JP4008959B2 - スペクトラム拡散通信システムにおいてハンドオフを行う方法および装置 - Google Patents
スペクトラム拡散通信システムにおいてハンドオフを行う方法および装置 Download PDFInfo
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Description
本発明は、一般的に、無線通信システムに関し、特に、スペクトラム拡散通信システムにおけるハンドオフに関するものである。
発明の背景
無線通信システムでは、遠隔装置(セルラ加入者のような)を通信システム内の基地局間においてハンド・オフするハンドオフ方法を採用することは既知である。即ち、遠隔装置がサービス提供基地局(servicing base station)の有効領域の周辺に移動する場合、サービス供給基地局および遠隔装置間に経路損失(path losses)が増大すると、隣接する基地局の方がこの遠隔装置によりよいサービスを提供可能となる状況が生じる。Electronic Industry Association/Telecommunications Industry Association Iterim Standard 95A(TIA/EIA/S-95A)に記載されているように、ハンドオフを採用するかかる通信システムの1つに、符号分割多元接続(CDMA:Code-Division Multiple-Access)スペクトラム拡散通信システムがある。(EIA/TIAは、2001 Pennsylvania Ave. NW Washington DC 20006にて連絡を取ることができる)。CDAM通信システムにおけるハンドオフは、(アクティブ集合(active set)と呼ばれる)何カ所かの基地局を同時に監視し、より強い信号を有する基地局が発見された場合、アクティブ集合内で基地局を交換することによって行うことができる。TIA/EIA/S-95Aは他の通信システム・プロトコル(高度移動電話サービス(AMPS:Advanced Mobile Phone Service)プロトコル)を用いてCDAM基地局および基地局間でハンドオフを行う方法の用意があるが、TIA/EIA/S-95Aは、いつこのようなハンドオフを行うべきかについては何も定めていない。そのために、CDMAから他のシステム・プロトコルにハンドオフする方法の開発は、機器の製造者に委ねられたままとなっている。
CDMAからAMPSプロトコルにハンドオフする従来技術の方法を第1図を参照しながら例示する。第1図を参照すると、通信システム100は、それぞれの有効領域122ないし129を有する複数のCDMA基地局101ないし107を含む。加えて、通信システム100は、それぞれの有効領域126ないし132を有する複数のAMPS基地局109ないし115も含む。遠隔装置117は、AMPSプロトコルおよびCDMAプロトコル双方上で動作可能である。時点t=1において、経路119に沿って移動中の遠隔装置117は、非境界CDMA基地局(non-border base station)101,103とソフト・ハンドオフ(即ち、1カ所以上の基地局と通信している)状態にある。(非境界基地局とは、対応するAMPS有効領域のないCDMA基地局のことである)。時点t=2において、遠隔装置117は有効領域126に入り込み、ソフト・ハンドオフ状態で非境界CDMA基地局101,103と引き続き通信しており、加えて境界CDMA基地局105とも通信している。時点t=3において、遠隔装置117は有効領域124から出て、非境界CDMA基地局101および境界CDMA基地局105とソフト・ハンドオフ状態となる。最後に、時点t=4において、遠隔装置は有効領域122から出て、境界CDMA基地局05とのみ通信する。
従来技術のCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフする方法は、遠隔装置117がもはや非境界CDMA基地局と通信を行っていない場合、直ちにAMPS基地局109にハンドオフさせる。言い換えると、遠隔装置117は、非境界CDMA基地局101との通信を失うと直ちに、AMPS基地局109にハンドオフされる。この従来技術のCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフする方法は、早まって遠隔装置117をAMPS基地局109にハンドオフすることによりCDMAの容量を無駄にし得るという点で非効率的である。
したがって、従来技術の欠点を克服する、スペクトラム拡散通信システムにおけるハンドオフ方法および装置が必要とされている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、符号分割多元接続(CDMA)プロトコルおよび高度移動電話サービス(AMPS)プロトコル双方を採用した無線通信システムを示す。
第2図は、本発明を利用可能な、基地局受信機の好適実施例のブロック図である。
第3図は、本発明を利用可能な基地局送信機の好適実施例のブロック図である。
第4図は、本発明の好適実施例による双方向ソフト・ハンドオフにおける遠隔装置を示す。
第5図は、本発明の好適実施例にしたがって、CDMAプロトコルからAMPSプロトコルに遠隔装置をハンドオフする際の好適実施例の論理フロー・チャートを示す。
第6図は、本発明の別の実施例による、CDMA通信システムの動作を示す。
第7図は、本発明の別の実施例にしたがって、遠隔装置をCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフする際の論理フロー・チャートを示す。
好適実施例の詳細な説明
概して言えば、CDMAプロトコルからAMPSプロトコルへのハンドオフは、遠隔装置の位相シフト測定値をスレシホルドと比較し、アクティブ集合のCDMA基地局から基準CDMA基地局を決定することによって行われる。次に、アクティブ集合内の各CDMA基地局について、補正位相シフトを計算し、最も小さい補正位相シフトを有するCDMA有効領域の基礎となる(underlying)AMPS基地局に遠隔装置をハンドオフする。AMPS基地局にハンドオフするのに先だって、スレシホルド・イベントが遠隔装置によって受信されるまで待つことにより、遠隔装置は、基礎となるAMPS基地局にハンドオフされる前に、境界セルのCDMA有効領域内に更に移動することができ、こうしてCDMAシステムの容量を高める。
本発明は、スペクトラム拡散通信システムにおいてハンドオフを行う方法を含み、この方法は、遠隔装置の未補正位相シフトを測定する段階と、測定位相シフトをスレシホルドと比較する段階とから成る。測位相シフトを補正し、この補正位相シフトおよび比較に基づいて、遠隔装置をハンドオフする。
別の実施例は、スペクトラム拡散通信システムにおけるハンドオフ方法を含み、この方法は、第1周波数上で第1基地局および遠隔装置間で通信を行う段階と、遠隔装置の位相シフトを測定する段階とから成る。位相シフトをスレシホルドと比較し、比較に基づいて、第1基地局および遠隔装置間の通信を第2周波数上で行う。
更に別の実施例は、符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおけるハンドオフ方法を含み、この方法は、複数の基地局と通信する段階と、これら複数の基地局の位相シフトを測定する段階とから成る。複数の基地局内に存在するある基地局が非境界基地局か否かについて判定を行い、基地局の位相シフト測定値をスレシホルドと比較する。位相シフト測定値を補正し、補正位相シフト測定値に基づいて、遠隔装置をハンドオフする。
別の実施例は、通信システムにおいてハンドオフを行う装置を含み、この装置は、遠隔装置の非補正位相シフトを測定する手段と、測定手段に結合され、測定位相シフトをスレシホルドと比較する手段と、比較手段に結合され、測定位相シフトを補正する手段と、補正手段に結合され、補正位相シフトおよび比較に基づいて遠隔装置をハンドオフさせる手段とから成る。
第2図は、遠隔装置が送信する信号230を受信する基地局受信機200の好適実施例のブロック図である。好適実施例では、基地局受信機200は、CDMA基地局101ないし107に内蔵されている。直交符号化スペクトラム拡散デジタル信号230が受信アンテナ231において受信され、ディスプレッド(despread)および復調が行われ同相成分240および直角成分238に分離される前に、受信機232によって増幅される。ディスプレッド・デジタル・サンプルの成分238,240は、所定長のサンプル信号群(例えば、64サンプル長の群)にグループ化される。サンプル信号は、高速アダマール変換器(fast Hadamard transformer)242,244の形態の直交デコーダに独立して入力され、高速アダマール変換器242,244が、直交符号化信号成分をディスプレッドし、複数のディスプレッド信号成分246,260をそれぞれ生成する(例えば、64サンプル長の群が入力される場合、64個のディスプレッド信号が発生する)。加えて、各変換器出力信号246,260は、関連するウオルシュ・インデックス・シンボルを有し、これが、1組の相互直交コード内から各特定の直交コードを識別する(例えば、64サンプル長の群が入力される場合、6ビット長のインデックス・データ・サンプルを変換器出力信号に関連付け、変換器出力信号が対応する特定の64ビット長直交コードを示すことができる)。受信機200の各ブランチから得られる信号256の各群において、同じウオルシュ・インデックスを有するエネルギ値が、加算器264において加算され、1群の加算エネルギ値266を得る。加算エネルギ値266の群におけるインデックスiのエネルギ値は、この加算エネルギ値266の群を発生するサンプル信号群がi番目のウオルシュ・シンボルに対応する信頼度(measure of confidence)に対応する。インデックスと関連付けられた加算エネルギ値の群は、次に、ソフト判断メトリック発生器(soft decision metric generator)268に送られ、各符号化データ・ビットに対して1つのメトリックが決定され、これによって、総計ソフト判断データ270の単一集合を生成する。総計ソフト判断データ270は、デコーダ276による最終的な最大尤度復号化(maximum likihood decoding)に先だって、デインターリーバ(deinterleaver)272によってデインターリーブされる。
第3図は、信号310を遠隔装置に送信するCDMA送信機300の好適実施例のブロック図である。好適実施例では、送信機300は、CDMA基地局101ないし107に内蔵されている。送信機300は、好ましくは、TIA/EIA/IS-95Aによって定義されているような送信機である。送信機300は、畳み込みエンコーダ(convolutiona1 encoder)312,インターリーバ316,直交エンコーダ320,変調器324,アップコンバータ328,およびアンテナ329を含む。
動作の間、信号310(トラフィック・チャネル・データ・ビット)が、特定のビット・レート(例えば、9.6kビット/秒)で畳み込みエンコーダ312によって受信される。入力トラフィック・チャネル・データ310のビットは、典型的に、ボコーダによってデータに変換された音声,純粋なデータ,またはこれら2種類のデータの組み合わせを含む。畳み込みエンコーダ312は、後続のデータ・シンボルをデータ・ビットに復号する最大尤度復号化を容易にする符号化アルゴリズム(例えば、畳み込みまたはブロック符号化アルゴリズム)を用いて、入力データ・ビット310を、固定符号化レートでデータ・シンボルに符号化する。例えば、畳み込みエンコーダ312は、1データ・ビットの固定符号化レートで、入力データ・ビット310(9.6kビット/秒のレートで受信した)を2データ・シンボル(即ち、レート1/2)に符号化することにより、畳み込みエンコーダ312は19.2kシンボル/秒のレートでデータ・シンボル314を出力する。
次に、データ・シンボル314は、インターリーバ316に入力される。インターリーバ316は、入力されたデータ・シンボル314をシンボル・レベルでインターリーブする。インターリーバ316では、データ・シンボル314は個別にマトリクスに入力される。このマトリクスは、データ・シンボル314の所定サイズのブロックを規定する。データ・シンボル314は、マトリクスが1列ずつ埋められるように、マトリクス内の位置に入力される。データ・シンボル314は、マトリクスが1行ずつ空いていくように、マトリクス内の位置から個別に出力される。典型的に、マトリクスは、行の数が列の数に等しい正方形状マトリクスである。しかしながら、他のマトリクス形態を用いて、連続的に入力される非インターリーブ・データ・シンボル間の出力インターリーブ距離を長くすることも可能である。インターリーブ・データ・シンボル(interleaved data symbol)318は、これらが入力されたのと同じデータ・シンボル・レート(例えば、19.2kシンボル/秒)で、インターリーバ316から出力される。このマトリクスによって規定されたデータ・シンボルのブロックの所定サイズは、所定長の送信ブロック内で所定のシンボル・レートで送信可能なデータ・シンボルの最大数から得られる。例えば、送信ブロックの所定長が20ミリ秒である場合、データ・シンボルのブロックの所定サイズは、19.2kシンボル/秒に20ミリ秒を掛けた積に等しく、384データ・シンボルとなり、16x24マトリクスを規定する。
インターリーブ・データ・シンボル318は直交エンコーダ320に入力される。直交エンコーダ320は、直交コード(例えば、64進ウオルシュ・コード)と、インターリーブされスクランブルされた各データ・シンボル318とのモジュロ2の加算を行う。例えば、64進直交符号化では、インターリーブされスクランブルされたデータ・シンボル318は、各々、64シンボル直交コードまたはその逆数(inverse)によって置き換えられる。これら64の直交コードは、ウオルシュ・コードがマトリクスの単一行または列となっている、64x64アダマール・マトリクスからのウオルシュ・コードに対応することが好ましい。直交エンコーダ320は、固定シンボル・レート(例えば、19.2kシンボル/秒)の入力データ・シンボルに対応する、ウオルシュ・コードまたはその逆数322を繰り返し出力する。
ウオルシュ・コード322のシーケンスには、変調器324によって、通信チャネルを通じた送信のための準備が行われる。拡散コードは、ユーザに特定のシンボル・シーケンス、即ち、一意のユーザ・コードであり、固定チップ・レート(例えば、1.228Mチップ/秒)で出力される。加えて、ユーザ・コード拡散符号化チップ(user code spread encoded chip)は、1対の短い疑似ランダム・コード(即ち、長いコードと比較した場合に短い)によってスクランブルされ、I−チャネルおよびQ−チャネル・コード拡散シーケンスを発生する。I−チャネルおよびQ−チャネル・コード拡散シーケンスは、直角対の正弦波のパワー・レベル制御を駆動することによって、この正弦波対のバイフェーズ変調(bi-phase modulate)を行うために用いられる。正弦波出力信号を加算し、バンドパス・フィルタ処理を行い、RF周波数に変換し、増幅し、アップコンバータ328によって濾波し、アンテナ329によって放射することによって、チャネル・データ・ビット310の送信を完了する。
本発明の好適実施例では、アクティブ集合内の各CDMA基地局についての補正位相シフト(基地局の送信信号および遠隔装置から送信された対応する受信信号間の補正時間として定義する)を利用して、いつ遠隔装置をCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフするかについての判定を行う。好適実施例では、CDMAプロトコルおよびAMPSプロトコル間における遠隔装置のハンドオフを説明することによって例示するが、遠隔装置は、他のシステム・プロトコル(個人デジタル・セルラ(PDC:Personal Digital Cellular)システム,合衆国デジタル・セルラ(USDC:United States Digital Cellular),または総合アクセス通信システム(TACS:Total Access Communication System))にも同様にハンドオフ可能であることを当業者は認めよう。遠隔装置をCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフする好適実施例を例示する前に、CDMA基地局に対する補正位相シフトの導出について論ずることは実例となろう。
補正位相シフトの測定
遠隔装置の未補正位相シフトを決定する好適実施例を第4図に関して例示する。第4図に示すように、遠隔装置405はCDMA基地局401,403間に位置し、CDMA基地局401が基準パイロットを与える(基準パイロットは、遠隔装置405がアップリンク送信タイミングのために用いる)。遠隔装置405は、CDMA基地局401から距離(x−a)、CDMA基地局403から距離(x−b)のところに位置する。時点t0において、CDMA基地局401,403の双方は、それぞれ、同様のダウンリンク信号407,409を遠隔装置405に送信する。時点t1において、CDMA基地局401から送信されたダウンリンク信号407が、遠隔装置405に到達する。時点t2において、遠隔装置405は、アップリンク信号411を送信することによって、DCMA基地局401のダウンリンク信号407に応答する。時点t3において、アップリンク送信411がCDMA基地局401に到達し、最終的に時点t4において、アップリンク送信411がCDMA基地局403に到達する。
CDMA基地局401は基準パイロットを遠隔装置405に供給しているので、遠隔装置405は、ダウンリンク送信信号407(基準パイロット)の受信時に、アップリンク送信411を開始する。したがって、CDMA基地局401は、Φ1の位相シフトを測定する。
Φ1=t3−t0=2*(x−a)/c
ここで、cはダウンリンク信号407の伝搬速度である。アップリンク送信411は、ダウンリンク送信信号409が遠隔装置405に到達する前に開始されたので、CDMA基地局403はΦ2の未補正位相シフトを測定する。
Φ2=t4−t0=(x−a)/c+(b−x)/c
=1/2*Φ1+(b−x)/c
したがって、基準でないCDMA基地局403は、ダウンリンク送信409が移動ユニット405に到達する以前にアップリンク送信411が開始されたという事実のために、Φ2の位相シフトを測定することにより、それ自体および遠隔装置間の位相シフトを常に過小評価する(under setimate)。このために、基地局403および遠隔装置405間の補正位相シフトを得る場合には、基準CDMA基地局の位相シフト(Φreference)を考慮にいれなければならない。
TIA/EIA/IS95Aプロトコルを利用する場合、パイロット強度測定メッセージ(PSMM:Pilot Strength Measurement Message)を要求する際、遠隔装置405は、当該遠隔装置405が基準パイロットとして利用しているのはどのCDMA基地局であるかについて、CDMA基地局401,403に報告する。加えて、遠隔装置405は、受信信号407,409(Ψ)の時間差も供給する。PSMMによって供給される受信信号407,409の時間差それ自体では、遠隔装置405が、CDMA基地局403より、CDMA基地局401にどれ位近いかがわかるに過ぎない。しかしながら、いずれかのΦと共に基準パイロットの識別(identity)が得られれば、以下の式を利用することにより、補正位相シフト(Θ1,Θ2)を解くことができる。
Θ1=Φ2
Θ2=2*Φ2−Φ1および
Ψ=Φ2−Φ1
上述の例は遠隔装置が2カ所のCDMA基地局間でソフト・ハンドオフ状態にある場合のΘ1およびΦ2の求め方を示すが、この分析は、遠隔装置が2カ所以上のCDMA基地局とのN方向ハンドオフ(N-way handoff)状態にある状況にも延長することも可能である。
CMDAからAMPSにいつハンドオフするかの決定
第5図は、CDMAプロトコルから他のシステム・プロトコルに遠隔装置をハンドオフする好適実施例の論理フロー・チャートを示す。好適実施例では、遠隔装置はCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフされる。好適実施例では、ソフト・ハンドオフにおける全基地局の未補正位相シフト(Φ1,Φ2,Φ3)を、位相シフト・スレシホルド(τ1,τ2,τ3)と比較し、遠隔装置をCDMAプロトコルからAMPSプロトコルにハンドオフするためのハンドオフ判断を行う。次いで、遠隔装置は、補正位相シフトが最も小さいCDMA基地局の基礎となるAMPS基地局にハンドオフされる。
論理フローは、ステップ501において、スレシホルド・カウントを0にセットすることから開始する。好適実施例では、スレシホルド・カウントは、スレシホルド・イベントが何回起こったかを判定するために用いられる。ステップ503において、基地局は、スレシホルド・イベントが受信されたか否かについて判定するチェックを行う。好適実施例では、境界CDMA基地局のみに位相シフト・スレシホルド(τ)が割り当てられている。したがって、いずれかのスレシホルド・イベントが受信された場合、少なくとも1つの境界CDMA基地局がアクティブ集合の一部であることを示す。別の実施例では、非境界CDMA基地局がアクティブ集合にある場合、スレシホルド比較はイネーブルされないので、非境界CDMA基地局がアクティブ集合内にある場合、スレシホルド・イベントは受信されない。好適実施例では、遠隔装置とソフト・ハンドオフの状態にあるCDMA基地局のいずれかが、位相シフト・スレシホルド値(τ1)を超過する未補正位相シフト(Φ1)を有する場合、スレシホルド・イベントが受信される。即ち、
Φi>τi
となる場合はいつでも、スレシホルド・イベントが受信される。
続いて、ステップ503において、遠隔装置がスレシホルド・イベントを受信しない場合、論理フローは単にステップ503に戻る。その他の場合、論理フローはステップ505に進む。ステップ505において、基地局は、インフラストラクチャ機器に、スレシホルド・イベントが発生したことを通知し、インフラストラクチャ機器(集中基地局コントローラのような機器。図示せず)は呼ステータスを判定する。好適実施例では、呼ステータスは、サービス供給基地局の識別を、遠隔装置のハンドオフ・ステータス(一方向,双方向,三方向,...等)と共に、インフラストラクチャ機器に示す。次に、ステップ506において、インフラストラクチャ機器は、アクティブ集合内の少なくとも1カ所のCDMA基地局が非境界CDMA基地局であるか否かについて判定を行う。別の実施例では、ステップ506は、アクティブ集合内のCDMA基地局の多数が非境界CDMA基地局であるか否かについて判定を行ってもよいが、好適実施例では、境界セルおよび非境界セル間のソフト・ハンドオフはスレシホルド・イベントが発生しても、基礎となるAMPS基地局への遠隔装置のハンドオフをトリガしない。したがって、ステップ506において、少なくとも1カ所のサービス供給CDMA基地局が非境界基地局であると判定した場合、論理フローはステップ503に戻り、その他の場合論理フローはステップ507に進む。
ステップ507において、インフラストラクチャ機器は、遠隔装置が現在一方向ハンドオフ状態にあるか否かについて判定を行い、そうであれば、論理フローはステップ509に進み、遠隔装置を、基礎となるAMPS基地局にハンドオフする。ステップ507において、遠隔装置が現在一方向ハンドオフ状態でない場合、ステップ511において、遠隔装置からPSMMを要求する。
サービス供給CDMA基地局および遠隔装置間の経路損失(path loss)のために、PSMMがインフラストラクチャ機器に到達しない場合もあり得る。したがって、Φreferenceを判定することができず、サービス供給CDMA基地局に対する補正位相シフト(Φ1,Φ2,Φ3)が得られないという状況も存在し得る。このため、ステップ513では、インフラストラクチャ機器は、PSMMが受信されたか否かについて判定を行う。ステップ513において、PSMMが受信されていないことをインフラストラクチャ機器が判定した場合、論理フローはステップ527に進み、Φi>>τiであるか否かについて判定を行う。これを行うには、補助スレシホルドδiを設け、(Φi−τi)と比較し、(Φi−τi)>δiとなるか否かについてチェックを行う(ステップ527)。ステップ527において、(Φi−τi)がδiよりも大きくない場合、論理フローはステップ537で終了し、スレシホルド・イベントが受信されたCDMA基地局の基礎となるAMPS基地局に、遠隔装置をハンドオフする。
ステップ527において、(Φi−τi)>δiと判定された場合、ステップ531において、現スレシホルド・カウントが0に等しいか否かについて判定を行う。ステップ531において、現スレシホルドが0に等しいと判定された場合、ステップ532において、現スレシホルド・カウントを1に等しくセットし、論理フローはステップ503に戻る。ステップ531において、現スレシホルド・カウントが0に等しくないと判定された場合、残りのCDMA基地局の位相シフト測定値を得て(ステップ533)、位相シフトが最も小さいCDMA基地局の基礎となるAMPS基地局に、遠隔装置をハンドオフする。
ステップ513に戻り、PSMMが受信されたと判定された場合、論理フローはステップ515に進み、基準パイロットを供給しているCDMA基地局の識別(identity)がPSMMから利用される。次に、ステップ517において、先に説明したように、Φ1,Φ2,Φ3が、セルラ・インフラストラクチャ機器によって決定される。一旦Φ1,Φ2,Φ3、および基準パイロットを供給するCDMA基地局の識別が得られたなら、Θ1,Θ2,Θ3を計算する(ステップ521)。ステップ523において、Θ値が最も小さいCDMAセルを判定し、Θ値が最も低いCDMAセルに対応する、基礎となるAMPS基地局に遠隔装置をハンドオフする(ステップ525)。AMPS基地局にハンドオフするのに先だって、スレシホルド・イベントがCDMA基地局によって受信されるまで待つことにより、遠隔装置は、基礎となるAMPS基地局にハンドオフされる前に、境界セルのCDMA有効領域内に更に入り込むことができるので、CDMAシステムの容量が高くなる。
第6図は、本発明の別の実施例によるCDMA通信システム600の処理を示す。第6図に示すように、遠隔装置607は、CDMA基地局603およびCDMA基地局605間を移動しつつあり、CDMA基地局603は群F1,F2内の周波数上で動作可能であり、一方CDMA基地局605は群F2内の周波数上でのみ動作可能である。加えて、群F1内の周波数のみに対応可能なCDMA基地局601も示されている。別の実施例では、補正された位相の測定値に基づくスレシホルド・イベントを用いて、CDMA基地局603およびCDMA基地局605間のソフト・ハンドオフに入る前に、群F1内の周波数から群F2内の周波数に、遠隔装置607をハンドオフする。
通信システム600の動作は次のように行われる。時点t0において、遠隔装置607は群F1内の周波数上で動作し、CDMA基地局603と通信しつつある。時点t1において、遠隔装置607の位相シフトがスレシホルド値よりも大きくなり、遠隔装置607がCDMA基地局605に向かって移動しつつあり、CDMA基地局603およびCDMA基地局605間のソフト・ハンドオフ状態に入る必要があり得ることを、CDMAインフラストラクチャ機器に示す。遠隔装置607(群F1内の周波数上で動作している)はCDMA基地局603およびCDMA基地局605間のソフト・ハンドオフ・モードに入ることができないので、遠隔装置607は群F2内の周波数にハンドオフされる。時点t2において、遠隔装置607は、CDMA基地局605に十分近づくため、CDMA基地局603およびCDMA基地局605とのソフト・ハンドオフ状態に入ることが可能となる。最後に、時点t3において、遠隔装置はCDMA基地局603の有効領域外に移動し、群F2内の周波数上でCDMA基地局605のみと通信する。遠隔装置607がCDMA基地局605に向かって移動する際の周波数F1からF2への切替に加えて、遠隔装置607は、CDMA基地局603に接近しスレシホルドを交差したときに、群F1内の周波数上での動作に再度切り替えることも可能である。これによって、遠隔装置607は、群F1内の周波数のみに対応するCDMA基地局601とのソフト・ハンドオフ状態に最終的に入ることが可能となる。
第7図は、本発明の別の実施例にしたがって通信システム600を動作させる際のフロー・チャートを示す。論理フローはステップ701から開始する。ステップ703において、インフラストラクチャ機器は、遠隔装置607が群F1に関連する周波数上で動作しているか否かについて判定を行う。ステップ703において、遠隔装置607が群F1に関連する周波数上で動作していることが判定された場合、論理フローはステップ705に進む。ステップ705において、セルラ・インフラストラクチャ機器は、遠隔装置607がスレシホルドを交差したか否かについて判定を行う。別の実施例では、このステップを実行する際、上述のように、遠隔装置に対するΦ値を判定し、遠隔装置607のΦ値がスレシホルド値(τ)よりも大きいか否かについて判定を行う。ステップ705において、遠隔装置607のΦ値がスレシホルド値(τ)を超過していない場合、論理フローは単にステップ705に戻る。ステップ705において、遠隔装置607のΦ値がスレシホルド値に対する値を超過していた場合、F2に関連する周波数に遠隔装置をハンドオフし、論理フローはステップ703に戻る。
ステップ703に戻り、ステップ703において遠隔装置が群F1に関連する周波数上で動作していないことが判定された場合、論理フローはステップ709に進み、セルラ・インフラストラクチャ機器は、遠隔装置607がスレシホルドを交差したか否かについて判定を行う。別の実施例では、このステップを実行する際、上述のように、遠隔装置607に対するΦ値を判定し、遠隔装置607のR値がスレシホルド値(τ)よりも小さいか否かについて判定する。ステップ709において、遠隔装置607のΦ値がスレシホルド値よりも小さくないことが判定された場合、論理フローは単にステップ709に戻る。ステップ709において、遠隔装置607のΦ値がスレシホルド値よりも小さいことが判定された場合、論理フローはステップ711に進み、群F1に関連する周波数に遠隔装置をハンドオフし、論理フローはステップ703に進む。
本発明の説明、具体的な詳細、および上述の図面は、本発明の範囲を限定する意味はない。例えば、CDMAプロトコルからAMPSプロトコルへのハンドオフに加えて、本発明は、CDMAセル間のハード・ハンドオフを実行するためにも使用可能である。本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更を本発明に加え得ることは本発明者の意向であり、かかる変更は全て以下の請求の範囲に該当することを意図するものである。
Claims (10)
- スペクトラム拡散通信システムにおいてハンドオフを行う方法であって:
基地局の送信信号および遠隔装置から送信された対応する受信信号間の時間を測定して測定位相シフトを生成する段階;
前記測定位相シフトを位相シフト・スレシホルドと比較して比較結果を生成する段階;
前記測定位相シフトを補正して補正位相シフトを生成する段階であって、第2基地局の送信信号および前記第2基地局で受信された対応する信号間の時間に基づいて前記測定位相シフトを調節することを含む、前記測定位相シフトを補正して補正位相シフトを生成する段階;および
前記補正位相シフトおよび前記比較結果に基づいて、前記遠隔装置をハンドオフする段階;
から成ることを特徴とする方法。 - 前記測定位相シフトを補正する段階は:
基準基地局を判定して、判定された基準基地局を得る段階;
前記測定位相シフトおよび前記判定された基準基地局に基づいて前記補正位相シフトを決定する段階;
から成ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記遠隔装置をハンドオフする段階は:
最も小さい補正位相シフト測定値を判定する段階;および
第1セル領域を有する第1基地局に前記遠隔装置をハンドオフする段階から成り、
前記第1セル領域は第2基地局の第2セル領域に関係し、前記第2基地局は前記最も小さい補正位相シフト測定値を有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 非境界基地局(non border base station)が前記遠隔装置のアクティブ集合の一部であるか否かを判定して判定結果を得る段階であって、前記遠隔装置は、第1無線通信プロトコルと第2無線通信プロトコルとの双方をサポートし、前記非境界基地局は、前記第1無線通信プロトコルによってはサービスされるが前記第2無線通信プロトコルによってはサービスされないセル領域に通信サービスを提供する、非境界基地局が前記遠隔装置のアクティブ集合の一部であるか否かを判定して判定結果を得る段階;および
前記判定結果,前記補正位相シフト,および前記比較結果に基づいて前記遠隔装置をハンドオフする段階;
を更に含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記スペクトラム拡散通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)通信システムであることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおけるハンドオフ方法であって:
複数の基地局と通信する段階;
前記複数の基地局の複数の送信信号および遠隔装置から送信された複数の対応する受信信号間の複数の時間を測定して複数の位相シフト測定値を生成する段階;
前記複数の基地局内に存在する基地局に非境界基地局があるか否かを判定して基地局判定結果を得る段階;
前記複数の位相シフト測定値を複数の位相シフト・スレシホルドと比較して比較結果を生成する段階;
前記複数の位相シフト測定値を補正して複数の補正位相シフト測定値を生成する段階であって、第2基地局の送信信号および前記第2基地局で受信された対応する信号間の時間に基づいて前記複数の位相シフト測定値を調節することを含む、前記複数の位相シフト測定値を補正して複数の補正位相シフト測定値を生成する段階;および
前記複数の補正位相シフト測定値,前記比較結果,および前記基地局判定結果に基づいて前記遠隔装置をハンドオフする段階;
から成ることを特徴とする方法。 - 前記複数の位相シフト測定値を補正する前記段階は:
基準基地局を判定して、判定した基準基地局を得る段階;および
前記判定した基準基地局および前記複数の位相シフト測定値に基づいて、前記複数の補正位相シフトを決定する段階;
から成ることを特徴とする請求項6記載の方法。 - 通信システムにおいてハンドオフを行う装置であって:
遠隔装置の未補正位相シフトを測定して測定位相シフトを生成する手段であって、基地局の送信信号および前記基地局で受信された対応する信号間の時間に基づく前記未補正位相シフトを測定して測定位相シフトを生成する手段;
前記測定する手段に結合され、前記測定位相シフトを位相シフト・スレシホルドと比較して比較結果を生成する手段;
前記比較する手段に結合され、前記測定位相シフトを補正して補正位相シフトを生成する手段であって、第2基地局の送信信号および前記第2基地局で受信された対応する信号間の時間に基づき前記未補正位相シフトを調節することに基づいて、前記補正位相シフトを生成する手段;および
前記補正する手段に結合され、前記補正位相シフトおよび前記比較結果に基づいて、前記遠隔装置をハンドオフする手段;
から成ることを特徴とする装置。 - 前記スペクトラム拡散通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)通信システムであることを特徴とする請求項8記載の装置。
- 前記遠隔装置をハンドオフする前記手段は、符号分割多元接続(CDMA)プロトコルから高度移動電話サービス(AMPS)プロトコルに前記遠隔装置をハンドオフする手段を備えていることを特徴とする請求項8記載の装置。
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