JP4013830B2 - Ventilation door opening / closing seal structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気が流通する開口部が形成されたケースと、当該開口部を開閉するドアとのシール構造に関するものであり、特に、車両用空調装置に備えられた通風路開閉ドアのシール構造に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のシール構造を、車両用空調装置に備えられて通風路を形成する空調ケースと、空調ケースの開口部を開閉するドアとのシール構造を例に説明すると、ドアにはシール部材が設けられ、空調ケースのうち開口部の周囲には、ドアが開口部を閉じたときにシール部材と密着してシールするシール面が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−301442号公報
上記特許文献1には、シール部材の材質として熱可塑性エラストマを採用したものが記載されており、図11に示すように、空調ケース10のシール面11aにゴム弾性体のシール部材43の接触部43aを押し付けて密着させることにより、シール性を確保して空気が開口部11から漏れ出ることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようにシール部材43の材質に熱可塑性エラストマ、合成ゴム、天然ゴム、シリコンゴムその他のゴム弾性体を採用すると、シール面11aに押し付けられたシール部材43にはシール面11aとの間に粘着力が生じ、この粘着力により次に説明するような問題が生じることが分かった。
【0005】
すなわち、開口部11をドア40で閉じてシール部材43の接触部43aをシール面11aに押し付けた状態から、ドア40を開こうとすると、シール部材43にはシール面11aから引き剥がされる向き(矢印Aに示す向き)に力が作用するが、上記粘着力により、シール面11aに接触部43aが密着したまま図11中の一点鎖線に示すように弾性部材43が弾性変形する。
【0006】
その後さらにドア40を開こうとすると、接触部43aがシール面11aに密着しきれなくなった瞬間に、接触部43aがシール面11aから一気に剥離して動き出し、この剥離の際に剥離音が発生してしまう。特に、車室内の静粛性が高い車両においては当該剥離音が乗員に容易に聞き取られてしまい耳障りとなる。さらに、夏期等の雰囲気温度が高い場合には上記粘着力が高くなり剥離音が発生しやすくなることが本発明者らにより明らかになった。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、通風路開閉ドアに設けられたシール部材の材質にゴム弾性体を採用した場合において、ドアを開く際に生じる剥離音の発生を抑制することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気が流通する開口部(11、12、13、14、15)を有するケース(10)と、開口部(11〜15)を開閉するドア(40、50、60、70)とを備え、ドア(40〜70)は、ドア基板(41、51、61、71)と、ドア基板(41〜71)の周縁に設けられたゴム弾性体のシール部材(43、53、63、73)とを有し、シール部材(43〜73)には、ドア基板(41〜71)の外縁に沿って延びるリップ部(43a)が一体に形成され、ケース(10)のうち開口部(11〜15)の周囲には、ドア(40〜70)が開口部(11〜15)を閉じたときにリップ部(43a)と密着してシールするシール面(11a、12a、13a、14a、15a)が設けられ、ドア基板(41〜71)には、ケース(10)に回転可能に組み付けられた回転軸(42、52、62、72)が設けられ、回転軸(42〜72)が回転してドア(40〜70)が回転することによってドア(40〜70)が開口部(11〜15)を開閉し、ドア(40〜70)が回転して開口部(11〜15)を閉じるときには、リップ部(43a)がシール面(11a〜15a)に押し付けられて密着するようになっており、リップ部(43a)表面には、複数本の筋状突起(43b)が形成され、複数本の筋状突起(43b)は平行に並んで配置され、複数本の筋状突起(43b)の延びる方向は、リップ部(43a)がドア基板(41〜71)から突出する方向と同一方向になっていることを特徴とする。
【0009】
これにより、シール部材(43〜73)とシール面(11a〜15a)との接触面積を筋状突起(43b)により小さくすることで、粘着力を減少できる。この結果、開口部(11〜15)をドア(40〜70)で閉じてシール部材(43〜73)をシール面(11a〜15a)に押し付けた状態でも、シール部材(43〜73)とシール面(11a〜15a)との粘着性が低減されるため、上記状態からドア(40〜70)を開ける際に、シール部材(43〜73)がシール面(11a〜15a)から容易に離れるので、無理なくドア(40〜70)を開けることができ、ひいてはシール部材(43〜73)からの剥離音の発生を抑制できる。
【0010】
請求項2に記載の発明のように、シール面(11a〜15a)に、スジ状の複数の溝で構成された凹凸(11b)を設け、凹凸(11b)が、シール面(11a〜15a)を樹脂成形する金型を研削材で傷つけることにより形成されたスクラッチ傷状になっていてもよい。これにより、シール部材(43〜73)とシール面(11a〜15a)との接触面積を凹凸(11b)により小さくすることで、粘着力を減少できる。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0017】
(第1実施形態)
本実施形態は、車両用空調装置に備えられた空調ケースと各種ドアとのシール構造に本発明のシール構造を適用したものであり、図1は、当該車両用空調装置の室内ユニット1を模式的に示す断面図である。図1中の上下左右前後方向を示す矢印は、当該室内ユニット1を車両に搭載した状態における向きを示すものであり、本実施形態では図示しない計器盤の内側に配置されている。
【0018】
室内ユニット1は通風路を形成する空調ケース10を備えている。空調ケース10は例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂にて形成されており、ガラス繊維等のフィラーやタルクを混入して、強度アップを図るようにしてもよい。
【0019】
空調ケース10内には、空気流れ上流側から順に冷房用熱交換器としての蒸発器20、暖房用熱交換器としてのヒータコア30が備えられている。蒸発器20は、周知の冷凍サイクルを構成するものであり、冷媒を蒸発させることにより通風空気を冷却するものである。ヒータコア30は、エンジン冷却水である温水を流通させることにより通風空気を加熱するものである。
【0020】
空調ケース10には、図示しない車両のフロントウインドシールドに向けて空調風を吹き出すデフロスタ吹出口11、乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すフェイス吹出口12、乗員の足元に向けて空調風を吹き出す空調風を吹き出すフット吹出口13が形成されている。
【0021】
また、空調ケース10内部には、開口部14からヒータコア30を通過して流通する温風通路10aと、開口部15からヒータコア30をバイパスして流通する冷風通路10bとが形成されている。なお、上記各吹出口11、12、13および開口部14、15は、本発明に言う開口部に相当するものである。
【0022】
さらに、空調ケース10には、各吹出口11、12、13を開閉するデフロスタドア40、フェイスドア50、フットドア60、および開口部14、15を開閉するエアミックスドア70が回動自在に組み付けられている。これらのドア40〜70は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂にて形成されたドア基板41、51、61、71を備えており、当該樹脂にガラス繊維等のフィラーやタルクを混入して、強度アップを図るようにしてもよい。
【0023】
そして、ドア40〜70は、ドア基板41〜71と、ドア基板41〜71に一体に樹脂成形された回転軸42、52、62、72と、ドア基板41〜71の周囲に設けられたゴム弾性体のシール部材43、53、63、73とから構成されている。なお、図1では、シール部材43、53、63、73を示す部分に斜線を付して示しているが、これは断面を示すものではない。
【0024】
上記ゴム弾性体の材質としては、熱可塑性エラストマ、合成ゴム、天然ゴム、シリコンゴム等が挙げられ、本実施形態では熱可塑性エラストマを採用している。なお、当該熱可塑性エラストマとは、高温では樹脂のように流動し射出成形等が可能であり、使用温度としての常温ではゴム弾性を示す、周知の材質である。
【0025】
そして、ドア基板41〜71および回転軸42〜72を予め一体に樹脂成形し、その後に、熱可塑性エラストマからなるシール部材43〜73をドア基板41〜71に対して射出成形の手法で一体成形している。熱可塑性エラストマの具体的材質としては、サーモプラクティクエラストマ(TPE)の一種であるオレフィン系エラストマが好適である。
【0026】
デフロスタドア40およびフェイスドア50は、ドア基板41、51の中央部に回転軸42、52を設けたバタフライドアであり、フットドア60およびエアミックスドア70はドア基板61、71の端部に回転軸62、72を設けたドアである。各回転軸41〜71は空調ケース10に回転可能に組み付けられており、乗員の操作力により回転するようにしてもよいし、サーボモータ等のアクチュエータにより回転するようにしてもよい。
【0027】
各吹出口11〜13および開口部14、15の周囲には、各吹出口11〜13および開口部14、15をドア40〜70が閉じたときにシール部材43と密着してシールするシール面11a、12a、13a、14a、15aが設けられている。本実施形態のシール面11a〜15aは空調ケース10の一部であり、樹脂製である。
【0028】
図2は、デフロスタ吹出口11周囲のシール面11aおよびデフロスタドア40を具体的に示す斜視図であり、シール部材43にはリップ部43aが一体に形成されている。シール部材43およびリップ部43aは、ドア基板41の外縁に沿って延びるように形成されており、リップ部43aがシール面11aと密着してシールするようになっている。このようにシールすることにより、ドア40が吹出口11を閉じた際に吹出口11から空調風が車室内に漏れ出てしまうことを防止している。
【0029】
そして、シール面11aには無数の凹凸11bが設けられている。この凹凸11bは意図的に付与されたものである。具体的には、凹凸11bの拡大図である図3に示すように、凹凸11bはスジ状の複数の溝で構成されており、より具体的には溝はリップ部43aの突出方向、つまり、ドア基板41の周縁方向と直角に延びるスジ状に形成されている。
【0030】
凹凸11bの形成方法の一例としては、空調ケース10を樹脂成形する金型のうちシール面11aを形成する部分の表面を研削材で傷つけることにより、凹凸11bをスクラッチ傷状に形成することが挙げられる。傷つける方法のより具体的な例としては、ヤスリや砥石により研削することが挙げられる。
【0031】
また、前記金型の表面を放電加工することにより凹凸11bを形成するようにしてもよいし、前記金型の表面をエッチング加工によりシボ処理して、シボにより凹凸11bを形成するようにしてもよい。
【0032】
なお、図2に示す以外のシール面12a〜15aおよびドア50、60、70はシール面11aおよびデフロスタドア40と同様の構造であり、シール面12a〜15aのそれぞれにも上記凹凸11bと同様の凹凸が形成されている。
【0033】
ここで、各吹出口11〜13および開口部14、15をドア40〜70で閉じてシール部材43のリップ部43aをシール面11aに押し付けた状態では、リップ部43aは押し付けられて弾性変形するためシール面11aとの接触面積が大きくなり、このため、本実施形態のようにシール面11aに凹凸11bが形成されていなければ、リップ部43aとシール面11aとの間には大きな粘着力が生じる。
【0034】
これに対し、本実施形態では凹凸11bによりシール部材43〜73とシール面11a〜15aとの接触面積を小さくできるので、上記粘着力を減少でき、凹凸11bが、上記粘着性を低減させる剥離部として作用することとなる。
【0035】
図4は、ドア40〜70を閉じてシール部材43〜73のリップ部43aをシール面11a〜15aに押し付けた状態を、ドア40が代表して示しており、本実施形態によれば、図4に示す状態であっても、シール部材43〜73の各リップ部43aとシール面11a〜15aとの粘着性が凹凸11bにより低減されている。よって、図4の状態からドア40〜70を開ける際に、シール面11a〜15aから各リップ部43aが容易に離れるので、無理なくドア40〜70を開けることができ、ひいてはリップ部43aがシール面11aから剥離する際に生じる剥離音を抑制できる。
【0036】
また、本実施形態では、シール部材43〜73の材質として熱可塑性エラストマを採用しているので、発泡性ウレタン等からなるシール部材を接着剤によりドア基板41〜71に貼り付ける従来のドアに比べて、シール部材43〜73のドア基板41〜71への固着性を高めることができ、シール部材43〜73がドア基板41〜71から剥がれ難くできる。
【0037】
また、上記従来のドアでは手作業でシール部材を貼り付けるのに対し、本実施形態では熱可塑性エラストマを採用するので、上記手作業を不要にでき、コストダウンを図ることができる。因みに、発泡性ウレタン製のシール部材を樹脂製ドア基板41〜71と一体に成形する従来のドアにおいては、成形の制約上シール部材をドア基板41〜71の全面に設けなければならないためコスト高となっているのに対し、本実施形態では熱可塑性エラストマを採用するので、上記制約を受けることなく、ドア基板41〜71の周縁部のみにシール部材43〜73を設けることができ、コストダウンを図ることができる。
【0038】
なお、エアミックスドア70に比べてデフロスタドア40、フェイスドア50およびフットドア60は、空気流れのうち車室内に近い位置に配置されているため、ドア40〜60で生じる剥離音は車室内に漏れ出やすく乗員に聞き取られてしまいやすい。よって、このような位置のドア40〜60に本発明のシール構造を用いて好適である。
【0039】
また、雰囲気温度が高いほど粘着力の上昇により剥離音が生じやすいため、雰囲気温度が高い地域で使用される車両用空調装置のドア40〜70に本発明のシール構造を用いて好適である。
【0040】
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、シール部材43〜73とシール面11a〜15aとの間に設けられてシール部材43〜73のリップ部43aとシール面11a〜15aとの粘着性を低減させる剥離部を、シール面11a〜15aに形成された凹凸11bにより構成しているが、本実施形態では、シール部材43を代表して示した図5のように、シール面11a〜15aおよびシール部材43〜73とは別体のシート部材80を、シール面11a〜15aに貼り付けている。
【0041】
シート部材80の材質には、シール部材43〜73とシール面11a〜15aとの粘着性を低減させる程度に表面が粗な材質が用いられており、例えば不織布を用いて好適である。またシート部材80として粘着テープ等についている剥離紙を用いても良い。この剥離紙の表面には剥離材としてシリコーン剥離材の一種がコーティングされている。
【0042】
従って、本実施形態ではシート部材80により剥離部を構成しており、これにより、シール部材43〜73とシート部材80との接触面積を小さくできるので、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0043】
(第3実施形態)
本実施形態では、図6に示すように、シール部材43〜73のリップ部表面に突起43bを形成し、当該突起43bにより剥離部を構成している。突起43bは複数設けて好適であり、より具体的には2つの突起43bを設けて好適である。そして、当該突起43bは円錐状に突出する形状に形成されている。
【0044】
これにより、シール部材43〜73とシール面11a〜15aとの接触面積を小さくできるので、粘着力を減少でき、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0045】
(第4実施形態)
本実施形態では、図7に示すように、シール部材43〜73にタルク等の微粉90を塗布しており、当該微粉90により剥離部を構成している。これにより、シール部材43〜73がシール面11a〜15aに対して容易に滑るようになるので、粘着力を減少でき、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0046】
なお、図7に示す例では、シール部材43の全面に微粉90を塗布しているが、シール部材43のうち少なくともシール面11a〜15aに接触する部分に微粉90を塗布するようにすればよい。また、本実施形態ではシール部材43〜73の側に微粉90を塗布しているが、本発明の実施にあたり、シール面11a〜15aの側に微粉90を塗布するようにしてもよい。
【0047】
(第5実施形態)
上記第3実施形態では、シール部材43〜73に形成された突起43bを、円錐状に突出する形状に形成しているのに対し、本実施形態では、図8に示すように、シール部材43〜73に形成された突起43bを、筋状に延びる形状に形成している。
【0048】
図9は図8のB矢視図、図10は図8のC矢視図であり、これらの図9、図10に示すように、筋状の突起43bは複数本設けられている。また、これら複数本の筋状突起43bは平行に並んで配置されている。
【0049】
また、本実施形態の筋状突起43bは、シール部材43のリップ部43aがドア基板41から突出する方向、つまり、ドア基板41の周縁に対して直角方向と、筋状突起43bが筋状に延びる方向とが同一方向となるように形成されている。
【0050】
また、リップ部43aの表面は円弧状に形成されており、本実施形態の筋状突起43bも、前記リップ部43aの表面に沿った円弧状に形成されている。
【0051】
以上により、本実施形態によれば、シール部材43〜73とシール面11a〜15aとの接触面積を小さくできるので、粘着力を減少でき、上記第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る、車両用空調装置の室内ユニットを模式的に示す断面図である。
【図2】図1に示すデフロスタ吹出口のシール面およびデフロスタドアを具体的に示す斜視図である。
【図3】図2に示すシール面に形成された凹凸の拡大図である。
【図4】図2に示すドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る剥離部を示しており、ドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る剥離部を示しており、ドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る剥離部を示しており、ドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【図8】本発明の第5実施形態に係る剥離部を示しており、ドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【図9】図8のB矢視図である。
【図10】図8のC矢視図である。
【図11】従来のドアシール構造を示しており、ドアを閉じてシール部材のリップ部をシール面に押し付けた状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10…空調ケース、11…デフロスタ吹出口、11a〜15a…シール面、
11b…凹凸(剥離部)、12…フェイス吹出口、13…フット吹出口、
14…開口部、15…開口部、40…デフロスタドア、
43〜73…シール部材、43b…突起(剥離部)、50…フェイスドア、
60…フットドア、70…エアミックスドア、80…シート部材(剥離部)、
90…微粉(剥離部)。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seal structure between a case in which an opening through which air flows is formed and a door that opens and closes the opening, and in particular, a seal structure of a ventilation path opening / closing door provided in a vehicle air conditioner. It is suitable for use in.
[0002]
[Prior art]
The conventional seal structure will be described by taking as an example the seal structure of an air conditioning case that is provided in a vehicle air conditioner and forms an air passage, and a door that opens and closes the opening of the air conditioning case. The door is provided with a seal member. In the air-conditioning case, a seal surface is provided around the opening to seal tightly with the seal member when the door closes the opening (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-301442 discloses a material that employs a thermoplastic elastomer as a material of a seal member. As shown in FIG. 11, a rubber elastic body is provided on a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a thermoplastic elastomer, synthetic rubber, natural rubber, silicon rubber, or other rubber elastic body is used as the material of the
[0005]
That is, when the
[0006]
Thereafter, when the
[0007]
In view of the above points, an object of the present invention is to suppress the generation of peeling noise that occurs when a door is opened when a rubber elastic body is used as a material for a seal member provided in a ventilation path opening / closing door.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, the case (10) having an opening (11, 12, 13, 14, 15) through which air flows and the opening (11-15) are opened and closed. Doors (40, 50, 60, 70), and the doors (40-70) are provided on the periphery of the door substrate (41, 51, 61, 71) and the door substrate (41-71). The seal member (43, 53, 63, 73) is an elastic body, and the lip portion (43a) extending along the outer edge of the door substrate (41-71) is integrated with the seal member (43-73). Formed and sealed around the opening (11-15) of the case (10) when the door (40-70) closes the opening (11-15) and is in close contact with the lip (43a) Sealing surfaces (11a, 12a, 13a, 14a, 15a) are provided. , The door substrate (41 to 71), rotatably assembled with the rotating shaft on the case (10) (42,52,62,72) is provided, the rotation shaft (42-72) rotates the door ( When the doors (40-70) open and close the openings (11-15) by rotating 40-70) and the doors (40-70) rotate to close the openings (11-15), the lip portion (43a) is pressed against the sealing surfaces (11a to 15a) so as to come into close contact therewith , and a plurality of streaky protrusions (43b) are formed on the surface of the lip portion (43a). The protrusions (43b) are arranged in parallel, and the extending direction of the plurality of streaky protrusions (43b) is the same as the direction in which the lip portion (43a) protrudes from the door substrate (41-71). It is characterized by that.
[0009]
Thereby , adhesive force can be reduced by making the contact area of a sealing member (43-73) and a sealing surface (11a-15a) small by a streak-like protrusion (43b). As a result, even when the openings (11-15) are closed by the doors (40-70) and the seal members (43-73) are pressed against the seal surfaces (11a-15a), the seal members (43-73) and the seals are sealed. since the tackiness of the surface (11A~15a) of Ru is reduced, when opening the door (40 to 70) from the state, the seal member (43 to 73) leaves easily from the sealing surface (11A~15a) The doors (40 to 70) can be opened without difficulty, and as a result, the generation of peeling noise from the seal members (43 to 73) can be suppressed.
[0010]
As in the embodiment described in 請 Motomeko 2, the sealing surface (11a~15a), irregularities made of a streak of a plurality of grooves (11b) provided, irregularities (11b) are sealing surfaces (11A~15a ) May be a scratch formed by scratching a mold for resin molding with an abrasive. Thereby, adhesive force can be reduced by making the contact area of a sealing member (43-73) and a sealing surface (11a-15a) small by an unevenness | corrugation (11b).
[0015]
In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means is an example which shows a corresponding relationship with the specific means as described in embodiment mentioned later.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
(First embodiment)
In this embodiment, the seal structure of the present invention is applied to a seal structure between an air conditioning case and various doors provided in a vehicle air conditioner. FIG. 1 schematically shows an indoor unit 1 of the vehicle air conditioner. FIG. The arrows indicating the up / down / left / right front / rear directions in FIG. 1 indicate a direction in a state where the indoor unit 1 is mounted on a vehicle, and are arranged inside an instrument panel (not shown) in the present embodiment.
[0018]
The indoor unit 1 includes an
[0019]
In the
[0020]
In the
[0021]
Further, in the
[0022]
Furthermore, a
[0023]
And the doors 40-70 are the door board | substrates 41-71, the rotating
[0024]
Examples of the material of the rubber elastic body include thermoplastic elastomer, synthetic rubber, natural rubber, silicon rubber, and the like. In the present embodiment, thermoplastic elastomer is adopted. The thermoplastic elastomer is a well-known material that flows like a resin at a high temperature and can be injection-molded, and exhibits rubber elasticity at a normal temperature as a use temperature.
[0025]
Then, the
[0026]
The
[0027]
Around the
[0028]
FIG. 2 is a perspective view specifically showing the
[0029]
And the countless unevenness |
[0030]
As an example of the formation method of the
[0031]
Further, the
[0032]
The seal surfaces 12a to 15a and the
[0033]
Here, in a state where the
[0034]
On the other hand, in this embodiment, since the contact area between the sealing
[0035]
FIG. 4 shows the
[0036]
Moreover, in this embodiment, since the thermoplastic elastomer is employ | adopted as a material of the sealing members 43-73, compared with the conventional door which affixes the sealing member which consists of foaming urethane etc. on the door substrates 41-71 with an adhesive agent. Thus, the adhesion of the
[0037]
Further, in contrast to the conventional door in which the sealing member is manually attached, the thermoplastic elastomer is employed in the present embodiment, so that the manual operation can be eliminated and the cost can be reduced. Incidentally, in the conventional door in which the foaming urethane sealing member is molded integrally with the
[0038]
In addition, since the
[0039]
Moreover, since peeling noise is more likely to occur due to an increase in adhesive strength as the ambient temperature is higher, the seal structure of the present invention is suitable for the
[0040]
(Second Embodiment)
In the said 1st Embodiment, the peeling part which is provided between the sealing members 43-73 and the sealing surfaces 11a-15a and reduces the adhesiveness of the
[0041]
As the material of the
[0042]
Therefore, in this embodiment, the peeling part is comprised by the sheet |
[0043]
(Third embodiment)
In this embodiment, as shown in FIG. 6, the
[0044]
Thereby, since the contact area of the sealing members 43-73 and the sealing surfaces 11a-15a can be made small, adhesive force can be reduced and the effect similar to the said 1st Embodiment can be acquired.
[0045]
(Fourth embodiment)
In the present embodiment, as shown in FIG. 7,
[0046]
In the example illustrated in FIG. 7, the
[0047]
(Fifth embodiment)
In the third embodiment, the
[0048]
FIG. 9 is a view as seen from the arrow B in FIG. 8, and FIG. 10 is a view as seen from the arrow C in FIG. 8. As shown in FIGS. 9 and 10, a plurality of line-
[0049]
Further, the
[0050]
The surface of the
[0051]
As described above, according to the present embodiment, since the contact area between the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing an indoor unit of a vehicle air conditioner according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view specifically showing a sealing surface of a defroster outlet and a defroster door shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of unevenness formed on the seal surface shown in FIG. 2;
4 is a schematic view showing a state in which the door shown in FIG. 2 is closed and the lip portion of the seal member is pressed against the seal surface. FIG.
FIG. 5 is a schematic view showing a peeling portion according to a second embodiment of the present invention, showing a state where a door is closed and a lip portion of a seal member is pressed against a seal surface.
FIG. 6 is a schematic view showing a peeling portion according to a third embodiment of the present invention, wherein the door is closed and the lip portion of the seal member is pressed against the seal surface.
FIG. 7 is a schematic view showing a peeling portion according to a fourth embodiment of the present invention, showing a state where a door is closed and a lip portion of a seal member is pressed against a seal surface.
FIG. 8 shows a peeling portion according to a fifth embodiment of the present invention, and is a schematic view showing a state where a door is closed and a lip portion of a seal member is pressed against a seal surface.
9 is a view taken in the direction of arrow B in FIG.
FIG. 10 is a view taken in the direction of arrow C in FIG.
FIG. 11 shows a conventional door seal structure, and is a schematic view showing a state in which the door is closed and the lip portion of the seal member is pressed against the seal surface.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
11b ... Unevenness (peeling part), 12 ... Face outlet, 13 ... Foot outlet,
14 ... opening, 15 ... opening, 40 ... defroster door,
43-73 ... Sealing member, 43b ... Projection (peeling part), 50 ... Face door,
60 ... Foot door, 70 ... Air mix door, 80 ... Sheet member (peeling part),
90: Fine powder (peeling part).
Claims (2)
前記開口部(11〜15)を開閉するドア(40、50、60、70)とを備え、
前記ドア(40〜70)は、ドア基板(41、51、61、71)と、前記ドア基板(41〜71)の周縁に設けられたゴム弾性体のシール部材(43、53、63、73)とを有し、
前記シール部材(43〜73)には、前記ドア基板(41〜71)の外縁に沿って延びるリップ部(43a)が一体に形成され、
前記ケース(10)のうち前記開口部(11〜15)の周囲には、前記ドア(40〜70)が前記開口部(11〜15)を閉じたときに前記リップ部(43a)と密着してシールするシール面(11a、12a、13a、14a、15a)が設けられ、
前記ドア基板(41〜71)には、前記ケース(10)に回転可能に組み付けられた回転軸(42、52、62、72)が設けられ、
前記回転軸(42〜72)が回転して前記ドア(40〜70)が回転することによって前記ドア(40〜70)が前記開口部(11〜15)を開閉し、
前記ドア(40〜70)が回転して前記開口部(11〜15)を閉じるときには、前記リップ部(43a)が前記シール面(11a〜15a)に押し付けられて密着するようになっており、
前記リップ部(43a)表面には、複数本の筋状突起(43b)が形成され、
前記複数本の筋状突起(43b)は平行に並んで配置され、
前記複数本の筋状突起(43b)の延びる方向は、前記リップ部(43a)が前記ドア基板(41〜71)から突出する方向と同一方向になっていることを特徴とする通風路開閉ドアのシール構造。A case (10) having openings (11, 12, 13, 14, 15) through which air flows;
Doors (40, 50, 60, 70) for opening and closing the openings (11-15),
The doors (40 to 70) include a door substrate (41, 51, 61, 71) and a rubber elastic seal member (43, 53, 63, 73) provided on the periphery of the door substrate (41 to 71). )
The seal member (43-73) is integrally formed with a lip portion (43a) extending along the outer edge of the door substrate (41-71),
Around the opening (11-15) of the case (10), the door (40-70) closely contacts the lip (43a) when the opening (11-15) is closed. Sealing surfaces (11a, 12a, 13a, 14a, 15a) are provided for sealing,
The door substrate (41-71) is provided with a rotating shaft (42, 52, 62, 72) rotatably assembled to the case (10),
When the rotation shafts (42 to 72) rotate and the doors (40 to 70) rotate, the doors (40 to 70) open and close the openings (11 to 15),
When the door (40-70) rotates and closes the opening (11-15), the lip (43a) is pressed against the sealing surface (11a-15a) and comes into close contact with it.
On the surface of the lip portion (43a), a plurality of streak projections (43b) are formed,
The plurality of streaks (43b) are arranged in parallel,
The direction in which the plurality of line-shaped protrusions (43b) extend is the same as the direction in which the lip portion (43a) protrudes from the door substrate (41-71), and the ventilation path opening / closing door is characterized in that Seal structure.
前記凹凸(11b)は、前記シール面(11a〜15a)を樹脂成形する金型を研削材で傷つけることにより形成されたスクラッチ傷状になっていることを特徴とする請求項1に記載の通風路開閉ドアのシール構造。The sealing surfaces (11a to 15a) are provided with irregularities (11b) composed of a plurality of stripe-shaped grooves,
2. The ventilation according to claim 1, wherein the unevenness (11 b) is a scratch scratch formed by damaging a mold for resin-molding the sealing surfaces (11 a to 15 a) with an abrasive. Road opening / closing door seal structure.
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