JP4009384B2 - Air conveyor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック容器、飲料容器又は樹脂キャップなどの搬送物を空気等によって搬送するエアコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
軽量の搬送物を高速で搬送する手段として、エアコンベヤが知られている。エアコンベヤとは、プレナムと呼ばれるパイプ又はダクトの内部に送風機で空気等を送り込み、プレナムのデッキと呼ばれるプレート表面に形成されたスリットを通して斜めに流出したエアにより、搬送物を浮上させると共に推進力を与えて搬送するコンベアである。
【0003】
従来のエアコンベヤは、オープンタイプのものであり、プレナムのスリットから流出したエアは直接周辺雰囲気中へ開放される。すなわち、搬送物は周辺雰囲気と同じ雰囲気中を搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のエアコンベヤにおいては、搬送物として、清浄に保持することが要求される樹脂キャップ等が用いられる場合、樹脂キャップが周辺の空気にさらされるので、清浄度を十分に保持することができない。ここで、樹脂キャップを清浄度を保持した状態でエアコンベヤで搬送しようとすると、エアコンベヤ自体をクリーン雰囲気に設置しなければならず、広大なクリーンルームと大容量の空調設備が必要となり、多大なコストがかかってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、コストを低減しつつ搬送物の清浄度を十分に保持することができるエアコンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した。例えば、コスト低減を図るため、コンベヤのみを囲うステンレス製のクリーンルームをエアコンベヤ周囲にトンネル状に設け清浄度を維持することを考えた。しかし、この場合、コンベヤルートに合わせて曲がり部分や傾斜部分を含むトンネルを製作することは、加工にコストがかかり、なおコストの低減が十分に図れない。ここで、搬送面を包囲する包囲カバーを設けることが考えられるが、包囲カバーを設けると、搬送面から吹き出されるガスが包囲カバーに衝突し、搬送物の搬送方向と反対方向へのガスの逆流が生じる場合がある。
【0007】
そこで、本発明は、プレナムの上方に形成される搬送面から吹き出されるガスによって搬送物を搬送面に沿って搬送するエアコンベヤにおいて、搬送面を包囲し、搬送物を搬送方向に通過させる通過口を有する包囲カバーと、搬送面から吹き出されるガスの流量を搬送物の搬送方向に向けて小さくするように調整する流量調整手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、搬送面から吹き出されるガスによって搬送物が搬送方向に沿って搬送され、包囲カバー内のガスは、包囲カバーの通過口を通して排出される。このとき、包囲カバー内のガスによって包囲カバーの内部圧力がその外部の圧力に比べて高い状態になるので、包囲カバー内への外部空気の流入が十分に防止される。このため、搬送物が外部の空気にさらされることがない。従って、エアコンベヤ自体を広大なクリーンルーム中に設置する必要がなくなる。さらに、本発明によれば、流量調整手段によって、搬送方向に向けて圧力が小さくなっていく圧力勾配が形成されるので、搬送方向と反対方向へのガスの逆流が確実に防止される。
【0009】
また、上記のエアコンベヤは、プレナムを搬送方向に沿って複数並設し、プレナムのそれぞれに対応して、各プレナムに導入するガスの流量が搬送方向に向けて小さくなるように調整する流量調整機構を備えることが好ましい。この場合、流量調整機構により、各プレナムに導入するガスの流量を搬送方向に向けて小さくすることで、包囲カバー内の圧力を搬送方向に向けて小さくすることが可能となり、包囲カバーの内部において、搬送方向と反対方向へのガスの逆流が確実に防止される。
【0010】
ここで、エアコンベヤは、プレナムの圧力および包囲カバーの内部圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段によって検出されるプレナムの圧力および包囲カバーの内部圧力に基づき、プレナムの圧力が包囲カバーの内部圧力よりも高い状態に保持されるように流量調整機構を制御する制御手段とを備えることが好ましい。
【0011】
この場合、圧力検出手段によりプレナムの圧力と包囲カバー内の圧力が検出され、制御手段により流量調整機構が制御されて、プレナムの圧力が包囲カバーの内部圧力よりも高い状態に保持される。この場合、包囲カバーの内部圧力とプレナムの圧力の逆転により、ガスがプレナムから流出されなくなるという事態を回避することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエアコンベヤの実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、全図中、同一又は同等の構成要素については、同一の符号を付すこととする。
【0013】
本発明のエアコンベヤは、搬送物をガスによって一定方向に搬送するものであり、搬送物としては、軽量のものであれば特に限定されず、例えば樹脂キャップ、金属キャップなどが用いられる。また、ガスとしては、通常は空気が用いられるが、窒素等も使用可能である。
【0014】
以下、エアコンベヤについて、搬送物として樹脂キャップ、ガスとして空気を用いたものを例として説明する。
【0015】
図1は、エアコンベヤの内部構造を示す断面図、図2は、図1のII−II線に沿った断面図、図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。図1に示すように、エアコンベヤ10は、平板状のデッキプレート1を有し、このデッキプレート1の上面には、樹脂キャップ2が搬送される搬送面3が形成されている。図2に示すように、搬送面3には、スリット4が搬送方向Aに沿って複数形成され、各スリット4の縁部4aから折曲部5が搬送方向Aと反対方向の斜め下方に向けられている(図3参照)。スリット4の両側にはそれぞれ複数の貫通孔6が形成されている。
【0016】
図1に示すように、デッキプレート1の搬送面3の上方には、樹脂キャップ2の搬送方向Aに直交する方向の移動幅を規制する一対の棒状のサイドガイド12が配置され、搬送面3のスリット4の上方には、樹脂キャップ2の上下方向の移動幅を規制する棒状のトップガイド13が配置されている。なお、サイドガイド12の形状としては、図4に示すように、断面形状がL字状となったものでもよい。
【0017】
デッキプレート1の下部には、搬送方向Aに沿って延びる断面U字状の凹状部材8が設けられ、この凹状部材8の両縁部8aは折り曲げられてそれぞれデッキプレート1の両縁部に当接している。そして、デッキプレート1と凹状部材8とにより囲まれた空間がプレナム9となっている。凹状部材8の底部にはガス供給管11が接続され、この空気供給管11を通してプレナム9に空気が導入されるようになっている。
【0018】
従って、空気供給管11を通してプレナム9に空気を導入すると、プレナム9が高圧状態となり、デッキプレート1のスリット4から搬送方向Aに対して斜めに空気が吹き出されると共に、貫通孔6から上方に空気が吹き出される。このため、樹脂キャップ2は、サイドガイド12及びトップガイド13に沿って浮上させられると共に推進力を与えられ、搬送方向Aに向けて搬送される。
【0019】
ところで、樹脂キャップ2は、清浄に保持することが要求されるので、プレナム9から吹き出される空気以外の外部の空気にさらされることは好ましくない。そこで、エアコンベヤ10は、樹脂キャップ2の清浄度を向上させる観点から、図1に示すように、搬送面3を包囲する包囲カバー14を備えている。包囲カバー14は、一定長さ(例えば10m)の断面逆U字部材15を有し、その両縁部15aは折り曲げられてデッキプレート1の両縁部に当接されている。ここで、包囲カバー15の両縁部15a、デッキプレート1の両縁部および凹状部材8の両縁部8aはそれぞれ、一定間隔ごとに例えばボルトとナットとによって相互に密接に圧着され、外部からの空気の進入が防止されている。また、包囲カバー14の両端にはそれぞれ樹脂キャップ2を通過させるための通過口が形成され、これら通過口のうち下流側の通過口は、包囲カバー14の内部の空気を排出するための排気口としても機能している。
【0020】
このため、包囲カバー14内の空気によって包囲カバー14の内部圧力がその外部の圧力に比べて高い状態になり、包囲カバー14内への外部空気の流入が十分に防止されるので、樹脂キャップ2が外部の空気にさらされることがない。従って、エアコンベヤ10自体を広大なクリーンルーム中に設置しなくても、樹脂キャップ2の清浄度を十分に保持することができ、エアコンベヤ10の設置にあたってのコストを十分に低減することができる。
【0021】
なお、包囲カバー14が長い場合、その終端(出口)からのみの排気では、内部圧力が高くなりすぎる場合がある。そこで、そのような場合には、包囲カバー14に開放部を設けて排気するようにすることが好ましい。これによりスムーズな運転を行うことが可能となる。この場合でも、内部の圧力は外部に比較して高く保持できるため、外部空気の流入が防止される。即ち、樹脂キャップ等が外部の空気にさらされることがない。
【0022】
ところで、包囲カバー14の高さが小さくなると、包囲カバー14と搬送面3とで囲まれた空間においては、搬送面3のスリット4及び貫通孔6から吹き出される空気が包囲カバー14の上面に衝突して、搬送方向Aの空気流だけでなく搬送方向Aと反対方向の空気流をも生じ、空気流の逆流が起こることも考えられる。
【0023】
そこで、エアコンベヤ10においては、包囲カバー14の内部における圧力が搬送方向Aに向けて小さくなるよう包囲カバー14内において圧力勾配が形成される。この場合、図5に示すように、例えば凹状部材8の内部に、搬送方向Aに沿って一定間隔(例えば2m間隔)ごとに仕切部材22を配置することで複数(例えば5つ)のプレナム9が並設され、各プレナム9から延びる空気供給管11内に流量調整機構18が取り付けられる。各空気供給管11は途中で合流して送風機17に接続されている。流量調整機構18としては、流量の調整が可能であれば特に限定されず、例えば図3に示すようなバタフライ弁などが用いられる。また、搬送方向Aに沿って複数のプレナム9を並設する形態としては、包囲カバー14の下部に、搬送方向Aに沿って複数の凹状部材8を並設するものであってもよい。
【0024】
ここで、包囲カバー14の内部において下流側に向けて圧力が小さくなるようにするためには、流量調整機構18により各プレナム9に導入する空気の流量が下流側に向けて徐々に小さくなるようにする。その結果、包囲カバー14内において、下流側に向けて圧力が徐々に小さくなるような勾配を形成することができ、包囲カバー14内の空気の逆流を確実に防止することができる。
【0025】
図6は、本発明のエアコンベヤの第2実施形態を示す概略図である。図6に示すように、包囲カバー14の内部には圧力計19が配置され、各プレナム9にはそれぞれ圧力計20が配置され、この圧力計19、20によって圧力検出手段が構成されている。圧力計19、20からの電気信号は、コントローラ21に送られ、コントローラ21によって流量調整機構18が適宜制御されることで、各プレナム9の圧力が包囲カバー14の内部圧力よりも高い状態に保持される。従って、包囲カバー14の内部圧力とプレナム9の圧力の逆転により空気がプレナム9から流出されなくなるという事態を回避することが可能となり、樹脂キャップ2が浮上しないことに起因する樹脂キャップ2とデッキプレート1との間の過大な摩擦の発生が防止され、樹脂キャップ2の搬送速度が低められずに済む。
【0026】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、連続する全てのプレナム9に対応して流量調整機構18が設けられているが、一部のプレナム9に対応して流量調整機構18が設けられ、流量調整機構18が設けられていないプレナム9内には開閉度が調整可能な仕切り又は回転羽根22などが設けられることが好ましい。この場合でも、流れ方向に圧力を下げ、十分な流量を確保することができると共にコストダウンを図ることができる。なお、流量調整機構18と仕切り又は回転羽根22等とにより流量調整手段が構成される。具体的には、図7に示すように、連続して並設されるプレナム(例えば1個あたりの長さ2m)9に対し、1個おきに空気供給口が設けられ(即ち4mごとに空気供給口が設けられ)、空気供給口に連通する空気供給管11内に流量調整機構18が設置され、中間のプレナム9内の上流側に仕切り又は回転羽根22が設置される。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、搬送面から吹き出されるガスによって搬送物が搬送方向に沿って搬送されるときにガスによって包囲カバーの内部圧力がその外部の圧力に比べて高い状態になり、包囲カバー内への外部空気の流入が十分に防止されるので、搬送物が外部の空気にさらされることがない。従って、エアコンベヤ自体を広大なクリーンルーム中に設置しなくても、搬送物の清浄度を十分に保持することができ、エアコンベヤの設置にあたってのコストを十分に低減することができる。さらに、本発明によれば、流量調整手段によって、搬送方向に向けて圧力が小さくなっていく圧力勾配が形成されるので、搬送方向と反対方向へのガスの逆流が十分に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアコンベヤの一実施形態の要部を示す断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1のサイドガイドの変形例を示す断面図である。
【図5】搬送方向に沿って複数のプレナムを並設する形態を示す概略断面図である。
【図6】本発明のエアコンベヤの他の実施形態を示す概略断面図である。
【図7】本発明のエアコンベヤの更に他の実施形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
3…搬送面、9…プレナム、14…包囲カバー、18…流量調整機構、19、20…圧力計(圧力検出手段)、21…コントローラ(制御手段)、A…搬送方向。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air conveyor that conveys a transported object such as a plastic container, a beverage container, or a resin cap by air or the like.
[0002]
[Prior art]
An air conveyor is known as means for transporting a lightweight transported object at high speed. An air conveyor sends air or the like into a pipe or duct called a plenum by a blower, and the air that flows obliquely through a slit formed on the plate surface called a plenum deck lifts the conveyed product and provides propulsive force. It is a conveyor that feeds and conveys.
[0003]
Conventional air conveyors are of the open type, and the air flowing out from the plenum slits is directly released into the surrounding atmosphere. That is, the conveyed product is conveyed in the same atmosphere as the surrounding atmosphere.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional air conveyor, when a resin cap or the like that is required to be kept clean is used as a conveyed product, the resin cap is exposed to the surrounding air, so that the cleanliness is sufficiently maintained. I can't. Here, if the resin cap is to be transported by an air conveyor while maintaining cleanliness, the air conveyor itself must be installed in a clean atmosphere, which requires a large clean room and large capacity air conditioning equipment. It costs money.
[0005]
Then, an object of this invention is to provide the air conveyor which can fully maintain the cleanliness of a conveyed product, reducing cost.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors diligently studied to achieve the above object. For example, in order to reduce the cost, a clean room made of stainless steel that surrounds only the conveyor is provided around the air conveyor in a tunnel shape to maintain cleanliness. However, in this case, manufacturing a tunnel including a bent portion and an inclined portion in accordance with the conveyor route is costly for processing, and the cost cannot be sufficiently reduced. Here, it is conceivable to provide an enclosure cover that surrounds the conveyance surface. However, if the enclosure cover is provided, the gas blown from the conveyance surface collides with the enclosure cover, and the gas in the direction opposite to the conveyance direction of the conveyance object is Backflow may occur.
[0007]
Accordingly, the present invention provides an air conveyor that conveys a conveyed product along a conveying surface by gas blown from a conveying surface formed above the plenum, and surrounds the conveying surface and passes the conveyed product in the conveying direction. An enclosure cover having a mouth, and a flow rate adjusting means for adjusting the flow rate of the gas blown from the transfer surface so as to decrease in the transfer direction of the transfer object are provided.
[0008]
According to this invention, a conveyed product is conveyed along a conveyance direction with the gas blown off from a conveyance surface, and the gas in an enclosure cover is discharged | emitted through the passage opening of an enclosure cover. At this time, since the internal pressure of the surrounding cover becomes higher than the external pressure due to the gas in the surrounding cover, the inflow of external air into the surrounding cover is sufficiently prevented. For this reason, a conveyed product is not exposed to external air. Therefore, it is not necessary to install the air conveyor itself in a large clean room. Furthermore, according to the present invention, a pressure gradient in which the pressure decreases in the transport direction is formed by the flow rate adjusting means, so that the backflow of gas in the direction opposite to the transport direction is reliably prevented.
[0009]
The above air conveyor has a plurality of plenums arranged side by side in the transport direction, and the flow rate adjustment that adjusts the flow rate of the gas introduced into each plenum to decrease in the transport direction corresponding to each plenum. It is preferable to provide a mechanism. In this case, by reducing the flow rate of the gas introduced into each plenum toward the transport direction by the flow rate adjusting mechanism, the pressure in the surrounding cover can be decreased toward the transport direction. The backflow of gas in the direction opposite to the transport direction is reliably prevented.
[0010]
Here, the air conveyor is configured to detect the pressure of the plenum and the internal pressure of the surrounding cover based on the pressure detecting means for detecting the pressure of the plenum and the internal pressure of the surrounding cover, and the pressure of the plenum and the internal pressure of the surrounding cover detected by the pressure detecting means. It is preferable to include control means for controlling the flow rate adjusting mechanism so as to be maintained at a state higher than the internal pressure.
[0011]
In this case, the pressure detecting means detects the pressure of the plenum and the pressure in the surrounding cover, and the control means controls the flow rate adjusting mechanism so that the pressure of the plenum is kept higher than the internal pressure of the surrounding cover. In this case, it is possible to avoid a situation in which the gas does not flow out of the plenum due to the reversal of the internal pressure of the surrounding cover and the pressure of the plenum.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of an air conveyor of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In all the drawings, the same or equivalent components are denoted by the same reference numerals.
[0013]
The air conveyor of the present invention conveys a conveyed product in a certain direction with gas, and the conveyed product is not particularly limited as long as it is lightweight, and for example, a resin cap, a metal cap, or the like is used. As the gas, air is usually used, but nitrogen or the like can also be used.
[0014]
Hereinafter, the air conveyor will be described as an example using a resin cap as a conveyed product and air as a gas.
[0015]
1 is a cross-sectional view showing the internal structure of the air conveyor, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG. As shown in FIG. 1, the
[0016]
As shown in FIG. 1, a pair of rod-
[0017]
A
[0018]
Accordingly, when air is introduced into the
[0019]
By the way, since the
[0020]
For this reason, the air in the surrounding
[0021]
When the surrounding
[0022]
By the way, when the height of the surrounding
[0023]
Therefore, in the
[0024]
Here, in order to reduce the pressure toward the downstream side within the surrounding
[0025]
FIG. 6 is a schematic view showing a second embodiment of the air conveyor of the present invention. As shown in FIG. 6, a
[0026]
In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above. For example, in the above embodiment, the flow
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the transported object is transported along the transport direction by the gas blown from the transport surface, the internal pressure of the surrounding cover is made higher by the gas than the external pressure. Thus, the flow of external air into the enclosure cover is sufficiently prevented, so that the conveyed product is not exposed to the external air. Therefore, even if the air conveyor itself is not installed in a large clean room, the cleanliness of the conveyed product can be sufficiently maintained, and the cost for installing the air conveyor can be sufficiently reduced. Furthermore, according to the present invention, a pressure gradient in which the pressure decreases in the transport direction is formed by the flow rate adjusting means, so that the backflow of gas in the direction opposite to the transport direction is sufficiently prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a main part of an embodiment of an air conveyor of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a modification of the side guide of FIG.
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view showing a form in which a plurality of plenums are arranged side by side in the conveying direction.
FIG. 6 is a schematic sectional view showing another embodiment of the air conveyor of the present invention.
FIG. 7 is a schematic sectional view showing still another embodiment of the air conveyor of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記搬送面を包囲し、前記搬送物を搬送方向に通過させる通過口を有する包囲カバーと、
前記搬送面から吹き出される前記ガスの流量を前記搬送物の搬送方向に向けて小さくするように調整する流量調整手段と、
を備えることを特徴とするエアコンベヤ。In an air conveyor that conveys a conveyed product along the conveying surface by a gas blown from a conveying surface formed above the plenum,
An enveloping cover that surrounds the transport surface and has a passage port through which the transported material passes in the transport direction;
A flow rate adjusting means for adjusting the flow rate of the gas blown from the transfer surface so as to decrease in the transfer direction of the transfer object;
An air conveyor comprising:
前記圧力検出手段によって検出される前記プレナムの圧力および前記包囲カバーの内部圧力に基づき、前記プレナムの圧力が前記包囲カバーの内部圧力よりも高い状態に保持されるように前記流量調整機構を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアコンベヤ。Pressure detecting means for detecting the pressure of the plenum and the internal pressure of the surrounding cover;
Based on the pressure of the plenum detected by the pressure detection means and the internal pressure of the surrounding cover, the flow rate adjusting mechanism is controlled so that the pressure of the plenum is maintained higher than the internal pressure of the surrounding cover. Control means;
The air conveyor according to claim 1, wherein the air conveyor is provided.
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