JP4035090B2 - 建築掘削土の処理方法 - Google Patents

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  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の撤去、解体などの際に建築物の基礎部分を掘削して残存構造物の撤去を行い、その建築掘削土の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平5−50053号公報(特許文献1)に記載するように、建設残土をその性質、成分を分析し、消石灰などを添加する適正な安定処理を行い、粉状、あるいは塊状にするか、または所望の形状に成形して養生して製品を製造する建設残土の製品化方法が提案されている。また、特開2001−32254号公報(特許文献2)に記載するように、建設施工により発生した掘削土を固結剤を添加して掘削土のpH、固結強度、ゲルタイムを同時に調整することにより、土木、農業用として再利用する建設に伴う掘削残土の有効利用処理方法が提案されている。さらに、特開2003−55010号公報(特許文献3)には、セメント原料に使用する各種の汚泥や焼却灰、集塵ダストなどには、有害成分である水銀、亜鉛、セレン、これらの化合物が含まれているため、これ等の原料を一旦加熱して揮発させ、セメント製造工程への混入を抑制するセメント製造における原料の前処理方法が提案されている。
【0003】
【引用文献】
(1)特許文献1(特開平5−50053号公報)
(2)特許文献2(特開2001−32254号公報)
(3)特許文献3(特開2003−55010号公報)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1に開示されている建設残土の製品化方法では、残土の安定化処理を行っているが、残土に含まれる有害成分の除去、あるいはこの残土をセメント原料に再利用するものでなく、成分の均一化やセメント原料として重要な有害成分を低減することについて何らの開示もない。また、特許文献2の方法においても、アルカリ度や樹脂などの固結剤に起因する二次公害を防止するため残土のpH、固結強度などを調整するものであるが、上記特許文献1と同様に、セメントの原料に活用するものでなく、しかも、セメント原料に使用するために必要な有害成分の除去を積極的に行なうものでない。さらに、特許文献3の方法においても、建設工程で発生する基礎部近傍の掘削土をセメント原料化するものでなく、残土の処理、あるいはその活用について何らの開示がない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、掘削土は、その成分CaO、SiO2 、Al2 3 、Fe2 3 などがロットによってかなりバラツクこと、さらに、塩素をかなり含むことから有効活用の大きな制約になっていることを知見した。そして、製鉄業などの広いヤードを利用して、ロット(ダンブカー)毎に積み付け(俵積み)することにより、バラツキの大きな掘削土の成分の均一化を可能にした。また、俵積みした積み付け山に散水し、この散水を浸潤させて流出水を形成することにより、掘削土中に含まれる塩素の低減と、重金属の低減することが判った。
【0006】
そこで、俵積み付け山に、散水し、流出水を周辺に配設した溝を介して回収し、中和、沈澱処理することで、積み付け山の掘削土の有害成分を低減すると共に、流出水の水処理によって環境を阻害することなく処理が可能になり、セメント原料に使用可能とすることを実現できた。この成分の均一化、有害成分の効率的な低減を図るには、俵積み付け山に散水した後、所定期間の後に、この俵積み付け山を転送積み付け(再度俵積み直し)して散水をすることで、大幅に改善されることが判った。
【0007】
さらに、掘削土の塊の直径が大きくても、また、小さ過ぎても減少率が低下し、最適直径として20〜120mm、好ましくは40〜80mmにする必要があることも判った。このように、俵積み山の形成と散水、転送積み付けと散水によって、廃棄物である掘削土をセメント原料にすることができ、資源の再利用を図ることができる。しかも、散水することにより、積み山からの発塵も抑制され、処理の作業環境を良好にすることができる等を見出し発明に至ったものである。
【0008】
その発明の要旨とするところは、
(1)建築工事で発生する掘削土を搬送してヤードに前記掘削土の積み山を形成し、該積み山に散水をして有害成分を低減した後、前記掘削土をセメント原料にする建築掘削土の処理方法において、前記掘削土の積み山は、搬送ロット毎に俵積みして積み山を形成することを特徴とする建築掘削土の処理方法。
(2)建築工事で発生する掘削土を搬送してヤードに前記掘削土の積み山を形成し、該積み山に散水をして有害成分を低減した後、前記掘削土をセメント原料にする建築掘削土の処理方法において、前記掘削土の積み山は、下側に積み付けた掘削土が上になるように入替え積み付けである転送積み付けを行うことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
【0009】
)前記(1)または(2)に記載の山積みされる掘削土の塊粒の平均直径が20〜120mmであることを特徴とする建築掘削土の処理方法。
)(1)〜(3)のいずれか1に記載の山積みされる掘削土は散水された後、あるいは散水前に選別工程により、金属、木材、紙などの異物を除去する工程を含むことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
)(1)〜(4)のいずれか1に記載の山積みされる掘削土に散水して浸潤させたた後の漏出水を周囲に配置した溝を介して集水し、有害成分を吸着、沈澱処理を行うことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
【0010】
)(1)〜(5)のいずれか1に記載の掘削土に含まれるCaO/(SiO2 +Al2 3 +Fe2 3 )を2.5以下にすることを特徴とする建築掘削土の処理方法。
)(1)〜(6)のいずれか1に記載の有害成分を低減した後の掘削土に含まれる塩素濃度を50〜1000ppmにすることを特徴とする建築掘削土の処理方法にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面に従って詳細に説明する。
図1は、本発明に係る処理フローを示す図である。図1に示すように、各地の建設物や浚渫土(以下、掘削土という)は、所定の場所に集積されてから船1に積み込まれ、港湾岸壁に到着する。船1に積み込まれた掘削土は、アンローダー、バケットクレーンなどの荷役機2により陸揚げされ、ダンプトラック3などの輸送手段により、製鉄所の原料ヤード、あるいは広いコンクリート床などの浸水防止対策を行なったヤード5(以下、ヤードという)にダンプトラック3で搬送した10〜20トン/台の掘削土をダンプトラック3毎に積み付ける。平面を積み付けた後は、積み付け山にダンプカーの通路を構築し、この積み付け山の上にダンプトラック3毎に積み付け、俵を積み上げる(俵積み)にようにして2〜5mの積み付け山4を形成する。
【0012】
この積み付け山4に、淡水などを用いて山頂を含む全表面に散水装置6を用いて5〜6mm/hの量の散水を行なう。この積み付け山の高さが2m未満では、積み付け高さが低いため、より広いヤードが必要になり、ヤードの活用効率が低下する。一方、積み付け山の高さが5mを超えると、散水した際の水の浸透と、この水の浸透による塩素などの除去効率が悪くなるので、均等に、かつ散水を良好に浸透させることが出来る高さにすることが好ましい。この理由から積み付け山の高さを2〜3mにするとより好ましい。この散水された水は、積み付け山4の表面から内部にに浸透し、塩素分や亜鉛、鉄、水銀、カドニウムなどの重金属を含む水が滲み出すことになる。
【0013】
図2は、本発明に係るヤードの拡大図である。この図に示すように、掘削土を積み付けるヤードは、地下への漏れ水のないようにコンクリート床13にしており、その周辺に側溝14を配置して周囲から滲み出した漏出水を沈澱槽15に集め、沈澱槽15で固形分を沈澱分離し、漏出水に溶解した金属や塩素分は最終処理槽16で、中和処理、Caなどの添加処理を薬剤設備17にて行い、環境に悪い成分を沈澱物として回収してから無害化された廃液を海へ放出するようにしている。これ等の発生した沈澱物は再有効利用のために化学処理工場に搬送されて処理が行なわれる。
【0014】
最初に、ヤード5に積み付け山4を形成し、散水装置6により散水した後、数日間の後に、この積み付け山4を転送積み付け(下側に積み付けた掘削土が上になるように入替え積み付け)を行なう。そして、転送積み去れた後の積み付け山4に二回目の散水を散水装置6により散水する。この二回目の散水によって、前記初回の散水と同様に、散水された水は、積み付け山4の表面から積み付け山の高さを2〜3mにするとより好ましい。この散水された水は、積み付け山4の表面から内部に浸透し、塩素分を含む浸透した後の水が滲み出し、同様に側溝14を介して沈澱槽15に集められて処理される。なお、この再水対策(コンクリート床+側溝+集水)の設備を保有する広大なヤードである製鉄工場を利用することにより効果が十分達成できる。
【0015】
このように、積み付け散水された掘削土は、天日乾燥した後に、ベットコンベア10などの搬送手段7で搬送され、篩分工程9により80mm以下の篩分けされ、80mmを超えるものは破砕機11により破砕されてから再度篩分工程9により分級し、篩下は製品としてベットコンベア10によってセメント工場12に搬送される。ここで、ベットコンベア10などの搬送手段7および製品としてベットコンベア10には金属の選別装置8が備えられており、掘削土に混入した金属類を全て除去する。さらに、ベットコンベアなどの搬送手段7および篩分工程9には、木屑や紙、プラスチックなどの異物を監視、取り除く工程を設けており、この工程により混入する異物を確実に取り除くようにしている。
【0016】
上述した掘削土には、建設用の残土と浚渫土を含んでおり、産廃土は汚泥と考え、本発明からは除いた。主要な成分は、表1に示すが掘削土により成分は大きく異なり、塩素濃度も全く異なる。図3は、掘削土の山積み状態を示す図である。図3に示すように、従来は一山積みを指向してきたが、成分バラツキの抑制がセメント品質、生産性に直接影響することが知られており、MH値〔CaO/(SiO2 +Al2 3 +Fe2 3 )〕を小さくすることが有効である。その結果、本発明では俵積みから転送俵積みを行なった。
【0017】
【表1】
Figure 0004035090
【0018】
図4は、MH値とセメントの強度およびセメント生産性の関係を示す図である。図4に示すように、ロット(ダンプ1台毎)毎に俵積み付けることと、転送俵積み付けを行なうことにより、掘削土に含まれるCaO成分、SiO2 、Al2 3 、Fe2 3 などの成分を均一にすることができ、各成分のバラツキは大幅に削減でき、セメント原料に使用する際に制約を受ける〔CaO/(SiO2 +Al2 3 +Fe2 3 )〕のMH値(以下、MH値という)を2.5以下にすることができる。好ましくは、MH値2.1〜2.3、さらに、好ましくは2.14〜2.2にすることができ、セメントの原料に使用した場合のセメント強度の低下を抑制し、かつセメントの生産性を10%向上することができる。
【0019】
図5は、掘削土の平均粒径と塩素除去率との関係を示す図である。この図に示すように、掘削土の積み付け山を形成する掘削土の塊状粒の直径の平均が90μmの場合では粒度が細かくなり過ぎて散水の水の浸潤と、浸潤した水の浸透と滲み出しが悪くなり、散水による除去効率が大幅に低下する。一方、塊状の平均直径が80mmの場合では塩素の脱塩素率が80%と良好にすることができるが極端に大きい塊になると散水の塊内への浸潤が悪くなり塩素の除去効率が低下する。この理由から掘削土の塊状粒の粒径は20〜120mmであり、40〜120mmにするとより好ましい。
【0020】
図6は、ヤードでの累積散水量と塩素濃度および塩素濃度と管理土処理比との関係を示す図である。この図に示すように、2000ppmの塩素を含む掘削土に散水を施した場合の掘削土に含まれる塩素分の濃度推移を示しており、初回の散水によりかなりの塩素分を除去できるが、散水量を増加しても除去効率が飽和傾向を示し、継続した除去ができない。しかし、転送積み付けを行なってから2回目の散水を行なうと、点線で示すように、脱塩素の効率が高められ、より低塩素の掘削土にすることができる。また、塩素濃度が500〜100ppmの掘削土の場合を一点不連続線で示す。これから判るように、散水量150mmで50〜100ppmにすることができる。
【0021】
このように、俵積み時に、発塵防止を兼ねた散水を実施することにより、その際掘削土の粒径が最も大きい条件で散水を行なった場合、掘削土中の塩素濃度が、散水量の増加に伴い、低減することができ、転送後再度俵積みし散水すると一層その効果が拡大することが判る。
以上の結果、掘削土の塩素濃度制約が緩和され、セメント中の配合量も従来の5%レベルから10%以上が可能となり、掘削土の処理量を大幅に増やすことが可能となった。
【0022】
このように、本発明の掘削土は、建築構造物を解体した後、基礎近傍部分をブルトーザーやユンボ、掘削機械などを用いて掘削した土と、河川、港湾などの浚渫土を対象とするものであり、例えば塩素含有量で見ると、100〜3500ppmの変動があり、CaO成分、SiO2 、Al2 3 、Fe2 3 なども大きく変動する。また、本発明では、3500ppmの塩素を含む掘削土の塩素濃度を1000ppm以下に、さらに、塩素濃度が150ppmの掘削土であっても50ppm以下にすることが可能であり、処理後の掘削土の塩素濃度として50〜1000ppmにすることができる。
【0023】
処理後の掘削土の塩素濃度が1000ppmを超えると、セメント原料に配合する掘削土の量が極端な制限を受け、掘削土の有効活用が難しくなる。一方、処理後の掘削土の塩素濃度が50ppm未満になると、掘削土の脱塩素処理が難しくなり、散水処理などの処理コストが高くなるなどの問題がある。この理由から処理後の掘削土の塩素濃度は、100ppmを下限にするとより好ましい結果が得られる。この組成変動をロット毎の俵積み付け、転送積み付けにより、均一な成分にすることが可能となり、かつ、当然脱有害成分処理を行なうことで、セメント原料への転活を実現できた。なお、これらの掘削土は全国で100万トン/Y程度発生しており、埋め立ての制約から再利用が検討されており、この量の大半の処理を実現しようとするものである。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により埋め立てなどの処理を行なっていた廃棄物を有効活用することができ、資源の再利用が可能になる。特にセメント原料に活用するので、付加価値を高めることができる。また、塩素や金属などの有害物質を効率良く除去することができ、処理コストを低減することができる。さらに、散水された浸潤水として流出した水を回収し、中和、沈澱処理を行なうので環境汚染がなく、掘削土を処理することができ、製鉄業などの広いヤードを有効活用できるので、新たな場所の設置や新規貯蔵場の設置の必要がなく、遊休設備を利用することができる等極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理フローを示す図である。
【図2】本発明に係るヤードの拡大図である。
【図3】掘削土の山積み状態を示す図である。
【図4】MH値とセメントの強度およびセメント生産性の関係を示す図である。
【図5】掘削土の平均粒径と塩素除去率との関係を示す図である。
【図6】ヤードでの累積散水量と塩素濃度および塩素濃度と管理土処理比との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 船
2 荷役機
3 ダンプトラック
4 積み付け山
5 ヤード
6 散水装置
7 搬送手段
8 選別装置
9 篩分工程
10 ベットコンベア
11 破砕機
12 セメント工場
13 コンクリート床
14 側溝
15 沈澱槽
16 最終処理槽
17 薬剤設備

Claims (7)

  1. 建築工事で発生する掘削土を搬送してヤードに前記掘削土の積み山を形成し、該積み山に散水をして有害成分を低減した後、前記掘削土をセメント原料にする建築掘削土の処理方法において、前記掘削土の積み山は、搬送ロット毎に俵積みして積み山を形成することを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  2. 建築工事で発生する掘削土を搬送してヤードに前記掘削土の積み山を形成し、該積み山に散水をして有害成分を低減した後、前記掘削土をセメント原料にする建築掘削土の処理方法において、前記掘削土の積み山は、下側に積み付けた掘削土が上になるように入替え積み付けである転送積み付けを行うことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  3. 請求項1または2に記載の山積みされる掘削土の塊粒の平均直径が20〜120mmであることを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の山積みされる掘削土は散水された後、あるいは散水前に選別工程により、金属、木材、紙などの異物を除去する工程を含むことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の山積みされる掘削土に散水して浸潤させた後の漏出水を周囲に配置した溝を介して集水し、有害成分を吸着、沈澱処理を行うことを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載の掘削土に含まれるCaO/(SiO2 +Al2 3 +Fe2 3 )を2.5以下にすることを特徴とする建築掘削土の処理方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の有害成分を低減した後の掘削土に含まれる塩素濃度を50〜1000ppmにすることを特徴とする建築掘削土の処理方法。
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