合強度を格段と向上することができる。
【００１１】
しかも、このようにブラケットを凹部の内側に配設することにより、当該ブラケットが剥き出しの状態でシートクロスメンバの下方に突出して取り付けられることがなくなる上、この凹部には車体後方に向けて斜め後ろ上がりの傾斜部が形成されているため、ブラケットが車体前方からのチッピングを受け難くなり、このブラケットをチッピングから保護することができる。
【００１２】
これに加えて、ブラケットは車体側へと窪んだ凹部の内側に配設されるため、ベルト端部の係合部をブラケットに係合するためのスペース（つまり、係合部をブラケットへ取り付けるためのスペース）を凹部内に確保することができ、従ってこのスペース確保のためにシートクロスメンバ後方底面における角部を削ぐことなく、略直角状に保つことが可能となるので、車体側方からの荷重に対する強度を格別に増強させることができる。
【００１３】
かくして車体前方からのチッピングを防止でき、かつ車体に対する接合強度を格段と向上し得るとともに、車体側方からの荷重に対する強度を格別に増強し得る自動車のフューエルタンク取付構造を提供することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【００１５】
図１〜図４は、本発明の一実施形態における自動車のフューエルタンク取付構造を示し、図１は車体に対するフューエルタンクの取付状態を下方から見て示す概略構成図であり、図２は図１におけるＳ_１−Ｓ_１断面を示す断面図であり、図３は図１および図２における要部を拡大して示す斜視図であり、図４は図１におけるＳ_２−Ｓ_２断面を示す断面図である。因みに、図１および図２中矢印ＦＲは車体前方を示し、図２中矢印ＵＰＲは車体上方を示している。
【００１６】
図１および図２において、１は車体床下で車体前後方向に延びる左右一対のエクステンションサイドメンバを示し、各後端部が車幅方向に延設されるシートクロスメンバ２の車体中央寄りに結合されている。このシートクロスメンバ２は、車体後方の前後方向に延設される一対のリアフロアサイドメンバ５、５前端部に結合され、これらリアフロアサイドメンバ５、５は、シートクロスメンバ２の両端部にそれぞれ連結されている。
【００１７】
また、シートクロスメンバ２の後方側で、車室底部のフロアパネル９下方にはフューエルタンク４が配設されている。このフューエルタンク４はシートクロスメンバ２下方のエクステンションサイドメンバ１後端部と、当該フューエルタンク４より後方の前記リアフロアサイドメンバ５、５間に跨設されるセンタークロスメンバ３との間に架け渡して設けられるベルト７によって吊設されている。
【００１８】
因みに、フロアパネル９の後端には、図外のリヤパネルアッパが車幅方向に接合配置されており、このリヤパネルアッパの後方、すなわち車体後端には、図外のリアバンパが車体幅方向に設けられている。
【００１９】
このシートクロスメンバ２下方のエクステンションサイドメンバ１は、車体上方に向けたフランジ部１ａが、シートクロスメンバ２下方の底面２ａ（後述の図４）に溶接等の手法によって接合されているとともに、エクステンションサイドメンバ１後端部の前記フランジ部１ａに対して略垂直なフランジ部１ｃが、シートクロスメンバ２後方の背面に溶接されている。
【００２０】
そして本実施形態の場合、このエクステンションサイドメンバ１の後端部には、図３にも示すように、車体側であるシートクロスメンバ２（図１および図２）に向かって窪んだ窪み面１ｂを有する凹部１Ｂが設けられており、この凹部１Ｂは、車体前方側に車体後方に向かって斜め後ろ上がりの傾斜部１Ａを有している。また、この凹部１Ｂの内側にはブラケット６が設けられている。
【００２１】
このブラケット６は、図２にも示すような断面略Ｕ字状でなり、面部６ｅの車体後方側から下方にかけて、ベルト７の一端（この場合、シートクロスメンバ２側）である端部７Ａに設けられる係合部としてのピン７Ｃを係合するための係合穴６ａが穿設されている。因みに、本実施形態においては、この係合穴６ａは、ベルト７端部のピン７Ｃの挿入部となる車体後方側端部が当該ピン７Ｃの形状と対応した形状でなり、その他の部分がベルト７の幅に応じた形状で形成されている。
【００２２】
そして、このブラケット６は図４に示すように、車幅方向左右の側方フランジ部６ｃ、６ｄが、凹部１Ｂの内側に形成される車幅方向左右の側面１ｃ、１ｄに、スポット６Ａ部分において溶接等の手法によって接合され、車体上方側の上方フランジ部６ｂが凹部１Ｂの窪み部１ｂを介して、シートクロスメンバ２の底面２ａにスポット６Ｂ部分において溶接されている。
【００２３】
さらに、図１および図２に示すように、前記ベルト７の他端側（この場合、センタークロスメンバ３側）端部７Ｄは、センタークロスメンバ３に設けられるブラケット１１に対し、ボルト・ナット３Ａ等により締結されている。なお、図２中の符号８は、車体前方から図外のタイヤ等によって跳ね上げられる小石や泥等のチッピング作用方向を示しており、符号１０は、シートクロスメンバ２後方の底面２ａにおける角部を示している。
【００２４】
以上のように、本実施形態のフューエルタンク取付構造によれば、シートクロスメンバ２と結合されるエクステンションサイドメンバ１の後端部に凹部１Ｂを設け、この凹部１Ｂの内側にブラケット６を設けるようにしたことから、当該ブラケット６と車体側のエクステンションサイドメンバ１との接合強度を格段と向上することができる。
【００２５】
しかも、このようにブラケット６を凹部１Ｂの内側に配設することにより、当該ブラケット６が剥き出しの状態でシートクロスメンバ２の下方に突出して取り付けられることがなくなる上、この凹部１Ｂには車体後方に向けて斜め後ろ上がりの傾斜部１Ａが形成されているため、ブラケット６が車体前方からのチッピング（矢印８）を受け難くなり、このブラケット６をチッピングから保護することができる。
【００２６】
これに加えて、ブラケット６は車体側となるエクステンションサイドメンバ１内へと窪んだ凹部１Ｂ内に配設されるため、ベルト端部７Ａのピン７Ｃをブラケット６の係合穴６ａに係合するためのスペース（ピン７Ｃをブラケット６へ取り付けるためのスペース）を凹部１Ｂ内に確保することができ、従ってこのスペース確保のためにシートクロスメンバ２後方の底面２ａにおける角部１０を削ぐことなく、この角部１０を略直角状に保つことが可能となるので、車体側方からの荷重に対する強度を格別に向上させることができる。
【００２７】
また、ブラケット６の側方フランジ部６ｃ、６ｄが凹部１Ｂ内側の車幅方向両側面１ｃ、１ｄに接合されるので、ベルト７から与えられる荷重７Ｂに対し、この凹部１Ｂ内のブラケット６との接合部分がせん断方向となり、当該ブラケット６と車体側のエクステンションサイドメンバ１との接合強度を確実に増強することができる。
【００２８】
これとともに、ブラケット６がエクステンションサイドメンバ１の凹部１Ｂ内に設けられることから、このエクステンションサイドメンバ１の補強部材（バルクヘッド）として機能することが可能となるため、このエクステンションサイドメンバ１の剛性を格段と増強することができる。
【００２９】
さらに、ブラケット６の上方フランジ部６ｂをエクステンションサイドメンバ１の凹部１Ｂにおける窪み面１ｂに溶接（接合）する際、この窪み面１ｂとシートクロスメンバ２の底面２ａも溶接されるので、エクステンションサイドメンバ１とシートクロスメンバ２との接合強度をより一層向上させることができる。
【００３０】
なお、本発明における自動車のフューエルタンク取付構造を、上述した一実施形態を例にとって説明したが、本発明はこれに限ることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。例えば、上述においては、ベルト７におけるシートクロスメンバ２側の端部７Ａに係合部であるピン７Ｃを設けてブラケット６の係合穴６ａと係合するようにした場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えばベルト７におけるセンタークロスメンバ３側の端部７Ｄにおいても同様の構成とし、センタークロスメンバ３側にブラケット６を設けて係合するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による自動車のフューエルタンク取付構造の一実施形態を車体下方から見て示す概略構成図である。
【図２】図１におけるＳ_１−Ｓ_１断面を示す断面図である。
【図３】図１および図２における要部を拡大して示す斜視図である。
【図４】図１におけるＳ_２−Ｓ_２断面を示す断面図である。
【符号の説明】
１・・・エクステンションサイドメンバ（支持手段）
１Ａ・・・傾斜部
１Ｂ・・・凹部
１ｂ・・・窪み面
１ｃ、１ｄ・・・側面
２・・・シートクロスメンバ
３・・・センタークロスメンバ
４・・・フューエルタンク
５・・・リアフロアサイドメンバ
６・・・ブラケット
６ａ・・・係合穴
６ｂ・・・上方フランジ部
６ｃ、６ｄ・・・側方フランジ部
７・・・ベルト
７Ａ・・・端部（一端）
７Ｄ・・・端部
７Ｃ・・・ピン（係合部）
８・・・チッピングの作用方向
１０・・・角部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel tank mounting structure for an automobile, and more particularly to a fuel tank mounting structure that is suspended below a vehicle body by a belt or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of fuel tank mounting structure, for example, as described in Patent Document 1, it is coupled to a pair of rear floor side member front end portions extending in the front-rear direction of the rear of the vehicle body, and these rear floor side member front end portions A fuel tank is disposed on the rear side of the seat cross member extending in the vehicle width direction and below the floor panel at the bottom of the passenger compartment. The fuel tank includes the seat cross member and the rear floor side behind the fuel tank. A member that is suspended by a belt (band) or the like provided between a center cross member (rear floor cross member) extending between the members is known.
[0003]
In this case, both ends of the belt for fixing the fuel tank are directly fastened to the vehicle body side with bolts or the like, or a pin is provided in the belt width direction at one end (for example, the seat cross member side). It is joined to the vehicle body by engaging with a bracket protruding below the member.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-63389
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure in which the fuel tank is attached to the vehicle body by the belt in this way, particularly when the belt is joined to the vehicle body by engaging the pin provided at the belt end and the bracket on the vehicle body, as in the latter case described above, By projecting the bracket directly below the seat cross member, there is a possibility of receiving chipping such as pebbles and mud that are flipped up by a tire or the like from the front of the vehicle body.
[0006]
Further, when the bracket is disposed, the bracket is joined to the lower portion of the seat cross member, that is, to the bottom surface of the seat cross member or the rear surface on the rear side of the vehicle body by welding or the like. When a load is applied, the input of this load acts in the peeling direction, which is disadvantageous in terms of bonding strength.
[0007]
Furthermore, in this joint portion, a space for attaching the pin at the belt end to the bracket must be secured between the bracket and the seat cross member, but the seat cross member has a substantially U-shaped cross section. When the bracket is joined from the bottom surface below the seat cross member to the rear back surface, the corner at the rear of the bottom surface is formed. Since this is a hindrance in securing the space, it is necessary to form a shape with the corners cut away, that is, a shape having an obliquely upward inclination from the bottom surface to the back surface of the seat cross member. There is a concern that it may be disadvantageous in terms of strength against the load from.
[0008]
Therefore, the present invention has been made in view of such conventional problems, and can prevent chipping from the front of the vehicle body and can remarkably improve the bonding strength to the vehicle body, as well as the strength against the load from the side of the vehicle body. It is an object of the present invention to provide a fuel tank mounting structure for an automobile that can be enhanced.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the vehicle is connected to the front end portions of a pair of rear floor side members extending in the front-rear direction behind the vehicle body and on the rear side of the seat cross member extending in the vehicle width direction between the front end portions of the rear floor side members. In the fuel tank mounting structure of an automobile suspended by a belt provided between the seat cross member and a center cross member straddling between the rear floor side member below the floor panel at the bottom of the room, An extension side member extending in the longitudinal direction of the vehicle body is coupled to the back surface of the cross member, and a recess having a recessed surface that is recessed toward the seat cross member is provided on the extension side member, and the recess is inclined toward the rear of the vehicle body. to form an inclined portion as a back up, inside said recess, of the belt Bonding the bracket for engaging the engaging portion provided at one end even without.
[0010]
【The invention's effect】
According to the present invention, the extension side member coupled to the seat cross member is provided with the recess, and the bracket is provided inside the recess, so that the joint strength between the bracket and the vehicle body can be significantly improved. it can.
[0011]
In addition, by disposing the bracket inside the recess in this way, the bracket is not protruded and attached to the lower portion of the seat cross member in an exposed state, and the recess is inclined obliquely toward the rear of the vehicle body. Since the upward inclined portion is formed, the bracket is difficult to receive chipping from the front of the vehicle body, and the bracket can be protected from chipping.
[0012]
In addition to this, since the bracket is disposed inside the recess recessed toward the vehicle body side , a space for engaging the engaging portion of the belt end with the bracket (that is, for attaching the engaging portion to the bracket). Therefore, it is possible to maintain a substantially right angle without scraping the corner portion on the rear bottom surface of the seat cross member in order to secure this space. The strength against the load can be remarkably increased.
[0013]
Thus, it is possible to provide a vehicle fuel tank mounting structure that can prevent chipping from the front of the vehicle body, can significantly improve the bonding strength to the vehicle body, and can remarkably increase the strength against the load from the side of the vehicle body.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0015]
1 to 4 show a fuel tank mounting structure for an automobile according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing the fuel tank mounting state with respect to a vehicle body as viewed from below. FIG. 3 is a cross-sectional view showing the S ₁ -S ₁ cross section in FIG. 3, FIG. 3 is an enlarged perspective view showing the main part in FIGS. 1 and 2, and FIG. 4 is a cross section showing the S ₂ -S ₂ cross section in FIG. FIG. Incidentally, the arrow FR in FIGS. 1 and 2 indicates the front side of the vehicle body, and the arrow UPR in FIG. 2 indicates the upper side of the vehicle body.
[0016]
1 and 2, reference numeral 1 denotes a pair of left and right extension side members extending in the longitudinal direction of the vehicle body below the vehicle body floor, and each rear end portion is coupled to the vehicle body center of a seat cross member 2 extending in the vehicle width direction. ing. The seat cross member 2 is coupled to a pair of rear floor side members 5 and 5 front end portions extending in the front-rear direction at the rear of the vehicle body, and the rear floor side members 5 and 5 are connected to both end portions of the seat cross member 2, respectively. Has been.
[0017]
A fuel tank 4 is disposed on the rear side of the seat cross member 2 and below the floor panel 9 at the bottom of the passenger compartment. The fuel tank 4 is bridged between the rear end portion of the extension side member 1 below the seat cross member 2 and the center cross member 3 straddling between the rear floor side members 5 and 5 behind the fuel tank 4. It is suspended by the belt 7 provided.
[0018]
Incidentally, a rear panel upper (not shown) is disposed at the rear end of the floor panel 9 in the vehicle width direction, and a rear bumper (not shown) is provided at the rear of the rear panel upper, that is, at the rear end of the vehicle body in the vehicle width direction. It has been.
[0019]
The extension side member 1 below the seat cross member 2 has a flange portion 1a facing the upper side of the vehicle body joined to a bottom surface 2a below the seat cross member 2 (FIG. 4 described later) by welding or the like. A flange portion 1 c that is substantially perpendicular to the flange portion 1 a at the rear end portion of the side member 1 is welded to the back surface behind the seat cross member 2.
[0020]
In the case of the present embodiment, as shown in FIG. 3, the rear end portion of the extension side member 1 has a recessed surface 1b that is recessed toward the seat cross member 2 (FIGS. 1 and 2) on the vehicle body side. The concave portion 1B has an inclined portion 1A that rises obliquely rearward toward the rear of the vehicle body on the front side of the vehicle body. A bracket 6 is provided inside the recess 1B.
[0021]
The bracket 6 has a substantially U-shaped cross section as shown in FIG. 2 and is attached to an end portion 7A which is one end of the belt 7 (in this case, the seat cross member 2 side) from the vehicle body rear side to the lower side of the surface portion 6e. An engagement hole 6a for engaging a pin 7C as an engagement portion to be provided is formed. Incidentally, in the present embodiment, the engagement hole 6a has a shape corresponding to the shape of the pin 7C at the rear end of the vehicle body, which is the insertion portion of the pin 7C at the end of the belt 7, and the other portion is the belt. 7 is formed in a shape corresponding to the width of 7.
[0022]
As shown in FIG. 4, the bracket 6 has left and right side flange portions 6c and 6d in the vehicle width direction on the side surfaces 1c and 1d on the left and right sides in the vehicle width direction at the spot 6A portion. The upper flange portion 6b on the vehicle body upper side is welded to the bottom surface 2a of the seat cross member 2 at the spot 6B portion through the recess portion 1b of the recess portion 1B.
[0023]
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the other end side (in this case, the center cross member 3 side) end 7D of the belt 7 is connected to a bracket 11 provided on the center cross member 3 with a bolt / nut 3A. Etc. are concluded. 2 indicates the chipping action direction of pebbles, mud, and the like that are flipped up from the front of the vehicle body by a tire or the like not shown in the figure, and reference numeral 10 indicates a corner portion on the bottom surface 2a behind the seat cross member 2. Is shown.
[0024]
As described above, according to the fuel tank mounting structure of the present embodiment, the recess 1B is provided at the rear end portion of the extension side member 1 coupled to the seat cross member 2, and the bracket 6 is provided inside the recess 1B. Therefore, the joining strength between the bracket 6 and the extension side member 1 on the vehicle body side can be remarkably improved.
[0025]
Moreover, by disposing the bracket 6 inside the recess 1B in this way, the bracket 6 is not protruded and attached to the lower portion of the seat cross member 2 in the exposed state, and the recess 1B has a rear side of the vehicle body. Since the inclined portion 1A that is inclined rearward and upward is formed, the bracket 6 becomes difficult to receive chipping (arrow 8) from the front of the vehicle body, and the bracket 6 can be protected from chipping.
[0026]
In addition to this, since the bracket 6 is disposed in the recess 1B recessed into the extension side member 1 on the vehicle body side, the pin 7C of the belt end portion 7A is engaged with the engagement hole 6a of the bracket 6. Space (space for attaching the pin 7C to the bracket 6) can be ensured in the recess 1B, and therefore, without securing the corner 10 on the bottom surface 2a behind the seat cross member 2, Since the corner portion 10 can be maintained at a substantially right angle, the strength against the load from the side of the vehicle body can be significantly improved.
[0027]
Further, since the side flange portions 6c, 6d of the bracket 6 are joined to the both sides 1c, 1d in the vehicle width direction inside the recess 1B, with respect to the load 7B applied from the belt 7, the bracket 6 in the recess 1B The joining portion becomes the shearing direction, and the joining strength between the bracket 6 and the extension side member 1 on the vehicle body side can be reliably increased.
[0028]
At the same time, since the bracket 6 is provided in the recess 1B of the extension side member 1, it can function as a reinforcing member (bulk head) of the extension side member 1, so that the rigidity of the extension side member 1 is increased. It can be remarkably enhanced.
[0029]
Further, when the upper flange portion 6b of the bracket 6 is welded (joined) to the recessed surface 1b of the recessed portion 1B of the extension side member 1, the recessed surface 1b and the bottom surface 2a of the seat cross member 2 are also welded. The bonding strength between 1 and the seat cross member 2 can be further improved.
[0030]
In addition, although the fuel tank mounting structure of the automobile in the present invention has been described by taking the above-described embodiment as an example, the present invention is not limited to this, and various embodiments can be adopted without departing from the gist of the present invention. Can do. For example, in the above description, the case where the pin 7C as the engaging portion is provided at the end 7A on the seat cross member 2 side of the belt 7 to engage with the engaging hole 6a of the bracket 6 has been described. The invention is not limited to this. For example, the end portion 7D of the belt 7 on the center cross member 3 side may have the same configuration, and the bracket 6 may be provided on the center cross member 3 side to be engaged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of a fuel tank mounting structure for an automobile according to the present invention as viewed from below a vehicle body.
2 is a cross-sectional view showing an S ₁ -S ₁ cross section in FIG. 1. FIG.
3 is an enlarged perspective view showing a main part in FIGS. 1 and 2. FIG.
4 is a cross-sectional view showing an S ₂ -S ₂ cross section in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
1. Extension side member (support means)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1A ... Inclined part 1B ... Recessed part 1b ... Recessed surface 1c, 1d ... Side face 2 ... Seat cross member 3 ... Center cross member 4 ... Fuel tank 5 ... Rear floor side Member 6 ... Bracket 6a ... Engagement hole 6b ... Upper flange 6c, 6d ... Side flange 7 ... Belt 7A ... End (one end)
7D: End 7C: Pin (engagement part)
8 ... chipping action direction 10 ... corner

Claims

A pair of rear floor side members extending in the front-rear direction at the rear of the vehicle body are coupled to the front end portions of the rear floor side members and extend in the vehicle width direction between the front end portions of the rear floor side members, and below the floor panel at the bottom of the passenger compartment. In the fuel tank mounting structure of an automobile suspended by a belt provided between the seat cross member and the center cross member straddled between the rear floor side members,
An extension side member extending in the longitudinal direction of the vehicle body is coupled to the back surface of the seat cross member ,
The extension side member is provided with a recess having a recessed surface that is recessed toward the seat cross member,
In the recess, an inclined part that rises obliquely backward toward the rear of the vehicle body is formed ,
A fuel tank mounting structure for an automobile, wherein a bracket for engaging an engaging portion provided at at least one end of the belt is joined to the inside of the concave portion.

The fuel tank mounting structure for an automobile according to claim 1, wherein the bracket is joined to both side surfaces in the vehicle width direction inside the recess .

The fuel tank mounting structure for an automobile according to claim 1, wherein the bracket is joined to a recessed surface in the recess, and the recessed surface is joined to the seat cross member.