JP4031369B2 - 温度補償回路及びその方法 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、渦電流原理で作動し、好ましくは、物理量を測定する測定コイルを有する測定センサと、測定センサの測定信号を評価する評価ユニットとを備え、測定センサ及び評価ユニットを接続ケーブルで相互接続して温度を補償する回路装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
温度を補償する回路装置及び方法は、長年にわたって実際の作業で周知である。
渦電流原理で作動する温度補償回路装置の場合、導電性の測定対象の接近によって生じる測定センサの測定コイルのインピーダンス変化を測定する。
次に、インピーダンス変化を評価して、たとえば、測定センサ及び測定対象の間隔をできる限り線形関係で示す測定信号を生じる。
しかし、測定に使用される測定コイルのインピーダンスと、測定対象の電気及び磁気伝導性、したがって、測定センサに対する測定対象の反応との両方が温度に伴って変化するので、正確な測定信号を得るには、対応の温度補償が必要であろう。
同時に、温度影響には、測定距離の関数として異なる補償値が必要であると考えるべきである。
【0003】
これは、たとえば、測定センサの温度を測定することによって達成することができる。
その場合、温度測定信号を使用して、記憶している表から対応の補正値を選択するか、必要ならば、それらを補間して、それで測定信号を補正することができる。
変更例として、たとえば、単純又は多重加算によって及び/又は補正係数を測定信号に掛けることによって、温度測定信号を直接的に測定信号から差し引き計算することができる。
これは、測定信号の線形化の前及び/又は後に、おそらくは、補正段階の前に温度測定信号を追加的に非線形変化させることによっても行うことができる。
このように、簡単な温度補償を行うことができる。
【0004】
しかし、たとえば、空間的理由から、あるいは環境条件の理由から、測定センサを評価ユニットから離れた位置に配置することがしばしば必要である。
同様に、測定信号の電子的前処理を実施するための空間を直接的に測定センサ上に得られない場合が多い。
したがって、測定センサを接続ケーブルで評価ユニットに接続する必要がある。
しかし、この接続ケーブルが追加インピーダンスを示し、これ自体も温度依存型であるため、やはり温度依存測定誤差を生じる。
多くの場合、測定センサの温度は接続ケーブルの温度と同一でもないため、測定センサの温度だけから算出された温度補償が、接続ケーブルによって生じた測定誤差も同時に補償することはない。
【0005】
物理量を測定するために渦電流原理で作動する測定センサと、測定センサの測定信号を評価する評価ユニットとを用いて温度を補償する温度補償回路装置及びその方法を開示した従来技術がある(たとえば、特許文献1参照)。
測定コイルを有する測定センサと評価ユニットとは、接続ケーブルによって相互接続されている。
測定コイル、測定対象及び接続ケーブルのインピーダンスを適当に調整することによって、従来技術に開示された方法で、接続ケーブルの影響も十分に補償する温度応答が得られる。
しかし、インピーダンスのこの調整及び一致は、特別な場合に実現できるだけである。
測定センサは通常、さまざまな測定対象に、それに対応して異なった温度依存インピーダンス変化を伴って使用され、また、使用の結果として、測定コイル及び使用ワイヤ径の両方の可能寸法に狭い範囲を設定することが多いので、上記の従来技術の温度補償回路装置及びその方法の両方の場合で、測定センサ及び接続ケーブルの温度が異なるために、やはり大きな測定誤差が発生する。
【特許文献1】
欧州特許第EP0049304B1号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明の目的は、冒頭に記載した形式で、温度に起因する干渉、特に接続ケーブルによって生じた温度に起因する干渉を、構造的に簡単なレイアウトで最小限に抑えるか、ほぼ排除して温度を補償する温度補償回路装置及びその方法の両方を記載することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、温度補償回路装置に関しては、上記目的は、請求項1で特徴づけられた部品で温度を補償する温度補償回路装置によって達成される。
したがって、ここで問題としている温度補償回路装置は、接続ケーブルの温度を補償する追加線、すなわち、補償線を特徴とするようにして、改善され、さらに発展している。
【0008】
さらに、方法に関しては、上記目的は、請求項29の段階を含む温度補償方法によって達成される。
したがって、冒頭に記載した形式の温度補償方法は、接続ケーブルの温度を補償する追加線、すなわち、補償線を配置するようにして、改善され、さらに発展している。
【0009】
本発明によれば、温度及び接続ケーブルに起因する測定誤差は、測定コイル、測定対象及び接続ケーブルのインピーダンスの調整だけで補正できるものではないことが認識されている。
むしろ、確実な補償を行うためには、接続ケーブルの温度を個別に測定することが必要である。
このために、追加して配置された補償線の、温度に伴って変化するオーム抵抗を利用する。
したがって、本発明によれば、接続ケーブルの全長にわたる平均値として接続ケーブルに沿って温度を測定し、それから測定値用の補正信号を算出し、対応の補正を実施することができる。
本発明に従った温度補償回路装置のさらなる利点は、測定センサを、特に測定コイルの寸法及びインピーダンスに関して、機械的に実現する場合、測定コイル、測定対象及び接続ケーブルのインピーダンスの調整が必要なくなるため、今までより大きい自由度が可能になることにある。
【0010】
特に好ましくは、補償線を、温度補償回路装置の製造コストを大幅に増加させることがないケーブル又はワイヤとして実現することができるであろう。
さらに好ましくは、接続ケーブルを同軸ケーブルとして構成することができるであろう。
これは、高周波での接続ケーブルの伝導性が満足できるものである点で、特に好都合であろう。
【0011】
特に空間を節約する構造という目的では、補償線を接続ケーブルの一体部分にすることができる。
その結果、補償線も、外部機械的影響から十分に保護されるであろう。
これは、補償線が、非常に簡単に接続ケーブルに組み込むことができるワイヤとして設けられている場合、特にうまく実現可能であろう。
【0012】
特に正確な温度補償に関しては、補償線を接続ケーブルから遮蔽することができる。
これは、接続ケーブルの、したがって測定回路のインピーダンスに対する補償線の影響を明確に減少させるか、ほぼ防止することができるであろう。
【0013】
変更形又は追加として、補償線を接続ケーブルに平行に延在させることもできる。
これは、補償線用に特別なシールドを設けなくても、接続ケーブルのインピーダンスの影響を非常に簡単に防止することができる。
【0014】
特に簡単な実施形態に関しては、補償線を一端部で同軸ケーブルのシールドに接続することができる。
一般的に、同軸ケーブルのシールドは、オーム抵抗が低い。
【0015】
さらに別の特に簡単な構造に関しては、補償線を同軸ケーブルの測定センサ側の端部に接続することができる。
この場合、同軸ケーブルが、評価ユニットに向かう補償線の帰線として機能することができる。
【0016】
その変更形として、補償線は、別体の帰線を有することができる。
故障の際に、これによって補償線を特に簡単に交換することができるであろう。
この場合、帰線は、評価ユニットまで接続ケーブルに平行に戻ることができ、評価ユニットと補償ケーブルとの間の接続を追加する必要があるであろう。
【0017】
さらに好ましくは、補償線に信号源から、好ましくは直流を供給し、それにより、温度依存補償線信号、特に、温度に依存する直流電圧信号を発生することができる。
したがって、温度依存補償線信号は、補償線の抵抗で減少するであろう。
【0018】
追加して、又は変更形として、補償線に信号源から低周波交流を供給し、それにより、温度依存補償線信号を、特に低周波交流電圧信号を発生することができる。
補償線を流れる直流又は低周波交流によって、補償線の抵抗を測定することができるであろう。
したがって、補償線の抵抗は温度に伴ってほぼ線形に変化するので、接続ケーブルの平均温度を測定することができるであろう。
【0019】
簡単な温度補償に関しては、温度依存信号、特に、温度に依存する直流電圧信号、及び/又は低周波交流電圧信号を作成するために、及び/又は温度依存補償信号を発生するために、好ましくはアナログ式の回路を配置することができる。
これにより、回路は、このように得られた温度に依存する直流電圧信号又は交流電圧信号を使用して、接続ケーブルに対する温度の影響を個別に補正できるように温度依存補償信号を作成することができる。
【0020】
特に好ましくは、回路で発生した温度依存補償信号をさらに処理するために、温度依存補償信号を補正する、特に温度依存補償信号に少なくとも1つの補正係数を掛ける部品を配置することができる。
補正用の部品を使用して、補償が全測定範囲に当てはまるようにすることができる。
この関係では、特に満足できる温度補償を得るために、補正係数を測定センサ、特に測定センサの測定コイルの温度変化に適応させることができる。
【0021】
特に簡単な方法に関しては、高周波交流信号を発生する発生器を配置することができ、これを測定コイルへの供給に使用することによって、測定信号を、特に高周波交流測定信号を発生することができる。
これにより、温度及び物理量、たとえば、測定対象から測定センサまでの距離の両方に依存した高周波交流信号を発生することができる。
【0022】
特に満足できる温度補償に関しては、直流電圧信号及び/又は低周波交流信号を発生するさらなる発生器を配置することができ、この信号は、測定コイルへの供給に使用することができる。
この直流電圧信号及び/又は交流信号は、物理量に依存した測定信号を発生するために使用される高周波交流信号に重ね合わせられるように適応させることができる。
高周波交流信号に重ねられた直流電圧信号又は低周波交流信号は、測定コイルのオーム抵抗及び接続ケーブルに、直流電圧信号又は低周波交流電圧信号を発生し、この信号は、測定コイル及び接続ケーブルの温度に伴ってほぼ線形に変化する。
【0023】
やはり非常に優れた温度補償という目的に関しては、高周波交流信号及び重畳された直流電圧信号、及び/又は低周波交流電圧信号の分離及び処理を行って、温度依存補償測定信号、特に温度に依存する直流電圧信号を発生できるようにする、好ましくはアナログ式の回路を配置することができる。
その場合、この温度に依存する直流電圧測定信号は、測定センサ又は測定コイル、及び、おそらくは接続コイルの温度を限定的に補償できるようにする。
【0024】
やはり非常に簡単な構造に関しては、温度依存補償測定信号及び補正された温度依存補償信号の差信号を生じる部品を配置することができる。
その結果、このように生じた信号は、好ましくは直流電圧信号であるが、測定コイルの温度だけに依存することができる。
特に簡単には、この部品を比較器にすることができる。
【0025】
やはり非常に優れた温度補償という目的では、差信号を補正し、また、温度依存補償信号を補正し、特に差信号及び/又は温度依存補償信号に補正係数を掛ける部品を配置することができる。
必要な補正係数は、測定コイル及び/又は測定対象の温度変化に適応させることができる。
【0026】
特に好都合には、高周波交流信号を復調して、物理量に依存した直流電圧測定信号を発生する部品を配置することができる。
この場合、直流電圧測定信号は、物理量及び温度の両方に依存して、さらなる処理を非常に簡単に、特に温度の補償を非常に簡単に行うことができるようにするであろう。
非常に簡単には、復調用の部品を復調器にすることができる。
【0027】
さらに好ましくは、物理量に依存した直流電圧測定信号及び/又は補正された差信号及び/又は補正された温度依存補償信号の複合信号を生じる部品を配置することができる。
この場合、必要な補正係数は、測定コイル及び/又は測定対象の温度変化に適応させる必要がある。
【0028】
信号を線形化するために、複合信号を線形化する線形化回路を配置することができる。
これによって、非線形信号を特に簡単に処理することができるであろう。
【0029】
やはり非常に満足できる温度補償という目的に関しては、差信号を補正し、また、温度依存補償信号を補正し、特に差信号及び/又は温度依存補償信号に補正係数を掛ける部品を配置することができる。
この場合も同様に、非常に満足できる温度補正を確保できるように、補正係数を測定コイル及び測定対象の温度変化に適応させることができる。
【0030】
さらに、線形化複合信号及び/又は補正された差信号及び/又は補正された温度依存補償信号のさらなる複合信号を生じる部品を配置して、測定信号の実際の温度補償が行われるようにすることができる。
加算器の出力部には、温度補償が行われて物理量だけに依存する測定信号が存在し、この場合、これを非常に簡単にさらに処理することができる。
この関係では、補正係数は、線形化の前後に計算されるので、補償を物理量の全測定範囲に当てはめることができる。
【0031】
温度補償回路装置を一定の共振周波数に調整するために、測定コイル及び/又は接続ケーブルのキャパシタンス及び/又はインダクタンス、及び/又は補助コンデンサによって形成された振動性回路の共振周波数を調整する補助コンデンサを配置することができる。
補助コンデンサの寸法は、通常通りに決定することができる。
測定信号を発生する高周波信号を、前述したようにして、この振動性回路に加えることができる。
【0032】
特に満足できる温度補償に関しては、測定センサの温度を測定するために、温度センサを測定コイルの直ぐ近くに追加することができる。
これは、高周波交流信号と直流電圧信号及び/又は低周波交流信号との重なり合いに加えて、又はその変更形として行うことができる。
【0033】
特に好ましくは、温度センサを測定コイルに熱結合することができる。
特に簡単な構造という目的では、温度センサを測定センサ内に組み込むことができる。
【0034】
やはり非常に簡単な構造という目的では、温度センサ信号を発生する発生器を配置することができる。
温度センサの信号は特に、直流電圧信号及び/又は低周波交流電圧信号にすることができる。
【0035】
特に簡単なさらなる処理に関しては、温度依存温度センサ測定信号を作成して発生するアナログ式の回路を配置することができる。
その場合、温度センサ測定信号の処理を、前述のように、測定コイル及び接続ケーブルの温度に依存した直流電圧信号又は低周波交流電圧信号
の処理と同様に、行うことができる。
【0036】
本発明の方法は、特に上記の温度補償回路装置を作動させるために使用することができる。
本方法は、追加して配置された線、すなわち、補償線が、すべての関連温度影響を確実に補償することができる点で、好都合である。
【0037】
特に確実な温度補償に関しては、温度補償回路装置の校正を、測定センサの温度の関数として行うことができる。
特に好ましくは、この校正は、始動前に、特に測定センサの最初の始動前に行うことができる。
追加的に、又は変更形として、校正を接続ケーブルの温度の関数として行うことができる。
【0038】
校正の結果として得られる信号に基づいて、補正係数を計算することができる。
これらの補正係数は、互いに差し引き計算される測定温度補償信号及び測定信号に基づいて決定されるので、温度補償用の調整値、すなわち、測定信号の線形化の前後に割り込む追加値は、物理量に関係なく、それを等しく十分に補償する。
【0039】
特に好ましくは、温度依存補正係数の表をプロセッサによって作成し、及び/又はメモリに記憶することができる。
その場合、測定中に、測定信号の温度を補償するために、補正係数を測定温度の関数として表から選択することができ、それによって、特に満足できる温度補償を行うことができる。
その場合、補正係数は、温度依存測定信号を補正するために使用することができる。
物理量の実際の測定中に、特にプロセッサによってそれぞれ測定温度値の関数として対応値を選択して、それに従って線形化の前後に加えることによって測定信号を補正することができる。
中間値の場合、対応の表の値の補間を行うことができる。
【0040】
本発明の教示を好都合に改善してさらに発展させるさまざまな可能性が存在する。
このために、一方では請求項1及び請求項29に従属した請求項を、他方では、図面を参照しながら温度を補償するための本発明に従った温度補償回路装置及び本発明に従った方法の好適な実施形態の以下の説明を参照することができる。
図面を参照した好適な実施形態の説明と一緒に、教示の一般的に好ましい改善及びさらなる発展も記載されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
図1は、温度を補償するための従来型温度補償回路装置aの概略図である。
温度補償回路装置は、渦電流原理で作動する測定センサbを備えており、この測定センサは、測定対象cから測定センサbまでの距離を測定する測定コイルを有する。
測定センサbの測定信号を評価する評価ユニットdが、接続ケーブルeで測定センサbに接続している。
【0042】
高周波交流信号Aを発生するために発生器fが使用されており、この信号は、測定センサbの測定コイルに送られる。
さらなる発生器gが直流電圧信号Bを発生し、この信号は、発生器fで発生した高周波交流信号Aに重畳される。
【0043】
測定対象cから測定センサbまでの距離を測定するために、高周波交流信号Aによって発生し、したがって、高周波交流電圧信号である高周波測定信号が使用されるのに対して、接続ケーブルeの抵抗及び測定センサbの測定コイルの両方に直流電圧を発生するために、直流電圧信号Bが使用される。
このことは、直流電圧信号Bが、測定センサb及び接続ケーブルeの温度だけに依存することを意味する。
高周波交流信号A及び重畳された直流電圧信号Bの分離及び処理を行うために、アナログ式の回路hが設けられている。
【0044】
回路hから発生した温度依存補償信号Cに、それぞれ温度依存補償信号Cを補正するための2つの部品i及びjによって補正係数Ka及びKbを掛ける。
【0045】
高周波交流信号Aを復調するために、距離に依存する直流電圧測定信号Dを発生する部品kが配置されている。
複合信号Eを生成するために、部品lが配置されている。
複合信号Eは、距離に依存する直流電圧測定信号Dと、補正係数Kaで補正された温度依存補償信号Cとを有する。
複合信号Eを線形化するために、線形化回路mが配置されている。
線形化回路mの出力部に、線形化複合信号Fが存在する。
【0046】
温度補償測定信号Gを得るために、温度補償測定信号Gに対応するさらなる複合信号を生成するためのさらなる部品nが設けられている。
複合信号Gは、本例では、線形化複合信号Fと共に、補正係数Kbで補正された温度依存補償信号Cを有する。
【実施例1】
【0047】
図2に示されているように本発明の温度補償回路装置1は、渦電流原理で作動し、物理量を測定する測定コイルを有する測定センサ2と、測定センサ2の測定信号を評価する評価ユニット3とを備えており、測定センサ2及び評価ユニット3は、接続ケーブル4で相互接続されている。
【0048】
本発明によれば、温度補償回路装置1は、追加線5、すなわち、接続ケーブル4の温度を補償する補償線5を有する。
本実施形態では、補償線5は、ワイヤとして実現されており、接続ケーブル4は、同軸ケーブルである。
補償線5は、接続ケーブル4に平行に延在して、同軸ケーブルの測定センサ側の端部で同軸ケーブルのシールドに接続している。
したがって、同軸ケーブルは、評価ユニット3に向かう補償線5の低抵抗帰線として機能する。
【0049】
信号源6が、補償線5に直流を供給し、それによって温度依存補償線信号200が発生し、したがって、これは温度に依存する直流電圧信号である。
温度依存補償線信号200を作成するために、第1のアナログ式の回路7が配置されている。
第1のアナログ式の回路7は、温度依存補償信号300を発生し、この信号は、本実施形態では直流電圧であり、ワイヤの温度だけに、したがって、補償線5の温度だけに依存している。
第1のアナログ式の回路7によって発生した温度依存補償信号300に、温度依存補償信号300を補正する部品8が、補正係数K1を掛ける。
【0050】
測定信号、特に高周波交流信号からなる測定信号100を発生するために、発生器9が使用されており、この信号は、測定センサ2の測定コイルに送られる。
さらなる発生器10が、直流電圧信号400を発生し、これは、発生器9で発生した高周波交流信号に重ね合わされる。
【0051】
高周波交流信号からなる測定信号100は、物理量、本実施形態では測定対象11からの距離の測定に使用されるが、直流電圧信号400は、接続ケーブル4の抵抗及び測定センサ2の測定コイルに直流電圧を発生するために使用される。
このことは、直流電圧信号400が、測定センサ2及び接続ケーブル4の温度だけに依存することを意味する。
高周波交流信号及び重ねられた直流電圧信号400の分離及び処理を行うために、第2のアナログ式の回路12が設けられている。
【0052】
第2のアナログ式の回路12で発生した補償測定信号500と、補正係数K1で補正された温度依存補償信号300との減算が、部品13によって行われる。
したがって、結果として得られた差信号600は、測定センサ2の測定コイルの温度だけに依存する。
【0053】
高周波交流信号からなる測定信号を復調するために、距離に依存する直流電圧測定信号700を発生する部品14が配置されており、本実施形態では、これが復調器として実現されている。
この直流電圧測定信号700は、温度補償されていない。
【0054】
差信号600を補正すると共に、温度依存補償信号300を補正するために、部品15、16が設けられており、これらは、差信号600に補正係数K2を、温度依存補償信号300に補正係数K3を掛ける。
【0055】
複合信号800を生成するために、部品17が配置されている。
複合信号800は、距離に依存する直流電圧信号700と共に、補正係数K2で補正された差信号600と、補正係数K3で補正された温度依存補償信号300とを有する。
複合信号800を線形化するために、線形化回路18が配置されている。
線形化回路18の出力部が、線形化複合信号900を供給する。
【0056】
さらに、差信号600の補正と、温度依存補償信号300の補正用に、部品19、20が配置されている。
部品19は、差信号600に補正係数K4を掛け、部品20は、温度依存補償信号300に補正係数K5を掛ける。
【0057】
温度に依存しない測定信号1000を得るために、温度補償測定信号1000に対応したさらなる複合信号を生成するさらなる部品21が設けられている。
複合信号1000は、線形化複合信号900と共に、補正係数K4で補正された差信号600と、補正係数K5で補正された温度依存補償信号300とを有する。
【0058】
また、振動性回路の共振周波数を調整する補助コンデンサ22も配置されており、振動性回路は、測定センサの測定コイル、接続ケーブル4のキャパシタンス及びインダクタンス、及び補助コンデンサ22によって形成されている。
【0059】
測定センサ2の最初の始動前に、測定センサ2と共に測定対象11の温度の関数として、また別に接続ケーブル4の温度の関数として校正が進められる。
この過程で測定された熱応力と測定信号とを互いに差し引き計算して、温度補償のための第1乃至第5の補正係数K1〜K5、すなわち、測定信号の線形化の前後に割り込む加算値が、測定距離に関係なく、測定信号を等しく十分に補償できるようにする。
【0060】
この過程で、さらに補正係数K1〜K5の温度依存表を作成して、距離の実際の測定中に、図示しないコンピュータによってそれぞれ測定温度値の関数として対応値を問い合わせて、それに従って線形化の前後に加えることによって測定信号を補正することができる。
中間値の場合、対応の表の値の補間を行う。
【実施例2】
【0061】
図3は、本発明に従った温度補償回路装置のさらなる実施形態を示す。
本実施形態では、測定センサ2の温度を測定するために、温度センサ23が測定コイルの直ぐ近くに配置されており、温度センサ23は、測定センサ2の測定コイルに熱結合されている。
【0062】
温度センサ信号1100を発生するために、発生器24が設けられている。
図2に示された実施形態の重畳された直流電圧信号400の代わりに、測定センサ2の温度を補償するために温度センサ23が設けられている。
測定温度信号1100は、アナログ式の回路25によって、直流電圧信号400と同様に補償することができる。
第3のアナログ式の回路25を使用して、温度センサ信号1100が作成されるので、やはり温度センサ測定信号1200が測定センサ2の測定コイルの温度の関数として発生し、これは、図2の実施形態の温度依存補償測定信号500に対応する。
この場合、温度の補償は、図2の実施形態での補償と同様に行われる。
繰り返しを避けるために、ここでは図2の実施形態の上記説明を参考として援用する。
本実施形態では、温度センサ測定信号1200が、すでに測定センサ2の測定コイルの温度だけに依存しているので、直流電圧信号400と補正された温度依存補償信号300との差を生じることだけが不要である。
【0063】
さらなる詳細については、繰り返しを避けるために、明細書の包括部分及び添付の請求項が参照として援用される。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】従来型の温度補償回路装置の概略図である。
【図2】本発明に従った温度補償回路装置の実施形態の概略図である。
【図3】本発明に従った温度補償回路装置のさらなる実施形態の概略図である。
【符号の説明】
1、a ・・・温度補償回路装置
2、b ・・・測定センサ
3、d ・・・評価ユニット
4、e ・・・接続ケーブル
5 ・・・補償線
6 ・・・信号源
7、12、25、h ・・・アナログ式の回路
8、13、14、15、16、17、19、20、21、i、j、k、l、n ・・・部品
9、10、24、f、g・・・発生器
11、c ・・・測定対象
18、m ・・・線形化回路
22 ・・・補助コンデンサ
23 ・・・温度センサ
100 ・・・測定信号
200 ・・・温度依存補償線信号
300、C ・・・温度依存補償信号
400、B ・・・直流電圧信号
500 ・・・温度依存補償測定信号
600 ・・・差信号
700、D ・・・直流電圧測定信号
800、E ・・・複合信号
900、F ・・・線形化複合信号
1000 ・・・複合信号
1100 ・・・温度センサ信号
1200 ・・・温度依存温度センサ測定信号
A ・・・ 高周波交流信号
G ・・・ 温度補償測定信号

Claims (35)

  1. 渦電流原理で作動する測定センサ(2)と、前記測定センサ(2)の測定信号(100)を評価する評価ユニット(3)とを備え、前記測定センサ(2)及び前記評価ユニット(3)を接続ケーブル(4)で相互接続して、温度を補償し物理量を測定する温度補償回路装置(1)であって、
    前記接続ケーブル(4)の温度を補償するために追加して配置された補償線(5)が設けられており、前記補償線(5)に直流信号又は低周波交流信号を供給する信号源(6)を接続したことを特徴とする温度補償回路装置(1)。
  2. 前記補償線(5)が、ケーブル又はワイヤとして実現されていることを特徴とする請求項1に記載の温度補償回路装置(1)。
  3. 前記接続ケーブル(4)が、同軸ケーブルとして実現されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の温度補償回路装置(1)。
  4. 前記補償線(5)が、前記接続ケーブル(4)の一体部分であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  5. 前記補償線(5)が、前記接続ケーブル(4)から遮蔽されていることを特徴とする請求項4に記載の温度補償回路装置(1)。
  6. 前記補償線(5)が、前記接続ケーブル(4)に平行に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  7. 前記補償線(5)が、一端部で前記同軸ケーブルのシールドに接続していることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  8. 前記補償線が、前記同軸ケーブルの前記測定センサ(2)側の端部に接続していることを特徴とする請求項7に記載の温度補償回路装置(1)。
  9. 前記同軸ケーブルが、前記評価ユニット(3)に向かう前記補償線(5)の帰線として機能することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の温度補償回路装置(1)。
  10. 前記補償線(5)が、別体の帰線を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  11. 前記補償線(5)が、前記信号源(6)から低周波交流を供給されて、それにより、温度依存補償線信号(200)を発生することができるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  12. 前記温度依存補償線信号(200)及び/又は低周波交流電圧信号を作成するために、及び/又は温度依存補償信号(300)を発生するための第1の回路(7)を配置していることを特徴とする請求項11に記載の温度補償回路装置(1)。
  13. 前記第1の回路(7)で発生した前記温度依存補償信号(300)をさらに処理するために、前記温度依存補償信号(300)を補正し、前記温度依存補償信号(300)に少なくとも第1の補正係数(K1)を掛ける第1の補正する部品(8)を配置していることを特徴とする請求項12に記載の温度補償回路装置(1)。
  14. 高周波交流信号を発生する発生器(9)を配置しており、前記高周波交流信号を前記測定センサ(2)の測定コイルに供給することによって、高周波交流電圧測定信号からなる前記測定信号(100)を発生できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  15. 直流電圧信号(400)及び/又は低周波交流信号を発生するさらなる発生器(10)を配置しており、それらの信号は、前記測定コイルに供給することができることを特徴とする請求項14のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  16. 前記測定信号(100)及び重畳された前記直流電圧信号(400)及び/又は低周波交流電圧信号の分離及び処理を行って、温度依存補償測定信号(500)を発生するための第2の回路(12)を配置していることを特徴とする請求項15に記載の温度補償回路装置(1)。
  17. 前記温度依存補償測定信号(500)及び補正された前記温度依存補償信号(300)との差信号(600)を生じる部品(13)を配置していることを特徴とする請求項16に記載の温度補償回路装置(1)。
  18. 前記差信号(600)を補正し、かつ、前記温度依存補償信号(300)を補正し、前記差信号(600)及び/又は前記温度依存補償信号(300)に第2の補正係数(K2)及び/又は第3の補正係数(K3)を掛ける第2の補正する部品(15)及び/又は第3の補正する部品(16)を配置していることを特徴とする請求項17に記載の温度補償回路装置(1)。
  19. 前記測定信号(100)を復調して、前記物理量に依存した直流電圧測定信号(700)を発生する部品(14)を配置していることを特徴とする請求項14乃至請求項18のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  20. 前記物理量に依存した前記直流電圧測定信号(700)及び/又は補正された前記差信号(600)及び/又は補正された前記温度依存補償信号(300)の複合信号(800)を生じる部品(17)を配置していることを特徴とする請求項19に記載の温度補償回路装置(1)。
  21. 前記複合信号(800)を線形化した線形化複合信号(900)を出力する線形化回路(18)を配置していることを特徴とする請求項20に記載の温度補償回路装置(1)。
  22. 前記差信号(600)を補正し、また、前記温度依存補償信号(300)を補正し、前記差信号(600)及び/又は前記温度依存補償信号(300)に第4の補正係数(K4)及び/又は第5の補正係数(K5)を掛ける第4の補正する部品(19)及び/又は第5の補正する部品(20)を配置していることを特徴とする請求項17乃至請求項21のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  23. 前記線形化複合信号(900)及び/又は補正された前記差信号(600)及び/又は前記補正された温度依存補償信号(300)のさらなる複合信号(1000)を生じる部品(21)を配置していることを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の温度補償回路装置(1)。
  24. 補助コンデンサ(22)が、前記測定コイル及び/又は前記接続ケーブル(4)のキャパシタンス及び/又はインダクタンス、及び/又は前記補助コンデンサ(22)によって形成された振動性回路の共振周波数を調整するために配置されていることを特徴とする請求項14乃至請求項23のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  25. 前記測定センサ(2)の温度を測定するように、温度センサ(23)を前記測定コイルの直ぐ近くに配置していることを特徴とする請求項14乃至請求項23のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  26. 前記温度センサ(23)は、前記測定コイルに熱結合されていることを特徴とする請求項25に記載の温度補償回路装置(1)。
  27. 温度センサ信号(1100)を発生する発生器(24)を配置していることを特徴とする請求項25又は請求項26に記載の温度補償回路装置(1)。
  28. 温度依存温度センサ測定信号(1200)を作成して発生するための第3の回路(25)を配置していることを特徴とする請求項25乃至請求項27のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)。
  29. 渦電流原理で作動し、物理量を測定する測定センサ(2)と、前記測定センサ(2)の測定信号(100)を評価する評価ユニット(3)とを用い、前記測定センサ(2)及び前記評価ユニット(3)を接続ケーブル(4)で相互接続する請求項1乃至請求項28のいずれか1項に記載の温度補償回路装置(1)で作動する温度補償方法であって、
    前記接続ケーブル(4)の温度を補償するために追加して配置された前記補償線(5)が設けられており、前記補償線(5)に前記信号源(6)から直流信号又は低周波交流信号が供給されることにより、前記温度依存補償線信号(200)が発生することを特徴とする温度補償方法。
  30. 前記温度補償回路装置(1)の校正が、前記測定センサ(2)の温度の関数として行われることを特徴とする請求項29に記載の温度補償方法。
  31. 前記校正が、前記接続ケーブル(4)の温度の関数として行われることを特徴とする請求項30に記載の温度補償方法。
  32. 前記校正の結果として得られる信号に基づいて、温度に依存する第1乃至第5の補正係数(K1、K2、K3、K4、K5)の少なくとも1つを計算することを特徴とする請求項30又は請求項31に記載の温度補償方法。
  33. 前記温度に依存する第1乃至第5の補正係数(K1、K2、K3、K4、K5)の表をプロセッサによって作成し及び/又はメモリに記憶することを特徴とする請求項32に記載の温度補償方法。
  34. 測定中に、前記測定信号(100)の温度を補償するために、前記温度に依存する第1乃至第5の補正係数(K1、K2、K3、K4、K5)の少なくとも1つを測定温度の関数として前記表から選択することを特徴とする請求項33に記載の温度補償方法。
  35. 前記温度に依存する前記第1乃至第5の補正係数(K1、K2、K3、K4、K5)の少なくとも1つは、温度依存補償信号(300)、温度依存補償測定信号(500)、差信号(600)、温度依存温度センサ測定信号(1200)の少なくとも1つを補正するために使用されることを特徴とする請求項32乃至請求項34のいずれか1項に記載の温度補償方法。
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