JP4021755B2 - プラグコネクタ及び該プラグコネクタに結合するレセプタクルコネクタ - Google Patents
プラグコネクタ及び該プラグコネクタに結合するレセプタクルコネクタ Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種のプラグコネクタ及びそれに結合したレセプタクルコネクタに関し、特に高速広帯域信号を伝送するために用いられるプラグコネクタ及び該プラグコネクタと当接し、携帯に便利な装置内に応用されたユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus,USB)型レセプタクルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
USB型レセプタクルコネクタは標準の入力/出力インタフェースとして多くの電子装置に広く応用され、通常、ノートブック、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)及びポケットゲーム機などの携帯に便利な装置内に応用されたUSB型レセプタクルコネクタをMini USBレセプタクルとして、そのサイズが標準のUSBレセプタクルより小さく構成されたものであって、関係する従来技術は特許文献1を参照されたい。携帯に便利な装置の特殊性によって、その発展も絶えず小型化する傾向にあるため、携帯に便利な装置中に取り付けられるMini USBレセプタクルのような電子装置に対しては、体積を更に小さくする要求もある。しかし、従来のMini USBレセプタクルの長さと幅による体積はすでに固定され、大きく改変しにくいもので、Mini USBレセプタクルが基本機能を有する上で如何にして全体の高さを低減するかは、実に当業者にとって解決しようとする課題である。
【0003】
Mini USBレセプタクルの高さサイズを低減するためには、まず如何にしてMini USBレセプタクルに結合するプラグの高さを減小するかを考えるべきである。従来の技術のMini USBレセプタクルコネクタに当接されるプラグコネクタの構造は、特許文献2に掲示される如くであって、図1を参照されたい。プラグコネクタ8の前部の当接部が、コネクタの内伝送信号に対する遮蔽効果を有する収容ハウジング81により囲まれている。しかし、プラグコネクタ8とMini USBレセプタクルコネクタ9を当接するに際して、収容ハウジング81はレセプタクルコネクタ9内に全体的に挿入されるとともに、レセプタクルコネクタ9の収容空間91の高さH’はプラグコネクタ8の収容ハウジング81の全体高さH’に相当することによって、Mini USBレセプタクルコネクタ9の全体高さも低減できない。仮に、該収容ハウジング81を取り去った場合には、プラグコネクタ8の高さが減小して、レセプタクルコネクタ9の全体高さを低下できるが、該プラグ及びレセプタクルコネクタ内に伝送された高速広帯域信号の品質を低下させるとの影響を及ぼすことになる。
【0004】
上記点に鑑みて、前記欠点を克服するために、従来のプラグ及びレセプタクルコネクタを改良する必要がある。
【0005】
【特許文献1】
台湾実用新案登録第456592号公開公報
【特許文献2】
米国特許第6280252号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一種のプラグコネクタ及び該プラグコネクタに結合するレセプタクルコネクタを提供することを目的とし、該プラグコネクタは遮蔽ハウジングにより当接部の高さを大いに低減させることによって、該プラグコネクタに当接したレセプタクルコネクタの全体高さを低減させるとともに、該プラグ及びレセプタクルコネクタ内に伝送された信号の安定を保証して高フィデリティを達成するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的に鑑み、本発明のプラグコネクタは、絶縁本体、複数の導電端子、上遮蔽ハウジング及び下遮蔽ハウジングを含み、前記絶縁本体は主本体部、該主本体部の前表面から突出された突出部及び該突出部の前端部からさらに前方向へ延伸された板体を含み、かつ該板体は突出部及び主本体部を貫通して前記複数の導電端子を収容するための複数の収容穴が設けられている。前記上遮蔽ハウジングと下遮蔽ハウジングは組み合わされて、前記絶縁本体と該プラグコネクタを接続するケーブルの一部との外部を被覆し、その上遮蔽ハウジングは上カバー及び該上カバーの前端縁から延出された収容ハウジングを含み、前記板体を収容するための前部ハウジング及び前記突出部を収容するための後部ハウジングを含む。
【0008】
前記プラグコネクタに当接するレセプタクルコネクタは、一般的に、携帯に便利な装置に応用されるもので、絶縁本体、複数の導電端子及び遮蔽ハウジングを含み、前記絶縁本体はベース及び該ベースの一側から前方向へ延出された平板状当接舌部を含み、該当接舌部はベースを貫通して前記複数の導電端子を収容する複数の収容穴が凹設されている。前記遮蔽ハウジングは絶縁本体の外部を被覆し、頂壁、底壁、及び頂壁と該底壁とを接続する一対の側壁を有し、該遮蔽ハウジングの頂壁、底壁、及び対向する側壁により包囲されてなる収容空間の高さは前記プラグコネクタの前部ハウジングの高さと該レセプタクルコネクタの当接舌部の高さとを加えた高さに相当している。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2及び図3に示すように、本発明のプラグコネクタ1は高速広帯域信号を伝送するために用いられ、絶縁本体10、複数の導電端子20、上遮蔽ハウジング30及び下遮蔽ハウジング40を含む。前記絶縁本体10は主本体部11及び該主本体部11の前表面112から突出された突出部12を含み、該突出部12の前端頂部からさらに前方向へ板体13が延伸され、その下表面の縦方向に主本体部11を貫通した五つの収容穴131が凹設され、前記導電端子20は主本体部11の後側から収容穴131内に組み込んで収容する。前記主本体部11の前表面112には、突出部12の両側にそれぞれグルーブ111が設けられている。前記上遮蔽ハウジング30は上カバー31及び該上カバー31の前端縁から延出され絶縁本体10を収容するための突出部12及び前記板体13の収容ハウジング32を含み、板体13の側面と上表面を完全に被覆する前部ハウジング321、及び突出部12の側面と上表面、下表面を被覆する後部ハウジング322を含む。前部ハウジング321の上表面3211には長手方向に互いに平行な2つのスロット323が打ち抜き成形され、該各スロット323間は凸ブロック324が打設され、一対の当接停止片325はそれぞれ後部ハウジング322の後端縁に設置され、前記主本体部11のグルーブ111内に嵌入し、固着位置決めを補助することになる。前記上カバー31と下遮蔽ハウジング40とは係合され、絶縁本体10の主本体部11及び該プラグコネクタ1を接続したケーブル(図示せず)を収容するための遮蔽空間が形成され、前記上カバー31と下遮蔽ハウジング40とはいずれも本発明の要点ではないため、それらの構造と結合様式についてはいずれも本発明に引用された米国特許第6,280,252号明細書に提示される如くであって、本明細書では詳しい説明を省略する。
【0010】
図4及び図5を併せて参照されたい。前記プラグコネクタ1に当接するレセプタクルコネクタ2は、携帯に便利な装置に応用されるもので、絶縁本体50、複数の導電端子60及び遮蔽ハウジング70を含み、前記絶縁本体50はベース51及び該ベース51の一側から前方向へ延出された平板状当接舌部52を含み、一対のグルーブ53は前記ベース51の両側方上部の前端に対称に設けられ、その当接舌部52の上表面はベース51を貫通した五つの収容穴54が設けられ、該導電端子60はベース51の後部から対応した収容穴54内に組み込まれている。中央部に位置決めされ、その他の端子より若干長いものは接地端子であり、該端子は中央部の端子収容穴54中に収容される。前記遮蔽ハウジング70は絶縁本体50の外部を囲み、頂壁71、底壁72、及び該頂壁71と底壁72とを接続する一対の側壁73を有し、該頂壁71、底壁72及び対向する各側壁73により対向接続されるプラグコネクタ1を収容するための収容空間74が形成され、前記絶縁本体50の当接舌部52は収容空間74の底部に位置し、その底面521、側面522は前記遮蔽ハウジング70の底壁72と側壁73に押圧される。遮蔽ハウジング70の各側壁73の前、後部にそれぞれ枠口を設け、後部の枠口内に内方湾曲された係止片75を設け、絶縁本体のベース51の両側のグルーブ53内に収容されてその後壁に当接することによって、遮蔽ハウジング70とその内の絶縁本体50とが摺動可能となることを回避し、前部の枠口内に凹設した弾性片76を設け、また、前記遮蔽ハウジング70の頂壁71に長方形挿入孔77を開設している。当接プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2内に挿入した場合に、弾性片76がプラグコネクタ1の前部ハウジング321の両側と弾性的に当接し、挿入孔77は前部ハウジング321の上表面の凸ブロック324と係合することによって、プラグとレセプタクルコネクタとを安定的に接続させている。
【0011】
図6に示すように、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2とを当接した場合には、プラグコネクタ1の板体13及び収容ハウジング32の前部ハウジング321はいずれもレセプタクルコネクタ2の遮蔽ハウジング70内に挿入できるが、その突出部12及び収容ハウジング31の後部ハウジング322は挿入できないので、レセプタクルコネクタの収容空間74の全体高さHはプラグコネクタ1の前部ハウジング321の高さとレセプタクルコネクタ2の当接舌部52の高さとを加えた高さに相当し、従来のレセプタクルコネクタ2の収容空間74の高さH’より大いに減小することで、レセプタクルコネクタ2の全体高さを低減している。このことは、携帯に便利な装置内を占用していた空間を節約するとともに、収容ハウジング31の形状を改変しても、遮蔽効果に影響を及ぼすことがなく、プラグコネクタ内の信号の安定的伝送を保証することになる。
【0012】
上記記載は単なる本願におけるより好ましい実施の形態にすぎず、本発明の請求範囲を限定するものではなく、また、本発明の技術を熟知しているものが本発明に基づいてなしうる細部の修正或いは変更など、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のプラグとレセプタクルコネクタの斜視組立図である。
【図2】 本発明のプラグコネクタの斜視分解図である。
【図3】 本発明のプラグコネクタの斜視組立図である。
【図4】 本発明のレセプタクルコネクタの斜視分解図である。
【図5】 本発明のレセプタクルコネクタの斜視組立図である。
【図6】 本発明のプラグコネクタとレセプタクルコネクタを当接した状態の縦方向断面図である。
【符号の説明】
1、8 プラグコネクタ
2、9 レセプタクルコネクタ
10 絶縁本体
11 主本体部
12 突出部
13 板体
20 導電端子
30 上遮蔽ハウジング
31 上カバー
32、81 収容ハウジング
40 下遮蔽ハウジング
50 絶縁本体
51 ベース
52 当接舌部
53 グルーブ
54 収容穴
60 導電端子
70 遮蔽ハウジング
71 頂壁
72 底壁
73 側壁
74、91 収容空間
75 係止片
76 弾性片
77 挿入孔
111 グルーブ
112 前表面
131 収容穴
321 前部ハウジング
322 後部ハウジング
323 スロット
324 凸ブロック
325 当接停止片
521 底面
522 側面
3211 上表面
【発明の属する技術分野】
本発明は一種のプラグコネクタ及びそれに結合したレセプタクルコネクタに関し、特に高速広帯域信号を伝送するために用いられるプラグコネクタ及び該プラグコネクタと当接し、携帯に便利な装置内に応用されたユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus,USB)型レセプタクルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
USB型レセプタクルコネクタは標準の入力/出力インタフェースとして多くの電子装置に広く応用され、通常、ノートブック、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)及びポケットゲーム機などの携帯に便利な装置内に応用されたUSB型レセプタクルコネクタをMini USBレセプタクルとして、そのサイズが標準のUSBレセプタクルより小さく構成されたものであって、関係する従来技術は特許文献1を参照されたい。携帯に便利な装置の特殊性によって、その発展も絶えず小型化する傾向にあるため、携帯に便利な装置中に取り付けられるMini USBレセプタクルのような電子装置に対しては、体積を更に小さくする要求もある。しかし、従来のMini USBレセプタクルの長さと幅による体積はすでに固定され、大きく改変しにくいもので、Mini USBレセプタクルが基本機能を有する上で如何にして全体の高さを低減するかは、実に当業者にとって解決しようとする課題である。
【0003】
Mini USBレセプタクルの高さサイズを低減するためには、まず如何にしてMini USBレセプタクルに結合するプラグの高さを減小するかを考えるべきである。従来の技術のMini USBレセプタクルコネクタに当接されるプラグコネクタの構造は、特許文献2に掲示される如くであって、図1を参照されたい。プラグコネクタ8の前部の当接部が、コネクタの内伝送信号に対する遮蔽効果を有する収容ハウジング81により囲まれている。しかし、プラグコネクタ8とMini USBレセプタクルコネクタ9を当接するに際して、収容ハウジング81はレセプタクルコネクタ9内に全体的に挿入されるとともに、レセプタクルコネクタ9の収容空間91の高さH’はプラグコネクタ8の収容ハウジング81の全体高さH’に相当することによって、Mini USBレセプタクルコネクタ9の全体高さも低減できない。仮に、該収容ハウジング81を取り去った場合には、プラグコネクタ8の高さが減小して、レセプタクルコネクタ9の全体高さを低下できるが、該プラグ及びレセプタクルコネクタ内に伝送された高速広帯域信号の品質を低下させるとの影響を及ぼすことになる。
【0004】
上記点に鑑みて、前記欠点を克服するために、従来のプラグ及びレセプタクルコネクタを改良する必要がある。
【0005】
【特許文献1】
台湾実用新案登録第456592号公開公報
【特許文献2】
米国特許第6280252号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一種のプラグコネクタ及び該プラグコネクタに結合するレセプタクルコネクタを提供することを目的とし、該プラグコネクタは遮蔽ハウジングにより当接部の高さを大いに低減させることによって、該プラグコネクタに当接したレセプタクルコネクタの全体高さを低減させるとともに、該プラグ及びレセプタクルコネクタ内に伝送された信号の安定を保証して高フィデリティを達成するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的に鑑み、本発明のプラグコネクタは、絶縁本体、複数の導電端子、上遮蔽ハウジング及び下遮蔽ハウジングを含み、前記絶縁本体は主本体部、該主本体部の前表面から突出された突出部及び該突出部の前端部からさらに前方向へ延伸された板体を含み、かつ該板体は突出部及び主本体部を貫通して前記複数の導電端子を収容するための複数の収容穴が設けられている。前記上遮蔽ハウジングと下遮蔽ハウジングは組み合わされて、前記絶縁本体と該プラグコネクタを接続するケーブルの一部との外部を被覆し、その上遮蔽ハウジングは上カバー及び該上カバーの前端縁から延出された収容ハウジングを含み、前記板体を収容するための前部ハウジング及び前記突出部を収容するための後部ハウジングを含む。
【0008】
前記プラグコネクタに当接するレセプタクルコネクタは、一般的に、携帯に便利な装置に応用されるもので、絶縁本体、複数の導電端子及び遮蔽ハウジングを含み、前記絶縁本体はベース及び該ベースの一側から前方向へ延出された平板状当接舌部を含み、該当接舌部はベースを貫通して前記複数の導電端子を収容する複数の収容穴が凹設されている。前記遮蔽ハウジングは絶縁本体の外部を被覆し、頂壁、底壁、及び頂壁と該底壁とを接続する一対の側壁を有し、該遮蔽ハウジングの頂壁、底壁、及び対向する側壁により包囲されてなる収容空間の高さは前記プラグコネクタの前部ハウジングの高さと該レセプタクルコネクタの当接舌部の高さとを加えた高さに相当している。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2及び図3に示すように、本発明のプラグコネクタ1は高速広帯域信号を伝送するために用いられ、絶縁本体10、複数の導電端子20、上遮蔽ハウジング30及び下遮蔽ハウジング40を含む。前記絶縁本体10は主本体部11及び該主本体部11の前表面112から突出された突出部12を含み、該突出部12の前端頂部からさらに前方向へ板体13が延伸され、その下表面の縦方向に主本体部11を貫通した五つの収容穴131が凹設され、前記導電端子20は主本体部11の後側から収容穴131内に組み込んで収容する。前記主本体部11の前表面112には、突出部12の両側にそれぞれグルーブ111が設けられている。前記上遮蔽ハウジング30は上カバー31及び該上カバー31の前端縁から延出され絶縁本体10を収容するための突出部12及び前記板体13の収容ハウジング32を含み、板体13の側面と上表面を完全に被覆する前部ハウジング321、及び突出部12の側面と上表面、下表面を被覆する後部ハウジング322を含む。前部ハウジング321の上表面3211には長手方向に互いに平行な2つのスロット323が打ち抜き成形され、該各スロット323間は凸ブロック324が打設され、一対の当接停止片325はそれぞれ後部ハウジング322の後端縁に設置され、前記主本体部11のグルーブ111内に嵌入し、固着位置決めを補助することになる。前記上カバー31と下遮蔽ハウジング40とは係合され、絶縁本体10の主本体部11及び該プラグコネクタ1を接続したケーブル(図示せず)を収容するための遮蔽空間が形成され、前記上カバー31と下遮蔽ハウジング40とはいずれも本発明の要点ではないため、それらの構造と結合様式についてはいずれも本発明に引用された米国特許第6,280,252号明細書に提示される如くであって、本明細書では詳しい説明を省略する。
【0010】
図4及び図5を併せて参照されたい。前記プラグコネクタ1に当接するレセプタクルコネクタ2は、携帯に便利な装置に応用されるもので、絶縁本体50、複数の導電端子60及び遮蔽ハウジング70を含み、前記絶縁本体50はベース51及び該ベース51の一側から前方向へ延出された平板状当接舌部52を含み、一対のグルーブ53は前記ベース51の両側方上部の前端に対称に設けられ、その当接舌部52の上表面はベース51を貫通した五つの収容穴54が設けられ、該導電端子60はベース51の後部から対応した収容穴54内に組み込まれている。中央部に位置決めされ、その他の端子より若干長いものは接地端子であり、該端子は中央部の端子収容穴54中に収容される。前記遮蔽ハウジング70は絶縁本体50の外部を囲み、頂壁71、底壁72、及び該頂壁71と底壁72とを接続する一対の側壁73を有し、該頂壁71、底壁72及び対向する各側壁73により対向接続されるプラグコネクタ1を収容するための収容空間74が形成され、前記絶縁本体50の当接舌部52は収容空間74の底部に位置し、その底面521、側面522は前記遮蔽ハウジング70の底壁72と側壁73に押圧される。遮蔽ハウジング70の各側壁73の前、後部にそれぞれ枠口を設け、後部の枠口内に内方湾曲された係止片75を設け、絶縁本体のベース51の両側のグルーブ53内に収容されてその後壁に当接することによって、遮蔽ハウジング70とその内の絶縁本体50とが摺動可能となることを回避し、前部の枠口内に凹設した弾性片76を設け、また、前記遮蔽ハウジング70の頂壁71に長方形挿入孔77を開設している。当接プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2内に挿入した場合に、弾性片76がプラグコネクタ1の前部ハウジング321の両側と弾性的に当接し、挿入孔77は前部ハウジング321の上表面の凸ブロック324と係合することによって、プラグとレセプタクルコネクタとを安定的に接続させている。
【0011】
図6に示すように、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2とを当接した場合には、プラグコネクタ1の板体13及び収容ハウジング32の前部ハウジング321はいずれもレセプタクルコネクタ2の遮蔽ハウジング70内に挿入できるが、その突出部12及び収容ハウジング31の後部ハウジング322は挿入できないので、レセプタクルコネクタの収容空間74の全体高さHはプラグコネクタ1の前部ハウジング321の高さとレセプタクルコネクタ2の当接舌部52の高さとを加えた高さに相当し、従来のレセプタクルコネクタ2の収容空間74の高さH’より大いに減小することで、レセプタクルコネクタ2の全体高さを低減している。このことは、携帯に便利な装置内を占用していた空間を節約するとともに、収容ハウジング31の形状を改変しても、遮蔽効果に影響を及ぼすことがなく、プラグコネクタ内の信号の安定的伝送を保証することになる。
【0012】
上記記載は単なる本願におけるより好ましい実施の形態にすぎず、本発明の請求範囲を限定するものではなく、また、本発明の技術を熟知しているものが本発明に基づいてなしうる細部の修正或いは変更など、いずれも本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のプラグとレセプタクルコネクタの斜視組立図である。
【図2】 本発明のプラグコネクタの斜視分解図である。
【図3】 本発明のプラグコネクタの斜視組立図である。
【図4】 本発明のレセプタクルコネクタの斜視分解図である。
【図5】 本発明のレセプタクルコネクタの斜視組立図である。
【図6】 本発明のプラグコネクタとレセプタクルコネクタを当接した状態の縦方向断面図である。
【符号の説明】
1、8 プラグコネクタ
2、9 レセプタクルコネクタ
10 絶縁本体
11 主本体部
12 突出部
13 板体
20 導電端子
30 上遮蔽ハウジング
31 上カバー
32、81 収容ハウジング
40 下遮蔽ハウジング
50 絶縁本体
51 ベース
52 当接舌部
53 グルーブ
54 収容穴
60 導電端子
70 遮蔽ハウジング
71 頂壁
72 底壁
73 側壁
74、91 収容空間
75 係止片
76 弾性片
77 挿入孔
111 グルーブ
112 前表面
131 収容穴
321 前部ハウジング
322 後部ハウジング
323 スロット
324 凸ブロック
325 当接停止片
521 底面
522 側面
3211 上表面
Claims (11)
- 高速広帯域信号を伝送するために用いられるプラグコネクタであって、
主本体部と、該主本体部の前表面から突出された突出部と、該突出部の前端部からさらに前方向へに延伸された板体と、を含み、かつ該板体には突出部及び主本体部を貫通した複数の収容穴が設けられた絶縁本体と、
前記絶縁本体の板体の複数の収容穴に対応してそれぞれ収容される複数の導電端子と、
上カバー及び該上カバーの前端縁から延出された収容ハウジングを含み、前記板体を収容するための前部ハウジング及び前記突出部を収容するための後部ハウジングを含む上遮蔽ハウジングと、
を備えることを特徴とするプラグコネクタ。 - 前記前部ハウジングは板体の側面と上表面を被覆し、前記後部ハウジングは突出部の側面と上表面、下表面を被覆していることを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
- 前記前部ハウジングの上表面の長手方向には互いに平行な一対のスロットが打ち抜き成形され、該一対のスロット間に凸ブロックが打設されたことを特徴とする請求項2に記載のプラグコネクタ。
- 前記主本体部の前表面には、突出部の両側にグルーブが設けられることを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
- 前記後部ハウジングの後端両側は前記主本体部のグルーブ内に収容されて位置決めを補助する一対の当接停止片が設置されたことを特徴とする請求項2に記載のプラグコネクタ。
- さらに前記上遮蔽ハウジングに結合された下遮蔽ハウジングを含み、前記絶縁本体と接続されるケーブルの一部との外部を被覆することを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
- 請求項1に記載のプラグコネクタに結合するレセプタクルコネクタであって、
ベース及び該ベースの一側から前方向へ延出された当接舌部を含み、該当接舌部はベースを貫通する複数の収容穴が凹設された絶縁本体と、
それぞれ前記絶縁本体のベースの複数の収容穴中に対応して収容される複数の導電端子と、
絶縁本体の外部を被覆し、頂壁、底壁、及び頂壁と該底壁とを接続する一対の側壁を有し、前記頂壁、底壁、及び対向する側壁により包囲されてなる収容空間の高さが前記プラグコネクタの前部ハウジングの高さと前記当接舌部の高さとを加えた高さに相当する遮蔽ハウジングと、
を備えることを特徴とするレセプタクルコネクタ。 - 前記絶縁本体の当接舌部は収容空間の底部に位置決めされ、その底面と側面はそれぞれ遮蔽ハウジングの底壁と側壁とを押圧していることを特徴とする請求項7に記載のレセプタクルコネクタ。
- 前記遮蔽ハウジングの対向する各側壁の前部、後部はいずれも一対の枠口が開設され、該後部枠口は内方へ一対の係止片が湾曲され、該前部枠口は内方へ一対の弾性片が湾曲され、前記遮蔽ハウジングの頂壁は挿入孔が開設されたことを特徴とする請求項7に記載のレセプタクルコネクタ。
- 前記当接プラグコネクタに当接した場合には、前記弾性片がプラグコネクタの前部ハウジングの両側方に対して弾性的に当接し、前記挿入孔が前記ハウジングの上表面の凸ブロックと係合することを特徴とする請求項9に記載のレセプタクルコネクタ。
- 前記絶縁本体のベースの両側方は前記係止片を収容し、かつその係止片と係合する一対のグルーブが設けられたことを特徴とする請求項9に記載のレセプタクルコネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW090222981 | 2001-12-26 | ||
TW90222981U TW520098U (en) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | Plug connector and its matching socket connector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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