JP4013944B2 - 光学装置 - Google Patents
光学装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4013944B2 JP4013944B2 JP2004342526A JP2004342526A JP4013944B2 JP 4013944 B2 JP4013944 B2 JP 4013944B2 JP 2004342526 A JP2004342526 A JP 2004342526A JP 2004342526 A JP2004342526 A JP 2004342526A JP 4013944 B2 JP4013944 B2 JP 4013944B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- light beam
- diffraction grating
- light
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Description
λ1L < λ1U < λ2L < λ2U < λ3L < λ3U
n2 < n1・sinθ
1/(n1+n1・sinθ) ≦ Λ/λ3U < Λ/λ2L ≦ 1/(n2+n1・sinθ)
1/(n2+n1・sinθ) ≦ Λ/λ1U < Λ/λ1L ≦ 2/(n1+n1・sinθ)
および
Λ/λ3L < 1/(2・n1・sinθ) < Λ/λ2U
の関係を満たすものとする。ここで、n1およびn2はそれぞれ回折格子を挟む媒質のうち光束が通る側に位置する第1の媒質およびその反対側に位置する第2の媒質の屈折率、θは光束の主光線の回折格子への入射角、Λは回折格子の凹凸の周期、λ1Lおよびλ1Uはそれぞれ第1の波長帯域の最短波長および最長波長、λ2Lおよびλ2Uはそれぞれ第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最短のものの最短波長および最長波長、λ3Lおよびλ3Uはそれぞれ第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最長のものの最短波長および最長波長である。
Λ2/λ2L2 ≦ Λy2/λ2L2 < 1/[n12・[1−(sinθ−1.1・λ2L/(n1・Λ))2]]
の関係を満たすようにするとよい。この関係を満たすことで、不要な回折が抑えられ、回折効率が高まる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態の光学装置1の構成を図1に模式的に示す。光学装置1は、光通信における送受信用の装置であり、発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51を有する。
n2 ≧ n1・sinθ1 ・・・ 式(A1)
Λ/λL ≦ 1/(n1+n1・sinθ1) ・・・ 式(A2)
Λ/λS > 1/(n1+n1・sinθ1)−0.04 ・・・ 式(A3)
である。
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.69μm
凹凸高低差h:1.39μm
凸部幅:0.35μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.53
入射角θ1:60゜
出射角θ2:−42.6゜
s偏光透過回折効率:0.72
光束LR
波長(λL):1490nm
周期/波長(Λ/λL):0.46
入射角θ1:60゜
出射角θ2:35.3゜
p偏光透過率:0.87
s偏光透過率:0.73
平均透過率:0.8
本実施形態の光学装置2も光通信用のもので、図1に示した光学装置1と同様の構成であり、発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51を有する。
n2 < n1・sinθ1 ・・・ 式(B1)
Λ/λL ≦ 1/(n1+n1・sinθ1) ・・・ 式(B2)
1/(n1+n1・sinθ1) ≦ Λ/λS ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(B3)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.585μm
凹凸高低差h:0.42μm
凸部幅:0.293μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.45
入射角θ1:45゜
出射角θ2:−51.8゜
s偏光反射回折効率:0.85
光束LR
波長(λL):1490nm
周期/波長(Λ/λL):0.39
入射角θ1:45゜
出射角θ2:45゜
p偏光反射率:0.89
s偏光反射率:0.86
平均反射率:0.875
本実施形態の光学装置3も光通信用のもので、図1に示した光学装置1と同様の構成であり、発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51を有する。
n2 < n1・sinθ1 ・・・ 式(C1)
1/(n1+n1・sinθ1) ≦ Λ/λL ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(C2)
1/(n2+n1・sinθ1) ≦ Λ/λS ≦ 2/(n1+n1・sinθ1) ・・・ 式(C3)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.6μm
凹凸高低差h:0.645μm
凸部幅:0.3μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.46
入射角θ1:60゜
出射角θ2:60゜
反射率:0.81(−1.83dB)
光束LR
波長(λL):1490nm
周期/波長(Λ/λL):0.40
入射角θ1:60゜
出射角θ2:−52.1゜
p偏光反射回折効率:0.83(−1.63dB)
s偏光反射回折効率:0.87(−1.20dB)
平均反射回折効率:0.85(−1.41dB)
光束LT
最短波長(λS−50):1260nm
周期/波長(Λ/(λS−50)):0.48
入射角θ1:60゜
出射角θ2:60゜
反射率:0.85(−1.43dB)
[表3−3]
光束LT
最長波長(λS+50):1360nm
周期/波長(Λ/(λS+50)):0.44
入射角θ1:60゜
出射角θ2:60゜
反射率:0.78(−2.11dB)
光束LR
最短波長(λL−10):1480nm
周期/波長(Λ/(λL−10)):0.41
入射角θ1:60゜
出射角θ2:−51.1゜
p偏光反射回折効率:0.82(−1.76dB)
s偏光反射回折効率:0.81(−1.80dB)
平均反射回折効率:0.81(−1.78dB)
[表3−5]
光束LR
最長波長(λL+10):1500nm
周期/波長(Λ/(λL+10)):0.40
入射角θ1:60゜
出射角θ2:−53.2゜
p偏光反射回折効率:0.83(−1.62dB)
s偏光反射回折効率:0.91(−0.79dB)
平均反射回折効率:0.87(−1.20dB)
第4の実施形態の光学装置4の構成を図6に模式的に示す。光学装置4は、第1〜第3の実施形態の光学装置1〜3と同様に送受信用の装置であるが、光ファイバ31を介して、波長帯域の異なる2つの光束LR1、LR2を受ける。このため、前述の発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51に加えて、受光部43と信号検出部44を有し、回折格子素子51は、送出する光束LTと受ける光束LR1、LR2の、計3光束を回折の対象とする。光束LTが最も短波長、光束LR2が最も長波長、光束LR1が中間の波長である。
回折格子52の凹凸の周期をΛ、回折格子52の凹凸の高低差をh、回折格子52を挟む2つの媒質のうち、光束LTの入射側に位置する方の屈折率をn1、他方の屈折率をn2、回折格子52への光束の入射角をθ1、回折格子52からの光束の出射角をθ2、最も短波長の光束LTの中心波長をλS、最も長波長の光束LR2の中心波長をλL、中間の波長の光束LR1の中心波長をλMとする。
n2 < n1・sinθ1 ・・・ 式(D1)
1/(n1+n1・sinθ1) ≦ Λ/λL ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(D2)
1/(n1+n1・sinθ1) ≦ Λ/λM ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(D2')
1/(n2+n1・sinθ1) ≦ Λ/λS ≦ 2/(n1+n1・sinθ1) ・・・ 式(D3)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.629μm
凹凸高低差h:0.645μm
凸部幅:0.239μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.76(−2.41dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−53.3゜
p偏光反射回折効率:0.95(−0.44dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−1.45dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.93dB)
光束LR2
波長(λM):1555nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−60.6゜
p偏光反射回折効率:0.76(−2.34dB)
s偏光反射回折効率:0.75(−2.45dB)
平均反射回折効率:0.76(−2.39dB)
光束LT
最短波長(λS−50):1260nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.87(−1.26dB)
[表4−3]
光束LT
最長波長(λS+50):1360nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.74(−2.64dB)
光束LR1
最短波長(λM−10):1480nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−52.3゜
p偏光反射回折効率:0.96(−0.33dB)
s偏光反射回折効率:0.84(−1.52dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.90dB)
[表4−5]
光束LR1
最長波長(λM+10):1500nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−54.4゜
p偏光反射回折効率:0.93(−0.60dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−1.45dB)
平均反射回折効率:0.89(−1.02dB)
光束LR2
最短波長(λL−5):1550nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−60゜
p偏光反射回折効率:0.78(−2.12dB)
s偏光反射回折効率:0.77(−2.30dB)
平均反射回折効率:0.78(−2.21dB)
[表4−7]
光束LR2
最長波長(λL+5):1560nm
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−61.2゜
p偏光反射回折効率:0.74(−2.56dB)
s偏光反射回折効率:0.74(−2.62dB)
平均反射回折効率:0.74(−2.59dB)
本実施形態の光学装置5も光通信用のもので、図1に示した光学装置1と同様の構成であり、発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51を有する。
n2 ≧ n1・sinθ1 ・・・ 式(E1)
Λ/λL ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(E2)
1/(n2+n1・sinθ1)−0.04 < Λ/λS < 1/(n2+n1・sinθ1)+0.02
・・・ 式(E3)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.667μm
凹凸高低差h:1.167μm
凸部幅:0.267μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.509
入射角θ1:36゜
出射角θ2:36゜
反射率:0.71(−2.93dB)
光束LR
波長(λL):1490nm
周期/波長(Λ/λL):0.448
入射角θ1:36゜
出射角θ2:61.8゜
p偏光透過率:0.91(−0.86dB)
s偏光透過率:0.76(−2.34dB)
平均透過率:0.83(−1.57dB)
光束LT
最短波長(λS−50):1260nm
周期/波長(Λ/(λS−50)):0.529
入射角θ1:36゜
出射角θ2:36゜
反射率:0.85(−1.39dB)
[表5−3]
光束LT
最長波長(λS+50):1360nm
周期/波長(Λ/(λS+50)):0.490
入射角θ1:36゜
出射角θ2:36゜
反射率:0.59(−4.65dB)
光束LR
最短波長(λL−10):1480nm
周期/波長(Λ/(λL−10)):0.451
入射角θ1:36゜
出射角θ2:61.8゜
p偏光透過率:0.90(−0.92dB)
s偏光透過率:0.76(−2.44dB)
平均透過率:0.83(−1.64dB)
[表5−5]
光束LR
最長波長(λL+10):1500nm
周期/波長(Λ/(λL+10)):0.445
入射角θ1:36゜
出射角θ2:61.8゜
p偏光透過率:0.91(−0.80dB)
s偏光透過率:0.77(−2.25dB)
平均透過率:0.84(−1.50dB)
第6の実施形態の光学装置6の構成を図10に模式的に示す。光学装置6は、第5の実施形態の光学装置5と同様に送受信用の装置であるが、光ファイバ31を介して、波長帯域の異なる2つの光束LT1、LT2を送出する。このため、前述の発光部21、発光制御部22、光ファイバ31、受光部41、信号検出部42、および回折格子素子51に加えて、発光部23と発光制御部24を有し、回折格子素子51は、送出する光束LT1、LT2と受ける光束LRの、計3光束を回折の対象とする。光束LT1が最も短波長、光束LRが最も長波長、光束LT2が中間の波長である。
n2 ≧ n1・sinθ1 ・・・ 式(F1)
Λ/λL ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(F2)
1/(n2+n1・sinθ1)−0.04 < Λ/λM < 1/(n2+n1・sinθ1)+0.02
・・・ 式(F3)
Λ/λS ≧ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(F4)
なる。
本実施形態の光学装置7は、光ファイバ31を介して波長帯域の異なる2つの光束LR1、LR2を受ける第4の実施形態の光学装置4を修飾したものである。光学装置7における回折格子素子51および光束LR1、LR2の光路を図11に示す。回折格子素子51の回折格子52が設けられていない表面のうち、回折後の光束LR1、LR2が通る部位53は、回折格子52の周期の方向に対して垂直な軸を中心とする円柱状の曲面とされており、光束LR1、LR2に対して凸レンズとして作用する。
本実施形態の光学装置8は、送出する光束LTを−1次で回折反射する第2の実施形態の光学装置2を修飾したものである。光学装置8における回折格子素子51および光束LTの光路を図12に示す。回折格子素子51の回折格子52が設けられていない表面のうち、入射前の光束LTが通る部位54は、回折格子52の周期の方向に対して垂直な軸を中心とする円柱状の曲面とされており、光束LTに対して凸レンズとして作用する。発光部21からの光束LTが発散光である場合でも、このように部位54に集光機能をもたせることで、回折格子52に入射する光束LTを平行光束に近づけることができる。
本実施形態の光学装置9の回折格子素子11を図13に示す。図13において、(a)は側面図、(b)は平面図である。本実施形態では、回折格子素子11の表面を凸の曲面とし、その曲面上に回折格子52を設けている。回折格子52を曲面上に設けることで、回折格子52が屈折による光学的パワーを有することになり、出射する光束の広がりを抑えることができる。したがって、出射後の光束の広がりを抑える手段を別途備える必要がなくなる。
第10の実施形態の光学装置10の構成を図14に模式的に示す。光学装置10は、光を用いて記録媒体に情報を記録し記録媒体から情報を読み出す光記録再生装置であり、3つの発光部27、28、29、2つの回折格子素子55、57、および対物レンズ61を有する。回折格子素子55、57はいずれもプリズム状であり、それぞれ1つの表面に回折格子56、58(図15参照)が設けられている。
n2 ≧ n1・sinθ1 ・・・ 式(G1)
Λ/λL ≦ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(G2)
Λ/λM ≒ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(G3)
Λ/λS ≧ 1/(n2+n1・sinθ1) ・・・ 式(G4)
回折格子56
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:326nm
凹凸高低差h:571nm
凸部幅:163nm
媒質屈折率:1.5
光束LT1
波長(λM):650nm
周期/波長(Λ/λM):0.502
入射角θ1:38゜
出射角θ2:38゜
s偏光反射率:0.962
光束LT2
波長(λL):780nm
周期/波長(Λ/λL):0.418
入射角θ1:67.4゜
出射角θ2:38゜
p偏光透過率:0.952
回折格子58
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:203nm
凹凸高低差h:571nm
凸部幅:163nm
媒質屈折率:1.5
光束LT1
波長(λM):650nm
周期/波長(Λ/λM):0.312
入射角θ1:67.4゜
出射角θ2:38゜
s偏光透過率:0.74
光束LT2
波長(λL):780nm
周期/波長(Λ/λL):0.260
入射角θ1:67.4゜
出射角θ2:38゜
p偏光透過率:0.944
光束LT3
波長(λS):405nm
周期/波長(Λ/λS):0.501
入射角θ1:38゜
出射角θ2:38゜
s偏光反射率:0.962
第11の実施形態の光学装置11は、光通信における送受信用の装置であり、図6に示した第4の実施形態の光学装置4と同様に、光ファイバ31を介して光束LTを送出するとともに、光ファイバ31を介して2つの光束LR1、LR2を受ける。光束LT、LR1、LR2の波長帯域は異なる。
λ1L < λ1U < λ2L < λ2U < λ3L < λ3U ・・・ 式(H1)
n2 < n1・sinθ1 ・・・ 式(H2)
φ≠0 ・・・ 式(H3)
1/[n1・(1−sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ] ≦ Λ/λ3U < Λ/λ2L ≦ 1/[(n22−n12・sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ] ・・・ 式(H4)
1/[(n22−n12・sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ] ≦ Λ/λ1U < Λ/λ1L ≦ 2/[n1・(1−sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ] ・・・ 式(H5)
反射)し、受ける2つの光束LR1、LR2を−1次で回折反射するものとなる。回折格子52と光束LR1、LR2はリトロー配置に近い関係である。
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸主周期Λx(Λ):0.649μm
凹凸副周期Λy:1.298μm
凹凸高低差h:0.649μm
凸部主周期方向幅Wx:0.389μm
凸部副周期方向幅Wy:0.13μm
媒質屈折率:1.48
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λx/λS):0.495
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.77(−1.14dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λx/λM):0.436
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−49.3゜
p偏光反射回折効率:0.92(−0.35dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.22dB)
平均反射回折効率:0.94(−0.28dB)
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λx/λL):0.417
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.7゜
p偏光反射回折効率:0.82(−0.85dB)
s偏光反射回折効率:0.90(−0.45dB)
平均反射回折効率:0.86(−0.64dB)
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λx/λ1L):0.515
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.82(−0.86dB)
[表7−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λx/λ1U):0.477
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.72(−1.46dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λx/λ2L):0.438
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−48.4゜
p偏光反射回折効率:0.91(−0.40dB)
s偏光反射回折効率:0.92(−0.35dB)
平均反射回折効率:0.92(−0.37dB)
[表7−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λx/λ2U):0.433
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−50.2゜
p偏光反射回折効率:0.93(−0.34dB)
s偏光反射回折効率:0.96(−0.16dB)
平均反射回折効率:0.95(−0.25dB)
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λx/λ3L):0.419
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.1゜
p偏光反射回折効率:0.84(−0.77dB)
s偏光反射回折効率:0.92(−0.38dB)
平均反射回折効率:0.88(−0.57dB)
[表7−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λx/λ3U):0.416
方位角φ:10゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−56.2゜
p偏光反射回折効率:0.81(−0.94dB)
s偏光反射回折効率:0.89(−0.52dB)
平均反射回折効率:0.85(−0.72dB)
1/[n1・(1−sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ]
1/[(n22−n12・sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ]
1/[(n22−n12・sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ]
2/[n1・(1−sin2θ1・sin2φ)1/2+n1・sinθ1・cosφ]
回折格子
断面形状:矩形
凹凸主周期Λx(Λ):0.649μm
凹凸副周期Λy:1.298μm
凹凸高低差h:0.649μm
凸部主周期方向幅Wx:0.389μm
凸部副周期方向幅Wy:0.13μm
媒質屈折率:1.48
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λx/λS):0.495
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.81(−0.90dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λx/λM):0.436
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−49.3゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.55dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−0.71dB)
平均反射回折効率:0.86(−0.63dB)
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λx/λL):0.417
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.7゜
p偏光反射回折効率:0.87(−0.59dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.23dB)
平均反射回折効率:0.91(−0.41dB)
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λx/λ1L):0.515
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.88(−0.57dB)
[表8−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λx/λ1U):0.477
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.76(−1.21dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λx/λ2L):0.438
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−48.4゜
p偏光反射回折効率:0.85(−0.70dB)
s偏光反射回折効率:0.79(−1.00dB)
平均反射回折効率:0.82(−0.85dB)
[表8−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λx/λ2U):0.433
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−50.2゜
p偏光反射回折効率:0.90(−0.45dB)
s偏光反射回折効率:0.89(−0.50dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.48dB)
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λx/λ3L):0.419
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.1゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.53dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.21dB)
平均反射回折効率:0.92(−0.37dB)
[表8−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λx/λ3U):0.416
方位角φ:0゜
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−56.2゜
p偏光反射回折効率:0.86(−0.64dB)
s偏光反射回折効率:0.94(−0.26dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.45dB)
{n1・sinθ1−(λ/Λ)・cosφ}2+{(λ/Λ)・sinφ}2 = (n1・sinθ2)2
・・・ 式(J1)
sinα = λ・sinφ/(n1・Λ・sinθ2) ・・・ 式(J2)
λ/Λ = 2・n1・sinθ1 ・・・ 式(J3)
sinα ≒ 2・sinφ ・・・ 式(J4)
第12の実施形態の光学装置12も、光通信における送受信用の装置であり、図6に示した第4の実施形態の光学装置4と同様に、光ファイバ31を介して光束LTを送出するとともに、光ファイバ31を介して2つの光束LR1、LR2を受ける。光束LT、LR1、LR2の波長帯域は異なる。
λ1L < λ1U < λ2L < λ2U < λ3L < λ3U ・・・ 式(K1)
n2 < n1・sinθ1 ・・・ 式(K2)
1/(n1+n1・sinθ1) ≦ Λ/λ3U < Λ/λ2L ≦ 1/(n2+n1・sinθ1)
・・・ 式(K3)
1/(n2+n1・sinθ1) ≦ Λ/λ1U < Λ/λ1L ≦ 2/(n1+n1・sinθ1)
・・・ 式(K4)
Λ/λ3L < 1/(2・n1・sinθ1) < Λ/λ2U ・・・ 式(K5)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.645μm
凹凸高低差h:0.709μm
凸部幅:0.451μm
媒質屈折率:1.48
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.492
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:0.96(−0.18dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λ/λM):0.433
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−49.7゜
p偏光反射回折効率:0.81(−0.92dB)
s偏光反射回折効率:0.83(−0.79dB)
平均反射回折効率:0.82(−0.85dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.13dB
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λ/λL):0.415
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−56.2゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.56dB)
s偏光反射回折効率:0.90(−0.45dB)
平均反射回折効率:0.89(−0.51dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.11dB
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λ/λ1L):0.512
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:1.00(−0.01dB)
[表9−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λ/λ1U):0.474
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:0.89(−0.49dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λ/λ2L):0.436
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−48.8゜
p偏光反射回折効率:0.76(−1.19dB)
s偏光反射回折効率:0.78(−1.09dB)
平均反射回折効率:0.77(−1.14dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.10dB
[表9−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λ/λ2U):0.430
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−50.7゜
p偏光反射回折効率:0.85(−0.73dB)
s偏光反射回折効率:0.88(−0.58dB)
平均反射回折効率:0.86(−0.65dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.15dB
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λ/λ3L):0.416
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−55.7゜
p偏光反射回折効率:0.89(−0.52dB)
s偏光反射回折効率:0.91(−0.41dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.47dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.11dB
[表9−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λ/λ3U):0.413
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−56.8゜
p偏光反射回折効率:0.87(−0.60dB)
s偏光反射回折効率:0.89(−0.50dB)
平均反射回折効率:0.88(−0.55dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.10dB
1/(n1+n1・sinθ1)
1/(n2+n1・sinθ1)
1/(n2+n1・sinθ1)
2/(n1+n1・sinθ1)
1/(2・n1・sinθ1)
回折格子
断面形状:矩形
凹凸周期Λ:0.629μm
凹凸高低差h:0.645μm
凸部幅:0.239μm
媒質屈折率:1.5
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λ/λS):0.480
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.76(−1.21dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λ/λM):0.422
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−53.3゜
p偏光反射回折効率:0.95(−0.22dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−0.72dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.46dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.51dB
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λ/λL):0.405
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−60.6゜
p偏光反射回折効率:0.76(−1.17dB)
s偏光反射回折効率:0.75(−1.23dB)
平均反射回折効率:0.76(−1.20dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.06dB
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λ/λ1L):0.499
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.87(−0.63dB)
[表10−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λ/λ1U):0.463
入射角θ1:51゜
出射角θ2:51゜
反射率:0.74(−1.32dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λ/λ2L):0.425
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−52.3゜
p偏光反射回折効率:0.96(−0.17dB)
s偏光反射回折効率:0.84(−0.76dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.45dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.59dB
[表10−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λ/λ2U):0.419
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−54.4゜
p偏光反射回折効率:0.93(−0.30dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−0.73dB)
平均反射回折効率:0.89(−0.51dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.43dB
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λ/λ3L):0.406
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−60.0゜
p偏光反射回折効率:0.78(−1.06dB)
s偏光反射回折効率:0.77(−1.15dB)
平均反射回折効率:0.78(−1.11dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.09dB
[表10−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λ/λ3U):0.403
入射角θ1:51゜
出射角θ2:−61.2゜
p偏光反射回折効率:0.74(−1.28dB)
s偏光反射回折効率:0.74(−1.31dB)
平均反射回折効率:0.74(−1.30dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.03dB
凸部幅
減少 設計値 増大
0.401μm 0.451μm 0.501μm
光束LT(1310nm波長帯域)
反射率 −1.337 −0.490 −0.095
反射率変動量 −0.847 0.395
光束LR1(1490nm波長帯域)
回折効率 −1.226 −1.136 −2.562
回折効率変動量 −0.090 −1.425
p偏光、s偏光回折効率差 1.851 0.149 3.458
p偏光、s偏光回折効率差変動量 1.702 3.309
光束LR2(1555nm波長帯域)
回折効率 −0.501 −0.552 −1.184
回折効率変動量 0.051 −0.632
p偏光、s偏光回折効率差 0.558 0.113 1.762
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.445 1.649
第13の実施形態の光学装置13は、上記の光学装置12を修飾して、回折格子52の凸部の幅が変動してもp偏光とs偏向の回折効率の差に大きな変動が生じないようにしたものである。光学装置13においては、第11の実施形態の光学装置11の如く、図16に示したように、回折格子52の凹凸に互いに垂直な第1の方向と第2の方向に周期をもたせている。第1の方向の周期Λxは第2の方向の周期Λy以下であり、前者を主周期、後者を副周期という。ただし、光学装置13では、光束LT、LR1、LR3は、副周期の方向に対して垂直な方向から回折格子52に入射させる。したがって、図17に示した方位角φは0゜である。
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸主周期Λx(Λ):0.645μm
凹凸副周期Λy:0.645μm
副周期/主周期(Λy/Λx):1
凹凸高低差h:0.645μm
凸部主周期方向幅Wx:0.387μm
凸部副周期方向幅Wy:0.064μm
媒質屈折率:1.48
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λx/λS):0.492
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:0.84(−0.77dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λx/λM):0.433
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−49.7゜
p偏光反射回折効率:0.89(−0.50dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−0.68dB)
平均反射回折効率:0.87(−0.59dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.18dB
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λx/λL):0.415
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−56.2゜
p偏光反射回折効率:0.87(−0.62dB)
s偏光反射回折効率:0.96(−0.20dB)
平均反射回折効率:0.91(−0.40dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.42dB
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λx/λ1L):0.512
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:0.91(−0.40dB)
[表12−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λx/λ1U):0.474
入射角θ1:53゜
出射角θ2:53゜
反射率:0.76(−1.19dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λx/λ2L):0.436
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−48.8゜
p偏光反射回折効率:0.86(−0.63dB)
s偏光反射回折効率:0.80(−0.96dB)
平均反射回折効率:0.83(−0.80dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.33dB
[表12−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λx/λ2U):0.430
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−50.7゜
p偏光反射回折効率:0.91(−0.42dB)
s偏光反射回折効率:0.90(−0.47dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.45dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.05dB
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λx/λ3L):0.416
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−55.7゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.56dB)
s偏光反射回折効率:0.96(−0.17dB)
平均反射回折効率:0.92(−0.36dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.39dB
[表12−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λx/λ3U):0.413
入射角θ1:53゜
出射角θ2:−56.8゜
p偏光反射回折効率:0.85(−0.68dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.23dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.45dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.45dB
主周期方向凸部幅
減少 設計値 増大
0.337μm 0.387μm 0.437μm
光束LT(1310nm波長帯域)
反射率 −1.608 −1.188 −0.589
反射率変動量 −0.419 0.599
光束LR1(1490nm波長帯域)
回折効率 −0.724 −0.795 −1.071
回折効率変動量 0.071 −0.276
p偏光、s偏光回折効率差 0.678 0.332 1.052
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.346 0.720
光束LR2(1555nm波長帯域)
回折効率 −0.394 −0.448 −0.663
回折効率変動量 0.054 −0.214
p偏光、s偏光回折効率差 0.458 0.453 0.928
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.004 0.475
副周期方向凸部幅
減少 設計値 増大
0.014μm 0.064μm 0.114μm
光束LT(1310nm波長帯域)
反射率 −1.556 −1.188 −0.806
反射率変動量 −0.367 0.383
光束LR1(1490nm波長帯域)
回折効率 −0.757 −0.795 −0.937
回折効率変動量 0.038 −0.142
p偏光、s偏光回折効率差 0.754 0.332 0.511
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.422 0.179
光束LR2(1555nm波長帯域)
回折効率 −0.375 −0.448 −0.580
回折効率変動量 0.073 −0.131
p偏光、s偏光回折効率差 0.256 0.453 0.768
p偏光、s偏光回折効率差変動量 −0.198 0.314
回折次数(mx、my)の回折光が生じる条件は式(M1)で表される。
[(n2/n1)・sinθ1・cosφ+mx・λ/(n2・Λx)]2+
[(n2/n1)・sinθ1・cosφ+my・λ/(n2・Λy)]2 ≦ 1 ・・・ 式(M1)
[sinθ1−λ2L/(n1・Λx)]2+[λ2L/(n1・Λy)]2 > 1 ・・・ 式(M2)
Λy2/λ2L2 < 1/[n12・[1−(sinθ1−λ2L/(n1・Λx))2]] ・・・ 式(M3)
Λy2/λ2L2 < 1/[n12・[1−(sinθ1−1.1・λ2L/(n1・Λx))2]]
・・・ 式(M4)
Λx2/λ2L2 ≦ Λy2/λ2L2 ・・・ 式(M5)
回折格子52
断面形状:矩形
凹凸主周期Λx(Λ):0.649μm
凹凸副周期Λy:1.298μm
副周期/主周期(Λy/Λx):2
凹凸高低差h:0.649μm
凸部主周期方向幅Wx:0.389μm
凸部副周期方向幅Wy:0.130μm
媒質屈折率:1.48
光束LT
波長(λS):1310nm
周期/波長(Λx/λS):0.495
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.81(−0.90dB)
光束LR1
波長(λM):1490nm
周期/波長(Λx/λM):0.436
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−49.3゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.55dB)
s偏光反射回折効率:0.85(−0.71dB)
平均反射回折効率:0.86(−0.63dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.16dB
光束LR2
波長(λL):1555nm
周期/波長(Λx/λL):0.417
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.7゜
p偏光反射回折効率:0.87(−0.59dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.23dB)
平均反射回折効率:0.91(−0.41dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.35dB
光束LT
最短波長(λ1L):1260nm
周期/波長(Λx/λ1L):0.515
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.88(−0.57dB)
[表14−3]
光束LT
最長波長(λ1U):1360nm
周期/波長(Λx/λ1U):0.477
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:52.5゜
反射率:0.76(−1.21dB)
光束LR1
最短波長(λ2L):1480nm
周期/波長(Λx/λ2L):0.438
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−48.4゜
p偏光反射回折効率:0.85(−0.70dB)
s偏光反射回折効率:0.79(−1.00dB)
平均反射回折効率:0.82(−0.85dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.30dB
[表14−5]
光束LR1
最長波長(λ2U):1500nm
周期/波長(Λx/λ2U):0.433
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−50.2゜
p偏光反射回折効率:0.90(−0.45dB)
s偏光反射回折効率:0.89(−0.50dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.48dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.05dB
光束LR2
最短波長(λ3L):1550nm
周期/波長(Λx/λ3L):0.419
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−55.1゜
p偏光反射回折効率:0.88(−0.53dB)
s偏光反射回折効率:0.95(−0.21dB)
平均反射回折効率:0.92(−0.37dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.33dB
[表14−7]
光束LR2
最長波長(λ3U):1560nm
周期/波長(Λx/λ3U):0.416
入射角θ1:52.5゜
出射角θ2:−56.2゜
p偏光反射回折効率:0.86(−0.64dB)
s偏光反射回折効率:0.94(−0.26dB)
平均反射回折効率:0.90(−0.45dB)
p偏光、s偏光回折効率差:0.38dB
1/(2・n1・sinθ1)の値は0.426である。なお、式(M3)の上限値に相当する副周期Λyは1.338μmである。
主周期方向凸部幅
減少 設計値 増大
0.339μm 0.389μm 0.439μm
光束LT(1310nm波長帯域)
反射率 −1.685 −1.208 −0.597
反射率変動量 −0.477 0.611
光束LR1(1490nm波長帯域)
回折効率 −0.796 −0.848 −1.125
回折効率変動量 0.052 −0.276
p偏光、s偏光回折効率差 0.808 0.300 1.155
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.508 0.855
光束LR2(1555nm波長帯域)
回折効率 −0.370 −0.449 −0.649
回折効率変動量 0.079 −0.200
p偏光、s偏光回折効率差 0.340 0.382 0.898
p偏光、s偏光回折効率差変動量 −0.042 0.515
副周期方向凸部幅
減少 設計値 増大
0.080μm 0.130μm 0.180μm
光束LT(1310nm波長帯域)
反射率 −1.388 −1.208 −1.103
反射率変動量 −0.180 0.105
光束LR1(1490nm波長帯域)
回折効率 −0.803 −0.848 −0.933
回折効率変動量 0.045 −0.085
p偏光、s偏光回折効率差 0.808 0.300 0.327
p偏光、s偏光回折効率差変動量 0.508 0.027
光束LR2(1555nm波長帯域)
回折効率 −0.370 −0.449 −0.522
回折効率変動量 0.079 −0.073
p偏光、s偏光回折効率差 0.340 0.382 0.579
p偏光、s偏光回折効率差変動量 −0.042 0.197
21、23 発光部
22、24 発光制御部
25 円弧状レール
26 温度センサ
27、28、29 発光部
31 光ファイバ
35 光センサ
41、43 受光部
42、44 信号検出部
51 回折格子素子
52 回折格子
52a 回折格子凸部
52b 回折格子凹部
53、54 凸部
55、57 回折格子素子
56、58 回折格子
61 対物レンズ
Claims (7)
- 第1の波長帯域の光束を回折反射し、第1の波長帯域の光束の回折反射先から入射する第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域の光束を回折反射して分離する回折格子素子を有する光学装置において、
回折格子を挟む媒質のうち光束が通る側に位置する第1の媒質およびその反対側に位置する第2の媒質の屈折率をそれぞれn1およびn2、光束の主光線の回折格子への入射角をθ、回折格子の凹凸の周期をΛ、第1の波長帯域の最短波長および最長波長をそれぞれλ1Lおよびλ1U、第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最短のものの最短波長および最長波長をそれぞれλ2Lおよびλ2U、第1の波長帯域よりも長波長の複数の波長帯域のうち最長のものの最短波長および最長波長をそれぞれλ3Lおよびλ3Uと表すとき、
λ1L < λ1U < λ2L < λ2U < λ3L < λ3U
n2 < n1・sinθ
1/(n1+n1・sinθ) ≦ Λ/λ3U < Λ/λ2L ≦ 1/(n2+n1・sinθ)
1/(n2+n1・sinθ) ≦ Λ/λ1U < Λ/λ1L ≦ 2/(n1+n1・sinθ)
および
Λ/λ3L < 1/(2・n1・sinθ) < Λ/λ2U
の関係を満たすことを特徴とする光学装置。 - 回折格子の凹凸が、入射する光束の主光線の入射面に略平行な第1の方向に加えて、第1の方向に対して垂直な第2の方向に周期を有し、第1の方向の周期が前記周期であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
- 回折格子の凹凸の第2の方向の周期をΛyと表すとき、
Λ2/λ2L2 ≦ Λy2/λ2L2< 1/[n12・{1−(sinθ−1.1・λ2L/(n1・Λ))2}]
の関係を満たすことを特徴とする請求項2に記載の光学装置。 - 回折格子の凹凸の周期の方向に平行な各凹凸の断面が略矩形であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の光学装置。
- 第1の波長帯域の光束を供給する第1の光学部品と、第1の波長帯域よりも長波長の波長帯域の複数の光束を供給するとともに、第1の光学部品からの第1の波長帯域の光束を受ける第2の光学部品とをさらに備え、
回折格子によって、第1の光学部品からの光束を回折反射して第2の光学部品に導き、第2の光学部品からの複数の光束を回折反射して分離することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の光学装置。 - 第2の光学部品が光ファイバであることを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
- 回折格子に入射する光束または回折格子から出射した光束を集光させる光学部品を備えることを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342526A JP4013944B2 (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 光学装置 |
US11/091,801 US7199926B2 (en) | 2004-11-26 | 2005-03-28 | Diffraction grating device and optical apparatus |
US11/704,741 US7385761B2 (en) | 2004-11-26 | 2007-02-09 | Diffraction grating device and optical apparatus |
US12/112,260 US7633680B2 (en) | 2004-11-26 | 2008-04-30 | Diffraction grating device and optical apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342526A JP4013944B2 (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006154102A JP2006154102A (ja) | 2006-06-15 |
JP4013944B2 true JP4013944B2 (ja) | 2007-11-28 |
Family
ID=36632518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004342526A Expired - Fee Related JP4013944B2 (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4013944B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5181552B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2013-04-10 | 株式会社リコー | 回折光学素子および光ビーム検出手段および光走査装置および画像形成装置 |
US20220206300A1 (en) * | 2019-03-13 | 2022-06-30 | Lg Chem, Ltd. | Diffraction light guide plate |
-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004342526A patent/JP4013944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006154102A (ja) | 2006-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7633680B2 (en) | Diffraction grating device and optical apparatus | |
JP3976457B2 (ja) | 光学ヘッド | |
JP4510367B2 (ja) | 互換型光ピックアップ | |
KR100519636B1 (ko) | 회절 광학 소자 및 그것을 사용한 광학 헤드 | |
EP0582958B1 (en) | A semiconductor laser device, an optical device and a method of producing the same | |
JP2001060336A5 (ja) | ||
JP4098951B2 (ja) | 光ヘッド用光源装置 | |
US8000210B2 (en) | Quarter-wave plate, and optical pickup device | |
JP4013944B2 (ja) | 光学装置 | |
JP4059245B2 (ja) | 光学装置 | |
JP4129596B2 (ja) | 光学装置 | |
WO2011001641A1 (ja) | 光学素子 | |
JP3817438B2 (ja) | 光学部材およびこれを用いた光学装置 | |
JP2008116988A (ja) | 光学装置 | |
JP4984537B2 (ja) | 外部共振器型波長可変光源 | |
JP4816258B2 (ja) | 表面反射回折格子を備えた光学装置 | |
JP4138321B2 (ja) | 光分離方法および光合成方法および光分離合成光学素子および光分離カップリング装置 | |
JP4397471B2 (ja) | 光学ヘッド | |
KR101061324B1 (ko) | 광원 장치 및 광픽업 장치 | |
US8483033B2 (en) | Optical information recording/reproducing apparatus and objective optical system for the same | |
WO2023163224A1 (ja) | 光レセプタクルおよび光モジュール | |
KR100878529B1 (ko) | 호환형 광픽업 | |
JP4501609B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP3910103B2 (ja) | 光送受信装置 | |
US20050190811A1 (en) | External cavity laser and method for selectively emitting light based on wavelength using aberration-corrected focusing diffractive optical element |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070903 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |