JP4029796B2 - エキシマ光照射装置 - Google Patents
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Description
また、このようなエキシマ放電ランプが搭載されたエキシマ光照射装置としては、例えば、特開平11−183699号公報に開示された構造が知られている。
エキシマ光照射装置50は、容器51と、誘電体52を介して対向する電極53とからなる。容器51は、光出射方向500に設けられた開口部54に光取出窓55が組み込まれるとともに、容器51内に導入されたエキシマ放電生成ガスとしての希ガスを吸排するためのガス吸入口56、ガス排出口57が設けられている。容器51内の希ガスは、ガス吸入口56、ガス排出口57により置換することができる。
容器51内においては、対向する電極53に不図示の外部回路にて高周波高電圧を印加することにより、対向する電極53間でエキシマ放電することにより放電部58が形成され希ガスエキシマ光が放射される。
したがって、容器51内において、放電部58を形成するべき対向する電極53の間に存在する空間に向けてエキシマ放電生成ガスを噴出させることにより、放電部58を形成するべき空間に均一な温度分布を有するガスを供給すれば、照度ムラの発生を防止することができると考えられる。
ガス吸入口16に接続されたガス噴出口19は、その先端が複数(図1では3つ)に分岐している。ガス噴出口19は、放電部18を形成するべき対向する電極13の間に存在する空間に向けてエキシマ放電生成ガスを噴出するように配置されている。このため、放電部18を形成するべき空間には常に均一な温度分布を有するガスが供給され、この点こそが本発明の最大の特徴である。
エキシマ光照射装置20は、ガス吸入口16に接続されたガス導入管26が誘電体12の設けられていない電極23に直接繋がっていることを除けば、他の構造は図1に示されるエキシマ光照射装置10と同一である。電極23は、ガス導入管26との接続部分にガス導入口231が設けられている。さらに、電極23は、対向する電極13と電極23との間の空間に向けてエキシマ放電生成ガスを噴出するためのガス噴出口232が設けられている。すなわち、電極23は、対向する電極間でエキシマ放電により放電部28を形成する機能に加えて、エキシマ放電生成ガスを噴出するためのガス噴出口としての機能も有するものである。
エキシマ光照射装置30は、アルミニウム製の板状の電極33に設けられた放電空間となるべき貫通穴300の表面に当接するように石英ガラス管からなる誘電体32が設けられ、さらに、貫通穴300にアルミニウム製の円柱状の電極330が貫通穴300の表面と当接しないように挿入された構造である。そして、対向する電極33と電極330とに不図示の外部回路にて高周波高電圧を印加することにより、対向する板状の電極33と円柱状の電極330との間で誘電体32を介してエキシマ放電が生じ放電部38が形成される。
このようなエキシマ光照射装置30においては、エキシマ放電生成ガスを吸入するためのガス吸入口16に接続されたガス噴出口39から放電部38を形成するべき対向する電極33と電極330との間に存在する空間に対してエキシマ放電生成ガスが噴出され、この空間には常に均一な温度分布を有するエキシマ放電生成ガスが供給されるため、照度ムラが生じることがない。
尚、電極330は、宙に浮いているようにも見えるが、不図示の外部回路に繋がる給電線によって保持されている。
エキシマ光照射装置40は、ガス吸入口16に接続されたガス導入管46が電極43に直接繋がっていることを除けば、他の構造は図3に示されるエキシマ光照射装置30と同一である。
電極43は、肉厚が1mmのアルミニウム製の円筒管から構成されており、ガス導入管46との接続部分に直径3mmのガス導入口431が設けられ、さらに、対向する電極間の空間に向けてガスを噴出するための直径1mmのガス噴出口432が設けられている。すなわち、電極43は、対向する電極間でエキシマ放電により放電部48を形成する機能に加えて、ガス噴出口としての機能も有するものである。
11 容器
12 誘電体
13 電極
14 開口部
15 光取出窓
16 ガス吸入口
17 ガス排出口
18 放電部
19 ガス噴出口
100 光出射方向
20 エキシマ光照射装置
23 電極
26 ガス導入管
28 放電部
30 エキシマ光照射装置
32 誘電体
33 電極
38 放電部
39 ガス噴出口
231 ガス導入口
232 ガス噴出口
300 貫通穴
330 電極
40 エキシマ光照射装置
43 電極
46 ガス導入管
48 放電部
431 ガス導入口
432 ガス噴出口
Claims (4)
- 光出射方向に光取出窓を備えるとともにエキシマ放電生成ガスを吸排するためのガス吸入口およびガス排出口が設けられた容器と、この容器内に配置され誘電体を介して対向する電極とからなり、対向する電極間に存在する複数の空間のそれぞれにエキシマ放電を生じるエキシマ光照射装置において、
前記ガス吸入口は、対向する電極間に存在する複数の空間のそれぞれに対向して設けられた、当該複数の空間のそれぞれに向けてエキシマ放電生成ガスを噴出するためのガス噴出口、あるいは、当該ガス噴出口に繋がるガス導入管に接続されたことを特徴とするエキシマ光照射装置。 - 前記電極は、その少なくとも一方が、前記対向する電極間に存在する複数の空間のそれぞれに対向して設けられた、当該複数の空間のそれぞれに向けてエキシマ放電生成ガスを噴出するためのガス噴出口を有することを特徴とする請求項1に記載のエキシマ光照射装置。
- 前記電極は、一方が貫通穴を有する板状の電極であり他方が円柱状の電極であって、この円柱状の電極が板状の電極に設けられた貫通穴に挿入されて対向していることを特徴とする請求項1に記載のエキシマ光照射装置。
- 前記円柱状の電極は、前記対向する電極間に存在する複数の空間のそれぞれに対向して設けられた、当該複数の空間のそれぞれに向けてエキシマ放電生成ガスを噴出するためのガス噴出口を有することを特徴とする請求項3に記載のエキシマ光照射装置。
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