JP4015819B2 - 移動機および、高速フルデュプレックスパケット通信方式における周辺ゾーンの監視方法。 - Google Patents
移動機および、高速フルデュプレックスパケット通信方式における周辺ゾーンの監視方法。 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速フルデュプレックスパケット通信方式を採用したPDC(Personal Digital Cellular)等の移動機無線システムにおける移動機の周辺ゾーンの監視に係る技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、PDC等の移動機無線システムにて採用する低速フルデュプレックスパケット通信方式(「デジタル方式自動車電話システム標準規格STD−27I」で規定)において、移動機が下りデータ通信用として使用できるユーザパケットチャネル(以下「UPCH」という)における1フレーム中には3スロット設けられており、そのうち1スロットを移動機が通信用として使用し、残りの2スロット(空スロット)を周辺ゾーンの受信レベルを監視するために使用し、的確なゾーン移行を可能としていた。
【0003】
ところで、近年のトラフィック量の増大等に伴い、下りデータ通信を高速化することができるように、UPCHにおいても、1フレーム中の3スロットすべてを移動機が通信用として使用できる高速フルデュプレックスパケット通信方式が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の移動機においては、UPCHの受信動作を継続して行うため、3スロットすべてを移動機が使用することとなると、周辺ゾーンの受信レベルの監視ができなくなってしまう。その結果、移動機は、的確なゾーン移行動作を行うことが困難であるという問題があった。
【0005】
また、従来の移動機においては、指定された1スロットのみを見ていたので、空きを見て周辺ゾーン監視する必要がなかったが、2.5GHzを用いた通信においては、3スロットすべてを用いるため、空きスロットがなく、従来のように周辺ゾーンの監視をすることができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、高速フルデュプレックスパケット通信方式においても、周辺ゾーンの受信レベルの監視を行い、的確なゾーン移行動作が可能な移動機および、高速フルデュプレックスパケット通信方式における周辺ゾーンの監視方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な移動機無線システムにおける移動機において、受信したパケットからスロットを検出する手段と、検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する手段と、前記アイドルユニットが継続すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットで周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する手段と、前記周辺ゾーンの開始指令の出力があった場合には、前記次のパケットにおける同一のスロットの受信タイミングにおいてパケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの監視を行う手段と、を備えるように構成する。ここで、移動機には、PDCなどの携帯電話機、PHS、自動車携帯電話機などの移動無線通信電子機器が含まれる。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、アイドルユニットが継続するか否かを判別して、継続する場合に、次のスロットの受信タイミングで周辺ゾーン監視を行うように構成したので、高速フルデュプレックスパケット通信方式においても、的確なゾーン移行動作を行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な移動機無線システムにおける移動機において、受信したパケットからスロットを検出する手段と、検出したスロットが先頭スロットであるか否かを判別し、先頭スロットである場合には、当該スロットにおける情報から、前記受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか否かを判別する手段と、前記自移動機宛のパケットでないと判別された場合には、周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する第1開始指令出力手段と、前記検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する手段と、前記アイドルユニットが継続すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットで周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する第2開始指令出力手段と、前記第1開始指令出力手段による出力があった場合には、パケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの受信レベルの監視を行い、前記第2開始指令出力手段による出力があった場合には、前記次のパケットにおける同一のスロットの受信タイミングにおいてパケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの監視を行う手段と、を備えるように構成する。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。加えて、周辺ゾーン監視の頻度を向上させることができるので、より有効なゾーン移行動作を行うことができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な高速フルデュプレックスパケット通信において、受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別し、継続する場合には、前記次のパケットにおける同一スロットの受信タイミングで周辺ゾーンの監視を行うように構成する。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な高速フルデュプレックスパケット通信において、受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する第1ステップと、受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットが先頭スロットであるか否かを判別し、先頭スロットである場合には、当該スロットにおける情報から、前記受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか否かを判別する第2ステップと、を備え、前記第1ステップによりアイドルユニットが機継すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットの受信タイミングで周辺ゾーンの監視を行い、前記第2ステップにより自移動機宛のパケットでないと判別された場合には、周辺ゾーンの監視を行うように構成する。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる移動機の概略構成例である。図中、制御・処理部10は、演算機能を有するCPUや複合論理回路、高周波回路、クロック発生回路、RAM等などからなり、RAMを作業用の記憶領域として使用しながら移動機1における様々な制御・処理を実行する。また、制御・処理部10には、チャネル接続、切替動作やパケット受信処理を担う受信処理部10a、周辺ゾーン監視の開始判定処理を担うユニット判定処理部10b、周辺ゾーンの受信レベルの監視処理を担う周辺ゾーン監視処理部10cなどが論理的に構築されている。受信バッファ11は、受信データを一時格納し制御・処理部10に提供する。
【0020】
記憶部12は、ROM、P−ROM、メモリカードなどからなり、制御・処理部10により実行される種々のプログラムや、チャネル移行処理を行う閾値を設定するパラメータや、ゾーン移行の候補となるUPCHを示すテーブルなどが記憶されている。なお、移動機1には、この他にも、送信処理部や、送信バッファ等の公知の構成要素が備えられているが、本発明とは直接の関係がないのでこれらの説明は省略する。
【0021】
このような構成において、制御・処理部10の受信処理部10aは、UPCHの受信動作を行い、スーパーフレームの信号データ中から、サブフレーム(パケット)およびスロットの検出を行う。サブフレーム中には、3つのスロットが存在するが、本発明においては、3つのスロットすべてを移動機が通信用として使用することを前提とする(高速フルデュプレックスパケット通信方式)。従って、本発明は、従来のように、常に、所定のスロットにて、周辺ゾーン監視することはせず、その代わりに、ユニット判定処理部10bの判定に基づき、所定のタイミングで周辺ゾーン監視を行うことを特徴とする。
【0022】
図2(A)は、1スロットにおけるユニット内のフォーマットを示すものである。このようなユニットは、受信処理部10aにより公知のアルゴリズムにより抽出される。また、ユニットは、8ビットのWビット(信号構成情報)とレイヤ2情報から構成される。さらに、Wビットは、F1、F2、W0の情報から構成される。F1では、当該ユニットが先頭ユニットであるか否か(先頭ユニットの場合“1”、非先頭ユニットの場合”0“)を示し、F2では、当該ユニットが最終ユニットであるか否か(最終ユニットの場合“1”、非最終ユニットの場合”0“)を示す。また、W0では、F2=1の場合、有効バイト数を示し、F2=0の場合、残りユニット数Wr(1〜62)や、当該ユニットのレイヤ2情報が無いこと(W0=0)や、63ユニット以上のレイヤ2情報がある(W0=63)ことを示す。制御・処理部10のユニット判定処理部10bは、このW0により、ユニットの種別(先頭ユニット、途中ユニット、最終ユニット)を判別する。
【0023】
ここで、W0が2以上の場合には、スロット毎に割り当てられるレイヤ2情報が複数統合して1つのレイヤ2情報が完成されることとなる。ユニット判定処理部10bは、このW0により、継続するユニットがあと何ユニット送られてくるかを認識することができる。
【0024】
また、レイヤ2情報が無い(W0=0)場合のユニット(以下「アイドルユニット」という)は、移動機共通に所定の情報を与える(主として、誤り訂正に用いられる)ものであり、図2(B)は、アイドルユニットに含まれるオクテットの情報例を示すものである。図2(B)中、オクテット1におけるIは、同一スロットにおいて継続するアイドルユニット数を示すものであり、例えば、I=1であれば、次のスロットにもアイドルユニットが連続することを意味し、I=2であれば、次のスロットとその次のスロットにもアイドルユニットが連続することを意味する。このようにアイドルユニットが連続する場合、制御・処理部10は、そのうち一つのアイドルユニットを受信すれば、誤り訂正等の処理に十分である。ユニット判定処理部10bは、W0により、アイドルユニットであるか否かや、アイドルユニットに含まれるオクテット内の情報を認識する。
【0025】
また、各スロットのうち、先頭スロット(先頭ユニット)のレイヤ情報2にアドレスフィールドが含まれており、そのうちの一部がMSI(移動機番号)である。ユニット判定処理部10bは、このMSIにより、受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか他移動機宛のパケットをあるかを判別する。なお、図2(B)中の他のオクテットは、本発明と直接の関係がないので説明を省略する。
【0026】
次に、周辺ゾーン監視を行う際の移動機1の動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。図3(A)は、ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第1の実施例を、図3(B)は、ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第2の実施例を、図4は、ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第3の実施例を、それぞれ示すものである。以下、第1、第2、第3の実施例の順に説明する。なお、第2および3の実施例の説明のうち、第1の実施例と重複する部分の説明は省略する。
【0027】
(第1の実施例)
第1の実施例では、先ず、公知の手段により、受信処理部10aは、基地局から指定されたUPCHに接続し、スーパーフレームの信号データの受信動作を開始する。受信された信号データは、一旦、受信バッファ11に格納される。続いて、受信処理部10aは、受信バッファ11上の受信データからパケットおよびスロットを検出し、当該スロットからユニットを抽出する。
【0028】
図3(A)に示すように、ユニット判定処理部10bは、上記抽出されたユニットのW(信号構成情報)内のF1を参照し、当該ユニットが先頭ユニットであるか否か(F1=1若しくはF1=0)を判別する(ステップS1)。先頭ユニットである場合には、ユニット判定処理部10bは、そのユニットのレイヤ情報2におけるアドレスフィールドに存在するMSIを参照し、受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか他移動機宛のパケットをあるか否かを判別する(ステップS2)。自移動機宛のパケットでない場合には、ユニット判定処理部10bは、受信処理部10aおよび周辺ゾーン監視処理部10cに対して、周辺ゾーン監視開始指令を出力する(ステップS3)。
【0029】
これにより、受信処理部10aは、UPCHの受信動作を一時中止する。また、周辺ゾーン監視処理部10cは、チャネル移行処理を行う閾値を設定するパラメータを参照しつつ、周辺ゾーンの受信レベルの監視処理を毎スロットタイミング(約20ms間隔)で行う。かかる周辺ゾーンの監視処理は、約W0×20msの間行われることとなる。周辺ゾーン監視処理部10cにより周辺ゾーンへの移行の必要性が生じた場合には、受信処理部10aは、ゾーン移行の候補となるUPCHを示すテーブルを参照して、UPCHの切替制御を行う。また、かかるテーブルは、周辺レベル測定時に更新される。
【0030】
このように、第1の実施例によれば、自移動機宛のパケットであるか否かを判別して、自移動機宛のパケットでない場合に、周辺ゾーン監視を行うように構成したので、3つのスロットすべてを移動機が通信用として使用する高速フルデュプレックスパケット通信方式においても、的確なゾーン移行動作を行うことができる。
【0031】
(第2の実施例)
第2の実施例では、第1の実施例と同様に、受信処理部10aは、受信バッファ11上の受信データからサブフレームおよびスロットを検出し、当該スロットからユニットを抽出する。
【0032】
図3(B)に示すように、ユニット判定処理部10bは、上記抽出されたユニットのW(信号構成情報)内のW0を参照し、当該ユニットがアイドルユニットであるか否か(W0=0)を判別する(ステップS11)。アイドルユニットである場合には、ユニット判定処理部10bは、そのユニットのオクテット1におけるIを参照して、I=1、若しくはI=2であるか否かを判別、即ち、アイドクユニットが継続するか否か判別する(ステップS12)。I=1、若しくはI=2である場合には、ユニット判定処理部10bは、次のパケットの同一スロットの受信タイミングで周辺ゾーン監視を開始する指令を、受信処理部10aおよび周辺ゾーン監視処理部10cに対して出力する(ステップS13)。
【0033】
これにより、受信処理部10aは、次のパケットの同一スロットの受信タイミングでUPCHの受信動作を中止し、周辺ゾーン監視処理部10cは、そのタイミングで、周辺ゾーンの受信レベルの監視処理を行う。
【0034】
このように、第2の実施例によれば、アイドルユニットが継続するか否かを判別して、継続する場合に、次のスロットの受信タイミングで周辺ゾーン監視を行うように構成したので、上記第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0035】
(第3の実施例)
第3の実施例は、上記第1および第2の実施例を組み合わせたものであり、この場合も、受信処理部10aは、受信バッファ11上の受信データからサブフレームおよびスロットを検出し、当該スロットからユニットを抽出する。
【0036】
図4に示すように、ユニット判定処理部10bは、上記抽出されたユニットのW(信号構成情報)内のW0を参照し、当該ユニットがアイドルユニットであるか否か(W0=0)を判別する(ステップS21)。アイドルユニットでない場合には、ユニット判定処理部10bは、上記抽出されたユニットのW(信号構成情報)内のF1を参照し、当該ユニットが先頭ユニットであるか否か(F1=1若しくはF1=2)を判別する(ステップS22)。
【0037】
ステップS21において、アイドルユニットであると判別した場合には、ユニット判定処理部10bは、上記第2実施例と同様の処理を行う(ステップS23、ステップS24)。
【0038】
また、ステップS22において、先頭ユニットであると判別した場合には、ユニット判定処理部10bは、上記第2実施例と同様の処理を行う(ステップS25、ステップS26)。
【0039】
このように、第3の実施例によれば、第1および2の実施例を組み合わせて、周辺ゾーン監視を行うように構成したので、上記第1の実施例と同様の効果を得ることができる。加えて、かかる組み合わせにより、周辺ゾーン監視の頻度を向上させることができるので、より有効なゾーン移行動作を行うことができる。
【0040】
なお、上記実施形態は、すべてのTDMA(Time Division Multiple Access)方式高速パケット通信携帯電話機、およびTDMA方式高速パケット通信方式をサポートしたデュアルバンド以上の携帯電話機に利用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明によれば、3つのスロットすべてを移動機が通信用として使用する高速フルデュプレックスパケット通信方式においても、所定のタイミングで周辺ゾーン監視を行うように構成したので、的確かつ有効なゾーン移行動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる移動機の概略構成例を示す図である。
【図2】(A)は、1スロットにおけるユニット内のフォーマットを示す図である。スーパーフレーム中におけるデータフォーマットを示す図である。(B)は、アイドルユニットに含まれるオクテットの情報例を示す図である。
【図3】(A)は、ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第1の実施例を、(B)は、ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第2の実施例を、それぞれ示すフローチャートである。
【図4】ユニット判定処理部10bにおける周辺ゾーン監視の開始判定処理の第3の実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 移動機
10 制御・処理部
10a 受信処理部
10b ユニット判定処理部
10c 周辺ゾーン監視処理部
11 受信バッファ
12 記憶部
Claims (4)
- ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な移動機無線システムにおける移動機において、
受信したパケットからスロットを検出する手段と、
検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する手段と、
前記アイドルユニットが継続すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットで周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する手段と、
前記周辺ゾーンの開始指令の出力があった場合には、前記次のパケットにおける同一のスロットの受信タイミングにおいてパケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの監視を行う手段と、を備えることを特徴とする移動機。 - ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な移動機無線システムにおける移動機において、
受信したパケットからスロットを検出する手段と、
検出したスロットが先頭スロットであるか否かを判別し、先頭スロットである場合には、当該スロットにおける情報から、前記受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか否かを判別する手段と、
前記自移動機宛のパケットでないと判別された場合には、周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する第1開始指令出力手段と、
前記検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する手段と、
前記アイドルユニットが継続すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットで周辺ゾーンの監視を開始する指令を出力する第2開始指令出力手段と、
前記第1開始指令出力手段による出力があった場合には、パケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの受信レベルの監視を行い、前記第2開始指令出力手段による出力があった場合には、前記次のパケットにおける同一のスロットの受信タイミングにおいてパケットの受信を一時中止して周辺ゾーンの監視を行う手段と、を備えることを特徴とする移動機。 - ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な高速フルデュプレックスパケット通信において、
受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別し、継続する場合には、前記次のパケットにおける同一スロットの受信タイミングで周辺ゾーンの監視を行うことを特徴する高速フルデュプレックスパケット通信における周辺ゾーンの監視方法。 - ユーザパケットチャネルのパケット中の複数のスロットすべてを移動機が通信用として使用することが可能な高速フルデュプレックスパケット通信において、
受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットにおける情報から、前記受信したパケットにおける前記スロットと、次のパケットにおける同一スロットにおいてアイドルユニットが継続するか否かを判別する第1ステップと、
受信したパケットからスロットを検出し、検出したスロットが先頭スロットであるか否かを判別し、先頭スロットである場合には、当該スロットにおける情報から、前記受信したパケットが自移動機宛のパケットであるか否かを判別する第2ステップと、を備え、
前記第1ステップによりアイドルユニットが機継すると判別された場合には、前記次のパケットにおける同一スロットの受信タイミングで周辺ゾーンの監視を行い、前記第2ステップにより自移動機宛のパケットでないと判別された場合には、周辺ゾーンの監視を行うことを特徴する高速フルデュプレックスパケット通信における周辺ゾーンの監視方法。
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