JP4009535B2 - 可溶性ヘテロダイマーサイトカイン受容体 - Google Patents
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Description
サイトカインは、多くの細胞型の増殖及び分化に影響を及ぼす可溶性タンパク質である。この受容体は、高い親和性でサイトカインを結合し、そしてこの結合現象を、一定の受容体サブユニットの細胞質部分を通して細胞にトランスダクションする1又は複数の膜内在性タンパク質から構成される。サイトカイン受容体は、それらの細胞外リガンド結合ドメインにおける類似性に基づいていくつかのクラスに分類されて来た。例えば、インターフェロン(IFN)の効果の結合及び/又はトランスダクションを担当する受容体鎖は、特徴的な200残基の細胞外ドメインに基づいて、タイプIIサイトカイン受容体ファミリー(CRF2)のメンバーである。
本発明はまた、IL−22Rに結合する抗体を投与することを含んで成る、IL−20を阻害するための方法にも向けられる。
さらに、本発明は、IL−22Rの細胞外ドメイン及びIL−20RBの細胞外ドメインをコードするポリヌクレオチドに向けられる。そのようなポリペプチドの例は、IL−22R及びIL−20RBをコードするポリペプチドを含むベクター又はプラスミドである。
本発明を詳細に記載する前、次の用語を定義することで本発明の理解を助けることができる。
用語“アミノ−末端”及び“カルボキシル−末端”とは、ポリペプチド内の位置を示すために本明細書において使用される。その情況が可能である場合、それらの用語は、接近性又は相対的位置を示すためにポリペプチドの特定の配列又は一部に関して使用される。例えば、ポリペプチド内の対象配列のカルボキシル末端側に位置する一定の配列は、その対象配列のカルボキシル末端に隣接して位置するが、しかし完全なポリペプチドのカルボキシル末端では必ずしも必要ではない。
用語“相補体/抗−相補体対”とは、適切な条件下で、非共有的に会合される安定した対を形成する非同一性成分を示す。例えば、ビオチン及びアビジン(又はストレプタビジン)は、相補体/抗−相補体対の基本型メンバーである。他の典型的な相補体/抗−相補体対は、受容体/リガンド対、抗体/抗原(又はハプテン又はエピトープ)対、センス/アンチセンス ポリヌクレオチド対、及び同様のものを包含する。相補体/抗−相補体対の続く解離が所望される場合、その相補体/抗−相補体対は好ましくは、<109M-1の結合親和性を有する。
用語“contig ”とは、他のポリヌクレオチドに対する一連の連続した同一の又は相補的な配列を有するポリヌクレオチドを示す。連続した配列とは、ポリヌクレオチドの全体において、又はその一部に沿って、一定の長さのポリヌクレオチド配列を“オーバーラップ”すると言われる。
用語“プロモーター”とは、RNA ポリメラーゼの結合及び転写の開始を提供するDNA配列を含む遺伝子の部分を示すために本明細書において使用される。プロモーター配列は通常、遺伝子の5’ 非コード領域に見出されるが、しかし必ずしもそうではない。
(a)第1シグナル配列に作用可能に連結される転写プロモーター、続いて下流の及び正しい読み取り枠での、IL−22Rの細胞外部分をコードするDNA及び免疫プロブリンL鎖不変領域をコードするDNAから構成される第1 DNA配列を宿主細胞中に導入し;
(b)第2分泌シグナルに作用可能に連結される転写プロモーター、続いて下流の及び正しい読み取り枠での、IL−20RBの細胞外部分をコードするDNA配列、及びCH1, CH2, CH3及びCH4から成る群から選択された免疫グロブリンH鎖不変領域ドメインをコードするDNA配列から構成される第2 DNA構造体を前記宿主細胞中に導入し;
(d)前記宿主細胞からポリペプチドを単離することを含んで成る、IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法が提供される。1つの態様においては、前記第2 DNA配列はさらに、免疫グロブリンH鎖ヒンジ領域をコードし、ここで前記ヒンジ領域はH鎖不変領域ドメインに連結される。
もう1つの態様においては、前記第2 DNA配列はさらに、免疫グロブリンH鎖不変領域の下流に及びそれと正しい読み取り枠を整合して連結される免疫グロブリン可変領域をコードする。
(a)第1シグナル配列に作用可能に連結される転写プロモーター、続いて下流の及び正しい読み取り枠での、IL−20RBの細胞外部分をコードするDNA及び免疫プロブリンL鎖不変領域をコードするDNAから構成される第1 DNA配列を宿主細胞中に導入し;
(b)第2分泌シグナルに作用可能に連結される転写プロモーター、続いて下流の及び正しい読み取り枠での、IL−22Rの細胞外部分をコードするDNA配列、及びCH1, CH2, CH3及びCH4から成る群から選択された免疫グロブリンH鎖不変領域ドメインをコードするDNA配列から構成される第2 DNA構造体を前記宿主細胞中に導入し;
(d)前記宿主細胞からニ量体化されたポリペプチドを単離することを含んで成る、IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法が提供される。
(a)IL−20RBの細胞外部分をコードするDNA構造体及びIL−22Rの細胞外部分のDNA構造体を含むDNA構造体を、宿主細胞中に導入し;
(b)IL−22Rの細胞外ドメイン及びIL−20RBの細胞外ドメインの生成を可能にする生理学的条件下で適切な培地において前記宿主細胞を増殖し;そして
(c)前記宿主細胞からポリペプチドを単離することを含んで成る、IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法が提供される。
システイン(Cys)は、TGC又はTGTによりコードされる。
アスパラギン酸(Asp)は、GAC又はGATによりコードされる。
グルタミン酸(Glu)は、GAA又はGAGによりコードされる。
フェニルアラニン(Phe)は、TTC又はTTTによりコードされる。
グリシン(Gly)は、GGA, GGC, GGG又はGGTによりコードされる。
ヒスチジン(His)は、CAC又はCATによりコードされる。
イソロイシン(Ile)は、ATA,ATC又はATTによりコードされる。
リシン(Lys)は、AAA又はAAGによりコードされる。
ロイシン(Leu)は、TTA, TTG, CTA, CTC, CTG又はCTTによりコードされる。
アスパラギン(Asn)は、AAC又はAATによりコードされる。
プロリン(Pro)は、CCA, CCC, CCG又はCCTによりコードされる。
グルタミン(Gln)は、CAA又はCAGによりコードされる。
アルギニン(Arg)は、AGA, AGG, CGA, CGC, CGG又はCGTによりコードされる。
セリン(Ser)は、AGC,AGT, TCA, TCC, TCG又はTCTによりコードされる。
トレオニン(Thr)は、ACA, ACC, ACG又はACTによりコードされる。
バリン(Val)は、GTA, GTC, GTG又はGTTによりコードされる。
トリプトファン(Trp)は、TGGによりコードされる。
チロシン(Tyr)は、TAC又はTATによりコードされる。
本発明のポリペプチドにおける必須アミノ酸は、当業界において知られている方法、例えば特定部位の突然変異誘発又はアラニン−走査突然変異誘発により同定され得る(Cunningham and Wells, Science 244: 1081−1085, 1989; Bassなど., Proc. Natl. Scad. Sci. USA 88: 4498−502, 1991)。
ポリペプチドは、従来の技法に従って、遺伝的に構築された宿主細胞において生成され得る。適切な宿主細胞は、外因性DNAにより形質転換又はトランスフェクトされ得、そして培養において増殖され得るそれらの細胞型であり、そして細菌、菌類細胞、及び培養された高等真核細胞を包含する。真核細胞、特に多細胞生物の培養された細胞が好ましい。クローン化されたDNA分子を操作し、そして種々の宿主細胞中に外因性DNAを導入するための技法は次の文献に開示される:Sambrool など., Molecular Cloning : A Laboratory Manual, 2nd ed., Cold Spring Harbor Laboratory Press, Cold Spring Harbor, NY, 1989, 及びAusubel など., eds., Current Protocol in Molecular Biology, John Wiley and Sons, Ins., NY, 1987。
本発明のポリペプチドを80%以上の純度、より好ましくは90%以上の純度、さらに好ましくは95%以上の純度に精製することが好ましく、そして汚染性高分子、特に他のタンパク質及び核酸に対して、99.9%以上の純度であり、そして感染性及び発熱性剤を有さない医薬的に純粋な状態が特に好ましい。好ましくは、精製されたポリペプチドは、他のポリペプチド、特に動物起源の他のポリペプチドを実質的に有さない。
皮膚において発現される、2種の孤児クラスIIサイトカイン受容体が、IL−20受容体サブユニットとして同定された。両IL−20受容体サブユニットは、4種の他の既知クラスIIサイトカイン受容体におけるサブユニットの役割とそれらの役割とを区別するリガンド結合のために必要とされる。IL−22R及びIL−20RBはまた、皮膚の他に多くのヒト組織、例えば卵巣、副腎、卵巣、唾液腺、筋肉、肺、腎臓、心臓において同時発現され、そしてIL−20作用のための追加の標的組織を示唆する小腸において前記よりも低い程度、発現される。本発明者は、IL−20ヘテロダイマー受容体が他のクラスIIサイトカイン受容体に構造的に類似し、そしてIL−20リガンドの活性を示された皮膚において発現されることを結論付ける。
上記議論及び下記例に示されるように、IL−20は乾癬の病理学的に包含される。従って、本発明の可溶性受容体は、IL−20をダウンレギュレートし、そして従って乾癬を処理するために個人に投与され得る。
本発明のIL−20の可溶性受容体は処理するためのぜん息、気管支炎又は嚢胞性線維症又は他の炎症性肺疾患を有する個人に投与され得る。アンタゴニストは、いずれかの適切な方法、例えば静脈内、皮下、気管支洗浄、及びIL−20に対するアンタゴニストを含む吸入剤の使用により投与され得る。
効果的治療のために必要なIL−20可溶性受容体の量は、多くの異なった因子、例えば投与の手段、標的部位、患者の生理学的状態及び投与される他の薬剤に依存するであろう。従って、処理用量は、安全性及び効能を最適化するために滴定されるべきである。典型的には、インビトロで使用される用量は、それらの試薬のインビボ投与のために有用な量における有用な案内を提供することができる。特定の障害の処理のための有効容量の動物試験は、ヒト用量のさらなる予測表示を提供するであろう。投与方法は、経口、静脈内、腹膜内、筋肉内、経皮投与、又はネブライザー又はアトマイザーによる噴霧形での肺又は気管中への投与を包含する。医薬的に許容できるキャリヤーは、水、塩溶液、緩衝液を包含するであろう。
本発明はさらに、次の非限定的例により例示される。
方法:
継代2での正常ヒト表皮新生児ケラチノサイト(NHEK)(Cloneticsからの)を、プレートし、そして12ウェル組織培養プレートにおいて、集密性まで増殖した。KGM(ケラチノサイト培養培地)は、Cloneticsから購入された。細胞が集密性に達した場合、それらを、成長因子を有さないKGM培地=KBM(ケラチノサイト基本培地)により洗浄した。細胞を、試験化合物の添加の前、72時間、KBMにおいて血清消耗した。1LU/mlでのトロンビン及び25nMでのトリプシンを、正の対照として使用した。1mlの培地をウェル当たりに添加した。KBMのみが、負の対照として使用された。
細胞を、37℃で、5%CO2下で48時間インキュベートした。上清液を除去し、そしてIL−8及びGM−CSFレベルについてアッセイする前、数日間−80℃で凍結した。ヒトIL−8イムノアッセイキット#D8050(RanD Systems, Inc.)及びヒトGM-CSFイムノアッセイキット#HSGMO(RanD Systems, Inc.)を用いて、製造業者の説明書に従って、サイトカイン生成を決定した。
結果:
この結果は、IL−8及びGM−CSFの発現がIL−20により誘発されたことを示した。
IL−20RBコード領域のクローニング:
2種のPCRプライマーを、1999年3月8日に出願された国際特許出願番号PCT/US99/03735号(公開番号WO99/46379号)からの配列に基づいて企画した。配列番号38は、Eco RI制限部位と共にATG(Met1)コドンを含み、配列番号37は、XhoI制限部位と共に停止コドン(TAG)を含む。PCR増幅を、鋳型としてヒトケラチノサイト(HaCaT)cDNAライブラリーDNA及びプライマーとして配列番号37及び38を用いて行った。PCR反応を次の通りにして行った:94℃で1分のインキュベーション;続いて94℃で30秒及び68℃で2分(30サイクル)、その後、追加の68℃で4分;反応を4℃で貯蔵した。PCR生成物を1%アガロースゲル上で展開し、そして1kbのDNAバンドを観察した。
細胞−基材の結合アッセイを用いて、IL−20がIL−22R−IL−20RBへテロダイマーに結合することを確かめた。
既知の及び孤児クラスIIサイトカイン受容体(IL−22R及びIL−20RBを包含する)を含む発現ベクターを、Baf3細胞中に一時的にトランスフェクトした。
細胞を500細胞/ウェルでプレートし、IL−20(zcyto10)、MDA−7及び可溶性タンパク質により細胞を処理した。
−20μlのAlamarブルーをウェル当たり添加し、37℃で一晩(24時間)インキュベートし、
−544励起/590発光の設定上でRobotics室においてf-Max (Molecular Devises) 上で読み取る。
−Baf3/DIRS1/cytoRII細胞系に対する0.1ng/ml〜100ng/mlのIL−20(zcyto10)及びMDA−7の処理による陽性増殖応答。
−IL−20及びMDA−7が60倍のモル過剰でIL−22R可溶性受容体(ヘテロダイマーSal. R.)と組合して処理される場合のIL−20及びMDA−7(同じ濃度)の陽性増殖応答の中和。
−MDA−7が60倍のモル過剰でIL−20RB可溶性受容体(トロンビン分解されたバージョン)と組合して処理される場合のMDA−7(0.1〜10ng/ml)の陽性増殖応答の中和。
細胞処理:
ヒトケラチノサイト細胞系HaCaTを、T−75組織培養フラスコにおいて、数日後の集密性まで37℃で増殖した。この点で、通常の増殖培地(DMEM+10%FBS)を除去し、そして血清フリーの培地により置換した。次に、細胞を、37℃で2日間インキュベートした。次に、DMEMを除去し、そして処理当たり細胞の4個のフラスコを、37℃で4時間、次の個々の条件の1つにより処理した:5ng/mlでの組換えヒト(rh)IL-1α、20ng/mlでのrh IL-1α、5ng/mlでのrh IL-1α+1μg/mlでのIL−20、1μg/mlでのIL−20、又は10ng/mlでのrh IL-10。
サイトカイン処理に続いて、培地を除去し、そして細胞をチオシアン化グアニジニウム溶液を用いて溶解した。全RNAを、塩化セシウムグラジエント上での一晩の回転により前記細胞溶解物から単離した。次の日、RNAペレットを、TE/SDS溶液に再懸濁し、そしてエタノール沈殿せしめた。次に、RNAを、分光計を用いて、続いてSection V.B. of Clontech’s AtlasTM cDNA Expression Arrays User Manual (11/5/99に公開されたバージョンPT3140−1/PR9X390) によるDNアーゼ処理により定量化した。RNAサンプルの品質を、特定の読み取りに基づいての純度の計算により、及びアガロースゲル上での可視化により確かめた。RNAサンプルのゲノム汚染を、β−アクチン遺伝子のPRR分析により除外した。
AtlasTM アレイを、Clontech ExpressHyb+100mg/mlの熱変性されたサケ精子DNAにより、68℃で少なくとも30分間、連続的に撹拌しながらプレ−ハイブリダイズした。次に、膜を、1.9×106のCPM/ml(合計1.14×107のCPM)により、68℃で一晩、連続的に撹拌しながらハイブリダイズした。次の日、膜を、2×SSC、1%SDSにおいて68℃で、30分間1度、及び0.1×SSC、0.5%SDSにおいて68℃で30分間1度、洗浄し、続いて2×SSCにおいて5分間の1回の最終室温洗浄を行った。次に、アレイ膜を、密封されたKodak製プラスチックポーチに入れ、そして蛍光像スクリーンに室温で一晩、暴露した。次の日、蛍光スクリーンを、蛍光イメージャー上で走査し、そしてClontechのAtlasImageTM 1.0ソフトウェアを用いて分析した。
IL−20によりアップレギュレートされた遺伝子:
1.腫瘍壊死因子(TNF)を、IL−20により1.9〜2.4倍アップレギュレートした。
2.胎盤成長因子1及び2(PLGF)を、IL−20により1.9〜2.0倍アップレギュレートした。
3.凝集因子II受容体を、IL−20により2.0〜2.5倍アップレギュレートした。
4.カルシトニン受容体を、IL−20により2.2〜2.3倍アップレギュレートした。
5.TNF−誘発性ヒアルロネート−結合タンパク質TSG−6を、IL−20により2.1〜2.2倍アップレギュレートした。
7.MRP−8(マクロファージにおけるカルシウム結合タンパク質、MIF関連の)を、IL−20により2.9〜4.1倍アップレギュレートした。
8.MRP−14(マクロファージにおけるカルシウム結合タンパク質、MIF関連の)をIL−20により3.0〜3.8倍アップレギュレートした。
9.レラキシンH2を、IL−20により3.14倍アップレギュレートした。
10.形質転換成長因子β(TGF β)受容体III(300kDa)を、IL−20により2.4〜3.6倍アップレギュレートした。
1.骨形態発生性タンパク質2aを、IL−20処理のみにより1.8倍、IL−1処理のみにより2.5倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により8.2倍アップレギュレートした。
2.MRP−8を、IL−20処理のみにより2.9倍、IL−1処理のみにより10.7倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により18.0倍アップレギュレートした。
3.赤血球分化タンパク質(EDF)を、IL−20処理のみにより1.9倍、IL−1処理のみにより9.7倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により19.0倍アップレギュレートした。
4.MRP−14(マイクロファージにおけるカルシウム結合タンパク質、MIF関連の)を、IL−20処理のみにより3.0倍、IL−1処理のみにより12.2倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により20.3倍アップレギュレートした。
5.ヘパリン−結合EGF−様成長因子を、IL−20処理のみにより2.0倍、IL−1処理のみにより14倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により25.0倍アップレギュレートした。
7.脳由来の神経栄養因子(BDNF)を、IL−20処理のみにより1.7倍、IL−1処理のみにより25倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により48倍アップレギュレートした。
8.単球走化性及び活性化因子MCAFを、IL−20処理のみにより1.3倍、IL−1処理のみにより32倍、及びIL−20及びIL−1の両者の処理により56倍アップレギュレートした。
ヒト及びマウスIL−20の両者を、種々のプロモーターを用いて、トランスジェニックマウスにおいて過剰発現した。ヒトIL−20の発現を指図する肝臓−特異的マウスアルブミンプロモーターを、まず、タンパク質の循環レベルを達成するための試みにおいて使用した。続く研究を、表皮及び他の層化された鱗状上皮への発現を主に標的化するケラチン14(K14)プロモーター;広い発現パターンを付与するマウスメタロチオネイン−1プロモーター;及びリンパ系の細胞における発現を駆動するEμLCKプロモーターを用いて行なった。たぶん、それらのプロモーターのすべてがIL−20の循環レベルを生ぜしめるので、類似する結果をすべての4種の場合に得た。
実験方法:
ルシフェラーゼアッセイ:
ルシフェラーゼレポーターアッセイを、IL−22R及びIL−20RBにより安定してトランスフェクトされたBHK細胞、及びSTAT−駆動のルシフェラーゼレポーターカセットを用いて行った。細胞を、IL−20RA/IL−20RB可溶性受容体の存在又は不在下で、IL−19、IL−20及びMDA−7の一連の希釈溶液による処理の一晩前、血清フリー培地に交換した。細胞を溶解し、そしてルシフェラーゼレポーター活性についてBerthold MicroLumat Plus上で読み取った。
増殖アッセイは、Softmax Pro Programを用いてfmaxプレートリーダー(Molecular Devices, Sunnyvale, CA)上で読み取られる24時間前、細胞に添加されるAlomarブルーを使用した。
RT−PCRを、ヒトIL−22Rの440bpのフラグメントを増幅するために、プライマー5’−ccccagacacggtctacagcat−3’及び5’−gggtcaggccgaagaactcatat−3’を用いて、ヒトRapid−Scan遺伝子発現パネル(Origene Technologies, Inc.)上で行った。PCR条件は、次の通りである:94℃で2分、続いて、94℃で15秒、72℃で90秒(35サイクル)、次に72℃で2分の最終延長段階。
IL−22Rは共有されるαサブユニットであるので、本発明者は、IL−22R mRNAの発現についてOrigeneパネルを評価した。最高のIL−22R発現を膵臓において検出し、そして皮膚及び肺もまた、強い発現を示した。
IL−20Rα、IL−20Rβ及びIL−22Rはすべて、肺において発現されるので、本発明者は、同じ細胞型がすべての3種の受容体を発現するかどうかを評価するために、現場ハイブリダイゼーションを使用した。図3は、上皮細胞及び免疫浸潤物の両者が、現場ハイブリダイゼーションによるmRNA発現について試験された肺切片において正の染色を示すことを示す。
Claims (13)
- 配列番号12,13,25,26,31及び32から成る群から選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチドから構成されるIL-22Rサブユニット、及び配列番号16−21,28,29,34及び35から成る群から選択されたアミノ酸配列を有するポリペプチドから構成されるIL-20RBサブユニットから構成される単離された可溶性受容体。
- 前記IL−22Rサブユニット及びIL-20RBサブユニットが、ポリペプチドリンカーにより一緒に連結される請求項1記載の可溶性受容体。
- 前記ポリペプチドリンカーが、100〜240個のアミノ酸残基を有する請求項2記載の可溶性受容体。
- 前記ポリペプチドリンカーが、170 〜 180個のアミノ酸残基を有する請求項3記載の可溶性受容体。
- 前記IL-22Rサブユニット及びIL-20RBサブユニットがそのサブユニットに融合されるポリペプチドリンカーをそれぞれ有し、そして前記ポリペプチドリンカーの個々が少なくとも1つのシステイン残基を有し、ここで少なくとも1つのジスルフィド結合が前記IL−22Rサブユニットのポリペプチドリンカーからのシステイン及び前記IL−20RBサブユニットのポリペプチドリンカーからのシステインにより形成される請求項1記載の可溶性受容体。
- 前記IL−22Rサブユニットが免疫グロブリン(Ig)分子のH鎖の不変領域のすべて又は一部に融合され、そして前記IL−20RBサブユニットが免疫グロブリン分子のL鎖の不変領域のすべて又は一部に融合され、ここで前記L鎖及びH鎖が一緒にジスルフィド結合される請求項5記載の可溶性受容体。
- 前記H鎖の不変領域が、CH1ドメイン、CH2ドメイン、及びCH1ドメインとCH2ドメインとを連結するヒンジ配列から構成される請求項6記載の可溶性受容体。
- 前記H鎖の不変領域に融合されるIL−22Rサブユニットが配列番号25,26,31及び32から成る群から選択されたアミノ酸配列から構成され、そして前記Ig分子のL鎖の不変領域に融合されるIL−20RBサブユニットが配列番号28,29,34及び35から成る群から選択されたアミノ酸配列から構成される請求項6記載の可溶性受容体。
- 前記IL−20RBサブユニットがIg分子のH鎖の不変領域のすべて又は一部に融合され、そして前記IL−22Rサブユニットが免疫グロブリン分子のL鎖の不変領域のすべて又は一部に融合され、ここで前記L鎖及びH鎖が一緒にジスルフィド結合される請求項5記載の可溶性受容体。
- IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法であって、(a)IL−22Rの細胞外ドメインをコードするDNA配列及び免疫グロブリンL鎖不変領域をコードするDNAから構成される第1DNA配列を、宿主細胞中に導入し;(b)IL−20RBの細胞外ドメインをコードするDNA配列及び免疫グロブリンH鎖不変領域ドメインをコードするDNA配列から構成される第2DNA構成体を、前記宿主細胞中に導入し;(c)IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される融合タンパク質の生成を可能にする生理学的条件下で適切な増殖培地において前記宿主細胞を増殖し;そして(d)前記宿主細胞からポリペプチドを単離することを含んで成り、 IL − 22R の細胞外ドメインが配列番号 12 又は 13 に記載のポリペプチドであり、かつ IL − 20RB の細胞外ドメインが配列番号 16 − 21 のいずれかに記載のポリペプチドである、前記方法。
- IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法であって、(a)IL−20RBの細胞外ドメインをコードするDNA配列及び免疫グロブリンL鎖不変領域をコードするDNAから構成される第1DNA配列を、宿主細胞中に導入し;(b)IL−22Rの細胞外ドメインをコードするDNA配列及び免疫グロブリンH鎖不変領域をコードするDNA配列から構成される第2DNA構成体を、前記宿主細胞中に導入し;(c)IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される二量体化されたヘテロダイマー融合タンパク質の生成を可能にする生理学的条件下で適切な増殖培地において前記宿主細胞を増殖し;そして(d)前記宿主細胞から二量体化されたポリペプチドを単離することを含んで成り、 IL − 22R の細胞外ドメインが配列番号 12 又は 13 に記載のポリペプチドであり、かつ I L − 20RB の細胞外ドメインが配列番号 16 − 21 のいずれかに記載のポリペプチドである、前記方法。
- IL−22R及びIL−20RBの細胞外ドメインから構成される可溶性受容体の生成方法であって、(a)IL−20RBの細胞外ドメインをコードするDNA構造体及びIL−22Rの細胞外ドメインのDNA構造体を含むDNA構造体を、宿主細胞中に導入し;(b)IL−22Rの細胞外ドメイン及びIL−20RBの細胞外ドメインの生成を可能にする生理学的条件下で適切な培地において前記宿主細胞を増殖し;そして(c)前記宿主細胞からポリペプチドを単離することを含んで成り、 IL − 22R の細胞外ドメインが配列番号 12 又は 13 に記載のポリペプチドであり、かつ IL − 20RB の細胞外ドメインが配列番号 16 − 21 のいずれかに記載のポリペプチドである、前記方法。
- IL−22RBの細胞外ドメインをコードするDNA構成体及びIL−20RBの細胞外ドメインをコードするDNA構造体により形質転換されるか又はトランスフェクトされた宿主細胞であって、IL − 22R の細胞外ドメインが配列番号 12 又は 13 に記載のポリペプチドであり、 IL − 20RB の細胞外ドメインが配列番号 16 − 21 のいずれかに記載のポリペプチドである、前記細胞。
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