JP4036084B2

JP4036084B2 - Electric rice cooker

Info

Publication number: JP4036084B2
Application number: JP2002333655A
Authority: JP
Inventors: 健一辻
Original assignee: Tiger Corp
Current assignee: Tiger Corp
Priority date: 2002-11-18
Filing date: 2002-11-18
Publication date: 2008-01-23
Anticipated expiration: 2022-11-18
Also published as: JP2004166786A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
【０００２】
本願発明は、現在時刻を外部電波（即ち、電波時刻信号）の受信により修正表示できるように構成された電磁誘導加熱式の電気炊飯器に関するものである。
【従来の技術】
【０００３】
一般に、電気炊飯器においては、水晶発振子により決められた現在時刻を液晶表示装置に表示するようにしているが、水晶発振子により決められる現在時刻は狂いが生じ易く、ユーザが時々時刻合わせを行う必要があり、使い勝手が悪いという不具合があった。
【０００４】
上記不具合に対処するものとしては、独立行政法人通信総合研究所標準電波送信所より規定周波数の電波に乗せて送信される現在時刻を表す電波時刻信号（即ち、外部電波）を受信して、受信した現在時刻に液晶表示装置に表示されている現在時刻を修正するようにしたものが提案されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
【特許文献１】
特開平７−１０８０２３号。
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところが、上記特許文献１に開示されている電気炊飯器は、特許文献１における明細書の段落番号「００１１」に「３は本体１に着脱自在に挿入される内鍋で、加熱手段２に当接し加熱される。」と記載されているように、加熱手段として電気ヒータを採用したものとされている。このように加熱手段として電気ヒータを用いた電気炊飯器の場合、電波時刻信号を常時受信したとしても何ら問題を生じることはない。
【０００７】
ところで、電気炊飯器には、電磁誘導コイルの発振による電磁誘導により内鍋を加熱するように構成されたものがあり、このような電磁誘導加熱式の電気炊飯器の場合、電磁誘導コイルの発振時には、前記電波時刻信号の周波数に近い周波数の電磁波が発生するため、該電磁波がノイズとなって電波時刻信号の受信・時刻修正を行うことが難しくなる。
【０００８】
上記のような理由から、電磁誘導加熱式の電気炊飯器においては、電波時刻信号の受信による現在時刻の修正には特別な工夫を凝らす必要が生じる。
【０００９】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、電磁誘導加熱式の電気炊飯器において、電波時刻信号の受信による現在時刻の修正を適正に行い得るようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本願発明では、上記課題を解決するための第１の手段として、炊飯用の内鍋と、該内鍋を電磁誘導により発熱させる電磁誘導コイルと、現在時刻を表示する時刻表示部と、電波時刻信号を受信する時刻受信部と、前記電波時刻信号により前記時刻表示部に表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段とを備えた電気炊飯器において、交流電源の非接続時に作動する補助電源を付設するとともに、前記電波時刻信号の受信および時刻の修正を、交流電源の接続中であって待機モード時、予約確定時、予約確定モード時、蒸らし終了時、再加熱終了時および保温温度移行時に行うように構成している。
【００１１】
上記のように構成したことにより、電波時刻信号の受信および時刻の修正が、交流電源の接続中であって電磁誘導コイルの休止時である待機モード時、予約確定時、予約確定モード時、蒸らし終了時、再加熱終了時および保温温度移行時に行われることとなる。従って、電磁誘導コイルが発する電磁波（換言すれば、ノイズ）に邪魔されることなく、電波時刻信号の受信および時刻の修正を行うことができることとなり、現在時刻の修正を適正に行うことができるとともに、電波時刻信号の受信によって消費される電力を交流電源により賄うことができることとなり、補助電源の電力消費を可及的に抑えることができる。
【００１２】
本願発明では、上記課題を解決するための第２の手段として、炊飯用の内鍋と、該内鍋を電磁誘導により発熱させる電磁誘導コイルと、現在時刻を表示する時刻表示部と、電波時刻信号を受信する時刻受信部と、前記電波時刻信号により前記時刻表示部に表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段とを備えた電気炊飯器において、交流電源の非接続時に作動する補助電源を付設し且つ該補助電源接続時における前記電波時刻信号の受信回数を、交流電源接続時における前記電波時刻信号の受信回数より少なくするとともに、吸水工程中あるいは保温制御中であって前記時刻受信部による電波時刻信号の受信時には、前記電磁誘導コイルの作動が強制的に休止されるように構成している。
【００１３】
上記のように構成したことにより、補助電源接続時における電波時刻信号の受信回数が、交流電源接続時における電波時刻信号の受信回数より少なくなるところから、電波時刻信号の受信により消費される補助電源の電力消費を必要最小限に抑えることができることとなり、補助電源の寿命を引き延ばすことができる。また、吸水工程中あるいは保温制御中においては、電波時刻信号の受信時に電磁誘導コイルを強制的に休止させたとしても、吸水機能あるいは保温機能が阻害されるということがないので、炊飯あるいは保温を良好に継続しつつ電波時刻信号の受信を行うことができる。
【発明の実施の形態】
【００１４】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【００１５】
第１の実施の形態
図１ないし図５には、本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器が示されている。
【００１６】
この電気炊飯器は、内部に炊飯用の内鍋３を収納し得るように構成され且つ空間部４を有する二重構造の炊飯器本体１と、該炊飯器本体１の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体２とを備えている。
【００１７】
前記炊飯器本体１は、外側壁となる胴部５ａと底壁となる底部５ｂとを有する合成樹脂の一体成形品からなる外ケース５と、内周壁となる合成樹脂製の有底筒状の保護枠６と、該保護枠６の上端と前記外ケース５の上端とを結合する合成樹脂製の肩部材７とによって構成されており、前記外ケース５、保護枠６および肩部材７に囲まれて前記空間部４が形成されている。なお、前記保護枠６内には、前記内鍋３が取り出し可能に収納されることとなっている。
【００１８】
前記保護枠６の底面中央部には、内鍋温度を検出するための温度検出手段として作用するセンタセンサー８を臨ませるためのセンサー穴９が形成されている。
【００１９】
前記センサー穴９を包囲するように炊飯時における加熱手段として作用する環状の電磁誘導コイル（以下、ワークコイルという）１０が前記保護枠６の底面および該底面から側周面に至る間の湾曲部に対応して配設されている。該ワークコイル１０は、交番磁界（換言すれば、電磁波）を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記内鍋３に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して加熱するものとされている。なお、内鍋３は、ワークコイル１０により誘導渦電流を発生させることのできる材質（例えば、磁性体材料）により構成される。
【００２０】
前記ワークコイル１０は、前記保護枠６の底面に対して固定されたコイルダイ１１と前記保護枠６の底面との間に挟持されている。符号１２はフェライトコアであり、ワークコイル１０による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用をなす。
【００２１】
前記センサー穴９内には、前記内鍋３の底部に対して接触するようにしてセンタセンサー８が設けられている。また、前記保護枠６の側周面には、保温時における加熱手段として作用する保温ヒータ１３が取り付けられている。
【００２２】
前記炊飯器本体１の底部（即ち、外ケース５の底部５ｂ）には、前記ワークコイル１０の通電制御を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイオードブリッジ（図示省略）等の電子部品へ冷却風を圧送する電子部品冷却ファン１４が配設されている。また、前記炊飯器本体１の底壁（具体的には、外ケース５の底部５ｂ）には、前記電子部品冷却ファン１４に対向して空気入口１５が形成されている。
【００２３】
一方、前記蓋体２は、外面を構成する合成樹脂製の上板１６と、内面を構成する合成樹脂製の下板１７とによって構成されており、前記上下板１６，１７に囲まれた空間部１８には、断熱材１９が配設されている。
【００２４】
この蓋体２は、前記肩部材７の一側に形成されたヒンジユニット２０を介して炊飯器本体１に対して弧回動自在且つ着脱自在に取り付けられている。
【００２５】
そして、前記蓋体２の中央部には、前記上板１６から垂設された筒部２１が形成されており、該筒部２１内には、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出するための蒸気排出通路２２を有するスチームキャップ２３が着脱自在に取り付けられている。該スチームキャップ２３内には、調圧弁として作用するボール弁２４が配設されている。前記スチームキャップ２３の下端には、前記蓋体２の閉止時に前記内鍋３の開口部３ａを密閉するための熱良導体（例えば、アルミ合金）からなる放熱板２５が取り付けられている。符号２６はスチームキャップ２３への蒸気入口、２７はスチームキャップ２４からの蒸気出口、２８は放熱板２５に形成された蒸気口、２９は放熱板２５の周縁と内鍋３の開口部３ａとの間をシールするシールパッキン、３０は放熱板２５と蓋体下板１７との間をシールするシールパッキンである。
【００２６】
前記肩部材７には、肩ヒータ３１が設けられており、該肩ヒータ３１に対しては、前記蓋体２の閉止時に放熱板２５の外周縁が圧接され、放熱板２５は肩ヒータ３１からの熱伝導により加熱されることとなっている。この肩ヒータ３１は、断面逆Ｕ字状のヒータリング３２と、該ヒータリング３２内に配設された発熱体３３とからなっている。
【００２７】
また、前記蓋体２には、前記放熱板２５の内方に位置し、該放熱板２５との間に空間部を介在させた状態で前記内鍋３の開口部３ａより内方に臨ませ且つその外周を前記内鍋３の内周面に近接させて支持された熱良導体からなる内蓋３４が設けられている。該内蓋３４は、前記スチームキャップ２３の中心部に下向きに突設された支持軸３５に対して着脱自在に嵌着されるシールパッキン３６に取り付けられている。
【００２８】
前記炊飯器本体１内の側方部位（例えば、ヒンジユニット２０側）おける空間部４には、送風ファン３７が前記肩部材７に取り付けられた状態で配置されている。該送風ファン３７は、スクロールタイプのファンケーシングを有する遠心ファンとされている。
【００２９】
前記送風ファン３７の吐出口３７ａには、ダクト３８が接続されており、該ダクト３８の上端は、前記肩部材７に形成された環状通路３９の入口３９ａに臨まされている。また、前記肩部材７には、前記環状通路３９と前記内鍋３と前記保護枠６との間に形成される環状の隙間Ｃの上部とを連通する複数の連通口４０が形成されている。つまり、前記送風ファン３７からの送風は、前記ダクト３８、環状通路３９および連通口４０を介して前記隙間Ｃの上部へ供給されることとなっているのである。符号４１は前記外ケース５の胴部５ａの下部に形成された空気取り入れ口である。
【００３０】
前記炊飯器本体１の反ヒンジ側（即ち、蓋体２をロックするロック機構４２が設けられている側）における空間部４には、ワークコイル１０、保温ヒータ１３および肩ヒータ３１等への通電制御を司る制御ユニットが組み込まれた制御基板４３が配設される一方、前記肩部材７における反ヒンジ側（即ち、蓋体２をロックするロック機構４２が設けられている側）には、各種操作スイッチ類（例えば、炊飯スイッチ、予約スイッチ等）および表示装置として作用する液晶表示装置を備えた操作パネル部４４が設けられている。
【００３１】
前記制御基板４３には、独立行政法人通信総合研究所標準電波送信所より規定周波数の電波に乗せて送信される現在時刻を表す電波時刻信号（即ち、外部電波）を受信する時刻受信部として作用する受信アンテナ４５が付設されている。
【００３２】
該操作パネル部４４には、図２に示すように、炊飯スイッチ４６、予約スイッチ４７、取消スイッチ４８、保温スイッチ４９、再加熱スイッチ５０、メニュースイッチ５１および液晶表示装置５２が設けられている。該液晶表示装置５２の周辺には、メニュースイッチ５１の操作に応じて液晶表示装置５２の矢印５２ａが移動して表示される各種メニュー（「白米」、「早炊き」、「玄米」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」および「ピラフ」）が表示されている。また、この液晶表示装置５２には、現在時刻を表示する時刻表示部５２ｂと前記センタセンサー８により検出された内鍋温度を表示する温度表示部５２ｃとを備えている。ここで、前記保温スイッチ４９は、１回の押圧操作により通常保温が選択され、２回の押圧操作により低温保温が選択されることとなっている。
【００３３】
ついで、図３に示す電気回路図に基づいて、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構成を説明する。なお、図１および図２に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
【００３４】
商用交流電源５３からの電力は、内鍋３の異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ５４および整流回路５５を経てワークコイル１０に供給されるとともに、保温ヒータ１３および肩ヒータ３１にも供給されることとなっている。符号５６は平滑コンデンサ、５７は共振コンデンサ、５８，５９はヒータ駆動回路、６１は交流電源５３の非接続時に作動する補助電源として作用するバックアップ電池である。
【００３５】
前記ワークコイル１０には、マイクロコンピュータユニット（以下、マイコンと略称する）６２からＩＧＢＴドライブ回路６３を経た指令によりＯＮ／ＯＦＦ制御されるパワートランジスタ６４からの制御信号が与えられることとなっている。
【００３６】
前記マイコン６２は、所定のプログラムに従ってパワートランジスタ６４の制御を行い、これによりワークコイル１０への通電を制御する。この通電制御は、前記センターセンサ８（図１参照）内に内蔵されたサーミスタ６５からの出力信号に基づいて行なわれる。
【００３７】
また、前記マイコン６２には、前記受信アンテナ４５で受信された電波時刻信号がタイムコードレシーバ６６を経てタイムコード復調信号として入力されることとなっている。
【００３８】
上記マイコン６２は、通常の各種制御機能に加えて、受信アンテナ４５により受信された電波時刻信号により時刻表示部５２ｂに表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段としての機能と、受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信および時刻修正を、ワークコイル１０の休止状態のときに行うように制御する受信制御手段としての機能とを有している。
【００３９】
ついで、図４に示すフローチャートを参照して、本実施の形態にかかる電気炊飯器における現在時刻修正制御について詳述する。この場合、受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信を、交流電源５３の接続時であって、ワークコイル１０の休止状態のときに行うようにしている。
【００４０】
ステップＳ１において交流電源５３が接続されている（即ち、ＯＮされている）と判定されると、ステップＳ２において待機モードか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ３において時刻が００分（即ち、１２時００分、１時００分等）であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ４において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、待機モード中においては、１時間に１回の電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ３において否定判定された場合、あるいはステップＳ４において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４１】
ステップＳ２において否定判定された場合には、ステップＳ５に進み、予約スイッチ４７による予約が確定したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ６において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、予約確定直後に電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ６において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４２】
ステップＳ５において否定判定された場合には、ステップＳ７に進み、予約確定モードか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ８において時刻が００分（即ち、１２時００分、１時００分等）であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ９において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、予約確定モード中においては、１時間に１回の電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ８において否定判定された場合、あるいはステップＳ９において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４３】
ステップＳ７において否定判定された場合には、ステップＳ１０に進み、炊飯が実行され、蒸らし工程（図７参照）が終了したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ１１において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、蒸らし工程の終了直後に電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ１１において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４４】
ステップＳ１０において否定判定された場合には、ステップＳ１２に進み、保温制御中において再加熱スイッチ５０のＯＮ操作によって再加熱が実行され、当該再加熱（図７参照）が終了したか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ１３において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、再加熱の終了直後に電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ１３において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４５】
ステップＳ１２において否定判定された場合には、ステップＳ１４に進み、保温制御中において保温温度が低温保温（設定温度Ｔｓ₁）→通常保温（設定温度Ｔｓ₂）あるいは通常保温（設定温度Ｔｓ₂）→高温保温（設定温度Ｔｓ₃）に移行した（図７参照）か否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ１５において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。つまり、保温温度の移行直後に電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が実行されるのである。この場合、ワークコイル１０は発振作動していないので、電波時刻信号の受信を阻害するノイズはない。なお、ステップＳ１５において現在時刻の修正が終わった後には、ステップＳ２に戻り、前記と同様な制御が続行される。
【００４６】
上記したように、本実施の形態においては、交流電源５３の接続時であって、ワークコイル１０の休止状態のときに、電波時刻信号の受信および現在時刻の修正が行われることとなっているのである。従って、ワークコイル１０が発する電磁波（換言すれば、ノイズ）に邪魔されることなく、電波時刻信号の受信を行うことができることとなり、現在時刻の修正を適正に行うことができる。
【００４７】
ところで、電波時刻信号は、福島県のおおかたどや山標準電波送信所（４０ＫＨｚ）と佐賀県のはがね山標準電波送信所（６０ＫＨｚ）との２カ所から送信されており、両者の受信範囲は異なっている。現在では、４０ＫＨｚ・６０ＫＨｚの両波を受信し、受信状態の良い周波数を選択した後に、標準電波信号を受信するようにしている。
【００４８】
電気炊飯器においては、電源投入時に交流電源５３の周波数判定を毎回行っている。交流電源５３の周波数が５０Ｈｚである地域と福島県のおおかたどや山標準電波送信所（４０ＫＨｚ）から送信される電波の受信範囲とがほぼ一致し、交流電源５３の周波数が６０Ｈｚである地域と佐賀県のはがね山標準電波送信所（６０ＫＨｚ）から送信される電波の受信範囲とがほぼ一致しているところから、本実施の形態においては、図５に示すように、電源周波数の判定を利用して電波時刻信号の受信周波数を決定するようにしている。
【００４９】
ステップＳ１において、電源周波数が５０Ｈｚであるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ２において受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信周波数を４０ＫＨｚにセットし、否定判定された場合には、ステップＳ３において受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信周波数を６０ＫＨｚにセットする。
【００５０】
上記のようにすれば、電源周波数で受信周波数を決定するため、４０ＫＨｚ・６０ＫＨｚの両波を受信する場合に比べて精度はやや落ちるが、受信に必要な時間を大幅に短縮できる。
【００５１】
上記説明においては、交流電源５３の接続時のみにおいて、電波時刻信号の受信および現在時刻の修正を行うようにしているが、交流電源５３の非接続時あるいは停電時（換言すれば、バックアップ電池６１の作動時）においても電波時刻信号の受信および現在時刻の修正を行うことができるようにすることもできる。その場合、バックアップ電池６１の容量が限られているため、バックアップ電池６１の寿命を損ねないように、交流電源５３の接続時より受信回数を少なくする必要がある。
【００５２】
例えば、交流電源５３が非接続となる物流在庫時においては、毎月１日の午前０時に電波時刻信号の受信を行うようにする。また、停電状態が４８時間以上続いた時には４８時間毎に電波時刻信号の受信を行うようにする。ここで、物流在庫時とは、工場出荷時から次に通電されるまでの間をいう。
【００５３】
上記のようにすると、バックアップ電池６１の寿命を損ねることなく、電波時刻信号の受信による現在時刻の修正が可能となる。
【００５４】
第２の実施の形態
図６には、本願発明の第２の実施の形態にかかる電気炊飯器における現在時刻修正制御のフローチャートが示されている。
【００５５】
この場合、マイコン６２は、通常の各種制御機能に加えて、受信アンテナ４５により受信された電波時刻信号により時刻表示部５２ｂに表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段としての機能と、受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信および時刻修正時にはワークコイル１０の作動を休止する作動制御手段としての機能とを有している。
【００５６】
ついで、図６のフローチャートを参照して、現在時刻修正制御について詳述する。
【００５７】
ステップＳ１およびステップＳ２において、吸水工程中あるいは保温中であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ３において時刻が００分（即ち、１２時００分、１時００分等）であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップＳ４においてワークコイル１０がＯＦＦされ、ステップＳ５において受信アンテナ４５による電波時刻信号（即ち、外部電波）の受信が行われ、時刻表示部５２ｂに表示されている現在時刻の修正が行われる。該現在時刻の修正は、時刻修正手段により実行される。しかる後、ステップＳ６におい現在時刻の修正が終了したと判定されると、ステップＳ７においてワークコイル１０がＯＮされ、その後ステップＳ１へリターンする。ステップＳ２およびステップＳ３において否定判定された場合にもステップＳ１へリターンする。
【００５８】
上記したように、本実施の形態においては、吸水工程中あるいは保温制御中であって、受信アンテナ４５による電波時刻信号の受信時には、ワークコイル１０の作動が強制的に休止されることとなっている。従って、ワークコイル１０が発する電磁波（換言すれば、ノイズ）に邪魔されることなく、電波時刻信号の受信を行うことができることとなり、現在時刻の修正を適正に行うことができるのである。吸水工程中あるいは保温制御中においては、電波時刻信号の受信時にワークコイル１０を強制的に休止させたとしても、吸水機能あるいは保温機能が阻害されるということがないので、炊飯あるいは保温を良好に継続しつつ電波時刻信号の受信を行うことができる。なお、吸水工程中あるいは保温制御中以外の工程においても、電波時刻信号の受信時に、ワークコイル１０の作動を強制的に休止させることもできる。その場合、電波時刻信号の受信に要する時間だけワークコイル１０がＯＦＦされるため、炊き上げ工程中においては若干の影響がでるおそれがある。
【００５９】
その他の構成および作用効果は、第１の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
【００６０】
なお、上記各実施の形態においては、独立行政法人通信総合研究所標準電波送信所から送信される電波を利用したものについて説明したが、これに限定されるものではなく今後行われる同様の電波サービスの利用も可能である。
【発明の効果】
【００６１】
本願発明の第１の手段によれば、炊飯用の内鍋と、該内鍋を電磁誘導により発熱させる電磁誘導コイルと、現在時刻を表示する時刻表示部と、電波時刻信号を受信する時刻受信部と、前記電波時刻信号により前記時刻表示部に表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段とを備えた電気炊飯器において、交流電源の非接続時に作動する補助電源を付設するとともに、前記電波時刻信号の受信および時刻の修正を、交流電源の接続中であって待機モード時、予約確定時、予約確定モード時、蒸らし終了時、再加熱終了時および保温温度移行時に行うように構成して、電波時刻信号の受信および時刻の修正が、交流電源の接続中であって電磁誘導コイルの休止時である待機モード時、予約確定時、予約確定モード時、蒸らし終了時、再加熱終了時および保温温度移行時に行われるようにしたので、電磁誘導コイルが発する電磁波（換言すれば、ノイズ）に邪魔されることなく、電波時刻信号の受信および時刻の修正を行うことができることとなり、現在時刻の修正を適正に行うことができるとともに、電波時刻信号の受信によって消費される電力を交流電源により賄うことができることとなり、補助電源の電力消費を可及的に抑えることができるという効果がある。
【００６２】
本願発明の第２の手段によれば、炊飯用の内鍋と、該内鍋を電磁誘導により発熱させる電磁誘導コイルと、現在時刻を表示する時刻表示部と、電波時刻信号を受信する時刻受信部と、前記電波時刻信号により前記時刻表示部に表示される現在時刻を予め設定された時期に受信して時刻を修正する時刻修正手段とを備えた電気炊飯器において、交流電源の非接続時に作動する補助電源を付設し且つ該補助電源接続時における前記電波時刻信号の受信回数を、交流電源接続時における前記電波時刻信号の受信回数より少なくするとともに、吸水工程中あるいは保温制御中であって前記時刻受信部による電波時刻信号の受信時には、前記電磁誘導コイルの作動が強制的に休止されるように構成して、補助電源接続時における電波時刻信号の受信回数が、交流電源接続時における電波時刻信号の受信回数より少なくなるようにしたので、電波時刻信号の受信により消費される補助電源の電力消費を必要最小限に抑えることができることとなり、補助電源の寿命を引き延ばすことができるという効果がある。また、吸水工程中あるいは保温制御中においては、電波時刻信号の受信時に電磁誘導コイルを強制的に休止させたとしても、吸水機能あるいは保温機能が阻害されるということがないので、炊飯あるいは保温を良好に継続しつつ電波時刻信号の受信を行うことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器の縦断面図である。
【図２】本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の正面図である。
【図３】本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器における制御回路部の結線図である。
【図４】本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器における現在時刻修正制御のフローチャートである。
【図５】本願発明の第１の実施の形態にかかる電気炊飯器における受信周波数決定制御のフローチャートである。
【図６】本願発明の第２の実施の形態にかかる電気炊飯器における現在時刻修正制御のフローチャートである。
【図７】電気炊飯器を用いて炊飯を行う場合の内鍋温度の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
３は内鍋、１０は電磁誘導コイル（ワークコイル）、４５は時刻受信部（受信アンテナ）、５２は液晶表示装置、５２ｂは時刻表示部、６１は補助電源（バックアップ電池）、６２はマイクロコンピュータユニット（マイコン）。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
[0002]
The present invention relates to an electromagnetic induction heating type electric rice cooker configured to be able to correct and display the current time by receiving an external radio wave (that is, a radio time signal).
[Prior art]
[0003]
Generally, in an electric rice cooker, the current time determined by a crystal oscillator is displayed on a liquid crystal display device. However, the current time determined by the crystal oscillator is likely to be confused, and the user sometimes adjusts the time. There was a problem that it was necessary to do it and it was not easy to use.
[0004]
To deal with the above problems, receive a radio time signal (that is, an external radio wave) that represents the current time and is transmitted from a standard radio transmission station of the Communications Research Laboratory. There has been proposed one that corrects the current time displayed on the liquid crystal display device at the current time (see, for example, Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-7-108023.
[Problems to be solved by the invention]
[0006]
However, the electric rice cooker disclosed in Patent Document 1 is an inner pot that is detachably inserted into the main body 1 in the paragraph number “0011” of the specification in Patent Document 1, and is applied to the heating means 2. It is said that an electric heater is employed as the heating means, as described in the above. Thus, in the case of an electric rice cooker using an electric heater as a heating means, no problem occurs even if a radio time signal is constantly received.
[0007]
By the way, some electric rice cookers are configured to heat the inner pot by electromagnetic induction by the oscillation of the electromagnetic induction coil. In the case of such an electromagnetic induction heating type electric rice cooker, the oscillation of the electromagnetic induction coil Sometimes, an electromagnetic wave having a frequency close to the frequency of the radio time signal is generated, and the electromagnetic wave becomes noise, making it difficult to receive and correct the radio time signal.
[0008]
For the reasons described above, in the electromagnetic induction heating type electric rice cooker, it is necessary to devise special measures to correct the current time by receiving the radio time signal.
[0009]
The present invention has been made in view of the above points, and is intended to be able to appropriately correct the current time by receiving a radio time signal in an electromagnetic induction heating type electric rice cooker. is there.
[Means for Solving the Problems]
[0010]
According to the present invention, a first for solving the above-mentioned problems. 1 Means for cooking rice, an electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, a time display unit that displays the current time, a time receiving unit that receives a radio time signal, and the radio time signal In the electric rice cooker provided with a time correcting means for correcting the time by receiving the current time displayed on the time display unit at a preset time, an auxiliary power source that operates when the AC power source is disconnected is provided. At the same time, the reception of the radio time signal and the correction of the time are performed when the AC power source is connected and in the standby mode, when the reservation is confirmed, when the reservation is confirmed, when the steaming is finished, when the reheating is finished, and when the temperature is changed. It is configured.
[0011]
By configuring as described above, the reception of the radio time signal and the correction of the time are performed in the standby mode when the AC power supply is connected and the electromagnetic induction coil is stopped, when the reservation is confirmed, when the reservation is confirmed, and when the reservation is confirmed. It is performed at the end, at the end of reheating, and at the time of transition to the heat retention temperature. Therefore, the radio time signal can be received and the time can be corrected without being disturbed by the electromagnetic wave (in other words, noise) generated by the electromagnetic induction coil, and the current time can be corrected appropriately. Thus, the power consumed by the reception of the radio time signal can be covered by the AC power supply, and the power consumption of the auxiliary power supply can be suppressed as much as possible.
[0012]
In the present invention ,Up The first to solve the problem 2 Means for cooking rice, an electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, a time display unit that displays the current time, a time receiving unit that receives a radio time signal, and the radio time signal In the electric rice cooker provided with a time correction means for correcting the time by receiving the current time displayed on the time display unit at a preset time, an auxiliary power supply that operates when the AC power supply is disconnected is provided. In addition, the number of receptions of the radio time signal when the auxiliary power source is connected is less than the number of receptions of the radio time signal when the AC power source is connected. When receiving a signal, the operation of the electromagnetic induction coil is forcibly stopped.
[0013]
By configuring as described above, since the number of reception of the radio time signal when the auxiliary power is connected is less than the number of reception of the radio time signal when the AC power is connected, the auxiliary power consumed by reception of the radio time signal Therefore, the power consumption of the auxiliary power source can be minimized, and the life of the auxiliary power source can be extended. In addition, during the water absorption process or heat retention control, even if the electromagnetic induction coil is forcibly stopped when receiving the radio time signal, the water absorption function or the heat retention function will not be hindered. The radio time signal can be received while continuing well.
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0014]
Hereinafter, some preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0015]
First embodiment
1 to 5 show an electric rice cooker according to a first embodiment of the present invention.
[0016]
This electric rice cooker is configured so as to accommodate an inner pot 3 for rice cooking therein, and has a double structure rice cooker body 1 having a space portion 4, and an upper opening of the rice cooker body 1 can be opened and closed. And a lid 2 for covering.
[0017]
The rice cooker main body 1 has an outer case 5 made of a synthetic resin integrally formed with a body portion 5a serving as an outer wall and a bottom portion 5b serving as a bottom wall, and a bottomed cylindrical shape made of synthetic resin serving as an inner peripheral wall. The protective frame 6 includes a synthetic resin shoulder member 7 that joins the upper end of the protective frame 6 and the upper end of the outer case 5, and is surrounded by the outer case 5, the protective frame 6, and the shoulder member 7. Thus, the space 4 is formed. The inner pot 3 is accommodated in the protective frame 6 so as to be removable.
[0018]
A sensor hole 9 is formed at the center of the bottom surface of the protective frame 6 for allowing the center sensor 8 to act as a temperature detecting means for detecting the temperature of the inner pot.
[0019]
An annular electromagnetic induction coil (hereinafter referred to as a work coil) 10 acting as a heating means during rice cooking so as to surround the sensor hole 9 is a bent portion between the bottom surface of the protective frame 6 and the bottom surface to the side peripheral surface. It is arranged corresponding to. The work coil 10 generates an alternating magnetic field (in other words, an electromagnetic wave), generates an induced eddy current in the inner pot 3 by electromagnetic induction of the alternating magnetic field, and uses the resistance heat of the induced eddy current. And heated. The inner pot 3 is made of a material (for example, a magnetic material) that can generate an induced eddy current by the work coil 10.
[0020]
The work coil 10 is sandwiched between a coil die 11 fixed to the bottom surface of the protective frame 6 and the bottom surface of the protective frame 6. Reference numeral 12 denotes a ferrite core, which acts to block the magnetism generated by the work coil 10 so as not to affect the underlying equipment.
[0021]
A center sensor 8 is provided in the sensor hole 9 so as to be in contact with the bottom of the inner pot 3. A heat retaining heater 13 that acts as a heating means at the time of heat retention is attached to the side peripheral surface of the protective frame 6.
[0022]
On the bottom of the rice cooker body 1 (that is, the bottom 5b of the outer case 5), cooling air is supplied to electronic components such as a power transistor and a rectifier diode bridge (not shown) for controlling the energization of the work coil 10. An electronic component cooling fan 14 to be pumped is provided. An air inlet 15 is formed in the bottom wall of the rice cooker body 1 (specifically, the bottom portion 5b of the outer case 5) so as to face the electronic component cooling fan 14.
[0023]
On the other hand, the lid 2 is composed of a synthetic resin upper plate 16 constituting the outer surface and a synthetic resin lower plate 17 constituting the inner surface, and is a space surrounded by the upper and lower plates 16, 17. The part 18 is provided with a heat insulating material 19.
[0024]
The lid 2 is attached to the rice cooker body 1 via a hinge unit 20 formed on one side of the shoulder member 7 so as to be freely arc-turnable and detachable.
[0025]
And the cylindrical part 21 suspended from the said upper board 16 is formed in the center part of the said cover body 2, In this cylindrical part 21, it is for discharging | emitting the water vapor | steam generated at the time of rice cooking outside. A steam cap 23 having a steam discharge passage 22 is detachably attached. A ball valve 24 acting as a pressure regulating valve is disposed in the steam cap 23. At the lower end of the steam cap 23, a heat radiating plate 25 made of a good heat conductor (for example, aluminum alloy) for sealing the opening 3a of the inner pot 3 when the lid 2 is closed is attached. Reference numeral 26 denotes a steam inlet to the steam cap 23, 27 denotes a steam outlet from the steam cap 24, 28 denotes a steam port formed in the heat sink 25, and 29 denotes a peripheral edge of the heat sink 25 and the opening 3 a of the inner pot 3. A seal packing 30 for sealing the gap between the heat sink 25 and the lid lower plate 17 is provided.
[0026]
The shoulder member 7 is provided with a shoulder heater 31, and the outer peripheral edge of the heat radiating plate 25 is pressed against the shoulder heater 31 when the lid 2 is closed. It is supposed to be heated by heat conduction. The shoulder heater 31 includes a heater ring 32 having an inverted U-shaped cross section and a heating element 33 disposed in the heater ring 32.
[0027]
Further, the lid body 2 is positioned inward of the heat radiating plate 25, and faces the inward direction from the opening 3 a of the inner pot 3 with a space interposed between the heat radiating plate 25. And the inner cover 34 which consists of a heat good conductor supported by making the outer periphery adjoin to the inner peripheral surface of the said inner pot 3 is provided. The inner lid 34 is attached to a seal packing 36 that is detachably fitted to a support shaft 35 that projects downward from the center of the steam cap 23.
[0028]
In the space part 4 in the side part (for example, the hinge unit 20 side) in the said rice cooker main body 1, the ventilation fan 37 is arrange | positioned in the state attached to the said shoulder member 7. FIG. The blower fan 37 is a centrifugal fan having a scroll type fan casing.
[0029]
A duct 38 is connected to the discharge port 37 a of the blower fan 37, and an upper end of the duct 38 faces an inlet 39 a of an annular passage 39 formed in the shoulder member 7. The shoulder member 7 is formed with a plurality of communication ports 40 that communicate with the annular passage 39, the upper portion of the annular gap C formed between the inner pot 3 and the protective frame 6. . That is, the air blown from the blower fan 37 is supplied to the upper portion of the gap C through the duct 38, the annular passage 39 and the communication port 40. Reference numeral 41 denotes an air intake formed at the lower part of the body portion 5 a of the outer case 5.
[0030]
In the space 4 on the anti-hinge side of the rice cooker body 1 (that is, the side on which the lock mechanism 42 that locks the lid 2 is provided), the work coil 10, the heat retaining heater 13, the shoulder heater 31 and the like are energized. A control board 43 in which a control unit for controlling the control is installed is disposed. On the anti-hinge side of the shoulder member 7 (that is, the side on which the lock mechanism 42 for locking the lid body 2 is provided) An operation panel unit 44 including operation switches (for example, a rice cooker switch, a reservation switch, etc.) and a liquid crystal display device acting as a display device is provided.
[0031]
The control board 43 acts as a time receiving unit that receives a radio time signal (that is, an external radio wave) that represents the current time transmitted from a standard radio wave transmission station of the National Institute of Communication Sciences on a radio wave of a specified frequency. A receiving antenna 45 is attached.
[0032]
As shown in FIG. 2, the operation panel unit 44 is provided with a rice cooking switch 46, a reservation switch 47, a cancel switch 48, a heat retention switch 49, a reheating switch 50, a menu switch 51, and a liquid crystal display device 52. Around the liquid crystal display device 52, various menus (“white rice”, “quick cook”, “brown rice”, “rice porridge”, which are displayed by moving an arrow 52 a of the liquid crystal display device 52 according to the operation of the menu switch 51. ”,“ Cooking ”,“ rice cake ”and“ pilaf ”). The liquid crystal display device 52 includes a time display unit 52b that displays the current time and a temperature display unit 52c that displays the temperature of the inner pot detected by the center sensor 8. Here, as for the heat retention switch 49, normal heat retention is selected by one press operation, and low temperature heat retention is selected by two press operations.
[0033]
Next, the electrical configuration of the electric rice cooker according to the present embodiment will be described based on the electrical circuit diagram shown in FIG. Parts corresponding to the respective parts shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals.
[0034]
The electric power from the commercial AC power supply 53 is supplied to the work coil 10 through the temperature fuse 54 and the rectifier circuit 55 that are blown by detecting abnormal heating of the inner pot 3, and is also supplied to the heat retaining heater 13 and the shoulder heater 31. It is supposed to be. Reference numeral 56 is a smoothing capacitor, 57 is a resonance capacitor, 58 and 59 are heater drive circuits, and 61 is a backup battery that acts as an auxiliary power supply that operates when the AC power supply 53 is not connected.
[0035]
The work coil 10 is supplied with a control signal from a power transistor 64 that is ON / OFF controlled by a command from a microcomputer unit (hereinafter abbreviated as a microcomputer) 62 through an IGBT drive circuit 63.
[0036]
The microcomputer 62 controls the power transistor 64 according to a predetermined program, thereby controlling the energization to the work coil 10. This energization control is performed based on an output signal from the thermistor 65 built in the center sensor 8 (see FIG. 1).
[0037]
The microcomputer 62 receives a radio time signal received by the receiving antenna 45 through a time code receiver 66 as a time code demodulated signal.
[0038]
In addition to various normal control functions, the microcomputer 62 receives the current time displayed on the time display unit 52b based on the radio time signal received by the receiving antenna 45 at a preset time, and corrects the time. It has a function as a correction means, and a function as a reception control means for controlling the reception and time correction of the radio time signal by the reception antenna 45 so as to be performed when the work coil 10 is in a dormant state.
[0039]
Next, the current time correction control in the electric rice cooker according to the present embodiment will be described in detail with reference to the flowchart shown in FIG. In this case, reception of the radio time signal by the receiving antenna 45 is performed when the AC power supply 53 is connected and when the work coil 10 is in a resting state.
[0040]
If it is determined in step S1 that the AC power supply 53 is connected (that is, turned on), it is determined in step S2 whether or not it is in a standby mode. If an affirmative determination is made here, step S3 is determined. In step S4, it is determined whether or not the time is 00 minutes (that is, 12:00, 1:00, etc.). In other words, the external radio wave) is received, and the current time displayed on the time display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, in the standby mode, reception of the radio time signal and correction of the current time are executed once an hour. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. If a negative determination is made in step S3, or after the current time has been corrected in step S4, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0041]
If a negative determination is made in step S2, the process proceeds to step S5, where it is determined whether or not the reservation is confirmed by the reservation switch 47. If an affirmative determination is made here, the radio wave from the receiving antenna 45 is determined in step S6. A time signal (that is, an external radio wave) is received, and the current time displayed on the time display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, reception of the radio time signal and correction of the current time are executed immediately after the reservation is confirmed. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. Note that after the correction of the current time is completed in step S6, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0042]
If a negative determination is made in step S5, the process proceeds to step S7 to determine whether or not the reservation confirmation mode is set. If an affirmative determination is made here, the time is 00 minutes in step S8 (that is, 12:00). Minutes, 1:00, etc.), and if affirmative determination is made here, reception of the radio time signal (ie, external radio wave) by the receiving antenna 45 is performed in step S9, The current time displayed on the time display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, in the reservation confirmation mode, reception of the radio time signal and correction of the current time are executed once an hour. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. If a negative determination is made in step S8, or after the current time is corrected in step S9, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0043]
If a negative determination is made in step S7, the process proceeds to step S10, rice cooking is performed, and it is determined whether or not the steaming process (see FIG. 7) has been completed. In S11, a radio time signal (that is, an external radio wave) is received by the receiving antenna 45, and the current time displayed on the time display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, reception of the radio time signal and correction of the current time are executed immediately after the end of the steaming process. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. Note that after the correction of the current time is completed in step S11, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0044]
If a negative determination is made in step S10, the process proceeds to step S12, in which reheating is performed by turning on the reheating switch 50 during the heat retention control, and it is determined whether or not the reheating (see FIG. 7) has ended. If an affirmative determination is made here, a radio time signal (that is, an external radio wave) is received by the receiving antenna 45 in step S13, and the current time displayed on the time display unit 52b is corrected. Is called. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, the reception of the radio time signal and the correction of the current time are executed immediately after the end of reheating. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. Note that after the correction of the current time is completed in step S13, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0045]
If a negative determination is made in step S12, the process proceeds to step S14, where the temperature is kept at a low temperature (set temperature Ts) during the temperature control. ₁ ) → Normal insulation (set temperature Ts ₂ ) Or normal insulation (set temperature Ts) ₂ ) → High temperature insulation (set temperature Ts) _Three ) (See FIG. 7), and if an affirmative determination is made here, a radio time signal (that is, an external radio wave) is received by the receiving antenna 45 in step S15, and the time The current time displayed on the display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. That is, the reception of the radio time signal and the correction of the current time are executed immediately after the transition of the heat insulation temperature. In this case, The Since the coil 10 is not oscillating, there is no noise that hinders reception of the radio time signal. Note that after the correction of the current time is completed in step S15, the process returns to step S2 and the same control as described above is continued.
[0046]
As described above, in the present embodiment, when the AC power supply 53 is connected, The When the coil 10 is in a dormant state, reception of the radio time signal and correction of the current time are performed. Therefore, the word The The radio time signal can be received without being disturbed by the electromagnetic wave (in other words, noise) emitted by the coil 10, and the current time can be corrected appropriately.
[0047]
By the way, radio time signals are transmitted from two locations, Fukushima Prefecture Ogatado and Yama Standard Radio Transmitting Station (40 KHz) and Saga Prefecture Haganeyama Standard Radio Transmitting Station (60 KHz). Is different. At present, the standard radio signal is received after receiving both 40 KHz and 60 KHz waves and selecting a frequency with good reception.
[0048]
In the electric rice cooker, the frequency determination of the AC power supply 53 is performed every time the power is turned on. The region where the frequency of the AC power supply 53 is 50 Hz and the reception range of radio waves transmitted from the Fukushima Prefecture Odakata and the mountain standard radio wave transmission station (40 KHz) are almost the same, and the region where the frequency of the AC power supply 53 is 60 Hz In the present embodiment, as shown in FIG. 5, the determination of the power supply frequency is performed because the reception range of the radio wave transmitted from the Saga Prefecture Hagayama standard radio wave transmission station (60 KHz) is almost the same. Is used to determine the reception frequency of the radio time signal.
[0049]
In step S1, it is determined whether or not the power supply frequency is 50 Hz. If an affirmative determination is made here, the reception frequency of the radio time signal by the receiving antenna 45 is set to 40 KHz in step S2, and a negative determination is made. If this is the case, in step S3, the reception frequency of the radio time signal by the reception antenna 45 is set to 60 KHz.
[0050]
If it does as mentioned above, since a receiving frequency is determined with a power supply frequency, although accuracy will fall a little compared with the case where both waves of 40KHz and 60KHz are received, the time required for reception can be reduced significantly.
[0051]
In the above description, the radio time signal is received and the current time is corrected only when the AC power supply 53 is connected. However, when the AC power supply 53 is not connected or when a power failure occurs (in other words, the backup battery 61 It is also possible to receive the radio time signal and correct the current time even during operation. In that case, since the capacity of the backup battery 61 is limited, it is necessary to reduce the number of receptions compared to when the AC power supply 53 is connected so as not to impair the life of the backup battery 61.
[0052]
For example, at the time of distribution inventory when the AC power supply 53 is disconnected, the radio time signal is received at midnight on the first day of every month. Further, when the power failure state continues for 48 hours or more, the radio time signal is received every 48 hours. Here, at the time of physical distribution inventory, it means a period from the time of factory shipment until the next energization.
[0053]
In this way, the current time can be corrected by receiving the radio time signal without deteriorating the life of the backup battery 61.
[0054]
Second embodiment
FIG. 6 shows a flowchart of the current time correction control in the electric rice cooker according to the second embodiment of the present invention.
[0055]
In this case, the microcomputer 62 receives the current time displayed on the time display unit 52b based on the radio time signal received by the receiving antenna 45 in addition to various normal control functions, and corrects the time. And a function as an operation control means for stopping the operation of the work coil 10 when the reception antenna 45 receives a radio time signal and corrects the time.
[0056]
Next, the current time correction control will be described in detail with reference to the flowchart of FIG.
[0057]
In step S1 and step S2, it is determined whether or not the water absorption process or the temperature is being kept. If an affirmative determination is made here, the time is 00 minutes in step S3 (that is, 12:00, 1:00). 00 minutes, etc.), and if the determination is affirmative, the work coil 10 is turned off in step S4, and the radio time signal (that is, external radio wave) from the receiving antenna 45 in step S5. Is received, and the current time displayed on the time display unit 52b is corrected. The correction of the current time is executed by time correction means. Thereafter, when it is determined in step S6 that the correction of the current time is completed, the work coil 10 is turned on in step S7, and then the process returns to step S1. Even when a negative determination is made in step S2 and step S3, the process returns to step S1.
[0058]
As described above, in the present embodiment, the operation of the work coil 10 is forcibly suspended during reception of the radio time signal by the receiving antenna 45 during the water absorption process or the heat retention control. Yes. Therefore, the radio time signal can be received without being disturbed by the electromagnetic wave (in other words, noise) generated by the work coil 10, and the current time can be corrected appropriately. During the water absorption process or the heat retention control, even if the work coil 10 is forcibly stopped when the radio time signal is received, the water absorption function or the heat retention function is not hindered. The radio time signal can be received while continuing. It should be noted that the operation of the work coil 10 can be forcibly stopped at the time of reception of the radio time signal even in a process other than the water absorption process or the heat retention control. In that case, since the work coil 10 is turned off only for the time required to receive the radio time signal, there is a possibility that a slight influence may occur during the cooking process.
[0059]
Other configurations and operational effects are the same as those in the first embodiment, and thus description thereof is omitted.
[0060]
In each of the above-described embodiments, the description has been given of the one using the radio wave transmitted from the National Institute of Communications Research Standard Radio Transmitting Station. However, the present invention is not limited to this, and the same radio service to be performed in the future. Can also be used.
【The invention's effect】
[0061]
No. of the present invention 1 According to the means, the inner pot for cooking rice, the electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, the time display unit that displays the current time, the time reception unit that receives the radio time signal, and the radio wave In an electric rice cooker comprising a time correcting means for correcting the time by receiving the current time displayed on the time display unit by a time signal at a preset time, an auxiliary power source that operates when the AC power source is disconnected In addition to receiving the radio time signal and correcting the time when the AC power supply is connected and in standby mode, when reservation is confirmed, when reservation is confirmed, when steaming is completed, when reheating is completed, and when the temperature is changed It is configured so that the reception of the radio time signal and the correction of the time are in the standby mode when the AC power supply is connected and the electromagnetic induction coil is stopped, at the time of reservation confirmation, at the time of reservation confirmation mode, Since it is performed at the end, at the end of reheating, and at the temperature transition, the reception of the radio time signal and the correction of the time are performed without being disturbed by the electromagnetic wave (in other words, noise) emitted by the electromagnetic induction coil As a result, the current time can be corrected appropriately, and the power consumed by the reception of the radio time signal can be covered by the AC power supply, thereby minimizing the power consumption of the auxiliary power supply. There is an effect that can be.
[0062]
No. of the present invention 2 According to the means, the inner pot for cooking rice, the electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, the time display unit that displays the current time, the time reception unit that receives the radio time signal, and the radio wave In an electric rice cooker comprising a time correcting means for correcting the time by receiving the current time displayed on the time display unit by a time signal at a preset time, an auxiliary power source that operates when the AC power source is disconnected The number of reception of the radio time signal when the auxiliary power source is connected is less than the number of reception of the radio time signal when the AC power source is connected, and the time reception unit is in the water absorption process or during the temperature control. When receiving the radio time signal, the operation of the electromagnetic induction coil is forcibly suspended so that the number of times the radio time signal is received when the auxiliary power source is connected is Since the reception time of the radio time signal is less than the number of times the radio time signal is received, the power consumption of the auxiliary power consumed by the reception of the radio time signal can be minimized and the life of the auxiliary power source can be extended. There is an effect. In addition, during the water absorption process or heat retention control, even if the electromagnetic induction coil is forcibly stopped when receiving the radio time signal, the water absorption function or the heat retention function will not be hindered. There is also an effect that the radio time signal can be received while continuing well.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an electric rice cooker according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of an operation panel unit in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a connection diagram of a control circuit unit in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of current time correction control in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart of reception frequency determination control in the electric rice cooker according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart of current time correction control in an electric rice cooker according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a time chart showing changes in the temperature of the inner pot when cooking using an electric rice cooker.
[Explanation of symbols]
3 is an inner pot, 10 is an electromagnetic induction coil (work coil), 45 is a time receiving unit (receiving antenna), 52 is a liquid crystal display device, 52b is a time display unit, 61 is an auxiliary power source (backup battery), and 62 is a microcomputer. Unit (microcomputer).

Claims

An inner pot for cooking rice, an electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, a time display unit that displays the current time, a time receiving unit that receives a radio time signal, and the time display by the radio time signal An electric rice cooker equipped with a time correcting means for correcting the time by receiving the current time displayed on the part at a preset time, and an auxiliary power source that operates when the AC power source is disconnected, Receiving the radio time signal and correcting the time when the AC power supply is connected and in standby mode, reservation confirmation, reservation confirmation mode, steaming end, reheating end, and warming temperature transition An electric rice cooker characterized by

An inner pot for cooking rice, an electromagnetic induction coil that heats the inner pot by electromagnetic induction, a time display unit that displays the current time, a time receiving unit that receives a radio time signal, and the time display by the radio time signal An electric rice cooker having time correction means for correcting the time by receiving the current time displayed on the unit at a preset time, and provided with an auxiliary power source that operates when the AC power source is not connected, and The number of receptions of the radio time signal when the auxiliary power source is connected is less than the number of receptions of the radio time signal when the AC power source is connected. An electric rice cooker configured to forcibly stop the operation of the electromagnetic induction coil during reception.