JP4022474B2 - シート材料の非破壊的測定およびマッピングのための方法および装置 - Google Patents

シート材料の非破壊的測定およびマッピングのための方法および装置 Download PDF

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Description

本特許出願に記載された発明は、材料の非破壊的測定およびマッピングに関するものであり、特に、半導体ウエハおよびフラット(平面)パネル・ディスプレイにおけるキャリア濃度(carrier concentration:キャリア集中度)および移動度(mobility:モビリティ)、およびシート抵抗の測定においてマイクロ波を使用する非破壊的測定およびマッピングに関する。
GaAsウエハのシート抵抗の測定にマイクロ波を用いる既存の装置は、薄いキャップ層(cap layer)を有するウエハを正確に測定できない300オームの特性インピーダンスを有するXバンド(帯域)導波管構成を用いる。そのような装置はノーマン ブラスロー(Norman Braslau)氏に付与された米国特許第4,605,893号に記載されている。これらの装置の1つの欠点は、2次元(2D)チャンネル層とキャップ層とを含む例えば高電子移動度トランジスタ(HEMT)ウエハのような層を含むウエハにおける複数の導電層の特性を各別に測定することができないことである。従って、そのような既存のシステムでは、キャップ層の導電度(コンダクタンス)に比してチャンネル層の移動度を増加させるためには絶対温度300度Kより低い温度、例えば絶対温度77度Kでシート抵抗および移動度を測定しなければならない。また、これらの装置では関係する較正(calibration)手順が必要となる。
米国特許第4,605,893号
シート抵抗および移動度を測定するための破壊的技術も知られている。しかし、そのような技術は必然的に測定されるウエハまたはその他の材料に損傷を与える。
発明の概要
シート材料の移動度およびキャリア濃度の非破壊的測定のための装置は、マイクロ波供給源と、このマイクロ波供給源から受信した(受け入れた)マイクロ波を、例えば半導体ウエハまたはフラット・パネル・ディスプレイのような導電性シート材料に伝送する(当てる)ように構成された円形導波管と、前進(前方向)マイクロ波電力(forward microwave power)を受信する第1の検出器と、その材料から反射されたマイクロ波電力を検出する第2の検出器と、ホール効果電力(Hall effect power)を検出する第3の検出器と、を含んでいる。円形導波管は、TE11モードのみを搬送(carry)し、ウエハによって終端(成端)され、そのウエハの1/4波長分だけ背後の位置に短絡素子(short)が配置される。ウエハの面に垂直に(且つ導波管の軸に沿って)可変磁界が加えられている。この構成では、所与の入射TE11波は2つの反射波を生じさせる。その1つは入射波と同じ偏波(polarization、偏波面)を有する通常の反射波である。この反射波はシート抵抗を測定するのに使用される。他の反射波はホール効果によって生じたものである。その偏波は、前者の反射波(の偏波)に垂直で、適当に構成されたプローブによって別に検出できる。
導電性シート材料における移動度およびキャリア濃度を測定する装置は、マイクロ波供給源と、そのマイクロ波供給源からのマイクロ波放射を受信するように配置された円形導波管と、その円形導波管から伝送されたマイクロ波放射を受信するために測定位置にシート材料物品(アイテム)を配置するように適合化されたマウント(取付け台)と、その測定位置に磁界を誘導するように配置された磁石(マグネット)と、そのマイクロ波放射供給源の電力を検出するように配置された第1の検出器と、その測定位置においてシート材料物品から反射されたマイクロ波放射の電力を検出するように配置された第2の検出器と、ホール効果マイクロ波電力を検出するように配置された第3の検出器と、を含んでいる。測定位置における磁界強度を検出するための第4の検出器を設けてもよい。
導電性シート材料における移動度およびキャリア濃度を測定する方法は、マイクロ波放射を発生させることと、その発生されたマイクロ波放射のTE11モードのもののみを導電性短絡素子とシート材料サンプルに連続的に伝送することと、その伝送ステップ期間中に或る選択された強度の磁界を供給することと、前方位置(forward position)においてマイクロ波電磁界の強度を検出することと、その導電性短絡素子およびサンプルの各々から反射されたマイクロ波電磁界の強度を検出することと、ホール効果マイクロ波電磁界の強度を検出することと、検出されたマイクロ波電磁界の強度に基づいて移動度およびキャリア濃度の値を計算することと、を含んでいる。
本発明は、導電性材料におけるシート抵抗およびキャリア濃度(carrier concentration)を測定する装置および方法を含んでいる。この装置はマイクロ波供給源を含み、そのマイクロ波供給源の出力は導波管構成(導波管配列)に結合され、その導波管構成内で入射波の小量部分が向きを変えられ(diverted、変向され、転向され)、入射波の大部分はメイン・ブランチ(主分岐部分)に沿って伝送される。メイン・ブランチは円形導波管に結合される。円形導波管はマイクロ波放射のTE11モード(transverse electric 1,1)のみを伝送する。円形導波管は接続部(インタフェース)において放射波を受信し、その放射波を、例えば短絡素子またはウエハのような導電性試験物品(アイテム、素子)、または試験すべきその他の導電性シート物品を支持するためのマウントを具えた試験領域に出力する。試験領域に磁界を与えるための磁石(マグネット)が設けられる。本発明の方法および装置では、シート抵抗およびキャリア濃度の計算において少なくとも4つの値が検出される。全マイクロ波電力の出力を検出するための検出器が設けられている。入射波と同じ偏波をもった通常の反射波の強度を検出するための第2の検出器が設けられている。入射波の偏波とは反対の(逆の、異なる)偏波の第2の反射波を検出するための第3の検出器が設けられている。この反射波を検出するために好ましくはホール効果(Hall Effect)プローブが設けられ、そのプローブは方向性結合器(カプラ)に電気的に結合される。入射波の変向された部分は、また、減衰器および移相器(位相偏移器、フェーズ・シフタ)を通過した後、較正のためにそのホール方向性結合器(Hall directional coupler)に結合される。次いで、このホール方向性結合器は検出器に結合される。第4の検出器が磁界強度を検出する。
図1および図2は本発明による装置10の構成要素を概略的に示している。装置10は、周波数約10GHzのマイクロ波を供給し得るマイクロ波供給源モジュール15を含んでいる。但し、その他の周波数が使用されてもよい。例えば、ウエハまたはその他の物品(アイテム)上のより小さい測定領域を試験することを可能にするために、より高い周波数が使用されてもよい。供給源モジュール15は、例えばガンダイオード(Gunn Diode)を含んでいてもよく、また他の供給源が用いられてもよい。供給源モジュール15は例えばガンダイオードのようなマイクロ波供給源16を含み、そのマイクロ波供給源16は導波管を通してアイソレータ(分離装置)17に結合されている。アイソレータ17は装置10における他のいずれかの位置からの放射波が供給源15に入るのを防止するための通常の設計または他の適当な設計のものであればよい。供給源モジュール15は、さらに、マイクロ波電磁界の強度を検出するための電力検出器18を含んでいる。検出器18は前進(前方向)電力(forward power)検出器とも称される。
供給源モジュール15の出力は前進電力の小部分をサイド・ブランチ(side branch、側方分岐部分)に変向する(divert)手段に結合されてもよい。前進電力の小部分をサイド・ブランチに変向する手段は結合器21でよい。結合器21は、例えばクロス・ガイド(cross guide、交差導波管)結合器でよく、具体的には例えば20dBのクロス・ガイド結合器でよい。前進電力の一部の変向は、加えられる磁界が存在しないときにホール効果プローブを適正に0(ゼロ)に較正するときに使用される。磁界が存在しないときにホール効果プローブを0(ゼロ)に超精密に相関させるのに使用できる適正な位相をもった非常に小さい信号を生成するために、サイド・ブランチ22は単一のコンピュータ制御可変減衰器35およびコンピュータ制御可変移相器40を有する。可変減衰器および可変移相器は好ましくはコンピュータ制御であるので、調整は容易に行われる。原理的には可変減衰器および移相器は手動調整可能であることは理解されよう。
結合器21の主出力はメイン・ブランチ24と称される。メイン・ブランチ24は好ましくはマイクロ波放射を転換部(transition、変換部、移行部、遷移部)25に伝送するための導波管を有する。メイン・ブランチ24は通常の矩形導波管20を含んでいてもよい。図2に示されているように、メイン・ブランチ24中に設けられた反射電力検出器23が示されている。反射電力検出器23は転換部25から結合器21に向けて伝送されるマイクロ波電力を検出する。反射電力検出器23は、試験物品で反射されてメイン・ブランチ24に戻された電力を検出する。
上述のように、円形導波管は供給源15からのマイクロ波放射を受信するように配置される。具体的には、円形導波管50は結合器21およびメイン・ブランチ24を経て供給源15に結合される。通常の矩形導波管20は、整合された転換部25を経て円形導波管50に結合される。円形導波管50は円形断面をもった筒状(柱状)導波管である。円形導波管50は放射波のTE11モードのもののみを伝送する。円形導波管接続部25は例えば図2に示されているように円形導波管50に結合される。円形導波管50を通常の導波管20に結合するためには、信号強度の反射および損失を最小にするように注意深く較正しなければならない。較正手順については以下で説明する。円形導波管50は通常の導波管20の長手軸に垂直になるように接続部25上に取り付けられる。接続部25に対してその長手軸に沿って円形導波管25の位置を調整することによってその較正が行われる。一実施形態では、円形導波管50は接続部25上のネジ付き軌道(threaded track)中に設置される。円形導波管50を回転させるハンドルの形態の円形導波管調整器55が設けられ、これによって円形導波管50の垂直位置が調整され得る。
円形導波管50から伝送されたマイクロ波放射が受信される測定位置にシート材料のサンプルを保持するためのマウント60が設けられている。そのサンプルはウエハまたはその他の導電性試験材料59であればよい。マウント60は真空チャックの形態のものでよい。マウント60を正確に動かすための短い同調調整部65が設けられている。接続部25とは反対側の円形導波管50の端部にウエハまたはシート形態のその他の材料を保持するように適合化されたマウント60が設けられている。ウエハまたはその他の材料に対して円形導波管50の開口部の反対側に移動式短絡素子58が設けられている。短絡素子58はウエハまたはその他の材料から1/4波長分だけ離して配置されている。短絡素子58は、例えば銅被覆回路板のような導電性シート形態のものである。
上述のように、メイン・ブランチ24およびサイド・ブランチ22に分波される前の前進電力を検出するために供給源モジュール15内に検出器18が配置される。反射されたマイクロ波電力を検出するために検出器23がメイン・ブランチ24中に配置されている。検出器23によって検出された反射放射波は前進マイクロ波放射と同じ偏波を有する。真空チャック内に配置された材料から反射されたホール効果マイクロ波放射を検出するためにホール・プローブ(Hall probe)70が円形導波管50に挿入されて配置される。ホール効果放射波は入射波の偏波に対して垂直な偏波有する。以下で説明するように、ホール効果放射波のみがホール検出器95によって検出されるように較正処理が行われる。
ホール・プローブ70は同軸ケーブル(ライン)75を経て方向性結合器80の入力に結合される。方向性結合器80は20dBの方向性結合器であればよい。ブランチ22の出力は、減衰器モジュールおよび可変移相器(位相シフタ)を通過した後、方向性結合器80の入力に結合される。方向性結合器80の出力はホール検出器95に結合される。後で説明するように、ホール検出器95が前進放射波の偏波に垂直な偏波を有する放射波のみを検出するように較正処理が行われる。従って、ホール検出器95によって検出された放射波はサンプルから反射されたホール効果放射波である。
転換部、円形導波管およびマウントの典型例の実施形態について以下で詳細に説明する。図3は接続部25の一部を切り欠いた等角斜視図である。図4は図3の線4−4に沿った断面図である。接続部25は、その一端が通常の導波管20に結合された1次(プライマリ)矩形チャンバ100を有する。矩形チャンバ100の上面には開孔が設けられており、これに円形導波管50が取り付けられる。通常の導波管20とは反対側の接続部25の内部には開口を完全に満たすビーム・ストップ(beam stop)115が設けられており、その120で示す位置に好ましくは垂直に対して30度の角度のテーパ面を有する。円形導波管50と通常の導波管20の間の接続部における反射および損失を最小にするために接続部25を別の設計に変更できることは、当業者には明らかである。図3および図4において、円形導波管50はその上端にプローブ・フランジ107を有し、その中の110においてプローブ用の開口が設けられていることが判る。ホール・プローブが110に挿入されていてもよい。
図5は、円形導波管50、ホルダまたはマウント60、および関連する典型例のハードウェアを含む典型例の構成を示す側面図である。ホルダまたはマウント60は、円形導波管50からのマイクロ波放射を受信するようにシート材料物品を配置するのに役立つ。接続部25に結合された通常の導波管20が示されている。接続部25は円形導波管50に結合された状態で示されている。プローブ・フランジ107は、接続部25との結合部とは反対側の円形導波管の端部に配置されていて、真空チャックの形態でホルダ60に対向(対面)してる。真空チャック60はチャック・ホルダ62であるアームによって支持される。チャック・ホルダ62は可調整ネジ棒(screw)121、122によって支持され、それによって真空チャック60の位置を2つの軸内で調整することができる。ネジ棒121、122はブリッジ124上に支持されており、ブリッジ124はそれ自体125、126で図示のように調整可能に取り付けられている。ブリッジ124中のいかなる振動が伝わるのを低減するためにスプリング123がネジ棒122上に設けられていてもよい。ホルダ60を円形導波管50に対して位置決めするためにその他の構成を用いてもよいは理解されるであろう。図5は必要な磁界を与える磁石130の位置を概略的に示している。磁界は、ウエハまたはその他のサンプルの面に垂直に且つ円形導波管50の長手軸に沿って加えられる。所望の磁界強度を与えるための1つ以上の適当な磁石の設計はこの分野の専門家のレベルの範囲内のものである。以下で説明するように、一例では、ホルダ中に配置されたウエハまたはその他の物品における磁界強度は最大で9kGまでであることが望ましい。
次に装置の較正(calibration)および動作について説明する。この処理の全体は室温で行えばよい。室温は人間が快適に作業することができる温度範囲を含んでいると理解される。室温は、大気圧での液体窒素の沸点のような低温を除く。ホール検出器ケーブル、入力または前進電力位置および反射電力位置に電圧計を接続することが好ましい。磁界の強度を測定するためにガウス・メータが設けられる。RS232またはIEEE488バス通信(bus communication)を有する市販のメータが使用されることが好ましい。銅被覆PCボード(PC板)のような短絡素子(short)58が真空チャック上に置かれて配置が定められる。コンピュータ制御減衰調整器35は最大値まで増大される。円形導波管50の位置はホール検出器95で最小の電圧が検出されるように調整される。次に、ホール検出器電圧計をモニタしながら、検出電圧を最小値にするようにコンピュータ制御減衰調整器35が調整され、好ましくはコンピュータ・ソフトウェアを用いて自動的に調整される。次に、ホール検出電圧が最小値になるようにコンピュータ制御位相調整器40が調整され、好ましくはコンピュータ・ソフトウェアを用いて自動的に調整される。減衰調整および位相調整は、ここで最小値が検出されるようにコンピュータ・ソフトウェアを用いて自動的に調整される。ホール検出器の電圧、前進検出器の電圧、および反射検出器の電圧が記録される。短絡素子は取り外されて、検査されるべきサンプルと置換される。真空チャック位置にある短い同調調整器65は最小反射電力が得られるように調整される。円形導波管調整器55、減衰調整器35および位相調整器40は、全て、ホール検出器で最小になるように調整される。次いで、これらの3つの電圧は、0(ゼロ)磁界強度に対して記録され、次に段階的(連続的)に増大するより大きな磁界に対して記録される。磁界の強度は最小で0〜9kGの範囲にある。好ましくは、磁界は、所望の磁界が得られるように磁石への電力供給を制御するコンピュータ・ソフトウェアを用いて自動的に変化させられる。原理的には、更なる発展とともに、その方法に従ってかなり低い磁界強度を用いることもできるであろう。磁界の値の数と、磁界の値の相互間の間隔とは、分析の精度を最大にするように最適化することができる。
次いで、そのデータが解釈(分析)されて、移動度(mobility)およびシート抵抗の表示度数(readings)が得られる。図6を参照すると、ソフトウェアの概要が示されている。そのソフトウェアは、インテル・ペンティアム(Intel Pentium(登録商標))またはプロセッサとして互換性のあるチップ、およびDOSまたはウィンドウズ(登録商標)(Windows(登録商標))OS(オペレーティング・システム)を用いてパーソナル・コンピュータに書き込めばよい。上述のハードウェア・システムは、全体がブロック600によって示される。第1のモジュール605は信号捕捉および制御モジュールである。このモジュールは上述の装置中の検出器から信号を受信し、可変移相器および減衰器モジュール並びに磁石を制御する。受信した信号は、ホール電力検出信号、Cu短絡素子およびウエハの前進電力検出信号、Cu短絡素子およびウエハの反射電力検出信号、および磁界強度検出信号である。これらの信号はアナログ−デジタル変換器を通過し、モジュール605はデジタル出力からそれらの値を得る。いったんこれらの信号が捕捉されると、対応する電圧入力値が信号相関モジュール(Signal Correlation Module)610に渡されてさらに処理が施される。
信号相関モジュール610は信号捕捉モジュール605からの入力を生の入力電圧として受信する。これらの電圧は正しい工学単位(engineering units)で値を求めるためのアルゴリズムに入力される。このステップは直接的相関(straightforward correlation)である。
信号相関モジュール610の出力は変換モジュール(transformation module)615によって受信される。変換モジュールはその出力をシグマ出力ファイル構成(Sigma Output file structure)625に変換し、次いでその構成が移動度スペクトル分析モジュール(Mobility Spectral Analysis Module)603によって読み取られる。シグマ出力ファイルは一般的試験情報の14本のラインからなり、典型的にはサンプル名、日付、および同様の情報を含み、その後にサンプルの厚さを含むラインが続き、その後にホール・データを収集した各磁界用のラインが続く。これらのデータ・ラインの各々は、磁界、シグマ_XX(Sigma XX)、SD_XX、シグマ_XY(Sigma_XY)およびSD_XYに対するタブ分離エントリ(タブ分離項目:tab-separated entries)を含む。ここで、SD_XXおよびSD_XYは、それぞれシグマ_XX値、およびシグマ_XY値に対する標準偏差である。全てのエントリはMKSA単位であり、即ち、厚さはメートル、磁界はテスラ(Tesla)、導電率はジーメンス/メートル(Siemens/meter)である。このファイルは、最終的な移動度の値および電荷キャリア密度(charge carrier density)を求めるための移動度スペクトル分析モジュール(Mobility Spectral Analysis Module)の入力として用いられる。このモジュールは2つの別々のプログラムを実行できるもので構成されており、それらのものは、磁界依存性ホール・データ(Hall data)を分析するために様々な数学的計算を実行する。これらのモジュールは、シグマ出力ファイル(Sigma Output file)からの入力データを読み取り、それぞれのピークが個々のキャリア・タイプの存在を表す移動度スペクトルを含む移動度スペクトル出力ファイル635と、これらのキャリア・タイプに対する最も可能性のある(最尤の)移動度および電荷キャリア密度値を含むマルチ・キャリア・フィット・ファイル(Multi-Carrier-Fit file、多キャリア適合性ファイル)640と、を発生する。
移動度スペクトルのピークより正確なまたは定量的な解を見つける唯一の方法は、標本中のキャリアについて仮定を行うことによって可能な解の範囲を限定することである。例えば、マルチキャリア・フィッティング(Multi-Carrier fitting)技法は、各々が個々の移動度を有する固定された数のキャリアが存在するという明示的仮定を行う。
ソフトウェアで実行される計算は次の原則に基づいている。ウエハの背後にある空洞の後部にあるマイクロ波短絡素子が適当な距離に調整されているとき、振幅反射係数Γ、ウエハのシート抵抗R、およびTE11モードに対する円形導波管のインピーダンスZの間の関係は、
Γ=(R−Z)/(R+Z)
である。
例えば半径が1.045cmの円形導波管の場合、インピーダンスは697.5オーム/平方(Ohm/square)となることが判っており、薄いキャップの正確な測定が可能になる。
ウエハにおけるマイクロ波電界を決定しなければならない。例えばEXのような種々の軸における電界の振幅は、EX=(1+Γ)(Pincident/A)1/2およびEy=(PHall/A)1/2で表される。x方向では、振幅は入射波と反射波の振幅の和または伝送波(定在波)の振幅になる。y方向では、唯一の伝播マイクロ波信号はホール波(Hall wave)で、これはウエハにおいて発生され、反射方向で検出される。値Aは定数であり、この定数は導波管モードの円形断面を横断する積分によって決定される。軸に依存する導電率σxxまたはσxyは以下の値を用いて表すことができる。
σxx=(1/Z)(1-Γ2-F2)/((1+Γ)2+F2)、および
σxy=(F/(2Z(1+Γ))((1+Γ)(3-Γ)-F2)/((1+Γ)2+F2
ここで、F=E- y1/E+ x1である。また、励起されたTE11モードに対して局部的に垂直な電流は直交TE11モードに正確に結合することはないので、Fの理論値に乗ずるのに用いる定数の係数が存在する。この定数は積分によって求めることができ、0と1の間の値を有する。上の分析では、ウエハの近傍で発生する別のTE11モードは無視できると仮定している。ある場合にはこれは有効ではない。そのような場合に対して、マルチモード分析(multi-mode analysis)が開発され、その分析は反射マイクロ波電力からシグマ_XX(Sigma_XX)およびシグマ_XY(Sigma_XY)を決定するのに使用できる。
移動度を求めるために、上述の計算結果は検出された磁界強度Bと共に使用される。単一の導電層中の1つのキャリアの種に対して、キャリア移動度は、
μ=(σxy/B)σxx
で与えられる。
マルチキャリア・フィッティング(Multi-Carrier fitting)手順は次のように動作する。第1に、プログラムはフィット(適合)したホール・データ(Hall data)と測定されたホールデータ(σxxおよびσxy)の間の最小2乗偏差(least-squares 1deviation)を最小にするシンプレックス法(単体法:Simplex method)を用いて単一キャリアに対する最適のフィット(適合性)を決定する。測定されたデータの各々の不確実性を用いて最小2乗和(least-squares sum)中の各項を重み付けし、それによって最適の(最も可能性のある、最尤の)解が求められる。導出された移動度およびキャリア密度の不確実性は、(解における)最小のヘッシアン・マトリックス(Hessian matrix)の各成分から推定される。
次に、プログラムは2つのキャリアを用いて最適フィットを決定する。シンプレックス手順における開始値は、予め決定された単一のキャリアを僅かにより高いおよびより低い移動度(のものに)に変位させることによって得られる。シンプレックス手順は、ここでは変化する2つの移動度が存在することを除けば、単一キャリアに対する手順と同じである。ここでも、導出された各パラメータの不確実性は、単一キャリアについて述べたように、再度決定される。また、プログラムは、統計的F試験(statistical F-test)を用いて、第2のキャリアの重要性(重み)を推定する。即ち、それは、第2のキャリアの付加によって、第2のキャリアがおそらく存在すると結論付けるのに充分なだけフィット(適合性)が改善されたかどうか、を推定する。これは、ユーザがサンプル中に存在する統計的に重要なキャリアの数を推定する(評価する)ことを可能にするので、非常に有用な特徴である。1回につき1つのキャリアを付加して、それまでの付加されたキャリアの重要性を推定するこの手順は、キャリアの数が磁界の数の2分の1を超えるまで継続され、超えた時点でこの手順は終了する。
前述の技法を既知の破壊的技法、即ち接触による単一磁界DCホール技法(contacted single magnetic field DC Hall)と比較した試験結果の概要を以下に示す。

PHEMT試験結果の要約

A−接触形単一磁界DCホール
B−非接触形多磁界RF
薄いキャップPHEMTサンプル

ウエハ#1
移動度 シート電荷 X E12
cm2/V-s キャリア/cm2
A 5391 2.67

B 4721 2.848
B 4780 2.837
B 4753 2.859
4751.3 2.848
STD 24.115 0.00898146
STD% 0.508% 0.315%

ウエハ#2
移動度 シート電荷 X E12
cm2/V-s キャリア/cm2
A 5391 2.67

B 4721 2.831
B 4780 2.852
B 4753 2.827
4751.3 2.83666667
STD 24.115 0.01096459
STD% 0.508% 0.387%


厚いキャップPHEMTサンプル

移動度 シート電荷 X E12
cm2/V-s キャリア/cm2
A 7096 2.44

B 7783 1.46
分析ソフトウェアは、全体の半導体ウエハまたはフラット・パネル・ディスプレイ材料を非破壊的な非接触測定を行う際に、最小限の訓練しか積んでいない作業員(オペレータ)によって使用されるように提供され得る。経験を積んだ研究員には、利用可能な試験パラメータを容易に変化させることによって深い研究を行う能力が提供される。そのような試験パラメータには、ブランチに沿ったマイクロ波信号の磁界強度、減衰および位相が含まれる。また、そのソフトウェアは、移動度のスペクトルのプロットを、移動度の関数としての導電度および濃度と共に含んだグラフィック表示を行うようにしてもよい。
磁界の関数としてのキャリア濃度および移動度のプロットは、各磁界(フィールド)のデータに対する単一キャリア解を用いて表示される。単一キャリア解は分析の一般的なチェックとして使用され、単一キャリアを有するサンプルは、磁界に関係なく、同じキャリア濃度および移動度を呈する。逆に、1つより多い(2つ以上の)検出可能なキャリアを有するサンプルは、磁界の関数としての変化を示すことになる。
全ての結果は、ソフトウェアのテキスト・ウィンドウ中にシート濃度数値として表示されてもよい。電気的キャリアの容積測定濃度(volumetric concentration)の計算はソフトウェアの結果スクリーン(result screen)のウィンドウをチェックすることによって開始できる。この動作が選択されると、単一キャリア解がマルチキャリア技法によって抽出されて、層の厚さおよびキャリア・タイプに対するエントリ・フィールドと共に別のウィンドウ中に表示される。次に、この情報は上面およびエピ基板(epi-substrate、単結晶基板)界面からの空乏幅(depletion width)が計算されて、それによって導電層の真の厚みが得られる。
サンプルに対する試験を遂行し、円形導波管50の中心軸に垂直な面内にあるマウント中でそのサンプルを移動させ、この試験を反復することによって、層を横切る移動度およびキャリア濃度の変化を検出し得ることが分かる。この処理は移動度およびキャリア濃度のマップを求めるために反復されてもよい。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明の精神および範囲内で変更および置換が可能なことは、この分野の専門家には明らかである。
図1は本発明による装置の概略図である。 図2は本発明による装置の概略図である。 図3は本発明による装置の部分斜視図である。 図4は図3の装置の断面図である。 図5は本発明による装置を示す図である。 図6は本発明に従って使用されるソフトウェアのフローチャートである。

Claims (15)

  1. 導電性シート材料における移動度およびキャリア濃度を求めるのに必要なマイクロ波放射の電力を検出する装置であって、
    マイクロ波供給源と、
    上記マイクロ波供給源からマイクロ波放射を受信するよう配置された円形導波管と、
    上記円形導波管から伝送されたマイクロ波放射を受信するために測定位置にシート材料品を配置するよう適合化されたマウントと、
    上記測定位置に磁界を誘導するよう配置された磁石と、
    上記マイクロ波放射供給源の電力を検出する第1の検出器と、
    上記測定位置においてシート材料品から反射されたマイクロ波放射の電力を検出する第2の検出器と、
    上記シート材料から反射されたホール効果マイクロ波電力を検出する第3の検出器と、を具える、装置。
  2. さらに、上記円形導波管中に配置されていて上記第3の検出器に結合されたプローブを具える、請求項1に記載の装置。
  3. さらに、上記マイクロ波供給源からのマイクロ波放射を受信するよう配置された方向性結合器を具え、
    上記方向性結合器はサイド・ブランチおよびメイン・ブランチに結合されており、上記メイン・ブランチは上記円形導波管に結合されており、上記サイド・ブランチは上記第3の検出器に結合されているものである、請求項2に記載の装置。
  4. 上記サイド・ブランチは可変減衰器および可変移相器を経て上記第3の検出器に結合されてるものである、請求項3に記載の装置。
  5. さらに、上記第1の検出器からの電力を表す第1のデータ、第2の検出器からの反射されたマイクロ波放射の電力を表す第2データ、および上記第3の検出器からの反射ホール効果マイクロ波の電力を表す第3のデータを受信し、上記第1、第2および第3のデータと移動度およびキャリア濃度との関係を表す関数に従って移動度およびキャリア濃度を計算する計算手段を含むものである、請求項1に記載の装置。
  6. さらに、上記マイクロ波供給源と上記円形導波管の中間に介在する矩形導波管を具え、
    上記円形導波管の位置は上記矩形導波管に対して調整可能である、請求項1に記載の装置。
  7. 上記第2の検出器が上記矩形導波管中における反射されたマイクロ波電磁界の強度を検出するよう配置されている、請求項6に記載の装置。
  8. さらに、上記測定位置における磁界強度を検出する検出器を具えうる、請求項1に記載の装置。
  9. 導電性シート材料における移動度およびキャリア濃度を測定する方法であって、
    マイクロ波供給源からマイクロ波放射を発生させるステップと、
    上記発生されたマイクロ波放射のTE11モードのみを導電性短絡素子と測定位置に配置されたシート材料サンプルに連続的に伝送するステップと、
    上記の伝送するステップの期間中に、第1の選択された強度の磁界を上記測定位置に供給するステップと、
    上記の伝送するステップの期間中に、第2の選択された強度の磁界を供給するステップと、
    上記の第1の選択された強度の磁界を供給するステップおよび第2の選択された強度の磁界を供給するステップの各ステップの期間中に、前方向位置におけるマイクロ波電磁界の強度を検出するステップと、
    上記の第1の選択された強度の磁界を供給するステップおよび第2の選択された強度の磁界を供給するステップの各ステップの期間中に、上記導電性短絡素子およびサンプルの各々から反射された反射マイクロ波電磁界の強度を検出するステップと、
    上記の第1の選択された強度の磁界を供給するステップおよび第2の選択された強度の磁界を供給するステップの各ステップの期間中に、上記導電性シート材料サンプルから反射されたホール効果反射マイクロ波電磁界の強度を検出するステップと、
    上記前方向位置における上記マイクロ波電磁界の上記検出された各強度、上記導電性短絡素子およびサンプルの各々から反射された反射マイクロ波電磁界の上記検出された各強度、および上記導電性シート材料サンプルから反射された上記ホール効果反射マイクロ波電磁界の上記検出された各強度に基づいて、移動度およびキャリア濃度の値を計算するステップと、
    を含む、方法。
  10. 上記の伝送するステップは、円形導波管を通してマイクロ波放射を伝送することを含むものである、請求項9に記載の方法。
  11. 上記のホール効果反射マイクロ波電磁界の強度を検出するステップは、上記円形導波管中にプローブを設け、該プローブからの信号を結合器に伝送し、同時に上記マイクロ波供給源からの信号の減衰され且つ移相された部分を上記結合器に伝送し、さらに上記結合器の出力を検出器に伝送することを含むものである、請求項10に記載の方法。
  12. 上記の伝送するステップは、マイクロ波放射を矩形導波管を通して円形導波管に伝送することを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 上記の反射マイクロ波電磁界の強度を検出するステップは、上記矩形導波管におけるマイクロ波電磁界の強度を検出するよう配置された検出器において上記反射マイクロ波電磁界の強度を検出することを含むものである、請求項12に記載の方法。
  14. さらに、マイクロ波電磁界の値を検出している間に、上記円形導波管の位置を調整するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  15. さらに、上記の伝送するステップと同時に磁界強度を検出するステップを含む、請求項9に記載の方法。
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