JP4018919B2 - ディレクトリ流通管理装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディレクトリ流通管理装置及び方法に関し、特に、インターネット上の複数のディレクトリサイトの間でディレクトリを相互に流通させることができるディレクトリ流通管理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの発達に伴い、その上に種々のディレクトリサイトが開設され、運用されている。このディレクトリサイトでは、そのカテゴリ構造を維持するための手間が問題となっている。
【0003】
例えば、「Yahoo!Japan(ヤフーインコーポレーテッドの登録商標)」や「goo」のような巨大なディレクトリサイトでは、何百人もの各分野の専門家を雇って、これら専門家の人手により新たな文書を分析してURL(Uniform Resource Locator)を付与して、そのカテゴリ構造を維持している。一方、オープンディレクトリプロジェクト(Open Directory Project)では、数万人のボランティアが各個人の専門の分野で自主的に当該サイトの運営に参加して、これらの人手により新たな文書を分析しURLを付与して、そのカテゴリ構造を維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ディレクトリのカテゴリ構造を維持するための手間が問題となる原因は、文書をカテゴリに分類してカテゴリ構造にあてはめる(適切なURLを付与する)処理(以下、カテゴリ構造化処理という)が自動化できない点にある。例えば、カテゴリ構造化をコンピュータを用いて自動的に行う技術として、クラスタリングによる技術が知られている。クラスタリングによれば、内容が似ている文書同士が同一の集合に含まれるように、集合を作成することができる。そこで、このような集合の代表的なキーワードをカテゴリ名とする。そして、(小さな又は下位の)集合間の類似性を用いて集合の集合(即ち、上位階層)を構成する方法や、集合に含まれるキーワードの関係を用いる方法によって、集合の階層構造を作成する。以上によれば、カテゴリの構造化処理を自動的に行うことができる。
【0005】
このように、カテゴリ構造化処理の自動化(即ち、コンピュータ化)のために種々の方法が検討されている。しかし、実際には、現在、コンピュータによりカテゴリ構造化処理を行なって得たディレクトリは、商用ディレクトリとしての使用には耐えないとされている。これは、コンピュータによるカテゴリ構造化処理を行なって得たディレクトリにおいては、個々の文書が本来分類されるべきカテゴリへ分類されないためである。即ち、分類が不正確であるためである。このため、現在、カテゴリ構造化処理はあくまで前述のような人手によっており、自動的にカテゴリ構造化処理を行なって得たディレクトリは、その作業の際の参考とされるに止まっている。
【0006】
一方、ディレクトリをディレクトリサイト間で流用することは殆ど行われておらず、各々のディレクトリサイト間でカテゴリ構造が異なる場合が多い。従って、現状は、各々のディレクトリサイト間で重複して人手をかけて独自のカテゴリ構造化処理を行っていると考えられる。そこで、本発明者は、このようなカテゴリ構造化処理の現状から、当該処理の向上を図るのではなく、逆に、ディレクトリ又はその一部のカテゴリを複数のディレクトリサイト間で流用すればよいと考えた。即ち、カテゴリ構造化処理は人手によるとしても、人手により正確に分類されたディレクトリを複数のディレクトリサイト間で相互に流用すれば、複数のディレクトリサイト全体としては、カテゴリ構造化処理の精度を維持しつつその手間を軽減できると考えた。
【0007】
本発明は、複数のディレクトリサイトの間でディレクトリを相互に流通させることができるディレクトリ流通管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、複数のディレクトリサイトの間でディレクトリを相互に流通させることができるディレクトリ流通管理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のディレクトリ流通管理装置は、ディレクトリとその売買価格とが格納された価格テーブルと、売買されたディレクトリが格納される売買対応テーブルと、ディレクトリ間の階層関係が格納された階層構造テーブルと、ディレクトリが販売された場合、当該ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する販売部と、他のディレクトリ流通管理装置からディレクトリの階層関係情報を受け取ると、当該受け取った階層関係情報と前記売買対応テーブルから読み出した過去の売買情報とを比較し、前記売買対応テーブルに記録がないディレクトリをキーに前記階層構造テーブルを参照して、買い取り対象のディレクトリと販売時のディレクトリとの差分である差分ディレクトリを求める差分計算部と、前記価格テーブルの売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、前記差分ディレクトリが前記価格テーブルに存在しない場合、前記受け取った階層関係情報を用いて前記差分ディレクトリに対する上位のディレクトリを求め、前記価格テーブルを参照して当該上位のディレクトリの売買価格を求め、当該売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する買取部とを備える。
【0010】
また、本発明のディレクトリ流通管理方法は、ディレクトリとその売買価格とが格納された価格テーブルと、売買されたディレクトリが格納される売買対応テーブルと、ディレクトリ間の階層関係が格納された階層構造テーブルとを備えるディレクトリ流通管理装置におけるディレクトリ流通管理方法であって、販売部が、ディレクトリが販売された場合、当該ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、差分計算部が、他のディレクトリ流通管理装置からディレクトリの階層関係情報を受け取ると、当該受け取った階層関係情報と前記売買対応テーブルから読み出した過去の売買情報とを比較し、前記売買対応テーブルに記録がないディレクトリをキーに前記階層構造テーブルを参照して、買い取り対象のディレクトリと販売時のディレクトリとの差分である差分ディレクトリを求め、買取部が、前記価格テーブルの売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、前記差分ディレクトリが前記価格テーブルに存在しない場合、前記受け取った階層関係情報を用いて参照して前記差分ディレクトリに対する上位のディレクトリを求め、前記価格テーブルを参照して当該上位のディレクトリの売買価格を求め、当該売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する。
【0011】
本発明のディレクトリ流通管理装置及び方法によれば、第1のディレクトリサイトは、第2のディレクトリサイトにディレクトリを販売する。これにより、第1のディレクトリサイトは、人手により当該ディレクトリについてカテゴリ構造化処理のために行なった投資を回収することができる。更に、第1のディレクトリサイトは、先に販売したディレクトリの差分(差分ディレクトリ、改良又は付加部分)を第2のディレクトリサイトから買い取る。これにより、第2のディレクトリサイトは、人手により当該ディレクトリの改良したカテゴリ構造化処理のために行なった投資を回収することができる。このディレクトリの売買において、価格テーブルの売買価格で買い取られた差分ディレクトリを売買対応テーブルに記録し、差分ディレクトリが価格テーブルに存在しない場合、階層構造テーブルにおける上位のディレクトリの売買価格を求め、当該売買価格で買い取られた差分ディレクトリを売買対応テーブルに記録する。以上により、複数のディレクトリサイトの間でディレクトリを相互に流通させることができる。従って、カテゴリ構造化処理は人手によってはいるが、人手により正確に分類されたディレクトリを複数のディレクトリサイト間で相互に流用することにより、各々のディレクトリサイト間で重複して人手をかけることを防止することができ、複数のディレクトリサイト全体としては、カテゴリ構造化処理の精度を維持しつつ、その手間を軽減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はディレクトリ流通管理システム構成図であり、本発明のディレクトリ流通管理装置を含むディレクトリ流通管理システムの構成の概略を示す。
【0013】
ディレクトリ流通管理システムは、複数のディレクトリサイト10及び20、これらの間を接続するネットワーク30からなる。ディレクトリサイト10及び20は、ディレクトリを管理するコンピュータ(又はサーバ)からなり、他のコンピュータ(又はクライアント)からのディレクトリの参照を許す。ネットワーク30は、例えばインターネットからなり、これを介して、複数のディレクトリサイト10及び20が通信を行い、また、ディレクトリを売買する。
【0014】
この例では、ディレクトリサイト10がディレクトリを(先に)販売する側であるとする。例えば、前述のような巨大な商用のディレクトリサイトである。即ち、カテゴリの大部分を定めるであろうから、マスタカテゴリサイト又はマスタサイト10と言い、その管理するカテゴリ(ディレクトリ)をマスタカテゴリと言うこととする。また、ディレクトリサイト20がディレクトリを(先に)購入する側であるとする。例えば、前述のようなオープンディレクトリサイトである。これをポータルサイト20と言うこととする。なお、実際は、マスタサイト10はポータルサイト20の機能を備え、ポータルサイト20はマスタサイト10の機能を備える。従って、複数のポータルサイト20の間でのディレクトリの売買も可能である。
【0015】
マスタサイト10は、ディレクトリの流通を管理する機能(マスタ・ディレクトリ流通管理機能)を備える。即ち、ディレクトリをポータルサイト20に販売するマスタ販売部11、ディレクトリをポータルサイト20から買い取るマスタ買取部12を備え、また、価格テーブル14、階層構造テーブル15、売買対応テーブル16を備える。マスタ買取部12は、差分計算部13を備える。
【0016】
ポータルサイト20は、ディレクトリの流通を管理する機能(ポータル・ディレクトリ流通管理機能)を備える。即ち、ディレクトリをマスタサイト10から購入するポータル購入部21、ディレクトリをマスタサイト10に販売するポータル販売部22、階層構造編集ツール23を備え、また、階層構造テーブル24を備える。
【0017】
上記のディレクトリ流通管理機能は、本発明によるディレクトリ流通管理処理を実行するプログラムを、各々のディレクトリサイトであるコンピュータで実行することにより実現される。ディレクトリ流通管理プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、CDR/W、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することにより提供される。
【0018】
マスタサイト10において、階層構造テーブル15は、当該マスタサイト10が現在管理しているディレクトリのカテゴリ(マスタカテゴリ)の階層構造を格納する。マスタサイト10が現在管理しているディレクトリの一例を、図2に示す。図2(A)はいわゆる木(ツリー)構造のディレクトリ構造を示す。このディレクトリ構造は、根ROOTとその下位階層のカテゴリA乃至Eとからなる。各カテゴリの間の階層関係は、図2(A)に示すようであり、子(下位)カテゴリは複数の親(上位)カテゴリを持たない(親カテゴリは1個のみである)が、親カテゴリは複数の子カテゴリを持つことができる。図2(B)はいわゆる格子(ラティス)構造のディレクトリ構造を示す。このディレクトリ構造は、根ROOTとその下位階層のカテゴリA乃至Hとからなる。各カテゴリの間の階層関係は、図2(B)に示すようであり、子カテゴリは複数の親カテゴリを持つことができ(親カテゴリは1個に限られない)、親カテゴリは複数の子カテゴリを持つことができる。
【0019】
なお、以下の説明においては、図2(B)のディレクトリ構造を参照して、ディレクトリの流通管理について説明する。図2(B)のディレクトリ構造は、実際に運用されている多くのディレクトリの採る構造である。
【0020】
即ち、階層構造テーブル15は、図3(A)に示すように、図2(B)のディレクトリ構造を格納する。図3(A)において、「()」は、ディレクトリ構造における個々のカテゴリ間の階層関係(親子関係)情報を記述し、階層関係情報を構成するカテゴリの対(カップル)からなり、先頭が上位(親)のカテゴリを示し、それ以外は当該上位のカテゴリの下位(子)のカテゴリを示す。例えば、「(ROOT,A,B)」は、上位のカテゴリROOTに対して、下位のカテゴリA及びBが存在することを示す。また、「(A,C,D)」は、上位のカテゴリAに対して、下位のカテゴリC及びDが存在することを示す。他の階層関係情報も同様である。
【0021】
マスタ販売部11は、ディレクトリをポータルサイト20に販売し、ディレクトリを販売した場合、その記録を売買対応テーブル16に記録する。この例では、マスタ販売部11は、ディレクトリをカテゴリ単位で販売する(1個以上、何個でもよい)。売買対応テーブル16は、ディレクトリの売買の都度に、その記録を格納する。例えば、図4(A)に示すように、マスタ販売部11が、図2(B)のディレクトリ構造について、その一部のカテゴリC、D及びFをポータルサイト20(P2)に販売し、その一部のカテゴリD、E、G及びHをポータルサイト20(P1)に販売したとする。このように、本発明では、ディレクトリの販売とは、その全体(図2(B)の構造全体、即ち、マスタカテゴリ)の販売のみでなく、その一部(1個又は複数)のカテゴリの販売をも含む。ディレクトリの販売の単位(即ち、販売するカテゴリ及びその数)は自由に変更することができる。
【0022】
この場合の売買対応テーブル16の一例を図3(B)に示す。図3(B)において、「()」は、1個のカテゴリの販売についての販売情報を記述し、販売情報を構成する3個の記号の対(カップル)からなり、先頭の記号が当該販売対象のカテゴリを示し、次記号が販売先のポータルサイト20を示し、最後の記号が当該販売したカテゴリに付与したラベルを示す。ラベルは、当該マスタサイト10においてユニークなものとされ、当該販売先に販売された当該カテゴリによりユニークに定まり、これらを特定する。例えば、「(D,P2,D2)」は、カテゴリ「D」をポータルサイト「P2」に販売し、「P2」に販売した「D」にラベル「D2」を付与したことを示す。なお、例えばポータルサイト「P1」に販売した「D」にはラベル「D1」が付与される。図3(B)において、上3行は、図4(A)に示すように、3個のカテゴリ「C」「D」「F」をポータルサイト「P2」に販売して各ラベルを付与したことを示し、下4行は、図4(A)に示すように、4個のカテゴリ「D」「E」「G」「H」をポータルサイト「P1」に販売して各ラベルを付与したことを示す。
【0023】
ここで、ディレクトリ(カテゴリ)の販売とは、カテゴリの階層関係とカテゴリに分類された文書のURLとを、例えば電子メール等により、相手方に(有償で)知らせることを言う。例えば、前述のように、3個のカテゴリ「C」「D」「F」をポータルサイト「P2」に販売した場合、ポータルサイト「P2」には、図5(A)に示すように、カテゴリの関係情報(A,C2,D2)(C2,F2)(D2,F2)と、各々のカテゴリのURLの集合(C2,URL#11,URL#12,..... )(D2,URL#21,URL#22,..... )(F2,URL#31,URL#32,..... )とが知らされる。
【0024】
このディレクトリ(カテゴリ)の販売時、マスタ販売部11は価格テーブル14を参照して、その販売価格を決定する。価格テーブル14は、複数のディレクトリ(即ち、カテゴリ)の各々について、マスタサイト10からみた場合の各々の売買価格(売値及び買値)を格納する。なお、マスタサイト10と1又は複数のポータルサイト20とが予め定めた売買価格を格納するようにしてもよい。価格テーブル14の一例を図3(C)に示す。図3(C)において、カテゴリ毎に定められた価格に従って、販売価格が定まる。例えば、3個のカテゴリ「C」「D」「F」をポータルサイト「P2」に販売する場合の販売価格は、「6+20+4」=「30」である。4個のカテゴリ「D」「E」「G」「H」をポータルサイト「P1」に販売する場合の販売価格は、「20+14+12+16」=「62」である。単位は、適宜定められ、例えば「5万円」である。
【0025】
マスタ買取部12は、ディレクトリをポータルサイト20から買い取り、価格テーブル14における当該ディレクトリの売買価格で差分計算部13において求めた差分を買い取り、その記録を売買対応テーブル16に記録する。差分計算部13は、買い取り対象のディレクトリについて、売買対応テーブル16に基づいてその販売時との差分を求める。
【0026】
例えば、先に3個のカテゴリ「C2」「D2」「F2」を購入したポータルサイト「P2」が、図4(C)に示すように、カテゴリ「F2」の下位にカテゴリ「J」「K」を追加して運用している。マスタサイト10は、自己がカテゴリ「F」の下位にカテゴリ「J」「K」を持たないので、これをポータルサイト「P2」から購入する。
【0027】
これはポータルサイト「P2」から見ると販売であるので、前述のように、「P2」からマスタサイト10のマスタ買取部12に対して、カテゴリの関係情報(A,C2,D2)(C2,F2)(D2,F2)(F2,J)(F2,K)と、各々のカテゴリのURLの集合(C2,URL#11,.....)(D2,URL#21,.....)(F2,URL#31,.....)(J,URL#41,.....)(K,URL#51,.....)とが知らされる。
【0028】
そこで、マスタ買取部12は、差分計算部13を呼び出してこれらのデータを渡す。差分計算部13は、「P2」をキーワードとして売買対応テーブル16を参照して、「P2」への過去の売買記録を読み出して、渡されたデータと読み出したデータとを比較する。売買記録は、(C,P2,C2)(D,P2,D2)(F,P2,F2)である。これにより、差分計算部13は、3個のカテゴリ「C2」「D2」「F2」は先に自己が販売したカテゴリ「C」「D」「F」であること、2個のカテゴリ「J」「K」は売買対応テーブル16に記録が無いことを知る。そこで、差分計算部13は、2個のカテゴリ「J」「K」をキーワードとして階層構造テーブル15を参照して、自己が2個のカテゴリ「J」「K」を持たないことを知る。そこで、差分計算部13は、2個のカテゴリ「J」「K」を買い取ることをマスタ買取部12に通知する。また、当該買取対象としたカテゴリのすぐ上のカテゴリ「F」にも改良が加えられていると考えられるので、カテゴリ「F」も買い取ることをマスタ買取部12に通知する。
【0029】
これに応じて、マスタ買取部12は、価格テーブル14を参照して、買い取り対象の3個のカテゴリ「F」「J」「K」の買取価格を求める。カテゴリ「F」については、価格テーブル14から買取価格「1」が求まる。次に、2個のカテゴリ「J」「K」はポータルサイト「P2」が追加したものであるから、価格テーブル14には存在しない。このような場合、その親(又は子)のカテゴリの買取価格で買い取る。そこで、マスタ買取部12は、その親のカテゴリ「F2」をキーワードとして売買対応テーブル16を参照して、その元のカテゴリ「F」を求め、この「F」の買取価格「1」を求める。従って、この場合の2個のカテゴリ「J」「K」の買取価格は、「1+1」=「2」である。以上から、合計の買取価格は「3」である。
【0030】
また、例えば、先に4個のカテゴリ「D1」「E1」「G1」「H1」を購入したポータルサイト「P1」が、図4(B)に示すように、カテゴリ「H1」の下位にカテゴリ「I」を追加して運用している。マスタサイト10は、自己がカテゴリ「H」の下位にカテゴリ「I」を持たないので、これをポータルサイト「P1」から購入する。この場合も、同様である。
【0031】
なお、ポータルサイト20は、図4(A)及び図4(B)のように、カテゴリを追加する他に、図5(B)及び図5(C)に示すような編集を行う場合がある。即ち、図5(B)は、カテゴリの詳細化(又は分割)の例であり、マスタサイト10のマスタカテゴリにおいては1個のカテゴリであった「F」を「F1」「F2」の2個のカテゴリに詳細化した例である。この場合、「F1」「F2」は元のカテゴリ「F」の階層関係を引き継ぐ。図5(B)は、カテゴリの統合の例であり、マスタサイト10のマスタカテゴリにおいては2個のカテゴリであった「C」「D」を「CD」の1個のカテゴリに統合した例である。
【0032】
マスタ買取部12は、ポータルサイト20からカテゴリを購入した場合、階層構造テーブル15を用いて、購入したカテゴリをマスタカテゴリに反映する。即ち、階層構造テーブル15を変更する。例えば、2個のカテゴリ「J」「K」を買い取った場合、カテゴリ「F」の下位に「J」「K」を追加する。また、前述の統合又は詳細化の場合も、同様に、当該統合又は詳細化をマスタカテゴリに反映する。
【0033】
ポータルサイト20において、ポータル購入部21は、ディレクトリをマスタサイト10から購入する。この時、売買対応テーブルを設けて、これに当該購入について記録するようにしてもよい。また、ポータル購入部21は、マスタサイト10からカテゴリを購入した場合、階層構造テーブル24を用いて、購入したカテゴリを自己の管理するディレクトリ(カテゴリ)に反映する。即ち、階層構造テーブル24を変更する。階層構造テーブル24は、階層構造テーブル15と同様のものであり、当該ポータルサイト20が現在管理しているディレクトリのカテゴリの階層構造を格納する。
【0034】
例えば、前述のように、3個のカテゴリ「C2」「D2」「F2」を購入したとすると、カテゴリの関係情報(A,C2,D2)(C2,F2)(D2,F2)と、各々のカテゴリのURLの集合(C2,URL#11,.....)(D2,URL#21,.....)(F2,URL#31,.....)とが知らされる。そこで、ポータル購入部21は、これらの情報を階層構造テーブル24に登録(又は追加)する。即ち、ラベルはそのままカテゴリ名として用いられる。従って、ポータルサイト20(P2)が現在管理しているディレクトリは、図4(A)のP2部分に示すと類似(カテゴリ名のみが異なる)の構造である。
【0035】
この状態で運用を開始したポータルサイト20(の管理者)は、階層構造編集ツール23を用いて、カテゴリ及び階層構造の編集を行なう。即ち、階層構造テーブル24を変更する。具体的には、階層構造編集ツール23は、階層構造テーブル24において、あるカテゴリに新たなURL(例えば、URL#1100等)を追加したり、カテゴリ「F」の下位にカテゴリ「J」「K」を追加したり、カテゴリ「F2」を「F21」「F22」の2個のカテゴリに詳細化したり、カテゴリ「C」「D」を「CD」の1個のカテゴリに統合したりする。
【0036】
例えば、ポータルサイト20(P2)が、カテゴリ「F2」の下位にカテゴリ「J」「K」を追加した状態で、運用しているとする。この場合、階層構造編集ツール23は、階層構造テーブル24において、カテゴリの関係情報(F2,J)(F2,K)と、各々のカテゴリのURLの集合(J,URL#41,.....)(K,URL#51,.....)とを追加する。
【0037】
ポータル販売部22は、ディレクトリをマスタサイト10に販売する。この時、売買対応テーブルに当該販売について記録するようにしてもよい。例えば、ポータル販売部22は、定期的に又はリクエストに応じて、マスタサイト10に対して、自己の管理するディレクトリの階層関係情報(C2,F2)(D2,F2)(F2,J)(F2,K)のみを送信する。これを見たマスタサイト10は、前述のように、カテゴリ「F2」の下位に新たなカテゴリ「J」「K」があることを知り、「F2(元のF)」「J」「K」を購入する。そこで、ポータル販売部22は、階層構造テーブル24から、階層関係情報(C2,F2)(D2,F2)(F2,J)(F2,K)と、各々のカテゴリのURLの集合(F2,URL#31,.....)(J,URL#41,.....)(K,URL#51,.....)とを読み出して、マスタサイト10に送信する。この時、カテゴリ「F2」には、新たなURLが追加されている。
【0038】
図6はマスタ販売部11の実行する販売価格処理フローである。
【0039】
マスタ販売部11は、販売するカテゴリが入力されると(ステップS11)、各々のカテゴリの販売価格を価格テーブル14を参照して求めて(ステップS12)、各々のカテゴリの販売価格を合計する(ステップS13)。
【0040】
図7はポータルサイト20(の管理者)が実行するカテゴリ管理処理フローである。
【0041】
ポータルサイト20のポータル購入部21は、購入するカテゴリを選択して、これを購入する(ステップS21)。このために、マスタサイト10(のマスタ販売部11)は、図10に示すように、カテゴリ選択画面をポータルサイト20に送信して、表示させる。図10において、ポータルサイト20は、欲しいカテゴリを例えば「金融に関するカテゴリ」のように自然言語で入力すると、その検索結果として候補カテゴリ「金融一般」「マネー」(カテゴリA等に相当する)を、マスタサイト10から得る。
【0042】
次に、階層構造編集ツール23は、購入したカテゴリのデータの編集を行う(ステップS22)。階層構造編集ツール23は、図11に示すように、階層構造テーブル24に格納されている階層構造についての階層構造編集画面を表示する。図11は、カテゴリ「お金」の1つ下位のカテゴリ「金融業」について、その上位カテゴリを処理する処理画面である。この処理は「追加」処理とされている。即ち、カテゴリ「金融業」の3個の上位カテゴリ「お金」「第三次産業」「企業」を削除しようとしている。
【0043】
なお、上位カテゴリの処理としては、カテゴリ名変更、サブカテゴリ作成がある。また、カテゴリ「金融業」の下位の(サブ)カテゴリは「銀行」「証券」等である。また、カテゴリ「金融業」を詳細化又は統合しようとする場合、一つ上位のカテゴリ「お金」を処理する処理画面において処理を行なう。即ち、「サブカテゴリ作成」をクリックして、その下位カテゴリを処理する処理画面を表示させ(上位カテゴリ作成のボタンが表示される)、当該下位カテゴリを詳細化する場合、カテゴリ「金融業#2」を作成し、カテゴリ「金融業」を処理する処理画面において、「カテゴリ名変更」をクリックして、カテゴリ「金融業」を例えば「金融業#1」に変更する。統合も、ほぼ同様の処理により、例えば、新しいカテゴリ「銀行証券」を作成し、カテゴリ「銀行」「証券」を削除する。各々のカテゴリのURLは、例えば人手により分類する。
【0044】
次に、ポータル販売部22は、必要に応じてカテゴリデータの販売を行い(ステップS23)、ポータルサイト20は、カテゴリデータを使用しての当該ポータルサイト20の運用を行う(ステップS24)。
【0045】
図8はマスタサイト10(の管理者)が実行する購入処理フローである。
【0046】
差分計算部13が、購入しようとするカテゴリをチェックして(ステップS31)、これにもとづいて、管理者がマスタサイト10のマスタカテゴリに導入する(買い取る)カテゴリを選択して、これをマスタ買取部12が購入する(ステップS32)。例えば、新たなカテゴリが作成されているが、あまり利用度(アクセス数)が多くない場合等には、必ずしも当該カテゴリを購入する必要はない。購入するカテゴリがある場合、マスタ買取部12が、階層構造テーブル15にもとづいて、当該導入するカテゴリを階層構造にあてはめることによりディレクトリに導入する。即ち、階層構造テーブル15のデータを更新する(ステップS33)。購入するカテゴリがない場合、ステップS33は省略される。
【0047】
図9はマスタ買取部12の実行する買取価格処理フローであり、ステップS31及びS32において実行される処理の詳細である。
【0048】
マスタ買取部12は、差分計算部13にマスタサイト(マスタカテゴリ)10とポータルサイト20の売りたいカテゴリとの差分を求めさせる(ステップS41)。差分計算部(差分計算ツール)13は、図12に示すように、差分計算画面を表示する。図12において、画面の左側はマスタサイト10のカテゴリ(マスタカテゴリ)の一覧であり、画面の右側は当該ポータルサイト20のカテゴリの一覧である。「Line」はカテゴリ名を示す。差分計算部13は、マスタサイト10及びポータルサイト20のカテゴリを対比して、同一又は類似のカテゴリを画面上横方向に並列に表示し、完全同一以外の場合、当該カテゴリを反転表示する。これにより、マスタサイト10の管理者は、差分部分を一見して知ることができる。
【0049】
なお、図12において、カテゴリ「Line37」のカテゴリ「勉強する」の下位のカテゴリ「学校一般」には、下位のカテゴリが存在しなかったが、カテゴリ「学校法人」が追加されている。カテゴリ「Line55」のカテゴリ「お金」の下位のカテゴリ「投資信託」「株式投資」「投資」「マネー」は削除されている。カテゴリ「Line55」のカテゴリ「証券」「金融公庫」は変更されている。カテゴリ「Line75」のカテゴリ「病院」の下位のカテゴリ「病院一般」には、カテゴリ「医療法人」が追加されている。
【0050】
これに基づいて、マスタ買取部12は、マスタサイト10の購入するカテゴリを決定する入力をし(ステップS42)、当該カテゴリの各々について、その購入価格を価格テーブル14を参照して求めて(ステップS43)、各々のカテゴリの販売価格を合計する(ステップS44)。
【0051】
以上から判るように、本発明の実施の形態の特徴を列記すると以下のとおりである。
(付記1) 複数のディレクトリの各々の売買価格を格納する価格テーブルと、
ディレクトリの売買の都度に、その記録を格納する売買対応テーブルと、
ディレクトリを販売した場合、その記録を前記売買対応テーブルに記録する販売部と、
買い取り対象のディレクトリについて、前記売買対応テーブルに基づいてその販売時との差分を求める差分計算部と、
前記価格テーブルにおける当該ディレクトリの売買価格で前記求めた差分を買い取り、その記録を前記売買対応テーブルに記録する買取部とを備える
ことを特徴とするディレクトリ流通管理装置。
(付記2) 当該ディレクトリ流通管理装置は、更に、
複数のディレクトリの間の関係を定める階層構造テーブルを備え、
前記買取部が、買い取った前記差分を、前記階層構造テーブルに基づいて、前記複数のディレクトリに反映させる
ことを特徴とする付記1に記載のディレクトリ流通管理装置。
(付記3) 前記販売部が、ディレクトリのカテゴリ単位で販売を行い、販売したカテゴリに当該販売先及び当該カテゴリにより定まるユニークなラベルを付与する
ことを特徴とする付記1に記載のディレクトリ流通管理装置。
(付記4) 前記売買対応テーブルは、ディレクトリの販売の記録を、販売したカテゴリ、販売先及び前記ラベルを対として記録する
ことを特徴とする付記3に記載のディレクトリ流通管理装置。
(付記5) 当該ディレクトリ流通管理装置は、更に、
複数のディレクトリの間の関係を定める階層構造テーブルを備え、
前記買取部が、前記求めた差分に対応する記録が前記売買対応テーブルに存在しない場合、前記階層構造テーブルを参照して当該求めた差分の上位のカテゴリを求め、前記価格テーブルにおける当該求めた差分の上位のカテゴリの売買価格で当該求めた差分を買い取る
ことを特徴とする付記1に記載のディレクトリ流通管理装置。
(付記6) ディレクトリを販売する都度に、その記録を売買対応テーブルに記録し、
買い取り対象のディレクトリについて、前記売買対応テーブルに基づいてその販売時との差分を求め、
複数のディレクトリの各々の売買価格を格納する価格テーブルにおける当該ディレクトリの売買価格で前記求めた差分を買い取り、その記録を前記売買対応テーブルに記録する
ことを特徴とするディレクトリ流通管理方法。
(付記7) ディレクトリ流通管理装置を実現するプログラムであって、
前記プログラムが、コンピュータに、
ディレクトリを販売する都度に、その記録を売買対応テーブルに記録させ、
買い取り対象のディレクトリについて、前記売買対応テーブルに基づいてその販売時との差分を求めさせ、
複数のディレクトリの各々の売買価格を格納する価格テーブルにおける当該ディレクトリの売買価格で前記求めた差分を買い取り、その記録を前記売買対応テーブルに記録させる
ことを特徴とするプログラム。
(付記8) ディレクトリ流通管理装置を実現するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体であって、
前記プログラムが、コンピュータに、
ディレクトリを販売する都度に、その記録を売買対応テーブルに記録させ、
買い取り対象のディレクトリについて、前記売買対応テーブルに基づいてその販売時との差分を求めさせ、
複数のディレクトリの各々の売買価格を格納する価格テーブルにおける当該ディレクトリの売買価格で前記求めた差分を買い取り、その記録を前記売買対応テーブルに記録させる
ことを特徴とするプログラム記録媒体。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディレクトリ流通管理装置及び方法において、複数のディレクトリサイトの間で相互にディレクトリを販売することにより、各々のディレクトリサイトが人手により当該ディレクトリについてカテゴリ構造化処理のために行なった投資を回収することができ、また、価格テーブルの売買価格で買い取られた差分ディレクトリを売買対応テーブルに記録し、価格テーブルに存在しない差分ディレクトリについては、上位のディレクトリの売買価格で買い取られた差分ディレクトリを売買対応テーブルに記録するので、複数のディレクトリサイトの間でディレクトリを相互に流通させることができる。従って、カテゴリ構造化処理は人手によってはいるが、人手により正確に分類されたディレクトリを複数のディレクトリサイト間で相互に流用することにより、各々のディレクトリサイト間で重複して人手をかけることを防止することができ、複数のディレクトリサイト全体としては、カテゴリ構造化処理の精度を維持しつつ、その手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディレクトリ流通管理システム構成図である。
【図2】ディレクトリ説明図である。
【図3】ディレクトリ流通管理説明図である。
【図4】ディレクトリ流通管理説明図である。
【図5】ディレクトリ流通管理説明図である。
【図6】販売価格処理フローである。
【図7】カテゴリ管理処理フローである。
【図8】購入処理フローである。
【図9】買取価格処理フローである。
【図10】ディレクトリ流通管理説明図である。
【図11】ディレクトリ流通管理説明図である。
【図12】ディレクトリ流通管理説明図である。
【符号の説明】
10 ディレクトリサイト(マスタカテゴリ)
11 マスタ販売部
12 マスタ買取部
13 差分計算部
14 価格テーブル
15 階層構造テーブル
16 売買対応テーブル
20 ディレクトリサイト(ポータル)
21 ポータル購入部
22 ポータル販売部
23 階層構造編集ツール
24 階層構造テーブル
Claims (5)
- ディレクトリとその売買価格とが格納された価格テーブルと、
売買されたディレクトリが格納される売買対応テーブルと、
ディレクトリ間の階層関係が格納された階層構造テーブルと、
ディレクトリが販売された場合、当該ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する販売部と、
他のディレクトリ流通管理装置からディレクトリの階層関係情報を受け取ると、当該受け取った階層関係情報と前記売買対応テーブルから読み出した過去の売買情報とを比較し、前記売買対応テーブルに記録がないディレクトリをキーに前記階層構造テーブルを参照して、買い取り対象のディレクトリと販売時のディレクトリとの差分である差分ディレクトリを求める差分計算部と、
前記価格テーブルの売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、前記差分ディレクトリが前記価格テーブルに存在しない場合、前記受け取った階層関係情報を用いて前記差分ディレクトリに対する上位のディレクトリを求め、前記価格テーブルを参照して当該上位のディレクトリの売買価格を求め、当該売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する買取部とを備える
ことを特徴とするディレクトリ流通管理装置。 - 前記買取部は、前記差分ディレクトリを、前記階層構造テーブルに基づいて前記ディレクトリに反映させる
ことを特徴とする請求項1に記載のディレクトリ流通管理装置。 - 前記ディレクトリはカテゴリ単位で構成される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のディレクトリ流通管理装置。 - ディレクトリとその売買価格とが格納された価格テーブルと、売買されたディレクトリが格納される売買対応テーブルと、ディレクトリ間の階層関係が格納された階層構造テーブルとを備えるディレクトリ流通管理装置におけるディレクトリ流通管理方法であって、
販売部が、ディレクトリが販売された場合、当該ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、
差分計算部が、他のディレクトリ流通管理装置からディレクトリの階層関係情報を受け取ると、当該受け取った階層関係情報と前記売買対応テーブルから読み出した過去の売買情報とを比較し、前記売買対応テーブルに記録がないディレクトリをキーに前記階層構造テーブルを参照して、買い取り対象のディレクトリと販売時のディレクトリとの差分である差分ディレクトリを求め、
買取部が、前記価格テーブルの売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録し、前記差分ディレクトリが前記価格テーブルに存在しない場合、前記受け取った階層関係情報を用いて前記差分ディレクトリに対する上位のディレクトリを求め、前記価格テーブルを参照して当該上位のディレクトリの売買価格を求め、当該売買価格で買い取られた前記差分ディレクトリを前記売買対応テーブルに記録する
ことを特徴とするディレクトリ流通管理方法。 - 前記買取部は、前記差分ディレクトリを、前記階層構造テーブルに基づいて前記ディレクトリに反映させる
ことを特徴とする請求項4に記載のディレクトリ流通管理方法。
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