JP4004950B2 - 商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体 - Google Patents

商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、オンラインショッピングにおいて商品の値引を行う商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【背景技術】
現在、インターネットにおいて、様々なオンラインショッピングが行われている。それらのオンラインショッピングでは、通常のオフライン(対面)販売に対して、店舗に出向く必要がなく自宅でショッピングが出来る、多種多様の商品を見比べて購入する事が出来るなどの特徴があるが、価格が低い事を特徴とする事も多い。しかし現在、オンラインショッピングを提供する数多くのサイトがあり、各サイトはより多くの顧客を集めようと様々な工夫をしている。例えば、他のサイトに比べより安価な商品を提供する、扱う商品に特色を持たせる、無料メールアドレスを発行するなど顧客に特典を与える、メールで商品の広告を送る、ユーザーインターフェースを工夫する、等である。
【0003】
そのうち、顧客はより安価な商品を提供するサイトに関心を持つ事が多い。顧客は同様の商品を扱う他のショッピングサイトと比較したり、あるいは、価格情報掲載されているサイトを参照して、最も安い料金で商品を提供しているショッピングサイトで購入をする事もしばしばある。この結果、オンラインショッピングにおいては単なる価格競争に陥ってしまっている。
【0004】
しかしこのような状況において、サイトとしての利益を考えると、価格を下げる場合においても限界がある。更に、オンラインショッピングの提供サイト自体の魅力が欠けてしまっている問題点がある。
【0005】
又、オンラインショッピングにおいて、商品を何度も購入していても販売価格が一定金額で、オフライン販売が提供するようなサービスに還元する事が出来なかった。例えば、オフライン販売では、顧客に対してはポイントカード等が発行されるシステムを採用して固定客を確保する事は良く知られている。しかし、オンラインショッピングではそれに相当するシステムがあまり知られていない。その結果、顧客は同じショッピングサイトで繰り返し購入する必要がなく、固定の顧客が少なかった。
【0006】
又、商品を特別安く提供したサービス品について、その購入手段を友人に知らせたり、インターネットの掲示板等で広く開示されてしまう場合がある。その結果、そのサービス品にのみ購入が殺到し、最終的に赤字になってしまう事があった。
【0007】
又、商品を販売するに従って、在庫を多く抱えてしまう商品などがでてくるが、その商品を顧客に売り込む方法がなかった。
【0008】
【発明の開示】
本発明は、顧客にとって魅力的でかつ安価な商品を提供出来る商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事を目的とするものである。従って本発明の目的は、顧客がキーワードの設定を行うことや、ゲームやクイズを行うことによって、即ち、商品購入にゲーム性を持たせることで、顧客は商品の値引を受けられ、サービス提供側は集客度を上げる商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供するものである。
【0009】
本発明の別の目的は、今までの購入実績によって更に割引が受けられる商取引システム及び商取引方法を提供するものである。
【0010】
本発明の別の目的は、値引率の高い購入方法を再度利用されないように、キーワード、あるいは値引率を変更する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供するものである。
【0011】
本発明の別の目的は、商品の在庫数・販売数などを考慮して商品の販売価格を変動させ、顧客の商品購入を操作する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供するものである。
【0012】
本発明の第1の特徴は、顧客端末から商品の注文を受け付ける受注手段と、顧客端末からの入力が予想される複数のキーワード、複数のキーワードにそれぞれ対応した販売価格決定基準を与えるランク、キーワードが適用される商品の種別とを少なくとも記録したキーワードデータベースと、キーワードに依存して商品の販売価格を設定する販売価格設定手段とからなる事を特徴とする商取引システムとした事である。キーワードデータベースは、キーワードとそれに対応する販売価格を定義するデータベースである。キーワードの設定は、商品毎に行っても良いし、商品の種別毎に行っても良い。又、商取引サーバーが扱う全ての商品に対して設定を行っても良い。
【0013】
本発明に依る商取引システムは好ましくは、商取引サーバーは、販売価格を更新する販売価格更新手段を更に備える。これにより、大変安価な販売価格を設定するキーワードが第三者に流出して注文が殺到したとしても、商取引サーバーに損害を与える事を防ぐ事が出来る。又、商取引サーバーは、顧客情報及び該顧客情報に対応した商品の購入履歴情報を少なくとも記録した顧客データベースを更に備えても良い。この場合、販売価格設定手段は、顧客データベースに記録された購入履歴情報を参照して販売価格を設定しても良い。これにより、顧客が同一の商取引サーバーで商品の購入を行えば、より安い商品を購入する事が出来る。従って、商取引サーバーは、より多くの固定顧客を確保する事が出来る。
【0014】
本発明の第2の特徴は、顧客端末に商品情報を表示させるステップと、顧客端末の操作を介してキーワードを入力させるステップと、キーワード、キーワードに対応した販売価格決定基準を与えるランク、キーワードが適用される商品の種別とを少なくとも記録したキーワードデータベースを参照して、商品の販売価格を設定するステップと、販売価格を顧客端末に提示するステップと、販売価格で商取引処理を実行するステップとからなる商取引方法とした事である。ここで、キーワードは、顧客端末から入力される任意の文字列である。又は、提示する複数の項目から選択可能である。又は、ゲームあるいはクイズの結果として決定されるこれらのキーワードによって、商品の販売価格が設定されるので、顧客は様々なキーワードを入力する事になりゲーム性を高める事が出来る。又、販売価格を下げるばかりでなく、定価よりも高い販売価格を表示させるキーワードがあれば、よりゲーム性を高める事も出来る。
【0015】
本目的に依る商取引方法は好ましくは、顧客毎に顧客番号及び認証情報を発行し、顧客端末に送信するステップと、顧客端末に顧客番号及び認証情報を送信させ、認証するステップとから更になる。顧客が顧客番号を持つ事により、商取引サーバーは、顧客管理を行い、顧客の商品購入履歴を取得する事が出来る。この場合、販売価格を設定するステップは、顧客データベースに記録された顧客の商品の購入履歴情報を参照して実施される。これにより、商品の購入実績が多い場合に、更に低い販売価格を設定する事が出来るので、固定の顧客を確保しやすくなる。
【0016】
又、本目的に依る商取引方法は好ましくは、キーワードデータベースを参照して、キーワードに対応した応答文言を顧客端末に送信するステップを更に備えても良い。ここで「応答文言」とは、顧客端末から入力されるキーワードと会話形式で応答するメッセージであってもよいし、キーワードに対応する価格を提示するだけのものでも構わない。この場合、顧客は商取引サーバーと会話しながら商品を購入出来るので、よりゲーム性の高い、魅力的なオンラインショッピングを提供する事が出来る。あるいは、商取引サーバーが、キーワードによって商品の販売価格を設定するステップは、キーワードの意味に依らず販売価格を設定しても構わない。
【0017】
又、本目的に依る商取引方法は好ましくは、販売価格を設定するステップは、商品の販売数又は在庫数を参照して販売価格を設定しても良い。これにより、商品の売れ行きや在庫に応じて商品の価格を設定する事が出来るので、顧客の購入意欲を制御し、無駄な在庫を抱える必要がなくなる。
【0018】
又、本目的に依る商取引方法は好ましくは、販売価格を設定する方法を変更するステップを更に備えても構わない。これにより、商品の値引が大きいキーワードが第三者に流出し、注文が殺到しても、商取引サーバーに大きな損害を与える事はない。
【0019】
本発明の第3の特徴は、キーワードデータベースと、該キーワードデータベースを参照して商品の販売価格を設定する販売価格設定手段とを備えた商取引サーバーに用いるコンピュータ読取り可能なデータ構造とした事である。即ち、このデータ構造は、キーワードをキー値とし、キーに関連づけられた販売価格、対象商品、応答文言、ランクのうち少なくとも一つの項目を含むレコードの集合からなるキーワードファイルから構成されている販売価格設定データ構造である。
【0020】
ここで、「記録媒体」とは、例えばコンピュータの外部メモリ装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプログラムを記録する事が出来るような媒体などを意味する。具体的には、フレキシブルディスク、CD−ROM,MOディスク、カセットテープ、オープンリールテープなどが「記録媒体」に含まれる。また「応答文言」とは、顧客端末から入力されるキーワードと会話形式で応答するメッセージであってもよいし、キーワードに対応する価格を提示するだけのものでも構わない。これにより、商取引サーバーはキーワードに対応した販売価格、応答文言を提示する事が出来る。「ランク」とは、販売価格を決定する項目で、ランク対象範囲、販売価格のうち少なくとも一つの項目を含むレコードの集合からなるランクファイルで定義される。ランク対象範囲とは、ランクを決定するための項目で、例えば、販売数、在庫数などが挙げられる。又、ランクに応じて一律に販売価格を設定しても構わないし、あるキーワードを入力した場合にのみ大幅な値下げがあるなどの制御を行っても構わない。
【0021】
【発明を実施するための最良の形態】
第1の実施例
本発明の第1の実施例に係る商取引方法は、顧客が入力したキーワードの意味に応じて商品の販売価格を設定し、更に顧客の販売実績に応じて販売価格を決定するものである。
【0022】
本発明の第1の実施例における商取引システムのシステム構成図を、図1に示す。商取引システムは、商取引サーバー1、第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・と、通信ネットワーク(インターネット)3により構成される。第1の実施例においては、通信ネットワークとしてインターネットを挙げているが、パソコン通信などのその他のネットワークでも良い。商取引サーバー1、第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・は、インターネット3に接続されている。商取引サーバー1は、オンラインショッピングを提供するサーバーである。又、第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・は、商取引サーバー1が提供するオンラインショッピングで商品を購入する顧客が操作する顧客端末である。
【0023】
商取引サーバー1のブロック図を図2に示す。商取引サーバーは、入力装置41、出力装置42、入出力装置43、通信制御装置44、一時記憶装置45、時計装置46、サーバー処理制御装置47、顧客データベース48、商品データベース49、キーワードデータベース50、ランク設定データベース51により構成されている。入力装置41は、キーボード、マウスなどにより、出力装置42は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイなどの表示装置、インクジェットプリンタ、レーザープリンタなどの印刷装置等により構成される。入出力装置43は、外部装置とのインターフェースで、ここで外部装置とは、CD−ROM、MO、ZIPなどの記憶装置等である。通信制御装置44は、インターネット3に接続するためのインターフェースとなるものである。従って、モデム(MODEM)、宅内回線終端装置(DSU)、通信制御装置(CCU)、通信制御処理装置(CCP)等のデータ回線終端装置がこれに該当する。又、TA(ターミナルアダプタ)、ダイアルアップルータ、LANボード等もこれに該当する。一時記憶装置45は、ROM(ロム:Read Only Memory)及びRAM(ラム:Random Access Memory)が組み込まれている。ROMはサーバー処理制御装置47において実行されるプログラムを格納しているプログラムメモリ等として機能し、RAMはサーバー処理制御装置47におけるプログラム実行処理中に利用されるデータ等を格納したり、作業領域として利用されるデータメモリ等として機能する。時計装置46は、商取引サーバー1に時間を表示するものである。又、商取引サーバー1と第1の顧客端末2a及び第2の顧客端末2bとデータを送受信する場合のタイムスタンプとなる時間を取得する時にも使用される。顧客データベース48は、顧客の顧客番号、氏名、住所、電話番号、決済方法、メールアドレス等が記録されている。又、更に購入実績の履歴が記録されている。商品データベース49は、商取引サーバー1が扱う商品の商品コード、商品名、価格、サイズ、商品説明URL(Uniform Resource Locator)等の商品に関する情報が記録されている。キーワードデータベース50は、顧客が入力するキーワードに対し、商取引サーバー1の応答文言、販売価格を決定するランク、このキーワードが
有効な商品の対象等の項目が記録されている。ランク設定データベース51は、ランクを決定するパラメータ及びランクにより設定される価格を定義している。例えば、ランク設定データベース51は、商品コード、ランク、今まで販売した数、販売価格等の項目を持つ。ここでは、販売価格を決定するランクのパラメータとして今まで販売した数を例にしているが、在庫の数やその他の項目でも構わない。
【0024】
サーバー処理制御装置47は、顧客登録手段47a、顧客認証手段47b、商品受注手段47c、販売価格設定手段47d、販売価格更新手段47e、キーワードデータベースデータ入力手段47fにより構成される。顧客登録手段47aは、オンラインショッピングを新たに利用する場合、顧客が行う顧客登録を制御する手段である。顧客登録手段47aは、顧客データベース48の更新を行う。顧客認証手段47bは、既に顧客登録を行った顧客が、オンラインショッピングする時に入力する顧客番号、パスワードを認証する手段である。その際、顧客データベース48の参照を行う。商品受注手段47cは、顧客が購入する商品を選択させたり、商品の受注を制御するなどの一般的な電子商取引を制御する手段である。販売価格設定手段47dは、キーワードによって異なる販売価格を設定する手段である。その際、キーワードデータベース50及びランク設定データベース51への参照を行う。販売価格更新手段47eは、キーワードに依る販売価格を更新するものである。より具体的には、ランク設定データベース51の各項目を更新する手段である。キーワードデータベースデータ入力手段47fは、キーワードデータベース50を更新するものである。例えば、季節や時事に関したキーワードを新規に登録するものである。
【0025】
図3乃至図6は、第1の実施例における各々のデータベースの項目及びデータの一例である。
【0026】
図3は、顧客データベース48の一例である。顧客データベース48は、以下の情報を持つ。
【0027】
(a)顧客番号、氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス等の顧客情報。
【0028】
(b)カード会社名、有効期限、カード番号等の決済情報。
【0029】
(c)パスワード、リマインダー等の認証情報。ここで、データベースに登録されるパスワードは、暗号化されているのが望ましい。具体的には、顧客登録手段47aにおいてパスワードの暗号化を、顧客認証手段47bにおいて、パスワードの平文化を行うのが良い。又、「リマインダー」は、パスワードを忘れた顧客にパスワードをメールで送信する場合に、顧客である事を認証するためのものである。顧客登録時に、顧客自らが質問と答を予め設定したものをリマインダーの質問項目と答項目に記録する。その後顧客がパスワードを忘れた場合、顧客にリマインダーの質問項目を提示し顧客に答えさせる。その答がリマインダーの答項目と一致する場合、顧客を認証し、パスワードをメールで送信する事が出来る。
【0030】
(d)購入日、商品コード、サイズ・色、個数等の購入実績の履歴情報。購入実績の履歴情報は、全ての購入実績を記録しても良いし、例えば最新の20件の購入実績のみ記録しても良い。
【0031】
図4は、商品データベース49の一例である。商品データベース49は、商品コード、商品名、価格、サイズ・色、商品説明ページ、在庫数、販売数、配送方法、手配日数等の情報を持つ。ここで、価格は値引前の商品の定価の事であり、この価格を元に商品の販売価格が計算される。
【0032】
図5は、キーワードデータベース50の一例である。キーワードデータベース50は、シーケンス番号、キーワード、応答文言、ランク、対象等の情報を持つ。ここで、「シーケンス番号」は、データベースのインデックスに相当するキーである。「キーワード」は第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・等の顧客端末から入力が予想されるキーワードで、「応答文言」は、キーワードに対応して商取引サーバー1が表示するコメントである。「応答文言」は、顧客端末から入力されるキーワードと会話形式で応答するメッセージであってもよいし、キーワードに対応する価格を提示するだけのものでも構わない。「ランク」は、販売価格を決定する基準を与えるものである。「対象」は、「キーワード」が適用される商品の種別である。キーワードが全ての商品に対して有効であるとしても良い。又、家電等のある種類の商品に対してのみ有効であるとしても良い。更に、ある特定の商品に対してのみ有効であるとしても構わない。
【0033】
図6は、ランク設定データベース51の一例である。ランク設定データベースは、商品コード、ランク、販売数、ランク限界値、販売価格等の情報を持つ。ここの例では、ランクは商品コード毎に設定されているが、全ての商品について共通にしても構わないし、家電等のある種類の商品に対して共通にしても構わない。又、「ランク限界値」は、同一ランクが適用される商品の販売数の最大値である。ランク設定データベース51を参照する事により、商品が販売される価格を取得する事が出来る。
【0034】
図5及び図6に示すキーワードデータベース50及びランク設定データベース51のデータ構造は販売価格設定データ構造である。これを、コンピュータ読取り可能な記録媒体に保存しておいても良い。この記録媒体をコンピュータシステムによって読み込ませ、図2に示した一時記憶装置45に格納し、この販売価格設定データ構造をサーバー処理制御装置47で実行して販売価格を設定する事も出来る。ここで、記録媒体とは、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプログラムを記録する事が出来るような媒体などが含まれる。コンピュータの外部メモリ装置も、ここで言う記録媒体に含まれる。
【0035】
図7は、第1の実施例での商取引サーバー1のフローチャートである。
【0036】
(a)まず、ステップS101において、第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・から、顧客登録の依頼か否か判断する。顧客登録の場合は、ステップS102において、顧客登録処理を行う。顧客登録処理は、図2における顧客登録手段47aを用いて実施する。
【0037】
(b)次に、ステップS103において、第1の顧客端末2a、第2の顧客端末2b、・・・・から、商品購入の依頼か否か判断する。商品購入の場合は、ステップS104において、商品購入処理を行う。商品購入処理は、図2における顧客認証手段47b、商品受注手段47c、販売価格設定手段47dを用いて実施する。
【0038】
(c)又、ステップS105において、キーワードの更新か否かを判断する。キーワード更新の場合は、ステップS106において、キーワード更新処理を行う。キーワード更新処理は、図2における販売価格更新手段47eを用いて実施する。又、キーワード更新処理が実行されるのは、商品購入処理S104の後に実行される場合や、一定時間毎に起動する場合、商取引サーバー1を操作するオペレーターの命令によって起動する場合などが挙げられる。
【0039】
図8は、図7の顧客登録処理における第1の顧客端末2a側のフローチャートである。ここでは、第1の顧客端末2aが商取引サーバー1で顧客登録する例で説明しているが、第2の顧客端末2bが商取引サーバー1で顧客登録する場合も同様である。
【0040】
(a)まずステップS111において、第1の顧客端末2aは商取引サーバー1に接続を行う。
【0041】
(b)次にステップS112において、氏名・住所・決済方法など、顧客登録に必要な情報を第1の顧客端末2aにおいて入力し、商取引サーバー1に送信する。
【0042】
(c)その後、ステップS113において、商取引サーバー1から送信される顧客番号を受信する。
【0043】
(d)最後に、ステップS114において、商取引サーバー1との接続を切断する。
【0044】
図9は、図7の顧客登録処理における商取引サーバー1側のフローチャートである。
【0045】
(a)まず、図8のステップS111に対応して、図9に示すステップS121において商取引サーバー1は第1の顧客端末2aからの接続を受け付ける。
【0046】
(b)次に、ステップS112に対応して、ステップS122において、商取引サーバー1は、第1の顧客端末2aから送信された氏名・住所・決済方法など、顧客登録に必要な情報を受信する。更に、ステップS123において、受信したデータが正当であるか否かチェックを行う。受信したデータが正当でない場合は、再度顧客端末2aにデータを入力させても良い。チェック終了後、ステップS124において、顧客登録手段47aにより、顧客番号を発行し、受信した情報を顧客データベース48に記録し、顧客登録を行う。
【0047】
(c)その後、ステップS113に対応して、ステップS125において、発行された顧客番号を第1の顧客端末2aに送信し、表示する。
【0048】
(d)最後に、ステップS114に対応して、ステップS126において、第1の顧客端末2aとの接続を切断する。
【0049】
図10は、図7の商品購入処理における第1の顧客端末2a側のフローチャートである。
【0050】
(a)まず、ステップS131において、第1の顧客端末2aは商取引サーバー1に接続する。
【0051】
(b)次に、ステップS132において、第1の顧客端末2aにおいて顧客番号、パスワード等を入力する。入力された顧客情報、パスワード等は、商取引サーバー1に送信され、ステップS133において、正当性のチェックが行われる。正当でなかった場合は、ステップS138において、商取引サーバー1との接続が切断される。あるいは、ステップS132において、再び顧客番号、パスワード等を入力するようにしても良い。正当だった場合は、ステップS134に進む。
【0052】
(c)ステップS134において、第1の顧客端末2aは、購入を希望する商品の検索を行う。
【0053】
(d)次に、ステップS135において、購入希望商品について、任意のキーワードを入力する。入力後、購入希望商品の販売価格が表示される。ステップS136において、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS135において、再びキーワードの入力を行う。あるいは、図示していないが、ステップS134において、希望商品の検索を行っても良い。購入する場合は、ステップS137において、商品購入を確認し、商取引サーバー1に送信する。
【0054】
(e)最後に、ステップS138において、商取引サーバー1との接続を切断する。
【0055】
図11は、図7の商品購入処理における商取引サーバー1側のフローチャートである。
【0056】
(a)まず、図10のステップS131に対応して、ステップS141において、商取引サーバー1は第1の顧客端末2aからの接続を受け付ける。
【0057】
(b)次に、ステップS132に対応して、ステップS142において、商取引サーバー1は、第1の顧客端末2aから送信された顧客番号、パスワードを受信し、ステップS143において、顧客認証手段47bにより、顧客データベース48を参照して、正当性のチェックを行う。正当でなかった場合は、ステップS138に対応して、ステップS153において、第1の顧客端末2aからの接続を切断する。あるいは、ステップS142において、再び顧客番号、パスワード等を送信させても良い。正当だった場合は、ステップS144に進む。
【0058】
(c)ステップS134に対応して、ステップS144において、第1の顧客端末2aが検索する商品の商品情報(商品の定価あるいは暫定商品価格を含む)を商品データベース48から読み出し、キーワード入力画面とともに表示する。
【0059】
(d)次に、ステップS135に対応して、ステップS145において、第1の顧客端末2aが送信したキーワードを受信する。ステップS146において、販売価格設定手段47dは、キーワードデータベース50及びランク設定データベース51を参照して、販売価格の設定を行う。具体的には、第1の顧客端末2aが検索した商品の商品情報に含まれる商品コード及び在庫数より、ランク設定データベース51を参照し、第1の顧客端末2aが検索した商品のランクを取得する。続いて、キーワードデータベース50を参照して、取得されたランクと同一なキーワードを検索する。この検索されたキーワードが、第1の顧客端末2aが入力したキーワードに一致するか否かの検索を行い、一致した場合、販売価格の設定を行う。更に加えて、ステップS147において、顧客データベース48に記録された、顧客の購入履歴を取得し、ステップS148において、販売価格の再設定を行っても良い。これにより、購入履歴が多い顧客に対して更に販売価格を下げる事も可能になる。このように計算された販売価格を、ステップS149において第1の顧客端末2aに送信し、表示する。ステップS136に対応して、ステップS150において、第1の顧客端末2aは、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS135に対応して、ステップS145で、再びキーワードの受信を行う。あるいは、図示していないが、ステップS144において、商品情報の表示を行っても良い。購入する場合は、ステップS137に対応して、ステップS151において、第1の顧客端末2aから商品購入確認を受信する。その後、ステップS152において、顧客データベース48の購入履歴を更新する。
【0060】
(e)最後に、ステップS138に対応して、ステップS153において、第1の顧客端末2aとの接続を切断する。
【0061】
図12は、図7のキーワード更新処理におけるフローチャートである。第1の実施例では、それぞれのキーワード毎に定義されたキーワードデータベース50のランクを更新する事により、キーワードにより設定される販売価格を変更する。ここで、ランクは商品の販売数により決定される。
【0062】
(a)まず、ステップS151において、商品データベース49を参照して、商品の販売数を取得する。ステップS152において、キーワードデータベース50を参照して、そのキーワードのランクを取得する。ステップS153において、ランク設定データベース51を参照して、ランク限界値を取得する。
【0063】
(b)ステップS154において、販売数がランク限界値を越えた場合は、ステップS155において、ランクの更新を行う。具体的には、キーワードデータベース50でキーワード毎に設定されたランクを更新する。
【0064】
図13は、第1の実施例において、顧客登録をしていない最初の顧客が、顧客登録を行う場合の、商取引サーバー1が表示する顧客登録処理用コンテンツの一例を示す図である。
【0065】
(a)まず、トップページのポータル画面P161を表示する。ポータル画面P161には、商品購入方法、顧客登録の方法、キーワード入力方法、システム構成等必要事項の概略説明を読む事が出来る。そして、ポータル画面P161で顧客は、商品購入を行うか、顧客登録を行うか選択する事が出来る。顧客が、未だ顧客登録をしていなければ、顧客登録を選択する。
【0066】
(b)ポータル画面P161において、顧客が顧客登録を選択した場合、ポータル画面P161から入力フォームのある顧客登録画面P162に移動(リンク)する。顧客登録画面P162において、顧客は、顧客登録に必要なデータを入力フォームのテキストボックスを用いて入力する。顧客登録画面P162において、「Cancel」ボタンB101をクリックすると、入力項目をクリアし、再び顧客登録画面P162を表示する。顧客登録画面P162において、「OK」ボタンB102をクリックすると、顧客番号画面P163へリンクする。
【0067】
図14は、第1の実施例において、顧客登録済みの顧客が、商品を購入する際の、商取引サーバー1が表示するコンテンツの一例を示す図である。
【0068】
(a)まず、トップページのポータル画面P161において、顧客が商品購入を選択した場合、入力フォームのある顧客認証画面P171へ移動(リンク)する。顧客認証画面P171で顧客は、入力フォームのテキストボックスを用いて、顧客番号とパスワードを入力する。顧客認証画面P171において、「Cancel」ボタンB103をクリックすると、入力項目をクリアし、再び顧客認証画面P171を表示する。顧客認証画面P171において、「OK」ボタンB104をクリックすると、商品名検索画面P172にリンクする。
【0069】
(b)商品名検索画面P172において、顧客は購入する商品を選択する。商品名検索画面P172において、テキストボックスに所望の商品名を入力して「検索」ボタンB105をクリックした場合、暫定商品価格提示画面P174へリンクし、検索された商品の暫定商品価格と商品情報を表示する。又、商品名検索画面P172において、おすすめ商品一覧をクリックした場合は、商品一覧画面P173に移動し、おすすめ商品一覧リストを表示する。商品一覧画面P173において、商品一覧リストの中から顧客が購入する商品を選択すると、その選択された商品に対応した商品情報画面に移動する。例えば、商品一覧画面P173において、八枚羽根リビング扇風機を選択すると、その選択された八枚羽根リビング扇風機に対応した暫定商品価格提示画面P174に移動する。暫定商品価格提示画面P174において、その八枚羽根リビング扇風機の暫定商品価格を初期値として表示する。
【0070】
(c)暫定商品価格提示画面P174において、商品の暫定商品価格(初期値)を見た顧客は、暫定商品価格提示画面P174のテキストボックスを用いて、キーワードの入力を行う。暫定商品価格提示画面P174の「OK」ボタンB106がクリックされると、入力されたキーワードに応じて、第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177,第3的中価格提示画面P178へリンクする。暫定商品価格提示画面P174において、「Cancel」ボタンB108をクリックすると、入力したキーワードがクリアされ、暫定商品価格提示画面P174を再び表示する。暫定商品価格提示画面P174において、「詳細」ボタンB107をクリックすると、商品詳細情報画面P175に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P175において、「OK」ボタンB109をクリックすると、暫定商品価格提示画面P174を再び表示する。
【0071】
(d)第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177,第3的中価格提示画面P178で、「詳細」ボタンB111、B114及びB117をクリックすると、商品詳細情報画面P175に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P175において「OK」ボタンB109をクリックすると、第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177,第3的中価格提示画面P178面を再び表示する。第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177及び第3的中価格提示画面P178面において、的中価格に同意出来なければ、それぞれの「Cancel」ボタンB112、B115及びB118をクリックすると、暫定商品価格提示画面P174を再び表示する。そして、再び暫定商品価格提示画面P174において新たなキーワードに挑戦する事が可能である。第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177及び第3的中価格提示画面P178のいずれかにおいて、その的中価格に同意した場合は、対応する的中価格提示画面の「OK」ボタンB110、B113又はB116をクリックすると、商品購入確認ダイアログ画面P179にリンクし、商品購入確認ダイアログを表示する。
【0072】
(e)商品購入確認ダイアログ画面P179において、「No」ボタンB120をクリックすると、再び、一つ前の画面である第1的中価格提示画面P176,第2的中価格提示画面P177及び第3的中価格提示画面P178のうちのいずれか一つの画面に戻る。商品購入確認ダイアログ画面P179において、「Yes」ボタンB119をクリックすると、商品購入契約が成立し、商品購入済画面P180へ移動する。
【0073】
第1の実施例においては、キーワードデータベース50及びランク設定データベース51を用いたが、人工知能的装置を備えたコンピューターを用いて、キーワードの意味に対応した販売価格を決定しても良い。
【0074】
第1の実施例においては、顧客はシステムと会話する事により、商品の値段を決める事が出来るので、より魅力的なショッピングサイトを提供する事が出来る。又、商品の購入実績の履歴に応じて商品の値段を決めるので、同じショッピングサイトで購入する事により、顧客はより安い値段で商品を購入する事が出来る。従って、ショッピングサイトの固定客を増やす事が出来る。
【0075】
また、顧客が入力したキーワードにより、顧客の関心事を知ることが出来る。これにより、特定の商品にターゲットを絞ったセールのダイレクトメールを送る等が可能になり、の広報活動に生かすことが出来る。
【0076】
このように、第1の実施例に依れば、キーワードの設定によって、商品の値引を受けられる商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。又、第1の実施例に依れば、商品購入にゲーム性を持たせる事で、集客度を上げる商取引システム及び商取引方法を提供する事が出来る。又、第1の実施例に依れば、今までの販売実績によって更に割引が受けられる商取引システム及び商取引方法を提供する事が出来る。又、第1の実施例に依れば、値引率の高い購入方法を再度利用されないように、キーワード、あるいは値引率を変更する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。又、第1の実施例に依れば、商品の在庫数・販売数などを考慮して商品の値引率を変動させ、顧客の商品購入を操作する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。
【0077】
第2の実施例
本発明の第2の実施例に係る商取引方法は、顧客が入力したキーワードの意味に依らず解析し、商品の販売価格を決定するものである。
【0078】
図15は、第2の実施例における商取引サーバー1のブロック図である。第1の実施例における商取引サーバー1のブロック図である図2と比べて、キーワードデータベースデータ入力手段47f及びランク設定データベース51を備えていない点が異なる。ここで、第2の実施例におけるキーワードデータベース50は、キーワードを機械的に解析するためのパラメータを記録するものである。又、第1の実施例と比べて、サーバー処理制御装置47における販売価格設定手段47d及び販売価格更新手段47eの各機能が異なる。具体的には、販売価格設定手段47dは、キーワードデータベース50のみの参照を行い、販売価格更新手段47eは、キーワードデータベース50の各項目を更新する手段である点が異なる。
【0079】
図16は、商品購入処理における商取引サーバー1側のフローチャートである。第1の顧客端末2a側のフローチャートは第1の実施例である図10と同様である。
【0080】
(a)まず、図10のステップS131に対応して、ステップS301において、商取引サーバー1は第1の顧客端末2aからの接続を受け付ける。
【0081】
(b)次に、ステップS132に対応して、ステップS302において、商取引サーバー1は、第1の顧客端末2aから送信された顧客番号、パスワードを受信し、ステップS303において、顧客認証手段47bにより、顧客データベース48を参照して、正当性のチェックを行う。正当でなかった場合は、ステップS138に対応して、ステップS311において、第1の顧客端末2aからの接続を切断する。正当だった場合は、ステップS304に進む。
【0082】
(c)ステップS134に対応して、ステップS304において、第1の顧客端末2aが検索する商品情報(商品の定価あるいは暫定商品価格を含む)を商品データベース48から読み出し、キーワード入力画面とともに表示する。
【0083】
(d)次に、ステップS135に対応して、ステップS305において、第1の顧客端末2aが送信したキーワードを受信する。ステップS306において、販売価格設定手段47dは、キーワードの文字コードについて解析を行う。ステップS307において、解析結果よりキーワードデータベース50を参照して、第1の顧客端末2aが検索した商品の販売価格の設定を行う。この販売価格を、ステップS308において第1の顧客端末2aに送信し、表示する。ステップS136に対応して、ステップS309において、第1の顧客端末2aは、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS135に対応して、ステップS305で、再びキーワードの受信を行う。あるいは、図示していないが、ステップS304において、商品情報の表示を行っても良い。購入する場合は、ステップS137に対応して、ステップS310において、第1の顧客端末2aから商品購入確認を受信する。
【0084】
(e)最後に、ステップS138に対応して、ステップS311において、第1の顧客端末2aとの接続を切断する。
【0085】
図17は、第2の実施例において、顧客登録済みの顧客が、商品を購入する際の、商取引サーバー1が表示するコンテンツの一例を示す図である。
【0086】
(a)まず、図13のトップページのポータル画面P161のポータル画面において、顧客が商品購入を選択した場合、入力フォームのある顧客認証画面P321へ移動(リンク)する。顧客認証画面P321で顧客は、入力フォームのテキストボックスを用いて、顧客番号とパスワードを入力する。顧客認証画面P321において、「Cancel」ボタンB301をクリックすると、入力項目をクリアし、再び顧客認証画面P321を表示する。顧客認証画面P321において、「OK」ボタンB302をクリックすると、商品名検索画面P322にリンクする。
【0087】
(b)商品名検索画面P322において、顧客は購入する商品を選択する。商品名検索画面P322において、テキストボックスに所望の商品名を入力して「検索」ボタンB303をクリックした場合、暫定商品価格提示画面P324へリンクし、検索された商品の暫定商品価格と商品情報を表示する。又、商品名検索画面P322において、おすすめ商品一覧をクリックした場合は、商品一覧画面P323に移動し、おすすめ商品一覧リストを表示する。商品一覧画面P323において、商品一覧リストの中から顧客が購入する商品を選択すると、その選択された商品に対応した商品情報画面に移動する。例えば、商品一覧画面P323において、八枚羽根リビング扇風機を選択すると、その選択された八枚羽根リビング扇風機に対応した暫定商品価格提示画面P324に移動する。暫定商品価格提示画面P324において、その八枚羽根リビング扇風機の暫定商品価格を初期値として表示する。
【0088】
(c)暫定商品価格提示画面P324において、商品の暫定商品価格(初期値)を見た顧客は、暫定商品価格提示画面P324のテキストボックスを用いて、キーワードの入力を行う。暫定商品価格提示画面P324の「OK」ボタンB304がクリックされると、入力されたキーワードに応じて、第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327,第3的中価格提示画面P328へリンクする。暫定商品価格提示画面P324において、「Cancel」ボタンB306をクリックすると、入力したキーワードがクリアされ、暫定商品価格提示画面P324を再び表示する。暫定商品価格提示画面P324において、「詳細」ボタンB305をクリックすると、商品詳細情報画面P325に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P325において、「OK」ボタンB307をクリックすると、暫定商品価格提示画面P324を再び表示する。
【0089】
(d)第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327,第3的中価格提示画面P328で、「詳細」ボタンB309、B312及びB315をクリックすると、商品詳細情報画面P325に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P325において「OK」ボタンB307をクリックすると、第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327,第3的中価格提示画面P328面を再び表示する。第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327及び第3的中価格提示画面P328面において、的中価格に同意出来なければ、それぞれの「Cancel」ボタンB310、B313及びB316をクリックすると、暫定商品価格提示画面P324を再び表示する。そして、再び暫定商品価格提示画面P324において新たなキーワードに挑戦する事が可能である。第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327及び第3的中価格提示画面P328のいずれかにおいて、その的中価格に同意した場合は、対応する的中価格提示画面の「OK」ボタンB308、B311又はB314をクリックすると、商品購入確認ダイアログ画面P329にリンクし、商品購入確認ダイアログを表示する。
【0090】
(e)商品購入確認ダイアログ画面P329において、「No」ボタンB318をクリックすると、再び、一つ前の画面である第1的中価格提示画面P326,第2的中価格提示画面P327及び第3的中価格提示画面P328のうちのいずれか一つの画面に戻る。商品購入確認ダイアログ画面P329において、「Yes」ボタンB317をクリックすると、商品購入契約が成立し、商品購入済画面P330へ移動する。
【0091】
第2の実施例においては、顧客が入力したキーワードを機械的に解析するので、顧客にはランダムにキーワードを入力しより安い価格を探すというゲーム性を持たせる事が出来る。又、第1の実施例に比べてシステムの実現が容易である利点もある。
【0092】
第2の実施例においても、第1の実施例と同様に、顧客の購入実績の履歴に依る割引を併用しても構わない。
【0093】
又、第2の実施例においても、第1の実施例と同様、値引率の高い購入方法を再度利用されないように、キーワード、あるいは値引率を変更する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を備えても構わない。
【0094】
又、顧客が入力したキーワードにより、顧客の関心事を知ることが出来る。これにより、特定の商品にターゲットを絞ったセールのダイレクトメールを送る等が可能になり、 報活動に生かすことが出来る。
【0095】
このように、第2の実施例に依れば、キーワードの設定によって、商品の値引を受けられる商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。又、第2の実施例に依れば、商品購入にゲーム性を持たせる事で、集客度を上げる商取引システム及び商取引方法を提供する事が出来る。
【0096】
第3の実施例
本発明の第3の実施例に係る商取引方法は、商取引サーバーが表示した項目からいずれか一つをキーワードとして顧客に選択させ、商品の販売価格を決定するものである。
【0097】
商取引サーバー1のブロック図は、第2の実施例と同様である。ここで、第3の実施例におけるキーワードデータベース50は、商取引サーバー1が提示する項目に応じて、値下げする金額を記録するためのものである。
【0098】
図18は、キーワードデータベース50の一例である。ここでは、商取引サーバー1が提示する項目として色の種類を例に挙げている。キーワードデータベース50は、シーケンス番号、色、割引金額等の情報を持つ。ここで、シーケンス番号は、データベースのインデックスに相当するキーである。
【0099】
図19は、商品購入処理における第1の顧客端末2a側のフローチャートである。
【0100】
(a)まず、ステップS401において、第1の顧客端末2aは商取引サーバー1に接続する。
【0101】
(b)次に、ステップS402において、第1の顧客端末2aにおいて顧客番号、パスワード等を入力する。入力された顧客情報、パスワード等は、商取引サーバー1に送信され、ステップS403において、正当性のチェックが行われる。正当でなかった場合は、ステップS408において、商取引サーバー1との接続が切断される。正当だった場合は、ステップS404に進む。
【0102】
(c)ステップS404において、第1の顧客端末2aから、購入を希望する商品の検索を行う。
【0103】
(d)次に、ステップS405において、表示された項目のうちいずれか一つを選択する。選択後、購入希望商品の販売価格が表示される。ステップS406において、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS405において、再び項目の選択を行う。あるいは、図示していないが、ステップS404において、希望商品の検索を行っても良い。購入する場合は、ステップS407において、商品購入を確認し、商取引サーバー1に送信する。
【0104】
(e)最後に、ステップS408において、商取引サーバー1との接続を切断する。
【0105】
図20は、商品購入処理における商取引サーバー1側のフローチャートである。
【0106】
(a)まず、図19のステップS401に対応して、ステップS411において、商取引サーバー1は第1の顧客端末2aからの接続を受け付ける。
【0107】
(b)次に、ステップS402に対応して、ステップS412において、商取引サーバー1は、第1の顧客端末2aから送信された顧客番号、パスワードを受信し、ステップS413において、顧客認証手段47bにより、顧客データベース48を参照して、正当性のチェックを行う。正当でなかった場合は、ステップS408に対応して、ステップS420において、第1の顧客端末2aからの接続を切断する。正当だった場合は、ステップS414に進む。
【0108】
(c)ステップS404に対応して、ステップS414において、第1の顧客端末2aが検索する商品情報(商品の定価あるいは暫定商品価格を含む)を商品データベース48から読み出し、キーワード入力画面とともに表示する。
【0109】
(d)次に、ステップS405に対応して、ステップS415において、第1の顧客端末2aが送信した項目を受信する。ステップS416において、販売価格設定手段47dは、キーワードデータベース50を参照して、第1の顧客端末2aが検索した商品の販売価格の設定を行う。設定された販売価格を、ステップS417において第1の顧客端末2aに送信し、表示する。ステップS406に対応して、ステップS418において、第1の顧客端末2aは、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS405に対応して、ステップS415で、再び項目の受信を行う。あるいは、図示していないが、ステップS414において、商品情報の表示を行っても良い。購入する場合は、ステップS407に対応して、ステップS419において、第1の顧客端末2aから商品購入確認を受信する。
【0110】
(e)最後に、ステップS408に対応して、ステップS420において、第1の顧客端末2aとの接続を切断する。
【0111】
図21は、第3の実施例において、顧客登録済みの顧客が、商品を購入する際の、商取引サーバー1が表示するコンテンツの一例を示す図である。
【0112】
(a)まず、図13のトップページのポータル画面P161のポータル画面において、顧客が商品購入を選択した場合、入力フォームのある顧客認証画面P431へ移動(リンク)する。顧客認証画面P431で顧客は、入力フォームのテキストボックスを用いて、顧客番号とパスワードを入力する。顧客認証画面P431において、「Cancel」ボタンB401をクリックすると、入力項目をクリアし、再び顧客認証画面P431を表示する。顧客認証画面P431において、「OK」ボタンB402をクリックすると、商品名検索画面P432にリンクする。
【0113】
(b)商品名検索画面P432において、顧客は購入する商品を選択する。商品名検索画面P432において、テキストボックスに所望の商品名を入力して「検索」ボタンB403をクリックした場合、暫定商品価格提示画面P434へリンクし、検索された商品の暫定商品価格と商品情報を表示する。又、商品名検索画面P432において、おすすめ商品一覧をクリックした場合は、商品一覧画面P433に移動し、おすすめ商品一覧リストを表示する。商品一覧画面P433において、商品一覧リストの中から顧客が購入する商品を選択すると、その選択された商品に対応した商品情報画面に移動する。例えば、商品一覧画面P433において、八枚羽根リビング扇風機を選択すると、その選択された八枚羽根リビング扇風機に対応した暫定商品価格提示画面P434に移動する。暫定商品価格提示画面P434において、その八枚羽根リビング扇風機の暫定商品価格を初期値として表示する。
【0114】
(c)暫定商品価格提示画面P434において、商品の暫定商品価格(初期値)を見た顧客は、暫定商品価格提示画面P434のオプションボタンより、ラッキーカラーの選択を行う。暫定商品価格提示画面P434の「OK」ボタンB406がクリックされると、青・茶・桃を選択した場合は、第1的中価格提示画面P408、赤・紫・橙・紺を選択した場合は、第2的中価格提示画面P437、緑を選択した場合は、第3的中価格提示画面P438へリンクする。暫定商品価格提示画面P434において、「Cancel」ボタンB406をクリックすると、項目の選択がクリアされ、暫定商品価格提示画面P434を再び表示する。暫定商品価格提示画面P434において、「詳細」ボタンB405をクリックすると、商品詳細情報画面P435に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P435において「OK」ボタンB407をクリックすると、暫定商品価格提示画面P434を再び表示する。
【0115】
(d)第1的中価格提示画面P436,第2的中価格提示画面P437,第3的中価格提示画面P438で、「詳細」ボタンB409、B412及びB415をクリックすると、商品詳細情報画面P435に移動し、商品の写真やサイズなどの商品の詳細情報を表示する。商品詳細情報画面P435において「OK」ボタンB407をクリックすると、第1的中価格提示画面P436,第2的中価格提示画面P437,第3的中価格提示画面P438面を再び表示する。第1的中価格提示画面P436,第2的中価格提示画面P437及び第3的中価格提示画面P438面において、的中価格に同意出来なければ、それぞれの「Cancel」ボタンB410、B413及びB416をクリックすると、暫定商品価格提示画面P434を再び表示する。そして、再び暫定商品価格提示画面P434において新たな項目の選択に挑戦する事が可能である。第1的中価格提示画面P436,第2的中価格提示画面P437及び第3的中価格提示画面P438のいずれかにおいて、その的中価格に同意した場合は、対応する的中価格提示画面の「OK」ボタンB408、B411又はB414をクリックすると、商品購入確認ダイアログ画面P439にリンクし、商品購入確認ダイアログを表示する。
【0116】
(e)商品購入確認ダイアログ画面P439において、「No」ボタンB418をクリックすると、再び、一つ前の画面である第1的中価格提示画面P436,第2的中価格提示画面P437及び第3的中価格提示画面P438のうちのいずれか一つの画面に戻る。商品購入確認ダイアログ画面P439において、「Yes」ボタンB417をクリックすると、商品購入契約が成立し、商品購入済画面P440へ移動する。
【0117】
第3の実施例においては、商取引サーバー1が表示したラッキーカラー等の項目の中から選択する事により、それぞれの候補価格提示画面P436、P437及びP438へ自動的に移動する。従って任意のキーワードを入力する第1の実施例及び第2の実施例に比べて販売価格を制御しやすい。
【0118】
又、ラッキーカラーではなく、数字、キーワード等あらゆる文字列を項目とする事が出来る。
【0119】
又、一つの項目を選択する実施例を挙げたが、いくつかの項目を選択出来るようにしても良い。この場合の表示画面は、オプションボタンではなくチェックボックスにするのが好ましい。更に、オプションボタンやチェックボックスを使用せずに、リストボックス、ドロップダウンリスト等を用いても構わない。
【0120】
又、ラッキーカラーは、顧客毎に設定しても構わない。例えば、顧客毎に予めラッキーカラーを通知しておき、その顧客の顧客番号とラッキーカラーが一致した場合のみ、大幅な値下げをすることもできる。
【0121】
又、第3の実施例においても、第1の実施例と同様、値引率の高い購入方法を再度利用されないように、キーワード、あるいは値引率を変更する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を備えても構わない。
【0122】
このように、第3の実施例に依れば、項目の選択によって、商品の値引を受けられる商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。又、第3の実施例に依れば、商品購入にゲーム性を持たせる事で、集客度を上げる商取引システム及び商取引方法を提供する事が出来る。
【0123】
第4の実施例
本発明の第4の実施例に係る商取引方法は、顧客がゲームを行い、その結果により商品の販売価格を決定するものである。
【0124】
商取引サーバー1のブロック図は、第2の実施例と同様である。ここで、第4の実施例におけるキーワードデータベース50は、顧客が行うゲームの結果に応じた割引金額を記録するためのものである。
【0125】
図22及び図23は、キーワードデータベース50の一例である。図22は、ゲームとしてルーレットを行った場合のキーワードデータベース50の例である。ルーレット場合、色が一致したかと数字したかの合計4通りの割引金額を設定する事が出来る。即ち、キーワードデータベース50は、シーケンス番号、色、数字、割引金額等の項目を持つ。又、図23は、ゲームとしてスロットを行った場合のキーワードデータベース50の例である。スロットの場合、ある基本データに対して何桁一致したかで、割引金額を決定する事が出来る。即ち、キーワードデータベース50は、シーケンス番号、基本データ、一致した桁数、割引金額等の項目を持つ。
【0126】
図24は、商品購入処理における第1の顧客端末2a側のフローチャートである。
【0127】
(a)まず、ステップS501において、第1の顧客端末2aは商取引サーバー1に接続する。
【0128】
(b)次に、ステップS502において、第1の顧客端末2aにおいて顧客番号、パスワード等を入力する。入力された顧客情報、パスワード等は、商取引サーバー1に送信され、ステップS503において、正当性のチェックが行われる。正当でなかった場合は、ステップS508において、商取引サーバー1との接続が切断される。正当だった場合は、ステップS504に進む。
【0129】
(c)ステップS504において、第1の顧客端末2aから、購入を希望する商品の検索を行う。
【0130】
(d)次に、ステップS505において、ゲームを行う。ゲーム終了後、購入希望商品の販売価格が表示される。ステップS506において、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS505において、再びゲームを行う。あるいは、図示していないが、ステップS504において、希望商品の検索を行っても良い。購入する場合は、ステップS507において、商品購入を確認し、商取引サーバー1に送信する。
【0131】
(e)最後に、ステップS508において、商取引サーバー1との接続を切断する。
【0132】
図25は、商品購入処理における商取引サーバー1側のフローチャートである。
【0133】
(a)まず、図24のステップS501に対応して、ステップS511において、商取引サーバー1は第1の顧客端末2aからの接続を受け付ける。
【0134】
(b)次に、ステップS502に対応して、ステップS512において、商取引サーバー1は、第1の顧客端末2aから送信された顧客番号、パスワードを受信し、ステップS513において、顧客認証手段47bにより、顧客データベース48を参照して、正当性のチェックを行う。正当でなかった場合は、ステップS508に対応して、ステップS522において、第1の顧客端末2aからの接続を切断する。正当だった場合は、ステップS514に進む。
【0135】
(c)ステップS504に対応して、ステップS514において、第1の顧客端末2aが検索する商品情報(商品の定価あるいは暫定商品価格を含む)を商品データベース48から読み出し、キーワード入力画面とともに表示する。
【0136】
(d)次に、ステップS515において、第1の顧客端末2aにゲーム画面の表示を行い、ステップS516においてゲームの制御を行う。ステップS505に対応して、ゲーム終了後、ステップS517においてゲーム結果を取得する。ステップS518において、販売価格設定手段47dは、キーワードデータベース50を参照して、第1の顧客端末2aが検索した商品の販売価格の設定を行う。設定された販売価格を、ステップS519において第1の顧客端末2aに送信し、表示する。ステップS506に対応して、ステップS520において、第1の顧客端末2aは、表示された販売価格で購入するか否か選択する。購入しない場合は、ステップS505に対応して、ステップS515で、ゲーム画面の表示を行う。あるいは、図示していないが、ステップS514において、商品情報の表示を行っても良い。購入する場合は、ステップS507に対応して、ステップS521において、第1の顧客端末2aから商品購入確認を受信する。
【0137】
(e)最後に、ステップS508に対応して、ステップS522において、第1の顧客端末2aとの接続を切断する。
【0138】
第4の実施例においては、より高いゲーム性を持つオンラインショッピングを提供する事が出来る。又、ゲームの代わりにクイズを行っても良い。
【0139】
又、ゲームの当たりやすさ、クイズの難易度等を調整する事により、オンラインショッピングの収支を調整する事が出来る。
【0140】
又、第4の実施例においても、第1の実施例と同様、値引率の高い購入方法を再度利用されないように、キーワード、あるいは値引率を変更する商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を備えても構わない。
【0141】
このように、第4の実施例に依れば、顧客がゲームやクイズを行う事によって、商品の値引を受けられる商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体を提供する事が出来る。又、第4の実施例に依れば、商品購入にゲーム性を持たせる事で、集客度を上げる商取引システム及び商取引方法を提供する事が出来る。
【0142】
その他の実施例
上記のように、本発明は第1乃至第4の実施例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0143】
キーワードデータベース50あるいはランク設定データベース51の項目として、割引金額あるいは販売価格を挙げたが、販売価格を算出する事が出来ればどちらの項目でも構わない。又、割引率等の項目でも構わない。
【0144】
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施例等を含む事は勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲の記載によってのみ定められるものである。
【0145】
【産業上の利用可能性】
以上のように、本発明に係る商取引システム、商取引方法及び販売価格設定データ構造を記録した記録媒体は、インターネット等のオンラインショッピングで利用することができる。オンラインショッピングサイトにおいて、価格競争に陥る事に依る過度な価格の低下を抑制出来る有用性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施例におけるシステム構成図である。
【図2】 図2は、本発明の第1の実施例における商取引サーバーのブロック図である。
【図3】 図3は、本発明の第1の実施例における顧客データベースのデータ項目及びデータの例である。
【図4】 図4は、本発明の第1の実施例における商品データベースのデータ項目及びデータの例である。
【図5】 図5は、本発明の第1の実施例におけるキーワードデータベースのデータ項目及びデータの例である。
【図6】 図6は、本発明の第1の実施例におけるランク設定データベースのデータ項目及びデータの例である。
【図7】 図7は、本発明の第1の実施例における商取引サーバーのフローチャートである。
【図8】 図8は、本発明の第1の実施例において顧客登録をする場合の顧客端末側のフローチャートである。
【図9】 図9は、本発明の第1の実施例において顧客登録をする場合の商取引サーバー側のフローチャートである。
【図10】 図10は、本発明の第1の実施例において商品購入をする場合の顧客端末側のフローチャートである。
【図11】 図11は、本発明の第1の実施例において商品購入をする場合の商取引サーバー側のフローチャートである。
【図12】 図12は、本発明の第1の実施例においてキーワードを更新する場合の商取引サーバーのフローチャートである。
【図13】 図13は、本発明の第1の実施例において顧客登録をする場合のWebページのデザインの例である。
【図14】 図14は、本発明の第1の実施例において商品購入をする場合のWebページのデザインの例である。
【図15】 図15は、本発明の第2の実施例における商取引サーバーのブロック図である。
【図16】 図16は、本発明の第2の実施例において商品購入をする場合の商取引サーバー側のフローチャートである。
【図17】 図17は、本発明の第2の実施例において商品購入をする場合のWebページのデザインの例である。
【図18】 図18は、本発明の第3の実施例におけるキーワードデータベースのデータ項目及びデータの例である。
【図19】 図19は、本発明の第3の実施例において商品購入をする場合の顧客端末側のフローチャートである。
【図20】 図20は、本発明の第3の実施例において商品購入をする場合の商取引サーバー側のフローチャートである。
【図21】 図21は、本発明の第3の実施例において商品購入をする場合のWebページのデザインの例である。
【図22】 図22は、本発明の第4の実施例におけるキーワードデータベースのデータ項目及びデータの例(ルーレットゲームの場合)である。
【図23】 図23は、本発明の第4の実施例におけるキーワードデータベースのデータ項目及びデータの例(スロットゲームの場合)である。
【図24】 図24は、本発明の第4の実施例において商品購入をする場合の顧客端末側のフローチャートである。
【図25】 図25は、本発明の第4の実施例において商品購入をする場合の商取引サーバー側のフローチャートである。

Claims (15)

  1. 商品の商品コードと、当該商品の販売価格決定基準を与えるランクと、前記商品の販売価格を記録したランク設定データベースと、
    複数のキーワード、該複数のキーワードにそれぞれ対応した前記ランクとを少なくとも記録したキーワードデータベースと、
    顧客端末に、顧客が購入する商品を選択させる受注手段と、
    前記受注手段によって前記商品が選択されると、キーワード入力画面を表示するとともに、前記ランク設定データベースを参照して、前記受注手段によって前記顧客端末が選択した商品のランクを取得し、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索し、購入希望商品について前記顧客端末から入力されたキーワードと検索された該キーワードが一致する場合、前記ランク設定データベースの販売価格を設定して前記顧客端末に表示し、
    前記顧客が前記販売価格で購入しないと選択すると、新たなキーワード入力画面を表示するとともに、前記ランク設定データベースを参照して、前記受注手段によって前記顧客端末が選択した商品のランクを取得し、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索し、購入希望商品について前記顧客端末から入力された新たなキーワードと検索された該キーワードが一致する場合、前記ランク設定データベースの新たな販売価格を設定して前記顧客端末に表示する処理を繰り返す販売価格設定手段
    とを備えることを特徴とする商取引システム。
  2. 前記商品の商品コード及び販売数の情報を持つ商品データベースを更に備え、
    前記ランク設定データベースは、当該ランクを適用する商品の販売数の最大値であるランク限界値を有し、
    前記商品データベースの前記販売数と、前記ランク設定データベースのランク限界値を比較し、前記販売数が前記ランク限界値を超えた場合、前記ランク設定データベースの販売価格を更新する販売価格更新手段
    を更に備えていることを特徴とする請求の範囲第1項記載の商取引システム。
  3. 顧客情報及び該顧客情報に対応した商品の購入履歴情報を少なくとも記録した顧客データベースを更に備えていることを特徴とする請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の商取引システム。
  4. 前記販売価格設定手段は、前記顧客データベースに記録された前記購入履歴情報を参照して前記販売価格を設定することを特徴とする請求の範囲第3項に記載の商取引システム。
  5. 商取引サーバーが、ランク設定データベースに、商品の商品コードと、当該商品の販売価格決定基準を与えるランクと、前記商品の販売価格を記録するステップと、
    前記商取引サーバーが、キーワードデータベースに、複数のキーワードと、該複数のキーワードにそれぞれ対応した前記ランクとを少なくとも記録するステップと、
    前記商取引サーバーが、顧客端末に、顧客が購入する商品を選択させるステップと、
    前記商品が選択されると、前記商取引サーバーが、キーワード入力画面を表示するステップと、
    前記商取引サーバーが、前記ランク設定データベースを参照して、前記顧客端末が選択した商品のランクを取得するステップと、
    前記商取引サーバーが、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索するステップと、
    購入希望商品について前記顧客端末から入力されたキーワードと検索された該キーワー ドが一致する場合、前記商取引サーバーが、前記ランク設定データベースの販売価格を設定して前記顧客端末に表示するステップと、
    前記顧客が前記販売価格で購入しないと選択すると、新たなキーワード入力画面を表示し、前記商取引サーバーが、前記ランク設定データベースを参照して、前記顧客端末が選択した商品のランクを取得し、前記商取引サーバーが、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索するステップと、
    購入希望商品について前記顧客端末から入力された新たなキーワードと検索された該キーワードが一致する場合、前記商取引サーバーが、前記ランク設定データベースの新たな販売価格を設定して前記顧客端末に表示するステップと、
    前記商取引サーバーが、前記販売価格で商取引処理を実行するステップ
    とを備えることを特徴とする商取引方法。
  6. 前記キーワードは、前記顧客端末から入力される文字列であることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  7. 前記キーワードは、前記商取引サーバーが提示する複数の項目から、前記顧客端末において選択されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  8. 前記キーワードは、ゲームの結果として決定され、前記ゲームは、前記商取引サーバーが前記顧客端末にゲーム画面を表示し、制御したゲームであことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  9. 前記商取引サーバーが、顧客毎に顧客番号及び認証情報を発行し、前記顧客端末に送信するステップと、
    前記商取引サーバーが、前記顧客端末に前記顧客番号及び前記認証情報を送信させ、認証するステップ
    とを更に有することを特徴とする請求の範囲第5項乃至第8項いずれか1項記載の商取引方法。
  10. 前記販売価格を設定するステップは、前記商取引サーバーが、顧客データベースに記録された前記顧客の商品の購入履歴情報を参照して実施されることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の商取引方法。
  11. 前記商取引サーバーが前記キーワードデータベースに記録するステップは、更に、前記キーワードに対応した応答文言を記録し、
    前記商取引サーバーが、前記キーワードデータベースを参照して、前記キーワードに対応した応答文言を前記顧客端末に送信するステップを更に備えることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  12. 前記商取引サーバーが前記キーワードデータベースに記録するステップは、更に、前記キーワードに対応した販売数を記録し、
    前記販売価格を設定するステップは、前記商取引サーバーが、前記商品の販売数を参照することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  13. 前記商取引サーバーが、前記ランク設定データベースに、前記ランクと、前記商品の販売価格を記録するステップにおいて、前記商取引サーバーが更に、当該ランクを適用する商品の販売数の最大値であるランク限界値を記録し、
    商品の商品コード及び販売数の情報を持つ商品データベースの前記販売数と、前記ランク設定データベースのランク限界値を比較し、前記販売数が前記ランク限界値を超えた場合、前記ランク設定データベースの販売価格を更新売価格を更新するステップを更に備えることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の商取引方法。
  14. キーワードデータベースと、商品の商品コードと、当該商品の販売価格決定基準を与えるランクと、前記商品の販売価格を記録したランク設定データベースと、顧客端末によって前記商品が選択されると、キーワード入力画面を表示するとともに、前記ランク設定データベースを参照して、前記顧客端末が選択した商品のランクを取得し、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索し、購入希望商品について前記顧客端末から入力されたキーワードと検索された該キーワードが一致する場合、前記ランク設定データベースの販売価格を設定して前記顧客端末に表示し、前記顧客が前記販売価格で購入しないと選択すると、新たなキーワード入力画面を表示するとともに、前記ランク設定データベースを参照して、前記顧客端末が選択した商品のランクを取得し、前記キーワードデータベースを参照して取得された該ランクと同一のキーワードを検索し、購入希望商品について前記顧客端末から入力された新たなキーワードと検索された該キーワードが一致する場合、前記ランク設定データベースの新たな販売価格を設定して前記顧客端末に表示する処理を繰り返す販売価格設定手段とを備えた商取引サーバーに用いるコンピュータ読取り可能なデータ構造であって、
    キーワードをキー値とし、
    前記キーに関連づけられた商品の販売価格決定基準を与える前記ランクを少なくとも含み、更に、前記販売価格基準を適用する対象商品及び応答文言のうち少なくとも一つの項目を含むレコードの集合からなるキーワードファイル
    から構成されていることを特徴とする販売価格設定データ構造を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. 前記ランクを副キー値とし、
    前記副キーに関連づけられた販売価格を少なくとも含むレコードの集合からなるランクファイル
    を更に有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載の販売価格設定データ構造を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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