JP4017780B2 - Pachinko machine window frame - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技者から透視できる機内の遊技領域内にパチンコ球を打込んでゲームを行うことができるパチンコ遊技機における窓枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機に代表されるこの種の遊技機では、外枠の開口前面に、遊技領域を構成した遊技盤、窓枠(ガラス窓ともいう。)、上下の球受け皿、打球発射装置、裏側の機構セット盤等の多くの遊技用構成部材を設置した前枠が開閉及び着脱可能に組付けられて1台単位とされている。このような遊技機にあって、遊技盤の透視保護窓ともされる窓枠については、最も一般的な形態のものとして、前枠の窓枠口内周囲に合せてビス止めセットされる金属製縦長方形の枠本体(金枠ともいう。)の内側に、金属製正方形のガラス枠(支持枠ともいう。)が、その一側縁において蝶番の縦支軸を介して横開き形態で組付けられており、このガラス枠内に前後2枚の板ガラスが挿入されて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来の遊技機において、前枠に装備される窓枠は、ガラス枠に装備された板ガラスが前記挿入溝内においてガタついたりズレたりするおそれがあった。そのため、従来は、ガラス枠内への板ガラス挿入後にガタつき等を防止するべく、ガラス枠のフレームと板ガラスとの間に樹脂製コンパウンドを振れ止め材として施したりすることもあったが、その作業には煩雑さが伴い、また製造コストを押し上げる一因ともなっていた。
【0004】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたものであって、遊技領域(遊技盤)を透視保護し得る板ガラスのガタつきやズレ等を簡便かつ好適に抑止し得るパチンコ遊技機の窓枠を提供することを目的とするものである
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本願請求項1の発明に係るパチンコ遊技機は、外枠に組付け整合される前枠の内側にパチンコゲームを展開し得る遊技盤がセットされる一方、前枠の前側に遊技盤のゲーム領域を透視保護し得る開閉式の窓枠がセットされた遊技機において、前記窓枠では、前記前枠の枠体前面に整合し得る方形サイズに樹脂成形されて中央に前記ゲーム領域を透視し得る窓口を形成した枠本体が、前記枠体に対して軸支されて開閉及び着脱可能に組み付けられると共に、この枠本体の裏側に、前記窓口を覆い前記ゲーム領域を透視保護し得る板ガラスを側辺の挿入部から横向きに挿入支持する方形状の支持枠が軸支されて開閉可能に組付けられ、前記枠本体と前記支持枠との相対応する上辺部に、前記支持枠を、閉鎖セット位置に保持すると共に、前記板ガラスの横入れに必要な開放状態に保持する開閉保持機構を装備し、前記開閉保持機構を、前記枠本体の裏側上部に固定された支持部材に可動規制部材の基端部を水平回動自在に支持し、前記可動規制部材の先端部に前方から切欠形成された長溝内に前記支持枠の上辺部に突設されたピンを嵌挿した構成とし、前記枠本体の裏側において前記支持枠を、前記開閉保持機構の前記可動規制部材を前後方向へ揺動させて、前記ピンを前記長溝に沿って摺動案内させることにより、前記板ガラスの挿脱が可能とされる開放支持位置と前記枠本体に重合された状態で前記板ガラスの挿脱が不能とされる前記閉鎖セット位置との間で傾動案内させ、前記支持枠は、前後に板ガラス挿入用の2列の挿入溝を形成した上下及び左の枠杆と、右側の補強支杆とを直角に枠組み連結した方形枠であり、前記枠杆の外面側には、前記2列の挿入溝の中央に1列の凹溝と、該凹溝の側壁の底部分から上部に向かって開口し、かつ前記凹溝と挿入溝内とを連通する前後1対の係合口とが形成され、前記支持枠の前記枠杆に、板ガラスと当接してガタ付き等を抑制するための弾性素材で成形されて両側に板ガラスに対する弾性当接部を形成した振れ止め部材を付設し、前記振れ止め部材は、前記枠杆の外側から前記凹溝の内底面に付設するとともに、前記係合口に係止し、かつ前記弾性当接部が前記係合口を介して前記枠杆の各列の挿入溝内に突出されて各列の板ガラスと当接し得るようにしたことを特徴としている。
従って、本願請求項1の発明においては、支持枠の挿入溝に板ガラスを挿入支持する際において支持枠の枠杆の外側から振れ止め部材を付設し、同振れ止め部材の弾性当接部を、枠杆の挿入溝内に係合口を介して突出させて板ガラスに弾性的に当接係合させることにより、板ガラスのガタつきやズレ等が防止される。また、本願請求項1の発明においては、枠本体と支持枠との相対応する上辺部に開閉保持機構を装備することで、支持枠を傾動開放させることによって挿入部が板ガラス挿入作業をし易い位置に変位させられるとともに、可動規制部材の長溝と支持枠のピンとの係合により支持枠全体が板ガラス挿入に適した傾動開放角度(開放支持位置)に安定保持される。
【0006】
また本願請求項2の発明は、前記請求項1の発明において、前記振れ止め部材は、平面形状が略Eリング形に成形されたものであり、中央部下面に前記凹溝の内底面に形成された軸孔に挿入係止される位置決め軸が突設されるとともに、左右両側に外側へ湾曲するように一体成形された弾性片の外側面が板ガラスと当接する弾性当接部として形成され、前記弾性片が内側へ弾性変形するときの逃がし用切欠凹部を有し、前記位置決め軸が前記軸孔に挿入係止され、かつ前記弾性片の弾性当接部が前記係合口から挿入溝内に突出するように前記係合口に嵌った状態において、前記弾性片が前記凹溝の側壁に密着するとともに、前記凹溝の内底面に密着する態様で付設されることを特徴とする。
従って、本願請求項2の発明においては、前記請求項1の発明の作用に加え、振れ止め部材に突設された位置決め軸を支持枠の凹溝内の軸孔に挿入係止することで、振れ止め部材自体のガタつきやズレ等が防止される。また、本願請求項2の発明においては、弾性片の弾性当接部が係合口に係止され、挿入溝内へ突出するように係合口に嵌った状態において、弾性片が凹溝の側壁に密着するとともに、凹溝の内底面に密着することで、振れ止め部材自体のガタつきやズレ等が防止される。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るパチンコ遊技機につき、好適な実施形態を挙げて添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、以下において「左」又は「右」は、遊技機の表側から見た場合の「左」又は「右」を示すものとする。
【0008】
本実施形態のパチンコ機は、その基本的構成の概要として、図1に略示するように、機体の外郭をなす縦長方形の外枠Aの開口前面側に、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の前枠Bが開閉及び着脱可能に組付けられている。そして、この前枠Bの前面側に、遊技領域となる遊技盤Cの透視保護窓である窓枠Dと、上の球受け皿Eとが個々の連結支持手段等を利用して共に横開き形態で開閉可能に組み付け整合される一方、前枠Bの下部に下の球受け皿F及び打球発射装置G等が装着セットされ、また前枠Bの裏側に各種の球経路及び球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示しない)がセットされている。なお、図中Hは球貸しシステムに利用されるカードユニットを示す。
【0009】
本実施形態のパチンコ機の搭載枠とされる前記前枠Bは、全体が合成樹脂成形されたもので、基本的には図1,図2に示すように、外枠Aの開口前面域に適合する外形サイズに成形されて内側に正面縦長方形の窓枠口1を開口した枠体2と、この枠体2の裏側に一体成形されて窓枠口1の正面内部に臨むセット口3を開口した遊技盤セット保持用の保持枠4とが前後に連設された内外二重枠形態とされている。そして枠体2においては、窓枠口1の下部に下の球受け皿Fや打球発射装置Gの打球部G2等を設置するための設置盤5が成形されて、その中央部に賞球用の給出口6が開口されている。また窓枠口1の右縁部には施錠装置7が設けられると共に、右縁部と上縁部との隅角部には窓枠Dの開閉状態を検出するための検出スイッチ8が設けられている。一方、保持枠4においては、図2に示すごとく、窓枠口1の下部内側に位置する遊技補助盤9が一体成形されており、この補助盤9の上端縁を基準にして前記セット口3が開口されている。そして遊技補助盤9には、賞球用の給出口10等が成形されると共に、スピーカ11を内蔵した球受けケース12及び発射レール13等がセットされている。なお、前枠Bの枠体2前面(上縁部、右側縁部、及び左側縁部)には、図2に例示するようにリブ30が延設され、これらのリブ30が窓枠D及び上球皿Eの裏側に対向形成された溝(図示しない)と組付け整合時にラビリンス構造でかみ合うことで機台前面側からの異物(針金等)侵入による不正遊技を防止している。また同様に、窓枠Bにおける設置盤5と遊技補助盤9との境界部には水平方向へ溝31が延設され、この溝31に上の球皿Eの下縁が組付け整合時にはかみ合うようになっている。
【0010】
前述した前枠Bにおいて、窓枠口1は、前面側から出入れ(着脱)される遊技盤Cのセット面域及び出入れ口ともされ、その下部開口面域に合せて上の球受け皿Eを組付けセットし得るようになっている。そして図2に示すように、窓枠口1の開口前面側の3周縁(上縁及び左右の側縁)の前面全体が後述する窓枠Dを整合収容し得るセット面域14とされている。一方、前記保持枠4のセット口3の内周4箇所の隅部に成形された遊技盤用の係合部15には、図示しないが回動式の施錠具(特願平3−157875号参照)がセットされている。なお外枠Aに対する前枠Bの組付けについては、正面左側縁の上、下部にそれぞれ配設された従来より公知の開閉着脱用支持手段と、右側縁に装着された前記施錠装置7を利用して、左右方向の開閉及び上下方向の着脱が可能に組付けられている。ちなみに施錠装置7については、基本的には図8,9に略示するように、前枠Bの枠体2の右側に設置されて共通の合鍵(図示せず)で解錠操作される錠機構部16と、外枠Aに対する前枠Bの施錠具としての第1施錠機構部17と、前枠Bに対する窓枠Dの施錠具としての第2施錠機構部18とを備えて、夫々の機構部17,18には錠機構部16の時計方向、反時計方向への回動操作により解錠される昇降施錠杆19,20が組付けられている。そして、外枠Aに対する前枠Bの閉鎖整合状態において、第1施錠機構部17の昇降施錠杆19の上下の掛止片21と、外枠Aの右枠杆(図示しない)の上下に配設された受け片22が係合するようになっている。
【0011】
前述した前枠Bに組付けられる前記窓枠Dは、従来の金属製窓枠とは異なる合成樹脂製の横開き形態のものであって、その基本的な構成は、図3,5に示すように、前記セット面域14に整合する外形サイズの方形状に構成されて中央部に窓口23を有する扉枠用の枠本体24と、この枠本体24の内側(窓口23の裏側)に着脱及び傾動開放可能に組付けセットされるガラス支持用の支持枠25とが主体とされている。そして枠本体24に遊技稼動状態を表示する後述の電飾表示部80を配設すると共に、前記支持枠25に方形の透明板である板ガラス26(2枚)を挿入して、全体が1つに取扱い可能なのフレームレス透視窓として構成されると共に、1つの窓部材として容易に取扱い、保管、移送ができるようになっている。そして、窓枠Dは後述する支持・施錠技術を利用して、前枠Bに開閉及び着脱が可能に組付けセットされるようになっている。
【0012】
そこで、この窓枠Dの具体的な構成を図1〜図13を参照して説明する。まず枠本体24は、外郭全体がほぼ方形箱蓋状に合成樹脂成形されて外周囲及び内部各位にリブ状の補助部を有して、適正な強度を有する軽量な扉枠状部材に構成されている。そしてこの枠本体24では、図1,3に示すように、正面右側縁中央に凹部27を形成し、また中央部に前記窓口23を成形している。この窓口23については、前記遊技盤Cのゲーム(遊技)領域に適した広さのほぼ円形状とされており、その内周囲のリブ28を奥向き方向に斜状(勾配)に形成して、ゲーム領域全体を好適に見通し得るようになっている。なお、この枠本体24の表面には装飾効果を図るために、所要の色彩や図柄等を印刷した樹脂フィルム状の装飾膜(図示しない)を利用して、熱転写加工又はインモールド加工に基づいて貼付することも可能とされる。また、前記凹部27については、前記施錠装置7の前面側を覆うように前枠Bの右側縁に取着された鍵飾り29が枠本体24の閉鎖時に嵌合係止する形態とされ、その嵌合係止状態において前記鍵飾り29が枠本体24を施錠前において仮支えし得るようになっている。
【0013】
また、図1,3,4に示すように、前記枠本体24の窓口23の周囲前面側の各部には窓枠Dの装飾模様を構成し得る前記電飾表示部80が装備されている。この電飾表示部80は、パチンコ機の稼動状態(球払出し、発射作動等)や遊技状態(入賞、図柄変動、大当たり、V入賞等)を表示するものであり、本実施形態では第1電飾表示部81、第2電飾表示部82、第3電飾表示部83、及び、第4電飾表示部84により構成されている。まず、図中左側の第1電飾表示部81と図中右側の第2電飾表示部82について説明すると、これら両電飾表示部81,82は、例えば大当たり用又は権利発生用の表示に使用されるものであり、ガラス管に不活性ガス(キセノンガス)を注入してなる光源としてのキセノン管85,86が照明用基板としてのランプ基板87,88上に実装され、各ランプ基板87,88が窓口23の上周囲の左右両側に形成された各設置部89,90にそれぞれ取着されている。
【0014】
また図中中央の第3電飾表示部83は、例えば球貸し用の前記カードユニットHとの接続不良を報知表示するものであり、光源としてのLED91が照明用基板としてのランプ基板92上に実装され、同ランプ基板92が窓口23の上周囲のほぼ中央に形成された設置部93に取着されている。さらに図1等に示すように、前記左側の設置部89には第4電飾表示部84が前記第1電飾表示部81の下方に設けられて、例えば稼動状態の表示等をし得るようになっている。この第4電飾表示部84は、賞球検知を例とした発射停止表示をなすLED(光源)94aが図中一番上の第1ランプ基板95a上に実装され、10個〜15個例の賞球払出し表示をなすLED(光源)94bと1個〜9個例の賞球払出し表示をなすLED(光源)94cが図中真ん中の第2ランプ基板95b上に実装され、払出し不良(エラー)時には点滅又は点灯の切換えをするようになっている。また図中一番下の第3ランプ基板95c上には窓枠Dの開放表示を前記検出スイッチ8の検出結果に基づき表示するLED(光源)94cが実装されている。
【0015】
そして、前記第1〜第4の各電飾表示部81〜84においては、第1,第2,第4の三つの電飾表示部が配設された左右両設置部89,90の前面に亘って、左右対称形態をなす1つの大型ランプレンズ(照明用透光部材)96が着脱交換可能に取着されている。このランプレンズ96は前記左右両設置部89,90と対応する部位において前方への膨出部96aを含む2連山形状に有色(例えば赤色)樹脂成形されたものであり、その組付け時には裏面側縁に形成された複数のフック96bが図5に示すように枠本体24に形成された各係止穴97と弾性的に係合するようになっている。また第3電飾表示部83にあっては、その設置部93の前面に亘り前方への膨出部98aを含むように有色(例えば黄色)樹脂成形された小型ランプレンズ(照明用透孔部材)98が各フック98bを枠本体24側の各係止穴99に弾性係合させて着脱交換可能に取着されている。
【0016】
前記前枠Bに対する窓枠Dの枠本体24の組付けについては、正面左側縁の上下部に配設された開閉着脱用の支持手段32,33と、右側縁に装設された施錠部が利用される。すなわち、図4,図6,図11に示すように、上の支持手段32では、前枠Bの枠体2の左上端部に設けられた支持片34の軸孔34aと、窓枠Dの枠本体24の左上隅部に設けられた上の開閉連結支持具35の支軸36とが嵌挿連結され、また下の支持手段33では、前記枠体2の左中段部に設けられた支持片37から突出する支軸37aと、前記枠本体24の左下隅部に設けられた下の開閉連結支持具38の軸孔39とが嵌挿連結されて、枠本体24が枠体2に対して左右への回動及び着脱が可能に支持されている。また、施錠部では、図5,8,13に例示するように、枠本体24の右縁裏側の上下に固定された施錠受け具40の係合部40bが前記施錠装置7における第2施錠機構部18の昇降施錠杆20と係脱可能に係合して、窓枠Dの枠本体24を閉鎖状態で施錠するようになっている。なお、前記施錠受け具40は、図5,10,11,13に例示するように所定形状をなす金属板から成形された受け具本体40aの一側に前記係合部40bが形成されると共に、他側に補強部40cが縦方向に延設されて、受け具本体40aが枠本体24の右側縁部における補強部材を兼用している。
【0017】
このような枠本体24の組付け技術において、前記上の開閉連結支持具35は、図7に例示するように、金属板から成形された支持具本体41が、枠本体24の裏側左上隅部にネジ止めされている。そして図12に示すように支持具本体41の上部には前記支軸36を嵌挿支持するための軸筒部42が形成されると共に、支持具本体41の下部には、後述する支持枠25における支持片59の軸孔59aと対応する支軸(ピン)43が、受け部として、枠本体24の内方側に位置して前記支軸36とは異なる縦中心線上に設けられている。即ち、前記上の開閉連結支持具35は枠本体24に対する支持手段と支持枠25に対する支持手段を兼用しており、又、枠本体24の左側縁部における補強部材を兼用している。なお前記軸筒部42に嵌挿支持される支軸36は、軸筒部42から下方に突出する基端部が内方に曲折されており、その基端部に前記裏板24bに上端がネジ止めされたバネ44の下端が係着されている。これにより、前記支軸36は前記バネ44の付勢力により常には先端部が前記軸筒部42から上方へ突出するように構成されている。
【0018】
一方、前記下の開閉連結支持具38は、図7に例示するように、金属板から成形された支持具本体45が枠本体24の裏側左下隅部にネジ止めされている。そして図12に示すように支持具本体45の下部には前記軸孔39を穿設した支持片46が折曲形成されると共に、支持具本体45の上部には、後述する支持枠25における支持片60の軸孔60aと対応する支軸(ピン)47が、受け部として、枠本体24の内方側に位置して前記軸孔39とは異なる縦中心線上に設けられている。即ち、前記下の開閉連結支持具38は枠本体24に対する支持手段と支持枠25に対する支持手段を兼用しており、又、枠本体24の左側縁部における補強部材を兼用している。このような組付け構成にあって、本実施形態では、前記軸孔34aと支軸37aにより前枠B側の連結部が構成され、同連結部と対応する窓枠D側の連結支点部が前記支軸36と軸孔39により構成されている。また同様に前記軸孔59aと軸孔60aにより支持枠25側の連結部が構成され、同連結部と対応する窓枠D側の連結支点部が前記支軸43と支軸47により構成されている。
【0019】
また前記窓枠Dにおいて枠本体24の裏側に組付けセットされる前記支持枠25では、軽量金属材により組立構成された例を示し、図8,9に例示するガラス横入れ形態にあって、前後2列の挿入溝48を有するレール枠状に成形された上下及び左の枠杆49,50と、右側の補強支杆51とを直角に枠組み連結して方形のガラス枠に構成されており、そして補強支杆51側、つまり、2列の挿入溝48の右端を開放して挿入部48aを形成し、この挿入部48aから前記板ガラス26を挿入セットし得るようになっている。また前記各枠杆49,50及び支杆51がなす開口面(ガラスの透視面)は前記枠本体24の窓口23より適宜広く形成されている。
【0020】
このような支持枠25において前記上下の各枠杆49の外面側には、図12〜図16から理解されるように、前後2列の挿入溝48のほぼ中央に位置するように1列の凹溝52が形成されており、この凹溝52の内底面の所定部位に軸孔52aが形成されると共に、凹溝52内と前記挿入溝48内とを連通する前後一対の係合口53が設けられている。そして、この係合口53に対して比較的軟質の弾性素材や樹脂材からなる振れ止め部材54が、各枠杆49の外側から取着可能になっている。即ち、図14〜図16に一例として示される振れ止め部材54は、平面形状が略Eリング形に合成樹脂成形されたものであり、その中央部下面に前記軸孔52aに対応する位置決め軸54aが突設されると共に、左右両側に外側へ湾曲するように一体成形された弾性片55の外側面が、内外の板ガラス26に対する当接部56とされている。これにより、前記振れ止め部材54の係合口53に対する取着状態では、前記位置決め軸54aが軸孔52aに挿入支持されて振れ止め部材54の移動を規制する一方、前記弾性片55の各当接部56が、係合口53から各挿入溝48内に適宜突出して各板ガラス26の表面に弾性変形しながら当接し、挿入溝48内において板ガラス26がガタ付いたりズレたりしないようにしている。なお、図14,15において、54bは前記弾性片55が内側へ弾性変形するときの逃がし用切欠凹部である。
【0021】
そして、枠本体24に対する支持枠25の組付けについては、左側の上下部に配設された開閉着脱用の支持手段57と、右側上部に設置された開閉保持機構58が利用される。即ち、支持手段57では、図12に示されるように、左の枠杆50の外面における長手方向のほぼ中間位置に上下一対の支持片59,60が水平方向へ突設され、各支持片59,60に前記上下の支持具本体41,45の各支軸43,47に対応する軸孔59a,60aが形成されている。このため、図7及び図12から理解されるように、支持枠25は前記各支持片59,60の軸孔59a,60aを前記各支軸43,47に嵌挿連結することにより、前枠Bに対して窓枠Dの枠本体24を開閉連結支持する前記開閉連結支持具35,38を組付け時における開閉連結機構として兼用し、同開閉連結支持具35,38を介して前記枠本体24の裏側に前後への横開き傾動及び上下への着脱が可能に支持される。
【0022】
また前記開閉保持機構58では、支持枠25の傾動案内及び開放規制を許容する形態として、図5,11,13に例示するように、枠本体24の右裏側上部と支持枠25の右端部との間に傾動規制手段61を配置している。即ち、枠本体24の裏側右上部に固定された支持部材62に金属材より成形された可動規制部材63の基端部を水平回動自在に支持し、この可動規制部材63の先端部に前方から切欠形成された規制案内部としての長溝64内に支持枠25における上枠扞49の右端に突設された係合子及び第1ロック部材としてのピン65を嵌挿している。そして、前記可動規制部材63の先端部に上方へ折曲形成した操作片63aを指先で摘んで可動規制部材63を前後方向へ揺動させると、前記ピン65が長溝64に沿って摺動案内され、これにより枠本体24の裏側において支持枠25は、前記挿入溝48への板ガラス26の挿脱が可能とされる開放支持位置(図9参照)と枠本体24に重合された状態で板ガラス26の挿脱が不能とされる閉鎖セット位置(図8参照)との間で傾動案内されるようになっている。
【0023】
また前記開閉保持機構58では、支持枠25を前記閉鎖セット位置に保持する形態として、図5,9,11,13に示すように、枠本体24の右裏側と支持枠25の右側との間にロック手段66を配置している。即ち、前記支持部材62の右端部に合成樹脂等の弾性素材からなるフック67が第2ロック部材として設けられ、前記ピン65と弾性的に係止することにより前記支持枠25を閉鎖セット位置に保持し得るようになっている。また同様に、枠本体24の裏側右下部には前記フック67と同形状のフック68が第2ロック部材として設けられ、同フック68に対応して前記支持枠25の補強支扞51の下端部にはピン69が第1ロック部材として設けられている。即ち、支持枠25では、前記開放支持位置側から閉鎖セット位置側への回動変位に伴い、第1ロック部材としての各ピン65,69が、枠本体24側に設けられた第2ロック部材としての各フック67,68に干渉し、これら各フック67,68を弾性変形させ、その変形後の弾性復帰により両者65,69,67,68が互いに係止することにより、枠本体24に重合した閉鎖セット位置に閉鎖保持される。
【0024】
このような支持枠25の組付け技術において、前記開閉連結支持具35,38を利用した支持手段57は、2枚の板ガラス26を含む支持枠25全体の重量に充分耐えうる連結支持構造とされている。また開閉保持機構58では、支持枠25全体を安定した姿勢でガラスの横入れに必要な角度を開放し得るように支持している。しかも、図5,6,7,9に示すように、枠本体24の下端部には金属板により成形されて支持枠25の下枠扞49の下面と摺接する受け部70が水平方向へ延びるように設けられており、支持枠25が閉鎖セット位置と開放支持位置との間で傾動する際には、前記受け部70により支持枠25を下方から安定支持し得るようになっている。そして、図5,6に例示するように、前記枠本体24の裏面側下縁部には金属板から成形した補強杆70aが前記受け部70よりも下側で前記下側の施錠受け具40の補強部40cと当接する位置まで延設され、これにより枠本体24の縁部を補強すると共に、図6に示すように補強杆40cは上の球皿Eの開閉支板E1の上縁部とラビリンス構造でかみ合うことにより、針金等の不正侵入を防止し得るようになっている。そして、前記板ガラス26の挿入については、適宜開放された枠本体24に対する支持枠25の開放支持位置(図9参照)にあって、挿入部48aから2列の挿入溝48に手早く楽に横入れし得る。
【0025】
次に、本実施形態のパチンコ機における作用について説明する。
さて、前述のように構成されたパチンコ機では外枠Aに対する前枠Bに、前述した窓枠D、上下の球受け皿E,F、打球発射装置G、遊技盤C及び各種の付属部品等の遊技用構成部材がセットされて1台単位に構成される。そしてゲームホール内の設置枠台に所定の傾き起立姿勢で配置された外枠Aに、前述の前枠B全体が組付けられることにより、在来のパチンコ機と同様な縦型弾球遊技機として遊技に供し得る。このもとで通常の打球発射操作を行うことにより、上の球受け皿E内の遊技球を1球ずつ発射レール13に送り込み、打球発射装置Gから適宜に打出して遊技盤C内でパチンコゲームを展開することができる。
【0026】
そこでこのようなパチンコ機にあって、前枠Bに対する窓枠Dの組付け並びに実施状況について、以下に説明する。
先ず、窓枠Dにおいては、枠本体24を図7に示すような前枠Bに対する開放状態の向きにして、その左上隅部の上の開閉連結支持具35の支軸36をバネ44の付勢力に抗して軸筒部42内に没入させ、その状態において前記支軸36と左下隅部の下の開閉連結支持具38の軸孔39を、前枠Bにおける枠体2の左上端部に固定された支持片34の軸孔34a及び左中段部に位置する支持片37の支軸37aにそれぞれ整合させる。そして図7に示すように、左上隅部の前記支軸36を軸筒部42内の没入状態からバネ44の付勢力により上昇変位させて前記軸孔34aへ嵌挿する一方、左下隅部の軸孔39に前記支軸37aを嵌挿する。これにより、窓枠Dの枠本体24は、前枠Bのセット面域14よりも前方域において外枠Aに対する前枠Bの開閉連結支点と同一縦中心線上に整一されて横開き可能に組付けされる。
【0027】
次に、前述のように組付けた枠本体24を前枠Bに対し開放状態としたもとで、支持枠25における上下の支持片59,60の各軸孔59a,60aを、前記上下の開閉連結支持具35,38の各支軸43,47に上方側からそれぞれ整合させる。そして、図7に示すように、前記各支軸43,47に各軸孔59a,60aを嵌挿することにより、支持枠25は枠本体24の裏側において受け部70上に載置支持されて前後への横開き傾動可能に組付けされる。その後、前記支持枠25を図9,11に示すように、枠本体24の裏側において支軸43,47を支点として後方側へ傾動開放し、支持枠25における右上のピン65を可動規制部材63における長溝64内に係入させる。これにより支持枠25は、枠本体24に対してガラス挿入に必要な適宜の傾動開放角度をもって横開き状態に規制保持される。
【0028】
このもとで支持枠25の挿入部48aから板ガラス26を挿入溝48に挿入セットし、その後、図14〜図16に示すように、振れ止め部材54をその位置決め軸54aが凹溝52内の軸孔52aに挿入されると共に、弾性片55の当接部56が、係合口53から挿入溝48内に適宜突出するようにして外側から付設すると、挿入溝48内の板ガラス26に前記当接部56が弾性的に係合し、板ガラス26は、挿入溝48内においてガタつき及びズレが防止された状態で保持される。そして前記支持枠25を枠本体24に重合するように復帰回動させると、支持枠25における各ピン65,69が枠本体24側の各フック67,68に弾性係合して、支持枠25は枠本体24の裏側に重合した閉鎖セット位置に保持される。その後、枠本体24を後方側へ復帰回動させると、窓枠Dは前枠Bのセット面域14に整合収容され、施錠装置7における第2施錠機構部18の昇降施錠杆20に枠本体24の施錠受け具40が係合することにより、窓枠Dは前枠Bのセット面域14に整合収容状態で閉鎖セットされる。なお、支持枠25の挿入溝48に対する板ガラス26の挿入セット作業は、支持枠25を枠本体24に組付けセットする前に行ってもよい。
【0029】
なお、前述のように組付けられた窓枠Dにおいては、枠本体24と支持枠25とを予め組付けたもとで取扱い得ると共に前枠B側に設置できる。また窓枠Dの取外しにあたっては、前枠Bに対する開放状態の位置において、前枠Bにおける支持片34の軸孔34a及び支持片37の支軸37aに対してそれぞれ嵌挿された枠本体24における上の開閉連結支持具35の支軸36及び下の開閉連結支持具38の軸孔39を、それぞれの連結支持位置から分解開放位置へ昇降変位させる。これにより、前枠Bに対する枠本体24の連結が解除されて窓枠Dは簡単に取外しが可能とされる。
【0030】
前述したように本実施形態のパチンコ機においては、窓枠Dを構成する枠本体24と支持枠25とが共に合成樹脂成形されているので、窓枠D全体の軽量化を図ることができると共に、フレームレス(窓枠なし)形態の前提にあって枠本体24が前枠Bの枠体2全体と等しい大きさのセット面域14に整合する大型サイズに成形されているので、遊技盤C透視用の窓口23を大きく確保できる。また合成樹脂からなる枠本体24の表面には装飾膜(図示しない)の貼付等により簡単に装飾加工を施すことが可能となるので、前枠Bや遊技盤Cとの色彩や図柄を含む装飾的な調和を取って遊技機全体のグレードアップを図ることができる。
【0031】
しかも、第1〜第4の各電飾表示部81〜84にて構成される電飾表示部80の設置面域についても、大型サイズとされた窓枠D前面において広く確保することができるため、枠体2前面の幅狭領域に限定された従来とは異なり、その設計自由度を拡げることができる。また電飾表示部80が窓枠Dの前面において非電光装飾部である装飾膜と窓口23を包囲する連続模様又は関連模様を形成することにより、パチンコ機前面におけるトータル的な装飾効果を向上することができる。そして、電飾表示部80における第1〜第4の各電飾表示部81〜84のうち、特に第1,第2及び第3の電飾表示部81,82,84については、膨出部96aを含む2連の山形状をなすランプレンズ96の外形状により装飾的効果が一層高められると共に、同ランプレンズ96内に収容する各光源(キセノン管85,86、LED94a〜94c)の形状・大きさ等の選択幅を拡大することができる。さらに、前記ランプレンズ96については窓口23の前面側周辺において離間配置された一群(複数)の光源(キセノン管85,86、LED94a〜94c)を全て一括して被覆可能な一部材として取扱できるので、組付け及び保管時等における利便性を向上することができるばかりでなく、窓枠Dへの組付け時にもランプレンズ96裏側のフック96bを枠本体24側の係止穴97に対して弾性力に抗して押し込むというワンタッチ操作だけで組付けることができる。
【0032】
また前枠Bに対する窓枠Dの組付けについては、開閉着脱用の支持手段32,33が上下の開閉連結支持具35,38の支軸36及び軸孔39を利用して、前枠B側の支持片34の軸孔34a及び支持片37の支軸37aにそれぞれ所定の位置、条件で連結するだけで、枠本体24を前枠Bに対して手早く簡単に組付け得るので、パチンコ機の製造ライン部以外の別部所においても、ビス締め機など特別な道具を必要とせずに手早く簡単に組付け、組外すことができる。さらに枠本体24に対する支持枠25の組付けについても、その支持手段57は前記上下の開閉連結支持具35,38の支軸43,47を利用して、前記支持枠25側の支持片59,60の各軸孔59a,60aに嵌挿連結するだけで、枠本体24に対する支持枠25の組付け、組外しを簡単に行うことができる。即ち、前枠Bに対する枠本体24の開閉連結支持と、枠本体24に対する支持枠25の開閉連結支持とを、前記開閉連結支持具35,38という共通の一部材を兼用して行うことができ、部品点数の減少を図ることができる。
【0033】
しかも、前記上下の開閉連結支持具35,38においては、前枠Bに対する枠本体24の連結支点部となる支軸36及び軸孔39と、支持枠24に対する枠本体24の連結支点部となる支軸43,47とが、それらの支持具本体41,45に一体形成されているので、組付け作業時には面倒な開閉支点の調整作業を不要にすることができる。また前枠B側の連結部(軸孔34a,支軸37a)に対する連結支点部(支軸36,軸孔39)と支持枠24側の連結部(軸孔59a,60a)に対する連結支点部(支軸43,47)とは異なる縦中心線上に設けられているので、前枠Bに組付けられた枠本体24に支持枠25を組付けする際にも作業がし易い空間を確保することができる。
【0034】
その上、支持枠25に対する板ガラス26の挿入セットに際しては、枠本体24を横開き開放状態にしたもとで、傾動規制手段61における可動規制部材63を先端部の指先操作片63aを介して指先だけで開閉操作することができ、これにより支持枠25を後向きに傾動開放することにより挿入部48aをガラス挿入作業をし易い位置に変位させられるので、挿入溝48に対する板ガラス26の挿入作業を簡単に行うことができる。しかも、可動規制部材63の長溝64と支持枠25におけるピン65との係合により支持枠25全体がガラス挿入に適した傾動開放角度(開放支持位置)に安定保持されるので、ガラス挿入セット作業をより確実に手早く行うことができる。
【0035】
一方、前述した支持枠25を枠本体24に重合した閉鎖セット位置に保持する際には、第2ロック部材として機能する各フック67,68が第1ロック部材として機能する各ピン65,69との閉鎖時の干渉により弾性変形して係止するので、従来から用いられていた回動式の施錠具による施錠動作等を不要にして支持枠25を閉鎖セット位置に対し迅速に保持することができる。また閉鎖セット位置においては、枠本体24における裏側下部の受け部70により支持枠25の下枠扞49を下方から支持し、支持枠25の開閉動作時には前記受け部70が摺接案内するので、枠本体24に対して支持枠25を安定支持することができる。
【0036】
そして、支持枠25の挿入溝48内に挿入された板ガラス26については、振れ止め部材54の弾性片55が当接部56を介して弾性的に圧接係合するので、挿入溝48内での板ガラス26のガタつき及びズレを確実に防止できる。また、振れ止め部材54自体についても、位置決め軸54aが凹溝52内の軸孔52aに挿入係止されるので、前記板ガラス26に対するガタつき防止機能等を良好に維持できる。しかも、振れ止め部材54は上枠杆49の上方(外側)から凹溝52内の係合口53へ、板ガラス26の挿入された後に付設し得る構成であるため、作業をし易いという利点がある。
【0037】
なお、本発明における前記実施形態は、以下のように変更して実施することも可能である。すなわち、本発明の対象とするパチンコ遊技機は、パチンコ機の他に、アレンジボール機(パチンコ球使用式の図柄組合せ遊技機)も含み、支持枠25の係合口53に付設される振れ止め部材54については、前述した形式以外も推奨される。例えば、図17〜図19に略示するように、平面形状が略Vリング形に合成樹脂成形された振れ止め部材71を使用し、その下面に位置決め軸71aを突設すると共に、左右両側へ拡開された斜状の弾性片72の外側面を各板ガラス26に対する当接部73としてもよい。そして、この振れ止め部材71の係合口53に対する取着状態では、前記位置決め軸71aを凹溝52内の軸孔52aに挿入すると共に、前記弾性片72の両当接部73が係合口53から各挿入溝48内に適宜突出して各板ガラス26の表面に弾性変形しながら当接するようにすればよい。
【0038】
また例えば、図20〜図22に略示するように、断面形状が略逆チャンネル形状に合成樹脂成形された振れ止め部材74を用いてもよい。この振れ止め部材74では、天井部75の前後両端から弾性片76が垂設され、両弾性片76の外側面に当接部77がそれぞれ膨出形成されている。また当接部77の下部はテーパ状の斜面77aとされ、天井部75の下面には位置決め軸78が下方に向けて突設されている。従って、この振れ止め部材74では、前記支持枠25の上枠扞49の凹溝52内に軸孔79が両係合口53間に位置するように形成された前提において、前記軸孔79に位置決め軸78が挿入されるように上方から振れ止め部材74を凹溝52内へ押し込むと、前記斜面77aが凹溝52の縁部と当接して各弾性片76が内側へ弾性変形する。そして、さらに下方へ押し込むと各弾性片76の当接部77が、係合口53から挿入溝48内に適宜突出して板ガラス26に弾性的に係合すると共に、前記位置決め軸78が、軸孔79に挿入係止されて振れ止め部材74の位置ずれ防止が図られる。なお、前記各振れ止め部材54,71,74については、係合口53から弾性片55,72,76の当接部56,73,77が挿入溝48内に突出して板ガラス26に弾性係合する構成ならば、平面略U字状やC字状等にして構成することも可能である。
【0039】
また窓枠Dにおける電飾表示部80は、枠本体24の表面と連続する模様を形成する場合の他、同表面の色彩、図柄との相対関係により所定の装飾模様を形成するような表示形態であってもよく、さらには枠本体24の表面とは特に装飾的調和をとらない形態も許容される。また第3電飾表示部83を省略して第1,第2及び第4の各電飾表示部81,82,84だけで電飾表示部80を構成してもよく、これら各電飾表示部81,82,84のランプレンズ96については前記実施形態に示す左右対称形態の2連山形状に限らず、3連以上あるいは装飾目的に応じて任意の形状にしてもよい。またランプレンズ96の表面に所定図柄のフィルムを貼り付けてもよい。
【0040】
さらに電飾表示部80の応用例案としては、第1〜第4の各電飾表示部81〜84において、電波・磁石等の不正使用に対する不正報知表示、大当たり・権利発生に対する予告表示、遊技機の稼動報知表示(トラブル発生報知を含む)、球抜き報知表示、発射不良報知表示、電圧異常報知表示、図柄変動表示確率の変動報知表示、ホール内の異常(静電気発生)報知表示等の手段として利用することも可能である。
【0041】
また開閉保持機構58では、傾動規制手段61における可動規制部材63を支持枠25側に設ける一方、可動規制部材63の長溝64に係合するピン65を枠本体24側に設けてもよい。またロック手段66における第1ロック部材(ピン65,69)を枠本体24側に設ける一方、第2ロック部材(フック68,69)を支持枠25側に設けてもよい。さらに開閉連結支持具35,38においては前枠B側の連結部(軸孔34a,支軸37a)に対する連結支点部(支軸36,軸孔39)と支持枠25側の連結部(軸孔59a,60a)に対する連結支点部(支軸43,47)とが同一縦中心線上に位置して設けられていてもよい。さらに枠本体24に対する支持枠25の連結支点部となる開閉連結支持具35,38における受け部を軸孔により構成し、これらの軸孔に対応する支持枠25側の連結部を支軸(ピン)により構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】
本願請求項1の発明によれば、遊技領域(遊技盤)を透視保護し得る開閉式の窓枠において、支持枠に挿入支持された板ガラスのガタつきやズレ等を支持枠に対して振れ止め部材を付設して弾性当接部を板ガラスに弾性的に当接係合させるという簡単な作業により簡便かつ好適に防止することができる。また、開閉保持機構を装備することにより、支持枠の挿入部を板ガラス挿入作業がし易い位置に変位させることができるとともに、可動規制部材の長溝と支持枠のピンとの係合により支持枠全体を板ガラス挿入に適した傾動開放角度に安定保持させることができる。
【0043】
また本願請求項2の発明によれば、前記請求項1の発明の効果に加えて、振れ止め部材に突設された位置決め軸を支持枠の凹溝内の軸孔に挿入係止することで、振れ止め部材自体のガタつきやズレ等を防止できる。また、弾性片の弾性当接部が係合口に係止され、挿入溝内に突出するように係合口に嵌った状態において、弾性片が凹溝の側壁に密着するとともに、凹溝の内底面に密着することで、振れ止め部材自体のガタつきやズレ等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るパチンコ機を略示する正面図。
【図2】 前枠及び保持枠を略示する正面図。
【図3】 窓枠の枠本体を略示する一部破断正面図。
【図4】 ランプレンズを取外した電飾表示部の概要を示す正面図。
【図5】 窓枠の概要を略示する背面図。
【図6】 図1中のVI−VI線に基づく一部省略側断面図。
【図7】 前枠に対する窓枠の開放状態及び開閉連結支持部等を示す一部省略側断面図。
【図8】 図1中のVIII−VIII線に基づく一部省略平断面図。
【図9】 前枠に対する窓枠の開放状態及び開閉連結支持部等を示す一部省略平断面図。
【図10】 窓枠の電飾表示部を主に示す平断面図。
【図11】開閉保持機構の概要を示す一部省略平断面図。
【図12】支持枠の連結部及び開閉連結支持具を分解して例示する斜視図。
【図13】支持枠のガラス挿入部、傾動規制手段及びロック手段を分解して例示する斜視図。
【図14】振れ止め部材の付設状態を分解して例示する斜視図。
【図15】振れ止め部材の付設状態を示す一部省略平断面図。
【図16】振れ止め部材の付設状態を示す一部省略縦断面図。
【図17】他の振れ止め部材の付設状態を分解して例示する斜視図。
【図18】他の振れ止め部材の付設状態を示す一部省略平断面図。
【図19】他の振れ止め部材の付設状態を示す一部省略縦断面図。
【図20】その他の振れ止め部材の付設状態を分解して例示する斜視図。
【図21】その他の振れ止め部材の付設状態を示す一部省略平断面図。
【図22】その他の振れ止め部材の付設状態を示す一部省略縦断面図。
【符号の説明】
2…枠体、17,18…施錠具としての第1施錠機構部及び第2施錠機構部、23…窓口、24…枠本体、25…支持枠、26…透明板としての板ガラス、34a…連結部としての軸孔、35…上の開閉連結支持具、36…連結支点部としての支軸、37a…連結部としての軸孔、38…下の開閉連結支持具、39…連結支点部としての軸孔、41…上の支持具本体、43…連結支点部としての支軸、45…下の支持具本体、47…連結支点部としての支軸、48…挿入溝、48a…挿入部、49…枠扞、53…係合口、54…振れ止め部材、55…弾性片、56…当接部、58…開閉保持機構、59a…連結部としての軸孔、60a…連結部としての軸孔、61…傾動規制手段、63…可動規制部材、64…規制案内部としての長溝、65,69…ロック部材としてのピン、66…ロック手段、67,68…ロック部材としてのフック、70…受け部、71…振れ止め部材、72…弾性片、73…当接部、74…振れ止め部材、76…弾性片、77…当接部、80…電飾表示部、81〜84…第1〜第4電飾表示部、85,86…光源としてのキセノン管、87,88,92,95a〜95c…照明用基板としてのランプ基板、89,90,93…設置部、91,94a〜94c…光源としてのLED、96,98…照明用透光部材としてのランプレンズ、96a,98a…膨出部、96b,98b…フック、97,99…係止穴、A…外枠、B…前枠、C…遊技盤、 D…窓枠。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a window frame in a pachinko gaming machine that can play a game by hitting a pachinko ball into a gaming area in the machine that can be seen through from the player.
[0002]
[Prior art]
In this type of gaming machine represented by a pachinko machine or an arrangement ball machine, a gaming board, a window frame (also referred to as a glass window), upper and lower ball trays, and a ball hitting device, which constitute a gaming area, are provided in front of the outer frame opening. A front frame on which many game components such as a mechanism set board on the back side are installed is assembled so as to be openable and detachable, and is made into one unit. In such a gaming machine, the window frame that is also used as a fluoroscopic protective window of the game board is the most common form, and is a metal vertical set that is set with screws in accordance with the inner periphery of the window frame opening of the front frame. A metal square glass frame (also referred to as a support frame) is assembled inside a rectangular frame body (also referred to as a gold frame) in a laterally open form via a hinged vertical support shaft at one side edge thereof. In this glass frame, two front and rear plate glasses are inserted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional gaming machine described above, the window frame provided in the front frame may be loose or misaligned in the insertion groove by the glass plate provided in the glass frame. Therefore, in the past, a resin compound was sometimes applied as a steady rest between the frame of the glass frame and the plate glass in order to prevent rattling and the like after the plate glass was inserted into the glass frame. This is complicated and increases the manufacturing cost.
[0004]
The present invention has been proposed to suitably solve the above-described problems, and a pachinko gaming machine that can easily and suitably suppress play and deviation of a plate glass that can protect the game area (game board) in perspective. It is intended to provide a window frame of
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the pachinko gaming machine according to the invention of
Accordingly, the present in the invention of
[0006]
The invention according to
Thus, in the invention according to
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a pachinko gaming machine according to the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings by giving preferred embodiments. In the following, “left” or “right” indicates “left” or “right” when viewed from the front side of the gaming machine.
[0008]
As shown schematically in FIG. 1, the pachinko machine according to the present embodiment has various game components set on the front side of the opening of a vertical rectangular outer frame A that outlines the machine body. A vertical rectangular front frame B is assembled so as to be openable and detachable. Then, on the front side of the front frame B, a window frame D which is a see-through protective window of the game board C serving as a game area and an upper ball tray E are both laterally opened using individual connection support means and the like. The lower ball receiving tray F and the hitting ball launching device G are mounted and set at the lower part of the front frame B, and various ball paths and ball processing / dispensing parts are provided on the back side of the front frame B. A mechanism set board (not shown) provided with is set. In the figure, H indicates a card unit used for the ball lending system.
[0009]
The front frame B, which is the mounting frame of the pachinko machine of the present embodiment, is a synthetic resin molding as a whole. Basically, as shown in FIGS. A
[0010]
In the above-described front frame B, the
[0011]
The window frame D to be assembled to the front frame B described above is a side opening form made of synthetic resin different from the conventional metal window frame, and its basic configuration is shown in FIGS. As described above, a
[0012]
Therefore, a specific configuration of the window frame D will be described with reference to FIGS. First, the frame
[0013]
As shown in FIGS. 1, 3, and 4, the
[0014]
Further, the third
[0015]
And in the said 1st-4th electrical decoration display parts 81-84, it is on the front of the right-and-left both
[0016]
As for the assembly of the frame
[0017]
In the assembling technique of the frame
[0018]
On the other hand, as shown in FIG. 7, the lower opening /
[0019]
Further, in the
[0020]
In such a
[0021]
For the assembly of the
[0022]
Further, in the opening /
[0023]
In the opening /
[0024]
In such an assembly technique of the
[0025]
Next, the operation of the pachinko machine according to this embodiment will be described.
In the pachinko machine configured as described above, the window frame D, the upper and lower ball receiving trays E and F, the ball hitting device G, the game board C, and various accessory parts are provided on the front frame B with respect to the outer frame A. A game component is set and configured as a unit. A vertical ball game machine similar to a conventional pachinko machine can be obtained by assembling the entire front frame B to the outer frame A arranged in a predetermined tilted standing posture on the installation frame base in the game hall. Can be used as a game. Under this condition, a normal ball hitting operation is performed, whereby the game balls in the upper ball receiving tray E are sent one by one to the
[0026]
Therefore, in such a pachinko machine, the assembly and implementation status of the window frame D with respect to the front frame B will be described below.
First, in the window frame D, the frame
[0027]
Next, with the frame
[0028]
Under this condition, the
[0029]
Note that the window frame D assembled as described above can be handled with the
[0030]
As described above, in the pachinko machine according to the present embodiment, since the
[0031]
In addition, the installation surface area of the
[0032]
As for the assembly of the window frame D to the front frame B, the support means 32, 33 for opening and closing is used on the front frame B side by using the
[0033]
In addition, in the upper and lower open / close
[0034]
In addition, when the
[0035]
On the other hand, when holding the
[0036]
And about the
[0037]
In addition, the said embodiment in this invention can also be changed and implemented as follows. That is, the pachinko gaming machine that is the subject of the present invention includes not only the pachinko machine but also an arrange ball machine (a pachinko ball-use pattern combination gaming machine), and a steadying member attached to the
[0038]
Further, for example, as shown schematically in FIGS. 20 to 22, an
[0039]
In addition, the
[0040]
Further, as an application example of the
[0041]
In the open /
[0042]
【The invention's effect】
According to the invention of
[0043]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view schematically showing a pachinko machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view schematically showing a front frame and a holding frame.
FIG. 3 is a partially broken front view schematically showing a frame body of a window frame.
FIG. 4 is a front view showing an outline of an electrical display unit with a lamp lens removed.
FIG. 5 is a rear view schematically showing an outline of a window frame.
6 is a partially omitted side sectional view based on the line VI-VI in FIG. 1;
FIG. 7 is a partially omitted side sectional view showing an open state of a window frame with respect to a front frame, an opening / closing connection support portion, and the like.
8 is a partially omitted plan sectional view based on the line VIII-VIII in FIG.
FIG. 9 is a partially omitted plan sectional view showing an open state of the window frame with respect to the front frame, an opening / closing connection support portion, and the like.
FIG. 10 is a cross-sectional plan view mainly showing an electrical display part of a window frame.
FIG. 11 is a partially omitted plan sectional view showing an outline of an open / close holding mechanism.
FIG. 12 is an exploded perspective view illustrating a connecting portion of a support frame and an opening / closing connection support.
FIG. 13 is an exploded perspective view illustrating a glass insertion portion, a tilt restricting unit, and a lock unit of the support frame.
FIG. 14 is an exploded perspective view illustrating an attached state of the steady rest member.
FIG. 15 is a partially omitted plan sectional view showing a state in which the steady rest member is attached.
FIG. 16 is a partially omitted longitudinal sectional view showing a state in which the steady rest member is attached.
FIG. 17 is an exploded perspective view illustrating an attached state of another steadying member.
FIG. 18 is a partially omitted plan sectional view showing a state in which another steadying member is attached.
FIG. 19 is a partially omitted longitudinal sectional view showing a state in which another steadying member is attached.
FIG. 20 is an exploded perspective view illustrating an attached state of another steady rest member.
FIG. 21 is a partially omitted plan sectional view showing a state in which other steady rest members are attached.
FIG. 22 is a partially omitted longitudinal sectional view showing a state in which other steady rest members are attached.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記窓枠(D)では、前記前枠(B)の枠体(2)前面に整合し得る方形サイズに樹脂成形されて中央に前記ゲーム領域を透視し得る窓口(23)を形成した枠本体(24)が、前記枠体(2)に対して軸支されて開閉及び着脱可能に組み付けられると共に、この枠本体(24)の裏側に、前記窓口(23)を覆い前記ゲーム領域を透視保護し得る板ガラス(26)を側辺の挿入部(48a)から横向きに挿入支持する方形状の支持枠(25)が軸支されて開閉可能に組付けられ、
前記枠本体(24)と前記支持枠(25)との相対応する上辺部に、前記支持枠(25)を、閉鎖セット位置に保持すると共に、前記板ガラス(26)の横入れに必要な開放状態に保持する開閉保持機構(58)を装備し、
前記開閉保持機構(58)を、前記枠本体(24)の裏側上部に固定された支持部材(62)に可動規制部材(63)の基端部を水平回動自在に支持し、前記可動規制部材(63)の先端部に前方から切欠形成された長溝(64)内に前記支持枠(25)の上辺部に突設されたピン(65)を嵌挿した構成とし、前記枠本体(24)の裏側において前記支持枠(25)を、前記開閉保持機構(58)の前記可動規制部材(63)を前後方向へ揺動させて、前記ピン(65)を前記長溝(64)に沿って摺動案内させることにより、前記板ガラス(26)の挿脱が可能とされる開放支持位置と前記枠本体(24)に重合された状態で前記板ガラス(26)の挿脱が不能とされる前記閉鎖セット位置との間で傾動案内させ、
前記支持枠(25)は、前後に板ガラス挿入用の2列の挿入溝(48)を形成した上下及び左の枠杆(49、50)と、右側の補強支杆(51)とを直角に枠組み連結した方形枠であり、前記枠杆(49)の外面側には、前記2列の挿入溝(48)の中央に1列の凹溝(52)と、該凹溝(52)の側壁の底部分から上部に向かって開口し、かつ前記凹溝(52)と挿入溝(48)内とを連通する前後1対の係合口(53)とが形成され、
前記支持枠(25)の前記枠杆(49)に、板ガラス(26)と当接してガタ付き等を抑制するための弾性素材で成形されて両側に板ガラス(26)に対する弾性当接部(56,73,77)を形成した振れ止め部材(54,71,74)を付設し、前記振れ止め部材(54,71,74)は、前記枠杆(49)の外側から前記凹溝(52)の内底面に付設するとともに、前記係合口(53)に係止し、かつ前記弾性当接部(56,73,77)が前記係合口(53)を介して前記枠杆(49)の各列の挿入溝(48)内に突出されて各列の板ガラス(26)と当接し得るようにしたことを特徴とするパチンコ遊技機の窓枠。A game board (C) capable of developing a pachinko game is set inside the front frame (B) assembled and aligned with the outer frame (A), while the game board (C) is placed in front of the front frame (B). In a gaming machine in which an openable / closable window frame (D) capable of protecting the game area with see-through is set,
In the window frame (D), a frame body formed by resin molding into a square size that can be aligned with the front surface of the frame (2) of the front frame (B) and forming a window (23) through which the game area can be seen through in the center. (24) is pivotally supported with respect to the frame (2) and is assembled so as to be openable / detachable, and on the back side of the frame main body (24), the window (23) is covered and the game area is see-through protected. A rectangular support frame (25) for inserting and supporting a flat glass plate (26) laterally from the side insertion portion (48a ) is pivotally supported and assembled so as to be openable and closable.
The support frame (25) is held at the closed set position on the corresponding upper side portions of the frame body (24) and the support frame (25), and the opening necessary for the horizontal insertion of the plate glass (26) is provided. Equipped with an open / close holding mechanism (58) to hold the state,
The open / close holding mechanism (58) is supported by a support member (62) fixed to the upper rear side of the frame body (24) so that a base end portion of a movable restricting member (63) can be horizontally rotated, and the movable restricting member is supported. A pin (65) projecting from the upper side of the support frame (25) is inserted into a long groove (64) formed by cutting out from the front end of the member (63), and the frame body (24 ), The movable restricting member (63) of the open / close holding mechanism (58) is swung in the front-rear direction, and the pin (65) is moved along the long groove (64). The closed set in which the plate glass (26) cannot be inserted / removed in a state of being superposed on the frame main body (24) and the open support position where the plate glass (26) can be inserted / removed by sliding and guiding. Tilt and guide the position,
The support frame (25) has upper and lower and left frame rods (49, 50) formed with two rows of insertion grooves (48) for inserting plate glass on the front and rear, and a right reinforcing support rod (51) at right angles. A rectangular frame connected to the frame, and on the outer surface side of the frame rod (49), there is a row of concave grooves (52) in the center of the two rows of insertion grooves (48), and the side walls of the concave grooves (52). And a pair of front and rear engagement ports (53) that open from the bottom portion of the groove to the top and communicate with the concave groove (52) and the insertion groove (48).
The Waku杆(49) of the support frame (25), the elastic abutment against the plate glass (26) abuts is formed of an elastic material for suppressing backlash or the like in the glass sheet on both sides (26) (56 , 73, 77) is attached, and the steady member (54, 71, 74) is formed on the concave groove (52) from the outside of the frame rod (49). And the elastic contact portions (56, 73, 77) are connected to the engagement holes (53) via the engagement holes (53). A window frame of a pachinko gaming machine characterized in that it protrudes into the insertion groove (48) of the row and can come into contact with the plate glass (26) of each row .
前記位置決め軸(54a)が前記軸孔(52a)に挿入係止され、かつ前記弾性片(55)の弾性当接部(56)が前記係合口(53)から挿入溝(48)内に突出するように前記係合口(53)に嵌った状態において、前記弾性片(55)が前記凹溝(52)の側壁に密着するとともに、前記凹溝(52)の内底面に密着する態様で付設されることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機の窓枠。The steadying member (54) has a planar shape formed into a substantially E-ring shape, and is inserted and locked into a shaft hole (52a) formed in the inner bottom surface of the concave groove (52) on the lower surface of the central portion. And an elastic contact portion (56) in which the outer surface of the elastic piece (55) integrally formed so as to be bent outwardly on both the left and right sides is in contact with the plate glass (26). And has a notch recess (54b) for relief when the elastic piece (55) is elastically deformed inwardly,
The positioning shaft (54a) is inserted and locked in the shaft hole (52a), and the elastic contact portion (56) of the elastic piece (55) protrudes from the engagement port (53) into the insertion groove (48). In such a state that the elastic piece (55) is in close contact with the side wall of the concave groove (52) and in close contact with the inner bottom surface of the concave groove (52) in a state of being fitted into the engagement port (53). The window frame of the pachinko gaming machine according to claim 1, wherein
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