JP4034162B2

JP4034162B2 - Vehicle cup holder

Info

Publication number: JP4034162B2
Application number: JP2002312342A
Authority: JP
Inventors: 哲也阿部; 英明鈴木
Original assignee: Toyota Auto Body Co Ltd; Kojima Industries Corp
Current assignee: Toyota Auto Body Co Ltd; Kojima Industries Corp
Priority date: 2002-10-28
Filing date: 2002-10-28
Publication date: 2008-01-16
Anticipated expiration: 2022-10-28
Also published as: JP2004142697A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナに出し入れ可能に支持された第１のホルダと、第１のホルダに対して第１のホルダと合わさる閉位置と閉位置からずれた開位置に移動可能な第２のホルダを有し、第２のホルダが閉位置に位置するとき第１、第２のホルダを１個置きのカップホルダとして使用でき、第２のホルダが開位置に位置するとき第１、第２のホルダを２個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平９−３７９１３号公報には、トレイつきの車両用カップホルダが開示されており、トレイを上下動させる螺旋運動駆動装置が開示されている。そこでは、第２のホルダを第１のホルダに対して外方に回動させたときには第２のホルダのトレイが降下し、第２のホルダを第１のホルダに対して内方に回動させたときには第２のホルダのトレイが上昇する。
【０００３】
【特許文献１】
特開平９−３７９１３号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の車両用カップホルダには、つぎの問題点がある。
螺旋面の傾斜がきつい場合、第２のホルダを第１のホルダに対して外方または内方に回動させたときに滑りがロックしてしまう。そのため、螺旋面の傾斜をゆるくしなければならない。その結果、第２のホルダを外方に回動させたときでも、第２のホルダのトレイと第２のホルダの上面との間の上下方向距離を大きくとることができない。そのため、第２のホルダはカップをカップの下面および下面近傍でしか保持できず、第２のホルダでカップを安定して保持することは困難である。
本発明の目的は、トレイとホルダ上面との間の上下方向距離を従来より大にすることができる、車両用カップホルダを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
（１）リテーナと、該リテーナに出し入れ可能に設けられた第１のホルダと、該第１のホルダに対して、該第１のホルダと合わさる閉位置と該閉位置からずれた開位置との間に移動可能な第２のホルダを有し、前記第２のホルダが前記閉位置に位置するとき前記第１、第２のホルダを１個置きのカップホルダとして使用でき、前記第２のホルダが前記開位置に位置するとき前記第１、第２のホルダを２個置きのカップホルダとして使用できる、車両用カップホルダであって、
前記第２のホルダは、前記第１のホルダに対してバネにより前記開位置側に付勢されており、
前記第１のホルダの上壁に形成されるＵ字状の溝の内側に設けられ上下方向に弾性変形可能なロック部に、前記第２のホルダに設けられる爪が係合することにより、前記第２のホルダが前記バネの付勢力に抗して前記閉位置に保持されており、
前記溝の内側に設けられるロック解除部が上下方向下側に押されることにより、前記ロック部が上下方向下側に弾性変形して前記ロック部に引っ掛かっている前記爪の引っかかりが解除され、
前記第１、第２のホルダはそれぞれトレイを有しており、該２個のトレイの一方は上下方向に回動可能とされており、前記２個のトレイの他方は固定とされている、車両用カップホルダ。
（２）前記回動可能なトレイは、常時、上方に回動付勢されている（１）記載の車両用カップホルダ。
（３）前記回動可能なトレイには、該トレイを上下方向に貫通する穴が設けられている、（１）記載の車両用カップホルダ。
【０００６】
上記（１）〜（３）の車両用カップホルダでは、２個のトレイの一方が上下方向に回動可能とされているので、回動可能なトレイを下方に回動させたときのカップホルダの高さ（回動可能なトレイと回動可能なトレイを有するホルダの上面との間の上下方向距離）を従来より大にすることができる。
上記（３）の車両用カップホルダでは、回動可能なトレイに穴が設けられているので、第１、第２のホルダを１個置きのカップホルダとして使用するとき、１個置きのカップホルダに収容されるカップを、穴の縁で、または、穴を挿通させて固定のトレイで支持できる。そのため、カップ保持の比較的大きな高さを１個置きの場合でも確保できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の車両用カップホルダを、図１〜図６を参照して、説明する。
本発明実施例の車両用カップホルダ１０は、たとえば、車両の内装部材であるインスツルメントパネルに設けられる。ただし、車両用カップホルダ１０が設けられる場所は、インスツルメントパネルに限定されるものではなく、たとえば、センタークラスタ、コンソール等であってもよい。以下、本発明実施例および図示例では、車両用カップホルダ１０がインスツルメントパネルに配置される場合を例にとって説明する。
車両用カップホルダ１０は、図１に示すように、リテーナ２０と、レール部材３０と、第１のホルダ４０と、第２のホルダ５０とを、有する。ただし、レール部材３０は、必須の構成要件ではない。
【０００８】
リテーナ２０は、インスツルメントパネルに設けられる。リテーナ２０は、インスツルメントパネルに一体に形成されていてもよく、インスツルメントパネルと別体に形成されてインスツルメントパネルに固定して取り付けられていてもよい（図示例では、リテーナ２０がインスツルメントパネルと別体に形成されてインスツルメントパネルに固定して取り付けられる場合を示している）。
リテーナ２０は、樹脂製または金属製である。リテーナ２０は、第１のリテーナ２１と、第２のリテーナ２２と、からなる。ただし、第２のリテーナ２２は必須の構成要件ではない。
【０００９】
第１のリテーナ２１は、レール部材３０を出し入れ自在に収納する。第１のリテーナ２１の側壁２１ａは、突起２１ｂと、ビス穴２１ｃと、折れ曲がり部２１ｄとを、有する。
突起２１ｂは、側壁２１ａの内面に設けられる。突起２１ｂは、レール部材３０の第１の爪部３２に当接可能である。
折れ曲がり部２１ｄは、側壁２１ａの下端部を、第１のリテーナ２１の車両左右方向中央に向って折り曲げることにより、形成される。
第２のリテーナ２２は、第１のリテーナ２１の剛性を高めるために設けられる。第２のリテーナ２２は、第１のリテーナ２１に、ビス２３で取り付けられる。
【００１０】
レール部材３０は、樹脂製または金属製である。レール部材３０は、リテーナ２０に車両前後方向に摺動自在に保持される。レール部材３０は、第１のホルダ４０を車両前後方向に出し入れ自在に保持する。レール部材３０は、係合穴３１と、第１の爪部３２と、第２の爪部３３とを、有する。
係合穴３１は、レール部材３０の側壁３０ａの車両前後方向後側端部で上下方向中間部に形成される。係合穴３１には、第１のホルダ４０の係合部４８が係脱可能である。
第１の爪部３２は、側壁３０ａの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に設けられる。第１の爪部３２は、リテーナ２０の突起２１ｂに当接可能である。第１の爪部３２が突起２１ｂに当接することにより、レール部材３０がそれ以上車両前後方向後側に突出することが防止される。
第２の爪部３３は、レール部材３０の底壁３０ｂの車両前後方向後側端部で車両左右方向両端部に設けられる。第２の爪部３３は、リテーナ２０の折れ曲がり部２１ｄの車両前後方向後側端に当接可能である。第２の爪部３３が折れ曲がり部２１ｄに当接することにより、レール部材３０がそれ以上車両前後方向前側に移動することが防止される。
【００１１】
第１のホルダ４０は、樹脂製である。第１のホルダ４０は、レール部材３０に車両前後方向に移動可能に支持される。第１のホルダ４０は、トレイ４１と、カップ類Ｃが挿通されカップ類Ｃの側面を保持するカップ保持用穴４２と、受け部４３と、Ｕ字上に形成された溝４４と、ロック部４５と、ロック解除部４６と、トレイ４１取付け用穴４７と、レール部材３０の係合穴３１に係脱可能な係合部４８とを、有する。
【００１２】
トレイ４１は、カップ類Ｃの下面を支持するトレイである。トレイ４１は、軸部４１ａと、アーム部４１ｂと、支持部４１ｃとを、有する。トレイ４１は、支持部４１ｃの先端が第１のホルダ４０の上壁４０ａの裏面に当る位置から、アーム部４１ｂの上面４１ｆが上壁４０ａの裏面に当る位置まで、上下方向に回動可能である。トレイ４１は、常時、バネ４１ｄで上方に回動付勢されている。
軸部４１ａは、トレイ取付け用穴４７内に入り込む。軸部４１ａは、トレイ取付け用穴４７内で回動可能である。トレイ４１は、第１のホルダ４０に収容されるカップ類Ｃの重みで下方に下がる。
アーム部４１ｂと支持部４１ｃの少なくとも一方には、トレイ４１を上下方向に貫通する穴４１ｅが設けられている（図示例では、穴４１ｅがアーム部４１ｂにのみ設けられている場合を示している）。穴４１ｅの大きさは、カップ保持用穴４２の大きさと同じか、またはカップ保持用穴４２の大きさより小である（図示例では、穴４１ｅの大きさがカップ保持用穴４２の大きさより小である場合を示している）。穴４１ｅは、第２のホルダ５０を第１のホルダ４０に対して開位置に移動させたときに穴４１ｅの周囲部でカップ類Ｃの下面を支持できるように設けられる。穴４１ｅは、トレイ４１が第２のホルダ５０の後述のトレイ５２ａに当るまでバネ４１ｄの付勢力に抗して押し下げられたとき、カップ保持用穴４２の下方に位置する。穴４１ｅの縁は、トレイ４１が第２のホルダ５０のトレイ５２ａに当るまでバネ４１ｄの付勢力に抗して押し下げられたとき、水平面になっている。
【００１３】
カップ保持用穴４２は、第１のホルダ４０の上壁４０ａの車両前後方向後側端部に設けられる。
受け部４３は、上壁４０ａの上面に設けられる。受け部４３は、第２のホルダ５０を移動可能に支持する。
溝４４は、上壁４０ａに形成される。
ロック部４５は、上壁４０ａで、溝４４の内側に設けられる。ロック部４５は、上下方向に弾性変形可能である。ロック部４５の弾性変形は、樹脂弾性を利用したものである。ロック部４５に第２のホルダ５０の爪５４ａが引っ掛かることにより、第２のホルダ５０が閉位置に保持される。
ロック解除部４６は、上壁４０ａの上面で、溝４４の内側に設けられる。ロック解除部４６は、ロック部４５に引っ掛かっている爪５４ａの引っ掛かりを解除するものである。ロック解除部４６を上下方向下側に押すことにより、ロック部４５を上下方向下側に弾性変形させることができる。
トレイ取付け用穴４７は、第１のホルダ４０の側壁４０ｂの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に形成される。
係合部４８は、側壁４０ｂの車両前後方向前側端部で上下方向中間部に設けられる。係合部４８は、トレイ取付け用穴４７より車両前後方向前側に設けられる。
【００１４】
第２のホルダ５０は、樹脂製である。第２のホルダ５０は、図３、図４に示すように、第１のホルダ４０に対して、第１のホルダ４０と合わさる閉位置（図３）と、閉位置からずれた開位置（図４）との間にわたって移動可能とされている。第２のホルダ５０が閉位置に位置するとき第１、第２のホルダ４０、５０を１個置きのカップホルダとして使用でき、第２のホルダ４０が開位置に位置するとき第１、第２のホルダ４０、５０を２個置きのカップホルダとして使用できる。第２のホルダ５０は、図１に示すように、常時、バネ５０ａにより、開位置側に付勢されている。
【００１５】
第２のホルダ５０は、本体部５１と、ドア部５２とを、有する。
本体部５１は、第１のホルダ４０に移動可能に支持される。ここで、移動は、直線動であってもよく、回動であってもよい（図示例では、移動が回動である場合を示している）。以下、本発明実施例では、本体部５１が第１のホルダ４０に回動可能に支持される場合を説明する。
本体部５１は、第１のホルダ４０に、上下方向と直交する方向に回動可能に支持される。本体部５１は、カップ類Ｃが挿通されカップ類Ｃの側面を保持するカップ保持用穴５３と、耳部５４と、ビス用穴５５とを、有する。
カップ保持用穴５３は、本体部５１の上壁５１ａに設けられる。
耳部５４は、本体部５１の側面の上端部に設けられる。耳部５４には、耳部５４から下方に突出する爪５４ａが設けられる。爪５４ａは、第１のホルダ４０のロック部４５に係脱可能である。爪５４ａがロック部４５に係合することにより、本体部５１はバネ５０ａの付勢力に抗して閉位置に保持される。
ビス用穴５５は、本体部５１の上壁５１ａに設けられる。ビス５５ａを、ビス用穴５５に挿通し第１のホルダ４０の受け部４３に挿入することにより、本体部５１は第１のホルダ４０に回動可能に支持される。
【００１６】
ドア部５２は、本体部５１と一体的に移動する。ドア部５２は、本体部５１に一体に形成されていてもよく、本体部５１と別体に形成されて本体部５１に固定して取り付けられていてもよい（図示例では、ドア部５２が本体部５１と別体に形成されて本体部５１に固定して取り付けられる場合を示している）。
ドア部５２は、図２に示すように、第１、第２のホルダ４０、５０をリテーナ２０内に収納したときに、リテーナ２０の開口を塞ぐ。ドア部５２は、図１に示すように、トレイ５２ａを有する。トレイ５２ａは、ドア部５２に対して移動不能（固定）とされている。トレイ５２ａは、第２のホルダ５０に対して移動不能（固定）とされている。トレイ５２ａは、ドア部５２に一体に形成されていてもよく、ドア部５２と別体に形成されてドア部５２に固定して取り付けられていてもよい。トレイ５２ａは、第１のホルダ４０のトレイ４１が下方に下がっているとき、トレイ４１の支持部４１ｃと同じ上下方向位置にあるか支持部４１ｃより上下方向上側に位置し、第１のホルダ４０のトレイ４１が上方に上がっているとき、トレイ４１の支持部４１ｃより上下方向下側に位置する。
【００１７】
ここで、第１、第２のホルダ４０、５０がリテーナ２０に収納されている状態から、第１、第２のホルダ４０、５０を２個置きのカップホルダとして使用できる状態にするまでの、作動を説明する。
第１、第２のホルダ４０、５０がリテーナ２０に収納されているとき、図２に示すように、ドア部５２がリテーナ２０の開口を塞いでいる。第１のホルダ４０のトレイ４１は、バネ４１ｄの付勢力により、支持部４１ｃの先端が上壁４０ａの裏面に当るまで上方に上がっている。第２のホルダ５０のトレイ５２ａは、第１のホルダ４０のトレイ４１より上下方向下側に位置する。第２のホルダ５０は、爪５４ａがロック部４５に引っ掛かっており、閉位置にある。２つのカップ保持用穴４２、５３は、上下方向に重なりあっている。第２のホルダ５０のカップ保持用穴５３は、第１のホルダ４０のカップ保持用穴４２より上方に位置する。
【００１８】
第１、第２のホルダ４０、５０がリテーナ２０に収納されている状態からドア部５２を手で車両前後方向後側に引き出すと、図３に示すように、第１、第２のホルダ４０、５０がリテーナ２０から車両前後方向後側に突出する。このとき、第１のホルダ４０のトレイ４１は、バネ４１ｄの付勢力により上方に上がっている。第２のホルダ５０のトレイ５２ａは、第１のホルダ４０のトレイ４１より下側に位置する。第２のホルダ５０は、爪５４ａがロック部４５に引っ掛かっており、閉位置にある。２つのカップ保持用穴４２、５３は上下方向に重なりあっている。第２のホルダ５０のカップ保持用穴５３は、第１のホルダ４０のカップ保持用穴４２より上側に位置する。第１、第２のホルダ４０、５０は１個置きのカップホルダとして使用されうる。
【００１９】
第２のホルダ５０が第１のホルダ４０に合わさっている状態で、ロック解除部４６を下方に押すと、図４に示すように、ロック部４５と爪５４ａとの係合が解除され、バネ５０ａの付勢力により、第２のホルダ５０がビス５５ａを中心に開位置側に回動する。第２のホルダ５０は、第１のホルダ４０の側壁４０ｂの外面に当接するまで、回動する。第２のホルダ５０が開位置に達したとき、第１のホルダ４０と第２のホルダ５０を２個置きのカップホルダとして使用できる。
【００２０】
つぎに、第１、第２のホルダ４０、５０が１個置きのカップホルダとして使用される場合を、図５を参照して、説明する。
第１、第２のホルダ４０、５０が１個置きのカップホルダとして使用できる状態で、カップ類Ｃを１個置きのカップホルダに収容するとき、カップ類Ｃの下面が第１のホルダ４０のトレイ４１に当る。トレイ４１は、カップ類Ｃの重みにより、バネ４１ｄの付勢力に抗してトレイ４１の下面が第２のホルダ５０のトレイ５２ａの上面に当るまで、下がる。トレイ４１が第２のホルダ５０のトレイ５２ａに当るまで下がったとき、カップ類Ｃの一部は穴４１ｅ内に入り込む。カップ類Ｃを１個置きのカップホルダに収容したとき、カップ類Ｃは、穴４１ｅの縁または、穴４１ｅを挿通させて第２のホルダ５０のトレイ５２ａで支持される（図示例では、穴４１ｅの縁で支持される場合を示している）。カップ類Ｃが穴４１ｅの縁で支持される場合、穴４１ｅの縁は水平面になっているので、カップ類Ｃは穴４１ｅの縁で安定して支持される。
【００２１】
第１、第２のホルダ４０、５０が２個置きのカップホルダとして使用される場合を、図４、図６を参照して、説明する。
カップ類Ｃを第１のホルダ４０に収容するとき、カップ類Ｃの下面が第１のホルダ４０のトレイ４１に当る。トレイ４１は、カップ類Ｃの重みにより、バネ４１ｄの付勢力に抗してアーム部４１ｂの上面４１ｆが上壁４０ａに当るまで、下がる。カップ類Ｃを第１のホルダに収容したとき、カップ類Ｃの下面はトレイ４１の支持部４１ｃにより支持される。
カップ類Ｃを第２のホルダ５０に収容するとき、カップ類Ｃを、カップ類Ｃの下面がトレイ５２ａに当たるまで第２のホルダ５０内に挿入する。カップ類Ｃを第２のホルダ５０に収容したとき、カップ類Ｃの下面はトレイ５２ａにより支持される。
【００２２】
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
第１のホルダ４０のトレイ４１が上下方向に回動可能とされているので、トレイ４１を下方に回動させたときのカップホルダの高さ（トレイ４１と第１のホルダ４０の上面との間の上下方向距離）を従来より大にすることができる。
第１のホルダ４０のトレイ４１には穴４１ｅが設けられているので、第１、第２のホルダ４０、５０を１個置きのカップホルダとして使用するとき、１個置きのカップホルダに収容されるカップ類Ｃを、穴４１ｄの縁で、または、穴４１ｄを挿通させて固定のトレイ５２ａで支持できる。そのため、穴４１ｅが設けられていない場合に比べて、カップ類保持の比較的大きな高さを１個置きの場合でも確保できる。
レール部材３０が設けられているので、レール部材３０が設けられていない場合に比べて、レール部材３０がリテーナ２０に対して車両前後方向に移動する距離Ｓだけ、車両用カップホルダ１０の車両前後方向長さを小にすることができる。
第１のホルダ４０のトレイ４１が上下方向に回動可能とされているので、トレイ４１が回動不能とされている場合に比べて、車両用カップホルダ１０の上下方向長さを小にすることができる。
【００２３】
【発明の効果】
請求項１〜３記載の車両用カップホルダによれば、２個のトレイの一方が上下方向に回動可能とされているので、回動可能なトレイを下方に回動させたときのカップホルダの高さ（回動可能なトレイと回動可能なトレイを有するホルダの上面との間の上下方向距離）を従来より大にすることができる。
請求項３記載の車両用カップホルダによれば、回動可能なトレイに穴が設けられているので、第１、第２のホルダを１個置きのカップホルダとして使用するとき、１個置きのカップホルダに収容されるカップ類を、穴の縁で、または、穴を挿通させて固定のトレイで支持できる。そのため、カップ保持の比較的大きな高さを１個置きの場合でも確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施例の車両用カップホルダの分解斜視図である。
【図２】本発明実施例の車両用カップホルダの、第１のホルダと第２のホルダがリテーナに収納されている状態を示す斜視図である。
【図３】本発明実施例の車両用カップホルダの、第１のホルダと第２のホルダをリテーナから引き出し第２のホルダが閉位置に位置するときの斜視図である。
【図４】本発明実施例の車両用カップホルダの、第１のホルダと第２のホルダをリテーナから引き出し第２のホルダが開位置に位置するときの斜視図である。
【図５】本発明実施例の車両用カップホルダの、第１、第２のホルダをリテーナから引き出し第２のホルダが閉位置に位置する状態で、カップ類を１個置きのカップホルダに収容した場合を示す部分断面図である。
【図６】本発明実施例の車両用カップホルダの、第１、第２のホルダをリテーナから引き出し第２のホルダが開位置に位置する状態で、カップ類を第１のホルダに収容した場合を示す部分断面図である。
【符号の説明】
１０車両用カップホルダ
２０リテーナ
３０レール部材
４０第１のホルダ
４１第１のホルダのトレイ
４１ａ軸部
４１ｂアーム部
４１ｃ支持部
４１ｄバネ
４１ｅ穴
５０第２のホルダ
５１本体部
５２ドア部
５２ａ第２のホルダのトレイ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes a first holder supported so as to be able to be inserted into and removed from a retainer, a closed position where the first holder is combined with the first holder, and a second holder which is movable from the closed position to an open position. And when the second holder is in the closed position, the first and second holders can be used as alternate cup holders, and when the second holder is in the open position, the first and second holders It is related with the cup holder for vehicles which can be used as a cup holder of every two.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-37913 discloses a vehicle cup holder with a tray, and discloses a helical motion drive device that moves the tray up and down. There, when the second holder is rotated outward with respect to the first holder, the tray of the second holder is lowered and the second holder is rotated inward with respect to the first holder. When this is done, the tray of the second holder rises.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-37913 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional vehicle cup holder has the following problems.
When the inclination of the spiral surface is tight, the slip is locked when the second holder is rotated outward or inward with respect to the first holder. Therefore, it is necessary to loosen the inclination of the spiral surface. As a result, even when the second holder is rotated outward, the vertical distance between the tray of the second holder and the upper surface of the second holder cannot be increased. Therefore, the second holder can hold the cup only on the lower surface of the cup and in the vicinity of the lower surface, and it is difficult to stably hold the cup with the second holder.
The objective of this invention is providing the cup holder for vehicles which can make the vertical distance between a tray and a holder upper surface larger than before.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for achieving the above object is as follows.
(1) a retainer, a first holder provided so as to be able to be inserted into and removed from the retainer, a closed position where the first holder is combined with the first holder, and an open position shifted from the closed position A second holder movable between the first holder and the second holder when the second holder is in the closed position, the second holder can be used as every other cup holder; Is a vehicle cup holder that can be used as every second cup holder when the first and second holders are in the open position,
The second holder is biased toward the open position by a spring with respect to the first holder,
By engaging a claw provided in the second holder with a lock portion provided inside the U-shaped groove formed in the upper wall of the first holder and elastically deformable in the vertical direction, A second holder is held in the closed position against the biasing force of the spring;
When the lock release portion provided inside the groove is pushed downward in the vertical direction, the lock portion is elastically deformed downward in the vertical direction, and the hook of the claw that is hooked on the lock portion is released,
Each of the first and second holders has a tray, one of the two trays is rotatable in the vertical direction, and the other of the two trays is fixed. Cup holder for vehicles.
(2) The vehicle cup holder according to (1), wherein the rotatable tray is always urged to rotate upward.
(3) The vehicle cup holder according to (1), wherein the rotatable tray is provided with a hole penetrating the tray in a vertical direction.
[0006]
In the vehicle cup holder of the above (1) to (3), since one of the two trays is turnable in the vertical direction, the cup holder when the turnable tray is turned downward. (The vertical distance between the rotatable tray and the upper surface of the holder having the rotatable tray) can be made larger than the conventional height.
In the vehicle cup holder of the above (3), since the hole is provided in the rotatable tray, when the first and second holders are used as every other cup holder, every other cup holder. Can be supported by the edge of the hole or by a fixed tray through the hole. Therefore, a relatively large height for holding the cup can be secured even when every other cup is held.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A vehicle cup holder according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The vehicle cup holder 10 according to the embodiment of the present invention is provided, for example, on an instrument panel that is an interior member of a vehicle. However, the place where the vehicle cup holder 10 is provided is not limited to the instrument panel, and may be, for example, a center cluster, a console, or the like. Hereinafter, in the embodiment of the present invention and the illustrated example, a case in which the vehicle cup holder 10 is disposed on the instrument panel will be described as an example.
As illustrated in FIG. 1, the vehicle cup holder 10 includes a retainer 20, a rail member 30, a first holder 40, and a second holder 50. However, the rail member 30 is not an essential component.
[0008]
The retainer 20 is provided on the instrument panel. The retainer 20 may be formed integrally with the instrument panel, or may be formed separately from the instrument panel and fixedly attached to the instrument panel (in the illustrated example, the retainer 20 is fixed). Is formed separately from the instrument panel and fixedly attached to the instrument panel).
The retainer 20 is made of resin or metal. The retainer 20 includes a first retainer 21 and a second retainer 22. However, the second retainer 22 is not an essential component.
[0009]
The 1st retainer 21 accommodates the rail member 30 so that insertion / extraction is possible. The side wall 21a of the first retainer 21 has a protrusion 21b, a screw hole 21c, and a bent portion 21d.
The protrusion 21b is provided on the inner surface of the side wall 21a. The protrusion 21 b can contact the first claw portion 32 of the rail member 30.
The bent portion 21d is formed by bending the lower end portion of the side wall 21a toward the center of the first retainer 21 in the vehicle left-right direction.
The second retainer 22 is provided to increase the rigidity of the first retainer 21. The second retainer 22 is attached to the first retainer 21 with screws 23.
[0010]
The rail member 30 is made of resin or metal. The rail member 30 is held by the retainer 20 so as to be slidable in the vehicle front-rear direction. The rail member 30 holds the first holder 40 so that it can be taken in and out in the vehicle front-rear direction. The rail member 30 has an engagement hole 31, a first claw portion 32, and a second claw portion 33.
The engagement hole 31 is formed in the middle portion in the vertical direction at the rear end portion of the side wall 30a of the rail member 30 in the vehicle front-rear direction. The engaging portion 48 of the first holder 40 can be engaged with and disengaged from the engaging hole 31.
The 1st nail | claw part 32 is provided in the up-down direction intermediate part by the vehicle front-back direction front side edge part of the side wall 30a. The first claw portion 32 can come into contact with the protrusion 21 b of the retainer 20. When the first claw portion 32 abuts against the protrusion 21b, the rail member 30 is prevented from further protruding rearward in the vehicle front-rear direction.
The 2nd nail | claw part 33 is provided in the vehicle left-right direction both ends by the vehicle front-back direction rear side edge part of the bottom wall 30b of the rail member 30. As shown in FIG. The second claw portion 33 can contact the rear end of the bent portion 21d of the retainer 20 in the vehicle front-rear direction. Since the second claw portion 33 contacts the bent portion 21d, the rail member 30 is prevented from further moving forward in the vehicle front-rear direction.
[0011]
The first holder 40 is made of resin. The first holder 40 is supported by the rail member 30 so as to be movable in the vehicle front-rear direction. The first holder 40 includes a tray 41, a cup holding hole 42 through which the cups C are inserted to hold the side surfaces of the cups C, a receiving portion 43, a groove 44 formed on the U-shape, and a lock portion. 45, a lock release portion 46, a tray 41 attachment hole 47, and an engagement portion 48 that can be engaged with and disengaged from the engagement hole 31 of the rail member 30.
[0012]
The tray 41 is a tray that supports the lower surface of the cups C. The tray 41 includes a shaft portion 41a, an arm portion 41b, and a support portion 41c. The tray 41 can be rotated in the vertical direction from the position where the tip of the support portion 41c hits the back surface of the upper wall 40a of the first holder 40 to the position where the upper surface 41f of the arm portion 41b hits the back surface of the upper wall 40a. is there. The tray 41 is always urged to rotate upward by a spring 41d.
The shaft portion 41 a enters the tray mounting hole 47. The shaft portion 41a is rotatable in the tray mounting hole 47. The tray 41 is lowered downward by the weight of the cups C accommodated in the first holder 40.
At least one of the arm portion 41b and the support portion 41c is provided with a hole 41e penetrating the tray 41 in the vertical direction (in the illustrated example, the case where the hole 41e is provided only in the arm portion 41b is shown. ). The size of the hole 41e is the same as the size of the cup holding hole 42 or smaller than the size of the cup holding hole 42 (in the illustrated example, the size of the hole 41e is smaller than the size of the cup holding hole 42). Shows the case). The hole 41e is provided so that the lower surface of the cups C can be supported around the hole 41e when the second holder 50 is moved to the open position with respect to the first holder 40. The hole 41e is positioned below the cup holding hole 42 when the tray 41 is pushed down against the urging force of the spring 41d until the tray 41 hits a later-described tray 52a of the second holder 50. The edge of the hole 41e is a horizontal plane when the tray 41 is pushed down against the urging force of the spring 41d until it hits the tray 52a of the second holder 50.
[0013]
The cup holding hole 42 is provided at the rear end portion in the vehicle front-rear direction of the upper wall 40 a of the first holder 40.
The receiving portion 43 is provided on the upper surface of the upper wall 40a. The receiving part 43 supports the 2nd holder 50 so that a movement is possible.
The groove 44 is formed in the upper wall 40a.
The lock portion 45 is provided on the inner side of the groove 44 on the upper wall 40a. The lock portion 45 can be elastically deformed in the vertical direction. The elastic deformation of the lock portion 45 utilizes resin elasticity. When the claw 54a of the second holder 50 is caught by the lock portion 45, the second holder 50 is held in the closed position.
The unlocking portion 46 is provided inside the groove 44 on the upper surface of the upper wall 40a. The lock release unit 46 releases the catch of the claw 54 a caught on the lock unit 45. By pushing the unlocking portion 46 downward in the vertical direction, the lock portion 45 can be elastically deformed downward in the vertical direction.
The tray mounting hole 47 is formed in the middle portion in the vertical direction at the front end portion of the side wall 40b of the first holder 40 in the vehicle front-rear direction.
The engaging portion 48 is provided at the middle portion in the vertical direction at the front end portion of the side wall 40b in the vehicle front-rear direction. The engaging portion 48 is provided on the front side in the vehicle front-rear direction from the tray mounting hole 47.
[0014]
The second holder 50 is made of resin. As shown in FIGS. 3 and 4, the second holder 50 is closed with respect to the first holder 40 (FIG. 3) and the open position (FIG. 3) shifted from the closed position. 4) is movable. When the second holder 50 is in the closed position, the first and second holders 40, 50 can be used as alternate cup holders, and when the second holder 40 is in the open position, the first and second The holders 40 and 50 can be used as every two cup holders. As shown in FIG. 1, the second holder 50 is always urged toward the open position by a spring 50a.
[0015]
The second holder 50 has a main body portion 51 and a door portion 52.
The main body 51 is movably supported by the first holder 40. Here, the movement may be a linear movement or a rotation (in the illustrated example, the movement is a rotation). Hereinafter, in the embodiment of the present invention, a case where the main body 51 is rotatably supported by the first holder 40 will be described.
The main body 51 is supported by the first holder 40 so as to be rotatable in a direction orthogonal to the vertical direction. The main body 51 includes a cup holding hole 53 through which the cups C are inserted and holding the side surfaces of the cups C, ears 54, and screw holes 55.
The cup holding hole 53 is provided in the upper wall 51 a of the main body 51.
The ear 54 is provided at the upper end of the side surface of the main body 51. The ear portion 54 is provided with a claw 54 a that protrudes downward from the ear portion 54. The claw 54 a can be engaged with and disengaged from the lock portion 45 of the first holder 40. When the claw 54a is engaged with the lock portion 45, the main body portion 51 is held in the closed position against the urging force of the spring 50a.
The screw hole 55 is provided in the upper wall 51 a of the main body 51. The main body 51 is rotatably supported by the first holder 40 by inserting the screw 55 a through the screw hole 55 and inserting it into the receiving portion 43 of the first holder 40.
[0016]
The door part 52 moves integrally with the main body part 51. The door portion 52 may be formed integrally with the main body portion 51, or may be formed separately from the main body portion 51 and fixedly attached to the main body portion 51 (in the illustrated example, the door portion 52 is The case where it is formed separately from the main body 51 and fixed to the main body 51 is shown).
As shown in FIG. 2, the door 52 closes the opening of the retainer 20 when the first and second holders 40 and 50 are accommodated in the retainer 20. As shown in FIG. 1, the door part 52 has a tray 52a. The tray 52 a is immovable (fixed) with respect to the door portion 52. The tray 52 a is immovable (fixed) with respect to the second holder 50. The tray 52a may be formed integrally with the door portion 52, or may be formed separately from the door portion 52 and fixedly attached to the door portion 52. When the tray 41 of the first holder 40 is lowered downward, the tray 52a is located at the same vertical position as the support portion 41c of the tray 41 or above the support portion 41c. When the other tray 41 is raised upward, it is positioned below the support 41c of the tray 41 in the vertical direction.
[0017]
Here, from the state where the first and second holders 40 and 50 are accommodated in the retainer 20, until the first and second holders 40 and 50 can be used as every two cup holders, The operation will be described.
When the first and second holders 40 and 50 are housed in the retainer 20, the door portion 52 blocks the opening of the retainer 20 as shown in FIG. 2. The tray 41 of the first holder 40 is raised upward by the biasing force of the spring 41d until the tip of the support portion 41c hits the back surface of the upper wall 40a. The tray 52 a of the second holder 50 is positioned below the tray 41 of the first holder 40 in the vertical direction. The 2nd holder 50 has the nail | claw 54a hooked on the lock part 45, and exists in a closed position. The two cup holding holes 42 and 53 overlap in the vertical direction. The cup holding hole 53 of the second holder 50 is located above the cup holding hole 42 of the first holder 40.
[0018]
When the door portion 52 is pulled out from the state in which the first and second holders 40 and 50 are housed in the retainer 20 to the rear side in the vehicle front-rear direction, the first and second holders 40 as shown in FIG. , 50 project from the retainer 20 to the rear side in the vehicle front-rear direction. At this time, the tray 41 of the first holder 40 is raised upward by the biasing force of the spring 41d. The tray 52 a of the second holder 50 is located below the tray 41 of the first holder 40. The 2nd holder 50 has the nail | claw 54a hooked on the lock part 45, and exists in a closed position. The two cup holding holes 42 and 53 overlap in the vertical direction. The cup holding hole 53 of the second holder 50 is positioned above the cup holding hole 42 of the first holder 40. The first and second holders 40 and 50 can be used as alternate cup holders.
[0019]
When the lock release portion 46 is pushed downward while the second holder 50 is aligned with the first holder 40, the engagement between the lock portion 45 and the claw 54a is released as shown in FIG. Due to the urging force of 50a, the second holder 50 rotates around the screw 55a toward the open position. The second holder 50 rotates until it abuts on the outer surface of the side wall 40b of the first holder 40. When the second holder 50 reaches the open position, the first holder 40 and the second holder 50 can be used as alternate cup holders.
[0020]
Next, a case where the first and second holders 40 and 50 are used as every other cup holder will be described with reference to FIG.
When the cups C are accommodated in every other cup holder while the first and second holders 40 and 50 can be used as every other cup holder, the lower surface of the cups C is the Hit the tray 41. The tray 41 is lowered by the weight of the cups C until the lower surface of the tray 41 hits the upper surface of the tray 52a of the second holder 50 against the urging force of the spring 41d. When the tray 41 is lowered until it hits the tray 52a of the second holder 50, a part of the cups C enters the hole 41e. When the cups C are accommodated in every other cup holder, the cups C are supported by the tray 52a of the second holder 50 through the edge of the hole 41e or the hole 41e (in the illustrated example, the hole C 41e is supported by the edge of 41e). When the cups C are supported by the edge of the hole 41e, since the edge of the hole 41e is a horizontal plane, the cups C are stably supported by the edge of the hole 41e.
[0021]
A case where the first and second holders 40 and 50 are used as every two cup holders will be described with reference to FIGS. 4 and 6.
When the cups C are accommodated in the first holder 40, the lower surface of the cups C hits the tray 41 of the first holder 40. The tray 41 is lowered by the weight of the cups C until the upper surface 41f of the arm portion 41b hits the upper wall 40a against the urging force of the spring 41d. When the cups C are accommodated in the first holder, the lower surface of the cups C is supported by the support portion 41 c of the tray 41.
When the cups C are accommodated in the second holder 50, the cups C are inserted into the second holder 50 until the lower surface of the cups C hits the tray 52a. When the cups C are accommodated in the second holder 50, the lower surface of the cups C is supported by the tray 52a.
[0022]
Next, the operation of the embodiment of the present invention will be described.
Since the tray 41 of the first holder 40 can be rotated in the vertical direction, the height of the cup holder (the height of the tray 41 and the upper surface of the first holder 40 when the tray 41 is rotated downward). The vertical distance between them can be made larger than before.
Since the tray 41 of the first holder 40 is provided with a hole 41e, when the first and second holders 40 and 50 are used as every other cup holder, they are accommodated in every other cup holder. The cups C can be supported by the fixed tray 52a at the edge of the hole 41d or through the hole 41d. Therefore, compared with the case where the hole 41e is not provided, a relatively large height for holding the cups can be ensured even in the case of every other cup.
Since the rail member 30 is provided, the vehicle cup holder 10 front and rear of the vehicle cup holder 10 is equal to the distance S that the rail member 30 moves in the vehicle front-rear direction with respect to the retainer 20 as compared to the case where the rail member 30 is not provided. The direction length can be reduced.
Since the tray 41 of the first holder 40 is rotatable in the vertical direction, the vertical length of the vehicle cup holder 10 is made smaller than in the case where the tray 41 is not rotatable. be able to.
[0023]
【The invention's effect】
According to the vehicle cup holder according to any one of claims 1 to 3, since one of the two trays is pivotable in the vertical direction, the cup holder when the pivotable tray is pivoted downward. (The vertical distance between the rotatable tray and the upper surface of the holder having the rotatable tray) can be made larger than the conventional height.
According to the vehicle cup holder of the third aspect, since the hole is provided in the rotatable tray, when the first and second holders are used as every other cup holder, every other holder is used. The cups accommodated in the cup holder can be supported by the edge of the hole or by a fixed tray through the hole. Therefore, a relatively large height for holding the cup can be secured even when every other cup is held.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of a cup holder for a vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the first holder and the second holder of the vehicle cup holder of the embodiment of the present invention are housed in the retainer.
FIG. 3 is a perspective view of the vehicle cup holder according to the embodiment of the present invention when the first holder and the second holder are pulled out from the retainer and the second holder is located at the closed position.
FIG. 4 is a perspective view of the vehicle cup holder according to the embodiment of the present invention when the first holder and the second holder are pulled out from the retainer and the second holder is located at the open position.
FIG. 5 shows the cup holder for a vehicle according to the embodiment of the present invention, in which the first and second holders are pulled out from the retainer and the cups are accommodated in every other cup holder with the second holder in the closed position. It is a fragmentary sectional view showing the case.
FIG. 6 shows a case in which the cups are accommodated in the first holder in the state in which the first and second holders are pulled out from the retainer and the second holder is in the open position of the vehicle cup holder according to the embodiment of the present invention. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Vehicle cup holder 20 Retainer 30 Rail member 40 First holder 41 First holder tray 41a Shaft part 41b Arm part 41c Support part 41d Spring 41e Hole 50 Second holder 51 Body part 52 Door part 52a Second Holder tray

Claims

The retainer, a first holder provided to be able to be inserted into and removed from the retainer, and the first holder moved between a closed position where the first holder is combined with an open position shifted from the closed position When the second holder is in the closed position, the first and second holders can be used as alternate cup holders, and the second holder can be opened. A vehicle cup holder that can be used as every second cup holder when the first and second holders are located at a position,
The second holder is biased toward the open position by a spring with respect to the first holder,
By engaging a claw provided in the second holder with a lock portion that is provided inside a U-shaped groove formed in the upper wall of the first holder and is elastically deformable in the vertical direction, A second holder is held in the closed position against the biasing force of the spring;
When the lock release portion provided inside the groove is pushed downward in the vertical direction, the lock portion is elastically deformed downward in the vertical direction, and the hook of the claw that is hooked on the lock portion is released,
Each of the first and second holders has a tray, one of the two trays is rotatable in the vertical direction, and the other of the two trays is fixed. Vehicle cup holder.

The vehicle cup holder according to claim 1, wherein the rotatable tray is always urged to rotate upward.

The vehicle cup holder according to claim 1, wherein the rotatable tray is provided with a hole penetrating the tray in a vertical direction.