JP4028400B2 - Fishing spinning reel - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドル操作に連動回転するロータに設けられた釣糸案内部を介して、釣糸をスプールに巻回する魚釣用スピニングリールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
魚釣用スピニングリールのスプールは、前側鍔部、釣糸巻回胴部、後側円筒部の各部位から構成される。また、スプールに巻回された釣糸は、ベールを反転させた後、釣竿の振り下ろし操作と同時に、スプールからスパイラル状で前方へ放出される。
【0003】
このような釣糸放出操作時において、釣糸は、スプールの前側鍔部に接触した状態で勢い良く前方に放出されるため、これによって生じる摩擦抵抗の影響により切断されてしまう虞がある。また、前記摩擦抵抗によって釣糸の飛距離が低下してしまったり、あるいは、異物や水分を含んでいる釣糸で前側鍔部が損傷してしまうといった問題も生じ得る。
【0004】
そのため、このような問題を解決するべく、最近の魚釣用スピニングリールでは、例えば、耐摩耗性の良好な硬質材リングがスプールの前側鍔部に装着固定されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−224944号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2001−269099号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記特許文献1に開示されたスピニングリールでは、スプールの釣糸巻回胴部の前部に形成された係止段部に前側鍔部がナット部材により締結固定されている。そのため、以下のような幾つかの問題が生じる。
【0008】
まず、第1に、リング状の前側鍔部をスプール前部の係止段部に係止固定した後、ナット部材をスプールの内部に螺着して、前側鍔部をナット部材とスプールとの間で圧着固定するといった作業により、前側鍔部が締結一体化されるため、作業性が悪いという問題がある。
【0009】
また、第2に、スプールの前部内側に装着されるドラグ機構等のスペース的な制約により、ナット部材の螺着量を多く取ることができない。そのため、充分な締結強度が得られず、高負荷釣糸巻着時の巻回圧力の影響によって、前側鍔部がガタ付いたり、締結固定部分が破損したりする場合がある。
【0010】
また、第3に、前側鍔部とスプール前部の係止段部との接合面積が少ないため、これら両者の一体的強度が充分に得られず、前述したと同様に、前側鍔部がガタ付いたり、締結固定部分が破損したりする場合がある。
【0011】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、スプールに対する前側鍔部の固定作業が容易で且つその固定強度が充分に得られ、前側鍔部のガタ付きや固定部分の破損を防止できる魚釣用スピニングリールを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、ハンドル操作で連動回転するロータの釣糸案内部を介して、スプール軸の前部に取り付けられたスプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールにおいて、前記スプールは、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部とこの釣糸巻回胴部の先端に形成されたフランジとを有するスプール本体と、前記釣糸巻回胴部の内側に螺合する雄ネジを外周に形成した筒状部とこの筒状部を背面側から一体に突出形成した前側鍔部とを有かつ前記スプール本体よりも硬質の材料によって形成される鍔部形成体とからなり、前記筒状部を釣糸巻回胴部の内側に螺着したときに、前記前側鍔部の背面に前記スプール本体のフランジが当接し、スプールの回転に制動力を付与する制動部材を収容可能な制動体収容部を前記筒状部の内側に形成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0014】
図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示されるように、魚釣用スピニングリール1は、リール本体1aと、リール本体1aから延出する脚部1bと、脚部1bの端部に形成され且つ図示しない釣竿に取り付けられる竿取付部1cとを有している。リール本体1a内にはハンドル軸2が回転可能に支持されており、リール本体1aから突出するハンドル軸2の端部にはハンドル3が固定されている。
【0015】
ハンドル軸2には図示しないドライブギアが取り付けられており、このドライブギアには図示しないピニオンギアが噛合している。なお、前記ピニオンギアは、ハンドル軸2に対して直交する方向に延在し且つ軸受を介して回転可能に支持された図示しない回転軸筒の基端部外周面に形成されている。また、前記回転軸筒の先端部には、ベール6および釣糸案内部(図示せず)を備えたロータ8が一体的に取り付けられている。
【0016】
また、前記回転軸筒の内部には、ハンドル軸2と直交する方向に摺動可能に支持されたスプール軸9が挿通されており、スプール軸9の先端部には釣糸が巻回されるスプール10が着脱可能に取付けられている。スプール10は、実際に釣糸が巻回される巻回胴部10aと、巻回された釣糸の前側を規制するフランジ状の前側鍔部10bと、ロータ8の先端側外周を取り囲む後側円筒部10cとを備えており、後述するドラグ機構のドラグ調整ツマミ20を介してスプール軸9に取り付けられている。
【0017】
また、前記ドライブギアには、オシレーティング機構が係合している。このオシレーティング機構は、ハンドル軸2がハンドルの回転操作によって回転された時、スプール軸9を軸方向に沿って往復駆動する。
【0018】
したがって、このような構成では、ハンドル3を回転操作してハンドル軸2を回転させると、前記オシレーティング機構を介してスプール軸9に取り付けられたスプール10が前後に往復動するとともに、前記ドライブギアおよび前記ピニオンギアを介してロータ8が回転駆動する。したがって、スプール10には、釣糸案内装置15を介して、釣糸が均等に巻回される。
【0019】
また、図3〜図5に明確に示されるように、本実施形態のスプール10は、スプール本体10Aと、スプール本体10Aに着脱自在に取り付けられるリング部品としての鍔部形成体10Bとから成る。
【0020】
スプール本体10Aは、巻回胴部10aおよび後側円筒部10cを有している。巻回胴部10aの先端側の内周面には、鍔部形成体10Bの後述する雄ネジ32が螺合する雌ネジ34が形成されている。また、巻回胴部10aの先端には、スプール本体10Aに鍔部形成体10Bを取り付けた状態で前側鍔部10bの背面44に段差を殆ど形成することなく当接するフランジ42が形成されている。
【0021】
また、鍔部形成体10Bは、前側鍔部10bを形成する筒状のフランジ部41と、スプール本体10Aに螺着されて巻回胴部10a内に位置される円筒部(筒状部)45とから成る。円筒部45は、フランジ部41(前側鍔部10b)の中央部から軸方向に突出形成されており、後述するドラグ機構の制動板50A,50B等およびクリック機構40を収容する制動体収容部Sをその内側に形成している。また、円筒部45の外周面には、巻回胴部10aの雌ネジ34に螺合する雄ネジ32が形成されている。更に、円筒部45の内周面には、制動板50Aを回り止め係止するための凹状の係止溝37が軸方向に沿って形成されている。なお、フランジ部41に隣接する円筒部45の部位の内周面には、凹環状の周溝36が形成されており、この周溝36には、後述するドラグ機構の制動板50A,50B等の抜け止めを図るための止めリング35が着脱自在に装着されている。
【0022】
また、本実施形態において、鍔部形成体10Bは、スプール本体10Aよりも硬質の材料によって形成されている。具体的には、例えば、鍔部形成体10Bは、アルミニウム(硬質アルマイト)、ステンレス(IP処理)、銅合金(硬質メッキ、IP)、チタン(IP処理)等によって形成され、一方、スプール本体10Aは、鍔部形成体10Bよりも柔らかい材料、例えばアルミダイキャスト、樹脂等によって形成されている。
【0023】
また、本実施形態の魚釣用スピニングリール1には、スプール10に制動力を付与しながらスプール10の釣糸繰り出し方向への回転を許容する(スプールの回転力を制御する)フロントドラグ方式のドラグ機構が設けられている。このドラグ機構において、スプール10は、図2に拡大して示されるように、ベアリング23を介して支持部材24に回転可能に支持されている。支持部材24は、ピン25を介してスプール軸9に回り止め固定されている。支持部材24には、スプール10と圧接可能な圧接板26が一体的に固定されている。
【0024】
また、ドラグ機構は、スプール軸9に螺合されるドラグ調整ツマミ20と、圧接板26との間でスプール10を挟み込む複数の摩擦板と、摩擦板(具体的には摩擦板と隣接するクリック機構40)とドラグ調整ツマミ20との間に介挿された圧縮バネ22とを備えている。
【0025】
前記複数の摩擦板は、具体的には、円筒部45の凹状の係止溝37に回り止め係止され且つ係止溝37に沿って軸方向に移動可能な第1の制動板(ワッシャ)50Aと、軸方向に移動可能に支持部材24に回り止め支持(嵌合)された第2の制動板(ワッシャ)50Bと、これらの制動板50A,50Bとクリック機構40とスプール10との間に介在して設けられたライニング材52とから成り、クリック機構40と共にスプールの鍔部形成体10Bの制動体収容部S内に収容されている。
【0026】
このようなフロント方式のドラグ機構では、バネ22の付勢力に抗してドラグ調整ツマミ20が締込み操作される(ドラグ調整ツマミ20がスプール軸9に捩じ込まれる)と、その締込み力に応じた押圧力で、スプール10が前記摩擦板により圧接部材26に対して圧接され、スプール軸9に対するスプール10の回転が規制される。また、ドラグ調整ツマミ20が緩められると、その緩め具合に応じて、スプール軸9に対するスプール10の回転が許容される。
【0027】
以上説明したように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1において、スプール10は、スプール本体10Aと、スプール本体10Aに着脱自在に取り付けられる鍔部形成体10Bとから成り、鍔部形成体10Bは、前側鍔部10bを形成する筒状のフランジ部41と、スプール本体10Aに螺着されて釣糸巻回胴部10a内に位置される円筒部45とから成る。言い換えると、前側鍔部10bには、釣糸巻回胴部10aの内側に取り付く円筒部(筒状部)45が軸方向に一体に突出形成されている。
【0028】
このように、円筒部45を釣糸巻回胴部10aの内側に固定する構成とすれば、締結部材を別個に必要としないため、構成が簡素化(本実施形態では、スプールが2つの部品10A,10Bのみから成る)され、作業性が向上するとともに、製造コストの低減を図ることができる。また、円筒部45の存在によって前側鍔部10bを有する鍔部形成体10Bとスプール10との接合面積が多くなる(接合部を可及的に多く取れる)ため、これら両者の一体的強度が充分に得られ(効率良く強度アップが図れ)、高負荷釣糸巻着時の巻回圧力の影響によって前側鍔部10bがガタ付いたり、固定部分が破損したりするといった事態を回避することができる。
【0029】
また、本実施形態の魚釣用スピニングリール1においては、鍔部形成体10Bがスプール本体10Aよりも硬質の材料(高硬度材)によって形成されている。したがって、簡素な構造でスプール10の強度を確保しつつ、ドラグ機構の制動体収容部Sの補強が可能となるため、ドラグ性能が安定する。また、このような構成では、円筒部45が補強体として機能するため、釣糸巻回胴部10aの薄肉化も可能となり、充分なドラグスペース(ドラグ力)を確保しながら、糸巻き量を増加できる。
【0030】
なお、本実施形態では、鍔部形成体10Bがスプール本体10Aに螺合されている(着脱自在に取り付けられている)が、鍔部形成体10Bをスプール本体10Aに固定できれば、その取り付け形態はどのような形態であっても良い(例えば着脱自在でなくても良く、あるいは、固着一体化しても良い)。
【0031】
図6〜図8は開示例を示している。なお、この開示例は、特許請求の範囲に記載の発明には含まれないものであるが、上述の第1の実施形態と同一の構成部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】
この開示例の魚釣用スピニングリール1Aには、フロントドラグ機構が設けられておらず、したがって、鍔部形成体10Bの円筒部45には、摩擦板が係止する係止溝37や止めリング35のための周溝36が形成されていない。
【0033】
このように、円筒部45は、第1の実施形態のように制動体を収容するための空間を形成していなくても良く、前側鍔部10bと一体形成され且つ釣糸巻回胴部10aに取り付くという最低限の機能を有していれば良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の魚釣用スピニングリールによれば、スプール本体よりも硬質の材料で形成された鍔部形成体の筒状部をスプール本体の釣糸巻回胴部の内側に螺合したときに、スプール本体の先端に形成されたフランジに、鍔部形成体の前側鍔部が当接し、締結部材を別個に必要としないために構成が簡素化され、スプール本体に対する前側鍔部の固定作業が容易で且つその固定強度が充分に得られ、前側鍔部のガタ付きや固定部分の破損を防止でき、更に、鍔部形成体の筒状部の内側に制動体収容部が形成されることにより、この筒状部が補強体として機能し、釣糸巻回胴部の薄肉化も可能となり、充分なドラグスペースを確保しながら、糸巻き量を増加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る魚釣用スピニングリールの一部断面を有する側面図である。
【図2】図1の魚釣用スピニングリールのスプールおよびその内部構造の断面図である。
【図3】図1の魚釣用スピニングリールのスプールの組み付け状態の断面図である。
【図4】図1の魚釣用スピニングリールのスプールの分解状態の断面図である。
【図5】(a)は鍔部形成体の側断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図6】 開示例に係る魚釣用スピニングリールの一部断面を有する側面図である。
【図7】図6の魚釣用スピニングリールのスプールおよびその内部構造の断面図である。
【図8】図6の魚釣用スピニングリールのスプールの組み付け状態(分解状態が二点鎖線で示されている)の断面図である。
【符号の説明】
1…魚釣用スピニングリール
3…ハンドル
8…ロータ
9…スプール軸
10…スプール
10a…釣糸巻回胴部
10b…前側鍔部
45…筒状部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a fishing spinning reel that winds a fishing line around a spool via a fishing line guide provided on a rotor that rotates in conjunction with a handle operation.
[0002]
[Prior art]
The spool of a fishing spinning reel is composed of a front heel part, a fishing line winding body part, and a rear cylindrical part. Further, the fishing line wound around the spool is released forward in a spiral form from the spool simultaneously with the swinging-down operation of the fishing rod after reversing the bale.
[0003]
At the time of such a fishing line releasing operation, the fishing line is vigorously released forward while being in contact with the front side hook portion of the spool, so that there is a possibility that the fishing line may be cut off due to the influence of the frictional resistance generated thereby. In addition, there may be a problem that the flying distance of the fishing line is reduced by the frictional resistance, or the front side heel portion is damaged by the fishing line containing foreign matter or moisture.
[0004]
Therefore, in order to solve such a problem, in a recent fishing spinning reel, for example, a hard material ring having good wear resistance is mounted and fixed to the front collar of the spool (for example, Patent Document 1 and Patent Document 2).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-224944
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-269099
[Problems to be solved by the invention]
However, in the spinning reel disclosed in Patent Document 1, the front flange is fastened and fixed to the locking step formed at the front of the fishing line winding body of the spool by a nut member. As a result, the following problems occur.
[0008]
First, after locking and fixing the ring-shaped front side collar part to the latching step part of the spool front part, the nut member is screwed into the inside of the spool, and the front side collar part is connected to the nut member and the spool. There is a problem in that workability is poor because the front side collar portion is fastened and integrated by the work of crimping and fixing between them.
[0009]
Second, due to space restrictions such as a drag mechanism mounted inside the front portion of the spool, a large amount of screwing of the nut member cannot be obtained. For this reason, sufficient fastening strength cannot be obtained, and there are cases where the front heel portion is rattled or the fastening fixing portion is damaged due to the influence of the winding pressure when winding a high-load fishing line.
[0010]
Thirdly, since the joint area between the front collar and the engaging step at the front part of the spool is small, the integrated strength of the two cannot be sufficiently obtained. Or the fastening part may be damaged.
[0011]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and the object of the present invention is that it is easy to fix the front collar to the spool and that the fixing strength is sufficiently obtained, An object of the present invention is to provide a fishing spinning reel capable of preventing breakage of a fixed portion.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides a fishing spinning reel for winding a fishing line around a spool attached to the front part of a spool shaft via a fishing line guide part of a rotor that rotates in conjunction with a handle operation. The spool includes a spool body having a fishing line winding body around which a fishing line is wound and a flange formed at a tip of the fishing line winding body, and a male screw that is screwed into the fishing line winding body. the consists of a formed cylindrical portion on the outer periphery and the tubular portion of the rear flange portion Ru is formed of a material harder than chromatic and the spool body and a front flange portion protruding integrally formed from the side forming body, wherein when screwing the cylindrical portion on the inner side of the fishing line winding barrel portion in contact flange of the spool body at the back of the front flange portion abuts, it can accommodate the braking member for applying a braking force to rotation of the spool the braking member receiving portion of the tubular portion Formed on the side, characterized in Tei Rukoto.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 to 5 show a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a spinning reel 1 for fishing is a reel main body 1a, a leg 1b extending from the reel main body 1a, and a rod formed on the end of the leg 1b and attached to a fishing rod (not shown). And an attachment portion 1c. A
[0015]
A drive gear (not shown) is attached to the
[0016]
A
[0017]
An oscillating mechanism is engaged with the drive gear. This oscillating mechanism reciprocates the
[0018]
Accordingly, in such a configuration, when the
[0019]
As clearly shown in FIGS. 3 to 5, the
[0020]
The spool
[0021]
Moreover, the collar
[0022]
Moreover, in this embodiment, the collar
[0023]
The fishing spinning reel 1 of the present embodiment allows the
[0024]
The drag mechanism includes a
[0025]
Specifically, the plurality of friction plates are fixed to the
[0026]
In such a front-type drag mechanism, when the
[0027]
As described above, in the fishing spinning reel 1 of the present embodiment, the
[0028]
In this way, if the
[0029]
Further, in the fishing spinning reel 1 of the present embodiment, the heel
[0030]
In the present embodiment, the collar
[0031]
6 to 8 show examples of disclosure . This disclosed example is not included in the invention described in the claims, but the same components as those in the first embodiment described above will be denoted by the same reference numerals and the description thereof will be given below. Is omitted.
[0032]
The fishing spinning reel 1A according to this disclosed example is not provided with a front drag mechanism. Therefore, the
[0033]
Thus, the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the spinning reel for fishing of the present invention, the cylindrical portion of the heel forming body formed of a material harder than the spool body is screwed inside the fishing line winding body portion of the spool body. The front flange of the flange forming body abuts against the flange formed at the tip of the spool body when combined , and the configuration is simplified because a separate fastening member is not required. The fixing work of the part is easy and the fixing strength is sufficiently obtained, the play of the front collar part can be prevented and the fixing part can be prevented from being damaged, and the brake body accommodating part is provided inside the cylindrical part of the collar part forming body. by being formed, the cylindrical portion serves as a reinforcing member, thinning of the fishing line times barrel also becomes possible, while ensuring a sufficient drag space, Ru can increase the winding amount.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view having a partial cross section of a fishing spinning reel according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the spool of the fishing spinning reel of FIG. 1 and its internal structure.
3 is a cross-sectional view showing a state where the spool of the fishing spinning reel of FIG. 1 is assembled. FIG.
4 is a cross-sectional view of an exploded state of the spool of the fishing spinning reel of FIG. 1. FIG.
5A is a side cross-sectional view of a buttock formation body, and FIG. 5B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 5A.
FIG. 6 is a side view having a partial cross section of a fishing spinning reel according to a disclosed example .
7 is a cross-sectional view of the spool of the fishing spinning reel of FIG. 6 and its internal structure.
8 is a cross-sectional view of the spooling state of the fishing spinning reel of FIG. 6 (the disassembled state is indicated by a two-dot chain line).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (1)
前記スプールは、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部とこの釣糸巻回胴部の先端に形成されたフランジとを有するスプール本体と、前記釣糸巻回胴部の内側に螺合する雄ネジを外周に形成した筒状部とこの筒状部を背面側から一体に突出形成した前側鍔部とを有しかつ前記スプール本体よりも硬質の材料によって形成される鍔部形成体とからなり、前記筒状部を釣糸巻回胴部の内側に螺着したときに、前記前側鍔部の背面に前記スプール本体のフランジが当接し、スプールの回転に制動力を付与する制動部材を収容可能な制動体収容部を前記筒状部の内側に形成されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。In a spinning reel for fishing that winds a fishing line around a spool attached to the front part of a spool shaft via a fishing line guide part of a rotor that rotates in conjunction with a handle operation,
The spool includes a spool body having a fishing line winding body around which a fishing line is wound and a flange formed at a tip of the fishing line winding body, and a male screw that is screwed into the fishing line winding body. the consists of a cylindrical portion formed on the outer peripheral and the cylindrical portion of the rear flange portion Ru is formed of a material harder than chromatic vital said spool body and a protrusion formed was front flange portion integrally from the side forming body, when screwed the tubular portion on the inner side of the fishing line winding barrel portion in contact flange of the spool body at the back of the front flange portion abuts, it can accommodate the brake member for applying a braking force to rotation of the spool fishing spinning reel of the Do braking member receiving portion, characterized in Tei Rukoto formed inside of the cylindrical portion.
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