JP4022706B2 - Game ball dispensing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機をはじめとした遊技機に用いる、遊技球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
両側面を図8に示す従来の遊技球払出装置90は、並行した遊技球通路の途中に設置されるもので、両側にほぼ対称的な払出機構を備えており、各払出機構は、遊技球1個分の間隔の球切爪91,91・・および180度もしくは120度毎の停止爪92,92・・を周設した球切回転体93と、球切回転体93の後部を含み上下に延設される誘導路94と、球切回転体93の上方に設置されるソレノイド95などからなる。ソレノイド95は、パチンコ機の制御装置(図示せず)からのパルス電流により上下動自在なプランジャー96を挿通状に備えており、プランジャー96の下端には、各停止爪92に係脱する停止部材97が取り付けられている。
【0003】
遊技球を払い出していない場合、誘導路94の上端から整列状態で導入された遊技球のうち先頭の1個が、球切爪91,91の間に受け入れられており、球切爪91が、整列した遊技球の重力の作用を受けているが、プランジャー96が下がって停止爪92が停止部材97に係止し、作用力に抗しているため、球切回転体93は回転せず、遊技球は静止状態で支えられる。一方、遊技球を払い出す場合、制御装置がパルス電流を発してプランジャー96を上下動し、停止爪92への係止を瞬間的に解く。すると、球切爪91に対する重力の作用により、球切回転体93が回転し、受け入れ位置から誘導路94下端側へ1個の遊技球を送り出す。また同時に、次の球切爪91,91間に1個の遊技球が受け入れ位置において導入され、同様に回転力を与えつつ送られる。上記動作は、次に送られてきた停止爪92が、下に復帰したプランジャー96の下端の停止部材97により係止されるまで繰り返され、結局、パルス信号毎に、3個または2個の遊技球が払い出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
整列状態の遊技球が断続的に誘導路94に導入される場合、従来の遊技球払出装置90では、指令毎の払い出す遊技球の数が不足する場合が生じてしまう。たとえば、遊技球が最後の1個を残して支持された状態で(図8(a))、パルス電流を受けた場合、回転を生ずるとともに遊技球が送られて払い出されるが(図8(b))、次の遊技球を受け入れることなく、慣性により回転は続き、次の停止爪92が停止部材97に当接するまで進行してしまう(図8(c))。このとき、球切回転体93は、1,2個分空回りし、直後に次の遊技球の一群が導入されたとしても(図8(d))、払い出し数が不足する。
【0005】
そこで、本発明の、請求項1に記載の発明の課題は、遊技球の払い出し個数が正規の数に満たなくなる事態を防止することのできる遊技球払出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1に記載の発明は、遊技球を一方から整列状態で導く誘導路と、誘導路へ進入する球切爪が遊技球1個分の間隔で周設された球切回転体とを備えており、払い出し指令毎に球切回転体が所定角度回転して、誘導路へ進入した球切爪により受け入れ位置から他方の送り出し位置まで、複数の遊技球を送り出す遊技球払出装置であって、送り出し位置から遊技球が払い出された直後において、受け入れ位置に遊技球が無い場合に、受け入れられるまで所定角度の回転を中断する回転規制機構が設けられており、回転規制機構は、先端側のみ球切爪の間に位置する回転規制部材で構成されており、回転規制部材は、誘導路と反対側に、球切回転体の外方への回動を自在として設けられており、受け入れ位置に遊技球が無い場合には、回転規制部材が球切爪に対してほぼ遊技球1個分の重力によって抗することにより、所定角度の回転を中断することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面に基づいて説明する。図1から図4は遊技球払出装置の説明図であって、遊技球払出装置1は、ハウジング2の仕切壁5の両側であって、側カバー3,3および放熱板4の内側において、互いに独立した対称的な払出機構が支持されて形成されている。ハウジング2の仕切壁5の後部両側には、遊技球1個分の幅の誘導路6,6が形成されている。また、各誘導路6の前方には、両側に円筒状に突出し、横方向の内孔が共通した後軸孔7が形成されている。さらに、後軸孔7の前方には、半円筒部11が形成されており、半円筒部11の中心には、下軸孔8が横方向に穿設されている。くわえて、下軸孔8の上方には、中軸孔9が横方向に穿設されており、さらに上方には、上軸孔10が同様に形成されている。また、各側カバー3は、各軸孔7〜10に対応した、円筒状の軸カバー12〜15を備えている。なお、各カバー3,4は、ハウジング2に螺着されている。
【0011】
一方、払出機構につき、特に断らない限り、右側について説明する。払出機構は、球切回転体20、ベアリング21、回転規制機構を構成する回転規制部材22、停止部材23、塞止部材24、ソレノイド25、および、両側に共通な各種軸26〜29などから構成される。
【0012】
球切回転体20は、水車状の部材であって、中央に突起30,30・・と爪36,36・・とを有する孔31が形成されているとともに、6個の球切爪32,32・・が、遊技球1個分の間隔で周設されており、さらに、一側面が、3個の停止爪33,33・・を等間隔に周設した円盤状に延設されている。孔31には、ベアリング21が、各突30および爪36を介して支持されている。そして、球切回転体20は、各停止爪33を外側として、共通の後軸26を、後軸孔7およびベアリング21に挿通状態で固定することにより、球切爪32,32・・が最大2個だけ誘導路6に進入するように、回動自在に取り付けられている。後軸26の各端部は、後軸カバー12によって覆われている。なお、左側の球切回転体20には、2個の停止爪33,33が、等間隔に周設されている。
【0013】
回転規制部材22は、槌部34と、槌頭部に平行な円筒形の軸受部35とからなり、遊技球1個分の重量より若干軽く形成されている。回転規制部材22は、下軸孔8と下軸カバー13,13とに支持された下軸27に軸受部35が軸支されて、下軸27周りに回動自在に取り付けられている。
【0014】
また、停止部材23および塞止部材24は、回転規制部材22と同様に、各基端部の軸受37,38に、固定された中軸28もしくは上軸29を挿通して、回動自在に取り付けられており、さらに、ソレノイド25のプランジャー39の下端もしくは上端に接合されている。ソレノイド25は、パチンコ機の制御装置53(図7)と、数個の基板を中継して結線されており、払い出し指令としてのパルス電流の受信毎に、プランジャー39が上下動する。なお、ソレノイド25は、放熱板4に螺着されている。
【0015】
以上のようになる遊技球払出装置1は、遊技者に遊技球を正規の個数で払い出すべく、パチンコ機50の裏面の機構板51の片側に形成された、遊技球タンク52とパチンコ機50の前面側とを結ぶ遊技球通路の一部分を構成するように、機構板51に搭載されている(図7)が、この場合における、遊技球払出装置1の払い出し動作について、図5および図6とともに説明する。なお、図5および図6において、遊技球払出装置1の側カバー3,3を取った場合の左側面と右側面(誘導路6に連結される遊技球通路T,T’を有する周辺部材が一部含まれる)を、それぞれ示している。
【0016】
遊技球P,P・・が連続して誘導路6へ導入されると、先頭の遊技球Pが、球切爪32,32間に導入される(図5(a))が、このとき、球切回転体20は、停止爪33と下がったプランジャー39の下端の停止部材23との係合によって、球切爪32が1本のみ誘導路6に進入し、かつ両隣の球切爪32,32が誘導路6に沿う状態で静止しており、進入した球切爪32の上側、すなわち受け入れ位置において、遊技球P,P・・を支持する。なお、この場合の進入した球切爪32の下側と隣の球切爪32との間が、送り出し位置となる。
【0017】
また、回転規制部材22は、受け入れ位置と鉛直線を中心として対称な位置である球切爪32,33の間に頭部が配置された状態となっている。この通常状態において、入賞装置奥の遊技球検出器から検知信号を受信するなど、制御装置53が払い出し条件の充足を判断すると、制御装置53からソレノイド25にパルス電流が発せられ、プランジャー39が瞬時に上下動される。プランジャー39の上下動により、停止部材23が中軸28周りに引き上げられて停止爪33から瞬時に離れ、係止を解かれた球切回転体20は、球切爪32において受けていた遊技球P,P・・の重力の作用が開放されることにより、後軸26を中心としてベアリング21を介し回転を始める。
【0018】
球切回転体20の重力の作用による回転中、誘導路6と反対側の、遊技球1個分より若干軽い回転規制部材22は、下側の球切爪32により、押し上げられながら放射方向に摺動し(図5(b))、やがて球切爪32からこぼれ落ちて、送られてきた球切爪32に当接し、次の球切爪32,32間に移動する。この相対的な移動は、通常は多数の遊技球P,P・・が生ずる重力の作用による回転力の作用で実行されるものであり、またたとえ最後の遊技球を送り出す場合でも回転規制部材22の重力の作用の方が弱く、併せてベアリングの介装により回転抵抗は低減されており、球切回転体20の回転は、回転規制部材22を取り付けない場合と大差ない。
【0019】
なお、回転規制部材22が押し上げられ落下する毎に、受け入れ位置の遊技球Pが、誘導路6に進入した球切爪32,32で送り出し位置まで送られて払い出されるのであり、1個の遊技球Pが送り出し位置に達するまでに、プランジャー39が通常状態に復帰する(図5(c))。また、プランジャー39の上下動中、上端の塞止部材24が上軸27周りに持ち上げられて、一時的に誘導路6上方の遊技球通路Tに張り出すことにより、先頭側の遊技球P,P・・が遊技球通路Tもしくは誘導路への接触を生じた直後に、残りの遊技球P,P・・が流下してくることとなり、球圧が遊技球通路Tもしくは誘導路6に分散される。そして、先頭の遊技球Pが球切爪32により送られると、新たに先頭となった遊技球Pが、受け入れ位置まで移動した次の球切爪32,32の間に入り込み、新たに下側となった球切爪32に当接する。
【0020】
このような先頭の遊技球Pの送り出しが遊技球2個分だけ行われると、回転規制部材22は2回押し上げられるとともに落下して揺動状に移動を繰り返し、そして球切回転体20の120度の回転により送られてきた次の停止爪33が、既に復帰したプランジャー39に係止される(図5(d))。このとき先頭である遊技球Pは、受け入れ位置において支えられ、指令毎の払い出しが、停止爪33の間隔によって決定される正規の個数によって完了する(図5(e))。なお、停止爪33が180度毎に形成された左側においては、パルス電流毎に、送り動作および回転規制部材22の移動が3回行われ、遊技球Pが3個正規に払い出される(図5(f))。
【0021】
一方、塞止部材24が発生させるより大きい隙間で、遊技球P,P’・・が断続して誘導路6へ導入される場合、遊技球Pが正規の払い出し個数より少ない状態(1個、左側は1〜2個だが図では1個)で球切爪32に支持される事態が生ずる(図6(a))ことがあるが、ここで、次の整列状態の遊技球P’,P’・・が誘導路に導入される前にパルス電流を受けると、プランジャー39に付随して停止部材23が上下動し、球切回転体20を開放し、遊技球Pが球切爪32を押し込んで送り出し位置へ送られる一方、回転規制部材22が揺動状に移動する。
【0022】
次の遊技球P’,P’・・の導入前に最後の遊技球Pが送り出し位置に達すると、受け入れ位置に遊技球が無くなり、球切回転体20への重力の作用は無くなるが、回転力の慣性は残存しており、停止爪33が停止部材23に係止するまで回転し続けようとする。しかし、球切爪32,32間に移動した回転規制部材22の、槌部34の重力が、特に下側の球切爪に当接して作用し、慣性による回転に抗して、払い出すべき残りの遊技球P’の個数に相当する分だけ球切爪32を送ることのできる回転角度(60度、左側は図の場合では120度)を残して、次の停止爪33までの回転が中断される(図6(b)(c))。なお、回転規制部材22は、球切回転体20の受け入れ位置と対称な位置より接近して回転しないようになっており、回転の端点においてハウジング2とともに球切爪32の引き返しに抗して、球切回転体20の逆回転が防止される。
【0023】
球切回転体20の回転中断状態において、新たな遊技球P’,P’・・が導入されると(図6(d))、先頭の遊技球P’が受け入れ位置に達し、球切回転体20は係止されていないことにより、遊技球P’,P’・・の重力によって回転規制部材22の移動と、球切回転爪20の回転が再開される。再開された移動および回転は、停止爪33が停止部材23に係止されるまで行われ、結果として、正規個数に対し不足した分を補うように、遊技球が払い出される(1個、左側は図の場合2個、図6(e)(f))。正規払い出し個数となるよう補充した後は、払い出し指令を待機する通常状態となる。なお、左側の図の場合において遊技球P’が1個しか導入されなかった場合など、さらに遊技球P’が正規数から不足する場合、停止爪33が係合せずに再度所定角度の回転が中断される。
【0024】
このような遊技球払出装置1では、球切回転体20の停止爪33,33間の回転中、送り出し位置から遊技球Pが払い出された直後において、受け入れ位置に遊技球P’が導入されていない場合、回転規制機構を構成する回転規制部材22が移動せずに球切回転体20の回転に抗し、所定角度の回転を中断し、受け入れ位置への導入を待って回転を再開するので、遊技球P,P’・・が断続的に流下してきても、正規の個数に満たない払い出しをしてしまう事態を防止することができる。
【0025】
また、回転規制部材22は、誘導路6と反対側において、球切爪32,32の間から外側へ回動するように設けられているので、下から上へ送られる球切爪32によって槌部34が持ち上げられ、また次の球切爪32との当接位置まで落下するようにできる一方で、逆回転を防止しながらすぐに回転に抗するようにでき、払い出し、中断動作ともにスムーズに実行されることとなる。なお、回転規制部材22が1個の遊技球よりも若干軽量に形成されているため、遊技球Pの重力が及んだ球切回転体20の回転に連動して揺動し、重力が及ばないと回転力に抗するようにでき、したがって簡易な構成に基いて払い出し、中断動作を実行できる。
【0026】
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、次に一部示すように様々に変更可能である。
【0027】
回転規制部材は、遊技球1個分弱の重さとする必要はなく、遊技球が送り出し位置から離れた後、別の遊技球が受け入れ位置に導入されない場合において、球切回転体に作用している遊技球の重力より若干大きい重力を球切回転体に及ぼし得る重さとすることができる。また、回転規制機構としての回転規制部材は、誘導路と反対側に回転可能に設けられる態様に限られず、誘導路に干渉しないように、先端側が球切爪の間となる位置へ付勢する弾性体を付設して、または、回転規制部材自体を弾性体で形成するとともに自然状態で先端側が球切爪の間に位置するようにハウジングもしくはカバーなどに固着して、設けても良い。このように回転規制部材に弾性を付した場合も、弾性係数や設置態様を調整して、球切爪につき重力の開放により回転する場合に、変形し復元して移動し、遊技球を受け入れず重力が作用しない場合には球切爪に弾性力を及ぼして抗し、回転を中断するようにして、スムーズに払い出しおよび中断動作させることができる。
【0028】
一方、球切回転体の払い出し指令毎の回転は、等間隔に配置された停止爪と、ソレノイドのプランジャーの停止部材との係脱により、所定角度だけ行われる必要はなく、ステッピングモーターにより、所定角度だけ行われても良い。さらに、払出機構の形状、大きさ、ハウジングおよびカバーに対する設置態様などは何ら実施形態に限定されず、球切爪の数を少なくし、間隔を広げて2個以上の遊技球を受け入れるようにしたり、停止爪を1個もしくは4個以上設けたり、停止部材や塞止部材を軸支せずプランジャーに固定したり、ハウジングやカバーに爪を突設し、払出機構を係止したりすることができる。球切爪の間に複数の遊技球が導入される場合には、受け入れ位置および送り出し位置がその複数分存在するとみなし、少なくともそれぞれ1つの位置が条件を充足すると、球切回転体を中断するように、回転規制機構を構成することが望ましい。また、ハウジングやカバー自体も同様に形状や取り付け態様などを変更することができる。そして、本発明は、パチンコ機の他の部位、もしくは他の遊技機に係る遊技球払出装置に適用できる。
【0029】
【発明の効果】
本発明のうち、請求項1に記載の発明は、遊技球払出装置の球切回転体が、送り出し位置への払い出し直後に、受け入れ位置に遊技球を導入していない場合、払い出し時には移動する回転規制部材が抵抗するなどして、球切回転体の通常の回転を、次の遊技球が受け入れ位置に導入されるまで中断するので、遊技球の導入が断続的でも、遊技球を正規の払い出し個数だけ確実に払い出す、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)ともに遊技球払出装置の斜視説明図である。
【図2】遊技球払出装置の分解斜視説明図である。
【図3】遊技球払出装置の一部を切り欠いた斜視説明図である。
【図4】(a)遊技球払出装置の右側面説明図である。
(b)遊技球払出装置の正面説明図である。
【図5】(a)〜(f)とも、遊技球が連続して導入される場合の遊技球払出装置の払い出し動作の説明図である。
【図6】(a)〜(f)とも、遊技球が断続して導入される場合の遊技球払出装置の払い出し動作の説明図である。
【図7】一部の部材を取り外したパチンコ機の裏面の説明図である。
【図8】(a)〜(d)とも、従来の遊技球払出装置の払い出し動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・遊技球払出装置、2・・ハウジング、3・・側カバー、4・・放熱板、5・・仕切壁、6・・誘導路、7・・後軸孔、8・・下軸孔、9・・中軸孔、10・・上軸孔、11・・半円筒部、12・・後軸カバー、13・・下軸カバー、14・・中軸カバー、15・・上軸カバー、20・・球切回転体、21・・ベアリング、22・・回転規制部材、23・・停止部材、24・・塞止部材、25・・ソレノイド、26・・後軸、27・・下軸、28・・中軸、29・・上軸、30・・突起、31・・孔、32・・球切爪、33・・停止爪、34・・槌部、35・・軸受部、36・・爪、37,38・・軸受、39・・プランジャー、50・・パチンコ機、51・・機構板、52・・遊技球タンク、53・・制御装置。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a game ball payout device used for a gaming machine such as a pachinko machine.
[0002]
[Prior art]
A conventional game
[0003]
When the game balls are not paid out, the top one of the game balls introduced in an aligned state from the upper end of the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When the aligned game balls are intermittently introduced into the
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention according to
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Among the present inventions, the invention described in
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIGS. 1 to 4 are explanatory views of a game ball payout device. The game
[0011]
On the other hand, the right side of the payout mechanism will be described unless otherwise specified. The payout mechanism includes a ball-cutting
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
Similarly to the
[0015]
The gaming
[0016]
When the game balls P, P,... Are continuously introduced into the
[0017]
Further, the
[0018]
During rotation by the action of gravity of the
[0019]
Note that each time the
[0020]
When such a leading game ball P is sent out for two game balls, the
[0021]
On the other hand, when the game balls P, P ′,... Are intermittently introduced into the
[0022]
When the last game ball P reaches the delivery position before introduction of the next game ball P ′, P ′..., The game ball disappears at the receiving position, and the action of gravity on the ball-cutting
[0023]
When new game balls P ′, P ′,... Are introduced in the rotation interrupted state of the ball-cutting rotating body 20 (FIG. 6D), the top game ball P ′ reaches the receiving position, and the ball-cutting rotation is performed. Since the
[0024]
In such a game
[0025]
Further, since the
[0026]
In addition, this invention is not limited to the above embodiment, As shown below in part, it can be variously changed.
[0027]
The rotation restricting member does not need to be a little less than the weight of one game ball. If another game ball is not introduced into the receiving position after the game ball leaves the delivery position, The weight can be set so that gravity slightly larger than the gravity of a game ball is applied to the ball-spinning rotating body. Further, the rotation restricting member as the rotation restricting mechanism is not limited to a mode provided rotatably on the side opposite to the guide path, and biases the tip side to a position between the ball notch so as not to interfere with the guide path. An elastic body may be provided, or the rotation restricting member itself may be formed of an elastic body, and may be provided by being fixed to a housing or a cover or the like so that the distal end side is positioned between the ball claw in a natural state. Even when the rotation restricting member is elastic in this way, the elastic coefficient and the installation mode are adjusted, and when the ball claw is rotated by releasing the gravity, it is deformed, restored, moved, and does not accept the game ball. When gravity does not act, an elastic force is exerted on the ball claw to resist it, and the rotation can be interrupted so that it can be smoothly dispensed and interrupted.
[0028]
On the other hand, the rotation for each payout command of the ball-cutting rotating body does not need to be performed at a predetermined angle due to engagement / disengagement between the stop pawls arranged at equal intervals and the stop member of the solenoid plunger. Only a predetermined angle may be performed. Further, the shape and size of the payout mechanism, the manner of installation with respect to the housing and the cover are not limited to the embodiment, and the number of ball claw is reduced and the interval is widened to receive two or more game balls.・ To provide one or more stop pawls, to fix the stop member or blocking member to the plunger without pivoting, or to project the pawls on the housing or cover to lock the dispensing mechanism. Can do. When a plurality of game balls are introduced between the ball claw, it is considered that there are a plurality of receiving positions and delivery positions, and if at least one position satisfies the condition, the ball cutting rotator is interrupted. In addition, it is desirable to configure a rotation restricting mechanism. Similarly, the shape and mounting manner of the housing and the cover itself can be changed. The present invention can be applied to other parts of a pachinko machine or a game ball payout device relating to another game machine.
[0029]
【The invention's effect】
Among the present inventions, the invention described in
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are perspective explanatory views of a game ball payout device.
FIG. 2 is an exploded perspective view of the game ball payout device.
FIG. 3 is a perspective explanatory view in which a part of the game ball dispensing device is cut away.
FIG. 4 (a) is an explanatory diagram on the right side of the game ball payout device.
(B) It is front explanatory drawing of a game ball payout apparatus.
FIGS. 5A to 5F are explanatory views of a payout operation of the game ball payout device when game balls are continuously introduced.
6 (a) to 6 (f) are explanatory diagrams of a payout operation of the game ball payout device when game balls are introduced intermittently.
FIG. 7 is an explanatory view of the back surface of the pachinko machine with some members removed.
FIGS. 8A to 8D are explanatory views showing a payout operation of a conventional game ball payout device.
[Explanation of symbols]
1 .... Game
Claims (1)
送り出し位置から遊技球が払い出された直後において、受け入れ位置に遊技球が無い場合に、受け入れられるまで所定角度の回転を中断する回転規制機構が設けられており、
回転規制機構は、先端側のみ球切爪の間に位置する回転規制部材で構成されており、
回転規制部材は、誘導路と反対側に、球切回転体の外方への回動を自在として設けられており、
受け入れ位置に遊技球が無い場合には、回転規制部材が球切爪に対してほぼ遊技球1個分の重力によって抗することにより、所定角度の回転を中断する
ことを特徴とする遊技球払出装置。It is equipped with a guide path that guides the game balls from one side in an aligned state, and a ball cutter rotating body with ball cutters that enter the guide path at intervals of one game ball. A game ball payout device for sending a plurality of game balls from a receiving position to the other sending position by a ball claw that has entered a guide path after the rotating body has rotated a predetermined angle,
Immediately after the game ball is paid out from the delivery position, when there is no game ball at the receiving position, a rotation restricting mechanism is provided that interrupts rotation at a predetermined angle until it is received.
The rotation restricting mechanism is composed of a rotation restricting member located between the ball notch only on the tip side,
The rotation restricting member is provided on the side opposite to the guide path so as to freely rotate the spherically rotating body,
When there is no game ball at the receiving position, the rotation restricting member resists the ball claw by the gravity of almost one game ball, thereby interrupting rotation at a predetermined angle. Game ball payout device.
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP11004491A JP2000202110A (en) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | Game ball dispensing device |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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