JP4025302B2 - 組込み制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、独自のタイマを有するCPUとコプロセッサを含む組込み制御装置に関わり、特にCPUがコプロセッサのタイマ値を用いて処理を実行する組込み制御装置に関する。
従来の単一CPUを搭載したマイクロプロセッサを用いた組込み制御装置では、制御アプリケーションソフトと入出力ドライバソフトは、同一のCPUで処理されていた。従って、制御アプリケーションと入出力ドライバは同じタイマの値を参照して処理することが可能であった。
ところが、最近、CPU以外にコプロセッサを内蔵するマイクロプロセッサが増えてきた(例えば、特許文献1参照。)。
例えばMPC561/MPC562/MPC563/MPC564 REFERENCE MANUALに記載のマイクロプロセッサでは、コプロセッサとしてタイマプロセッサモジュールを有し、それらが同一のデュアルポートメモリにアクセスできるような構成になっている。このようなマイクロプロセッサを用いた組込み制御装置では、入出力ドライバの処理を、CPUではなく、コプロセッサに実行させることができる。
ところが、このようなマイクロプロセッサでは、CPUとコプロセッサがそれぞれ独自のタイマを有するため、CPU上で実行される制御アプリケーションは、入出力ドライバの処理を実行するコプロセッサのタイマの値を直接参照することはできない。
これを解決するための一手法として、CPUがコプロセッサに対して、現在のタイマ値を取得するための割り込みを発生させ、コプロセッサが現在のタイマ値をデュアルポートメモリに保存し、CPUはデュアルポートメモリからコプロセッサのタイマ値を取得する手法が考えられる。
特開2002−182901号公報
しかし、上記手法を用いた場合、コプロセッサがCPUからのタイマ値取得要求を認識し、コプロセッサが現在のタイマ時刻をデュアルポートメモリに書きこむまで、CPUは待機する必要があった。このため、この待機時間によりCPU負荷が増大するという問題があった。さらに、コプロセッサの割り込みレベルを最大に設定し、コプロセッサの処理の排他制御期間を短くする必要があるため、コプロセッサの負担が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、CPU負荷の低減を図ることができ、また、コプロセッサの負担の増加を防止することができる組み込み制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の組込み制御装置では、前記コプロセッサに、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として取得するコプロセッサタイマ記憶処理手段と、前記外部入力イベントに応答して前記CPUに対して割込みイベントを発生するコプロセッサイベント処理手段と、を設け、前記CPUに、前記コプロセッサイベント処理手段からの前記割込みイベントに応答して、前記コプロセッサタイマ記憶処理手段によって取得された前記外部入力イベント時刻を読み出して記憶するとともに、前記割り込みイベントが発生した時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を設ける。
また、上記課題を解決するために、本発明の組み込み制御装置では、前記コプロセッサに、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として前記CPUに伝達する通信手段と、前記外部入力イベントに応答して前記CPUに対して割込みイベントを発生するコプロセッサイベント処理手段と、を設け、前記CPUに、前記コプロセッサイベント処理手段からの前記割込みイベントに応答して、前記通信手段により伝達された前記外部入力イベント時刻を受信して記憶するとともに、その時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を設ける。
また、上記課題を解決するために、本発明の組み込み制御装置では、前記コプロセッサに、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として前記CPUに伝達する通信手段を設け、前記CPUに、前記通信手段からの受信イベントに応答して、前記通信手段により伝達された前記外部入力イベント時刻を受信して記憶するとともに、その時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を設ける。
本発明によれば、CPUの制御プログラムが、コプロセッサタイマの現在時刻が必要になったとき、コプロセッサへのタイマ値取得用の割り込みを使用することなく、CPUから直接アクセス可能デバイスの情報だけで、コプロセッサ現在時刻を推定するので、CPU負荷を低減できるという効果がある。また、コプロセッサタイマの現在時刻算出時にCPUによるコプロセッサモジュールへのアクセスが不要であるため、コプロセッサモジュールは、CPUによる処理負荷の増加がないという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例について詳細に説明する。
以下の実施の形態においては、本発明に係る組み込み制御装置として、自動車用エンジン制御ユニットを例にして説明する。
図1は、本例の自動車用エンジン制御ユニットの構成を示したものである。
図において、自動車用エンジン制御ユニット1は、クランクセンサ2a、カムセンサ2bと接続され、入出力ポート114を介してクランク信号3a、カム信号3bを入力し、入出力ポート114を介して燃料噴射パルス4を出力する。
自動車用エンジン制御ユニット1には、マイクロプロセッサ11が搭載されており、マイクロプロセッサ11は、CPU111と、コプロセッサとしてのタイマプロセッサモジュール112と、デュアルポートメモリ113とを含んでいる。
CPU111は、ROM1111、CPUタイマ1112、RAM1113、CPU演算処理装置1114、割込みコントローラ1115を含んでいる。
ROM1111には、制御アプリケーション11112とクランク信号・カム信号ミドルウェア11111とタイマプロセッサ時刻管理処理手段11115と燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113といったプログラムが記憶されており、CPU演算処理装置1114は、これらのプログラムを読み出して処理を実行する。
デュアルポートメモリ113は、クランク信号・カム信号デコード処理結果1131、タイマプロセッサタイマ値1132、燃料噴射パルス制御データ1133を記憶し、CPU111、タイマプロセッサモジュール112の両方から書き込み、読み出しができるようになっている。
タイマプロセッサモジュール112は、タイマプロセッサタイマ1121、タイマプロセッサ制御プログラム記憶装置1122、タイマプロセッサ演算処理装置1123を有する。
タイマプロセッサ制御プログラム記憶装置1122は、クランク信号・カム信号デコード処理手段11221、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222、燃料噴射パルス制御ドライバ11223といったプログラムが記憶されており、タイマプロセッサ演算処理装置1123は、これらのプログラムを読み出して処理を実行する。
次に、このように構成された自動車用エンジン制御ユニット1における燃料噴射制御について具体的に説明する。
自動車用エンジン制御ユニット1には、エンジンのシリンダ位置を等間隔で、かつ所定の個所が欠落したパルスで表すクランク信号3aとカムの所定の位置をパルスのエッジで表すカム信号3bが、それぞれ、クランクセンサ2a及びカムセンサ2bから入出力ポート114を介して入力される。これらの信号の入力により、クランク信号・カム信号デコード処理手段11221が起動される。クランク信号・カム信号デコード処理手段11221は、クランク信号3aとカム信号3bのデコードを行い、これらの信号によりエンジンのシリンダ位置を解析し、所定のエッジを検出したとき(請求項に言う外部入力イベントに該当する)にこれに応じてイベントを生成する。このイベントには、CPUに対するCPUイベント要求6(請求項に言う割込みイベントに該当する)を含み、また、このイベントにより、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222が起動されて後述のタイマ値記憶イベントが発生するとともに、前記クランク信号3a及びカム信号3bのパルスのエッジが発生したタイミングにおけるタイマプロセッサタイマ1121のキャプチャ値やパルス間の周期を計測し、クランク信号・カム信号デコード処理結果1131としてデュアルポートメモリ113に記録する。
クランク信号・カム信号デコード処理手段11221の前記CPUに対する割り込みイベントにより、割り込みコントローラ1115が起動し、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111が起動される。クランク信号・カム信号ミドルウェア11111は、クランク信号・カム信号デコード処理手段11221が計測したタイマプロセッサタイマ1121のキャプチャ値やパルス間の周期およびクランク信号3aとカム信号3bの位置情報を用いて、更にデコードを行い、シリンダの位置やイベント間周期を計算する。また、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111は、燃料噴射のイベントの所定のタイミングで、クランク信号・カム信号ミドルウェア自身や制御アプリケーション11112、燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113に対し、イベントを生成する。
クランク信号・カム信号ミドルウェア11111のイベントや、制御周期のイベントにより、制御アプリケーション11112が起動される。制御アプリケーション11112では、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111が算出したシリンダの位置やイベント間周期、その他のデバイスドライバが算出した情報、および前記クランク信号・カム信号のデコード処理結果1131を用いて、燃料噴射タイミング、燃料噴射パルス幅等を計算する。
燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113は、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111や制御アプリケーション11112によって起動され、イベント時のタイマプロセッサタイマのキャプチャ値、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111が算出したシリンダの位置やイベント間周期、制御アプリケーション11112が算出した燃料噴射タイミング、燃料噴射パルス幅の情報をもとに、燃料噴射パルス4aをONにするタイミングとOFFにするタイミングを算出し、燃料噴射パルス制御データ1133としてデュアルポートメモリ113に記録する。
燃料噴射パルス制御ドライバ11223は、燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113により、燃料噴射パルス4aをONにするタイミングとOFFにするタイミングを設定する時に起動され、燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113が算出した燃料噴射パルス制御データ1133に基づき、燃料噴射パルス4aをONにするタイミングとOFFにするタイミングのタイマ値にタイマプロセッサタイマ1121が達した時、燃料噴射パルス4aの出力をONまたはOFFにする。
図2のフローチャート111131に、燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113で燃料噴射パルス4aのON時刻およびOFF時刻を設定する実施例を示す。
ステップ1111311では、前記イベント時のタイマプロセッサタイマのキャプチャ値、クランク信号・カム信号ミドルウェア11111が算出したシリンダの位置やイベント間周期、制御アプリケーション11112が算出した燃料噴射タイミング、燃料噴射パルス幅から燃料噴射パルス4bのON時刻と燃料噴射パルス4bのOFF時刻を算出する。
ステップ1111312では、タイマプロセッサ時刻管理処理手段11115が、タイマプロセッサタイマ1121の現在時刻を推定する。
ステップ1111313では、ステップ1111311で算出した燃料噴射パルス4aのON時刻が、ステップ1111312で算出したタイマプロセッサタイマ1121の推定現在時刻を過ぎているかを判定する。
この判定結果が真であれば、ステップ1111314で、燃料噴射パルス4aのON時刻を前記タイマプロセッサタイマ1121の推定現在時刻に変更し、次のステップ1111315で、燃料噴射パルス4aのON時刻が遅延した時間だけ燃料噴射パルス4aのOFF時刻を遅延させる。ステップ1111313の判定結果が偽であれば、何も処理を行わない。
ステップ1111316では、ステップ1111311またはステップ1111313で算出した燃料噴射パルス4aのON時刻を、燃料噴射パルス制御ドライバ11223が参照できるデュアルポートメモリ113に、燃料噴射パルス制御データ1133として記録する。
ステップ1111317では、ステップ1111311またはステップ1111313で算出した燃料噴射パルス4aのOFF時刻を、燃料噴射パルス制御ドライバ11223が参照できるデュアルポートメモリ113に、燃料噴射パルス制御データ1133として記録する。
本実施例では、CPU111の制御プログラムである燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113がタイマプロセッサモジュール112の燃料噴射パルス制御ドライバ11223に設定するためのインターフェースは、タイマプロセッサタイマ1121の値であるため、ステップ1111313に示すようなタイマプロセッサタイマ1121の推定処理が必要となる。
図3に、CPU111のタイマプロセッサ時刻管理処理手段11115がタイマプロセッサタイマ1121の現在時刻を推定するためのシステム構成図を示す。以下、この図に基づきタイマプロセッサタイマ1121の現在時刻推定手順を説明する。なお、必要に応じ、別に図示するフローチャート等を用いて説明を行う。
タイマプロセッサモジュール112にクランク信号3aやカム信号3bが入力され、クランク信号・カム信号デコード処理手段11221によって、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222にタイマ値記憶イベント112223が発生する。このイベントにより、タイマプロセッサタイマ値記憶イベント処理手段112221(請求項に言うコプロセッサタイマ記憶処理手段に該当する)が起動される。
図4にタイマプロセッサタイマ値記憶イベント処理手段112221による処理のフローチャートを示す。
ステップ1122211で、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222は、タイマ値記憶イベント112223が、CPU111のイベントタイミングか否かを判定する。
この判定結果が真であれば、タイマプロセッサイベント時刻管理手段11222のタイマプロセッサタイマ値記憶処理手段112222が起動される。
続いて、ステップ1122212で、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222は、タイマプロセッサ演算処理装置1123(図3においては図示省略)を通じて、CPU111にCPUイベント要求6(請求項に言う割り込みイベント)を生成する。
前記ステップ1122211における判定が偽であった場合は、何も処理を行わない。
図5にタイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222のタイマプロセッサタイマ値記憶処理手段112222における処理のフローチャートを示す。
ステップ1122221で、タイマプロセッサタイマ値記憶処理手段112222は、タイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ1121の値を取得する。
ステップ1122222で、タイマプロセッサイベント時刻管理11222のタイマプロセッサタイマ値記憶処理手段112222は、取得したタイマ値を、タイマプロセッサタイマ値1132(請求項に言う外部入力イベント時刻)としてデュアルポートメモリ113に記憶する。
図6にCPUイベント処理手段111151によるCPUイベント処理のフローチャートを示す。CPUイベント処理手段111151によるCPUイベント処理は、タイマ値記憶イベント処理手段112221における処理のステップ1122212でのタイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222によるCPUイベント要求6により起動される。
この処理では、処理の先頭で、イベント時刻記憶処理手段111152を起動し、その他の制御を実行する。
図7にイベント時刻記憶処理手段111152における処理のフローチャートを示す。
ステップ1111521では、CPUタイマ1112の現在時刻を取得し、これをCPUイベント処理発生時のCPUタイマ値(請求項に言う割り込みイベント時刻)として記憶する。
ステップ1111522では、タイマプロセッサタイマ値記憶処理手段112222でタイマプロセッサモジュール112が取得した、タイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ値1132(外部入力イベント時刻)をデュアルポートメモリ113から取得してこれを記憶し、処理を終了する。
図8にタイマプロセッサタイマ値推定処理111153のフローチャートを示す。この処理を図9も参照しつつ説明する。なお、このタイマプロセッサタイマ値推定処理111153は、制御アプリケーション11112や燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113からの要求(請求項に言うコプロセッサタイマ値推定処理要求)により、CPUイベント処理111151発生時から所定のタイミングで行われる。
ステップ1111531でタイマプロセッサタイマ値推定処理起動時(タイマプロセッサタイマ推定処理要求時)のCPUタイマ値11122を取得する。
ステップ1111532で、前記ステップ1111531で取得したタイマプロセッサタイマ値推定処理起動時のCPUタイマ値11122(現在のCPUタイマ値)から、図7に示すイベント時刻記憶処理手段111152による処理のステップ1111521で記憶したCPUイベント処理発生時CPUタイマ値11121を減算して、CPUイベント発生時からの経過時間11132を算出する。
ステップ1111533では、ステップ1111532で算出したCPUイベント発生時からの経過時間11132に、タイマ値記憶イベント112223発生時(外部入力イベント発生時)からCPUイベント処理111151までのイベント処理遅延時間111154aを加算し、タイマ値記憶イベント112223発生時(外部入力イベント発生時)からCPUイベント実行(タイマプロセッサタイマ値推定処理)までの経過時間11123を算出する。
尚、前記イベント処理遅延時間111154aは、予め、タイマ値記憶イベント112223発生から、CPUイベント処理開始タイミング111151aの時間を測定しておき、固定値で見積もり、イベント処理遅延時間記憶手段111154に記憶しておく。イベント処理は、割り込み優先度を最高レベルに指定しておき、割り込みマスクの時間を短くすることで、イベント処理遅延時間111154aのばらつきを少なくすることができる。
次に、ステップ1111534では、前記図7に示すイベント時刻記憶処理手段111152による処理のステップ1111522においてデュアルポートメモリ113から取得したタイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ値11211(図3におけるタイマプロセッサタイマ値1132と同等)に、タイマ値記憶イベント112223発生時(外部イベント発生時)からCPUイベント実行(タイマプロセッサタイマ値推定処理)までの経過時間11123を加算し、タイマプロセッサ現在時刻推定値11131を算出する。
ステップ1111535では、ステップ1111534で得た結果であるタイマプロセッサ現在時刻推定値11131を燃料噴射パルス制御ミドルウェア11113に返し処理を終了する。
以上説明した本実施の形態の一例によれば、CPU111の制御プログラムが、タイマプロセッサタイマ1121の現在時刻が必要になったとき、CPU111がRAM1113、ROM1111、デュアルポートメモリ113、CPUタイマ1112といった短時間でアクセス可能なデバイスの情報を用いることにより、短時間でタイマプロセッサタイマ1121の現在時刻が推定可能となり、CPU負荷を低減することができるという効果がある。また、タイマプロセッサタイマ1121の現在時刻算出時にCPU111によるタイマプロセッサモジュール112へのアクセスが不要であるため、タイマプロセッサモジュール112は、CPU111による処理負荷の増加がないという効果がある。
さらに、本実施の形態の一例では、マイクロプロセッサ内部のタイマプロセッサモジュールを用いたが、この場合、マイクロプロセッサとは別体のコプロセッサを使った場合に比べ、制御ユニットにタイマプロセッサをつける必要がなく、制御ユニットの部品点数削減の効果がある。
なお、上記実施の形態の一例では、マイクロプロセッサ内部のタイマプロセッサモジュールを用いたが、これをマイクロプロセッサとは別体のコプロセッサとすることもできる。この場合、デュアルポートメモリは、外部からのアクセス可能なデュアルポートメモリを内部に持つマイクロプロセッサを使用してもよい。 また、外部のデュアルポートメモリにアクセス可能なマイクロプロセッサとこのマイクロプロセッサとは別体のデュアルポートメモリを使用する構成としてもよい。また、コプロセッサがデュアルポートメモリを有し、マイクロプロセッサがアクセスする構成にしてもよい。この場合、内部にタイマプロセッサモジュールを有するマイクロプロセッサでなくても、本発明を適用することができ、拡張性が高まるという効果がある。
また、上記実施の形態の一例では、タイマプロセッサモジュール112がCPU111にタイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ値を伝達するのに、デュアルポートメモリ113を使用したが、これを通信で伝達してもよい。この場合には、タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段11222にタイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ値をCPU111に伝達する通信手段を設け、該通信手段により伝達されたタイマプロセッサタイマ値を、前記CPU111のイベント時刻記憶処理手段111152で受信してこれを記憶させる。
このように前記通信手段を設けた場合にあっては、自動車用エンジン制御ユニット1にデュアルポートメモリ113を搭載する必要がなく、CPU111とタイマプロセッサモジュール112間の通信をするための配線をするだけでよいため、制御ユニットの部品点数削減の効果がある。
また、前記通信手段を設けた場合、タイマプロセッサモジュール112によって生成されるCPU111に対するイベント要求6をCPU111に通知する手段として、通信開始割り込み又は通信終了割り込みとすることもできる。この場合には、これらの通信手段からの受信イベント(通信開始割り込み又は通信終了割り込み)に応答して、前記イベント時刻記憶処理手段111152に、前記通信手段から伝達されたタイマ値記憶イベント112223発生時のタイマプロセッサタイマ値を記憶させるとともに、その時点でのCPUタイマ1112の値を記憶させる。
このように、タイマプロセッサモジュール112によって生成されるCPU111に対するイベント要求6をCPU111に通知する手段として、通信開始割り込みまたは通信終了割り込みとした場合、マイクロプロセッサ内部の通信モジュール(不図示)をイベント通知信号としても使用することができ、イベント発生を通知するための結線やイベントを受けるコントローラを必要としないので、部品点数削減の効果や使用ポートの削減の効果がある。また、マイクロプロセッサとコプロセッサで共通の通信プロトコルを持つプロセッサ間であれば、本発明を適用することができ、拡張性が高まるという効果がある。
本発明に係る組み込み制御装置の実施の形態の一例である自動車用エンジン制御ユニットのシステム構成図である。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットの燃料噴射パルスON時刻・OFF時刻設定処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのコプロセッサのタイマ値を取得するシステム構成図である。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのタイマプロセッサモジュールによるタイマ記憶イベント処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのタイマプロセッサモジュールによるタイマプロセッサタイマ値記憶処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのCPUによるCPUイベント処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのCPUによるイベント時刻記憶処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのCPUによるタイマプロセッサタイマ値推定処理のフローチャートである。 図1に示す自動車用エンジン制御ユニットのタイマプロセッサモジュールでのタイマ値記憶イベント発生時における、CPU、タイマプロセッサモジュール処理のタイムチャートである。
符号の説明
1…自動車用エンジン制御ユニット
2a…クランクセンサ
2b…カムセンサ
3a…クランク信号
3b…カム信号
4…燃料噴射パルス
5…燃料噴射装置
6…CPUイベント要求
11…マイクロプロセッサ
111…CPU
112…タイマプロセッサモジュール
113…デュアルポートメモリ
114…入出力ポート
1111…ROM
1112…CPUタイマ
1113…RAM
1114…CPU演算処理装置
1115…割込みコントローラ
11111…クランク信号・カム信号ミドルウェア
11112…制御アプリケーション
11113…燃料噴射パルス制御ミドルウェア
111131…燃料噴射パルスON時刻・OFF時刻設定処理、
111151…CPUイベント処理
111151a…CPUイベント処理開始タイミング
111152…イベント時刻記憶処理手段(イベント時刻記憶処理)
111153…タイマプロセッサタイマ値推定処理手段(タイマプロセッサタイマ値推定処理)
111154…イベント処理遅延時間記憶手段
111154a…イベント処理遅延時間
11121…CPUイベント発生時CPUタイマ値
11122…タイマプロセッサタイマ値推定処理時のCPUタイマ値
11131…タイマプロセッサ現在時刻推定値
11132…CPUイベント発生時からの経過時間
1121…タイマプロセッサタイマ
1122…タイマプロセッサ制御プログラム記憶装置
1123…タイマプロセッサ演算処理装置
11211…イベント発生時のタイマプロセッサタイマ値
11221…クランク信号・カム信号デコード処理手段
11222…タイマプロセッサイベント時刻管理処理手段(タイマプロセッサイベント時刻管理処理)
11223…燃料噴射パルス制御ドライバ
112221…タイマ値記憶イベント処理手段(タイマ値記憶イベント処理)
112222…タイマプロセッサタイマ値記憶処理手段(タイマプロセッサタイマ値記憶処理)
112223…タイマ値記憶イベント
1131…クランク信号・カム信号デコード処理結果
1132…タイマプロセッサタイマ値
1133…燃料噴射パルス制御データ

Claims (8)

  1. それぞれ独自のタイマを有するCPUとコプロセッサを含み、前記コプロセッサは、外部入力イベントに応答した処理を実行するとともに、前記CPUに対して割込みイベントを発生し、前記CPUは、前記コプロセッサからの前記割込みイベントに応じた処理と、前記コプロセッサのタイマ値を用いた制御処理とを実行する組込み制御装置において、
    前記コプロセッサは、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として取得するコプロセッサタイマ記憶処理手段と、前記外部入力イベントに応答して前記CPUに対して割込みイベントを発生するコプロセッサイベント処理手段と、を有し、
    前記CPUは、前記コプロセッサイベント処理手段からの前記割込みイベントに応答して、前記コプロセッサタイマ記憶処理手段によって取得された前記外部入力イベント時刻を読み出して記憶するとともに、前記割り込みイベントが発生した時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を有する
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  2. 請求項1に記載の組み込み制御装置において、前記コプロセッサタイマ記憶処理手段は、前記CPUと前記コプロセッサの両方がアクセス可能なデュアルポートメモリに、前記外部入力イベント時刻を記憶する
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  3. それぞれ独自のタイマを有するCPUとコプロセッサを含み、前記コプロセッサは、外部入力イベントに応答した処理を実行するとともに、前記CPUに対して割込みイベントを発生し、前記CPUは、前記コプロセッサからの前記割込みイベントに応じた処理と、前記コプロセッサのタイマ値を用いた制御処理とを実行する組込み制御装置において、
    前記コプロセッサは、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として前記CPUに伝達する通信手段と、前記外部入力イベントに応答して前記CPUに対して割込みイベントを発生するコプロセッサイベント処理手段と、を有し、
    前記CPUは、前記コプロセッサイベント処理手段からの前記割込みイベントに応答して、前記通信手段により伝達された前記外部入力イベント時刻を受信して記憶するとともに、その時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を有する
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  4. それぞれ独自のタイマを有するCPUとコプロセッサを含み、前記コプロセッサは、外部入力イベントに応答した処理を実行するとともに、前記CPUに対して割込みイベントを発生し、前記CPUは、前記コプロセッサからの前記割込みイベントに応じた処理と、前記コプロセッサのタイマ値を用いた制御処理とを実行する組込み制御装置において、
    前記コプロセッサは、前記外部入力イベントに応答してその時点でのコプロセッサのタイマ値を外部入力イベント時刻として前記CPUに伝達する通信手段を有し、
    前記CPUは、前記通信手段からの受信イベントに応答して、前記通信手段により伝達された前記外部入力イベント時刻を受信して記憶するとともに、その時点での前記CPUのタイマの値を割込みイベント時刻として記憶するイベント時刻記憶処理手段と、前記外部入力イベントが発生した時刻から、前記CPUが前記割込みイベントに対応した処理を実行するまでに要する遅延時間を予め記録しておくイベント処理遅延時間記憶手段と、コプロセッサタイマ値推定処理要求時に、前記イベント時刻記憶処理手段により記憶された前記外部入力イベント時刻及び前記割込みイベント時刻と、前記イベント処理遅延時間記憶手段に記憶された前記遅延時間と、前記コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記CPUのタイマの値とから、該コプロセッサタイマ値推定処理要求時点での前記コプロセッサのタイマ値を推定するコプロセッサタイマ値推定処理手段と、を有する
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の組込み制御装置において、前記コプロセッサは、マイクロプロセッサ内部のタイマプロセッサモジュールである
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載の組込み制御装置において、前記組込み制御装置は自動車用エンジン制御ユニットである
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  7. 請求項1,2,3,4,5又は6のいずれかに記載の組込み制御装置において、前記外部入力イベントはクランク信号入力イベントである
    ことを特徴とする組込み制御装置。
  8. 請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれかに記載の組込み制御装置において、前記外部イベントはカム信号入力イベントである
    ことを特徴とする組込み制御装置。
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