JP4008057B2 - 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ - Google Patents

短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ Download PDF

Info

Publication number
JP4008057B2
JP4008057B2 JP20150796A JP20150796A JP4008057B2 JP 4008057 B2 JP4008057 B2 JP 4008057B2 JP 20150796 A JP20150796 A JP 20150796A JP 20150796 A JP20150796 A JP 20150796A JP 4008057 B2 JP4008057 B2 JP 4008057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
converter
signals
antennas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20150796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09172393A (ja
Inventor
エフ.アンドレン カール
シー.ファカッセリス ジョオン
ダブリュ.フロッジ ペリー
ヴィ.ルーカス レオナード
ペトリック アル
スネル ジェイムス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harris Corp
Original Assignee
Harris Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harris Corp filed Critical Harris Corp
Publication of JPH09172393A publication Critical patent/JPH09172393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4008057B2 publication Critical patent/JP4008057B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0802Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection
    • H04B7/0805Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching
    • H04B7/0808Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching comparing all antennas before reception
    • H04B7/0811Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using antenna selection with single receiver and antenna switching comparing all antennas before reception during preamble or gap period
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は無線周波数信号を得るためのレシーバに関し、そしてより詳細には拡張(spread)スペクトルシステムにおいて伝送された信号からデータを得るためのレシーバに関する。
【0002】
【従来技術】
ワイヤレスシステムは先行技術において開発され、そして提案されており、ここにおいて複数の無線周波数(“RF”)送信機が一台のレシーバに対しメッセージのバーストを送り、このレシーバは各送信機から信号を得、そしてそこに含まれているデータを復調せねばならない。たとえば、ワイヤレス・ローカルエリアネットワーク(“LAN”)において、複数個のノードであって、それらは必ずしも共に同一場所に配置されることを要しないものがベースステーション(あるいはそれら相互間であっても)と通信し、そしてそれらのノードに配置されたアプリケーションによってその利用のためにそのベースステーションに対し、またそれからデータを送ればよいのである。そのシステムはワイヤレスなので、そのどちらかをもって送信させることになる。簡単なシステムにおいて、一つのベースステーションはあらゆる所定時間の間、単一の離れたノードとのみ通信可能である。明らかに、このようなアレンジメントは所定時間内のノードおよびベースステーション間を通過し得るデータの量を制限する。通信可能なデータの量を増加させるために、ワイヤレスシステムに関して複数種類の別個の周波数を用いることは知られており、その利用はシステムによって裁定ないし決定される。この方法において数個の離れたノードが同時にベースステーションへデータを送信し、あるいはベースステーションからデータを受信することが出来る。この種のシステムは有効なスペクトルの比較的大きな帯域幅を利用しがちであり、またベースステーションに複数台のトランシーバを設けさせることにおいて、更に複数種類の通信が可能なノードに関して比較的高価である。更に、この種の従来技術によるシステムにおいて、通信に関する周波数の割り当てが利用可能な処理リソースの比較的大部分を消費し、またデータと通信するシステムの能力を劣化させる。更に他の従来技術によるシステムにおいて、各種のノードおよびベースステーションは時分割多重プロトコルを利用してもよく、ここにおいてベースユニットがデータ通信を必要とするノードに時間を割り当て、そして割り当てられた時間の間ノードによる通信を制御する。再び、このシステムを運用するために要する処理リソースにおける総経費ならびに制御メッセージによる通信リソースの消費は、この種のシステムに関して比較的高くなる可能性がある。
【0003】
複数個の離れたノードが一台のベースステーションまたは他のノードと通信可能である他の手段はPN−符号化拡張スペクトルテクノロジーを利用するものである。典型的な拡張スペクトル信号において、送信すべき信号は擬似ランダムノイズ(“PN”)コードによって変調される。この種の信号を復調させるというのは、その信号を変調するために用いたような同一のPNコードによって、受信した信号を復調することを一般に包含している。一度信号が復調されると、実際の信号が存在したこと、またデータを抽出するために引き続いて復調/復号することを保証するために、それは相互に関連づけられる。この種の拡張スペクトルシステムの利点の一つは、多数のノードが相互の信号を必ずしも消失させることなく同時に送信できることである。このようにして、他の先行技術によるシステムについての、或る種のノード間のタイミング問題は減少される。この種の拡張スペクトルシステムの利用はまた、高い騒音環境においてレシーバが信号を得、かつ復号するための能力に関して屡々有利である。
【0004】
数多くのワイヤレス通信システムにおけるような拡張スペクトル信号通信において、短い、バースト性データのパケットでノードおよびベースステーション間の通信を行うことが屡々望ましい。バースト性通信は一般に多数の(バースト性通信のニーズを屡々有している)ノードをどの一つのノードにおいても重大な劣化を伴わずに、すなわち各ノードが所望待ち時間内に通信する機会を受けるように、システムにおいて連結させるものである。このようにして、或る種の通信システムにおいて、各ノードが受容可能な待ち時間内に通信する機会を有することを保証するために相対的に短くあるべきメッセージを有することが望ましい。
【0005】
典型的な拡張スペクトルメッセージは一般に、送信された信号に対するレシーバの同期のために用いられるプレアンブルまたは見出し部分ならびにチェック部分(屡々巡回符号検査、CRC)で、信号を規定し、それによって復号メッセージの正当性を決定するものによって先行される、送信すべきデータを含むデータ部分を有している。特に、データメッセージがバースト的であることを、すなわち短いことを望む場合、プレアンブルの長さはシステムの帯域幅あるいは特定時間内に通信可能なデータ量を決定するに際して重要である。一般に、特定の速度を有するシステムに関してプレアンブルが小さければ小さい程利用可能な帯域幅は大きくなる。しかしながら、短いプレアンブルは一般に同期に関するより少ない情報をレシーバに対し提供する。
【0006】
バースト性通信を利用する典型的なワイヤレスLANにおいて、このシステムは各種の送信機からの多数のバーストであって、それらの各々がレシーバにより得られ、また復号されねばならぬものとして特徴づけられ得る。この種の信号を得るについての問題は、時々そうであるように、もし複数個のノードが変動する信号強度および信号対雑音比を有していると、またもし各種のノードからの通信のスタートが同期していないと、それだけ一層困難なものとされる。屡々この種のワイヤレスLANシステムにおいて、レシーバは通信の開始時間について先験的知識または送信ノードについて特別なオフ・ノミナルな特性を全く有していない。たとえば、各送信ノードは異なった周波数オフセットまたは周波数ドリフトを有しており、これはその信号をどのようにして取得および/または復号せねばならないかについて影響を及ぼすものである。
【0007】
従来技術によるシステムにおいて、帯域幅プロセッサはPN変調拡張スペクトル信号からのデータを抽出し(かつPN変調によって送信される信号を変調する)ために典型的に用いられていた。代表的な従来技術による帯域幅プロセッサは、フェイズロックドループにより得られた出力によるシンボル長さ整合フィルタ相関器を用いて搬送波のオフセット周波数を除去していた。この種のシステムにおいて、その整合フィルタは拡張スペクトルリンクに関して用いられるPNコードシーケンスに整合するように設定される。一般に、この種の従来技術システムにおいて、信号の取得は整合フィルタからの相関出力ピークの振幅に基づいて宣言される。この典型的な従来技術のアプローチの欠点はフェイズロックドループが比較的遅いこと、ならびにもし、信号がノイズレベルに近ければ、大量のジッタを有する可能性があるということである。もし、信号の存在がノイズに基づいて誤って宣言されると、所望信号は拒絶されることになる。更に、緩慢な取得はアンテナのダイバーシティの利用を、特にメッセージのプレアンブルが持続時間において相対的に短い場合は、排除する可能性がある。或る種の従来技術システムにおいて、複数本のパラレルな受信路は多様なアンテナに関して用いられるので、それぞれのアンテナはパラレルに評価される。明らかに、この種のエレメントの重複はコスト、電力および面積の点から相対的に高価である。
【0008】
先行技術によるベースバンドプロセッサの設計および動作に影響する他の局面はベースバンド信号のA/Dサンプリングを含んでいる。低コストのダイレクトシーケンスベースバンド復調器は、許容可能なシステム性能を維持しながらIおよびQ信号を標本化するために使用されるA/Dサンプリング・コンバータにおいて可能な限り少ないビットを利用している。付加的なA/Dフラッシュコンバータの各ビットは必要とされるコンパレータの数を略2倍にする。更に、製造許容範囲と温度の影響における変動の故でA/DコンバータがRFおよびIFチェーン数デシベル変動することになるという事実に鑑みて、これらの変動影響を除去するための措置を講じない限り従来技術のA/D装置のダイナミックレンジの1/2までが利用出来なくなる。
【0009】
ダイレクトシーケンス拡張スペクトルシステムにおけるダイナミックレンジの問題に対する一つの先行技術の解決は、復調器によって受容可能な性能が成就されるまでA/Dコンバータにおけるビットの数を増加させることである。次いで、ノミナルなレベルを次のように設定する。すなわち、A/Dコンバータへの最小信号レベルにおいて、有効ビットの所要数を満たすように、一方最大信号レベルにおいて、そのA/Dコンバータの飽和状態が受容可能なレベルに保持されるように設定する。この種のアプローチの短所は一般にA/Dコンバータの付加的なサイズおよび相当する価格においてみられ、これらはノミナルな信号レベルにおけるオペレーションについては必要とされないものである。更に、この種のアプローチは、A/Dコンバータに続く回路もまた、これらの付加的なビットを保持するように設計されねばならず、これがハードウェアおよび稼働中の動力要件を実質的に増加させるという点において一般的に不利である。
【0010】
ダイレクトシーケンス拡張スペクトルシステムにおける信号取得および同期化の間、受信システムのタイミングを受信信号のビットタイミングに対し調整することが通常必要である。タイミングを調整することによって、受信システムは、それが正しく取得し、かつ正確な信号を復調するという確率を増加させることが可能である。多数の従来技術システムは電圧調整発振器(“VCO”)を利用してA/Dサンプリング・フェィズを調整していた。この解決は非常に洗練されたサンプリング・フェィズの解明を得るという利点を有しているが、一般に高価なアナログ成分を必要とするものである。他の従来技術による解法はA/D入力をオーバーサンプルし、そして最も接近したサンプルを用いることであった。しかしながら、この解決は通常、非常に迅速で、かつ高い電力消費を伴うA/Dコンバータを要するものである。
【0011】
従来技術において、復調器システム中の相関器からの同位相成分(I)および直交成分(Q)を用いることによって受信したダイレクトシーケンス拡張スペクトル信号を復調すること、およびビット同期振幅を用いて信号の品質を決定することは知られている。この種の従来技術システムにおいて、搬送周波数オフセットは差分復調の利用または搬送波のフェイズロックドループ・トラッキングによって補償可能である。しかしながら、IおよびQ成分双方の独立した処理は殆どの信号処理路(各信号成分に関するハードウェアの完全なワンセット)を通じて、一般に2倍のハードウェアを必要とするものである。更に、従来技術システムにおいて、フェイズロックドループは、バースト性通信の短いプレアンブルを取得するのに必要なスピードを成就するために、相対的にハードウェア集約的かつ複雑に成り得る。
【0012】
ワイヤレスLANまたは他の複数のノードシステムの環境内で、誤ったデータを真のデータとして許容せず、伝送される該データを高度の確率をもって捕捉して、通信信号を信頼性をもって復号し得ることが望ましい。更に、この種のシステムに用いられるハードウェアの比較的低い価格、小さい寸法および少ない電力消費を保ちながら高性能を得ることが望ましい。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、RF通信であって、擬似ランダムノイズ(“PN”)変調され位相シフトキーイング変調された通信データを表すデータ信号により変調された搬送波信号含んで成る前記RF通信を受信するためのシステムが提供され、該システムは:
複数本のアンテナと、
前記複数本のアンテナの1本をシステムの残りの部分に選択的に接続するアンテナ選択スイッチと、
前記複数本のアンテナの前記選択された1本をシステムの残部に相互連結するインピーダンス整合回路と、
前記複数本のアンテナの前記1本で受信したRF信号をダウン変換(downconverting)して前記RF信号から中間周波数信号を生成するRF/IFコンバータと、
前記中間周波数信号をベースバンドに復調し、かつ前記中間周波数信号から直角IおよびQベースバンド信号を供給する直角IF変調器と、
前記IおよびQ信号を受信し、かつ前記通信データに関連したディジタルデータ信号をそれから提供するディジタルベースバンドプロセッサとを含んで成り、
このディジタルベースバンドプロセッサが、
IおよびQ信号をディジタルIおよびQ信号に変換するためのA/Dコンバータと、
IおよびQチャネルの1本に対しディジタル信号をそれぞれデスプレッディング(despreading)するデュアル相関器と
スプレッドしたIおよびQチャネルを極座標に変換するための直交‐極座標コンバータ(cartesian to polar converter)と、
極座標からデータシンボルを復調するためのフェイズロックドループPSK復調器と、
復調したデータをデスクランブル(descrambling)するデータ・デクスランブラーと、
復調およびデスクランブルしたデータを外部装置に対し提供するシリアルインターフェースとを含んで成ることを特徴としている。
【0014】
本発明の目的は拡張スペクトル信号を信頼性をもって取得し、かつ誤ったアラームを伴わない新規な方法および装置を提供し、また複数の伝送ノードの1個から拡張スペクトル信号を取得するための新規な方法および装置を提供すると同時に比較的小さなプレアンブルを有する拡張スペクトル信号を取得するための方法および装置を提供することである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面を参照しながら実施例によって以下に説明するものとする。スタンダードは提供されており、そしてそれらはワイヤレスLANシステムにおける信号の通信のために開発されつつある。これらのスタンダードはバースト性メッセージフォーマットを典型的に利用するIEEE802.11を含んでいる。図1に示すように、典型的なメッセージはパワーランピング(power ramping)、同期、信号フィールド、デスクランブリング・シード(descrambling seed)およびユニークな言語に関するフィールドを有する一定の長さのプレアンブルから成っていればよい。プレアンブルの直ぐ後でデータがスタートし、CRCフィールドがこれに続く。IEEE802.11中に規定されるように、プレアンブルはディジタル、バイナリー・フェィズ・シフト・キイード(“BPSK”)変調を用いる搬送波信号に対し変調され得るものであればよい。データおよびCRC信号はBPSKか、あるいはクォータナリイ・フェィズ・シフト・キイード変調(“QPSK”)を利用して変調することが出来る。本発明によるトランシーバはプレアンブル、データおよび標準メッセージパケットのCRC部分を容易に取得し、かつ復号できる。しかしながら、本発明をこの1パケットフォーマットに限定する理由は無く、多数の他のフォーマットにおいて使用可能である。
【0016】
図2は2本のアンテナ20、22であって、これらはセレクタスイッチ24および従来のアンテナカプラ26を介してトランシーバの残部に作動的に連結可能であるものを用いているトランシーバを示しており、ここにおいてアンテナカプラはトランシーバに対しアンテナ20、22へ/からのインピーダンスを整合するものである。第二セレクタスイッチ28はアンテナカプラ26をトランシーバの送信回路または受信回路のいずれかに接続する。受信回路において、第二セレクタスイッチ28はRF/IFコンバータ30に接続され、これは増幅器32、帯域通過フィルタ34およびダウン変換ミクサ36を経由する入力信号を増幅する。このダウン変換ミクサ36はまた、シンセサイザー38からのクロック信号をもまた受信する。
【0017】
RF/IFコンバータ30を出て行く受信信号は第二フィルタ40において再び濾過してそれから高周波信号を除去し、そして直角IF変調器/復調器42に供給してもよい。変調器/復調器42内で、受信信号をして二段積分制限増幅器44を通過させてもよく、これは受信信号を増幅し、かつ入力信号の受信信号強度(RSSI)を示す信号を提供する。この増幅された入力信号をIおよびQ(同位相(実)および直角(虚))成分に分割し、そして復調信号および復調信号と90゜位相がずれた信号と共に二つのミクサ46、48内で混合してもよい。混合した信号のそれぞれを従来のアンチエイリアシングおよびシェーピングフィルタ50、52によって濾過して、2種類のベースバンド信号、その一方は中間周波数復調信号(RXIRXQ)のI成分であり、そして他方はQ成分であるものを提供してもよい。(この時に、受信信号はPN変調された(すなわち、拡張)およびPSK変調されたデータを含んでいることに留意すべきである。)IおよびQ成分信号はベースバンドプロセッサに供給すればよく、これはA/Dコンバータにおいてアナログ信号をディジタル信号に変換し、かつデスプレッダ58を介して拡張スペクトル信号をデスプレッドする。このデスプレッドされた信号は変調器により変調してディジタルデータ信号を供給し、これをインターフェース回路62を介してアプリケーションシステムにパスしてもよい。
【0018】
送信すべきデータはインターフェース回路62によって受信することが出来、次いで、変調器64およびデータスプレッダ66を介して使用され、拡張スペクトル変調信号を生成する。スプレッダ66からの拡張信号は、そのIおよびQ成分の形状で、変調器/復調器42内で増幅器68、フィルタ70およびミクサ72により増幅、濾過および変調出来る。ミクサ72から出力された変調信号は増幅器74により増幅し、フィルタ76により濾過し、そしてRF/IFコンバータ30によりRFにアップコンバート(upconverted)出来る。コンバータ30から出力された送信信号はパワー増幅器78によりパワー増幅され、次いでスイッチ24によって選択されたように、アンテナの1本に対し供給させることが出来る。
【0019】
作用を説明すると、アンテナ20、22において受信された信号はカプラを通過させることが出来る。それぞれのアンテナはメッセージのプレアンブルの一部について使用すればよく、そしてより良い信号を受信するアンテナを利用してデータ信号を受信することが可能である。アンテナで受信された信号をRF/IFコンバータ30の受信部に供給し、そこで低ノイズ増幅器であってもよい増幅器32により増幅される。増幅された信号は帯域通過フィルタ、たとえば2.5GHzを中心とし、1GHzのRF周波数領域を有するフィルタにより濾過すればよい。濾過された信号はミクサ36中でダウンコンバージョン信号と共に混合されて中間周波数(“IF”)信号を発展させる。本発明の一実施態様において、ダウンコンバージョン信号はローカルシンセサイザーによって生成された正弦波信号であればよく、そして2.1乃至2.49GHzの範囲内における周波数を有していればよい。従って、IF信号は10乃至400MHzの範囲を有していればよい。
【0020】
RF/IFコンバータ30は独立したイネーブルおよび各受信および送信部についてパワー回路を備えることが出来る。不使用の回路部分をパワーダウンすることによってRF/IFコンバータ30は装置の電力消費を減少させ、そして際だっているのは回路の受信および送信部間に隔離を設けていることである。この種の隔離は時分割多重方式システムにおいて特に重要である。
【0021】
RF/IFコンバータ30から出力された受信信号は帯域通過フィルタ40を介し濾過すればよく、直角IF変調器/復調器42であって、信号が二段積分制限増幅器44において増幅されるものに供給されればよい。制限増幅器44は回路を含んで、受信信号に対しベースバンドのアンチエイリアシングおよびシェーピングを提供すればよい。制限増幅器44はまた、受信信号強度インジケータ(RRSI)信号を提供してダウンストリーム・エレメントを受信してもよい。
【0022】
図2を参照すると、受信信号が制限増幅器44により増幅された後、信号を分割し、得られた信号の各形式をミクサ46、48へ入力するために供給してもよい。一方のミクサは局部的に合成された周期的信号により受信信号を混合し、また他方のミクサは直角変調においてよく知られるように、第一の周期的信号と相が90゜ずれている信号によって受信信号を混合する。信号混合の結果は2種類の信号であり、その一方は復調受信信号のI(同位相または実)成分であり、他方は復調受信信号のQ(直角または虚)成分である。もし、受信信号が拡張スペクトルPSK信号であれば、ミクサ46、48の出力においてIおよびQ成分信号は拡張スペクトルPSK変調信号である。IおよびQ成分信号はそれぞれチューニング可能フィルタ50、52中で濾過してもよい。
【0023】
本発明の一実施態様において、直角IF変調器/復調器42は10乃至400MHzの周波数域を有し、かつ制限増幅器44は80dB超過のゲインを提供すればよい。直角IF変調器/復調器44の受信側と同様な(但し、逆の)態様において、送信部は、送信信号として送信についてベースバンドプロセッサから受信したIおよびQ信号を増幅し、濾過し、そして直角混合すればよい。送信ミクサ72から出力された送信信号は増幅され、(RF/IFコンバータ30によって)変換されず、そして更に(パワー増幅器78により)放射電力レベルに増幅されればよい。インピーダンス整合回路26においてインピーダンス整合された後、アンテナ20、22の1本に対し増幅された送信信号が、その後提供される。
【0024】
図3に示す本発明によるベースバンドプロセッサは全二重データパケット送信用のスプレッディング(拡張)およびデスプレッディング、変調および復調、差分フェィズシフトキイード信号(“DPSK”)のために必要な全ての機能を提供することが出来る。本発明は必ずしも単一の装置に限定されるものではないが、単一装置に対するこれら全機能の性能が、他の設計であって、これらの機能またはこれらの機能の部分が複数のハードウェアまたはソフトウェア駆動装置によって処理されるものを超える実質的効果を提供する。これらの効果には、より低いパワー要件、より良好な信号タイミングおよび同期化、減少した装置面積および減少した価格が含まれる。
【0025】
図3の参照を続けると、図2と同様な構成要素には同様な参照数字を付するものとし、ベースバンドプロセッサはA/Dコンバータ54、56を経由して変調器/復調器42からIおよびQ信号を受信する。これらのA/Dコンバータはレベル調整回路82を介して様々な条件を超える許容範囲に維持される。これらのA/Dコンバータは3ビットコンバータであればよく、それぞれそのディジタル出力を相関器回路84、86に提供し、これらは特別な拡張スペクトルリンクに使用される擬似ランダムノイズ(“PN”)コードを検出することによって対象信号を取得する。相関器84、86は整合フィルタ相関器であればよく、これは(1)広帯域ダイレクトシーケンス拡張スペクトル(“DSSS”)信号情報をデスプレッドして、それをオリジナルデータレートに逆変換し、(2)望ましくない妨害信号およびノイズをスプレッドしてデータからそれらをスペクトル的に分離するものとする。
【0026】
相関器84、86は可変長を有し、16ビットまでプログラム可能なPNコードを受信する。これらの相関器84、86はそれぞれ成分チャネル(IおよびQ)の一方に割り当てられ、そして共通の相関リファレンスを有し、これは長さおよびシーケンス双方において変動し、このシステムを広い範囲に及ぶ信号タイプを復調するために利用せしめ得るものである。受信信号はチップレートの倍でサンプリングすればよく相関器は一段おきにタップ(tap)を有している。相関器からの出力信号は直交‐極座標コンバータ88によってIおよびQ形式から極形式に変換される。信号の極形式は復調処理の残部において使用されて、独立のIおよびQチャネルに関してハードウェアを二重にするという必要性を減少させる。
【0027】
シンボルトラッキングおよびタイミング回路90はピーク相関の大きさを追跡し、かつチップタイミング・リソリューションを+/−1/4チップに制御するために使用される。このシンボルトラッキングおよびタイミング回路90は個々の相関器サンプルをプレアンブルの間アンテナの1本に対し所望の期間、たとえばシステムのドウェル期間にわたり平均化する。サンプルの平均化によって、ノイズの影響は減少され、僅かな早期あるいは遅延バイアスを解消するための改良された能力が可能とされる。
【0028】
トラッキングおよびタイミング回路90において、相関器出力サンプルの大きさは、シンボル中のサンプルの数を法とし累積される。このように、相関器の大きさの合計はシンボルタイミングの各1サンプル位相において形成される。最良のサンプル位相はいずれかの側においてより小さなサンプルを有する識別可能なピークを生成することになる。他の全てのサンプルは一般に累積されたノイズから構成され、そしてそれらは大きさの合計においてより小さなものとなる。もし、受信信号が強れば、相関器によって供給される大きさは大きいものとなり、そして従来の設計では、オーバーフローを阻止するための余分のビットを維持するために所要のアキュムレータおよび他のダウンストリーム装置を備えるものとなったであろう。対照的に、本発明においては、最大値が1/2のフルスケールを越えるとき、大きさの累積をバレル・シフティング(barrel shifting)することによって、低品位の信号に対する精度を維持しながら大信号におけるオーバーフローを阻止する。本発明の一実施態様において、この値は累積の最大有効ビット(“MSB”)をトラッキングすることによって容易にトラップ可能である。累積のMSBが1に設定されると(相関器からの全ての数字は大きさであり、従って正である)、全ての累積および引き続く相関器の出力は1ビットだけ右へ移動する。移動の数は計数することが出来、そしてそれは指数に似たやり方である。従って、大きさの最大和を有するサンプルは、受信信号の強度をアキュムレータおよび指数で維持して絶対的に示しながらアキュムレータおよびダウンストリーム装置に対し余分のビットを添加することなく識別され得るのである。
【0029】
直交‐極座標コンバータ88によって生成された極信号はPSK調器100に供給され、そして順次差分復号器102に、そしてデータ・デスクランブラー104に供給される。PSK調器はBPSKおよびQPSKシグナリングの両者を復調することが出来る。本発明の一特徴において、受信信号のプレアンブルはBPSKフォーマットであればよく、そして受信信号のデータはBPSKまたはQPSKフォーマットのいずれかであればよい。QPSKおよびBPSK信号は差分的に変調されるので、そのシンボル情報は以前のシンボルの状態に基づいている。マルチパスおよび発振器のオフセットドリフトにより導入される位相エラーはフェイズロックド搬送波トラッキングループ100によって補償される。一実施態様において、ループは、PSK復調器100に対し出力される8ビットのフェイズを提供するNCOを使用し、そして様々に設定されてシグナルフェイズの回転によってフェイズオフセットエラーをトラックし、かつ調整する。メッセージのプレアンブルの間に展開されるフェイズおよび周波数情報はループ100を最小ループ整定時間にプリセットするために用いられる。
【0030】
一実施態様において、信号品質(SQ)および信号周波数(SF)測定値はシンボルタイミングの測定値と共に得られる。ビット同期レベル、信号品質(SG)および受信信号強度インジケータ(RSSI)が全てそれら各々の閾値を超えると、受信信号が存在する 宣言される。データを受信するために2本のアンテナのどちらが使用されるかについての決定は各アンテナについてドウェル時間中測定値を取った後に行うことが出来る。一度特定のアンテナが選択されると、選択されたアンテナについての測定されたシンボルタイミングと搬送波周波数オフセットは、シンボルタイミングおよび搬送波をトラッキングするNCOのフェイズロックドループ内に詰め込まれて、搬送波のデローテーション(de-rotation)を開始する。このように、復調回路は、バースト性通信に関して望まれる短い期間内入力プレアンブルを再取得し、かつ復調するに際して「ヘッドスタート(有利なスタート)」を切る
【0031】
データ・デスクランブラー104は、7ビットシフトレジスタを含んで成るプログラマブル(またはユーザー設定可能である)タップを有する自己同期回路であればよい。送信すべきデータに関して、同じようなデータスクランブラー110が使用される。データスクランブラー110はRF搬送波抑制を測定するため選択的に使用不能とすることが出来、その間交互1/0パターンが送信される。同様に、データ・デスクランブラーは、データを差分復調器102からプロセッサ・インターフェース114へ変化させることなく送ることができるように選択的に使用不可にされ得る。
【0032】
送信すべきデータは、プロセッサ・インターフェース114によって外部装置から受信することが出来る。このプロセッサ・インターフェース114はデータと共に送るべきプレアンブル、CRCおよびその他のプロトコルを生成し、そしてデータおよび他のプロトコル信号をデータスクランブラー110および差分符号器116に供給してPN変調されたIおよびQ信号であって、アンテナに関しあり得べき送信用の直角IF変調器、たとえば図2の変調器42に対し供給可能である。
【0033】
デスクランブルしたデータはプロセッサ・インターフェース114に対し供給可能であり、これは他の装置、たとえば媒体アクセス制御(“MAC”)回路に対するデータの通過を制御することが出来る。ベースバンドプロセッサ全体を単一のチップ上に配置することが、受信信号の正確かつ適時の変調ならびにそれからのデータの抽出、特にバースト性の、短いデータパケットに対し可成りの効果を提供する。図3のベースバンドプロセッサの回路と類似の各種の回路部分が別個のハードウェア装置および/または別個の複合プログラマブル装置によって提供されて来た、知られた従来技術とは対照的に、本発明は単一装置への一体化に特に適合している。
【0034】
図3のベースバンドプロセッサは物理層において直列データの形式で受信されたパケット化されたデータを媒体アクセス制御(“MAC”)層に移行させるために使用することが出来る。パケット化データ中に埋め込まれているのは、物理層を制御するために使用されるヘッダ情報である。このヘッダ情報は、プレアンブル/同期フィールド、ユニーク語、信号フィールド、サービスフィールド、長さフィールドおよびCRCフィールドを含んでいてもよい。信号フィールドはデータ、すなわちDPSKまたはQPSKのいずれかを変調するために用いられる信号タイプを特定するために利用される。一実施態様において、プロセッサはヘッダがBPSKであるが、データがQPSKであるデータを受信すればよい。このような状況において、一方の信号フォーマットから他方へのレシーバ切り替えのタイミングは時間臨界的である。本発明の他の特徴において、ヘッダにおけるフィールドの数はユーザーが選択可能であってよい。
【0035】
従来技術において、物理層およびMACレベル間のインターフェースはシリアルまたはパラレルのいずれであってもよいことが知られている。最も先行の技術による実装は、パラレル回路がより迅速なタイミングを可能にするという苛酷なタイミング制限(但し、パラレルハードウェアについて可成りの付加的な出費を伴う)の故にパラレルである。ヘッダ生成および検出の物理層タスクが屡々MAC層において、通常別個の装置によって行われる。対照的に、本発明においてヘッダ検出および類似の物理層タスクは単一装置内に埋め込めばよい。
【0036】
ヘッダおよび類似の物理層タスクが別個の回路/装置によって取り扱われる従来技術による装置においては、回路が受容可能なヘッダを検出し、かつ復調する時点とその状態の、データを復調する回路への送信との間の或る時間が経過する。ヘッダ中のビットの数が最小に保持され、かつその他の慣例的なヘッダ機能に加えて複数本のアンテナのどちらを使用し得るかを決定する本発明において、単一ビットのスリップは上手くメッセージを復号するのとそのメッセージをミスするのとの差を意味する可能性がある。
【0037】
ヘッダの変調の間、本発明はヘッダデータをモニターし、かつ利用してデータに関して使用すべき信号のタイプを同定する一方、複数本のアンテナ間の選択という両者を遂行する。迅速なデータ復号のためのプレアンブルにおいて展開されたデータを使用することによって、喪失ビットの数は最小化される。ヘッダを受信するに際して、ベースバンドプロセッサはデータ・デスクランブラー104からのシリアルデータを16ビットのパラレルワードであって、ユニーク語について予め選択された値および信号フィールドと比較されるものに変換する。このユニーク語は一定量の時間についてサーチされて、もしそれが発見されないと、変調器/復調器はリセットされ、そしてRF信号の取得は再スタートされる。一度、ユニーク語が発見されると、フィールドカウンターは、パラレル形状において入力ビットを介して、ヘッダを構成するフィールドをサーチする。各フィールドが検出されると、シリアルコントロールバスを経由して、受信データはアクセス用の内部レジスタ内に記憶される。検出されると、信号フィールドが用いられて、パケットのデータ部分に関して正確な時間においてレシーバの変調器/復調器をBPSKおよびQPSK間で切り替える。長さフィールドが検出されると、この値はカウンターに読み込まれ、そしてデータパケットの入力ビットをトラックし、そしてパケットの最終ビットが受信されるとMAC層を信号で伝えるために使用される。プロセッサ・インターフェース114はまた、直ぐ自動的にCRCを計算し、そして計算されたCRCをメッセージ中で受信したCRCと比較する。もしCRCが受信データと整合しなければ、パケットは終結され、そしてレシーバを再取得にリセットする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様において通信可能な信号タイプについてのフォーマットを示す代表的な図。
【図2】 通信トランシーバを示す機能的ブロック図。
【図3】 図2のトランシーバにおいて使用可能なベースバンドプロセッサについての機能的ブロック図。
【符号の説明】
20、22 アンテナ
24 セレクタスイッチ
26 アンテナカプラ(インピーダンス整合器)
30 RF/IFコンバータ
34 帯域通過フィルタ
42 直角IF変調器/復調器
44 二段積分制限増幅器
46、48 ミクサ
54、56 A/Dコンバータ
58 デスプレッダ
62 インターフェース回路
64 変調器
66 スプレッダ
84、86 相関器回路
88 直交‐極座標コンバータ
90 シンボルトラッキングおよびタイミング回路
102 差分復号器
104 データ・デスクランブラー
110 データスクランブラー
114 プロセッサ・インターフェース
116 差分符号器

Claims (6)

  1. 複数本のアンテナと、
    前記複数本のアンテナの1本をシステムの残りの部分に選択的に接続するアンテナ選択スイッチと、
    前記複数本のアンテナの前記選択された1本をシステムの残部に相互接続するインピーダンス整合回路と、
    前記複数本のアンテナの前記1本で受信したRF信号をダウン変換して前記RF信号から中間周波数信号を生成するRF/IFコンバータと、
    前記中間周波数信号をベースバンドに復調し、かつ前記中間周波数信号から直交IおよびQベースバンド信号を提供する直交IF復調器と、
    前記直交IおよびQベースバンド信号を受信し、かつ通信データに関係したディジタルデータ信号をそれから提供するディジタルベースバンドプロセッサとを含んで成り、
    このディジタルベースバンドプロセッサが、
    前記直交IおよびQベースバンド信号をディジタルIおよびQ信号に変換するA/Dコンバータと、
    各々がIおよびQチャネルの一方に対し前記ディジタルIおよびQ信号を逆拡散するデュアル相関器と、
    前記逆拡散したIおよびQチャネルを極座標に変換する直交‐極座標コンバータと、
    前記極座標からデータシンボルを復調するフェイズロックドループPSK復調器と、
    前記復調したデータをデスクランブルするデータ・デスクランブラーと、
    前記復調およびデスクランブルしたデータを外部装置に提供するシリアルインターフェースとを含んでおり、
    前記デュアル相関器が16ビットまでプログラム可能な可変長の擬似ランダムノイズ(“PN”)コードを受信し、様々な信号タイプを復調するように長さの変化できる相関リファレンスを有することを特徴とする、擬似ランダムノイズ(“PN”)変調され位相シフトキーイング変調された通信データを表すデータ信号により変調された搬送波信号を含むRF通信の受信システム。
  2. 前記ベースバンドプロセッサが単一装置内に収容される、そして好ましくは単一のモノリシック装置内に収容される請求項1記載のシステム。
  3. 前記A/Dコンバータにおけるドリフトを補償するための手段を含み、ここにおいて通信の伝送時に前記A/Dコンバータを無効にするための手段が設けられている請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記逆拡散が擬似ランダムノイズ(“PN”)コードによって実施され、該PNコードは選択可能な長さおよびコードを有し、前記受信信号は、各々が検出と偽アラームとの選択閾値を有する少なくとも2つの信号品質インジケータを用いて復調される請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム。
  5. 前記品質インジケータが1つ以上のビット同期振幅とフェイズエラーとの測定値を含んで成る請求項4記載のシステム。
  6. 前記受信信号はコヒーレント復調され、引き続いて差動復号され、前記受信信号を復号するためのサンプリング周期がクロックにより提供され、前記クロックがクロック信号を選択的に反転させることによって調整される請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
JP20150796A 1995-07-31 1996-07-31 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ Expired - Fee Related JP4008057B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/509,590 US5694417A (en) 1995-07-31 1995-07-31 Short burst direct acquisition direct sequence spread spectrum receiver
US08/509590 1995-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09172393A JPH09172393A (ja) 1997-06-30
JP4008057B2 true JP4008057B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=24027300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20150796A Expired - Fee Related JP4008057B2 (ja) 1995-07-31 1996-07-31 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5694417A (ja)
EP (1) EP0757449B1 (ja)
JP (1) JP4008057B2 (ja)
DE (1) DE69627587T2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6052408A (en) * 1995-09-06 2000-04-18 Aironet Wireless Communications, Inc. Cellular communication system with dynamically modified data transmission parameters
US6132306A (en) * 1995-09-06 2000-10-17 Cisco Systems, Inc. Cellular communication system with dedicated repeater channels
US5950124A (en) * 1995-09-06 1999-09-07 Telxon Corporation Cellular communication system with dynamically modified data transmission parameters
US6128512A (en) * 1995-09-06 2000-10-03 Cisco Systems, Inc. Cellular communication system with dedicated repeater channels
US6320842B1 (en) * 1996-02-01 2001-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Spread spectrum communication apparatus
JP3297580B2 (ja) * 1996-02-26 2002-07-02 キヤノン株式会社 スペクトラム拡散通信装置
US6678311B2 (en) 1996-05-28 2004-01-13 Qualcomm Incorporated High data CDMA wireless communication system using variable sized channel codes
US6633550B1 (en) 1997-02-20 2003-10-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Radio transceiver on a chip
US5982807A (en) * 1997-03-17 1999-11-09 Harris Corporation High data rate spread spectrum transceiver and associated methods
US6085076A (en) * 1997-04-07 2000-07-04 Omnipoint Corporation Antenna diversity for wireless communication system
US6678310B1 (en) 1998-01-16 2004-01-13 Intersil Americas Inc Wireless local area network spread spectrum transceiver with multipath mitigation
US6816710B2 (en) * 1998-05-06 2004-11-09 Snaptrack, Inc. Method and apparatus for signal processing in a satellite positioning system
WO2000019621A1 (fr) 1998-09-30 2000-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recepteur a conversion directe d'harmonique paire, et emetteur-recepteur comprenant ce recepteur
US6700921B1 (en) * 1999-01-07 2004-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Spread-spectrum communication apparatus
US6493396B1 (en) * 1999-01-11 2002-12-10 Tellabs Operations, Inc Phase shift key burst receiver having improved phase resolution and timing and data recovery
US6678312B1 (en) * 1999-12-22 2004-01-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for extending digital receiver sensitivity using analog correlation
US7130595B1 (en) * 1999-12-22 2006-10-31 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transmitter power amplifier ramping method
EP1124337A3 (en) 2000-02-11 2002-11-20 Nokia Inc. Switchless half-duplex transceiver front end
FI111208B (fi) 2000-06-30 2003-06-13 Nokia Corp Datan salauksen järjestäminen langattomassa tietoliikennejärjestelmässä
IT1321057B1 (it) * 2000-11-14 2003-12-30 Cselt Centro Studi Lab Telecom Ricevitore per interfaccia radio a divisione di codice.
US7110381B1 (en) * 2001-03-19 2006-09-19 Cisco Systems Wireless Networking (Australia) Pty Limited Diversity transceiver for a wireless local area network
US7346136B1 (en) 2002-06-20 2008-03-18 Staccato Communications, Inc. Rake receiver
US7359692B2 (en) * 2003-06-30 2008-04-15 Zarbana Digital Fund, Llc Method of and device for antennae diversity switching
US7606328B1 (en) * 2004-06-18 2009-10-20 Rockwell Collins, Inc. Common signal generation for an RF receiver
US7978773B2 (en) * 2006-12-29 2011-07-12 Agere Systems Inc. Multi-channel receiver with improved AGC
CN101667844B (zh) * 2008-09-04 2012-12-19 傲世通科技(苏州)有限公司 用于移动通信系统串行解扰解扩的装置及其方法
WO2011120226A1 (zh) * 2010-03-31 2011-10-06 海能达通信股份有限公司 信号带宽自适应识别方法和系统
US8976907B2 (en) 2013-01-17 2015-03-10 Harris Corporation Bit synchronizer for detecting symbol timing error for high order modulation using a trajectory mid-point rotation and related methods

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9019487D0 (en) * 1990-09-06 1990-10-24 Ncr Co Carrier detection for a wireless local area network
US5151920A (en) * 1991-09-10 1992-09-29 Ncr Corporation Radio LAN station with improved frame delimiter detection in a spread spectrum environment
US5311544A (en) * 1992-11-19 1994-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Receiver of a direct sequence spread spectrum system
US5488629A (en) * 1993-02-17 1996-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Signal processing circuit for spread spectrum communications

Also Published As

Publication number Publication date
DE69627587T2 (de) 2004-03-25
US5694417A (en) 1997-12-02
EP0757449A2 (en) 1997-02-05
JPH09172393A (ja) 1997-06-30
EP0757449B1 (en) 2003-04-23
DE69627587D1 (de) 2003-05-28
EP0757449A3 (en) 2000-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4008057B2 (ja) 短いバースト性ダイレクト取得、ダイレクトシーケンス拡張スペクトル・レシーバ
US5712870A (en) Packet header generation and detection circuitry
EP2975814B1 (en) Chirp Signal Processor
JP3424183B2 (ja) 直接スペクトラム拡散用受信機
US6128331A (en) Correlation system for use in wireless direct sequence spread spectrum systems
US4455651A (en) Satellite communications system and apparatus
US5982807A (en) High data rate spread spectrum transceiver and associated methods
US9712206B2 (en) Preamble design and processing method for on-the-fly, frame-by-frame air data rate detection in wireless receivers
US6018543A (en) Noisy channel avoidance method in a digital communication system
US6160803A (en) High processing gain spread spectrum TDMA system and method
US7787827B2 (en) Preamble detection
US20080205492A1 (en) Joint de-spreading and frequency correction using a correlator
AU767716B2 (en) Apparatus and method for generating a preamble sequence in a wireless communication system
WO1999029054A1 (en) Packet-switched spread-spectrum system
JP2007524267A (ja) 並列スペクトラム拡散通信システムおよび方法
EP1171958B1 (en) Method for extending digital receiver sensitivity using analog correlation
KR100460554B1 (ko) 코드분할 다중접속 시스템에서 프리앰블 시퀀스들을발생시키는 방법
US6556619B2 (en) Frequency adjusting circuit in code division multiple access communication system
US10491264B1 (en) Combined demodulator and despreader
JP2002043979A (ja) Vsatスペクトラム拡散モデムのための低信号対雑音比捕捉及びリンク特性化技術
JP3693516B2 (ja) スペクトル拡散通信機
US20040127184A1 (en) Method for receiving radio signals with an access point

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20051102

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060607

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070110

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees