JP4034547B2 - システム、受信装置、サーバ装置 - Google Patents

システム、受信装置、サーバ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄積型放送サービス等において受信したデータを記録媒体に蓄積する受信装置、サーバ装置、サービス料算出方法、及びファイルに対して削除や移動などの自動操作を行うことのできるファイル操作情報を具備したファイルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話やPHS等の携帯端末は、その機能の向上やインフラ整備に伴い、次々に新しいサービスが付加されて提供されてきている。
【0003】
例えば、携帯電話を利用した電子メールサービスでは、送受信するファイルが、当初文字データだけであったものが音楽や静止画付データが送受信できるようになり、さらには動画データ等のデータサイズの大きなファイルが送受信できるようになってきている。
【0004】
一方、HDD等の記録媒体を具備した受信装置を利用して、受信したデジタルTV放送やデータ放送のコンテンツ等を前記記録媒体に蓄積し、蓄積録画した番組や情報等のデータを、後で随時見ることができるようにするといった蓄積型サービスが現在考えられつつある。
【0005】
このような蓄積型サービスによれば、ユーザーは録画予約等を行うことで、リアルタイムでTVを見なくても、必要な映像コンテンツ等のデータを必要な時に得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データやファイルを蓄積させる記録媒体に空き容量が不足していた場合には、データやファイルの蓄積ができないという問題が生じる。
【0007】
例えば、文字データや画像データ等からなるファイルを携帯電話等の受信装置で受信するとき、その受信装置に設けられた記録媒体の空き容量が不足していたときには、ファイルの受信を失敗するという問題点がある。
【0008】
また、ナイター中継のスポーツ番組等を録画するとき、その番組が延長されたとき等には録画するデータサイズが大きくなる。このとき、受信装置に設けられた記録媒体の空き容量が不足していたときには、録画されない部分ができるという問題が生じるおそれがある。
【0009】
そこで本発明は、受信装置に設けられた記録媒体にデータやファイルを記録する際、その受信装置の記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、所望のデータやファイルが確実に蓄積でき得るシステムを提供することを所期の大きな課題としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決すべくなされた本願発明の受信装置は、データを記録する際、その記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、データを完全に受信する前にそのデータサイズを取得し、取得したデータサイズに基づき空き容量を予測して、記録媒体に既に蓄積されているデータに対して移動や削除や圧縮などの操作を行い得るようにしたものである。
【0011】
このようにすれば、所望のデータを受信装置側の記録媒体を極めて効率的に使用して蓄積でき得るシステムが供給できるようになるからである。
【0012】
また、本願発明の受信装置は、空き容量に関する容量情報に基づき、その記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合には受信したデータの全部または一部をサーバに送信するようにしたものである。このようにすれば、所望のデータの蓄積を受信装置に空き容量が無くてもサーバ側が補完してくれるため、システムとしてデータ蓄積機能の向上が図られたシステムを供給できるようになるからである。
【0013】
さらに、本願発明の受信装置は、空き容量に関する容量情報に基づき、受信装置の記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合にはできない旨を含む容量不足情報をサーバに通知するようにしたものである。このようにすれば、サーバが受信装置の蓄積状況を知ることができるようになるからである。
【0014】
さらに、本願発明の受信装置は、空き容量に関する容量情報に基づき、受信装置の記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合には容量不足になる予測時間をサーバに通知するようにしたものである。このようにすれば、その情報に基づきサーバが容量不足になる予測時間に蓄積開始するため、システムとしてデータ蓄積機能の充実化が図られたシステムを供給できるようになるからである。
【0015】
さらに、本願発明のサービス料算出方法は、サーバ装置におけるデータ蓄積に対して、データ蓄積回数、蓄積したデータサイズ、蓄積している時間等を管理したものである。このようにすれば、これらを利用して、データ蓄積サービス料金としてサービス料が算出できるようになるからである。
【0016】
一方、本願発明のファイルシステムは、ファイルの削除、圧縮、移動、保管等に関する自動的な操作についての情報である操作情報を属性として当該ファイルに具備させることで、記録媒体に容量不足などがあった場合でも、前記属性に基づいてファイルの自動管理を行い得るようにし、ファイルを効率的に蓄積できるようにしたものである。
【0017】
ここで、「ファイルシステム」とは、直接OS等の管理下におかれるものであって、データベースシステムやメモリシステムは含まない概念である。
【0018】
そして、放送コンテンツ等のデータを受信蓄積する受信装置に係るファイルシステムを搭載しておくことが実施の態様上好ましい。
【0019】
具体的に「データ」とは、アナログ放送やデジタル放送等で放送される、音声データや画像データを有したTV放送やラジオ放送の番組コンテンツ等の他、データ放送のコンテンツである文字情報等を示すものであり、電子メール等で送受信される文字データ、画像データ、音声データ等のデータを含む。
【0020】
また、上述の「データ」は1ファイル中に1又は複数存在してもよいし、複数のファイルにまたがって存在してもよい。
【0021】
このような構成によれば、記録媒体にファイルを記録する際、その記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、ファイルに対して移動や削除や圧縮などの自動操作がなされるため、所望のファイルを確実に蓄積でき得るファイルシステムが供給できることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施形態における全体システムを示した全体機器構成図である。
【0024】
図1において、P1はユーザの用いる受信装置であり、P2は情報処理装置たる蓄積管理サーバである。
【0025】
受信装置P1は、BS/CS衛星や地上波やケーブル等を経由して放送局(コンテンツ配信者)から放送される番組(コンテンツ)をディジタル信号として受け取る。同時に受信装置P1は、蓄積管理サーバP2とインターネット等の通信回線網を介して双方向通信可能に接続されている。
【0026】
このものは図2に示すように、CPU101、内部メモリ102、HDD等の外部記憶装置103、衛星や地上波等を経由する放送(データ放送等を含む)をアンテナATを介して受信する番組受信装置104、テレビジョン受像機DPに映像や音声信号を出力するAVデコーダ105、リモコンRCと通信するユーザインタフェース106、電話回線等を介してインタネットに接続するための送受信装置107等を主な構成要素とする。
【0027】
なお、この受信装置P1は、例えばテレビジョン受像機に付帯させて使用される一種のコンピュータであって、セットトップボックスと称されるものを含むし、もちろん汎用のコンピュータを利用したものでもよい。
【0028】
一方、図3に示すように、蓄積管理サーバP2は、データベース機能等を具備したもので、CPU201、内部メモリ202、HDD等の外部記憶装置203、モデム等の通信インタフェース204、マウスやキーボードといった入出力インタフェース206等を主な構成要素とする。
【0029】
このように構成されたシステムにおいて、放送局(コンテンツ配信者)から放送される番組は、通常地上波もしくは衛星やケーブル等を介してユーザーへ放送される。
【0030】
CSアンテナやBSアンテナや地上波アンテナ等放送を受信するための機器に接続された受信装置P1は、テレビジョン受像機に接続され,ユーザーはテレビ番組を楽しむことができる。このとき、ユーザーが何らかの理由でリアルタイムに番組を視聴することができない場合、受信装置P1に内蔵された外部記憶装置103(本実施形態ではHDDとした)に番組の録画を行う。録画する方法は例えばVTRのようにユーザーがリモコンRCを使ってセットする方法やインターネットを介して外部からセットする方法など様々な方法が考えられるが、本実施形態ではユーザがユーザーIF106を介してリモコンRCを用いて設定することとした。
【0031】
録画がなされるようにセットされた番組は、所定の時間に放送され電波としてアンテナATで受信され受信装置P1のHDD103に記録されるが、このとき受信装置P1内部の回路ユニットで様々な信号処理がなされる。例えば、有料放送の場合スクランブル放送として放送されるため、そのスクランブル信号をデコードするデスクランブラ処理がなされたり、AVデコーダでディジタル信号がアナログ信号に変換されたりする。
【0032】
本実施形態では、受信装置P1は、その内部メモリ102等に記憶させたプログラムにしたがって前記CPU101や周辺機器を作動させ、図4に示すように、データサイズ取得部1、記録媒体状態予測部2、データ操作部3、容量取得部4、データ送信部5、通知部6a、第二通知部6b、記録予約情報受付部7、記録媒体8としての機能を発揮するようにしている。
【0033】
また、蓄積管理サーバP2も同様に、内部メモリ202等に記憶させたプログラムにしたがって前記CPU201や周辺機器を作動させ、図4に示すように、第二データ受信部11、第二データ蓄積部12、通知受信部13a、第二通知受信部13b、蓄積状況取得部14、サービス料算出部15としての機能を発揮するようにしている。
【0034】
具体的に、図4に示された受信装置P1の各部を具体的に詳述する。
【0035】
データサイズ取得部1は、放送局から放送される番組(コンテンツ)のデータのサイズをインターネットなどの通信回線網を介して取得するものであり、取得したデータのサイズは、前記HDD103の所定領域に格納される。ここで本実施形態における「データ」とは、動画又は音声のうちの少なくとも一方を有するデータである放送コンテンツである。なお、通信回線網に限らず、放送中の電波等からこのデータのサイズが取得されても構わない。
【0036】
また、本実施形態でデータのサイズを取得する方法は、TV局やラジオ局等に設置されたセンタコンピュータから送信される番組表を受信装置P1であらかじめ受信し、TV番組等の録画予約や視聴予約を行うEPG(電子番組ガイド)システムを利用したが、これに限らず、番組情報を持つ外部のマシンから取得しても構わない。
【0037】
記録媒体状態予測部2は、前記データサイズ取得部1で取得したデータサイズに基づき、当該データが取得されて記録媒体8に記録された結果、その記録媒体8の空き容量がどのような状態になるかを予測するものである。例えば、「空き容量が十分にある」とか、「空き容量が不足している」という予測結果が出力される。ここで「出力」とは、例えば蓄積管理サーバP2への送信、テレビジョン受像機DPへの表示、印字などがあるが、ここでは、取得した前記予測結果をデータ操作部3および通知部6に出力するという意味である。
【0038】
データ操作部3は、前記記録媒体状態予測部2の出力結果に基づき、記録媒体8の空き容量が不足しているとされた場合等には、記録媒体8に既に蓄積されているデータに対して、削除や圧縮や移動などのデータ操作を行うものである。
【0039】
容量取得部4は、記録媒体8からその空き容量に関する情報を含む容量情報を取得するものであり、その取得した容量情報をデータ送信部5、通知部6a、第二通知部6b及び記録予約情報受付部7に出力する。
【0040】
データ送信部5は、前記容量情報が一定の条件を満たす場合に、受信したデータの全部または一部を、蓄積管理サーバP2へインターネット等の通信回線網を介して送信する機能を有するもので、前記モデムを利用して構成してある。ここで「一定の条件」とは、主に、空き容量やデータサイズに関する条件のことで、例えば、「受信装置P1の記録媒体8の空き容量が、記録しようとする番組データより大きい場合」などがある。
【0041】
通知部6aは、容量取得部4で得られた空き容量情報を、その空き容量情報が一定の条件を満たす場合に、不足容量サイズや端末識別子等を蓄積管理サーバP2へインターネットを介して通知するものであり、前記モデムを利用して構成してある。
【0042】
第二通知部6bは、容量取得部4で得られた容量情報を、その空き容量情報が一定の条件を満たす場合に、容量不足になる予測時間や端末識別子等を蓄積管理サーバP2へインターネットを介して通知するものであり、前記モデムを利用して構成してある。
【0043】
なお、本実施形態では、通知する情報を容量不足になる予測時間としたが、これに限らず、容量不足に関する情報であればよく、例えば、「もうすぐ容量不足になりそうだ」というような状態をあらわす情報でもよい。
【0044】
記録予約情報受付部7は、例えば何年何月何日の何時何分からデータの録画を開始する等、ユーザーがリモコン等で行なう録画予約に関する情報を受け付け、前記容量情報と比較し、一定の条件を満たすか否かを判断するものである。また、ここで「一定の条件」とは、データ送信部5で説明した「一定の条件」と同じである。
【0045】
記録媒体8は、図5に示すような、顧客ID番号・氏名・端末識別子・端末仕様(ハードディスク全容量、空き容量)等の属性を有した顧客DBファイルと、番組ID番号・番組名・提供者・ファイルサイズ・放送日時等の属性を有した番組DBファイルと、顧客ID番号・番組ID番号・放送日時・ファイルサイズ・優先度等の属性を有した端末蓄積情報ファイルと、番組ID番号・データの属性を有した端末蓄積データファイルと、全容量サイズ・蓄積個数・既蓄積容量サイズ・空き容量サイズ・不足容量サイズ・容量不足になる予測時間の属性を有した容量管理情報ファイルとを、前記HDD103等のその所定記憶領域に格納してなるものであり、これら顧客DBファイル、番組DBファイル、端末蓄積情報ファイル、端末蓄積データファイル、容量管理情報ファイルは各々関連付けられたリレーショナル形式をなすものである。
【0046】
各属性を詳述する。
【0047】
顧客ID番号はユニークな値として受信装置P1が付与する。氏名はユーザーの呼称であり、端末識別子はインターネットを介して外部からも識別できるもので、本実施形態では、IPver6にも対応できるようなユニークな値を用いることとした。端末仕様はハードディスク全容量、空き容量等受信装置P1の仕様である。
【0048】
番組ID番号はユニークな値として受信装置P1が付与する。番組名と提供者は、ファイルサイズ、放送日時は、番組に関するデータでありEPG(電子番組ガイド)システムより入手した。
【0049】
優先度は、データの保護、データの移動、データの圧縮処理、データの削除等、データの操作に関する操作情報を基に定義付けられた番号のことであり、これにより、記録媒体8に既に蓄積されているデータの、削除や圧縮や移動などの操作が円滑に行われることとなる。
【0050】
本実施形態では、図5に示すように優先度が1のときはデータの保護(プロテクテッド)、優先度が2のときはデータの移動(外部デバイスへの移管)、優先度が3のときはデータの圧縮(再圧縮してローカルにおく)、優先度が4のときはデータの削除としたが、これに限らず、優先度の段階をより細かく設定するなど適宜設定しても構わない。
【0051】
全容量サイズ、既蓄積容量サイズ、空き容量サイズ、不足容量サイズは、受信装置P1における記録媒体の容量に関するサイズのことで、それぞれ、記録媒体の全容量、既蓄積データの合計容量、空き容量の合計容量、新たにデータを追加記録するときに前記記録媒体で不足する容量のことを表す。蓄積個数は既蓄積コンテンツの総数、容量不足になる予測時間は新しくデータを蓄積したとき、蓄積開始から前記記録媒体が容量不足になるまでの時間を表す。
【0052】
次に図4に示された蓄積管理サーバP2の各部を具体的に詳述する。
【0053】
第二データ受信部11は、受信装置P1もしくは放送局のからデータを受信する機能を有するものであり、前記通信インターフェイス204を利用して構成されている。
【0054】
第二データ蓄積部12は、受信装置P1から送信されてくるデータ及び番組IDや、放送局から衛星等を介して放送されてくるデータ及び番組IDを格納するもので、前記HDD203の所定領域に形成してある。
【0055】
通知受信部13aは、受信装置P1の通知部6aから送信されてくる、不足容量サイズや端末識別子等を受信して第二データ受信部11に不足容量サイズを識別する番組IDを出力するものであり、前記通信インターフェイス206を利用して構成されている。
【0056】
第二通知受信部13bは、受信装置P1の通知部6bから送信されてくる、容量不足になる予測時間や端末識別子等を受信して第二データ受信部11に不足容量サイズを識別する番組ID番号を出力するものであり、前記通信インターフェイス206を利用して構成されている。
【0057】
蓄積状況取得部14は、前記第二通知受信部13bから出力される受信装置P1の空き容量情報を管理し、図6に示すような蓄積管理ファイルに示される蓄積管理情報として第二通知受信部13bに出力するものである。
蓄積ID番号は蓄積管理サーバP2によって付与されるユニークな値である。蓄積アドレス及び蓄積データは、それぞれ前記蓄積管理サーバP2のHDD203における格納位置及び格納されるコンテンツを表す。また、図中の項目が図5の項目と同じであれば、同じ意味をなす。
【0058】
図6の属性を詳述する。
【0059】
サービス料算出部15は、前記第二データ蓄積部12のデータ蓄積回数、蓄積したデータサイズ、蓄積している時間等を基に、データ蓄積サービス料金を算出するものである。本実施形態では、データ蓄積回数1回に対し100円、蓄積したデータサイズ1MBに対し100円、データ蓄積時間24時間に対し100円で算出する方法を採用したが、これに限らずデータの送受信時間(例えば10円/分)で算出するなど、任意の算出方法を採用してもよい。
【0060】
次に、本実施形態のシステムの動作について、図7〜図10に示すフロー図を用いて説明する。
【0061】
図7〜図10は、受信装置P1における、番組(コンテンツ)の録画予約から蓄積に至るまでの過程がフロー図で示されたものである。
【0062】
まず、ユーザーがリモコンRCを用いて番組ガイドなどから蓄積予約したい番組を選択すると(ステップST101)、番組のデータサイズ(U)をインターネットを介してEPG(電子番組ガイド)システムより取得し(ステップST102)、番組DBのファイルサイズに格納する。一方、容量取得部4が受信装置P1の実際の空き容量(V)を取得し(ステップST103)、容量管理情報ファイルの空き容量サイズに格納する。
【0063】
そして、この番組のデータサイズ(U)と受信装置P1の実際の空き容量(V)とを比較し(ステップST104)、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より小さければ、予約を終了する。
【0064】
一方、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より大きければ、受信装置P1に既に蓄積されている既蓄積コンテンツの優先度を端末蓄積情報ファイルから調べ、既蓄積コンテンツの優先度が全て1であれば(ステップST105)、すなわち既蓄積コンテンツ全てにプロテクトがかかっていれば、受信装置P1が接続されたテレビジョン受像機DPに「既蓄積番組の優先度を設定して下さい」のメッセージを表示させる(ステップST106)。そして、ユーザによる優先度の再設定を受けて(ステップST107)、端末蓄積情報ファイルが、その優先度の低い順にソートされ(ステップST108)、さらに、各優先度レベルで蓄積した時間の古い順にソートされる(ステップST109)。以上のステップにより、既蓄積コンテンツは、その優先度が低くかつ蓄積した時間が古いもの順に並べ替えられることとなる。
【0065】
次に、並び替えられた既蓄積コンテンツは、並び替えられた順に一つずつ優先度に応じた次のような自動操作が行なわれる。
優先度が4であれば(ステップST111)、当該コンテンツの削除(ステップST112)。優先度が3であれば(ステップST113)、当該コンテンツを再圧縮して端末におく(ステップST114)。優先度が2であれば(ステップST115)、当該コンテンツをサーバへ移動する(ステップST116)。優先度が1であれば(ステップST117)、当該コンテンツを保護する(ステップST118)。
【0066】
そして、各処理毎に、受信装置P1の空き容量(V)を取得し(ステップST119)、その空き容量(V)が番組のデータサイズ(U)より大きくなっていれば(ステップST120)、予約を完了し、そうでなければ、次の蓄積コンテンツ(ステップST121)の自動操作を空き容量(V)が番組のデータサイズ(U)より大きくなるかがチェックされながら続けて行なわれる(ステップST122)。
【0067】
最後の既蓄積コンテンツでも空き容量(V)が番組のデータサイズ(U)よりも大きくならなければ、端末に接続されたテレビジョン受像機DPに「空き容量を増やすことができません。サーバにて蓄積予約を行ないますか」とのメッセージを表示させる(ステップST123)。
【0068】
そしてユーザーの入力によるサーバでの蓄積予約に関する指示を待ち(ステップST124)、サーバでの蓄積予約が希望されない場合には、予約しないで終了する。一方、希望された場合は、通知部6aがサーバに番組のリクエストを含む容量不足情報を送信し(ステップST125)、サーバからOK待ち、(ステップST126)、OKとの応答が得られなければ、予約は不可となり、OKとの応答が得られた場合には予約が完了する。
【0069】
なお、本実施形態では、優先度に基づくコンテンツの整理を予約操作と同時に行なったが、これに限らず、毎日決まった時刻に整理を行なったり、次の蓄積の1時間前に整理を行なうなど任意のタイミングで構わない。
【0070】
また、通知部6aがリクエストを含む容量不足情報の送信するタイミングを予約操作と同時に行なったが、これに限らず、サーバから了承の応答を事前に得られることが分かっている場合などでは、蓄積予定時間前に送信されれば、周期的に送信するなど任意のタイミングで構わない。
【0071】
さらに、本実施形態では、受信装置P1と蓄積管理サーバP2との間の通信回線網をインターネットの場合で説明したが、これに限らず通常の電話回線や携帯電話などを用いてもよい。
【0072】
図11は、上述した受信装置P1に対応して番組の蓄積を行なう蓄積管理サーバP2の、番組(コンテンツ)蓄積過程がフロー図で示されたものである。
まず、蓄積管理サーバP2の通知受信部13aで受信装置P1の容量不足情報を受信したとき(ステップST201)、ユーザが蓄積管理サーバP2使用の契約を行なっているか否かがチェックされ(ステップST202)、契約がなければ蓄積拒否を通知する(ステップST203)。一方、契約があった場合、受信装置P1へ蓄積許可を通知し(ステップST204)、通知受信部13aで受信した容量不足情報に含まれるデータ識別子で受信するコンテンツを識別し(ステップST205)、第二データ受信部11でそのコンテンツを受信する(ステップST206)。さらに、そのコンテンツは、第二データ蓄積部12で蓄積され(ステップST207)、コンテンツの蓄積回数や蓄積時間などに応じたデータ蓄積サービス料金が算出される(ステップST208)。
【0073】
以上のように本実施形態によれば、データを記録する際、その記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、データを完全に受信する前にそのデータサイズを取得し、取得したデータサイズに基づき空き容量を予測して、記録媒体に既に蓄積されているデータに対して移動や削除や圧縮などの操作を行い得るようにしたため、所望のデータを受信装置側の記録媒体を極めて効率的に使用して蓄積でき得るシステムが供給できる。
【0074】
また、空き容量に関する容量情報に基づき、その記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合には受信したデータの全部または一部をサーバに送信し、所望のデータの蓄積を受信装置に空き容量が無くてもサーバ側が補完するようにしたため、システムとしてデータ蓄積機能の向上が図られたシステムを供給できる。
【0075】
さらに、空き容量に関する容量情報に基づき、受信装置の記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合にはできない旨を含む容量不足情報をサーバに通知するようにしたため、サーバが受信装置の蓄積状況を知る得ることができる。
【0076】
そして、サーバ装置が、そのサーバ装置におけるコンテンツ蓄積に対して、データ蓄積回数、蓄積したデータサイズ、蓄積している時間等を管理したため、データ蓄積サービス料金としてサービス料が算出できる。
【0077】
次に、本実施形態の他のシステムの動作について、図12、図13に示すフロー図を用いて説明する。
【0078】
図12は、受信装置P1における、番組(コンテンツ)視聴中に録画操作が行なわれたときの蓄積に至るまでの過程がフロー図で示されたものである。
【0079】
受信装置P1が、ユーザによる録画操作を受け付けると(ステップST301)、録画が開始される(ステップST302)。このとき、受信装置P1は当該番組のデータサイズ(U)をEPG(電子番組ガイド)システムより取得し(ステップST303)番組DBのファイルサイズに格納する。一方、受信装置P1の容量取得部4が実際の空き容量(V)を取得し(ステップST304)容量管理情報ファイルの空き容量サイズに格納する。
【0080】
そして、この番組のデータサイズ(U)と受信装置P1の実際の空き容量(V)とを比較し(ステップST305)、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より小さければ、録画が完了されたか否かをチェックし(ステップST306)、録画が完了していなければその10分後に、番組のデータサイズ(U)を新たに取得しなおす(ステップST303)。そして、端末の空き容量も再度取得し(ステップST304)、番組のデータサイズ(U)と受信装置P1の実際の空き容量(V)とを比較し(ステップST305)、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より小さければ、録画が完了するまでこの動作を繰り返す。
【0081】
一方、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より大きければ、容量取得部4の容量不足情報に基づき算出された、受信装置P1の容量が不足になる容量不足予測時間を含む容量管理情報を第二通知部6bから蓄積管理サーバP2へ通知する(ステップST307)。
【0082】
なお、本実施形態では、番組のデータサイズ(U)と受信装置P1の実際の空き容量(V)とを比較し、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より大きくなったときに、第二通知部6bからサーバへ通知することとしたが、これに限らず、番組のデータサイズ(U)が受信装置P1の実際の空き容量(V)より小さくても、受信装置P1の実際の空き容量(V)自体が少なくなった場合など、任意の条件設定によって、第二通知部6bからサーバへ容量不足を含む情報として容量管理情報を通知しても構わない。
【0083】
また、ナイター中継で試合が延長されたときのように、その番組のデータサイズ(U)が分からない場合にも、その旨をサーバに通知してもよい。
【0084】
そして、番組のデータサイズ(U)を新たに取得しなおす時間を10分ごととしたが、これに限らず、記録媒体の状態により、時間間隔を短くするなど、任意の間隔で設定しても構わない。
【0085】
図13は、上述した受信装置P1に対応して番組の蓄積を行なう蓄積管理サーバP2の、番組(コンテンツ)蓄積過程がフロー図で示されたものである。
【0086】
蓄積管理サーバP2の第二通知受信部13bで受信装置P1の容量不足情報を受信し、(ステップST401)、第二通知受信部13bで受信した容量不足情報に含まれるデータ識別子で受信するデータを識別し(ステップST402)、第二データ受信部11で受信する(ステップST403)。
【0087】
そして、予測時間であるかをチェックし(ステップST404)、予測時間になれば、第二データ蓄積部12で蓄積が開始され(ステップST405)、コンテンツの蓄積回数や蓄積時間などに応じたデータ蓄積サービス料金が算出される(ステップST406)。
【0088】
以上のように本実施形態によれば、受信装置が、空き容量に関する容量情報に基づき、受信装置の記録媒体に記録できるか否かをチェックし、記録できないような場合には容量不足になる予測時間をサーバに通知するようにしたものであるため、その情報に基づきサーバが容量不足になる予測時間に蓄積開始するため、突然録画が開始された場合にでも対応できるデータ蓄積機能の充実化が図られたシステムが供給できる。
【0089】
次に、本実施形態の他のシステムの動作について、図14に示すフロー図を用いて説明する。
【0090】
図14は、蓄積管理サーバP2における、番組(コンテンツ)の自動受信を示すフロー図である。
【0091】
蓄積管理サーバP2が、受信装置P1の空き容量を容量取得部4及び通知部6aを介して取得する(ステップST501)。また、EPG(電子番組ガイド)システムを利用して番組情報を取得する(ステップST502)。
【0092】
そして、予めユーザにより登録されていた希望番組(コンテンツ)が前記番組情報に含まれているか否かをチェックする(ステップST503)。そして、含まれていなければ、終了する。
【0093】
希望コンテンツがある場合、受信装置P1の空き容量を確認し(ステップST504)、空き容量があれば、受信装置P1に希望コンテンツの蓄積を行ない(ステップST506)、なければ、蓄積管理サーバP2に希望コンテンツの蓄積を行なう(ステップST505)。
【0094】
以上のように本実施形態によれば、蓄積管理サーバP2が受信装置P1の空き容量を管理することで、ユーザの希望するコンテンツを自動蓄積できるシステムを供給できる。
【0095】
図15は、蓄積管理サーバの管理により、番組が延びたときにでも、確実に録画蓄積がなされる方法を示したフロー図である。
【0096】
番組が延びたとき、放送局からの番組時間変更通知をEPG(電子番組ガイド)システム等を介して蓄積管理サーバP2が受信すると(ステップST601)、そこで当該番組を予約したユーザーが特定される(ステップST602)。そして変更時間と元の録画予定時間とを比較し(ステップST603)、変更時間が元の録画予定時間より長ければ、特定されたユーザーの受信装置P1に蓄積可能な空き容量があるか否かを調べる(ステップST604)。そして、特定された前記受信装置P1の空き容量の有無に基づき(ステップST605)、空き容量が不足していない場合には、先で特定された受信装置P1に対して番組の開始終了時間が送信され(ステップST606)、各受信装置P1にて予約蓄積時間が設定し直されることとなる(ステップST607)。一方、蓄積容量が不足していた場合には、サーバで蓄積される。
【0097】
以上のように本実施形態によれば、蓄積管理サーバP2が受信装置P1の管理を行なったため、蓄積するコンテンツの蓄積開始時間などに変更があった場合でも蓄積をすることができる、蓄積条件の変更等に強いシステムを供給できる。
【0098】
次に、本発明の他の実施形態として、ファイルシステムに応用した例を用いて説明する。
【0099】
本発明のファイルシステムは、例えば各ファイルの属性をファイル・アロケーション・テーブル(FAT)を利用して管理するタイプのもので、図16に示すようにそのディレクトリエントリに、通常定義されているファイル属性に加え、第二ファイル属性を定義しておき、この第二ファイル属性に、前記実施形態におけるデータベースシステムで用いた属性と同様、ファイルの自動的な操作を行なう削除、圧縮、移動、保護のファイル操作情報を有した属性値を付与し、OS上で稼働させるようにしている。このようにしておけば、記録媒体に容量不足などがあった場合でも、前記ファイル属性に基づいてファイルの自動管理をOSが行うため、ファイルが効率的に蓄積される。
【0100】
具体的に、本実施形態のシステムの動作について、図17に示すフロー図を用いて説明する。
【0101】
新しいファイルを格納しようとしたとき(ステップST701)、それを格納できる空き領域があれば(ステップST703)、その領域に新しいファイルが格納され(ステップST722)、その格納状態を示す情報が新たにディレクトリエントリ(ステップST723)に書き込まれる。そして、この格納した新しいファイルの第二ファイル属性の設定を行なう(ステップST724)。
【0102】
一方、格納できる空き領域が無い場合(ステップST703)には、OSが、ファイル1(aaa.jpg)、ファイル2(bbb.mpg)等、既に格納されている既蓄積ファイルに対してその1番目の既蓄積ファイルから(ステップST702)順番にディレクトリエントリに示される第二ファイル属性を読み込み(ST706)、これを基に既蓄積ファイルの削除等の自動操作が行なわれる(ステップST707〜ステップST714)。
【0103】
例えば、ファイル1はその格納されているデータ保護を示す第二ファイル属性情報を有しているため(ステップST710)、削除等は行なわれず保護されるため(ステップST714)その格納態様は変わらないが、ファイル2ではデータ削除を示す第二ファイル属性情報を有しているため(ステップST707)、ファイルの削除が行なわれる(ステップST711)。
【0104】
ファイル2の削除は、図18に示すように1つのクラスタに収まらず複数のクラスタにまたがって格納されているデータを削除するものであるが、そのデータの冒頭部分の位置を示すアドレス情報(先頭クラスタ番号)や、データの一部がどのクラスタに飛ばされて格納されているかを示すリンクポインタ(クラスタ番号)や、ファイルサイズ等がディレクトリエントリに記録されているため、これによりなんら問題無く当該ファイルの削除が行なわれ、データを格納する領域が確保されていく。
【0105】
また、既蓄積ファイルの第二ファイル属性が圧縮(ステップST708)や移動(ステップST709)を示していれば、その既蓄積ファイルがOSによって圧縮されたり(ステップST712)、図示しないネットワークで接続された他のサーバ等へ移動されたりするなど(ステップST713)、自動的に操作されて新しいファイルを格納できる領域が確保されるまで繰り返し行なわれる(ステップST704,ST705)。
【0106】
そして、最後の既蓄積ファイルになっても空き領域が確保できない場合には(ステップST704)、ディスプレイに「空き容量不足です。既存蓄積ファイルを削除するなどの設定を行ないますか」との空き容量不足とファイルの属性を再設定とを促す表示を行い(ステップST715)、既蓄積ファイルの第二ファイル属性を再設定するか否かの指示をユーザから受ける(ステップST716)。また、このとき一定時間内にユーザからの指示がない場合には、ステップST717において再設定しないものと判断することとする。
【0107】
そして、この指示が再設定するものでなければ(ステップST717)、新しいファイルの蓄積を行なわずに終了し、再設定するものであれば(ステップST717)、既蓄積ファイルの最初のファイルから(ステップST718)、ユーザによって第二ファイル属性の設定が行なわれ(ステップST719)、最後の既蓄積ファイルまで(ステップST720)繰り返し行なわれる(ステップST721)。そして再度、新しいファイルを格納する領域が確保されるまで、既蓄積ファイルの自動操作が順番に行なわれ(ステップST707〜714)、格納する領域が確保されれば(ステップST703)、その確保された領域に新しいファイルが格納され(ステップST722)、その格納状態を示す情報が新たにディレクトリエントリ(ステップST723)に書き込まれる。そして、この格納した新しいファイルの第二ファイル属性の設定を行なう(ステップST724)。
【0108】
このようにして、ディレクトリエントリにファイルの自動的な操作を行なう削除、圧縮、移動、保護のファイル操作情報を有した属性値を付与し、OS上で稼働させることで、所望のデータを効率的に蓄積できる。
【0109】
なお、本実施形態では、各ファイルの属性をファイル・アロケーション・テーブル(FAT)を利用して管理するタイプのファイルシステムとしたが、これに限らず、例えば、NTFSファイルシステムやUNIX(登録商標)用ファイルシステム等でもよい。
【0110】
また、第二ファイル属性の設定をする方法は、DOS−ShellやB−シェル等のOSのコマンド・シェルを用いる方法等、任意の方法でよい。
【0111】
また、本実施形態では、新しいファイルが格納されるとき、既蓄積ファイルの第二ファイル属性を読み込んだ時に既蓄積ファイルの操作を行なう構成としていたが、これに限らず定期的に既蓄積ファイルのチェックを行う等、任意の時に行なっても構わない。
【0112】
そして、上述したようなファイルシステムを受信装置P1に導入すれば、受信装置P1に設けられた記録媒体に番組を記録する際、その受信装置P1の記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、ファイルに対して移動や削除や圧縮などの自動操作がなされるため、所望のデータを確実に蓄積でき得るシステムが供給できる。
【0113】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、HDD等の記録媒体を具備した受信装置を利用して、受信したデジタルTV放送やデータ放送のコンテンツ等を受信装置に設けられた記録媒体にデータを記録する際、その受信装置の記録媒体に空き容量が無かった場合にでも、サーバを利用して蓄積され、所望のデータを効率的かつ確実に蓄積でき得るシステムが供給できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体機器構成図。
【図2】同実施形態における受信装置P1の内部機器構成図。
【図3】同実施形態における蓄積管理サーバP2の内部機器構成図。
【図4】同実施形態における受信装置P1及び蓄積管理サーバP2の動作を示すフロー図。
【図5】同実施形態における受信装置P1での格納態様。
【図6】同実施形態における蓄積管理サーバP2での格納態様。
【図7】同実施形態における受信装置P1でのデータが蓄積される過程を示すフロー図。
【図8】同実施形態における受信装置P1でのデータが蓄積される過程を示すフロー図。
【図9】同実施形態における受信装置P1でのデータが蓄積される過程を示すフロー図。
【図10】同実施形態における受信装置P1でのデータが蓄積される過程を示すフロー図。
【図11】同実施形態における蓄積管理サーバP2でのデータが蓄積される過程を示すフロー図。
【図12】同実施形態における受信装置P1でのデータが蓄積される他の過程を示すフロー図。
【図13】同実施形態における蓄積管理サーバP2でのデータが蓄積される他の過程を示すフロー図。
【図14】蓄積管理サーバP2における、番組(コンテンツ)の自動受信を示すフロー図。
【図15】蓄積管理サーバの管理により、番組が延びたときにでも、確実に録画蓄積がなされる方法を示したフロー図である。
【図16】FATファイルシステムに応用したときのディレクトリエントリを示した図。
【図17】同システムにおけるファイルの自動操作を示すフロー図。
【図18】同システムにおけるディレクトリエントリに関連付けられたデータの格納態様を示した図。
【符号の説明】
P1・・・受信装置
P2・・・蓄積管理サーバ(サーバ装置)
1・・・データサイズ取得部
2・・・記録媒体状態予測部
3・・・データ操作部
4・・・容量取得部
5・・・データ送信部
6a・・・通知部
6b・・・第二通知部
7・・・記録予約情報受付部
8・・・記録媒体
11・・・第二データ受信部
12・・・第二データ蓄積部
13a・・・通知受信部
13b・・・第二通知受信部
14・・・蓄積状況取得部
15・・・サービス料算出部

Claims (14)

  1. データを受信して蓄積する受信装置及びサーバ装置を内包してなるシステムであって、
    前記受信装置が、
    受信したデータを蓄積する記録媒体と、
    前記記録媒体の空き容量に関する情報である容量情報を取得する容量取得部と、
    前記記録媒体の空き容量または受信データサイズに関する一定の条件が満たされる場合に、前記容量取得部で取得した容量情報に基づき算出される容量不足になる予測時間を含む容量管理情報をサーバに通知する通知部と
    を具備し、前記サーバ装置が、
    前記受信装置から通知される容量管理情報を受信する通知受信部と、
    前記通知受信部で容量管理情報を受信したときに、前記受信装置側に空き容量がなくてもデータ蓄積を当該サーバ装置側で補完するべく、前記データを受信するデータ受信部と、
    前記受信部で受信したデータを蓄積するデータ蓄積部と
    を具備するシステム。
  2. 前記データ蓄積部は、前記容量管理情報に含まれる予測時間から前記データの蓄積を開始する請求項1記載のシステム。
  3. 前記サーバ装置が、前記データの蓄積回数、蓄積したデータサイズ、蓄積している時間のうち何れか一以上の値をパラメータとしてデータ蓄積サービス料金を算出するサービス料算出部をさらに具備している請求項1または2記載のシステム。
  4. 請求項1から3何れか記載のシステムを構成するために用いられ、データを受信して当該データを記録媒体に蓄積する受信装置であって、
    前記記録媒体の空き容量に関する情報である容量情報を取得する容量取得部と、
    前記記録媒体の空き容量または受信データサイズに関する一定の条件が満たされる場合に、前記容量取得部で取得した容量情報に基づき算出される容量不足になる予測時間を含む容量管理情報をサーバに通知して、当該受信装置側に空き容量がなくてもデータ蓄積を前記サーバ装置側で補完させる通知部と
    を具備する受信装置。
  5. 請求項1から3何れか記載のシステムを構成するために用いられ、データサイズの分からないデータを受信して当該データを記録媒体に蓄積する受信装置であって、
    前記記録媒体の空き容量に関する情報である容量情報を取得する容量取得部と、
    前記記録媒体の空き容量に関する一定の条件が満たされる場合に、前記容量取得部で取得した容量情報に基づき算出される容量不足になる予測時間を含む容量管理情報をサーバに通知して、当該受信装置側に空き容量がなくてもデータ蓄積を前記サーバ装置側で補完させる通知部と
    を具備する受信装置。
  6. 請求項1から3何れか記載のシステムを構成するために用いられ、データを受信して当該データを記録媒体に蓄積する受信装置であって、
    データのサイズを取得するデータサイズ取得部と、
    前記記録媒体の空き容量に関する情報である容量情報を取得する容量取得部と、
    前記データサイズ取得部で取得したデータサイズが前記容量情報で取得した容量情報に基づく空き容量よりも大きい場合に、前記容量情報に基づき算出される容量不足になる予測時間を含む容量管理情報をサーバに通知して、当該受信装置側に空き容量がなくてもデータ蓄積を前記サーバ装置側で補完させる通知部と
    を具備する受信装置。
  7. 前記通知部が、前記データを識別するデータ識別子をも前記サーバに通知する請求項4から6何れか記載の受信装置。
  8. 前記通知部が、前記受信装置を識別する端末識別子をも前記サーバに通知する請求項4から7何れか記載の受信装置。
  9. 請求項1から3何れか記載のシステムを構成するために用いられるサーバ装置であって、
    受信装置から通知される、当該受信装置の記録媒体が容量不足になる予測時間を含む容量管理情報を受信する通知受信部と、
    前記通知受信部で容量管理情報を受信したときに、前記受信装置側に空き容量がなくてもデータ蓄積を当該サーバ装置側で補完するべく、前記データを受信するデータ受信部と、
    前記受信部で受信したデータを蓄積するデータ蓄積部と
    を具備するサーバ装置。
  10. 前記データ蓄積部は、前記容量管理情報に含まれる予測時間から前記データの蓄積を開始する請求項9記載のサーバ装置。
  11. 前記通知受信部は、前記受信装置から通知されるデータ識別子をも受信し、
    前記データ蓄積部は、前記通知受信部で受信したデータ識別子で識別されるデータを蓄積する請求項9または10記載のサーバ装置。
  12. 前記データ蓄積部は、前記データを前記データ識別子に関連付けて蓄積する請求項11記載のサーバ装置。
  13. 前記通知受信部は、前記受信装置から通知される端末識別子をも受信し、
    前記データ蓄積部は、前記データを前記端末識別子に関連付けて蓄積する請求項9から12何れか記載のサーバ装置。
  14. 前記データの蓄積回数、蓄積したデータサイズ、蓄積している時間のうち何れか一以上の値をパラメータとしてデータ蓄積サービス料金を算出するサービス料算出部をさらに具備する請求項9から13何れか記載のサーバ装置。
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