JP4027780B2 - Cosmetics for hair with no stickiness or unevenness - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、整髪用の化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】
整髪用の化粧料は、ヘアスタイルが崩れないように保持するための化粧料であり、ワックスや高分子で毛髪同士を付着させる様なメカニズムによって、この様な保持性を具現化している。しかしながら、ワックスにより整髪力を具現化すると、ワックスに由来するベタツキが生じ、感触的に好ましくないばかりか、埃などを吸着してツヤが短時間で消えてしまう欠点があり、高分子によって整髪力を具現化すると、ゴワツキ感が出現しやすく、時としてフレーキング等の現象まで起こしてしまうことがあり、ツヤに優れる仕上がりを長時間維持し、ベタツキやゴワツキなどの出現しない整髪仕上がりの整髪用の化粧料が望まれていたが、未だ得られていないのが現状であった。現状の技術で、理想のツヤに優れる仕上がりを長時間維持し、ベタツキやゴワツキなどの出現しない整髪仕上がりの整髪用の化粧料に近い化粧料を提供できる現有技術としては、特開平６−１７２１４４或いは特開平６−１３５８２８に開示された様な両性高分子を整髪剤として含有する整髪料が挙げられる。しかし、この様な技術においてはツヤの更なる付与が最大の課題となっていた。
【０００３】
一方、アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩は乳化作用を有する増粘剤として化粧料の分野では広く使用されている（特開平１０−３００４４号、特開平７−２０６６２９号）が、このものが整髪用の化粧料でポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルと組み合わせて整髪用の化粧料に含有されたことはない。かかる成分とポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルとを組合せて、ワックス類を乳化することにより、ワックス類の分散状態を微細に、且つ、均一にでき、以て、ワックス類に起因するベタ付き感を抑え、ツヤのある整髪力を具現化する整髪用の化粧料が得られることも全く知られていなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、ベタツキやゴワツキが無く、整髪力、ツヤの維持性に優れる整髪用の化粧料を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、ベタツキ、ゴワツキが無く、整髪力、ツヤの維持性に優れる整髪用の化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、ワックス類などを含有する整髪用の化粧料において、１）ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルと２）アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩と３）固形の高級アルコール及び／又は高融点ワックス１〜１０重量とを含有する整髪用の化粧料がその様な特質を備えていることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
（１）１）ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルと２）アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩と３）固形の高級アルコール及び／又は高融点ワックス１〜１０重量％とを含有することを特徴とする、整髪用の化粧料。（２）ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルにおけるオキシエチレンの平均付加モル数が６０〜１５０であることを特徴とする、（１）に記載の整髪用の化粧料。
（３）更に、両性高分子を含有することを特徴とする、（１）又は（２）に記載の整髪用の化粧料。
（４）両性高分子が、メタクリル酸・Ｎ−ジメチルアミノエチルメタクリル酸・アセトンアクリルアミド共重合体であることを特徴とする、（３）に記載の整髪用の化粧料。
【０００６】
【発明の実施の形態】
（１）本発明の整髪用の化粧料の必須成分であるポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステル
本発明の整髪用の化粧料は、ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルを必須成分として含有する。ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルとは、ホホバ油を加水分解して得られる脂肪酸にポリオキシエチレンを付加重合させたものであり、本発明の整髪用の化粧料においては、前記ポリオキシエチレンの平均付加モル数は６０〜１５０が好ましい。かかるポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルとしては、既に市販されているものが存在し、かかる市販品を購入して利用することも出来る。好ましい市販品としては、例えば、ポリオキシエチレンの平均付加モル数が８０である、ＦＬＯＲＡＳＯＬＶＥ−ＰＥＧ８０−ＪＯＪＯＢＡ（フロラソルブ・ピーイージー８０・ホホバ；ＰＯＥ（８０）ホホバ脂肪酸エステル）、ポリオキシエチレンの平均付加モル数が１２０である、ＦＬＯＲＡＳＯＬＶＥ−ＰＥＧ１２０−ＪＯＪＯＢＡ（フロラソルブ・ピーイージー１２０・ホホバ；ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステル）が例示できる。これらは何れもフロラテック社（ＦＬＯＲＡＴＥＣＨ）製であり、油化産業株式会社より購入することができる。かかる成分は、後記アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩とともに、系に於けるワックス分の分散状態を極めて良好にする作用を有する。この為、この様な良好な分散状態で塗布された組成物では、塗布後に均一で薄いワックス膜を形成するために、膜の不均一性に起因するベタツキやゴワツキを抑制することが出来る。本発明の整髪用の化粧料に於いて、前記ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルがこの様な効果を発揮するためには、化粧料全量に対して、０．５〜５重量％、更に好ましくは１〜３重量％含有する形態が好ましい。
【０００７】
（２）本発明の整髪用の化粧料の必須成分であるアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー
本発明の整髪用の化粧料は、アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩を必須の成分として含有する。アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマーは化粧料の分野に於いては、乳化作用を有する増粘剤として広く使用されており、数種のグレードのものが既に市販されており、これらを購入して使用できる。この様な市販品としては、例えば、ペムレンＴＲ−１、ペムレンＴＲ−２或いはカーボポール１３８２（何れもグッドリッチ社製）等が好ましく例示できる。又、これらの塩としては、通常化粧料で使用されているアルカリの塩であれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、トリエチルアミン塩等の有機アミン塩類、リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。これらアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩は唯一種を含有することも出来るし、二種以上組み合わせて含有することも出来る。本発明の化粧料で特に好ましい形態としては、カリウムとアルギニンの混合塩の形態である。これは、この様な形態に於いてワックス分の分散がツヤのある被膜を作るのに好適な形態となるからである。かかる混合塩に於けるカリウムとアルギニンの重量比は、カリウムを水酸化カリウム換算で、２００：１〜１００：１である。又、アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩の本発明の化粧料に於ける含有量は、フリーのアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマーに換算して、０．１〜１重量％が好ましく、０．２〜０．５重量％が更に好ましい。これは少なすぎると、乳化或いは分散が不十分になり安定性に支障を来す場合があり、多すぎるとツヤなどの効果を損なう場合があるからである。
【０００８】
（３）本発明の整髪用の化粧料
本発明の整髪用の化粧料は、上記ポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルと、アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩と、及び後記する固形の高級アルコール及び／又は高融点ワックスを必須成分として含有することを特徴とする。本発明の化粧料に於いては、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、１，３−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、１，２−ペンタンジオール、１，２−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、４級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、カルボキシビニルポリマー及び／又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。尚、本発明の整髪用の化粧料ではベヘニルアルコール、セタノール等の固形の高級アルコールやカルナウバワックス、キャンデリラワックス、モクロウ、ビーズワックス等の高融点ワックス等のワックス類、取り分け固形の高級アルコールがアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩によって好ましく乳化、分散され、整髪性を有するために特に好ましい。かかる固形の高級アルコール及び／又は高融点ワックスの含有量は、１〜１０重量％であり、好ましくは、２〜５重量％である。この様な形態に於いては、ワックス分は極めて良好に分散しているため、系の安定性も向上する。更に、本発明の整髪用の化粧料は両性高分子を好ましい成分として含有する。これはかかる成分を含有させることにより、整髪力が増し、かかる作用により、ワックス分に起因するベタツキ、ゴワツキ感を更に改善できるからである。ここで、本発明に於ける両性高分子としては、アクリル酸又はメタクリル酸骨格等のポリマー骨格にカルボキシル基の様なアニオン性置換基と酸とともに塩を形成している４級アミノ基の様なカチオン性置換基とが側鎖として存在する高分子化合物のことであり、かかる高分子化合物は化粧料、取り分け毛髪用化粧料に於いては、毛髪処理剤として広く使用されている。毛髪用化粧料で広く使用されている両性高分子としては、例えば、メタクリル酸・Ｎ−ジメチルアミノエチルメタクリル酸・アセトンアクリルアミド共重合体（高分子１）及び／又はその塩、Ｎ−メタクリロイルオキシエチル−Ｎ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体（高分子２）及び／又はその塩、（メタ）アクリル酸・ジアルキルアミノアルキル（メタ）アクリレート共重合体（高分子３）及び／又はその塩、（メタ）アクリル酸・ジアルキルアミノアルキル（メタ）アクリルアミド共重合体（高分子４）及び／又はその塩、ポリクオタニウム２２（高分子５）及び／又はその塩、ポリクオタニウム３７（高分子６）及び／又はその塩などが好ましく例示できる。本発明の整髪用の化粧料に於いては、これらの何れもが利用できる。これらは唯一種を含有させることも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。これらの内で特に好ましいものは、高分子１である。かかる高分子１の好ましい市販品としては、大阪有機化学工業株式会社製のＡＰポリマー５６０が例示できる。本発明の整髪用の化粧料に於いて、かかる両性高分子は、前記アクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩によって乳化、分散されたワックス分とともに、ベタツキのない整髪力の具現化に寄与するとともに、毛髪にツヤを付与する作用を有する。本発明の整髪用の化粧料に於ける、かかる両性高分子の好ましい含有量は、総量で、化粧料全量に対して、０．１〜１０重量％であり、更に好ましくは、０．５〜３重量％である。これは少なすぎると整髪力が損なわれる場合があり、多すぎるとフレーキングなどの好ましくない現象が現れる場合があるからである。本発明の整髪用の化粧料は、かかる必須成分と任意成分を常法に従って処理することによって製造することが出来る。
【０００９】
【実施例】
以下に実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ、限定しないことは言うまでもない。
【００１０】
＜実施例１＞
以下に示す処方に従って、本発明の整髪用の化粧料を作製した。即ち、イ、ロ、ハ、ニをそれぞれ７５℃に温調し、イにハを加えて中和、ゲル化させ、これにニを加えて希釈し、これに徐々にロを加えて乳化し、ホモミキサーで粒子を均質化した後、攪拌冷却して化粧料１を得た。このものの整髪料としての使用性を専門パネラーを用いて評価した。評価項目は、整髪力、ツヤの程度、ツヤの維持力、ベタツキの無さ、ゴワツキの無さであった。評価は５段階で、スコア５：非常によい、スコア４：良い、スコア３：やや良い、スコア２：やや悪い、スコア１：悪い、の評点を付して行った。同時に、化粧料１のペムレンＴＲ−２をカルボキシビニルポリマーに置換した比較例１、化粧料１のＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステルをＰＯＥ（１２０）ステアリン酸エステルに置換した比較例２、化粧料１のペムレンＴＲ−２をカルボキシビニルポリマーに、且つ、ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステルをＰＯＥ（１２０）ステアリン酸エステルに置換した比較例３も作成し、同様に評価した。評価結果は表１に示す。これより、本発明の整髪用の化粧料は、ベタツキが無く、整髪力、ツヤの維持性に優れることがわかる。これは本発明の整髪用の化粧料の必須成分であるアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマー及び／又はその塩とポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルの組合せの効果によるものであることもわかる。
イ
水 ５６．１重量部
ペムレンＴＲ−２ ０．３重量部
グリセリン ３ 重量部
キサンタンガム ０．１重量部
１，３−ブタンジオール ２ 重量部
１，２−ヘキシレングリコール ３ 重量部
フェノキシエタノール ０．５重量部
ロ
セタノール ３．５重量部
ワセリン １ 重量部
流動パラフィン ５ 重量部
ひまし油 １ 重量部
ジメチコン ２ 重量部
フェメチコン ２ 重量部
グリセリルトリイソオクタネート ２ 重量部
セチルイソオクタネート ２ 重量部
グリセリルモノステアレート ０．５重量部
ハ
水 ４ 重量部
１０％苛性カリ水溶液 １．２重量部
ニ
ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステル ２ 重量部
ＡＰポリマー５６０ １ 重量部
水 ６．７重量部
ポンカン果実エキス ０．１重量部
０．１％アルギニン水溶液 １ 重量部
【００１１】
【表１】
＜実施例２＞
化粧料１のアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマーの種類を変えて、同様に評価して検討を行った。評価結果は、整髪力がスコア５、ツヤの程度がスコア４、ツヤの持続性がスコア４、ベタツキの無さがスコア４、ゴワツキの無さがスコア４であった。
イ
水 ５６．１重量部
ペムレンＴＲ−１ ０．３重量部
グリセリン ３ 重量部
キサンタンガム ０．１重量部
１，３−ブタンジオール ２ 重量部
１，２−ヘキシレングリコール ３ 重量部
フェノキシエタノール ０．５重量部
ロ
セタノール ３．５重量部
ワセリン １ 重量部
流動パラフィン ５ 重量部
ひまし油 １ 重量部
ジメチコン ２ 重量部
フェメチコン ２ 重量部
グリセリルトリイソオクタネート ２ 重量部
セチルイソオクタネート ２ 重量部
グリセリルモノステアレート ０．５重量部
ハ
水 ４ 重量部
１０％苛性カリ水溶液 １．２重量部
ニ
ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステル ２ 重量部
ＡＰポリマー５６０ １ 重量部
水 ６．７重量部
ポンカン果実エキス ０．１重量部
０．１％アルギニン水溶液 １ 重量部
【００１３】
＜実施例３＞
化粧料１のアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマーの種類を変えて、同様に評価して検討を行った。評価結果は、整髪力がスコア４、ツヤの程度がスコア４、ツヤの持続性がスコア５、ベタツキの無さがスコア４、ゴワツキの無さがスコア４であった。
イ
水 ５６．１重量部
カーボポール１３８２ ０．３重量部
グリセリン ３ 重量部
キサンタンガム ０．１重量部
１，３−ブタンジオール ２ 重量部
１，２−ヘキシレングリコール ３ 重量部
フェノキシエタノール ０．５重量部
ロ
セタノール ３．５重量部
ワセリン １ 重量部
流動パラフィン ５ 重量部
ひまし油 １ 重量部
ジメチコン ２ 重量部
フェメチコン ２ 重量部
グリセリルトリイソオクタネート ２ 重量部
セチルイソオクタネート ２ 重量部
グリセリルモノステアレート ０．５重量部
ハ
水 ４ 重量部
１０％苛性カリ水溶液 １．２重量部
ニ
ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステル ２ 重量部
ＡＰポリマー５６０ １ 重量部
水 ６．７重量部
ポンカン果実エキス ０．１重量部
０．１％アルギニン水溶液 １ 重量部
【００１４】
＜実施例４＞
化粧料１のアクリル酸・メタアクリル酸（Ｃ１０〜３０）アルキルコポリマーの種類を変えて、同様に評価して検討を行った。評価結果は、整髪力がスコア５、ツヤの程度がスコア５、ツヤの持続性がスコア５、ベタツキの無さがスコア４、ゴワツキの無さがスコア５であった。これよりペムレンＴＲ−２とカーボポール１３８２の組合せが特に好ましいことがわかる。
イ
水 ５６．１重量部
ペムレンＴＲ−２ ０．２重量部
カーボポール１３８２ ０．１重量部
グリセリン ３ 重量部
キサンタンガム ０．１重量部
１，３−ブタンジオール ２ 重量部
１，２−ヘキシレングリコール ３ 重量部
フェノキシエタノール ０．５重量部
ロ
セタノール ３．５重量部
ワセリン １ 重量部
流動パラフィン ５ 重量部
ひまし油 １ 重量部
ジメチコン ２ 重量部
フェメチコン ２ 重量部
グリセリルトリイソオクタネート ２ 重量部
セチルイソオクタネート ２ 重量部
グリセリルモノステアレート ０．５重量部
ハ
水 ４ 重量部
１０％苛性カリ水溶液 １．２重量部
ニ
ＰＯＥ（１２０）ホホバ脂肪酸エステル ２ 重量部
ＡＰポリマー５６０ １ 重量部
水 ６．７重量部
ポンカン果実エキス ０．１重量部
０．１％アルギニン水溶液 １ 重量部
【００１５】
＜実施例５＞
化粧料１のポリオキシエチレンホホバ脂肪酸エステルの種類を変えて、同様に評価して検討を行った。評価結果は、整髪力がスコア４、ツヤの程度がスコア４、ツヤの持続性がスコア４、ゴワツキの無さがスコア４、フレーキングの無さがスコア５であった。
イ
水 ５６．１重量部
ペムレンＴＲ−２ ０．３重量部
グリセリン ３ 重量部
キサンタンガム ０．１重量部
１，３−ブタンジオール ２ 重量部
１，２−ヘキシレングリコール ３ 重量部
フェノキシエタノール ０．５重量部
ロ
セタノール ３．５重量部
ワセリン １ 重量部
流動パラフィン ５ 重量部
ひまし油 １ 重量部
ジメチコン ２ 重量部
フェメチコン ２ 重量部
グリセリルトリイソオクタネート ２ 重量部
セチルイソオクタネート ２ 重量部
グリセリルモノステアレート ０．５重量部
ハ
水 ４ 重量部
１０％苛性カリ水溶液 １．２重量部
ニ
ＰＯＥ（８０）ホホバ脂肪酸エステル ２ 重量部
ＡＰポリマー５６０ １ 重量部
水 ６．７重量部
ポンカン果実エキス ０．１重量部
０．１％アルギニン水溶液 １ 重量部
【００１６】
【発明の効果】
本発明によれば、ベタツキ、ゴワツキが無く、整髪力、ツヤの維持性に優れる整髪用の化粧料を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hairdressing cosmetic.
[0002]
[Prior art]
Hairdressing cosmetics are cosmetics for holding the hairstyle so that it does not collapse. Such a holding property is embodied by a mechanism that allows hairs to adhere to each other with wax or polymer. However, when hair styling power is embodied by wax, stickiness derived from wax is produced, which is not preferable to the touch, but also has the disadvantage that the gloss disappears in a short time by adsorbing dust etc. When embodying, hairiness is likely to appear, sometimes causing phenomena such as flaking, maintaining a finish that is excellent in gloss for a long time, and for hairdressing finishes that do not appear sticky or textured Although cosmetics were desired, the current situation is that they have not yet been obtained. With the current technology, as the existing technology that can maintain a finish excellent in ideal gloss for a long time and can provide a cosmetic close to a hairdressing cosmetic with a hair finish that does not appear sticky or gorgeous, Japanese Patent Laid-Open No. 6-172144 or Examples thereof include a hair styling agent containing an amphoteric polymer as disclosed in JP-A-6-135828 as a hair styling agent. However, in such a technique, the further issue of gloss is the biggest issue.
[0003]
On the other hand, acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymers and / or salts thereof are widely used in the cosmetics field as thickeners having an emulsifying action (Japanese Patent Laid-Open Nos . 10-30044 and 7). No. -206629), but not that the one is contained in the cosmetic for hair in combination with a polyoxyethylene jojoba fatty esters in cosmetics for hair. By emulsifying waxes by combining such components with polyoxyethylene jojoba fatty acid ester, the dispersion state of the waxes can be made fine and uniform, thereby suppressing the sticky feeling caused by the waxes. Also, it was not known at all that a hairdressing cosmetic material that embodies glossy hairstyling power could be obtained.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made under such circumstances, and it is an object of the present invention to provide a hairdressing cosmetic material that is free of stickiness and roughness and has excellent hairstyling ability and gloss maintenance.
[0005]
[Means for solving problems]
In view of such a situation, the present inventors have sought for cosmetics for hairdressing that are free of stickiness and roughness, and have excellent hairstyling ability and gloss maintenance, and as a result of earnest research efforts, the present inventors have found waxes and the like. In hairdressing cosmetics to be contained, 1) polyoxyethylene jojoba fatty acid ester, 2) acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or salt thereof, and 3) solid higher alcohol and / or high melting point. It has been found that hairdressing cosmetics containing 1 to 10 weights of wax have such characteristics and have completed the invention. That is, this invention relates to the technique shown below.
(1) 1) polyoxyethylene jojoba fatty acid ester, 2) acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or salt thereof, and 3) 1 to 10% by weight of solid higher alcohol and / or high melting point wax A cosmetic for hairdressing, characterized by comprising (2) The cosmetic for hairdressing according to (1), wherein the average added mole number of oxyethylene in the polyoxyethylene jojoba fatty acid ester is 60 to 150.
(3) The cosmetic for hairdressing according to (1) or (2), further comprising an amphoteric polymer.
(4) The cosmetic for hairdressing according to (3), wherein the amphoteric polymer is a methacrylic acid / N-dimethylaminoethyl methacrylic acid / acetone acrylamide copolymer.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(1) cosmetics for hair of an essential component of the cosmetic for hair is polyoxyethylene jojoba fatty esters present invention of the present invention contains the polyoxyethylene jojoba fatty ester as essential components. The polyoxyethylene jojoba fatty acid ester is a product obtained by addition polymerization of polyoxyethylene to a fatty acid obtained by hydrolyzing jojoba oil . In the cosmetic for hairdressing of the present invention, the average addition of the polyoxyethylene The number of moles is preferably 60 to 150. As such polyoxyethylene jojoba fatty acid esters, there are those already on the market, and such commercial products can be purchased and used. Preferable commercial products include, for example, FLORASOLVE-PEG80-JOJOBA (Florasolve easy 80. Jojoba; POE (80) jojoba fatty acid ester), polyoxyethylene having an average addition mole number of polyoxyethylene of 80, and polyoxyethylene An example is FLORASOLVE-PEG120-JOJOBA (Florasolve Peazy 120. Jojoba; POE (120) Jojoba fatty acid ester) having a mole number of 120. These are all made by FLORATEC and can be purchased from Yuka Sangyo Co., Ltd. Such components, together with acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymers and / or salts thereof, have the effect of making the dispersion state of the wax content in the system extremely good. For this reason, in the composition applied in such a good dispersion state, a uniform and thin wax film is formed after the application, and therefore, stickiness and roughness caused by film non-uniformity can be suppressed. In the cosmetic for hairdressing of the present invention, in order for the polyoxyethylene jojoba fatty acid ester to exhibit such an effect, it is 0.5 to 5% by weight, more preferably 1%, based on the total amount of the cosmetic. A form containing ˜3% by weight is preferred.
[0007]
(2) Acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer which is an essential component of the hairdressing cosmetic composition of the present invention The acrylic hair / methacrylic acid (C10-30) composition of the present invention An alkyl copolymer and / or a salt thereof is contained as an essential component. Acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymers are widely used in the cosmetic field as thickeners having an emulsifying action, and several grades are already commercially available. These can be purchased and used. Preferred examples of such commercially available products include Pemlen TR-1, Pemlen TR-2, and Carbopol 1382 (all manufactured by Goodrich). These salts can be used without particular limitation as long as they are alkali salts usually used in cosmetics, for example, alkali metal salts such as sodium salts and potassium salts, calcium and magnesium, etc. Preferred examples include organic earth salts such as alkaline earth metal salts, ammonium salts, triethanolamine salts and triethylamine salts, and basic amino acid salts such as lysine salts and arginine salts. These acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymers and / or salts thereof may contain only one species, or may contain two or more species in combination. A particularly preferred form of the cosmetic of the present invention is a mixed salt form of potassium and arginine. This is because the dispersion of the wax component In such form is a form suitable for making a film with a gloss. The weight ratio of potassium to arginine in the mixed salt is 200: 1 to 100: 1 in terms of potassium hydroxide. The content of acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or salt thereof in the cosmetics of the present invention is converted to free acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer. And 0.1 to 1 weight% is preferable and 0.2 to 0.5 weight% is still more preferable. This is because if the amount is too small, the emulsification or dispersion becomes insufficient and the stability may be hindered. If the amount is too large, the effect such as gloss may be impaired.
[0008]
(3) Hairdressing cosmetic of the present invention The hairdressing cosmetic of the present invention comprises the above polyoxyethylene jojoba fatty acid ester, acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or a salt thereof, And a solid higher alcohol and / or a high melting point wax, which will be described later, as essential components. In the cosmetic of the present invention can contain any of the components used in the usual cosmetics. For example, squalane, liquid paraffin, silicones heavy liquid Isoparafi down, microcrystalline wax, hydrocarbons such as solid paraffin, dimethicone, Femechikon, cyclomethicone, amodimethicone, polyether modified silicone, jojoba Esters such as oil, carnauba wax, mole, beeswax, gallow, octyldodecyl oleate, isopropyl myristate, neopentyl glycol diisostearate, diisostearate malate, stearic acid, lauric acid, myristic acid, palmitic Acids, isostearic acid, isopalmitic acid, behenic acid, fatty acids such as oleic acid, higher alcohols such as oleyl alcohol and octadecyl alcohol, castor oil, coconut oil, hydrogenated coffee Oil, camellia oil, wheat germ oil, isostearic acid triglyceride, isooctanoic acid triglyceride, triglycerides such as olive oil, 1,3-butanediol, glycerin, diglycerin, dipropylene glycol, polyethylene glycol, 1,2-pentanediol, 1 Polyhydric alcohols such as 1,2-hexylene glycol and isoprene glycol, sorbitan sesquioleate, sorbitan monooleate, sorbitan trioleate, sorbitan sesquistearate, sorbitan monostearate, polyoxyethylene sorbitan monooleate, polyoxyethylene sorbitan monostearate Rate, polyoxyethylene stearate, polyoxyethylene oleate, polyoxyethylene glyceryl fatty acid ester, polyoxyethylene Nonionic surfactants such as alkyl ethers, polyoxyethylene hydrogenated castor oil, anionic surfactants such as sodium lauryl stearate, polyoxyethylene alkyl sulfates, sulfosuccinic acid ester salts, and cationic interfaces such as quaternary alkyl ammonium salts Activators, amphoteric surfactants such as alkylbetaines, organic powders such as crystalline cellulose, cross-linked methylpolysiloxane, polyethylene powder, acrylic resin powder, talc, mica, sericite, magnesium carbonate, calcium carbonate, Powders that may be surface-treated such as titanium dioxide, iron oxide, bitumen, ultramarine, titanium mica, titanium sericite and silica, thickeners such as carboxyvinyl polymer and / or salt thereof, xanthan gum and hydroxypropylcellulose , Retinol, retinoic acid, Active ingredients such as vitamins such as coferol, riboflavin, pyridoxine, ascorbic acid, ascorbic acid phosphate ester, terpenes such as glycyrrhizinate, glycyrrhetin, ursolic acid and oleanolic acid, and steroids such as estradiol, ethinylestradiol and estriol Preferred examples include preservatives such as phenoxyethanol, parabens, hibitene gluconate and benzalkonium chloride, and ultraviolet absorbers such as dimethylaminobenzoic acid esters, cinnamic acid esters and benzophenones. Incidentally, behenyl alcohol in the cosmetic for hair of the present invention, higher alcohol burned Luna carnauba wax solids, such as cetanol, candelilla wax, Japan wax, waxes such as high melting waxes such as bead wax scan, especially higher alcohols solid Is preferably emulsified and dispersed with an acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or a salt thereof, and is particularly preferable because it has hair-styling properties. The content of the higher alcohol and / or high-melting wax scan of such solid is 1-10 wt%, preferably 2-5 wt%. In such a form, since the wax content is very well dispersed, the stability of the system is also improved. Furthermore, the cosmetic for hairdressing of the present invention contains an amphoteric polymer as a preferred component. This is because the incorporation of such components increases the hair styling power, and this action can further improve the feeling of stickiness and roughness caused by the wax. Here, the amphoteric polymer in the present invention includes a quaternary amino group that forms a salt with an anionic substituent such as a carboxyl group and an acid on a polymer skeleton such as an acrylic acid or methacrylic acid skeleton. It is a polymer compound in which a cationic substituent is present as a side chain, and such a polymer compound is widely used as a hair treatment agent in cosmetics, particularly in hair cosmetics. Examples of amphoteric polymers widely used in hair cosmetics include, for example, methacrylic acid / N-dimethylaminoethyl methacrylic acid / acetone acrylamide copolymer (polymer 1) and / or salts thereof, N-methacryloyloxyethyl. -N, N-dimethylammonium-α-methylcarboxybetaine / methacrylic acid alkyl ester copolymer (polymer 2) and / or salt thereof, (meth) acrylic acid / dialkylaminoalkyl (meth) acrylate copolymer (high Molecule 3) and / or salt thereof, (meth) acrylic acid / dialkylaminoalkyl (meth) acrylamide copolymer (polymer 4) and / or salt thereof, polyquaternium 22 (polymer 5) and / or salt thereof, polyquaternium Preferred examples include 37 (polymer 6) and / or a salt thereof. Any of these can be used in the hairdressing cosmetic composition of the present invention. These can contain only the seed | species, and can also be made to contain in combination of 2 or more type. Among these, polymer 1 is particularly preferable. A preferred commercial product of the polymer 1 is AP polymer 560 manufactured by Osaka Organic Chemical Industry Co., Ltd. In the hairdressing cosmetic composition of the present invention, the amphoteric polymer has no stickiness together with the wax component emulsified and dispersed by the acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or salt thereof. It contributes to the realization of hair styling power and has the effect of giving gloss to the hair. The preferred content of such amphoteric polymers in the cosmetic for hairdressing of the present invention is 0.1 to 10% by weight, more preferably 0.5 to 10% by weight based on the total amount of the cosmetic. 3% by weight. This is because if the amount is too small, hair styling power may be impaired, and if the amount is too large, undesirable phenomena such as flaking may appear. The hairdressing cosmetic composition of the present invention can be produced by treating such essential components and optional components according to a conventional method.
[0009]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but it is needless to say that the present invention is not limited to such examples.
[0010]
<Example 1>
The hairdressing cosmetic composition of the present invention was prepared according to the following formulation. That is, the temperature of a, b, c, and d is adjusted to 75 ° C. respectively, and c is added to neutralize and gelate, and d is added to dilute, and then b is gradually added to emulsify. After homogenizing the particles with a homomixer, the mixture was cooled with stirring to obtain Cosmetics 1. The usability of this product as a hair styling agent was evaluated using a specialized panelist. The evaluation items were hair styling, glossiness, gloss retention, no stickiness, and no wrinkles. The evaluation was performed in five stages, with a score of 5: very good, score 4: good, score 3: slightly good, score 2: slightly bad, and score 1: bad. At the same time, the cosmetic 1 of Pemulen TR-2 Comparative Example 1 was replaced with carboxyvinyl polymer, cosmetic 1 POE (120) compares the jojoba fatty ester was replaced with POE (120) stearic acid ester Example 2, cosmetics 1 Comparative Example 3 was also prepared and evaluated in the same manner by substituting the pemelen TR-2 with carboxyvinyl polymer and the POE (120) jojoba fatty acid ester with POE (120) stearate. The evaluation results are shown in Table 1. From this, it can be seen that the hairdressing cosmetic composition of the present invention has no stickiness and is excellent in hairstyling ability and gloss maintenance. This may be due to the effect of the combination of acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer and / or salt thereof and polyoxyethylene jojoba fatty acid ester, which is an essential component of the hairdressing cosmetic composition of the present invention. Recognize.
A water 56.1 parts by weight Pemlene TR-2 0.3 parts by weight glycerin 3 parts by weight xanthan gum 0.1 parts by weight 1,3-butanediol 2 parts by weight 1,2-hexylene glycol 3 parts by weight Phenoxyethanol 0.5 parts by weight Part rosetanol 3.5 parts by weight petrolatum 1 part by weight liquid paraffin 5 parts by weight castor oil 1 part by weight dimethicone 2 parts by weight femethicone 2 parts by weight glyceryl triisooctanoate 2 parts by weight cetyl isooctanoate 2 parts by weight glyceryl monostearate 0.5 Parts by weight 4 parts by weight water 4 parts by weight 10% aqueous caustic potash 1.2 parts by weight NiPOE (120) jojoba fatty acid ester 2 parts by weight AP polymer 560 1 part by weight water 6.7 parts by weight Ponkan fruit extract 0.1 parts by weight 0.1 % Arginine aqueous solution 1 part by weight [0011]
[Table 1]
<Example 2>
The kind of the acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer of the cosmetic 1 was changed and evaluated in the same manner. The evaluation results were score 5 for hair-styling ability, score 4 for glossiness, score 4 for glossiness persistence, score 4 for no stickiness, and score 4 for no glossiness.
A water 56.1 parts by weight Pemlene TR-1 0.3 parts by weight glycerin 3 parts by weight xanthan gum 0.1 parts by weight 1,3-butanediol 2 parts by weight 1,2-hexylene glycol 3 parts by weight Phenoxyethanol 0.5 parts by weight Part rosetanol 3.5 parts by weight petrolatum 1 part by weight liquid paraffin 5 parts by weight castor oil 1 part by weight dimethicone 2 parts by weight femethicone 2 parts by weight glyceryl triisooctanoate 2 parts by weight cetyl isooctanoate 2 parts by weight glyceryl monostearate 0.5 Parts by weight 4 parts by weight water 4 parts by weight 10% aqueous caustic potash 1.2 parts by weight NiPOE (120) jojoba fatty acid ester 2 parts by weight AP polymer 560 1 part by weight water 6.7 parts by weight Ponkan fruit extract 0.1 parts by weight 0.1 % Arginine aqueous solution 1 part by weight [0013]
<Example 3>
The kind of the acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer of the cosmetic 1 was changed and evaluated in the same manner. The evaluation results were score 4 for hairstyling, score 4 for gloss, score 5 for gloss persistence, score 4 for no stickiness, and score 4 for no gloss.
A water 56.1 parts by weight Carbopol 1382 0.3 parts by weight glycerin 3 parts by weight xanthan gum 0.1 parts by weight 1,3-butanediol 2 parts by weight 1,2-hexylene glycol 3 parts by weight Phenoxyethanol 0.5 parts by weight Locetanol 3.5 parts by weight Vaseline 1 part by weight liquid paraffin 5 parts by weight castor oil 1 part by weight dimethicone 2 parts by weight femethicone 2 parts by weight glyceryl triisooctanoate 2 parts by weight cetyl isooctanoate 2 parts by weight glyceryl monostearate 0.5 parts by weight 4 parts by weight water 4 parts by weight 10% caustic potash aqueous solution 1.2 parts by weight Ni POE (120) jojoba fatty acid ester 2 parts by weight AP polymer 560 1 part by weight water 6.7 parts by weight Ponkan fruit extract 0.1 part by weight 0.1% Arginine aqueous solution 1 part by weight [0014]
<Example 4>
The kind of the acrylic acid / methacrylic acid (C10-30) alkyl copolymer of the cosmetic 1 was changed and evaluated in the same manner. As a result of the evaluation, the hair styling power was score 5, the degree of gloss was score 5, the gloss persistence was score 5, score was no stickiness, score 4 and score was no score. From this, it can be seen that the combination of Pemlen TR-2 and Carbopol 1382 is particularly preferable.
A water 56.1 parts by weight Pemlene TR-2 0.2 parts by weight Carbopol 1382 0.1 parts by weight glycerin 3 parts by weight Xanthan gum 0.1 parts by weight 1,3-butanediol 2 parts by weight 1,2-hexylene glycol 3 parts by weight phenoxyethanol 0.5 parts by weight rosetanol 3.5 parts by weight petrolatum 1 part by weight liquid paraffin 5 parts by weight castor oil 1 part by weight dimethicone 2 parts by weight femethicone 2 parts by weight glyceryl triisooctanoate 2 parts by weight cetyl isooctanoate 2 parts by weight Parts glyceryl monostearate 0.5 parts by weight water 4 parts by weight 10% caustic potash aqueous solution 1.2 parts by weight Ni POE (120) jojoba fatty acid ester 2 parts by weight AP polymer 560 1 part by weight water 6.7 parts by weight Ponkan fruit extract 0.1 part by weight 0.1% arginine aqueous solution 1 part by weight 5]
<Example 5>
The type of the polyoxyethylene jojoba fatty acid ester of the cosmetic 1 was changed and evaluated in the same manner. As a result of the evaluation, the hair styling power was score 4, the gloss level was score 4, the gloss persistence was score 4, scorelessness was score 4, scorelessness was score 5, and score 5 was scored.
A water 56.1 parts by weight Pemlene TR-2 0.3 parts by weight glycerin 3 parts by weight xanthan gum 0.1 parts by weight 1,3-butanediol 2 parts by weight 1,2-hexylene glycol 3 parts by weight Phenoxyethanol 0.5 parts by weight Part rosetanol 3.5 parts by weight petrolatum 1 part by weight liquid paraffin 5 parts by weight castor oil 1 part by weight dimethicone 2 parts by weight femethicone 2 parts by weight glyceryl triisooctanoate 2 parts by weight cetyl isooctanoate 2 parts by weight glyceryl monostearate 0.5 Parts by weight 4 parts by weight water 4 parts by weight 10% caustic potash aqueous solution 1.2 parts by weight Ni POE (80) jojoba fatty acid ester 2 parts by weight AP polymer 560 1 part by weight water 6.7 parts by weight Ponkan fruit extract 0.1 parts by weight 0.1 % Arginine aqueous solution 1 part by weight [0016]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the cosmetics for hairdressing which do not have stickiness and tingling, and are excellent in hairdressing power and gloss maintenance property can be provided.
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