JP4032870B2 - 制御効果推定装置および制御効果推定方法 - Google Patents

制御効果推定装置および制御効果推定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デマンド制御システム導入後にその導入効果を推定する制御効果推定装置および制御効果推定方法、特に、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定し、デマンド制御システム導入の効果を推定する制御効果推定装置および制御効果推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
省エネルギーへの関心の高まりを受け、ビル、工場などのエネルギー需要設備において、デマンド制御システムの導入が広まっている。デマンド制御システムとは、電力需要量などのエネルギー需要量を記録し管理するシステムである。さらに、デマンド制御システムは、所定の時限毎のエネルギー需要量を予測し、予測が契約需要量あるいは管理目標需要量を超過するおそれが生じた場合、あらかじめ設定されている制御方式に従って、エネルギー需要設備を制御し、所定の時限毎のエネルギー需要量を契約需要量あるいは管理目標需要量に抑えるデマンド制御を行う。
【0003】
このようなデマンド制御システムの導入に際して、その導入の効果を測定する必要が高まっている。これは、デマンド制御システムなどといった省エネルギー設備導入に際しては、省エネルギー設備の導入の効果を保証し、設備を導入した顧客の利益を補償するというパフォーマンス契約が結ばれることがあるからである。
【0004】
このデマンド制御システムの導入の効果を測定するには、デマンド制御システムの非導入時の非導入時デマンド量を測定する必要がある。このため、システム導入前に、エネルギー需要設備に測定装置を設置し、非導入時デマンド量を測定する方法がとられる事もある。しかし、エネルギー需要量は、季節による変動が大きく、正確な非導入時デマンド量を測定するためには、長期にわたり測定装置を設置する必要がある。さらに、非導入時デマンド量を測定したとしてもシステム導入後において、エネルギー需要設備に更新・変更などあれば、その測定値を用いて正確にデマンド制御システムの導入の効果を測定することは難しい。またさらに、エネルギー需要設備の設置時からデマンド制御システムが導入されている場合にも、デマンド制御システムの導入の効果を測定することは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、従来から、デマンド制御システムの導入後において、非導入時デマンド量を推定する方法が考えられている。
一般に、デマンド制御システムにおいては、所定の時限をロック時限とデマンド制御時限とに分割し、所定の時限の初期の時限であるロック時限においては、エネルギー需要量の予測値に関わらず、デマンド制御を実行しない。これは、ロック時限においては、微少なエネルギー需要量の変動により、所定の時限におけるエネルギー需要量の予測値が大きく変動し、デマンド制御の実行および非実行が激しく切り替わる事があるためである。
【0006】
従来の非導入時デマンド量の推定は、このデマンド制御時限の直前における所定の時限のエネルギー需要量の予測値をその所定の時限の非導入時デマンド量として推定する方法やこのデマンド制御時限における所定の時限のエネルギー需要量の最大予測値をその所定の時限の非導入時デマンド量として推定する方法などにより行われている。
【0007】
また、特開平10―197563号公報においては、デマンド制御としてエネルギー需要設備を遮断運転制御する事を前提として、所定の時限におけるデマンド制御の非実行時のエネルギー需要量と、デマンド制御の実行時間とから、非導入時デマンド量を推定する方法が公開されている。
しかし、上記のいずれの方法においても、非導入時デマンド量を推定する際に、非導入時デマンド量が過大な値として推定されることがある。
【0008】
そこで、本発明においては、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる制御効果推定装置および制御効果推定方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
非導入時デマンド量を推定する際に、非導入時デマンド量が過大な値として推定されることがあるという現象は、本発明者らの調査によれば、次の原因で発生する。
例えば、空気調和機などをエネルギー需要設備とするデマンド制御システムにおいては、所定の時限の以前に強いデマンド制御が実行され空気調和機の運転が抑制された場合、室内環境の悪化を招く。この結果、所定の時限においては、室内環境の改善のため、空気調和機が高い運転能力で運転される事となる。すなわち、所定の時限においては、所定の時限の以前のデマンド制御によるしわ寄せを受ける事となる。このため、従来の方法よる非導入時デマンド量の推定は、このしわ寄せの影響を受けたものとなり、常に精度よく非導入時デマンド量の推定をすることは難しい。
【0010】
そこで、本発明では、以下に記載する手段により、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる制御効果推定装置および制御効果推定方法を提供する。
第1の発明にかかる制御効果推定装置は、デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定装置であって、外気環境取得部と、デマンド量取得部と、記憶部と、第1推定デマンド量演算部と、第2推定デマンド量演算部と、非導入時デマンド量推定部とを備えている。
【0011】
外気環境取得部は、外気環境に関する外気環境情報を取得する。外気環境情報とは、例えば、外気温度、不快指数あるいはエンタルピーなど、外気の温熱状態を示すデータである。デマンド量取得部は、測定されたデマンド量に関するデマンド量情報を取得する。デマンド量は、電力需要量などのエネルギー需要量を直接あるいは間接的に表現する値である。デマンド量情報とは、例えば、デマンド量そのもの、あるいはデマンド量から換算される値などである。記憶部は、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を記憶する。ここで、相関関係とは、外気環境情報とデマンド量情報とが関連づけられたデータ、またはデータから作成される外気環境情報とデマンド量情報との関係式のいずれであってもよい。第1推定デマンド量演算部は、所定の時限において、外気環境取得部により取得された外気環境情報を特定外気環境情報とし、記憶部の記憶する相関関係と特定環境情報とに基づいて、第1推定デマンド量を演算する。第2推定デマンド量演算部は、所定の時限において、デマンド量取得部により取得されたデマンド量情報を特定デマンド量情報とし、特定デマンド量情報に基づいて、第2推定デマンド量を演算する。非導入時デマンド量推定部は、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とに基づいて、所定の時限における非導入時デマンド量を推定する。
【0012】
外気環境取得部は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで外気環境情報を取得する。デマンド量取得部は、例えば、10秒毎といったタイミングでデマンド量情報を取得する。記憶部は、外気環境情報とその外気環境情報のもとで取得されたデマンド制御の非実行時におけるデマンド量情報との相関関係を記憶する。第1推定デマンド量演算部は、所定の時限において特定外気環境情報を取得し、相関関係から導かれるデマンド量情報を導出し、導出されたデマンド量情報あるいはその換算値を第1推定デマンド量情報とする。第2推定デマンド量演算部は、所定の時限において特定デマンド量情報を取得すると、特定デマンド量情報あるいは特定デマンド量情報の変化率などから第2推定デマンド量を演算する。非導入時デマンド量推定部は、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とのうち小さい値、あるいは平均などにより得られる値を所定の時限における非導入時デマンド量として推定する。
【0013】
この制御効果推定装置では、記憶部が記憶した相関関係を用いて第1推定デマンド量を演算する。この第1推定デマンド量は、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。一方、第2推定デマンド量は、所定の時限の特定デマンド量情報に基づいて演算される。すなわち、所定の時限におけるデマンド量の影響を直接的に受ける。さらに、非導入時デマンド量推定部により、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とから非導入時デマンド量を推定する。この結果、特異的に過大となったデマンド量の影響を軽減し、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0014】
第2の発明にかかる制御効果推定装置は、請求項1に記載の制御効果推定装置であって、非導入時デマンド量推定部は、第1推定デマンド量と前記第2推定デマンド量とのうち小さい値を非導入時デマンド量として推定する。
この制御効果推定装置では、所定の時限の以前のデマンド制御によるしわ寄せを受け、所定の時限のデマンド量が過大となった場合、第1推定デマンド量を非導入時デマンド量として推定する。これにより、デマンド制御システム導入の効果を過大に見積もることが少なくなる。
【0015】
第3の発明にかかる制御効果推定方法は、デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定方法であって、第1ステップから第5ステップまでを備えている。第1ステップでは、外気環境に関する外気環境情報を取得する。外気環境情報とは、例えば、外気温度、不快指数あるいはエンタルピーなど、外気の温熱状態を示すデータである。第2ステップでは、測定されたデマンド量に関するデマンド量情報を取得する。デマンド量は、電力需要量などのエネルギー需要量を直接あるいは間接的に表現する値である。デマンド量情報とは、例えば、デマンド量そのもの、あるいはデマンド量から換算される値などである。第3ステップでは、所定の時限において、第1ステップにより取得された外気環境情報を特定外気環境情報とし、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係と特定外気環境情報とに基づいて、第1推定デマンド量を演算する。ここで、相関関係とは、外気環境情報とデマンド量情報とが関連づけられたデータ、またはデータから作成される外気環境情報とデマンド量情報との関係式のいずれであってもよい。第4ステップでは、所定の時限において、第2ステップにより取得されたデマンド量情報を特定デマンド量情報とし、特定デマンド量情報に基づいて、第2推定デマンド量を演算する。第5ステップでは、第3ステップにより演算された第1推定デマンド量と第4ステップにより演算された第2推定デマンド量とに基づいて、所定の時限における非導入時デマンド量を推定する。
【0016】
第1ステップにおいて、外気環境情報は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで取得される。第2ステップにおいて、デマンド量情報は、例えば、10秒毎といったタイミングで取得される。第3ステップにおいて、相関関係と特定外気環境情報とから導かれるデマンド量情報あるいはその換算値が第1推定デマンド量とされる。第4ステップにおいて、所定の時限において特定デマンド量情報が取得されると、特定デマンド量情報あるいは特定デマンド量情報の変化率などから第2推定デマンド量が演算される。第5ステップでは、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とのうち小さい値、あるいは平均などにより得られる値を所定の時限における非導入時デマンド量として推定する。
【0017】
この制御効果推定方法では、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を用いて第1推定デマンド量を演算する。この第1推定デマンド量は、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。一方、第2推定デマンド量は、所定の時限の特定デマンド量情報に基づいて演算される。すなわち、所定の時限におけるデマンド量の影響を直接的に受ける。さらに、第5ステップにより、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とから非導入時デマンド量を推定する。この結果、特異的に過大となったデマンド量の影響を軽減し、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0018】
第4の発明にかかる制御効果推定装置は、デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定装置であって、外気環境取得部と、デマンド量取得部と、記憶部と、非導入時デマンド量推定部とを備えている。
【0019】
外気環境取得部は、外気環境に関する外気環境情報を取得する。外気環境情報とは、例えば、外気温度、不快指数あるいはエンタルピーなど、外気の温熱状態を示すデータである。デマンド量取得部は、測定されたデマンド量に関するデマンド量情報を取得する。デマンド量は、電力需要量などのエネルギー需要量を直接あるいは間接的に表現する値である。デマンド量情報とは、例えば、デマンド量そのもの、あるいはデマンド量から換算される値などである。記憶部は、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を記憶する。ここで、相関関係とは、外気環境情報とデマンド量情報とが関連づけられたデータ、またはデータから作成される外気環境情報とデマンド量情報との関係式のいずれであってもよい。非導入時デマンド量推定部は、所定の時限において、前記外気環境取得部により取得された外気環境情報を特定外気環境情報とし、前記記憶部の記憶する前記相関関係と前記特定環境情報とに基づいて、前記所定の時限における前記非導入時デマンド量を推定する。
【0020】
外気環境取得部は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで外気環境情報を取得する。デマンド量取得部は、例えば、10秒毎といったタイミングでデマンド量情報を取得する。記憶部は、外気環境情報とその外気環境情報のもとで取得されたデマンド制御の非実行時におけるデマンド量情報との相関関係を記憶する。非導入時デマンド量推定部は、所定の時限において特定外気環境情報を取得し、相関関係から導かれるデマンド量情報を導出し、導出されたデマンド量情報あるいはその換算値を所定の時限における非導入時デマンド量として推定する。
【0021】
この制御効果推定装置では、記憶部が記憶した相関関係を用いて非導入時デマンド量を推定する。このため、非導入時デマンド量の推定においては、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。この結果、簡易にかつ精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
第5の発明にかかる制御効果推定方法は、デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定方法であって、第1ステップと第2ステップとを備えている。
【0022】
第1ステップでは、外気環境に関する外気環境情報を取得する。外気環境情報とは、例えば、外気温度、不快指数あるいはエンタルピーなど、外気の温熱状態を示すデータである。第2ステップでは、所定の時限において、第1ステップにより取得された前記外気環境情報を特定外気環境情報とし、デマンド制御の非実行時における外気環境情報と測定されたデマンド量に関するデマンド量情報との相関関係と特定外気環境情報とに基づいて、所定の時限における非導入時デマンド量を推定する。ここでデマンド量とは、電力需要量などのエネルギー需要量を直接あるいは間接的に表現する値である。デマンド量情報とは、例えば、デマンド量そのもの、あるいはデマンド量から換算される値などである。
【0023】
第1ステップにおいて、外気環境情報は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで取得される。第2ステップにおいて、相関関係と特定外気環境情報とから導かれるデマンド量情報あるいはその換算値が所定の時限における非導入時デマンド量として推定される。
この制御効果推定方法では、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を用いて非導入時デマンド量を推定する。このため、非導入時デマンド量の推定においては、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。この結果、簡易にかつ精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかる制御効果推定装置10および制御効果推定装置10により導入効果が推定されるデマンド制御システム20を図1に示す。
〈デマンド制御システム20〉
まず、デマンド制御システム20について説明する。
【0025】
デマンド制御システム20は、パルス検出器22と、デマンド制御装置21と、エネルギー需要設備23とから構成される。
パルス検出器22は、電力会社設置設備30が備える取引用計器32が発信するパルス信号を検出する。取引用計器32は、電力需要量を積算するため設置されており、電力需要量を測定するための取引用変成器31とさらに接続されている。デマンド制御装置21は、パルス検出器22から電力需要量に応じて発信されるパルス信号を受信し、エネルギー需要設備23による電力需要量を記録し管理する。さらに、デマンド制御装置21は、デマンド時限毎の総電力需要量を予測し、予測が契約電力量あるいは管理目標需要量を超過するおそれが生じた場合、あらかじめ設定されている制御方式に従って、エネルギー需要設備23を制御し、デマンド時限毎の総電力需要量を契約電力量あるいは管理目標需要量の範囲内に抑えるデマンド制御を行う。ここで、エネルギー需要設備23とは、例えば、デマンド制御装置21が設置されるビル、工場、あるいはその他の建造物などに設置される設備機器であり、例えば、空気調和機23a,冷凍機23bなどである。また、デマンド制御装置21が行うデマンド制御とは、エネルギー需要設備23の遮断制御だけではなく、例えば、空気調和機23aに対する温度設定、その他の空気調和機の能力を制御することも含まれる。また、デマンド時限とは、通常30分を単位として繰り返す時限の事である。
【0026】
〈制御効果推定装置10〉
次に本発明の制御効果推定装置10について説明する。
制御効果推定装置10は、CPUを搭載すると共に、このCPUが制御する記憶装置としてRAM、ROMあるいはハードディスクなどを備えるコンピュータである。制御効果推定装置10は、デマンド制御システム20の導入後において、デマンド制御システム20の導入の効果を推定するために、デマンド制御システム20の非導入時の非導入時デマンド量を推定する。制御効果推定装置10は、第1通信部11と、第2通信部12と、記憶部13と、第1演算部14と、第2演算部15と、効果推定部16と、表示部17とを備えている。
【0027】
第1通信部11は、デマンド制御装置21からデマンド量情報を取得する。デマンド量情報とは、デマンド制御装置21がパルス検出器22から受信したパルス数から換算される単位時間あたりの電力需要量である。
第2通信部12は、制御効果推定装置10に接続される外気環境提供装置40から外気環境に関する外気環境情報を取得する。外気環境情報とは、例えば、外気温度、不快指数あるいはエンタルピーなど、外気の温熱状態を示すデータである。なお、外気環境提供装置40は、制御効果推定装置10の近隣に設置され、外気環境情報を測定するものだけでなく、遠隔からネットワークなどを介してエネルギー需要設備23の近隣の外気環境情報を提供するものであってもよい。
【0028】
記憶部13は、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係情報13aを記憶する。相関関係情報13aは、例えば、外気環境情報とデマンド情報との関係式である。式の具体的内容については、後ほど説明を加える。
第1演算部14は、所定のデマンド時限において、第2通信部により取得された外気環境情報を特定外気環境情報とし、記憶部13の記憶する相関関係情報13aと特定環境情報とに基づいて、第1推定デマンド量を演算する。具体的な演算については後ほど説明を加える。
【0029】
第2演算部15は、所定のデマンド時限において、第1通信部11により取得されたデマンド量情報を特定デマンド量情報とし、特定デマンド量情報に基づいて、第2推定デマンド量を演算する。具体的な演算については後ほど説明を加える。
効果推定部16は、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とに基づいて、所定のデマンド時限における非導入時デマンド量を推定する。さらに、効果推定部16は、所定のデマンド時限における非導入時デマンド量を、例えば、1ヶ月間積算するなどして、デマンド制御システム非導入時の1ヶ月あたりの電気料金などを算出し、デマンド制御システム導入の効果を推定する。
【0030】
表示部17は、効果推定部16による推定結果を表示する。
〈相関関係情報13a〉
図2を用いて、相関関係情報13aについて説明する。相関関係情報13aとは、外気環境情報とデマンド量情報とが関連づけられたデータから求められるデマンド量情報の回帰式を補正した関係式である。ここで、外気環境情報は、外気温度であるとして説明する。
【0031】
まず、デマンド制御の非実行時における外気温度とデマンド量情報との計測データを基に外気温度とデマンド量情報との回帰式を作成する。(図2(a)に示すL1参照)。ここで、デマンド制御の非実行時における計測データとは、例えば、外気温度20℃から30℃かつ時刻8時から18時などといった条件の下に集められた計測データとする。回帰式の係数は、最小自乗法などにより決定される。
【0032】
次に、得られた回帰式を、ある平行移動量だけ平行移動する補正を行い、関係式を得る。ここで、平行移動量は、各外気環境情報において発生しうる最大のデマンド量情報とその外気環境情報において回帰式より求められるデマンド量情報との差分を各外気環境情報において平均化した値として求められる(図2(b)に示すL2参照)。
【0033】
〈非導入時デマンド量推定処理〉
図3に示すフローチャートを用いて、非導入時デマンド量推定処理について説明する。まず、第2通信部12は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで外気環境情報を取得する(ステップS101)。第1通信部11は、例えば、10秒毎といったタイミングでデマンド量情報を取得する(ステップS102)。第1演算部14は、所定のデマンド時限において取得された特定外気環境情報と記憶部13が記憶する相関関係情報13aとから第1推定デマンド量を演算する(ステップS103)。具体的には、特定外気環境情報と相関関係情報13aとからデマンド量情報が算出される。このデマンド量情報をデマンド時限における総電力需要量に換算した値が第1推定デマンド量である。第2演算部15は、所定のデマンド時限において取得された特定デマンド量情報から第2推定デマンド量を演算する(ステップS104)。具体的には、第2推定デマンド量は、特定デマンド量情報あるいは特定デマンド情報の変化量から予測される所定のデマンド時限における最大電力需要量として求められる。効果推定部16は、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とのうち小さい値を非導入時デマンド量として推定する(ステップS105)。
【0034】
なお、図3においては、S101およびS102は順不同である。さらに、S103およびS104も順不同である。
また、非導入時デマンド量の推定方法は、上記の推定方法に限られない。例えば、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量との平均などにより非導入時デマンド量を推定してもよい。
【0035】
さらに、第2推定デマンド量を演算する際にも、上記の演算方法に限られない。例えば、デマンド時限をロック時限とデマンド制御時限とに分け、デマンド時限の初期の時限であるロック時限においては、デマンド時限の総電力需要量の予測値に関わらず、デマンド制御を実行しないとする。ここで、デマンド制御時限の直前における総電力需要量の予測値を第2推定デマンド量とする演算方法が考えられる。また、デマンド制御時限における総電力需要量の予測値の最大値を第2推定デマンド量とする演算方法が考えられる。これらはいずれもロック時限に算出された予測値を使わないが、これはデマンド時限の初期の時限であるロック時限では、デマンド時限の総電力需要量の予測が不正確なことを考慮したものである。また、デマンド時限において、デマンド制御非実行の時間を記録し、そのデマンド制御非実行の時間における電力需要量からデマンド時限における総電力需要量を予測し、その予測値を第2推定デマンド量としてもよい。
【0036】
〈制御効果推定装置10の効果〉
制御効果推定装置10の効果を、図4を用いて具体的に説明する。図4における関係式L2は、相関関係情報13aを示している。所定のデマンド時限において、その直前のデマンド制御によるしわ寄せが原因で特異的に過大な電力需要量が発生したとする(図4に示す値Ds参照)。この場合、第1推定デマンド量は、値Dsの影響を直接的には受けず、関係式L2に基づいて決定される。一方、第2推定デマンド量は、値Dsの影響を直接的に受け、過大な値として演算される。効果推定部16は、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とのうち小さい値を非導入時デマンド量として推定する。この結果、所定のデマンド時限における電力需要量に基づく推定を実現しつつ、特異的に過大となった電力需要量の影響は軽減される。これにより精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0037】
なお、相関関係情報13aは、あらかじめ記憶部13に記憶された関係式であってもよいし、外気環境情報とデマンド量情報とが取得されるたびに記憶された外気環境情報とデマンド量情報とを考慮し、新しく求められる関係式であってもよい。関係式が自動的に更新される場合、デマンド制御装置21は、デマンド制御実行あるいは非実行という情報も第1通信部11に対して通知する。これにより、エネルギー需要設備23の変更・経年変化などに対応することも可能となる。
【0038】
また、相関関係情報13aは、回帰式を補正した関係式であるとした。ここで、補正の方法は、上記したものに限られない。例えば、平行移動量の決定において、平行移動量を各外気環境情報において発生しうる最小のデマンド量情報とその外気環境情報において回帰式より求められるデマンド量情報との差分を各外気環境情報において平均化した値としてもよい。また、相関関係情報13aは、回帰式を補正しないものであってもよい。
【0039】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態にかかる制御効果推定装置50および制御効果推定装置50により導入効果が推定されるデマンド制御システム20を図5に示す。
図5において、デマンド制御システム20、電力会社設置設備30、外気環境提供装置40については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
【0040】
〈制御効果推定装置50〉
本発明の制御効果推定装置50について説明する。
制御効果推定装置50は、CPUを搭載すると共に、このCPUが制御する記憶装置としてRAM、ROMあるいはハードディスクなどを備えるコンピュータである。制御効果推定装置50は、デマンド制御システム20の導入後において、デマンド制御システム20の導入の効果を推定するために、デマンド制御システム20の非導入時の非導入時デマンド量を推定する。制御効果推定装置50は、第1通信部51と、第2通信部52と、記憶部53と、効果推定部56と、表示部57とを備えている。
【0041】
ここで、第1通信部51、第2通信部52、記憶部53、記憶部53の備える相関関係情報53a、表示部57、およびこれらが扱う情報については、第1実施形態のそれぞれの対応する構成と同様であるので説明は省略する。ここでは、相違部分である効果推定部56について説明を行う。
効果推定部56は、所定のデマンド時限において、第2通信部52により取得された外気環境情報を特定外気環境情報とし、記憶部53の記憶する相関関係情報53aと特定環境情報とに基づいて、非導入時デマンド量を推定する。さらに、効果推定部56は、所定のデマンド時限における非導入時デマンド量を、例えば、1ヶ月間積算するなどして、デマンド制御システム非導入時の1ヶ月あたりの電気料金などを算出し、デマンド制御システム導入の効果を推定する。
【0042】
〈非導入時デマンド量推定処理〉
図6に示すフローチャートを用いて、非導入時デマンド量推定処理について説明する。まず、第2通信部52は、例えば、1分毎、10分毎、30分毎といったタイミングで外気環境情報を取得する(ステップS201)。効果推定部56は、所定のデマンド時限において取得された特定外気環境情報と記憶部53が記憶する相関関係情報53aとから非導入時デマンド量を推定する(ステップS202)。具体的には、特定外気環境情報と相関関係情報53aとからデマンド量情報が算出される。このデマンド量情報をデマンド時限における総電力需要量に換算した非導入時デマンド量である。
【0043】
〈制御効果推定装置50の効果〉
この制御効果推定装置50では、記憶部53が記憶した相関関係情報13aを用いて非導入時デマンド量を推定する。この非導入時デマンド量は、所定のデマンド時限において特異的に発生した過大な電力需要量の影響を直接的には受けない。また、非導入時デマンド量は、統計に基づき推定される。この結果、簡易にかつ精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0044】
なお、相関関係情報53aは、あらかじめ記憶部53に記憶された関係式であってもよいし、外気環境情報とデマンド量情報とが取得されるたびに記憶された外気環境情報とデマンド量情報とを考慮し、新しく求められる関係式であってもよい。これにより、エネルギー需要設備23の変更・経年変化などに対応することも可能となる。
【0045】
ここで、相関関係情報53aがあらかじめ記憶部53に記憶された関係式である場合、制御効果推定装置50は、必ずしも第1通信部51を備える必要は無い。この場合、制御効果推定装置50は、デマンド制御システム20とは接続されず、制御効果推定装置50の外部にて作成された相関関係情報53aを用いる事となる。
【0046】
[他の実施形態]
〈デマンド制御システム20の変形例〉
第1実施形態および第2実施形態においては、デマンド制御システム20として、電力需要量を記録し管理するシステムについて記載した。
ここで、デマンド制御システム20が電力以外の他のエネルギー需要量を記録し管理するシステムであっても本発明の効果は失われない。
【0047】
〈制御効果推定装置10および50の変形例〉
(1)
第1実施形態および第2実施形態においては、制御効果推定装置10および50は、デマンド制御装置21と別体とした。
ここで、制御効果推定装置10および50は、デマンド制御装置21と一体であってもよい。
【0048】
(2)
第1実施形態および第2実施形態で説明した制御効果推定装置10および50は、デマンド制御装置21の近傍に設置しておく必要はなく、デマンド制御装置21をネットワークを介して遠隔監視センターに接続しておき、遠隔監視センター内で制御効果の推定を行ってもよい。
【0049】
【発明の効果】
第1の発明では、記憶部が記憶した相関関係を用いて第1推定デマンド量を演算する。この第1推定デマンド量は、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。一方、第2推定デマンド量は、所定の時限の特定デマンド量情報に基づいて演算される。すなわち、所定の時限におけるデマンド量の影響を直接的に受ける。さらに、非導入時デマンド量推定部により、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とから非導入時デマンド量を推定する。この結果、特異的に過大となったデマンド量の影響を軽減し、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0050】
第2の発明では、所定の時限の以前のデマンド制御によるしわ寄せを受け、所定の時限のデマンド量が過大となった場合、第1推定デマンド量を非導入時デマンド量として推定する。これにより、デマンド制御システム導入の効果を過大に見積もることが少なくなる。
第3の発明では、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を用いて第1推定デマンド量を演算する。この第1推定デマンド量は、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。一方、第2推定デマンド量は、所定の時限の特定デマンド量情報に基づいて演算される。すなわち、所定の時限におけるデマンド量の影響を直接的に受ける。さらに、第5ステップにより、第1推定デマンド量と第2推定デマンド量とから非導入時デマンド量を推定する。この結果、特異的に過大となったデマンド量の影響を軽減し、精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【0051】
第4の発明では、記憶部が記憶した相関関係を用いて非導入時デマンド量を推定する。このため、非導入時デマンド量の推定においては、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。この結果、簡易にかつ精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
第5の発明では、デマンド制御の非実行時における外気環境情報とデマンド量情報との相関関係を用いて非導入時デマンド量を推定する。このため、非導入時デマンド量の推定においては、所定の時限において特異的に発生した過大なデマンド量の影響を直接的には受けない。この結果、簡易にかつ精度よく非導入時デマンド量の推定をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる制御効果推定装置10およびデマンド制御システム20の構成図。
【図2】相関関係情報13aの説明図。
【図3】本発明の第1実施形態における非導入時デマンド量推定処理について説明するフローチャート。
【図4】制御効果推定装置10の効果説明図。
【図5】本発明の第2実施形態にかかる制御効果推定装置50およびデマンド制御システム20の構成図。
【図6】本発明の第2実施形態における非導入時デマンド量推定処理について説明するフローチャート。
【符号の説明】
10 制御効果推定装置
11 第1通信部
12 第2通信部
13 記憶部
13a 相関関係情報
14 第1演算部
15 第2演算部
16 効果推定部
50 制御効果推定装置
51 第1通信部
52 第2通信部
53 記憶部
53a 相関関係情報
56 効果推定部
S101 第1ステップ
S102 第2ステップ
S103 第3ステップ
S104 第4ステップ
S105 第5ステップ
S201 第1ステップ
S202 第2ステップ

Claims (3)

  1. デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定装置であって、
    外気環境に関する外気環境情報を取得する外気環境取得部(12)と、
    測定されたデマンド量に関するデマンド量情報を取得するデマンド量取得部(11)と、
    デマンド制御の非実行時における前記外気環境情報と前記デマンド量情報との相関関係(13a)を記憶する記憶部(13)と、
    所定の時限において、前記外気環境取得部(12)により取得された前記外気環境情報を特定外気環境情報とし、前記記憶部(13)の記憶する前記相関関係(13a)と前記特定環境情報とに基づいて、第1推定デマンド量を演算する第1推定デマンド量演算部(14)と、
    前記所定の時限において、前記デマンド量取得部(11)により取得された前記デマンド量情報を特定デマンド量情報とし、前記特定デマンド量情報に基づいて、第2推定デマンド量を演算する第2推定デマンド量演算部(15)と、
    前記第1推定デマンド量と前記第2推定デマンド量とに基づいて、前記所定の時限における前記非導入時デマンド量を推定する非導入時デマンド量推定部(16)と、
    を備える制御効果推定装置(10)。
  2. 前記非導入時デマンド量推定部(16)は、前記第1推定デマンド量と前記第2推定デマンド量とのうち小さい値を前記非導入時デマンド量として推定する、請求項1に記載の制御効果推定装置(10)。
  3. デマンド制御システム導入後において、デマンド制御システム導入の効果を推定するために、デマンド制御システム非導入時の非導入時デマンド量を推定する制御効果推定方法であって、
    外気環境に関する外気環境情報を取得する第1ステップ(S101)と、
    測定されたデマンド量に関するデマンド量情報を取得する第2ステップ(S102)と、
    所定の時限において、前記第1ステップ(S101)により取得された前記外気環境情報を特定外気環境情報とし、デマンド制御の非実行時における前記外気環境情報と前記デマンド量情報との相関関係(13a)と前記特定外気環境情報とに基づいて、第1推定デマンド量を演算する第3ステップ(S103)と、
    前記所定の時限において、前記第2ステップ(S102)により取得された前記デマンド量情報を特定デマンド量情報とし、前記特定デマンド量情報に基づいて、第2推定デマンド量を演算する第4ステップ(S104)と、
    前記第3ステップ(S103)により演算された前記第1推定デマンド量と前記第4ステップ(S104)により演算された前記第2推定デマンド量とに基づいて、前記所定の時限における前記非導入時デマンド量を推定する第5ステップ(S105)と、
    を備える制御効果推定方法。
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