JP4011503B2 - Safety management support system - Google Patents

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JP4011503B2
JP4011503B2 JP2003068989A JP2003068989A JP4011503B2 JP 4011503 B2 JP4011503 B2 JP 4011503B2 JP 2003068989 A JP2003068989 A JP 2003068989A JP 2003068989 A JP2003068989 A JP 2003068989A JP 4011503 B2 JP4011503 B2 JP 4011503B2
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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告の提出を促進するとともに、提出された事例報告の活用を図るシステムに関するものである。
【0001】
【従来の技術】
事故や災害を防止するための安全活動は、様々な事業活動の基盤をなすものであり、従来、安全活動の活性化を図る試みが種々行われてきた。そうした試みの一つに、事故や災害には至らずとも「ヒヤリ」としたり「ハット」したりした事例を記載する「ヒヤリハット」や、これに類した事例報告を作業者等に提出させる制度がある。
【0002】
事故や災害として表面に現れてくる件数は氷山の一角で、水面下には、事故に至らなかった数々の事例がある。よく知られているハインリッヒの法則によると、重大事故が1件発生したとすると、小規模の事故が29件発生しており、さらにその陰には、作業者が「ヒヤリ」「ハット」とするような不安全状態が、300件発生していることになる。したがって、ヒヤリハット活動を活性化し、「ヒヤリ」「ハット」とする状態をなくすことが、事故防止につながる重要な安全対策となる。
【0003】
しかしながら、ヒヤリハット活動はともすれば形骸化する傾向があり、次第に提出件数が少なくなることが多かった。その理由として、ヒヤリハットのシートを作成することが面倒である上、折角ヒヤリハットを提出しても、そこから抽出される問題点について対策がなされないまま放置されるケースが多いこと、ヒヤリハットの提出に対する評価システムが、通常、充分に整備されていないこと等が挙げられる。
【0004】
また、ヒヤリハットは自己の失敗体験を公表する側面があり、自ら積極的にヒヤリハットを提出することは本来的には少ない。理由として、ヒヤリハット事例が人事評価の対象となる場合があり、報告事例が充分蓄積されない等が挙げられる。したがって、ヒヤリハットを積極的に提出してもらうためには、提出者の匿名性を保ちつつ、提出に対する評価がきちんとなされるシステムを構築する必要がある。特にシステムと人事評価制度を乖離する必要性が挙げられる。
【0005】
従来、無記名でヒヤリハットシートを提出させる方法が採用されることもあった。しかしこの方法では、提出されたヒヤリハットに対して評価を行い、フォローを行うことが困難であった。
【0006】
こうした問題を解決するためには、ヒヤリハット事例報告の記載の手間を減らすとともに、ヒヤリハット提出の少ない人やグループに対するフォローを適切に行うことが必要である。すなわち、安全管理者が、ヒヤリハットの提出件数の少ない人あるいはグループに対し提出を促すようにしたり、提出されたヒヤリハットを充分に検討する仕組みを作ることが重要である。
【0007】
ところが、従来、ヒヤリハットは紙の形態で作成、保存されていたため、ヒヤリハットの蓄積量は膨大なものとなり、保管コストがかさむ上、その管理および利用はきわめて困難なものとなっていた。
【0008】
このような問題を解決するため、ヒヤリハットや災害事例事例報告をデータベース化する試みも行われている。特許文献1には、事故事例をデータベースに入力し保管するシステムが記載されている。しかしながら、こうしたデータベース化の試みの多くは、データの蓄積がなかなか進まない、という共通の課題を有していた。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−105567号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その目的は、ヒヤリハットの提出を促すとともに、提出されたヒヤリハットの対策、フォローを確実に実行させるシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告の提出を促進するとともに、提出された事例報告の活用を図るシステムであって、
解析用フォームの事例報告を格納する第1記憶部と、
公表用フォームの事例報告を格納する第2記憶部と、
ユーザのログイン情報に基づいて該ユーザのアクセス可否を判断するアクセス可否判断部と、
アクセスの許可されたユーザから、ユーザを特定するユーザ情報と事例報告の内容に関する内容情報とを受け付け、ユーザ情報および内容情報を含む解析用フォームの事例報告を作成し第1記憶部に格納するとともに、内容情報に基づいてユーザ情報を含まない公表用フォームの事例報告を作成し第2記憶部に格納する登録部と、
ユーザからの要求に応じ、第2記憶部から所定の条件に合致する事例報告を抽出する検索部と、
登録部と検索部とを介する検索・登録切替部と、
を備え、
上記検索部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す検索キーワード表示部と、ユーザの検索開始要求に応じて、選択されたキーワードにより検索を開始する検索実行部と、検索条件に合致する事例報告を画面に表示する検索結果表示部とを含み、
上記登録部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す登録キーワード表示部と、選択されたキーワードを受け付けるキーワード入力受付部と、該キーワードと関連づけて、事例報告を第2記憶部に登録する登録実行部とを含み、
検索キーワード表示部および登録キーワード表示部は、同じキーワード群を表示し、
検索結果表示部は、検索結果表示部により画面に表示された事例報告に関連して、ユーザから、
検索された事例と類似した事例について登録を行う類似登録、または、すでに登録された事例報告に対して追記を行う追記登録
を受け付け、
ユーザの要求に応じて事例の詳細内容を表示するとともに、その表示画面に、類似登録ボタン及び追記登録ボタンを表示し、
類似登録ボタンがクリックされると、検索・登録切替部がこれを認識し、登録部へ登録手続を実行するよう通知し、登録部は、ユーザに対し、検索キーワード表示部が表示したキーワード群と同じキーワード群を画面に表示してキーワード及び所定の項目の入力を促し、キーワード及び所定の項目が入力されると、事例の内容がキーワードと関連付けられて記憶部に格納され、
追記登録ボタンがクリックされると、検索・登録切替部がこれを認識し、登録部に登録手続を促し、登録部は、ユーザから、事例の対策の登録を受け付けること
を特徴とする安全管理支援システム
が提供される。
【0012】
本発明によれば、ユーザから受け付ける情報から、解析用フォームの事例報告と公表用フォームの事例報告とを作成する。公表用フォームの事例報告はユーザを特定する情報を含まないため、事例報告を提出する際のユーザの心理的な負担を軽減できる。事例報告は通常、自分や他人の失敗体験を公表する側面を有するため、このように匿名性を保つことは、事例報告提出を促進する上で重要である。一方、解析用フォームの事例報告はユーザを特定する情報を含んでいるため、ユーザごとに事例報告提出実績を把握することができる。これにより、事例報告提出の多寡に応じてユーザの個別フォローが可能となり、事例報告提出の促進を図ることができる。
【0013】
また、本発明によれば、事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告の作成を支援するとともに、作成された事例報告の活用を促進するシステムであって、
解析用フォームの事例報告を格納する第1記憶部と、
公表用フォームの事例報告を格納する第2記憶部と、
ユーザのログイン情報に基づいて該ユーザのアクセス可否を判断するとともにログイン情報からユーザを特定するユーザ特定情報を抽出するアクセス可否判断部と、
アクセス可否判断部によりアクセスの許可されたユーザから、事例報告の内容に関する内容情報を無記名で受け付け、内容情報にユーザ特定情報を付加して解析用フォームの事例報告を作成し第1記憶部に格納するとともに、内容情報に基づいて、ユーザを特定し得る情報を含まない公表用フォームの事例報告を作成し第2記憶部に格納する登録部と、
ユーザからの要求に応じ、第2記憶部から所定の条件に合致する事例報告を抽出する検索部と、
登録部と検索部とを介する検索・登録切替部と、
を備え、
上記検索部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す検索キーワード表示部と、ユーザの検索開始要求に応じて、選択されたキーワードにより検索を開始する検索実行部と、検索条件に合致する事例報告を画面に表示する検索結果表示部とを含み、
上記登録部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す登録キーワード表示部と、選択されたキーワードを受け付けるキーワード入力受付部と、該キーワードと関連づけて、事例報告を第2記憶部に登録する登録実行部とを含み、
検索キーワード表示部および登録キーワード表示部は、同じキーワード群を表示し、
検索結果表示部は、検索結果表示部により画面に表示された事例報告に関連して、ユーザから、
検索された事例と類似した事例について登録を行う類似登録、または、すでに登録された事例報告に対して追記を行う追記登録
を受け付け、
ユーザの要求に応じて事例の詳細内容を表示するとともに、その表示画面に、類似登録ボタン及び追記登録ボタンを表示し、
類似登録ボタンがクリックされると、検索・登録切替部がこれを認識し、登録部へ登録手続を実行するよう通知し、登録部は、ユーザに対し、検索キーワード表示部が表示したキーワード群と同じキーワード群を画面に表示してキーワード及び所定の項目の入力を促し、キーワード及び所定の項目が入力されると、事例の内容がキーワードと関連付けられて記憶部に格納され、
追記登録ボタンがクリックされると、検索・登録切替部がこれを認識し、登録部に登録手続を促し、登録部は、ユーザから、事例の対策の登録を受け付けること
を備えることを特徴とする安全管理支援システム
が提供される。
【0014】
本発明によれば、事例報告の内容に関する内容情報を無記名で受け付け、ユーザのログイン情報からユーザを特定するユーザ特定情報を抽出し、これに基づいて解析用フォームの事例報告を作成する。無記名での事例報告となるためユーザの心理的負担は大幅に低減される上、解析用フォームの事例報告により事例報告提出実績をユーザごとに正確に把握することができる。これにより、事例報告の提出を効果的に促進することができる。
【0015】
本発明の安全管理支援システムにおいて、第1記憶部にアクセスして前記解析用フォームの事例報告を取得しデータ解析を行うデータ解析部と、前記第2記憶部にアクセスして前記公表用フォームの事例報告を取得し事例報告の内容を出力する出力部と、をさらに備える構成とすることができる。
【0016】
この構成によれば、報告したユーザを特定しない形で事例報告が出力される一方、報告したユーザの情報を含む形でデータ解析が行われる。これにより、事例報告の匿名性を保ちつつ事例報告提出促進に必要な解析を有効に行うことができる。
【0017】
本発明の安全管理支援システムにおいて、ユーザからの要求に応じ、第2記憶部から所定の条件に合致する事例報告を抽出する検索部をさらに備え、前記検索部は、入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す検索キーワード表示部と、ユーザの検索開始要求に応じて、選択されたキーワードにより検索を開始する検索実行部と、検索条件に合致する事例報告を画面に表示する検索結果表示部とを含み、前記登録部は、入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す登録キーワード表示部と、選択されたキーワードを受け付けるキーワード入力受付部と、該キーワードと関連づけて、事例報告を前記第2記憶部に登録する登録実行部とを含み、前記検索キーワード表示部および前記登録キーワード表示部は、同じキーワード群を表示する構成とすることができる。
【0018】
この構成によれば、検索と登録の両方の段階において、同じキーワード群が表示されるため、データベースへのキーワード入力の徹底を図ることができる。この画面で何度か操作を行うことにより、表示画面中のキーワードの位置が自然に把握され、キーワードを探し当てるまでの時間が大幅に短縮される。この結果、キーワード入力の手間がほとんどかからなくなる。検索と登録の2つの段階で同じキーワード群が用いられるため、検索のヒット率が向上する。データ登録時における用語の選択の任意性が排除されるからである。
【0019】
本発明の安全管理支援システムにおいて、前記検索キーワード表示部および前記登録キーワード表示部は、いずれも、入力可能なキーワードの全選択肢を同時に表示する構成とすることができる。こうすることにより、キーワードの位置が視覚的に把握され、キーワード入力の手間がより軽減される。この結果、事例報告登録時においてキーワードを複数入力することが促進され、これにより、検索ヒット率がより一層向上する。
【0020】
本発明の安全管理支援システムにおいて、検索結果表示部は、検索結果表示部により画面に表示された事例報告に関連して、ユーザから、検索された事例と類似した事例について登録を行う類似登録、または、すでに登録された事例報告に対して追記を行う追記登録を受け付ける構成とすることができる。
【0021】
かかる構成によれば、類似事例の起こる頻度が自然に把握され、安全活動上、有用な指針を得ることができる。また、こうした登録方法によれば、検索により抽出された事例を元に少ない労力で事例報告を作成することができ、事例報告の提出を促進することができる。また、複数のユーザにより追記登録がなされ、観点の異なる対応策の創出が促進され、すでに提出された事例報告の有効活用が図られる。
【0022】
本発明において、ユーザの所属する組織に応じて定められた、公表用フォームの事例報告を作成する際の加工処理方法を格納する加工処理方法記憶部をさらに備え、前記登録部は、前記ログイン情報からユーザの所属する組織を取得し、前記加工処理方法記憶部から前記ユーザの所属する組織に対応する前記加工処理方法を取得し、この加工処理方法にしたがって前記公表用フォームの事例報告を作成する構成とすることができる。
【0023】
組織によっては、ユーザの匿名性を保つよりも、むしろ積極的にユーザ特定情報を公表する方が安全活動の活性化につながることがある。また、ユーザ特定情報を削除する場合も、削除することが望まれる程度は組織によって相違する。こうした事情を考慮し、上記構成ではユーザの所属する組織に対応した加工処理方法にしたがって公表用フォームの事例報告を作成する。これにより、各組織で行う安全活動や職場環境に応じて適切な対応をとることが可能となる。
【0024】
本発明において、前記アクセス可否判断部は、アクセス可否判断をした後、前記ログイン情報を消去し、その後、登録部による登録処理が行われるように構成することもできる。この構成によれば、ログイン情報が消去され、事例報告提出者の匿名性がより高度に維持され、提出者の心理的負担をより一層軽減することができる。
【0025】
本発明において、事例報告とは事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告するものであって、前述したヒヤリハットや職場の改善提案、事故事例報告等が挙げられる。
【0026】
以上、本発明の構成について説明したが、上記構成要素の任意の組合せや、上記表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0027】
【発明の実施の形態】
第一の実施の形態
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、作業者によるヒヤリハット事例報告(以下、「ヒヤリハット」と略記)の提出を促進することともに、提出されたヒヤリハットの活用を支援するシステムについて説明する。「ヒヤリハット」とは、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告であり、「ヒヤリ」としたり「ハット」したりした事例を報告するものである。ここでは、職場の労働環境を向上させるための改善提案や、実際に起こった事故事例等も含むものとする。「作業者」とは、職場で働く者の総称である。作業者は例えば月に数件のヒヤリハット提出が義務付けられており、作業者端末から所定の項目を入力することにより、ヒヤリハット事例を提出する。「管理者」とは職場の安全業務に関する管理者を意味し、提出された事例報告の管理、解析、フォロー等を行う。
【0028】
図1は、本実施形態に係る安全管理支援システムの概略図である。このシステムは、作業者端末101および管理者端末102がネットワークを介してヒヤリハット管理システム180に接続した構成となっている。作業者は、作業者端末101からヒヤリハットを入力する。入力されたヒヤリハットは、登録部116により、解析用ヒヤリハット記憶部132および公表用ヒヤリハット記憶部130に格納される。公表用ヒヤリハット記憶部130には、検索や公表に利用されるフォームのヒヤリハットが格納される。解析用ヒヤリハット記憶部132には、管理、解析、フォローの対象となるヒヤリハットが格納される。以下、このシステムの機能について説明する。
【0029】
アクセス可否判断部104は、ログイン受け付け後、ユーザデータ記憶部126を参照してログイン名に対応するログイン者のIDを取得するとともに、このIDに基づいてアクセス可否判断を行う。ユーザデータ記憶部126内のデータは、図2のようになっている。各ユーザに対応してユーザIDが付されており、所属する組織の部門コードが付されている。アクセス可否判断部104は、このデータに基づいて、ログイン者のアクセス許可領域を判断する。図2において、ユーザID200121、200122の者は作業者であるので、ヒヤリハットの検索や入力は可能であるが、登録されたヒヤリハットの修正等を行うことは禁じられている。ユーザID200123の者は管理者であるので、ヒヤリハットの検索や入力だけでなく、登録されたヒヤリハットの修正やデータ処理、出力を行うことが許可されている。ユーザID200125の者は会社の組織外の人間であり、ヒヤリハットの検索のみ許可されている。
【0030】
アクセス可能な領域が設定されると、次に作業モードを受け付ける。作業モードとしては、検索、登録、修正、出力、データ処理がある。作業モード受付部106は、こうした作業モードを含むメニュー画面をユーザに表示し、いずれかを選択するように促す。検索が選択されたときは検索部108へ、登録が選択されたときは登録部116へ、修正が選択されたときは修正受付部136へ、出力が選択されたときは出力部142へ、データ処理が選択されたときはデータ解析部138へ、それぞれ後続の処理を行うよう通知がなされる。
つづいて、各作業を行うブロックについて説明する。
【0031】
(i)検索
検索部108は、過去に提出されたヒヤリハットの検索を行う。まずキーワード記憶部148にアクセスしてキーワード群を取得し、ユーザ端末の表示部(101、102)に対して図3のようなキーワード一覧画面を提示する。ユーザは、この画面を見ていくつかのキーワードを選択し、キーワードによる検索を要求する。
【0032】
この検索画面は、以下の点で従来の文献検索画面と異なる。まず、すべてのキーワードの選択肢が同一画面上に表示されている。従来の検索画面では、キーワードを入力者が自由に入力する形式や、プルダウンメニューにより候補が表示される形式、あるいは、大概念、中概念、小概念と順次、概念の広さが異なる選択窓が開き、その中からキーワードを選択する形式などが広く用いられていた。このような形式によれば、多種多様なキーワードにより検索を実行できるが、キーワードの入力が煩雑となるという課題があった。本発明の目的は、操作の簡便性に重点をおき、このような形態の検索画面としている。このようにすべてのキーワードが同一画面上に表示されていると、検索を何度か実行することにより、表示画面中のキーワードの位置が自然に把握され、視覚的効果により、キーワードを探し当てるまでの時間が大幅に短縮される。また、この検索画面では、複数のキーワードがいくつかの分野によって分けられ、グループ化されている。また、大概念、中概念、小概念等、概念の広さが異なるキーワードが同一画面に並列的に表示されている。このような表示となっているため、入力者が異なるカテゴリーのキーワードを複数、入力しやすくなり、結果として検索効率が向上する。
【0033】
上記検索に対応し、検索部108は、公表用ヒヤリハット記憶部130にアクセスして検索を実行し、検索にヒットした事例の一覧をユーザに提示する。これをみてユーザは、個別の事例について詳細表示を適宜要求する。検索部108はこのユーザの要求に応じてその事例の詳細内容を表示する。事例の詳細内容は、図4のような形式で表示される。ユーザは、この内容をみて、自分がこれから登録しようとする事例に近いものがあった場合、その事例を引いて「類似登録」または「追記登録」を行う。「類似登録」とは、検索された事例と類似した事例について、内容の登録を行うものである。新規登録と同様、基本的にはすべての項目について入力・登録を行う。登録後は、類似登録された事例は互いに関連した形で登録がなされる。「追記登録」とは、すでに登録されたヒヤリハットと同様のことが起こった場合に、その対策等を追加して記載することをいう。同じ事例に対しても人によって対応策等について異なるアイデアが出る場合があるので、このような登録は意義がある。また、こうした追記登録は、登録済みのヒヤリハットへの対策の有効性を把握する手段としても有効である。登録済みのヒヤリハットに対し対策がなされたにもかかわらず有効でなかった場合、そのヒヤリハットについては、対応策等が事後的に追加されていく。こうしたことから、追記登録の状況から、すでになされた対策の有効性を把握することができる。これらの登録画面へは、図4右上部に示される類似登録ボタンまたは追記登録ボタンをクリックすることにより移行できるようになっている。これらのボタンをクリックすると、図1における検索・登録切替部110がこれを認識し、登録部116へ後述する登録手続を実行するよう通知を行う。同様に、図4右上部に示される新規登録ボタンをクリックした場合も、検索・登録切替部110から登録部116へ、その後の登録手続を行うよう通知される。検索後、登録手続を行わない場合は、図4右上部の「戻る」を押下し、前述のメニュー画面に戻る。
【0034】
(ii)登録
図1において、ヒヤリハットの登録は登録部116により行われる。登録部116は、登録モード受付部112、登録データ受付部114、加工処理方法取得部118および加工部120を有している。登録モード受付部112はユーザから登録モードの受付を行う。登録モードは、新規、類似、追記の3種がある。類似または追記モードが選択されたときは、まず検索を行うことが必要になるので、登録モード受付部112から検索・登録切替部110へ類似または追記モードが選択されたことが通知され、検索・登録切替部110から検索部108へ、検索を行うよう通知がなされる。そして、検索部108により前述した手順にしたがって検索が行われ、抽出された事例が検索部108から検索・登録切替部110を介して登録モード受付部112へ送出される。登録モード受付部112は、この事例を登録データ受付部114へ送出する。
【0035】
登録モードが選択されると、図14に示す登録画面が表示される。図14上部に示される登録ボタンをクリックすると、登録手続に移行する。この登録手続において、まず登録データ受付部114がキーワード記憶部148からキーワード群を取得し、これをユーザに対して図5のようなキーワード一覧画面に提示する。このキーワードは、これから登録するヒヤリハットに対応して選択され、ヒヤリハット登録後、類似案件検索する際の手がかりとなるものである。ユーザは、図5のキーワード一覧画面を見ていくつかのキーワードを選択し、入力する。
【0036】
図5のキーワード登録画面は、図3の検索画面と同様、キーワード一覧表示がされている。すなわち、選択可能なキーワードをすべて表示しており、両者はいずれも同じキーワード群を表示している。このようなキーワード表示画面を採用することにより、従来、困難であったデータベースへのキーワード入力の徹底を図ることができる。この画面で何度か操作を行うことにより、表示画面中のキーワードの位置が自然に把握され、キーワードを探し当てるまでの時間が大幅に短縮される。この結果、キーワード入力の手間がほとんどかからなくなる。また、複数のキーワードがいくつかの分野によって分けられ、グループ化されて、大概念、中概念、小概念等、概念の広さが異なるキーワードが同一画面に並列的に表示されているため、入力者が、異なるカテゴリーのキーワードを複数、入力しやすくなる。また、検索と登録の2つの段階で同じキーワード群が用いられるため、検索のヒット率が向上する。
【0037】
キーワードが入力されると、登録データ受付部114は、ユーザに登録画面を提示し、所定の項目の入力を促す。登録画面は、図4に示したものと同様の形式となっている。ユーザは、画面上で所定の項目を選択乃至入力することによりヒヤリハットを完成させる。入力された項目は、そのまま解析用ヒヤリハット記憶部132へ格納される。
【0038】
入力が完了し、図14に示す登録ボタンがクリックされると、その後、加工処理方法取得部118および加工部120の連携によりヒヤリハットの加工処理が行われる。ここでいう加工処理とは、入力されたヒヤリハット情報から氏名等のユーザを特定する情報を削除し、公表用ヒヤリハットを作成する処理をいう。
【0039】
前述したように、ヒヤリハットは自己の失敗体験を公表する側面があり、自ら積極的にヒヤリハットを提出することに心理的な抵抗が生じやすい。したがって、ヒヤリハットを積極的に提出してもらうためには、提出者の匿名性を保つことが重要となる。そこで、加工部120は、入力されたヒヤリハット情報を加工し、匿名性を保った形態で公表用ヒヤリハットを作成する。
【0040】
一方、職場によっては、提出者の匿名性を保つよりも、むしろ積極的に名前を公表する方がよい場合もある。たとえば、職場内でヒヤリハットの提出件数を競い合うこととし、提出件数の多い者に対して個人表彰をする等のシステムを導入している場合、ヒヤリハットを公表する際にも提出者の氏名を入れた方が、安全活動の活性化につながることがある。
【0041】
また、氏名を削除して匿名とする場合も、所属部署も公表しない方が良い場合と、逆に所属部署までは公表した方が良い場合がある。たとえば工場内で組毎あるいは班毎にヒヤリハットの提出件数を競い合うこととし、提出件数の多いグループを表彰するシステムを導入している場合、所属部署を公表した方が安全活動の活性化につながりやすい。また、実際に現場で作業を行う者と管理業務を行う者とでは、提出されるヒヤリハットの傾向が異なることから、こうした職種に関する情報を盛り込んだ形で公表用ヒヤリハットを作成するようにしてもよい。
【0042】
こうした事情を考慮し、本実施形態では、あらかじめ定められたデータ加工処理方法にしたがいデータ加工がなされるようにしている。データ加工処理方法は図2の部門コードに応じてあらかじめ定められており、これらは加工処理方法記憶部128に格納されている。データ加工に際しては、まず加工処理方法取得部118が加工処理方法記憶部128を参照してヒヤリハットの加工処理方法を取得する。つづいて、取得した方法にしたがって加工部120がデータ加工を行う。加工されたヒヤリハットは、公表用ヒヤリハット記憶部130に格納され、処理が終了する。
【0043】
公表用ヒヤリハット記憶部130に格納されたヒヤリハットは、その後、検索部108による検索に供され、また、出力部142により出力され職場の安全活動推進のために利用される。
ところで、ヒヤリハットの登録作業の途中で、他の業務の関係でその作業を中断せざるを得ない場合がある。このようなときは、図14に示す一時保存ボタンをクリックすることにより、入力したデータを一時保存した状態で作業を中断することができる。その後、作業を再開する場合は、通常の登録手順と同様に行えばよい。すなわち、ログイン後、該当ファイルを指定し、残りの未登録項目を入力すればよい。
【0044】
以上、検索、登録を実行する機能ブロックについて説明した。図1における検索部108と登録部116の詳細構造としては様々な形態をとり得るが、たとえば図6に示す構成とすることができる。図6において、検索部108は、検索キーワード表示部150、検索実行部152および検索結果表示部154を含む。検索キーワード表示部150はキーワード記憶部148からキーワード群を取得してこれを画面に一覧表示する。検索実行部152は、キーワード一覧表示画面からユーザが指定したキーワードにより検索を実行する。検索結果表示部154は、検索実行部152による検索結果を画面に表示する。登録データ受付部114は、登録キーワード表示部156およびキーワード受付部158を含む。登録キーワード表示部156は、キーワード記憶部148からキーワード群を取得してこれを画面に一覧表示し、キーワード登録をユーザに促す。ここで、検索および登録の際のキーワード入力はいずれもキーワード記憶部148に格納されたキーワード群により行われ、同じキーワード群が表示される。キーワード受付部158は、画面で選択されたキーワードを受付、これをヒヤリハットに関連付けて登録する。
【0045】
(iii)修正、データ処理等
修正、データ処理等は、安全管理者のみが行うことができるようになっている。
DB群134に含まれる各データベースは、修正受付部136によって修正をすることができる。たとえば、加工処理方法を変更する場合、修正受付部136を介して加工処理方法記憶部128のデータの内容を書き換えればよい。
【0046】
また、既に登録されたヒヤリハットの内容を修正、追加する場合は、修正受付部136を介して公表用ヒヤリハット記憶部130、解析用ヒヤリハット記憶部132のデータを書き換えればよい。こうした作業は安全管理者により頻繁に行われる。作業者等による入力項目が入力された段階では、対策、フィードバック先、対応については未入力状態となっている。安全管理者がこのヒヤリハットを見て、これらの項目を入力しフォローを行うことが必要となる。図7は、このようなヒヤリハットのデータの書き換えを説明するものである。図7(a)、(b)は、それぞれ、作業者により入力された解析用ヒヤリハット記憶部132、公表用ヒヤリハット記憶部130内のヒヤリハットのデータである。公表用ヒヤリハット記憶部130内のデータは氏名が削除されている。図7(c)は、管理者から修正受付部136を介して追加されたデータと、管理者からの要求に応じて修正受付部136が解析用ヒヤリハット記憶部132から取得したデータとを補充したものである。ここでは、対策や要望事項、フィードバック先、関連ヒヤリハットの項目が追加されている。管理者によって追加されたデータは、解析用ヒヤリハット記憶部132内のデータと公表用ヒヤリハット記憶部130内のデータの両方に反映されるようになっていてもよい。
【0047】
図1に戻り、出力部142は、DB群134からデータを取得し、出力を行う。出力の形態は特に制限がなく、印刷のほか、データ送信等も含まれる。
【0048】
データ解析部138は、解析用ヒヤリハット記憶部132や公表用ヒヤリハット記憶部130内に含まれるデータに基づき、各種データ処理を行う。たとえば、データ解析部138が解析用ヒヤリハット記憶部132にアクセスして個人別ヒヤリハット提出件数を算出する。氏名等の削除されていない解析用ヒヤリハット記憶部132内のデータを用いることで個人別の算出が可能となる。この算出値に基づいて、提出件数の多い者を表彰するシステムとすれば、ヒヤリハットを提出する動機付けが与えられる。一方、公表用のヒヤリハットは公表用ヒヤリハット記憶部130に格納されているものであり、匿名性は保たれている。
【0049】
個人別の提出件数算出のほか、既提出のヒヤリハットの数を職場単位で集計してもよい。この集計値に基づいて、提出件数の多い職場を表彰する等のシステムとすることができる。こうすることにより、職場の安全意識を向上させることが可能となる。
【0050】
また、ヒヤリハットの原因解析のための処理を行うこともできる。ヒヤリハットの入力データのうち、図4の「原因」の項目に着目してデータを検討し、ヒヤリハットの原因解析を行うことができる。
【0051】
以上、図1に基づいて本実施形態に係るシステムの機能ブロックの一例について説明した。つづいて、図1のシステムによる処理フローについて説明する。
【0052】
図8は、図1のシステムによる処理フローの一例である。はじめにユーザのログイン情報に基づいてアクセス可否判断を行う(S101)。作業者、安全管理者の別により、アクセス可能な領域が相違する。
【0053】
つづいてユーザから作業モードの指定を受け付ける(S102)。受け付けた作業モードが新規登録であるか否かを判別し(S103)、新規登録である場合、キーワードの入力を受け付ける(S104)。その後、ユーザ端末(図1の101、102)の表示部に登録画面を表示する(S105)。つづいて登録モードが追記か類似かをユーザに問い合わせる(S106)。いずれかの登録モードである場合は、ステップ102に戻り、作業モードの入力が行われる。追記でも類似でもない場合、ヒヤリハットに関するデータの入力について登録受付が行われる(S107)。つづいてユーザの氏名等を削除する等のデータ加工がなされる(S108)。
【0054】
S103のステップにおいて、新規登録でない場合、作業モードが、検索または追記・類似登録であるかどうかをユーザに問い合わせる(S109)。これらに該当する場合は、まず検索を行い(S110)、ついで必要に応じて登録手続を行う(S111)。S109のステップにおいて、検索または追記・類似登録ででない場合、データ解析を行う(S112)。
【0055】
上記フローにおいて、ステップ108は図9のようにすることができる。まず加工処理方法を所定の記憶部から取得し(S121)、加工が必要か否かを判断する(S122)。加工が必要な場合、データ加工を行い、ユーザ特定情報等を適宜削除する(S123)。
【0056】
本実施形態では、ヒヤリハット提出の際、匿名性が保証されるので、ヒヤリハット提出にともなう心理的負担が大幅に軽減される。一方、ログイン情報に基づいてユーザ特定情報が得られ、これを付加することでユーザ特定情報を含む解析用フォームの事例報告が得られる。これにより、ヒヤリハットの提出を促すとともに、提出されたヒヤリハットの対策、フォローを確実に実行させるシステムが実現される。
【0057】
第二の実施の形態
第一の実施の形態では、ヒヤリハットの登録後、データ加工を行い、氏名データの削除等を行ったが、本実施形態では、ユーザのログイン情報からユーザ特定情報を抽出し、この情報を利用することにより解析用フォームの事例報告を作成する。事例報告の内容の登録は無記名で行われる。このため、ヒヤリハット登録に際して作業者の心理的負担を大幅に低減することができる。
【0058】
図10は本実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。このシステムは、作業者端末101および管理者端末102がネットワークを介してヒヤリハット管理システム180に接続した構成となっている。作業者は、作業者端末101からヒヤリハットを入力する。
【0059】
ログイン受け付け後、アクセス可否判断部104は、ユーザデータ記憶部126を参照して、ログイン名に対応するログイン者のIDを取得するとともに、このIDに基づいてアクセス可否判断を行い、さらにログイン者のアクセス許可領域を判断する。
【0060】
アクセス可否判断部104とユーザデータ記憶部126との関係は、詳細には図11のようになっている。アクセス可否判断部104は、ログイン情報抽出部162、ユーザ情報抽出部164および可否判断部166を含む。ログイン情報抽出部162は、ユーザからログイン情報を抽出する。ユーザ情報抽出部164は、このログイン情報をキーとしてユーザ情報記憶部168よりユーザの特定が可能なユーザ情報を抽出する一方、ユーザ情報、ログイン情報をログイン情報記憶部170に格納する。可否判断部166は、ログイン情報に基づいてアクセス可否判断を行う。
【0061】
図10に戻り、作業モード受付部106がユーザから作業モードを受け付ける。作業モードとしては、検索、登録、修正、出力、データ処理がある。作業モード受付部106は、こうした作業モードを含むメニュー画面をユーザに表示し、いずれかを選択するように促す。検索が選択されたときは検索部108へ、登録が選択されたときは登録部116へ、修正が選択されたときは修正受付部136へ、出力が選択されたときは出力部142へ、データ処理が選択されたときはデータ解析部138へ、それぞれ後続の処理を行うよう通知する。これらのブロックの機能は第一の実施の形態で述べたとおりである。
【0062】
登録モードが選択されると、登録モード受付部112、登録データ受付部114、加工処理方法取得部118および加工部120の連携によりヒヤリハットの登録データの入力が行われる。本実施形態では、無記名の形式でヒヤリハットの入力がなされる。この入力は登録データ受付部114により受け付けられ、公表用ヒヤリハット記憶部130に入力データが格納される。一方、加工部120はユーザデータ記憶部126内にあるログイン情報記憶部170にアクセスし、ユーザ情報を取得する。次いで、この情報と、入力されたヒヤリハットのデータ(事例報告データ)とを合成して解析用フォームのヒヤリハットを作成し、これを解析用ヒヤリハット記憶部132に格納する。ここでは、入力者の氏名等が追加され、図7(a)のようなデータとされる。
【0063】
本実施形態では、個人情報およびログ情報が削除された形でヒヤリハットデータが蓄積されていく。このため、ヒヤリハット提出者にとっては、完全に匿名性が保たれることが保証されるので、ヒヤリハットの提出にともなう心理的負担が大幅に軽減される。一方、ログイン情報に基づいてユーザ特定情報が得られ、これを付加することでユーザ特定情報を含む解析用フォームの事例報告が得られる。これにより、ヒヤリハットの提出を促すとともに、提出されたヒヤリハットの対策、フォローを確実に実行させるシステムが実現される。
【0064】
以上、本発明の実施形態について説明した。これらの実施形態は例示であり、それら各構成要素や各処理プロセスの組み合わせに変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者には理解されるところである。
【0065】
たとえば、上記実施の形態において、作業者によるヒヤリハットの登録が完了すると、その旨、安全管理者にメールが送信されるようにしてもよい。
【0066】
また、公表用ヒヤリハット記憶部130から最新のヒヤリハットを抽出し、これを待機状態における不図示の画面に表示するようにしてもよい。このようにすれば、新しい事例がいつも作業者の目に触れるようになり、安全活動の推進が図られる。
【0067】
また、蓄積されたヒヤリハットに基づいて自己学習する機能を備えたシステムとしてもよい。以下、こうしたシステムについて説明する。ヒヤリハット事例の内容は、前述したように、図4のようなフォームで提示される。この画面の「詳細説明」のボタンをクリックすると、図12のような詳細説明画面に移行する。この画面では、ヒヤリハットで取り上げられた事例の詳細説明が提示される。この画面において、「自己チェック」のボタンをクリックすると、図13に示す自己チェック画面に移行する。この画面では、学習者が画面を操作することにより、ヒヤリハットの事例について自己学習できるようになっている。こうした学習システムを、本明細書では「e−learning」と称する。図13は、e−learningの画面の一例である。画面中、「Q」と表示された欄に問題が表示される。この答えの選択肢が「A」の欄に表示される。学習者はこの選択肢の中から正解と考えるものを選択する。すると、画面下方の解説欄に正解および解説が表示される。同時に、説明図の欄に、解説に対応する図や写真等が表示される。こうしたシステムを採用することにより、蓄積されたヒヤリハットの効果的活用を図ることができる。
【0067】
また、上記実施の形態における検索は、キーワード検索以外に、ヒヤリハットの事例の発生した場所から検索を行う方法を採用してもよい。以下、この方式の検索をエリア検索と称する。エリア検索では、利用者が、画面に表示された地図や現場の見取り図、レイアウト図等を見て、図中、ヒヤリハットの発生した箇所、関連箇所をクリックすると、その場所に対応して該当するヒヤリハットが提示される仕組みになっている。
また、キーワード登録を行う際にも、上記と同様、エリア情報と関連づけてデータを登録する、エリア登録の方式を採用することができる。すなわち、ヒヤリハットの事例報告をシステムに登録する際、利用者は、画面に表示された地図や現場の見取り図、レイアウト図等を見て、図中、ヒヤリハットの発生した箇所、関連箇所をクリックし、登録画面を開く。この登録画面から必要事項を入力することにより、エリア情報と関連付けた形でヒヤリハットの事例報告がシステムに登録される。
以上のようにエリア情報と関連づけて検索や登録を行う仕組みとすることにより、検索や登録の労力が軽減し、ヒヤリハットの蓄積および活用がより一層促進される。
【0068】
上記実施の形態では、システムにログインする際、ログイン名やパスワード等のログイン情報を入力することとした。ところが、現場においては作業者がパスワードを嫌う傾向があり、パスワード入力に代わる簡素な方法が求められることがある。こうした場合には、パスワードではなく、指紋、網膜、ICカード等の個人認証方法を使用することとしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ヒヤリハットの提出を促すとともに、提出されたヒヤリハットの対策、フォローを確実に実行させるシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に係るシステムの概略図である。
【図2】図1におけるユーザデータ記憶部内のデータの内容を示す図である。
【図3】キーワード一覧による検索画面の一例を示す図である。
【図4】ヒヤリハット事例のフォームを示す図である。
【図5】キーワード一覧による登録画面の一例を示す図である。
【図6】検索部と登録部の関係を示す図である。
【図7】ヒヤリハットのデータの書き換えを説明するための図である。
【図8】図1のシステムによる処理フローの一例である。
【図9】図8のフローにおけるデータ加工プロセスの内容を示す図である。
【図10】第二の実施の形態に係るシステムの概略図である。
【図11】図10のシステムにおけるアクセス可否判断部とユーザデータ記憶部との関係を示す図である。
【図12】ヒヤリハットの詳細説明画面を示す図である。
【図13】e−learningを行う画面を示す図である。
【図14】ヒヤリハット登録画面を示す図である。
【符号の説明】
101 作業者端末
102 管理者端末
104 アクセス可否判断部
106 作業モード受付部
108 検索部
110 検索・登録切替部
112 登録モード受付部
114 登録データ受付部
116 登録部
118 加工処理方法取得部
120 加工部
126 ユーザデータ記憶部
128 加工処理方法記憶部
130 公表用ヒヤリハット記憶部
132 解析用ヒヤリハット記憶部
134 DB群
136 修正受付部
138 データ解析部
142 出力部
148 キーワード記憶部
150 検索キーワード表示部
152 検索実行部
154 検索結果表示部
156 登録キーワード表示部
158 キーワード受付部
162 ログイン情報抽出部
164 ユーザ情報抽出部
166 可否判断部
168 ユーザ情報記憶部
170 ログイン情報記憶部
180 ヒヤリハット管理システム
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system that promotes the submission of a case report that reports an accident case or a case that did not result in an accident but may have occurred, and that utilizes the submitted case report. is there.
[0001]
[Prior art]
Safety activities for preventing accidents and disasters form the basis of various business activities, and various attempts have been made to activate safety activities. One of these attempts is a system that allows workers to submit incident reports similar to “missing hats” that describe cases that have been “missed” or “hatted” without causing an accident or disaster. is there.
[0002]
The number of incidents and disasters that appear on the surface is just the tip of the iceberg, and there are numerous cases below the surface that did not result in an accident. According to the well-known Heinrich's law, if one serious accident occurs, there are 29 small-scale accidents. This means that 300 unsafe conditions have occurred. Therefore, activating the near-miss activity and eliminating the “miss” or “hat” state is an important safety measure that leads to accident prevention.
[0003]
However, near-miss activities tend to form, and the number of submissions gradually decreased. The reason for this is that it is bothersome to create a near-miss sheet, and even if a near-miss incident is submitted, there are many cases where the problems extracted from it are left untreated, The evaluation system is usually not sufficiently developed.
[0004]
In addition, near-misses have an aspect of publicizing their own failure experiences, and it is inherently rare to submit near-miss events actively. The reason is that near-miss cases may be subject to personnel evaluation, and report cases are not accumulated sufficiently. Therefore, in order to actively submit a near-miss, it is necessary to construct a system that can properly evaluate the submission while maintaining the anonymity of the submitter. In particular, there is a need to separate the system from the personnel evaluation system.
[0005]
Conventionally, a method of submitting a near-miss sheet with an anonymous name was sometimes adopted. However, with this method, it was difficult to evaluate and follow the submitted near-miss.
[0006]
In order to solve these problems, it is necessary to reduce the time and trouble of writing a near-miss case report and to appropriately follow people and groups who have few near-miss submissions. In other words, it is important for safety managers to encourage people or groups with a small number of near-miss submissions, or to create a system that fully considers the near-miss submissions.
[0007]
However, since near misses have been created and stored in the form of paper, the accumulated amount of near misses has become enormous, increasing the storage cost and making it extremely difficult to manage and use.
[0008]
In order to solve such problems, attempts have been made to create a database of near-miss and disaster case reports. Patent Document 1 describes a system for inputting accident cases into a database and storing them. However, many of these attempts to create a database have a common problem that data accumulation does not progress easily.
[0009]
[Patent Document 1]
JP-A-10-105567
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a system that promptly submits a near-miss, and reliably executes countermeasures and follow-up for the near-miss.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  According to the present invention, a system that promotes the submission of case reports that report accident cases or cases that did not result in an accident but may have occurred, and that utilizes the submitted case reports. There,
  A first storage for storing a case report of the analysis form;
  A second storage for storing case reports of the public form,
  An access permission determination unit that determines whether or not the user can access based on the login information of the user;
  While receiving user information for identifying the user and content information related to the contents of the case report from a user permitted to access, a case report of an analysis form including the user information and the content information is created and stored in the first storage unit A registration unit that creates a case report of a publicized form that does not include user information based on the content information and stores it in the second storage unit;
  In response to a request from the user, a search unit that extracts a case report that matches a predetermined condition from the second storage unit;
A search / registration switching unit via a registration unit and a search unit;
With
The search part is:
A search keyword display unit that displays keywords that can be input on the screen and prompts the user to select one of the keywords, and a search execution unit that starts a search with the selected keyword in response to a user search start request And a search result display unit that displays a case report that matches the search condition on the screen,
The above registration department:
Display a keyword that can be entered on the screen and prompt the user to select one of the keywords, a keyword input acceptance unit that accepts the selected keyword, and a case report in association with the keyword A registration execution unit registered in the second storage unit,
The search keyword display part and the registered keyword display part display the same keyword group,
In relation to the case report displayed on the screen by the search result display unit, the search result display unit
Similar registration for registering cases similar to the searched cases, or additional registration for adding cases to already registered case reports
Accept
In addition to displaying the detailed contents of the case according to the user's request, the similar registration button and the postscript registration button are displayed on the display screen,
When the similar registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this and notifies the registration unit to execute the registration procedure, and the registration unit notifies the user of the keyword group displayed by the search keyword display unit. The same keyword group is displayed on the screen to prompt the input of the keyword and the predetermined item. When the keyword and the predetermined item are input, the contents of the case are stored in the storage unit in association with the keyword,
When the postscript registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this and prompts the registration unit to register, and the registration unit accepts registration of countermeasures for cases from the user.
Safety management support system characterized by
Is provided.
[0012]
According to the present invention, an analysis form case report and an announcement form case report are created from information received from a user. Since the case report of the public form does not include information for identifying the user, it is possible to reduce the user's psychological burden when submitting the case report. Since case reports usually have the aspect of publicizing their own and others' failure experiences, this anonymity is important in promoting case report submission. On the other hand, since the case report of the analysis form includes information for identifying the user, the case report submission results can be grasped for each user. As a result, the individual follow-up of the user can be made according to the number of case report submissions, and the case report submission can be promoted.
[0013]
  In addition, according to the present invention, support is provided for the preparation of a case report that reports an accident case or a case that did not result in an accident but may have occurred, and promoted the utilization of the prepared case report. A system that
  A first storage for storing a case report of the analysis form;
  A second storage for storing case reports of the public form,
  An access permission determination unit that determines whether or not the user can access based on the login information of the user and extracts user identification information that identifies the user from the login information;
  The content information regarding the contents of the case report is received anonymously from the users who are permitted to access by the access permission determination unit, the user identification information is added to the content information, and the case report of the analysis form is created and stored in the first storage unit In addition, based on the content information, a registration unit that creates a case report of an announcement form that does not include information that can identify the user and stores it in the second storage unit;
In response to a request from the user, a search unit that extracts a case report that matches a predetermined condition from the second storage unit;
A search / registration switching unit via a registration unit and a search unit;
With
The search part is:
A search keyword display unit that displays keywords that can be input on the screen and prompts the user to select one of the keywords, and a search execution unit that starts a search with the selected keyword in response to a user search start request And a search result display unit that displays a case report that matches the search condition on the screen,
The above registration department:
Display a keyword that can be entered on the screen and prompt the user to select one of the keywords, a keyword input acceptance unit that accepts the selected keyword, and a case report in association with the keyword A registration execution unit registered in the second storage unit,
The search keyword display part and the registered keyword display part display the same keyword group,
In relation to the case report displayed on the screen by the search result display unit, the search result display unit
Similar registration for registering cases similar to the searched cases, or additional registration for adding cases to already registered case reports
Accept
In addition to displaying the detailed contents of the case according to the user's request, the similar registration button and the postscript registration button are displayed on the display screen,
When the similar registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this and notifies the registration unit to execute the registration procedure, and the registration unit notifies the user of the keyword group displayed by the search keyword display unit. The same keyword group is displayed on the screen to prompt the input of the keyword and the predetermined item. When the keyword and the predetermined item are input, the contents of the case are stored in the storage unit in association with the keyword,
When the postscript registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this and prompts the registration unit to register, and the registration unit accepts registration of countermeasures for cases from the user.
Safety management support system characterized by comprising
Is provided.
[0014]
According to the present invention, content information relating to the content of a case report is received anonymously, user identification information for identifying a user is extracted from user login information, and a case report of an analysis form is created based on this. Since it is an anonymous case report, the user's psychological burden is greatly reduced, and the case report submission results can be accurately grasped for each user by the case report of the analysis form. Thereby, the submission of the case report can be effectively promoted.
[0015]
In the safety management support system of the present invention, the first storage unit is accessed to obtain a case report of the analysis form and the data analysis unit performs data analysis, and the second storage unit is accessed to obtain the announcement form. An output unit that acquires the case report and outputs the contents of the case report can be further provided.
[0016]
According to this configuration, the case report is output without specifying the reported user, while the data analysis is performed including the information of the reported user. This makes it possible to effectively perform analysis necessary for promoting case report submission while maintaining the anonymity of the case report.
[0017]
The safety management support system of the present invention further includes a search unit that extracts a case report that matches a predetermined condition from the second storage unit in response to a request from the user, and the search unit displays a keyword that can be input on the screen. A search keyword display unit that displays and prompts the user to select one of the keywords, a search execution unit that starts a search with the selected keyword in response to a user search start request, and a search condition A search result display unit that displays a case report on the screen, and the registration unit displays a keyword that can be entered on the screen and prompts the user to select one of the keywords, and a selection A keyword input accepting unit that accepts the keyword, and a registration executing unit that registers the case report in the second storage unit in association with the keyword. Seen, the search keyword display unit and the keywords display unit may be configured to display the same keywords.
[0018]
According to this configuration, since the same keyword group is displayed at both the search and registration stages, it is possible to thoroughly input keywords into the database. By performing several operations on this screen, the position of the keyword on the display screen is naturally grasped, and the time until the keyword is found is greatly shortened. As a result, the time and effort for inputting a keyword are reduced. Since the same keyword group is used in the two stages of search and registration, the hit rate of the search is improved. This is because the arbitrary selection of terms at the time of data registration is eliminated.
[0019]
In the safety management support system of the present invention, both the search keyword display unit and the registered keyword display unit can be configured to simultaneously display all choices of keywords that can be input. By doing this, the position of the keyword is visually grasped, and the effort of inputting the keyword is further reduced. As a result, it is facilitated to input a plurality of keywords at the time of registering the case report, thereby further improving the search hit rate.
[0020]
In the safety management support system of the present invention, the search result display unit is similar registration for registering a case similar to the searched case from the user in relation to the case report displayed on the screen by the search result display unit, Or it can be set as the structure which receives the postscript registration which adds a postscript with respect to the already registered case report.
[0021]
According to this configuration, the frequency of occurrence of similar cases is naturally grasped, and useful guidelines can be obtained for safety activities. In addition, according to such a registration method, a case report can be created with little effort based on the case extracted by the search, and the submission of the case report can be promoted. Moreover, additional registration is made by a plurality of users, creation of countermeasures with different viewpoints is promoted, and case reports already submitted can be effectively utilized.
[0022]
In the present invention, it further includes a processing method storage unit that stores a processing method when creating a case report of a publicized form, which is determined according to an organization to which the user belongs, and the registration unit includes the login information The organization to which the user belongs is acquired, the processing method corresponding to the organization to which the user belongs is acquired from the processing method storage unit, and the case report of the publication form is created according to the processing method It can be configured.
[0023]
Depending on the organization, rather than keeping the user's anonymity, publishing the user identification information positively may lead to activation of safety activities. Moreover, when deleting user specific information, the degree to which deletion is desired differs depending on the organization. In consideration of such circumstances, in the above configuration, a case report of an announcement form is created according to a processing method corresponding to the organization to which the user belongs. As a result, it is possible to take appropriate measures according to the safety activities and workplace environments performed by each organization.
[0024]
In the present invention, the access permission determination unit may be configured to delete the login information after determining access permission, and then perform registration processing by the registration unit. According to this configuration, the login information is deleted, the anonymity of the case report submitter is maintained at a higher level, and the psychological burden on the submitter can be further reduced.
[0025]
In the present invention, the case report reports an accident case or a case that may not have occurred but may have occurred. The above-mentioned near-miss, workplace improvement proposal, accident case report, etc. Is mentioned.
[0026]
Although the configuration of the present invention has been described above, any combination of the above-described components, or a conversion of the above expression between a method, an apparatus, a system, a recording medium, a computer program, etc. is also effective as an aspect of the present invention. It is.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First embodiment
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the present embodiment, a system for facilitating the submission of a near-miss case report (hereinafter abbreviated as “near-miss”) by an operator and supporting the utilization of the submitted near-hat will be described. A “near-miss” is a case report that reports a case that did not lead to an accident but may have occurred, and reports a case that was “missed” or “hatted”. Here, it also includes improvement proposals for improving the work environment in the workplace and accident cases that actually occurred. “Worker” is a general term for workers who work in the workplace. For example, the worker is obligated to submit several near-miss cases per month, and submits near-miss cases by inputting predetermined items from the worker terminal. “Administrator” means an administrator related to safety work in the workplace, and manages, analyzes, and follows submitted case reports.
[0028]
FIG. 1 is a schematic diagram of a safety management support system according to the present embodiment. In this system, the worker terminal 101 and the administrator terminal 102 are connected to the near-miss management system 180 via a network. The worker inputs a near-miss from the worker terminal 101. The input near-miss is stored in the analysis near-miss storage unit 132 and the announcement near-miss storage unit 130 by the registration unit 116. The near miss hat for announcement 130 stores near misses of forms used for search and announcement. The near miss hat for analysis 132 stores near misses to be managed, analyzed, and followed. The function of this system will be described below.
[0029]
After accepting the login, the access permission determination unit 104 refers to the user data storage unit 126 to acquire the ID of the login person corresponding to the login name, and determines the access permission based on this ID. The data in the user data storage unit 126 is as shown in FIG. A user ID is assigned to each user, and a department code of the organization to which the user belongs is assigned. Based on this data, the access permission / non-permission determining unit 104 determines the access permission area of the login person. In FIG. 2, since the persons with the user IDs 200121 and 200122 are workers, it is possible to search for and input near-misses, but it is prohibited to correct registered near-misses. Since the person with the user ID 200123 is an administrator, it is permitted not only to search and input near misses, but also to correct registered near misses, perform data processing, and output. The person with user ID 200125 is a person outside the organization of the company, and only a near-miss search is permitted.
[0030]
When an accessible area is set, the work mode is accepted next. Work modes include search, registration, modification, output, and data processing. The work mode reception unit 106 displays a menu screen including such a work mode to the user and prompts the user to select one of them. When search is selected, data is sent to the search unit 108. When registration is selected, the data is sent to the registration unit 116. When correction is selected, the data is received from the correction reception unit 136. When output is selected, data is sent to the output unit 142. When a process is selected, the data analysis unit 138 is notified to perform subsequent processes.
Next, blocks that perform each operation will be described.
[0031]
(i) Search
The search unit 108 searches for near misses submitted in the past. First, the keyword storage unit 148 is accessed to acquire a keyword group, and a keyword list screen as shown in FIG. 3 is presented on the display unit (101, 102) of the user terminal. The user sees this screen, selects some keywords, and requests a search based on the keywords.
[0032]
This search screen is different from the conventional document search screen in the following points. First, all keyword options are displayed on the same screen. In the conventional search screen, there is a selection window in which the keyword can be freely entered by the input person, a format in which candidates are displayed by a pull-down menu, or a large concept, a medium concept, and a small concept, which are sequentially different in size. A format that opens and selects keywords from among them was widely used. According to such a format, a search can be executed with a wide variety of keywords, but there is a problem that the input of keywords becomes complicated. The object of the present invention is to provide a search screen in such a form with emphasis on the ease of operation. In this way, if all keywords are displayed on the same screen, the search will be executed several times, so that the position of the keyword on the display screen will be grasped naturally and the visual effect will be used to find the keyword. Time is greatly reduced. In this search screen, a plurality of keywords are divided into several fields and grouped. In addition, keywords having different concept widths such as a large concept, a medium concept, and a small concept are displayed in parallel on the same screen. Such a display makes it easy to input a plurality of keywords of different categories for the input person, and as a result, the search efficiency is improved.
[0033]
Corresponding to the above search, the search unit 108 accesses the announcement near-miss storage unit 130 to execute the search, and presents a list of cases hit by the search to the user. In view of this, the user appropriately requests detailed display of individual cases. The search unit 108 displays the detailed contents of the case in response to the user's request. The detailed contents of the case are displayed in a format as shown in FIG. The user sees this content, and if there is a case close to the case that he / she intends to register, the user draws the case and performs “similar registration” or “additional registration”. “Similar registration” is to register the contents of a case similar to the searched case. As with new registration, basically all items are entered and registered. After registration, similar registered cases are registered in a manner related to each other. “Additional registration” refers to the addition of countermeasures and the like in the case where the same incident as a registered near-miss occurs. Such registration is meaningful because different ideas may appear for countermeasures, etc. depending on the person even for the same case. Moreover, such additional registration is also effective as a means of grasping the effectiveness of measures against registered near-misses. If the registered near-miss is not effective despite the measures taken, countermeasures will be added afterwards for the near-hat. Therefore, it is possible to grasp the effectiveness of the countermeasures already taken from the status of the postscript registration. These registration screens can be shifted by clicking a similar registration button or an additional registration button shown in the upper right part of FIG. When these buttons are clicked, the search / registration switching unit 110 in FIG. 1 recognizes this and notifies the registration unit 116 to execute a registration procedure described later. Similarly, when the new registration button shown in the upper right part of FIG. 4 is clicked, the search / registration switching unit 110 notifies the registration unit 116 to perform the subsequent registration procedure. If the registration procedure is not performed after the search, “return” in the upper right part of FIG. 4 is pressed to return to the menu screen described above.
[0034]
(ii) Registration
In FIG. 1, registration of a near-miss is performed by the registration unit 116. The registration unit 116 includes a registration mode reception unit 112, a registration data reception unit 114, a processing method acquisition unit 118, and a processing unit 120. The registration mode reception unit 112 receives a registration mode from the user. There are three registration modes: new, similar, and additional writing. When the similar or additional recording mode is selected, it is necessary to perform a search first. Therefore, the registration mode receiving unit 112 notifies the search / registration switching unit 110 that the similar or additional recording mode has been selected. The registration switching unit 110 notifies the search unit 108 to perform a search. Then, the search is performed by the search unit 108 according to the procedure described above, and the extracted cases are sent from the search unit 108 to the registration mode reception unit 112 via the search / registration switching unit 110. The registration mode reception unit 112 sends this case to the registration data reception unit 114.
[0035]
When the registration mode is selected, a registration screen shown in FIG. 14 is displayed. When the registration button shown in the upper part of FIG. 14 is clicked, the process proceeds to a registration procedure. In this registration procedure, the registration data receiving unit 114 first acquires a keyword group from the keyword storage unit 148 and presents it to the user on a keyword list screen as shown in FIG. This keyword is selected corresponding to the near-miss to be registered from now on, and serves as a clue when searching for similar cases after the near-miss is registered. The user selects and inputs some keywords by looking at the keyword list screen of FIG.
[0036]
The keyword registration screen of FIG. 5 displays a keyword list as in the search screen of FIG. That is, all selectable keywords are displayed, and both display the same keyword group. By adopting such a keyword display screen, it is possible to thoroughly enter keywords into a database, which has been difficult in the past. By performing several operations on this screen, the position of the keyword on the display screen is naturally grasped, and the time until the keyword is found is greatly shortened. As a result, the time and effort for inputting a keyword are reduced. Also, multiple keywords are divided into several fields and grouped, and keywords with different concept sizes such as large concepts, medium concepts, and small concepts are displayed in parallel on the same screen. Makes it easier for a user to enter multiple keywords of different categories. In addition, since the same keyword group is used in the two stages of search and registration, the search hit rate is improved.
[0037]
When a keyword is input, the registration data receiving unit 114 presents a registration screen to the user and prompts the user to input a predetermined item. The registration screen has the same format as that shown in FIG. The user completes the near-miss by selecting or inputting predetermined items on the screen. The input item is stored in the analysis near-miss storage unit 132 as it is.
[0038]
When the input is completed and the registration button shown in FIG. 14 is clicked, near-miss processing is performed in cooperation with the processing method acquisition unit 118 and the processing unit 120. The processing here refers to a process of deleting information identifying a user such as a name from the input near-miss information and creating a near-miss for announcement.
[0039]
As mentioned above, near-misses have the aspect of announcing their own failure experiences, and psychological resistance tends to occur in actively submitting near-miss cases. Therefore, it is important to maintain the anonymity of the submitter in order to actively submit a near-miss. Therefore, the processing unit 120 processes the input near-miss information and creates a near-miss for announcement in a form that maintains anonymity.
[0040]
On the other hand, depending on the workplace, it may be better to publish the name positively rather than keeping the submitter anonymous. For example, if you are competing for the number of near-miss submissions in the workplace and have introduced a system such as giving individual commendations to those who submit a large number of submissions, the name of the submitter was also included in the announcement of the near-miss May lead to activation of safety activities.
[0041]
Also, when deleting a name to make it anonymous, there are cases where it is better not to disclose the department to which it belongs, and conversely, it is better to make it public to the department to which it belongs. For example, if you are competing for the number of near-miss submissions for each group or group in the factory, and have introduced a system that recognizes groups with a large number of submissions, it is easier to activate safety activities if you announce your department . In addition, since there is a difference in the tendency of near-misses to be submitted between those who actually work on site and those who perform management work, it is also possible to create a near-miss for announcement that includes information on these occupations. .
[0042]
In consideration of such circumstances, in this embodiment, data processing is performed according to a predetermined data processing method. The data processing method is determined in advance according to the department code of FIG. 2, and these are stored in the processing method storage unit 128. When processing data, first, the processing method acquisition unit 118 refers to the processing method storage unit 128 to acquire a near-hat processing method. Subsequently, the processing unit 120 performs data processing according to the acquired method. The processed near hat is stored in the announcement near hat storage unit 130, and the process ends.
[0043]
The near-miss stored in the announcement near-miss storage unit 130 is then subjected to a search by the search unit 108 and output by the output unit 142 for use in promoting safety activities in the workplace.
By the way, in the middle of the near miss hat registration work, there is a case where the work must be interrupted due to other business. In such a case, by clicking the temporary save button shown in FIG. 14, the operation can be interrupted with the input data temporarily saved. Thereafter, when the work is resumed, it may be performed in the same manner as a normal registration procedure. That is, after logging in, the corresponding file may be specified and the remaining unregistered items may be input.
[0044]
Heretofore, the functional blocks that execute search and registration have been described. The detailed structures of the search unit 108 and the registration unit 116 in FIG. 1 can take various forms. For example, the configuration shown in FIG. 6 can be adopted. In FIG. 6, the search unit 108 includes a search keyword display unit 150, a search execution unit 152, and a search result display unit 154. The search keyword display unit 150 acquires a keyword group from the keyword storage unit 148 and displays it on the screen as a list. The search execution unit 152 executes a search using keywords specified by the user from the keyword list display screen. The search result display unit 154 displays the search result by the search execution unit 152 on the screen. The registered data receiving unit 114 includes a registered keyword display unit 156 and a keyword receiving unit 158. The registered keyword display unit 156 acquires a keyword group from the keyword storage unit 148 and displays the keyword group as a list on the screen to prompt the user to register the keyword. Here, keyword input at the time of search and registration is performed by the keyword group stored in the keyword storage unit 148, and the same keyword group is displayed. The keyword receiving unit 158 receives a keyword selected on the screen and registers it in association with a near-miss.
[0045]
(iii) Correction, data processing, etc.
Corrections, data processing, and the like can be performed only by a safety manager.
Each database included in the DB group 134 can be corrected by the correction receiving unit 136. For example, when changing the processing method, the content of data in the processing method storage unit 128 may be rewritten via the correction receiving unit 136.
[0046]
In addition, when correcting or adding the content of the already registered near-miss, the data in the announcement near-miss storage unit 130 and the analysis near-miss storage unit 132 may be rewritten via the correction receiving unit 136. These tasks are frequently performed by safety managers. At the stage when the input items by the worker or the like are input, the countermeasure, feedback destination, and response are not input. It is necessary for the safety manager to look at this near-miss and enter these items to follow. FIG. 7 explains such rewriting of near-miss data. FIGS. 7A and 7B are data on the near-miss in the analysis near-miss storage unit 132 and the announcement near-hat storage unit 130 input by the operator, respectively. The name of the data in the announcement near miss storage unit 130 is deleted. FIG. 7C supplements the data added from the administrator via the correction receiving unit 136 and the data acquired from the analysis near miss storage unit 132 by the correction receiving unit 136 in response to a request from the administrator. Is. Here, countermeasures, requests, feedback destinations, and related near-miss items are added. The data added by the administrator may be reflected in both the data in the analysis near-miss storage unit 132 and the data in the announcement near-hat storage unit 130.
[0047]
Returning to FIG. 1, the output unit 142 acquires data from the DB group 134 and outputs the data. The output form is not particularly limited, and includes data transmission and the like in addition to printing.
[0048]
The data analysis unit 138 performs various data processing based on data included in the analysis near-miss storage unit 132 and the announcement near-hat storage unit 130. For example, the data analysis unit 138 accesses the analysis near-miss storage unit 132 and calculates the number of individual near-miss submissions. By using the data in the analysis near-miss storage unit 132 in which the name or the like has not been deleted, calculation for each individual becomes possible. Based on this calculated value, a system that recognizes a large number of submissions gives motivation to submit a near-miss. On the other hand, the announcement near-miss is stored in the announcement near-hat storage unit 130, and anonymity is maintained.
[0049]
In addition to calculating the number of individual submissions, the number of near-miss submissions may be counted by workplace. Based on this aggregated value, a system that commends workplaces with a large number of submissions can be made. This makes it possible to improve workplace safety awareness.
[0050]
In addition, processing for analyzing the cause of the near-miss may be performed. Of the input data of the near-miss, it is possible to examine the data by paying attention to the item of “Cause” in FIG. 4 and analyze the cause of the near-miss.
[0051]
The example of the functional block of the system according to the present embodiment has been described above based on FIG. Next, a processing flow by the system of FIG. 1 will be described.
[0052]
FIG. 8 is an example of a processing flow by the system of FIG. First, an access permission determination is made based on the user login information (S101). The accessible area differs depending on whether the worker or the safety manager.
[0053]
Subsequently, designation of a work mode is received from the user (S102). It is determined whether or not the accepted work mode is new registration (S103). If it is new registration, an input of a keyword is accepted (S104). Thereafter, a registration screen is displayed on the display unit of the user terminal (101, 102 in FIG. 1) (S105). Subsequently, the user is inquired whether the registration mode is additional writing or similar (S106). If the registration mode is any of the registration modes, the process returns to step 102 to input the work mode. If neither additional writing nor similarity is made, registration is accepted for input of data related to the near-miss (S107). Subsequently, data processing such as deleting the user's name is performed (S108).
[0054]
If it is not a new registration in the step of S103, the user is inquired as to whether the work mode is search or additional / similar registration (S109). If these are applicable, a search is first performed (S110), and then a registration procedure is performed as necessary (S111). In the step of S109, if it is not search or additional writing / similar registration, data analysis is performed (S112).
[0055]
In the above flow, step 108 can be as shown in FIG. First, a processing method is acquired from a predetermined storage unit (S121), and it is determined whether or not processing is necessary (S122). If processing is necessary, data processing is performed and user identification information and the like are deleted as appropriate (S123).
[0056]
In this embodiment, since anonymity is guaranteed when submitting a near-miss, the psychological burden associated with submitting a near-hat is greatly reduced. On the other hand, user specific information is obtained based on the login information, and by adding this, a case report of an analysis form including the user specific information is obtained. This realizes a system that prompts the submission of a near-miss and ensures that the submitted near-miss measures and follow-up are executed.
[0057]
Second embodiment
In the first embodiment, data processing is performed after the near-miss is registered, and name data is deleted. In this embodiment, user identification information is extracted from user login information and this information is used. To create a case report of the analysis form. Registration of the contents of case reports is done anonymously. For this reason, an operator's psychological burden can be significantly reduced at the time of near-miss registration.
[0058]
FIG. 10 is a diagram showing a schematic configuration of a system according to the present embodiment. In this system, the worker terminal 101 and the administrator terminal 102 are connected to the near-miss management system 180 via a network. The worker inputs a near-miss from the worker terminal 101.
[0059]
After accepting the login, the access permission determination unit 104 refers to the user data storage unit 126 to obtain the ID of the login person corresponding to the login name, determines access permission based on the ID, and further determines the login person's ID. Determine the access permission area.
[0060]
The relationship between the accessibility determination unit 104 and the user data storage unit 126 is as shown in detail in FIG. Access permission determination unit 104 includes a login information extraction unit 162, a user information extraction unit 164, and a permission determination unit 166. The login information extraction unit 162 extracts login information from the user. The user information extraction unit 164 extracts user information that can identify the user from the user information storage unit 168 by using the login information as a key, and stores the user information and login information in the login information storage unit 170. The availability determination unit 166 determines whether access is possible based on the login information.
[0061]
Returning to FIG. 10, the work mode receiving unit 106 receives the work mode from the user. Work modes include search, registration, modification, output, and data processing. The work mode reception unit 106 displays a menu screen including such a work mode to the user and prompts the user to select one of them. When search is selected, data is sent to the search unit 108. When registration is selected, the data is sent to the registration unit 116. When correction is selected, the data is received from the correction reception unit 136. When output is selected, data is sent to the output unit 142. When processing is selected, the data analysis unit 138 is notified to perform subsequent processing. The functions of these blocks are as described in the first embodiment.
[0062]
When the registration mode is selected, near-miss registration data is input by the cooperation of the registration mode reception unit 112, the registration data reception unit 114, the processing method acquisition unit 118, and the processing unit 120. In this embodiment, a near-miss is input in the form of an anonymous name. This input is received by the registration data receiving unit 114, and the input data is stored in the announcement near miss storage unit 130. On the other hand, the processing unit 120 accesses the login information storage unit 170 in the user data storage unit 126 and acquires user information. Next, this information and the input near-miss data (case report data) are combined to create an analysis form near-hat, and this is stored in the analysis near-hat storage unit 132. Here, the name of the input person is added, and the data is as shown in FIG.
[0063]
In the present embodiment, near-miss data is accumulated in a form in which personal information and log information are deleted. For this reason, since it is assured that the near-miss submitter is completely anonymity, the psychological burden associated with the near-miss submission is greatly reduced. On the other hand, user specific information is obtained based on the login information, and by adding this, a case report of an analysis form including the user specific information is obtained. This realizes a system that prompts the submission of a near-miss and ensures that the submitted near-miss measures and follow-up are executed.
[0064]
The embodiment of the present invention has been described above. It is to be understood by those skilled in the art that these embodiments are exemplifications, and that modifications can be made to combinations of the respective components and processing processes, and such modifications are also within the scope of the present invention.
[0065]
For example, in the above embodiment, when the registration of the near-miss by the worker is completed, an email may be sent to that effect to the safety manager.
[0066]
Further, the latest near-miss incident may be extracted from the announcement near-miss storage unit 130 and displayed on a screen (not shown) in the standby state. In this way, new cases always come to the eyes of workers, and safety activities are promoted.
[0067]
Moreover, it is good also as a system provided with the function to self-learn based on the accumulated near hat. Hereinafter, such a system will be described. The content of the near-miss case is presented in the form as shown in FIG. 4 as described above. When the “detailed description” button on this screen is clicked, a detailed description screen as shown in FIG. 12 is displayed. This screen provides a detailed explanation of the cases taken up in the near-miss. When the “self-check” button is clicked on this screen, the screen shifts to a self-check screen shown in FIG. On this screen, the learner can learn about a near-miss case by operating the screen. Such a learning system is referred to herein as “e-learning”. FIG. 13 is an example of an e-learning screen. In the screen, the problem is displayed in the column labeled “Q”. The answer options are displayed in the “A” column. The learner selects what is considered to be the correct answer from these options. Then, the correct answer and explanation are displayed in the explanation column at the bottom of the screen. At the same time, a figure, a photograph, or the like corresponding to the commentary is displayed in the explanatory drawing column. By adopting such a system, the accumulated near-miss can be effectively utilized.
[0067]
In addition to the keyword search, the search in the above embodiment may employ a method of searching from a place where a near-miss case occurred. Hereinafter, this type of search is referred to as area search. In the area search, the user looks at the map displayed on the screen, the floor plan of the site, the layout diagram, etc., and clicks on the location where a near-miss occurred or a related location in the figure, and the corresponding near-miss corresponding to that location. Is presented.
Also, when performing keyword registration, an area registration method in which data is registered in association with area information can be adopted as described above. In other words, when registering a incident report of a near-miss to the system, the user looks at the map displayed on the screen, the floor plan of the site, the layout diagram, etc., and clicks on the location where the near-miss occurred in the figure, the related location, Open the registration screen. By inputting necessary items from this registration screen, a near-miss case report is registered in the system in association with the area information.
As described above, by performing a search and registration in association with area information, the search and registration labor is reduced, and the accumulation and utilization of near misses are further promoted.
[0068]
In the above embodiment, when logging in to the system, login information such as a login name and a password is input. However, workers tend to hate passwords at the site, and there are cases where a simple method to replace password input is required. In such a case, a personal authentication method such as a fingerprint, a retina, or an IC card may be used instead of a password.
[0069]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, there is provided a system that prompts submission of a near-miss and ensures execution of countermeasures and follow-up of the submitted near-miss.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram of a system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing the contents of data in a user data storage unit in FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a search screen using a keyword list.
FIG. 4 is a diagram showing a near-miss example form.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a registration screen based on a keyword list.
FIG. 6 is a diagram illustrating a relationship between a search unit and a registration unit.
FIG. 7 is a diagram for explaining rewriting of near-miss data.
8 is an example of a processing flow by the system of FIG.
9 is a diagram showing the contents of a data processing process in the flow of FIG.
FIG. 10 is a schematic diagram of a system according to a second embodiment.
11 is a diagram showing a relationship between an access permission determination unit and a user data storage unit in the system of FIG.
FIG. 12 is a diagram showing a detailed explanation screen of a near-miss.
FIG. 13 is a diagram illustrating a screen for performing e-learning.
FIG. 14 is a diagram showing a near-miss registration screen.
[Explanation of symbols]
101 Worker terminal
102 Administrator terminal
104 Accessibility determination unit
106 Work mode reception part
108 Search part
110 Search / registration switching part
112 Registration mode reception
114 Registration data reception
116 Registration Department
118 Processing Method Acquisition Unit
120 Machining part
126 User data storage unit
128 Processing Method Storage Unit
130 Near-miss incident storage section
132 Near-miss analysis unit for analysis
134 DB group
136 Correction Reception Department
138 Data analysis unit
142 Output unit
148 Keyword storage
150 Search keyword display
152 Search Execution Unit
154 Search result display area
156 Registered keyword display area
158 Keyword Reception Department
162 Login information extraction unit
164 User information extraction unit
166 Availability determination unit
168 User information storage unit
170 Login information storage unit
180 Near-miss management system

Claims (6)

事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告の提出を促進するとともに、提出された事例報告の活用を図るシステムであって、
解析用フォームの事例報告を格納する第1記憶部と、
公表用フォームの事例報告を格納する第2記憶部と、
ユーザのログイン情報に基づいて該ユーザのアクセス可否を判断するアクセス可否判断部と、
アクセスの許可されたユーザから、前記ユーザを特定するユーザ情報と事例報告の内容に関する内容情報とを受け付け、前記ユーザ情報および前記内容情報を含む解析用フォームの事例報告を作成し前記第1記憶部に格納するとともに、前記内容情報に基づいてユーザ情報を含まない公表用フォームの事例報告を作成し前記第2記憶部に格納する登録部と、
ユーザからの要求に応じ、前記第2記憶部から所定の条件に合致する事例報告を抽出する検索部と、
前記登録部と前記検索部とを介する検索・登録切替部と、
を備え、
前記検索部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す検索キーワード表示部と、ユーザの検索開始要求に応じて、選択されたキーワードにより検索を開始する検索実行部と、検索条件に合致する事例報告を画面に表示する検索結果表示部とを含み、
前記登録部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す登録キーワード表示部と、選択されたキーワードを受け付けるキーワード入力受付部と、該キーワードと関連づけて、事例報告を前記第2記憶部に登録する登録実行部とを含み、
前記検索キーワード表示部および前記登録キーワード表示部は、同じキーワード群を表示し、
前記検索結果表示部は、前記検索結果表示部により画面に表示された事例報告に関連して、ユーザから、
検索された事例と類似した事例について登録を行う類似登録、または、すでに登録された事例報告に対して追記を行う追記登録
を受け付け、
ユーザの要求に応じて事例の詳細内容を表示するとともに、その表示画面に、類似登録ボタン及び追記登録ボタンを表示し、
前記類似登録ボタンがクリックされると、前記検索・登録切替部がこれを認識し、前記登録部へ登録手続を実行するよう通知し、前記登録部は、ユーザに対し、前記検索キーワード表示部が表示したキーワード群と同じキーワード群を画面に表示してキーワード及び所定の項目の入力を促し、キーワード及び所定の項目が入力されると、事例の内容がキーワードと関連付けられて記憶部に格納され、
前記追記登録ボタンがクリックされると、前記検索・登録切替部がこれを認識し、前記登録部に登録手続を促し、前記登録部は、ユーザから、前記事例の対策の登録を受け付けること
を特徴とする安全管理支援システム。
A system that promotes the submission of case reports that report accident cases or cases that did not lead to an accident but may have occurred, and that promotes the use of submitted case reports.
A first storage for storing a case report of the analysis form;
A second storage for storing case reports of the public form,
An access permission determination unit that determines whether or not the user can access based on the login information of the user;
From an authorized user access, acceptance and contents information regarding the contents of the user information and case reports identifying the user, the user information and the create a case report analysis form that contains the contents information of the first storage unit a registration unit that creates a case report published for foams without the user information stored in the second storage unit based on time, the content information stored in,
In response to a request from the user, a search unit that extracts a case report that matches a predetermined condition from the second storage unit;
A search / registration switching unit via the registration unit and the search unit;
With
The search unit is:
A search keyword display unit that displays keywords that can be input on the screen and prompts the user to select one of the keywords, and a search execution unit that starts a search with the selected keyword in response to a user search start request And a search result display unit that displays a case report that matches the search condition on the screen,
The registration unit;
Display a keyword that can be entered on the screen and prompt the user to select one of the keywords, a keyword input acceptance unit that accepts the selected keyword, and a case report in association with the keyword A registration execution unit for registering in the second storage unit,
The search keyword display unit and the registered keyword display unit display the same keyword group,
The search result display unit is related to the case report displayed on the screen by the search result display unit, from the user,
Similar registration for registering cases similar to the searched cases, or additional registration for adding cases to already registered case reports
Accept
In addition to displaying the detailed contents of the case according to the user's request, the similar registration button and the postscript registration button are displayed on the display screen,
When the similar registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this, and notifies the registration unit to execute a registration procedure, and the registration unit displays the search keyword display unit to the user. The same keyword group as the displayed keyword group is displayed on the screen to prompt the input of the keyword and the predetermined item, and when the keyword and the predetermined item are input, the contents of the case are stored in the storage unit in association with the keyword,
When the additional registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this, prompts the registration unit to perform a registration procedure, and the registration unit accepts registration of countermeasures for the case from the user. /> A safety management support system characterized by
事故事例、または、事故には至らなかったが事故になった可能性のある事例を報告する事例報告の作成を支援するとともに、作成された事例報告の活用を促進するシステムであって、
解析用フォームの事例報告を格納する第1記憶部と、
公表用フォームの事例報告を格納する第2記憶部と、
ユーザのログイン情報に基づいて該ユーザのアクセス可否を判断するとともに前記ログイン情報から前記ユーザを特定するユーザ特定情報を抽出するアクセス可否判断部と、
前記アクセス可否判断部によりアクセスの許可されたユーザから、事例報告の内容に関する内容情報を無記名で受け付け、前記内容情報に前記ユーザ特定情報を付加して解析用フォームの事例報告を作成し前記第1記憶部に格納するとともに、前記内容情報に基づいて、ユーザを特定し得る情報を含まない公表用フォームの事例報告を作成し前記第2記憶部に格納する登録部と、
ユーザからの要求に応じ、前記第2記憶部から所定の条件に合致する事例報告を抽出する検索部と、
前記登録部と前記検索部とを介する検索・登録切替部と、
を備え、
前記検索部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す検索キーワード表示部と、ユーザの検索開始要求に応じて、選択されたキーワードにより検索を開始する検索実行部と、検索条件に合致する事例報告を画面に表示する検索結果表示部とを含み、
前記登録部は;
入力可能なキーワードを画面に表示しユーザに対していずれかのキーワードを選択することを促す登録キーワード表示部と、選択されたキーワードを受け付けるキーワード入力受付部と、該キーワードと関連づけて、事例報告を前記第2記憶部に登録する登録実行部とを含み、
前記検索キーワード表示部および前記登録キーワード表示部は、同じキーワード群を表示し、
前記検索結果表示部は、前記検索結果表示部により画面に表示された事例報告に関連して、ユーザから、
検索された事例と類似した事例について登録を行う類似登録、または、すでに登録された事例報告に対して追記を行う追記登録
を受け付け、
ユーザの要求に応じて事例の詳細内容を表示するとともに、その表示画面に、類似登録ボタン及び追記登録ボタンを表示し、
前記類似登録ボタンがクリックされると、前記検索・登録切替部がこれを認識し、前記登録部へ登録手続を実行するよう通知し、前記登録部は、ユーザに対し、前記検索キーワード表示部が表示したキーワード群と同じキーワード群を画面に表示してキーワード及び所定の項目の入力を促し、キーワード及び所定の項目が入力されると、事例の内容がキーワードと関連付けられて記憶部に格納され、
前記追記登録ボタンがクリックされると、前記検索・登録切替部がこれを認識し、前記登録部に登録手続を促し、前記登録部は、ユーザから、前記事例の対策の登録を受け付けること
を備えることを特徴とする安全管理支援システム。
A system that supports the preparation of case reports that report accident cases or cases that did not result in an accident but may have occurred, and promotes the use of the case reports that have been created.
A first storage for storing a case report of the analysis form;
A second storage for storing case reports of the public form,
An access permission determination unit that determines whether or not the user can access based on the login information of the user and extracts user specifying information for specifying the user from the login information;
Wherein the access determination section is permitted access by the user, receiving the content information about the content of case reports anonymously, the contents information to the added user identification information to create the case report form for analysis the first stores in the storage unit, and on the basis of the content information, registration unit to create a case report published for foams without the information that can specify the user and stored in the second storage unit,
In response to a request from the user, a search unit that extracts a case report that matches a predetermined condition from the second storage unit;
A search / registration switching unit via the registration unit and the search unit;
With
The search unit is:
A search keyword display unit that displays keywords that can be input on the screen and prompts the user to select one of the keywords, and a search execution unit that starts a search with the selected keyword in response to a user search start request And a search result display unit that displays a case report that matches the search condition on the screen,
The registration unit;
Display a keyword that can be entered on the screen and prompt the user to select one of the keywords, a keyword input acceptance unit that accepts the selected keyword, and a case report in association with the keyword A registration execution unit for registering in the second storage unit,
The search keyword display unit and the registered keyword display unit display the same keyword group,
The search result display unit is related to the case report displayed on the screen by the search result display unit, from the user,
Similar registration for registering cases similar to the searched cases, or additional registration for adding cases to already registered case reports
Accept
In addition to displaying the detailed contents of the case according to the user's request, the similar registration button and the postscript registration button are displayed on the display screen,
When the similar registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this, and notifies the registration unit to execute a registration procedure, and the registration unit displays the search keyword display unit to the user. The same keyword group as the displayed keyword group is displayed on the screen to prompt the input of the keyword and the predetermined item, and when the keyword and the predetermined item are input, the contents of the case are stored in the storage unit in association with the keyword,
When the additional registration button is clicked, the search / registration switching unit recognizes this, prompts the registration unit to perform a registration procedure, and the registration unit accepts registration of countermeasures for the case from the user. A safety management support system comprising:
請求項1または2に記載の安全管理支援システムにおいて、
前記第1記憶部にアクセスして前記解析用フォームの事例報告を取得しデータ解析を行うデータ解析部と、
前記第2記憶部にアクセスして前記公表用フォームの事例報告を取得し事例報告の内容を出力する出力部と、
をさらに備えることを特徴とする安全管理支援システム。
In the safety management support system according to claim 1 or 2,
A data analysis unit for accessing the first storage unit to obtain a case report of the analysis form and performing data analysis;
An output unit for accessing the second storage unit to obtain a case report of the publication form and outputting the content of the case report;
A safety management support system characterized by further comprising:
請求項1乃至3に記載の安全管理支援システムにおいて、
前記検索キーワード表示部および前記登録キーワード表示部は、いずれも、入力可能なキーワードの全選択肢を同時に表示することを特徴とする安全管理支援システム。
In the safety management support system according to claims 1 to 3 ,
Both the search keyword display unit and the registered keyword display unit simultaneously display all choices of keywords that can be input.
請求項1乃至4いずれかに記載の安全管理支援システムにおいて、
ユーザの所属する組織に応じて定められた、公表用フォームの事例報告を作成する際の加工処理方法を格納する加工処理方法記憶部をさらに備え、
前記登録部は、前記ログイン情報からユーザの所属する組織を取得し、前記加工処理方法記憶部から前記ユーザの所属する組織に対応する前記加工処理方法を取得し、この加工処理方法にしたがって前記公表用フォームの事例報告を作成することを特徴とする安全管理支援システム。
The safety management support system according to any one of claims 1 to 4 ,
A processing method storage unit for storing a processing method when creating a case report of a publicized form, which is determined according to the organization to which the user belongs, is further provided.
The registration unit acquires an organization to which the user belongs from the login information, acquires the processing method corresponding to the organization to which the user belongs from the processing method storage unit, and makes the announcement according to the processing method A safety management support system characterized by creating a case report of a business form.
請求項1乃至5いずれかに記載の安全管理支援システムにおいて、
前記アクセス可否判断部は、アクセス可否判断をした後、前記ログイン情報を消去し、その後、登録部による登録処理が行われるように構成したことを特徴とする安全管理支援システム。
The safety management support system according to any one of claims 1 to 5 ,
The access determination section, after the access permission determination, the erase the login information, then the safety management support system characterized by being configured as registration processing by the registration unit is performed.
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