JP4007001B2 - Vehicle sharing system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の利用者で車両を共用する車両共用システムに関し、特に集合住宅などで複数の利用者が車両を共用する車両共用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部における大気汚染や交通渋滞の改善、限られた資源の有効活用、生活費のコストダウンなどを目的として、複数台の自動車(共用車両)を複数の利用者で共用するシステム(以下、このようなシステムを車両共用システムと言う。)が提案されており、一部地域では試験的に導入されている。
【0003】
しかしながら、従来の車両共用システムでは共用車両の駐車場所が、システムの利用者の居住場所から遠くて、利用が不便であったり、共用車両の保守・管理費用を含めると、自分で車両を所有する場合よりも若干程度しか割安にならなかった。
【0004】
また従来より、共用車両の貸し出しを複数の利用者が所属する企業のような組織単位で行い、各利用者への貸出時間などを効率的に管理する車両共用システムも提案されている(特開平10−255192号公報参照)。
【0005】
このようなシステムでは利用者を、通勤時間帯に利用する利用者群と昼間に利用する昼間利用者とに分類し、さらに通勤時間帯の利用者群を通勤方向の違いによって正利用者と逆利用者とに分類して、各利用者が共用車両を利用するスケジュールを調整している。例えば、朝、正利用者が自宅から駅付近の駐車場まで利用した共用車両を、逆利用者が駅付近の駐車場から勤務先周辺の駐車場まで利用し、夕方には、逆利用者が勤務先周辺の駐車場から駅付近の駐車場まで利用した共用車両を、正利用者が駅付近の駐車場から自宅まで利用する。また、逆利用者が勤務中の昼間には、昼間利用者が勤務先周辺の駐車場から共用車両を借り出して、買い物などに利用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した車両共用システムでは、逆利用者は正利用者の利用する駅付近の駐車場で共用車両を利用することになり、また昼間利用者は逆利用者の勤務先周辺の駐車場で共用車両を利用することになるので、個人的に別の場所まで利用したり、緊急に共用車両を利用したい場合には、スケジュール調整が難しく、利用者が不便を感じるという問題があった。したがって、利用形態がある程度決まっている企業などの組織を主なサービス対象とせざるを得ず、個人ユーザを対象にしてサービスを提供する場合には個人ユーザが不便を感じることになる。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、共用車両を利用する利用者の利便性を向上させた車両共用システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、集合住宅に入居する複数の世帯で1乃至複数台の共用車両を共用する車両共用システムであって、各利用者の住戸にそれぞれ設置された端末装置と、共用車両の予約、空き状況の照会、或いは利用登録や解約などの共用車両の貸し出しに関わる処理を行う車両管理サーバー、及び、利用者や共用車両に関するデータを保存するデータベースからなる車両管理センターとで構成され、共用車両の保管場所として集合住宅の居住者用に用意された駐車場を利用し、各端末装置と車両管理サーバーとの間では、集合住宅に予め設けられている共用の通信設備を利用した第1の通信手段を用いてデータ通信が行われ、利用者が端末装置を用いて共用車両の利用に関わる操作を行うと、操作に応じた通信データが端末装置から車両管理サーバに送信され、車両管理サーバは端末装置から送信された通信データとデータベースに保存されたデータとを用いて共用車両の貸し出しに関わる処理を実行するとともに、複数台の車両の利用を管理する外部システムとの間でデータ通信を行うための外部通信手段を車両管理サーバに設け、共用車両が不足気味になった場合、車両管理サーバーは、外部通信手段を用いて外部システムに共用車両の不足情報を送信し、外部システムの管理する車両を共用車両として利用することを特徴とし、共用車両の保管場所として集合住宅の居住者用に用意された駐車場を利用しているので、共用車両を利用する場合でも、利用者の住戸から駐車場までの距離を個人的に車両を所有する場合と略同じにすることができ、共用車両を利用することによって利便性が損なわれることはない。また、利用者の住戸に設置された端末装置と車両管理センターとの間では、集合住宅の既設の通信設備を利用しているので、共用車両を利用するために新たに通信設備を設置する必要が無く、このシステムを導入する際の初期費用を低減できる。さらに、共用車両が不足して利用者が車両を利用できなくなるような事態を防止することができる。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記共用の通信設備は、集合住宅の各住戸の設けられたインターホン装置と、各インターホン装置に信号線を介して接続され各インターホン装置の通話を制御するインターホン制御装置とで構成されるインターホンシステムであり、上記端末装置にインターホン装置としての機能を持たせるとともに、上記インターホン制御装置に上記端末装置より送信された通信データから共用車両の利用に関わる通信データを識別して、車両管理サーバに出力するデータ識別手段を設けて成ることを特徴とし、共用の通信設備として集合住宅のインターホンシステムを用いており、端末装置と車両管理サーバとの間のデータ通信にインターホンシステムの通信線を用いているので、電話線などの有料の通信線を利用する場合に比べて通信コストを低減することができる。
【0010】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記車両管理サーバに、集合住宅の外部にある外部端末との間で移動体網或いは公衆網などの通信網を経由してデータ通信を行う第2の通信手段と、第2の通信手段を経由してアクセスした利用者の本人識別を行うための認証手段とを設け、外部の端末装置から送信された通信データに応じて共用車両の貸し出しに関わる処理を行うことを特徴とし、車両管理サーバでは、外部の端末装置から第2の通信手段を利用してアクセスされた場合、認証手段により本人認証を行うことによって利用者を識別しているので、外出先などから共用車両の利用に関わる操作を行うことができ、利便性が向上する。
【0011】
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の個人情報、共用車両の予約状況に関する予約情報、利用料金に関する料金情報などの情報を各利用者と関連付けて保存するとともに、複数の利用者を1つのグループとして、同じグループの利用者の情報を関連付けて保存することを特徴とし、知人などの特定の利用者同士でグループをつくり、そのグループで同じ車両を共用することができる。
【0012】
請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の身体や運動能力に関わる情報であって車いすに対応した車両の利用を希望するか否かを示す情報を少なくとも含む個人情報と、自動車保険の保険条件に関する保険情報の内の少なくとも何れか一方を含む第1の利用登録情報が各利用者と関連付けて保存されており、第1の利用登録情報を用いて各利用者を複数のグループに分類する第1の分類手段を上記車両管理サーバーに設け、第1の分類手段による分類結果を第1のグループ情報として上記データベースに保存することを特徴とし、第1の分類手段により第1の利用登録情報を元にして利用者を複数のグループに分類することができ、例えば自動車保険料などの維持コストや、共用車両の装備による車両コストの増加分が少なくなるように利用者を分類して、各グループに応じた共用車両を用意することによって、車両コストや運用コストを削減しその分利用コストを低減することができる。
【0013】
請求項6の発明では、請求項1乃至5の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の共用車両に関する嗜好を表す嗜好情報と、共用車両の利用料金や装備や新品度合いなどの特徴についての許容範囲を示す許容範囲情報の内の少なくとも何れか一方を含む第2の利用登録情報が各利用者に関連付けて保存されており、第2の利用登録情報を用いて各利用者を複数のグループに分類する第2の分類手段を上記車両管理サーバーに設け、第2の分類手段による分類結果を第2のグループ情報として上記データベースに保存することを特徴とし、第2の分類手段により第2の利用登録情報を元にして利用者を複数のグループに分類することができ、例えば車両コストや維持コストを考慮して利用者を嗜好情報や許容範囲情報を元に分類し、各グループに応じた共用車両を用意することによって、車両コストや運用コストを削減しその分利用コストを低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る車両共用システムの一実施形態の概略構成図を図1に示す。この車両共用システムでは、同じ集合住宅1に入居する居住者をサービス対象とし、複数の世帯の居住者で複数台の共用車両を共用する。
【0016】
集合住宅1は1乃至複数の居住棟で構成される。各居住棟には複数戸の住戸2があり、各住戸2にはインターホン装置としての機能を有する住戸端末10が設けられている。
【0017】
各住戸2の住戸端末10は複数の組に分けられ、それぞれの組の住戸端末10は幹線20にマルチドロップ接続される。また、複数本の幹線20は分岐装置21に接続され、分岐装置21を介して各居住棟のロビー3に設置されたロビーインターホン22や、管理室4内に設置されたインターホンシステムの制御装置23や警報監視盤24に接続される。幹線20はそれぞれ2対のツイストペア線からなり、インターホン用の通話線に1対、警報監視用や制御信号用の伝送線に1対が使用される。尚、各住戸2において、住戸端末10を幹線20にマルチドロップ接続する際の分岐点にインピーダンス整合をとるための分岐器を設置しても良い。
【0018】
図2は住戸端末10のブロック図を示しており、マイクMC及びスピーカSPを有しロビーインターホン22又はドアホン26との間で通話するための通話回路部11と、ドアホン26からの呼出信号を検知するドアホン呼出検知部12と、後述する信号処理部18からの切替信号に応じて通話回路部11をドアホン26又はロビーインターホン22に切換接続する切換接続部14と、共有車両の予約や利用照会などの操作、又は、ロビーインターホン22やドアホン26との間の通話に関わる操作を行うための操作部15と、例えば小型の液晶ディスプレイ装置からなる表示部16と、伝送線20b及び分岐装置21を介して制御装置23又は車両管理センター30との間でデータ通信を行う通信回路部17と、マイクロコンピュータからなる信号処理部18と、信号処理部18の動作プログラムを記憶した記憶部19とで構成される。そして、記憶部19には、各住戸端末10をインターホン装置として機能させるための制御プログラムと、各住戸端末10を車両共用システムの端末装置として機能させるための制御プログラムとで構成されるソフトウェアモジュール19aが格納されている。
【0019】
図3はこの住戸端末10の外観図を示しており、住戸端末10の器体10a前面の上半分には表示部16が配置されている。表示部16の下側には表示部16の画面を切り換えるための5個のセレクトキー15a〜15eが横一列に配置されている。表示部16では画面の下部に各セレクトキー15a〜15eが押された時に切り換わる画面の内容を示す文字(インデックス)を各セレクトキー15a〜15eに対応する位置に表示させている。例えば、セレクトキー15aには表示部16の画面をインターホンの画面に切り換える機能が割り当てられており、セレクトキー15aを押すと、ロビーインターホン22との通話時にロビーインターホン22に設けられたカメラの映像が表示部16に表示される。また、セレクトキー15b,15c,15d,15eには、それぞれ、表示部16の画面を共用車両の予約操作を行う予約画面、予約状況の照会を行う照会画面、個人情報などの登録を行う登録画面、車両管理センター30に問合わせを行う問合わせ画面に切り換える機能が割り当てられている。
【0020】
また、住戸端末10の器体10a前面の下側には、文字や数字などを入力するために用いる入力キー15fと、ロビーインターホン22又はドアホン26との間で通話を行う際に押操作する通話釦15gと、ロビーインターホン22又はドアホン26に取り付けられたカメラの映像をモニターする際に押操作するモニター釦15hと、住戸内に設けられた別の通話装置(図示せず)を呼び出して内線通話を行うための室内呼出釦15iとが配置されている。
【0021】
一方、図4は車両管理センター30の概略構成図を示しており、車両管理センター30は車両管理サーバー31とデータベースDB1,DB2とで構成される。尚、車両管理センター30は集合住宅1の敷地内にあっても良いし、離れた別の場所にあっても良い。
【0022】
車両管理サーバー31は、インターホンシステムの制御装置23に設けられたデータ識別装置25を介して各住戸端末10との間でデータ通信を行うための住戸用通信部32aと、移動体網或いは公衆網などの通信網NTを介して外部装置(図示せず)との間で通信を行うための外部用通信部32bと、利用者の登録情報や車両の予約状況などのデータを表示するための表示部34と、キーボードやマウスからなる操作部35と、マイクロコンピュータからなる信号処理部36と、信号処理部36の動作プログラムを記憶した記憶部37とで構成される。そして、記憶部37には、車両管理サーバー31に共用車両の貸し出しに関わる処理を実行させるためのソフトウェアモジュール37aが格納されている。
【0023】
尚、信号処理部36はデータ変換部33を介して外部用通信部32bに接続されており、データ変換部33では信号処理部36から出力される信号の信号形式を移動体通信網或いは公衆網で使用される信号形式に変換して出力する。また、信号処理部36は外部メモリインタフェース38を介してデータベースDB1,DB2に接続される。
【0024】
ここで、インターホンシステムの動作について簡単に説明する。訪問者が集合住宅1のロビー3に設置されたロビーインターホン22の操作釦(図示せず)を操作して、訪問先の住戸2の部屋番号を入力すると、ロビーインターホン22から制御装置23へ入力信号が送信され、制御装置23が呼び出された住戸2の住戸端末10に対してその住戸端末10に割り当てられたアドレスを含む呼出信号を送信する。
【0025】
住戸端末10では通信回路部17が制御装置23から伝送線20bを介して送信される呼出信号を受信しており、受信した呼出信号に含まれるアドレスが自己のアドレスに一致すると、呼出信号を信号処理部18に出力し、信号処理部18はこの呼出信号に基づいて呼出音発生部13から呼出音を鳴動させるとともに、ロビーインターホン22に設けられたカメラの映像を表示部16の画面に表示させる。呼出音を聞いた居住者は表示部16の画面を確認し、呼出に応答する場合は通話釦15gを押操作する。通話釦15gが押操作されすると、信号処理部18が切換接続部14に制御信号を出力して、切換接続部14の接点をドアホン26側からロビーインターホン22側に切り換えるとともに、通話回路部11への電源供給をオンする。この時、住戸端末10の通話回路部11が通話線20aを介してロビーインターホン22に電気的に接続され、表示部16の画面を見ながらロビーインターホン22との間で通話することができる。
【0026】
一方、各住戸2の玄関に設置されたドアホン26から呼出を受けた場合、例えばドアホン26からの通話線の線間電圧が低下し、この電圧低下をドアホン呼出検知部12で検知することにより、ドアホン26からの呼出を検知する。ドアホン呼出検知部12はドアホン26からの呼出を検知すると、検知信号を信号処理部18に出力し、この検知信号を受けて信号処理部18が呼出音発生部13から呼出音を鳴動させるとともに、ドアホン26に設けられたカメラの映像を表示部16の画面に表示させる。そして、呼出音を聞いた居住者が通話釦15gを押操作すると、通話回路部11に電源が供給され、表示部16の画面を見ながらドアホン26との間の通話が可能になる。
【0027】
また、住戸端末2のモニター釦15hを押操作すると、表示部16の画面にドアホン26又はロビーインターホン22に設けたカメラの映像が表示され、各住戸2の玄関又はロビー3の周辺の様子をモニターすることができる。また、住戸端末2の室内呼出釦15iを居住者が押操作すると、信号処理部18が切換接続部14に制御信号を出力して通話回路部11を通話端末(図示せず)切り換え、通話端末との間で、通話を行えるようになっている。
【0028】
一方、警報監視盤24では、警報監視システム(図示せず)に接続された火災センサーなどからの発報を受け、伝送線を介して各住戸端末10に非常信号を伝送し、住戸端末10が図示しないスピーカから非常警報を出力する。
【0029】
ところで、本発明に係る車両共用システムでは各住戸2の住戸端末10と車両管理サーバー31との間で、集合住宅1の共用の通信設備であるインターホンシステムを利用した第1の通信手段を用いてデータ通信を行っている。そして、インターホンシステムの制御装置23には、伝送線を介して入力される信号から、共用車両の利用に関わる通信データを識別して、車両管理サーバー31に出力するデータ識別装置25(データ識別手段)が設けられており、このデータ識別装置25を介して各住戸端末10は車両管理サーバー31に接続される。すなわち、データ識別装置25では、各住戸端末10から伝送線を介して入力されるデータの中に、車両管理サーバー31宛に送信されたデータがあった場合のみ、そのデータを車両管理サーバー31に送信する。ここに、第1の通信手段は、住戸端末10の通信回路部17や、データ識別装置25や、車両管理サーバー31の住戸用通信部32aや、インターホンシステムの伝送路などで構成され、集合住宅1の既存の通信設備であるインターホンシステムを利用しているので、車両共用システムの導入に際して新たに通信設備を設置する必要が無く、初期費用を低減でき、またインターホンシステムを利用する部分の通信コストは略零なので、通信コストを削減することもできる。
【0030】
車両管理サーバー31では、各住戸端末10からのデータを受信すると、受信したデータの内容に応じて共用車両の予約や利用照会等の処理を行っているが、各住戸2の居住者の内、車両共用システムを利用する利用者の名前、年齢、性別、などの登録情報や、共用車両の予約状況を示す予約情報や、各利用者の利用料金を示す料金情報はデータベースDB1に保管される。そして、車両管理サーバー31で何らかの処理が行われる度に、データベースDB1に登録されたデータは更新される。また、データベースDB2は、データベースDB1に登録されたデータをバックアップするために用意されており、データベースDB1のデータが定期的にデータベースDB2にバックアップされるようになっている。尚、図1ではバックアップ用のデータベースDB2を車両管理センター30内に設置しているが、保安上あるいは防災上のリスクを分散するために別の場所に設置するようにしても良い。
【0031】
図7にデータベースDB1に登録される情報の一例を示す。データベースDB1には、利用者A,B,C…の氏名などの個人情報D1、共用登録情報D2、利用クラス情報D3、予約情報D4、当月の料金情報D5、第1の利用登録情報D10、第2の利用登録情報D20が各利用者と関連づけて登録されている。図7では1人分のデータを1行に並べて表示している。
【0032】
ここで、車両共用システムを利用したい居住者(以下、利用希望者という)が住戸端末10を用いて車両管理センター30にアクセスし、利用登録を行う手順について説明する。利用希望者が、自宅に設置された住戸端末10のセレクトキー15dを押操作すると、表示部16の画面が利用登録の画面に切り替わり、住戸端末10から車両管理サーバー31にアクセスして、会員登録の処理を実行する。この時、表示部16の画面には利用登録に関する質問事項が表示され、この質問事項に対して利用希望者が入力キー15fを操作して回答すると、入力した内容が車両管理サーバー31に送信され、データベースDB1に登録される。
【0033】
先ず利用申込み時には、利用希望者が、特定の他の居住者(知人など)と一緒に同じ車両を利用するような利用登録(このような登録形態を共同登録と言う。)をするかどうかを選択し、共同登録を選択した場合はこの利用希望者の情報が共用登録情報D2として登録される。
【0034】
次に利用希望者は、年齢や身体能力などの個人情報D11、保険情報D12、車両利用情報D13を登録する。これらの情報は第1の利用登録情報D10として各利用者に関連づけてデータベースDB1に登録される。尚、個人情報D11では利用者の性別や身体的な特徴や運動能力などが登録され、例えば車椅子に対応した車両の利用を希望するか否かといった情報なども登録される。保険情報D12としては、希望する保険年齢の範囲(保険が適用される年齢の範囲)や補償内容の範囲などの自動車保険の保険条件に関する情報が登録される。また、車両利用情報D13としては、共用車両の主な利用目的(通勤・通学、週末利用、レクリエーション、買い物利用、商用など)、利用時間、利用距離(年間走行距離)、運転経験などの情報が登録される。尚、本実施形態では第1の利用登録情報D10として個人情報D11と保険情報D12の両方を登録するようにしているが、個人情報D11又は保険情報D12の何れか一方のみを登録するようにしても良い。
【0035】
さらに利用希望者は、共用車両の嗜好情報D21と、共用車両の新品具合などの許容範囲を示す許容範囲情報D22とを登録し、これらの情報は第2の利用登録情報D20として各利用者に関連づけてデータベースDB1に登録される。嗜好情報D21としては、共用車両の種類(例えばセダン、ワンボックス、RV、SUVなど)、配色(塗装色)、車種、装備(オーディオ、カーナビゲーション、チャイルドシートなどのオプション装備)に関して利用者の好みを示す情報が登録される。また、許容範囲情報D22としては、共用車両のトランスミッションの型式(マニュアルかATか)や、動力源の種類(ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、電気モータ、或いはハイブリッドエンジンなど)や、新品度合い(新車、新古車、展示車の転用、或いは商用車の転用など)などの車両の特徴に関して利用者の許容範囲を示す情報が登録される。尚、本実施形態では第2の利用登録情報D20として嗜好情報D21と許容範囲情報D22の両方を登録するようにしているが、嗜好情報D21又は許容範囲情報D22の何れか一方のみを登録するようにしても良い。
【0036】
上述した第1の利用登録情報D10は、共用車両の導入コストや維持コストや保険料金を考慮してシステムの運用上最適な第1のグループ(このような利用者のグループを利用者クラスと言う)に各利用者を分類するのに有用である。すなわち、利用者の登録時に第1の利用登録情報D10を用いて各利用者の行動パターンや利用状況などを予測し易くなり、第1の分類手段としての信号処理部36が、データベースDB1に格納された第1の利用登録情報D10をもとにして、共用車両の利用効率が最も高くなるように、或いは事故率などを考慮して保険料金が最も低くなるように共用車両を共用する利用者の組合せを決め、その組合せ(利用者クラス)を利用クラス情報D3(第1のグループ情報)としてデータベースDB1に登録することができ、利用クラス情報D3を用いて車両共用システムの運用ルールや利用料金の設定などを行うことができる。
【0037】
ここで、記憶部37には信号処理部36を第1の分類手段として動作させるプログラムが保存されており、このプログラムの動作を以下に簡単に説明する。先ず信号処理部36は、データベースDB1から各利用者の第1の利用登録情報D10を抽出し、第1の利用登録情報D10として登録された個人情報D11、保険情報D12、車両利用情報D13毎に利用者の分布を求め、その分布にしたがって利用者を複数の利用者クラスに分類する。ここで、信号処理部36は利用者の分布が密な分布範囲には利用者クラスの数を多く割り当てており、1つの利用者クラスを構成する利用者の人数が多くなりすぎて、共用車両を利用しにくくなるのを防止している。尚、車両共用システムの管理者は、車両共用システムの仕様に基づいて、どの情報D11〜D13に重きをおくかを示す優先度の情報を予めデータベースDB1に登録しており、信号処理部36では優先度の高い情報D11…をもとに作成した分布に重きをおいて利用者を分類している。信号処理部36は、各利用者を複数の利用者クラスに分類すると、データベースDB1から車両の性能、価格、機能などの車両情報を抽出し、各利用者クラスに適した車両を選定し、各利用者に対して車両の割り付けを行い、その結果を利用クラス情報D3としてデータベースDB1に登録する。
【0038】
また、第2の分類手段としての信号処理部36は、データベースDB1に格納された第2の利用登録情報D20をもとにして、利用者を希望の車種や装備などで分類することができ、共用車両の車種や装備に関して同じような希望を持つ利用者で共用車両を共用することによって、共用車両の導入コストや維持コストの違いをもとに各利用者を最適なグループ(利用クラス)に分類し、その分類結果を利用クラス情報D3(第2のグループ情報)として登録することができる。尚、記憶部37には信号処理部36を第2の分類手段として動作させるプログラムが保存されており、信号処理部36は上述と同様の手順で各利用者を利用者クラスに分類し、車両の割り付けを行っている。
【0039】
このように、車両管理サーバー31では、データベースDB1に登録された第1及び第2の利用登録情報D10,D20を用い、運用上最適な利用クラスに各利用者を分類して、登録することにより、必要な共用車両の車種や台数を決定し、複数の利用者間で共用車両を共用するようにしている。ここに、車両管理サーバー31の記憶部37に格納されたソフトウェアモジュール37aには、第1及び第2の利用登録情報D10,D20を元にして利用者を複数のグループにそれぞれ分類するためのプログラムが含まれており、第1及び第2の分類手段はソフト的に実現される。尚、利用登録時に特定の知人間で車両を共用するよう登録した場合は、車両管理センター30側で決定した利用クラスに関わらず、共同登録した相手と共用車両を共用することができる。
【0040】
次に、何れかの住戸2に居住する利用者が住戸端末10を用いて共用車両の利用を予約する手順について説明する。利用者が、自宅に設置された住戸端末10のセレクトキー15bを押操作すると、表示部16の画面が予約登録の画面に切り替わり、住戸端末10から車両管理サーバー31にアクセスして、共用車両の予約処理を実行する。この時、表示部16には利用したい日時や目的地などの項目を入力する画面が表示され、利用者が入力キー15fを操作して各項目を入力し、車両の予約操作を行うと、住戸端末10から幹線20及び分岐装置21を介してデータ識別装置25へ車両の予約を要求する信号が出力される。データ識別装置25は、幹線20を介して入力される信号から車両管理センター30への信号を識別しており、住戸端末10から車両の予約を要求する信号が入力されると、この信号を車両管理サーバー31に出力する。
【0041】
この時、車両管理サーバー31は、データベースDB1から予約状況を示す予約情報D4を読み込み、共用車両に空きがあれば予約処理を実行する。その結果は制御装置23を介して住戸端末10に返送され、住戸端末10の表示部16に表示される。そして、利用者が住戸端末10の表示部16を見て、予約結果を確認すると、予約処理が完了する。
【0042】
また、何れかの住戸2に居住する利用者が住戸端末10を用いて利用状況を照会する手順について説明する。管理センター30のデータベースDB1には最新の予約情報D4とは別に、予約情報D4の履歴を示す情報が登録されている。また、料金情報D5についても前回の締め日から現在までの利用実績に応じた累計の料金情報が最新の情報として保存されるとともに、最新情報とは別に過去の履歴を示す料金情報が登録されている。利用者が、自宅に設置された住戸端末10のセレクトキー15cを押操作すると、表示部16の画面が利用照会の画面に切り替わり、住戸端末10から車両管理サーバー31にアクセスして、利用状況の照会処理を実行する。この時、車両管理センター30からデータ識別装置2を介して住戸端末10へ利用状況のデータが送信され、信号処理部18が受信した利用状況のデータを表示部16に表示させているので、表示部16の画面を見て利用状況を確認することができる。
【0043】
一方、外出先から外部端末を用いて予約処理を行う場合は、公衆電話網NTに接続される端末装置X、或いは、携帯電話などの移動端末Yを用い、外部用通信部32bを介して車両管理サーバー31にアクセスすると、端末装置Xまたは移動端末Yの表示部に本人認証を行う画面が表示され、例えば利用者に対して各利用者に割り当てた識別IDとパスワードの入力を要求する。利用者が端末装置Xまたは移動端末Yの操作部を用いて識別ID及びパスワードを入力すると、入力データが車両管理サーバー31に送信され、認証手段としての信号処理部36が入力された識別ID及びパスワードとデータベースDB1に登録された識別ID及びパスワードとの一致、不一致を判断して本人識別を行う。そして、本人識別が終了すれば、端末装置Xまたは移動端末Yから上述と同様の処理を行うことによって予約処理を行うことができる。
【0044】
ところで、共用車両の利用が一度に集中すると、共用車両が不足して利用者の利用要求に答えることができず、利便性が損なわれる虞があるが、本発明に係る車両共用システムでは、共用車両が不足気味になった場合、別の車両共用システム(外部システムと言う)の車両管理センターに対して共用車両に空きがあるか否かを問い合わせ、共用車両に空きがあれば空いている共用車両(余剰車両と言う)を外部システムから借り受けて利用者に供しており、利用者の利用要求に応えられないような事態が生じるのを防止している。
【0045】
ここで、車両管理センター30のデータベースDB1には、図8に示すように外部システムの連絡先を示す外部アドレス情報D31と、それぞれの外部システムの優先度を示す優先度情報D32とが登録されている。尚、外部アドレス情報D31としては、外部システムと通信するためのアドレス情報(例えば外部システムの連絡先の電話番号やメールアドレス)が登録される。
【0046】
車両管理サーバー31では、データベースDB1に登録された予約情報D4をもとに共用車両の利用状況を逐次判断しており、共用車両が不足してくると、優先度情報D32と外部アドレス情報D31とを元にして優先度の最も高い外部システムの車両管理サーバにアクセスし、共用車両が不足していることを示す車両不足情報を送信する。外部システムの車両管理サーバでは車両不足情報を受け取ると、余剰車両の有無を判断し、車両の貸し出しが可能か否かを示すデータを車両管理サーバー31に送信する。そして、外部システムに余剰車両があれば、本システムの車両管理サーバー31は外部システムの車両管理サーバに対して余剰車両の利用を予約する旨のデータを送信し、余剰車両の貸し出しを予約する。外部システムの車両を予約した場合には、外部システムの車両の駐車場所まで借りに行くか、予約した住戸の近くまで配車してもらうなど、配車の手間が必要になるため利用料金が高くなったり、利便性が悪化したりするが、空き車両がないために車両を利用できなくなるといった状況を回避することができ、利用者にとっての利便性は従来より向上する。
【0047】
また、優先度の高い外部システムに余剰車両がなく、車両を手配できなかった場合、車両管理サーバー31では優先度情報D32を元にして次に優先度の高い外部システムの車両管理サーバにアクセスし、上述と同様の処理を行って、余剰車両の有無を問い合わせ、余剰車両があれば余剰車両の貸し出しを予約する。そして、車両管理サーバー31では、余剰車両を手配できるまで、優先順位の高い順番に外部システムに問い合わせを行うようにしている。ここで、外部システムの優先度は、余剰車両の手配に必要な費用が少ない外部システムほど優先順位を高くしている。例えば外部システムとの距離が近いほど、車両の運搬時間が短くなり、また運搬費用も安く済むので、距離が近い外部システムほど優先順位を高くしている。
【0048】
なお、外部システムでは、余剰車両が少ない場合、そのシステムの利用者から突然の利用申込みがあると、共用車両が不足して利用申込みに対応できない場合があるので、共用車両の空きがある程度ある場合のみ他のシステムからの予約を受け付けるのが好ましい。本実施形態では外部システムとして、本システムと同様の車両共用システムを例に説明したが、複数台の車両を保有してその運用を管理しているようなシステムであれば、どのようなシステムでも良い。
【0049】
ところで、図1の例では集合住宅1が1つの居住棟で構成されているが、図5に示すように複数の居住棟51,52,53…で集合住宅1を構成しても良く、この場合は管理棟7にインターホンシステムの制御装置23が設置され、制御装置23と各居住棟51,52,53…の住戸に設置された住戸端末10との間は幹線20と分岐装置21とを介して電気的に接続される。また、各住戸端末10は管理棟7に設置されたインターホンシステムの制御装置23を介して上述した車両管理センターに電気的に接続される。尚、図5では図示を省略しているがロビーインターホン22は各居住棟51,52,53…のロビーにそれぞれ設置されている。また、図5では車両管理センター30を省略して図示してある。
【0050】
また、本発明に係る車両共用システムでは、共用車両の駐車場として集合住宅1の居住者用に用意された駐車場を使用している。図6は集合住宅1の見取り図を示しており、集合住宅1の敷地の略中央には居住者のための共同駐車場6が設けられ、この共同駐車場の周りに3棟の居住棟51,52,53が建てられている。通常、集合住宅では各住戸に少なくとも1台分の駐車スペースが割り当てられるよう駐車スペースが設けられているので、共用車両を利用する居住者に割り当てられた駐車スペース6aを共用車両の駐車スペースとして利用すれば、共用車両のための駐車スペースを新たに作ることなく共用車両の駐車スペースを確保できる。また、共用車両を利用する場合は、複数の世帯で1つの駐車スペースを利用することになるため、駐車スペースの利用代金を個人で利用する場合よりも安く設定できる。
【0051】
尚、上述の実施形態では、車両管理センター30とインターホンシステムとの間で有線方式でデータ伝送を行っているが、伝送方式を有線方式に限定する趣旨のものではなく、無線方式、或いは公衆網を利用してデータ伝送を行うようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、集合住宅に入居する複数の世帯で1乃至複数台の共用車両を共用する車両共用システムであって、各利用者の住戸にそれぞれ設置された端末装置と、共用車両の予約、空き状況の照会、或いは利用登録や解約などの共用車両の貸し出しに関わる処理を行う車両管理サーバー、及び、利用者や共用車両に関するデータを保存するデータベースからなる車両管理センターとで構成され、共用車両の保管場所として集合住宅の居住者用に用意された駐車場を利用し、各端末装置と車両管理サーバーとの間では、集合住宅に予め設けられている共用の通信設備を利用した第1の通信手段を用いてデータ通信が行われ、利用者が端末装置を用いて共用車両の利用に関わる操作を行うと、操作に応じた通信データが端末装置から車両管理サーバに送信され、車両管理サーバは端末装置から送信された通信データとデータベースに保存されたデータとを用いて共用車両の貸し出しに関わる処理を実行するとともに、複数台の車両の利用を管理する外部システムとの間でデータ通信を行うための外部通信手段を車両管理サーバに設け、共用車両が不足気味になった場合、車両管理サーバーは、外部通信手段を用いて外部システムに共用車両の不足情報を送信し、外部システムの管理する車両を共用車両として利用することを特徴とし、共用車両の保管場所として集合住宅の居住者用に用意された駐車場を利用しているので、共用車両を利用する場合でも、利用者の住戸から駐車場までの距離を個人的に車両を所有する場合と略同じにすることができ、共用車両を利用することによって利便性が損なわれることはない。また、利用者の住戸に設置された端末装置と車両管理センターとの間では、集合住宅の既設の通信設備を利用しているので、共用車両を利用するために新たに通信設備を設置する必要が無く、このシステムを導入する際の初期費用を低減できるという効果がある。さらに、共用車両が不足して利用者が車両を利用できなくなるような事態を防止できるという効果がある。
【0053】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記共用の通信設備は、集合住宅の各住戸の設けられたインターホン装置と、各インターホン装置に信号線を介して接続され各インターホン装置の通話を制御するインターホン制御装置とで構成されるインターホンシステムであり、上記端末装置にインターホン装置としての機能を持たせるとともに、上記インターホン制御装置に上記端末装置より送信された通信データから共用車両の利用に関わる通信データを識別して、車両管理サーバに出力するデータ識別手段を設けて成ることを特徴とし、共用の通信設備として集合住宅のインターホンシステムを用いており、端末装置と車両管理サーバとの間のデータ通信にインターホンシステムの通信線を用いているので、電話線などの有料の通信線を利用する場合に比べて通信コストを低減できるという効果がある。
【0054】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、上記車両管理サーバに、集合住宅の外部にある外部端末との間で移動体網或いは公衆網などの通信網を経由してデータ通信を行う第2の通信手段と、第2の通信手段を経由してアクセスした利用者の本人識別を行うための認証手段とを設け、外部の端末装置から送信された通信データに応じて共用車両の貸し出しに関わる処理を行うことを特徴とし、車両管理サーバでは、外部の端末装置から第2の通信手段を利用してアクセスされた場合、認証手段により本人認証を行うことによって利用者を識別しているので、外出先などから共用車両の利用に関わる操作を行うことができ、利便性が向上するという効果がある。
【0055】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の個人情報、共用車両の予約状況に関する予約情報、利用料金に関する料金情報などの情報を各利用者と関連付けて保存するとともに、複数の利用者を1つのグループとして、同じグループの利用者の情報を関連付けて保存することを特徴とし、知人などの特定の利用者同士でグループをつくり、そのグループで同じ車両を共用できるという効果がある。
【0056】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の身体や運動能力に関わる情報であって車いすに対応した車両の利用を希望するか否かを示す情報を少なくとも含む個人情報と、自動車保険の保険条件に関する保険情報の内の少なくとも何れか一方を含む第1の利用登録情報が各利用者と関連付けて保存されており、第1の利用登録情報を用いて各利用者を複数のグループに分類する第1の分類手段を上記車両管理サーバーに設け、第1の分類手段による分類結果を第1のグループ情報として上記データベースに保存することを特徴とし、第1の分類手段により第1の利用登録情報を元にして利用者を複数のグループに分類することができ、例えば自動車保険料などの維持コストや、共用車両の装備による車両コストの増加分が少なくなるように利用者を分類して、各グループに応じた共用車両を用意することによって、車両コストや運用コストを削減しその分利用コストを低減できるという効果がある。
【0057】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1つに記載の発明において、上記データベースには、各利用者の共用車両に関する嗜好を表す嗜好情報と、共用車両の利用料金や装備や新品度合いなどの特徴についての許容範囲を示す許容範囲情報の内の少なくとも何れか一方を含む第2の利用登録情報が各利用者に関連付けて保存されており、第2の利用登録情報を用いて各利用者を複数のグループに分類する第2の分類手段を上記車両管理サーバーに設け、第2の分類手段による分類結果を第2のグループ情報として上記データベースに保存することを特徴とし、第2の分類手段により第2の利用登録情報を元にして利用者を複数のグループに分類することができ、例えば車両コストや維持コストを考慮して利用者を嗜好情報や許容範囲情報を元に分類し、各グループに応じた共用車両を用意することによって、車両コストや運用コストを削減しその分利用コストを低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の車両管理システムの概略構成図である。
【図2】同上の住戸端末のブロック図である。
【図3】同上の住戸端末の外観図である。
【図4】同上の車両管理センターのブロック図である。
【図5】同上の別の車両管理システムの概略構成図である。
【図6】同上を用いる集合住宅の配置図である。
【図7】同上のデータベースに登録した登録情報の説明図である。
【図8】同上のデータベースに登録した別の登録情報の説明図である。
【符号の説明】
2 住戸
10 住戸端末
30 車両管理センター
31 車両管理サーバー
32 データベース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle sharing system in which a plurality of users share a vehicle, and more particularly to a vehicle sharing system in which a plurality of users share a vehicle in an apartment house or the like.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a system that shares multiple cars (shared vehicles) with multiple users for the purpose of improving air pollution and traffic congestion in urban areas, effectively using limited resources, and reducing the cost of living (hereinafter referred to as Such a system is called a vehicle sharing system.) Has been proposed and has been experimentally introduced in some areas.
[0003]
However, in the conventional vehicle sharing system, the parking location of the shared vehicle is far from the residence of the user of the system, and it is inconvenient to use, or if you include the maintenance and management costs of the shared vehicle, you own the vehicle yourself It was only a little cheaper than the case.
[0004]
Conventionally, a shared vehicle system has also been proposed in which rental of shared vehicles is performed in an organizational unit such as a company to which a plurality of users belong, and the rental time to each user is efficiently managed (Japanese Patent Laid-Open No. Hei. 10-255192).
[0005]
In such a system, the user is classified into a user group used during commuting hours and a daytime user used during daytime. It is classified into users, and the schedule for each user to use a shared vehicle is adjusted. For example, in the morning, a regular user uses a shared vehicle from his / her home to the parking lot near the station, a reverse user uses the parking lot near the station to a parking lot near the office, and in the evening, the reverse user A regular user uses a shared vehicle from the parking lot near the office to the parking lot near the station from the parking lot near the station to the home. Also, during the daytime when the reverse user is working, the daytime user borrows a shared vehicle from the parking lot around the work place and uses it for shopping.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the vehicle sharing system described above, the reverse user uses the shared vehicle in the parking lot near the station used by the regular user, and the daytime user uses the shared vehicle in the parking lot around the reverse user's office. Therefore, there is a problem in that it is difficult to adjust the schedule and the user feels inconvenienced when he / she wants to use it to another place personally or to use a shared vehicle urgently. Therefore, an organization such as a company whose usage is determined to some extent must be the main service target, and when providing a service for an individual user, the individual user feels inconvenience.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a vehicle sharing system that improves the convenience of a user who uses a shared vehicle.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a vehicle sharing system in which one or a plurality of shared vehicles are shared among a plurality of households occupying an apartment house, and installed in each user's dwelling unit. Terminal device, a vehicle management server that performs processing related to rental of shared vehicles, such as reservation of shared vehicles, inquiry of availability, or registration and cancellation of use, and a database that stores data related to users and shared vehicles It is composed of a vehicle management center and uses a parking lot prepared for residents of an apartment house as a storage place for shared vehicles, and is provided in advance in the apartment house between each terminal device and the vehicle management server. When data communication is performed using the first communication means using a common communication facility and the user performs an operation related to the use of the shared vehicle using the terminal device, the communication corresponding to the operation is performed. Data is transmitted from the terminal apparatus to the vehicle management server, the vehicle management server executes a process relating to lending the shared vehicle by using the data stored in the transmitted communication data and the database from the terminal deviceIn addition, if the vehicle management server is provided with an external communication means for performing data communication with an external system that manages the use of a plurality of vehicles, and the shared vehicle becomes scarce, the vehicle management server The information on the shortage of shared vehicles is transmitted to the external system using the means, and the vehicle managed by the external system is used as the shared vehicleSince the parking lot prepared for the residents of the housing complex is used as a storage location for the shared vehicle, the distance from the user's dwelling unit to the parking lot can be personalized even when using the shared vehicle. In general, it can be made substantially the same as the case of owning a vehicle, and convenience is not impaired by using a shared vehicle. Also, between the terminal device installed in the user's dwelling unit and the vehicle management center, the existing communication equipment in the housing complex is used, so it is necessary to install new communication equipment in order to use the shared vehicle. The initial cost for introducing this system can be reduced.Furthermore, it is possible to prevent a situation in which a user cannot use a vehicle due to a lack of shared vehicles.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the shared communication facility includes an interphone device provided in each dwelling unit of the apartment house, and a call between each intercom device connected to each intercom device via a signal line. An interphone system configured to control an intercom, and the terminal device has a function as an interphone device, and the interphone control device can be used for a shared vehicle from communication data transmitted from the terminal device. It is characterized by providing data identification means for identifying the related communication data and outputting it to the vehicle management server, and using a collective housing intercom system as a shared communication facility, between the terminal device and the vehicle management server Because the intercom system communication line is used for data communication, pay communication such as a telephone line It is possible to reduce the communication cost compared to the case of using the.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the vehicle management server communicates data with an external terminal outside the apartment house via a communication network such as a mobile network or a public network. A second communication means for performing authentication and an authentication means for identifying the identity of a user who has accessed through the second communication means, and a shared vehicle according to communication data transmitted from an external terminal device When the vehicle management server is accessed from the external terminal device using the second communication means, the user is identified by authenticating the user by the authentication means. Therefore, operations related to the use of the shared vehicle can be performed from the outside, and the convenience is improved.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the database includes personal information of each user, reservation information relating to a reservation status of a shared vehicle, fee information relating to a usage fee, etc. The information is stored in association with each user, and a plurality of users are stored as one group, and information on users in the same group are stored in association with each other. And the same vehicle can be shared by the group.
[0012]
According to a fifth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to fourth aspects of the present invention, the database relates to the body and athletic ability of each user.Information that includes at least information indicating whether or not a vehicle corresponding to a wheelchair is desired.The first usage registration information including at least one of personal information and insurance information on the insurance conditions of car insurance is stored in association with each user, and each usage is stored using the first usage registration information. First classification means for classifying a person into a plurality of groups is provided in the vehicle management server, and a classification result obtained by the first classification means is stored in the database as first group information. By means, the user can be classified into a plurality of groups based on the first usage registration information so that, for example, maintenance costs such as automobile insurance premiums and vehicle cost increases due to the use of shared vehicles are reduced. By classifying users and preparing shared vehicles according to each group, vehicle costs and operation costs can be reduced, and the usage costs can be reduced accordingly.
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to fifth aspects, the database includes preference information indicating a preference regarding a shared vehicle of each user, a usage fee and equipment for the shared vehicle, Second usage registration information including at least one of allowable range information indicating an allowable range for features such as the degree of new article is stored in association with each user, and the second usage registration information is used. The vehicle management server is provided with second classification means for classifying each user into a plurality of groups, and the classification result obtained by the second classification means is stored in the database as second group information. The classifying means can classify the users into a plurality of groups based on the second usage registration information. For example, the user is classified into preference information and allowable range information in consideration of vehicle cost and maintenance cost. The classified based on, by providing a shared vehicle corresponding to each group, to reduce vehicle cost and operation cost can be reduced correspondingly utilization costs.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The schematic block diagram of one Embodiment of the vehicle sharing system which concerns on this invention is shown in FIG. In this vehicle sharing system, residents living in the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
FIG. 2 is a block diagram of the
[0019]
FIG. 3 shows an external view of the
[0020]
In addition, on the lower side of the front surface of the
[0021]
On the other hand, FIG. 4 shows a schematic configuration diagram of the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
Here, the operation of the intercom system will be briefly described. When the visitor operates the operation button (not shown) of the
[0025]
In the
[0026]
On the other hand, when a call is received from the
[0027]
In addition, when the
[0028]
On the other hand, the
[0029]
By the way, in the vehicle shared system which concerns on this invention, between the
[0030]
When the
[0031]
FIG. 7 shows an example of information registered in the database DB1. In the database DB1, personal information D1, such as names of users A, B, C, etc., shared registration information D2, usage class information D3, reservation information D4, fee information D5 for the current month, first usage registration information D10,
[0032]
Here, a procedure in which a resident who wants to use the vehicle sharing system (hereinafter referred to as a user who wants to use) accesses the
[0033]
First, at the time of application for use, whether or not a user who wishes to use uses the same vehicle with a specific other resident (such as an acquaintance) (whether or not such registration form is called joint registration). When the user selects and joint registration is selected, the information on the user who wants to use is registered as shared registration information D2.
[0034]
Next, the use applicant registers personal information D11 such as age and physical ability, insurance information D12, and vehicle usage information D13. These pieces of information are registered in the database DB1 as first use registration information D10 in association with each user. In the personal information D11, the gender, physical characteristics, athletic ability, and the like of the user are registered, and information such as whether or not to use a vehicle corresponding to a wheelchair is registered. As the insurance information D12, information relating to insurance conditions of automobile insurance such as a desired insurance age range (range of age to which insurance is applied) and coverage content are registered. The vehicle usage information D13 includes information such as the main usage purpose (commuting to school, weekend use, recreation, shopping use, commercial use, etc.), usage time, usage distance (annual mileage), and driving experience of the shared vehicle. be registered. In this embodiment, both the personal information D11 and the insurance information D12 are registered as the first use registration information D10. However, only one of the personal information D11 and the insurance information D12 is registered. Also good.
[0035]
Further, the user wishing to register the preference information D21 of the shared vehicle and the tolerance range information D22 indicating the tolerance range of the shared vehicle such as a new condition, and these information are stored as second usage registration information D20 for each user. It is associated and registered in the database DB1. As the preference information D21, the user's preference regarding the type of shared vehicle (eg sedan, one box, RV, SUV, etc.), color scheme (paint color), vehicle type, equipment (optional equipment such as audio, car navigation, child seat) The information shown is registered. The allowable range information D22 includes the transmission type of the common vehicle (manual or AT), the type of power source (gasoline engine, diesel engine, electric motor, hybrid engine, etc.), and the degree of newness (new car, old and new). Information indicating the allowable range of the user is registered regarding the characteristics of the vehicle such as a car, a diversion of an exhibition car, or a diversion of a commercial vehicle. In the present embodiment, both the preference information D21 and the allowable range information D22 are registered as the second usage registration information D20, but only one of the preference information D21 and the allowable range information D22 is registered. Anyway.
[0036]
The first use registration information D10 described above is the first group that is most suitable for the operation of the system in consideration of the introduction cost, maintenance cost, and insurance fee of the shared vehicle (this group of users is referred to as a user class). ) Is useful for classifying each user. That is, it becomes easy to predict each user's behavior pattern and usage status using the first usage registration information D10 at the time of user registration, and the
[0037]
Here, a program for operating the
[0038]
Further, the
[0039]
As described above, the
[0040]
Next, a procedure in which a user who lives in any one of the
[0041]
At this time, the
[0042]
In addition, a procedure in which a user who lives in any one of the
[0043]
On the other hand, when reservation processing is performed from an outside location using an external terminal, the terminal device X connected to the public telephone network NT or the mobile terminal Y such as a mobile phone is used, and the vehicle is connected via the
[0044]
By the way, if the use of shared vehicles is concentrated at one time, there is a risk that the number of shared vehicles will be insufficient and it will not be possible to answer the user's request for use, and convenience may be impaired. If the vehicle becomes scarce, ask the vehicle management center of another vehicle sharing system (referred to as an external system) whether the shared vehicle is available. A vehicle (referred to as a surplus vehicle) is borrowed from an external system and provided to a user to prevent a situation in which the user's usage request cannot be met.
[0045]
Here, in the database DB1 of the
[0046]
The
[0047]
If there is no surplus vehicle in the external system with high priority and no vehicle can be arranged, the
[0048]
In addition, when there are few surplus vehicles in the external system, if there is a sudden use application from the user of the system, there may be a shortage of shared vehicles and the use application cannot be handled. It is preferable to accept reservations from other systems only. In the present embodiment, a vehicle sharing system similar to the present system has been described as an example of the external system. However, any system may be used as long as it has a plurality of vehicles and manages its operation. good.
[0049]
Incidentally, in the example of FIG. 1, the
[0050]
Moreover, in the vehicle sharing system which concerns on this invention, the parking lot prepared for the residents of the
[0051]
In the above-described embodiment, data transmission is performed between the
[0052]
【The invention's effect】
As described above, the invention of
[0053]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the shared communication facility includes an interphone device provided in each dwelling unit of the apartment house, and a call between each intercom device connected to each interphone device via a signal line. An interphone system configured to control an intercom, and the terminal device has a function as an interphone device, and the interphone control device can be used for a shared vehicle from communication data transmitted from the terminal device. It is characterized by providing data identification means for identifying the related communication data and outputting it to the vehicle management server, and using a collective housing intercom system as a shared communication facility, between the terminal device and the vehicle management server Intercom system communication lines are used for data communication, so paid communication lines such as telephone lines There is an effect of reducing the communication cost compared to the case of utilizing.
[0054]
According to a third aspect of the invention, in the first or second aspect of the invention, the vehicle management server communicates data with an external terminal outside the apartment house via a communication network such as a mobile network or a public network. A second communication means for performing authentication and an authentication means for identifying the identity of a user who has accessed through the second communication means, and a shared vehicle according to communication data transmitted from an external terminal device When the vehicle management server is accessed from the external terminal device using the second communication means, the user is identified by authenticating the user by the authentication means. Therefore, it is possible to perform operations related to the use of the shared vehicle from the outside, and the convenience is improved.
[0055]
The invention according to claim 4 is the invention according to any one of
[0056]
The invention according to claim 5 is the invention according to any one of
[0057]
The invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a vehicle management system according to an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram of the above-mentioned dwelling unit terminal.
FIG. 3 is an external view of the above-mentioned dwelling unit terminal.
FIG. 4 is a block diagram of the same vehicle management center.
FIG. 5 is a schematic configuration diagram of another vehicle management system according to the first embodiment.
FIG. 6 is a layout diagram of an apartment house using the same as above.
FIG. 7 is an explanatory diagram of registered information registered in the database.
FIG. 8 is an explanatory diagram of other registration information registered in the database described above.
[Explanation of symbols]
2 dwelling units
10 Dwelling unit terminal
30 Vehicle Management Center
31 Vehicle management server
32 database
Claims (6)
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