JP4021728B2 - 認証可能な文書とその作成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に文書認証の分野に関し、特に、識別できる物理的異形(identifying physical anomaly)を有するプリント媒体を作ることに関する。
【0002】
【従来の技術】
Hardcopy Observer,“Pitney Postage Plan Wins Approval,Escher Tries New Approach”,January 2000からの記事が、局限された領域上に紙繊維の識別特性(signature)を形成することと、その次に波形線の形で封筒上の他の場所にこの識別特性をプリントすることとによって、郵便文書の機密保護を強化する方法を発表している。
【0003】
紙繊維をスキャニングすることによって得られる画像がランダムなので、2つの封筒が同じ1つの繊維構造を有することはないであろうし、将来において有することもないであろう。したがって、あらゆる封筒は固有の識別子を有すると見なすことができ、この識別子は、あらゆる手紙を一意的に識別するために使用することができる。この技術は、封筒上の他の場所における一連の波形線として、繊維の識別特性がプリントおよび符号化されることを必要とする。繊維識別特性がどのように繊維領域から精製(distill)されるかについては開示されていない。このシステムの大きな利点は、このプロセスを複製するために必要とされるプロセスを偽造者が発見することはあり得ないということである。現在の複写機は繊維構造を複写しないので、封筒を単純に複写することでは不十分である。複写機の分解能は十分に高くはない。紙自体の固有の特徴に直接関係付けられた情報チャネルを提供することによって、偽造の可能性が最小限に抑えられる。
【0004】
しかし、上述の方法は大きな欠点を有する。その必要条件は、繊維の識別特性が固有の識別子として使用されるということである。繊維構造は、封筒の紙基材の構造に依存する。印画紙、熱転写紙、および、インクジェット用紙のような他の媒体はすべて、互いに異なる表面特性を有する。場合によっては、これらの媒体は、紙基材を持たないか、または、スキャニングに使用可能である表面に繊維構造が近接している紙基材を持たない。これらの媒体は、一般的に、ポリマー材料を使用して作られた受け層を有する。この受け層を形成するために使用されるポリマー材料は紙基材を覆って、繊維を覆い隠す。繊維自体は、水、摩擦等のような外部要素による損傷を受けやすい。さらに、この技術は、封筒の繊維のスキャニングのディジタルファイルの形での別個の記録を可能にせず、または、そのファイルを封筒に再び関連付けることがない。
【0005】
Verification Technologies,Inc.は、http://www.netventure.com/vti/isis/main.htmにおける自社のウェブサイト上で、固有の一連のマイクロ写真と、そのマイクロ写真の収集の仕方に関するログとを取り込むことによる、価値のある対象を識別する方法を開示する。この場合に、マイクロ写真は、その対象の信憑性を確認するために使用される。
【0006】
上述の事例の各々において、スキャニングまたは写真撮影される特徴はすでに対象の一部分として存在する。これらの特徴は、信憑性を与えるという単一の目的のために製造時に意図的に作られるのではない。同様に、特徴を人工的に作成する試み、または、物理的に丈夫な特徴を生じさせる試みは全く行われていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、物理表示識別子(physical indicia identifier)の固有のディジタル表現を生じさせる物理表示識別子の高分解能スキャニングを実現することである。
【0008】
本発明の別の目的は、異形(anomaly)から組織構造的に得られる識別特性を使用してメッセージを不可視的に隠蔽する(または埋め込む)暗号機密保護方法を提供することである。媒体上のプリント画像の場合には、画像を認証するためのデータを可視的に表現することが不要にされる。
【0009】
本発明の別の目的は、媒体の前面または背面上にパターンを型押しするか、エッチングするか、または、プリントすることによって、固有の物理表示識別子を提供することである。
【0010】
本発明のさらに別の目的は、物理表示識別子の固有のディジタル表現を生じさせる物理表示識別子の高分解能スキャニングを実現することである。
【0011】
固有の物理表示識別子が媒体シート上に事前形成される場合には、その不利な点は、媒体上に事前にプリントされておりかつ製造時に記憶装置上または記憶装置内に記憶されている番号によってその固有の物理表示識別子がその高分解能スキャンに関係付けられなければならないということである。オリジナル文書を作成するために使用される場合には、ユーザは、固有の物理表示識別子とその記憶されているその高分解能スキャンとプリントされるべき媒体との間の関係付けが適正に行われることを確実なものにしなければならない。
【0012】
本発明のさらに別の目的は、オリジナル文書が作成される時点においてユーザが固有の物理表示識別子を形成することを可能にすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面によって、ユーザによって物理表示識別子が表面に形成することができる材料と、表面にプリントされている識別番号とを有する媒体のシートに、認証可能なオリジナル文書を作成する方法が提供され、この方法は、
物理表示識別子の高分解能スキャンを得て、この高分解能スキャンのディジタルファイルを生成する段階と、
媒体のシートにプリントされた識別番号に高分解能スキャンファイルを関連付ける段階と、
高分解能スキャンファイルを記憶装置に記憶する段階と、
媒体のシートにプリントされるディジタルテキストファイルを生成する段階と、
ディジタルテキストファイルを精製する段階と、
精製されたディジタルテキストファイルを使用してメッセージ画像を生成する段階と、
分散メッセージを生成するように、メッセージ画像を物理表示識別子の高分解能スキャンファイルと組み合わせる段階と、
シートにテキストファイルと共に分散メッセージをプリントする段階
とを含む。
【0014】
本発明の別の側面では、認証可能なオリジナル文書を作成するためのキットが提供され、このキットは、
物理表示識別子を表面に形成することが可能な区域と、媒体のシートにプリントされている識別番号とを有する少なくとも1つの媒体シート
を含み、
記憶装置が、そこに配置されている物理表示識別子の高分解能スキャンのディジタルファイルを生成し、この物理表示識別子は識別番号に関連付けられている。
【0015】
本発明のさらに別の側面では、候補文書がオリジナル文書であることを確認するシステムが提供され、このシステムは、
カスタム(custom)物理表示識別子の記憶されている高分解能スキャンに関連付けられている識別番号を有するその文書に形成されている物理表示識別子の高分解能スキャンを得るために候補文書をスキャンするためのスキャナと、
記憶されている高分解能スキャンに識別番号を使用してアクセスするための、および、スキャニングによって得られた高分解能スキャンを、記憶されている高分解能スキャンと比較して、候補文書がオリジナル文書であることを確認するためのコンピュータと、
を含む。
【0016】
本発明のさらに別の側面では、認証可能なオリジナル文書を表面に作成するために使用される媒体を作成する方法が提供され、この方法は、
予め決められた量の媒体を提供する段階と、
カスタム物理表示識別子がユーザによって表面に形成されることが可能な区域を有する媒体と、
予め決められた量の媒体の上に3次元の物理表示識別子を形成する段階
とを含む。
【0017】
本発明のさらに別の側面では、認証可能なオリジナル文書を作成するために使用される媒体が提供され、この媒体は、ユーザによってカスタム3次元物理表示識別子をそこに形成することが可能な区域を有し、媒体のこの区域は、この3次元物理表示識別子がディジタルスキャンされる時に固有のディジタルファイルが生成されるような材料で作られている。
【0018】
本発明のこれらの側面と目的と特徴と利点とその他の側面と目的と特徴と利点とが、好ましい実施形態の詳細な説明と、添付されている特許請求項と、添付図面の参照とによって、より明確に理解され認識されるであろう。
【0019】
後述の本発明の好ましい実施形態は、添付図面を参照して行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明はデータ埋込みの側面を使用する。データ埋込み技術は、データ隠蔽、情報隠蔽、データ埋込み、ウォーターマーキング、および、ステガノグラフィとも呼ばれている。データ埋込み技術は、本明細書に引例として組み入れてあるHonsinger他、米国特許第6,044,156号に開示されている。
【0021】
図1を参照すると、この図には、本発明による文書を作成するためのシート10が示されている。シート10は、物理表示識別子15によって一意的に識別される感光性媒体、インクジェット用媒体、または、熱転写媒体のようなプリント媒体であってよい。この物理表示識別子15は、シート10の前面、背面、または、シート10の構造の一体部分に形成されている認識可能な(dicernable)物理的特徴である。例えば、この物理表示識別子15は、非限定的に、公知の視覚的複写技術を使用することによっては複製が不可能である、シート10の前面および/または背面上の型押しされた、エッチングされた、または、彫刻された表示、または、識別可能な物理的特徴であることが可能である。物理表示識別子15は、肉眼で視認可能であっても視認不可能であってもよい。シート10には、さらに、固有の識別番号20もプリントされている。この識別番号20は、例えば英数字コードまたはバーコードのような、人間可読コードおよび/または機械可読コードであってよい。
【0022】
次に図2を参照すると、この図には、物理表示識別子15と識別番号20とを有する媒体41のシート10を作るための装置の略図が示されている。ポリウレタンまたはポリエチレンのような樹脂をガラス転移温度より高い温度に加熱して、その次にホッパ42を介して紙またはプラスチックのような基材40に塗布することが樹脂被覆媒体製造分野の専門家には公知である。その樹脂が基材に塗布された後に、その基材は1組のチルドローラ44の中を通過し、このチルドローラ44内では、樹脂が基材40の表面全体にわたって均一に広げられ、硬化させられる。この結果得られた基材40は、感熱紙、感光紙、または、インクジェット紙の形の媒体41を製造するために使用することが可能である。製造される媒体41のタイプが、物理表示識別子15が前面または背面に形成されるかどうかを決定することが可能である。例えば、媒体41が樹脂保護膜を有するサーマルタイプの媒体である場合には、物理表示識別子15は前面に形成されるであろう。媒体41が、乳剤が樹脂被覆基材上に塗布されている感光紙である場合には、物理表示識別子15は背面上に形成されるであろう。媒体41が、樹脂被覆を備えているか備えていないインクジェット紙である場合には、型押しが、背面または前面のどちらかに物理表示識別子15を形成するために使用することができる。図2に示されているように、媒体41がロール46からロール47の工程で製造される場合に、基材40は、樹脂で被覆され終わった後に、1組の物理表示識別子形成ローラ48の中を通過する。図4を参照すると、図2と図3の拡大部分図がこの図に示されている。ローラ48は、KODAK ds 8650 PSColor Printerで使用されているサーマルヒートヘッド(thermal heat head)のようなサーマルヒートヘッドで使用される加熱要素に類似した加熱要素50を含む。媒体41がローラの加熱要素50の間を通過するにつれて、その加熱要素50からの熱が物理表示識別子15の指定された3次元パターンを形成する。コンピュータ45のような論理制御ユニットが、異なる物理表示を連続して提供するように加熱要素を制御する。このことが、各シート毎に固有の物理表示識別子15の形成を可能にする。物理表示識別子15が樹脂被覆の表面上に形成された後に、スキャナ52および/または54によって高分解能スキャンが行われる。さらに、識別番号20が、それぞれにローラ48および/またはローラ49上に配置されているプリンタ56またはプリンタ58によって媒体41の前面または背面にプリントされる。図に示す実施形態では、高分解能スキャンは約1200ドット/インチである。この高分解能スキャンの結果が、識別番号20と共に、例えば、コンピュータ45の記憶装置に記憶されるか、または、コンピュータ45を経由して、例えば(図6に示す)CD 25に記憶されるように記憶装置に記憶される。高分解能スキャンを得るために使用される方法については、後で説明する。図に示すこの特定の実施形態ではスキャンの結果がCDに記憶されるが、このスキャン結果は、任意の所望の記憶装置または記憶場所、例えば、非限定的に、コンピュータディスク、メモリスティック、メモリカード、または、ウェブサイトのようなインターネットアクセス可能なURLアドレスに記憶することができる。
【0023】
図3は、本発明にしたがって作られた装置の略図を示し、この装置では、媒体41は、上述した通りの物理表示識別子15と識別番号20とを各々が有する複数のカットシート10に切断される。図3の同じ番号が、図2に関して上述した通りの同じ部品と動作とを表す。媒体41がロール46から送り込まれ、1組の駆動ローラ55、57を通してローラ48、49の組の中を通過する。これらのローラ48、49は加熱要素50または型押機(図示していない)のどちらかを含む。媒体41がローラ48、49の間を通過する時に、型押ローラが物理表示識別子15の特定のパターンを形成する。固有の物理表示識別子15の各々が媒体41の表面に形成されるにつれて、高分解能スキャンがスキャナ52または54によって行われ、識別番号20がプリンタ56またはプリンタ58によって媒体41の前面または背面にプリントされる。物理表示識別子15が形成され終わり、識別番号20が媒体41上にプリントされると、媒体41がカッタアセンブリ60によってシート10の形に切断される。各シート10は、それ自体の個別の物理表示識別子15と、その識別子15の固有のスキャンに関連付けられている識別番号20とを有する。典型的には、これは、スキャンされたディジタルファイルを識別番号20に関連付けてこの情報を記憶装置内に記憶するコンピュータによって行われる。
【0024】
図5を参照すると、流れ図が、本発明によるシート10を使用してオリジナル文書を作成する方法を示す。シート10がステップ100で提供される。ステップ110において、識別番号20がシート10上にプリントされ、ステップ120において、物理表示識別子15がシート10上に形成される。ステップ130において、物理表示識別子15の高分解能スキャンが行われ、高分解能スキャンのディジタルファイルが生成される。ステップ140において、高分解能スキャンのディジタルファイルが、プリントされた識別番号20によってシート10に関係付けられる。高分解能スキャンは、物理表示識別子15に関する固有のディジタルファイルを提供する。ステップ150では、物理表示識別子15の高分解能スキャンのディジタルファイルが、例えばCD 25(図6に示す)に書き込まれる形で、記憶装置内に記憶され、固有の識別番号20に関連付けられる。ステップ160では、後でシート10上にプリントされることになっているディジタルファイルが作成される。図に示す特定の実施形態では、ディジタルファイルはテキストファイル165であるが、このディジタルファイルは、画像ファイル、または、テキストファイルと画像ファイルの混合であってもよい。本発明の目的に関しては、テキストファイルは、テキストファイル、画像ファイル、または、テキストファイルと画像ファイルの組合せを意味するものとする。テキストファイル165が大きい場合には、ステップ170において、このテキストファイル165は、ハッシュアルゴリズム(hash argorithm)を使用して精製ディジタルテキストファイル175と呼ばれるより小さい表現に精製されてもよい。このアルゴリズムはコンピュータシステムで広く使用されている。公知のハッシュアルゴリズムの一例が、National Institute of Standards and Technology(NIST)のSecure Hash Algorithm(SHA)である。このアルゴリズムを使用して、大きなデータセットを160ビットに精製して、任意の2つの文書が同じハッシュ値を有する確率を天文学的に小さくすることが可能である。最新のウォーターマーキング技術はこの量のデータを容易に隠蔽することが可能である。
【0025】
ステップ180では、精製されたディジタルテキストファイル175とCD 25上のアルゴリズムとを使用して、メッセージ画像185が生成される。簡略的に述べると、メッセージ画像185は、精製された画像を受け取って、それを予め決められたパターン/テンプレートの形にスクランブルすることによって得られる。このメッセージ画像を得る一例が、本明細書に両方とも引例として組み入れてある2000年7月11日付で出願されたChris W.Honsingerによる標題「識別可能な物理的特徴を有する埋込み画像を伴う認証可能な画像(Authenticable Image With An Embedded Image Having A Discernible Physical Characteristic)」の米国特許出願番号09/613,989と米国特許第6,044,156号とにさらに詳細に説明されている。メッセージ画像185は、ステップ190において、物理表示識別子15の高分解能スキャンファイルと組み合わされる。この組合せの一方法は畳込み(convolving)である。フーリエ理論から、周波数定義域(frequency domain)内の2つの関数の空間畳込みが、これらの関数のそれぞれのフーリエ振幅(Fourier amplitude)を乗算しながら関数位相を互いに加算することと同じである。したがって、例えば上述の畳込み法のような畳込み法によってメッセージを搬送波と組み合わせる効果が、搬送波の位相にしたがってメッセージのエネルギーを分散させ、および、搬送波の振幅スペクトルによってメッセージの振幅スペクトルを変調する。メッセージ画像が単一のデルタ関数であり、ランダムな位相の搬送波であり、かつ、均一なフーリエ絶対値(Fourier magnitude)である場合には、搬送波との畳込みの効果は空間全体にわたってデルタ関数を分散させるであろう。搬送波が均一の振幅スペクトルなので、フーリエ絶対値はその形状を維持するであろう。畳み込まれたデルタ関数の振幅が空間定義域(space domain)内で低下する場合には、その畳込みは、不可視的な仕方で空間全体にわたってエネルギーを再分散させる方法と見なすことが可能である。任意のメッセージをランダムな位相の搬送波と共に畳み込むことの効果は、画像全体にわたってメッセージのエネルギーを空間的に分散させることである。この意味で、畳込みは分散プロセスである。物理表示識別子15の高分解能スキャンファイルと共に組み合わされたすなわち畳み込まれたメッセージ画像185は、ステップ190において分散メッセージ195を生じさせ、ステップ200において、この分散メッセージ195はテキスト36と共にシート10にプリントされる。畳込みステップのために、テキスト36だけが肉眼で見え、分散メッセージ195は肉眼では見えない。
【0026】
次に図6を参照すると、物理表示識別子15と識別番号20とを含むシート10は、インクジェットプリンタまたはサーマルプリンタのようなプリンタ22の中に入れられる。物理表示識別子15の高分解能スキャンのディジタルファイルを含むコンパクトディスク(CD)25がコンピュータ30に入れられる。物理表示識別子15の高分解能スキャンのディジタルファイルは、識別番号20によってシート10に予め関連付けられている。物理表示識別子15の高分解能スキャンは、さらに、サービスプロバイダに配置されているリモートサーバ上に存在し、インターネット33のような通信ネットワークを介してアクセスされることも可能である。物理表示識別子15の高分解能スキャンは、さらに、フロッピーディスク、DVD、ハードドライブ、ポータルハードドライブ(portal hard drive)等のようなあらゆるタイプの記憶装置内に存在し、および、任意の適切な手段によってコンピュータ30に送られることが可能である。
【0027】
次に図7を参照すると、この図には、本発明にしたがって作られている図6と図8に示されているオリジナル文書34をユーザがどのように作成するかを示す流れ図が示されている。ステップ220において、ユーザはシート10をプリンタ22の中に入れ、CD 25をコンピュータ30に入れる。ステップ230においては、典型的にはCD 25から得られるコンピュータ30内のソフトウェアプログラムが、1つまたは複数のシート10に関する1つまたは複数の識別番号をユーザに質問する。ステップ240において、ユーザはキーボード32(図6に示されている)によって識別番号20を入力する。文書をプリントするために2枚以上のシートが必要とされる場合には、プリンタの中に入れられる各シートと追加のシートとに関する適正な識別番号20が、これらがプリントされる順序でコンピュータに入力される。ステップ250において、ユーザがMicrosoft WordまたはClaris Worksのようなワードプロセッサを使用して、シート10上にプリントされるテキストファイルを作成する。物理表示識別子15の高分解能スキャンファイルとディジタルテキストファイルとを使用するソフトウェアは、図5のステップ160、170、180、および、190に関してより詳細にすでに説明したステップ260において、分散メッセージを生成する。ステップ270において、分散メッセージ195が中に混合されているディジタルテキストファイル165が、選択された1つまたは複数のシート上にプリントされ、さらにステップ280において、標準的な複製方法を使用して偽造されることが不可能な唯一のオリジナル文書34を、図6と図8に示しているように生成する。
【0028】
次に図8を参照すると、この図には、本発明にしたがって作成された完成文書34が示されている。完成文書34は、物理表示識別子15と、識別番号20と、テキスト36と、このテキスト36と混合されているので通常は肉眼では見えない分散メッセージ195とを含む。
【0029】
次に図9を参照すると、この図には、本発明にしたがって文書を確認する一方法の流れ図が示されている。物理表示識別子15のディジタルスキャンがステップ285で行われる。ステップ290において、識別番号は、CD 25の物理表示識別子15の予めスキャンされた情報を発見するために使用される。この記憶されている情報は、ステップ295において、文書の物理表示識別子15のスキャニングによって得られた情報と比較される。判断ブロック296において物理表示識別子15に関するスキャンされた情報がその記憶されている情報と一致している場合には、さらに、ステップ297においてその文書がオリジナルであると確認され、そうでない場合には、ステップ298において、このスキャンされた文書がオリジナルであると確認できない。
【0030】
図10を参照すると、この図には、本発明にしたがって文書がどのようにオリジナルであると確認されるかに関する別の方法の流れ図が示されている。この方法では、2つの互いに異なる方法が同一の共通のデータを得るために使用され、したがって、文書がオリジナルであることを確認するためには、この2つの異なる方法によって得られる共通データが互いに一致しなければならない。ステップ300では、文書34のディジタルスキャンが行われ、CD 25上の適切なアルゴリズムを使用して、物理表示識別子15と、テキスト36と、分散メッセージ195とが得られる。ステップ310では、物理表示識別子15が発見され、分散メッセージ195が得られる。詳細に後述するデータ埋込みおよび抽出アルゴリズムを使用することによって、物理表示識別子15が、位相を維持しかつフーリエ絶対値を平坦化するためにフーリエ定義域内で処理される。この結果が、搬送波を得るために逆フーリエ変換され、この搬送波は、その次に、図5に関して上述したステップ190によって発見されるような分散メッセージ195と相関させられる。物理表示識別子15は分散メッセージ195と相関させられ、メッセージ画像185がステップ330において復元される。この時点で、ステップ330において復元されたメッセージ画像185は、確認されるべき候補メッセージ画像410(テキストファイル)に一致するはずである。
【0031】
候補メッセージ画像410を得るために、テキストファイル405は、ステップ300において行われたスキャンからステップ340において抽出される。光学式文字認識(OCR)アルゴリズムがステップ340においてテキストのディジタルファイル405を抽出する。OCRがテキスト認識アルゴリズムの一例であり、使用可能な他のテキスト認識アルゴリズムが多数あるということを理解されたい。同じハッシュアルゴリズムを使用して、テキストファイル405がステップ350で精製される。この精製されたテキストは、ステップ360で候補メッセージ画像410を形成するために、図5に関して説明したようにメッセージ画像を作成するために使用される。真正性の判断が、ステップ360で得られた候補メッセージ画像410の値を、ステップ330で復元されたメッセージ画像185と比較することによって、ブロック370で行われる。候補メッセージ画像410が、ステップ330で復元された復元メッセージ画像185と同一である場合には、その文書の真正性がステップ390で確認される。そうでない場合には、ステップ380において文書の真正性が確認されない。この方法で理解できるように、2つの別個の方法が共通のデータを得るために使用される。一方の方法では、共通データが図5の方法の始点から開始することによって得られる。スキャンされた文書を使用し、図5の方法の終点で開始して逆方向に進行する第2の方法において、共通データが得られる。例示する実施形態では、共通データはメッセージ画像であるが、この共通データは、精製されたテキストファイルであることも可能である。この場合には、ステップ330の後に、精製されたテキストファイルが適切なアルゴリズムを使用して得られる。このテキストファイルは、ステップ350で得られたデータと比較されていることが可能である。重要なことは、共通データがこのプロセスの始点から開始する一方の方法を使用して得られ、および、この共通データが、このプロセスの他方の末端から開始する共通データと比較されるということである。
【0032】
図11、図12、および、図13を参照すると、これらの図には、本発明によって文書を作成するためのシート412が示されている。シート412は、物理表示識別子418(図13を参照)が表面に形成されることが可能な区域415を有する、感光性媒体、インクジェット媒体、熱転写媒体、または、普通紙のようなプリント用媒体であってよい。保護カバーシート416が区域415上に配置されている。区域415は、物理表示識別子418がその区域415の表面上に押し付けられる時にその物理表示識別子418の圧痕を形成することが可能な、オルガノシラン材料のような表示形成材料(indicia forming material)417を有する。本発明の実施のために使用できるこうしたオルガノシラン調合物は、Dougherty他に対する米国特許第5,387,105号に開示されている。米国特許第5,387,105号の材料は、通常は歯科用印象(dental impression)の形成のために有用であるが、物理表示識別子418の物理的圧痕を形成するためにも使用できる。米国特許第5,387,105号のオルガノシランを使用して圧痕が形成されると、その次に、その材料が光(360nmから600nmの範囲内のあらゆる波長)に対する露出によって硬化させられる。保護カバーシート416は非透光性の材料(例えば、適切な密度で炭素粒子が充填されている黒いプラスチックシート)で作られている。カバーシート416を取り外した後に、識別子418から圧痕が作られ、その次に光に露出され、この露光が物理的圧痕が永久化することを引き起こす。光による硬化の代わりに、オルガノシランの他の調合物、例えばGenth他に対する米国特許第4,228,065号に開示されている調合物が空気に対する露出によって硬化させられてもよい。米国特許第4,228,065号のオルガノシラン調合物はケイ素架橋剤と反応促進剤とを含む。後者の調合物を使用する場合には、カバーシート416は、ポリエステルプラスチックシートのような空気に対する有効な障壁である材料から作られ、それによってその障壁が取り外される前に受け材料417が硬化することを防止する。しかし、形成される物理表示識別子418は、非限定的に、受け材料417の中に型押しされるか押圧される指紋、公証人証印、英数字記号等であることが可能であり、および、肉眼で見えても見えなくてもよい。受け材料417はシート412の前面および/または背面に位置していてもよく、かつ、公知の視覚的複製技術を使用して複製することが不可能であってよい。本明細書で示す具体例では、保護カバー416が受け材料417から引き剥がされ、その次にユーザが、受け材料417の上に指または親指を押し付けることによってそのユーザの指紋418の3次元複製を形成することによって固有の物理表示識別子418を形成し、この物理表示識別子は上述のように恒久的状態に硬化する。
【0033】
次に図14を参照すると、この図には、媒体412のウェブ420に物理表示識別子を形成するための区域415上に材料417を塗布する装置の略図が示されている。樹脂被覆媒体を製造する方法については図2においてすでに説明してある。製造される媒体412のタイプが、物理表示識別子区域415が前面または背面に位置しているかどうかを決定することが可能である。この図に示す実施形態では、表示形成材料417が、ホッパ422と塗布ホイール423と転写ローラ424とを使用して受け区域415に塗布される。転写ローラ424は表示形成材料417を媒体412のウェブ420の前面430に塗布する。表示形成材料417を塗布した後に、そのウェブが、保護カバー416を施すための装置の下を通過する。この装置は、低粘着性接着剤を片面上に備えているPVDC又はSARAN Wrap−ポリ(ビニリデン)、EVAL−エチレンビニルアルコール、および、PET−ポリ(テレフタル酸エチレン)のような保護カバー材料437のロール435から成る。保護カバー材料437は計量供給ローラ439によって真空ローラ438上に計量供給され、カッタ440によって所定の長さに切断される。その次に、保護カバー416が真空ローラ438から転写ローラ441を経由してウェブ420に転写され、受け区域415と受け材料417との上を覆う。コンピュータ445のような論理制御ユニットが、表示形成材料417を塗布する装置と保護カバー416を施す装置とを制御する。
【0034】
図15は、本発明にしたがって作られている図14の媒体412のウェブ420の断面図を示す。図15の番号と同じ番号が、図14に関して上述した通りの同じ部品と動作とを示す。次に図16と図17と図18を参照すると、これらの図には、本発明にしたがって作られている媒体412のウェブ420に物理表示識別子を形成するために区域415に材料417を塗布するための装置の別の実施形態が示されており、このウェブ420は、物理表示識別子受け区域415を各々が有する複数のカットシート412の形に切断される。図16における同じ番号が、図14に関して上述した通りの同じ部品と動作とを示す。ウェブ420はロール450から1組の駆動ローラ452、454を経由して送り込まれ、テープ計量配分装置458の下を通過し、このテープ計量配分装置458は、ウェブ420に物理表示識別子を形成するための区域415にテープ460を付着させる。装置458は、受け材料417を被覆する保護カバー416から構成されているテープ460を送り込み、この受け材料417はローラ459、461を経由して底面464(図18)上に接着剤462を有する。テープ460はカッタアセンブリ466によって一定の長さに切断される。テープ460はローラ468、470によって所定の位置に押し付けられ、硬化アセンブリ472によって恒久的に接着される。テープ460が区域415上に載せられてウェブ420に接着された後に、ウェブ420がカッタアセンブリ456によって媒体シート412の形に切断される。各シート412は、区域415上にそれ自体の別個の物理表示材料417を有する。各シート412は、さらに、図4において上述したように、固有の識別番号20と共にプリントされることも可能である。論理制御ユニット445が、テープ460を配置することと、ウェブ460をシート状に切断することとを制御する。
【0035】
図17を参照すると、この図には、本発明にしたがって作られている図16に示されているシート媒体412の平面図が示されている。図17の同じ番号が、図16に関して上述した通りの同じ部品と動作を示す。
【0036】
図18は、線12c−12cに沿った、本発明にしたがって作られている図17に示されている媒体412のウェブ420の断面図を示す。図18の同じ番号が、図16に関して上述した通りの同じ部品と動作を示す。
【0037】
次に図19を参照すると、ユーザによって事前に形成されている物理表示識別子418を含む媒体シート412が、スキャナ480内に入れられ、その物理表示識別子418の高分解能スキャンが作られる。この高分解能スキャンは1200ドット/インチのオーダーである。この高分解能スキャンの結果が、識別番号20と共に、例えば、コンピュータ485の記憶装置に記憶されるか、または、コンピュータ485を経由して、例えばCD−R 490、フロッピーディスク、DVD、ハードドライブ、ポータルハードドライブ等のような記憶装置に書き込まれる。識別番号20は、シート412上に予めプリントされている番号であってもよいし、コンピュータ485内のソフトウェアプログラムによって生成されてもよいし、または、ユーザによって作成されキーボード495によってコンピュータ485内に入力されてもよい。さらに、物理表示識別子418の高分解能スキャンは、サービスプロバイダに配置されているリモートサーバ上に記憶されて、インターネット33のような通信ネットワークを経由してアクセスされてもよい。その次に、物理表示識別子418を含む媒体シート412は、インクジェットプリンタまたはサーマルプリンタのようなプリンタに中に入れられる。Microsoft WordまたはClaris Worksのようなワードプロセッサを使用して、ユーザが、識別番号20と共に完成文書500上にプリントされることになっているテキストファイルを作成する。この文書を作成する方法は図5においてすでに説明されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による事前形成された物理表示識別子を有する媒体のシートの概要図である。
【図2】本発明による事前形成された物理表示識別子を有する媒体のシートがどのように作られるかを示す概要図である。
【図3】本発明による事前形成された物理表示識別子を有する媒体のシートがどのように作られるかの第2の実施形態を示す概要図である。
【図4】本発明による事前形成された物理表示識別子を有する媒体のシートがどのように作られるかを示す、図2と図3の部分図である。
【図5】本発明によって作られているシステム全体の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明によって作られているシステムの概要図である。
【図7】図6のシステムの動作の流れ図である。
【図8】図1のシートを使用して作成された完成された文書である。
【図9】図8の文書がどのように真正性を確認されるかに関する1つの方法を示す流れ図である。
【図10】図8の文書がどのように真正性を確認されるかに関する別の方法を示す流れ図である。
【図11】本発明にしたがって作られている、保護カバーを有する物理表示識別子を形成するための場所を有する媒体のシートの概要図である。
【図12】保護カバーが取り除かれている図11と同様の概要図である。
【図13】本発明にしたがって作られている物理表示識別子を有する図12の媒体シートの概要図である。
【図14】図11の媒体のウェブがどのように作ることができるかを示す、本発明にしたがって作られているシステムの概要図である。
【図15】図14の線11b−11bに沿った、本発明にしたがって作られている媒体のウェブの断面図である。
【図16】本発明による物理表示識別子を有する媒体のシートの別の実施形態がどのように作られるかを示す概要図である。
【図17】図16の本発明にしたがって作られている媒体のシートの略平面図である。
【図18】図17の線12c−12cに沿った、本発明にしたがって作られている図17の媒体の断面図である。
【図19】本発明によるシステムの略図である。
【符号の説明】
10…カットシート
15…物理表示識別子
20…識別番号
22…プリンタ
25…CD
30…コンピュータ
32…キーボード
33…インターネット
34…文書
36…テキスト
40…基材
41…媒体
42…ホッパ
44…チルドローラ
45…コンピュータ
46,47…ロール
48,49…表示識別子形成ローラ
50…加熱要素
52,54…スキャナ
55,57…駆動ローラ
56,58…プリンタ
60…カッタアセンブリ
100〜160…ステップ
165…ディジタルテキストファイル
170〜280…ステップ
175…精製ディジタルテキストファイル
185…メッセージ画像
195…分散メッセージ
285〜295…ステップ
296…判断ブロック
297〜360…ステップ
370…判断ブロック
380,390…ステップ
405…ディジタルテキストファイル
410…候補メッセージ画像
412…媒体シート
415…物理表示識別子区域
416…保護カバーシート
417…受け材料
418…固有の物理表示識別子
420…ウェブ
422…ホッパ
423…ホイール
424…転写ローラ
430…前面
435…ロール
437…保護カバー材料
438…真空ローラ
439…計量供給ローラ
440…カッタ
441…転写ローラ
445…コンピュータ
450…ロール
452,454…駆動ローラ
456…カッタアセンブリ
458…テープ計量配分装置
459…ローラ
460…テープ
461…ローラ
462…接着剤
464…底面
466…カッタアセンブリ
468…ローラ
470…ローラ
472…硬化アセンブリ
480…スキャナ
485…コンピュータ
490…CD−R
495…キーボード
500…完成文書
Claims (1)
- 物理表示識別子がユーザによって表面に形成することが可能な材料と表面にプリントされている識別番号とを有する媒体のシートに、認証可能なオリジナル文書を作成する方法であって、
前記物理表示識別子の高分解能スキャンを得て、前記高分解能スキャンのディジタルファイルを生成する段階と、
前記媒体のシートにプリントされている前記識別番号に前記高分解能スキャンファイルを関連付ける段階と、
前記高分解能スキャンファイルを記憶装置に記憶する段階と、
前記シートにプリントされるディジタルテキストファイルを生成する段階と、
前記ディジタルテキストファイルを精製する段階と、
前記精製されたディジタルテキストファイルを使用してメッセージ画像を生成する段階と、
分散メッセージを生成するように、前記メッセージ画像を前記物理表示識別子の高分解能スキャンファイルと組み合わせる段階と、
前記シートに前記テキストファイルと共に前記分散メッセージをプリントする段階と、
を含む方法。
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